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03月06日-02号

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  1. 芳賀町議会 2008-03-06
    03月06日-02号


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    平成20年  3月 定例会(第2回)          平成20年第2回芳賀町議会定例会会議録議事日程(第2号)                    平成20年3月6日(木)午前10時開議日程第1 一般質問日程第2 議案第2号 芳賀町職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について日程第3 議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第4 議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について日程第5 議案第5号 芳賀町国民健康保険財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について日程第6 議案第6号 芳賀町特別会計条例の一部改正について日程第7 議案第7号 芳賀町奨学資金貸与条例の一部改正について。日程第8 議案第8号 芳賀町放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部改正について日程第9 議案第9号 芳賀町民会館設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第10 議案第10号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の制定について日程第11 議案第11号 芳賀町体育館等の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第12 議案第12号 芳賀町運動施設の管理に関する条例の一部改正について日程第13 議案第13号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について日程第14 議案第14号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について日程第15 議案第15号 芳賀町国民健康保険条例の一部改正について日程第16 議案第16号 芳賀町後期高齢者医療に関する条例の制定について日程第17 議案第17号 芳賀町介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について日程第18 議案第18号 芳賀町工業団地管理センター設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第19 議案第19号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第20 議案第20号 芳賀町道路線の廃止について日程第21 議案第21号 芳賀町道路線の認定について日程第22 議案第22号 栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について日程第23 議案第23号 平成19年度芳賀町一般会計補正予算(第7号)日程第24 議案第24号 平成19年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第25 議案第25号 平成19年度芳賀町老人保健特別会計補正予算(第2号)日程第26 議案第26号 平成19年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第27 議案第27号 平成19年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第1号)日程第28 議案第28号 平成19年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第29号 平成19年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第30 議案第30号 平成19年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)日程第31 議案第31号 平成19年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)---------------------------------------出席議員(16名)     1番  小林一男君      2番  石川 保君     3番  増渕さつき君     4番  直井一之君     5番  小林俊夫君      6番  大根田和子君     7番  岩村治雄君      8番  杉田貞一郎君     9番  小林隆志君     10番  小林信二君    11番  大島 浩君     12番  篠崎重治君    13番  大根田哲夫君    14番  関口一夫君    15番  大林幹侑君     16番  見目 匡君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長      豊田征夫君     副町長     押久保光雄君                   総務課長・ 教育長     堀江 肇君     選挙管理    塩田昇一君                   委員会書記長 企画課長    石崎 享君     税務課長    直井良男君 住民課長    小林恵子君     環境対策課長  高野芳徳君 健康福祉課長  岡田行雄君     保育課長    阿久津英之君 農政課長    大谷津隆昭君    商工観光課長  塩沢啓一君 建設課長    青山完治君     都市計画課長  水沼秀幸君 会計管理者兼            農業委員会         直井一男君             高松 昇君 会計課長              事務局長 学校教育課長  田村一夫君     生涯学習課長  大根田周平君                   監査委員 社会体育課長  加藤和美君             柳田 博君                   事務局長---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  柳田 博君     書記      小池敬二君 書記      桑木 正君 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(見目匡君) ただいまの出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(見目匡君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(見目匡君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問の通告がありましたので、順次発言を許可いたします。--------------------------------------- △杉田貞一郎君 ○議長(見目匡君) 8番、杉田貞一郎議員、登壇願います。         〔8番 杉田貞一郎君 登壇〕 ◆8番(杉田貞一郎君) 一般質問の通告をしたところ、議長より許可が出ましたので、一般質問を行います。 私からは、商工業の振興について、学力向上についての意見をお伺いしたいと思います。 まず最初に、商工業の振興について。昨年11月にたいらや、カワチ薬品を核とした商業集積地「モテナス」がオープンし、道の駅とあわせて、商業の中心と考えているようであるが、出店についても出る勇気・出ない勇気等の話も多く聞いていますので、モテナス及び道の駅等に出店等できなかった商業者に対し、何らかの振興策を考えているのか、お聞きしたい。 町長は町内の購買率の向上を考えているようであったが、本年以降、益子町や宇都宮市清原地内に相次いで大型店舗の出店が予定されており、モテナス等だけでは購買率の向上は難しいと思う。購買率向上のためには、地元に密着した既存の商業者等が栄えなければと思うが、どのように考えるのか、お聞かせいただきたい。 工業に関しては、町長自身、地元工業者の育成も必要との考えを示しているが、中小・零細企業の多い地元業者に対して振興策は、何か考えているのかお聞かせいただきたい。確かに、町税歳入の約3分の2は、工業団地関係であるが、今後、さらにより良い町の発展のためには、地元商工業者の振興が不可欠だと思う。当然、当事者の、商工業者の自助努力は必要であるが、町商工会事務局長の経験のある町長の具体的な方策・考え方・今後の方向性をお聞きしたい。 また、振興策と同時に、後継者の育成も必要であると思う。後継者である子供たちが未来に夢を持ち、この芳賀町で住んでいくためには、地域の基盤整備をしっかりしていくことが不可欠だと思うが、方策等、何か考えているのかお聞かせいただきたい。 次に、学力向上についてお伺いいたします。 この前、発表になった全国学力テストの結果を見ると、おおむね全国の平均点を上回る成績かと思う。今、国においても義務教育のあり方について、さまざまな議論がなされているし、東京都の和田中学校では、学校・保護者・学習塾が協力し、新たな試みも行われている。中学校の基礎学習は、子供たちの未来や、その後の仕事にまで大きな影響を与えると思う。芳賀町は、すでに他市町に先駆け授業日数の増加策等を行っているが、新たに学校と協力しながら長期休暇中や放課後、土日などに基礎学力向上のための補修等を行える環境を整えることを考えてもよいかと思うが、町長はどのように考えているのか、お聞かせ願いたい。 また、小学生については、授業における習熟度別学習の推進や読書が非常に大切だと思う。各小学校では、すでに読書の時間を持ち積極的に進めているし、町としても図書司書の配置など、他の市町から比べれば進んでいると思う。しかし、今後情報館のオープンもあるので、各学校と情報館とで一体となり、子供たちの役にたったり、利用しやすい環境を整えることが必要だと思うが、町長はどのように考えているのか、お聞かせいただきたい。 以上です。 ○議長(見目匡君) 杉田貞一郎議員の質問に答弁を願います。 町長。         〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 8番、杉田貞一郎議員の質問にお答えします。 町の商工業振興対策については、従来より取り組んでおります商工会組織への助成支援、プレミアム商品券事業、後継者育成事業、本年度実施の街路灯整備事業があります。個々の事業主への支援では、中小企業振興資金事業があります。かねてから、商工会が中心となって模索検討されてきた懸案の商業集積地整備事業では、「たいらや」や「カワチ薬品」の店舗整備とともに共同店舗「モテナス」の施設整備を実施いたしました。この施設整備により、地元商業者の方々のテナント出店9店舗や委託販売事業への参加により、芳賀町の中心市街地におけるショッピングセンターが形成され、事業に参加された方々には、新たな販路拡大に取り組まれました。テナントの募集は、商工会を通じて幅広く行いましたが、ご質問のとおり、個々の事情により出店に至らなかった商業者の方々もおられるのではないかというふうに思います。 町の商業は、モテナスに限らず各個店の魅力を向上させることで町全体の魅力にもつながると思います。町がかかわる商工業振興事業は、商工会を窓口とした助成事業と商業集積地整備事業のような施設整備事業によるもの、また、過去には個々の店舗における駐車場整備補助事業等を実施されています。 今後、当面はこれまでの商工会を母体とした町支援事業が主な取り組みになると考えておりますが、商工会及び地域商業者の方々を交えた検討会を進めていくのが必要というふうに思っています。 次に、地元購買率についてですが、ご指摘のとおり、近隣市町への大型店舗の出店が予定されており、地元商業者にとっては大変厳しい状況にあります。消費者にとっては選択肢がふえることで、便利になることと思います。しかし、昨今の商品の偽装問題などでの不信感や安全に対して不安を持っているのも事実です。価格競争だけではなく、安全で安心な商品を提供していくことによって、信頼される店づくりも必要ではないかと思います。 また、少子高齢化が加速する中で、高齢者の世帯も多くなり、ひばりタクシーを利用した買い物にも限度があります。長年地域に密着した地元商店には、地域コミュニティに根づいた商業活動をお願いしたいと思っております。そうすることで、地元購買が少しでも上がっていくことを願っています。 次に、工業についてですが、海外新興国への資本流出に伴い、国内の中小零細企業にとっては大変厳しい状況にあり、ご苦労されていることと思います。町内事業者の皆様においても例外ではないというように思っています。しかしながら、品質を高め、技術力をみがくことによって、芳賀工業団地の立地企業を初め、外部へのPRにより企業同士の出会いの場ができるものと考えています。 県産業振興センター施設における各種技術研修やセミナーも開催されています。事業者の育成や技術向上にも活用できるもので、情報提供を図ってまいりたいと思います。 続いて、後継者育成についても重要な課題であると認識しています。引き続き、商工会との連携協力を図りながら支援させていただきます。そのためにも、商工業のみならず、良好な教育環境や住環境・生活環境の整備は不可欠だと思います。現在、都市計画マスタープランの見直し整備を進めておりますが、地域の課題を踏まえながら、町民の皆様との協働のもとに、「芳賀町らしい住みよい環境を目指したまちづくり」を推進し、地域に必要な基盤整備を実施したいというふうに思っています。 次の学力向上については、教育長より答弁させます。 ○議長(見目匡君) 教育長。         〔教育長 堀江 肇君 登壇〕 ◎教育長(堀江肇君) 続きまして、2番目の学力向上についてお答えいたします。 昨年4月に1964年以来、43年ぶりに実施されました全国学力・学習状況調査の結果につきましては、ご指摘のとおり、おおむね全国平均を上回る結果となりました。特に、中学校の結果は国語、数学ともに全国平均より上回っております。しかし、小学校につきましては、算数の「主として活用に関する分野」が全国平均を下回っておりますので、校長会や学力アップ委員会で研究協議の上、町内各学校の一層の指導工夫の改善や児童たちの学習意欲の喚起を推進していく所存でおります。 次に、中学生の学習や学力向上に関するご質問でありますが、授業日数につきましては、芳賀町は独自に今年度から年間授業日数を4日間の増といたしました。学習指導要領案によりますと、小学校では年間35から68時間。中学校では35時間の増となっております。授業時数の増加は、いわゆる「ゆとり教育」の反省としての措置であると捉えられるものであります。 次に、補習授業等の件でありますが、特に中学生にとりましては、人生の大きな試練である進路選択が控えておりますので、その目的が達成されるような環境を整える教育行政は、大変有意義なことであると認識しております。多くの芳賀中学生は、日常的に放課後、熱心に部活動にいそしんでおります。その熱心な練習と熱意が功を奏して、弓道の全国大会優勝、野球の少年野球関東大会優勝や陸上、ソフトテニス、駅伝の全国大会出場と、見事な活躍を列挙することができます。 こうした部活動の活躍同様、勉学においても成果を上げるべく、芳賀中学校では、文部科学省委託の「学力向上拠点形成事業」に3年間取り組み、熱心で丁寧な学習指導を実践しているわけですが、主に部活動終了後の放課後学習をより強化させるために、学習指導助手1名増員の予算を計上させていただきました。ぜひ、ご承認くだされますことをお願いする次第であります。 小学生の習熟度別学習と読書活動の推進に関してですが、習熟度別学習の範疇といたしまして、チームティーチングを実践しております。主に算数の教科で行っているわけですが、児童一人一人の学習効果が実るように注意しております。芳賀町におきましては、各小学校に学習指導助手が2名ずつ配置されておりますので、このチームティーチングは大変有効に機能しております。今般の全国学力調査の分析でも、成果があったという報告を受けております。 読書活動の推進ですが、芳賀町は、各校に図書司書助手を配置しております。全国でも先進の施策であり、後続の自治体が現れつつあるところであります。児童の年間読書数を比較しましても、格段に読書冊数が増加しております。将来、必ず人格形成上、教養の源となって、花を咲かせるものと確信しております。さらに、各学校ともボランティアの皆様の読み聞かせ活動が活発です。児童たちは熱心に耳を傾け、目を輝かせております。過日、2月18日には、東小のボランティア「おはなしたまてばこ」の皆さんに栃木県教育委員会から「平成19年度学校教育支援のボランティア感謝状」が授与されました。日ごろの誠意と熱意に満ちた活動に改めて深く感謝申し上げる次第です。 来年度から、図書司書助手は、これまでの派遣職員ではなく、芳賀町の嘱託職員として、町の総合情報館と一体になって活躍をしてもらう所存でおります。情報館と学校との有機的効率的な連携が期待できますし、児童・生徒の学習意欲の向上や情報の質的向上にも効果を発揮するものと期待しているところであります。 以上をもちまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田貞一郎議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 今、答弁がありましたけれども、再質問させていただきたいと思います。 まず、商工業の振興についての再質問なんですが、町の商工会事務局長の経験のある町長ですので、事務局長時代に感じていたことや、その当時ご自身が町のほうに要望してきたことを、今後どのような形で実現させていくのかお聞かせいただきたいし、当然ですね、事務局長から、町長という立場が変わったので、考え方等も変化しているのかと思いますけれども、事務局長当時は、商工業者の大変さをよくご承知の上、私たち地元商工業者の声を代弁してくださったと思っているんですが、その辺をまずお伺いしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) お答えいたします。 やはり、今2000年に、まちづくり基本法ですか、それが公布になりまして、大型店がどんどん出店されております。それで、大型店と競争するということは、大変難しいことだと思っております。大型店は人材も豊富ですし、資金力もある。その中で、町の商業者が生き残っていくということは、やはりそれなりに大変だと思っています。その間の中で、大型店がやらないことをやるというのが必要だと思っています。ただ、言うはやさしく、実際に行うことは難しいということで、あると思っています。やはり、消費者が買い求めるのは、大体同じ量だと思いますし、その中で、競争するわけですので、大変だというふうに思っています。 ただ、今の答弁の中でも申し上げましたように、地域においては、やはり高齢者の方が歩いて行ける範囲の商業というのも必要ではないかと思っています。それらについては、これから町でどう支援するかということですけれども、その支援についてもなかなか難しい面があります。やはり、商業者自身がやっていくことではないかというふうに思っています。その中で、研修等も商工会等に補助を出して行っています。その中で、いかに多くの研修に来てもらうことも必要だというふうに思っていますので、そういう面について、これからも補助をしていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 杉田議員。
    ◆8番(杉田貞一郎君) 先ほど答弁の中に、今もありましたけれども、商工会が母体となった、中心となった支援事業との話がありましたけれども、逆に商工会のほうから町のほうに要望等があった場合の扱いというか、取り扱いはどのように考えているのか、お聞かせください。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) どういう要望か、ちょっとわかりませんけれども、そういう内容については、検討しながら、支援していければというふうに思っております。 今、商工会に運営費として、補助しているものについては、芳賀町はほかよりも決して少ない額ではないというふうに認識しております。ただ、それは、その中でも芳賀町は商業に力を入れるということで、そういうことについては、これからも維持していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺は要望についてもよく検討していただきたいと思うんですけれども、また答弁の中に、商工会及び地域商業者の方々を交えて検討するという答弁があったと思うんですが、これはどのような形、どのようなことを考えているのか、具体的にお聞かせください。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、大規模小売店法というのが2000年に施行になりましたことで、先ほども質問の中でありましたように、やはり制限ができないわけですよね。やはり、その条件はあるかも知れませんけれども、制限ができないということで、それに生き残って行くということは、地域においてもやはり何と言いますか、どうしたらその間をぬっていけるかということだと思うんですね。例えば、高齢者の方を対象にしたものとか、商品の品揃えとか、接客とか、そういうことだというふうに思っていますので、それについては、商工会の皆さんと相談していきたいと思っております。 商工会には経営指導員というのもおりまして、そのプロがおるわけですので、そういう人材も利用していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺もどういう形になるか、形をつくっていっていただきたいと思いますけれども、また振興計画の実施計画書の中の重点プログラムの中の産業振興の中には、農業関連しか3カ年計画の中にはないと思うんです。重点のほうですよ。この辺については、農業だけでいいというか、商業に関しては重点ではないということでとらえてよろしいんですか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) そういうことでは決してありません。商業についても、議員御存じのように、たくさんの町の事業、予算をつぎ込んでおります。そういうことで、やはり、これからも十分に商業についても支援していければと思っています。 また、工業についてもですね、やはり工業団地がありまして、工業団地の未利用地があります。民有地もありますし、分譲した中でまだ操業していないというのもありますので、それらについても、いろいろな方策をとっていければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺もしっかり今後、また協議しながら、進めばと思っています。 また、町長自身が行政改革について、コスト削減だという発言がありました。