平成26年 9月 定例会(第139回) 平成26年9月
益子町議会第139回
定例会会議録 平成26年9月2日(火)
出席議員(15名) 1番 河 原 誠 2番 樋 山 照 代 3番 星 野 壽 男 4番 黒 子 秀 夫 5番 加 藤 芳 男 6番 髙 野 美 晴 7番 小 杉 守 利 8番 廣 田 茂 十 郎 9番 小 島 富 子 11番 髙 橋 正 則 12番 石 川 幸 男 13番 上 野 康 雄 14番 仁 平 孝 芳 15番 鈴 木 智 明 16番 鶴 見 平
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者 町 長 大 塚 朋 之 副 町 長 法 師 人 弘 教 育 長 岡 良 一 郎 総 務 部 長 三 宅 明 男 民 生 部 長 森 嶋 茂 産 業 建 設 大 塚 隆 彦 部 長 総 務 課 長 高 野 貞 夫 企 画 課 長 萩 庭 正 幸 税 務 課 長 日 下 田 純 住 民 課 長 堀 野 鉄 男 環 境 課 長 櫻 井 弘 美 健 康 福 祉 加 藤 一 美 課 長 高 齢 者 支 援 大 内 正 美 課 長 農 政 課 長 河 原 平 観 光 商 工 髙 濱 文 夫 課 長 建 設 課 長 大 関 保 会 計 管 理 者 加 藤 茂 兼 会 計 課 長 学 校 教 育 木 村 明 美 課 長 生 涯 学 習 加 藤 友 之 課 長 監 査 委 員 添 田 收 一
事務局職員出席者 事 務 局 長 櫻 井 省 吾 書 記 永 嶋 祐 子 開会 午前10時00分
○議長(
黒子秀夫) ただいまの
出席議員数を
事務局長より報告いたさせます。
議会事務局長。
◎
議会事務局長(櫻井) おはようございます。本日の
出席議員数は15名でございます。
○議長(
黒子秀夫) ただいまから平成26年第139回
益子町議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 なお、暑い方は上着を脱いで結構でございます。
○議長(
黒子秀夫) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第118条の規定により、議長において、11番、
髙橋正則君、12番、石川幸男君を指名いたします。
○議長(
黒子秀夫) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 この件につきましては、さきの議会において
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の議決をしておりますので、
議会運営委員会の報告を求めます。
議会運営委員長、
髙橋正則君。
◆11番(
髙橋正則) 皆さん、おはようございます。それでは、
議会運営委員会の報告をいたします。 去る8月22日午前10時より第1
委員会室において、平成26年第139回
益子町議会定例会の日程について審議をいたしましたので、その結果をご報告いたします。 会期につきましては、本日より9月11日までの10日間といたします。 日程につきましては、第1日目、9月2日火曜日、日程第1、
会議録署名議員の指名について及び日程第2、会期の決定についての後、日程第3、
教育厚生常任委員会付託事件審査報告、日程第4、陳情第3号
集団的自衛権の行使を容認する
閣議決定の撤回に関する陳情及び日程第5、陳情第4号 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情、日程第7、議案第33号 益子町
地域振興拠点施設整備に係る
集成材製作業務委託契約についてより日程第22、議案第47号
町道路線の廃止についてまでを一括上程し、町長から
提案理由の説明を聞き、散会といたします。なお、その後
全員協議会を行います。 第2日目、9月3日水曜日、日程第6、行政に関する
一般質問。日程第7、議案第33号 益子町
地域振興拠点施設整備に関する
集成材製作業務委託契約についての議案の説明、審議、表決。 第3日目、9月4日木曜日、日程第8、議案第34号 平成26年度益子町
一般会計補正予算(第3号)より日程第13、議案第39号 平成26年度益子町
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの議案の説明、審議、表決。 第4日目、9月5日金曜日、日程第14、議案第40号 平成25年度益子町
一般会計歳入歳出決算認定について議案の説明。 日程第5日目、9月6日土曜日、休会。 日程第6日目、9月7日日曜日、休会。 日程第7日目、9月8日月曜日、日程第15、議案第41号 平成25年度益子町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定より日程第19、議案第45号 平成25年度
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの議案の説明。日程第20、
決算審査報告。日程第14、議案第40号 平成25年度益子町
