市貝町議会 > 2017-06-08 >
06月08日-03号

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  1. 市貝町議会 2017-06-08
    06月08日-03号


    取得元: 市貝町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-04
    平成29年  6月 定例会(第4回)      平成29年第4回市貝町議会定例会(第3号)             平成29年6月8日(木曜日)午前10時開議出席議員(12名)    1番  関澤正一議員  2番  永山廣美議員    3番  豊田 功議員  5番  川堀哲男議員    6番  園部弘子議員  7番  小沢岩夫議員    8番  小塙 斉議員  9番  小泉栄一議員   10番  山川英男議員 11番  高徳義男議員   12番  和久和夫議員 13番  平野 豊議員欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者  町長        入野正明   教育長       石川栄壽  総務課長      佐藤孝一   企画振興課長    園部利一  税務課長      岡崎良一   町民くらし課長   川又孝宏  健康福祉課長    水沼加代子  農林課長      永山良一  建設課長      滝田弘行   会計課長      関澤史子  こども未来課長   藤平玲子   生涯学習課長    和田政一-----------------------------------本会議の書記  事務局長      木性正樹   次長        小林陽子-----------------------------------付議事件  別紙のとおり開議宣告  午前10時00分            議事日程(第3号)第1 議案第33号 監査委員の選任につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第2 議案第34号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第3 議案第35号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第4 議案第36号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第5 議案第37号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第6 議案第38号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第7 議案第39号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第8 議案第40号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第9 議案第41号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第10 議案第42号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第11 議案第43号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第12 議案第44号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第13 議案第45号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて(上程、説明、質疑、討論、採決)第14 議案第46号 栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について(上程、説明、質疑、討論、採決)第15 議案第47号 平成29年度市貝町一般会計補正予算(第1号)(上程、説明、質疑、討論、採決)第16 議案第48号 平成29年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)(上程、説明、質疑、討論、採決)第17 陳情第6号 県立高等学校入学選抜で再募集実施を求める意見書採択・提出にかかわる陳情(上程、委員会付託)第18 常任委員会の閉会中の継続調査の件第19 議会運営委員会の閉会中の継続調査の件第20 議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小泉栄一)  ただいま出席している議員は12名であります。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小泉栄一)  日程第1、議案第33号「監査委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。 ここで、本案については平野豊議員に直接利害関係のある議案と認め、地方自治法第117条の規定により、平野豊議員の退席を求めます。          (13番 平野 豊 退席) ○議長(小泉栄一)  それでは、職員に議案の朗読をさせます。 木性局長。          (事務局長朗読) ○議長(小泉栄一)  本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第33号「監査委員の選任につき同意を求めることについて」提案理由をご説明申し上げます。 本案につきましては、地方自治法第196条の規定に基づき、平野豊氏を議員選出の監査委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 平野氏は昭和58年に市貝町議会議員に当選、以来、議員として活躍されていることは周知のとおりであります。 この間、平成25年から27年に議会運営委員長を、平成27年から平成29年には議会広報編集調査特別委員長などの要職を歴任されており、平成15年には全国町村議会議長会自治功労者表彰を受賞しました。また、地域住民の信望も厚く、町政に対する理解も深いことから、監査委員として最も適任と考え、その選任について同意をお願いするものであります。 なお、平野氏の経歴につきましては、添付いたしました経歴書のとおりでございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご同意くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄一)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  ただいま議題となっております議案第33号は人事案件でありますので、討論を省略し直ちに採決をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄一)  異議なしと認めます。 これから議案第33号を採決いたします。 本案は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(小泉栄一)  起立多数であります。 したがって、議案第33号「監査委員の選任につき同意を求めることについて」は、同意することに決定しました。 ここで暫時休憩をいたします。                         (午前10時06分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  再開します。                         (午前10時06分)----------------------------------- △議案第34号~議案第45号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小泉栄一)  日程第2、議案第34号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第3、議案第35号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第4、議案第36号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第5、議案第37号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第6、議案第38号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第7、議案第39号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第8、議案第40号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第9、議案第41号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第10、議案第42号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第11、議案第43号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第12、議案第44号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第13、議案第45号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」の以上12議案を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第34号から議案第45号の市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを、一括してご説明申し上げます。 本案は農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律が、平成27年9月に公布され、平成28年4月より施行されたことにより、これまでの公選制から市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命に改められたことにより、議会の同意を求めるものであります。 現在の農業委員会の委員の任期がことしの7月19日で満了となることから、改選に向け、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。 これまでの経過についてご説明申し上げます。 本年の2月1日から3月1日まで、農業委員会委員候補者の募集を行った結果、19名の方から推薦申し込みがありました。これを受け、4月24日開催の市貝町農業委員会委員候補者評価委員会に意見を求め、その報告を4月25日付でいただいております。 本案の提出に当たりましては、評価委員会の報告を十分に尊重したものでございます。 それでは、議案第34号より順を追って提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第34号につきましては、大字赤羽3809番地7に在住の小林慶子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 小林慶子氏は昭和35年6月19日生まれの56歳で、認定農業者であり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、はが野農業協同組合市貝地区女性会より、農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第35号につきましては、大字杉山484番地に在住の薄根定男氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 薄根定男氏は昭和32年5月4日生まれの60歳で、認定農業者であるとともに、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、杉山自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第36号につきましては、大字文谷139番地に在住の海老澤雄一氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 海老澤雄一氏は昭和24年4月6日生まれの68歳で、認定農業者であり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、文谷自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第37号につきましては、大字赤羽1890番地に在住の小塙誠一氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 小塙誠一氏は昭和28年1月1日生まれの64歳で、認定農業者であるとともに栃木県農業士でもあり、また、現在、農業委員会の会長であり、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、市貝町認定農業者協議会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第38号につきましては、大字多田羅189番地4に在住の矢口勝行氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 矢口勝行氏は昭和24年12月1日生まれの67歳で、長年にわたり農業委員を経験されており、現在農業委員会会長職務代理であり、農業に関する識見も高く、豊富な知識を有され、多田羅自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第39号につきましては、大字田野辺234番地に在住の石原浩氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 石原浩氏は昭和27年2月29日生まれの65歳で、認定農業者であるとともに、現在農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、田野辺自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第40号につきましては、大字上根519番地に在住の上山貴代子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 上山貴代子氏は昭和18年1月1日生まれの74歳で、長年にわたり農業委員を経験されており、農業に関する識見も高く、豊富な知識を有され、市貝町土地改良区より農業委員として適任であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第41号につきましては、大字赤羽847番地1に在住の藤平隆一氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 藤平隆一氏は昭和33年11月27日生まれの58歳で、認定農業者であるとともに、現在の農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、上赤羽自治会西宿自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第42号につきましては、大字笹原田128番地に在住の永嶋繁氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 永嶋繁氏は昭和30年7月8日生まれの61歳で、認定農業者であるとともに、栃木県農業士でもあり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、市貝町酪農組合より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第43号につきましては、大字市塙1322番地に在住の高久文夫氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 高久文夫氏は昭和24年10月6日生まれの67歳で、認定農業者であるとともに、現在農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、古宿上町自治会古宿下町自治会前之内自治会東峰崎自治会西峰崎自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第44号につきましては、大字市塙1614番地に在住の高田豊氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 高田豊氏は昭和28年8月9日生まれの63歳で、認定農業者であり、農業に関する識見も高く、豊富な知識を有され、はが野農業協同組合より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第45号につきましては、大字刈生田117番地に在住の川又律子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 川又律子氏は昭和24年10月30日生まれの67歳で、認定農業者であるとともに、長年にわたり農業委員を経験されており、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、國井正幸氏ほか3名により農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 なお、経歴の詳細につきましては、議案書に添付いたしました経歴書のとおりでございますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご同意くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 5番、川堀議員。 ◆5番(川堀哲男)  5番、川堀哲男です。 今回、農業委員の制度の一部改正ということで、市町村長が任命をとなりました。先日、ネットのほうで募集したところ、12名の定員中19名の方の応募があったとネット公開がありました。今回どなたが選ばれても経歴がしっかりしていて、立場を持って活動してくださると思います。選考には大変苦労なされたのではないかなと察します。今回19名中12名、7名、3分の2強の多くの方が選考から外れたこととなりますが、農業委員会の募集要項に、もう少し町として配慮があってもよかったのではないかなと、このように考えました。 そこで、今回選考に外れた方は各種団体や自治会の何回かの集まりによって選考されて上がってきた方だと思います。さらに今後も農業に従事していく人たちであり、協力もいただくこともたくさんあるかなと思います。要綱では抽選を受ける者及び応募する者全員に文書で通知としますとのことですが、ちょっとせっかくいろいろな形で自治会やそういった団体が集まった中で、文書でそういった回答というのはちょっと冷たいのではないかなと思います。そこで、通知には先日説明いただきました点数などというのは各個人に出されるのか、公開も合わせて抽出するのですか。そして、私としては、できれば書面ではなく応募された方々、そして関係者が納得したような説明をする場所をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  それでは、ただいまの川堀議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 大きく分けて2点だったかと思うんですが、まず1点目につきまして、今回19名の方が応募されて、現実的には12名の方を選任させていただくというような議案を提出したところでございます。ですから、当然7名の方が選から漏れたということになります。その方についての点数を通知するかというようなことだったと思うんですが、正直、点数につきましては現在のところその方々に点数を入れてまでの通知をすることは考えていないところでございます。 それと、もう2点目でございますが、こういった場をつくるというようなお話が若干あったんですが、今回、制度が変わりまして、初めての制度ということだったものですから、その辺でいろいろ皆様にわからない点、また町のほうでも周知の至らない点というのはあったかと思うんですが、まるっきり今までの公選から、今度は町長の選任による議員の皆様の同意という、制度が全く変わったという部分があったものですから、それにつきましては今後検討していきたいと思いますし、若干周知不足もあったのかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 5番、川堀議員。 ◆5番(川堀哲男)  先程ちょっと私、話したんですけれども、今度募集の仕方のもう少し配慮も考えていただけないでしょうか。どうしても、誰でも募集してなると、結構多くなるのかなと思います。選考の段階で大変苦労なされるのではないかなと思います。その点お聞きしたいなと思っております。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの川堀議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 今回、先程ちょっと申しましたように制度が変わりまして、市貝町では2月1日から3月1日にかけて農業委員さんの募集をさせていただきました。その中で19名の方が応募されたということで、その後、その応募された方を対象に4月24日に応募された19名の方に対しての評価委員会というのを開催させていただきました。その評価委員会の結果に基づきまして、翌日、町長のほうにその結果を報告させていただいたところでございます。その結果に基づいて最終的には首長である町長のほうで判断していただくというような流れになっております。 これは市貝町だけではなく、当然法律が改正になったものですから、そのような流れをとっていかなくてはならないというふうなことになっております。ですから、評価委員会で評価は各個別にさせていただきまして、その結果をもとに最終的には首長である町長に判断していただくというようなことになっておりますので、これは市貝町が独自でやっているというような制度ではございませんので、ご了承いただければと思っております。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 10番、山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川英男です。 今回の農業委員会の法改正でありますが、なぜかというと、これ原因は、今までの農業委員会では農地の荒廃がとめられなかったという結果から来ていると思うんです。では、そこでこれから2つの組織がそれに対して十分、農地が農地として後世に伝えられるような仕組みづくりをしたということで私は判断しているんです。その中において、では市貝町の農業委員、ではどのように、今回19名という優秀な方が公募されました。その中で、これ評価委員の中で12名に絞られましたですね。そのようにふるいにかけられたということで、全協でも説明を受けております。 その中で、今回12名の定員の中で19名の方が応募されましたが、ではその定数を超えた場合は、国の方針としては関係者からの意見を聴取するということも含まれておりますね。それで、公平性及び透明性を確保するような措置を講じなさいというような指導が来ていると思うんです。私どものところでは50点満点で8項目に分けて審査したということであります。では、50点満点でやった結果、上位から12名が選出されたのか、でなければ12名の中に点数は満たしているんですけれども、調整されたのか。その辺のところを説明いただきたい。 あと一つ、今回中立委員というのを2名選ばれております。国の指導はこういう農業にタッチしない方というような指導がされておると思いますが、それはなかなか市貝町では難しいと思います。ですけれども、その中立委員の方、これ本当に中立という評価ができるのかどうかということなんです。これ、お一人の方は職業で農業ではなく団体役員という表記がされております。だからそういうところで、本当に中立という委員のこれが責務を全うできる方であろうと判断した根拠、それを示していただきたい。 あと一つ、今回、今までは農業委員会というのは、選挙によって選ばれたという独立機関でありましたね。そこには町長の権力が介入できなかったという現実があります。でも、これからは町長が任命をするわけでございますね。議会のこの採決を経ても、最終的には町長の権限が及ぶところにあるわけであります。これから農業委員会は必ず諮問機関になりますから、町長にその内容を逐次報告をするものだと思っております。その中において、今までのように農業委員会から許認可とか、いろいろな会議で決定を見たものに対して町長に上がってくるわけですが、それでは町長はこれからどのような役割とか責任を果たそうとするのか。 例えば農地を転用して、今度は宅地にしたいというようなときに、では、町長はその現場に足を運んで見てくるのかどうか。そういうことも恐らく必要になってくるのではないかと思うんです。書類選考だけでは心もとないと考えて、私は思っております。それについて、この農業委員会の1年間の決定した事項とか、そういうものを議会が今度は知り得る立場にならないと、町長の権限が偏った判定を下す可能性もありますから、私、あと同じく二元代表制で住民の審判を得て選出されてきているわけでございますから、その辺、町長がどのようにこれから自分の権限を公平に行使するようなことを考えておるのか、その点もあわせてお伺いいたします。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  農業委員会制度が法改正によりまして大きく変わったということでございますけれども、私ども農業委員会法の改正条文を見させていただきましたが、それほど大きく変わっていないというふうに私は思っています。なぜなら、農業委員会農業委員が従前までやってきた業務を新しく変わったということにしてしまうと、今までの農業委員の方々は何をしていたのかということになってしまいますので、私どものほうは農業委員会制度が大きく変わったと言われても、私のほうは農業委員会の委員の皆さんのお仕事が改めてしっかりと位置づけられて、その業務の内容をしっかりと行うということが確認されたのかなというふうに思っています。 農業委員会農業委員さんの仕事に、今回必須業務として加わってきたのが耕作放棄地の発生防止と農地集約化と新規参入の促進ということでございます。しかしながら、この業務は農業委員会関係法令ができたときから、この業務は主たる業務でございましたけれども、その背景については私、この場でお話いたしませんけれども、国のほうでは--マイナス面の背景が大きいと思うんですが、プラス面で話をすればもっと農業委員会の方、期待していますからやってくれよということで農業委員会の制度が改正されたのかなというふうな認識でございます。 それで、今回の農業委員会の募集に当たりましては、課長のほうから説明がありましたとおり、全国の農業委員会と横並びで募集をかけてございまして、中間報告、また最終報告も行っていまして、標準手続としては遜色のない手続だったのかなと思っています。ご承知のとおり当初この募集に当たりましてはなかなか応募される方がいなかったということで、今回の農業委員会制度の募集に当たりまして、通知で出ているものは、もし集まらない場合には関係地区、また団体に対して募集をかけるという一言が来ていたかと思うんですが、恐らくそのような形で、私は今はわかりませんけれども、事務局はそういう対応をされて人数をそろえたのかなということでしたが、後半非常にたくさんの方が応募されまして、7名の超過ということになりました。 実は評価委員会の評価もございますが、私が任命権者になっておりますので、昨日の人事と同じように、私が任命権者ですから私なりに評価もさせていただきました。評価委員会では定性的な判断がありました。例えば熱意とか経験とかありますよとか、地産地消、また安全について関心がありますよというような話が定性的に判断されていましたが、私のほうは定量的に判断させていただきました。エコファーマー、栃木の何か農業宣言とか、あとは地産地消であれば道の駅の直売所に出荷しているかどうかとか、そういうものを細かく私のほうで調査させていただきまして、私のほうで評点をつけさせていただきました。 その評点の結果、評価委員会と私の評価というものが非常に重なっている部分がございまして、最低ラインと最上位の方々についてはほとんど同じでございましたが、その中間の方々について、私のほうで調整させていただきました。 調整の仕方は、まず大事なのは、今回求められている認定農業者が6割を超えるということですから、6割を超える作業をさせていただきました。それで、今回は12名中10名が認定農業者ですので、83%でクリアさせていただきました。また、女性と50歳未満の青年を優先するということで、女性は男女共同参画基本計画によりますと3割ですけれども、当町は25%を達成したということで3名ですが、本当は4名欲しかったんですが、4名とりたかったんですけれども、地区を調整させていただきまして、青年についてはゼロでした。青年とは何かと言うと50歳未満ですから、50歳未満に該当する者は私はゼロパーセントとしました。 そういうことで、これが一つの選考基準の大きな基準でございますけれども、先程ちょっと申し上げましたように、そういう中で推進委員が各地区に張りつくわけですけれども、やはり推進委員が現場に張りつくに当たって、農業委員会農業委員もやはり、今回は通知が出ていまして、地区割で募集してはならないというのが、これが大きな足かせですが、これは全協でも平野委員から出ましたけれども、これはこれまでの地区割というのは適当ではないということで、選び方について、募集に当たっての前提として出ています。 そういう中でしたけれども、私としては現場を扱う推進委員がこれらの遊休農地の解消というところから考えますと、農業委員もやはりある程度の地区で調整すべきだということで、女性委員などについてははっきりと地区割でさせていただきました。北1、中部1、南1ということで調整させていただきまして、30%超えないで、25%に至ってしまいました。12人しか採用できませんので、これについては非常に残念な思いをさせていただいたわけです。女性を優先すると優秀な認定農業者を削減することになりますので、これは大変な調整でございました。 また、委員についても、今度は性別についてかかわらず、12名しかいませんので、その人たちが満遍なく、そうすると募集に当たっての前提が崩れてしまうんですけれども…… ◆10番(山川英男)  議長、よろしいですか。 ○議長(小泉栄一)  はい。 ◆10番(山川英男)  もう少し端的にお答えいただきたいと思うんです。私、余りいいほうではないから、お願いします。 ◎町長(入野正明)  では、農業委員の選考に当たりまして私のほうが参酌した要素と、また調整について簡潔に申し上げます。女性と50歳未満の青年を優先する。認定農業者が過半数を占めるように選出する。そして、最終的に消極的な調整原則といたしまして、女性委員と各委員について、本当はやってはいけないんですが、地区的な要素で最終調整をさせていただきました。それによりまして、各地区満遍なく市貝町の中で農業委員が選出された格好になりました。 3点目の責任についてでございます。役割についてでございますが、農業委員会は独立行政機関ですので中立の委員が占めるわけです。私ども執行部から離れまして中立の委員でつくる中立の独立行政委員会です。 