確かに、最少の経費で最大の効果を生むということは必要なことだと思うんですが、そういう考え方も理解はできるんですが、例えば、いくら町の町債等をへらして、コスト削減して町の財政が向上しても町民と行政の信頼関係、及び町民に活力がなければ、町は衰退するのではないかと思うんですけれども、その活力の一つが地元商工業者の元気さにあるかなと思うのですが、その辺については、町長はどのようにお考えなのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 商工業者は、本当に元気になってもらいたいというふうに思っています。ただ競争ですよね、競争の中でどうやって生き残っていくかということだと思うんです。競争に勝つということは、自分自身も努力することであるし、魅力あるものをつくっていくことだというふうに思っていますので、それらについては、先ほど申し上げたようなことで、それは実施していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 今、当然、自助努力という部分は、私の質問の中にありましたけれども、ここは大変努力していると思いますね。その中で、やはり商工業者も一生懸命自助努力をしながら納税をしてきているわけですね。本当の納税者というか、確かに町税収入の3分の2は工業団地でありますけれども、本来でしたら、少しぐらいコストがかかっても町内業者の利用を進めるべきが行政のあるべき姿なのかなと思いますし、それは同時に、地元購買率の向上につながるというふうに思うんですけれども、その辺については、町長のお考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 町の、購入のことだと思っていますけれども、それは基本的には町内の業者から買うようにしています。ただ、財務規則もありますし、そういう規則の中で、やっていくことというふうに思っています。やはり、町内の商業者から買うというのも必要だと思うんですけれども、やはり町内の商業者の方も努力が必要ではないかというふうに思っています。やはり、議員からそういう質問がありましたけれども、また一般の方からも私のところにメール、または町政懇談会等の中で、町ではいくら高くても町で買っているのではないかという話もありました。その中で、私はそんなことは決してないと、適正な値段で買うようにしますと、そういうふうに答えをしたわけですけれども、それは、意見はいろいろあると思いますけれども、私は、やはり全体の中でやっていければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 本来ならば、そういう姿も含めて、商工業者の自助努力も含めて、なお一層のご検討をいただければと思います。 次にですね、工業関係なんですけれども、先ほど答弁の中で、県の産業振興センターの研修、セミナー等の情報を提供するということはありましたけれども、町独自として、育てるとか、育成するという意味を含めて、セミナー等の考えはないのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 町ですと、なかなか研修生が集まらないというのもありますし、やはりレベルの問題もありますので、商工会にその指導の補助金を出しておりますよね。たぶん、40万円位だったと思いますけれども、その中でやっていっていただければというふうに思っています。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 今の町でやると人が集まらないということになれば、情報を提供しても人が集まらないということで、育成にならないと思うのですが、その辺の広報の仕方とか、そういうのについてはどのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは広報とか、商工会自身も商工会としてもやっていただきたい。そんなことで、あとはホームページ、そのようなものも利用できればと思っています。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 次に、工業関係で工業団地についてお伺いしたいと思うのすが、工業団地の立地企業については、町長自身がどのように考えているのかお聞きしたいですし、工業団地については企業ですから、芳賀町において何らかのメリットがなければすぐにというか、移転等の話にもつながる。そうなってくると、税収にも影響を与えかねないというふうに思うのですが、町長自身としては、その工業団地の企業の方々、企業に対しては、また周辺の整備に関しては、どのように考えているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 工業団地の方々については、やはり芳賀町に来たというメリットを与える必要があるわけですね。その中で、今、宇都宮からの交通渋滞がありますね。そういうのをいかに解消していくかということだというように思っています。3月23日には板戸大橋が開通になります。ただ、それから先がまた一部改修になっていないし、また大塚高校も改修になっていないということで、いかにそれを早くやっていただくかということを県等にお願いしていきたいというように思っています。 それで、町でできる町道等については、これは実際に整備していこうというように思っています。 それと、企業の意見等については、私も商工観光課長と一緒に企業を訪問しまして、いろいろと話を聞いております。その中で、やはり芳賀町にも住宅地をつくってくださいというような話もありますので、それについては、これから芳賀高跡地等を活用して、住宅地にできればと思っています。 そのほかについては、やはり芳賀町というのは、非常に災害がないところで、安心だというようなことで来ているのだということもありますので、そういう優位性もあると思います。ただ、交通の何と言いますか、非常に渋滞が激しいという話も聞いていますので、それらについては、いかにこれから解消していくかということではないかと思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) また、答弁の中で各個店が魅力づくりをして向上させると。それによって、町全体のレベルアップというか、町全体の魅力づくりを図るという答弁がありましたけれども、各店舗が魅力ある店づくりをした場合に、町として各個店をPRするというか、アピールするようなことは考えているのかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) それは、これからやろうとしていることだと思っています。一様に町のブランドということもありますよね。商品についてもブランド。どこの首長もブランド、ブランドづくりと言っていますけれども、これも言っている割にはなかなかできないのが現状です。私も一生懸命やろうとしているのですけれども、なかなかブランドづくりができません。その中で、やはり、あるものの中からいい物を発見していきましょうということで、これからも会議を開くわけですけれども、その中で、やはりしっかりとPRしていくのが必要ではないかと思っています。 特に、その芳賀町の中でもおまんじゅうとか、そういうものについては、これから特産品として育て上げていければというふうに思っていますので、その辺については、ホームページ、または広報、そういうのを通じていければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) また、その安心・安全の商品の提供、今ありましたけれども、あと、魅力ある店づくりを各店がして、そういう場合、今ブランドづくりという話がありましたけれども、PRも含めてですね、町として何らかのお墨つきといってはおかしいのですが、認証制度、安心ですよ、芳賀町のものを使っていますよとか、認証制度みたいなものの導入を考えているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 検討しています。農政課と商工観光課と両方。それがいいのかどうかはちょっとわかりませんけれども、何か芳賀町特産品とか、推奨とか、それで売り上げ向上になればいいと思っていますけれども、中々それだけでいいのかということもありますけれども、それは担当課のほうにも指示しているところです。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その部分については、進めていっていただきたいなと。ぜひ進めていっていただいて、町外、県外含めてPRしていただければと思っていますので、よろしくお願いします。 次に、町長も言っていました基盤整備の部分、特に子供たちが将来、この町で働きたい、親の仕事を継ぎたいと考えたときに、やはり魅力あるまちづくりが必要だと思います。実際、モテナスの周辺では、今までの芳賀町ではないというような人もいますけれども、その後、今までの既存の商店街があった、祖母井中部・北部の部分の下水道を含めた区画整理などがまちづくりの中心になってくるのかなと思っていますけれども、町長としては今まで、地元の意見を聞いて進めるという発言がありましたけれども、町長自身としては今後どのように考えるのか、その部分についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) このまちづくりについては、ぜひとも進めたいと思っています。それで今、まちづくりの研究会を立ち上げるようにお願いしているところです。ただ、地域によっては温度差がありまして、なかなか委員さんが出ないということもありました。本来ならばもっと早くこれを立ち上げたかったわけです。その中で、どういう手法でやるかと検討していければというふうに思っています。 例えば、沿線型にするのか、南部地区のように全面改修してやるのか、それは地域に住んでいる方が選ぶことだというふうに思っています。その中で、町がリーダーシップをとって、こうやったほうがいいという人もおります。ただ、同意がやはり100%近くないと、事業を実施しても立ち往生してしまうというのがありますので、そこらのところは、地元の人がどういうふうに考えているのかということを、まず主におきたいというふうに思っています。 その中で、私がニュアンスとして感じていることは、早く下水道は、やってくださいといようなことはあります。あとは、道路の整備、そういうのもありますので、そこらのところを、これから研究会の中で先進地等を視察しながら、皆さんで決めていっていただければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 今、町長からありましたけれども、昨年10月ですか、この祖母井中部・北部の区画整理に関して、行政区ごとの座談会を行い、いろいろな意見があったと思いますし、その意見については当然、町長も目を通しているかと思うのですが、やはり今、町長から出たように、下水道だけ早くして欲しいとか、道路をして欲しいとか、南部のようにきっちりした形で商店街として残して欲しいとか、いろいろな意見が出たと思うんです。ただ、町長が言うように、住民の皆さんの意見をすべて聞いていたのでは、なかなか前へ進まない。なるべく早くやって欲しいという意見も多々あったように、私も全部出席しましたけれども、ありました。その中で、町長として具体的な案を提示して町民の方に考えてもらう、たたき台の一つにしてもらうというようなことを考えていいのかなと思っているのですが、その辺も含めて、町長はどのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) やはり、案を発表するのが、いいのかどうかというのは、迷っているところです。確かに、リーダーシップをとって、こういうふうにやるんだということも必要だと思いますけれども、やはり町が発表したために、この工事がなかなか難しくなるということも考えますので、今の考えとしては、ことしは皆さんの意向調査とか、研修会などに参加してもらって、21年には具体的な手法を決めていければと思っています。そして、22年度以降、工事の着手、そういうことで進めていければ一番いいのではないかと思っています。今年度は皆さんで勉強してもらう、そういうことを考えています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺もよく検討していただいて、できれば、やはりリーダーシップをとっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それに関連いたしまして、今、非常に祖母井だけではなくて、町の中を見ますと、今まで商店だったところが空き店舗等になっているところが非常に目立ちます。例えば、そういうものを町として借り上げて、新規事業者、企業を、新しく商売を起こすとか、そういう方々に貸すとか、いうような空き店舗対策については、町長としてはどのように考えているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) やはり、この町の中を見ても何軒か空き店舗になっているところがあります。それは、それなりに後継者がいないとか、事情があるものだというふうに思っていますので、そういう、公共施設として利用ができるかどうか、これから検討していければと思っています。ただ、今のところは、学校跡地等も利用できないというような状況もありますし、公共施設というのではなかなか難しいのかなというようには思っています。 あとは、あっせん等をして、新たな商業者が入ってくる、そういうものについては、これから商工会とともに検討していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺もしっかり検討していただければと思います。芳賀町の活力、元気のためには、やはり商工業の活力と農業者の元気、これが必要だと思っていますので、ぜひとも、町長自身がリーダーシップを発揮して、元気、活力が出るようにしていただきたいなと思っております。それを望んで、次の学力向上のほうの質問に移りたいと思います。 先ほどありましたように、中学生の補習等の場合、当然、学校の先生方の協力が必要だと思います。先生方も今非常に時代や子供たちの変化の中で、学習指導・部活動・生徒指導など大変苦労なさっているという状況の中で、新しく学習指導助手1名の増員ということが、今、答弁の中でありましたけれども、例えば1名ふやして、補習的な、補助学習的な部分で足りるのかどうか。そういう部分をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 教育長。 ◎教育長(堀江肇君) この1名増の件でございますけれども、この予算を計上させていただくまでの経緯を簡単に申しますと、中学校長と今、学習指導及び部活動等で学校経営・運営に関しまして、どういうところが一番望ましい形か、またはどういうところで苦労をしているかというような協議をさせていただき、それに関しまして、ペーパーリポートをいただきました。その中で、中学校さんとしては、特に部活動指導、これは教職員も大変、放課後、めいっぱい部活動指導、3年生の指導がありますと、次年度に向かって、1年生・2年生の指導に非常に精力を注ぎ込むと。そうした状況を勘案した場合、放課後、特に部活動を引退する3年生などを中心にしっかりした学習体制を整えて一気に、一言で言えば、高校入試に向けさせたい。そういう課題が大きいのだと。その中で、現在2名の学習指導助手が配置されているわけですが、もう1名配置されれば、学年付となって、この学年主任とともに、全クラス、放課後、しっかりとクラスを掌握して、学習指導ができるという、そういう課題を言われました。ごもっともなことだと。私としては、今度は教職員の経験といたしまして、子供たちの生きる力、それから自己実現、そういう中で、非常に重要と思われることは、どの教科も重要なんですが、特に数学と英語、この教科をしっかりと学ぶと割合、自己実現として希望する上級学校に進めることが多いというようなことが体験的にわかっておりますので、今般、その1名増は英語を担当する学習指導助手さんをお願いしたところでございます。 これから、足りる足りないについては、さらに一層中学校さんと綿密にこの提示された指導カリキュラムに対しまして、問題があるかないかを検討しながら、さらに検討させていただければと、そのように思っております。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺も学校側としっかり連携を密にとって進めていただきたいと思っております。 また、先ほども私のほうからありましたけれども、芳賀町については授業日数等は、もうすでにほかの地域に比べればふやしていますけれども、今後さらなる小・中学校の授業日数の増加や学習時間の増の部分については、どのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 教育長。 ◎教育長(堀江肇君) 新しい学習指導要領におきましても、特に小学校の1、2年生の低学年については、68時間の時間数の増加、それから中学年、高学年につきましては、35時間程度なんですが、増加というようなことが、これは一つの時代のトレンドとして、十分にとらえなければいけないと思っております。 芳賀町は4日間の授業日数の増でございますので、これで約1日、中学校で6時間とすれば24時間等の増にはなっておるんですが、この授業日数につきましては、つい最近、と申しましても約20年前後前までは、本当に年間240日前後の授業日数に比べますと今は200日を切るという授業日数でございます。本音から申しますと、しっかりもう少し授業日数がないと、基礎、基本などに関しても、本当に定着できるかという懸念はございますが、国の政策というようなこともございますので、芳賀町といたしましては、できうる限り、この授業日数、それからよりすぐれた指導方法などを研究しあって、子供たちに学習の定着が図れるようなことを進めさせていただければと。 芳賀町では学力アップ委員会というのも設置していますので、そうしたところから協議を重ねて進めさせていただければと思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺は、よく検討いただきたいと思います。 また、先ほどあった全国学力テストでも、小学生においては習熟度別学習の効果があったというような話がありましたけれども、その習熟度別学習で、これを中学校等に取り入れる考えがあるのかどうかを、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 教育長。 ◎教育長(堀江肇君) この学習指導助手さんの活躍等を含めまして、特に数学においては少人数学習等を導入しておりますので、習熟度別の授業の実態というのは、現実に実践できると。これは、当然あってしかるべきかと思っています。 私といたしましては、19年4月1日に施行させていただきました、芳賀町さわやか敏太訓というのが子育て指針がございますが、その中で、やはり杉田議員のご指摘のように、特に、子供の知力成長というところで第3章を立ち上げさせていただいておりますが、その中で、1つは、鉄は熱いうちに打て、それから教えありて類なし。そして、3つ目に書を読めば万倍の利ありと、まさにどんな時代を経てもこうした子供たちの知力の向上のためには、できるだけ早く手を打って、できるだけ丁寧に、しかもさまざまな教養を身につけさせるということが大きな子育ての重要な柱になるものと思って、中学校の指導等についても最新の注意を払っていきたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) まさに、子供たちの将来にもわたっての教育というものは、必要なものですし、やはり行政がそのような環境をつくるというのは、非常に必要だと思いますので、今後も学校側と連携をとりながら、進めていただきたいと思っています。 次に、情報館と子供たちの読書についての部分で再質問させていただきたいのですが、よく、ほかの図書館で実際に子供たちに話を聞くと、子供たちが本当に読みたい本と、ただ単に大人の思い込みというのですか、大人のほうから子供たちに読ませたい本が違うという話をよく聞きます。その辺で、これから本の購入に関して、選定などはどのようになっているのか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 生涯学習課長より答弁させます。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。 これまでの取り組みについて、最初に申し上げますけれども、最初に基本計画の中で、平成17年度の段階で、図書館としての体裁を整えるためのいろいろなカテゴリー別の図書の購入計画というのをたてて、現在まで進めております。そのほか、平成18年度には、今、議員さんがおっしゃったように、読みたい本、これがどういうふうな考えを持っているのかということで、町民満足度調査というものの中で一般図書、あるいは児童向け、CD、全般にわたって声を聞いた経過もございます。 それから、19年11月の広報にも、情報館がオープンしたときの、図書のリクエストということでどのような本が読みたいかというようなことについても広報でお知らせしているということがございます。 それから、今後の問題ですけれども、これは、4月1日から今回の議案にも上程されておりますけれども、情報館の中で検討の、そういった運営協議会というものを立ち上げて、そして、そうした多くの皆さんの声を取り入れて、そして図書の購入もしていきたいと考えております。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) せっかく、情報館に図書部門ができるわけですので、やはり多くの人が利用するには、やはり読みたい本、そういう魅力ある本が必要だと思いますので、その辺は、十分に考慮されていただきたいと思います。 また今、先ほどありましたように、各小学校の読み聞かせ等のボランティアをやってくれる方々と図書司書との連携というか、どのような形になっているのか、その部分について、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) この司書とボランティアの連携でございますけれども、これにつきましても、当初の基本計画の中で、ボランティアあるいは学習サークルですね、こういった連携は重点的に考えておりまして、今後もその強力に推進していきたいというふうに考えております。 それから、生涯学習の授業の一環といたしまして、平成16年度からこのボランティアの養成講座というふうなことも開催しておりまして、現在では約11名のボランティアの方との連携、それから、ただいま申し上げましたように、先ほど教育長からも答弁しましたように、情報館が会館したあかつきには嘱託司書として、情報館に本籍を置いて、さらにボランティアの皆さんと連携を深めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) その辺もボランティアの方々のご協力を得ながら、素晴らしい形で役に立てるようにしていただきたいなと思っています。 これは、町長にお聞きしたいのですが、先ほど東小学校のボランティアの方々が、県教育委員会から感謝状をいただいたとありました。日程的に間に合わなかったかどうか、3月の広報には掲載されていなかったと思うのですが、このように一生懸命にボランティアに取り組んでくれている方々を、広く町民に知らせると、お知らせしてこういうことをやってくださっているんだよということがあれば、ボランティアの方々も非常に励みになるし、またなお一層、一生懸命に熱心に取り組んでいただけるのではないか。また、一般の方々もこういうボランティアだったら私もできるとか、こういうボランティアだったら参加してみたいというふうに、新たに参加される方があるかと思うのですが、その辺について広報というか、広く皆さんに知っていただくためには、どのように考えているのか、町長のお考えを聞かせていただきたい。