一般会計歳入歳出決算認定についてより日程第20、
決算審査報告までの総括質疑及び日程第14、議案第40号 平成25年度益子町
一般会計歳入歳出決算認定についてより日程第19、議案第45号平成25年度益子町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの
委員会付託。 第8日目、9月9日火曜日、
委員会付託事件審査。 第9日目、9月10日水曜日、
委員会付託事件審査。 第10日目、9月11日木曜日、日程第14、議案第40号 平成25年度益子町
一般会計歳入歳出決算認定についてより日程第19、議案第45号 平成25年度益子町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの
委員会付託事件審査報告、審議、表決。日程第21、議案第46号
町道路線の認定についてより日程第22、議案第47号
町道路線の廃止についてまでの議案の説明、審議、表決。日程第23、議案第48号 益子町
固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてより日程第25、議案第50号 益子町
監査委員の選任の同意についてまでの議案の
提案理由の説明、審議、表決。日程第26、
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についての議決。日程第27、報告第4号平成25年度
健全化判断比率及び
資金不足比率についてより日程第29、報告第6号
寄附受け入れについてまでといたします。 なお、日程の繰り上げ、繰り下げにつきましては、議長の裁量によるものといたします。 以上、報告を終わります。
○議長(
黒子秀夫)
議会運営委員会の報告を終わります。 お諮りいたします。日程第2、
会期決定の件について、ただいまの
委員長報告どおり、会期を本日より9月11日までの10日間とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。 (
賛成者挙手)
○議長(
黒子秀夫) 挙手多数でございます。 よって、会期は本日より9月11日までの10日間とすることに決しました。
○議長(
黒子秀夫) ここで町長より発言したい旨の申し出がありましたので、これを許可します。 町長。
◎町長(大塚) おはようございます。議員の皆様には
大変お忙しい中、第139
回議会定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。 ここで若干の時間をいただき、行政に関する
中間報告を申し上げます。 まず初めに、益子町
防災行政無線デジタル化整備工事につきまして、申し上げます。現在、
防災行政無線の
親局設備、
屋外拡声子局設備等の
機器製作を長野県長野市にございます
日本無線長野工場において実施をしております。進捗率につきましては、8月末現在で、計画28.0%に対し、実績で28.0%となっております。 次に、
新橋橋梁上部工事(町道7
号生田目東田井線道路改良工事)につきまして、ご報告を申し上げます。工事の
請負契約につきましては、7月29日に議会から承認が得られましたので、同日付けで本契約の締結をいたしました。工期につきましては、平成26年8月1日から平成27年3月25日までの237日間となっております。現在までの
工事内容につきましては、請負業者から橋台2カ所と橋脚1カ所の重要な部分である上部工を支えるための免震支承を
製造メーカーに発注をいたしております。 また、工事を実施するに当たっては、河川区域内での工事となりますので、渇水期である11月からの施行となります。それまでは関係機関との打ち合わせ及び
橋梁げた設置へ向けての準備期間になります。 なお、8月末の進捗率につきましては、計画の3.4%に対し、実績で3.4%となっております。 以上、行政に関する
中間報告といたします。今後とも各事業の円滑な推進のため、議員の皆様及び関係各位のご協力をお願いを申し上げます。
○議長(
黒子秀夫) 発言を終わります。
○議長(
黒子秀夫) 日程第3、
教育厚生常任委員会付託事件審査報告(「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情)についての件を議題といたします。
教育厚生常任委員会の報告を求めます。
教育厚生常任委員長、
髙野美晴君。
◆6番(
髙野美晴) 平成26年9月2日
益子町議会議長 黒 子 秀 夫 様
益子町議会教育厚生常任委員会 委員長 髙 野 美 晴 陳 情 審 査 報 告 書 平成26年第137回定例会において、本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので
会議規則第94条第1項の規定により報告します。 記 1.
付託年月日 平成26年6月2日(月) 2.件 名 陳情第2号 「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情 3.
