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06月04日-議案説明・質疑・討論・採決・議長の選挙-03号

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  1. 益子町議会 2014-06-04
    06月04日-議案説明・質疑・討論・採決・議長の選挙-03号


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    平成26年  6月 定例会(第137回)        平成26年6月益子町議会第137回定例会会議録                                 平成26年6月4日(水)出席議員(15名)      1番 河  原     誠         2番 樋  山  照  代      3番 星  野  壽  男         4番 小  杉  守  利      5番 加  藤  芳  男         6番 髙  野  美  晴      7番 黒  子  秀  夫         8番 廣  田  茂 十 郎      9番 小  島  富  子        11番 髙  橋  正  則     12番 石  川  幸  男        13番 上  野  康  雄     14番 仁  平  孝  芳        15番 鈴  木  智  明     16番 鶴  見     平欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    法 師 人       弘       教  育  長    岡       良 一 郎       総 務 部 長    三   宅   明   男       民 生 部 長    森   嶋       茂       産 業 建 設    大   塚   隆   彦       部     長       総 務 課 長    高   野   貞   夫       企 画 課 長    萩   庭   正   幸       税 務 課 長    日 下 田       純       住 民 課 長    堀   野   鉄   男       環 境 課 長    櫻   井   弘   美       健 康 福 祉    加   藤   一   美       課     長       高 齢 者 支 援    大   内   正   美       課     長       農 政 課 長    河   原       平       観 光 商 工    髙   濱   文   夫       課     長       建 設 課 長    大   関       保       会 計 管 理 者    加   藤       茂       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    木   村   明   美       課     長       生 涯 学 習    加   藤   友   之       課     長       監 査 委 員    添   田   收   一事務局職員出席者       事 務 局 長    櫻   井   省   吾       書     記    永   嶋   祐   子               開議  午前10時00分 ○議長小杉守利) ただいまの出席議員数事務局長より報告いたさせます。  議会事務局長櫻井省吾君。 ◎議会事務局長(櫻井) おはようございます。本日の出席議員数は15名でございます。 ○議長小杉守利) これより本日の会議を開きます。  なお、暑い方は上着を脱いで大丈夫です。 ○議長小杉守利) 日程第5、議案第27号 益子防災行政無線報系デジタル化整備工事請負契約についての件、担当部長の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(三宅) おはようございます。日程及び議案の7ページをお願いいたします。  議案第27号     益子防災行政無線報系デジタル化整備工事請負契約について  地方自治法第234条の規定に基づき、一般競争入札に付した益子防災行政無線報系デジタル化整備工事について、下記のとおり請負契約を締結したいので、益子町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求める。                      記  1 契約の目的 益子防災行政無線報系デジタル化整備工事  2 契約の方法 一般競争入札  3 契約の金額 金1億5,660万円  4 契約相手方 住所 東京都杉並区荻窪四丁目30番16号           商号又は名称 日本無線(株)           代表者氏名  ソリューション営業部長 永村 猛  5 契約の工期 契約の日から平成27年3月20日まで  平成26年6月2日提出                               益子町長  今回の益子防災行政無線報系デジタル化整備工事につきましては、平成26年4月23日、2社の参加による一般競争入札を実施いたしました。最低金額の1億4,500万円で日本無線株式会社が落札をいたしました。5月14日に消費税を加算した1億5,660万円で仮契約を締結しております。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 今回の契約における防災行政無線デジタル化については、単なる益子だけではなくて、1市4町が1つの広域消防本部を中心としての形で整備をされるということも一つの基本になっておるようでございますが、今回の契約においてはある程度この業者選定といいますか、そういったものは広域消防の中から、あるいは消防等のほうからあらかじめ業者あるいは機器選定等についての指導、助言などがあったのかどうかお伺いします。 ○議長小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(高野) 今回のデジタル化につきましては、遠隔装置関係については当然広域のほうの消防本部のほうから流すという形になりますので、広域消防本部のほうの本体の機械のほうとの関連性がございますので、そちらとの関連についての改修について、そういった点についての助言等はいただいております。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 余り広域消防本部が介入すると談合の疑惑も持たれますので、ほどほどにその点は行ったほうがよろしいかと、そんなふうにも思うわけでございます。  この整備するに当たっての要綱等がございます。その要綱の中には、請負業者の製品あるいは責任を持って他社の製品を使用してもよろしいというふうな内容にはなっておりますけれども、この会社はそういう機器を生産をされておるのかどうか。 ○議長小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(高野) 製品についてまでは、ちょっと確認をとってございません。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 生産をされていないとすれば、今回益子町で整備事業を行う機器についてはどのようなメーカーを使用するのかお伺いをいたします。 ○議長小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(高野) メーカーまでは指定してございませんで、既存の同報系で改修しない部分についても対応ができるものというような形になっております。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) ある程度入札前ならば、そういう課長の説明でもよろしいのです。入札前ならば何々機器同等のもの、そういうものでの契約する前であるならば製品、材料等の選定においては、そういうことでもよろしいけれども、少なくとも契約をしたならば、どういう機器を使うのだ、どこのメーカーのものを選定するのだということが少なくとも発注者に説明があって、文書によってきちんとした提出をされてもよろしいのでなかろうかと思うのですが、どうでしょうか。