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 大変ありがたいことだというふうに思っています。町内の人材の活用のためにも、ぜひとも、こういうことには普及、啓蒙していきたいというふうに思っています。 これからは、広報またはホームページ等で皆さんにお知らせしていく。また、町でもいろいろな面で感謝をするというようなことで、ぜひとも、そういう感謝の態度も見せたいと思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) やはり、先ほども言いましたように、子供たちは芳賀町のみならず、日本の宝ですので、しっかりした学力をつけていただいて、優秀な人材に地元に残っていただけるような環境整備をしていただきたいというふうに思っておりますし、また学力向上のためには、やはり健全な体づくりというか、スポーツを通して体をつくっていかなければいけない。特に、先ほど答弁の中にもありましたように、中学校の子供たちは自分たちのためだけではなく、芳賀町という名前を背負って各種大会で頑張っていると思います。いろいろな大会で、芳賀町の名前が出るのは中学校までだと思うんです。小学校、中学校だけだと思うんです。その部分で、やはりそういうふうに頑張って、県内はもとより関東や全国に芳賀町の名前をPRしてくださっているので、スポーツや文化のほうも前例や慣例にとらわれることなく、なお一層の町のほうの協力というか支援をお願いして、私からの質問を以上で終わりにしたいと思います。 ○議長(見目匡君) これで、杉田議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。午前11時5分に再開をいたします。 △休憩 午前10時55分 △再開 午前11時04分 ○議長(見目匡君) ただいまから、会議を再開をいたします。--------------------------------------- △岩村治雄君 ○議長(見目匡君) 一般質問を続けます。 7番、岩村治雄議員、登壇願います。         〔7番 岩村治雄君 登壇〕 ◆7番(岩村治雄君) ただいま議長から許可をいただきましたので、町長の政治姿勢について、一般質問を行います。 豊田町長におかれましては、昨年の町長選挙にて、「開かれた町政で対話と協調によるまちづくり」を目指すとして、多くの町民の皆様から支持され、初当選されました。それからまもなく1年を迎えようとしていますが、町の将来について、どのような町にしていきたいのか、今、何をすべきなのか、またどのような考えをもって政策を実現していくのか、町長の考えをお伺いします。 次の点について、具体的にわかりやすい説明をお願いいたします。 1、町のビジョンについて。2、選挙公約の実現について。3、年度予算の編成について。4町長としてのリーダーシップについて。5、町長の政治倫理の考え方について。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村治雄議員の質問に答弁を願います。 町長。         〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 7番、岩村治雄議員の質問にお答えいたします。 1番目の町のビジョンですが、町民の皆様の力と町職員の力を合わせて、地域の力を育てることが町づくりだと考えています。町民の皆様には行政任せではなく、住民の皆様の自主的、主体的な活動が地域おこしとなり、活気あふれるまちづくりにつながっていくものと思います。 その町づくりの実現のための課題解決の方法には、次の5つの方法があると考えます。1つ目は、行政が解決する。2つ目は、行政主導で町民の参加を得て解決する。3つ目は、行政と町民の協働によって解決する。4つ目は、町民主体で行政が支援する。5つ目は、町民主体で解決するという形です。これらを的確に選択し、地域の課題を解決していきたいと考えています。しかし、従来の行政はほとんどが1つ目の方法できましたので、実施に当たっては新たな課題がでてくることも予想されます。町民全体で経験を積んでいくことが必要と思います。 町の未来を切り開いていくためには、私自身が先頭に立ち、町の課題に責任をもって取り組んでいくことはもとより、町の主役である町民の皆様と行政が手を携え、ともに歩むことこそがより素晴らしい町をつくっていくことにつながると私は信じています。そのため、私は町民の暮らしや経済活動など、さまざまな場面で町民の皆様と協力し合える関係を築きながら、まちづくりを進めてまいります。 人と人とのつながりを大切にしたまちづくりを進めるためには、町職員はこれまで以上に、町民に身近で信頼されなければなりません。このため、窓口を初め、町民と接するさまざまな場面で、より丁寧でわかりやすい対応を心がけるよう、職員の意識を高めてまいります。私は、「対話と協調」を町政運営の基本に据えております。対話では、町民の意見を聴くだけでなく、私自身の考えをしっかりと伝え、それぞれができることは何かを真剣に考え、実践していくことが大切です。行政の運営については、1つ目は、スピードと結果です。ややもすると、難しい課題を先送りにすることがあります。これらについてもスピードを求め、また経済効果を求めます。 2つ目は、現場主義です。課題も解決の糸口も現場にあると考えています。町民の視点を大事にし、政策に反映していかなければなりません。町政の基本となる第5次振興計画をもとに、これからも町政について明確なビジョンを示し、一つ一つ結果を出していくことで町民の皆様の負託にこたえる所存です。高齢社会に対応できるように、住みよい町・幸せな町であるために、財政的に基礎体力がある今、皆さんとともに希望を持って、芳賀町のまちづくりを前へ進めます。 次に、選挙公約の実現についてですが、私は所信表明で、町民の皆様との信頼関係のもとに、これまでの町政の成果を踏まえ、開かれた町政を展開し、町民福祉の向上に全力を尽くすことをお約束いたしました。政治姿勢として、「開かれた町政で対話と協調によるまちづくり」をモットーに掲げました。都合の悪いことや耳に痛いことも進んで聴くようにし、町民の皆様との信頼関係を大切にしたいと考えています。さまざま事務事業を行っても、信頼関係がなくては、十分な効果を期待できないからです。私は、多くの選挙公約を掲げましたが、これらもすぐにできるもの、来年度実施するもの、任期中に完成するものとに区分し、私心を捨てて、政治の原点である「公正・公平」を心がけ全力を尽くす覚悟です。今まで実施したものと年度予算に盛り込んだ主なものを掲げてみました。 町民の声を町政に反映させる施策として16地区で地区座談会を開催し、また1階の町長室で「町民対話の日」を設け、11月から7回にわたり延べ74名と対話をしました。その結果、年度予算に反映できるものは取り入れました。また、役場窓口での開庁時間を午前7時30分から午後7時まで延長し、住民サービスの向上を図っています。町職員の能力が十分発揮できる環境づくりにも力を注ぎ、私の報酬も10%引き下げました。総合情報館の機能と維持管理費の見直しについては、検討委員会を設置し、町民の文化向上に役立つ施設といたしました。入札制度の改革では、年度から条件付一般競争入札を行い、しがらみや談合などによる利権の排除や透明性を確保する仕組みをつくります。 福祉対策では、高齢者が健康で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、ふれあいタクシー「ひばり」のエリア拡大、生きがいサロンの充実を図るとともに農業者トレーニングセンターも改造し、バリアフリーの町づくりを進めます。 子供を安心して産み、働きながら安心して子育てができる環境づくりのため、妊産婦の健診等に要する費用や不妊治療費に対する助成も予定しました。保育課と学校教育課を統合し、こども育成課として一貫した子育て支援と特色ある学校教育に力を入れていきます。 芳賀町は、芳賀工業団地・芳賀高根沢工業団地に立地する企業の業績が好調に推移していることにより、健全財政が維持されていますが、行政も最少の経費で最大の効果をあげる必要があると考えています。農業・工業・商業の振興にも力を傾注していきます。 次に、3番目の年度予算編成の考え方ですが、議案の提案理由の説明の中でも申し上げましたので、簡単に予算編成における基本指針を説明いたします。 町政の基本となる「第5次振興計画」が3年目となることから、重点プロジェクトである「健康増進」「安全安心」「次世代育成」「資源循環」「活動支援」「産業支援」「生活環境」「文化芸術創造」などに積極的に取り組んでまいります。また、行財政プランに基づく、行財政運営の効率化、行政経営品質向上活動に積極的に取り組み、町民の視点に立った町民本位の行政を展開し、町民満足度の向上につながる施策を進めていきます。 財政運営上の基本方針は、国、県の動向を適切に把握するとともに、行財政改革プランに基づく改革を推進し、歳入歳出両面から財政の健全化を図るため、限られた財源の重点的・効率的な配分に徹しました。 また、後年度の住民に過重なる負担を強いることのないよう起債を抑制し、一般会計と特別会計の町債の発行は、プライマリーバランスが黒字となるようにしました。経常収支については、町税等の財源確保に取り組むとともに、経常的経費の削減を図りました。 次に、4番目の町長としてのリーダーシップですが、私は機会あるごとに庁内の各課局と協議し、必要な検討を促進してまいりました。差し迫った課題も多く、マニフェストを強く意識した中で、的確に町政運営を進めていかなければなりません。町長としての責任を改めて重く受けとめております。課題の中でも「高齢者福祉」のほか、「健康」「教育」につきましては、さまざまな分野の課題が重なり、関係課局が連携して取り組むことが必要と判断したところです。このため、町職員に対して、町を経営する者としての自覚と責任のある論議で全庁共有の方針をもって、機能的に対応していくよう、指示してまいります。 私は、町をつくりあげていくのは自治の主役である町民の意志と行政であると考えています。したがって、リーダーである私は、常に町民の皆様の目線で行動していかなければなりません。日々の暮らしは、刻々と変わってまいりますので、それに伴い、町民のニーズも多様化するものです。私は、町民の身近なところで、状況により変化する町民の感覚を感じとりながら、まちづくりの課題に的確に判断できるよう、生涯勉強との気持ちで町民と対話し、町政運営にあたりたいと考えております。 また、町政の透明性を確保するために欠かせないのが情報の共有化です。町の仕事は多岐にわたり、情報量も膨大であることから、町政の情報をわかりやすく発信するため、町民の皆様が必要とする情報やまちづくりへの関心を高める情報など、課題やテーマに応じた提供の方法を検討してまいります。私はこのようにして、町民との情報の共有化を図り、あるいは意識の共有化に努めることを通じて、まちづくりに取り組むパートナーとしての互いの役割、あり方を考えながら町政を推進してまいります。 5番目の「町長の政治倫理」についてですが、町長、副町長、教育長、町議会議員は町民の厳粛な信託を受けた地位にあることを認識し、町民全体の奉仕者として、その人格と倫理の向上に努め、常に良心にしたがい、誠実かつ公正にその職務を行うことを促し、もって清潔で民主的な町政の発展に寄与しなければならないということは言うまでもありません。倫理基準としては、町民全体の奉仕者とその品位と名誉を重んじ、次に掲げる倫理基準を遵守していくべきものと考えています。 1に、常に町民全体の利益を指針として行動するものとし、その地位を利用して、いかなる金品も授受しないこと。 2に、町が資本金等これらに準ずるものの2分の1以上を出資している法人が行う許可、認可又は請負その他の契約について、特定の企業、団体等のために、有利な取り計らいをしないこと。 3に、町職員の公正な職務執行を妨げ、または当該職員の権限もしくは地位による影響力を不正に利用するよう働きかけないこと。 4に、町長及び議員個人、または町長及び議員が役員をしている法人等が請負をすること等の禁止を定めた地方自治法の規定の趣旨を遵守し、町民に疑惑の念を生じさせるような行為をしないこと。 5に、公職選挙法、その他の選挙に関する法令を遵守し、買収、寄附、その他不正の疑惑を持たれる行為をしないこと。 6に、これらのほか、町長及び議員の品位と名誉を害し、町民の信頼を著しく損なう行為をしないことです。 以上について、私は厳正に守ってまいります。すでに、真岡市は政治倫理条例を制定しております。芳賀町においても議員等の賛同が得られましたら、勉強会を立ち上げていきたいというふうに思っております。 以上をもって、答弁とさせていただきます。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村治雄議員。 ◆7番(岩村治雄君) どうもありがとうございました。 町長のビジョンについてですが、大変地味ではありますが、町民と一緒に町民の目線で進めていくということは、大切なことで、私は高く評価したいと思っています。 しかし、その反面、少し理解しにくいところがあります。それは町長のビジョンの中で、今の町をこれからどのような方向に導いていくのか、見えてきません。政策面で豊田町政のまちづくりに対する熱い思いを具体的に聞けるものと思っていました。町長、本当はもっと言いたいことがあるのではないかと思いますが、追加でお願いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、先に議員さんには振興計画等お渡ししておりますので、その中にもあると思いますが、大きなものについて申し上げますと、平成21年度は光の道事業、これについては、やはり情報の格差というのがありまして、4つの課題を解決したいというふうに思っています。 1つは、インターネットの速度であり、もう一つは町の情報発信、それと防災無線のデジタル化、それと地上デジタルの難視聴地域の解消、こういうものを解消できればというふうに思っています。今、現在、その作業を進めておりまして、これについても特に芳賀町の基地局から離れている方については、要望がありますので、ぜひともこれは早くやりたいというふうに思っています。 また、芳賀中学校の大規模改造であります。そのほかに、芳賀高校跡地の利用、それと祖母井保育園の増設、また南高保育園の設計、庁舎のOA化などがありますので、これらについてやっていきたいと思っています。 20年度についても、やはり芳賀中学校の大規模改造、南高保育園の設計工事、水橋保育園の設計、また芳賀高跡地の造成ですね、できれば分譲まで入れればありがたいと思っております。 また、けやき台のサッカー場の照明、光の道事業も2年度に継続になるのではないかと思っています。 こんなことが主な事業でやっていければというふうに思っています。 ことしも予算が若干4.8%ほど減りましたけれども、これについては、19年度に箱物事業等がたくさんありまして、これがなかったとうことでありまして、別に必要なものについては、やってまいりました。こんなことをこれからもやっていければと思っています。振興計画については、これから事務事業評価というのを取り入れまして、必要なものについて、やっていければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) ありがとうございました。 将来のまちづくりを進めていくには、多くの地域振興策、いわゆる人口増対策とか、交流人口や歳入の増対策などを推進していくべきと思いますし、これら活性化対策は行政の大きな役割であると私は認識しております。 本町の場合は特にほかの町より有利性を求めていく必要があり、いかに魅力ある町を築き、芳賀町に住みたい、住んでよかったと言われるまちづくりが大切ではないかと思っています。 町長に3点ほどお伺いします。 1つは、座談会や対話の日を設けて、その意見を町政に反映させるとのことですが、この反映させる意見の選択はどのような形で決めているのか、お伺いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 地区の座談会については、企画課が担当しておりますので、その出た意見につきまして、全部整理いたしまして、各課に回しまして、できるものはできる、できないものはできないというようなことで対応しております。 町長対話の日については、これは総務課のほうで対応しておりますので、それも全部意見を聞きまして、その場ではこたえないで、各課で整理しまして、そしてそれに対応しております。その中で、できるもの、できないもの、町政に反映させるもの、そういうものを的確にとらえております。 一番多いというふうに思われるのは、その道路とか、介護、健康づくり、そういうものがありました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) ありがとうございました。 次ですが、現在の人口1万6,090人ですか、これを平成27年1万7,832人、想定ですが、どのように進めていくのかお聞きします。また、あわせてですが、祖母井の市街地整備と芳賀高跡地の優先順についてもあわせて伺います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 人口ですけれども、人口は御存じのように、これから減少になってきます。これは、国立社会保障人口問題研究所というのが推計をしておりますけれども、2030年にはどんどん減っていきまして、1億1,522万人、2055年には8,993万、こう予想されております。これは、いずれも出生中位、または死亡中位の推計によりますけれども、やはりこの中で人口をふやしていくというのは、どこの町長さんもがんばっているところだと思っています。やはり、ほかから来てもらわなければ人口はふえないわけですね。今の出生率を見ると、1.4を切っていますし、人口を維持するには2.08というようなことが言われておりますので、これは減っていくわけですので、やはり選ばれる町にならなければならないと思っています。 いろいろ工業団地の人たちと対話する中では、やはり教育が一番だということを言っていますね。2番目がショッピングだというふうに言っていますので、そういうものを充実していくことだというふうに思っています。人口については、やはりそういうことで、これからも選ばれる町ということにならないと、これは、「絵に描いた餅」になってしまうのではないかと思っています。 芳賀高跡地とまちづくりについては、どちらも重要でありますけれども、とりあえずは、祖母井の中部・北部につきましては、南部が終了してからというふうに考えておりますので、先ほどいいました22年ということで、芳賀高については、今、都市計画マスタープランを作成しておりますので、その中で協議を進めております。できれば、21年度には芳賀高の校舎を解体し、22年度くらいには分譲できればありがたいかなと思っています。そんなことを進めております。 以上です。
    ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) ありがとうございました。 祖母井の市街地整備については、先ほど杉田議員からもありましたので、ここで私の考え方だけ申し上げたいと思います。祖母井市街地は、昭和49年12月に人が住むところと、それから将来、整備する区域として、位置づけされております。したがって、ここに住んでいる方は、町の中で都市計画税を含めて、一番高い税金を納めているんですね。まだ、下水道も整備されていない状況を考えれば、芳賀高の跡地の整備より優先度ははるかに高いと、そのように思います。 整備を進めるには、先ほどもありましたけれども、地権者の理解は当然だと思いますが、私は整備の方向で進めていくべきだと考えております。これについては、答弁はいりません。 3点目ですが、工業団地との人事交流についてお伺いします。 工業団地からは町税の約70%の税収があり、現在の町があるということは、町民誰もが周知をしているところです。単に税法による収入ととらえるのではなく、この税収に対する理解と交流が必要ではないかと思っています。 上三川町は日産自動車所属の議員がおりまして、町政に参画しているように、芳賀町もこのような芳賀工業団地のすぐれた人材を政策アドバイザー的な役割で町に迎えることはできないかと考えています。もし、この人事交流が実現できれば、町としても町長が言う、行政は経営だろうという観点から、工業、農業、商業の連携から人口増にかかわる多くの利点と行政の活性化につながっていくと思われますが、町長の考えをお伺いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 上三川町には、町議会議員がおりますけれども、やはり日産自動車と本田技研の政治姿勢というのですかね、それは違うようです。本田技研のほうは政治には一切関与しないというような立場で行っているようです。それについては、いろいろな話の中でもそういう話をされております。 ただ、確かに本田技研というのはすばらしい人材もおりますので、そういうことができれば、可能かどうかわかりませんけれども、これから検討していければというふうに思っています。 特に、工業団地の管理センターの事務局長ですけれども、そういう経験のある方が今度入るようですので、そういう方のアドバイスも受ければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) 次に、2番目の選挙公約の実践についてですが、選挙において、多くの町民と約束したことをしっかり守っていこうとする町長の意志の強さを感じます。実現については、ぜひとも自信と自覚をもって進められるよう、期待しております。 1つだけ伺います。生活重視という公約の中で、地域ボランティアと障害者支援について、どのように考えているのか、伺います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 地域ボランティアについては、町にはたくさんの人材がいるわけですので、ぜひともその人材の活用をお願いしたいと思っております。町でもそういうものについては、ぜひとも有効に全体の活用を図ってまいります。 生涯学習課が担当ですので、そういう勉強会などもこれからやってまいります。障害者支援については、芳賀町にはけやき作業所があるわけですけれども、けやき作業所も国の制度改正の中で、大変経営が苦しいということを聞いておりますが、町でもどういう支援ができるかというようなことを、いろいろ検討しました。その中で、芳賀町は多分、半分くらいなんですね、ニーズは。その中で、その分芳賀町だけやっていいのかということもありますので、これからけやき作業所の所長さん等とも勉強を図りながら、ぜひとも支援できるものについては、支援できればというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) 非営利団体、NPOがありますが、今、各地においてまちづくりのいろいろな分野で活躍されています。この団体は、県内で約300以上ありますけれども、本町には2つの団体しかありません。今後、少子高齢化が進展する中、大きな役割を果たしてくれると思いますので、町としてもこのような団体を育成する方向で進めていただければ、大変ありがたいと思っております。 また、障害者支援においてですが、けやき作業所では現在、入所されている方の高齢化が進み、大変困っているという話も聞きました。この点についてもぜひ、思いやりの心をもって、相談に乗っていただければ幸いと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。 