委員会開催日時、場所及び
出席委員 第1回委員会 平成26年7月22日(火)午後1時00分 第1
委員会室 出席委員 樋 山 照 代 黒 子 秀 夫 加 藤 芳 男 髙 野 美 晴 上 野 康 雄 仁 平 孝 芳 鈴 木 智 明 4.審査の結果 不採択とすべきもの 以上、
審査報告をさせていただいたところでありますが、本委員会の審査結果に至る経緯についてご報告を申し上げます。 陳情第2号 「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情について、平成26年6月2日月曜日、当委員会への付託を受けましたので、第1回委員会を平成26年7月22日火曜日午後1時00分より、第1
委員会室において開催いたしました。 本陳情の趣旨は、政府は医療、介護に関わる法案を提出し早期成立を目指しているが、医療では
ベッド数削減、介護では要支援の「
訪問介護」等を
介護保険から外して市町村の
地域支援事業に移し、
生活支援をボランティアやNPOに委ねるなど、重大な問題が含まれている。これらは国民や自治体への影響が大きいことから各方面の意見を十分に聞き、慎重審議するべきである。ついては、
介護保険要支援者の「
訪問介護」「
通所介護」を
保険給付から外さないことなど4項目について国へ意見書を提出するよう陳情するというものであります。 国においては、この法律に基づく措置として、
介護保険を財源とする
地域支援事業への「
訪問介護」「
通所介護」の移行がありますが、これにより市町村は地域の実情にあわせ
当該事業にとりくむことができるものであります。 陳情第2号について以上のとおり審査し、採決の結果、本委員会では不採択としたところであります。 以上報告致します。
○議長(
黒子秀夫) 報告を終わります。 質疑を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
黒子秀夫) 質疑を打ち切ります。 本件については、討論を省略し、直ちに…… (何事か声あり)
○議長(
黒子秀夫) 2番、
樋山議員。
◆2番(
樋山照代)
討論省略ではなく、不
採択決定に反対する討論を行いたいと思います。 今度の
介護保険、介護、
医療確保法については、まさしく
介護サービス、そして
医療サービスの削減であることは明白です。要支援の段階から
介護サービスできちんとフォローしてこそお年寄りのさまざまな障害というのは抑えることができます。また、今現在でも
ベッド数が足りないために、何日、何十日で病院を出ていきなさいという状態が広くありますけれども、
ベッド数をさらに削減するということはさらに病院から病人を追い出すことになってしまいます。
教育厚生常任委員会の中で町がフォローしていけばいいのではないかという意見もありましたけれども、
介護保険そのものは国の制度であり、国が責任を持って
介護サービスを実施していくというそもそもの制度なわけです。ですから、国の
サービスを抜かして
地方自治体に押しつけるということは
地方自治体の財政、そして
地方自治体によって差が出てしまう、
サービスの差が出てしまうということにもなりかねません。そういう意味でこの介護、
医療確保法は医療、そして介護の
サービスをカットしていくものであり、撤回を要求するのが筋であることを述べて反対討論にいたします。
○議長(
黒子秀夫) 次に、本件に対する
賛成討論の発言を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
黒子秀夫) 討論を打ち切ります。 直ちに採決いたします。 日程第3、
教育厚生常任委員会付託事件審査報告(「介護・
医療総合確保法案」の撤回を求める陳情)についての件を委員会の報告のとおり不採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (
賛成者挙手)
○議長(
黒子秀夫) 賛成多数でございます。 よって、本件は
委員会報告どおり不採択とすることに決しました。
○議長(
黒子秀夫) 日程第4、陳情第3号
集団的自衛権の行使を容認する
閣議決定の撤回に関する陳情の件を議題といたします。
事務局長をして朗読させます。
議会事務局長。
◎
議会事務局長(櫻井) 日程及び議案の4ページをお願いいたします。 請願(陳情)文書表。平成26年第139回
益子町議会定例会提出。
受理番号、陳情第3号。請願(陳情)者の住所・氏名、宇都宮市中戸祭町821、
福祉センター4階、栃木県
平和運動センター内、「戦争をさせない」
全国署名栃木県連絡会、
呼びかけ人代表、太田うるおう。請願(陳情)の趣旨、
集団的自衛権の行使を容認する
閣議決定の撤回に関する陳情。
受理年月日、平成26年8月4日。 お手元に配付させていただきました
陳情書原文、第3号のコピーをごらん願います。朗読をさせていただきます。 2014年8月4日
益子町議会議長 黒子 秀夫 様 「戦争をさせない」
全国署名栃木連絡会 呼びかけ人 代表 太田 うるおう 栃木県宇都宮市中戸祭町821
福祉センター4階 栃木県
平和運動センター内
集団的自衛権の行使を容認する
閣議決定の撤回に関する陳情 1 陳情の趣旨 歴代政権は「憲法9条下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため
必要最小限度の範囲にとどまるべきものであり、
集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されない」との見解を踏襲してきた。 にもかかわらず、
