益子町議会 > 2018-03-12 >
03月12日-議案説明・質疑-05号

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  1. 益子町議会 2018-03-12
    03月12日-議案説明・質疑-05号


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    最終取得日: 2021-05-11
    平成30年  3月 定例会(第157回)        平成30年3月益子町議会第157回定例会会議録                                平成30年3月12日(月)出席議員(16名)      1番 直  井     睦         2番 髙  橋  家  光      3番 磯  部     浩         4番 髙  野  美  晴      5番 小  島  久  之         6番 髙  橋  美  江      7番 日  渡     守         8番 岩  﨑  秀  樹      9番 河  原     誠        10番 星  野  壽  男     11番 加  藤  芳  男        12番 長  岡  景  介     13番 黒  子  秀  夫        14番 髙  橋  正  則     15番 小  島  富  子        16番 廣  田  茂 十 郎欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    法 師 人       弘       教  育  長    岡       良 一 郎       総 務 部 長    加   藤   一   美       民 生 部 長    櫻   井   弘   美       産 業 建 設    大   内   正   美       部     長       総 務 課 長    加   藤   友   之       企 画 課 長    日 下 田       純       税 務 課 長    冨 賀 瀬   章   二       住 民 課 長    大   塚       栄       環 境 課 長    仁   平   勝   雄       健 康 福 祉    小   堀       浩       課     長       高 齢 者 支 援    和   久       努       課     長       農 政 課 長    河   原       平       観 光 商 工    髙   濱   文   夫       課     長       建 設 課 長    大   関       保       会 計 管 理 者    永   嶋   祐   子       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    木   村   明   美       課     長       生 涯 学 習    櫻   井   英   樹       課     長       監 査 委 員    大   槻   征   夫事務局職員出席者       事 務 局 長    櫻   井   省   吾       次     長    梅   津   か ほ る               開議  午前10時00分 ○議長(髙野美晴) ただいまの出席議員数は16名です。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ○議長(髙野美晴) 日程第1、議案第28号 平成30年度益子町一般会計予算を議題とします。  それでは、議案第28号の歳出について、5款労働費及び6款農林水産業費の担当課長の説明を求めます。  観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 43ページをお願いいたします。5款労働費でございます。1項1目労働諸費につきましては、22万4,000円増の777万9,000円でございます。1目での事業内容は、雇用の振興に関するものでございます。増額分は、次のページの負担金でございまして、真岡共同高等産業技術学校に係る芳賀地区広域行政事務組合労働費としての負担金でございます。経費といたしましては、人件費と求職者向け人材育成などのセミナーへの委託料でございます。  5款は以上です。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 6款農林水産業費になります。なお、予算資料につきましては10ページからになります。6款農林水産業費のうち1目農業委員会費につきましては、昨年より47万2,000円増の2,838万円でございます。1目での事業内容は、農業委員会に係ります職員の人件費、農業委員、農地最適化推進委員の報酬や農業委員会の事務、OA機器リース料、それと研修費用等になります。45ページのほうをお願いいたします。11節需用費のうち消耗品費につきましては、昨年は農業委員の改選に伴う委員さんの消耗品がありましたが、今年度につきましては減額になっております。  2目農業総務費につきましては、昨年より1,907万3,000円減の1億81万8,000円でございます。2目での事業内容は、職員の人件費や農業における米麦の振興と農家育成のための事業、組織、団体への補助金、交付金が主でございます。減額の主なものといたしましては、職員の給与と手当、事業につきましては予算資料の10ページのほうの下から2段目、機構集積協力金が昨年に比べ997万4,000円ほど減額してございます。  46ページをお願いいたします。3目農業振興費につきましては、昨年より829万9,000円減の3,407万1,000円でございます。3目での事業内容は、地域おこし協力隊員の活動に係るものと農作物の生産振興施策に対する補助金、交付金でございます。減額の主なものといたしましては、地域おこし協力隊員の1名減による人件費、補助金、それと13節委託料で昨年度、単年度事業で実施しました道の駅の事業効果分析、それと指定管理料の減によるものでございます。なお、新規事業につきましては露地野菜生産共給スタートアップ支援事業で、露地野菜の収穫機の導入でございます。また、益子町五穀豊穣を祝う会交付金につきましては、平成30年度、皇居に米と粟の献納を町内の農家が行うことになり、その式典費用の2分の1を負担するものでございまして、事務局はJAはが野となります。  47ページをお願いいたします。4目畜産業費につきましては、昨年より337万円減の274万4,000円でございます。4目での事業内容は、畜産関係団体への補助金と平成29年度から31年度にかけ、芳賀町に栃木県畜産公社が整備します食肉センターへの補助金でございます。食肉センターへの建設費補助金が163万円増額でございます。なお、昨年は食肉センターの出資金500万円がございましたけれども、今年度につきましてはございません。  5目農地費につきましては、昨年より596万6,000円減の1億8,979万4,000円でございます。5目での事業内容は、農地の整備事業と維持管理に係る補助金、交付金、それと農業集落排水事業の繰出金でございます。減額の主なものといたしましては、平成15年度から償還しておりました国営芳賀台地土地改良事業負担金、これが平成29年度で終了したためでございます。増額となった事業といたしましては、予算資料の11ページ、それの一番下にあります多面的支払交付金事業でございまして、4,189万円の増額でございます。また、新規事業といたしましては、13節の委託料で里西地区の畑地帯整備のための調査業務を行う畑地帯整備推進モデル事業、それから負担金、補助及び交付金で農業競争力強化基盤事業土地改良施設維持管理適正化事業がございます。農業競争力強化基盤整備事業につきましては、県営圃場整備事業益子西部地区と小泉・本沼地区の事業負担金で、事業費の12.5%になります。土地改良施設維持管理適正化事業は、七井地区のため池の補修工事で、事業費の5分の1の補助でございます。  続きまして、6目農道整備事業費につきましては、昨年より4,643万1,000円増の6,295万5,000円でございます。予算資料は13ページとなります。増額理由としましては、農地耕作条件改善事業でございまして、益子西部地区内の農道整備事業で町の単独事業工事費、それと県営の事業負担金でございます。町単独事業のほうは、北益子地区の舗装工事1,349メートルでございます。県営事業につきましては、塙、星ノ宮地区の1,000メーターの舗装工事に係る負担金で、事業費の25%となります。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 48ページをごらんいただきたいと思います。2項林業費でございます。1目林業総務費につきましては、334万円減の861万9,000円の計上でございます。1目の主な事業内容でございますが、林業行政に係る負担金が主な経費でございます。減額の主な要因は、人件費によるものでございます。予算資料は、12ページに記載してございます。  2目林業振興費につきましては、297万8,000円増の1,771万1,000円の計上でございます。2目の事業内容は、森林整備に係る経費を計上しております。増額の主な要因は、交付金の元気な森づくり県民税事業の増額によるものでございます。予算資料につきましては、12ページとなります。  6款の説明については以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 説明が終わりましたので、これから5款及び6款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) それでは、まず1つ、44ページで先ほどご説明ありました5款1項13節の委託料の話ですが、求職者へのセミナーの委託ということでありましたけれども、最近私の知り合いでも職を求めている方が何人かまた改めて出てきまして、ある程度年齢もいっている方なのですけれども、そういった意味で求職者のセミナーは大事だと思うのですが、今現在益子町での失業率といいましょうか、その辺の求職をされている方の割合的なものが、傾向がどのような状態になっているかというのがちょっとわかりましたらお願いします。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 益子町の失業率というのは、ちょっと把握はしていないのですけれども、全国ですと失業率は2.4%という数字を伺っておりまして、逆に失業率ではなくて求人のほうの数字というのは益子のほうもいただいておるのですけれども、結局職を求めるほうの関係なのですけれども、それですと益子町ですと334人の方が職を求めていると、そして益子町の有効求人倍率ですと0.81という数字にはなっております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) そうしますと、この0.81という数字は多分よくなっている数字だと思うのですが、現実的にこのセミナーで使う求職者のためのセミナーはどのような内容かお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 一番人気があるのは、やはりビジネスパソコン関係などが人気があります。それから、いろいろ行っている中では接客マナーの講座とか、あとは履歴書の書き方、そのようなもの、それから片言の英会話とか、そういうものを行っております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 予算資料の10ページになりますか、まず最初に地域営農集団連絡協議会という項目がございますけれども、新ましこ未来計画において成長産業として農業の確立ということで、集団、組織の育成とか、法人化の推進を進める事業かと思います。ここで20万円計上されているのですけれども、この事業はどのようなことを実施されるか、まず伺います。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) これにつきましては、益子地区に今7つほど地域営農集団、法人と集団でございますけれども、そちらのほうの連絡協議会ということで、主に研修なのですけれども、そのほか意見交換会とか、そういうことを行いまして、農業者相互意見調整等を行っておりまして、事務局につきましては農協さんのほうでやっていただいておりまして、町からは補助金という形で出しているような状況でございます。
    ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 先進地視察ということで実施団体が農協ということで、どのように活用されているかは非常にここでは答えてもらうことは難しいかと思うのですけれども、集落営農の組織、先進地を視察されているということで、生の情報を得られるということですので、集団組織の育成、またこれから法人化等に向けて推進活動を活発、ここで本当は聞きたかったのですけれども、農協さん主体ということで活動内容ついてはよくわからないと思いますので、これからも補助金出すだけではなくて、その辺のJAとのフォロー関係もよろしくお願いをいたします。  次に、もう一点よろしいでしょうか。同じ10ページになります。農業経営基盤強化資金利子助成についてなのですけれども、この事業は農林水産省の資金利子事業で多分、私わからないのですけれども、スーパーL資金時の金利補助かなと思っているのですけれども、それでよろしいでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) そのとおりでございまして、スーパーL資金8件分の利子補給となってございます。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 8人さんがご利用されていると。L資金の場合は、非常に高額な資金借り入れということで、非常に助かっているのではないかというふうには推測されます。8人なのですけれども、総額ではどのぐらい利用されているか大体わかりますか。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 総額については、向こうのJAさんのほうからちょっと資料が届いていないものですから、あくまでも利子補給金の補給明細しかないものですから。申しわけございませんが。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) わかりました。ただ、補助限度額が非常にこの資金に関しては高額だと思います。多分個人というか認定農業者か、あれは3億で、法人だと10億まで限度額があると思いますので、その辺をちょっと確かめたかったということでございます。  では、3点までですので、あと1点だけ質問させていただきます。経営所得安定対策推進事業、約500万円計上されているのですけれども、平成30年度からは米の直接支払交付金、10アール当たり7,500円でしたっけ、が廃止となるようでございます。これからは、行政による米の生産数量目標配分がなくなりまして、国が需給見通しを踏まえて農家が自主判断で農産物の、お米ですか、特に。生産を行う必要があるというふうに聞いております。したがって、主食用米以外の多様な品目への作付転換が今年度から要求されるかと思います。そこで、戦略的作物に対する助成、それとか産地交付金対象品目の見直しも行われると思いますが、この事業をどのような形で有効に活用するかについてお伺いをいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) まず、この経営所得安定対策推進事業費につきましては、町の再生協議会、そちらのほうに補助金として出して、それを活用して事業を行っているわけでございますけれども、産地交付金につきましては今年度から県のほうの負担割合が少なくなって、補助金で町のほうに来る金額が多くなったわけでございますけれども、今まで同様、転作作物、産地交付金につきましては今までと同額程度お支払いするというようなことで現在のところ計画しているところでございます。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) そうすると、補助金に対しては県のほうは少なくなるけれども、農家としてはこちらの負担があるので変わらないということで理解をいたしました。  それと、国の需給見通し、今年から作付参考値をもとに町の再生協議会がお米の生産、周知をしながら作付するようになってくると思います。この場合、まだなかなか農家の方に周知徹底されていないため、不安に思っている方がたくさんおられるようでございます。どのような形で、先ほどの戦略的作物とかに作付転換というのを含めて、農家所得の低下を防ぐというような形では取り組みとしてはどういうことをされているのかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 先月の27日に農政協力員会議を開催いたしまして、毎年出していただいている作付計画書、休耕を書いて出していただく票があるのですけれども、それを農家の方に配付して3月の19日の週から回収するわけでございますけれども、その農政協力員さんの会議の際に説明をいたしまして、それとチラシ、そういうものを配付して周知を図っているところでございます。なお、いろいろやはり今年度については自由につくっていいのかというような問い合わせ等も町のほう、それから農協さんのほうございますので、その辺につきましては配分と参考通知というふうに内容は変わりましたけれども、言葉、やることについては今までと同じようなことでやってくださいということで、必要な消費量から1割ふえれば2,000円から3,000円は価格が落ちてしまうので、昨年同様参考数値ということで守っていただきたいということでのお話、周知をしているところでございます。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 3項目めなので、以上で終わりにしますけれども、やはり農家の方は情報が前々からいろいろ広報はされているのですけれども、どうもまだわかっていない方、私を含めて、が今でも不安に思っているという状況がございますので、まずは情報の提供ということをよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 47ページお願いいたします。6款1項4目でございますけれども、食肉センターの件です。昨年が500万円出資金を出したということで、今年度は163万円というご説明をいただきましたが、この食肉センターの事業内容であるとか、それから規模であるとか活用方法についてお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) これにつきましては、設置場所につきましては芳賀町の、前は畜産の研究センターがあったところなのですけれども、そこのところのうちの約10ヘクタールの敷地を活用しまして、屠畜場をつくる予定になってございます。事業費につきましては、総額で124億円で、オープンが平成32年の4月にオープンするという予定でございます。なお、処理能力なのですけれども、屠畜量は牛で1日65頭、豚につきましては1日2,000頭、それだけの解体処分のできる規模ということで、今まで県内に3つあった屠畜場が全て廃止されまして、県内の屠畜場がここ1カ所に集約されるというような内容でございます。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 事業内容は了解いたしました。今後またオープンが平成32年4月ということで、まだまだちょっと時間がかかるようなのですけれども、この負担金については毎年どんなような割合で、栃木県全ての各市町に分配されるという、分担金はそんな考え方でよろしいでしょうか。それから、その配分の割合はどんなふうな決め方なのかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 負担金につきましては、あくまでも平成31年度までの、29、30、31年度の3カ年ということでの補助金の支出になります。なお、昨年出資金ということで町のほうで500万円を出してございますので、32年度以降の支出ということは現在のところ予定はございません。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 現実的に益子の町内ですと、お肉関係、給食もお肉使うと思うのですが、その影響的なものとか、そういうものに携わる事業者さんにどのような影響が出るかお伺いします。メリット面デメリット面という感じで教えていただければ。わかる範囲で結構でございます。メリットが多ければ非常にいいのですけれども。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) あくまでも屠畜場、解体のものですから、小売ですとか販売とかに係るようなものの影響というのは今のところ懸念されているものはないのかなというふうには感じております。ただ、別の影響として問題視されましたのは屠畜場からの排水です。それが、小貝川のほうに流されてくるということなものですから、その辺で逆に農家の方がどうなのかというような問題もあったのですけれども、それは国の基準より厳しい中で浄化して放流するということなものですから、とりあえずは安心した中で建設していただくようなことになってございます。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) 同じく47ページになりますが、6款1項3目19節の負担金、補助及び交付金の中で道の駅企画展示事業に300万出ておりますが、30年度の企画展示事業について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) まだ企画展示につきましては詳細な内容が決まっていないということで、企画展示とあわせてワークショップなどを実施していくということで、まだ企画展示の詳細については決まっていないということでございます。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) 詳細は決まっていないということですので、29年度も企画展示、割と評判聞くとよかったようで、益子焼の歴史とか、いろいろ道の駅を利用してそういった企画展示がありました。ぜひ今年も有意義な企画展示をしていただきたいと思います。詳細は、わかり次第議会のほうにもお知らせいただければありがたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) やはり今の場所と同じところなのですけれども、負担金、補助金の中で多面的機能支払交付金事業なのですけれども、今年度より倍近く予算が組んであるようですけれども、この理由はどういう理由なのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) これにつきましては、平成28年度までは長寿命化事業としまして、要するに水田の水路とか道路とか、そういうハード事業ができたのですが、一度29年度にそれについてはなくなりました。30年度から長寿命化事業ということでハード部分の整備、そういうものがまた地元でできるようになったということで、その部分の事業費が増加してございます。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) それでは、補助金がふえたということで、面積はどうなのですか。やる場所はふえているのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 金額につきましては、昨年、29年度につきましてはハード事業をやる場合には、要するに県のほうの補助事業を使ってそういうハードの整備をしてくださいということだったのですが、今度30年度についてはまた28年度と同じような形で地元に補助金をおろしますので、ハード、水路とか道路の整備をしてくださいということになってございます。それと、面積のほうにつきましては、取り組み保全会の数がたしか19だと思うのですが、変わっておりませんので、取り組み面積については特に変更はございません。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 附属資料の11ページの中ほどになります。1項3目交付金の中で五穀豊穣を祝う会ということで、町から2分の1負担ということで250万支出されますけれども、どのような内容になるのか、わかる範囲でお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) まず、米と粟2種類あるのですけれども、式典として行うのは粟については種まき、播種と刈り取りになります。稲につきましては、播種をして、その後田植えをして、刈り取りをするという、その3回が式典にあります。式典のときには、神事というか、宮司さんを呼んで式典をとりあえずやりまして、参集範囲につきましては町、議会、それと奉公者の親類、親族の方、場合によっては地域の方、そういう方を招いた中での式典を挙行するというようなことになるかと思います。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) あと、収穫された穀物は宮中行事で新嘗祭に使われるとは限らないのですか。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) あくまでも皇居のほうに奉納する量は、本当に恐らく2合とか3合とか、そういう箱にしっかり入れた中で奉納することになります。なお、これはほとんど全国で取り組んでいることなものですから、それが同じ日に皇居のほうに集まるということで、量については本当に少ない量での奉納になるかと思います。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) もう一点お願いします。附属資料12ページのほうになります。中ほどの2項2目のアカマツ復活プロジェクトの中で、今現在の進捗状況はどのようになっていますか。お聞きします。 ○議長(髙野美晴) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) アカマツ復活プロジェクトでございますが、今年度より活動を開始しまして、今年度は七井小学校の6年生の児童に益子の森にありますアカマツの枝打ち体験等をしていただきました。それと、先日同じく七井小学校5年生、約60名を対象に、やっぱり会場は益子の森になるのですけれども、その中に抵抗性のアカマツの苗木150本を植樹していただきまして、益子の町木であるアカマツに対しての認識を小学生向けに高めていただいたというところでございます。この活動をこの後同様に30年度は学校をかえまして益子小、その後西小、田野小とかえて同様な形をやっていきたいという考えでございます。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 復活させるということで、長い年月が必要となってきますけれども、その継続性もとても大切になってきますので、育成させるそういう段階でも毎年毎年必要になってくると思いますけれども、そういうところではどうでしょうか。まずは植栽ということでよろしいのですか。 ○議長(髙野美晴) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) お子さん、小学生を対象に松に触れていただくということをまず初めにやっていきたいなと考えております。この活動につきましては、益子里山の会の方のご協力もいただいておりまして、維持管理なんかもしていただくという形で、まだ大分、対象が木なものですから、長い年月必要なものですから、その後4年の後はまた活動を考えていこうという考えもございますし、行く行く子供たちが植樹しました苗木が大きくなったら、登り窯等の燃料なんかにも使えればなんていう夢のような構想なんかも考えているところでございます。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 当初予算資料の10ページの中ほどなのですけれども、とちぎ食と農のフェアについてちょっとお伺いいたします。県庁を会場に開催されている事業だと思うのですけれども、ここには各市町のPRコーナーとして我が町の自慢とか伝統工芸品の展示、販売とかされていると思います。昨年で結構ですけれども、町としてこのイベントをどのように活用されたかについてお伺いをいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) これ毎年10月に県庁前広場を利用しまして、栃木県内の市町が集まって農産物等の販売、PRをするわけでございますけれども、益子町のほうもやはり野菜ですとか、あるいはジェラートですとか、あるいは加工品、そういうものを出品しまして、そこでPR活動をしているということでございます。