次に、3番目の年度予算編成についてですが、先日発表された町民満足度調査の中では、税金が町民のために健全に使われているということが重要度ナンバー1としてもっとも関心度が高く評価されていました。町長の職員時代に財政の豊田と言われたことがありましたが、町長の言う財政の基本的考え方、プライマリーバランス、つまり収入に合った支出を重視して、引き続き健全財政を目指すため、さらに行財政改革を進められるようお願いいたします。 次に、町長としてのリーダーシップですが、町トップとしてのリーダーシップは大変重要であり、町民初め職員に与える影響は大きいものと思います。まちづくりに対する発想や創造について、また各自治体間の独自性が求められていますので、よりよいリーダーシップをお願い申し上げます。私も元職員で、職員に対するリーダーシップには関心はもっています。 町長と副町長から一言ずつ伺います。 町長からは、町職員の持っている能力を向上させ、それを十分に発揮させることも大事な任務だと思っていますので、その点についてお願いいたします。 副町長からは、町長が強いリーダーシップを発揮していくには、副町長としての役割がもっとも期待されていますので、その点について、お願いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 職員には、やはり町の課題を自らの問題として考えてもらう必要があるというふうに思っております。やはり、職員は町民の皆さんの尊い税金によって給料をもらっている、そういうことを自覚してもらうことが必要ではないかというふうに思っています。そのためには、研修等もやっていきたいというふうに思っています。ただ、なかなか難しい問題として、研修などについても、ただやるから参加するという方も見受けられます。そういうことをなくして、やはり自分の問題としてやっていくことではないかと思っています。その中で、やはり町長はただやれとか、これやってくれとか、高圧的に言うのではなく、職員が自らやるような方向に持って行くのが大変必要だというふうに思っています。私がビジョンを示して、それについて皆さんの考えをいただく、そういうことにしたいと思っています。 4月になりましたら、予算も固まりますし、人事も固まりますので、そうしましたら課長に1年の仕事のスケジュール、それをどういうふうに実施していくかというようなことをやりたいと思っています。また、3月になりましたら、その結果はどうだというようなことも検証していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 副町長。 ◎副町長(押久保光雄君) お答えいたします。 副町長としての役割ということでございますけれども、基本的には町長の補佐役として、町長が進めます政策がスムーズにできますように努力していくということだと思っております。 そのためには、町長と職員のパイプ役としてコミュニケーションを図ることが大切であるというふうに考えております。コミュニケーションを深めるためには、話し合いの場を多くもって、そして話す側に立たず、できれば聞く側ということに立つことが大切であるというように考えております。いやなことを言われても、謙虚に、そして素直に受け入れることを心がけていきたいと思っております。 リーダーの回りにはイエスマンばかり置いてはいけない。自分にとって耳の痛いことを言ってくれる部下を置いていかなければならないと、よく言われております。そのような職場の環境づくりもあわせて必要ではないかと考えております。私はサブリーダーとして、ただいま申し上げましたことを常に心がけまして、努力をし、住民の皆様から信頼される組織づくりをしていきたいと、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) よろしくお願いしたいと思います。 私の意見としてですが、職員と対話により信頼関係を築くのは、それも一考ですが、時には「鬼とならねば部下動かず」ということもありますので、よろしくひとつご指導をお願いしたいと思っています。 最後に、町長の政治倫理の考え方についてですが、今、毎日のように新聞やテレビで政治と金をめぐるスキャンダル問題が報道されています。このような中、町長も議員も同様に、自ら律することが大切と考えています。豊田町長に対しては大変、ご無礼とは存じますが、町民によりいっそう信頼される透明性のある町政を目指すという意味において、法的な位置づけを考えているかどうか、お伺いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 先ほども申し上げましたように、政治倫理条例を制定している町もありますし、市もあります。これらについては、勉強していくことが必要ではないかと思っています。町長、副町長、教育長だけということでもないと思いますので、これは議員さんのほうも勉強する必要がありますので、議員さんの賛同が得られるならば、勉強して、これから法的なものについて必要があれば、設置していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) ありがとうございました。 最後に一言申し上げたいと思います。これまで、町長の政治姿勢についていろいろお伺いしましたけれども、質問が悪いせいか、思うように引き出せませんでしたので、次回にまた挑戦したいと思っております。 町長、町民と職員をよく信じて、よりよいまちづくりに向けて進めてくださるよう、お願い申し上げまして質問を終わりにします。 ありがとうございました。 ○議長(見目匡君) これで、岩村治雄議員の一般質問を終わります。 ここで、暫時休憩いたします。午後零時40分、再開いたします。 △休憩 午前11時41分 △再開 午後零時38分 ○議長(見目匡君) ただいまから会議を再開をいたします。--------------------------------------- △増渕さつき君 ○議長(見目匡君) 一般質問を続けます。 3番、増渕さつき議員、登壇願います。         〔3番 増渕さつき君 登壇〕 ◆3番(増渕さつき君) 一般質問の通告をしたところ、議長より質問の許可をいただきましたので質問させていただきます。 まず、町の環境行政について。1点目、温暖化対策「実行計画」策定について。 本年2008年から5年間の平均温室効果ガスの排出量を1990年に比べて6%削減することを義務づけた「京都議定書」の採択を受け、「地球温暖化対策推進法」が1998年に成立しました。この法律では、国や自治体に削減の実行計画の策定や公表を義務づけています。 昨年6月の新聞報道によりますと、県内の計画策定は半数の10市6町にとどまっています。環境負荷の軽減を目指し、ごみの減量化とリサイクルを柱とした循環型社会、「環の町芳賀」の「思想」を普及、実践している芳賀町が実行計画を策定していないことが不思議です。国や県から後押しされる前に、十分審議を尽くして「実行計画」を策定すべきと考えますが、今後の予定について、伺います。 次に2点目。ごみ処理施設について伺います。ことしの1月に「広域広報第1号」芳賀地区広域ごみ処理施設整備にあたってというパンフレットが配布されました。生ごみの堆肥化、古紙・アルミ缶・ビン類などの資源物回収、プラスチック類やトレイ類の回収などによって、可燃ごみを削減してきた芳賀町にはあまりに大きなごみ処理施設は不要です。パンフレットによりますと、「ごみの減量化や収集や運搬は、各構成市町の責任により実施する計画です。」とありますが、ごみの減量化こそ足並みを揃えるべきであり、ごみ減量に成功している芳賀町がトップランナーとして計画策定にリーダーシップを発揮すべきかと考えますが、いかがですか。 行政が計画する箱物はとかく大規模になりがちで、将来人口や可燃ごみ処理量の推計も右肩上がりの数字となっています。計画策定に当たっては、行政ばかりではなく、住民の参加も必要と考えますが、町長の考えを伺います。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕さつき議員の質問に答弁願います。 町長。         〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 3番、増渕さつき議員の質問にお答えします。 温暖化対策「実行計画」策定につきましてですが、昨年6月の下野新聞の報道で、県内市町の実行計画策定状況が掲載されております。この計画は、行政が行っている事務事業から発生する二酸化炭素等の温暖化物質の排出量を把握し、抑制する取り組みを計画したもので、「地球温暖化対策推進法」に対策義務が明記されております。 当町におきましても、この実行計画が、平成15年4月に策定されました。すでに実行されております。しかし、この調査が行われたときに、誤って「計画なし」と回答してしまったため、新聞に掲載されました。現在、平成18年度の各町有施設の電気使用量等の把握をしており、二酸化炭素の排出量を町のホームページ等で公表していきます。さらに、新たな削減計画を平成20年度に策定し取り組んでまいります。 次に、2番目のごみ処理施設についてお答えします。 芳賀地区広域ごみ処理施設については、国が「ダイオキシン発生防止等ガイドライン」を定めたのを受けて、県が「栃木県ごみ処理広域化計画」を平成11年に策定しました。平成14年からごみ処理の広域化について計画づくりが始まり、芳賀町としても会議の席上、ごみの減量化やリサイクルの重要性について、意見を交換してきました。この施設整備の状況につきましては、先般、全戸配布しましたパンフレットのとおりではありますが、この計画に対して、分別の種類や収集運搬方法については、各市町で行うことで進めており、現在実施している当町の減量化の取り組みや啓発事業を他市町へも提案していく必要性は認識しております。 施設規模については、芳賀地区の1市5町から排出されるごみは、真岡・二宮清掃センターとエコ・クリーン芳賀中部の2施設で処理されており、それぞれ1日あたりの能力は、真岡・二宮清掃センターが50トンの焼却炉2基で100トン、エコ・クリーン芳賀中部は25トンの焼却炉2基で50トン、2施設とも16時間運転で、合わせて1日150トンの可燃ごみを処理できる能力です。 芳賀地区ごみ処理広域化基本計画による焼却施設の能力は、ごみ排出量の実態や人口推計をもとに90トンの焼却炉2基で1日180トンと設定しました。焼却施設の処理能力は、循環型社会形成推進交付金制度の施設規模算定方法によると、稼働7年目のごみ量が基礎の数値となり、稼働日数を280日とし、1日あたりの処理能力は、対平成9年度5%減量した場合は、136トン、現状維持の場合は153トンとなります。 しかし、継続的な安全性の確保のため、180トンの能力規模としたものであります。その理由は、第一に炉の稼働期間を20年とし、後年の10年間では点検作業のほかに修理等も見込まれ、1炉でごみ全量を処理できる能力が必要となります。 第2に、現在の16時間運転の場合は、8時間の余裕がありますが、24時間連続運転の場合は、この余裕がありません。このため、稼働日数に20日程度の余裕を見込んで、260日と設定したのであります。今後、循環型社会形成推進交付金を受けるため、地域計画を策定する中で、1市5町のごみ排出量、焼却炉の保守点検や修繕作業などの運転管理等の状況、災害ごみの処理方法等を総合的に精査して、適正な処理能力の検討を進めてまいります。 なお、減量化や収集運搬ですが、各市町の合意により収集運搬、減量化対策は各市町村で行います。しかし、全体的な事項で資源物や粗大ごみ、不燃物の取り扱いなどまだ決まっていない事項もありますので、当町の事例などを紹介しながら、減量化に向けてリーダーシップをとり、進めてまいります。 いずれにいたしましても、大型炉による大量廃棄社会存続の懸念も払拭しなければなりませんし、処理施設建設費や運営費等にかかる負担金を軽減しなければなりません。これらの問題の解決のため、「大量生産・大量消費・大量廃棄」型の社会から脱却し、生産、消費、廃棄に至るまで、物質の効率的な利用やリサイクルを進めることにより、資源の消費が抑制され、環境への負荷が少ない「循環型社会」を形成することが急務になっていることは自覚しています。 我が町の循環型社会「環の町芳賀」の思想に基づき、住民の皆さんのご理解とご協力で可燃物として排出されるごみを抑制することが現在、町が果たす役割と思っています。 以上で答弁といたします。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) では、再質問ということで、させていただきます。町全体として、「環の町芳賀」のPRをしていたりとか、環境先進地としての芳賀町というのは、町のセールスポイントの一つだと思うんですね。今回、1月に配られたこの「自治栃木」の100年後の責任の中でも紙面の多くを使って、環境、ごみを出さない芳賀町についてアピールをしています。 また、生ごみ堆肥化事業においては、官民一体の取り組みということで、このことについては、全国的に知られておりまして、全国から視察に来る市町村もいらっしゃるということで、そういう意味では「環の町芳賀」は全国区なんですよ。そういうところで、この芳賀町がなぜということで、誤りだったということですけれども、19年6月5日の下野新聞に載った、早くいえば各市町が並んでいて、マル、バツが表示されていて、「芳賀町、バツ」ということで、出ているわけです。そういう、せっかくのより強いPRのチャンスを逃してしまったという、生かせなかったという面では、非常に答えた方の町の取り組みについて、自分でバツをつけるに当たって、本当に芳賀町はやっていないのだろうかという疑問が起きなかったのか。その辺の職員の資質というと、ちょっと大げさですけれども、考えてしまうわけですが、その点について、新聞に出た報道について、訂正依頼はしたのか、あるいは住民に対しての説明はしたのか、お聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 本当に、議員ご指摘のとおり、全く残念でなりません。あとの状況については、環境対策課長に答弁させますけれども、本当にこういうことになってしまって、なぜ芳賀町がこういうことをしたのかということは、本当に残念だと思っています。 あとは、環境対策課長お願いします。 ○議長(見目匡君) 環境対策課長。 ◎環境対策課長(高野芳徳君) 下野新聞に出た件につきましては、質問の趣旨の内容を"環境対策では町全体"ということで解釈したものですから、町全体の実行計画については、今のところ策定していませんので、そういうことで、ちょっと勘違いした面がありまして、バツという形になったと思います。 実際に、実行計画というのは町の事務事業、町庁舎の電気、水道、そういうものについて削減するような計画を立てるものですから、これは総務課のほうで所管してやっております。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) この実行計画と離れて、町としての危機管理として対外的な文書の町としての回答をするに当たって、一人の職員の判断で回答してしまっているのか、あるいは主管課の課長なり、あるいは総務課なりにいくような、そういった文書管理の徹底をされているのか、その辺のところをお聞きしいたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは当然、一係で回答するものではありません。課長決裁、副町長決裁、町長決裁というようになっておりまして、多分これは課長決裁で処理したのではないかと思っていますけれども、一係員が独断で回答するようなシステムにはなっておりません。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 質問の趣旨から離れてしまいますが、対外的な報告についてはあくまでも、要するに町の中では総務が責任があると思いますので、主管課から総務を経由してトップの判断で回答しているんだというシステムが必要かと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 今のところは、各課の文書については、各課で処理、町全体については総務課というようになっております。恥ずかしい話ですけれども、この文書以外にもやっているのにやっていないという文書がありました。やはり、役場として、ちゃんとしていかなければならないというふうに思っています。 やはり、職員の能力の向上ということも必要だと思っています。これについては、まだ内部で検討させてもらいたいというように思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 先ほど、環境対策課長のほうから、役場内の実行計画はできているんだというお話でしたけれども、もともとの1990年ですか、法律においては、まずは自分の役場内から実行計画をつくって、そして他の地域に広めようということだったんですが、2002年のこの改正によりますと、先ほどの地球温暖化対策推進法ですね、これを役場内で実行して、それを地域全体の総合的かつ計画的な対策を策定、実施するよう努めることという努力義務が課せられているわけですね。ですから、それについて、どのように策定していくのか、お決めになっているのでしたら教えていただきたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 町全体の計画については、現在のところ計画しておりません。これについても、これから計画していくようにしたいというふうに思っています。2007年6月号の特別号にですね、具体的な施策ということで、2010年を目標にして計画を策定しております。これについても、もう少し見直しして、前倒ししていければというふうに思っているところです。特に、資源ごみ等については茂木町などは、ほとんどゼロに近い形でやっております。芳賀町については指定団体というようなことでやっておりますが、これらについても見直すように担当のほうには申し入れております。 その中で、この具体的な施策と一緒に合わせて、町全体の計画ができていければと思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 先ほどの役場内の実行計画につきまして、このとき平成12年度の温暖化効果ガス2,202トンに対して、18年度目標排出量2,095トン、目標値5%を目指すという実行計画だったんですけれども、これは計画に対して目標値を達成したのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 総務課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 総務課長。 ◎総務課長・選挙管理委員会書記長(塩田昇一君) 細かい数字は把握しておりませんけれども、全体的には5%は達成しておりません。ただ、役場の中で電気の使用料に関していいますと、12年の実績から5%削減ということで、電気につきましては16.5%の増になっております。それから、庁舎内の可燃ごみなんですけれども、これは13.8%の減、それからコピー用紙につきましても、12年の実績に基づきまして、17年度の実績は20.8%の減ということで、これらは到達しております。ただ、全体的にはそのような数字、5%減というような数字にはなっておりません。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 先ほどの役場の実行計画については、かなり目標値が高いレベルで設定したのだと思います。ですけれども、高いレベルで設定したものの、結局、実行はできなかったということですよね。何て言うんですか、今後、国全体としてはせめてチームマイナス6%というんですか、6%削減がまずは一里塚として目標だったのが、それも到達していないということで、今後、町としての取り組み、これだけ環境の町芳賀町だということをアピールしていながら、実際、到達していないというのは、やり方がちょっと、例えば報告義務とか、そういうものについて毎回、毎回、ひと月ごとの報告をして、みんなの気を引き締めるとか、そういう順序だったものが足りなかったのではないかと思われますが、その辺のところはどうお考えでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) やはり、確かに数値の管理をしていなかったということがあります。そして、管理をしていないのだから、これからどうするかということが必要だというふうに思っています。それらについても、これから実施していくようにいたします。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 今後、町の役場の取り組みだけでなくて、住民とか、事業所とか、そういった連携して取り組みを展開する必要があると思うのですけれども、先ごろ、2月25日のこれも下野新聞の記事で、栃木市が環境づくり市民会議ということで、CO2削減行動計画という記事が載っています。住民を巻き込んだ形で、実際にやれるところからやっていくことが必要かと思いますけれども、町の取り組みとして、住民との協働という形で、どういった方々を巻き込んで、このCO2削減に向けて計画を策定していくか、何か考えがおありでしたらお聞かせください。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) やはり、全体的には今のところ考えているのは、地域公民館長さん、行政連絡員さん、そのほかに委員を委嘱するかどうかについては今後、検討していきたいと思いますけれども、そういうふうな形で、町民を含めて全町一緒にやっていくことが必要だというふうに思っています。これらについても、よく担当課の中で検討させ、今度、庁議等で決定していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 芳賀町には、環の町芳賀推進会議というのがあるんですね。環境対策課をフォローアップするような集まりなんですけれども、平成16年度にはごみのルールブックをつくって、ごみの分別事典をつくりました。平成17年度には、環の町芳賀推進会議のメンバーが母体となって、いろいろなところから公募も含めたところで、芳賀町一般廃棄物処理基本計画も策定しています。やはり、意欲のある人、例えば、全町民に呼びかけるのも当然必要ですけれども、ごみに対して熱意を持っている人、そういう人たちを含めたところでやっていかないと、いつの間にか自分の前から消えてしまえばいいという程度の感覚の人たちが集まって策定しても、実際に実のある実行計画にはならないと思うんですね。環の町芳賀の推進会議についても、その取り組みというのが、ここ2年ぐらいの間で一度も会議も開かれておりませんし、環境に対しての町の取り組みというのが、トーンダウンしているのではないかという気がしてならないんですけれども、そこのところは、どうお考えでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 意欲のある人でやることが全く必要だというふうに思っています。やはり、課としては環境対策課というふうに名前をつけて実践しているわけです。多分、郡内でも環境対策課というのを、特に名前をあげてやっているところは少ないと思っています。そういうことで、一生懸命やろうというふうにしているわけですけれども、やっていかなかった面がありますので、これからぜひともやっていくようにいたします。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) ぜひとも、そういった意欲を持った方々の発掘といいますか、呼び起こしというか、お願いしたいかと思います。 