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03月06日-議案説明・質疑-04号

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  1. 益子町議会 2020-03-06
    03月06日-議案説明・質疑-04号


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    最終取得日: 2021-05-11
    令和 2年  3月 定例会(第7回)          令和2年3月益子町議会第7回定例会会議録                                  令和2年3月6日(金)出席議員(15名)      1番 関     絹  江         2番 諸  田  秀  之      3番 大  内  千 嘉 夫         4番 星  野  壽  男      5番 大  関     保         6番 小 野 澤  則  子      7番 直  井     睦         8番 日  渡     守      9番 小  島  久  之        10番 岩  﨑  秀  樹     11番 髙  橋  家  光        12番 加  藤  芳  男     13番 長  岡  景  介        14番 廣  田  茂 十 郎     16番 小  島  富  子欠席議員(1名)     15番 髙  橋  正  則地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    横   田   清   泰       教  育  長    岡       良 一 郎       総 務 部 長    加   藤   友   之       民 生 部 長    木   村   明   美       産 業 建 設    池   田   浩   之       部     長       総 務 課 長    髙   濱   文   夫       企 画 課 長    日 下 田       純       税 務 課 長    髙   濵   具   己       住 民 課 長    和   久       努       環 境 課 長    仁   平   勝   雄       健 康 福 祉    冨 賀 瀬   章   二       課     長       高 齢 者 支 援    河   原       平       課     長       農 政 課 長    大   塚       栄       観 光 商 工    福   田   浩   一       課     長       建 設 課 長    飯   村   正   行       会 計 管 理 者    永   嶋   祐   子       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    石   塚       誠       課     長       生 涯 学 習    櫻   井   英   樹       課     長事務局職員出席者       事 務 局 長    小   堀       浩       次     長    村   上   貴   子               開議  午前10時00分 ○議長(星野壽男) ただいまの出席議員数は15名です。  15番、髙橋議員から本日の会議は入院のため欠席したいとの届出がありましたので、報告いたします。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ○議長(星野壽男) 住民課長から発言したいとの旨の申出がありましたので、これを許可します。  住民課長。 ◎住民課長(和久) 昨日のご質問の中で髙橋家光議員のほうから歯周病に関する金額等のことについてございました。正確な人数等々の把握がちょっと不十分であったため、本日ご報告させていただきたいと思います。  まず、一番ご心配されているのが益子広報に掲載しました歯周病の治療費の件だと思います。これにつきましては、実質人数としまして3名の方です。この3名のうちお一人の方が当初口内炎という形で診療に向かったわけですけれども、最終的にはがんになっていたということが判明いたしました。そこで、やはり多額の金額が発生したということでございます。そのとき益子広報のほうにお載せしました金額としましては、89万1,000円程度だったと思います。現時点では、3月3日に把握できている状況でございますが、29万9,000円ほどの金額になっております。ということをご報告させていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 髙橋議員、よろしいですか。 ◆11番(髙橋家光) はい。 ○議長(星野壽男) 日程第1、議案第17号 令和2年度益子町一般会計予算を議題とします。  それでは、議案第17号の歳出について、5款労働費及び6款農林水産業費の担当課長の説明を求めます。  観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 皆さん、おはようございます。5款の説明をさせていただきます。  5款労働費、1項1目労働諸費につきましては、33万7,000円増の805万2,000円でございます。予算資料につきましては、8ページ、9ページをお願いいたします。1目労働諸費の事業内容につきましては、12節委託料としまして求職者向けの人材育成のためのセミナーの開催やそちらのほうの実施になります。18節負担金、補助及び交付金の負担金としまして、真岡共同高等産業技術学校の運営に係ります芳賀地区広域行政事務組合への労働費の計上としたものでございます。  5款は以上でございます。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 6款農林水産業費でございます。なお、予算資料については9ページからになります。1目農業委員会費につきましては、昨年より188万2,000円増の2,959万8,000円でございます。1目での事業内容は、農業委員会に係る職員の人件費、農業委員、農地利用最適化推進委員の報酬や農業委員会事務、OA機器のリース料、それから研修費用等になります。委員報酬の改定に伴い、増額となってございます。46ページをお願いします。12節委託料につきましては、農地情報公開システムデータ更新作成業務が主なものでございます。  2目農業総務費につきましては、昨年より1,291万9,000円減の8,276万6,000円でございます。2目での事業内容は、職員の人件費や機構集積事業、農業者育成のための各種補助金、交付金が主でございます。減額の主な理由としましては、職員の人件費の減、報償費の減額によるものでございます。47ページをお願いします。7節報償費につきましては、水田農業における転作作物推進費等が昨年度で廃止になったことにより減額となってございます。18節負担金、補助及び交付金では、機構集積協力金が対象農用地の増加により増額となってございます。  3目農業振興費につきましては、昨年より865万1,000円増の6,699万7,000円でございます。3目での事業内容は、道の駅施設の運営管理に係るものや地域おこし協力隊の関係の経費、それから農作物生産振興施策に対する補助金、交付金でございます。増額の主なものとしましては、地域おこし協力隊員3名に係る経費や委託料、補助金が増額となってございます。48ページをお願いします。12節委託料につきましては、農業振興地域整備計画に係る基礎調査業務や道の駅の指定管理料、加工施設の厨房設備設置業務でございます。17節備品購入費につきましては、地域おこし協力隊に係るものでございます。18節負担金、補助及び交付金では、補助金として災害の未然防止のため、農業用ハウスの補強や融雪装置の設置を支援する農業用ハウス強靱化緊急対策事業が増額となってございます。  4目畜産業費につきましては、昨年より371万2,000円減の28万5,000円でございます。予算資料は10ページになります。4目での事業内容は、畜産関係団体への補助金が主であり、芳賀町に栃木県振興公社が整備する新食肉センターへの補助金が前年度で終了したため、減額となっております。  5目農地費につきましては、昨年より625万4,000円減の2億3,765万5,000円でございます。5目での事業内容は、農地の整備事業と維持管理に係る補助金、交付金と農業集落排水事業への繰出金でございます。増減の主なものとしましては、12節委託料でため池ハザードマップ作成業務の増額や18節負担金、補助及び交付金で小泉、本沼地区に係る農業競争力強化基盤整備事業負担金県営ため池事業負担金の減額、多面的機能支払交付金の増額によるものでございます。新規事業としましては、里西・星の宮地区土地改良事業調査計画負担金で負担率は25%でございます。  6目農道整備事業費につきましては、昨年より3,239万9,000円減の5,646万6,000円でございます。減額の理由としましては、農地耕作条件改善事業で行う益子西部地区内の農道整備事業が減額になったこと、県営事業で行う農道整備工事が終了したことによるものでございます。49ページをお願いいたします。12節委託料及び14節工事請負費につきましては、益子西部地区農道舗装工事に係るものでございます。  説明は以上でございます。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 2項1目林業総務費につきましては、31万4,000円減の1,260万8,000円の計上でございます。1目の事業内容につきましては、林業行政に係る負担金が主な経費でございます。減額の主な要因は、人件費によるものでございます。予算資料につきましては10ページを御覧いただきたいと思います。  2目林業振興費につきましては、235万5,000円減の1,328万3,000円の計上でございます。2目の事業内容は、森林整備に係る経費を計上しております。減額の主な要因は、交付金の元気な森づくり県民税事業の減額によるものでございます。予算資料では、10ページから11ページとなります。  6款につきましては以上でございます。 ○議長(星野壽男) 説明が終わりましたので、これから5款及び6款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 予算資料の10ページの上の18節の一番最後の2つあるのですけれども、農産物の商品開発、これは200万のままなのですけれども、道の駅の企画展示、これが50万マイナスになったのですけれども、6次産業とかこれから食と農とかいうところに向かっていくとすれば非常に大事なところなのですが、その辺ちょっと減ってしまった理由というのですか、50万少なくした理由、ちょっと差し支えなければ教えてほしいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 企画展示事業のご質問でございます。  こちらにつきましては、新ましこ未来計画に掲げます風土に根ざした産業をつくるを実現するために、世界一が集う焼き物のまちづくりの具体的行動として、道の駅を拠点として工芸品を暮らしの空間に取り入れられますように、手仕事の町をコンセプトにした企画展示等を行っているところでございます。こちらにつきましては、50万円の減となってございますが、一応今のところ来年度も予定どおり行う予定でございまして、経費的には減額になりますが、業務の内容としましては幾つかもうスケジュールが決まっておりますので、何ら今年度と比較して遜色しない内容になっているのかなと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) ありがとうございました。研究開発、商品開発ですか、大事なところなので、投資的経費ということで内容変わらないということですね。 ◎農政課長(大塚) はい。 ◆3番(大内千嘉夫) 安心しました。  ちなみに、道の駅に出している商品とかあると思うのですけれども、道の駅の益子オリジナル、それと農産加工品、これの二、三年ぐらいの金額でも結構ですし、全体の売上げに占める割合というのですか、これのウエートがどうなっているか、分かっている数字でちょっと教えていただければと思います。  以上です。
    ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 加工品の売上げの割合というご質問でございます。  正確な数字は手元にはございませんが、例えば今年度の売れ筋商品を申し上げますと、一般商品ですととろたまぷりん、こちらのほうが一番の売上げを示しているところでございます。そのほか、加工用品としましてはピクルス、そういったもろもろ売上げも結構伸びていると聞いてございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) ありがとうございました。商品開発とか投資的な開発費惜しまないで投資してほしいなと私は考えるのと、あとやはり1つの成果の確認ですか、数字で捉えるのに、もちろん6次産業なので、ほかの材料で売るとかそういうのもあるのですけれども、道の駅に出しているオリジナル、それと農産加工品、これの推移を見ながら成果の確認なんかも今後やっていただければと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) 49ページの6款2項2目18節のところでお願いしたいのですけれども、ここの中で参考資料11ページになります。狩猟免許登録費等とあるのですけれども、昨年はこれ予算が23万だったと思うのですが、今回これ22万になっているのです。ちょっとこれお伺いしたいのですが。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 登録の補助につきましては、新規に免許を取得して登録の方と、それと現在登録されている猟友会の方で登録外の方と両方対象にしているわけなのですが、猟友会の会員の人数が減少したことに伴いまして、トータルの予算額を減らしたものでございます。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) これ全体で補助ということで27万と出ていると思うのですけれども、この中を見ますと1人当たり免許取得8,000円、登録が5,000円とあるのです。それで、これは3年更新なのです。それで、この中を見ますと有害鳥類の保護に従事し、町税に滞納がない方というハードルが高いのですけれども、これ実際取得するのにまず病院行って精神科の診断書、それでこのところの講習があって免許を取るというところまであって、その中で補助と対象になる登録等々だと思われるのですけれども、これここまでの段階で約10万超えるのです。それで、そのほかに写真を撮ったりとかかかって、それでさらにはこれ銃を持たないと駄目なのです。そうしますと、銃は含まないで11万そこら払ってかかるのです。そうしますと、これ今本当に鳥獣で人手不足と言われている中、これだけのこの予算でなかなかこれされる方がいないのではないかなと思いまして、ちょっと質問させていただきます。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 補助の金額につきましては、近隣周辺の市町村等の額も参考にしながら今後検討していきたいと考えております。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) これ警察の確認だとか結構これもろもろ面倒くさくて、なかなかそれだけでも本当大変だなと思います。それで、結構いろいろ登録に入ったりですとか保険ですとかさらにもろもろかかるのようなのです。それで、この辺もし本当に緊迫してきたときには見直しのほう必要なのかと思いますので、検討のほうよろしくお願いいたします。ちょっとこれ先ほどの数字が昨年と同じもしくは下がっているのかなと心配したものですから、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 48ページになります。6款1項5目12節の委託料なのですが、ため池ハザードマップ作成業務ということでありますけれども、該当するため池はまずどのくらいあるのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えをいたします。  今回ため池ハザードマップの作成ということで予算を計上させていただいたわけでございますが、益子町には防災上重点とする防災重点ため池というものが27か所ございます。そちらのうち昨年度国の法律ができまして、農地のため池の管理の法律というのが制定されました。その中に特に防災重点ため池については、周辺に暮らす方々に対し、いろいろそういう啓発、注意喚起等を行いなさいというところがあります。令和元年度からハザードマップ作成の業務をしているわけなのですが、27か所のうち27種類全部というわけではないのですが、ため池の中には上池、下池といってくっついている池もあります。そういうのを1つと数えますと、ハザードマップ作成数は18地域で今考えております。そのうち3地域については元年度に作成をしているわけでございまして、残りの15地域について作成をするというところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) そうしますと、防災重点ため池ということで18、15なのですけれども、そうするとこのマップが出来上がるのはやっぱり今年度末になってしまうのでしょうか。影響する方も結構あると思うのですけれども、昨今災害がいつ来るか分からないことを考えると、なるべく早いほうがいいと思うのですけれども、やはり今年度末にしか関係者には渡せないのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) これは、2年度の予算に関してでよろしいですか。 ◆5番(大関保) はい、来年度。 ◎農政課長(大塚) 来年度、2年度予算ですね。こちらにつきましては、今大関議員の指摘にもございますように、いち早くお知らせするべきものだと思っております。ただ、数が数なものですから、早急に着工して早期の周知に努めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) ぜひ頑張っていただきたいと思います。  もう一点お願いします。6款1項5目の18節の関係で補助金関係で多目的機能支払交付金事業が金額大きいのですけれども、これは自分もちょっと関係したところありますけれども、今何団体ぐらいあるのでしょうか。それは、関係する面積のどのぐらいをカバーしているのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 多面的機能支払交付金の取組数でございますが、現在町内20の組織がございます。それで、全体のカバー率なのですが、70%は超えていると考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) そうしますと、残り30ぐらいまだそういうことに取り組んでいないところがあるみたいなのですけれども、取り組んでいないところは今後進める予定はあるのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 農地の維持管理は非常に有効な事業ですので、未実施地区についても今後も引き続き働きかけをしていきたいと思っております。ただし、どうしても地区によっては受ける方の上に立つリーダーシップを取る方がなかなかちょっと出てこないところが取組が鈍っているという状況でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) とてもいい事業ですので、ぜひ少しでも多くの方に協力していただいて、この事業をもっと広げていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 5款労働費についてお伺いいたします。  ほぼ昨年と同じぐらいの予算配分になっていると思います。就労支援雇用創造事業として、予算的にも同等なので、事業内容として本年度と来年度違いはあるかどうかお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 事業内容につきましては、セミナーの開催と合同就職面接会ということで、内容的には令和元年度と同じ内容で進める予定でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 雇用の創出の場ということで、新ましこ未来計画の中でもこの雇用と町内総生産については大きな目標となっています。その中で最終年度を迎えるに当たり、昨年度と同様でいいのかなというところも個人的には考えています。また、ここのところを伸ばしていかないとなかなか目標達成に近づけない部分もあります。