また、芳賀地区が協力しまして、クイズをやって景品を出したりとかをしながら、少しでも芳賀地方の農作物あるいは加工品、そういうものが来場者の方に印象として残るような形でPRをしていっているところでございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 少ない予算で販路を拡大したり、ブランドを図れるというような絶好の機会と思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  それと、次に資料の11ページの一番下の、先ほど星野議員のほうから多面的機能支払交付金事業についてのご質問がございました。私もその中で多面的機能支払交付事業をここに来て組織をですか、益子全体で1つに統合する動きが何かあるというふうに聞いております。しかしながら、今多分益子では19だか20ぐらいの組織があろうかと思いますけれども、現状では組織ごとに約款とか規約とか設けて、それなりの労賃とか事業とか計画を立てて進めていると思うのですけれども、統合を図るに当たってこの辺の調整、整合をどのように考えているのかお伺いをいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 今19団体あるものを町一つの協議会として検討しているわけでございますけれども、ほかの地区でそういう経過で1つにしたというところがございますので、規約とかそういうところにつきましてはそういうものを参考にしながらやっていきたいと思います。なお、この1つにすることの利点といたしましては、今までは1つの団体が例えば資金が不足してしまってできないということには、そのできないままで終わってしまったのですけれども、今度1つの協議会にした場合にはほかの地区のほうで、例えば執行残で余っているお金があれば、それを足らないところに融通できるということになりますので、その辺のところの相互間のお金のやりとり、そういうところはできるようになりますので、その辺では利点というのがあるのかなというふうに考えております。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) そうしますと、19団体が補助金をいただいたものを補助金が余れば返さなくてはいけないと、それを融通をきかせて有効に活用できるということで理解してよろしいでしょうか。  それと、この事業は土地改良事業とも深く関係しているかと思います。水路の維持管理等々で使っているところが多いかと思います。先ほど言いましたように19団体ということで、益子全域の土地に対しては何%ぐらいかわかりませんけれども、多くても7割ぐらいかなというふうには思っているのですけれども、そうしますと約3割のところがこの事業を活用していないと。そうすると、私気持ちがちっちゃいので、私ぐらいかもしれないのですけれども、多少不公平感が感じられるのかなというふうなところはあるのですけれども、その辺のところに関して今後どのような取り組みをなされていくのかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 大体19団体で、今町の耕地面積のカバーしているのが約6割弱ぐらいでございます。今後につきましては、やはりこの多面的は農地を守るということと、当然景観、そういうものを守ることもこの中に入ってございますので、できれば全町的に取り組んでいただくような形で希望を募ったりしながら、少しずつできれば全町一帯がこれを取り組んでいただくような形での推進、そういうものをしていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) この事業は、本当に今言いましたように景観、それと保全に関しても非常に使い勝手もよく、町のためにもなる事業だと思いますので、今後とも推進をよろしくお願いして質問を終わります。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 47ページ、6款の農地費の中に芳賀台地土地改良区関係のものがございます。先ほど償還金は昨年で終了したということで説明がありましたけれども、今年度の11ページの資料の中に国営造成施設管理体制事業、また芳賀台地に関係するところが3点ほどありますが、昨年度金額とまた違う部分もあるのです。その辺の違いの説明と、あと償還金が終了しましてその分はどのように、今年度は農地費にだけというわけにはいきませんが、どのようなお考えで予算をつくったのかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 芳賀台地関係の負担金、3件ほどございますけれども、まず最初の国営造成施設管理体制整備促進事業、これにつきましては芳賀台地のほうで行うソフトというか、会議等の負担金でございます。  それと、芳賀台地地区基幹水利施設管理事業でございますけれども、これにつきましては芳賀台地の水をくみ上げたりするポンプとかモーターとか、そういうものの修理、修繕、これは単年度で出てきたものに対しての負担金でございます。  それと、芳賀台地ストックマネジメント事業でございますけれども、これにつきましては長寿命化事業ということで、計画的に老朽化して修繕が今後必要だというものを事前に対応して修繕しているということの負担金ということになってございます。  あと、償還金につきましては終わりましたけれども、今度新たに小泉・本沼地区の畑地帯の整備事業を始めたりですとか、あるいは里西地区、そちらのほうでも畑地の土地改良の機運等が高まっておりますので、そういうものを推進しながら農作物の作付、振興とあわせながら進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) イノシシのことをそういえば聞いていなかったものですから、総体的にイノシシ対策、現状とこの予算に対しての内容をお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) まず、イノシシの現状の捕獲頭数でございますが、昨年度1年間291頭ほどございましたが、今年は2月末現在で249頭でございます。捕獲の状況でございますが、昨年は12月ぐらいから3月ぐらいまで大体100頭ぐらいとれまして、暮れから大分伸びがあったのですが、今年度の場合それほどではございませんでして、秋までは昨年以上に捕獲の伸びがあったのですが、ここのところは落ち着いているという感じでございます。ただ、3月に入りましてまたとれ出しているので、最終的には昨年度近くになるのかなという状況でございます。  それから、今年度より予算化させていただきました狩猟免許の捕獲の補助関係でございますが、新規に5件の予算化をいたしましたが、今年度4人の方が新たに免許を取りまして補助申請をいただいているところでございます。登録の方法については、今年度現状の39名猟友会でございまして、その方と新たな4名の方、皆さん登録等の補助申請も順次されている状況でございまして、ほぼ予算どおり消化されるのではないかなという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) そういう状況を踏まえて、改めてこの30年度の予算の中ではほぼ同じ内容とは思いますけれども、その辺のちょっとご説明をお願いします。 ○議長(髙野美晴) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 予算の数字的には、今年度と同じような状況でございますが、単に捕獲して殺したり、埋めたりするだけではなく、那珂川町に肉として出しているものもございますが、それについて今年度後半、那珂川町のほうでちょっと集まりが悪いというか、40キロ以上で集めているのですけれども、ちょっと肉の集まりが悪いので、全体的に捕獲が減っているので、30キロ以上で3月いっぱいやりたいという連絡が入っているのですけれども、それについても猟友会の方には30年度はある程度のキロ数がとれたものは極力回していくような形で、今のジビエのいろんな話も聞きますので、そういうご活用にも進めていきたいなというふうに考えております。 ○議長(髙野美晴) 5款及び6款の質疑の途中ですが、7款に入ります。  7款商工費の説明を求めます。  観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 49ページをお願いいたします。7款商工費でございます。1目商工総務費につきましては、427万6,000円増の8,998万4,000円でございます。1目の事業内容は、観光商工課の総務費として人件費に係るものでございます。  2目商工振興費につきましては、1,071万9,000円増の7,519万4,000円でございます。増額の主な理由は、21節になりますが、貸付金が前年度より1,000万円ほどふえたものです。これは、大塚実基金貸付事業によるものでございます。2目の事業内容は、商業、工業の振興事業に関するものでございます。補助金及び貸付金が主な経費で、予算資料では12ページをお願いいたします。益子町商工会運営補助金、プレミアム商品券発行事業補助金、益子町中小企業振興資金貸付金などを計上いたしました。  3目観光費につきましては、9,144万4,000円増の1億4,905万7,000円でございます。3目の事業内容は観光の振興に関するもので、予算書50ページ、それから予算資料13、14ページをお願いいたします。増額の主な理由としては、委託料の平成館に関する業務、工事請負費の平成館改修工事(第3期工事)、それと備品購入費などでございます。また、観光協会への補助金、土祭2018、DC実行委員会などへの交付金なども計上いたしました。  4目フォレスト益子管理費につきましては、167万1,000円減の585万3,000円でございます。4目の事業内容はフォレストの運営、管理に関するもので、減額の主な理由は修繕料でございます。前年度は、ガス器具、電気配線を覆っていた鉄製ヤードの塗装を行ったものですが、今年度はこのような大きな修繕が予定しておりません。また、主な経費として51ページになりますが、光熱水費及び施設管理の委託料などを計上いたしました。  5目陶芸メッセ管理につきましては1,483万円の減額で、5,598万円でございます。5目の事業内容は陶芸メッセ・益子の管理に関するもので、減額の主な理由は旧濱田邸の茅葺屋根の修繕工事が29年度で終了したことによるものでございます。主な経費といたしましては、賃金、需用費、52ページになりますが、施設管理の委託料、陶芸美術館の展示品充実のための備品購入費及び陶芸美術館企画展、国際工芸交流館事業のための交付金などを計上いたしました。  6目芳賀地区消費生活センター運営費につきましては、7万円増の624万2,000円でございます。6目の事業内容は、芳賀地区消費生活センターの運営に関するもので、主な経費としては人件費、需要費などを計上いたしました。  7款は以上です。 ○議長(髙野美晴) 休憩をします。               休憩  午前10時58分                                                          再開  午前11時15分 ○議長(髙野美晴) 休憩前に引き続き会議を再開します。  説明が終わりましたので、これから7款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  7番、日渡議員。 ◆7番(日渡守) 全協の資料等を見ていましたところ、陶芸美術館美術作品購入関係で1,000万円ですか、という項目等計上されていますけれども、内容等についてお聞きします。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) こちらは、2020年に向けて今陶芸メッセのほうではイギリスの陶芸、それからリーチ関係の展示会というのを企画しております。それで、その中でリーチ先生の作品というのを今こちらのほうでは考えていることでございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 7番、日渡議員。 ◆7番(日渡守) あわせて、同じく国際工芸交流事業ということがありまして、交付金等ありまして、今年の予定といいますか、実施内容等についてお聞きしたいということです。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 30年度に関しましては事業が決まっておりまして、イギリスの方3名、陶芸家なのですけれども、まず2人の方が公募という形で応募がありまして、マシューさんという方、4月から5月、それからカールソンさんという方、この方が6月から7月まで公募という形で来ていただきます。それから、ペニー・シンプソンさん、ペニーさんという方が9月から11月にかけて、招聘ですけれども、来ていただくということで3名の方を予定しております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 3目の観光費について、少しお伺いしたいと思います。  昨年度より観光戦略会議進めておられるとは思いますけれども、その進捗状況をお聞かせください。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長