そういう中で、私どもは教育委員会の委員について同意を求めると同じように、委員について任命させていただいた後は農業委員会でしっかりと自立的な役割を果たしていただきたいというのが私の基本的なスタンスですが、その一方で責任をどのような形でかかわるかと申しますと、農業委員会は建議というのがありましたが、今は意見書でしょうけれども、意見書については必ずしも必要ないということでございますが、やはり農業委員と推進委員が議論している中でこういう遊休農地解消では未登記相続地があるというような問題を解消しなさいとか、そういう意見を町のほうに出していただければ、町にはそれについてはしっかりとしたビジョン、計画の中に反映していきたいと思いまして、その計画の実行において町は何らかの責任が果たせるのかなということを考えています。 以上、3点についてお答えいたしました。以上です。 ○議長(小泉栄一)  10番、山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今、町長の答弁いただいたんですけれども、私の質問にほとんど答えていただかなかったのかなという思いをしているんです。私の聞き方が悪いのかどうか。何か50点ぐらいしか聞いていないんだ。一つ、今回の農業委員会の法改正、これは今までと農業委員の立ち位置が変わるということを町長は理解していただいていないような、今のお話だったですね。今回、その農業委員会の下に、あと一つ農地利用最適化推進委員というのが新設されるわけですから。ですから、やることは同じだと思うんですが、これは農業委員会から諮問された、新設される組織なんです。その農業委員会でそれを練って、農地最適化推進委員から出てきたものを農業委員会で練って、最終的には町長に答申するという形になるんだと思うんです。 ですから、今までは農業委員会に対して、これ、本当の独立機関でありましたから、町長の権限が及ぶところではなかったと私は思っていたんです。でも、これからは町長の権限が及ぶんですね。これ、町長が任命するんだから。ですから、その点はもう少し考え方を変えていっていただかなければならないのではないかと思うんです。だって、農業委員会は権利上の許認可の組織でありますから、それを最終的には町長が判こを押すんだよね。ですから、町長は責任がこれからは増大すると私は考えているんです。 その点もう一度お願いしたいんですが、あと、この農業委員に関して地域のバランス、これ、市貝町は小さな町ですから余りバランスを農業委員に関しては、これは余り必要性はない--極端ではまずいと思いますよ。農地に関して、今現在一番問題を抱えているのは北部地区ですから、ですから、そういうことを考えたときには北部に少し、1人ぐらい偏っても不思議ではないと思います。ですから、それを最終的には町長がこの最終判断をするわけですから。 あと一つ、今回の選定において、私は年をとったせいか心配性で3年後のことも心配してしまいます。今回、自治会推薦の方が漏れていますね。これは人材の優劣で漏れたんだと判断せざるを得ないんですけれども、そうすると、今度この次の改選のときに、では自治会で動いてくれない可能性がありますね、そういうことが現実に起きますと。その点をどのように考慮して選んだのか、その点2つ明確にお答えいただきたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  私のほうで、余り文献とか資料は引用したくはないんですけれども、改正農業委員会法の改正に当たりまして、全国農業新聞が、その主張で述べているとおり、農業委員会法改正から1年主張ということで述べられていますが、改正農業委員会法には耕作放棄地の発生防止、解消、担い手への農地集積集約化、新規参入への促進といった農地利用の最低期間の推進が必須業務になった。いずれも農業委員会法が改正される前から取り組んできた業務だが、必須業務となることで改めて農業委員会として責任ある対応と成果が問われる。 農業委員会は農地を守るということが一番大事な業務ですけれども、したがいまして、本来業務であれば耕作放棄地は生まれてはならないというのが農業委員会のこれまでの業務の流れだったと思いますが、それを必須業務としなければならなかったという、これ、農水省ではなくて官邸主導の改正ですけれども、それにはもういろいろ出ている資料を読んでいただければ理解していただけるかと思うんですが、農業委員会が果たして十分に機能したのかどうかということが言われてきた背景があります。 農業委員会改正法が国会で審議される中で、全国農業会議所の専務理事が呼ばれて農水省とヒアリングしたり、財務官邸とヒアリングされましたけれども、農業委員会もいらないのではないかというような話まで進んでいる中で、改めてこの実務を必須事項として取り組んでくれということで、どちらかといいますと農業委員会の最後のテストを受けさせられているのかなという危機認識が農業委員会には持っていただいて、これまでの取り組みを改めて必須事項として位置づけたというところが今回の改正法の大きな趣旨ではないかというふうに思っています。したがいまして、大転換ではあるのかも--大転換、何が転換したか、よくわからないですが--大転換かもわかりませんが、いままでの業務を誠実にしっかりと専念してやっていただきたいというのが私の理解でございます。 2点目についてですけれども、農業委員会の業務は転用業務が主なもの。なぜかと言いますと農地を守るんですから、農地があるものにするということは農業委員会にとって一番のくくりのところだというふうに思っていまして、そういう中で転用圧力がかかっているのはどちらかというと中部、南部というふうに思っています。確かに北部の方では未相続地、未登記地が散見できますが、そういう中でもともと地区、地域の枠をつくってはならないという中で、とにかく同じ地区から2人出ている方については残念ですけれども、私のほうで調整させていただいたということで、12人については、抜けているところがありますけれども、でもそれで12人満遍なく重ならないようにした上で配置させていただきましたので、これは仕方ないのかなというふうに思っているところでございます。 また、自治会の位置づけでございますが、本来、先程も申し上げましたが、地区の割りつけがなくなってきた。そういう中で必須業務として入ってきたのが耕作放棄地の解消と担い手への集積と新規参入者の促進でございますけれども、そういう中で自治会推薦というものがどういうものなのか。団体からの推薦が大事だというのはわかりますけれども、団体の推薦の中で、やはり農業団体からの推薦の者を優先させるということで、農業団体の方を優先順位としては団体推薦の中で上位に上げまして、自治会推薦の方にも点数が入っています。私の点数の中にもちゃんと入っていますので、そういう形でいろいろな優先順位、いろいろな項目について優先順位で点数化しまして、最終的に全部点数出ていますが、点数化したものについて地区調整をさせていただきまして、このような形になりました。 執行部の責任、町長部局の責任については、先程も申し上げましたとおり独立行政機関ということもございますので、農業委員会でしっかりと必須業務についてやっていただくということで、私のほうはそれについて報告を受け、提言を受けて、ビジョンなり計画をつくっていくということで責任を果たさせていただきたいと思っています。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかにございませんか。 11番、高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 川堀、山川両議員から質問がありましたので、なるべく重複しないような質問で考えておりますが、先日、全員協議会で説明がありまして、大筋の内容は理解しておりますが、今回私のほうから、12名のところ19名、当然7名は選考から漏れるという、これは当然の話なんですが、同一地区内から3人、2人、これが今回の公募の中で3地区あったと。 やはりこういうものの、特に同じ地区から3人出るという、こういう、公募だから仕方がないと言われればそれまでなんですが、やはりこれは横の連携も多少していかないと、今後はまずいのではないかなと、こんなふうに考えておりますが、今、当然自治会推薦で名前が上がった方も当然漏れるという、そういうことも多々あろうかと思うんですが、一番私はこの推薦における、自治会もそうなんですが、認定農業者、町長が言ったように8割は認定農業者だというような中で、今回名前が上がった人はほとんど認定農業者だと私は認識しておりますが、そういう中で推薦の団体、全協でも私、ちょっとお話しましたが、大きな組織、例えばJA、そして土地連合会、そして共済組合、そういう大きな団体があります。 だからと言ってそれが果たして推薦という形になろうかということはないと思うんですが、やはりそういう大きな推薦団体、今まではそういう中で農業委員も推薦を受けていたんですね。だけれども、そういう基準が今回、全協の説明だとない。だけれども2人選出される、1人選ばれていないと、こんなようなちょっと不公平なことで、片や10名程度の団体、はっきり言います、酪農組合、そういう中での推薦。共済、何千人もいますね。やはりそういうものをこれから3年任期があって継続、あるいは新規になった場合に、これは明確に選考の中で私ははっきりしておいたほうがいいのではないかと、こんなふうに思って、その件ちょっと質問します。 それと、この候補者評価検討委員会ですね、これ、8項目という項目があるという話を聞いていたんですが、今回12名の中で50代は、多分私が認識しただけでは2人しかいません。あとはもう60代、70代。やはりそういう中でのこの8項目の中に年齢が50歳というものが、これは国からの指導、あるいはそういう指導が項目の中にあったのかどうか。市貝町、当町についてはこの50歳というのはもう意に沿わない。町でも認定農業者は80歳でもばんばんすると、こう認定するという、こういうふうなことでなっておりますので、ここの8項目の中での50歳、これは今後私は検討すべきかなと、こんなふうに考えて、2項目だけ質問します。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  私のほうから1項目について、評価委員会につきましては評価委員会の委員長をされた課長がおりますので、説明させていただきます。 私のほうから、団体のどのように選考に当たって考慮すべきかという非常に大きな課題がありました。山川議員さんからもお話がありましたし、ただいまその話もございました。それで、団体がどんな点数がつくのかということですけれども、先程も申し上げましたが、農業団体、これは実は私の判断だけではなくて、ある機関に相談した上での優先順位をつけてみました。農業関係団体を上位で、自治会というのがどういう関係で出てきたのか、実はわからないというふうに言われていましたけれども、自治会員さんが出てこられた。そして、そうすると今度は遊休農地と新規参入者と担い手への集積ですから、やはり農業関係団体が大きくなってくるなと思いますけれども、そうすると農業団体が上位に入り、自治会が下がってくると。 その中で、では今度は農業団体についてどのような考慮をしたかと申しますと、この間の全協でも課長から説明があったかと思うんですが、共済についてはいろいろなところで評価委員会、また事務局でいろいろなところへ問い合わせをしましたら、必ずしも共済は入っていないという。今回は以前のようにJAと共済と土地改良区という3つ枠については、今回はそれほど重きを置いていないようだという説明でしたが、私のほうはまた別の角度からこれについて同じ結論に達しています。 一つは、やはり今申し上げましたように農地の最適化、農地の最適化ですから、農地はどこに張りついているのかと言いますと、地域に張りついていますので、やはりその地域、市貝町の農業をやっている地形、気象、そういうもの、担い手、そういう三部構成で農業は成り立っているんだと思いますけれども、そういう中で全国団体、あるいは町域を超えた団体から推薦されている方よりも、地域農業の推進ということで、農地を守り有効利用を推進することを基礎に、地域農業を再構築するという目標に変わりはない。全国農業新聞の、誰が書いたかはわかっていますけれども、主張の中にこのようなことが書かれております。地域農業を再構築するという点であれば地元の農業団体を優先させていただいたところです。 JAにつきましては担い手育成とか農地利用、集積についてJAの方が非常に情報を持っていらっしゃるということでございますので、JAの方については引き続き入っていただきました。そのようなことで、今回は共済さんが候補から落ちたということになりました。 2点目については、課長から説明させます。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  それでは、ただいまの高徳議員のご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 町長のほうで第1点目につきましては答弁させていただきました。私のほうからは50歳という年齢の縛りの件でご説明をさせていただきたいと思います。これ、明確に正直法律で50歳という年齢は決めていないと私は理解しております。ただ、農林水産省のほうから50歳未満の方をできるだけ農業委員さんとして任命していただきたいというような話、通知等はございました。それとともに、先程町長も答弁しましたように女性が30%、できれば女性の農業委員さんも30%程度確保していただきたいというような農水省からの通知等がございました。ですから3年後になりますが、次回の農業委員さんのこのような議会の皆様の同意を得る段階で、その50歳という年齢がどうかという部分はあります。 ただ、今回はそのような、国のほうからの通知があったということで、私どもとしましても50歳未満のということで、点数上差をつけさせていただきました。郡内を見ますとどの市町も女性と50歳という部分では区切っているということでございます。私どもの町だけが50歳という年齢で分けているということではございませんので、その辺はご了解をいただきたいと、ご理解をいただきたいと、そのように思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ここで暫時休憩といたします。 再開は11時20分とします。                         (午前11時02分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  それでは再開いたします。                         (午前11時20分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 8番、小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉です。 私からは1点質問させていただきます。 今回、団体、法人からの推薦ということで18名の応募がありまして、個人からの推薦ということで1名ということで、合計19名でございます。この個人からの推薦について、ちょっとお聞きしたいと思います。推薦する個人の情報ということで、先日全協で配られました資料に基づきますと4名の推薦があります。國井正幸さん、関澤和行さん、高梨好雄さん、石綿美惠子さんということでございます。この最初に申し上げました國井正幸さんは団体役員ということなんですが、団体と言いますと栃木県の農業会議のことだと思うんです。國井正幸さんはこの農業会議の会長であります。農業会議と言いますと県内の農業委員会をまとめている組織でございます。 その会長の推薦をもらっているということで、これは町内のほかの農業委員さんからも意見がたくさん出ておりますが、そういう会長からの推薦をもらってはいけないという規則はありませんけれども、そういうこと、それはちょっと反則ではないかというような意見も多数出ておりますが、今回この個人の推薦とそのほかの団体からの推進と、その辺は比重と言いますか、その採点の方法がちょっとわかりにくいので、その点を説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの小塙議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 ただいま議員おっしゃった方につきましては、確かに個人名での推薦、4名の方ですか--いうことになっております。