    議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 一般的には、契約をした後で使用部材承認申請というのが契約相手側から出てまいりまして、その内容について発注者益子町がオーケーを出すというふうな手続をするのが一般的です。今回も使用機材についてはどこ社製というふうなことは指定してありませんので、契約がなった時点で、その後で使用機材承認申請、それに基づいてお互いに確認し合うというふうな方法をとることになろうと思います。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 議会に工事請負の議決として議会の承認を得るというならば、少なくともそういった書類等をきちんと持ち合わせて、どのような質問であっても、これはきちんと説明が開示できるような体制が必要だと思うのです。あるいは先ほど課長が申されたように、ある程度これは防災ですから、安易なものでやられても困ると。これは、広域消防本部等のある程度の指導、助言というのも私はこれは必要であろうと思うのです。だとするならば、少なくとも今日までの中で事前にそのような調整といいますか、強制はするものではないけれども、事前の状況の説明があってしかるべきなのです。少なくともこの1億5,000万からの契約を結ぶについて、相手方はわかったと、中身についてはこれからだ、こういう議会の中で私はいかがなものかと思うのです。私は反対ではない。大変結構なこと。しかしながら、これについての内容等の説明が余りにもずさん過ぎるのでなかろうか、そう思います。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 入札に入る前に仕様書を公に示しまして、その仕様書に基づいて業者のほうで自分の会社でできるか否かの判断をして入札に臨むという形をとりますけれども、その中で町のほう、いわゆる発注者使用部材についてどこどこ社製というふうな指定をしない場合には、先ほどが申し上げましたように、契約が成立した後で機材等承認申請を出すのです。その承認申請に基づきまして、A社製の何を使う、B社製の何を使う、下請についてはこの業者を使う、そういう承認をするという手続を経て初めてその部材が決まっていくというようなやり方でありますので、今の時点ではどこの会社の何を使うということにつきましては確定をしておりません。ご理解いただきたいと思います。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そうすると、町のほうで機器のある程度選定における選定基準といいますか、そういうものを町のほうで申し上げるのか、あるいは請け負う業者のほうに機器の一任をするのか、どちらですか。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 機器の仕様につきましては、いわゆる性能発注という形です。例えば電波形式についてはD7Wであるとかというような専門的な用語でありますけれども、60ヘルツの第一波を対応とするとか、そういうふうな仕様を示しまして、それに対応できる機器については、その入札に臨もうとする会社が機器を選定していくというやり方をとります。その結果、例えばA社製のどういう機械を使う、B社製の何を使う、そういう機種の承認申請があって、その承認申請に基づいて発注者受注者の合意を得てからその工事に臨んでいくという対応をとりますので、この段階ではその機器の仕様について、性能について述べているだけで、初めて承認申請が出てから何社製というのが決まってくるというような状況だと思います。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そのことだけでいつまでもお話しするわけにもいきませんので、少なくともこういう機器が何カ所かに設定するのには、それを生産をしておるメーカーさんがあるわけです。ということは、一番最初に聞いたのはどういうことか。自社製品を使うのですか、あるいは他のメーカーを使うのですかといったときに、それはこの会社ではやっているかどうかわからないということであれば、当然これは他のメーカー機器を使うということになるのです。だから、それにはやっぱりここに書いてあるいろんな規制に合致するものは当たり前なのです。でないと、これ本部との関係もありますから、ハレーションを起こしたり何かしてこれは大変なミス報道にもなりかねないということにもなりますから、これはもう全部統一された形での機器にならないと誤作動やいろんな形が多い、あるいは火災等の発生なども起きては困るので、これは少なくともそういう一体性のものでいくということが基本なのです。だから私聞いているのです。だから、それらについてはやっぱり少なくともそういうメーカーというものは既にきょうこのごろ発生して工場でつくっているのではないのです。何十年にわたってそういうものがつくられているならば、やはり機器メーカーについては同等のこれらを使用したいといって出てくるのが普通一般的でなかろうかということで申し上げているので、そればかりお話ししていると時間のロスにもなりますけれども、次に移りますけれども、今回2社でございます。2社ということは、一応はクリアはしておるのですが、一般競争入札という形でございます。町なんかでは、通常は指名競争入札という形でやっておるのですが、これはオープンの形でやって2社しか応募がなかったのか、あるいは一般的な指名競争入札の形をとって町に指名願が出ておる業者の中から選定したというのか、あるいは広域消防本部のほうからのあらかじめのこの会社をひとつ入れていただきたいというようなことであったのかどうか、それまずお伺いします。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 結果的に申し上げますと、オープンです。それで、関東地区にある会社ということで限定をしておりまして、関東地区益子町の仕様に合う業を営んでいる方で指名参加願が出ている会社は8社ありました。その8社の中で出てきたのが2社ということで、前もってその指名をするということではございませんで、一般的な一般競争入札。これは、3,000万円を超える工事につきましては、益子町では全て一般競争入札という扱いになっておりますので、その規定に基づきまして今回一般競争入札を実施をいたしました。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) この会社の大体事業実績というのは、県内ではどういったところをやられておるのですか。 ○議長小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(萩庭) ちょっと資料を持ち合わせていないのですが、落札後に業者から取り寄せましたところ、矢板市と、それから市貝町がこの会社だったと思います。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) オープンの形で一般競争入札ということで、今副町長が申されたように、3,000万以上はそういう形をとりたいということであれば、普通一般競争入札ということになると非常に多くの業者が参画をするというのがかつての例であったのですが、1億四、五千万の工事でもなかなか2社ぐらいしか応募がないという形は、何か今日の工事関係の現象といいますか、あるいは行政における非常に財政の圧縮の形のものが影響しているのかどうか、その辺の見きわめというのはされておったのですか、どうですか。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 今回の工事が特殊な工事ということで、関東地方の中にも8社しかないというような状況でありまして、大変取り扱っている会社が少ないという状況がありました。そういう中で2社という状況なのですが、これはやっぱり今までの一般競争入札でも最も少ない、もちろん1社の場合には入札は行いませんので、2社以上の場合でないと入札の手続はできませんが、一番少ない業者の数というふうに把握しております。  一般的に今ご指摘ありました、一般的にといいますか、道路工事であるとか、舗装工事であるとか、比較的対応している業者が多い場合には、一般競争入札をしますと、かなりの数の方が応札をしてまいります。申し込みをしてまいります。ただ、なかなか整理がつかないということもありますので、益子町の場合には条件つきということで、栃木県内に本支店、営業所がある業者というふうな限定をかけておりますので、そこである程度絞られるということはございます。ただ、今回の場合には業種が業種なので、こういう少ない結果になったというふうな判断をしております。 ○議長小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) これだけの結果だけ見ると、何か随意契約的な、あるいは見積もり合わせ的なやり方にしかイメージ的には映らないのです。