安倍首相は2月20日の
衆議院予算委員会において、
集団的自衛権行使を容認する
憲法解釈変更に、「与党と議論して政府として責任を持って
閣議決定し、その上で国会で討論をいただきたい」と、国会審議を経ず内閣の一存で強行する考えをより明確に示した。 政府は5月15日、
安倍首相の
私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の報告を受け、
集団的自衛権行使容認の政府方針を確定し与党内で調整をした上で7月1日、
閣議決定を行った。 このように一内閣の考えだけで
憲法解釈を変更することは、
近代立憲主義の根本を破壊し、憲法前文及び第九条の
恒久平和主義の定めを形骸化するものであり、断じて認めることはできない。 2
陳情事項 政府に対して、
集団的自衛権の行使を容認する
閣議決定を撤回するよう意見書を提出すること。 裏面につきましては意見書(案)でございます。 提出先につきましては、
衆議院議長、伊吹文明様、
参議院議長、山崎正昭様、
内閣総理大臣、安倍晋三様、
内閣官房長官、菅義偉様、
防衛大臣、小野寺五典様宛てとなっております。 陳情第3号につきましては、以上でございます。
○議長(
黒子秀夫) 朗読を終わります。 この件につきましては、いかようにいたしますかお諮りいたします。 5番、
加藤芳男君。
◆5番(
加藤芳男) 今世界ではまだ争い事が各続いておりまして、多くの人々が苦しんでいる状況であります。私といたしても戦争はなるべく早目にやめてほしいという反対でありますけれども、やっぱり
東アジア状況においてもいろいろ今後の状況もどうなるかわからないという状況なのでありますので、委員会のほうにて検討していただきたいと思います。
○議長(
黒子秀夫) 2番、
樋山照代君。
◆2番(
樋山照代) 私は、今回の
閣議決定が
憲法解釈を大きく変えるものであり、日本の
平和主義に反すると思っております。ですので、ぜひ本会議で採決していただきたいと思います。
○議長(
黒子秀夫) ただいま
関係委員会に付託すべきと直ちに採決すべきの意見がありました。 お諮りいたします。この件を
総務産業常任委員会に付託することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (
賛成者挙手)
○議長(
黒子秀夫) 賛成多数です。 よって、本件は
総務産業常任委員会に付託し、閉会中の
継続調査とすることに決しました。
○議長(
黒子秀夫) 日程第5、陳情第4号 「
手話言語法」の制定を求める意見書に関する陳情の件を議題といたします。
事務局長をして朗読させます。
議会事務局長。
◎
議会事務局長(櫻井) 日程及び議案の4ページをお願いいたします。 請願(陳情)文書表。平成26年第139回
益子町議会定例会提出。
受理番号、陳情第4号。請願(陳情)者の住所・氏名、宇都宮市若草1丁目10―6、とちぎ
福祉プラザ内、
一般社団法人栃木県
聴覚障害者協会、理事長、稲川和彦。請願(陳情)の趣旨、「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情。
受理年月日、平成26年8月12日。 お手元に配付させていただきました
陳情書原文、第4号のコピーをごらん願います。朗読をさせていただきます。 平成26年8月12日 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情書
益子町議会議長 黒子 秀夫 様 陳情者 住 所 栃木県宇都宮市若草1丁目10―6 とちぎ
福祉プラザ内 氏 名 (一社)栃木県
聴覚障害者協会 理事長 稲川 和彦 裏面をお願いいたします。 「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情 1 陳情の趣旨 私たち、(一社)栃木県
聴覚障害者協会は県内の市または複数の市町で
市町聴覚障害者協会の支部を作り、手話を通じてろう者と市町民との親睦活動、及び
手話サークル、
手話通訳者等の
支援者組織と共に
聴覚者障害に係わる問題の
啓発運動を行っています。 今回、手話が
音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる
環境整備を目的とした「
手話言語法(仮称)」を国において制定することの意見書を、
益子町議会において採択していただきたく陳情します。 2 陳情の理由 手話とは、日本語を音声ではなく、手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語です。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの
音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきました。 しかしながら、聾学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があります。そのような中、栃木県では昭和40年代に
栃木県立聾学校において、「同時法」という新たな
教育手段を構築し、手話と
音声言語の両方を用いた教育を全国に先駆けて取り組んだ大変誇らしい歴史があります。しかし聾学校だけでは解決できない問題も多々ありました。 平成18年12月に採択された国連の
障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記され、国は本年1月に
障害者権利条約を批准しました。批准に先立ち国は国内法の整備を進め、平成23年8月に成立した「