    観光商工課長(髙濱) まず、事務局サイドで観光の戦略に関する骨子というのですか、そちらのほうをまずつくっております。事務局サイドなものですから、こちらのほう内容を検討ということで、戦略会議のもう一つ前という形になるのですけれども、打ち合わせという形にはなるのですけれども、今週の金曜日ですか、そのときに観光協会長さんとか、それから販売店組合さん、それから共同組合さんとか、そういう役職の方ちょっと来ていただきまして、我々事務局サイドでつくった骨子というものを検討、打ち合わせ、見ていただくというふうにちょっと考えております。それから、我々今考えている戦略会議の中では、実質的にはもっと役職の方だけではなく、もう少し例えば実務的にできる方、実践的にできる方、年代も比較的若い方々なんかも含めて人選というのも考えております。そういう面での相談というのを金曜日にちょっと打ち合わせしたいと。あと、もう一つは、山田桂一郎さんという方、以前講演していただいたのですけれども、この方を外部のアドバイザーという形で考えておりまして、この方のアドバイスなどを受けながらも戦略会議、本格的には次年度になりますけれども、そちらのほうを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 来年度におきましては、デスティネーションキャンペーン、土祭、また1年後に控えています平成館のオープン、めじろ押しになっていますので、ぜひよい議論ができるようにお願いしたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 起業支援補助金について、資料の12ページ関係だと思うのですけれども、益子町の起業支援補助金交付要綱ですか、この検討が今後なされるというふうに聞いております。町内には、すぐれたプランをお持ちの方がたくさんおられて、その人たちの芽を摘むことのない、使い勝手のよい制度が求められるというふうに考えております。今後検討されるということで、詳細はまだわからないと思うのですけれども、町の基本的なお考えをお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 今までの起業支援は、それほどいろんな条件がなくしてかかった費用の3分の1ということで、そして上限が100万ということで支援をしていたわけでございますが、やはり5年後ですか、始まりましていろんなケースが出てきております。その中でこの補助金の審査会の委員さんの中からも一律的に100万円まで支援するのではなく、もう少しめり張りをつけた支援の仕方もということがご指摘がございました。それで、100万円という限度は同じなのですけれども、その中で少し分けまして、基本ベースがありまして、基本ベースを決めまして、そこに例えば空き店舗を使えば10万円なりの支援をする。それから、年齢が若い方、40歳以下の若い方なんかにはやはり幾らかの加算をすると。あと、商工会の指導、経営とか、指導を受けていれば幾らかほどの加算があるという形で、一律的ではなく、基礎にプラス加算をしてというふうに内容を変えて、より起業に積極的にやると言うとあれかもしれませんけれども、本当に頑張ろうという方のほうには多くの支援をできるような形ということで要綱の改正を考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 総額では、今までと同じ100万ということで安心はしましたけれども、詳細についてはいろいろ積み上げ方式ということで、この事業は町の活性化に非常に寄与する事業だと思います。余りにも使い勝手の悪い制度にしてしまいますと敬遠されるということにもなりますので、その辺を考慮の上検討をよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 先ほどの日渡議員のところなのですけれども、陶芸メッセのほうでございますが、作品を買われるということはわかりました。陶芸メッセにおきましては24年を迎えられて、当初焼き物の展示だったところから今度織物ですとかガラスですとか版画ですとか、いろいろなものを展示するようになって、5年前から海外の皆様にもご展示をしていただいているような状況だというお話も聞いております。やはり陶芸メッセもいろんな意味で維持費もかかったりとか、作品展示などもするようなのですけれども、そこにあわせて集客のほうですとか、それからこの間新聞のほうではインバウンドもこれからふえてくるということで、タブレットの導入を2月から始めるというような報道もございましたが、この辺も含めて全体的に今後の運営に係る先の予定ですとか、こんなふうに考えているですとか、そのような投資する分の何かメリット、どんなことをやっていくのかとか、そのあたりお聞かせいただければと思います。 ○議長(髙野美晴) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 陶芸メッセの入場者に関しましては、やはり23年度、震災のとき1万7,000人という数字だったのですけれども、今年の1月現在ですけれども、2万4,000人ほどになってきているということで、若干なりとも当時よりは上がってきたかなというふうに考えております。確かにお客様を呼ぶのには、益子の場合陶芸美術館ということで、陶芸ということは当然中心にはなるのですけれども、さすがにそれだけですとやはり多くのお客様が続けて来ていただくというのは難しいかなと思いまして、昨年度の日下田さんの藍染めとか、そういうものを行ったりとかしております。また、工芸国際交流館がございますので、そちらのほうで工芸というのも一つのキーワードになってくるかと思っております。ですので、工芸関係のやつも、陶芸が主でありますが、そちらのほうも展覧会、企画展としては必要かなという感じは思っております。先ほども申しましたけれども、当面的には2020年、オリンピックに合わせて、それからイギリスの陶芸展、こちらのほうが比較的大きな陶芸展ということで予定はしております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) いろいろとやはり海外のお客様もふえてくるということも含めてタブレット導入もされたと思いますが、利用状況もこれから数字が出てくるかと思うのですけれども、ぜひ多くの方にご利用いただけるように何か企画、いろんな部署をまたがってできるようなこともあると思いますので、ふるさと納税のほうを絡めることももしかしたらできるかもしれませんし、集客もあわせた陶芸美術館の活用というものも考えていかれると非常によいのかなというような気がいたしております。そんなことで、あと25周年という事業とか、そういったイベント的なものも周年事業なども重ねてやっていかれると、とてもプラスになるのではないかなというふうに考えておりますが、そのあたり何か、先のことですけれども、周年事業などの予定などはございますでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 法師人副町長。 ◎副町長(法師人) 25周年事業につきましては、ちょうど平成30年が25年なのです。今年のイベントについては、全て25周年事業というふうな冠をつける予定でおります。まず、第1番目といたしまして4月の15日から始まります濱田庄司展なのですけれども、これは今まで益子では展示をしたことないものばかりでありまして、アサヒビールの大山崎山荘美術館というのがあるのですけれども、アサヒビールとのつながりがかなり深かったということで、そこで収蔵している作品を全部益子に持ってきていただきまして、それを展示をする。益子初めての展示という予定であります。それを初めとして、従来から行っておりますイギリスを中心とした海外の作品ですけれども、そういうものも含めまして全て25周年記念事業というふうな冠をつけて今年は展覧会を実施する予定になっております。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) すごくそういったことは表に情報もどんどん出していただいて、情報接触度ふやして、たくさんのお客様においでいただけるような取り組みをしていただけるということで、安心いたしました。 ○議長(髙野美晴) ほかに質疑ございますか。               (「なし」の声あり) ○議長(髙野美晴) 7款の質疑の途中ですが、8款に入ります。  8款土木費の説明を求めます。  建設課長。 ◎建設課長(大関) 53ページをお願いいたします。8款土木費でございます。予算資料につきましては、15ページから16ページでございます。1項1目土木総務費につきましては、前年比46万8,000円増の4,345万8,000円でございます。1目での事業の内容は、主に建設課土木職員の人件費及び道路、法定外公共物に係る委託料で、補助金につきましては主に民間住宅耐震関連の補助金がございます。  54ページをお願いいたします。2項1目道路橋りょう維持費につきましては、前年度比208万8,000円増の9,449万2,000円でございます。増額の主な理由は、橋梁のかけかえ工事の増によるものでございます。1目での事業の内容は、主に道路や橋の維持管理費で、道路舗装の補修、橋の保守委託及び工事費でございます。15節工事請負費につきましては、橋梁及び舗装の補修工事費で、主に上大羽の豆田橋橋梁かけかえ工事がございます。16節原材料費につきましては、砕石やコンクリート製品及び道普請事業の原材料購入費でございます。  2目道路橋りょう新設改良費につきましては、前年度比8,904万9,000円減の1億1,825万6,000円でございます。減額の主な理由につきましては、町道45号本沼・追分線の工事の終了及び町道6号生田目・本郷線や町道284号西浦線の工事減による社会資本整備総合交付金を使った道路改良工事や歩道整備工事などの減によるものでございます。2目での事業内容は、道路の新設改良費で設計委託料や工事費及び用地買収費と物件移転補償費などでございます。13節委託料につきましては、道路改良舗装工事や歩道整備工事などの測量設計委託で、新たな路線としまして町道18号七井・大平線、湧井自動車付近の道路の測量を予定しております。15節工事請負費につきましては、町道7号生田目・東田井線、4号栗崎・道祖土線、33-1号大平・北中線、143号北益子・小貝川線の道路改良舗装工事及び歩道整備工事を予定しております。22節補償、補填及び賠償金につきましては、物件移転補償費及び電柱等の移転補償費でございます。  55ページをお願いいたします。3項1目河川維持補修及び砂防費につきましては、昨年同額の20万2,000円でございます。主に小貝川沿線ミニ親水公園の維持管理委託費でございます。  4項1目都市計画総務費につきましては、前年度比1,438万3,000円増の2億834万円でございます。増額の主な理由につきましては、委託料の増額によるものでございます。1目での事業内容は、都市計画全般で職員人件費や委託費及び公共下水道事業への繰出金でございます。予算資料の16ページ、13節委託料のランドスケープデザイン作成業務及びまちづくり構想に関する調査業務が新規事業でございます。56ページをお願いいたします。28節繰出金につきましては、公共下水道への繰出金でございます。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(小堀) 5項1目住宅管理費につきましては62万3,000円の減額で、351万6,000円の計上でございます。減額の主な理由としまして、町営住宅の消防設備保守点検、そして消防設備設置業務の減によるものでございます。こちらにつきましては、町営住宅の維持管理に要する予算を計上しております。予算資料につきましては16ページになります。主なものとしまして、東田井住宅及び星ノ宮住宅の修繕料を計上してございます。  8款の説明は以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 説明が終わりましたので、これから8款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 先ほど課長からご説明いただきました都市計画総務費の中でランドスケープデザインの作成があったと思います。そのランドスケープデザインを作成する上で、必要なものたくさん出てくると思うのですけれども、どのような形でランドスケープデザイン今のところ構想していますか、作成する。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) まず、ランドスケープデザインということなのですが、実際に一般的には都市における公共空間のデザインを指しますが、本計画ではこれからの本町の未来を見据えまして、実際に滞留促進型観光立町に向けて町全体を見渡しまして、長期的視野に立ち、安全、安心と経済成長を支える公共事業のあり方やふるさと集落生活圏としての風景、景観づくりなど、次世代に残るまちづくりデザインを考えております。それで、実際にこれから必要なのは当然皆様の意見、当然聞かなくてはならないと思っているのですが、核としまして実際に委託はするのですが、基本考えているのは小学校単位の地区で多少ある程度地区割りを考えまして、ワークショップなりを考えています。その中で実際に来年度だけではなくて、2年間にわたって考えておりまして、31年度の作成を考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 今の説明であると、町全体のデザインという理解でよろしいのですか。その上で大きな構想になればなるほど、ある程度やっぱり住民との理解というのも必要になってくると思います。その中で景観条例等もこれからあわせて必要になってくると思いますけれども、そちらのほうはお考えはないですか、今のところ。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 今回は、景観条例に関しては計画はないのですが、いずれ検討しなければならないとは思っております。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 同時にやっていただとく理想だと思いますので、そのほうがランドスケープで、大きな建物自体でもランドスケープはあると思います。バリアフリー化とか、空間にマッチしたとか、町全体を考えるのであれば同時に行って、少し同時進行で進めていったほうがはっきりとした計画というか、デザインになると思いますので、そちらのほうを私は望んでいますが、どうでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) おっしゃるように、実際に今後計画だけで実施、50年先、100年先に形をつくるのには当然今議員がおっしゃられたように、実施計画の中で考えていかなくてはならないと思いますので、その中で早目にその辺というか、当然景観条例なんかも検討すべきかと思われます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) あと1つ、まちづくり構想に関する調査業務というのが1,000万ですか、あるのですけれども、これどういう方向で調査というかされるのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) まちづくり構想に関する調査業務なのですが、実際に内容としましては都市計画道路のあり方に関する調査なり分析及び役場周辺地区区画整理事業を含む町中心部のまちづくりに関する調査とか、土地利用、交通ネットワーク、都市施設等の整備構想など、都市再生整備事業関連資料の作成を考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 54ページ、8款2項1目16節の原材料費で道普請事業についてですが、昨年よりはるかに予算も多くとられているのですが、29年度の件数などをお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 道普請事業につきましては、今年度1件でございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) そうすると、町内で2軒以上の整備は済んだということでよろしいのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 実際に整備が済んだというよりも、相談は結構あります。