このセミナーの内容等も少し勘案していただいて、また参加者等も再就職目指す方または子育て中で一時職を離れている方の対象なんかも少し考えていただきたいと思いますけれども、その点どうでしょうか。セミナーの内容的に。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) セミナーのほうの参加者ということで、今幼稚園、保育園、今年度の後半のセミナーからお声かけをしまして、日中時間のある方という形でセミナーまたはそういう形でパート的なものでも就労が可能なように、ちょっと幼稚園、保育園のほうの保護者の方にお声かけをして、就労ですか、そちらのほうに多く人数的に就職が可能なような形で声かけのほうさせていただいておりますので、令和2年度につきましても年度当初からそういうような形での募集のほうかけていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 一番そういうところ大切だと思いますので、ぜひ推進していただいて進めていただければと思っております。また、募集をかける際に子育て中ですとなかなか保育園または認定こども園に通わせている方ばかりではないと思いますので、一時的な預かり保育とか、そういうところも少し考慮していただければと思います。  また、ハローワークとの連携なんかも少し考えていただいて、セミナーでもし求人があるのであれば、益子町内またはその管轄区内、真岡市を含めた管轄区内でそういうハローワークとの連携とかも考えられると思いますので、どういう求人があるのかというのを直接出張していただいて、セミナーまたは求人のときに指導を頂くとか紹介いただくような方策もあると思いますので、そういう検討もお願いしたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 年度当初にハローワークのほうには、セミナーの内容のほうはお知らせしてございます。今後とも一応ハローワークと連携を密にして情報共有していきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 地域によっては、自治体で行っている子育て支援施設、益子でいうとましコッコハウスとか、そういうところともハローワーク連携しているような自治体も見えますので、ぜひそういうところにも少し子育て中のやっぱり親御さんの環境改善とか労働意欲とかそういう点でも需要があれば、そういうところの連携も観光商工課だけではなく、健康福祉課管轄になると思いますけれども、連携図っていただいて推進していただければと思っています。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 加工施設の厨房のことでちょっとご質問させていただきます。  これだけの金額の工事となると、瑕疵担保責任というのが発生すると思うのですけれども、瑕疵担保責任の所在はどこにあるのかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 委託料ということで、業務委託料で行う考えでございますが、そうなると契約を結びます。その中で瑕疵担保責任という条項により発注者のほうになるのではないかなと考えてございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 瑕疵担保責任というのは、施工に不備があった場合に受注した側が責任を負うという責任なのですけれども、発注者に負わせるという答弁はちょっと全然逆の話になってしまうと思うのですけれども、この瑕疵担保責任を負う業者というのはどちらになるのですか。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 瑕疵担保責任につきましては、当然受注者ということでカンパニーになると思っております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) もう一点ちょっと質問させていただきますけれども、カンパニーのほうでこれを受注するということは、この施工に当たり安全施工管理者みたいな方が必要になってくると思うのですけれども、そのような担当者がいるのかどうかということ、あと持っている資格はどのような資格をお持ちかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 今の契約に際しましては、今回は厨房設備ということで工事とは違いますので、特にそういった資格要件については定めておりません。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 発注者が町で、受注者が町の子会社ということで、例えば瑕疵担保責任が発生した場合にカンパニーがお支払いするというのは分かるのですけれども、お財布は同じで出どころが違うという話は、ちょっとこれは納得してくださいというのは難しいところなので、そこら辺のところのご説明を願います。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) まずは、先ほどの瑕疵担保責任発注者と申し上げてしまいました。誤りでございます。訂正お願いします。  今のご質問でございますが、お財布が同じということでございますが、町が仮にましこカンパニーと業務委託契約を結んだ場合、ましこカンパニーが責任を持って厨房機器の設置を行う業務を担うわけですが、それに対して対価として町はカンパニーのほうに委託料としてお支払いをして、そのカンパニーはさらに取引先というか、設置先の業者にお支払いするという流れではないかと考えてございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) お金のスルーというのとそこで止まるというのがちょっとそこら辺の表現が非常に曖昧なのですけれども、それはカンパニーにお支払いして、それから業者払うというのは分かるのですけれども、カンパニーにお支払いするときのお金が預り金ではなくて、本当はそこでは売上げに上がる、業務として受け取っているのですから、それは売上げに上がらないとちょっと変だと思うのですけれども、それだったらカンパニー通さないで真っすぐ業者さんにお支払いしてしまうということも考えられると思うのですけれども、その辺のあれはどのようになっているのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 売上げに入るというか、勘定科目のお話だと思うのですが、カンパニーという会社の中の経理の問題でございまして、こちらで勘定科目をどこに入れるかまではちょっとつかめないのではないかと考えてございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 建屋で重大な事故が起きているわけですから、厨房の機器といいましてもそんな軽いものではないでしょうから、例えば台車で足を挟んで指をけがしたとか手挟んだとかって出てくるかもしれませんので、やっぱり気をつけて事業に当たっていただくことを希望いたしまして、質問を終わらせていただきます。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 2つほど質問したいと思っております。  資料の9ページ、下から6番目の項目の農業次世代人材投資事業なのですけれども、現在本沼、小泉地区では大規模な土地改良の事業が進んでおります。しかしながら、実際皆様ご存じのように農家を担っている方たちは本当にご高齢の方が多くて、本当に次世代の人を育成しなければならないのは急務だと思っております。そして、この事業についてお聞きしたいのですけれども、この事業の内容であるとか、今までこの事業をしてきてあった成果について伺いたいと思っております。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  農業次世代人材事業のご質問でございますが、こちらは国の交付金としまして新たに農業に就業する方に期限付ではございますが、補助100%ですか、年間150万円が上限になるのですが、5年間交付をするというものでございます。ただし、条件がございまして、親元就農であってもその期間内に独立、自営就農しなければいけないというようなことがございます。また、最近は中間年である3年目に中間評価というものが専門家が入ってやるのですが、そういったものを経て事業の継続的な、途中で農業辞めてしまう方もいらっしゃると思うので、そういったのも審査をしているところでございます。今までには益子町において平成26年度以降でございますが、5名の方がこの農業次世代人材投資事業を活用して今活躍しているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) とてもいい事業だと思っておりますが、この中間評価のときとかに辞めた人とか、そういう人はいらっしゃるのでしょうか。また、そうなった場合には今まで使ったお金についてはどうなるのか教えてください。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 実は従前はこういった制度がないのですが、最近ありまして、今年度初めて中間評価という事業を行いました。既に3年目に入っている人が数名いらっしゃったので、一応審査をしたわけなのですが、残念ながらその中でちょっと、いろいろ就農時にいろんな目標があります。もちろん目標100%達成するのは難しいのですが、それに向かって前向きな姿勢をしている方はそれなりの評価があるのですが、残念ながら1名がちょっと就農状況が悪かったものでございまして、1人の方は停止になっております。ただ、中間評価での停止については返還はございません。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 分かりました。これもっともっと農業人口が増えるために有効に使っていただきたい、そして先ほども合同就職面接の話も出ましたけれども、そういうところにも反映されるといいかなって思いました。  そして、続きまして次の質問でございますけれども、資料10ページの6款1項3目18節の3の益子町果樹産地構造改革計画事業なのですけれども、これは次年度の予算が倍になりました。そうなると、倍になった理由と、あと事業の内容とどのぐらいの人間が関わったかどうか教えてください。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  果樹産地構造計画事業でございますが、こちらについては新ましこ未来計画に基づき、食と農を町の基幹産業にするために平成30年に実は益子町果樹産地協議会というのを設立しております。こちらが母体となりまして、果樹の産地化を進めていくものでございます。本町の果樹の生産者の現状なのですが、ほとんどの方が65歳以上になっておりまして、かなり高齢化が進んでおります。また、最近ではちょっとお辞めになる離農したいという方もありましたので、喫緊の課題となっております。1年目は補助ということで50万だったのですが、令和2年度は増額をさせていただいております。こちらには、今年度の途中から地域おこし協力隊が赴任しております。その地域おこし協力隊の1名の方が中心になって、そういった樹園地の継承のための仕組みづくりを今お願いしているところでおりまして、今現状果樹生産者のアンケート調査等々やっております。また、最近ですと大羽に果樹の団地があるのですが、その中でも離農したいという方も増えておりまして、そういったところのそのまんまもうお辞めになると果樹ってなかなか復活するのが大変ですので、そこを何か潰させないで生かしていけないかというようなことで今いろいろと模索しているところでございます。来年度は、具体的なそういった新規就農者や後継予定者に対し、果樹の栽培や就農がしやすい環境体制の整備をさらに充実させていくために増額をするものでございます。ご理解をお願いします。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) とてもいい取組だと思いましたので、どんどんそれが成功していくといいなと思いました。  そして、地域おこし協力隊の方がいてくださるということなのですけれども、何名様ぐらいが携わっているのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  地域おこし協力隊は、一応今農政課では2名採用しております。昨年の11月から採用しまして、1人は先ほど申し上げたように果樹の園地の継承に関する仕組みについて今お願いをしているところでございます。もう一名は、自ら農業を将来やりたいということで、町内の農地をお借りしまして、農作物の農業の生産実習の段階でございますが、そういった技術習得に今現在努めているというところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 49ページ、6款1項6目12委託料、14工事請負費ですか、これは提供いただきました資料を見ますと農地耕作条件改善事業に該当するかと思いますけれども、一昨年の予算見ますと6,200万何がし、昨年度が6,244万、今年度が8,835万ということで、来年度は約3,000万ぐらい減になっております。これは、全体としてこの農道舗装工事等が完成、終了というのですか、そういう状況に来ているところかどうかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  農地耕作条件改善事業は、年次計画で益子西部地区圃場整備が終わった農道の整備を順次計画しておるところでございます。当初の計画では、3か年、30、令和元年、2年という計画でございまして、2年度で一応終了する予定となってございます。事業量につきましては、元年度までに整備が進みましたので、2年度でほぼ完了するということで、金額的には減額となってございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) それでは、令和2年度予算設定しまして、場所というか、何か所、何メートルぐらいの予定で出されているでしょうか。お伺いします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 実際の実施設計前ですので、正確な現在でつかんでいる数値でよろしいでしょうか。 ◆8番(日渡守) はい。 ◎農政課長(大塚) 場所は、益子西部地区の北中市内になるのですが、ファミックのすぐ南に細長く圃場整備が終わっているのですが、そこの水路沿いにある農道の整備が主でございます。そのほかにも数か所ありますが、そこが一番長いところで、合わせまして約1,000メートルぐらいの事業量でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 大体概要分かりましたので、北中と言いました。北益子なんかもそうですけれども、町道と農道の間に砂利道といいますか、ちょっと中途半端なところがありますけれども、そういうところも最終的にはきちんと農道になるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) そちらの箇所は、大変まだ未舗装でご迷惑かけておりますが、一応計画の中に入ってございます。  以上です。
    ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 地域農産物商品開発事業についてお伺いをいたします。  例年のとおり200万の予算組んでおりますけれども、これも令和2年度も想定としてはましこカンパニーのほうに依頼をするという想定でありますでしょうか。お伺いします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  令和2年度につきましても、ましこカンパニーのほうで商品開発事業を予定しておるところでございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 今度加工所もできますし、今までの業績も順調に伸びてきている中で、ましこカンパニーのほうにも十分な余裕は、商品開発を自前でできる余裕は十分できているというふうに私は思っておりますので、もともと益子町の農業振興、それと観光も含めてですけれども、それのエンジンとしてあそこがつくられているわけですから、さらに加工所のほうも町のほうで用意するということで大分投資はしておりますし、現在剰余金といいましょうか、そういったものもたまっておるはずですし、利益も出て、そういった中でたしかこれ人件費も含めて200万円は使ってよろしいことになっているのだと思いますので、そういった意味ではこれは例えば予算あったとしても50万円4本に分けて公募して、それで新たな力持っているそういう商品開発できる方確かにいらっしゃいます。道の駅に納品されている方でもそういう方もいらっしゃいますから、そういった方々に門戸を広げるということでもよろしいのではないかと思っております。いかがでしょう。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  200万の予算の計上ですが、内容としまして新加工所がもちろんできますが、旧加工施設の維持管理経費等々にも充てられてきた経緯がございます。そういったものと住民利用の部分がありますので、住民利用の方の商品開発へのお手伝いといいますか、そういった部分での活用もありますので、一応そういうものが内容として含まれているというところでご理解をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 私内容のところまで今まで聞いたことなかったのですけれども、要するに旧加工所の維持管理費の中の経費もそこに含んでいるということになると、この題目そのものがちょっとおかしな話になってきてしまうのではないかと思うので、改めて本当に新商品開発をお願いするに当たって、前町長に答弁していただいたように、町内になかなかそれだけの力を持った方が、ましこカンパニー以上の者はなかなか見当たらないのでということで、そこにお願いしているのだということでありましたけれども、純粋に商品開発に使うという改めての目的で広く外に広げていかないと、我々普通に思うとこの商品開発が200万の費用としていっているというふうに当然町民の方も捉えていると思いますので、例えば旧加工所の維持費云々ということでありましても、それももうカンパニーが育ってきてまだ年数浅いですが、いずれにしても内部留保がたまってきている中で、しかも業績もいいという中で、そこまでこの経費で面倒を見ようということはなかなかちょっと整合性が取れないのではないかな、ほかの予算を我慢している中で取れないのではないかなというふうに思いますので、改めてもう一度お考えを頂ければと。予算はいいとしても、新商品開発にこれぐらいの予算が必要なのだということの思いは分かりますので、それをきちんと町民の方々の機運を高めるという意味でも外に広げていくということをご提案をいたしております。 ○議長(星野壽男) 質疑の途中ですが、休憩をします。               休憩  午前10時58分                                                          再開  午前11時10分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。  質疑を許可します。  16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 道の駅ましこのことになるのですけれども、2020年4月1日よりプラスチック製品のレジ袋有料化が実施されるというようなことを国で示されてきております。オリンピック・パラリンピックで多くの外国人が来る7月からは小売店なども義務づけられるという方向となっておりますけれども、道の駅ましこについてはどのように進められているのかについて伺いますが、大丈夫でしょうか。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  道の駅ましこにつきましても、国の動きに並行しまして、やはりレジ袋につきましては有料化をする方向で今検討を進めております。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) そうすると、これは1枚1円以上ということも取ることという、そういうこともなっておりますが、金額についてはまだ決まっていないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) 今小島議員ご指摘のとおりでございまして、方向性はそういうことで考えておりますけれども、具体的にお客様から幾ら1枚頂戴するとか、そこまでのところはこれからの検討事項でございます。