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09月14日-議案質疑・討論・採決-07号

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  1. 益子町議会 2020-09-14
    09月14日-議案質疑・討論・採決-07号


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    最終取得日: 2021-05-11
    令和 2年  9月 定例会(第11回)         令和2年9月益子町議会第11回定例会会議録                                 令和2年9月14日(月)出席議員(16名)      1番 関     絹  江         2番 諸  田  秀  之      3番 大  内  千 嘉 夫         4番 星  野  壽  男      5番 大  関     保         6番 小 野 澤  則  子      7番 直  井     睦         8番 日  渡     守      9番 小  島  久  之        10番 岩  﨑  秀  樹     11番 髙  橋  家  光        12番 加  藤  芳  男     13番 長  岡  景  介        14番 廣  田  茂 十 郎     15番 髙  橋  正  則        16番 小  島  富  子欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    横   田   清   泰       教  育  長    岡       良 一 郎       総 務 部 長 兼    日 下 田       純       企 画 課 長       民 生 部 長 兼    河   原       平       高齢者支援課長       産 業 建 設    池   田   浩   之       部     長       総 務 課 長    髙   濱   文   夫       税 務 課 長    髙   濵   具   己       住 民 課 長    櫻   井   英   樹       環 境 課 長    仁   平   勝   雄       健 康 福 祉    冨 賀 瀬   章   二       課     長       農 政 課 長    大   塚       栄       観 光 商 工    福   田   浩   一       課     長       建 設 課 長    飯   村   正   行       会 計 管 理 者    和   久       努       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    石   塚       誠       課     長       生 涯 学 習    永   嶋   祐   子       課     長       監 査 委 員    大   槻   征   夫事務局職員出席者       事 務 局 長    小   堀       浩       次     長    村   上   貴   子               開議  午前10時00分 ○議長(星野壽男) ただいまの出席議員数は16名です。  これから本日の会議を開きます。  なお、暑い方は上着を脱いで結構です。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ○議長(星野壽男) 総務課長から発言したい旨の申出がありましたので、これを許可します。  総務課長。 ◎総務課長(髙濱) おはようございます。9月8日の議会で小野澤議員さんからのホームページの総アクセス数の分析についてお答えいたします。  ホームページ、約1,400項目で構成されております。そのため、アクセス数上位30項目を分類し、集計いたしました。総アクセス数149万5,750件のうち上位30項目、47万1,014件につきましては、観光関係が33万1,977件、町政関係が8万4,670件、くらし関係が4万3,203件、ビジネス・産業関係が1万1,164件でございます。やはり観光に関するアクセスが多い傾向でございます。また、総アクセス件数でございますが、栃木県内におきましては25市町のうち9番目ということでした。  以上で報告を終わりにします。 ○議長(星野壽男) 日程第1、認定第1号 令和元年度益子町一般会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許します。  1番、関議員。 ◆1番(関絹江) 附属資料26ページにもありますふるさと納税は、新ましこ未来計画では1億円目標となっています。本年度が最終年度で、終わり、新しくなるはずです。令和元年度の当初予算が2,924万円、支出内容については、返礼品、ウェブサービス利用料、PR費用となっています。ふるさと納税の状況を先日もほかの議員から質問がありましたけれども、2,170件で3,576万7,923円と、目標額に対して決算額は程遠いと思います。返礼品は、益子焼、食品系、工芸品、体験、宿泊などありますが、どれくらい町内の経済が潤ったのかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) ふるさと納税の関係で町内の業者がどのくらい潤ったのかということでございます。町内業者に関しましては、令和元年度、返礼品代としまして1,300万円ほどの調達が町のほうからございます。ですので、直接ふるさと納税からの売上げというのがこの1,300万のということでありますので、この部分が町内の業者に、潤ったということはあれですけれども、収入として入っているということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 1番、関議員。 ◆1番(関絹江) ウェブからの納税はどのくらいありましたか。あと、ウェブ利用の年齢層も分かればお願いします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) ウェブからの利用ということでありますが、基本的にこのふるさと納税については、ほぼ90%以上がウェブからの申込みになっております。そのほか郵便局を通じて寄附もできますけれども、直接現金で納付をされる方というのはごく僅かとなってございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 1番、関議員。 ◆1番(関絹江) 年齢層とかは分からないですか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 年齢層を集計はしてございませんけれども、やはり40代以降の世代、この辺が多くなっていると、申込みの状況を見ますとそのようなふうには見受けられております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 1番、関議員。 ◆1番(関絹江) ふるさと納税の検索をしてみました、私も。それで、苦手意識とか、ちょっと慣れなかったりすると、なかなかウェブで納税しようとは思わないのではと思いました。だから、年齢層が高い人、60代、70代とかの人はなかなか苦手な人も多いのではないかなと。あと、ウェブができない人もいると思うので、年齢層も考慮して、もう少し何か工夫が必要ではないかと思います。町のホームページを一番最初に開いたら、そこからふるさと納税はこちらみたいなところはなかったので、ふるさと納税で検索したら出てきたという感じなので、何かホームページ上、どこを見ていいかというのも慣れない人は分からないと思うので、ホームページ上でそんな項目もあるといいかなというふうに感じました。  ふるさとづくり寄付条例に基づくふるさと納税の推進と益子町特産品のPR、販売促進及び地域産業活性化との相乗効果が目的だと思いますが、1億円に近づくよう、どのような努力がなされてきましたでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 予算額に対して収入額が少ないということであります。これまでも新しい返礼品等の開拓なども実施をしてまいりましたけれども、なかなか新しい返礼品といいますのが十分に確保できないということもございます。今後は、目新しい観点で、これまでにはないようなものをちょっと方向性を変えて見つけていきたいなというふうには考えております。ということでよろしくお願いします。
    ○議長(星野壽男) 1番、関議員。 ◆1番(関絹江) 今後ともぜひとも目標額の1億円に近づけて町内経済が循環するようにしていただきまして、すばらしい町へとさらに推進していかれることを期待いたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) 町民大学についてお伺いします。  まちづくり基本条例の住民自治の考えの下、社会人を中心に歴史からまちづくりを基礎に学び、地域課題とまちづくり実践と取組、取り組んできたわけですけれども、4年間という最後の今回一つの区切りとなり、終了いたしました。また、町民大学卒業生の活動によるアクションプランで自主的に築き上げ、現在、生産から販売まで行い、道の駅にて軌道に乗せ、また新年度の計画もされています。町としても将来得られる投資対効果が十分に得られたと思います。そこで、町民大学のこれまでの5期から7期を振り返りまして、いろいろ諸問題はあったと思いますが、どのようだったのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  5期から7期ということで、新ましこ未来計画の目玉の一つとして町民大学を新たにまたスタートさせていただきました。当初なかなか受講生、いわゆる生徒の皆さんがちょっと集まらないということもありまして、事務局といたしましては各団体、関係者のほうに声かけをしてまいったところでございます。  また、アクションプランづくりにつきましては広瀬先生に入っていただいて、何が自分たちでできるかということで、それぞれのプランをつくりながら実際にその活動をしています。おかげさまで継続しているアクションプランづくりの仲間たちが今もおりまして、そういう意味ではたくさんそういう広がりといいますか、それが出てきております。ただ、今年度につきましては、視点を変えまして、いわゆる高校生にいかに町の課題に取り組んでいただくかというようなことで、高校の思い、それから町の思い、それがうまく結びつきまして、高校生に実際に参加していただいて、実際にもアクションプランづくり、7つのカテゴリーですか、それをつくりまして、いよいよスタートしたところであるということでございます。やがて未来の作り手となる高校生が生き生きと豊かな自分の人生も膨らませながら町のために貢献できるというようなことで、大いに期待しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) 新たに今回8期として高校生が受講される、本当に大変これは未来にとって明るいことだと思います。本当に将来ある学生さん、これから期待したいと思います。  また、地域での住民参加によるコミュニケーションでの協働体制を構築するために新たな政策が必要と思われますが、今後の戦略的カリキュラムなど、方針はどのようにされるのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 今年度で一応5か年計画の最後になります。これまでの成果と課題、これをしっかり精査しながら、今後どういうふうな方向で今まで活躍していた人たちを支えていくのかと、また新たな任意団体も生まれるかもしれませんので、そういう意味でのサポートをしっかりやっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) 最後です。  次期総合計画骨子にもありますが、町の将来像、この実現のためにも今後の展開をお願いしたいと思いますし、また卒業生においても今後いろいろあると思いますので、温かいサポートもよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 2点お伺いします。  まず、扶助費についてですけれども、附属資料の10ページ、下の表の性質別歳出の扶助費ですが、平成30年度より約2億円の10%減になっています。少なくなった説明をお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) この扶助費が減少している理由でございますが、毎年、決算につきましては決算統計という地方財政状況調査というものを実施をしております。これまでについても、扶助費については各市町で色分けをするものが違っているという状況がございます。扶助費として見る市町村もあれば、それを違う物件費であったり、補助費であったり、そういうふうに見るところもございます。そういった中で、益子町は若干これまで扶助費が高いというふうなイメージということで持っておりましたけれども、そういった観点の中で今回の決算からは扶助費から物件費、扶助費から補助費といったところへの識別、こちらを変えさせていただきました。ということで、今まで扶助費で見ていたものが物件費に計上されたり、補助費に計上されたりということで、逆に物件費、補助費等が上がっているというような状況も見られると思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 承知しました。  では、要するに扶助費としての目的に使っている歳出はほぼ同じ、ただ識別を変えたということですので、今後の扶助費に対する考え方、従来どおり扶助費に重点を置いていくのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 民生部長。 ◎民生部長兼高齢者支援課長(河原) やはり扶助費は大体このような形で推移するのかと思いますけれども、ただやはり高齢者が増えてきたりですとか、あと障害者の方、一般的に言われている障害弱者の方、そういう方はやはり厚く見守っていかなければならないので、それに見合った形で扶助費のほうも今後考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) よく分かりました。当町の子育て応援手当はじめ、扶助費各種の充実が社会保障制度と人口減少対策につながっていると思います。続けての扶助費の充実をお願いいたします。  続きまして、小学校費と中学校費についてお伺いします。両学校費は小中学校の教育に対して成果がどのようにあったかお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 昨年度に使った経費のうちで主なものということでよろしいでしょうか。昨年度ですと、一番費用のほう使わせていただいたものが空調設備の設置工事ということで載っているかと思います。こちらのほう、おかげさまで、ちょっとご協力いただいたところがありまして、昨年の夏に入る前の6月の20日前後から試運転ができるような状況で、昨年自体があまり暑くなかったので、あれなのですけれども、特に今年なんかですと8月の猛暑で授業をしなければならないという状況も生まれた中で、費用を使わせていただいているところについては非常に授業に役に立っているのではないかなというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 分かりました。  では、次に附属資料の76ページの3の学校施設の修繕及び工事の中の二重丸の小学校遊具修繕ですが、学校からの要望に応じての修繕費だと思いますが、説明と今後の予定についてお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 76ページの小学校遊具修繕費ですけれども、こちらにつきましては、田野小学校と西小学校と七井小学校、3小学校のほうでの実際にやった内容については、滑り台、ブランコ、ジャングルジム、上り棒、こちらについての点検を全て行いまして、そちらのほうの修繕というのを全てさせていただきました。さびているものとかもあったので、削ってさび止めを塗り直したりとか、ちょっと使えないものについては交換というふうな形で、一応昨年度一通りの遊具を、ちょっと使えないものについては修繕または撤去等させていただきましたので、当面既存のものにつきましては現状のを利用していただくような形でお願いしたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) では、30年度も載っていなくて、元年度載っていましたので、令和2年度は今のところは学校からの要望があればということで対応をお願いしたいと思います。  教育費も、決算議会ですので、決算に対して充実しているという見解ですので、こちらでも学校関係者に確認しますと、備品費や修繕費など学校教育課に相談すると対応が早くなり、サービスがよくなったと聞いております。今後さらなる学校教育の充実をお願いいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 資料の44ページお願いします。3款民生費、2項児童福祉費、3目母子福祉費、6の育児健康教育・相談について伺います。  前年度、平成30年度に比べまして、令和元年度の育児健康教育・相談の講座といいますか、カリキュラムといいますか、その場の項目が8個から3個になりました。この理由について伺います。  そして、昨年度までは学級名でおおよその内容が推測できましたけれども、資料を持っている私が見た感じでは、統合により、見てもちょっと分かりにくい、中身が分かりにくい、そしてそういう該当する窓口であるとか、保護者さんから分かりにくくなったというか、そういう意見はございませんでしたでしょうか。お伺いします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) ただいまの小野澤議員の質問ですが、父兄から分かりづらくなったというお話は取りあえず聞いてはございません。今回項目のほうをまとめさせていただいた関係でちょっと見づらくなったというのは、確かに議員のご指摘のとおりだと思います。その辺については、担当の考えにもよりますが、もう少し皆さんに分かりやすい、今までと同じような表記で採用したいと思います。ちなみに、今回、育児学級、親子教室等と、それとあと個別相談、大きく3つに分けさせてもらったのですけれども、育児学級につきましては今までの発達障害児早期発見事業、あとのびのび発達相談フォローアップ事業、それとあと言葉の教室、こちらのほうをまとめさせてもらいました。育児学級はそれ以外ということになっております。詳細につきましては、今手持ちございませんので、後ほどというか、後で詳細の事業ごとの人数等をお出しして示したいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) まとめたり、見直しをするのは合理的によくしていこうとする姿勢があるからだと思います。いいことだと思います。  そして、相談者数、参加者数は、平成30年度は1,399人だったのですが、令和元年度は1,937人と増えていきました。もちろん延べ人数でしょうが、相談しやすいように週末なども開いたり、時間帯など何か工夫がございましたらお答えください。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 取り立てて工夫等はしていないのですが、逆に前年度末の2月、3月、そちらコロナによってちょっと事業が大幅にできなかったという関係で、もう少し人数実際は伸ばせたのかなというところがあります。確かに保健師のほうも若干ベテランになってきて、相談しやすいという住民の方もいらっしゃるのでないかと思いますので、その辺についてもさらに力を入れて、住民の相談しやすいそういう場をつくっていきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 相談しやすい雰囲気になってきて、ベテランさんがいるというのは本当に心強いと思います。保健師さんが忙し過ぎて過労にならないようにしていただきたいと思います。  この相談を通じて発達障害児の方の専門機関であるとか、小児医療機関に紹介したケースなどはございますでしょうか。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 病院のほうに紹介したという、そういう情報はちょっとつかんでございません。申し訳ございません。発達障害とかある場合には、町のほうでは、言葉の教室等、週2回実施しております。そちらのほうで早期発見等努めておりますので、ご理解いただければと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) もう一つ、平成30年度事業の中で育脳普及啓発が入っております。これについて、どのカリキュラムに属しているのかであるとか、どこでどういうことをしているのかご説明願います。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 育脳普及でございますが、平成30年度は主に保健センターのほうで、6月、7月ですか、ましコッコハウスができましたので、そちらのほうへ移管しております。