例えば塙地区あたりでも隣接の方とまだ話がまとまっていない方が結構あるみたいで、建設課としては道普請事業が済んだとは思っておりません。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 昨年は、300万の予算とられているのですけれども、1件ということでこれは隣接の方の同意とかもなくてはできない事業だとは思いますが、そういう状況でしたら1軒にも枠を広げていくことも考えていくべきだと私は思うのです。茂木町なんかは、はるかに前から1軒にも道普請事業については実施していると思います。そういうお考えについてはあるかどうかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 考えとしては当面ございません。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) やっぱり町民全体を見渡したときに、住宅が込み入っているところはそういう道普請事業とか、そういうものなくても県道、国道で支障はないと思いますけれども、農村地帯、特に山里のほうは一軒でも、やはり同じ町民ですので、そういうところへも温かい手を差し伸べることも必要だと私は思っております。今後そういうことについても、道普請事業の予算が昨年1件ということでございますので、検討していくことを考えていただくようにしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) 道路橋りょう新設改良費のところで説明ございました。委託料のところで議会でも通りました七井・大平線の測量に着手するということで、これはよいことだなと思っております。工事請負費のほうで今幾つか挙げていただきましたが、具体的に例えば拡幅、ここは歩道を検討とか、その辺の工事請負の内容をもう少しお願いします。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 先ほど申しました工事請負費関係なのですが、町道7号生田目・東田井線につきましては拡幅工事となります。4号栗崎・道祖土線につきましては改良も含むのですが、歩道整備工事、33-1号大平・北中線につきましては局部的な改良工事になります。それから、143号北益子・小貝川線につきましては拡幅の上、道路改良舗装工事を予定しております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 先ほどの直井議員のところのランドスケープデザインについて、ちょっともう少しお聞きしたいのですけれども、ここはやはりこれから町の将来のためにとても重要な事業になるのではないかなと考えています。というのは、先ほどもその中で観光立町ということもその中には入っているというお話がございましたが、町の総生産量を上げていく上でも、やっぱり将来この町にたくさんの人においでいただいて楽しんでいただく、そして潤ったものでたくさんの町民の皆様に幸せな暮らしをしていただくという流れができれば一番ベストではないかなというふうに考えているのですが、その中においてこれから進めることなのですが、今までもまちづくりアドバイザーの深澤直人さんのお名前が出てきたりとか、それから先ほどは観光戦略会議のほうでは山田桂一郎さんというお名前も出てきたりとか、いろんな外部アドバイザーの方のお名前が出てくるのですが、最終的にこれは誰の意見を聞いて、誰がやっていく事業なのかをちょっと確認させてください。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) これは、当然そういう専門の方の意見を聞かなくてはいけないと思うのですが、今のところ検討している方はおるのですが、まだ微妙なところで名前までは言えないものですから、よろしくお願いします。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) すごく重要な案件だと思います。やはり町民の声というのは、私一番大切ではないかなと思いますので、十分に町民の皆さんの声を聞き取った上でのランドスケープデザインにした形で進めていただきたいと。そういった方にばかりお金もうけさせないで、しっかり町民の声を聞いてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 大きい質問から非常に小さい質問で、町道の不具合箇所についてなのですけれども、今年の冬は非常に雪も多かったということで、寒さも厳しかったということで、道路関係もひび割れから出で上がるところとかがありまして、多少壊れた箇所が何件が発生しているようには聞いております。要望措置として町道の事前見回りをするというような前お話を伺いましたけれども、冬から春になったばかりなので、まだ確認はしていないとは思いますけれども、町道一般を確認をされたのか、それとも今後不具合箇所の確認予定があるのか伺います。 ○議長(髙野美晴) 建設課長。 ◎建設課長(大関) まず、今議員がおっしゃっていた不具合箇所なのですが、住民の方からも連絡いただいておりまして、特に今回冬場寒くて出で上がったところがございます。北部地区が結構あるのですが、そういう箇所については既に現地確認しておりまして、今経過を見ているところです。最近暖かくなってきたので、また落ち着いてはきたのですが、その経過の後、今後の対策を考えていくべきかなと思っております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 今回の予算を見ても限られた予算になるかと思うのですけれども、一般生活道路ですので、生活する上には非常に大切な道路ということで、危険等があれば非常に困るということなので、確認の上、早急な必要なところは対処をお願いします。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) 住宅費のことで伺います。  星ノ宮住宅の新しい建物は、今入居状況はどうなっているのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(小堀) 新しいほうの星ノ宮住宅の状況でございますが、現在2戸空き室がございます。2月に募集を、東田井も空き室があるので、あわせて募集はかけたところではございますが、申込者がいなかったという状況でございます。また改めて3月以降、募集のほうをかけたいと思っております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) 今のところは間に合っているようなのですけれども、雇用促進住宅、あれ県から今民間の企業に移ったような感じなのですけれども、そこ町のほうには話は、町でどうですかというような話はなかったのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 法師人副町長。 ◎副町長(法師人) 雇用促進事業団が解散になって、その解散に伴って所在市町村への打診はありましたが、ごらんのように5階建てでエレベーターはついていません。5階建てで中層建築なので、5階までエレベーターなしでもオーケーなのです。それで、エレベーターもなくて、入居者も大変上の階の方はご苦労されているという話も聞いております。それから、建築されてからかなり年数がたっておりまして、これを新たに町営住宅等で活用する場合には補修費がかなりかかってまいります。そんなことを考えますと、今から町で引き受けて町営住宅等に活用するというのはちょっと困難ではないかという判断のもとに、町では払い下げを受けませんという返答をいたしております。ちょっと時期は何年か前なのですが、はっきりしたことは失念しましたけれども、そういう回答をしておりまして、今あの建物はこれから民間にどうかというようなことで動いているように伺っております。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) 私この間行ったときに、何かもったいないような感じはしたのですけれども、逆に重荷になっては、町の負担になっては大変だと思いますけれども、何かあの辺をまた利用してもいいのではないかなとは思ったものですから。わかりました。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 説明の途中ですが、休憩をします。               休憩  午前11時53分                                                          再開  午後 1時00分 ○議長(髙野美晴) 休憩前に引き続き会議を再開します。  8款の質疑の途中ですが、9款に入ります。  9款消防費の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(加藤) では、9款の説明に入ります。  9款1項1目常備消防費につきましては、2,887万8,000円増額の2億6,982万4,000円の計上でございます。予算資料は、16ページからとなります。1目につきましては、芳賀広域消防の管理運営に係る経費を負担金として計上しております。増額の主な理由は、二宮分署の建設によるものでございます。  2目非常備消防費につきましては、40万2,000円増の3,447万9,000円の計上でございます。2目非常備消防費につきましては、消防団運営に係る経費を計上しております。1節報酬で消防団員の報酬を計上。それから、57ページをお願いいたします。9節旅費、費用弁償で火災時や訓練時における出動費用が主なものでございます。  3目消防施設費につきましては、6,706万円減額の2,301万5,000円の計上でございます。今年度の消防ポンプ自動車購入費3台分及び消防団拠点施設建設費がなくなったのが減額の主な理由でございます。3目消防施設費につきましては消防施設に係る経費で、消防ポンプ車や消防団詰所の管理経費や防災無線や消火栓の維持管理経費などの予算を計上してございます。予算資料の16ページにありますが、9款1項3目工事請負費でJアラート受信機更新工事費、負担金で栃木県防災行政ネットワークの再整備工事負担金が新規事業となっております。  続いて、58ページをお願いします。4目水防費につきましては、1万1,000円の計上でございます。  5目災害対策費につきましては、38万2,000円増の284万6,000円の計上でございます。増額の主な理由は、備蓄用食料の補充経費の計上によるものでございます。5目災害対策費につきましては防災に係る経費でありますが、自主防災組織結成に際しての1カ所当たり100万円の補助が主なもので、今年も2カ所を予定しているところでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙野美晴) 説明が終わりましたので、これから9款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) 防災無線のことで、予算もですけれども、外部のスピーカーの音が聞きづらいとか、中の機械の雑音というのもあると思いますけれども、外部のスピーカーが大分聞きづらいというような話も聞こえてくることあるのですが、その辺って何か対策とか、そういう声があったところに対しては何か対処をしているとか、どういうふうにするとかいうのが何かありましたらお願いします。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。 ◎総務課長(加藤) 防災無線の個別受信機につきましては、聞きづらいというか、よく聞こえないということにつきましては外部アンテナというのを立てまして対応しているところでございます。屋外の放送につきましては、ある程度密集地につきましては音を絞って対策をしているという関係もありまして、聞きづらい状況も出てきているという状況も聞いております。ただ、やはり毎日の放送なものですから、音を絞るというのもある程度意味があるということでございますので、そちらのほうで対応しているというのが現状でございます。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) そうしますと、今課長おっしゃられたようにそういう声は実際届いてはいるようで、ただそういう事情で現実的に何か対応するということはできないというか、せずに現状。その辺の説明というのは、言われた方に対してはちゃんとお答えを返されていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。 ◎総務課長(加藤) 住民の問い合わせに対しましては、今お答えしたような内容でお答えをしております。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) ただいま説明の中で災害時の備蓄食料品が、新たにまた買い入れるというお話がございました。災害用備蓄品においても、ある程度賞味期限はあるかと思います。古くなったものがどんどん出てくると思うのですけれども、更新時の、不要とは言いませんけれども、そういうものに対して、食料品に対してはどういうふうな措置をされているのか、廃棄にしているのか、それとも期限切れる前に何らかの有効利用しているのかお伺いします。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。 ◎総務課長(加藤) 防災備蓄品につきましては、平成25年から平成27年の3年間で1年に1,500食程度ということで、全部で4,500食を準備したところでございます。賞味期間が5年間ということで、今年で切れているところでございまして、今回千五、六百食程度補充をするものでございます。今年切れるというのがわかってはおりましたので、昨年の防災訓練のときとか、切れるような備蓄品につきまして、食料、そういったものについて、協力者にお配りをしたり、そういった形で若干でありますが、処分をしたというようなところでございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 2番、髙橋議員。 ◆2番(髙橋家光) 若干は配ったり何かして処分をしていると。では、それ以上は結構です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 以前から女性消防団について私声を上げているのですが、現在はどのようなお考えでおられるのかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。