それには何らかのやっぱり形があってのこういう結果かなという一つの想定の中で申し上げた経過もございます。しかしながら、あくまでもこの防災という行政の広域的なものでいくならば、やっぱり正確な情報伝達、そして誤作動等のないような形でのきちんとした対応できるような基地が必要なわけでございますので、そういったものによって若干広域本部等からの指示や何かについては、これは機器のやっぱり優秀なといいますか、正確なものを選ぶということが本来の姿でありますので、立派にできることを期待はするのです。  それで、特にこの入札の中で2社というのは、非常に考え方としてはやっぱり行政で、益子町ではそういう対応はしているとは思いませんけれども、何か随意契約的な、それではちょっと金額が多いから、やっぱり相見積もりでもってみたいなものの中から発生するようなことがあっては困るということで思うのです。なぜそれを申し上げたかというと、今ちょっとだけ時間をいただけるならば、4月の28日に益子町では学校のプールの塗装を入札してあります。このときの落札額が52%のところもあるのです。あとは一番高いので九十何%ですか、そうすると安いところと高いところでは130万の差があるのです、350万ぐらいの工事の中で。これは、非常に自由競争入札の中で発生したことだから、私は悪いというのではないけれども、町外の業者の6社によって競争することによって私がやりたいとすれば、そういう結果もあってしかるべきだし、やはりそれだけ町の財政が潤うわけです。片方は二百二、三十万でやって、片方は360万でやるという、同じプールの大きさで、修理も同じなのです。田野と西小と七井ですか、3カ所やっているのです。一番安いのが七井中学校の232万2,000円、これは教育厚生でもお話が、学校プールですから、あったかと思うのですが、二、三百万の工事であっても、その中で130万の開きも出てきているよ、これは業者さんはやっぱり仕事が欲しいという、仕事をやりたい、それによって従業員の生活を守るのだ、そういう精神もあると思うのです。高ければいい、安ければいいではなくて、やっぱり競争入札というものはそういうものから発生しているのだと。だから、なるべく業者というものは多く選んで、そこの中で公平な、自由な競争入札ができることがやっぱり正しいあり方ではないかと、そんなふうにも思ったもので、一旦この質問は終わらせていただきますので、そういういろんな形が出てくるということありますので、ひとつ十分配慮しながらやっていただきたい、そういうふうに思います。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 関連してなのですが、日本無線で全てこの工事をやるわけではなくて、ちょっと副町長も言っていたように、下請、孫請というのをやると思うのですが、入札の際にこの下請、孫請の割合とか、この部分については下請とか、孫請まではあれかもしれませんけれども、そういうのは入札の際に業者から出されるのではないかと思うのですけれども、下請の割合、そして入札の際の業者選定まではきっと入札のときにはやらないのではないかと思うのですが、下請の状況、この工事の中での下請の割合なんていうのは今回の工事はどんなふうになっているのでしょうか。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 契約が締結になった後に、先ほどの話とちょっと重複しますけれども、使用機材あるいは下請業者協力業者ですね、協力業者のリストが出てまいりまして、その中でどこの業者さんを協力会社として使いたいという協議がされます。そこで初めて協力会社が決まってくるという経過をとります。ただ、特定建設業の資格を持っている、持っていないによりまして、下請に出す金額の限度が決まっておりまして、特定建設業の資格を持っていると土木で3,000万ですか、建築で4,000万という一つのルールがあるのですが、それは制限されております。それだけで、あとは何%ということは特に決まりありませんが、契約後に協力会社の承認をお互いに確認し合うということでございます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 私の主張は1回しているので、できるだけ地元の業者という点で、まだこの部分については下請とかというプランが出てきていない、これからという、これが決まった後、協議をするということなのですが、ぜひクリアしなくてはならない条件というのは幾つかあると思いますけれども、できるだけ町内の業者に極力仕事が回るように協議の中で詰めていただきたいという要望しておきます。 ○議長小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第5、議案第27号 益子防災行政無線報系デジタル化整備工事請負契約についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長小杉守利) 日程第6、議案第28号 平成26年度益子一般会計補正予算(第1号)について、担当部長の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(三宅) 日程及び議案の8ページをお願いいたします。  議案第28号     平成26年度益子一般会計補正予算(第1号)  地方自治法第218条第1項の規定により、平成26年度益子一般会計補正予算について、議会の議決を求める。  平成26年6月2日提出                               益子町長  補正予算書につきましては、担当課長がご説明を申し上げます。 ○議長小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(萩庭) 補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第28号     平成26年度益子一般会計補正予算(第1号)  平成26年度益子町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,758万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ80億9,758万3,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成26年6月2日提出                               益子町長  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正につきましては、説明を省略させていただきます。  5ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書の1、総括につきましても説明を省略させていただきます。  7ページをお願いいたします。2、歳入でございますが、ここからは各担当課からの説明とさせていただきます。 ○議長小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 14款2項1目民生費国庫補助金につきましては、9,626万2,000円の増額計上でございます。1節社会福祉費補助金につきましては、6,533万5,000円の計上でございます。臨時福祉給付金給付事業費補助金として、平成26年4月から消費税率が引き上げられたことに伴い、所得の低い方々への負担影響に鑑み、暫定的、臨時的措置として臨時福祉給付金を支給する経費として国庫補助金補助率10分の10、6,250万の計上でございます。また、臨時福祉給付金給付事務費補助金といたしまして、支給に係る事務的経費の見込みにより国庫補助金補助率10分の10、283万5,000円を計上するものでございます。給付対象者は、平成26年1月1日時点で益子町の住民基本台帳に登録されている人で、平成26年度町県民税均等割が非課税の方が対象でございます。課税されている方の扶養親族や生活保護の受給者は対象になりません。なお、生活保護受給者につきましては保護費で調整されるものです。給付額は、対象者1人につき1万円。なお、対象者のうち老齢年金、障害年金、遺族基礎年金受給者、児童扶養手当、特別障害者手当等に該当する方は1人につき5,000円の加算措置がございます。給付対象者につきましては5,000人、そのうち加算対象者を2,500人見込むものでございます。2節児童福祉費補助金につきましては、3,092万7,000円の計上でございます。子育て世帯臨時特例給付金事業費補助金として、やはり平成26年4月から消費税が引き上げられたことによる子育て世帯への負担影響に鑑み、暫定的、臨時的措置として子育て世帯臨時特例給付金を支給する経費として国庫補助金補助率10分の10、2,960万円の計上でございます。