元年度につきましては、主にましコッコハウスのほうで実施しております。実施内容につきましては、中島先生、本人いらっしゃっていただいて、お話、講演等していただいたのですが、それが昨年は2回予定していたのですが、最後の1回がやはりコロナの関係で実施できなかったという経緯がございます。現在、ましコッコハウスは育脳の拠点として今取り組んでいるところですが、やはりちょっと力が弱かったということで、今年度からは、あそこにいる職員のうち1人を育脳の担当ということで命名して、そちらで育脳について力を入れていただくように今取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) お子さんの育脳というのはとても重要なことだと思いますので、これからも頑張っていただきたいと思います。  これからの課題について何かございましたらお願いします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 今申し上げましたように、育脳についてやはりいまいち理解が得られていないというのですか、あそこに行けば、育脳なので、頭がよくなるという、そういう考えを持っていらっしゃる方が結構いらっしゃるので、お子さんと親、一緒に育っていくような、そういう脳の発達にいいような教育というのですか、そういう場を設けていますので、もし皆さんお知り合いの方がいらっしゃいましたら、あそこをぜひ利用してくれるように宣伝していただければと思います。町のほうでも一生懸命今取り組んでいる最中ですので、もし意見等がありましたら、そちらについても意見をお願いいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) ぜひ広めていきたいと思っております。  子育ては本当に不安が付き物で、はたから見たら何の問題もなく健やかなお子さんでも、保護者さんの立場からしてみれば不安だらけだと思います。そして、保護者さんとお子さんに専門的な支援が必要であるなら、すぐ見つけられる育児健康教室・相談の意義はとても重要であると、これからも本当に重要であると思われます。子育て、そして教育に手厚い益子町との高い評判があれば、移住、定住の強いきっかけにもなると思います。ぜひこれからも益子町の子供たち、保護者のためにこの事業を頑張っていただきたいと申し上げて、質問は以上といたします。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 私のほうから、附属資料の16ページ、成果指標・重要業績評価指標のKPIについてお伺いします。  この中で下段の基本目標、風土に根ざした産業をつくるの中で町内総生産なのですが、目標値は高いのですが、実績は御覧のとおり平成27年から平成29年まではほぼ同程度で、基準値より低い値ですが、平成30年の中で、平成28年の実績値でございますが、529億7,000万円という、一気に21億円ほど伸びておりますが、この理由について分かりましたらお伺いします。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  まず、計数でございますけれども、平成28年度で529億7,000万、それで平成27年度が508億1,000万ということで、この平成28年と27年の間で21億6,000万増加をしております。これについては、年間増加率で104.3%ということになります。このデータそのものは栃木県が発表しております栃木市町村民経済計算というところから取ってくるのですけれども、このデータの出し方が2つございます。一番最初に、最新値として、大体2年度遅れになるのですけれども、速報値を出しておりまして、この未来計画の中ではこの速報値をKPIとして採用しております。あと、もう一方、その速報値を出した後にもう一度統計の再推計をしまして、確定値をその後確定するのですけれども、今の議員のお答えに対しては、より確かな確定値をもってお答えをしたいと思います。ちなみに、平成28年度の確定値は524億5,700万となります。平成27年度の再推計をした後の確定値につきましては498億1,400万ということで、確定値ベースで前年度と対比をしますと26億4,300万ということで、推計値の21億6,000万より多く平成28年度は町内総生産が増えているという状況でございます。  議員のご質問の内容なのですけれども、これを業種ごとに分析をしてみますと、主にこの26億の増加の要因となっている業種は3つございまして、1つが製造業です。こちらにつきましては、平成28年度は前年対比で137.6%伸びとなっております。次に、伸びが大きいのが、これが農林水産業でございます。こちらにつきましては、平成28年度、前年対比で118.8%。3番目が宿泊、飲食サービス、こちらが118.1%ということで、この3つの業者が平成28年度につきましては町内総生産を引っ張った業種というふうに分析をしております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) これはとてもいい参考だと思うのですが、今おっしゃっていただいた製造業が増えたというのと、農林水産業、3番目に宿泊、飲食ですか、ただ今年度については宿泊とか飲食はちょっとなかなか難しいのでしょうけれども、今後のというか、今までこの町内総生産を上げるために特に力を入れた点、今後この実績値がこの後の平成30年、令和元年と出てくるのだと思うのですが、力を入れた点と、またどのようにご苦労されたか、またその結果、効果はどうなったのか分かればお教えいただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  今まで取り組んできた中でやはり町の成長産業としては農林水産業です。こちらについて、6次化を含め、新加工所建設等で取組をしてまいりました。あと、今般第3位になっています宿泊、飲食、いわゆるこれ観光業という仕切りになりますけれども、観光につきましてもやはり町の基幹産業ということで、町内に呼び込む、今はちょっと厳しいですけれども、インバウンドも含めて様々な取組をしてきた結果、このような形になって現れてきていると思います。あと、ちなみに平成29年度、こちらの速報値のほうが発表になっておりまして、こちらのほうが平成29年度の速報ベースで今538億2,000万という数字でデータが出てきております。今後も町の成長産業として農林水産業と宿泊については従来どおり力を入れていくとともに、あとこれからやはり大きな数字をつくり出す製造業、こちらにつきましては特に従来に増して産業団地の造成にもこれから取り組みまして、今まで製造業がつくり出した町内総生産というのがやはり過去10年を分析をしますと落ち込んできておりますので、ここのところを復活して600億円を目指すように取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) おっしゃるように製造業がやはり大きく伸ばす要因ではあると思います。先ほどもおっしゃっていましたように、工業団地の造成、産業団地とかの造成を計画されております。また、今後総生産のほうを伸ばすためにいろいろ考えておるのだと思うのですが、例えばランドスケープによる町の魅力の増強とか、そのほか起業支援、企業誘致を考えておられるのでしょうけれども、やはりその中で特に今後力を入れる点がありましたらお教えください。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) お答えをさせていただきます。  各種いろんな分野で産業振興に取り組んでまいりますけれども、その中でこれから特に重点を置かなくてはいけないのはやはり町内循環型経済ということで、町でつくり出した付加価値をその中で二次、三次と町内で回していくということで、それを町外にいわゆるこぼれ落ちるような部分を少なくしていくような取組をしていくことによって最終的な付加価値の増大を図っていけるように取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 今年度で新未来計画の5年計画が終了で、来年度以降新たな総合計画が入れられるわけなのですが、その中でも今おっしゃられたように町内循環型の経済や、製造業を中心にぜひさらに、目標の600億というのは遠い、はるかかなたではなくて、近いものにしていただけるよう努力していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 改善センターについてちょっと伺います。  改善センターは、田野の住民にとっては非常に便利で大切な施設なのですが、防災のときの避難所、避難場所にも指定されているのですが、洪水、崖崩れとあって、地震は田野中、田野小になっているのですが、その点を伺います。 ○議長(星野壽男) 田野小…… ◆9番(小島久之) 田野中です。 ○議長(星野壽男) になっている。 ◆9番(小島久之) 地震の場合、田野中学校、田野小学校なのです。それ以外には田野地区には避難場所がないのです。 ○議長(星野壽男) それを。 ◆9番(小島久之) だから、改善センターがなぜ地震の場合に避難場所になっていないのかを伺います。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) そうですね。防災マップのほうでも地震に関しては改善センター、一応バツという形で、なっていないということですけれども、年数もたっておりまして、あとは耐震関係がまだ完全ではないかというふうな形で、こちらのほう、地震に際しては一応バツという形でなっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 多目的ホールは空調設備も入っているのですが、多目的ホールなんかの傷みとか修繕が必要とかというものはないのですか。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(永嶋) 多目的ホールにつきましては、ここのところシロアリによる床の腐敗、それから天井の老朽化などがありまして、修繕が必要な状態にはなってきております。それで、今後なのですけれども、感染症対策ということで少しでもたくさんのスペースの避難所が必要という傾向になってきておりますので、そちらの修繕についても財政サイドともちょっと検討、あと防災関係と検討を入れながら修繕のほうは今後検討していきたいと思っております。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 修繕の計画はあるということで理解してよろしいのですね。  それから、改善センターにある施設の中でゲートボール場とテニスコートなのですが、これ昨年は利用者がゼロ、その前はテニスコートが1組2名という状況で、テニスコートも南運動公園に立派なものがあるから使う人もいなくなったのかなとは思うのですが、現状はもう二、三年前から草ぼうぼうで、金曜日に見に行きましたら五、六十センチ伸びた、テニスコートの中ですよ。舗装のつなぎ目というのですか、そういうところまで草ぼうぼうで、除草剤をかけて草は枯れていて、周りのフェンスというか、そこにはツタというか、つる植物が絡まっていて、除草剤をかけて枯れている。管理も大変だと思うのですが、今後テニスコートを、ゲートボールはもうやる人いないと思っているのですが、どんなふうに考えていますか。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(永嶋) テニスコートにつきましても、議員おっしゃりますように南運動公園が十分に活用されております。それから、ゲートボール場につきましても、南運動場で皆さんやっておられて、それで敷地的には十分なスペースかと思っております。それで、改善センターのほうなのですけれども、テニスコートのほうがやっぱり震災とかの影響で、下がもうひび割れとかで補修がそのままされていない状況になっております。おっしゃいますように、ちょっと今管理のほうが行き届いていない状況になっておりますが、ほかの施設で十分町民の皆様の利用については補完されているかと思いますので、今後は撤去といいますか、管理も十分にできない状況ですので、撤去、更地にするということで検討をしているところです。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 更地にしたほうがいいと思って私も考えていました。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 住民課所管のマイナンバーカード交付の事業についてお伺いしたいと思います。  資料にあまり、附属資料のほうにも載っていなくて、決算書のほうで説明あったかと思いますが、実質このマイナンバーカードの交付事業として、国での事務事業から町に委託されてのものもあると思いますが、実際マイナンバーカードの中のデータの半分は各自治体で自由に使用できるということですので、益子町としてもこのマイナンバーカードの交付事業少し力入れていただきたい部分があります。また、こういうコロナ禍の中でデジタルガバメント等を活用するのであれば、今回の決算議会でもありましたが、コンビニでの住民票とか、あと印鑑証明書の交付にもやっぱり活用できると思いますので、昨年の実績と交付目標値がありましたらお願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(櫻井) マイナンバーカードの昨年度の実績値でございますが、交付の割合が12%程度で、県の平均、国の平均を少し下回っているような状況でございます。ですので、町としましては、この交付枚数をさらに増やして、県平均、そしてさらに国の平均に少しでもまずは近づくようにしていきたいと思っていますが、今の現状を言いますと、マイナンバーの交付枚数がどんどん今年度に入りまして増えてきております。最新では14.5%ぐらいまで上がってきておりまして、まだ県の平均までは届いておりませんが、今後さらに増やして有効に利用できるようにしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 実際この事務事業、特に既に今月から国のほうとしてもマイナンバーカードのポイント付与ということで、1カード当たり5,000ポイント付与ということで申請推進は行っていることと思います。また、昨年度、町としてこのマイナンバーカードの中に入るデータ、各自治体によっては、図書館があれば図書館の利用データであるとか、またあと診察券としてもやっぱり、市民病院とか広域の病院あればそういう診察券としても使えるようなデータが付与できるということで、その利便性ということがあると思うのですけれども、町として、セキュリティーの問題もありますけれども、マイナンバーカードの中に入るデータに関して検討されたようなことはございますか。 ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(櫻井) マイナンバーカードに入れるデータの町独自の利用ということに関しましては、まだ具体的に検討はしてはいないところではございますが、今マイナンバーカードに基本的に入るデータを使いましてコンビニ交付が町内でできるように、そうしますと役場まで来なくても住民票や印鑑登録証明、印鑑証明とかそういうものが取れるようなサービスが増えてくるということで、今そちらのほうを中心に検討しているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今後、行政として求められる窓口業務の中でも、民間委託であったり、いろいろそういう考え方あると思います。また、その効率化を図るような面でもこれ有効利用できると思いますので、ぜひ今年度に関しましても交付のやっぱり普及率というか、目標値を少し定めていただいて集中的に、特に今のこの期間、そういう普及率を高めるチャンスでもあると思います。ぜひそういう点では考慮していただいて、昨年度のこの結果を踏まえて、やっぱりこれから利便性高まるような事業展開が必要だと思いますので、その点もお願いしたいと思います。  あと1点、教育費の中で質問させていただきます。昨年度、益子町学校施設等長寿命化計画ということで本年3月に策定されております。また、もう既に年度替わりましたので、実行されていると思います。この長寿命化計画の中でやっぱり大きな課題があると思うのです。すぐにでも着手しなくてはいけない改修であるとか、あと今後は数年にわたってやっぱり大規模改修の必要性とか、この計画書の中を見ますと、やっぱり約40年間にわたる超規模計画ですので、その中でこの策定に当たって特に着目している点ございましたらお願いします。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 今回の長寿命化計画なのですが、基本的にまず現在のほうの状況を調査をさせていただいて、一般的な試算というのをした後に、今後どのような形で施設のほうを維持していったらいいかというところを出させていただきました。その中に早急に対応する、10年以内にどうするかを決めていったほうがいいのではないかというところが出てきた部分もございまして、最終的には冊子の一番最後にその学校別に、どれぐらいのめどで、どれぐらいのものをやっていったらいいかというところを記載をさせていただきました。その中では、七井小学校と田野中学校と益子中学校、こちらの施設においては、おおむね10年以内にどのような形でこの施設を維持していったらいいかというのを記載をさせていただいているのですが、当面こちらについての検討をこれから始めさせていただくというふうな内容となっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 学校施設に限らず、これから公共施設の長寿命化に当たりましては予防保全型とよく言われますよね。長寿命化に関しましては。老朽化が進む前に予防として保全が必要だという、改修等も含めてですけれども、その考え方で今後の費用としての平準化がとても大切になってくると思います。そういう面で財政面においてもその確保というのが少し大変になってくる事業であると思います。これ先延ばしすることなく、年々やっぱり老朽化、1年ごとに積み重なっていきますので、そういうことも考慮していただいて進めていただきたいと思います。  また、この計画書の中身を見ますと、鉄筋コンクリート造りということで、今後は80年以上長寿命化ということをやっぱり、基礎工事がしっかりしていればということも書いてありましたが、そういう中で併せて検討していただきたいという部分も掲載されておりました。その中で、学校施設整備の基本的な方針の中で、私今の段階で少し考えていかなければいけないのかなというのは、その中でも方針4にあります施設保有量の最適化というところで、将来の児童・生徒数の見通しや地域の人口分布に注視し、必要に応じて小学校の適正規模、適正配置について地域との合意形成を図っていくということで、年々やっぱり児童・生徒数が少なくなってきて、果たして学校経営、学校運営をするに当たり学校規模としてどの程度が益子町として適正化なのか、特に中学校においてはやっぱりそのまま、地域によっては1校、七井または田野地区においてはそのまま持ち上がりの中学校になっております。3中学校の適正な規模辺りも検討に値すると思いますので、ぜひこれを機にやっぱり少しずつ検討を重ねて、将来的に児童・生徒数の推移によっては小中学校の一貫校化とか、やっぱり中学校、小学校はなかなか難しいと思いますけれども、中学校の統廃合とか、その辺あたりまで検討していく段階に来ているのかなと思いますので、ぜひその点もやっぱりお願いしたいところであります。今の段階で、生徒数、児童数の推移によって学校施設というか、学校運営自体で検討されているようなことはございますか。
    ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  新ましこ未来計画が今年で5年終わりますが、そのときに1学級40名を確保して各学校2クラスにしようということで、小学校でいうと田野小、益子小、益子西小、七井小、合わせると160、これを一つのラインにしてやっていこうということでこの計画をスタートいたしました。ところが、この160が次の5か年間までは何とか耐えられる。その次の8年度からその先の5か年あたりになりますとちょっと要は厳しくなると。特に厳しいのは中学校であるというふうに認識をしています。中学校は480。この480が次期総合計画、さらにその次の総合計画あたりになるとちょっと厳しくなってくるということで、これについては、ご指摘のとおり、そういう時期が来ましたときには早めに学校規模適正化検討委員会、仮称でありますけれども、そういうのを立ち上げる必要があるのではないかなと思っております。ただ、小学校につきましては、今、田野小が250前後です。益子小、益子西小が大体300弱、七井が320程度です。しばらく1クラスでいった場合に180という線がキープできますので、少なくともですね、しばらく小学校の統廃合についてはまだ大丈夫ではないかなと、教育活動も十分やっていけるのではないかなと、そのような認識をしております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 児童・生徒数の減少は一番のやっぱり問題となってきて、これは経済に関しても人口減少という点ではやっぱりとても重要な事項になってきていると思いますので、学校施設の規模においてもやっぱり検討を重ねていただくことをお願いします。  あと1点いいですか。部活動について。 ○議長(星野壽男) 2点終わったから。  質疑の途中ですが、休憩をします。               休憩  午前10時58分                                                          再開  午前11時10分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。  質疑を許可します。  10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっと歳出についてまたお尋ねいたしますけれども、各款にわたって印刷製本費というのが、これ全部足していないですけれども、相当な額に上がると思うのですけれども、新ましこ未来計画でも環境への取組、またはSDGsのバッジをつけている方もたくさんいらっしゃいますけれども、やはり紙資料の削減といいますか、ペーパーレス化への取組というのはこれもう至急に取り組まなくてはならない問題だと思うのですけれども、令和元年度におきましてはどのような取組をされたかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 総務課におきましては、自治会の会長さんにお願いして配布している紙というか、周知のチラシとかという形、それが以前ですと各課、町で印刷してもらって、それを各課結構情報出たのですけれども、それが自治会長さん自体も別に配る、いろいろ負担もかかるというご意見もありましたので、総務課におきましては、その点をなるべく回覧のほうに、1戸当たりというよりも、周知のためですので、回覧で見ていただく。当然1戸当たり必要なものというのは、これはある場合には、それは当然1戸当たりという形で枚数を用意してもらう場合もあるのですけれども、そして広報の中に、通常の広報ですね、お知らせのあれですね、広報の中に記載してもらうとか、そのような工夫はいたしました。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 今総務課から答弁いただきましたけれども、例えば目標として200万を印刷製本費に使おうと思っていましたけれども、こういう工夫をしてこれが半分になりましたとか、7割減になりましたとか、そういう事例がほかにありましたらお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 予算との比較の中では、特段こういうことで削減ができたというものについては聞いておりません。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 大体20年前からペーパーレス化というのは進んできたと思うのですけれども、私議員になって5年ですけれども、やはり町としてはあまり、確かにQRコードがありますとかというのはありますけれども、今はSociety5.0の時代にも入ってきているわけですから、もうちょっと全庁挙げてデジタル化の取組といいますか、ペーパーレス化の取組をしていかなくてはならないと思うのですけれども、その辺はどのようにお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  議員ご案内のとおり、デジタルガバメントの推進というのは政府においても取り組んでおりますし、また各地方自治体においても取り組むべき内容だと思っております。ただ、一方、ただいま総務部長も、また総務課長からもお話ありましたように、現実問題としてペーパーレス化がこの益子町において進んでいるかというと、まだその過程の段階だと思います。今後は、できるだけそういったペーパーレス化を図る方向で、例えば先ほど回覧文書の話をさせていただきましたが、回覧で済むものは回覧にするとかそういった形で、また電子データでお配りできるものは電子データでお配りするというような形を取って、なるべくペーパーレス化を図っていきたいと思います。  また、例えばこういった議場においても、こういった冊子ではなくて例えば電子データで、例えばアイパッドを議員の皆様方にお配りしてそちらで見ていただくと。地方議会でそういった取組をやっているところもございますので、そういった先駆的な事例なんかも参考にしながら、今後はなるべくデジタル化を益子町においても図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 先ほど関議員からもございましたけれども、ウェブが不得意でペーパーがなくてはいけないというようなお話がありましたけれども、それがあるからペーパーに戻すのではなくて、そういう方にいろいろスクールとかでパソコンとかスマホの使い方を教えてあげて、円滑にスムーズにデジタル化に移行するようなお考えはあるのかどうかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  先ほど関議員のご質問にもあったのですが、例えばホームページ上でそういった何か町の情報にアクセスするという場合になかなかたどり着けないというふうな現状もあると思います。そういった部分を考えますと、まずは一般の方はホームページ上から入っていくという方が比較的多いという現状もございますので、まずは見やすいホームページというものを心がけていきたいと。例えば1つずつダウンしていって、画面を見てぱっと分かるかどうかというの重要だと思いますので、そういった見える化といいますか、ビジュアルの観点から見やすいようなホームページに取り組んでいくというのもありますし、また特に高齢者の方は一旦クリックしてまた次もクリックすると、2回、3回とクリックするとなかなかそこまでたどり着けないという現状もありますし、またそれを非常に手間に考えるという方もいます。であれば紙のほうがいいというふうな意見もありますので、そういったことがなるべく起きないように、すぐアクセスしやすいような形、いわゆる年齢に関係なく分かりやすいようなホームページというものを心がけていきたいなというふうに考えています。また、先ほどの文書の話もそうなのですが、なるべく今後はそういった電子データでのアクセスが町民の皆様方にとっても有益なものであるということを分かっていただくような周知に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっとアメリカの例なんかをお聞きしますと、もう幼稚園生がAIスピーカーで入力しないでも言葉でしゃべってその画面にたどり着いたり、物事を調べたり、そういう時代になっておりますので、ぜひ次期計画にもペーパーレス化のKPIといいますか、目標を定めて早急なデジタル化に邁進されることを期待いたします。  続きまして、もう一点質問させていただきますけれども、いろいろ財政の何度も質問させていただいておりますけれども、やはり財政の硬直化というのは非常に問題になっていると思うのですけれども、まずその点をどのように町としてはお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 元年度決算で申し上げませば、まず経常収支比率が若干高めであったというのが1つ挙げられます。もう一つは、受益者負担比率、こちらも若干ではありますけれども、上昇しているということで、経常収支比率は当然一般財源の使い道の柔軟性を見るものでありますので、なかなか経常的な経費で臨時的な経費に回る余裕がないということになっております。また、受益者負担比率につきましては当然将来への負担が発生をしているということで、現役世代が後世にツケを回しているというような、言い換えれば状況だと思っております。ただ、いずれの比率にしましても、県内の各市町の数字との比較の中でも極端に高い数字ではないと、また早期の健全判断基準等にもまだ達してはいないということでありますが、これらについてはよく現状を分析しながら、こういった数値は少しでも下げられるように努力をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 平成30年度の振り返りを見ますと、財政力指数を上げるために事業の取捨選択と歳出の削減に努めるとか、また事務事業の整理、合理化や行政改革を進めますというふうなことが書いてあるのですけれども、これ具体的な取組はどのようなものがあるでしょうか。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  まず、現在まさしく庁内でも進めていることなのですが、庁内各課において、まずは業務内容の棚卸しというものをさせていただいております。具体的にどういった業務を行っているのか、そしてその業務内容がそもそも今後継続する必要性があるのかどうか、またやめた場合にはどのような影響が出るのか、そういったまず業務内容そのものの棚卸しをした上で今後継続すべきもの、また廃止すべきもの、そういったものを取捨選択して今後は予算に反映させていきたいなというふうに考えております。やはり聖域なき行財政改革とよく国では言っているところなのですが、この聖域の分野を設けてしまうとなかなか削減というのは難しいと思いますので、まずはそういった業務内容を棚卸しをした中で、特段この分野に関しては手つかずとかということではなくて、全ての分野を分析して、必要なもの、必要な業務について残していくというふうな方向で今後は進めていきたいなと思いますし、今年度もそういった形で取り組んだところなのですが、なかなか実際問題この業務の削減という部分が必ずしも十分でなかったということもございますので、来年度については、ご案内のとおり、新ましこ未来計画、いわゆる総合計画の新しい年度を迎えますので、業務内容そのもの、必要なものを残し、不必要なものは削減する方向で進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 人口増のために移住、定住にいろいろ事業をされていると思うのですけれども、何かやっぱり一番私の耳に入ってくるのは、益子の財政は大丈夫なのですかというようなお尋ねが多いのですけれども、いろんな事業をやることもそれは大切かもしれませんけれども、やはり財政の不安というものが移住、定住の方に及ぼしている影響があるのではないかなと私は考えるのですけれども、その辺はいかがお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  議員ご案内のとおり、やはり移住者の方々にしてみると、移住先の財政状況がどうなっているかというのは大変関心の高い分野だというふうに考えております。現在、益子町の財政状況については、確かに課題も多いとは思いますが、必ずしもほかの自治体に比べて悪い状況にあるというふうな認識はございません。ただ、一方で今後図書館建設をはじめとする大きな公共事業等もございますので、そういったことを考えますと財政状況がどうなるのかというふうな不安な声というのもあるのも実態でございますので、その分野につきましては基本的には財政的な負担を極力減らす方向で、例えば国の社会資本整備総合交付金を活用するとか、そういった形で進めるということをまずは町民の方々に理解していただいて、財政的な負担というのは極力抑える方向であるとと同時に、逆に、先ほど町内総生産の話もありましたが、財政力というものは町内総生産が上がればその分相対的なプラ・マイでは上がってきますので、いわゆるそういった施設を造ると同時に町の経済力を高める施策を打ち立てることによって、言わば両輪ですね、使う部分に関しては町の経済力を上げることによってその分税収を上げるという形で財政力を健全化を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 町民の皆様の非常に関心のある一番これが大きなあれではないかなと思いますので、やはり丁寧な説明と、より安心されるような財政運営を期待いたしまして、質問を終わります。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 大問3点、具体的な観点からお伺いいたします。  決算資料33ページのところに1目戸籍住民基本台帳費(住民課)とありまして、外国人登録関係が毎年掲載されております。それ国際交流の活発化といいますか、身近なところでの活発化の観点からお伺いします。なお、質問等大分出ていますので、他の議員と重複しましたらご了承願います。  1つとしまして、見ますと、平成30年度29か国202人でして、令和元年度は国数は同じで、217人と15人ほど増えています。恐らくその中に大人も子供も、小中学生等もいるかと思いますけれども、最初にその小中高生、成人等の概数ですか、お教え願えればありがたいです。 ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(櫻井) 平成30年度から令和元年度にかけて人数が15人ですか、増えております。全て成人の登録者数になっております。実際、令和元年度の217人の内訳でございますが、18歳以下の人数は11名でありまして、それ以外の者が19歳以上ということになっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 今お聞きしまして、小中学生等もいるということですよね、数名。私が聞きたいのは、これはどこでも、他市町を見ましても小中学生の外国人の学校での生活状況、教育上言葉とか生活習慣上は違って難しいなんて記事が出ていますけれども、益子町ではどういう状況なのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  小中学生も外国籍の子供がおりまして、今全部で7名ということになります。小学生が4名、中学生が3名です。特にいじめの問題につきましては、毎年各学校からいじめ調査というのを上げていただいております。それを踏まえると、今のところそういう事実はありませんので、安心はしておりますが、ただこれについては日頃から、いじめについてはかなり気を使って各学校対応しておりますので、そうならないようにしっかりとこれからも様子を見ていきたいと思います。あと、文化等も違いありますので、その理解も必要になってくるかと思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ぜひ今後とも問題等がないようにご指導等願いたいと思います。  次に、成人の方も多数いますけれども、それぞれの自治会等での日常生活において、よく都会等ではごみ捨てだとか、近所付き合いとか、宗教上の問題とか、いろいろ聞いておりますけれども、益子町ではそういうことは何か報告等役場に寄せられているかどうかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 自治会におきまして外国人の方ということなのですけれども、自治会関係、総務課担当ではございますけれども、特に問題になっているというのは聞いてはおりません。自治会長さんがすごく苦労しているとか、困っているという案件は今のところあまり聞いていないのが実情ではございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) そういう傾向をぜひ続けてもらいたいと思います。  次に、最近国際交流とか、逆に国民の民を取って民際交流とかと言われています。本町でもアメリカのダブリン市とかイギリスのセントアイヴスとの交流等が行われて、それはすばらしいことと評価しております。そういう中で、実際に町に住んでいる外国人の方、先ほど大人の方も子供たちもいますけれども、身近なところからそういう国際交流等を進めることも大切なことかと私は思うのですけれども、そういうことに関してはどうお考えかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  議員ご案内のとおり、益子町は比較的外国人の方も多い現状がございます。ただ、その外国人の方々の行動を見ますと、やはり地域コミュニティというのですか、例えばヨーロッパ出身の方、アジア出身の方、それぞれの出身地に応じてコミュニティをつくっているというのが現状でございます。ただ、そういった方々、やはり日本という国においてそのコミュニティに入っていくに当たって、なかなか疎外感を感じる部分もあるというふうに聞いておりますので、今後はそういった方々の地域コミュニティとの交流の可能性について検討していきたいなと思っております。実際どういった形でそういった外国人の方々と益子の町民の方々が交流するかというのは今後の検討の余地があると思うのですが、先ほどもお話出ましたとおり、既に中学生はイギリスとかアメリカに行ったりして様々な交流をしております。そういった町のいわゆる青少年といいますか、そういった方々が中心になるイベントなんかを通じてそういった外国人の方々にも入っていただく、そういった形の交流の仕方もあると思いますので、具体的な事業については今後検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ただいまの説明でよろしくこれからもお願いします。特に益子町、外国人が多い町として有名ですし、文化の町、国際的な町としてPRするのも一つの方法かと思いますので、さらなる検討をお願いいたします。  次に、2点目なのですけれども、同資料64ページのところに陶芸メッセ関係の記事があります。1つとしまして、文化のまちづくり事業と載っております。ちょっと参考までに調べましたらば、平成30年度は5つの展覧会で約4万3,000人ぐらい、令和元年度は4つの展覧会で1万5,000人ぐらいの入館者でした。後半の頃、若干コロナの影響もありますので、減少も影響したかと思いますけれども、単純計算しますと35%の数字なのです。私が思うに、展覧会の内容等、専門家や愛好家にはすばらしい企画で絶賛されております。けれども、町民、一般のレベルで見ますと少しレベルが高過ぎるのではないか、抽象的で、物言を見ましても結構難しい感じがいたします。私は、何といっても町民中心ですので、年に1回ぐらい分かりやすくなじみのある企画または小中学生の柔軟な発想に基づいた企画なんかを催してはどうかといつも考えているのですけれども、それは執行部等はどうお考えかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  陶芸美術館の企画展につきましては、議員ご案内のとおり、大体年4回企画展を行っております。企画展を行うに当たっては、学芸員が中心になりまして案を練るのですが、ただ一方で益子陶芸美術館というのは博物館法に基づく届出の団体でございます。いわゆる博物館法に基づく、法に基づく団体ということになるのですが、その中に具体的な展示方法については教育的な配慮をするようにということと、あと一般公衆の用に供することというふうに言われています。ですから、一般の町民の方が見て親しめるような施設である必要性が法律上も求められています。また、教育的な配慮も必要ということになっています。現在の企画展もそういった観点から実際教育的な配慮、また一般の町民の方々にも見ていただけるような展示内容を心がけているところではあるのですが、ただ一方で、今議員からご指摘ありましたように、いささか難しいというか、専門的過ぎるというふうなご指摘があるのも事実でございますので、今後は、より町民目線というか、いわゆる陶芸に詳しくない方、一般の方が見ても分かりやすいような展示の仕方といいますか、解説の仕方というものも必要かと思いますので、ご案内のとき、今後、益子は日本遺産になりましたので、まず陶芸美術館のほうで2階にあります焼き物の歴史を語るコーナーがあるのですが、こちらのほうは日本遺産のストーリーに合わせたパネル展示を今後変えていく方向です。そこに当たっては、特に教育的な配慮、いわゆる例えば小中学生が見てもすぐ分かるようなパネル展示というものを考えていきたいと思いますし、企画展につきましても、より分かりやすいような解説というものを今後は心がけていって、町民の皆様に限らず多くの方々にご利用いただけるような施設を心がけていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ぜひ町民の気持ちを得まして、分かりやすいような幅広い陶芸展を希望いたします。  あと、これも同じようなことなのですけれども、同じページの下のほうに益子国際工芸交流館の利用状況、招聘、交流とかいろいろ書いてあります。本来の趣旨が大塚実基金を使いまして建物を造って、国際工芸交流ですか、それを活発化するということで、具体的には恐らくワークショップだとか講演、トーク等行われている、そして国際交流を行うと理解しています。この辺も、先ほどと同じなのですけれども、専門家には非常にすばらしく絶賛されているかと思いますけれども、広がりがない。一般の町民からの、私が理解するに、賛成とか、共感とか、絶賛とかがないのではないか、これも柔軟な発想で使用、活用等、工夫されたらよいと思いますけれども、どうお考えでしょうか、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  国際交流事業につきましても、議員ご案内のとおり、やはり町民目線、町民の方がより活発に参加していただけるような事業内容である必要性があると思います。ただ、ご案内のとおり、一方でこの国際交流事業、いわゆる陶芸とか、別に陶芸に限ったことではないのですが、外国の作家さんとかに来ていただいて、その制作過程を通じて益子の陶芸家の方々にも刺激になればというふうに考えています。