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) そうすると、実施は、それもまだこれからの検討ということでよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) 時期につきましては、国のほうからの指導に基づいて、そのタイミングに合わせて実施をするということで、時期については合わせて実施をしていく方向で今考えております。 ○議長(星野壽男) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 有料化ということになりますと、これまでコストがかかっていた分、利益になっていくのかなと考えますが、町内の小売店などへも波及、対応なども進めていくことになろうかとは思うのですけれども、これはコストが減少して利益が増えるということは道の駅にとってはいいことだとは考えるのですが、そのことについては結構大きな金額になると思うのですが、いかが……               (何事か声あり) ◆16番(小島富子) うん、道の駅。小売店のほうは余分ですけれども、道の駅のことについてです。これまでのコストは減少して……               (何事か声あり) ◆16番(小島富子) いや、今廣田のほうからアドバイスを頂きましたが、カンパニーのことについてはあまり触れないのがよろしいのでしょうか。               (何事か声あり) ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) 私ども行政の立場からしますと、直接そこの経営の中に入って私自身も関与しているわけではございませんが、道の駅とのふだんのやり取りの中でそういうお話を聞いているということでご回答申し上げた次第でございます。 ○議長(星野壽男) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 加工所が7月から供用開始の予定ですが、町長もよく農と食、観光を一つの産業とするという話をしています。そういう意味で非常に期待するところがあります。どのように農業振興に結びつけるのか考えをお聞かせください。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 町のこれあくまで立場として、ましこカンパニーのほうにお願いをしていることが幾つかございます。いずれにしても、今まで農業から食にということで、6次産業化を図りたいということはずっと町としても言い続けてはきたのですが、なかなかこれを具体的に行動に起こしてこれなかったということがございました。道の駅をきっかけにそういったことが幾つかかなってきて、町の卵であるとか小麦粉であるとかそういったものが大いに活用されるような具体的な形に商品化ができてきたというふうに思っています。今後ますますこの6次化を進めていく中で、先ほどのご質問の中にもありましたが、例えば果樹、こういったものについても現実的に果樹を果樹として売るだけではなくて、これを様々な等級というか、そういったものがあると思うのです。それを無駄なく、もう少し農業者の所得が増えるような形で販売することができないか、それをするためには様々な加工品として販売をしていくということも非常に大きな手段であるというふうに思っております。ですから、1つの大きな柱として果樹をどうにか具体的に商品化してほしいというようなことも町として注文をしているところが1つ。  それから、1次加工品というものをぜひ作ってもらえないかというようなことも町のほうからお願いをしていることでございます。これは、ましこカンパニーで売るというだけではなくて、益子町内の様々な飲食店等に対してもメイド・イン・益子の食材をうまくそれぞれのお店でもって加工してもらえないかということにもつながりますから、そういったことについても注文をしております。  今後稼働していく中で、様々な6次化のエンジンとして、この加工所をしっかりと運営をしていってもらえるようにお願いしてまいりたいというふうに思っています。 ○議長(星野壽男) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 加工所ができて、それに付随して農業がどのように振興していくかということで、非常にこれ今後の本当に農業を産業化するにおいてはその辺のところがポイントになってくるかと思います。少しすみません、歯の治療中なので、聞き苦しいことがあるかと思うのですが、その中で一番問題は先ほど1次加工品という話ありましたが、メイド・イン・益子という言葉も出ました。そういういわゆる原材料の確保というのをきちんと考えていかなくてはならない。逆に言えば、それによって農業の振興を図らなくてはならないと思うのですが、そういう点はどのように考えていますか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) これについては大きな課題だというふうに考えております。もう一つ、これ加工所を造ることによって、それから町として今度販売のお店を持つことによって、これが可能になってくると思うのですが、やはり消費者と生産者をいかに結びつけていけるのか。例えばやっぱりこういうものを作ってもらえるとより売りやすくなりますよという情報等をしっかりと生産者と消費者を結びつけるのは、やはりましこカンパニーの期待する役割になってくるのではなかろうかなというふうに思っております。当然ですからこういったものを、これは農産品の中でも現実的に例えばどうにか益子でトマトが作れればまだまだ売り先はあるのだけれども、どうかということも当然生産者の皆さんに伝えていかなければいけないし、加工品を作る中でこういったものを作っていただければ非常にまだまだ需要が見込めるよというようなことをダイレクトに伝えることができるので、今後ますます消費者とのコミュニケーションと併せて、生産者の皆さんとのコミュニケーションというものを大切にしていかなければいけないというふうに思っています。 ○議長(星野壽男) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) いろいろ難しい問題あるかと思うのですが、あと先ほど小野澤議員からもありましたが、担い手の問題も非常に深刻です。果樹のアンケート取ったところ、もう私の代で木を切りますという方が9割いました。そういう深刻なところで、絵には描いても実際動かしたときにメイド・イン・益子という形が取れなくなってしまう可能性が非常に、相当な力で農業推進、農業図っていかなくてはならないと思うのです。  小島議員も今生産者協議会で頑張っていますが、そういう中で今道の駅では益子産品が約7割です。ほかから持っていっては駄目とかそういうのではないのですけれども、その中で少ない農産物もあります。もっともっと益子でできれば、もっと売れる農産物もあります。それは端的に言うと、トマトなどは夏場は益子産であるのですが、それ以外はほぼほぼ町外、シイタケも同じような現象があります。そういう形の一つの選択的な農業振興も広い意味での農業振興、あと畑総もやっていますけれども、そういう中での加工品に向くような農産物の振興とか総合的に考えていかないと、なかなかこの農業、担い手の問題も含めて産業化するのが非常にこんなになってくるのではないかって危惧するところもあります。そういうところで総合的な施策を今も進めているとは思いますが、そういう点について決意のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) これは、一番は町の最大の課題である人口減少等について、これを解決するためにこの町に産業をつくっていくのだと。農業と食、それからこれに観光を絡めてというのは、これは地場産業としてまだまだ伸び代があるだろうと、やればまだ伸ばせることができるだろうというところから、こういったところを選択をして町としてもここを伸ばして注力をしているというところであります。  しかしながら一方で、高齢化が進んで果樹等については先ほど言われたような状況であるということは町としても把握をしておりまして、一方でこの分野をやればまだまだ雇用を生む可能性があるのだけれども、現状の農家の方々ではなかなか難しいということで、ここに上手にやっぱり移住、定住を絡ませて、それからましこカンパニーと一緒に組んで、まさに共同という形でこの問題については解決していくというような体制を取れれば、私は確かにやっぱり益子の果樹人気ありますから、道の駅の中でも売上げのかなり上位を占めているわけでありますから、こういったものを可能性のあるところにしっかりと人材の人、物、金が向くような形で大きな流れをつくっていきたいというふうに思っています。そういう意味で町とカンパニーと、それから生産者、そして農業所得の向上を図れるような形になってくれば、まだまだ益子のほうで農業やりたいという方は迎え入れることができるのではなかろうかというふうに思っておりますので、ご協力をお願いします。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 1つだけお伺いします。  総務費にも関連してくる事業内容だと思いますので、この予算書または附属資料の中でちょっと見当たらなかったもので、ちょっとお聞きしたいと思います。来年度の新規事業として、森林環境整備促進基金事業というのが200万円計上されています。また、総務費の中でも、この農林環境整備促進基金積立金ということで470万7,000円ということで、新規事業でこの仕組み、基金を積み立てるのとこの基金を使う事業があるという仕組みについてと、またこの新規事業についてどういう事業になるのか、詳細な説明お願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) まず、200万円の2年度の使い道でございますが、6款2項2目にございます、幾つかございますが、役務費の通信運搬費として森林所有者に森林管理の意向調査を実施いたします。それについて10万円を計上しております。  なお、それ以外に12節委託料といたしまして、森林の集積業務の計画の作成業務を委託するということがございます。これを150万計上しております。  それと、最後になりますが、交付金としてアカマツ復活プロジェクトが今回40万円でございます。このアカマツ復活プロジェクトにつきましては、今年度までは県民税のほうで活用しておりましたが、今度譲与税ができたことに伴いまして、啓発関係は国税のほう、そちらを使うということで、県民税は使えないということになったものですから、その区分が変わったものでございます。当初年間200万ほどの国から基金が来るということで、200万の支出で計上しておりましたが、後で追加でさらに増えたということで、実際は400万ほど来るということになりましたので、今回当初で支出が200万円しか計上しておりませんが、執行状況を見まして残り200万についても、そのままさらに繰り越すか、追加でしてさらに支出をするか、2年度中に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今の説明の中で、ではこれ総額幾らになるのかなという問題が出てくるのですけれども、追加で来ている部分があって、実際2つ同じ森林環境整備促進基金ですよね。その中では、執行残を積み立てるという形で計上してあるのかという部分で、総務費の中でも2つ全協の資料ではありましたので、実際国から来る環境税の部分だと思います。それで、森林所有者に使うというのは理解していますけれども、実際この数字的に総額幾らで、実際この事業で200万使って、その余剰金を基金として積み立てるというのは理解していますけれども、この額が合っているのかどうかだけで、もらった資料。合わせると総額670万7,000円になりますよね、2つ合わせると。それで合っているのかどうかだけお願いします。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 歳入としまして、森林環境譲与税が470万7,000円譲与されます。これにつきましては、一旦基金のほうへ積立てをします。先ほど環境課長のほうから集積計画であったり、アカマツプロジェクトであったりということで総額200万程度を使用するということになれば、その200万分を一般会計に基金から繰り入れるという操作をします。ですから、残った分を基金に積み立てるのではなくて、一旦積立てを全額して、必要な分を一般会計へ繰り入れるというような作業になってまいります。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 里西・星の宮土地改良事業調査計画ということで450万載っていますけれども、この目的と、あと範囲をちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  里西・星の宮土地改良事業の計画業務でございます。こちらにつきましては、里西、星の宮の地区の土地改良事業推進協議会というのが結成されてございます。数年先の土地改良の区画整理に向けての準備の作業ということでご理解いただきたいのですが、2年度は基本設計としまして道路や水路の調査、土質調査等々を考えてございます。それで、場所についてなのですが、里西というのは小貝川西岸の益子町七井台町と大和田に至る区域で、国道123号線から上根街道というのですか、そちらに上がったところの東側が主な場所でございます。それと、星の宮地区につきましては、こちらは主に水田になるのですが、弁天池の南の水田を予定をしております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) その範囲、益子芳星高校の北側は入っているのですか。リズムの西側。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 今のところ計画区域の中には含まれてございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 先ほど廣田議員のほうからもありましたけれども、農業の後継者の先行きという問題もありますし、今後これから始まって10年、施工するまで終わるまで10年以上かかるかなというふうには想像しております。その中でやっぱりこれ地主の意向というか、そういう調査も、また後継者問題とか、そういうのも調査対象には入っているのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 地主、所有者の調査でございますが、これは元年度、現在また別の事業で所有者の調査等々を行ってございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 町長に伺います。  今後やっぱり農業の振興ということで、この辺の事業の推進は町長としてはどのように考えているのかお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 今後の農業について、基盤整備については重要だというふうに考えているので、現在も推進中ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 1項5目に出てくる国営造成施設管理体制整備促進事業、ちょっと聞き漏らしたのか、ちょっと説明願います。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) お答えします。  国営造成施設管理体制整備促進事業でございますが、芳賀台地土地改良区が運営しております主に設備の点検整備費や操作運転費等々に充てられる事業でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 9番、小島議員。 ◆9番(小島久之) 来年度これどのぐらい進むのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) こちらは、どちらかというと主に維持管理経費でございます。具体的には菅又調整池等の流域のいろいろ施設がございます。こういったポンプとか、主にそういった施設の維持管理の経費ということで、経常経費でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 5款及び6款の質疑の途中ですが、7款に入ります。  7款商工費の説明を求めます。  観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 予算書のほうの50ページをお願いいたします。7款商工費、1項1目商工総務費につきましては、1,164万2,000円減の8,859万9,000円でございます。1目の内容としましては、観光商工課分の総務管理費と主に職員の人件費に係るものでございます。  2目商工振興費につきましては、61万8,000円増の6,571万9,000円でございます。増額の主な理由としましては、18節の負担金、補助及び交付金において、今年度から雇用支援奨励金を新たに計上したことによるものが主なものでございます。予算資料につきましては、11ページをお願いいたします。事業内容としましては商工業の振興に関するもので、18節負担金としまして消費生活センター運営協会へ、補助金としまして益子町商工会の運営事務に、中小企業振興資金信用保証料、同じく利子補給、プレミアム商品券の発行事業などになります。20節貸付金につきましては、益子町中小企業振興資金のための貸付金などによるものを計上したものでございます。  51ページをお願いいたします。3目観光費につきましては、1,916万5,000円増の7,098万7,000円でございます。各節ごとに増減はありますが、増額の主な理由としましては、地域おこし協力隊の採用、土祭実行委員会と益子・セントアイヴス100年祭実行委員会の交付金などを計上したことによるものでございます。予算資料につきましては、11ページ、12ページをお願いいたします。事業内容としまして観光に関する事業で、予算資料にもございますが、主な事業としましては12節の委託料として悠和館の管理、警備など管理業務に関するもの、公衆トイレなどの施設の管理業務、観光戦略アドバイザー業務やブランドプロモーション業務、インバウンド促進及び誘客等のトップセール事業などを計上したものでございます。また、18節負担金、補助及び交付金としまして、益子町観光協会事業へ、観光振興整備事業費などに係る補助金を計上したものでございます。  52ページをお願いいたします。4目フォレスト益子管理費につきましては、71万1,000円の減で709万9,000円でございます。減額の主な理由としましては、修繕料としましてフォレスト益子の南棟の屋根塗装修繕業務、それから天体観測施設の望遠鏡レンズ清掃業務が完了したことによるものでございます。予算資料につきましては、12ページをお願いいたします。事業内容としましてフォレスト益子の管理業務でありまして、10節需用費の修繕料としてウッドデッキの修繕、施設管理に係る光熱水費、12節につきましては施設管理業務などを計上したものでございます。  5目陶芸メッセ管理費につきましては、498万3,000円減の6,205万9,000円でございます。減額の主な理由としまして、トイレの改修工事、エアコンの改修工事が完了したことによるものでございます。予算資料につきましては、12ページと13ページをお願いいたします。事業内容としまして陶芸メッセの管理、陶芸美術館の企画展などに係るもので、主なものとしましては人件費や10節の需用費の光熱水費や案内板の修繕、12節の委託料としまして警備業などの施設管理に係るものを計上したものでございます。  53ページをお願いいたします。6目芳賀地区消費生活センター運営費につきましては、20万円増の642万円でございます。事業内容としまして芳賀地区消費生活センターの運営に係るもので、主な経費としましては人件費と需用費となります。  7款の説明は以上でございます。 ○議長(星野壽男) 説明が終わりましたので、これから7款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 資料の12ページの真ん中辺りにあります土祭実行委員会交付金についてお尋ねいたします。  本年度は80万でしたが、今度は随分大幅に増えたので、この中身について説明お願いします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 今年度、令和元年度の予算につきましては、今まで一昨年本土祭を実行したときの実行委員さん各地区におりますので、そういう方に意見をお聞きするような形の人件費的なものと会議開催につきます費用の計上でございました。令和2年度につきましては、今後2021年度の第5回の開催に向けまして、ウェブの政策とかポスター関係とか、まず日程の決定から始まりますが、そういうところの広報活動とか、あとはメディア関係、そして東京都内でのプロモーション事業などを考えているものでございます。