改正障害者基本法」では「全ての障害者は、可能な限り言語(手話を含む。)その他の
意思疎通のための手段について選択の機会が確保される」と定められました。 また、同法22条では、国・
地方公共団体に対して
情報保障施策を義務づけており、手話が
音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる
環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考えます。 よって
益子町議会において「
手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書を採択し、国会に提出していただくよう、陳情いたします。 次のページにつきましては、意見書(案)でございます。 陳情先につきましては、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
厚生労働大臣、
文部科学大臣宛てとなっております。 陳情4号につきましては、以上でございます。
○議長(
黒子秀夫) 朗読を終わります。 この件につきましては、いかようにいたしますかお諮りいたします。 3番、
星野壽男議員。
◆3番(
星野壽男) 国連では
障害者権利条約を採択し、それに沿って国でも
改正障害者基本法を成立させ、全ての障害者は言語、その他
意思疎通のための手段について選択の機会が確保されると定められました。益子町でも差別のない町づくりを目指しているところでありますので、この陳情に対し、即採択を要望いたします。
○議長(
黒子秀夫) 2番、
樋山照代君。
◆2番(
樋山照代) 私も採決すべきだと思います。障害者基本法改正で手話を
意思疎通の手段として確保されるとなりましたけれども、しかしこれを本当に日本の隅々にあらゆる生活の場、働く場、全てに広げるためには法整備がどうしても必要です。子供たちのときから手話を学び、自由に使えるようにするとか、学校教育や社会の場でも手話を認知させる、そして聞こえる人もそれを学んで、聞こえない人と対話できるような、そういうシステムをつくり上げることがどうしても必要だと思います。そういう意味では法整備は基本法を絵に描いた餅にしないためにも必要だと思いますので、ぜひ採決していただきたいと思います。
○議長(
黒子秀夫) この件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (
賛成者挙手)
○議長(
黒子秀夫) 全員でございます。 よって、本件は原案どおり採択することに決しました。
○議長(
黒子秀夫) 日程第7、議案第33号 益子町
地域振興拠点施設整備に係る
集成材製作業務委託契約についての件より日程第22、議案第47号
町道路線の廃止についての件までを一括議題といたします。 提案者、町長の説明を求めます。 町長。
◎町長(大塚) それでは、上程になりました議案第33号から第47号までについて申し上げます。 内訳といたしましては、契約の締結1件、補正予算の議決6件、決算の認定6件、
町道路線の認定1件、
町道路線の廃止1件の合計15件でございます。順次ご説明を申し上げます。 まず、議案第33号 益子町
地域振興拠点施設整備に係る
集成材製作業務委託契約につきましては、地域振興拠点施設(道の駅)の構造材を製作するための業務委託契約を締結しようとするものであります。本業務は随意契約により、鹿沼市磯町東川原123番地、栃木県集成材協業組合、理事長、樽見正衛と平成26年8月20日、消費税を含む9,180万円で、仮契約を締結いたしました。 次に、議案第34号 平成26年度益子町
一般会計補正予算(第3号)につきまして申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,684万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ83億4,442万3,000円とするものであります。 主な内容について申し上げますと、歳入につきましては額の確定により地方特例交付金、地方交付税のうち普通交付税を増額いたしました。使用料及び手数料では、行政財産使用料を増額いたしました。国庫支出金では、社会保障・税番号制度システム整備費補助金、地域少子化対策強化交付金、保育緊急確保事業費補助金を追加いたしました。県支出金では、総務費負担金において、地籍調査事業費負担金を増額いたしました。総務費補助金において、わがまち協働推進事業交付金を増額いたしました。民生費補助金において、地域の支えあい体制づくり事業費補助金を追加いたしました。また、安心こども特別対策事業費補助金を減額し、替わって栃木県保育緊急確保事業費補助金を追加いたしました。衛生費補助金において、地域自殺対策緊急強化事業費補助金を追加いたしました。農林水産業費補助金において、農地集積協力金交付事業費補助金を減額し、替わって農地中間管理機構集積協力金交付事業費補助金を追加いたしました。また、人・農地問題解決加速化支援事業費補助金、ふるさと田園風景百選魅力向上支援事業費補助金を追加いたしました。委託金においては、総務費委託金を増額し、商工費委託金を追加いたしました。財産収入では、不動産売払収入を、寄附金では総務費寄附金、教育費寄附金を増額いたしました。繰入金では、平成25年の決算剰余金に伴う