また、事務費補助金として支給に係る事務的経費の見込みにより10分の10、132万7,000円を計上するものです。給付対象者は、平成26年1月1日時点で平成26年1月分の児童手当の受給者であり、平成25年中の所得が児童手当の所得制限に満たない方が対象です。なお、臨時福祉給付金の対象者及び生活保護制度の被保護者は対象になりません。給付額は対象児童1人につき1万円、給付の対象児童は2,960人を見込むものでございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 3目1節土木費補助金60万円につきましては、社会資本整備総合交付金の狭隘道路整備等促進事業補助金で、補助率50%でございます。平成21年度から25年度までで補助事業が終了しましたが、市町村の要望が多く、平成26年度から5年間延長して予算がついたものです。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 4目1節小学校費補助金271万1,000円の増額計上でございます。これは、田野小学校、益子西小学校、七井小学校の防災機能強化工事増額に伴う国庫補助金、3分の1補助率の学校施設環境改善交付金でございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 15款県支出金、2項4目農林水産業費県補助金につきましては、3,655万5,000円の増額計上でございます。1節農業費補助金の農地情報公開システム整備事業費補助金につきましては、農地中間管理機構関連法への対応に伴うシステム改修の補助金でございます。補助率は100%でございます。被災農業者向け経営体育成支援事業費補助金につきましては、平成26年2月の降雪被害によります農業施設の撤去及び修繕に係る補助金でございます。補助率につきましては、撤去の場合、国が50%、県、町25%となっております。再建修繕の場合は、国が50%、県、町20%、本人負担が10%でございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(萩庭) 17款1項2目総務費寄附金につきましては、1節ふるさとづくり寄附金で1件100万円の計上でございます。  8ページをお願いいたします。4目商工費寄附金につきましては、大塚実様からの寄附金1億円の計上でございます。  18款2項1目財政調整基金繰入金につきましては、1,200万円の計上でございます。  5目学校整備基金繰入金につきましては、542万5,000円の計上でございます。  20款4項4目雑入につきましては303万円の増額計上で、東田井町営住宅集会所と七井中学校高圧ケーブルの被災に伴う見舞金並びに共済金を見込んでおります。  歳入につきましては、以上でございます。 ○議長小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(高野) 9ページをお願いいたします。3、歳出に入ります。2款1項5目自治振興費につきましては、300万円の増額計上でございます。19節負担金補助及び交付金のうち、地域整備推進事業補助金を増額するものです。今年度は、29の自治会より補助申請がございまして、その不足額の計上でございます。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(萩庭) 6目企画費につきましては105万4,000円の増額計上で、18節備品購入費で事務用パソコン8台分の購入費でございます。  8目基金費につきましては、1億100万円の増額計上でございますが、25節積立金でふるさとづくり基金200万円、28節繰出金で大塚実基金に1億円を繰り出します。  以上です。 ○議長小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 3款3項1目社会福祉総務費につきましては、6,509万7,000円の増額計上でございます。これにつきましては、歳入でも説明いたしましたが、消費税引き上げに伴う低所得者対策の給付金事業の経費を計上するものです。11節需用費につきましては、消耗品費として申請書郵送時の封筒などの事務用品8万5,000円、印刷製本費として申請書等の印刷代2万8,000円を計上するものです。12節役務費につきましては、通信運搬費として郵送料41万円、手数料として口座振り込みへの振り込み手数料54万円を計上するものでございます。13節委託料につきましては、給付事業に伴うシステム改修などの経費153万4,000円を計上するものでございます。19節負担金補助及び交付金6,250万円につきましては、給付金の支給対象者を5,000人、加算対象者を2,500人を見込み、計上するものでございます。  10ページをお願いします。2項1目児童福祉総務費につきましては、3,052万4,000円の増額計上でございます。これも歳入で説明いたしましたが、消費税引き上げに伴う子育て世帯への対策として給付金事業の経費を計上するものでございます。11節需用費9,000円につきましては事務用消耗品、12節役務費につきましては通信運搬費として郵送料29万1,000円、手数料として口座への振り込み手数料19万2,000円を計上するものでございます。13節委託料につきましては、給付システムの改修業務の業務委託料でございます。19節負担金補助及び交付金2,960万円につきましては、給付対象者を2,960人と見込み、増額計上するものでございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 6款農林水産業費、1項1目農業委員会費につきましては、429万4,000円の増額計上でございます。3節、4節、7節につきましては、臨時職員7カ月分の通勤手当、社会保険料、賃金でございます。11節につきましては、今年度農業委員改選に伴います農業委員の全体写真代でございます。13節委託料につきましては、農地中間管理機構関連法に伴いますシステム改修費でございます。  3目農業振興費につきましては、4,311万6,000円の増額計上でございます。11節から次ページ、11ページの14節につきましては、道の駅の実証店舗運営に係ります費用を交付金として支出するための減額でございます。続きまして、19節の補助金につきましては平成26年2月の降雪被害によります農業施設の撤去及び修繕に係る費用でございます。交付金につきましては、11節から14節の減額分を交付金として支出するためのものでございます。これは、事業主体が町でなく、道の駅建設委員会が行うためでございます。  5目農地費につきましては、414万6,000円の減額計上でございます。11節需用費につきましては、小宅地内で油の流出がございまして、河川への流出を防ぐオイルマット購入代でございます。13節委託料につきましては、先ほどの油の流出の成分分析の委託料でございます。15節工事請負費につきましては、先ほどの油の河川流出を防ぐため、河川内に安易な油の分離槽を設置するものでございます。19節負担金は、農地・水保全管理支払い交付金から多面的機能支払い交付金への名称の変更と交付金の算定基準の変更による減額でございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(髙濱) 7款1項3目観光費につきましては、10万円の増額計上でございます。11節需用費で、公衆トイレの修繕料でございます。  12ページをお願いいたします。4目フォレスト益子管理費につきましては、66万7,000円の増額計上でございます。11節需用費につきましては、フォレスト益子の照明のLEDの電球分、これが消耗品費になります。それから、修繕料はレストラン厨房機器等の修繕でございます。15節工事請負費でございますが、レストラン内のウエスタンドアの設置工事、地デジブースターの取りかえ工事、トイレのウォシュレット工事でございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 8款1項1目につきましては、財源更正でございます。  5項1目15節工事請負費200万円につきましては、東田井住宅集会場の屋根が大雪により雨漏りしてしまったため屋根の改修を予定しております。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 10款の2項1目学校管理費は、836万6,000円の増額計上でございます。委託料につきましては、田野小学校、益子西小学校、七井小学校の防災機能強化工事施工管理について基準労務単価改定による増額でございます。13ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料につきましては、小学校の教職員用パソコン7台分の賃借料でございます。15節工事請負費につきましては、田野小学校、益子西小学校、七井小学校の防災機能強化工事についてですが、設計を組む際に改めて現場を確認いたしましたところ、新たに強化工事が必要となったための追加でございます。  3項1目学校管理費202万2,000円の増額計上でございます。11節需用費は、去る5月9日に落雷が原因と思われます七井中学校の高圧線の停電事故がございました。そのための仮復旧の修繕料でございます。14節使用料及び賃借料、中学校教職員用の事務用パソコン3台分とさきの停電事故による架設工事用ケーブルの使用料でございます。15節工事請負費につきましては、七井中学校停電事故の高圧線ケーブル引きかえ復旧工事工事費でございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(加藤) 10款4項1目社会教育総務費につきましては、1万3,000円の増額計上でございます。こちらは、人事異動に伴いまして総合体育館、あぐり館の防火管理者を変更するため、講習会の受講負担金を計上するものでございます。  以上です。 ○議長小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(萩庭) 14款1項1目予備費につきましては、47万6,000円の増額計上でございますが、調整によるものでございます。  以上で6月補正予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長小杉守利) 説明を終わります。  休憩をいたします。               休憩  午前10時54分                                                          再開  午前11時08分 ○議長小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  質疑を許します。  14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) さきの全員協議会のその他の件の折、副議長から何もありませんということで……                (何事か声あり) ◆14番(仁平孝芳) 副町長、申しわけない。そういう答弁をいただいておりますが、原告、●●●、被告、益子町ということで訴訟がありました。そのときの訴訟内容と裁判費用、計上された印刷物が渡されたことは議員の方はご存じだと思いますが、結審が5月の14日にあったそうでありますが、結果はどういうふうな形になりましたか、お聞かせ願います。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 前に議員の皆様方にその裁判の状況につきましてはご説明をさせていただきました。益子町が被告ということになっておりますけれども、第一審に宇都宮地裁で5月14日に結果が出されました。その中では原告の勝訴ということで、益子町は敗訴の形になりました。14日にそういう判決が出ましたけれども、その対応につきまして町の執行部の中で協議をいたしまして、最終的に5月の28日、これは控訴するかどうかの期限の日にちが5月28日であります。判決の日から2週間というのが控訴するかどうかの判断の期間でありまして、5月28日まで、ぎりぎりまで内容につきましてはこちらで検討し、弁護士の先生と協議をいたしまして、指導等いただきながら結論を出そうということでおりまして、28日に最終的には控訴しないというふうに結論を出しました。それで、議会の皆様方にこれは当然報告すべきことではありますけれども、今回の全員協議会にはちょっと時間的に間に合わないということがありましたので、次回の全員協議会の中で報告はする予定でおりました。控訴した場合は、もちろん議決の対象でございます。町が控訴するということは議決です。したがいまして、議会定例会あるいは臨時会等でその旨議決をいただいてから控訴するという形になりますが、ただ弁護士の先生等の指導にもよりまして、勝ち目が少ないということが1つあります。それから、実は昭和51年だと思いますが、最高裁の判例がございまして、公の土地の時効取得については、これが認められているというような判例がありまして、なかなかの町のほうで控訴したとしても勝つ見込みがないということでその結論に至ったということでございます。後日の全員協議会等におきまして、関係書類等をそろえまして議員の皆様方に説明したいというふうには考えておりました。  以上です。 ○議長小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 町の財産を時効取得されるということは、我が町にとってもかなり損失だと、私はそう思いますが、これから進める地籍調査、これにもかなり影響を及ぼすのかなと懸念をしております。次回の全員協議会と、それで発表すると、それはちょっとおかしいのではないかと。28日に控訴を取りやめたと。その他の件で、全員協議会でやはりこういう判例は速やかに議会に報告すべきだと。議会軽視しているから、それは仕方ないと思うが、それでは議会のあり方が問われる。新任の教育長もおりますが、やはり教師、それから議員などというのはある程度言論の府でございますので、そういうものをやはり速やかに報告するというのは地方自治体の根源かなと。それはそれで結構でございますが、途中に裁判官のほうより和解勧告が2回あったそうでございますが、どういう和解案かお聞かせください。 ○議長小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 今回の土地の払い下げで和解したいという内容でした。 ○議長小杉守利) 14番、仁平孝芳君にお願いをいたします。  この件につきましては、後日全員協議会で執行部が詳しい説明をするということでありますので、この件につきましてはそういうことでご了承いただきたいと思います。 ◆14番(仁平孝芳) 後日説明すると言っているよね、執行部は。だが、今もプールの塗装の問題、委員会開いていて、委員会にもかけないで本会議でぽっと出す、それでは何の意味の委員会を開いたかわからない。今度は次回出すと。これは、私がこの席で質問しなかったら恐らく9月議会の報告で終わってしまうのかなと、そういう懸念があるから、質問しているのです。  議長だってそうでしょう。農業委員の選任について、4月7日に農政課のほうから議長宛てに選任依頼が来ているわけだ。 ○議長小杉守利) それは、案件以外の案件でありますので…… ◆14番(仁平孝芳) 案件以外ではない、それは。 ○議長小杉守利) 案件でありますので、次に移らせていただきます。 ◆14番(仁平孝芳) 案件以外ではない。それが…… ○議長小杉守利) その他質問ございませんか。               (「だめだよ、議長」の声あり) ○議長小杉守利) だめではないです。  その他質問ございませんか。               (「あるよ」の声あり) ○議長小杉守利) 質疑を許していないです。               (「質疑を許したって、何拒否するの。あんたに拒否さ                 れるあれじゃないよ」の声あり) ○議長小杉守利) 議長の許可を得なくては発言できないでしょう。  そのほか質問ございませんか。               (「はい、議長」の声あり) ○議長小杉守利) では、一般補正についての質問でお願いいたします。  14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 8ページ、18款繰入金、2項1目財政調整基金繰入金というのがこれあるわけだ。本来なら和解案をのんでおれば、ここに入ってこなくてはならないわけなのだ、その金が。原告側だって、ただでは時効取得はしていないよと、恐らくこれは裁判の折もちゃんとそういうふうな発言はしたと思う。それを行政側が断ったと。ここに入ってこないわけです。どういうふうな結果かちょっとご説明願います。 ○議長小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 相手があえてのまなかったということでございます。ここに上げる理由が立たなかったのですが。 ○議長小杉守利) 14番、仁平孝芳君。               (何事か声あり) ◆14番(仁平孝芳) いや、このときには和解案が出されたときに役場側からの、行政側からの提示額と本人の払い下げの提示額が若干違っていたと、それは私も認めていますが、やはり敗訴するよりは、あのときに何で和解できなかったのかと。そうすれば、ここにその金額が入るわけです、町の財政として。それをおろそかにしたのはどういうわけかと言っているのだ、課長。部長がいいな、これ部長が。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◆14番(仁平孝芳) 副町長に聞いていない。 ◎副町長法師人) いや、私答えたいので、答えさせてください。  要するに和解案が示されて、その案を原告がのまなかったと、それで和解が決裂したということです。でありますから、裁判が継続されて5月の判決に至ったということであります。そういうことですので、ご理解をいただきたいと思っております。 ○議長小杉守利) 14番、仁平孝芳君にお願いします。  その件につきましては、そういう執行部の説明でありますので、ご理解をいただきたい。  その他で、では14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 私もけさ6時半に原告の方が私のところに見えました。詳細にわたる判例、それと和解条項案、コピーをくれないかと言ったら、それはとりあえずやるわけにはいかないのだと。この次来るときにはよく顧問弁護士と相談して提示したいと、そういう返答でありましたので、私もこれから先は遠慮しておきます。ですが、次回の全協のときには詳細にわたる説明を願います。いいですか。では、説明をいただけるものとしてこの辺につきましてはやめます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 3つの項目で質問させていただきます。  1つは、大雪被害の撤去並びに再建の問題です。撤去が41件、再建が44件ということですけれども、撤去作業及び再建の進捗状態はどんなぐあいなのでしょうか。要するに撤去は41件のうち何件終わった、再建は44件のうち何件再建したのかという進捗状況どうなっていますか。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 面積と人数についてちょっと申し上げたいと思いますけれども、まず撤去につきましては面積が9,601平米で、人数が41名でございます。それで、今度再建修繕、これが面積が1万6,794平米で、人数が44人ということになってございます。これにつきましては、撤去して再建している方もいらっしゃいますし、あるいは修繕だけという方もいらっしゃいますので、この撤去と修繕の中には当然ダブっている方がいらっしゃいます。この中でまだ終わった方というのが6人だったかと思います。現在といたしましては、その内容を査定しているような形で県のほうに申請してございます。
    議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 撤去作業も再建作業も非常に進んでいないという状態なのですけれども、新聞報道によりますと人手不足、あと資材不足なんかが起きて撤去や特に再建が進んでいないという話を聞いているのですが、益子の場合にはこれだけ進んでいない原因というのはどこにあるのでしょうか。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 進んでいない原因でございますけれども、先ほど樋山議員がおっしゃいましたように、やはり全国的な大雪の災害だったものですから、なかなかその資材について入らないということもございます。それと、やはりこの補助金を申請するに当たっては、どんな小さい方でも3社以上の見積もりをあわせて、それをもって申請するというようなことになっておりますので、その辺農家の方が自分で3業者さん見つけて見積書をつくるとか、そういう事務的なところもなかなか難しいところございますので、それは業者さんなり、あるいは町なりが協力してその辺のところはやっておりますけれども、やはりその辺の見積もりをとるところと、あと資材の法についてなかなか入ってこないというところがございます。それと、今度は資材が入ってきても大きなハウスについては今度建てる人が必要でございますけれども、その人についてもなかなか不足しているというのが実情のようでございます。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) この実態の上に町としては年内に全てこの41名、42名の見通しがあるというふうに撤去並びに再建完了の見通しはあると判断しているのかどうか。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 全体で確認したわけではないのですけれども、話を聞く中では、特に町内は割とイチゴ農家が多いかと思うのですけれども、その資材につきましては大体7月中に発注すれば何とか資材については調達できるのではないかというような確認をしてございます。ただ、先ほど申し上げましたように、人手のほう、そちらのほうがどの程度確保できるか。自前で建てられる方につきましては全然問題ないかと思うのですけれども、人手を頼む場合については難しいところが、なかなか年度内にという心配は若干ございます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 国の今度の再建補助については年内申請というふうなことになっているわけなのですが、益子の場合にも特に人手との関係で年内厳しいこともあり得るという今の課長さんのお話なのですが、そういう点では国に対してやっぱり年内ということではなくて延ばしてもらわないと、本当にこの補助を受ける対象の人が受けられないという事態になったら不公平だと思うのです、本人の責任ではなくて経済情勢との関係、ほかの原因で受けられないということでは。その点はどんなふうに対処しようとしているのでしょうか。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) できるだけ、なるべく年度内に終わらせるような形でやっていきたいと思いますけれども、もしもそれが次年度に起きた場合は繰り越しを何なりして、そして交付決定をいただければよろしいかと思いますので、繰り越しをして、予算上ですね、そういう形で対応できればというふうに考えてございます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 新聞報道によると、県としても複数年度でこの補助が受けられるように、今年いっぱいということではなくて、年度にまたがっても受け付けるようにという、そういう要請をして国は検討するということになっているみたいなのですが、ぜひ益子の実態を踏まえて次年度繰り越しもちゃんと認めるよう県を通じて、また町独自でも国に対しての働きかけをお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(河原) 近隣市町と歩調を合わせた形の中でそういう行動とれることがあれば、とっていきたいというふうに考えております。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) ぜひ不公平がないように、この制度が100%活用し切るように働きかけを強めていただきたいと思います。  2番目は、就学援助金の問題です。今度の補正予算では、追加の予算は組まれておりません。現在のところ当初予算の範囲内でできるという分析なのでしょうか。 ○議長小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 就学援助費につきましては、随時受け付けをして教育委員会で承認を行っているところですので、まだ始まったばかりですので、もう少し様子を見て予算と見比べたいと思っております。  以上です。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 3月の教育厚生常任委員会でもこの就学援助制度について議題になり、一定の議論したところです。今回の一般質問でも星野議員も言っていたように、やっぱり貧困が子供の教育に物すごく悪い影響を与えているという状態で、貧しい家庭の子供の学力が低いというデータも出るような深刻な状態もあるわけなのですけれども、そういう中で就学援助制度というのはすごく大切な制度ではないかと思うのです。新聞報道では、児童に対する就学援助率は全国平均15.58%、栃木県は6.49%で下から2番目と、全国。そして、益子の場合には4%という、そういう状態で、この問題については私も昨年の9月の一般質問で取り上げて、この趣旨徹底なり図っていくことを初め、改善を要求したところなのですが、この間どんなふうに努力しているのか現状をお知らせください。 ○議長小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(木村) 要保護、準要保護制度については、ただいま町のホームページに掲載中でございます。また、学校とも連絡をとり合って制度については告知していきたいと思っております。  以上です。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 教育長、去年の9月の私の一般質問ひもといていただいて、いろいろ改善をしていただきたいと思うのですが、1つだけお聞きします。  要綱で益子の場合には生活保護世帯の1.1倍というふうなことなのですが、9月の一般質問のときに前の教育長から生活保護基準が下がったからといって就学援助も連動させないと、前の水準を確保するというふうなことを約束してくれたのですが、それは本年度においても引き下げないということで理解してよろしいのでしょうか。この1.1倍というのは、何年の何月の生活保護基準なのか、そのことだけちょっとお知らせください。 ○議長小杉守利) 教育長。 ◎教育長(岡) 何年の何月何日というのはちょっと理解しておりませんけれども、昨年度町教委といたしまして就学援助制度、特に準要保護、要保護についての要綱を改めました。それは、既に各学校のほうに連絡済みでありまして、その後次のような円滑な流れが生じております。それは、民生委員の方が的確に予想される、思われる家庭のところに出向きまして、きちっと調査をし、その調査に基づいて各小中学校の校長がそれについてきちっとコメントを述べると、そういう段取りで、必ず教育委員会のほうには随時上がってきております。その上がってきたものにつきまして、教育委員会といたしまして教育委員会を開きまして、慎重に審議し、行っているというところが現状でございます。ですので、引き続きそれはやっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 2番、樋山照代さんにお願いいたします。  補正に関しての質問でお願いいたします。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 補正に組んでもらいたかったという意味で、それとの関連で質問しているところなのですけれども、この1.1倍というのを去年の4月時点の生活保護世帯の1.1倍ということになると引き下げなのです。というのは、生活保護が去年の4月で引き下げられてしまったので。だから、去年だと引き下げになってしまう。そういう意味で全国的には引き下げないようにというふうにしているところは去年ではなくておととしの生活保護基準の1.1倍とか1.2倍、全県的に言うと1.2倍が多いのですけれども、そういうふうになっているので、ちょっとこの点についてはきちんと教育長もちゃんと確かめて、引き下げられていたらば前教育長との約束どおりに引き下げられないような前々年の生活保護基準でやるというふうなことで的確に対応していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長小杉守利) 教育長。 ◎教育長(岡) よく検討したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長小杉守利) 質疑を…… ◆2番(樋山照代) まだあるのです。もう一点と、3点と言ったでしょう、3点と。 ○議長小杉守利) では、補正に関しての質問でお願いいたします。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 円道寺池の問題なのです。               (何事か声あり) ◆2番(樋山照代) でも、これはこの間大塚実さんからサルスベリが寄附されるという、そして円道寺池、個人の、3人の人なのですけれども、の所有になっているのですけれども、町が購入した場合には大塚実さんが寄附して、あの地域、円道寺周辺の整備促進を図ってほしいというふうなことがされているわけなのですけれども、この点の町の対応ですか、町として対応していく計画というのでしょうか、それがあるかどうか。 ○議長小杉守利) 副町長。 ◎副町長法師人) 円道寺池周辺の整備に関しましては、そもそものスタートが城内自治会の一部の方が花の会という会を組織いたしまして、花の会で整備をしていきたいということで始まりました。それに関連して大塚実氏から寄附金等いただきました、あるいは樹木の植栽、そういうことで花の会と大塚会長との間の実施ということで進んできたわけです。ここに来て町のほうで先ごろ国際工芸交流事業に関して1億円のご寄附をいただきましたが、そのときにあわせてあそこにサルスベリを寄附したい、大塚会長から。それと、前のしだれ桜とサルスベリの木を植えた土地を購入をして、そしてその購入資金については大塚会長が全てご寄附をしたいと。管理については、地元の花の会で実施をしていくという話し合いがされました。町は、どういうふうに関係していくかといいますと、最終的には全て買い上げた土地、樹木については町のほうにご寄附をしたいというふうな申し出がありました。手続については、地元の花の会が中心になってその用地交渉を行い、用地が買収の約束ができたときに町のほうでメインは直接今の地権者から町のほうに移していただきたい、そのお金の補填は大塚会長が出していただくというふうな申し入れをいただいております。今のところ、特に動きはありません。用地交渉については、町のほうでやるべきものというふうには理解しておりませんが、地元の方で一部そういうふうなことをおっしゃっている方もいらっしゃいますけれども、町としては地元の花の会が地権者と交渉し、その契約といいましょうか、約束ができた時点で町のほうで買い上げてくださいということにはなっております。 ○議長小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第6、議案第28号 平成26年度益子一般会計補正予算(第1号)の件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長小杉守利) 日程第7、推薦第1号 益子町農業委員会委員の推薦についての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  12番、石川幸男君。 ◆12番(石川幸男) 日程及び議案の9ページをお願いいたします。  推薦第1号     益子町農業委員会委員の推薦について  農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定による議会推薦の農業委員に次のものを推薦する。  平成26年6月2日提出                         提出者 益子町議会議員 石 川 幸 男  以下敬称を省略いたします。                         賛成者 益子町議会議員 仁 平 孝 芳                         賛成者 益子町議会議員 鶴 見   平  議会推薦の農業委員について、住所、氏名、生年月日の順に申し上げます。なお、敬称は略させていただきます。益子町大字山本●●●●●●、薗部典子、●●●●年●月●●日生まれ。益子町大字塙●●●●●●●上野幸子、●●●●年●月●●日生まれ。益子町大字七井●●●●、大塚ふじ江、●●●●年●月●●日生まれ。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 説明を終わります。  本件につきましては人事案件でありますので、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第7、推薦第1号 益子町農業委員会委員の推薦についての件を原案どおり推薦することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり推薦することに決しました。 ○議長小杉守利) 日程第8、議案第29号 益子町副町長の選任の同意についての件を議題といたします。  副町長法師人弘君の退席を求めます。               (副町長法師人弘君退場) ○議長小杉守利) 提案者の説明を求めます。  町長。 ◎町長(大塚) 議案第29号 益子町副町長の選任の同意につきまして、提案の理由を申し上げます。  本案は、平成26年6月30日付をもって、益子町大字前沢●●●●●、法師人弘君の任期が満了するため、地方自治法第162条の規定に基づき、益子町大字前沢●●●●●、法師人弘君を選任いたしたく、ここに同意を求めるものです。  