ほかの方については自治会とか各組合とかというような推薦の方になっております。これらの点数を評価させていただいた段階で、団体からの推薦は何点で個人からの推薦は個人名、何点と言うことで、差はつけております。点数的にどちらかが上位かと言いますと、自治会とか各種そういういろいろな、土地改良区とかいろいろございますけれども、そういう団体の推薦のほうが点数的には上になっております。個人からの推薦というのは点数的には下になっているということで、それらは評価の段階で点数のほうにあらわしていただいているところでございます。 ですから、この方については個人からの推薦ということで、その部分については点数的には低くなっているというのが現状でございます。以上でよろしいでしょうか。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  8番、小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  そういう説明でしかないんだとは思うんですが、やはり県の農業会議の会長の推薦をもらいますと、どうしてもそういう部分では町としてはそんたくをしなければいけないのかなと考えてしまうわけなんですが、そのほかに今回、総合点でということでの選考の結果だということなんでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  私からもお答えいたします。 評価委員会からの、ただいまのご説明がございまして、総合点ということになるかと思うんですけれども、私どもで今、小塙議員からもお話がございましたが、今回の応募者の中で地区が重なっている方は西宿、中新田、笹原田、刈生田ということでございました。そういう中で刈生田2名で自治会長さん推薦と個人推薦がございましたが、それよりも大きな枠で、先程も申し上げましたが、農業委員の選考方式の中で評価作業の後、積極的な選出原則を用いた評価の中で、4番目に女性の方が大きく入っていまして、そういう中で女性が優先されたというのが大きいですけれども、その一方で、ただいま小塙議員がおっしゃったとおりです。推薦者の中に農業会議の会長さんの名前が入っているというのは大変高く評価されるのかなというふうにも思っています。 なぜなら、評価の中で熱意とか識見を有する者ということになってきますと、推薦される方の応募や推薦理由等から熱意や意欲を感じるかということが評価シートに入っておりますので、そういう際に農業委員会の業務を周知しているどころか、監督指導できる高い識見を持った方からの推薦があれば、それについては私どものほうはこの熱意や意欲については大きくと言いますか、十分に参酌、評価できるところかなというふうに思っています。私の採点の中ではそういう部分を、女性と推薦者の部分も高く評価した結果となっています。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 12番、和久議員。 ◆12番(和久和夫)  和久和男です。 組織、いわゆる選考方法がもう完全に変わったわけですね。ですから、まず市貝町は、先程山川議員も言いましたけれども、何しろ細長い小さい町ですから、それほど、昔は細かく分けて、そしてその地区割と、そして大きな団体からの推薦という形なんです。ですから一般的にもう頭の中にそういったものが染みついていて、組織とかこういう法律みたいなのが改善されても、人間の頭の中身がほとんど変わっていない。だから、今までの既得権益を中心に、地区割を中心にという形で出てくる。そうするとこれからは当然ダブりますね。そうするとどう選ぶかということなんです。ですから、12名でしたね。ですから、別に地区が少々北が1名、2名ふえても、その点では人材中心と仕事の量中心ということで考えていけば、それはそれでいいと思うんです。 ですから、余り巨大な組織とかそういったものにとらわれることなく、できるだけ人材中心で選んでいくと。ある程度まで地区割は考える必要はあると思うんですが、そして、この適正化推進委員、これは農業委員会のほうで選ぶんでしょうけれども、こういう形での配慮は十分、多分この候補者というか、出た名簿は農業委員のほうには多分渡してあると思うんです。渡してあれば、これを参考に農業委員もまた改めて考えるということになると思うんですが、そういった意味での適正化推進委員は完全に地区のバランスをとらなければならないと思うんですが、農業委員に関してはそういう形で、問題は選考委員なんですね。 ですから、今、課長が会長でということで、あと何人がどういう形--私、ちょっと聞いたけれども、よくわからないんですけれども、そういう形でちゃんと選べる、人の意向を考えないでちゃんと人材で選べるという形の方法をとってもらえれば一番いいのではないかと思うので、その点について伺っておきたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  和久議員から農業委員の選出に当たりましては人材重視で評価してはどうかということでございまして、私もどちらかというともっともなことでございまして、私も人材を重視して選考したいと思っていました。そのような中で農林水産省経営局農地政策課長から農業委員の推薦・募集等について、委員選出の基本的な考え方ということで、これが全てではありませんけれども、あらかじめ地区ごとに定数割を設け、地区から推薦のあった者を必ず選任するようにといった運営を行うことは、旧制度と実質的に変わらない選出方法であり、法改正の意義そのものが問われかねませんので、厳にお控えくださいということで、これは募集するに当たって定数割をあらかじめ地区でやることは厳に控えてくださいという通知でございますけれども、最終的に評価する際にこれを使わせていただいたんですけれども、どちらかというと人材重視ということが大事なことかと思っています。 その一方で、先程来私どもの選考に足かせとなっている、縛りとなっているのは、遊休農地の解消と、ここが大きいところですが、しかも担い手に集約するということで、農地と人をここに結びつけていく作業が出てくるわけです。そうなると、ここは私どもの禁じ手だったんですが、農水省とは違う考え方ですけれども、満遍なく人を配置つけるというのが大事なことかというふうに私どもは思っていました。実際、栃木市農業委員会の会長さんの談話の中で、農地利用最適化推進委員を設置し、合併前の市町村単位で担当農業委員を推薦しと書いてありました。 あ、これ、こういうことがメディアに出ていていいのかどうか、大変疑問なんですけれども、そういう栃木市の選考方法をやっていまして、これの背景には、やはりその地区の遊休農地がどんな形で出ているのか、不在地主で東京に行っているのか、では誰が所有しているのか。では誰々ちゃんと誰々ちゃんが知っているから親戚に当たってみろ。半分いれば5年間賃借りさせますよ。全員同意で10年ですよということで農地の貸し借りができるんだと思っていますけれども、そういうことを考えて栃木市農業委員会では大橋会長の談話が載っていますが、そういうことをされていますので、農業委員会の業務の何が変わったのか。 変わったのは必須事項になって位置づけが強化された。いよいよ農業委員会の真価が問われる時期が来たと。改正農地法に基づいて業務をしない場合には農業委員会の解消も念頭に置くという、全国農業会議所農地部長の言葉が論文に書かれていますけれども、そういう中で、やはり実効性を上げるために地区ごとのよく現場を知っている推進委員に、さらに農業委員も加えているというように感じていますので、その辺を調整させていただきました。12名という少ない枠ですので、もう少し定数をふやせればよかったんですが、そういう中でこのような落ち着きになった次第でございます。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 2番、永山議員。 ◆2番(永山廣美)  2番、永山廣美です。 3点ほどあるんですが、まず1点だけとりあえずお聞きしたいことがあります。 農業委員の選定については担当地区はないという、これは明確なそういう考え方でよろしいのか。その根底にあるのはどういうものかをお聞きしたいと思いました。前の--現状の農業委員会制度の中において、何年か前に農水省から出ている書類がございます。それ、農業委員会の適正な事務実施についてという内容なんですが、その中で農業委員会の現状について形骸化を指摘されております。このまま読みますと、「農業委員は実質的に自分が選出された地区の担当となっており、担当地区の利害関係のみで、それ以外の案件については意見を述べない。」中ありまして、「審議の形骸化にかかわる指摘や公平性及び公正性に対する疑問が指摘されている。」と。市貝町ではこのようなことはないとは思います。 しかしながら全国的に見ますと、この農業委員について担当地区はありませんという、その根底になる理由はどのようにお考えになられているか。その点です。それと、それに絡めて、実は担当地区はないということから、これ、今、自治会とか大きな組織とかが、今、和久議員のほうからもおっしゃられましたけれども、大きな組織が話題になっています。しかしこれ、3番目としてこの自薦、つまり1人でも手を挙げられるという応募要項であったと記憶しておりますが、これ、自治会とか大きな組織云々という議論が非常に今、活発に行われていますが、こういうことがありますと、もう1人では手を挙げられないと。 では、なぜその規約にあるのかなと。では、次どうするのかなということがあります。この1人でも手を挙げられるといったことが入っている、その考え方、根底はどのようなものなのか、どこから来ているのか、それをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの永山議員のご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 ちょっと順不同になってしまう場合が申しわけないんですけれども、まず、1点目、農業委員さんに担当地区はないというようなご質問だったかと思うんですが、これにつきましては今回、法律改正になりまして、このような形で12名という農業委員さんの人数になったわけですが、それ以前も担当地区というのは決めていなかったというのが現実でございます。ただ、長年の風習というか、慣習ということで、この自治会で1人、この自治会で1人と。その自治会の中で、このような言葉をこの場で申し上げたらあれかもしれないですけれども、ではこの自治会で今回は担当される方がいないので、次の自治会でどうですかというような、そういう自治会内でのやりとりというのがあったのは聞いておるところでございます。 ですから、昔もあえて担当地区というのは決めていなかったのではないかなと、そのように考えているところでございます。 あと、自薦もあり得るというようなご質問もございましたけれども、やはり自薦、他薦というのをいろいろな委員さんに立候補される場合も、自薦もありますでしょうし、ほかの団体等からの推薦もあるということで、今回さらに今までとまた違った形で、先程もちょっと申しましたように、今まではある程度自治会内での調整があった部分もあるんですが、今回は市貝町一つとして農業委員さんはどこの地区からでも出られるというような形になっているものですから、その場合、自治会の推薦がないと立候補できないという部分も当然出てきますので、それらを廃除すると言うか、それらをなくすために個人で手を挙げていただいてもよろしいのではないかというふうなことで、今回そのような形でつくらせていただいたところでございます。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  農業委員さんの業務ですけれども、まず、個人で手を挙げた場合に農業委員会の選考上不利ではないかというお話でございまして、推薦理由、また応募の理由の中に、熱意やそういう意欲などを感じるということでございますので、そういう中で、やはりしっかりとした推薦を立てるとか、理由の中にしっかりしたものを書いていただければ評価は高くなると思います。よりきめ細かく評価することが大事かなと思っています。それで、以前の農業委員の業務について、今、課長から説明がございましたけれども、慣例的にこの地区は誰々さんが担当だから、これについて農業委員会に出されたら、それについて何か意見を言えとか、説明、そういうようなことはあったかに聞いています。 今回、改正によりまして、どこが農業委員の役割が変わったかと言いますと、二段構成になりまして、推進委員という方がじがかりをする。現場の仕事をする人ができたために、今度は、農業委員は自由になりまして、今まで地域、地区というものが足かせになっていましたが、これからは市貝町の地域農政の発展とか農業を振興するためにはどういうふうなビジョンを持って、方針を持って考えているのか、それに基づいて転用審査などをするということで、法令審査などが中心になるかと思います。 農業委員の仕事は、既に永山議員もご承知で、前回も鋭い全協での質問をされていましたが、農業委員会に出席して、最終的に合議体として決定することが農業委員の役割で、最適化の推進の指針とか権利移動の決定、転用許可の決定、最適化の施策について提出する意見の決定とか、どちらかというと法令審査、またそういう意見具申ということで、全体的なものを見て仕事をするのが中心になったんだというふうに思っています。そういうことで、農業委員さんは地域から離れた仕事ができるようになったんだというふうに思っていますが、そんなところかなと思います。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 2番、永山議員。 ◆2番(永山廣美)  もう一つお聞きしたいと思います。 先程のちょっと質問として出ておりましたが、農業にかかわる、例えば農地転用、あるいは農振除外とか、それから地目の変更とか、そういう決定をするわけでございますが、現状は農業委員会農業委員会という、町という枠組みの中で決定できるものは町の農業委員会で決定し、県のほうに決定を送るものは県のほうの決定になって、また返ってくるという形で決定されていると思いますが、これ、枠組みが変わっても農業に関する決定は今までどおり、やはり農業委員会という組織の中で決定される。そうしますと、農業の耕作放棄地とかいろいろ農政全般が変化してくる。それは町の行政の中でそれを受け入れてそれを行政に生かすということで、あくまでも農業にかかわる決定、法律的な決定は、これは最終決定は農業委員会ということでよろしいのかどうか、これをちょっと明確にお答え願います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの永山議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 今のご質問の趣旨でございますが、現在までの農業委員会の決定権とかそういう役割等が、今回によってどのように変わっていくのか、また変わらないのかというようなご質問だったと思うんですが、これにつきましては、今回は農業委員さんと推進委員さんというふうに二段構えで分かれておりますが、最終的に決定するのは町の農業委員会と、農業委員さんのほうが決定するということになっておりますので、今までと決定権とか転用とか、除外とかというのにつきましては、今までと何ら変わらないというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 12番、和久議員。 ◆12番(和久和夫)  先程の返事もらっていないので、一つ返事をお願いしたいというのは、まず私も農業委員経験者ですから、内容はわかっています。地区割がなかったというのは現実問題として、ちゃんとそれ、印刷して地区にも配ってあるから、あったことは事実なんです。もちろんそれを超えて農業をやるのは自由ですから、それはそれで特別な縛りというよりも、そういったものがあったということは事実だと思うんですが、それよりも今後、こういうふうに組織が法で変わりましたということで、頭を切りかえなければならないということなので、一番大事なのは選考委員だと思うんです。