ただ、どちらかといいますと、これまで確かにそういった部分に軸足を置き過ぎたところがあるのも事実でございます。今後は、これも本当に美術館の展示と同じことなのだと思いますが、一般の町民の方々も例えばワークショップとかに参加できるような、確かに私も1年間見ていて思うのは、ワークショップでもかなり専門的な説明になっていますので、ある程度陶芸の経験がないと分かりづらい部分もあるのかなというところもありますので、もちろんそういった専門的なワークショップも必要ではありますが、ただ一方で一般の町民の方なんかも参加できるようなワークショップ、国際交流事業も必要だと思いますので、今後はそういった一般の方、いわゆる陶芸の専門家ではない方も参加しやすいような国際交流事業も検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ただいまのご説明よく分かりました。他市町等を見ましても、市長のトップ等が替わりますと従来のものを厳しく見るというか、いろんな角度から見る動きが報道されていますので、ぜひ町民からの参加、理解、共感等が得られるような文化のまちづくりのように特に創意工夫を期待して最後の質問をさせていただきます。 ○議長(星野壽男) 日渡議員、次の方に回してください。次の方へ回してから。 ◆8番(日渡守) では、以上で失礼します。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 附属資料の70ページ、役場周辺土地区画整理事業について質問させていただきます。  令和元年度、地区界測量等業務委託費として1,350万支出されていると思います。この測量は、対象地区の境界地点の位置確定及び地区の面積を確定するとともに、境界測量図の作成を行うための費用かと思っております。まず、ここで地権者の同意が100%得られているのか伺いたいのと、地区界測量図は出来上がったのか、あわせて現在までに問題となった事案の発生はなかったのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 区画整理事業関係のご質問でございます。  まず、反対者の数でございます。約1割の方の同意がまだ取れていない状況でございます。  あと、地区界測量の成果につきましては出来上がってございまして、その成果を基に令和2年度の換地設計の準備の業務のほうを進めているところでございます。               (何事か声あり) ◎建設課長(飯村) 問題点でございますが、今のところ特に問題視するものはございません。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 実施に当たり組合が設立されたと聞いております。多方面にわたる検討もなされ、定款等の作成業務が行われているのかなと推測をしております。換地処分とか本換地までにはまだまだ期間はあろうかと思います。それ以前に仮換地において道路、公園、宅地整備等の色分けがなされるかと思います。そのとき、道路、公園、その他のインフラに対して以後の維持管理はどの部署が中心となり、どのように行われるのか、また組合との関わりについてもお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  区画整理事業につきましては、令和2年、令和3年で仮換地の設計のほうを組んでまいります。それを基にまた未同意のほうにはお話をして、同一の取得に努めてまいります。あわせまして、令和4年度から実際に換地計画を基に面工事のほうを実施していくところでございますが、今議員のほうから道路、公園等の整備につきましてもその中で実施していく予定でございます。あわせまして、その維持管理につきましては、当然道路につきましては建設課のほうで、水路等につきましては今後水利組合等と協議いたしまして決定していく予定を考えております。公園、街区公園であったり、緑地の部分につきましても、まずは建設課のほうで所管していきたいとは考えております。この区画整理事業に係りましては、組合のほうの施行ということで、今年の4月26日に組合のほうを立ち上げていただきまして事業のほうを実施してきたわけなのですが、換地のほうの清算が終わりますれば、その際には組合のほうについては解散ということになりますので、その辺を見据えての対応でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 私のほう、農業関係の土地改良区のほうの以後の維持管理については、非常に地権者のほうが負担になっております。その点を心配して今質問をさせていただきました。  次に、財源構成について若干伺いたいのですけれども、大きく分けて4分類されるかと思います。国庫負担金または補助金、2つ目として保留地の処分金、3つ目として公共施設管理者負担金、4つ目として地権者負担金と。それぞれどの程度の割合になるのか伺いたいのと、国庫負担金または補助金としてどのような補助金を予定しているのかお伺いをいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 土地区画整理事業に係ります補助金、あとは事業負担でございます。まず、こちらの事業につきましては国費、県費、町費等の歳入を見込んでございまして、具体的には、国費のほうが事業費の10分の5、県費のほうが事業費のほうの10分の2、あと町費のほうで10分の3を見込んでございます。あと、保留地のほうの処分につきましても予定しているのですが、約7%程度を資金計画の上では見込んでございまして、そういったことで事業のほう展開していく予定でございます。あと、当然国費、県費につきましては県のほうを経由いたしまして、前年度から概算要望するような形で確保していくような流れになります。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) もう一度ちょっと確認したいのですけれども、保留地処分金が充てられると思うのですけれども、そうしますとそのほかに地権者の負担金というのはないというふうに理解してよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 特段受益者負担金という項目はございませんで、この保留地処分金のほうで地元の方の負担を埋め合わせるというふうな考えでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 分かりました。  では、先ほどあまり問題点はないというようなお話を聞いております。ですけれども、そのほかに地権者の生の声を聞く地権者説明会も実施していると思います。その中でどのようなご意見が出されているのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 地権者説明会等においての生の声ということでございます。こちらにつきましては、今回設立総会については書面議決で実施させてもらいまして、来る10月の中旬に第1回の臨時総会のほうを考えてございます。その際に事業説明につきましては詳しくさせてもらうのですが、一昨年度中に皆様方とお話を持った中では、やはり換地、どの辺に換地になるのかがまだ分からないので判こを押せないという方々が数名、せっかくの機会だからやってくれということで判こを押してくれた方が大多数ということで認識してございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) そうすると、見通しというのは明るいという感じに受けました。この事業は、皆さん見て分かるように百目鬼川もあり、今後整備される道路、公園、宅地等を併せて一帯整備する地区としては優れた都市空間が出来上がるのではないかなというふうに期待するところでございます。きっと住みたい人も増え、人口増にもつながる事業かと思います。今後とも組合と連携を密にして、計画どおり事業展開を期待するところでございます。  それと、もう一点お伺いしたいのですけれども、附属資料の56ページの中に農業次世代人材投資事業という項目があります。これについて若干質問をさせていただきます。この事業は、次世代を担う農業者となる若者にとっては、就農前の研修期間から就農後の経営安定するまでの期間、所得を支援していただける制度で、高齢化に苦しむ農家にとっては非常にありがたい事業であり、またこれから農業を目指す若者にとっても切り札となる施策なのかなというふうに考えているところでございます。益子町においても、ここで見ますと毎年4人程度支援を受けておられます。申請件数は、4人の支援は受けているのですけれども、申請件数としては毎年どの程度あるのか、まずはお伺いいたします。  また、農業次世代人材投資資金には準備型と経営開始型があると思います。今までに受けた人の割合について、また女性が受けたことがあるかについてもお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) ご質問にお答えします。  まず、申請件数でございますが、昨年度の決算実績では4名というところでございます。もうその中で2名の方が既に昨年度5年目ということで、現在は2名が支給を受けております。さらに、今年度になりまして1名の申請がございまして、こちらのほう交付決定をしているところでございます。  続きまして、準備型と経営開始型というところでございますが、全て今までは経営開始型というところでありまして、女性も支給者が現在1名いるという状況でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 今受けている人数に対しての説明がございました。  では、今までに支援を受けた人数に対して何人の方が就農を継続しているのか、まずは伺いたいと思います。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えをいたします。  今まで農業次世代人材投資事業を受けた方については、全て現在就農は続けております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) それはすばらしいことです。  では、就農を継続している人が全員だということなのですけれども、その継続している方がどのような就農形態で農業に携わっているのか、まずはお伺いいたします。実際、米農家とか、野菜農家とか果樹農家、分かる範囲でお伺いをいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 就農の形態ということでございます。昨年まで4名の実績がございましたけれども、その中で内訳を申し上げますと、うち園芸作物、イチゴが2名、それからナスの農家が1名、それから残り1名が主に有機野菜、露地野菜というところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) もう一点聞きたかったのですけれども、農産物を使った関連事業等を立ち上げた方はおられないでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 関連事業と言えるかどうかはちょっと分かりませんが、先ほど申し上げたイチゴの2名の方々については、自分のところで栽培をする傍ら、観光農園ということで、そういった観光客の受入れ等を行ってございます。  以上です。
    ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) みんなすばらしい成果を上げているようでございます。  では、町としては今すばらしい就農をされている方の効果についてどう分析をされているのか、またさらなる定着と経済確保に結びつけるためにどのように今後関わっていきたいというふうに考えているのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 農業次世代人材投資事業でございますが、こちらにつきましては経営開始から安定まで最大5年間、年間150万円交付される制度でございます。新規就農者の方は特に初期の設備投資が課題というところでございますが、そういった新規就農者にとってはこの制度は非常に有益であると考えているところでございます。今後も新規就農者については、こういった制度を活用するとともに、不足する部分は町独自でも補正予算等で支援などを補助金という形で創設して、支援を続けてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 確かに農業を目指す若者にとっては非常に有効な施策かというふうに考えていますので、今後のフォローと、また結果に結びつくように支援のほどよろしくお願いをいたしまして、質問を終わらさせていただきます。 ○議長(星野壽男) 質疑の途中ですが、休憩をします。               休憩  午前11時56分                                                          再開  午後 1時00分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。  質疑を許可します。  13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 教育総務費のところからお願いします。  学校司書の配置事業なのですが、平成30年度から1名増えまして2名体制ということで、令和元年度の実績等についてご報告をお願いします。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 学校司書につきましては、2名体制でそれぞれ3校、4校をということで順番に回っていただいて、昨年度ですと、始めていただいたのは、まず本の整理というものも新たに始めていただいて、今年度に引き継がれております。そのほか、その前の年から実施していた読書を促進するための図書室の整理でありますとか、あと配置、ディスプレーとか、そういったことをやっていただいたほか、あと場合によっては先生の要請によって授業のお手伝いとか、当然やるべき本の選定とか、そういったものを一式各学校持ち回りで回っていただいて、やっていただきました。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) ご活躍されていることと思いますが、図書の貸出し状況とか図書室の利用状況等よくなっているとか、増えたとかという現象は現れておりますでしょうか、お願いします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) ご質問にお答えをいたします。  様々な関わりがありまして、特に昨年度については学校司書の専門性を生かして益子西小などでビブリオバトルを取り入れたり、あとどうしても学校司書を採用したことによって子供たちの新刊図書への目のつけどころとか、あと入ったときの借りてみたいような雰囲気とか、あと実際にどんな本がいいのかという相談にも乗ってくれると。あとは、ちょっとコミュニケーションが苦手なお子さんも図書の先生と会うことによって話しやすいとか、いろんなそういう効果が出ております。ただ、蔵書が大幅に貸し出す数が増えたかというと、必ずしもそうではないのですけれども、今までもある程度一定の数は貸出しをしていました。今は、どうしても古い本の廃棄と新しい本の入替え時期がずっと重なっておりまして、かなり整備状況は進んでおります。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 図書に関しての興味が深まる、あと読んだ本、また読もうかなという本に関してちょっとお話をしてみるとか、コミュニケーションを取ることによって子供たちにとっては間違いなくいい影響が出るはずです。好きな本の話を分かる人と話しすることというのは非常に楽しいことだという経験もきっと積めることだろうと思いますので、せっかく増員して効果が出ておりますようですから、今後とも引き続きご努力のほうお願いしたいと思います。  それと、町指導助手配置事業のほう、小学校、中学校それぞれ令和元年度増えているのかな、予算上も増えておりますので、そちらの元年度の効果、どのようなことをしていただいて、どういうふうな結果に結びついているのかというのをちょっとご報告をお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  小学校では10名、中学校のほうが5名で、1人つばさ教室のほうに配置しておりますので、主にその指導助手の先生方の大きな仕事の一つは学習支援ということになります。先生と協力し合って、特に個別指導が必要なお子さんに寄り添って、そして丁寧に対応するということが大きな柱の一つになっております。あわせて、特別支援学級にも配置をしております。そういうことで、そのお子さんへの理解とやっぱり対応ということで、これも現場から大変喜ばれているということです。おかげさまで学力のほうも、今年はありませんでしたけれども、昨年の町の学力テスト、それからとちぎっ子学力状況調査、これについても一定の成果を出しております。何といっても先生がそばにいてくれるということで安心感がありまして、子供たちもやる気を起こして取り組めるようになっているということです。一人一人やっぱり丁寧に、そして関わってあげるということがとてもその子にとっては伸び代を広げることになりますので、これからも大いに活用してまいりたいと、そのように思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 前も議論させていただいたことあると思いますけれども、やはり大人がそばにいてくれて、聞きやすい場所にもう一人配置されているということは非常に学力伸びると思います。伸びるというのは、いわゆるA、B、Cというか、真ん中と、できる子と、あまりできない子と、こういう山があるとしたらば、そのできない子たちは、でもちょっとそこで聞いてあげたりとか、少し手を加えていることによって真ん中に移動できる可能性は十分持っていると思うのです。そうすると、それによって平均的な学力が、結局引っ張ってしまっているところを持ち上げることによって平均点ってぐっと上がってくる。もともとできる子はずっとできますし、真ん中の子も自分で努力すればそれなりにできますけれども、できない子たちの平均点を上げるということが全体の平均点上がることに間違いなくつながりますので、チームティーチングの取組というのはそこに結果が出ることだと思っておりますから、非常に期待をしております。  それで、今お話出てきましたけれども、つばさのほうなのですが、元年度の、あまり利用状況というか、要するにどれぐらいの子供が利用して、それで現場復帰のできた子とか、その辺のご報告もお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) つばさ教室の利用状況なのですけれども、最終的に10名の方に利用をいただきました。ただ、町外の方が1名いまして、益子町内では9名となっております。実際に最終的に復帰できた方は残念ながら昨年はいなかったのですけれども、部分復帰というふうな形で小学校で1名いらっしゃいました。  それと、先ほど申し上げたのをちょっと訂正させていただきます。町内で8名で、町外で2名です。町内ですと8名の方です。昨年ですと、中学3年生が益子で2名いたのですけれども、その方につきましては2人ともちゃんと進路がきちっと取れるような状況で昨年度の運営は終わりました。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) こちらもやはり関わる大人の方が1人つばさのほう増えていただいたということ先ほどの報告もありましたけれども、いずれにしても寄り添ってあげるということで、これの支援がまた予算的にも増えておりますけれども、でもそれは結果として返ってきているというふうに理解しておりますので、現場は大変だと思いますけれども、焦らず子供たちの成長をぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 3点ありますので、取りあえず2点について質問したいと思います。  まず、10款の教育費のほうなのですけれども、令和元年度当初に町民センタープールの改修工事設計業務というのが594万円の予算で組まれました。執行されなかったようなのですが、その理由と、益子中生徒のプール利用の関係もありますので、今後の町民プールの在り方についてお聞きします。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(永嶋) まず、令和元年度の当初にプールの大規模改修の設計業務ということで594万円、議員がおっしゃいますように計上をいたしました。しかしながら、昨今の気候変動で猛暑が続くという事態もありまして、学校のプールの授業及び夏休みのプールの利用につきましても気温と温度と水温の関係の基準がありまして、外プールがなかなか利用ができない状況、そういった気象現象にもなっております。そういったものを鑑みまして、現在の気候状況の中で外プールの大規模改修は見合わせることといたしました。現在、益子中学校が体育の授業で使っておりますことから、当面の間は修繕をしながら現状のプールを利用するということにしております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 修繕して使うということですが、管理に関しては何か外部と委託契約を結んでやるとか、幾つかお聞きしている点もあります。