その会議に当たりましての委員さんの謝金やプロモーションに行くときの旅費関係を計上したものでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) メディアに打って出ることは本当にお金もかかって大変なことだと思いますけれども、取りあえず実行委員の人数は何人で当たっているのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) この第5回に向けての実行委員会のほうなのですが、こちら今実行委員会の組織から検討している段階でございますので、実際の実行委員会の人数何名になるかというのは今後の体制づくりから始めておりますので、今現在何人というのは決まっておりません。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) なかなか人数も決まっていなくて金額を出すというのは難しいことだなと思って今聞いていたのですけれども。  もう一つ伺いたいのは、いろいろこのメディアに訴えるということなのですけれども、業者さんの選定に当たりまして、町内の方、町内の事業所とか使ったのでしょうか。その事業所の所在地はどの辺りなのでしょうか。教えてください。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 業者のほうは、今年度ということでよろしいですか、それとも来年度事業になるのでしょうか。 ◆6番(小野澤則子) 来年度。 ◎観光商工課長(福田) 来年度事業の委託業者等につきましては、事業の内容とかビジュアル関係もありますので、それに合うような業者の選定してもらいたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) なかなか決まっていないのにこれだけつけるというのはすごく力が入っているなと思いました。やはりこれだけのことやるだけの結果が出るように頑張っていただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 予算資料の12ページ、観光費の18節の関係ですけれども、約2,000万プラスというのが、18節でちょうど2,000万プラスになっているので、ポイントカード、これは町長の方針でもあるし、これは理解するし、土祭も昨年80万が500万になったのも理解するところなのですけれども、教えてほしいのと何でこんなに増えたのかというので、上の地域おこし協力隊の家賃などの補助ということで63万が240万に約170万増えているのですけれども、この増えた理由とこの家賃などってどういう事業なのか、ちょっとすみませんが、教えてください。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 大内議員のご質問にお答えしたいと思います。  地域おこし協力隊のほうの家賃補助が増えた理由でございますが、令和元年度につきましては2名採用となっています。1名の方は途中採用ということで、実際には1名半ぐらいの期間の人件費でございます。これを令和2年度の予算ですと、一応今のところ4名の方に来ていただいて、そちらのほうの家賃補助ということで2,400万の計上でございます。こちら内容につきましては、3大圏から益子町に来ますので、そちらのほうのアパート関係の家賃の補助という内容になります。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) すみません、大内議員の2,400万ではなく、240万です。すみませんでした。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今地域おこし協力隊のお話出ましたので、関連してお伺いしたいと思います。  今のところ募集として地域おこし協力隊2名ほどですよね。今募集中ですよね。DMO関係と、あと土祭関係1名ずつということで、今回今までこの商工費2名の議員の方質問されていましたが、特にこの土祭関係またはDMO設立に向けた業務内容として1名ずつ地域おこし協力隊出していますけれども、実際に募集がなかった場合の想定というのはされていますか。採用がなかった場合です。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長
    観光商工課長(福田) 地域おこしの募集なのですが、議員おっしゃる1名ということでの募集、一応今年度DMO関係ということで1名募集になりますというか、募集しておりますので、合計的には3名となります。ただ、3名の方が実際に募集がなかった場合というのは、まずDMO関係につきましては現在の職員のほうでの対応、また土祭につきましては地域のほうでというふうな形で、人的な部分がなかった場合にはちょっとその辺も考えていかなければならないと現在思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 地域おこし協力隊の方に携わる業務としては、基本的に責任のある業務ではなくて、益子町としてやりがいのある業務に連携してお手伝いをしていただくという形の業務のほうが地域おこし協力隊にとってはふさわしいと私自身は思っています。また、それ以後3年間という期間の中でこの益子町でなりわいを立てるという準備期間でもあると思いますので、ぜひここ責任ある業務があるのでしたら、任期つき採用で賄うのもいいと思いますので、ぜひ来年度この2つのDMO関係、あと土祭関係で事業に支障がないような人員配置も必要かなと思いますから、その点どうなのでしょうか。募集して、あってもなくても、今の課長の答弁ですと地域で人材確保したいというお話ありましたが、実際そこまで考えていらっしゃるのですか。総務関係でどうでしょうか。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、本来地域おこし協力隊というのは自治体の事業等をサポートするというふうなのが本来の趣旨でございますので、あまり本来は職員的な業務をするというのはいかがなものかということは私個人も考えているところでございます。  ただ一方で、特にDMOにつきましては、やはり観光部分においてそういった専門的なスキルというのも必要でございますので、そういった部分においてスキルのある方に来ていただくというのも非常に重要だと思っています。ですから、そういった意味で位置づけますと理想的には専門的な知識を有する方に来ていただくことが理想なのですが、ただ将来的にはそういった方に来ていただいて、DMOの担い手になっていただくということも重要だというふうに考えています。  ただ一方で、実際事業を推進するに当たっては、本来責任ある職員が対応するべきだと思いますので、将来的にはそういった任期つきの職員の採用も含めて検討する必要があるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) ぜひ特に土祭は2021年ということで再来年度ですか、それに当たっての準備期間ということですので、これは課内で推進整えていただいて進めていただいて結構だと思うのですけれども、DMOについては来年度新ましこ未来計画も最終年度になりますので、設立に向けてしっかりとした骨子をやっぱり立てていかないと、方針を立てていかないといけないと思います。来年度は、設立までするのか、それとも民間に委託して協力体制として町として事業を進めていくのかのちょうど境になってくると思いますので、その点もやっぱり注視して、こちらからも注視していきたいと思いますので、しっかりと推進していただくことを希望いたしています。 ○議長(星野壽男) 質疑の途中ですが、休憩をします。               休憩  午前11時56分                                                          再開  午後 1時00分               (議長、副議長と交代) ○副議長(髙橋家光) 休憩前に引き続き会議を再開します。  星野議長から午後の会議は体調不良のため欠席したいとの届出がありましたので、副議長の髙橋が代わって議事を務めます。  質疑を許可します。  1番、関議員。 ◆1番(関絹江) 予算資料の12ページにあります益子・セントアイヴス100年祭実行委員会で800万計上されていますが、その詳細をお聞かせください。また、実行委員は何名いらっしゃるのですか。それも併せてお願いいたします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 800万の内訳につきまして、まず事業ごとに販売店組合でやる企画事業に6万、道の駅ましこや飲食店関係で40万、道の駅ましこと参考館の連携事業ということで15万、それからましこ市のほうで130万、実行委員会のほうの広報物関係で約350万、グッズ関係としまして150万、スタンプラリーという形で実施を予定しておりますので、約11万、オープニング式典で89万、事務用消耗品で5万ということで、合計800万で予定をしてございます。  実行委員の人数につきましては7名でございます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 2目の商工振興費の関係になりますが、2目1節企業等誘致審議会等が予算されておりますが、これは1回分ですか。あと、今年度は実績として何回やられたかお伺いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 予算に計上しております企業誘致審議会につきましては1回分でございます。  今年度、令和元年度の実績としましては、審議会の開催はありませんでした。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 考え方なのですが、一般質問でも日渡議員のほうでもありましたように、企業誘致というのがありました。益子でもリズム時計が撤退して、その跡地をどうするかということで考え方を先日もおっしゃっていましたけれども、今コロナウイルスではないですけれども、観光立町でいくのもすごく大切です。ただ、それに偏り過ぎると、やはり今回のような事態を考えると、今観光地は大変大打撃を受けているようなことを聞きます。そういうことを考えると、バランスを考えて企業誘致をもう少しすべきと思っております。むしろ産業団地を造ってでも、そこまで考えるべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  議員ご指摘のとおり、益子町の中における町内総生産で製造業の割合が約4分の1を占めております。そういう意味でやっぱり製造業の誘致というのは大変町内にとっても効果的でございまして、これからやはり企業誘致については今まで以上に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) ぜひ今後むしろ用地調査費ぐらいを上げるぐらいにしていただいて、考えていただきたいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ポイントカード事業についてお尋ねいたしますけれども、益子には今マッシという地域通貨がございますけれども、これを統廃合していくようなお考えはあるのかどうかお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) マッシのほうの統廃合ですが、店舗すぐにというわけにはいかないかと思うのですが、徐々に取扱店のほう、ポイントカード、mashipoのほうに切替えをお願いしていくような予定でございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 先ほど大関議員から話があった企業誘致の件なのですが、ただ言葉を待っているだけでは今はなかなか誘致難しいと思うのですけれども、例えば益子に誘致するために目玉というのですか、益子のポイントというのですか、その辺はどう考えているかを聞きたいと思います。大田原なんか水道入ったときに水がよくて、大田原水ということで入ったのですけれども、では益子としては何をPRというか、メリットとして介入していくのか、その辺ちょっと考え方あれば教えてください。 ○副議長(髙橋家光) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  益子町に産業団地を造るときの利点でございますけれども、県内のほかの産業団地と比較しまして、まず一番最初に今益子の中で想定され得る産業団地に適する場所としては、やはり高台のところに土地がございますので、これからの水害に対して災害に強い立地ということが1つ言えると思います。  あと、2つ目には、やはり地下、産業団地の地下が隣の芳賀町とかああいうところに比べると、恐らく相当安く提供できるというところがあると思います。  あともう一つ、メリットとしてなかなか認識されていないのですけれども、産業団地の場合には高速から近いというのが1つの利点でありますけれども、益子町におきましても桜川とか、あと真岡とか、さほど距離が遠くないので、その辺のところの利便性はしっかり訴えていく必要があると思っております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 確かにこれ3点気を引くメリットだと思うのですけれども、1点、東日本大震災のときに屋根のぐしですか、結構崩れたのですけれども、益子が芳賀町と比べた場合にぐしが崩れないで、私も現場一応いろんなことがあったので、行ったのですけれども、極端に益子の東日本大震災に対して同じ震度が来たと思うのですけれども、びくともしないという言葉でいいのかどうか、あったのですけれども、例えば石並とか、手前が住んでいる芦沼もそうなのですけれども、岩盤が強いというのですが、同じ地震になっても自然災害に対して、震災のほうなのですけれども、そういうのも一つのポイントなのかなと思いまして、石並の石ってつくだけあって石並はほとんど屋根がしっかりしたぐしがしっかりしたところあるので、そういうのも水害に、高台は水害だと思うのですけれども、地盤もしっかりしている。科学的根拠はないのですけれども、地震のときの特に南高とか、名前出して悪いのですけれども、あっちのと比べるとすごく下がったのです。建物の差ではなくて、地盤の差というふうに思いますので、その辺もちょっと一つの提案にしていただければと思います。それは、提案するかどうかはちょっとご判断は任せますけれども、私はそのように思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 1点だけお伺いします。  今回の定例会におきまして、中小企業・小規模企業の振興に関する条例というのが上程されました。これは上程されて、また採決前の審議ということで、今回の予算配分としてこの条例に関する中小企業または小規模事業者に配分、中小企業、小規模事業者に配慮した予算の配分的な事業というのはありますか。お伺いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 本年度まで実施しているものに加えまして、来年度につきましては雇用支援の奨励金のほうで事業主と若年者ということで合計100万新たに計上させていただいておりますので、それが新しいものという形になるかと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 前年度と比較してもなかなか利用されないとか、また中小企業を対象にした信用保証料とか、また利子補給、その額なんかも若干利用度によって額増減あるとは思いますけれども、今回この雇用支援奨励金という形で、以前国単独でも出ていたと思います、条件によって。ほかの首都圏から迎え入れた求人者であったり、そういう人を雇い入れたときにそういうのもあったと思いますが、今回新たにつけられた雇用支援奨励金は町独自のものと考えてよろしいのでしょうか。財源的なものも含めてお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 財源的には、町の一般財源という形になります。これから雇用関係のほうでもし推進交付金の中で項目があれば、変更という形もちょっと考えてはいきたいと思っております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) これは、国の制度でも多分重複されても受給されるのかどうかというのもちょっと調査入れていただいて、多分同じように今回奨励金、規約とか要綱はできているのですよね。 ○副議長(髙橋家光) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  今件の奨励金につきましては、益子町雇用支援奨励金交付要領というのがございまして、これに基づいて運用していくものでございます。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 地方創生関係でいろんな交付金出ていると思います。また、県で出しているものであったり、国がやっぱり主導でこの雇用に対して支援金出ていると思いますので、その点一度精査していただいて、同じように使えるのか、または国で頂いたら町では頂けないとか交付されないとか、その辺もやっぱり精査していただいて、しっかり同じくもらえるのであればそれでも構いませんけれども、その点少し検討していただいて、この事業進めていただきたいと思っております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 先ほど関議員が質問なさいました益子・セントアイヴス100年祭実行委員の点について、もうちょっとお伺いしたいなと思いました。内容でましこ市に130万円というようなことでしたけれども、私益子さんぽ市のほうの実行委員やっていた関係上、130万円あれば出店料がただでできるということになってしまうと思いまして、何店舗ぐらい予定しているのであるとかどの辺りでやるのかとか、あとやはりある程度出店者精査しないと益子のブランドイメージを高める内容にならないのではないかなと思いましたので、その辺りの詳しく決まっているところがありましたらご説明お願いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 議員のおっしゃいます130万の内訳のほうですが、現在実行委員会のほうから頂いている資料によりますと、広告宣伝費としまして21万、参加関係の報償費としまして37万、会場費としまして19万、保険で2万、謝金で9万、あと委託費として40万、残り事務費として2万ということでの130万という内訳になってございます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 分かりました。広告費21万とかそれは妥当な線かなと思ったのですが、委託費40万って結構高いのではないかなと思ったりします。  それで、大体お客様、集客はどのぐらいの規模を考えているのか分かりますか。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 会場につきましては、陶芸メッセの芝生広場や遺跡広場になります。あと、参考館の周辺という形で場所のほうは確定してございますが、集客につきましてはこれから出店事業の内容とか、そういうのでも変わってくるかと思いますので、現在のところ集客人数につきましてはちょっと算出していない状況でございます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 6番、小野澤議員。 ◆6番(小野澤則子) 130万円の予算でやるクラフトフェアとしては益子さんぽ市とほぼ似ているのですけれども、参考までに益子さんぽ市のほうは4万人の人出があったということなので、やっぱりそれ以上の成果を上げていただきたいと期待しております。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 観光戦略事業ブランドプロモーション業務、これについてちょっとご説明お願いいたします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 令和元年度でブランドイメージの構築を予定してございますので、令和2年度でできましたブランドイメージ、ビジュアルアイデンティティー関係、そういうののプロモーションをしていきたいということで計上させていただいております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 一応予定の金額と、あとどなたが中心になってやるのかをお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 予算につきましては200万で、どなたかという質問でございますが、観光戦略の中にブランド部会という部会を設けまして、その部会長としまして蓑田さんという方にお願いしておりますので、プロモーション関係につきましても蓑田さんが頭になってやっていただけるように考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 200万の大まかな内訳分かりますでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 大変申し訳ありません。