ですから、町長の意向をそんたくしながらやるというふうな選考委員会では困るので、その点だけはきちんと対応してもらいたいと思うんですが、その点について伺っておきたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  和久議員の、今、評価委員会に対するご質問だったと思うんですが、評価委員会について、やはり評価委員長から答弁するのもつらい質問だと思いますので、私からお答えさせていただきます。 評価委員2名、農業委員の代表様と3名ですか、役場の職員が総務課長と農林課長、また係長で構成しております。評価委員は自分たちの評価シートに、みずから作成されました評価シートに基づいて公平・公正に評価されていると思いますし、そういうふうにされてきたと思います。町長の意向に左右されるどころか、町長の意向などよりも評価委員会としてきちっとしたものを、報告書を出してこられたと思っています。それに基づきまして、私もそれに踏まえまして、さらに意欲とか熱意、耕作放棄地があるのかどうかとか、規模拡大実績はどうかとか、地産地消はもっと数量化したりとか、そういう面で細かい指標を自分でつくらせていただきまして、評価させていただきましたが、最初の提案理由の中でも説明させていただきましたとおり、大方同じような内容になってございまして、そういう形でなっております。 評価委員会は公平・公正に選考されてきましたし、これからもそういうふうにあってほしいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 まず三、四点、聞きたいんですけれども、まず、この選考の仕方なんです。これは定数を超えるだけの応募があったと。これを透明性で任命過程の公平性を講じなければならないというふうになっているわけです。ですから任命制で定数をオーバーした場合にはどのようにそれを確保したのか、どういうふうに説明されたのか。やはり選ばれなかった方々からすれば、なぜ選ばれないんだろうかということで、当然残るわけですね。今度の場合は、もう当然そういうマニュアルもあると思うんですが、認定農家の人が少なくとも半数以上占めなさいということがあるわけですね。これはクリアしているわけです。そこの7名の方が漏れてしまったわけですが、それをどういうふうにして選考してどうなのかということが、どういうふうにして講じたのか。これが曖昧な感じも受けるわけなんです。それが一つ。 それと、中立の方がやはり公正な判断ができる人だということをうたわれているわけです。どの方なのか。俺、見ますと、団体役員というのが1人いるわけですが、実際、土地改良のほうなんですね。だから、何を基準に中立性として判断できる人を選んだのかという、どの方を選んだのか。特に、先程も強調されましたけれども、女性や青年を登用するようにということもあるわけですね。何せ12名ですから、大変少ない枠内でやはり考えなくてはならないわけですね。だから農業を今後--今までのような縄張りみたいなものではなくて、市貝町の農業をどうするか、大きく言えば日本の農業をどうするかという問題にしなければならない。 特に事務局体制の強化も、これ、今回政府としては指示しているわけです。現在の体制のままでいくのかどうか。実際、今、市貝町の農家も後継ぎと言いますか、後継者が本当に少ないです。何パーセントぐらいの状態になっているかです。名目ではないですよ、実質上。勤めながら農業をやっているという方が多いです。しかし、実質上ちゃんと専業で農業を受け継いでやっている方というのは本当にもう少ない。あすにももう倒れればもう後継ぎができないというふうなことも現実にぶつかっています。ですから、事務局体制をとって、きちっとやはりそういったものも、新しい人たちへの受け継ぎを、体制を一日も早くやはり体制を整えておかないと、もう綱紀とか、守るとかではないですね。もう守る人がいない。 だから、やはりこういった状況に今、地方の農業は現実になっています。これはもう農産物の輸入自由化によってどんどん推し進められて、今の農民は崖っ縁どころか、もう途中まで落っこちているんだ。これが落下して崩壊するか、それとも新たな人たちによって支えるかというふうに来ているわけです。だからその大局を見ながら、新しい農業委員会のメンバーで適正化農業委員もその補助的と言いますか、地域の手足となって頑張るというふうな形に、二層構造になっているわけですね。ですから、その点を考えますと事務局体制なんかも考えなければなりません。 そういう点はどういうふうに考えられて今回推薦されたのかなと思って、どの方でも立派だと思うんですけれども、やはり今の情勢に適した、情勢をよく理解して頑張れる人を選ぶべきだというふうに思いますので、その3点について説明願いたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  それでは、ただいまの平野議員のご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 まず1点目でございますが、選考の方法、今回12名に対して19名の応募があったということで、それはどうするのかというようなご質問だったかと思います。これにつきましては、先程来町長も答弁させていただいておりますように、市貝町農業委員会委員候補者評価委員会設置要綱というのをつくらせていただいて、それに基づきまして4月24日に19名の方の評価と言うんですか、させていただいたところでございます。その評価委員のメンバーに就きましては、現農業委員さん2名、それと町で言いますと総務課長、それと農業担当の係長、それと委員長として私、農林課長ということで、5名の委員で組織させていただいているところでございます。 今回の評価につきましては、最終的には5名の委員、私も含めまして全会一致で評価をさせていただいたところでございます。それをもとに町長のほうに報告をさせていただいております。 それと、2点目の中立委員の関係だったとございますが、中立の委員につきましては、私ども今回12名の委員の中から、これ最低1名以上という基準があるものですから、今回2名の方を中立委員と、中間委員というような形で提案をさせていただいたところでございます。お名前を申し上げますが、多田羅の矢口勝行様、それと上根の上山貴代子様ということで、2名の方を中立の委員という形でご提案させていただきました。やはり、私どもでもなかなか中立委員という部分が難しいものですから、国のほうの指針では司法書士とか弁護士とかというような話も出ているんですが、なかなかそういう方も難しいものですから、今回、応募があった方の中で県の農業会議とも相談しまして、このお二人はどうかということで話しはしております。 お二人については中立委員として差し支えないのではないかというような話を受けたものですから、今回の6月定例会で提案をさせていただいたところでございます。 それと、3点目でございます。 事務局の今後の農政対策というようなお話でございましたが、今、農業委員会は農地調整係ということで2名と、私が農業委員会の事務局長兼農林課長というような立場で仕事をさせていただいております。ほかの他町と比較しましても、人数的に少ない、多いというのはいろいろありますが、人口規模等からすれば今の体制でやむを得ないのかなというふうには考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。                          (午後零時01分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  それでは再開いたします。                          (午後1時00分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 先程、第1点目でも言いましたけれども、要するに定数を超えた場合には関係者から意見を聞き、任命過程の公平性及び透明性の確保をする措置を講じなければならないということについてどうですかと聞いたんだけれども、ちょっと説明が不足していると思いますので、それの点について補足していただきたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの平野議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 定数12名ということで今回お願いしているわけですが、それを超えた場合についてということでございますが、それにつきましては、先程ちょっと申し上げましたけれども、町の評価委員会という組織がございます。その評価委員会の中で定数というか、全員を評価をさせていただいて、一応点数化させていただいているというようなことが現状でございます。この評価委員会の評価項目につきましては、前に全協のほうでも若干ご説明させていただきましたけれども、農業に関し識見を有しているかとか、あとは50歳以下であるとか、また女性であるとか、また認定農業者であるとかというような8項目で評価をさせていただくと。人数、定数が超えた場合、その8項目で評価させていただいて、正直点数化をさせていただくというふうなことになっております。 ですから、この点数によって1位、2位、3位とかというふうにはなってくるんですが、その順番どおりにはなかなかいかない部分もあるというのが現状でございます。やはり、先程町長も申しましたように、地区的な、地域的なバランスと、また女性等をどうしようかというような部分もあるものですから、点数だけで決めるというのはなかなか難しい部分があるということでございます。ただ、定数を超えた場合にはそういうことで評価をさせていただいておると。評価委員については今現在の現職の農業委員さんお二人と、あとは町の職員3人。合わせて5人で評価をさせていただいていると。結果的に4月24日に評価委員会を開催しましたけれども、全員一致で評価のほうはまとまったというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  平野議員のご質問にお答えいたします。 ただいま評価委員会の委員長ということで、評価委員会の中でのお話がございましたが、定数を超えた場合には関係機関と意見徴取もするというようなことでございまして、私どものほうでは農業委員会の代表の方ともお会いさせていただきました。その中で個別な名前は出ませんでしたが、農業委員会としては若い方を--若い方と言いますのは、つまり年齢ではなくて期数の若い方ですね--期数の若い方を拾っていただいて、そういう方を育てていきたいというようなお話がございまして、二段構えの構造になっていく中で、新しい革には新しい酒を盛りたいということだと思うんですが、そういうようなご意見を伺いまして、それらについても参酌させていただいたところでございます。 このことについては永山課長は知り得ないことでございますので、私どものほうでお会いさせていただきまして調整させていただきました。 以上です。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから議案第34号から議案第45号までについて、順次、討論、採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第34号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第34号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第34号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第35号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第35号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第35号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第36号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第36号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第36号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第37号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第37号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第37号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第38号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第38号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第38号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第39号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第39号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第39号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第40号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第40号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第40号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第41号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第41号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第41号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第42号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第42号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第42号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第43号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第43号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第43号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第44号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第44号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第44号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。 次に、議案第45号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の意見を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第45号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(小泉栄一)  起立全員であります。 したがって、議案第45号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は、原案のとおり承認されました。-----------------------------------