今後の町民プールの在り方というのはどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(永嶋) 今の現状のプールを修繕しながら当面の間は使っていきますけれども、今後どうするかということにつきましては、人口の推計なども今後見据えていかなければいけないと思いますので、そういったものを考慮しながら、あとは財政のほうも考慮しながら今後の更新するかとか、そういった計画については検討をしていくことになるかと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 以前、夢のあるプールを造りたいというような、設計業務が予算に計上されたときにはそんなお話もお聞きしております。当面は修繕で使っていくということですが、ぜひ今後生涯学習課のほうでも、町民プール、どのような形で、どのような方向で進めていくのか検討をお願いしたいと思います。  それと、もう一点続いて質問したいと思います。2款1項6目企画費、決算資料では26ページになると思うのですが、移住、定住の問題でございます。そこで4つ目にワンストップ化、4段目に移住相談会・セミナー、東京都内開催での相談件数43件というふうになっております。当初予算では、都内開催の移住フェア等出展料として16万5,000円というふうな予算が組まれていたと思います。移住・交流推進機構主催のビックサイトでの事業と、ふるさと回帰支援センターの事業4回に参加して移住に関するPRをしていくとの予定でしたが、この43件はどのような内訳ですか、お伺いをいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) こちらにつきましては、先ほど議員おっしゃったJOINのフェアをはじめ、栃木県が主催をしますふるさと回帰支援センターで実施されます相談会、こちらが3回に出展をしております。なお、負担金として徴収されるものについては、あくまでもJOINのみということで、そのほかについてはあくまでもそこまでの交通費ということで、費用はそのような形になっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) ちょっと質問の仕方が悪かったのか、43件の相談があったというその内訳というのがどのようになっているのかお聞きしたのですが、どのようになっているでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 内訳というのは、そのフェアごとの内訳ということでしょうか、それとも中身ということでしょう、込みですか。込みですね。  それでは、JOINの部分につきましては、相談者については16名ほどということになっております。これについては、やはり仕事であったり、あるいは住宅であったり、そういった内容の相談ということでございます。残りについては、ふるさと回帰支援センターのそれぞれの開催の中で相談をされていると。やはり内容としましては、どうしても移住の相談でありますので、職業であったり、益子町は仕事があるのかとか、住宅の相談であるとか、そういったものが大半でございます。それプラス例えば農業などもやってみたいと、こういった相談もお受けをしているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) この43件の中で、その下の住まいづくり奨励金の質問をどなたか議員がしていたときに、42件中19件が外部だったというふうなお話をお聞きしてメモっておりました。この19件、下の住まいづくりで申請者が19件の中には、この43件の相談の中で申請した人というのはいらっしゃるのですか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 残念ながらお試し住宅の利用者の中にはこの相談者はいらっしゃいませんでした。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 以前私どもの会派でふるさと回帰センター研修に行ったことがありますが、以前は60歳以上の高齢者が相談者の大多数を占めていたのですが、ここ10年来若い人たちの、30代とかの人たちの移住の相談が非常に増えているのだというようなお話を聞いて、なるほどと思って帰ってきた記憶があります。ぜひやっぱりこの都内の移住フェア、若い人が移住する可能性というのが多分にあると思いますので、今後とも積極的に取り入れていっていただければいいと思います。  取りあえず3件のうち2点の質問で一旦終わります。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 2点ほど伺いたいと思います。  1つ目は、決算資料の62ページ、商工振興費の(5)になります。地域通貨事業についてです。地域経済の活性化とボランティア活動の推進、コミュニティの活性化のために使用することで地元商店の購買力を高めていくということだったと思いますが、特に令和元年度においては消費税に伴う子育て応援手当、また紙おむつ事業なども加わりまして、各課にわたって広く地域通貨の利用額も増えてきていると思います。そのため町内商店への経済効果も活性化されているとは考えておりますが、プレミアム商品券とは違って、回転することでさらに効果が上がるという特徴があります。当初、初年度より何年過ぎても2回転が多く、99%が2回転であり、改善されないで伸び悩んでいるという状況ですが、平成30年度に比べて配布事業、また利用店舗も減少ぎみであり、今年で5年目を迎えているとは思いますが、事業状況と併せて今年10月からのポイント事業、mashipoなどとの関連、今後についても併せてお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) ご質問にお答えいたします。  まず、62ページのご説明をさせていただきます。配布金額として4,931万4,500円ございます。こちらにつきましては、令和元年度中に町のほうから発行した金額でございます。それから、30年度分の繰越しとしまして1,338万ほどございます。合計で令和元年度に流通しているマッシが6,268万7,000円ほどございます。そのうち換金された5,550万1,000円になります。残り分の716万につきましては未換金ということで、令和2年度に繰り越すような形になってございます。議員ご指摘のとおりでございますが、流通の回数が大体2回という形でここ3年ほど来てございます。令和元年度につきましても、こちら流通回数につきましては99%が2回ということで、議員のおっしゃるとおり3回、4回と回転することはちょっと少なくなってございます。換金のほうを商工会のほうにお願いしてございますが、商工会のほうでもある程度、3回、4回、5回と回転できるように、持ち込んだ商店のほうにはある程度そういう形で、持ち帰って回転数を上げていただくような形での話はさせていただいております。ただ、商店さんにつきましても現金化のほうをちょっと優先されている業者さん、事業者さんが多いようで、ちょっと3回、4回、5回というのは本当に数少ない回転数でございます。  あと、地域通貨の今後につきまして、今発行しております地域通貨の期限が2023年の3月31日ということで、今年を含めて3年間の有効期限がございます。この3年間のうちに各事業所さんにお願いをしたり、事業の発行元であるところにお願いしまして、mashipoカードへの移行を今後お願いしまして、一応3年をめどに地域通貨からmashipoカードへの移行を完了させていきたいと今考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 説明ありがとうございます。  そうしますと、有効期限長いのですが、これまで未換金というか、使われないでそのままになってしまった地域通貨などの把握はしてございますでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 現在で、令和元年度でございますが、30年度からの繰越しということで、過去の分も含めて1,337万繰越しがございました。今回の地域通貨の有効期限は2023年でございますので、ある程度早めに移行を事業者さんのほうにお願いするような形で対応していきたい。また、未換金が2023年3月末までになくなるように、ある程度周知のほうもして、未換金が減っていくような形で今後対応を考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 期限が長いですので、忘れてしまっているという方も多いと思います。そのような周知は必要だとは考えます。効果として、ボランティア活動の推進、そして資源物回収奨励金などを地域通貨でというようなコミュニティ活性化へは十分寄与されていると思いますけれども、地域経済の活性化については、回転数が低いのが残念に思っております。道の駅ましこにおいても地域通貨は使われていると思いますので、町が関連している道の駅ですので、道の駅辺りでは回転数を上げることができるのではないかと私は考えておりますので、その点についても3年間のうちに十分実績を上げていただきたいということもお願いしておきたいと思います。  また、この事業を通しまして、5年間になるわけですが、学んできたこと、また気がついたことなどありましたらお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) ちょっと今後の検討になるかもしれないのですが、各取扱店舗さんでも回転数を上げていただく、また事業所さんのほうにつきましてもそういうふうな形でちょっとしまい忘れと未換金の部分が出てくるかと思いますので、そういう部分がないような形でちょっと事業所さんにも声かけをしまして、今後未換金がなくなるように進めていきたいと思います。議員の質問内容とはちょっと答弁が違うかもしれないですが、こちらの考えとしましてはそういうふうな形で考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) では、次に入りたいと思います。  同じページなのですが、悠和館について少し質問させていただきます。平成28年9月定例会において負担付寄附の受入れ、当初はつかもと平成館、観光誘客と地場産業の振興につなげたいとの説明があり、賛成多数で議決された経緯があります。しかし、上物と底地の件で数年審議が継続しておりました。令和元年度末までには底地の分筆、登記を済ますという答弁どおりに土地、建物ともに行政財産となり、一安心いたしました。これまでの関係者、また担当課の皆様方の努力は計り知れませんけれども、本当に数年にわたり大変お疲れさまでした。  昨年6月から悠和館の名称で、平和学習の場とし、一般公開されておりますが、見学者数などはまだ他施設よりは少ない状況です。これからも周知、工夫などが求められてくるとは考えております。また、宿泊業務については、2月からましこカンパニーが運営者となりまして、まだ日が浅いですけれども、利用状況など、またそれについて、夕食などは町内の飲食店で頂くというようなこともありましたが、町内飲食店への波及効果、また今後に対するお考えなど、悠和館に対してのお考えなどを併せてお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) ご質問にお答えしたいと思います。  まず、宿泊の状況につきまして私のほうからご説明させていただきます。カンパニーさんのほうから宿泊施設の使用ということで、こちら業績報告のほういただいております。そちらにつきまして説明をしたいと思います。2月の22日から宿泊業務のほうが始まりまして、間4月16日から5月31日までコロナ関係で臨時休業となってございます。今現在の宿泊者総数でございますが、291名という形で、こちらにつきましては8月末現在の数字になります。あと、キャンセルの状況でございますが、3月から11月までの8月20日現在の数字で158件で327名の方が、コロナ関係とか陶器市関係のほうもありましたので、キャンセルのほうが出てございます。利用状況につきましては、2月22日から始まりまして、臨時休業がありまして、6月につきましてはほとんど宿泊への予約が入らないような状況でございました。7月から町のクーポン事業、また県の一家族一旅行のほうを使って宿泊をしていただく方の予約が入ってきたと聞いております。8月につきましては、ある程度当初の予想に近いような宿泊の状況であると聞いております。  宿泊の状況につきましては以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 飲食店などの波及効果についても入っていると思うのですけれども、それは把握はされていないのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 申し訳ありませんでした。夕食につきましては、町のほうで用意しておりますパンフレットのほうで6時以降営業しているお店ということで夜マップのほうを作っておりますので、そちらで飲食店のほうをご紹介しまして、食べに行ってもらうということになってございます。また、こちらの利用状況につきましては、ちょっとこちらのほうでは把握してございません。申し訳ありません。失礼しました。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) でも、飲食店の波及効果は結構これからも重要なことになってきますので、把握はされないのでしょうか。伺います。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  今現在、飲食をどこでされたかというところでアンケートは取っていないのですけれども、議員ご指摘のとおり今後その辺を把握する必要ございまして、やはりお答えできる方についてはアンケートを求めて、飲食を町内でされたのかどうかと、できれば消費の額なんかもお答えいただければデータとして今後集めて、これからの施策に生かしていきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) そうしないと、その辺の一番重要な部分、町内循環型を目指しているわけですから、そこの辺の数字が見えないと検討しようがないかなと考えております。では、今後はできる範囲でお知らせいただけるということでよろしいですね。  まだまだ伸び代があると思います。先ほど人数なども発表されましたが、これが1,000人、1万人となれば町内の飲食店なども本当に今まで以上に潤うと思いますので、しっかりそれはやっていただきたいと思います。また、悠和館のある地域においては、近くには個人所有の美術記念館、また益子参考館、フォレスト益子、益子の森、北関東最大の登り窯、隠れ家的なレストラン、飲食店など、先人たちが育み、守り続けてきたものがあります。閑静な中にも、一昔前は益子焼関係者が大勢いらして付随する仕事をしていた、生産が盛んであった庶民の暮らしぶりが残っていると思います。里山の景観なども残されておりますし、悠和館を、「ポツンと一軒家」というテレビ番組ありますけれども、そういうものにしないで、悠和館を軸足にいたしまして各所を点として結びつけ、益子の原風景、伝統料理などと、周遊コースが考えられると思いますが、そして宿泊は悠和館にまた戻って、滞在型となっていけばいいのではないかと私は考えております。町内循環型経済にも貢献できると思いますが、町のお考えをお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  悠和館のオープンにつきましては、単なる宿泊施設の位置づけだけではなくて、やはり今議員からのご指摘がございましたように町の観光を発信する拠点にしていかなければいけないと思っております。また、これからサイクリング事業なんかも展開していくわけでありますけれども、例えば益子の駅で電車でお見えになった方が悠和館に行かれるときにサイクリングで悠和館に行かれるとか、そういう循環型の、一つの町を巡るときの拠点にもやはりしていかないといけないと思っております。また、産業振興という側面と、もう一つ教育的な側面がございまして、悠和館につきましては平和学習の場ということでも位置づけられておりまして、先ほど美術館の中でも今後の活用について、教育的な見地からの答弁を副町長からさせていただきましたけれども、今悠和館につきましても美術館との連携というのを一つちょっと今検討しております。特に、町内はもちろんですけれども、町外の小中学生に改めて平和の場を考える場所として悠和館を位置づけていただきまして、ぜひ益子に来たときには悠和館と美術館はセットでもあると、それ以外に益子のいろんな体験施設とか里山とかを触れ合える機会の一つのきっかけにしたいと思っておりますので、悠和館につきましては幅広い見地から、単に宿泊業というだけでなくて、町の経済を活性化するために多方面からいろんな面で検討していって施策を打ちたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 悠和館においては、これまで多くの時間と大きな金額が投資されてきております。宝の持ち腐れとならないよう十分活用され、選ばれる町への転換、住み続ける町への飛躍へと着実な歩みをご期待申し上げまして、質問を終わります。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 2款5項の地籍調査事業についてお伺いをいたします。  13節委託料で1億900万が、支出5,700万で、あと繰越明許で5,000万出ていますので、この理由とその状況をお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) ご質問にお答えいたします。  地籍調査事業におきまして、今回、令和元年度決算書24ページの中で翌年度に繰越額といたしまして5,269万6,000円の次年度繰越しがございました。こちらの理由につきましては、国の補助金の内示が1月になりまして、それを基に県のほうからの割当て通知が2月に入ってからとなってございます。そういった都合から繰越しをさせてもらっているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) この繰越しした金額に対しての仕事の内容は、今年度も新たに3地区予定をされているのですけれども、それに対して影響は出ないのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) ただいまご説明を差し上げました翌年度繰越分につきましては、令和2年度の事業といたしまして今事業実施してございます。あわせまして、本年度新規の分で大沢地区につきましては、この繰越しとは別で予算要求して予算のほうを確保している事業でございますので、そういうことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) そうしますと、繰越明許というのは、山本のⅧと前沢のⅠは繰越明許の予算でよろしいのですか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 前沢のⅠと山本のⅩⅢ地区でよろしかったですか。こちらについても令和2年度の新規地区ということでございます。予算的には繰越分は入っておりません。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 地籍調査ということで、内容的には国より助成をいただいてやっているわけですけれども、やっぱり防災、減災ということで、災害に対して災害の起こるような地域を対象にということであると思います。そして、災害が起きたとき速やかに復興できるようにという形で昭和38年頃からですか、ずっと進めて、今年から、令和2年から11年ですか、第7次10年計画ということでスタートしたと思います。その中でやっぱり最初の現場入って立会いから仕事が終わるまで何年かかるのですか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  新しく新規地区が入ったときには、一番最初に境界の確認をいたします。2年度におきまして、その成果を基に地籍図、地籍簿の閲覧をいたしまして、関係地権者の方のご了解をいただきます。それをもって3年目に県のほうの検査を経て国のほうの認証手続を取ります。それをもって法務局のほうに申請いたしまして、新しい地籍簿、地籍図ができるという形になります。この大きな流れを各年度3地区ずつ始めますと、2年目に来年、今年新規で3地区あります。来年また3地区新規で始めますと、来年度にあっては6地区分が動くことになります。1年前の仕事を基に2年目。今度3年後には新しく新規地区を始めるということで進めてまいりますと、今度前の年の2年目と前の前の年の3年目の認証作業を取ることになりますので、そういったことでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 仕事を始めてから、作業を始めてから最低3年はかかるということであると思います。今現在、資料のほうからいうと、今進んでいるところが、140町歩ぐらいが今のところ現地の測量終わって法務手続に入っていると思うのです。今度は、今年新たに110町歩ぐらいですか、1.1キロ平方メートルの面積ということで、この辺作業が順調に進んでいるのでしょうか、どうか。その辺やっぱりチェック体制とか、登記所に登記体制とか、そういうのが大変だと思うのですが、その辺の状況はどうなのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) こちらにつきましては、令和2年度から第7次10か年計画のほうが始まったところなのですが、その前の計画、第6次10か年計画の最終段階では、益子町にあってはおおむね予定どおり進んできたと思っております。今後10年間につきましては、あくまでも国のほうの予算の張りつき具合にもよるのですけれども、今想定される事業量をベースに進めていきたいとは考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) いろいろ細かな仕事だと思います。これからもいつ災害が起きるか分からない状況でありますけれども、その辺全てに対応できるような図面とかそういうものを作っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。