ちょっと手元のほうに内訳書のほうがないものですから、後でという形でよろしいでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) では、後でよろしくお願いします。  あと1つだけ。悠和館のギャラリー企画展示業務、こちらも金額及び、あとこれはどなたが中心になってやはり考えられるのかというのもお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 今年度悠和館のオープンに対しましてギャラリーのほうの整備関係につきましては、下野新聞社のほうでお願いをしてございますので、次年度につきましても下野のほうで今のところ考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) ギャラリー展示業務のほうの委託業務につきましては、50万で考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 7款の途中でございますが、8款に入ります。  8款土木費の説明を求めます。  建設課長。 ◎建設課長(飯村) 議案書54ページをお願いいたします。8款土木費でございます。予算資料につきましては、13ページ及び14ページをご参照願います。1項1目土木総務費につきましては、4,829万7,000円の計上でございます。前年比1,537万3,000円の増額でございます。増額の主な理由につきましては、道路台帳補正業務の計上によるものでございます。1目の内容といたしましては、主に建設課土木職員の人件費及び道路及び法定外公共物に係ります管理委託、あと補助金の交付事務でございます。55ページをお願いいたします。12節委託料につきましては、工事の設計監理や道路台帳補正業務のほか、公園の維持管理業務費でございます。18節負担金、補助及び交付金につきましては、各種同盟会及び協議会10件分の負担金、そのほか補助金で、狭あい道路整備促進事業補助金及び民間住宅耐震診断改修補助金及び民間住宅耐震改修補助が100万円、民間住宅耐震建替補助が300万、とちぎ材の家づくり耐震支援事業が30万円でございます。  2項1目道路橋りょう維持費につきましては、4,750万1,000円の計上でございます。前年比5,649万円の減額でございます。減額の理由につきましては、橋梁補修工事の減によるものでございます。事業内容につきましては道路橋梁の維持管理に係るものでございまして、7節報償費につきましては、5月から9月の間に各自治会で行っております道路環境整備団体への報償費でございます。12節委託料につきましては、工事の設計監理費や橋梁点検業務委託費のほか、公園の維持管理業務費でございます。14節工事費につきましては、道路の維持補修工事でございます。15節原材料費につきましては、採石及びコンクリート製品、道普請事業の原材料購入費でございます。21節補償、補填及び賠償金につきましては、大羽にございます豆田橋の付け替え工事に伴います電柱と水道管の移設補償費でございます。  2目道路橋りょう新設改良費につきましては、7,595万1,000円の計上でございます。前年比5,057万4,000円の減でございます。その主な理由につきましては、社会基盤整備総合交付金を活用した道路改良新設工事費の減によるものでございます。2目の主な事業の内容といたしましては、道路の新設改良に関わるものとなります。12節委託料につきましては、道路改良舗装工事の測量設計委託、新たな路線といたしまして町道170号一ノ沢・円道寺線、仮称を計上しております。  56ページをお願いいたします。14節工事費につきましては、狭あい道路舗装工事のほか、町道259号松本本線、大郷戸ダムのダムを周回する道路でございますが、そこの100メートルほどの舗装工事の計上でございます。16節公有財産購入費につきましては、町道18号七井大平線に関わる道路改良工事に伴う用地買収費の計上でございます。21節補償、補填及び賠償金につきましては、町道18号七井大平線に係ります道路改良工事に伴います物件移設費ほか、支障電柱の移設費でございます。  3項1目河川維持補修及び砂防費につきましては、19万2,000円の計上でございます。前年比1万円の減額でございます。こちらにつきましては、小貝川親水公園周辺の施設の維持管理委託費でございます。  4項1目都市計画総務費につきましては、1億8,395万8,000円の計上でございます。前年比159万5,000円の減額でございます。こちらにつきましては、委託料の減額計上によるものでございます。1目の事業内容といたしましては都市計画全般の事務でございまして、職員の人件費、委託費、令和2年度から着手予定の益子町役場周辺都市区画整理事業に係ります負担金と運営補助、公共下水道特別会計の繰出金でございます。1節報酬につきましては、都市計画審議会委員5名分及び震災アドバイザー1名分でございます。7節の報償費につきましては、ランドスケープ計画関連の計画のほうの評議をしていただく委員さん10名分の会議2回分の報償として計上してございます。57ページをお願いいたします。18節負担金、補助及び交付金につきましては、都市計画協会、全国街路事業協議会ほかの負担金と令和2年度から着手予定の役場周辺都市区画整理事業に係る負担金として1,380万円と併せまして、同じ区画整理事業を運営する予定でございます益子町役場周辺都市区画整理組合の運営補助といたしまして助成金300万円を計上するものでございます。27節繰出金につきましては、公共下水道事業への繰出金でございます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 5項1目住宅管理費につきましては、351万3,000円の計上で、対前年度比3万3,000円の増額計上でございます。1目の事業内容は、町営住宅の維持管理に要するものでございます。予算資料は14ページになります。  説明は以上です。 ○副議長(髙橋家光) 説明が終わりましたので、これから8款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 8款2項1目と2目関係なのですが、1目で5,600万ほど減で、2目で5,000万以上減なのですが、理由として補修工事の減ということと社会基盤整備事業補助金の減になってしまったということなのですが、その理由をお伺いします。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  8款2項1目、8款2項2目のほうの予算額の減でございますが、こちらにつきましては当初吉原橋のほうの補修工事等を予定しておりましたけれども、それが県の予算のほうのつき具合で令和元年度補正予算対応ということになりました。その事業費の移動が主なものでございます。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 吉原橋の橋の補修は減ったということで、14節の工事請負費1,000万、これは道路維持補修工事の分だけしかないのですが、そうするとほかに直すところはもうないということですか。そういう意味ではないのですか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  ほかに直すことがないということではございません。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 2目の14節工事請負費が300万で、これ狭あい道路舗装工事と、もう一つは松本本線、これ大郷戸ダムの周り100メーターだけ工事やるという、これだけしかないのですが、これそうすると今までのことを考えるとこれは新設改良費なので、予定がないのかどうか分からないのですが、ここまで減らしてしまうと、益子町の場合でも地元企業が土木工事やっているわけで、全く仕事がなくなってしまうのではないかと思うのですが、どう思われますか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 今回令和2年度の道路改良、橋梁のほうの補修等の予算編成につきましては、国のほうの予算を確保する上で概算要望等を昨年中から実施してございます。その中で道路橋梁のほうの工事に係る国庫補助の分と都市計画事業に関わるものにつきまして、同じ枠の中から予算のほう捻出するということを受けておりまして、その辺の調整も入ってございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) 道路工事についてというか、国の交付金の中でも道路の延長に対しても交付金、使途、目的は限られてはいないのですが、お金来ているはずなので、もう少し単独でもやれると思うのですが、逆にやるべきだと思うのですが、ここまで減らしてしまったのはちょっとやり過ぎではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  道路の整備につきましては、安心、安全な基盤づくりということで計画的に整備のほうを進めてまいりたいとは考えております。国のほうの予算のつく限り実施していくことでは考えておるのですけれども、単独費で道路整備等につきましては今後検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 5番、大関議員。 ◆5番(大関保) これで通ると9月の、多分次に補正予算9月まで予算つかないのだと思うのですが、やはりその辺はよく考えていただいて、もう少し道路整備にもお金をかけていただきたいなと。投資的経費を削るのが多分一番簡単だったと思われるのですが、そうはいってもここまで減らすのは極端だと思うので、ぜひ国の交付金事業を利用するのは当然いいことなのですが、ぜひ考えていただきたいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 大関の道の話で、今度川のほうの話なのですけれども、河川、3項になると思うのですが、14ページの委託料等合わせて19万2,000円という予算なのですけれども、台風19号とか来て河川の浚渫、これは1級河川は多分県、1級河川なので、県と町のほうでやって、予算は県のほうから出ると思うのですけれども、そこから上流とかなっている水路、そちらのほうの浚渫について予算は入っていないのですけれども、どのように考えているか。台風とか、そういう水害に対しての考え方ちょっと教えてほしいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  河川の浚渫のことでよろしかったと思うのですが……
    ◆3番(大内千嘉夫) 水路だよ。 ◎建設課長(飯村) 水路。 ◆3番(大内千嘉夫) 河川は県なので、町が管理する水路についての浚渫。 ◎建設課長(飯村) 浚渫につきましては、今のところ検討していく段階で、予算計上はしてございません。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 県のほうも台風の関係で1級河川の浚渫の動きがあるというふうに情報を得ているのですけれども、もちろん町のほうとか県のほうの動き、両方の連携でやると思うのですが、下流ばかりやっても上流で水があふれてしまう。要するに1級河川の上、水路という扱いになっているところなのですけれども、町の管理だと思うのですけれども、その辺のところ特に土砂がたまっていてそういう問題があるのと、聞いているところによりますと浚渫する土の処理が非常に大変だと、どこへ処理するのだという課題があるのですけれども、今回考えていないということなのですけれども、ちょっと検討して、下流ばかりやっても意味がないので、その辺の例えば大羽とか田野の上流、あとは七井地区の上流、ちょっと検討をお願いしたいなと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 例年ですと町道あたりで簡易的な補修で町内の業者の皆さんに自由に使えると言っては語弊がありますけれども、たしか通さないで補修していただく予算あったと思います。300万ですか、年間で。               (何事か声あり) ◆7番(直井睦) それ含まれての額なのか、そのところをお願いしたいと思うのですけれども。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) ご質問にお答えいたします。  今業者さんのほうがある程度現場判断でという話あったのですが、そちらについては道路の維持補修業務委託をいたしまして、規定の金額までこちらのほうから指示して現場のほう入ってもらうというものを実施してございます。その分については、今回予算計上させてもらってございます。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 委託と言うから委託料のほうに入っていると。額も同じでいいのですか。300万同じ、同額でいいのでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 大変失礼いたしました。8款2項1目の14節工事請負費、この1,000万がそのままでございます。よろしくお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) ちょっと整理させていただきたいと思います。受注をかけないで突発的ではないですけれども、簡易に直せる予算というのを毎年出しているわけですよね、維持補修で。その額総額がこの1,000万で考えてよろしいのですか。ほかに規模的に維持するために工事を新たに来年度は起こさず、委託したまま1,000万の予算を立てて、その中の範囲の中で簡易工事という形で1年間やってくださいという予算でよろしいのでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  直井議員のおっしゃるとおりでございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) 役場周辺土地区画整理事業についてお伺いいたします。  令和2年度から13年度施工ということでスタートすると思いますが、この区画、一応前案ということでこういう提示をしていただきましたけれども、この道路について、都市計画道路と、あと幹線と、あと街区道路というふうにありますけれども、七井中央を数年前に開発して今大分うちは建っているのですが、その中で換地された大宅地、画地において、やっぱり草がぼうぼうになったりとか、また太陽光発電が設置されてしまったということで、やっぱり区画整理事業した意味がなくなってしまっている状況かなというふうに七井中央のほうでは感じているのです。そうならないためにも、今回のこの道路計画、これは1辺当たり80から120メーターあると思うのです。その辺の見直しというのは、今後していく予定があるのですか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  区画整理地内の計画道路で道路について目安ということになりますと、道路の幅員とかということでよろしいでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) ここの区画整理事業の目的というのは、住居地域ということでありますよね。また、店が多少入るかどうか分かりませんが、現在商売されている方もいらっしゃると思うので、ただ住宅地に適する土地の大きさ、大体250から300、大きくて400平米ぐらいの宅地になると思うのです。それを考えた場合、この道路の計画だと大き過ぎてやっぱり分譲するに当たってどのような形に持っていくのかなという。七井中央地区なんかは、やっぱり大き過ぎて手がつけられないという形で太陽光発電設置しようかということになってしまったと思うのです。やっぱり多くの人にここに住んでもらうためには、画地を分譲として適切な大きさでやらなくてはならないということで、この道路の面積、宅地の大きさが80メーター、100メーターあるとどういうふうにうちを並べていくのかなという、分譲するのかなという。1人の人が自分で道路造って、換地の人が売るというわけにはいかないと思うので、それをいかに町として住居として皆さんに地主の方に売ってもらうか、販売してもらうかというのが目的だと思うのです。その辺どのように計画していくのかというのをお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  今のご質問につきましては、この役場周辺土地区画整理事業だけではないのですけれども、区画整理事業が道路、公園、あと下水道の公共施設を整備しながら良好な住環境の改善を図るということを位置づけして実施してまいります。今現在こちらのほうには230人ほどの方がお住まいで住んでおります。その方々については、今後現場のほうの測量等のデータを基に令和3年度に向けて換地計画を作成していきます。その中で住んでいるところに一番近い新しい換地の部分にその方々には入っていただいて、前お示ししました整備計画図の中にあるように、都市計画道を抜いたり区画道路を抜いたりいたしまして、街区道路を抜いたりいたしまして、その区域のほかの道路アクセスがいいような状態を保ちながら、併せて一番南側に百目鬼川がございまして、そこについては歩いて楽しめる道路ということで、そういった配置をした上で、余った土地というか、保留地につきましては、所有者のほうの意向で宅地として、先ほど挙げていただきました画地の部分、それをあてがうというような手法でやっていきます。画地の大きさにつきましては、今現在はまだ決まってございません。一般的には200平米から250平米という話は、県内今動いているさくら市のほうだったり、栃木市のほうの区画整理事業で散見はしているのですけれども、そういった形で今後決めていく形になろうかとは思います。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) やっぱり住居の土地を提供するという目的があると思うので、やっぱりこの図面の案のほう頂きました。東側のほうはやっぱり細かく道路が空いて、分割すればこういうところができる。ただ、西側のほうがかなり大きくやっぱりやっているということで、やっぱりもう一本街区道路が欲しいなというふうには感じています。その辺の検討よろしくお願いします。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 先ほどの説明の中で工事自体が全体的に減っているという中で、特に1目の維持費の中、それに比べて補償、補填及び賠償金が1,500万円ほどついています。これ内容的にどういう内容で1,500万円ついているのかだけお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  補償、補填1,500万円の内訳でございます。こちらにつきましては、大羽で今作業しております豆田橋、こちらの橋の架け替え工事に係ります仮設電柱の移転補償費、こちらが600万円見込んでございます。同じ豆田橋のところで仮設の水道施設の移転補償費、こちらのほうで900万見込んでございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 繰越明許の事業として行っているやつの補償費がやっぱり来年度になるので、こちらに計上してあるということでいいのですね。  同じく次の2目のほう、新設改良費のほうでも4,000万ついているということで、これは七井地区の道路の移転補償という形で説明受けましたが、その移転補償だけで4,000万と考えてよろしいのでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  今、直井議員のほうからございました移設補償4,000万、こちらにつきましては町道18号七井大平線のほうの建物、塀、あと立木等の補償を見込んでございます。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 道路橋りょう新設改良費、あまりにも予算が少な過ぎるということで、予算が少ないというか、まるっきりないという状況が私の中では納得のいかない部分でありまして、例えばこれ可能性の話なのですけれども、財政調整基金、こちらのほうからを、今回前年に比べて大分減っています。財調から繰り入れて、でも工事を確保するということは、可能なのか、可能でないのかのお話を願います。 ○副議長(髙橋家光) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 当然財調基金を繰り入れれば、それだけの工事費はできる部分ではあります。ただ、改良事業に関して申し上げれば、まだ現在地元に下ろして実際了解を得ている部分が今のところないということであります。現在進行中の改良工事については、この令和元年度で工事が完了するということで、ちょうど端境期ということでこのような予算編成になったということでございます。