次に、ごみ処理施設についてなんですけれども、まだ決まっていない段階でというところはあるんですけれども、まずこの広報1号のところで、人口とごみ処理量の推計、人口と推計のもとに、規模というのが決まっていくと思うのですけれども、昨年の12月1日現在の県人口というのは、芳賀郡の合計で15万2,612人なんですね。ですけれども、この将来人口については、平成28年度、10年後の将来人口15万7,564人、今よりも5,000人ばかりふえるという推定になっています。 また、ごみの量についても今よりもふえるという形で、処理量を推計しています。先ほどの町長の話ですと、何か点検とか、そういうことがあった場合に、ある程度の余裕がないと、ということで、少し多めの余裕を見て、処理施設の規模を考えているということですけれども、将来人口が減っていくということは明らかなわけですし、これからごみ減量について、皆さん取り組んでいくわけなので、この推計についてもう少し、みんなで練った形で本当に必要な量というのはどういうものかということを考える必要があるかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 全くそのとおりだというふうに思っています。各町村でもごみの減量化に励んでいるところです。励んでいない町村も1市5町の中にはありますけれども、北部4町については、みなごみ減量化をしています。その中で、ごみの負担金についても、ごみの排出量によって決めようかという話もあります。ただ、いろいろこれについても、これから議論をして決めていく必要があるのではないかというふうに思っていますけれども、そんな中で、確かに将来人口についても15万7,000人というようなことで想定していますけれども、人口は減っていく、どこの町村の振興計画についても、やはり、なかなか減っていくということは表示しにくくて、現状維持かふえるようなことになっていますけれども、現実的には減っていくものですから、やはりこれから市町村長会議等もありますので、その中で、これからこの中で精査していければというふうに思っています。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) それと、ごみ焼却施設なんですけれども、真岡二宮清掃センターと中部環境のエコ・クリーン芳賀中部のごみ処理施設では、かなり規模といいますか、要するにごみの量について、二宮と芳賀町、同じくらいの人口にあるにもかかわらず、ごみの割合が二宮が10.92%、芳賀町が6.69%、要するに真岡、二宮だけで66.68%、ほとんど7割弱ですが、7割弱が可燃ごみを出しているんですね、真岡、二宮だけで。で、4町は結局、ごみ減量について取り組み方が強いですから、4町であるにもかかわらず3割強なんですよ。そういうところが一緒になることで、私たちとしては、ごみを出す焼却施設をつくるに当たって、易きに流れるのではないかという心配があるわけです。要するに、これだけごみ減量に取り組んできたのに、燃やすところがいっぱいあるからいいやということで、今までの取り組みが水の泡になってしまうのではないかという心配があります。その辺のところ、すりあわせといいますか、片やごみ減量について、焼却施設として優等生のごみ施設と、早く言えば1989年につくられた老朽化して待ったなしの真岡、二宮の焼却施設と同じレベルでは話し合えないのではないか。もっと、リーダーシップをとるべくは、この中部環境の構成をされている4町ではないかという気がしますが、いかがでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 確かに、数字的に見て二宮などはあまり減量化をしておりません。芳賀町は減量化しております。そういう中で、施設を小さくするというのは減量化が一番であるというふうに思っていますので、やはりごみ減量化をしていない町村については、ごみ減量化をするように勧めたいというふうに思っています。 あと施設についてもいろいろありまして、これも現在のところ180トンというふうになっておりますけれども、これは、少なくするような方向で進めるのではないかと思っています。そういう話で、この間の市町村長の会議でも話しを進めてまいりました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 建設費についても、例えば宇都宮にあります茂原のクリーンパーク、これは平成13年3月に竣工されたわけですけれども223億円、とてつもない金額がかかっているわけですね。炉は130トンの3炉あるわけです。中部環境は平成7年3月に竣工されましたけれども、これも26億かかっているわけですね。粗大ごみの処理施設は別に21億かかっていますので、大体46億円。今回、新しくつくられようとしている芳賀の広域のごみ処理施設なんですが、まだその時点では、2002年の計画時点ではおおむね130億円ぐらいの建設費ではないかということが言われています。結局、それだけの大きな予算を使って、25年しかもたないわけですよね。また25年たったら、新しいものをつくるということで、やはり、住民の大きな税金を投下してつくるものですので、そこのところの、本当に真に必要なものというところの緊迫感というか、そういうところをいくら国の補助金があるとか、そういうことがあるかも知れないけれども、やはり住民の税金を使うということで、もっと真にごみ減量に対して熱い思いをもって考えていただかなければいけないと思うのですが、その辺のところ予算的な規模については、どういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 確かに尊い税金を使うわけですので、やはり、少ない予算で行うことが必要だというふうに思っています。これらについても、これから機種の選定等もありますし、いろいろな地元の折衝もありますので、その中でこれから検討して、少しでも少ない予算で行うようにしたいと思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 予算の分担については、考え方によっては昼間人口を基礎にするという考え方もあるようなんですね。そうしますと、芳賀町にとってはとても不利になるわけですよ。芳賀は予算的にゆとりがあるのだから、いいのではないかというふうな圧力もかかるかも知れませんが、ぜひとも、ごみの排出量によって負担を考える。そうすれば、それぞれの市町においてもごみの排出の削減について、真剣に考えるのではないかと思うのですが、その辺のところ、例えば負担割合について、どういった方向にいくのかどうかということまでは見えてきているのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 基本的にはごみの排出量というようなことで進めています。ただ、それだけでいいのかという話もあります。人口もある程度、均等割り的なものを加味したほうがいいのではないかということもありますので、これからその内容を精査していくことであります。 それについては担当課長、また副町長で案をつくって進めるというような方向に確認されました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 広域のごみ処理施設がつくられたとして、今ある中部環境のごみ処理施設なんですけれども、もちろんこれは解体していくことになると思うのですが、解体について、どのようにしていくとかいう案は決まっていますか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) まだ、正式には決まっておりません。当然、解体していくことだというふうに思っています。中部環境については、そのほかにも芳賀町にも最終処分場の予定地もありますし、そういうことについてもまだ決まっておりません。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 国の焼却施設の広域化ということで一つにしなくてはならないという国の方針のもとにこういうことができているんですけれども、中部環境にあっても平成7年ですから、まだ13年しかたっていないわけで、一応15年規模で建てたとはいうものの、ダイオキシンレベルとしては十分クリアしている施設なわけですよね。ですから本来ならば、あるものを使ってというのが、本来のあるべき姿かと思うのですが、例えば、中部環境を解体するに当たって、つくったぐらいのお金がかかっていくものでしょうか、大体どのくらいかかるかというのはおわかりですか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) まだそれについては、積算しておりませんので、わかりません。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) それと、粗大ごみの処理施設も中部環境にございますが、これも解体してすべて1市5町の広域になるのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) そのような計画です。益子の処理場をつくるに当たって、もう21年かその辺で、実際の計画の期限が切れているんですね。再度、地権者と話し合って延長するような話にしたいというようなことです。真岡の堀内地区につくるその処理場をいろいろ計画しておりますけれども、地権者等の話がまだ決まっておりませんで、そちらも延びるのではないかという予想です。あと何年か延びるかというのは、あまり言えない状況ですけれども、益子の中部環境衛生事務組合については、もっと延ばして使うような計画にして、こちらの4町としては考えています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) いずれにしましても、先ほども申しましたように、2つの地域の処理施設が一本化していくわけですから、くれぐれも易きに流れることのないように、ごみ減量化ということで、住民一体となってやっている芳賀町の取り組みをぜひとも基準として、皆さんでごみ減量に取り組んでいただきたいと思います。 以上で、一般質問を終わりにします。 ○議長(見目匡君) これで、増渕さつき議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △石川保君 ○議長(見目匡君) 一般質問を続けます。 2番、石川保議員、登壇願います。         〔2番 石川 保君 登壇〕 ◆2番(石川保君) 一般質問の通告をしたところ、ただいま議長より許可をいただいたので、一般質問を行います。 後期高齢者医療制度について。平成20年4月からスタートする後期高齢者医療制度は高齢者にとって大変厳しい内容になっています。政府は少子高齢化に伴う老人医療費が増大する中、現役世代と高齢者世代の負担の不公平さがあると指摘しています。政府は医療費適正化を推進していくため、健康保険法等の一部を改正する法律を通しました。そして、広域連合を設立し準備をしているところだと思われます。 物価が高騰し、保険料が上がり、高齢者にとって、さらに年金所得の目減りは生活費の直接的圧迫であり、社会的弱者にとって厳しい内容になっております。芳賀町はこれを受け、今後高齢者の負担をどのように受けとめ、現役世代の国民健康保険税の確立と、高齢者の生活費のさらなる圧迫にどのような対応策があるのか、お聞かせ願います。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員の質問に答弁願います。 町長。         〔町長 豊田征夫君 登壇〕
    ◎町長(豊田征夫君) 2番、石川保議員の質問にお答えいたします。 平成20年4月から現在の老人保健制度が「後期高齢者医療制度」にかわります。急速な少子高齢化が進み、高齢者の医療費がふえる中で、現役世代と高齢者世代の負担を明確にし、公平でわかりやすい制度とするため、75歳(一定の障害のある方は65歳)以上の人を対象に、新たに後期高齢者医療制度が創設されました。 制度の運営を行いますのは、県下31市町で構成される栃木県後期高齢者医療広域連合であります。これまでは、老人保健制度として75歳以上の人の医療費を公費等で負担してきましたが、75歳以上の人が負担する保険料や公費等で医療費をまかなうことになります。国民健康保険では、加入している家族の分を世帯主がまとめて納めていますが、制度では加入者一人一人が保険料を納めることになります。また、社会保険等の被扶養者で保険料の負担がなかった人は、新たに保険料を負担することになります。 栃木県の平成17年度の1人当たりの老人医療費は71万2,753円で、全国平均より約11万円少ないことから、栃木県の保険料は、全国平均より下回る額で定められました。保険料は、均等割額が3万7,800円と、所得割額として基礎控除後の総所得金額に7.14%を乗じた額の合算額で、年額50万円を上限に定められました。所得の低い人については、世帯の合計所得が基準額を超えない場合は、均等割額の軽減措置があります。現在、芳賀町の75歳以上の人口は、約2,200人。このうち、社会保険等の被扶養者の人は約700人と見込んでおります。 また、所得により保険料が軽減される措置が設けられますが、軽減措置を受けられる人は、約500人を見込んでおります。この制度のスタートによって、およそ7割弱の75歳以上の高齢者の人は負担増になる見込みです。公的年金等の収入を例として保険料を算定してみると、負担が軽減される人もおります。例えば、単身一人世帯で公的年金等の収入が79万円の人は均等割が7割減額され、年額1万1,300円の保険料となります。国民健康保険加入で同じ収入で算定いたしますと、6割軽減に該当し、年額1万9,200円の国保となり、後期高齢者医療保険料のほうが年額で7,900円ほど安くなります。このようにして、算定してみますと、後期高齢者医療制度の加入者のみの世帯では、今まで納めていた国保税と比較して、負担が軽くなります。 また、後期高齢者医療制度の加入者が固定資産税を納めている場合は、国保税の算定では、固定資産税額の40%が加算されますので、その額によっては後期高齢者医療保険料の負担が軽くなることもあります。いずれにしましても、加入者個々の所得、世帯主の所得によって算定されておりますので、負担増になる人もいれば、負担減になる人もおります。ただ、申し上げましたように、75歳の人全員が負担増ということではないので、「高齢者の生活の支援」というのは、大変難しい問題ではないかというふうに思います。 私は、高齢者個別の生活支援ではなく、町全体の高齢者福祉の向上を推進していきたいと考えています。 以上をもって、答弁といたします。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) 医療費適正化を総合的に推進していくとともに、医療費制度を高齢者世代と現役世代の負担を明確にし、公平でわかりやすいものとするために、75歳以上の高齢者等、またそこに含まれる障害者1級から2級ですね、受けられる65歳から74歳も含まれますが、対象として独立した後期高齢者医療制度が平成20年度から創設されることになります。脳梗塞で倒れ障害が残って療養が必要な方、また対象で、好きで倒れたわけでなく、また不摂生による病気により健康に留意しなかったからといって、病気やけがをするものではないと思いますが、だからこそ、本来年をとると、けがもするし病気にもなるから、確固たる医療制度があり、安心して老後の生活を守ってもらえるという国であってほしいと思うわけですが、どうもこの後期高齢者医療制度は、老後に不安を感じ逆行していると思いますが、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは国のほうの施策でありまして、やはり後期高齢者の人の医療費をどうするかというのが発端だというふうに思っています。若い人は大体、4分の1から5分の1が医療費だと言われています。その若い人の分の保険も共倒れになってしまう。そういうようなことでこれができたのだというふうに思っています。ただ、負担について、いろいろご論議のあるところだというふうに思っていますので、これらについても国のほうで適宜改正していくというような動きもありますので、皆さんの意見を国のほうにあげていければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員。 ◆2番(石川保君) 高齢者の人口についてですね、町長、おおざっぱにお答えいただきましたが、もうちょっと正確にお答えいただければと思うのですが、75歳以上の対象になる方ですね、何人いらっしゃるか。また、65歳以上74歳までの障害として対象となる方、また7割軽減になる方、5割軽減になる方、2割軽減になる方、それぞれ人数、何人おられるかお聞きしたいんですが。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) 75歳以上の方は、平成20年度見込みといたしまして、現在2,220名と見ています。そのうちに軽減になる方ですね、こちらが2割軽減の方は約370名、16%くらいですね。5割軽減の方は72名、7割軽減の方は67名、計510名の方が軽減措置に値すると見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員。 ◆2番(石川保君) 今、説明のあったとおりだと思うのですが、したがって、およそ2,220人の高齢者の方に対して、510人の方が軽減の対象になると。軽減の対象にならない方が、差し引き1,710人前後ですね、がいるということですね。逆に言えば、1,710人の方は、所得に応じ、均等割が3万7,800円、それからプラス所得割を年金から天引きをされるということで間違いないわけですよね。国民年金の方は、保険料の凍結というのがありますけれども、国民年金だけの方は4月から即対象になるわけですよね。その確認をしたいんです。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) 社会保険などの被扶養者の方、この方が凍結されるということで、その方たちは6カ月凍結ですので、10月以降からになります。それ以外の方に対しましては、4月から課税ということになります。 以上でございます。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員。 ◆2番(石川保君) 今、お答えのとおり、国民年金のみの方もたくさんいらっしゃると思うんですね。そういう方々は当然、年金の額も少ないと思うんですね。40万とか、50万とか、そういった数字だと思うんですが、そういった方々がいきなり平成20年4月、もうまもなくですけれども、偶数月ですから、4月から天引きされるということになるわけですね。芳賀町における後期高齢者全体の年にどのくらい徴収見込みがあるのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) 保険料の徴収のことでございますか。徴収金額まではちょっと見込んでおりませんが、現在、国民健康保険税で言いますと、ちょっと数字では言えないんですけれども、高齢者の方のほうが徴収率のほうはよくなっております。 以上です。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員。 ◆2番(石川保君) 徴収の金額については、あとでお願いしたいと思うのですが、医療費の公費の負担割というのは、ご承知のように医療給付費、公費が12分の4、それから都道府県が12分の1、市町村が12分の1で、全体で5割を負担をすると。残りの5割をいわゆる現役世代がそのうち4割を負担して、残りの1割が高齢者世代が負担をするというふうに伺っております。それで、例えば年金収入が120万円以上で330万未満の方ですね、基礎控除が33万円あります。それから120万円の基礎控除があるという、そういう計算式があるのですが、控除額で合計153万円という計算になると思うのですが、つまりそこにプラス所得割というのは、例えば、今言ったように253万の年金所得の方だとすると、控除額は今言ったとおり153万円ですから、残り100万円、その100万円に対して、先ほど町長が言われたとおり、7.14%掛けますから、7万1,400円という数字が出てきます。これが所得割のプラスアルファになるわけですね。先ほどの均等割と足しますと10万9,200円。先ほども言いましたように、年金が120万円から330万円の間の方は、例えば10万9,200円という数字がその前後の数字が出てくるというふうに言えると思います。 例えを申し上げればきりがないのですが、世帯主であったり、扶養家族だったり、所得によって大変複雑で、わかりにくいんですね。さらに例えれば、配偶者が75歳になると、扶養であったとしても配偶者は後期高齢者制度に入りますから、平均で、これはおおざっぱですが、月6,200円、そこに介護保険がそもそもありますから、月々約1万円の負担になるというのが、おおよその見方なんですが、あまりにおおざっぱな数字で申し訳ないのですが、さらにですね、年18万円以下の高齢者の方も容赦なく保険料をとると。また、無年金者、この無年金者の中には二通りあると思うんですけれども、払うに払えなくて、年金を積み立てることができなくて、無年金になった方と、所得があるにもかかわらず、払わないで無年金者になっていると、そういう二通りあると思うのですが、どちらにしても徴収をすると、そういうことです。滞納した場合は資格証明書の発行停止という、そういうルールになっておりますから、場合によっては、そういう資格証明書の発行が停止になると、保険料が全額負担、医者にかかったとき全額負担ということになるわけです。 そういう意味で高齢者に多大なる負担が4月から制度としてスタートしますが、そこで、高齢者の負担を思ってですね、均等を図るというのはいかがなものかと。それを適正化というのかどうか、それを地方行政・地方分権という立場から、芳賀町の高齢者に対する生命の尊厳をですね、どのようにお考えか、どう思われるか。また、後期高齢者医療制度そのものに問題があるのではないか。医療の充実ではなくて、本来は医療の充実でなくてはいけないのですけれども、そもそも医療費の抑制が目的であって、公費負担の軽減であると思いますが、町長はいかが思われますか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、国のほうでつくった制度でありまして、町村がこれをどうするかということですけれども、この保険料を町費で納めてあげると。そういう方法については、やはり芳賀町もいろいろな独自の施策をやっておりますけれども、それについて、これからやっていくかどうかについては、今のところ町費で負担するということについては考えておりません。 制度については、やはり広域連合でこれからもやっていくことでありますので、その中で議論していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 副町長。 ◎副町長(押久保光雄君) 先ほどの保険料の額なんですが、年金から天引きします特別徴収につきましては9,331万7,000円、それから普通徴収ということで725万8,000円、合わせまして1億57万5,000円ということで、20年度の当初予算に見込んでおります。 以上です。 ○議長(見目匡君) 2番、石川保議員。 ◆2番(石川保君) これは、後期高齢者医療制度ができて、年金から天引きをするんですが、年金以外の普通徴収もありますけれども、これは明細書というのは発行されるんでしょうか。また、個人に郵送されるんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) ご説明申し上げます。広域連合のほうで実施する事務になるんですけれども、町のほうから発送するようになります。