    ◆7番(直井睦) では、私から1点ほど、決算認定に関しましては最後の質疑になります。  令和元年度、今回決算に関連いたしまして、午前中の岩﨑議員からもありましたが、業務による事務事業に対して評価されております。この事務事業評価一覧表、ホームページにも掲載されていましたので、拝見させていただいて、実際、例年あまり代わり映えしないと言うと語弊がありますが、継続性を持たせるためにも、こういう総括表であるとか、各課のやっぱりこういう評価実態になっていると思います。昨年度におきましては、この事務事業、2増3減ということで、全体の事業量としては1減となっています。岩﨑議員からもありましたが、これからこの業務の合理化や効率化、この向上がとても必要になってくると思います。私も先ほど質疑させていただいたときに、窓口業務に関しましては、それ以外にも、これからやっぱり民間活用ということで、指定管理の在り方であるとか、あとは今AIをはじめICTの活用ということで、ロボティック・プロセス・オートメーション、RPAですね、いわゆる、それは一部の行政ではもう既に運用を開始されているところもあります。今後、人材育成または職員数にも関与してきますが、この事務事業評価の在り方として今後改善の余地はあると思いますが、執行部としてはどのようなお考えでしょうか。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  事務事業の評価につきましては、様々な検討課題等あると思います。また、具体的な評価の方法については、各自治体においても様々な取組をしております。益子町の在り方については、各自治体の先駆的な事例等もございますので、そういったものも参考にしながら今後進めていく必要があると思います。ただ、その中でやはり効率的な業務運営というのは何においても最優先すべきものだと思います。効率的な部分、特に窓口業務なんかの部分においては、場合によっては一部もう外部に委託するということも可能性としてあると思いますので、その辺の必要性、また逆に外部に委託するがゆえのデメリットというものもございますので、そういったメリット、デメリットを総合的に勘案いたしまして、事務事業の効率化について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 昨年度のこの事務事業で構わないのですけれども、この事務事業評価を見ますと、縦割りの各課によって評価されています。昨年度の事業の中で複数課が携わる事業があったかどうか、お願いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  事務事業の評価につきましては、基本的に担当課ごとで行っているところでございます。ただ、一方で今後実際業務を進めていく上において複数の課にまたがる可能性も当然出てくると思いますので、今後はそういった横串の事務事業の評価の在り方も検討を進める必要があるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今までも観光の分野ですと、文化財関係ですと生涯学習課と観光商工課、そのつながりであったり、特に今年度日本遺産に認定されましたので、そういう面でも文化関係とやっぱり観光関係は結びつき強いと思います。複数課に携わる横断的な事業がやっぱりこれから今後も増えてくると思いますので、ぜひそういうのも勘案していただいて、この事務事業評価の在り方というのを考えていただきたいと思います。  また、この中で特に抜けている点あると思います。それが事務事業に入らないのかどうかというのは、私自身ちょっと率直には分からないのですけれども、ふるさと納税に関しても、これには事務事業入っていません。財政事務で入っていればそれだとは思いますけれども、そういう観点からも、財源確保の観点からやっぱり多角的に見ていただいて、特にふるさと納税に関しましては、1度悠和館関係でクラウドファンディング起こしてやりましたが、成果としてはやっぱり芳しくないという結果にはなりましたが、でも毎年何らかしかの形で町の事業に対して町民以外の益子に関連する人から応援してもらうということも必要だと思いますので、今年度も含めましてぜひこのクラウドファンディングの在り方というのを考えていただいて、財源確保にも努めていただけますよう意見を求めまして終了いたします。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) それでは、先ほどは失礼いたしました。2点ご質問したいと思います。  76ページと81ページ、小中学校等のそれぞれ1目学校管理費とあります。よくこの議会でも誰一人残さないとか、全員引っ張っていくとかという教育方針が示されていまして、評価しております。ちょっと私分からないところありますので、これ調べましたらば、特別支援学級等が令和元年度田野小と益子中で3学級設定されていまして、平成30年度も調べましたら同様でした。ちょっと細かい質問なのですけれども、特別支援学級の定員数はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  特別支援学級につきましては、普通学級と同様に基礎定数がございます。今現在、益子町には知的学級と、それから自閉症、情緒学級の2つの学級がそれぞれの学校で設置されているわけですけれども、特に特別支援学級の1学級当たりの人数ですけれども、一応8名がその1学級の人数と。9名になりますと2クラスになります。したがいまして、今回、昨年度、令和元年度の田野小につきましては知的が1、それから自情が2と、益子中も同じような状況で2学級になりました。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 人数等了解いたしました。  私、実体験上、特別支援学級等の様子が分かりませんので、お聞きするのですけれども、指導上工夫されている点等ありましたらお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えいたします。  まず、子供たちが使う教科書が選べることになっています。普通学級の子供たちは文部科学省検定済みの教科書を使ってやっておりますが、特別支援学級のお子さんたちは一般図書も含めて選ぶことができます。あるいは、文部科学省の出している書籍、検定本とはまた別です。その3種類ございまして、その中から選べるということがまず1点です。  それからもう一つは、まさに1対1とか、あるいは2対1とか、子供たちへの手厚い指導ができるように、それぞれ先生方が関わってくださっています。また、環境もいろいろ今整えているところでございますけれども、できるだけ通常学級との交流、それも大事なことになりますので、ずっと特別支援学級の中で勉強するのではなくて、教科によっては自分のクラスに戻って、そして授業をするということもあります。様々な工夫の中で子供たちがしっかりと学べるような環境づくりに努めているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) これからもよろしくご指導等お願いいたしたいと思います。  あと、ちょっと変わりまして、令和元年度、益子町の全小中学校で産休とか育休の先生方いらっしゃったと思いますけれども、実績としまして何人いらっしゃったかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 産休、育休につきましては、年度当初必ず調査が入ります。その調査を受けて申告をする形になります。なぜそういうふうにしますかというと、早めに分かった場合には補充する教員を確保しなければなりません。そういうことがありまして、令和元年度におきましては小学校で3名、中学校は養護教諭を含めるとやはり3名ということになっております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ただいまのご説明等で早めに補充等を考えるというご説明ありましたけれども、一般的に話が出されますと、教員の補充がちょっと不足ぎみで、なかなか正常な教育活動を保障するために人数とか期間、そういうものでちょっと不十分ではないかというような声も聞かれたりするのですけれども、その辺は十分に対応されているのかどうかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) お答えをいたします。  特にやはり教科によってどうしても影響がある中学校の場合は、やはり早めに対応してもなかなかぎりぎりまで見つからないという場合もありますが、今のところ町指導助手、それぞれの町が抱えておりますけれども、その中に例えば英語の免許を持っていながら町指導助手をやっているとか、そういう場合にはうまく移動させながら対応して、講師という肩書でその学校のほうに派遣する場合も現実にございました。とにかく議員ご指摘のとおり人を確保するということが非常に大変な状況になっていますので、そういう意味からも早め早めということで今も対応しておりまして、今のところ特に間に合わなかったということはございません。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 今の回答で了解しましたけれども、今後とも補充等十分な対応をお願いいたします。  あと、77ページのところで、関連なのですけれども、スクールバス運行事業とありまして、平成30年度は、大ざっぱに言いますと1,928万台ですか、令和元年見ますと2,304万何がしと書いてあります。375万等の増加なのですけれども、ちょっと私、同一、同様の業務等で増加しているのはどういうものなのかなと思ったのですけれども、もしご説明ありましたらよろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 質疑の途中ですが、休憩いたします。               休憩  午後 2時00分                                                          再開  午後 2時15分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日渡議員の質疑に対し、担当課の説明を求めます。  学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) スクールバスにつきましては、一応3年ごとに見直しを行っておりまして、令和元年度から元年度、2年度、3年度というふうなサイクルでやることになっておりますが、その中で山本地区なのですけれども、ちょっと人数が増えまして、山本と、あと境コースで分かれております。山本でこの3年間45人前後の児童がおりまして、境コースでやはり7名から9名の児童がおります。そのため、1台増設しないと運行がちょっとできなくなってしまったものですから、もう1台追加した関係で金額のほうは増えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ただいまの説明よく分かりました。  若干重複等ありますことをおわびするとともに、誰一人残さないという方針と、児童・生徒の生命の安全、安心を確保するということで、今後とも施策されるように期待しまして、質問を終了します。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 労務管理のことについて幾つか質問させていただきます。  まず、決算審査講評をいただいております中で、廣田監査委員の講評の中で、全職員の1年間の時間外労働の積算時間が平成28年が8,780時間、平成30年が9,783時間、昨年度は1万2,257時間となっていますと書いてございますが、すみません、一つ別な資料で広報「ましこ」のほうなのですけれども、広報「ましこ」のほうの人事行政運営などの状況公表のところに、平成30年度時間外勤務等総時間1万6,341時間、令和元年度ですと1万7,303時間ということで違っておりますけれども、この辺のご説明をまずお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) こちらの人事行政運営のほうで広報で出しておりますのは、時間外勤務等という形で振替とかそういう時間も含んでいる時間でございまして、純粋な時間外勤務、時間外のみの振替というよりも、時間外した時間のほうが決算のほうの数字かと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 私、この資料を見たところで、時間外勤務及び休日勤務の状況となっていたので、多分時間外にプラス休日出た分も時間に換算してそこにプラスしているから、きっと増えているのだな、逆に言えば通常の時間外に休日分を足すとこの数字になるのかなというふうに理解したのですが、改めて。ただ、伺っている中では、できるだけ休日出勤というふうにはしないで振替で対応をしているという話も聞いているのですけれども、これは振替で対応できずに休日分ということでなった時間が足されているというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 休日出勤して、それを振替した場合ですと、全て100%時間外というのではなく、振替は休んだ上でも率にすると35%の部分がかかってきます。そのような分もきちんと時間を含めたのが人事行政運営のほうでして、時間外勤務等という形になっております。監査委員さんに報告出したのは、振替を取っていない純粋な意味での時間外というのですか、振替もしていない場合の時間外、そちらのほうの数字という形で報告させていただいております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) いずれにいたしましても、監査委員のほうに報告をされ、そこでの問題点として改善されておりません、逆に増えておりますよというところの指摘をされておる部分で、またさらに実質的には振替も含めるともっと大きい時間数が時間外労働ということになっておるということに対して、現在執行部としてはどのようにお考えかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 昨年度は、働き方改革ということで、職員最低でも5日間は休みを取りなさいと、休みのほうを取るような形で、時間外というよりも有休、休みのほうを取得をするように進めた部分があります。ただ、休みの分が実質的には増えたのですけれども、このような形で時間外が増えているとなりますと、やっぱり働き方としては決していい状況ではないですので、今後はこの時間外にももう少し注視をして職員の働き方を見ていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 今課長のほうからご説明ありましたように、働き方改革関連法案のほうが2019年4月から一部施行されておるということの中で、労働基準法の改正ということで10日以上の有給休暇は必ず与えなさいよと、そのうちの5日は必ず取得させることが雇用者のほうの義務ということになっておりますが、この元年度におきまして5日以上取れなかった職員さんの数であるとか、あと率はどのようになっておりますか。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 職員平均いたしますと9.1日ということで、その前の年よりは、前の年が8.2日ですから、増えているのですけれども、5日というので考えますと、5日以上になりますと65%という形になっております。どうしても35%の職員が5日未満という形の結果になっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) パーセンテージ計算すれば出るのでしょうけれども、35%って何人になられますか。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 52人です。52人の職員が5日より短い場合があるということです。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 時間外労働及び今のような有給休暇が所定数、5日以上取れていない方もいらっしゃるという中で、基本的に経営者、雇用者全て共通するところだと思いますけれども、役場でいえば職員の方々に十分にその能力、力を発揮していただくためには、本人のためにも町のためにも、仕事と家庭と社会と、それぞれの場所で活躍をしていただくというか、英気を持って活動していただくということが、このバランスが非常に重要であるということは、全ての経営者は自覚をしながらやっていくはずでございます。それにおいて今のこの現状をどのようにお考えになるか。町長でもよろしいですし、別の方でも結構ですが、この状況について、今言うように経営の在り方とすると、社員、職員の能力を最大限発揮してもらうために、労務管理、重要なことだというふうに私は認識しておりますけれども、その辺に関していかがお考えでしょうか。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  職員の労務管理につきましては、議員ご指摘のとおり大変重要なものだと認識しております。実際、有給休暇の取得率が5日以内の職員が全体の3分の1という状況でございます。そういった中において、そもそもなぜ有給休暇が取れないのかということを考えた場合、どうしても業務的に休むことができないという方もいるのも実態でございます。ですから、そういった意味でいきますと、まずそもそも仕事の在り方というものを考えて、業務の効率化を図って、先ほどの答弁でもお話ししましたが、例えば外部委託できるものは外部委託するとか、そういったことを考えながら、単なる休みを取ってくれというふうにお願いするというよりは、むしろ業務の面を見直して効率的な業務運営を図ることによって有給休暇が取得しやすい環境をつくっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 経営者もそうですけれども、管理職と言われる、町でいえば少なくとも課長さん以上はそうだと思いますが、管理者の一つの能力として労務管理のマネジメントというのは必ず必要な要素になってまいります。やるべき仕事とかける時間、こちらをあらかじめ考えて、要員計画を立てながら過度な負担が職員にかからないようにしていくということが当然管理者としての責任であるというふうに思いますが、それぞれの課の例えば今この改善が進まないか、進んでいるか、いろいろあると思いますが、仕事のばらつきにもよるとは思いますけれども、いずれにしてもそういう労務管理の部分というのは人事評価にはどのように影響されているかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  労務管理の面、特に管理職の課長以上の場合、そういった労務管理を行うということももちろん管理職の役職の中で大変重要なウエートを占めております。まず、そもそも自分の課の職員が実際どういうふうな仕事をしているのかということ、またその仕事の割合、ですから特定の職員に仕事が過度に集まっているのかどうか、その辺も見極めて適切に配分するということも重要になってきます。そういった意味で職員の管理をするというのは当然管理職のあるべき姿でありますので、その部分ができているかどうかということも含めて、今、人事評価制度の中では、評価制度そのものを今後変えていくことになりますので、その中でそういった管理職としての適性の部分も今後は判断の一つになっていくのかなと思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) それと、今現在そういう形で管理職の責任としてその部分問わせていただきましたが、あと庁舎の中で、執行部全体の中で労務管理の、各課は各課長がやっぱり責任者ですよね。それぞれの部は部長が責任者だと思いますけれども、労務管理の責任者というのは益子町ではどなたになられますか。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  労務管理の責任者につきましては、私、副町長が責任者ということになっております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 先ほど働き方改革関連法案の件で労働基準法変わりましたという、皆さんもご案内のとおりだと思います。