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 今はどうも更新はしていないようなのですけれども、以前道路の町道に関して重要度合いというか、そういったものを点数化して、一応順番に点数の高いところから改良していきましょうというものがありましたが、あれは今現在もリストとしてはあって、次はここへ行きたいというのは幾つかやはりあることは確認できていますか。お願いします。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  道路整備指針のことだと思います。かつて全協か委員会のほうでご説明させたものでございますが、あちらについては今もございまして、その内容につきましては点数化されたもの係のほうで共有してございます。それを基に地元の要望、あと国のほうの予算のつき具合、あと現在の事業の進み具合等で検討していくこととしております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) その作業は、当然継続的に来年度または次年度または次々年度に向かって職員の方は当然地元のほうの調査、あとは地域に話を持っていってみるとかいうことは継続的にされているのですよね。端境期が起こるということ自体がちょっと理解に苦しむのですけれども、その辺ちょっとお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 端境期ということにつきましては、ご指摘のとおりだとは思います。その辺踏まえまして、今後新設いたします一ノ沢・円道寺線、七井中学校西側の町道18号線等々の整備をうまい具合に、工事の時期がダブらないように離れないように調整しながら検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 質疑の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 2時01分                                                          再開  午後 2時15分 ○副議長(髙橋家光) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  観光商工課長から発言したい趣旨の申出がありましたので、これを許可します。  観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 休憩前に長岡議員からご質問のありましたブランドプロモーション業務の内訳についてご説明したいと思います。  まず、今年度の事業で作成を予定しております観光のポータルサイト、ウェブサイト、そちらのほうの維持管理費用に100万、今年度つくりますメインビジュアルのほうですが、そちらのほうの広域的なPR事業として50万、あと町内、町民向けのブランド力向上事業としまして50万、こちらにつきましては町民の方が観光資源や町の魅力を見詰め直すような事業として考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 質疑を許可します。  14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 自分もちょっとびっくりしたのですが、昨年維持のほうの工事請負が7,000万、1,000万、これは道路維持するだけの費用だと思うのですが、新設7,700万、今年は300万、繰越明許分が4,000万ぐらいあるのですが、こういうばらつきって予算、土木費って結構昔から気にしていた項目で、こういうばらつきが予算上出るということ、先ほど端境期というのですが、こういう経過のものなのですか。では、課長、道路維持費1,000万、去年道路維持費幾らかかっているか教えてください。去年よりも、去年といってもまだ会計年度終わっていないので、30年度、いわゆる9月の決算して、そのときに道路維持費がどのぐらいかかっているのですか。決算資料では、2,095万7,400円かかっているのですよね。それで、ではおととしの決算ではかかっているのに、ここまで当初予算で1,000万という捉え方、これは単なる各田野地区、七井地区、益子地区の各業者に渡して年間というか、期間は途中で補正も組まさることもありますので、それで渡す事業で、それ以外の補修とか何か、いろいろ状況出てくると思うのですが、そういう予算化も全然当初でしなくていいのですか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 道路維持補修に関しましては、議員ご指摘のとおり、30年度決算額ございました。そちらにつきましては、当初予算のほうで満額要求していたところではないと思われるのですけれども、補正対応で今回令和2年度についても対応していきたいと思います。舗装の補修、大事なものでございますので、それに対応したいと思っております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) これ予算の在り方って非常にいろいろ難しいところあるのですが、当然最初の中ではちょっと収入は内輪にということで予算組むって分かるのですが、多分30年も1,000万だったと思うのです。でも、現実的に7,000万あったときの1,000万の組み方だと何も、ただ1,000万って組み方、そういういわゆる町は道路の予算組みの将来に向けて、こういう計画という計画は持っているのですか。予算組みというか、道路計画をちゃんと持っているのですか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  道路計画ということでございます。令和2年度の要求額につきまして少ないのではないかというご指摘の上でのご質問だとは思うのですけれども、こちらにつきましては町道170号一ノ沢・円道寺線等の新設の工事のほうをこの後現地のほうの測量等で実施いたしまして、数年後には完了に向かいたいというようなことで予算要求はさせてもらってございます。その後町道4号栗崎道祖土線、こちらにつきましては一般県道下大羽・益子線と連続する道路でございますが、こちらについてもできれば両側歩道、状況によっては片側歩道を整備をしたいということで考えております。あわせまして、町道155号、これは益子参考館のあるところ、参考館線なのですけれども、その部分等、数路線のほうを計画で上げてあるところでございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 計画があって端境期という話はなかなか理解しがたいのですけれども、いろいろ事情が、用地交渉が進まなかったとか重なった結果だと思うのですが、しかし課長、今益子の道路改良率は幾つですか。では、答えます。道路改良率が70.9%、これは平成31年の4月1日、舗装率が83.8%、70.9%が低いのか高いのかは私は分かりませんが、改良がまだ進まない。当然改良するということは、地域の同意とか全ていろいろあるのですが、ただ物によっては舗装は進められる場所とか、そういうこともあると思うのですが、そういう中で300万の改良費の予算、これはいかがなものか。当然道路というのは先ほど言ったように改良するときには地権者の同意とかいろいろあるのですが、必要だと思うのですが、舗装の部分とかいろいろ考えられる部分はなかったのですか。というのは、予算ってその年によって例えば学校建設とかのときに教育費上がるとか道の駅のときに農政が上がるとかは何か理解はできるのですが、道路行政ってそんな何かばらついてしまっていいのかなという気がすごくするのです。道路の要望は、我々議員であっても非常に多いのです。ただ、多いけれども、用地の問題とか同意の問題とかあるからなかなか進まないのも現状なのですが、ここまで町民に例えば300万の改良費ですという話が説明できるのかって、我々がという気持ちにちょっとなる。その辺の考えというか、それはどうお考えですか。 ○副議長(髙橋家光) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) お答えいたします。  議員のご意見につきまして真摯に受け止めまして、今後道路整備を検討していく上で参考にさせていただきながら、持続的に道路の建設改良、舗装の修繕等ができるように検討してまいります。ご理解のほうよろしくお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 道路については、まだこれ何かちょっと納得できない部分もあるのですが、12日にまた審議する機会もありますので、終わりたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) ほかに質疑ございませんか。               (「なし」の声あり) ○副議長(髙橋家光) 8款の質疑の途中ですが、9款に入ります。  9款消防費の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 58ページをお願いいたします。9款消防費、1項1目常備消防費につきましては、前年比141万円増額の2億8,775万8,000円の計上でございます。予算資料では14ページからでございます。1目につきましては、芳賀地区の広域消防の管理運営に係る経費を負担金として計上しております。  2目非常備消防費につきましては、前年比25万8,000円増の3,565万6,000円の計上でございます。2目の事業内容は益子町消防団の運営に関するもので、運営に係る経費を計上しております。主なものとして、1節報酬では消防団員の報酬を計上し、8節旅費、費用弁償では火災時や訓練時における出動費用を計上しております。  59ページをお願いいたします。3目消防施設費につきましては、前年比3,468万6,000円減の1,222万9,000円の計上でございます。減額の理由としては、前年度は小型消防ポンプ積載車3台分の購入費を計上しておりましたが、今年度は購入の予定がありませんので、減額となりました。3目の事業内容は消防施設の維持管理、更新に関するもので、主な経費としては消防ポンプ車や消防詰所の管理経費及び防災無線や消火栓の維持管理経費などを予算計上しております。12節委託料では防災無線保守点検委託料など、18節負担金では消火栓の維持管理費並びに設置負担金などを計上しております。  4目水防費につきましては、1万1,000円の計上でございます。  5目災害対策費につきましては、前年比360万増の641万9,000円の計上でございます。5目の事業内容は防災に関するもので、増額の理由としては60ページをお願いいたしますが、14節工事請負費によるものであり、当初予算資料では15ページになりますが、地域防災コミュニケーションNWシステム構築でございます。このシステムは、町の防災無線や国からの地震、ミサイル発射などを国民に知らせるJアラート、全国瞬時警報システム、こちらの放送内容を町民のスマートフォンへ瞬時に自動転送できるシステムで、それを構築するため計上しております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 説明が終わりましたので、これから9款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 声が小さいって議員から言われましたので、多少大きい声で話しますので、威張っているわけではないので、地声がでかいので、ちっちゃくしたのですけれども、ちょっと大きい声になると思いますけれども、よろしくお願いします。  消防の団員の報酬の額が1,000万、これ去年と同額なのですけれども、実は私のほうに消防団員の部長から相談があるよという話がありました。多分団員の関係だと思うのですけれども、行政で同じ予算なので、団員数は219名で予算されると思うのですけれども、その辺の団員の成り手の少ないところに対しての対策、金額では出ていないのですけれども、何かありましたらお願いしたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 消防団員の確保の件でよろしいのですよね。確保というのは、確かに各消防の部、各部苦労しているのは実感しております。本当に今の団員の方が次の団員をなかなか見つけることができない、入っていただくのができないもので、ちょっと年齢的にも上がって、年齢層も上がっているという話も伺っております。この報酬に関しては、前年度と同じような同額ではございますが、2日目ですか、4時間を超えての出動手当というのを今では1日2,000円というのを時間で4時間を超えた場合4,000円という形でさせていただいて、幾らかでもそういうご苦労があった場合には、そういう面での支援というのですか、応じたいという形で行っております。そういうことがあるからすぐ団員がどんどん、どんどん入ってくるのにつながるとは限りませんが、少しずつでもそのような面で予算的にも団員確保、団員のご苦労に報いるようにするようにしております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 承知しました。  私の考えというか、1つは女性団員、芳賀郡市では多分ゼロだと思うのですけれども、消防とかそういう作業は男性しかできませんけれども、裏方の仕事、血圧を測ったり治療したりとか、そういうのがPRとか宣伝されて、調べたところによるとここ15年で、全国の話ですけれども、倍になって2万6,000人いるようでございます。現在報酬の話も含めて話し合ったのですが、報酬は調べさせてもらうと芳賀郡市ではいいほうなので、そちらのほうではなくて、男女共同参画ではありませんけれども、その辺を含めて女性の団員、この辺の考え方が、また団員数ゼロということでホームページに各町とも載っているので、意識はあると思うのですけれども、その辺の考え方とか教えてほしいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 先ほどの団員確保の件なのですけれども、先ほど今回の議会で決めていただきましたけれども、年齢の制限とか、それから益子町在住に限っていたものを外して勤務している方なんかも団員になっていただくということで、そのような面での団員確保の努力はしております。女性団員に関しては、以前からもいろいろそういう話があってはいるのですけれども、課題としてさせていただきたいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 消防団員だけではなくて、共同参画ということもあるし、女性が入るとシナジー効果ではありませんけれども、そこから結婚する人がいたりして定着とか人口増にもつながるというふうな、ちょっと甘い考えか分かりませんけれども、考えているので、その辺ちょっと前向きに、また今の現役の集めている消防団員が間違って、ああいう消防の火を消したりするわけなので、緊急時の出動するので、女性が駄目だとは思っていないと思うのですが、その辺の確認も含めてちょっとPRしていただければと思います。  それと、先ほど4時間過ぎの話と勤務者を含めて範囲は広まったのですけれども、この45歳という年齢、これもちょっと、これは新規の話ではありませんけれども、団員が流出しない防止にちょっとこの45歳というのも見直していただければと思います。前後クラスなのですけれども、結構60近くまでやっている団員もいるのですけれども、益子は上位目指していますので、そういう意味では45のほうがいいのでしょうけれども、その辺の年齢も含めてちょっと今後検討して、女性と年齢制限検討していただければと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 45歳のほうは今まで制限があったのですけれども、今回の議会で制限を外していただいた。それを議決していただいたものですから、年齢の幅が逆に広がったということでご理解お願いいたします。 ○副議長(髙橋家光) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) ちょっと今回直接関係するか分からないのですけれども、最近市町村等でスペシャリストということで防災含めて災害時に元自衛官の採用というのがぽちぽち見られているのですけれども、そういうお考えということはあるのでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) スペシャリストというもののご質問ですけれども、5目の消防費の災害対策費の中で手数料という予算項目があるのですけれども、こちらではとちぎ地域防災アドバイザー防災士ということで養成講座がございまして、こちらの手数料、防災士の資格を取るための手数料というものを計上させていただきまして、本当はスペシャリストではないのですけれども、地域の方々の中での防災の詳しい方を育成するための講座の手数料というのを計上させていただいて、地域の中にそのような防災士の方が増えていただければ、防災につながっていくかなというふうには考えております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) そうすると、まだ益子町の職員としてはお考えがないということで。分かりました。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今回の予算編成の中で先ほどのアドバイザー防災士養成講座と同じ項目になると思います。その中で毎年地域防災力強化推進ということで、昨年までは2団体分、100万円単価の2団体分200万円ということで予算計上しておりましたが、今年度1団体にして100万円なのか、それとも50万円で2団体なのか、この減らされた理由というのをお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) こちらは、一応1団体で100万円でも大丈夫なのですけれども、今も残っている、自治会が中心になって自主防災組織を組織していただくのですけれども、大きな自治会はもう大体つくっておられて、ちょっと小さい自治会になっておられます。実際的に100万円の予算はあるのですけれども、発電機とかテントとか、そういうものをそろえても決して数多く必要なわけではないものですから、おおよそ大体50万円前後で推移しております。一応50万円2団体もしくは1団体で100万となるのですけれども、どちらでも大丈夫なのですけれども、そのような形で通常よりは今回減額はさせていただきました。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 町内71自治会あると思います。その中で自治会でも大小あると思いますが、組織率みたいなの分かりますか。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 組織率といたしましては、町全体では77.5%になっております。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 大きい自治会については整備が整っているという理解しておりますので、その中でもし希望がありましたら、その2団体に限らず、近年災害多いですから、いろんな災害多いと思います。特に水害等も含めまして、今年度は益子町においてはやっぱり大きな被害はありませんでしたが、中にはやっぱり浸水被害遭われている方数少なくてもありますので、ぜひそういう点留意していただいて、流動的に申込みがありましたら、この時期的にもそうですけれども、対応していただいて、この100万円という予算に限らず進めていただきたいと思います。  あともう一点ですけれども、昨年度私の地元の自治会の中で地区防災計画というのをモデル地区として策定させていただきました。その折に総務課の職員の皆様または県の防災士の方にお世話になって地区の防災計画立てたのですけれども、今後の立てっ放しではいけないと思うので、もう地元の中でも話合いは進めておりますが、この先の指導方針とか支援方針とかありましたら、またその地区だけではなく、来年度新たにその地区でふさわしい防災計画立てられる予定がありましたら併せてお願いします。 ○副議長(髙橋家光) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 昨年度は、新町自治会ですか、そちらのほうでこの地域の地区の防災計画ということで作成していただきました。今後もそのようなご希望がある自治会に対しては、当然町のほうでも県を通じて支援というのですか、したいと考えております。先ほどもちょっと申しましたけれども、防災士の養成なども今回の予算には少しちょっと入れさせていただきました。あと、今後計画を立てた地域の今後ということになりますけれども、当然町と町、県も含めて、防災士も含めていろいろな面で活動しなくてはならないかと思いますし、例えば防災訓練のときにその地区は通常とは違うそういう地域に地区に特化した訓練なども一緒に参加していただければありがたいかなというふうに思う部分はあります。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員