    △議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小泉栄一)  日程第14、議案第46号「栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第46号「栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について」ご説明申し上げます。 後期高齢者医療広域連合の議会議員の定数につきましては、広域連合規約第7条第1項において33人と規定されており、市町ごとの議員定数は規約第8条及び別表第2により、市町の人口に応じて定められているところでございます。しかしながら、近年の栃木県内の人口は減少しており、それに伴い、議員定数も減少することが予想されているところであります。 一方、75歳以上の人口は年々増加しているところであり、後期高齢者医療制度の運営主体である広域連合及び広域連合議会の重要性は増すものであると考えられます。 このような中、広域連合議員定数を維持するためには、今までの人口に対しての定数ではなく、市町ごとに議員数を規定するよう栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更が必要であると考えております。規約の変更に際しては、地方自治法の規定に基づく関係地方公共団体との協議が必要となることから、同法第291条の3第1項及び同法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 以上、栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、本案が原案どおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄一)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 後期高齢者医療ということで、広域連合で県がやるということになっていますけれども、この委員--委員というか、議員になるわけですけれども、一般的に今まではどういう方を委員として、また議員として位置づけてきたのか。また、今後はどういう方をその委員として位置づけるのか。それらの考えについて関係者から説明を求めたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  川又町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(川又孝宏)  ただいまの平野議員さんのご質問につきましてご説明させていただきます。 栃木県後期高齢医療広域連合の規約に基づきまして、議員となる方でございますが、主に各市町の首長さんが委員となってございます。多いところにつきましては議会の議員さんが委員となっているところでございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第46号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(小泉栄一)  挙手多数であります。 したがって、議案第46号「栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について」は、原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小泉栄一)  日程第15、議案第47号「平成29年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第47号「平成29年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれに1,722万円を追加し、歳入歳出予算の総額を45億5,722万円とするものでございます。 補正予算書5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 3款1項3目老人福祉費につきましては、13節委託料において、高齢者ひとり暮らし世帯等へ設置している緊急通報装置の保守委託事業者が、諸般の事情により事業撤退となってしまったため、急遽保守委託先の変更を行ったことによる委託料の差額分175万9,000円を追加計上するものでございます。 次に、6款1項3目農業振興費につきましては、農業経営の発展、改善を目的として金融機関からの融資を活用し、農業用機械等を取得する場合に、取得に要する経費から融資等の金額を差し引いた自己負担額について助成する融資主体補助型経営体育成支援事業費補助金として、19節負担金補助及び交付金に1,044万4,000円を追加するものでございます。 8款2項3目道路新設改良費については、町道谷中東線の現況測量設計業務委託料として、13節委託料に481万7,000円を追加計上するものです。本路線は以前より中学生の通学路として利用されているほか、芳賀市貝バイパスの開通により、以前より交通量が増加しております。また、本路線沿いに商業施設の開発計画も予定されており、さらなる交通量の増加が予想され、歩行者及び通行車両等の安全性を確保する必要があるため、道路改良を実施するための現況測量を行うものでございます。 10款4項5目図書館・歴史民俗資料館費については、町立図書館に設置されているエレベーターの修繕料を、11節需用費に20万円追加計上するものでございます。町立図書館は築20年以上が経過し、エレベーターも建設当初のものであるため、保守点検において部品の劣化によるふぐあいを指摘されており、至急修繕を要するため、今回補正をお願いするものでございます。 次に、これらの財源となる歳入について申し上げます。 4ページをお開きください。 15款2項4目農林水産業費県補助金につきましては、融資主体補助型経営体育成支援事業費補助金を、歳出予算計上額と同額の1,044万4,000円計上しております。 19款1項1目繰越金については、特定財源を充当した後に不足する額、677万6,000円を追加するものでございます。 以上が、平成29年度市貝町一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄一)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 1番、関澤議員。 ◆1番(関澤正一)  1番、関澤正一です。 6款です。1項19節ですか。この補助金ですね。一応この前、全協のときに説明ありましたけれども、5名が一応この対象者ということになっているそうですね。その中でトラクターとか田植え機とかコンバインとか、あとパイプハウスですか、あと鉄骨ハウスなんかもあるという話を聞いていますけれども、これ、5名のうち誰がこの者に該当しているか。それをちょっと説明、お願いしたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの関澤議員のご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 今回、補正をお願いしております融資主体補助型経営体育成支援事業費ということで、6・1・3の19ということでお願いしているわけでございます。5名の方が今回いらっしゃいます。5名の方の内訳というか、その内容でございます。それをご説明させていただきたいと思います。 まず、1名の方、お名前は勘弁していただきたいんですけれども、まず1名の方がコンバイン、これ4条刈りのコンバインです。それとバケット。それとパイプハウス。その1名の方が内容としては3件ございます。コンバインとバケットとパイプハウスと。2番目の方につきましては田植え機ということで、これ7条植えということでお聞きしております。7条植えの田植え機ということをお聞きしております。3人目としましてはトラクター。これ97馬力ということで、今のところお伺いしておるところでございます。4番目としまして、この方につきましては鉄骨のハウス、俗に言う育苗ハウスですね。約270平米を1棟ということで申請をされておるところでございます。 最後、5番目になりますが、この方についてはやはり、前ちょっとお話しましたトラクターの90馬力というのを予定しているというようなことで、以上5名の方が今回申請になっているということでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 8番、小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙です。 今、関澤議員からご質問がありましたけれども、その5名の方ということで、最初の40万円というのはわかりましたけれども、ほかのこの2番目の田植え機から、その金額と、あとどこの地区の方なのかを教えていただきたいと思います。それが1点です。 それともう一点なんですが、私、8款2項3目の13節の町道谷中東線の測量設計業務委託料481万7,000円ということでございます。これ、現況の測量ということのようですが、今後どのような、どのぐらいの道を計画なのかと、今回は700メートルということでありますが、その後、その延長上とか、その後の計画とか、そういったものについてもお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  それでは、ただいまの小塙議員さんのご質問にご説明をさせていただきます。 5名の方ということで、その5名の方の事業費とか地区別というようなご質問だったかと思います。地区別に申し上げますと、赤羽の方が3名いらっしゃいます。田野辺の方が1名、それと羽仏の方が1名ということで5名というようなことになってございます。 その事業費でございます。地区名はちょっと勘弁していただきたいんですが、コンバインとかバケットとか、パイプハウスを予定している方については事業費総額としまして約986万円。986万3,000円です。お一人の方で986万3,000円と。また、田植え機を予定している方については約330万円です。それとトラクターの97馬力を予定されている方が約860万円です。それと鉄骨ハウスというのを予定されている方につきましては300万円でございます。もうお一人の方、やはり同じトラクターですが、これは90馬力なんですが、この方については若干、トラクターの型式とかも違うと思うんですけれども、この方については1,200万円というのが5人の方から申請をいただいた事業費の金額でございます。 ○議長(小泉栄一)  滝田建設課長。 ◎建設課長(滝田弘行)  ただいま小塙議員さんからいただきました質問に対してご説明申し上げます。 8款の土木費の測量委託でございます。 町道谷中東線、谷中東線という町道につきましては、一般県道の市塙北長島線、旧上根小学校の前を通りまして北側へ、新しく開通しました市貝バイパスの交差点までの区間、約700メートルございますが、そちらの現況測量ということで、今ある道路を基本としまして、道路の高さ、高低差、あるいは道路の立地ですので、現況の測量ということで今回補正要望させていただきました。こちらの現況の測量ということでございます。 道路計画ということでございますが、こちらにつきましては、先程の町長の答弁の中にありましたとおり、中学生の自転車による通学路ということでもありますし、バイパスと県道を結ぶ地域間の連絡通路ということで、近年交通量が増大しているという現状を鑑みまして、やはり歩道のついた、センターラインのついた道路改良を見越しての測量を先行して入れたいという考えでございます。 また、その後の計画ということですが、交差点の北部の谷中に向けた町道についても、一部影響部についてのやはり改良というものも必要かと思いますので、交差点を前後して道路改良が図れればということで考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 8番、小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  先程永山課長からご説明いただきましたが、事業費のこれ、補助率ですか。それは50%、30%なんですか。ちょっとその辺がわからなかったので、その点についてもお聞きしたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの小塙議員さんのご質問にご説明させていただきます。 私のほうのちょっと説明が若干弱かった部分というのがあったかと思うんですが、補助率につきましては事業費の30%で上限が300万円と、上限が決まっております。ですから、30%と言いましても1,000万円を超えた場合には、その分は自己負担になると。ですから、補助率は事業費の30%で上限が300万円というふうなことになっております。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 3番、豊田功議員。 ◆3番(豊田功)  先程小塙議員が質問した8款2項3目13節です。課長からセンターラインという言葉をお聞きしたんですけれども、過去に私は議会で、あそこ、早急に拡張工事をしていただきたいという質問をした経緯がございます。あそこは今現在でも朝なんかは大変交通量が多いです。できれば、ぜひ歩道をつけた道路に建設、考えていただきたいと思うんですが、その件について課長、いかがでしょうか。 ○議長(小泉栄一)  滝田建設課長。 ◎建設課長(滝田弘行)  それでは、ただいまの豊田議員さんからのご質問にご説明いたします。 谷中東線の今回の測量業務でございます。こちらにつきましては、今後の改良計画ということで、先程のご説明でちょっと足らないところがありましたが、やはり中学生の通学路ということで大変重要な路線となりますので、やはり中学生の自転車が通れるような規格での歩道を設置できればということで考えたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 11番、高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 県の補助金、県支出金--県補助金ですね。4ページの絡みなんだけれども、1,044万4,000円、今回補助金として県から補助されるわけなんですが、これは100%ですね。10分の10。これ以前、多分今回補正であるので、前に同じような融資主体補助型経営体育成支援事業費補助金というのは、以前にあったかどうか、先にそれ。それの絡みの補正なのか。 それにあわせて、この事業費はやはり県でも何年ぐらいの見通しでこの補助を出しているのか。 それと今回、以前はパイプハウスと鉄骨ハウスはなかったと思うんですが、今回新たにパイプハウスと鉄骨ハウスが事業の中に入っているというふうなことで、上限300万円というふうな形で補助するんだよというふうな話なんですが、先程鉄骨ハウス300万円というんですが、この鉄骨ハウス等について、丸々補助金で間に合うのかどうか。そういう金額のことです。 あわせて、それと5名の方という案ですが、この事業のたびに同じ人がこの事業を利用できるのかどうか。そこら辺のところをちょっとお尋ねします。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの高徳議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 ちょっと何点かご質問があったので、もし漏れたらまた、申しわけないんですけれども、まず1点目、県補助金が以前にもあったかというようなご質問でございました。これは昨年度も同じような補助金がございました。この補助金については、本来ですと当初予算に計上できれば一番いいんですけれども、県のほうへその要望の取りまとめをする時期がどうしても2月ごろになってしまうと。その交付決定が来るのが4月、5月というふうなことになってしまうものですから、なかなか当初予算には計上できないと。要望したから全部通るというふうな部分ではないものですから、その意味で今回補正をお願いするものでございます。 