保険料の明細書と領収書も発行になると思います。ただ、年金から引かれる方については、どういう形で出るのかというのは、はっきり申し上げられないのですけれども、お一人お一人に領収証が出ることは間違いございません。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) これだけ、内容的な大改革の割には、この広域連合が出している、また町が出しているパンフレットを見ただけではなかなか内容がわからないと思うんです。広域と町が出しているのは、こういったパンフレットだと思うのですが、これを見た限りで、どうも私は理解でいないんですが、内容が複雑で非常にわかりにくいと思います。町長、いかがですか。広域連合と町はPR活動に、こういった改正に対して、特に75歳以上の方々にどれだけ説明がされているのか、また芳賀町はどのようなPR活動をしたのか、説明をいただきたいのですが。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) PR活動については、住民課のほうで、何度か座談会などに行ってやっておりました。あとは、御存じのように広報に掲載した。そういうようなことです。細かいことについては、住民課長より答弁させます。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) ご説明申し上げます。 後期高齢者医療制度の運営主体は栃木県後期高齢者医療広域連合になりますが、芳賀町では、19年5月から老人クラブの総会での説明に始まりまして、地域座談会や出前講座、町内診療機関へのポスターやパンフレットの設置、福祉まつりや町民祭での説明コーナーの設置など。また、平成19年8月号と20年1月号の広報紙への掲載、先ほど議員さんがお持ちになられましたパンフレットなんですが、そちらは行政連絡委員さんを通じて、各家庭のお知らせとして配布しております。こちらのパンフレットなんですが、これは広域連合からは2,000枚しか配布されませんでした。それでは足りないということで、町のほうで増刷をいたしまして、残り3,000枚のほう、各戸配布ということでさせていただきました。 それから、ことしの2月に入りまして、対象者への個人通知ということで、周知を進めてきたところでございます。最近は、皆さんに関心をもっていただけるようになりまして、窓口にも試算をしてほしいという方が多数、見受けられるようになりました。これからも、お一人お一人にわかっていただけるように、窓口のほうから、また出前講座等で話し合いを進めていきたいと思います。説明なども積極的に進めていきたいと思いますので、議員さん方からのお口添えなどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) 住民課の方も努力されて、説明はされているとは思いますが、まだまだほんの一部であるというふうに伺っております。今のところは、説明の要望といいますか希望がない限りは、そこに説明には伺っていないというようなふうには聞いております。 そうではなくて、介護保険のように集落単位、公民館単位で、そういった内容の説明をしっかりと私はすべきだと思うのですが、その辺はいかがですか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 趣旨決定されなければ、うまく機能しないということがありますので、それについては、これから検討して説明会ができるような方法でやっていければというふうに思っています。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) ただいまのお話なんですが、出前講座のほうは申し出がありましたところの会場に出向いて説明に伺ったんですが、町内の座談会ですね、大字の座談会につきましては、要望はなかったんですけれども、こちらから出向いて説明した経緯がございます。そちらは13会場になります。それと、町内の診療機関のほうは18カ所あるのですが、そちらにはパンフレットの設置をしていただいたり、ポスターを掲示していただいておりますが、これからもそのような形でどんどん進めていきたいと思っています。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) どうぞその辺のところは、もっと積極的にPR活動をしっかりやっていただきたいと思います。 そこで、私は支援の必要性があるのではないかと思うのですが、物価高騰、介護保険、そして新たに後期高齢者医療制度に伴う負担というものがあります。その所得の目減りですね、生活費の圧迫と、芳賀町はこういった高齢者に対して、せめて何らかの支援策があるのかどうか、お伺いをしたいと思います。ひばりタクシーなどの活用した支援策も一つかと思いますが、75歳以上の高齢者は買い物、また病院に行くにしても交通手段がないという方が多いとおわかりいただけると思うのですが、ひばりタクシーについての無料化、もしくは割引券を発行するとか、そういった支援策のお考えをいただきたいと思うのですが、町長のお考えをお願いいたします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) ひばりタクシーは栃木県内でただ一つの運行でありまして、約2,200万円ぐらい助成して商工会で運営してもらっているわけです。今、300円ですけれども、実際の原価は600円強ぐらいになると思うんです。ですので、そういうこともあろうかと思いますけれども、現在のところは、そういうひばりタクシーの割引券、または無料化というものは考えておりません。その他のものについては、これから検討していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) ぜひ、そういったひばりタクシーには限りませんが、75歳以上、またそういった対象になる高齢者の方に対しての支援策というものは、ぜひお願いしたいものです。 最後に、こうなりますと、これから健康に重点を置き、定期的な健康検査の強化というのが必要だと思います。 一方、いきがいサロンなど、さらなる充実が必要と思われます。いつまでも元気で、生きがいをもてる生活ができるよう、またいざというときの医療制度も高齢者に負担のかからないやさしいまちづくりにご努力を願いたいものです。 以上をもって、私の質問は終わります。 ○議長(見目匡君) これで、石川保議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。午後1時55分に再開いたします。 △休憩 午後1時43分 △再開 午後1時53分 ○議長(見目匡君) ただいまから会議を再開をいたします。--------------------------------------- △議案第2号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第2、議案第2号 芳賀町職員の育児休業等に関する条例等の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第2号 芳賀町職員の育児休業等に関する条例等の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第3、議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 廃棄物監視員なんですけれども、5,000円を4,000円に下げた理由をお聞かせください。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 環境対策課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 環境対策課長。 ◎環境対策課長(高野芳徳君) 廃棄物監視員さんの報酬につきましては、月額5万円ということで、1日5,000円の活動ということでお願いしていました。活動内容については、不法投棄物の撤去作業、それから監視活動などをやってもらっております。それと同じく、町の不法投棄監視指導員さんというのが町で委嘱している委員がおるんですが、その方の謝礼が同じような活動をしてもらいまして、日額でいいますと3,000円ということです。それとの開きがありますので、この開きをなくすために、5,000円を4,000円にしまして、月額4万円ということにするわけです。 それとあわせて、今度そんなことも出てくると思いますが、不法投棄のほうの監視指導員さんについては、500円アップして、3,500円という形で、廃棄物監視員さんと不法投棄監視指導員さんの報酬の格差をなくすということで、提案いたしました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) そうしますと、廃棄物監視員というのは町で定める方ではなくて、どちらで定める方なんですか。 ○議長(見目匡君) 環境対策課長。 ◎環境対策課長(高野芳徳君) 廃棄物監視員さんにつきましては、県のほうの委嘱も兼ねております。不法投棄監視指導員さんにつきましては、町の委嘱となっております。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 勉強不足で申し訳ありません。 では、廃棄物監視員さんは町で何人で、それと不法投棄の監視員さんは何人いらっしゃるのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 環境対策課長。 ◎環境対策課長(高野芳徳君) 廃棄物監視員さんにつきましては6名です。それから、不法投棄監視指導員さんにつきましては、現在は10名です。一応、来年度からは7名にする予定になっております。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) それと、この芳賀町総合情報館運営協議会委員、日額6,500円というんですけれども、この額というのは、何を参考に決められたのかということと、町で何人ぐらい委嘱して、年間どのくらいの支出を見込んでいるのか、お知らせください。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。この金額の考え方でございますけれども、これは非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例、町内にもいろいろな委員さんがおられますけれども、そういったバランスも考慮いたしまして6,500円というふうに設定をしました。 それから、人数と金額につきましては、このあと条例を審議いただくわけなんですが、協議会の委員さんは10人以内というふうなことで、上程をさせていただいております。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) 予算書の99ページで、委員報酬として13万円でございます。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はございませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員であります。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第4、議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第5、議案第5号 芳賀町国民健康保険財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第5号 芳賀町国民健康保険財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第6、議案第6号 芳賀町特別会計条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第6号 芳賀町特別会計条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員であります。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第7、議案第7号 芳賀町奨学資金貸与条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 10番、小林信二議員。 ◆10番(小林信二君) この条例の改正ですが、経済的に恵まれない家族に進学の夢を与えるすばらしい制度だと思うですが、学業優秀ということについては、何も問題がありませんが、文化、スポーツを加えるということなんですが、これは何を基準にして選考するのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 学校教育課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 学校教育課長。
    ◎学校教育課長(田村一夫君) 学業優秀については、御存じのとおり評価平均値というのがありまして、5.0を満点にして3.5以上の者ということなんですが、文化、スポーツに関しては、こういう種類も違いますし、種目も違いますし、いろいろあると思いますし、そういう一定のものはありませんので、一定の規定というのは設けてはありません。それで、願書を出すときに、各出身校の校長から推薦書というのをいただくんです。それを参考にして、小学生の選考委員会のときに決定をしていきたいという考え方です。 ○議長(見目匡君) 10番、小林信二議員。 ◆10番(小林信二君) この文化、スポーツを項目に入れるというのはすばらしいことだと思うのですが、ぜひ政治的な介入などをなくして、適正な選考をお願いしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) この改正に当たって、具体的にそういった案件が出てきたということもあるのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 学校教育課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(田村一夫君) 現実に今のところは1件もありません。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第7号 芳賀町奨学資金貸与条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第8、議案第8号 芳賀町放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 下のほうの第4条中、「授業の終了後を」、「授業の終了後または夏季休業日に」改めるという文言がありますけれども、夏季休業日の中には、冬季休業日とか、春季休業日も含まれるという意味で夏季休業日だけがあがっているのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(田村一夫君) 夏季休業日とここに明記したのは、夏季休業に限って、夏休みのみの募集をするわけなんです。冬休みと春休みというのは、通常預かっている人は朝から預かりますけれども、ほかから、その期間だけの募集はしないということで、募集する期間は夏休みだけだということで、ここに夏休みということで明記しました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 今度、学童保育が6カ所あったところが3カ所に統合されるわけなんですけれども、これまでどんな問題点があって、3カ所にすることによって、どう解決されるのか、具体的にお伺いいたします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 学校教育課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(田村一夫君) 19年度1年間、小学1、2年生と3年生から6年生までということで、クラス分けして学童保育事業をやったわけなんですが、各ポルト広場のほうからも学童保育のクラブのほうからも、いろいろ不都合な点が出てきたわけですね。一番大きかったのは、保護者の方からの不満というか、いろいろ出てきたのですが、その中で一番多いのが、例えば、1年生と3年生に子供がいるという場合に、2カ所に迎えに行かなければいけない。南小学校だけは、小学校の敷地の中ですから、一緒で済むんですが、そんなことが多くありました。 これを1カ所にすることによって、そういう不満もなくなるかと思うんです。そういうわずらわしい時間的なこともあると思います。 それから、学校で特別な余裕教室でポルト広場をやっていたわけではないですから、図書室などを使ったものですから、例えば、3時からそこで預かっていると、5年生、6年生というのは、まだ授業中なわけですよ。図書室を使うときには、そこからどこかへ行かなければならない、その場所探しが結構、ときたまあったみたいなんですね。そういうことも学校外でやるということになれば、なくなりますし。 あとは、いろいろあるんです、これを読み上げていくと。かなりあるんですが、あとメリットのほうで、1年生と2年生だけだと、甘えるところが出てくる、どっちも甘えてしまうらしいんです。今までは3年生がいたものだから、その3年生の中で、結構リーダー的な立場になって、まとめていただいたということもあるらしいんですが、それが6年生までいて4年生以上は本当に人数が少ないんですけれども、そういう人がいると、異年齢というんですか、縦の関係の、自然に遊びの中からも備わってくるのではないかというようなメリットもあろうかと思います。 あとでまた、お見せしたいと思いますので、種類は20くらいの項目がありますので、そのくらいが代表かと思います。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) もう少し質問したいと思うのですが、私のこれからの質問の基本姿勢として、まずお伺いしたいのですが、人事権というのは、町長にあると理解してよろしいのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) そのように理解してもらって結構です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 学童保育の合併に伴いまして、教育委員会のほうに一人、非常勤嘱託員で学童保育指導員として採用されるようですけれども、この意図はどういうところにあるのでしょうか。町長に伺います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 今までも社会福祉協議会にお願いしたわけなんですけれども、学校教育課、今度はこども育成課になりますけれども、そちらのほうでもいろいろな面で関与する必要があるのではないかというようなことで、今度、採用することにいたしました。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 確かに、今まで学童保育の小さい学年のほうは、社会福祉協議会になっていたと思うのですけれども、その中で何か問題があったということでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 特に、問題というのは聞いておりません。一緒にしたというのは、今、学校教育課長が答弁したとおり、そういう要望があったというようなことで、1年から2年、3年から6年、これを一緒にしたほうがいいだろうという判断です。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 運営上に何も問題がなかったということなら、なぜ長年運営に携わっていた社会福祉協議会の中で、しかも学童保育を担っていた人物を社会福祉協議会に学童保育指導員として採用するのか、任命権者として町長にお伺いいたします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 先ほど答弁したとおりです。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 世の中は民活民営といいますか、官から民へというのが流れだと思うのですけれども、民に任せていたところに、また官が、役所がかかわっていくというのは、この社会の流れに対して、逆行するような感じがするのですが、いかがでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 私はそのように感じておりません。すべて、こちらが責任を持たないで、丸投げしてしまうほうがかえって責任の放棄になるのではないかというふうに思っていますので、今回、このようなことにしました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) どうも、この問題では役所が上で民が下であるというような意図がちょっと感じられるのですけれども、ほかの事業においても頓挫している原因にはそんなことがあるのではないかなと、見えてならないところがあります。 民にできることは、民に任せるという世の流れと、そういうものを真摯に受けとめていただくように失礼ながら申し添えて質問を終わります。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第8号 芳賀町放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第9、議案第9号 芳賀町民会館設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第9号 芳賀町民会館設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第10、議案第10号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の制定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 長年慣れ親しんできた郷土資料館をわざわざあえて、芳賀町総合情報館分館に名称を変更するという意図はどういったところにあるのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 生涯学習課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。 この資料館につきましては、先ごろ運営検討委員会の答申をいただいております。その中では、情報館とか、資料館とか、現場も視察いただいて、その結果を踏まえての答申をいただきました。その中で、郷土資料館につきましては、やはり総合情報館に機能を移して、その資料館と同じ役割を果たすべきというふうなことがございましたので、この資料館の関係につきましては、情報館の分館として利用するというふうにしたわけでございます。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) そうしますと、名前は総合情報館分館であっても、中身的には資料館として使っているということですか。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) 名前はあくまでも芳賀町総合情報館の分館ということでございます。使い方につきましては答申でもありましたように、例えば情報館に全部、今の資料館の資料を収集できるかというと、できないものもあります。出土品とかたくさんあります。