介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計からの繰入金並びにふるさとづくり基金、土地開発基金からの繰入金を増額し、大塚実基金からの繰入金を追加し、財政調整基金を減額いたしました。繰越金では、平成25年度決算剰余金を増額いたしました。諸収入では、メンタルヘルス対策事業補助金、消防団拠点施設修繕等による保険金、コミュニティ助成事業費分を追加いたしました。町債では、農業農村整備事業債、消防施設整備事業債、臨時財政対策債及び町道整備事業債を減額いたしました。 歳出について主なものを申し上げますと、議会費では議員の辞職及び職員の人事異動に伴う人件費等を減額いたしました。総務費では、総務管理費において庁舎電話機交換工事を追加し、企画費において地域通貨導入関連費用を追加し、基金費において平成25年度大塚実基金運営事業の精算による繰出金を追加し、徴税費においては町税還付金を増額し、選挙費においては益子町長選挙及び益子町農業委員会委員選挙の執行残を減額し、統計調査費においては地籍調査業務費用を追加し、徴税費及び戸籍住民基本台帳費において社会保障・税番号システム改修回収費用を増額いたしました。民生費では、社会福祉費において、国民健康保険特別会計及び
介護保険特別会計繰出金を増額し、児童福祉費においては地域少子化対策事業費、保育士等処遇改善臨時特例事業補助金を追加し、社会福祉費及び児童福祉費において社会保障・税番号システム改修費用を増額いたしました。衛生費では、保健衛生費において、地域自殺対策緊急強化事業費用を追加し、社会保障・税番号システム改修費及び小宅地内油流出関連の
試掘工事費を増額いたしました。農林水産業費では、集落営農組織化支援事業費、大郷戸ダム周辺
環境整備工事費を追加し、農地集積協力金交付事業の組み替えといたしまして農地中間管理機構集積協力金事業費を追加いたしました。農業集落排水事業特別会計繰出金の減額をいたしました。商工費では、地域雇用創造協議会交付金、国道123号線占有看板撤去工事費、フォレスト益子、陶芸メッセ・益子の修繕工事費、国際工芸交流事業費を増額いたしました。益子町国際工芸交流館の外構工事費、陶芸メッセ益子美術品購入費用を追加いたしました。土木費では、道路橋りょう費において道路整備・修繕等工事費、新設改良費を増額し、都市計画費において公共下水道事業特別会計繰出金を減額いたしました。消防費については、消防費において芳賀地区広域行政事務組合の益子分署の改築に伴う建設負担金を追加いたしました。教育費については、教育総務費において小・中学生各種大会送迎用車借上げ料を増額し、小学校費では、各小学校の修繕工事、備品購入費を増額いたしました。中学校費では、各中学校の修繕工事、備品購入費や田野中学校体育館屋根改修工事等を増額いたしました。社会教育費では、コミュニティ助成事業、中央公民館・町民会館等各施設の修繕工事、町指定文化財改修費補助金を増額いたしました。災害復旧費では、町道1号芦沼石下線整備費用を増額いたしました。諸支出金では、普通財産取得費において町道及び駐車場用地の購入費用を増額いたしました。なお、各款にわたりまして、人件費の調整を行いました。 次に、議案第35号 平成26年度益子町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,569万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ31億369万1,000円とするものでございます。 内容を申し上げますと、歳入では繰入金を1,202万1,000円、繰越金を367万円増額するものであります。 歳出では、諸支出金を1,522万7,000円、
保険給付費を26万4,000円、総務費を20万円増額するものであります。 次に、議案第36号 平成26年度益子町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ130万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,430万3,000円とするものであります。 内容を申し上げますと、歳入では繰越金を130万3,000円増額するものであります。 歳出では、総務費を2万円、諸支出金を130万4,000円増額し、予備費を2万1,000円減額するものであります。 次に、議案第37号 平成26年度益子町
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、申し上げます。今回の補正は、保険事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,113万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ17億1,813万円とするものであります。 主な内容を申し上げますと、保険事業勘定の歳入では、繰越金5,757万2,000円、繰入金1,355万8,000円を増額するものであります。保険事業勘定の歳出につきましては、諸支出金5,122万5,000円、基金積立金2,112万6,000円、
地域支援事業費40万9,000円、総務費26万6,000円をそれぞれ増額し、予備費を189万6,000円減額するものであります。 次に、議案第38号 平成26年度益子町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ265万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ4億4,365万2,000円とするものであります。 主な内容を申し上げますと、歳入では分担金及び負担金1,153万2,000円、繰越金1,007万6,000円を増額し、繰入金1,895万6,000円を減額するものであります。 歳出につきましては、総務管理費259万4,000円と施設管理費5万8,000円を増額するものであります。 次に、議案第39号 平成26年度益子町農業