    ◆7番(直井睦) まさしく課長おっしゃるとおりだと思っております。地元ですので、ぜひこれから特に防災訓練、大関議員も今回の一般質問でされていましたけれども、防災訓練について特化した、やっぱり地元でもいろいろ話合いはしています。災害が発生したときのやっぱり共助の力というのをやっぱり改めて考え直して、町の防災訓練に併せて少し地域でもお知恵頂いて、行政のほうとも力合わせて地域でつくる、そういう仕組みを構築してまいりたいと思いますので、ぜひ支援のほうも併せて推進していただくようお願いいたします。 ○副議長(髙橋家光) ほかに質疑ございませんか。               (「なし」の声あり) ○副議長(髙橋家光) 9款の質疑の途中ですが、10款に入ります。  10款教育費の説明を求めます。  学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 予算書の60ページをお願いいたします。10款教育費、1項1目教育委員会費につきましては、112万4,000円減の1,833万4,000円です。1目での事業内容につきましては教育委員や教育委員会として行う事業が主なもので、学校司書、スクールソーシャルワーカーの報酬などとなっております。減額の主な要因ですけれども、昨年度は小学校の社会科副読本の印刷費がありましたので、今年度はその費用がないためとなっております。あと、すみません、予算資料につきましては15ページから19ページまでとなっておりますので、併せて参照お願いしたいと思います。  予算書の61ページをお願いいたします。2目事務局費につきましては、628万円の減の7,628万2,000円です。2目での事業内容は、教育委員会事務局職員及び事務費に係る経費と益子町中学生海外派遣事業の補助が主な経費となっております。減額の主な要因ですけれども、昨年度は学校施設の長寿命化計画策定業務の委託料がありましたので、その分の費用がないためとなっております。  62ページをお願いいたします。3目学校給食センター運営費につきましては、3,216万1,000円の増の1億2,510万4,000円です。3目での事業内容は学校給食調理、配送に係る施設運営管理等が主な経費で、増額の主な要因ですけれども、学校給食費改定に伴う助成費用の計上、学校給食民間委託料の増額、給食用トレーや揚げ物、サラダ用食缶、調理用のフライヤーの購入費を計上したためであります。  2項1目学校管理費につきましては、7,090万8,000円増の2億664万5,000円です。  63ページをお願いいたします。1目での事業内容は小学校の施設維持管理、教育環境整備等のための需用費、委託料、使用料及び賃借料、工事等が主なもので、増額の主な要因ですけれども、新規事業として予算資料の17ページ、18ページにあります4小学校の校内ネットワーク工事関連費用の工事費及び負担金と、あと工事費及び負担金で七井小学校排水設備工事関連費用を計上しております。また、使用料及び賃借料のうち、4小学校で電子黒板を各校2台の増設、備品購入費のうち4小学校でAEDの各校への1台の増設の費用を計上しております。  64ページをお願いいたします。2目教育振興費につきましては、1,096万円の増の3,058万5,000円です。2目での事業内容は、教師用指導資料、外国語指導助手業務委託料、図書の購入費、あと就学援助に係る扶助費が主な経費となっております。増額の主な要因ですけれども、学習指導要領改訂に伴う教師用指導書、社会と算数の指導用デジタル教科書、あとプログラミング教育用教材の購入費用の計上によるものです。  3項1目学校管理費につきましては、4,842万9,000円増の1億3,113万9,000円です。1目での事業内容は、中学校の施設維持管理、教育環境整備等のための需用費、委託料、使用料及び賃借料、工事費等が主なもので、新規事業といたしまして予算資料の18ページ、19ページにあります委託料及び工事費で3中学校の校内ネットワーク工事関連費用、それと工事費の中の益子中学校フェンス設置工事費を計上しております。また、報償費のうち中学校の部活動、外部顧問ですけれども、こちら1名から3名の報償費を増額、使用料及び賃借料のうち3中学校での電子黒板を各校2台の増設、備品購入費のうち3中学校でAEDの更新とそれぞれ1台の増設費用を計上しております。  65ページをお願いいたします。2目教育振興費につきましては、262万3,000円減の1,644万8,000円です。2目での事業内容は、外国語指導助手の委託料、図書の購入費、就学援助に係る扶助費が主な経費となっております。減額の主な要因ですけれども、昨年度は道徳が強化となるため、教師用の指導書があったことや要保護、準要保護の就学援助費や特別支援教育就学奨励費の対象見込み人数が減少したことによるものとなっております。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 4項1目社会教育総務費につきましては、前年比718万1,000減の1億2,736万3,000円でございます。1目の事業の内容は、職員の人件費や公民館電話料、公用車リース料などでございます。減額の理由は、人件費の減によるものでございます。  2目公民館費につきましては、前年比1,088万1,000円減の4,611万8,000円でございます。2目での事業内容は、花いっぱい運動やひまわり、コスモス祭り、地区ぐるみ体育祭、女性講座、遊びの達人講座などの公民館活動でございます。1節報酬につきましては、図書館基本計画検討委員、コミュニティスクール委員等の報酬でございます。7節報償費につきましては、花いっぱい運動自治会報償費、公民館自主事業講師謝礼などでございます。67ページをお願いいたします。12節委託料につきましては、地区ぐるみ体育祭、図書館基本計画策定業務などの委託料でございます。13節使用料及び賃借料につきましては、コピー機等の事務機器のリース料でございます。14節工事請負費につきましては、中央公民館空調設備改修工事でございます。17節備品購入費につきましては、図書購入費でございます。18節負担金、補助及び交付金につきましては、家庭教育学級14学級への補助金、花のまちづくり実行委員会への交付金などでございます。  3目文化財保護費につきましては、前年比104万6,000円増の549万3,000円でございます。3目の事業内容は、文化財保護に要する費用が主な経費でございます。1節報酬につきましては、文化財保護審議会委員報酬等でございます。7節報償費につきましては、遺跡分布地図作成に係る報償などでございます。68ページをお願いします。12節委託料につきましては、小宅古墳群及び大郷戸廃寺跡五輪塔群の清掃委託でございます。18節負担金、補助及び交付金の補助金につきましては、日下田邸修繕及び日枝神社の修繕補助金でございます。  4目町民会館費につきましては、前年比32万8,000円増の3,259万6,000円でございます。4目の事業内容は、町民会館の維持管理に要する経費でございます。10節需用費の修繕料につきましては、駐車場区画線修繕工事費などでございます。12節委託料につきましては、舞台管理業務、日常清掃業務などでございます。13節使用料及び賃借料につきましては、公用車リース料などでございます。  5目文化振興費につきましては、前年比69万9,000円増の651万円でございます。5目での事業内容は、ましこ検定、ましこ世間遺産、町文化祭、若手音楽家支援コンサートなどでございます。1節報酬につきましては、ましこ検定、世間遺産、実行委員、報酬でございます。69ページをお願いいたします。12節委託料につきましては、移動音楽鑑賞教室などの自主事業や日本遺産に認定となった場合の記念式典事業の委託費でございます。13節使用料及び賃借料につきましては、音楽鑑賞教室等の児童送迎用車両借上料でございます。18節負担金、補助及び交付金につきましては、世間遺産整備費補助金、歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり協議会事業交付金などでございます。  6目生涯学習費につきましては、前年比21万3,000円減の200万7,000円でございます。6目での事業内容は、生涯学習の推進、町民大学の開催などでございます。1節報酬につきましては、生涯学習推進協議会委員報酬でございます。7節報償費につきましては、町民大学外部講師謝礼などでございます。12節委託料につきましては、生涯学習振興大会運営委託料でございます。18節負担金、補助及び交付金につきましては、町民大学卒業生によるまちづくり活動に対する補助金などでございます。  7目改善センター管理費につきましては、前年比512万4,000円増の1,098万6,000円でございます。7目の事業内容は、改善センターの維持管理に要する経費でございます。増額の理由は、空調設備工事によるものでございます。70ページをお願いします。12節委託料につきましては、施設管理警備業務などでございます。13節使用料及び賃借料につきましては、コピー機のリース料などでございます。14節工事請負費につきましては、空調設備工事でございます。17節備品購入費につきましては、草刈り機の購入でございます。  8目営農指導拠点施設管理費につきましては、前年比38万6,000円減の430万5,000円でございます。8目の事業内容は、あぐり館の維持管理に要する経費でございます。12節委託料につきましては、施設管理警備業務などでございます。13節使用料及び賃借料につきましては、コピー機のリース料などでございます。  5項1目保健体育総務費につきましては、前年比557万6,000円増の2,357万4,000円でございます。1目での事業内容は、スポーツ推進委員の活動、スポーツ教室の開催など、スポーツ振興に関するものでございます。増額の理由は、いちご一会とちぎ国体益子町実行委員会交付金によるものでございます。71ページをお願いします。7節報償費につきましては、スポーツ教室報償、スポーツ少年団指導者手当などでございます。12節委託料につきましては、駅伝大会、少年スポーツ教室、栃木SC支援などでございます。18節負担金、補助及び交付金につきましては、町体育協会補助金、チャレンジクラブ支援補助金、いちご一会とちぎ国体益子町実行委員会交付金などでございます。  2目体育施設費につきましては、前年比794万1,000円減の3,312万3,000円でございます。2目の事業内容は、町民センター、南運動公園、北公園の体育施設の維持管理に要する経費でございます。12節委託料につきましては、各体育施設の管理、警備、清掃業務などでございます。72ページをお願いします。13節使用料及び賃借料につきましては、トレーニング室機器リース料、益子芳星高校開放使用料などでございます。14節工事請負費につきましては、北公園野球場カウントスコアボード設置工事費でございます。15節原材料費につきましては、各体育施設で使用する砂の購入費でございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 説明が終わりました。  休憩をいたします。               休憩  午後 3時01分                                                          再開  午後 3時15分 ○副議長(髙橋家光) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これから10款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 予算資料の19ページの下のほうの下から10番目ぐらい上の地区ぐるみの体育祭の件なのですが、3つ足して500万の予算計上なのですけれども、この地区ぐるみとしては昨年は110万計上していたのですけれども、今年度は幾らかちょっと教えてください。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 地区ぐるみ体育祭につきましては、本年度各地区で地区ぐるみの今後の持ち方について話合いが行われまして、南部地区及び北部地区では従来どおりの体育祭を今後も続けるかどうか検討を続けておりまして、正式に決まるのは令和2年度の最初の会議で各自治会長さん方が決めて実施するかどうか、あるいはそれに代わる何かレクリエーション的なものをやるかどうかというのを決めるということで話合いが持たれました。そして、中部地区につきましては、これまでどおりの体育祭を行うという方向で話合いが持たれましたので、中部地区は予定どおり、これまでどおりの体育祭を行うというような方向で進んでおります。予算につきましては、中部地区ぐるみの体育祭の部分を予定しております。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 私も3つの地区の地区ぐるみ出て、特に北部は皆様にご迷惑おかけしまして、寸前で中止が決まったわけなのですけれども、10ブロックが5ブロックになって非常にブロックの少ないそういうふうな話で、どっちかというと今のところ聞いた話によると反省会でも違うのがいいという話になっているのですけれども、私がちょっと今日提案したいのが予算がどのぐらいという話も大事なのですけれども、子供の意見、これが何か地区ぐるみでは不足していたのかなというような反省点。もちろん小学生から高年齢者まで入っているのですけれども、結構高年齢者の者はすごく多かったです。当然盛り上げるために最後リレーとか二人三脚とか入ってよかったのですけれども、子供の意見がなくて、何か大人ばかりで、実行委員会が大人なので、しようがないのですけれども、子供の意見が反映されていなかったので、何か新しい考え方を入れるなら子供のアンケートとか意見を教育長含めてちょっとやっていただければと要望します。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 答えはいいですか。 ◆3番(大内千嘉夫) はい。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 小中学校のネットワーク構築事業、これを取り入れるということは、この事業の形態がどのように変わっていくのかというのをご説明願います。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) いよいよこのGIGAスクールネットワーク構想というのを政府が打ち出しまして、足早に1月中に県に報告して、そして私たちのところにも届いてまいりました。議員ご案内のとおり、既に事業なども見ていただいたと思うのですけれども、令和2年度からいよいよ小学校におきましてはプログラミング教育の必修、しかしこれ要領がないと、いわゆるフリーズすることも十分考えられるし、それから今学校が一番望んでいるのは主体的な学び、それから個に応じた学習、さらには一人一人の理解度を高める、そういう授業、これが必要となっております。あわせて、これからの時代は1年ごとになると思うのですけれども、まずデジタル教科書、これが今も入れていますけれども、かなり普及度を高めて入ってくると思います。そして、タブレット端末、これを2つツールとしてより子供たちが主体的に、時には深い学びにそれが応用して、子供たちにとってもやりがいのある。ただ、そうはいっても毎日毎時間使うかと、そういうことではありませんので、先生方が年間指導計画の基に今日は使いたいといったときにそれが使える環境をしっかりと整えていくと。あわせて、この間の文部科学省の方針では、全国学力学習状況調査をペーパーではなくてCBT化をしたいと、そこまで言っていますので、いつ頃ですかというと令和4年度を目途にやりたいと。そういうことも併せて、すぐにはできませんけれども、そういう流れに沿って着々と準備をしてまいりたいと。ご理解とご協力をお願い申し上げます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) デジタル化の取組というのは非常に大切だと思いますけれども、教育は格差を是正し、階層化を防ぎ、個人の可能性を広げるとありますけれども、どうしてもデジタル化になりますと例えばタブレットをお貸しするお子様というか、児童・生徒さんと買える人の差というのが出てきてしまうと思うのですけれども、その辺の差を是正するようなお考えは何かお持ちかお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) 全く議員おっしゃるとおりであります。しかし、学校は全くゼロの状態の子供であっても同じように子供たちに学ぶ機会を与えて丁寧に、理解度は確かに違いますけれども、丁寧に指導すると。これはどの社会でも一緒だと思います。そういうことで、それぞれの学年の中でそれぞれの教科において個別指導するために学習指導助手も入りますので、丁寧に対応して、その差がないように、そして本来教科の目標である狙いが達成できるように努めてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 今私が知り得る限りで一番進んでいるAI教材というのがキュビナというシステムなのですけれども、その辺は何年度ぐらいまでに益子の小中学校行き渡るような予定でお考えなのかお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) ご指摘のとおりであります。議員事業を見ていただいたと思うのですが、プログラムの教育というのはまさにAIの操作をプログラミングしながらやっていきますので、それがプログラム思考といいますけれども、それを育てていきます。教材によっては低中高とあるかもしれませんけれども、既に益子町では限られた時間の中で既に5教科で県内に先駆けて準備をしておりますが、実はこの間田野小でやったときにフリーズを起こしてしまいました。これからもし子供たちが同時に使ったりするとそういうことがあります。そのために今よりも10倍速度の速い大容量の高速のいわゆるネットワーク、これをまず準備していくということであります。様々なこれからAIに伴う教材もフリーソフトもありますので、開発されると思いますので、しっかりと年計の中に位置づけて取り組んでまいりたいと、そのように思っております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっとキュビナのほうはシステムが違いまして、AIでタブレットで個人個人でやると何でこの人はここでつまずいてしまうとかというのがAIのほうが教えてくれるシステムで、確立化されたカリキュラムではひっかかってしまったところとか分からないところを個別対応してくれるようなシステム、今一番進んでいるシステムなのですけれども、そういう文明の利器というのをうまく使えば、先生のいろいろ負担も減って生徒の可能性を伸ばすというのにつながっていくと思うのですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) 恐らくその分野につきましては、今議員のご指摘の分野については、次の段階になるかと思います。なぜかというと、OSを入れるときに既にプログラミングに対応するようなものが入っているものをこれからどういうふうに選んでいくかというのありまして、それは恐らくまさに必修化に備えて取り組んできたものをさらにこれから進化していくと、いわゆる第2段階の段階になると思いますので、取りあえずプログラム教育を通して子供たちのそういう能力についても育てていきたいなと思っておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 来年度におきまして、教育委員会の中で教職員の働き方改革推進委員会ですか、協議会、そういう組織設置されると思います。それに対応してどのような来年度意向なのかという、どこまで推進協議会会議の中で進められるのかというのをお聞きしたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) まず、設置要綱を4月1日付で定めさせていただいて、今年度の進捗状況まず1年分ちょっと集めさせていただきたいと思います。それを基にまず会議を開いて、課題等ちょっと洗い出しをしてからというふうになります。恐らく開催できるのは、現実問題とすると夏休みにはなってしまうと思うので、そこで1回やって、その後どれぐらいの感じで進行できるかというのは、追々やっていくような形になると思います。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今年度においても益子中学校で校務の改善ということでシステム新しく入れて実証されていることと思います。それと併せて、町内の学校事務の統一化というのも図られるように今取り組んでいられると思いますので、時間をかけずに有効な施策はどんどん入れていただいて、授業以外ですよね、先生方の。先生方の効率化というのを少し図っていただければ、全て決まるのではなくて、順次導入していくような感じで、よいものはすぐに取り入れられるような推進体制というのを望んでいます。  あともう一点ですけれども、このコミュニティスクールについて、田野小学校で今、今年度進められていると思います。