    ◎総務課長(加藤) 女性消防団という制度もあるのですけれども、益子町の場合には219名ということでの消防団で今までやってきたところでございまして、今のところ女性消防団の配置については考えておりません。消防、防災関係の推進につきましては、婦人防火クラブという組織がございますので、そちらのほうで対応していくという形で考えております。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 確かに婦人防火クラブという形で、そのような仕事をしているのは私もわかっておりますけれども、昨年の12月の行進などは婦人防火クラブも参加して行進されているわけですよね。県内の様子などを見ますと、いろんな市町で少しずつですが、女性消防団というものも配置されてきているのが現実だと思います。それは、やはり男性の消防団ばかりでなく、女性の消防団としての役目もいろいろ必要とされているからだと私は考えております。何も考えていないという答弁でございますけれども、これから2020年のオリンピックなどにも向けて、やはり女性消防団のそういう仕事、内容などもふえてというか、必要とされることもあると思うのです。ほかの市町に乗りおくれないように前向きに考えていってほしいと思っております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) ほかに質問ございますか。               (「なし」の声あり) ○議長(髙野美晴) 9款の質疑の途中ですが、10款に入ります。  10款教育費の説明を求めます。  学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 予算書の58ページをお願いいたします。10款教育費のうち1項1目教育委員会費につきましては、412万円増の1,893万2,000円でございます。1目での事業内容は、教育委員報酬や教育委員会として行う事業が主なもので、新規事業としましては予算資料の17ページ、報酬のうち学校司書の1名増、スクールソーシャルワーカー設置が新規事業となっております。  59ページをお願いいたします。2目事務局費につきましては、93万3,000円増の7,457万3,000円でございます。2目での事業内容は、教育委員会事務局職員及び事務に係る経費として益子町中学生海外派遣事業補助が主な経費でございます。  60ページをお願いいたします。3目学校給食センター運営費につきましては、183万6,000円増の9,000万6,000円でございます。3目での事業内容は、学校給食の調理、配送に係る施設運営管理費等が主な経費で、増額の主な要因はサラダ室用の冷蔵庫購入費を計上したためのものでございます。  61ページをお願いいたします。2項1目学校管理費につきましては、882万7,000円増の1億4,493万円でございます。1目での事業内容は、小学校の施設維持管理、教育環境整備等のための需用費、委託料、使用料及び賃借料等が主なもので、新規事業としましては予算資料の19ページ、使用料及び賃借料のうち各学校1台ずつの電子黒板の増設、予算資料20ページ、工事請負費では田野小学校、益子西小学校、七井小学校への防犯カメラ設置工事、田野小学校体育館屋根改修工事が新規事業となっております。  62ページをお願いいたします。2目教育振興費につきましては、120万6,000円増の2,030万8,000円でございます。2目での事業内容は、外国語指導助手業務委託料、図書の購入費、就学援助に係る扶助費等が主な経費でございます。  63ページをお願いいたします。3項1目学校管理費につきましては、244万6,000円増の8,601万1,000円でございます。1目での事業内容は、中学校の施設維持管理、教育環境整備等のための需用費、委託料、使用料及び賃借料等が主なもので、新規事業としましては予算資料の20ページ、報酬のうち益子町部活動顧問報酬、委託料のうち田野中学校敷地内樹木伐採業務委託、使用料及び賃借料のうち各学校1台ずつの電子黒板の増設、予算資料21ページ、工事請負費のうち益子中学校放送設備改修工事、バックネット解体工事、各中学校の防犯カメラ設置工事が新規事業となっております。  64ページをお願いいたします。2目教育振興費につきましては、59万2,000円増の1,656万8,000円でございます。2目での事業内容は、外国語指導助手の委託料、図書の購入費、就学援助に係る扶助費が主な経費でございます。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 4項1目社会教育総務費につきましては、398万5,000円増の1億4,163万9,000円でございます。1目の事業内容は、職員の人件費や公民館電話料、公用車リース料などでございます。増額の理由は、人件費の増額によるものでございます。  65ページをお願いします。2目公民館費につきましては、28万6,000円減の2,405万5,000円でございます。2目での事業内容は、花いっぱい運動やひまわり、コスモス祭り、地区ぐるみ体育祭、女性講座、遊びの達人講座などの公民館活動でございます。11節需用費の印刷製本費は、豊かな心育成のまち宣言チラシ及びポスターの印刷費でございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、家庭教育学級14学級への補助金、花のまちづくり実行委員会への交付金などでございます。  3目文化財保護費につきましては、136万8,000円減の661万4,000円でございます。3目の事業内容は、文化財保護に要する経費が主なものでございます。66ページの19節負担金、補助及び交付金の補助金につきましては、内町屋台修繕、綱神社、大倉神社茅葺屋根修繕への補助金でございます。  4目町民会館費につきましては、7,423万6,000円減の6,595万5,000円でございます。4目の事業内容は、町民会館の維持管理に要する経費でございます。減額の主な理由は、67ページ、15節工事請負費の減によるものでございます。30年度の工事につきましては、町民会館舞台照明改修及びどんちょうの修繕などを予定しております。  5目文化振興費につきましては、95万1,000円増の541万9,000円でございます。5目での事業内容は、ましこ検定、ましこ世間遺産、町文化祭、移動音楽鑑賞教室、若手音楽家支援コンサートなどでございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり協議会事業交付金などでございます。  6目生涯学習費につきましては、30万1,000円増の235万2,000円でございます。6目での事業内容は、生涯学習の推進、町民大学の開催などでございます。68ページ、19節の補助金につきましては、町民大学卒業生などによるまちづくり活動に対する補助金でございます。  7目改善センター管理費につきましては、64万9,000円減の580万9,000円でございます。7目の事業内容は、改善センターの維持管理に要する経費でございます。  8目営農指導拠点施設管理費につきましては、10万円増の414万4,000円でございます。8目の事業内容は、あぐり館の維持管理費に要する経費でございます。69ページの15節工事請負費につきましては、玄関及び受付周辺の照明増設工事でございます。  5項1目保健体育総務費につきましては、98万5,000円減の1,601万9,000円でございます。1目での事業内容は、スポーツ推進委員の活動、スポーツ教室の開催など、スポーツ振興に関するものでございます。13節委託料につきましては、駅伝大会、少年スポーツ教室、栃木SC支援などでございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、はが路ふれあいマラソン大会負担金、町体育協会補助金、チャレンジクラブ支援補助金などでございます。  2目体育施設費につきましては、2,696万7,000円減の4,044万2,000円でございます。2目での事業内容は、町民センター、南運動公園、北公園の体育施設の維持管理に要する経費でございます。減額の主な理由としましては、70ページ、15節工事請負費の減によるものでございます。平成30年度の工事につきましては、北運動場テニスコート駐車場整備、北運動場外トイレ解体、南運動公園、北公園のトイレ洋式化工事を予定しております。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 説明が終わりましたので、これから10款に関する質疑を行います。  質疑を許します。  11番、加藤議員。 ◆11番(加藤芳男) 68ページの改善センターの中で自習室、学習室というのを新たに設けるということで検討されているということなのですが、その辺の開催内容か時間的なものは何時から何時まであけているのか、ちょっとお願いします。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 改善センターにつきましては、現在1つあいている予備室という部屋がございます。今書類を置いたり、物を置いたりしている部屋ですが、そこをきれいに整理しまして、自習できるような部屋につくりかえたいと考えております。時間帯でございますが、改善センターが開いている時間、そちらが開いている時間に使えるようにと考えてございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 11番、加藤議員。 ◆11番(加藤芳男) これは、4月から始まるということですか。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 今順次整理をしているところですので、4月にそこを完全に使えるような状態にまだできるような形にはなっておりませんので、これから来年度中にそこをきれいにしまして、使えるようにしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 7番、日渡議員。 ◆7番(日渡守) 学校司書配置という件で、総額見ますと582万6,000円ということで計上されております。この人数、複数かと思うのですけれども、人数とか、勤務態様についてお教え願います。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 人数につきましては、30年度は2人体制を予定しております。勤務体制につきましては、各校配置というわけにはいきませんので、引き続き輪番制で各学校を回っていく予定でございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 7番、日渡議員。 ◆7番(日渡守) 確認ですけれども、今2人とおっしゃいましたよね。これは、もう決まっているのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 募集をかけまして、試験を行いまして、現在内定している状況でございます。 ○議長(髙野美晴) 7番、日渡議員。 ◆7番(日渡守) 続きまして、ソーシャルワーカーについてちょっとお聞きしますけれども、これも総計しますと257万5,000円ということで、1人かなと思いますけれども、人数と、あと勤務態様とか業務内容についてお教え願いたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) スクールソーシャルワーカーにつきましては、1名配置の予定でございます。勤務場所につきましては、情報等の共有等も図れることを見込みまして、保健センターに籍を置ければと考えております。また、学校を各地巡回、あるいは要請に応じて学校へ出向いていくという予定でおります。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) 今現在中央公民館の資料展示室で文化財の展示、それと出土品等々の公開がなされています。東田井自治会からお預かりしている十二天八祖も非常にいい状態で展示されておりましたが、お預かりの保存というのですか、そちらに関してはそういうきちんとした、あれだけきれいに修理されていますから、今後保存のことも考えていかなくてはならないと思うのですけれども、保存の例えば湿度管理とか虫干しとか、そういうのに関してはどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 東田井からお預かりしています十二天八祖の絵図に関しましては、虫干しを年1回、8月に東田井自治会の方が地元へ持ち帰ってしているという現状でございます。それ以外の時期は、公民館の書庫に保存しているという形で、今のところ湿度管理、温度管理というのは特に気を配っていない状態であります。今後なのですけれども、このままこの状態で保存していて傷みが出ないかどうかがちょっと心配なところですので、今県の博物館、それから県の文書館あたりの施設に確認をとりまして、もし県のほうで何かアドバイスをいただければそのアドバイスに従ってやりたいと思いますし、県のほうでもし預かることができるというようなご回答をいただければ、それも一つの方法かなと思っております。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) 文化財に関しては貴重なものですから、やはり保存、維持、そして活用だと思います。今回の本当に公開なんか非常にいい機会で町民の人たちも結構見に来ている方もいらっしゃるようでございます。