そういった情報館で収蔵しきれない資料の保管でありますとか、あるいはそういう公文書関係の整理も今やっているわけなんですが、それから、あとは例えば喜ばれるような体験学習とか。そういう使い方をすべきというような答申をいただいております。 ○議長(見目匡君) 5番、小林俊夫議員。 ◆5番(小林俊夫君) 今の増渕議員と同じような質問で、追加質問なんですが、この情報館分館ということで、そのまま分館として持っていくのか、また与能地域の地域としての要望も何か酌みされているのか、そこら辺のところがありましたら、お答え願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 与能地域については、空いている校舎について、公民館として使いたいという要望もあります。ただ、まとまっていない面もありますので、それについては地域でまとめて意見をくださいというように言ってあります。特に、分館の周りについては、神社等とかの施設を使っているというのがありますので、そういう話が一部の人からありますので、ただ全体としてまとめてくださいと言ってあります。 先の質問については、生涯学習課長より答弁させます。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) あくまでもこの資料館につきましては、情報館の分館ということで利用させていただきたいということで、今回、提案をさせていただいております。 ○議長(見目匡君) 5番、小林俊夫議員。 ◆5番(小林俊夫君) そうすると、分館という機能を維持するためには、職員の配置というのは、どういう免許を持った方とか、いろいろあると思うのですが、どういう配置を考えておられるのか、お聞きします。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) 職員の配置につきましては、常時配置するという考えはございません。先ほど申し上げましたけれども、その使い方によって、ケースバイケースで、情報館の職員がその分館のほうに行って、対応することになります。 ○議長(見目匡君) 5番、小林俊夫議員。 ◆5番(小林俊夫君) それを含めまして、分館ではなく情報館のほうの職員というのは、それはどのくらい考えておられますか。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) これは、人事異動とも複雑に絡むわけなんですが、事務レベルの想定といたしましては、館長も含めまして、現在12名で運営をしたいというふうに考えております。 ○議長(見目匡君) 5番、小林俊夫議員。 ◆5番(小林俊夫君) 最後の質問なんですが、情報館に関しては紆余曲折、1年前も選挙においても政争の具となった経緯があろうと思いますが、1年を過ぎまして、仮称情報館のあり方、ありきについて、町長はどうお考えかをお聞きします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これについては、3つの機能があるわけであります。図書館については、御存じのとおり、皆さんに利用していただきたいというふう思っています。博物館につきましては、基本的には町民の利用を積極的に推進していきたいというふうに思っています。そして、その中で今度特別展、特別事業等を実施していければというふうに思っています。 文書館については、行政文書、または町史編さんで集めた資料等をそこで保管していければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 5番、小林俊夫議員。 ◆5番(小林俊夫君) 最後の質問にします。町長として、この情報館は町として、町長として、認知されたと思いますか、どうでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 本当に立派な建物でありまして、多額のお金も使っております。ですので、これを有効に使うことが私の使命だと思っています。これから、職員も人事異動がありまして立派な運営をしていってもらいたいというふうに思っています。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第10号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の制定についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第11、議案第11号 芳賀町体育館等の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第11号 芳賀町体育館等の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第12、議案第12号 芳賀町運動施設の管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 11番、大島議員。 ◆11番(大島浩君) なぜ今通年になったのか、その内容等をお聞かせいただければと思います。
    ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 社会体育課長より答弁させます。 ○議長(見目匡君) 社会体育課長。 ◎社会体育課長(加藤和美君) お答えいたします。 県立高校の統廃合にともなって、平成19年3月に芳賀高校が閉校となりました。これまで、芳賀高校の学校開放施設の夜間照明を町内のサッカーチームなどが年間を通して利用してきましたが、閉校に伴って利用できなくなりました。平成19年度は夜間照明が設置されている町のグラウンド、主に総合運動公園と水橋運動場を利用してきましたが、グラウンドについては、夜間照明の使用期間が条例により4月から10月というふうに決められております。サッカーチームについては、年間を通して活動するものですから、11月から3月の間が夜間の練習ができないということになりました。ということで、年間を通して活動をしていたチームなどから、町のグラウンドについても年間を通して利用できるようにしてほしいとの声が出ておりまして、そういう声を受けて通年、夜間照明をできるように提案するものです。 以上です。 ○議長(見目匡君) 11番、大島浩議員。 ◆11番(大島浩君) ひばりが丘とか水橋グラウンドという話が出ていますが、ひばりが丘グランドについては、野球がメインでやっているかと思います。そこで、サッカーをやるとグラウンドの荒廃等も考えられるのではないかと。今、小学校の学童野球の県の大会も使っているようですし、また中体連の野球大会もやっているようです。 それと、水橋グラウンドについては、地域住民に説明をきちんとしてほしいと思います。あそこにはかなりの住宅地がありますので、いろいろな部分で声が聞こえますので、そういうことを踏まえてよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 社会体育課長。 ◎社会体育課長(加藤和美君) ひばりが丘運動公園につきましては、議員のご指摘のとおり県大会などが行われておりますが、夜間照明の使用料の関係がございまして、今のひばりが丘公園ですと、使用料が夜間照明ですと、1回使用しますと1万円になっています。水橋ですと、一面を使用しますと、2,500円ということでサッカーチームの関係者がひばりのほうに流れるということは現在のところは考えられないと思います。 それと、運用の面で夜間照明については、ひばりについては、サッカーの使用は控えるようなこともできます。 水橋グラウンドの夜間につきましては、今までは10月までソフトボール大会等で近隣の住民の方にはご迷惑をおかけしているところなんですが、これが11月から3月も夜間照明の利用となりますと、そこに今まで以上のものがあると思われますので、地域の皆さんに十分周知を徹底していきたいと思います。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第12号 芳賀町運動施設の管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第13、議案第13号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第13号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第14、議案第14号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第14号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第15号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第15、議案第15号 芳賀町国民健康保険条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第15号 芳賀町国民健康保険条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第16号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第16、議案第16号 芳賀町後期高齢者医療に関する条例の制定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) 第9条、前2条の過料の額は情状により町長が定めるというふうになっていますが、この内容はどのような内容なんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 住民課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 住民課長。 ◎住民課長(小林恵子君) 罰金についての規則になるんですけれども、これは、その方に本当に罰金まで払えるかどうかということを勘案したことで町長が定めるというような条例になっています。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) 先ほどの一般質問でも申し上げましたが、要するにこのお金があったにもかかわらず、払わないでずっときたという方も含めて、そのような同じ判断をするのかどうかということなんですか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これについては、やはり適正に判断していかなければならないというふうに思います。 今、住民課長が、罰金と言いましたが、これは過料なんですね。訂正したいと思います。これについては、内容を検討してやっていきますのでお願いいたします。 ○議長(見目匡君) 2番、石川議員。 ◆2番(石川保君) 町長が定めるということは、全権が町長の判断に委ねるということなんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、これから判例も出てくると思います。そういうものについて、検討しながら、やるということで、やはり独断でやるということではないというふうに心得ています。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第16号 芳賀町後期高齢者医療に関する条例の制定についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第17号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第17、議案第17号 芳賀町介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第17号 芳賀町介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第18号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第18、議案第18号 芳賀町工業団地管理センター設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 今回、利用料が値上げになるわけですけれども、その理由はなんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 商工観光課長に答弁させます。 ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) お答えします。管理センターにつきましては、管理センター管理組合で管理者制度にのっとって、運営いただいております。そういった運営の中で、指定管理料を町のほうでも負担しています。今回の改正にあたりましては、今まで使用していたコンビニから事務所という形で使用されている部分、例えばレストランはそのまま継続でございますが、そういった中で当初は500円設定であったものが、徐々に下がってきて、レストランなども今200円になっております。それから、事務所については500円そのままなんですが、近隣の清原工業団地管理センター、そういったところの事務所のテナント料、そういったものはこちらよりも高い設定になっております。 そういう観点の中で、やはり管理者制度の中に、今回テナント料も利用料として、運営費を含む形をとっております。そういった中で、管理組合としての運営の経費を確保する上で、やはり近隣の状況も勘案しながら、利用料金を設定するべきではないかというようなことの提案もいただいておりまして、19年度の中で管理組合の役員会等で審議をいただきまして、今回の改正をするという形をとりました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 管理運営組合の中で承諾をとったということですから、現在利用している業者に対しては承諾がなされているということで、よろしいんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) この改定にあたりまして、当然テナント利用者の方々の理解はいただいているということでございます。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 午前中、町長の答弁の中で商業者は競争であると、個々の努力によって云々という答弁がございましたが、現在、モテナスでは平米1,500円を払って運営されております。地元業者や食堂は自己資金の中で夜遅くまで営業して、利益を出すために苦労しているわけですけれども、このセンター内にあるレストランに関しましては、社員食堂的な運営形態ならまだしもですね、バイパス沿いで大きな看板をあげて営業をしているわけですが、その営業に関しましては、レストランについては、お昼の時間帯だけの営業で、今回利用料は改正されますが、平米300円の利用料で営業しているようで、民間の感覚としては、いかにも恵まれているとのという感じが否めません。 公の施設を利用するに当たって、この利用料の設定は道義的に正しいのかどうか、町長の考えをお伺いします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) このレストランについては今、商工観光課長が説明したように、確かに経営がなかなか苦しいというのもあります。それと、確かに道路を通行する人の利用というのもありますけれども、あの中の工業団地に立地している企業等からの要望もありまして、レストランを開設してもらった経過がありまして、ではこれを普通に上げたらどうかということですけれども、前のときも何件かありまして、料金の未納、水道の未納、そういうことがありました。そういう状況で、これでもやむを得ないのかなというふうに思っています。ただ、普通にやって、それで立地してくれれば非常にありがたいんですけれども、やはりそういうことを勘案いたしまして、200円から500円にしたということです。 以上です。 ○議長(見目匡君) 1番、小林一男議員。 ◆1番(小林一男君) 200円から300円だと思うんですけれども、やはり民間との格差というものがあると思うんですけれども、今後利用料というのは、しばらくこのままでいくつもりなのか、それとも今度バイパスが通ったという事情を勘案して、今後また値上げ等があるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、やはりここに入っている方との協議もあると思いますけれども、あとは指定管理者制度ということで委託しておりますので、そちらとの協議等をしながら、これから見直しをしていければというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第18号 芳賀町工業団地管理センター設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第19号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第19、議案第19号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第19号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第20号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第20、議案第20号 芳賀町道路線の廃止についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第20号 芳賀町道路線の廃止についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第21号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第21、議案第21号 芳賀町道路線の認定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第21号 芳賀町道路線の認定についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第22号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第22、議案第22号 栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第22号 栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩いたします。 午後3時に再開いたします。 △休憩 午後2時49分 △再開 午後2時57分 ○議長(見目匡君) ただいまから会議を再開をいたします。--------------------------------------- △議案第23号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第23、議案第23号 平成19年度芳賀町一般会計補正予算(第7号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、大根田和子議員。 ◆6番(大根田和子君) 説明書の7ページなんですけれども、20番の諸収入ですね、一番下の海洋センター水泳教室500万円というのは何でしょうか。お願いします。
    ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 社会体育課長に説明させます。 ○議長(見目匡君) 社会体育課長。 ◎社会体育課長(加藤和美君) 海洋センターの500万円の増額補正なんですが、理由は平成19年度に実施しました大規模改修のため、当初のころは2カ月間の臨時休館を想定していましたが、本体工事期間の短縮等により休館が約1カ月で対応できたことにより、収入が1カ月分多くなったことと、水泳教室の受講者増があったことによるものでございます。 以上です。 ○議長(見目匡君) 6番、大根田和子議員。 ◆6番(大根田和子君) 芳賀町では、町外の人が幅広く利用していて、大変好ましいと思うのですが、今年からですか、町の人と町外の人とで使用料に差がつくということをお聞きしているんですが、それは、いい結果に結びつくのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 海洋センターのことですね。海洋センターについては、人件費を含めると、管理運営費が約1億円になります。町民の人は、35%というような数字ですので、もっと、町民の人の有効利用を図ってもらえないかということを社会体育課には言っております。その中で、教室等も町民の人が入れないというような声も聞きますので、町民の人を優先に受講教室なども入れてもらいたい。あとは、利用料についても、若干差をつけてもらいたい、そういう話は私のほうから指示しました。 もしかして、町外の人が少なくなるかも知れませんが、それはそのときに、また検討しましょうというようなことです。 以上です。 ○議長(見目匡君) 6番、大根田議員。 ◆6番(大根田和子君) 町外の人が昨年も大会に出て、いい成績を修められたということなんですけれども、そういう町外の人でもいい成績を修めれば、やはり町内の人も発憤して頑張れるのではないかと思うので、あまり差をつけないでやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田貞一郎議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 説明書の11ページ、保育料、管外保育費、減額の1,158万9,000円、この内容をまずお教えください。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) お答えします。管外保育費1,158万9,000円の減額でございますが、これは、他市町村への入所者の減少によるものです。宇都宮市や市貝町、益子町、高根沢町、日光市にそれぞれ行っておりますが、当初の予算見込みに対して、入所者が減少したことによるものでございます。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田貞一郎議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 19年度当初予算が2,186万6,000円、これは多分18年度決算が1,695万2,000円だと思うんですが、最初の19年度当初予算2,100万円の積算の仕方はどのようなものだったのか、その辺をお答え願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) 当初は2,186万円でございますが、これにつきましては、宇都宮市、先ほど言ったように市貝町、益子町、高根沢町、日光市、これらがあったんですが、途中でやめたとか、そういうのがございます。また、予算の中に中途入所というものも予算上考えていましたが、中途入所者が少なくなったというようなことで、総体的に減ったために、減額したところでございます。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) 1,100万円もの減額ですので、この辺はやはりきちんとした予算だて、積算をしていただいて、なるべく無駄のないようにやっていただきたいと思います。 その下の各保育園、賄い材料費、50万円ずつの減額、この内容についてもお教えください。