それで、その中で一応法律的に明確に言えば5日以上取らせられなかったということは、これ法律違反ということになってまいります。労働基準局がどれぐらい本気でそれを取り締まるかというのは、これはまたこれから先の話ではございますが、一応字面上は法律違反ということになってきまして、それに違反した企業またはその労務責任者に対しては6か月以下の懲役または30万円以下の罰金、これが法律で、ご案内のとおりだと思います。30万円以下の罰金というのは、掛けることの人数なのです。正確にやりますと。だから、1,500万円、元年に関しましては、の法律的に言えばそれぐらい実は重いことであるということの認識を、今までそうであったから、今後も少しは改善しないとねのレベルではなくて、明確に法律に違反しておるのだというところを認識をしていただきたいというふうに改めてここで訴えたいと思いますが、それに関して、今のお話ですと副町長が庁内的には総責任者ということになるということを受けての、改めてのご返答をお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  これまでは職員は、どちらかといいますと、有給休暇を取得するに当たっては各職員の判断に任せるということになっていたのですが、私かつて所属して、今もそうですけれども、経済産業省では具体的に年間の有給休暇の計画というのを出させて、それに即して効果的に取得するように努めております。今後は、そういった形で益子町においても、それが全てだと思いませんが、年間計画として年間で10日間、具体的に何月に何日取るとか、そういった計画を出させることによって、逆にそういったものが1年間でトータルで、この人はこの時期に例えば3日間休むということが分かっていれば、それに合わせた形の仕事の割り振りの仕方というのもあると思いますので、そういった形で中長期的な有給休暇の取得に関する計画を立てるということで取得促進に努めていきたいと思います。また、実際そういった計画を各管理職の方から出していただく中で、私自身適切な対応をしていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) よく管理職の悩み事の一つとして、有給休暇を取ってはほしいのだけれども、なかなか部下が取ってくれないと、忙しくてそれどころではないという状況の中で、まあ、しようがないなと。日本人的には非常に、今までそれで日本の経済というのはここまで来ておりますけれども、やはり法律が変わってきているということで、これ一応法律用語なのか分かりませんけれども、取ってくれないということでそのままにしておくということが黙示の残業命令というふうにも取られるのです。それは、相手方の責任ではなくて、残業を取らせない側の黙示の残業命令であるというふうに法的には解釈されるということもありますから、非常に注意をしていただかなければならないと思います。  あともう一つ、そういうのを踏まえて、これは関係があるかどうか分かりませんけれども、ちょっとご説明をいただきたいのが、決算附属資料、ちょっとここ数年、二、三年眺めておりますと、平成29年に入った方がお一人30年にお辞めになって、平成30年に入った方がお一人令和元年にお辞めになって、平成28年に入った方がお一人令和元年にやはりお辞めになって、ここの3年間の中で、一、二年の間に3人お辞めになっておりますが、この辺の状況説明をお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 令和元年度の3月いっぱいで辞めた職員がおります。これが2年ほどで辞めておりまして、国家公務員のほうになっております。それから、その前のお二人なのですけれども、1人は役場の中の業務に似たような業務というのですか、関連的な会社のほうに勤めておりまして、もう一人のほうはごく普通に転職という形になっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 最近の若者は入った会社に長く続かない傾向があるというふうには世の中的にニュースでもよく聞きますけれども、ここ3年、その前まではちょっと、もう数年遡ってみると、ここまで連続はしていなかったものですから、これが今の働き方の状況と影響していないかということが心配になって聞いた次第でございます。辞めるところまでいかないといたしましても、そういう内面的なものを抱えた職員が現れはしないかということが、年々上がってくる残業の総時間及び今の振替等の取得率のあまり高くはないのかなという、まあまあかもしれませんけれども、ほかと比較してという話ではなくて、理想の職場づくりということをやはり掲げなければなりませんと思う中で、ちょっと心配な数字だなと思っております。そして、職員の人生の充実に対してやはり我々責任を持っているという自覚は当然お持ちだと思いますけれども、新ましこ未来計画の中でございますように、幸せな暮らしを感じられるという益子町にお住まいの方のパーセンテージを上げていこうという中で、当然一番最初にそれを感じてほしいのは役場職員の方々、やはりやりがいのある仕事をさせていただきながら家庭も社会でも活躍をできる、または信頼される状況をつくっていく管理職であられたいというふうに思っておりますけれども、その辺に関して、何度も同じになってしまいますが、改めてそういう益子の職員が幸せな暮らしを感じられるように、お勤めいただけるというふうにご努力していただきたいと思うのですが、その辺もう一度お願いいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  超過勤務と、あと仕事のやりがいの部分でございますが、やはり職員が自分の仕事に対して誇りを持ってやりがいを感じるということになりますと、それによってやはり、逆にやりがいがあるがゆえに超過勤務をしてしまうなんていう方もいます。ただ、一方でやりがいがあるからこそ、それも苦にならないというふうな考え方もあると思うのですが、それぞれが人それぞれだとは思うのですが、ただいずれにしても幸せを感じるということは仕事に対してやりがいを感じるということに全てつながると思いますので、まずは各職員が目的意識を持って、自分の仕事は一体どういったものなのかということを認識すると同時に、そのことによってどのような町に貢献ができるのかということを認識を持ってもらう、そういった形でやりがいを持ってもらうような仕事の進め方、働き方というものを進めていきたいなと認識しております。ですから、いずれにいたしましても職員一人一人が役場の職員としてやりがいを感じるような環境づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) ぜひ本気で取り組んでいただいて、先ほどの直井議員にもございましたし、ずっと議員の皆さんおっしゃっております行財政改革、要するにスクラップ・アンド・ビルド、なかなかスクラップのほうは進まないという状況の中で、だんだんに生まれてきている状況だとは思います。結局、数字的にある意味証明されていると。労働が長くなってくるということに関して。それは、しかし今法律でもう決められた中で、何でもそうですけれども、制約がある中でやらなければならないから知恵が生まれて、人類というのは成長してまいりました。今回、この働き方改革法で労働基準法が変わった中で、上で蓋をされましたけれども、キャップをされましたが、その中でみんな戦うわけです。そこで成果を上げていくことこそ、その中で、短い時間かもしれないけれども、ヨーロッパがよく例に挙がりますが、労働時間は短いけれども、成果が高いというところを日本もこれから目指していく中で、益子町も本気になって取り組んでいただきたいということをお願いをいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 最後に、令和元年度決算に関して2つほどお聞きします。  まず最初に、決算資料13ページ、令和元年度の新ましこ未来計画の実施計画計上事業決算状況についてお伺いをいたします。計画額に対して決算額比率が100%超えしているものが地域の安全・安心体制の強化が287.38、成長産業としての農業の確立が261.32、安定した財政運営が102.38、効率的な行政経営が267.02というふうに100%超えしている事業がございますが、このことについてまず説明をお聞きしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 達成率が高い項目ということでありますけれども、まず幸せを感じる暮らしの中の地域の安全・安心体制の強化、こちらが287.38%でありますが、増加の要因としましては、防犯灯であったり、カーブミラー、こういったものの設置が当初よりも増えて実施をしたと。さらに、町道の区画線工事、こちらが大幅に増えたというのが要因となっております。安全、安心対策のための区画線設置工事ということで増えたということでございます。  次に、風土に根ざした産業をつくるの中の成長産業としての農業の確立、こちらは261.32%でありますけれども、これは道の駅の新加工場、こちらが補正予算の対応になっているということで、これが当初の見込みよりも大幅に増えたと。そのほか、集落営農組織の機械購入の補助でありますとか、小泉、本沼の畑総、こういったものが国の予算に伴いまして増えたということで、担い手関係の支援が増えたということでございます。  また、健全な経営体の中の効率的な行政経営、こちらは267.02ということで、これはただいまちょっと質問の中でも出てまいりました人事評価、これについて、新しい評価制度をつくるということで、委託料として制度の構築、こちらが上がったものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 1つだけ抜けていたと思うのですが、効率的な行政経営については。               (「言ったよね」の声あり) ◆15番(髙橋正則) 言った。失礼。  では、続いて決算比率が70%以下のものについてもお聞きします。健康・長寿ましこづくりの推進が60.30、次世代につなぐ基盤整備が68.94、町民主体のまちづくりが47.95について、その原因についてお伺いをいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) まず、幸せを感じる暮らしの中の健康・長寿ましこづくりの推進、こちらは60.3%でありますが、主なものは、こちらは健幸ポイントについて、達成の奨励金といいますか、報賞、こちらを見ておりましたが、交換者が少なかったということでこの数字になってございます。  次に、地域資産を蓄積するの中で次世代につなぐ基盤整備68.94%、こちらにつきましては、当初予定をしておりました道路の測量であったり、用地の取得について、現場の状況によりやむなく繰越明許にしたということで、事業が実施できないものがあったということと、あとは実際の改良工事の中で実際の事業費が完成までに減額になったという内容となってございます。ほとんどが道路整備に係る部分ということでございます。  また、健全な経営体の中の町民主体のまちづくり、こちらにつきましては、地域創生活動の補助金、こちらを当初300万円ほど見ておりましたけれども、実際に使用された補助金が90万円程度ということで、かなり執行残が残ったということで、申請がそれほど上がってこなかったというのがこの達成率が低い要因となっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 総合的に見て、令和元年度の実施計画事業は、決算上の比率でいきますと112.89とのことでした。達成状況についてどのような感想をお持ちか、それと今の70%以下の事業については今後次期に引き継いでいくのか、その辺を併せてお聞きしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長兼企画課長(日下田) 全体的な決算額ベースでは100%を超えているという状況でありますが、KPIの達成状況につきましては、それに付随をして達成しているかというと、なかなかそこまでいかないという部分ございます。でありますので、全体的には今年最終年度ということでありますので、これは引き続き実施をしていかなければならない、当然やり方などの変化も考え、実施をしていかなければならないと考えております。それと、実際比率が低いものについては、実際もう現段階において望まれている施策なのかどうかというのも当然これは検証しなければいけないと思っております。ですから、次期計画の中で継続的に上げるか上げないかは今後よく精査をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 分かりました。新未来計画、この後議会もその点についていろいろ進めていくことになると思うのですが、今の総務部長の感想にもありましたように、よりよい新未来計画ができることを共に頑張ってまいりたいと思います。  それでは、2点目として最後にお聞きします。令和元年度の決算は、実質公債費比率については6.9%で、前年よりも0.1ポイント減、徴収率では92.51%で、前年より1.54ポイントの増、消費的経費は4.3%減、投資的経費は4.3%増、そして4億4,274万3,524円の黒字決算となり、健全な経営であることが確認でき、また職員の皆さんの努力も感じられる財政運営であったと私は考えております。しかし、徴収率ではまだ県の平均96%に届かない低いレベルでありますし、経常収支比率も86.7、87.9、そして令和元年度では89%と前年より1.1ポイントの増となり、財政の硬直化、先ほどもどなたか質問しておりましたが、徐々に進んでおります。また、公共施設の老朽化に伴い維持管理費の負担は増加傾向で、益子町公共施設等総合管理計画に基づいた適正な維持、修理に努めていく必要があると思います。また、平成26年度をピークに年々基金残高も減少し、今後予定されている事業等を考えると財源の確保に努める必要もあり、手綱を緩めることなく健全な町政運営を維持し、今後も町民福祉向上のための努力を進めていくことが必要であると思います。  町の最大の少子、人口減少対応の対策がベースにあって、それに対する総括的な質問もしたいところですが、それは監査委員の令和元年度決算審査講評のところにあった町長の感想で、時間の都合もありますので、それに代えて、ここでは令和元年度の決算認定の質疑を聞いた上で改めて町長が感じておられること、また今後に対する思いやお考えを最後にお聞きしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 長期間にわたりまして、議員の皆様にはそれぞれの立場からこの決算審査に当たっていただきまして、様々なご意見等をいただきました。ご指摘等をいただきました。これ1個ずつあれすると非常に、本当に膨大な量でありますから、しっかりと精査をさせていただきまして、できるだけ皆様の期待に応えていきたいというふうに思っております。すぐにでも取りかからなければいけないなというものもあれば、予算の関係上少し時間がかかるかもしれないなというものはありますが、いろいろと参考にできるものが多々ありました。  それから、決算についてでありますが、大槻、それから廣田両監査委員のほうから講評等もいただきました。その際に毎年毎年指摘をされておりますけれども、実質単年度収支、これがなかなか黒字転換できていないというところは、もうこれは毎年のテーマであります。私も資金繰りの面から、例えば財政調整基金、それから町債の残高等についても毎回注視をしております。財政調整基金につきましては、実はずっと前から振り返ってみると、平成15年、この頃というのはあまり正直財調基金は積立てはしていないというような状況でありました。3億1,000万ほどでありました。ピークは平成26年の12億3,700万というものがありましたけれども、この後、毎回毎回やはり要するに持ち出しになっているという状況が続いております。現状8億円台になっているというところでありますから、これにつきましては今後財調に頼らない予算立てというものをいかにしていくか、これは先ほど長岡議員のほうからも働き方についてのお話がありました。今現在、仕事の棚卸しをしております行政評価制度がずっとありますけれども、あれよりももっと、あれかなり粗っぽいので、もう少しきめの細かい形で仕事の棚卸しをしています。そんな中で、やはりやめていく事業を決めていかないと、いつまでたってもこれはけりがつかないというところもありますから、これについては今年度のうちにある程度やって、可能であれば来年度についてはできるだけこの財調基金の取崩しをない形で、どういうふうに予算編成ができるのかということを考えていかなければいけないなというふうに思っております。  それから、借入れについてなのですけれども、実は先ほど申し上げました平成15年、75億円あったのです。今現在は66億円なので、この数字だけを見ると随分減ってきたなというふうに感じるかもしれませんが、私はこの中身がよくないと、健全ではないというふうに思っているのです。平成15年のときは、臨財債は75億円のうち9億5,000万円だったのです。建設関係等が多くて65億と。今現状は臨財債が41億、建設のほうが25億というような状況でありますから、正直投資ができていない。資金繰りのたびにお金を借りているという状況が続いております。これもやはり将来的なことを考えると、この辺の体質を直していかなければいけないなというふうなことを、この流れを見ながら感じております。  一方、これはもっと胸を張って評価をしていったほうがいいのではないかと、皆さんからもそういうご評価をいただきたいというところがございます。その一つは地方税であります。ここは私が毎年、企業もやっぱり決算というと売上げのところを、増収、増益であるかどうかというところは当然見ていくわけですけれども、我々行政は直接売上げを上げるわけではありません。町民の皆さんが活躍できる環境をつくって、そして町民の皆さんが活躍をした結果として税収として返ってくるというようなことでありますが、この地方税について、平成27年度から、9ページにありますけれども、徐々にではありますが、1回平成30年度に落ち込んだのですが、少しずつ、少しずつは成長しているというところであります。これは、益子の町民の皆さんが、生産年齢人口は残念ながら減っていく中、生産性を高めながらそれぞれが頑張っている結果であるというふうに思っておりますので、これについては町民、益子町みんなが頑張った結果がこういうところに出ているのだというふうなことで、私はこれは毎年気にしていながら、そして議員の皆様からもどういう評価を得られるかなというところを楽しみにしている数値であります。  もう一つ、これは監査委員の方にも申し上げたのですけれども、健全な経営体というところを考えていった場合に、やはり財政力指数というところはしっかりと目を見開いて、我々自治体が、全国の自治体がこれを上げるべく努力をしていかないと日本の未来はないというふうな話を申し上げました。おかげさまで益子町は、これも実は平成15年、このとき低かったのです。0.52。まだペンタックスありました。リズム時計もありました。0.520でありました。そこから平成20年、ちょうどこのときリーマンショック、それからペンタックスの撤退等ありましたけれども、その後様々な形でみんなで頑張って0.610まで持っていきました。0.6台というのがあったのです。今ちょっともうずっと遠く離れてしまっていますけれども、2年くらい0.6台がたしか続いていたように記憶をしております。ただ、この直後に東日本大震災があり、そして竜巻災害があり、竜巻災害の翌年に、その後の直近では最低水準の0.542まで落ち込んでしまったわけです。そこからどうにか、ペンタックスもない、自分たちでどうにか地場産業をつくっていこうと、町内総生産を増やしていこうということで、町民みんなで頑張っていただきながら、少しずつ、少しずつ、毎年毎年ここから落ちることは一切ありませんでした。ずっと、ちょっとずつではありますが、財政力指数が上がってきています。これは当たり前かというと、実はそうではなくて、栃木県内の自治体の中にも、もう毎年のように実は財政力指数が下がり基調にあるところも多々あります。全国の自治体は、もっともっとあります。栃木県の自治体の中でも、かつては0.4を割るというのはなかったはずなのですが、これから0.3幾つという自治体が幾つか出てくるはずです。こうなってくると、福祉や教育や様々な先ほどの財政についての自前のお金がなくなってくるので、非常に財政状況厳しくなってくるのではなかろうか、あとはもう国の交付金頼みということになりますから、あまり健全ではないというふうに思っています。やはり健全な経営体ということであれば、しっかりとその健全性を何でもって我々は見極めていくのかということは、私の中ではこの財政力指数は非常に大きな数値であって、そしてこれを、今大きな企業がない中、地場産業、自分たちのある意味自力で、地場産業、地場産業と言っていますけれども、自力でこういうふうに全国の中の中の上ですけれども、全国の平均よりはちょっとは上にいっているというところは、もう少し益子町民のみんなが胸を張って、俺たちは大きな工場はないけれども、自分たちでこうやって頑張っているぞというところは、私はもっと胸を張っていいと思います。ここに、他力でありますけれども、様々な企業等々にお越しになっていただいて上積みをしていくと。まずやっぱり自力をつけた上で上積みをしていくということが大切かなというふうに思っています。  ここまでのところはどうにか、財政運営のベースになるところ等々は、ある程度はうまくいっているというふうに思うのですが、残念ながら今年コロナであります。上半期がもう間もなく終わろうとしていますが、新ましこ未来計画の経済分野、これが今まで非常にうまくいっていたのが、ほとんど全部KPIが達成できない状況になってくると思います。年間の入り込み客数、無理やりもうこれ人集めるわけにいきません。外国人観光客、到底無理な話です。道の駅の入場者数も当然無理な話になってきますので、本当にこれからの下半期、この決算を見て、今までのところはあれだけれども、下半期どうにか本当に町民の皆さんと一緒に、議員の皆さんと一緒に知恵を集めてしっかりしたことをやっていかないと来年度以降とんでもないことになってしまう可能性があるなという危機感を抱きながらこの決算書をずっと見ておりました。  そんなこともありますので、ぜひ今後とも、こういうコロナの状況の中、ウィズコロナ、それからアフターコロナの中で我々はどういうふうにシフトしていくべきなのか、そんなことをこれからも多々ご指摘を賜りますことをお願いを申し上げまして、答えになっているかどうか分かりませんが、お願いを申し上げます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 15番、髙橋議員。 ◆15番(髙橋正則) 大変よく分かりました。確かにいろんな目安があります。その中で町長と執行部、それと議員とが共通の認識を持って今後、特に今町長最後におっしゃいましたように令和2年度はますます本当にひどい決算になる予定です。その辺のところをいかにアフターコロナに向けて益子の立て直しを図っていくか、これは執行部だけでなく我々議員としての課題でもありますので、共に共通認識を高めまして、今後推進していきたいと思います。よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。 ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第1号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第1、認定第1号 令和元年度益子町一般会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第1、認定第1号 令和元年度益子町一般会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。