ですから、昨年度もやはり同じように補正予算で対応させていただいた。去年はやはり6月と年明けの1月の臨時議会か何かで、この件については議員の皆様にご了解をいただいたというふうな経緯があるかと思います。 それと、この事業、先程言いましたが単年度事業なものですから、今回、今なぜこの時期にということになりますが、コンバインを予定されている方がいらっしゃいますので、9月の議会になりますと、それから申請して交付決定して、それから見積もりをとってコンバインを購入するというふうなことになりますと、時期的に厳しいのではないかということで、今回5人の方まとめて補正をお願いするものでございます。 今後の県補助の見込みということでもございましたが、これは県を通していますが、実質は国庫補助でございます。国から県に来て、県から町へ来るということで、原資は国の補助金でございます。ですから、今のところ、ここ始まって2年目、3年目ぐらいなものですから、国のほうでも通常ですと5年程度を目安に補助金の見直し等を当然考えるかと思いますが、今のところは来年度も続くのではないかというふうに考えておるところでございます。 それと、鉄骨ハウスが最初はなかったというふうなことでございますが、今年度は鉄骨ハウス270平米が1棟ということで事業費300万円ということと、あとパイプハウス162平米、160平米ですね。それが1棟ということで、補助対象になっております。徐々にそういう機械だけではなくて、そういう部分での対象がふえてきているのかなというふうに考えているところでございます。 それと、同一人物が複数回利用できるかというようなことでございますが、一応耐用年数等がございます。機械ですと5年なり7年なりというようなことがございますので、やはり耐用年数を過ぎないと二度目の利用というのは難しいのかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 11番、高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  それに関連して、ちょっと補助金をそういうふうに事業費として当たった方が、そういう一つの要件の中に経過説明というか、経過の報告かな。そういったものの義務化というか、そういうものが示されているのかどうか。ちょっとまた再質問します。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの高徳議員さんのご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 補助金をいただいた場合には当然、俗に言うPDCAではないですけれども、当然評価をするというようなことになっております。これらの事業についても当然、毎年度国へは実績報告--国というか、町を通してなんですが、実績報告をしますし、定期的にそのような形で評価をしていきたいと、評価をするというようなことになっておりますので、それでご了解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 10番、山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 5ページ、上段の老人福祉費。ここで、今までお願いしていた事業者が事業撤退ということで差しかえということで、今度はアルソックという会社にお願いしたという説明を受けておりますが、ここで、例えば今までの実績で49台設置していて、今度、今年度は11台設置するということでありますが、では1台当たり幾らぐらいの設置費用がかかるのかということ。あと、この維持管理の保守点検、これはまたどのくらいかかるのか。 あと一つ、これ65歳以上の高齢者のひとり暮らしのところへ設置するわけですが、それで、その事業者との契約の中に見守りとかそういうものも含まれているのかどうか。行ってどのような状況であったかということが町のほうの担当課のほうに連絡を入れていただけるのかどうか。その辺も契約の中に入っているのかどうか、その件をお伺いいたします。 ○議長(小泉栄一)  水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長水沼加代子)  ただいまのご質問についてご説明させていただきます。 まず第1点目のまず1台当たりの費用でございますが、1台当たりの費用につきましては、まず撤去と設置に関する費用として1台につき1万1,000円の費用がかかります。それと、保守点検というか、毎月の委託料として1台につき3,100円の費用がかかるところでございます。それとこの点検の委託のほうの内容につきましては、まず月々3,100円のほう、かかるわけなんですが、そちらにつきましては監視料、あとガードマンが緊急事態のときにそちらへ駆けつける等の車両費、それとその人件費。また今回は、前までの契約のものは機械は町のほうで備品として購入して、それを設置していたところですが、今回のアルソックにつきましては、その装置につきましては会社のほうで持っているということで、そちらの機械のほうも含みで月々3,100円の点検料というか、保守料が費用としてかかるものでございます。 また、契約の中で見守りということでございますが、そちらにつきましては、まずはこの警報装置についてのシステムといたしましては、まず設置者の方が、緊急事態があったときに警報の緊急ボタンを押していただいて、それをコールセンターというか、ガードセンターというところにその通報が行きまして、ガードセンターのほうで、今、JAさんの市貝支店のほうに常時待機所として職員が待機している状況ですので、そちらに通報が行きまして、即時その通報宅に駆けつけるというふうな、今回の委託のシステムとなっております。 それで、今回の補正額につきましては、全委託者のほうの委託料の12カ月分、1年分の、今回新たに月々3,100円ということで、委託料が増加になった分につきましての、その不足分としての175万9,000円の補正額となってございます。その意味でそちらにガードマンのほうが駆けつけた折に見守りということでなっております。 それと、今回のこの機種につきましては、健康相談というか、ボタンがまた1つ加わりまして、そちらについて24時間ヘルスというか、健康相談のほうも受けられるような装置も同時についているような装置となってございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 まず6款1項3目です。19節で先程補助金を出すということで説明がありましたけれども、どういう方だったらこれらの--名目がここに書いてありますね。融資主体補助型経営体育成支援事業補助金と言っているんですが、どういう方だったらば対象になって、どのように、今言ったように30%が補助だ、限度が300万円だと。それに対する人、対象者というのは町内でいないとは限りませんけれども、これ、どうやって対象者が選別されたのかわかりませんけれども、ですから今、農家の人は機械を買うならやめるかなというふうな方が随分ふえていますね。この今の説明を見ますと、ある程度大つくり、いわゆる10町歩とか20町歩とかいうような人ではないかと思われます。やはり大規模にやっている農家の方が多いと。 要するに日本の農業というのは家族経営が中心なんですね。この場合、法人化されている方はいないのかどうかですね。法人の場合の対象はあるのかどうか。個人であれば、今私が言ったようにどういう方が対象になるのか。先程の質問にもありましたように、耐用年数との絡みもありますけれども、その事業の実態を、機械を買ったことによって、いわゆる生産効果なり費用対効果との関係でどのように町から県ですね、町からつながって報告しなくてはならないのか。どのぐらいの縛りがあるのか。そういったものもあると思われます。 大変、今回はいろいろな補助金が出ていまして、先ごろも10億円からの事業の半分からの補助金も出すというようなことで、繰越明許費として今回提出されておりますけれども、私たちの町にとって町民の暮らしにプラスになるんだからいいことなんですけれども、大変この補助金の活用の仕方がなかなか見えない部分がある。大手のJETファームとか、そういう大手なんかはすごく補助金の条件がいいと。結局弱い人たちには余り恩恵のないものが多いんです。ですから、できるだけ農業予算も、TPPとの絡みもあってふやしているわけですね。いわゆる国内自給率を衰退させない。そのためにあの手この手で今、ばらまき的に感じますけれども、やっている。 だから、その農業の計画性というものが日本の場合ほとんどないんですね。ですからばらまき方によって、また政治とつながってしまうという面もあって、政治の改革ではなくて、今までのような政治を踏襲してしまうと。新しい社会の変化に対応できない政治をやってしまっているために、こういった地域の農業がもう衰退される。私は今の政権は賛成しているわけではありませんけれども、とにかく地域経済がここまで衰退されますと、やはり後継者も含めた費用対効果、投資をするからにはやはりそういう中長期的な見方でやはり考えていかなくてはいけないと。先程の農業委員の委員会もこれからはそういう建議に準じた政策決定、立案能力、こういうものが要求されるわけです。 ですから、そういうきちっとした方向をつけないと、自分の家の田畑の問題だとか、俺のほうだとかって、それは縄張りの問題ではない、全然違うんです。ですから、本当にまちづくりの上でもこういった地場産業を一つ一つやはり私たちが目を向けて、この産業と地域経済を守っていくという点で、ぜひ、その点の説明を具体的に説明していただきたい。 さらに10款4項5目の図書館・民俗資料館。確かにエレベーター修繕ということなんですが、大変事故もあるわけです。費用というか利用頻度、20年はたっているけれども、そんなには使わないわけですね。デパートとかそういうわけではありませんから。これはいわゆるパラメータというか、こういうのはメーターで出ているんですか。ただ年月だけでいわゆる耐用年数という判断にしてしまっているのか、ここらのところも、部品の劣化だというような話もありましたけれども、その基準値は何をもっていわゆるこの20万円の修繕というふうに設定されたのか、それらのご説明を願いたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  ここで暫時休憩といたします。 再開は午後2時20分とします。                          (午後2時01分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  それでは再開いたします。                          (午後2時20分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  先程の平野議員さんのご質問に対しましてご説明を申し上げさせていただきたいと思います。 何点かご質問があったと思うんですが、順を追ってご説明をさせていただきたいと思います。 まず、対象となる方というようなご質問があったかと思います。この今回の融資主体補助型経営体育成支援事業費につきましての対象となる方につきましては、まず平成24年度に作成しました人・農地プランに位置づけられた、言葉上ですと中心経営体ということでございます。人・農地プランに位置づけられた経営体の方というのが一番でございます。 その2点目、耕作面積というご質問もあったかと思うんですが、今回5名の方がこの事業を予定しているわけですが、5名の方の経営面積と言いますと、一番少ない方で約3.4ヘクタール、一番多い方で28.9ヘクタール。ですから、3.4ヘクタールから28.9ヘクタールということで、確かに幅はございますが、そういう方が今回その5名の中に入っていらっしゃるということでございます。 それともう一つ、法人は対象になるかということでございますが、今のところ、この人・農地プランですとか認定農業者とかの部分がございますので、法人として営農組合さんが認定農業者になっておりますので、認定農業者の集まりというか、法人というか、農事組合法人という組織でも、この事業の対象にはなります。個人だけではなくて、そういう農事組合法人も対象になるということでございます。 それと、費用対効果というようなお話もあったと思います。これにつきましては、当初申請時に、やはり申請者の方の経営面積を今後どのぐらい拡大できるかというような部分と、あとは経営コストの縮減、あとは耕作放棄地の解消をなるべくやっていただきたい。また、農産物の高付加価値化を進めていただきたいというふうなことでお願いをしているところでございます。 それと、後継者を含めました費用対効果というようなご質問もあったかと思うんですが、これにつきましては、先日の耕作放棄地対策等もありますけれども、町としましてもこれは喫緊の課題だというふうに十分考えておるところでございます。先程農業委員さんも議決をいただいたところでございますので、そのような方とさらに連携をとりまして、耕作放棄地の解消、また後継者の育成に努めていきたいと。今現在、7名の方が新たに新規就農ということで市貝町に来ていただいているということもございますので、それらをさらに進めてまいりたいと、そのように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  和田生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(和田政一)  ただいまの平野議員のご質問の中の2点ほどについてご説明申し上げます。 まず図書館エレベーターの利用頻度ということでご質問をいただいたと思いますが、ことし3月26日から4月25日までの1カ月間に関して言えば、ドアの開閉回数、1階が183回、2階が141回ということで、1日5回から6回程度利用されているというところでございます。 2番目の耐用年数についてでございますが、まず、今回補正をした中で、かご着床用ポジテクタというものと、ユニット内の駆動用ベルト、これについては15年の交換目安ということで、既にこのものについては11年ほどオーバーしております。そのほかかごそばロータリーエンコーダ、これは主にエレベーターのかご部分がロープに直結しますので、それの位置や速度を変えるものにつきましては5年耐用年数があります。これは既に5カ月ほどオーバーしております。そのほか今回8品目について交換をいたしますが、そのうち半分はバッテリーとなっております。これにつきましては5年を目安に交換してくださいということで、これにつきましても既に5カ月をオーバーしております。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 要するに、この6款1項3目の農業のいわゆる補助事業ですが、人・農地のプランに位置づけられた方というと、どういう方なんですか。結局、農地プランというのは、今ここ、手元にないですけれども、相当対象者がいるのではないですか。だから、なぜこの5名の方が選ばれたのかというのはわからないんですが、対象者がこの範疇の中に入っているのではないかと思うんですね。農地プランの方は、対象者何名くらいいるんですか。この農地プランに位置づけられた方というのは。その中で今回5名が対象になったというのか、それともこの人たちが申請があったのでやったのか、ちょっとその流れがよくわからない。 ですから、やる気のある人にはやはり支援の手を差し伸べて、やはり持続可能な地場産業を育成させていくと。ましてや後継者がいるような者については、やはり小さい町だけれども、支援していくというふうにつないでいかないとまずいと思うんです。だから、そういう具体的な流れの将来の展望もあるわけですから、ぜひやりたい人にはどんどん協力していく。何でもかんでも新しいものだけではなくて、古いものも、できればやめたい人のものを譲り受けてもらうとか、いろいろな方法はあると思うんです。 やたらと新しいものだけどんどん進んでしまいますと費用対効果が、非常に効果がマイナス面になってくる。