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) ただいまのご質問、事業費の150万円の減額、これはそれぞれの保育園の賄い材料費の減額でございます。当初、多少の野菜の高騰とか、そういう値上げ、そういうものを見込みまして、若干余裕を持った予算どりとしていたところでございます。栄養士の指導もいただきながら、献立内容は工夫をしながらやって節約もしたということで、今回、決算間近になって、それだけのものが残ったために、今回、減額させていただくものでございます。 ○議長(見目匡君) 8番、杉田議員。 ◆8番(杉田貞一郎君) これは、3保育園とも一律50万円という金額を見ますと、やはり何か1つイベントを抜いたのかとか、何かやらなかったのかというふうに思われますので、先ほど、管外保育の件もありますけれども、しっかりした積算のもと、きっちりとした予算だてをしていただきたいということを要望して質問を終わります。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕さつき議員。 ◆3番(増渕さつき君) 説明書3ぺージの分担金及び負担金の中で、児童福祉費負担金(保育所児童保護者負担金)として、714万2,000円が上がっています。これは、月々の保育料とは別のものだと思われるのですが、内容についてお知らせください。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) ただいまのご質問ですが、これにつきましては入所人数の増、それと1人当たり保育料、単価の増によるものでございます。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 見込みより年間の入所者等、金額が多くなったということなんですか。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) そのとおりでございます。当初見込みより、単価1人当たり1万8,000円/月ですね、で見込んでいたところが1万9,900円くらいに、これは前年度の所得に応じてですので、その所得が見込みより多い方が多かったと。それと中途入所者がふえたということでございます。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 以前ですね、保育料の未納の話がありまして、こちらの算定誤りで未納が解消していない保護者の方が多数いるという話を聞いたことがあるんですけれども、今回、この中には未納額を納めますといって、納付額にまわった方も含まれているのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) この負担金の中には含まれておりません。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 今後、未納者についての扱いについては、どのようにお考えですか。 ○議長(見目匡君) 保育課長。 ◎保育課長(阿久津英之君) それにつきましては、この19年度におきましても、それぞれ未納者につきましては、朝夕の送り迎えのときに面接したり、また督促に各家庭に出向いたり、また個々によって違いますが、そういうことで対応して、今ここで数字はお答えできないんですが、過年度分の保育料未納者、未納金につきましても、19年分はゼロにはなりませんが、随分納めていただくことができました。 過少・過大という保育料の問題がございますが、それについても、8月、2月に、催告書、督促状的なものを出して、お願いしているところでございますが、これについては、若干は納入になっているんですが、これについてはなかなか入ってこないというのが現状でございます。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 引き続き負担の公平という観点からもそういった形でご努力をお願いします。 次に、17ページですが、公有財産購入費として1億1,190万3,000円が上がっていますが、これの具体的な説明をお願いいたします。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。この金額につきましては、総合情報館の今の建っている用地4,144平米、それと役場の西側の倉持先生の前にですね、情報館の駐車場用地ということで1,645平米、この土地につきましては、買うときに土地開発基金で対応しておったわけなんですが、提案理由の説明のときも町長から説明したとおり、これを基金に戻すということでございます。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) ちょっとのどがおかしいので、声が出るかわかりませんが、質問させていただきます。 17ページ、(仮称)総合情報館準備費の業務委託料308万2,000円の減額について説明をお願いをしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。この件につきましては、当初予算で「開けゆく芳賀町」ということで、縄文時代から現代に至るまで、そういったものをパネルでありますとか、模型とか複製品で情報館にある展示室2つのうちの1つについて、常設で展示しましょうという計画がございました。ところが、その後、7月の情報館の運営検討委員会、この答申を受けまして、やはり情報館の展示室につきましては、町民の皆さんの利用を促進するべきだという答申をいただきましたことから、常設展示はとりやめにするということにいたしたわけでございます。その関係でこの金額を今回減額させていただきたいということでございます。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) その減額の中身についてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) この減額の中身なんですが、ただいま申し上げましたように、そういったパネルですとか模型、複製品、そういった関係を業者に委託をして考えとったわけでございます。 以上です。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 人件費とか、そういうのは入っていないんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) 賃金は入っておりません。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 聞くところによりますと、柏村さんという方がおりまして、その方が情報館の中のいろいろな建設の準備に携わってきたという話を聞いておりますが、その方は今どのようになっているか、お聞きしたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 柏村さんは、2月いっぱいで退職いたしました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 退職したということですけれども、その退職した理由はどんな理由だったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 一応、退職願は諸般の事情ということです。 以上です。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) この柏村さんという人は、非常に情報館に関しては協力をしてくれた方だと私は思っております。なのに、なぜこの2月をもって10月3日にオープンするということで、先ほども課長のほうから答弁がありましたけれども、館長を含めて12名でこれからやっていくんだという矢先に、なぜ、今この時期に退職されたのか、その理由は何なのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、諸般の事情ということですので、推測の範囲になるかも知れませんけれども、私はこの運営については町民のいろいろな作品の発表の場ということを考えておりました。先生は、もっと理想が高くて、やはりその全国からいろいろな絵画等を集めてきて、もっといろいろやりたいという話でした。そういうところで、意見の違いがあったのではないかと思っています。 当初、予算が編成されまして、これからもいろいろと審議いただくことになると思いますけれども、当初予算の中で要求したものにつきまして、やはり町民のものを発表するものについては予算をつけましたけれども、企画展等については大幅に減額いたしました。そういうことを伝えたところ、退職願を出したというようなことなものですから、そういうところの意見の相違があったのではないかというふうに思っています。 以上です。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 課長にお聞きしたいんですけれども、柏村さんの勤務状態はどうだったんですか。例えば、何年からいわゆる情報館に携わってきたのか。それから、月に何回ぐらい出てきたのか。それをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) お答えいたします。柏村先生につきましては、退職するまでに2年9カ月ほどお世話になったわけでございます。その勤務形態でございますけれども、木、金、土の1週間に3日間、9時半から午後4時半までと、そういうお約束でご協力をいただいておりました。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) それは、やめる2月まで全部そのとおりだったんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) そのとおりでございます。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 聞くところによると、これは私の憶測ですからわかりませんが、木、金、土ではなくて、その最後のころには、ことしに入ってからは週2日というふうな形で聞いていたこともあるんですが、それは本当なんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大根田周平君) これはあくまでも、木、金、土の3日でございます。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) 先ほど、町長から話しがありましたけれども、意見の相違というふうな部分があったということで、そのことがやめる引き金になったという部分であれば、これは本当に、2年9カ月間、この情報館に関して熱意を持って本当に建設に携わってきた人ですよ。それを引きとめるでもなく、そのままやめるんだから、いいや、やめてもらいましょうというのは、ちょっと私はその辺のところは、執行部としておかしいのではないですか。この方が一番知っているわけでしょう、この情報館に関しては。特に、10月3日からオープンするという、もう半年しかありませんよ。これから忙しくなるでしょう。本を買ったり色々するのには、一番忙しいときだと思うんですよ。それを引きとめもしないで、やめるんだから、都合悪いからやめるというのでは、私は執行部としてはおかしいのではないですか。町長、その辺はどうなんですか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これについては、担当課ともよく相談しまして、この運営についてどうだというようなことを聞きましたところ、やはり現在のスタッフ、12名の中でできるということなものですから、退職については受領したということでございます。 ○議長(見目匡君) 大林議員に申し上げます。 19年度の補正というようなことで、今なんと言いますか、委託料の中というような話でご質問をされているかと思いますが、担当課長からすると、それは全く常設展示なしのための減額補正だというような内容でありますので、その辺のところを頭において、質問していただきたいと思います。 ◆15番(大林幹侑君) では、関連質問にかえさせていただきます。 そういうことで、先ほどこれから12名で開館を進めていくのだという話ですから、ちょっと話を飛ばさせていただきます。 その12名、館長も含めてと、さっき課長は言いましたけれども、その中から館長を選ぶということでよろしいんでしょうか。 ○議長(見目匡君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 人事については、議会が終わってから行いますので、今のところ頭の中にはありますけれども、発表の段階には至っておりません。 ○議長(見目匡君) 15番、大林議員。 ◆15番(大林幹侑君) わかりました。とにかくね、私が言いたいのはこういうことなんです。今まで一生懸命この開館建設に携わってきた人、その方がいて、その方に意見の相違があるとか、違いがあるからということで、そういう方を何も引きとめもしなく、いわゆる、ではやめてくれよということでやめさせてしまうというのはいかがなものかと、私は思っているわけでございます。本当に、その方が立派な方でなく、普通の方でしたらよろしいんですけれども、まだ、これから本当に開館に向けて一番忙しくなる時期に、そういう方がおやめになったというのは残念だと私は思っております。町長が今言いましたけれども、確かに我々には人事権はありません。でも、意見だけは言わせていただきます。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) 説明書の13ページの商工費の中の委託料について、お伺いいたします。 補正予算が200万ですが、増額の理由について、お伺いします。 ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) お答えします。今、委託料とおっしゃいましたが200万の件ですね。こちらですね、11月14日にオープンしました「モテナス」でございますが、これの運営にあたりましては指定管理者制度で運営をいただいておるところでございます。開店から4カ月が過ぎたところなんですが、その中で運営に当たりまして、特に委託販売部分、そういった部分での売り上げ予想が大幅に減少しているという状況がございます。また、開店当初、やはり予定していなかった部分の経費、支出等もあったということで、現在のその運営の中で赤字が出るという状況にあります。そういったことにかんがみまして、当初、委託費はゼロということでおったわけなんですが、3月期末までの予想の中で、不足が見られるということなものですから、今回200万円を委託料ということで計上させていただきました。 以上です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) 実は、私も以前にこの仕事を担当していたものですから、大変心配しているところなんですが、このオープンについては長い間、商工会、商業者、それから要望がありまして、今言われたように11月14日にオープンさせたわけですが、これについては今、大幅に赤字になっているということですが、この「モテナス」の運営についても、3年ほどかけまして、町、商工会、商業者、さらに経営のコンサルに委託して多くの方と長い間、研究を重ねてきたのですが、その位置についても本当にあっちがいい、こっちがいいというようなことで、何十回もこの設計図面ですか、書きかえて検討したという経過がありまして、この中で委託販売が大幅に赤字だということですね。 そして、これからについてなんですが、赤字はわかりましたけれども、これからなんですが、どんなふうに進めていくつもりなんですかね。 それと、もう一つは、この当時から、オープン前からコンサルの武蔵先生が入って指導をいただいてきたわけですが、この先生の位置づけはどんなふうになっているのでしょうか。 ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) 年度からの運営について申し上げたいと思うんですけれども、まず武蔵先生については大変お世話になっておったんですが、現状の中で、町の経費、またこれから指定管理者の中で、どういうふうな判断の中でご協力いただくか、その部分はわからないのですが、町のほうからの依頼という部分では今後はない状況でございます。 それから、運営に当たっての内容なんですけれども、オープンしてから、モテナス広場等の利用、こういったものの活用がまだない状況でありますので、こういった部分の利用を高めるというようなことを、これから営業しながらふやそうということを経営の改善計画の中で出していただいております。そういったことを、さらに運営に当たって、スタッフメンバー、当初はやはり人数が多かった部分をできるだけ削減しながら、低コストの中での運営を図るというようなことにも取り組んでおりまして、今後の営業努力的なものもあろうかと思うのですが、ただ、これはあくまでも売り上げを予測しての状況でございますので、当初予算にも出てきますが、200万円の委託料も含めて町が支援していくという考え方です。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) わかりました。いずれにしてもまだスタートして4カ月というようなこともありますが、多分、この中には運営協議会かなにかありましたか。それについて、お伺いします。
    ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) 「モテナス」のほうは、テナントさん組織でもって、モテナス会というものをつくっています。また、たいらやさん、カワチさんを含めた会としてモテナス協議会ということで、全体の商業施設運営にあたっての会を持っております。そういったところの中でも、この広場の活用とかを含めながら、集客を上げようというようなことを企画しております。 ○議長(見目匡君) 7番、岩村議員。 ◆7番(岩村治雄君) 了解しました。やはり町も期待された施設ということで、オープンさせたわけですので、今後、関係者と経営についていろいろ研究をされまして、しっかりした経営ができるように努力していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(見目匡君) 3番、増渕議員。 ◆3番(増渕さつき君) 同じく13ページの商業集積地管理運営費の200万円なんですけれども、これの積算根拠、なぜ200万円かということがわかれば、お示しください。 ○議長(見目匡君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(塩沢啓一君) お答えします。今、私の手元に運営状況の資料をいただいております。そういった中で、この資料からしますと、赤字分が今回の200万円補てんをしておりますけれども、それを含めても約300万円近くマイナスが出そうだという予想なんですね。ただ、これは3月末までの予想なんですが、今後、3月以降で売り上げが好転するという部分を予測した上で、当然、これからの営業努力もあると思いますけれども、そういった中での予測でございまして、当初の中では500万円程度、これはマイナスになってしまうのではないかというような予測もいただきましたけれども、その内輪の中で200万という数字でありまして、特に、何々でいくらという部分ではなくて、全体の中の不足部分の中から200万円を補てんするという考え方で、予算措置をさせていただきました。 ○議長(見目匡君) ほかに質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第23号 平成19年度芳賀町一般会計補正予算(第7号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第24号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第24、議案第24号 平成19年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第24号 平成19年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第25号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第25、議案第25号 平成19年度芳賀町老人保健特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第25号 平成19年度芳賀町老人保健特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第26号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第26、議案第26号 平成19年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第26号 平成19年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第27号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第27、議案第27号 平成19年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第27号 平成19年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第28号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第28、議案第28号 平成19年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第28号 平成19年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第29号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第29、議案第29号 平成19年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第29号 平成19年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第30号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第30、議案第30号 平成19年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第30号 平成19年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第31号の質疑、討論、採決 ○議長(見目匡君) 日程第31、議案第31号 平成19年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(見目匡君) 討論なしと認めます。 これから議案第31号 平成19年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。         〔起立全員〕 ○議長(見目匡君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(見目匡君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 会議を閉じます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後3時35分...