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ289万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億489万4,000円とするものであります。 主な内容を申し上げますと、歳入では繰入金123万9,000円を減額し、繰越金413万3,000円を増額するものであります。 歳出につきましては、公課費275万4,000円、原材料費18万2,000円を増額するものであります。 次に、議案第40号 平成25年度益子町
一般会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度は、9月に台風18号による水害が発生しましたが、東日本大震災、竜巻災害、台風災害による復旧・復興を行いながらも着実に行財政運営を行ってまいりました。また、2期目の公約でもありましたましこ未来計画の最終年度でもございました。計画につきましては、町民の皆様のご協力と議会の皆様のご指導、ご支援により、おおむね達成することができましたことに、改めて感謝の意を表するものでございます。 決算の内容につきましては、関係資料をお示ししたところでございますが、歳入から申し上げますと、歳入総額は81億8,107万5,978円で、予算現額と比較をいたしまして1.1%の増加、前年度決算額と比較をいたしますと率で14.2%の減少、金額で13億5,274万1,651円の減少となりました。 歳入を性質別に区分いたしますと、自主財源の比率は39.8%であり、前年度と比較しますと構成割合で4.0ポイントの増加、決算額では1億5,632万4,000円の減額であります。 主な内容は、町税が4,056万5,000円、繰越金が2,863万6,000円、分担金及び負担金が1,471万2,000円、寄附金が1億3,181万円、使用料及び手数料が58万1,000円、財産収入が181万1,000円の増額となり、繰入金が3億7,231万1,000円、諸収入が212万8,000円の減額となりました。 また、依存財源の比率は60.2%であり、前年度と比較して構成割合で4.0ポイントの減少、決算額では11億9,641万8,000円の減額となりました。 主な内容は、地方交付税が1億8,256万1,000円、ゴルフ場利用税交付金が278万7,000円、株式等譲渡所得割交付金が1,339万7,000円、配当割交付金が459万3,000円の増額であります。国庫支出金が3億952万5,000円、県支出金が1億3,484万2,000円、町債が9億4,311万9,000円、地方消費税交付金が167万9,000円、地方譲与税が425万6,000円、自動車取得税交付金が518万3,000円、地方特例交付金が35万7,000円、利子割交付金が43万4,000円、交通安全対策特別交付金が36万1,000円の減額であります。 次に、歳出について申し上げますと、歳出総額は77億1,872万8,392円で、予算現額と比較をいたしまして4.6%の減少、前年度決算と比較いたしますと13.7%の減少、12億2,454万1,298円の減額となりました。 歳出を性質別に区分いたしますと、消費的経費の比率は89.3%で、前年度と比較いたしまして16.1ポイントの増加、決算額において3億4,658万5,000円の増額となっております。 主な内容は、補助費等が1億9,943万9,000円、人件費が477万円、繰出金が8,346万5,000円、積立金が1億6,356万5,000円、維持補修費が513万2,000円、投資・出資・貸付金が105万円の増額で、扶助費が4,093万6,000円、公債費が2,697万7,000円、物件費が4,292万3,000円の減額となりました。また、投資的経費の比率は10.7%で、前年度と比較して16.1ポイントの減少、決算額において15億7,112万7,000円の減額となっております。 次に、議案第41号 平成25年度益子町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度の決算につきましては、歳入総額29億8,802万6,789円、歳出総額29億3,435万6,206円となり、歳入歳出差引残額5,367万583円のうち2,700万円を財政調整基金に積立てし、2,667万583円を翌年度へ繰越決算としたところであります。 主な内容を申し上げますと、歳入では国民健康保険税7億3,831万3,425円で24.7%、国庫支出金8億4,704万4,619円で28.3%、前期高齢者交付金4億2,717万7,345円で14.3%、共同事業交付金3億4,501万4,633円で11.5%を占め、財政調整基金から2,700万円、その他一般会計繰入金から8,605万1,000円の繰り入れをしております。 歳出では、