その中で、所管が生涯学習課ということで、実際来年度新しくコミュニティスクール設置されると思いますけれども、その内容はどの程度までというのをお聞かせくださればと思います。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 来年度におきまして田野小学校にコミュニティスクールの制度を取り入れるということでございます。全部で委員は12名ということで進めていく予定でございます。そして、そのうちの2名が学校の校長と地域連携教員ということになります。それ以外の方は、地域の方々や後援会など、学校に関わっているPTAの方とか、そういう方が入ります。そして、地域と学校がそれぞれ協力して子供たちの成長のために話し合うという会議を何回か持って、地域の方は学校に協力し、学校側は地域の人の方に情報を提供したり、協力をして子供の教育を進めていくというような内容で進めていく予定でございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) すみません、先ほどの答弁なのですが、今現在までにちょっとやっていたことというの抜けていましたので、ちょっとご説明だけさせていただきたいと思います。働き方改革で教育委員会で実施する事業の中に先ほどおっしゃっていただいたICT関連のものもあるのですけれども、そのほかに小中学校に指導助手等を配置するほかに、今年度の予算にもちょっとお願いはしているのですけれども、外国語の専科教員、こういった者も小学校に配置させていただいたりとか、あとは部活動の指導者についても今年田野中だけだったのですけれども、そちらについても各学校に配置とかという人的な支援等、できるものについてはあらかじめ実施をしつつさせていただいております。そのほか会議とか委員会とかの在り方ということで、先生方が参加しなければならない時間というのを縮小というのを順次今年も一応進めておりますので、そういったものの検証含めて検討をしていくということでよろしくお願いいたします。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 働き方改革ということで、先ほども推進していただければと思います。  コミュニティスクールについてですけれども、実際地域の皆様の協力があって初めてこの組織、活動も成り立っていくと思っています。その中で地域にもよりますけれども、学校単位ではなくて、地域で小中連携で実際コミュニティスクールやられている自治体もあります。学校区もあると伺っています。ぜひ益子町においては、子供がいきなり小学生から中学生になって生活が変わるわけではないので、地域も変わるわけではないので、地域の協力があるのであれば、小学校または未就学から保育園含めて、そういう考え方もあると思います。また、中学校義務教育を卒業しても地元の高校に地元から通っているんであれば、子供を育てるという観念から、生まれてから高校卒業するまでの間を地域の皆さんでコミュニティスクールとして育てていくという考え方もあると思いますので、この学校単位で明らかにも考えるのではなくて、地域としての育てる可能性というのも、せっかく設置するわけですから、そこら辺も観点に入れていただいて、検証していただく必要あるのかなと私自身思っていますので、その点も来年度推進していく上で少し検証していただければと思っております。  最後に、もう一点です。前にもお願いしたのですけれども、今年来年度も図書室の図書購入費、これ図書費で全て資料費だと思っていますけれども、95万円ということで、この先益子町として蔵書の考え方、知の遺産になるわけですよね、蔵書するというのは。それをどういうふうに考えていくかということで、今内情的に蔵書として蓄えていくスペースがあるのかないのかだけお聞かせください。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 毎年95万の予算で一般図書及び児童書を購入していることなのですが、今図書室の容量、図書を置ける容量がもう今いっぱいの状態で、新しい図書を購入するたびに古い図書を棚から外して一旦別のところに寄せておくというような状態が続いておりますので、どんどん図書を増やしていくことというのはなかなか今の段階では難しいというところでございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今、町の共有施設の中でそういう空いている施設はありますか。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 今、生涯学習施設に限定して申し上げますが、今のところ図書室に置き切れない図書をまた別のところ、第2図書室みたいな形でするという部屋は、今のところちょっと余裕がない状態でございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) それでは、町全体ではどうでしょうか。 ○副議長(髙橋家光) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 町の施設で図書を見られる施設というのは、ちょっとないかなというふうに思います。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今現在図書として新しく毎年95万円予算をつけていますよね。その中で、その予算の範囲内で新しい新書、書籍を購入していると思っています。今の話の流れだと、置けないので、これは廃棄しているとか、または蔵書していないって私自身受け取っています。これを蔵書をしないで破棄している、または有効に利用してどこかで使っていただいていると考えるときに、町の蔵書数というのはもうためておかない限り増えないわけですよね。今現在この図書室にある蔵書というのは3万5,000冊です。将来的に今来年度から図書館基本計画を立てると予算上なっているわけですよね。今から蔵書の必要、蓄えておく、資産として形成していく必要があるのではないかというときに、まず蔵書として置けるスペースが町の施設のどこかにあるのかないのかという質問です。 ○副議長(髙橋家光) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 保管も含めてということであれば、旧小宅小学校なんかは置ける施設なのかなというふうには思っております。 ○副議長(髙橋家光) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) まずは、今年度お願いしたいことは、今まで有効活用としてバザーとかで外に出していた分はあると思います、蔵書の中で。なかなか貸し出しで利用されないとか、もっとも古くなってぼろぼろの書籍なんかはこれは廃棄しなくていけない部分あると思いますけれども、ぜひそういった面でも今後考えていくのであれば、そういう有効に蔵書ができる場所または施設があるのであれば、そこに蓄えておくのも必要だと思っています。公民館付近にないので、ちょっと不便性は感じるかもしれませんが、購入したときにある程度やっぱり蓄えておいて、そこで破棄するのではなくて、蔵書を少しでも増やすという努力も、この基本計画を立てればいいというだけではないと思います、実際。町の現状として、蔵書を増やさなければ、建物だけ建てても中身が伴わないものであれば、とても図書館と言える図書館になるのかなと。今から準備しておく必要も絶対あると思いますので、そういう空きスペースがあるのであればぜひ活用していただいて、図書費も95万では足りないと思いますので、少しそこも考慮していただきながら考えていただきたいと思います。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 21ページの予算資料の一番最後、10節の一番最後、失礼しました、下から4番目です。工事請負費、国体の関係だと思うのですけれども、スコアボードの設置の工事、この内容ですが、これはグラウンドだけなのかというのが1つと、あとは県のほうからどのぐらい補助が出るのかちょっと教えてほしいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) ここに予算に上げています工事費は、北公園の野球場のバックネット裏にカウントスコアボードというのを設置するものでございます。カウントスコアボードというのは、別名BSO表示というもので、ボールとストライクとアウトのカウントを表示するものでございます。これがバックスクリーンというのですか、内野側ではない外野側にはついているのですが、内野側にも守備をしている選手が見るようなとところにも必要だということを先日の中央競技団体という国体の視察団体が来まして、設置を求めたということで、それに対して工事をするものでございます。これに対して県の補助が2分の1ということで、県で2分の1、町で2分の1を支出して行う工事でございます。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) もっと出るのかと思ったのですけれども、半分半分ですけれども、少し前に生涯学習課のほうに北体育館の照明の話、これちょっと国体のときに、あと丸2年あるのですけれども、雨天の練習のときに軟式野球のチームが結構窓がなくて、壁が高いので、バッティングは難しいと思うのですけれども、雨が降った場合にキャッチボールとか、そういう軽い練習はできると思います。ところが、生涯学習課長にも話しましたけれども、50個の照明のうち17個が切れています。ただ、益子の予算だけでは大変だと思うので、かなり大工事になると思うのです。費用はちょっと分からないのですけれども、ずるしてしまうのですけれども、これに便乗してしまって、雨天時の練習をするので、照明を直してほしいというようなことをちょっと検討してほしいなと思います。実際どのぐらいの輝度があるか。かなり暗いですよね。5個に1個切れているので、照明としてが5分の4しかついていないということになるので、そういう状況なので、ちょっと輝度を測ってもらって、必要性を訴えて、せっかく半分出るのであれば、今回ではなくても結構ですから、ちょっと検討していただいて、対応していただければ、ほかの教員もいいのかなと思いますので、要望します。  以上です。 ○副議長(髙橋家光) 10款の質疑の途中ですが、10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) AIの件でもう一件ちょっと質問させていただきますけれども、今スマートスピーカーといいまして、例えばこの議事録なんかもパソコンというか、コンピューターが起こしてくれたり、あと英語も自動翻訳してくれるということで、一番問題になっているのがやはりきちんとした日本語を使わないので、AIが間違った訳をしているのに、きちんとした日本語を使わなかった結果が機械が壊れているという現象が起きていて、やっぱり一番大切なのはきちんとした日本語を小学生のうちから5W1Hとか主語、述語とか、そういうのをきちんと教える必要があるというのを非常に今のAIの時代になって問題になっているのですけれども、小中学校での国語力を高める取組というのはどのようなことされているのかお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) 岩﨑議員ご指摘のとおり、今読解力も含めまして非常にご存じのようにOECDの学力到達テスト、残念ながら読解力が急に下がってしまいました。まさに読解力を高めるために5W1Hとか主語、述語の関係とか、国語科の教科書の中で年間指導計画あるいは系統性を持って学習指導やっておりますが、ただ確認を丁寧に各学年ともやっていかないと、ややもすると外国語活動のほうに力が行ってしまうのではないかという不安もありますので、今国語教育についても危機感を持っていますので、ご指摘のとおりだと思います。しっかりとやっぱり先生方の指導力をつけながら、見届けながら、子供たちのそういう力をつけていきたいと思っております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) もう一点質問させていただきますけれども、人生100年時代ということで、生涯学習の中でリカレント教育というのに力入れなければならない時代になっておりますけれども、当町としては今後の取組はどのようにお考えかお尋ねいたします。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) リカレント教育につきましては、12月だったでしょうか、直井議員さんのほうからご質問いただきまして、今学び直しというのが非常に重要視されております。多く社会人の皆様あるいは高校からちょっと大学へ行くのを止まってしまったという方のために放送大学とかそういうのが生涯学習課のほうにたくさんパンフレット来ていますので、そういう機会を提供したり、あるいは個人的にそういう通信をやって自分で次の就職のためのキャリアアップするということは非常に大切な考えであろうかと思いますので、引き続きそういう資料などを提供したりしながら広報、周知を図ってまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 新規事業の中に学校給食材料費として517万予算があります。全協でも資料は頂いておりますけれども、改めて説明をお願いしたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) もう一度お願いいたします。よく聞き取れなかったものですから。 ◆16番(小島富子) 学校給食材料費が新規事業の中に517万ありますけれども、それについて伺いたいと思います。大丈夫ですか。 ○副議長(髙橋家光) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) すみませんでした。こちらにつきましては、4月から小学校側の給食費が300円上がります。中学校側の600円ということで、そのうちの3分の2ということで、小学校につきましては200円、中学校については400円を公費のほうで助成をさせていただいて、保護者の方の負担をそれぞれ100円、200円というふうな形にするものです。 ○副議長(髙橋家光) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) それは資料のほうで少しあれなのですけれども、学校給食センター運営委員会などでも話されてきたものと思いますが、どういう話合いがなされたのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 運営委員会の中での話は、給食費を上げるか上げないかという話になるのですけれども、一応現状での給食費でやっていった場合、今使っている栄養基準というのをちょっと完全に満たしていくのがなかなか難しいということで、その中で今挙がっているメニューと実際に全部取れるためのメニューは、例えばこういうの作れば全部栄養取れていきます、そのための費用は幾らぐらいになりますというような積算と、あとメニュー等、そういったのをちょっとご検討いただいて、結論としてこれぐらいの金額を上げていけばということの内容が話し合われました。なお、その中ではあくまでもこれは令和2年度だけは給食費それでいいのですけれども、その以降の物価上昇も考えて費用の設定もという話もあったのですが、それは物価上昇した段階でその都度その都度考えればいいことなのでということで、今年のベースでどれぐらいかということでご検討いただいて、給食費をそれぞれ300円、600円上げるというふうな形の運営委員会のほうのご意見を頂きました。 ○副議長(髙橋家光) 16番、小島議員。 ◆16番(小島富子) 分かりました。  またそれにちょっと関連するのですけれども、今月10日から休校に小中なるわけですが、その間10日ぐらい多分あると思うのです。それについては、学校給食の納入業者などには影響などはないのかどうかについてお伺いしたいと思います。 ○副議長(髙橋家光) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 当然業者のほうからいたしますれば、予定をしていたところかもしれないのですけれども、ただ益子町の場合は国のほうの要請あってから休校までに10日ですか、時間があるということで、速やかに決定して、いつからですということでお伝えしたところ、業者のほうでは特に影響はないというふうに聞いております。 ○副議長(髙橋家光) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 個別にというよりも、せっかくなのでといいましょうか、町長のほうの所信表明のほうでも教育行政のことも触れておりましたが、改めて教育長の次年度予算に対しての全体的な思いといいましょうか、重点的なもの、そういったものをお話しいただければなと思います。 ○副議長(髙橋家光) 教育長。 ◎教育長(岡) こういう場を与えていただきまして、大変ありがとうございます。  今回一番大きな目玉であるのは、GIGAスクール構想でございます。益子町といたしましても、財政当局の大変な中で順次この情報教育については力を入れて取り組んでまいりましたけれども、今回一気にこうなりましたので、これを優先させていただいたということであります。先ほどの岩﨑議員のご質問にお答えしたとおりでありまして、これから子供たちが自分の頭でしっかり考えて、そして判断し、そしてしっかりと自分の学びを保障するような、そういう場の一つとしてこの情報教育というのは欠かせないものであろうと。  しかし、これだけやっているわけではありませんので、それと併せて今力を入れているのは、先ほどこれもご質問ありましたように、コミュニティスクールであります。私は、地域創生の鍵はコミュニティスクールにあると思っています。本気になって自分たちの学校残すのだと、そのために何が地域でできるのかということが非常に大事だと思っています。県も遅ればせながら来年からいよいよ3年がかりでコミュニティスクールの指導に入るということ言ってきました。しかし、私たち益子町は、もう来年度スタートしましたら3年計画、県が考えている2022年度までには一応全ての学校でコミュニティスクールを進めていきたいと。そして、何としても子供たちの学びや、子供たちが育った環境の下で一人でも多くの子供たちがそこで育って地域を大事にしてもらいたいということを2つ目として考えております。  3つ目は、心、体、学力です。このバランスの取れた教育をしていかなければならないと思っています。どれが1つ前に出ても駄目でしょうけれども、その基本はやっぱり体。体が健康でないと、いい考えも浮かばない、やろうとする意欲も起きないということで、その学びに目覚めるような、そういうお子さんをつくっていきたいなと、そのように思っております。知、徳、体のバランスを整えながらということでご理解を頂きたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 10款の質疑の途中ですが、11款に入ります。  11款災害復旧費から14款予備費までの説明を求めます。  建設課長。 ◎建設課長(飯村) 72ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございます。予算資料につきましては21ページをご参照願います。1項1目公共土木施設災害復旧費につきましては、15万円の増額で666万円の計上でございます。人件費の増額によるものでございます。  2項農林水産業施設災害復旧費でございます。1目並びに2目につきましては、科目存置でございます。  以上でございます。 ○副議長(髙橋家光) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 73ページをお願いをいたします。12款1項公債費、1目元金につきましては、前年比318万2,000円増の6億8,620万7,000円の計上でございます。地方債の元金償還に要する経費でございます。  2目の利子につきましては、前年比608万3,000円の減額で3,193万2,000円の計上で、地方債の利子償還に要する経費でございます。  13款諸支出金、1項1目財産取得費につきましては、前年比1,633万6,000円減の16万円の計上でございます。前年度は、学校給食センター隣接地の用地取得費を計上しておりましたので、その分が減額となってございます。  14款予備費につきましては、調整によりまして2,753万2,000円を計上しております。  なお、74ページから82ページには給与費明細書、83ページには債務負担行為に関する調書、84ページから90ページには地方債に関する調書を掲載をしております。また、91ページ、92ページには参考資料といたしまして歳入歳出の分類内訳表を掲載をしておりますので、ご参照お願いをいたします。  以上で令和2年度益子町一般会計予算についての説明を終わります。 ○副議長(髙橋家光) 説明が終わりましたので、本日の会議を終了します。  本日はこれで散会とします。               散会  午後 3時56分...