「すげえ、こういうのが益子にもあったのか」と驚いていた町民の声も耳に届いたりしておりますが、今後ぜひその辺のところでよろしく検討して、せっかくお預かりしているものなので、預かっていて傷むということがないように、よろしく検討のほうを進めていただきたいと思います。また、古墳などの出土品に関しても、やはりふだんの、今公開していますけれども、管理というか、置き場所というか、そういった管理業務に関してもご検討いただいて、活用の部分で例えば学校のほうからぜひそういうのを現物見せてもらって、勉強にしたいとかというようなのにも対応できるよう、応えられるように、今後の維持管理のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) 小中学校防犯カメラ設置について伺います。  取りつける場所は、決まっているのでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 設置場所につきましては、各学校事情が異なりますので、学校とこれから打ち合わせをして適切な場所に設置したいと考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) ぜひそうしてもらえれば、現場で働いている先生方の要望が一番大事だと思いますので、ぜひそうしていただきたいと思います。  あと、それと5項1目の駅伝競走、駅伝大会の件なのですけれども、益子大使、はが路マラソンに川口さんと仁村さんがスポーツショップ・プロからベイシアまで走るわけなのですけれども、あれ以外とそんなに町民の方には余り受けていないような気もするのですけれども、それを町の駅伝の中で観光大使のお二人に走ってもらうというような方法はいかがでしょうか。そのチームを町長中心に1チームつくっていただいて、いかがでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 益子大使の方に駅伝大会に出場してもらうというようなこともおもしろいアイデアだとは思うのですが、観光課と話をちょっと検討させてもらって、今後どのような形に進めていったらいいか話し合っていきたいと思います。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 10番、星野議員。 ◆10番(星野壽男) ぜひ開会式なんかも出ていただいて、盛り上がると思いますので、その辺よく検討していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 町民会館のどんちょうの修繕工事についてなのですが、修繕というとどういうところを修理するのかなと思いまして、お伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 町民会館のどんちょうでございますが、今上からつり下げている状態ですが、つり下げている接合部というか、ひもでつり下げている部分が大分傷んできているということで、このままですと落下の危険もあるということで、その部分を中心に修繕いたします。また、それにあわせて大分汚れが出てきていますので、クリーニングをしてきれいな状態にして、また再度補強して防火加工というのですか、燃えにくくする加工をして、そして再度補強をした状態でつり下げるというものでございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) それは、いいアイデアだと思います。  あと1つ続けて質問させていただきます。南部と北部公園にトイレ洋式化という予算がとられております。私も議員になってから、トイレの洋式化については庁舎の1階の洋式化に始まって、駅舎とか観光客のトイレ、また町民センターのトイレなどに声を上げてまいりました。町長とは軽井沢のトイレと益子町、どちらがすばらしいかということも過去には議論したこともございます。随分町内もウォシュレット化になってきてすばらしいとは思いますけれども、庁舎内の2階と3階のトイレがまだウォシュレット化になっていないのはご存じでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。 ◎総務課長(加藤) 庁舎のトイレでございますが、全部で21あるのですけれども、和式が14で洋式が7という内訳になっております。そのうち4基が温水洗浄の便座ということでございまして、2階、3階にはないというのは把握してございます。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) そうすると、2階の教育委員会のところのトイレの天井の雨漏りがするのは、いつごろからするのか把握されておりますでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 総務課長。 ◎総務課長(加藤) 今年度からでございます。最近でございます。 ○議長(髙野美晴) 15番、小島議員。 ◆15番(小島富子) 生涯学習とか、教育の部分とは離れてしまうかもしれないのですけれども、ここでトイレのことについて、ちょっとやっぱり質問したいと思っているので、去年からでしょうか。そうですか。それはいいといたしまして、それをずっと放っておいた、そのままにしておいたのは予算がないからだとは思いますが、傷口はやはり小さいうちに修理したほうが金銭的にも費用がかからないのではないかと私は思っております。それから、女性、特に若い女性の職員、またお客様も含めてですが、デリケートな体を持っておりますので、職場環境の整備なども含めて早急にウォシュレット化、洋式にはなっておりますが、ウォシュレットにしていってほしいと思っています。もう町内は既に随分よくなってきておりますので、庁舎内のほうへも目を向けてもいいのではないかと考えておりますが、そういうお考えはあるかどうかお伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 外部の環境がある程度整ったので、今後議員がおっしゃるように庁舎の整備についても検討してまいります。 ○議長(髙野美晴) 8番、岩﨑議員。 ◆8番(岩﨑秀樹) ICT教育の推進ということで取り組んでいるわけですけれども、当町のレベルという言い方はいいのかどうかはちょっとわかりませんけれども、他市町と比べての充実度としてはどのぐらいになっているのかを質問いたします。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 学校現場におきまして、電子黒板につきましては小学校は各2台ずつ、中学校につきましては田野と七井が各2台、益子中学校が3台ずつ設置されております。30年度は平成25年度から導入しておりまして、契約更新の時期が参りますので、そのときに合わせて1台ずつ増設する予定でございます。タブレットにつきましては、中学校ですが、各電子黒板1台につき6台タブレットを設置して現在使用しております。小学校におきましては、平成29年度にパソコン教室のパソコンの契約更新がございましたので、それを契機にタブレットに切りかえまして、全校で138台導入している状況でございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 8番、岩﨑議員。 ◆8番(岩﨑秀樹) 他の市町と比べてどのぐらいの達成度という言い方はあれですけれども、どのぐらいになっているのかという質問ですので、それについてお答え願います。 ○議長(髙野美晴) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 1市4町でしかちょっとお話しする情報は持っておりませんけれども、おかげさまで益子町は一番先にタブレット、電子黒板導入に踏み切りました。ただ、ここに来まして真岡市さんが一挙に入れるというような動きがありまして、益子町は計画的に1度ではなくて、順次予算の中でやっておりますので、そういう意味では1市4町の中では一番早いと。他市町におきましては、タブレットの効果が見込まれないということで、予算計上されていないというところもございます。益子町につきましては、子供たちのこれからの教育を考えまして、計画的に数をふやしてまいりたいと、そのように思っております。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 8番、岩﨑議員。 ◆8番(岩﨑秀樹) ちょっと先進事例見ますと、ICTとクラウドをくっつけて教職員の働き方改革までつなげている事例なんかもあるみたいですので、ぜひ導入するのではなくて、活用をいかにするかというところを注意していただきたいなと思います。  それと、もう一点、また教職員の働き方改革ということで、他の自治体で校務支援とか部活支援の支援員の導入とかいうことをとって、教職員の方が、雑務と言うのはちょっと問題あるかもしれませんけれども、実務を優先的にできるようなシステムをとっているところなんかが出てきているのですけれども、当町の取り組みとして何かそういうお考えはあるのかご質問いたします。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 教職の現場で校務支援ソフトというものがありまして、今これから研修を重ね、検討に入る段階でございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 質疑の途中ですが、休憩をします。               休憩  午後 1時44分                                                          再開  午後 2時00分 ○議長(髙野美晴) 休憩前に引き続き会議を再開します。  質疑を許可します。  1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 学校教育についてお聞きしたいと思います。  先月益子小学校で行われたプログラミングの研修授業を見学させていただきました。子供たちもそうですけれども、特に小学生から英語教育が導入されて、道徳の必修化とか、これからプログラミングも小学校からということで決定しています。多様する、特に先生方にとてもこれから研修等、ますます働き方大変になってくると思いますので、これから将来を見据えて益子町としても小学校においても専門的な見地を持った先生を育てていくのも一つの手ではないかなと見学させていただいて感じたことがあります。その中でICT教育の推進ということで、電子黒板とタブレットと子供たちも積極的に和気あいあいと授業を行っているのを拝見させていただいて、将来的にもここはぜひ町としても力を入れて、働き方と子供たちの将来的なことを考えれば、益子町に残っていながらもプログラマーとして活躍できたり、サテライトオフィスを開けたり、雇用の分野でもこれは生かせるのかなという感じはしています。郡内でも先進的に取り扱っているという教育長のお話もありましたけれども、専門的に先生を育てていくという、全体的な研修も大切ですけれども、そういう点ではどうでしょうか。これからの意見として。 ○議長(髙野美晴) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 先日2月2日に行われました益子小学校におけるプログラミング教育に多くの皆さんに授業参観をしていただきまして、まずもってお礼を申し上げたいと思います。今ご指摘のとおり、やはり教える側の教員の資質、能力、これを高めるということはいつの時代も変わることがありません。ただ、国の流れが早過ぎまして、大学での勉強がなされないまま教員になって新しい課題が出るということがありまして、今教育長会議でもさまざまその問題についても論じております。そういった中で、やはり研修の充実、特定の方だけではなくて、とりあえず小学校で最初に教育課程の中に入ってきますので、どの先生も抵抗なくそういうものに指導できるような指導力をつけなければならないというふうに考えております。30年度ですけれども、また益子町内におきまして研修会を持つ予定でございます。そのときには、今四町教育研究協議会という組織を新たに立ち上げまして、そこで研修を共同でやっています。その中で他の3町についても働きかけたりしながら、4町としての指導力の向上というのも含めて考えていきたいと思っております。1回ではなくて、これから計画的に取り組んでいくということで、芳賀地区におきましては益子町が初めてこの研修会を実施したということでご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 今中学生がこれから高校生になって、中学校の授業の中でもパソコン等使用した授業がございます。その中で特に今春卒業するような中学生は授業で習って、特にソフトの中でパワーポイントを使って親にプレゼンテーションするのがとてもはやっているみたいで、なぜ私が携帯電話を持ちたいのかというのを理詰めで親にプレゼンテーションをするのがとてもはやっているということで、私もされた一人なのですけれども、そういう点でもこれからそういう分野において、町としても優秀な人材を育てていくというのは、やっぱり学力だけではなくて、そういう秀でた力をさらに伸ばしていくというもの必要になってくると思いますので、その点についても推進していただければと思います。  あと1点、体力について、子供たちの。新未来計画の中でもスポーツテストでA級以上というので割合で16%でしたっけ、掲げておりますけれども、特に走るのが得意でもなかなかボール投げができなかったり、あとはやっぱり跳躍力がなかったりと、総合的にすぐれているような体力を持つ子が少しずつ減っているような気はします。そういう点で今どのように取り組まれているのかというのと、これからKPIの目標値に向けての取り組みというのをお聞かせくださればと思います。 ○議長(髙野美晴) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 体力向上も益子町のやはり大きな課題の一つであります。昨年度体力向上活用プログラムを作成いたしまして、昨年度は田野小学校と益子中学校を会場に先生方、そのプログラムを使った授業を公開いたしました。今年度は、昨年度ちょっと県に応募したのですけれども、体力活用事業ということで去年は外れました。でも、今年は当たりましたので、3回シリーズで今考えております。1回目が同じように小学校での体力向上プログラム活用の授業と、それから授業研究会、2回目は中学校で同じようにやります。