マイナス面がすごい経費としてかかってきますから、ぜひ、そういう点はどうだったのか、担当のほうからこういった内容についてはもう少し説明してもらいたいと思うんですが、とにかく少ない3.4ヘクタールの人、28.9ヘクタールの人、随分幅があるわけですね。だから、そういう点もあわせて説明願いたいと思うんです。 ○議長(小泉栄一)  永山農林課長。 ◎農林課長(永山良一)  ただいまの平野議員のご質問にご説明をさせていただきたいと思います。 まず、人・農地プランの関係のご質問があったかと思います。人・農地プランと申しますのは平成24年度に南部・中部・北部ということで3地区で策定したものでございます。年度で見直すというのではなくて、その都度何かいろいろな情勢が変わった段階で、人・農地プランというのは見直していくというようなことになっております。今現在、市貝町で人・農地プランというところの人数的なものですが、北部地区で34名、中部地区で12名、南部地区で26名、あとは町外から市貝町のほうに来て就農されている方が5名ほどおりますので、77名の方がこの人・農地プランという計画の中に定められておる方でございます。 今回のこの補助金でございますが、認定農業者も含めて人・農地プラン--人・農地プランに入っている方というのは通常、認定農業者、当然入っております。認定農業者は市貝町で126名というか、件というか、ちょっと家族協定を結ばれている方、もしくは組合で1件という形もあるものですから、一応126件というような、私どもでは考えております。 人数的には126名プラスアルファになってくると思うんですが、126個人・団体というようなことで、今のところは私どもは考えているところでございます。その中で、今後面積の大小ということがございましたが、3ヘクタールの方、約20ヘクタールの方といらっしゃいますが、それらの方が今後この事業を活用することによって、規模の拡大というふうに進んでいければというようなことで私どもも考えておるところでございますので、その辺でご了解いただければということで思っております。県のほうでも、一応そのような経営規模拡大をしていくという計画であればそれはいいのではないかというようなことで、この補助事業を導入しているというようなことでございますので、ご了承いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 2番、永山議員。 ◆2番(永山廣美)  2番、永山です。 3款1項3目です。老人福祉費の委託料、この緊急通報装置保守点検委託料について、ちょっとお聞きしたいことがありますが、これの対象者の条件というもの、幾つかあると思うんですが、これを教えていただきたいのと、この対象者の選定は、これは民生委員ということで聞きましたが、民生委員だけで全体を把握できるのかどうか。それから、このシステムはおよそ年間どれくらいの利用をされているのかです。これはアルソックということで、そういう企業に連絡が行くということなんですが、これ、町のほうとの連絡の連携はどうなっているのか、ちょっとその点をお聞きしたいと思います。よろしくどうぞ。 ○議長(小泉栄一)  水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長水沼加代子)  ただいまのご質問にご説明申し上げます。 まず第1点目の、まず対象者の条件でございますが、市貝町の緊急通報の要綱のほうもございまして、そちらの中で設置の対象者は、おおむね65歳以上のひとり暮らしの方と重度身体障害者のひとり暮らしの方、それと今の2件を合わせた2人世帯の方、その他町長が特に必要と認めるものということで要綱のほうにうたって、今、行っているところでございます。 こちらの選定につきましては民生委員さんに、ご近所の方というか、民生委員さんの地区でそのような対象者の方がいたときに声をかけていただいたりとか、あとはこの申請に当たっては必ず地域の民生委員さんのほうの記名というか、いただいているところではございます。それと民生委員さんのほかに地域包括の職員が地域を回ったりとか、あとは見守りネットというか、地域の方々に地域の状況というか、そちらを見守っていただいているところでございますが、その中で必要と認められる方にはお声かけをしていただいて申請をいただいているところでございます。 次に、4点目にアルソックのほうに委託しているところでございますが、町との連絡についてでございますが、町との連絡につきましては、アルソックのほうから、先程もちょっとお話したところでございますが、一旦設置者の方が緊急ボタンのほうを押していただくと、そちらがコールセンターのほうに行きまして、それと同時にコールセンターのほうからJAはが野のほうに待機しているガードマンのほうに連絡が来ます。そうすると、そのガードマンが設置者宅に訪問し、状況を確認します。それと同時に、その状況に応じてコールセンターのほうから連絡先--そのご家族の方が主になるかと思いますが、連絡先を登録させていただいておりますので、そちらのご家族等の連絡先に連絡をしているところでございます。 それと、町のほうへの連絡につきましては、その状況で緊急事態ということで、救急車等のほうの要請を行ったときには、すぐに町のほうへも連絡が入る体制になってございます。そのほかにつきましては月一度、月報というか、報告書のほうが町のほうに上がってくるような状況でございます。 それと、3点目、もう一件ございましたが……          (「利用回数」と呼ぶ者あり) ◎健康福祉課長水沼加代子)  まず、利用回数でございますが、ことしの4月からアルソックになりまして、それ以前につきましては、平成元年から埼玉県のほうの業者のほうにお願いしていたところですが、近年の実績といたしましては、平成28年度につきましては3件ございました。平成27年度が5件でございます。それと平成26年度が3件、平成25年度が2件でございます。平成27年、平成28年につきましては、どちらも緊急要請ありということで救急車のほうを手配しているような状況、そのような利用をされている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。 2番、永山議員。 ◆2番(永山廣美)  2番、永山です。 あと一つ、ちょっとこれは聞いておきたいなと思ったことがあるんですが、これ、民生委員さん、あるいは地域包括支援センター関係者の方々が見たり、聞いたり、それから自己の申請とか、そういう形で出てくるとは思うんですが、これは例えば自治会等でどの方がこういうシステムを利用されているかというものを、これは、例えば自治会でもいいと思うんですが、これ、自治会の人、役員とかそういう方は、これは知り得ないことですか。やはり地元でこれからいろいろそういうまとまりをつくっていくためには、今のところは仕方がないから、とにかく自治会の加入率は少なくても、自治会単位で誰かそういうものを、どこの家庭にどういうものが置かれているか。これは知っておいたほうがよろしいとは思うんですが、やはり個人のプライバシーが絡んで、これはできないんでしょうか。その辺のことをちょっとお伺いします。 ○議長(小泉栄一)  水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長水沼加代子)  ただいまのご質問についてご説明申し上げます。 今現在は各自治会長さんというか、自治会のほうへは設置者の方のどなたがということでお知らせのほうはしていない状況でございます。今後、地域全体で見守るというか、そういう観点からすると、そちらのほうのこれからの情報提供というか、全体で見守るという意味では検討をしていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第47号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(小泉栄一)  挙手全員であります。 したがって、議案第47号「平成29年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小泉栄一)  日程第16、議案第48号「平成29年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第48号「平成29年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれに65万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を13億7,665万2,000円とするものです。 それでは、歳出からご説明申し上げます。 4ページをお開きください。 1款1項2目医療費適正化対策事業費でございますが、現在、診療報酬明細書の点検につきましては、医療事務の資格を有する嘱託職員が点検を行っておりますが、7月に出産を予定しており出産休暇及び育児休暇を取得予定であることから、診療報酬明細書の点検を専門機関へ委託するための、業務委託料として65万2,000円を補正するものです。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 同じく4ページの11款1項1目繰越金につきましては、前年度からの繰越金のうち65万2,000円を補正財源として追加するものでございます。 以上が、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄一)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 13番、平野議員。 ◆13番(平野豊)  13番、平野豊。 今、ご説明のように出産によって9カ月ということのようですけれども、町の臨時職員とか正職員とかがレセプトをやっているわけですが、重立ってほとんどが、パートとは言わないが臨時職員がやっていると思われますけれども、これは、今回は業者に頼むということなんですけれども、これは町内でやったほうがいいのか、町でやったほうがいいのか、専門屋へ頼んだほうがいいのか。これはメリット、デメリットというのがあると思うんですが、これはどんなことで、緊急的なので業者に委託するということになるのか。そのかわりがいないということで頼むことになるのか。相当町の臨時職員も多いので、こういった一定のソフトがあると大体できるようになっているんでしょうけれども、これはどういうふうな積算で業者に頼むことになったのか。それにかわるようなことは簡単にはできないのか、そういうことをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(小泉栄一)  川又町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(川又孝宏)  ただいまの平野議員さんのご質問についてご説明をさせていただきます。 今回の補正でございますが、産休・育休明けまでの臨時的なものということで、本人からの確認をとりましたところ、来年の4月からまた復帰をしたいということでございまして、今回は緊急的に補正を計上させていただいたというものでございます。 なお、レセプトの点検につきましては、ある程度の専門的な知識を要するものということでございまして、単なる臨時ということではなくて、医療事務の資格を有する者が今回嘱託という形で採用させていただいているというところでございます。 また、委託先でございますが、緊急ということもございますので、栃木県国保団体連合会のほうに相談をさせていただきまして、そちらのほうで対応をしていただくということで、内容的には縦覧・横覧、それから薬剤、こちらの点検ということで、本来人が機械的にできるものではないというところもございますので、その点のところご理解いただきたいというふうに存じております。よろしくお願いいたします。 ○議長(小泉栄一)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(小泉栄一)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第48号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(小泉栄一)  挙手全員であります。 したがって、議案第48号「平成29年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △陳情第6号の上程、委員会付託 ○議長(小泉栄一)  日程第17、陳情第6号「県立高等学校入学選抜で再募集実施を求める意見書採択・提出にかかわる陳情」の件を議題といたします。 職員に陳情文書を朗読させます。 木性局長。          (事務局長朗読) ○議長(小泉栄一)  ただいま議題となっております陳情については、会議規則第91条第1項の規定に基づき、陳情文書表のとおり文教経済常任委員会に付託します。 ここで暫時休憩いたします。 休憩中に常任委員会を開催し、議会閉会中の事務調査及び行政視察の件についてご協議いただきます。 再開時間は追って連絡いたします。 なお、執行部の皆さんにはここで退席していただいて結構です。大変ご苦労さまでした。                          (午後2時55分)----------------------------------- ○議長(小泉栄一)  それでは再開いたします。                          (午後4時02分)-----------------------------------常任委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(小泉栄一)  日程第18、常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 総務民生常任委員長及び文教経済常任委員長から会議規則第74条の規定により、お手元に配りました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄一)  異議なしと認めます。 したがって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。-----------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(小泉栄一)  日程第19、議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会運営委員長から会議規則第74条の規定により、お手元に配りました本会議の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄一)  異議なしと認めます。 したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。-----------------------------------議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(小泉栄一)  日程第20、議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会広報編集調査特別委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配りました議会広報の編集・調査・発行に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄一)  異議なしと認めます。 したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小泉栄一)  これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 以上で、平成29年第4回市貝町議会定例会を閉会します。                          (午後4時04分)  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成  年  月  日          議長          署名議員          署名議員...