保険給付費18億3,669万8,787円で62.6%、後期高齢者支援金4億4,262万4,453円で15.1%、介護納付金2億2,086万5,681円で7.5%、共同事業拠出金3億3,498万1,693円で11.4%を占めております。 次に、議案第42号 平成25年度益子町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度の決算につきましては、歳入総額1億7,467万2,203円、歳出総額1億7,336万7,840円となり、歳入歳出差引残額130万4,363円は翌年度へ繰越決算したところであります。 主な内容を申し上げますと、歳入では後期高齢者医療保険料1億2,263万3,050円で歳入総額の70.2%、繰入金が5,111万300円で29.3%を占めております。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金が1億7,055万6,850円で歳出総額の98.4%、総務費が191万7,705円で1.1%を占めております。 次に、議案第43号 平成25年度益子町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度の決算につきましては、歳入総額15億2,081万5,417円、歳出総額14億6,224万3,245円となり、歳入歳出差引額5,857万2,172円は、翌年度へ繰越決算したところであります。 主な内容を申し上げますと、保険事業勘定において、歳入では保険料2億9,978万8,700円で、歳入総額の19.8%、国庫支出金3億5,281万9,638円で23.3%、支払基金交付金3億9,680万円で26.2%、県支出金2億2,156万1,320円で14.6%、繰入金1億9,685万3,964円で13.0%をそれぞれ占めております。 歳出につきましては、
保険給付費が13億4,828万4,884円で歳出総額の92.7%、
地域支援事業費3,294万1,099円で2.3%、基金積立金3,019万5,795円で2.1%、総務費2,272万9,946円で1.6%をそれぞれ占めております。 また、
介護サービス事業勘定において、歳入では
サービス収入が755万1,440円で歳入総額の93.5%、繰越金52万5,823円で6.5%を占めております。歳出では、諸支出金が418万1,964円で歳出総額の51.8%、事業費357万8,920円で44.3%をそれぞれ占めております。 次に、議案第44号 平成25年度益子町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度の決算につきましては、歳入総額4億9,048万4,660円、歳出総額4億7,940万7,940円となり、歳入歳出差引残額1,107万6,720円は翌年度へ繰越決算をしたところでございます。 主な内容を申し上げますと、歳入では受益者負担金1,611万6,020円で3.3%、下水道使用料5,714万4,838円で11.7%、国庫補助金8,300万円で16.9%、一般会計繰入金2億2,885万7,000円で46.7%、町債8,860万円で18.1%を占めております。 歳出につきましては、執行率97.9%であり、総務管理費2億307万3,456円で42.4%、施設管理費7,815万3,368円で16.3%、公債費1億9,818万1,116円で41.3%を占めております。 次に、議案第45号 平成25年度益子町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につきまして、申し上げます。平成25年度の決算につきましては、歳入総額1億1,737万4,045円、歳出総額1億1,314万634円となり、歳入歳出差引残額423万3,411円は翌年度へ繰越決算としたところであります。 主な内容を申し上げますと、歳入では施設使用料2,944万2,841円で25.1%、一般会計繰入金6,963万2,000円で59.3%、町債1,110万円で9.5%を占めております。 歳出につきましては、執行率97.6%であり、総務費495万4,568円で4.4%、施設管理費3,599万230円で31.8%、公債費7,219万5,836円で63.8%を占めております。 次に、議案第46号
町道路線の認定につきまして、申し上げます。本案路線の位置につきましては、既に県道下大羽益子線として供用されている区間で、下大羽線地内の県道下大羽益子線と県道山本下大羽線の交差点から県道宇都宮笠間線の下大羽交差点までの区間、延長788メートルでございます。この路線は、県道下大羽益子線のバイパス道路が整備されたことにより、町が旧道区間について移管を受けるものであり、平成15年3月27日に事業実施に伴って旧道区間の引き継ぎに関する覚書を取り交わしており、議会の議決が得られた後、県から引き継ぎを受けるものであり、町道として新たに認定するものであります。 次に、議案第47号
町道路線の廃止につきまして、申し上げます。町道46号大川戸深沢線につきましては、かつて大川戸と茂木町深沢を結んでおりまして、町道の認定をしております。しかし、現状は大部分が山の谷間で、立木が生い茂っており、一般交通の用に供せる状況ではなく、今後改良の計画もありません。また、その道路は国有林の作業道になっており、雨巻山の登山道としても利用されておりまして、今回国有林の作業道を登山道として正式に借り受けるに当たり、町道の全線を廃止したく、ここに提案するものであります。 以上、上程されました議案第33号から第47号までの
提案理由を申し上げました。 詳細につきましては、担当部課長から説明をさせますので、これらの議案の議決につきまして、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
黒子秀夫) 説明を終わります。
○議長(
黒子秀夫) 本日はこれにて散会いたします。 散会 午前11時07分...