3回目が白鴎大学の内田教授に来ていただいて、体力向上のための体験活動といいますか、実技といいますか、それを先生方に参加していただいて、今のところ8月3日に予定をしております。この場合も益子町が当たったから益子町だけでやるのではなくて、やはり芳賀4町、教育研究協議会という立派な組織がありますから、この4町の先生方にぜひ働きかけて会場を決めて取り組んでいきたいということで、できるだけ継続した取り組みによって、運動好きな子供を育てるということがまず大事なものですから、そして基礎体力、体力向上に努めてまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) 小学校費、中学校費それぞれのところでなのですが、学校管理費と教育振興費それぞれに備品購入費があるのですが、大体主な内容をそれぞれお願いいたします。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 中身につきましては、さまざまでございます。といいますのは、各学校からの要望に応じて予算計上しておりますので、例えばプールで使うコースロープや教材としては光る声のものさし、それからシュレッダー、机、椅子、それから楽器などさまざまでございます。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) 毎年要望が上がってきていると思いますけれども、各学校の要望に対しては可能な限りといいましょうか、全てと言っていいかどうかわかりませんけれども、応えているように予算を組んであると思ってよろしいでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 予算には限りがございますので、その範囲の中で対応させていただいております。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) ちなみに、スポーツ少年団というのありますけれども、あれで使う備品というのもこの中に入っていますでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) スポーツ少年団に関しましては、生涯学習の部類に入りますので、一部共通で使っているものもあるかとは思いますが、そのために準備しているものはございません。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) そうしましたら、スポーツ少年団のほうの備品の例えば古くなったものの入れかえとか、そういったものの要望というのには、これもちゃんとお応えできているというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) スポーツ少年団のほうに必要な備品に関しましては、スポーツ少年団の事務局のほうでその要望に応えていっております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 12番、長岡議員。 ◆12番(長岡景介) 教育厚生常任委員会で前に行ったときなども、まだなかなか入れてもらえないものがあるというような話を具体的にお伺いしたこともありましたし、最近の状況は今委員会が違いますし、行っていませんからわかりませんけれども、あとスポーツ少年団の備品の中でも何か、例えばネットとか、そういったものがどうも古くなっているというような話、見に行っていないものですから何とも言えないのですけれども、そういう話が聞こえてきたりするものですから、その辺はきちんと要望に応えられているのかなということがありましてご質問させていただいたのですが、できる限り要望に応えているというふうに理解して、また今年度できていなくても状態がひどいようであれば補正を組むとか、そういうような努力をするのでしょうか。お願いします。 ○議長(髙野美晴) 学校教育課長。
    ◎学校教育課長(木村) スポーツ少年団、バレーボールのネットなどの故障というようなことも連絡を受けていますので、そちらは授業で使うものであったり、生涯学習で使うものであったりということですので、係同士でよく連携をとりまして対応していくというようなことを今までもしてまいりましたし、これからも対応してまいりたいと考えております。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) 花のまちづくりとか、花いっぱい運動とかあると思うのですが、益子の魅力の一つはお花もすごく重要かなと思います。その中で小宅古墳群が今年注目を浴びて3年目かと思うのですけれども、本年も4月になるとまたきれいに花が開く時期を迎えますけれども、そこについては今芳賀富士とダイヤモンドということで報道されたりとか、輝くダイヤモンドということでやっております。また、40年以上前から植え続けた桜が今開花しているというすばらしい現状かと思いますが、そこについて今年度これから咲く小宅古墳群について、去年もちょっと仮設トイレの件があったかと思うのですが、お手洗いの件などお客様をお迎えするに当たって何か対応していることとかはございますでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 小宅古墳群の菜の花、桜の花が咲く時期に合わせまして、こちら、町のほうで昨年も協力したところでございますが、今年度花のまちづくり実行委員会、今月開かれますが、そこでの話し合いに予定しておりますが、実行委員会で小宅古墳群への仮設トイレの協力をできればと考えております。また、看板、案内板を、花畑と書いてある看板が、ヒマワリやコスモスで使った看板がございますので、そういったもの、今ちょうどあいている時期でございますので、そういったもので小宅までの案内ができるように協力していければと考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 6番、髙橋議員。 ◆6番(髙橋美江) いずれは、行く行くは仮設トイレではなく常設トイレの、小島議員がおっしゃるように洋式のおトイレなどの設置も将来的には視野に入れた形で、県のほうとの協議もあるかもしれませんけれども、そのような状況で自然とか、文化とか、伝統というのが益子の非常な魅力ということで、多くの方々においでいただける新たな名所になると私は思っておりますので、ぜひこれからも小宅古墳群のほうも含め、桜もあちこち咲いておりますので、そういったことも何か町で活用できるような取り組みも考えていただけますようにお願いしておきたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) もう一点お伺いをしたいと思います。  歴史文化基本構想ができて、いろいろな活用と。それで、小宅古墳群に関しては去年から3小学校が古墳の学習に行ったりして活用のほうも図られるようになりました。1つ教育長にお伺いしたいのですが、最近私総合学習で西明寺の歴史とか、そういうのを子供たちが希望したりしているのを対応しているのですけれども、学校挙げてやっぱりそういった歴史教育で文化財の学習というのですか、それで西明寺、あるいは今年下期に上大羽地区の歴史地区ということで世間遺産にも認定されました。そういうことで、大羽の文化財の学習とか、そういうのを小学校の何学年なのか、中学校の1年の総合学習がいいのかちょっとあれなのですが、小中学校でそういった益子を外に子供たちが出ていったときに、「おめえの住んでいた町ってどういう町だ」と言われたときに、益子焼だけではなくて、そういった古い歴史もあるのだよというのをPRできると、より自分の町を誇りに思えるのかなと思っていますので、その辺の今後学習でそういった取り組まれるお考えというのはどうなのか、お話を聞かせてください。 ○議長(髙野美晴) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 学校のそれぞれの教育活動におきましては、校長が教育課程の最終責任者ということで細かくこういう内容を入れてくださいということはできませんが、ただ益子町ではふるさと教育に力を入れてきております。ただ、これが今ばらばらになっているのです。社会科でやる、総合的な学習の時間でやる、道徳でやる。それを次年度は一本化して、一つの全体構想、ふるさと全体教育というものを今検討中でございます。その中で既にやっているものは、小学校3年生、4年生を中心に学校の周りの、あるいは町の施設めぐりというがあるのです。これは、町によって違うのです。施設だけ回っている学校もあるし、あるいは地域めぐりと、ちょっと広げて今議員さんお指摘のとおり、そういう文化財を回ってみようというふうなことを入れながらやっているところもあります。そういうことも踏まえて、これから特に3、4年生あたりの地域学習、社会科でありますので、それと絡めて広く施設だけではなくて、そういう文化財、そういうものも含めた活動ができないかどうか、ちょっと校長会にも働きかけをしてまいりたいなと、そういうふうに思っております。また、中学生におきましてはご存じのとおり、総合的な学習の時間を中心にまとまった時間がありますから、それでお世話になりながら勉強しているところでございます。ただ、この総合的な学習の時間につきましては歴史だけではないのです。地域貢献もあって、例えばこれから私たちは益子町にどんなふうに貢献できるかというのをまとめて発表するということもございますので、これを細部にわたって教育長が学校に対してこれやってくださいということはなかなかできない分野でございます。ただ、協力をお願いするということでの発信をしていきたいと、そういうふうに思っておりますので、どうぞご理解、ご協力をお願いしたいと思います。 ○議長(髙野美晴) 14番、髙橋議員。 ◆14番(髙橋正則) 子供たちに聞きますと、西明寺に行ったことがある人というと大体6割から7割、大羽の地蔵院とか、そういうところへ行ったことある人というとほとんど手が挙がらないような実情もございます。それに限ったことではないことは教育長の今の答弁でもわかりましたが、ぜひそういった歴史教育の部分で、非常に大羽地区は地域でもやはり小宅と並んで地域活動が盛んな地域でもございますので、歴史教育のほうでぜひ取り組んでいただけるよう働きかけのほうをよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 生涯学習の観点で1点お聞きしたいことあります。ましこ検定で子供たちに検定の案内書を配布されたと思います。結果はどうでしたでしょうか。お聞かせください。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) ましこ検定につきまして、各小中学校にパンフレットを配布しまして、さらに校長先生方が集まる機会にお願いしましたが、今回受験されたのは小学生1名、6年生が1名ということで、中学生に関しては今回は受験はありませんでした。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 1番、直井議員。 ◆1番(直井睦) 2月に萩市のほうに研修に行きましたら、やっぱり同じような検定やっていました、町の中の。その取り組みとしては、学校単位で全員で受けるとか、やっぱりそういう取り組みも行っていましたので、いい機会ですので、周知をして集めるのも手かもしれないですけれども、休み時間等、なかなか学校の中でそういうプログラム組めるのは難しい部分ありますけれども、でも年に1度ぐらいは4年生からとか、5年生からという対象にして、授業の一環として勉強していただいたら、ある程度の知識を持っていただいたら全員合格という形で、そういう取り組みを行っていましたので、ぜひそういう案内もしながら取り組まれていくとさらに広がり持つのかなとは思います。その中でも町内4つの小学校ありますので、できれば年次重ねずに順行して均等に取り組まれていかれればなおさらいいのかなと思いますので、ひとつその点どうでしょうか、これから進めるに当たって。1名ということでちょっと残念な部分あるのですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(髙野美晴) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 今年度の結果を踏まえまして、いろいろ反省すべき点も我々もございます。ですので、この後実行委員会がございますので、そちらの委員さんの皆さんと話し合って、来年度はまたさらに受験者がふえるような、何か方策を考えていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(髙野美晴) 10款の質疑の途中ですが、11款に入ります。  11款災害復旧費から14款予備費までの説明を求めます。  建設課長。 ◎建設課長(大関) 予算書の70ページをお願いいたします。11款災害復旧費でございます。1項1目公共土木施設災害復旧費につきましては、前年度比18万9,000円増の625万円でございます。増額の理由につきましては、人件費の増によるものでございます。主に災害時の復旧事業費でございます。  71ページをお願いいたします。2項農林水産業施設災害復旧費、1目、2目とも科目存置でございます。  以上でございます。 ○議長(髙野美晴) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 12款1項公債費、1目元金につきましては、1,397万円増の6億6,653万3,000円の計上でございます。地方債の元金償還に要する経費でございます。  2目の利子につきましては、1,028万5,000円の減の4,656万7,000円の計上で、地方債の利子償還に要する経費でございます。  13款諸支出金、1項1目財産取得費につきましては26万1,000円の計上で、不動産鑑定業務の費用を計上しております。  14款予備費につきましては、調整により2,090万9,000円を計上しております。  なお、72ページから80ページには給与費明細書を、81ページには債務負担行為に関する調書を、82ページから88ページには地方債に関する調書を掲載しております。また、89ページから90ページには参考資料といたしまして歳入歳出の分類内訳表を掲載しておりますので、ご確認をいただきたいと思います。  以上で平成30年度益子町一般会計予算についての説明を終わります。 ○議長(髙野美晴) 説明が終わりましたので、本日の会議を終了します。 ○議長(髙野美晴) 本日はこれで散会します。               散会  午後 2時24分...