    ○議長(星野壽男) 日程第2、認定第2号 令和元年度益子町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許可します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第2号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第2、認定第2号 令和元年度益子町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第2、認定第2号 令和元年度益子町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。 ○議長(星野壽男) 日程第3、認定第3号 令和元年度益子町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第3号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第3、認定第3号 令和元年度益子町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第3、認定第3号 令和元年度益子町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。 ○議長(星野壽男) 日程第4、認定第4号 令和元年度益子町介護保険特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第4号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第4、認定第4号 令和元年度益子町介護保険特別会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員であります。  したがって、日程第4、認定第4号 令和元年度益子町介護保険特別会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。 ○議長(星野壽男) 日程第5、認定第5号 令和元年度益子町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許します。  7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 1点ほどお伺いいたします。  先月後半に上水道企業団におきまして運営協議会が開かれました。総務産業常任委員の代表として参加しましたが、当町としましても副町長の横田副町長が出席されておりました。その中で、副町長から今後の下水道運営についてということで、広域行政での在り方ということで質問されていました。確かに町単独で行う特別会計である公共下水道の事業運営または経営について、効率化や業務改善等を含めますと、広域で扱う事業展開もあれなのかなと私個人思いましたので、ぜひその点、町当局として今後近い将来どのような感じでこの公共下水道事業を進めていくのかという点1点お伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) 公共下水道の今後の在り方につきましては、先日直井議員もご出席いただきました運営協議会のほうで私のほうからご質問させていただいたところなのですが、やはり今後より、これ下水道とか上水道とか、そういったものに限らず、やはり広域的に複数の自治体が行うような事業展開というのが必要になってくると思います。そういった中において、上水道に関しましては、ある意味、芳賀町、市貝町、そしてこの益子町という形で、この3町が一体になって取り組むという形で、全国的に見ても先駆的な取組事例だというふうに聞いております。こういったものを今後は下水道とかそういったものも含めて展開していくという可能性を検討する必要があるのかなというふうに考えております。先日、副町長間で打合せといいますか、話をさせていただいたのですが、その中でも今後そういった可能性があるかどうかも含めて3町の間で検討はしていこうと、実際やるかやらないかはまた別の話になってきますが、今後業務の効率化等も考える観点からその可能性については探っていこうというふうな話になっております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第5号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第5、認定第5号 令和元年度益子町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第5、認定第5号 令和元年度益子町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。 ○議長(星野壽男) 日程第6、認定第6号 令和元年度益子町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  質疑を許します。  12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 集落排水で小宅集落排水ということで、汚泥の肥料化の機械が壊れてもう3年ぐらいたちますか。その辺のくみ取り料というのは大体今のところ幾らかかっているのでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 小宅地区のくみ取り料、今現在どれくらいかかっているかということでございます。令和元年度で336万円ほどのくみ取り料のほうを支出してございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 300万ちょいということでありますけれども、今後肥料を作る体制というのはもう中止になったと思うのですが、近くまで公共下水が延びています。その辺に関して、町として小宅の集落排水と公共下水をつなぐ計画というのはあるのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 農業集落排水事業、小宅地区と公共下水道をつなぐかどうかということでございます。こちらにつきましては、平成28年3月に生活排水処理計画のほうを益子町のほうで立ててございます。その中では、公共下水、農業集落排水事業、あと合併処理浄化槽等の水をきれいにする施設、設備、それを積み上げをしながらこれからお金かけないようにやっていきましょうということを計画してございます。その中で、既に農業集落排水事業、小宅地区を公共下水道のほうに編入を検討しましょうということをうたわせてもらってございます。あわせまして、今後、先ほど公会計とちょっと別なのでございますが、汚水処理の広域化、共同化の部分で検討を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 今後の検討ということで、やっぱり水洗化率ではないのですが、やっぱり大幅にアップすると思うし、その辺の合併した場合のメリット、デメリットというのは大体予想はついているのですか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 合併した場合、公共下水道に農集、小宅地区を接続した場合のメリット、デメリットでございますか。そちらにつきましては、少なくとも最初の設備投資で圧送管による管の移送なんかをやらなければいけないので、設備投資はかかります。かかった後の維持管理の部分、こちらにつきましては、相応のメンテナンス等の人件費等については、公共下水道のほうのメンバーで網羅してもらうようなことを検討できると思われます。あわせまして、管、施設のほうはありますので、そちらについては今後点検しながら維持管理はしていかなければいけない部分でありますけれども、メリットについては人件費、あとは建物に付随している装置を電気等で動かしているわけなのですけれども、それが1本の圧送ポンプで賄えるという大きなスケールメリットは考えられております。デメリットにつきましては、今料金体系が公共下水道、農集排同じで、1立米当たり幾らというのは同じなのですけれども、地元の今まで申請事業で農集をやられていた小宅地区の皆様方の合意形成の部分で少しお願いする部分があろうかとは考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 汚泥処理機、小宅集落排水の汚泥処理機があと何年もつか、それは分からないのでしょうけれども、それまでになるべくつながるような検討をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ただいま地元の方の合意形成というお話ありましたけれども、その辺ちょっと詳しくご説明願います。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 農業集落排水事業につきましては、地元の方、基本的にお住まいの農家の方、その方々が申請して、それを農水省のほうで認可して施設のほうを造ってございます。受益者負担金等がそこに発生しておりまして、それをもって建物のほうは出来上がっております。その償還等につきまして、ちょっと掌握していないのですけれども、地元負担分を地元の方でプールして払っていただいております。あわせまして、維持管理の部分、施設のほうの清掃を週に1回程度今までやってきた経過がございまして、公共下水道と事業の成り立ちが異なっておりますので、その辺の合意形成ということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) ほかにありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから認定第6号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第6、認定第6号 令和元年度益子町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第6、認定第6号 令和元年度益子町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定は原案のとおり認定されました。  休憩をします。               休憩  午後 3時18分                                                          再開  午後 3時30分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。 ○議長(星野壽男) 日程第7、同意第3号 益子町教育委員会委員の任命の同意を議題とします。  提案者の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 同意第3号 益子町教育委員会委員の任命の同意につきましては、令和2年9月30日付をもって、益子町大字塙1274番地6、安藤由美子さんの任期が満了するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、益子町大字塙1430番地1、森田聡子さんを任命いたしたく、ここに同意を求めるものであります。  任期につきましては、令和2年10月1日から令和6年9月30日までの4年間でございます。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから同意第3号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第7、同意第3号 益子町教育委員会委員の任命の同意を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第7、同意第3号 益子町教育委員会委員の任命の同意は原案のとおり同意することに決定しました。 ○議長(星野壽男) 日程第8、同意第4号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意を議題とします。  提案者の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 同意第4号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意につきましては、令和2年10月20日付をもって、益子町大字小泉448番地、渡邉重雄君の任期が満了するため、地方税法第423条第3項の規定により、益子町大字小泉448番地、渡邉重雄君を選任いたしたく、ここに同意を求めるものであります。  任期につきましては、令和2年10月21日から令和5年10月20日までの3年間でございます。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから同意第4号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第8、同意第4号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第8、同意第4号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意は原案のとおり同意することに決定しました。 ○議長(星野壽男) 日程第9、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題とします。  議案の朗読は省略し、趣旨説明を求めます。  7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) それでは、ただいまより発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について趣旨説明を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的、社会的影響をもたらしております。新たな生活様式が求められ、国民生活への不安が続いています。このような状況の中で地方税、地方交付税の大幅な減少等が予測され、地方自治体は福祉、医療、教育、子育て、防災、減災、地方創生や地域活性化並びに雇用対策など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られることとなり、今後の地方財政はかつてない厳しい状況になることが予想されます。  そこで、内閣総理大臣、財務大臣等、国関係機関に対し、地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり地方税財源の確保を求める意見書を提出するものであります。  以上、議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、趣旨説明といたします。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから発議第3号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第9、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第9、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書は原案のとおり可決されました。 ○議長(星野壽男) 日程第10、陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定の抜本的見直しを求める」よう意見書提出を要請する陳情を議題とします。  職員に報告させます。  事務局長。議会事務局長(小堀) 令和2年9月14日付で総務産業常任委員長より議長宛てに益子町議会会議規則第94条第1項の規定により、陳情審査報告書がお手元に配付のとおり提出されております。  陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定の抜本的見直しを求める」よう意見書提出を要請する陳情は不採択でございます。  報告は以上です。 ○議長(星野壽男) 報告を終わります。  これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  これから討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  日程第10、陳情第1号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  本件に対する委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第10、陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定の抜本的見直しを求める」よう意見書提出を要請する陳情は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定しました。 ○議長(星野壽男) 日程第11、常任委員会の閉会中の所管事務の調査を議題とします。  各常任委員長から所管事務のうち、益子町議会会議規則第75条の規定によってお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 異議なしと認めます。  したがって、委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ○議長(星野壽男) 日程第12、議会運営委員会の閉会中の所掌事務の調査を議題とします。  議会運営委員長から益子町議会会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました本会議の会期日程等議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 異議なしと認めます。  したがって、委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ○議長(星野壽男) 日程第13、議員派遣を議題とします。  お諮りします。議員派遣については、お手元に配付しましたとおり派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 異議なしと認めます。  したがって、議員派遣はお手元に配付しましたとおり派遣することに決定しました。 ○議長(星野壽男) これで本日の日程は全部終了しました。  会議を閉じます。  令和2年第11回益子町議会定例会を閉会いたします。               閉会  午後 3時41分...