なお、発令につきましては、平成26年7月1日と考えておりますので、本案の同意をよろしくお願いいたします。 ○議長小杉守利) 説明を終わります。  本件につきましては人事案件でありますので、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第8、議案第29号 益子町副町長の選任の同意についての件を原案どおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手多数でございます。  よって、本件は原案どおり同意することに決しました。  休憩をいたします。               休憩  午前11時50分                                                          再開  午前11時51分               (副町長法師人弘君着席) ○議長小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  先ほど益子町副町長の選任の同意を得た法師人弘君より発言したい旨の申し出がありましたので、これを許可します。  副町長法師人弘君。 ◎副町長法師人) 本会議の貴重な時間を割いていただきまして、発言の機会をいただきましたこと、大変ありがとうございます。御礼のご挨拶をさせていただきたいと思います。  ただいま私の副町長の選任に当たりまして、議員の皆様のご同意をいただきまして、大変ありがとうございます。お礼を申し上げるとともに、改めて身の引き締まる思いでございます。  先ごろ2040年の若年女性の人口が減少するということで、消滅するかもしれない地方自治体が八百余あるというふうな報道がございました。人口減少につきましては、全国的なテーマでありまして、益子町だけの問題ではありませんが、その対策としては雇用対策が最も重要な施策であろうということであります。そして、この後益子町が生き残っていくために町民と行政が一体となって取り組むということが喫緊の課題であろうというふうに思っております。第5次総合振興計画が平成27年度で終わるわけでありますが、これから町長を先頭として平成28年度に向けて新たな町づくりの指針を掲げていくわけでありますけれども、私はその補佐役として、そして職員を統括するという立場に立って精いっぱい力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。今後とも議員の皆様方さらなるご指導をいただきますようお願いを申し上げまして、選任同意に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長小杉守利) 日程第9、議案第30号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についての件を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  町長。 ◎町長(大塚) 議案第30号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意につきまして、提案の理由を申し上げます。  本案は、平成26年6月21日付をもって、益子町大字大沢●●●●●、小塙宏人君の任期が満了するため、地方税法第423条第3項の規定に基づき、益子町大字大沢●●●●●、小塙宏人君を選任いたしたく、ここに同意を求めるものであります。何とぞ本案につきまして同意くださるよう、よろしくお願いいたします。 ○議長小杉守利) 担当部長の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(三宅) 日程及び議案の11ページをお願いいたします。  議案第30号     益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について  地方税法第423条第3項の規定により、次の者を益子町固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、議会の同意を求める。  平成26年6月2日提出                               益子町長  住所、氏名、生年月日の順に申し上げます。益子町大字大沢●●●●●、小塙宏人、●●●●年●月●日。  任期につきましては、平成26年6月22日から平成29年6月21日までの3年間でございます。  以上でございます。 ○議長小杉守利) 説明を終わります。  本件につきましては人事案件でありますので、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第9、議案第30号 益子町固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についての件を原案どおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり同意することに決しました。  休憩をいたします。               休憩  午前11時59分                                                          再開  午後12時05分               (議長、副議長と交代) ○副議長(廣田茂十郎) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○副議長(廣田茂十郎) 議長にかわりまして、副議長が交代いたしました。  議長小杉守利君から議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。この際、議長の辞職願についての件を日程に追加し、日程の順序を変更し、議題にしたいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○副議長(廣田茂十郎) 挙手多数でございます。  よって、議長の辞職願についての件を日程に追加し、日程の順序を変更し、議題とすることに決しました。  地方自治法第117条の規定によって、小杉守利君の退場を求めます。               (議長小杉守利君退場) ○副議長(廣田茂十郎) 休憩をいたします。               休憩  午後12時07分                                                          再開  午後12時08分 ○副議長(廣田茂十郎) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○副議長(廣田茂十郎) 追加日程第1、議長の辞職願についての件を議題といたします。  小杉守利君の議長辞職願を事務局長をして朗読させます。  議会事務局長櫻井省吾君。 ◎議会事務局長(櫻井)   平成26年6月4日  益子町議会議長  廣 田 茂十郎 様                            益子町議会議長  小 杉 守 利                   辞  職  願  このたび、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。 ○副議長(廣田茂十郎) 朗読を終わります。  お諮りいたします。小杉守利君の議長の辞職を許可することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○副議長(廣田茂十郎) 挙手全員でございます。  よって、小杉守利君の議長の辞職を許可することに決しました。  小杉守利君の入場を願います。               (小杉守利君着席) ○副議長(廣田茂十郎) 休憩をいたします。               休憩  午後12時10分                                                          再開  午後12時11分 ○副議長(廣田茂十郎) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  小杉守利君より発言したい旨の申し出がありましたので、これを許可します。  小杉守利君。 ◆4番(小杉守利) 貴重な時間をいただきまして、御礼と感謝を述べさせていただきます。  振り返りますれば、2011年5月10日の臨時議会におきまして皆様のご推薦をいただき、議長を拝命し、3年余になります。2011年の3月には東日本大震災、翌年2012年5月には大竜巻、2013年8月には大雨による大水害、益子町は連続をして大きな被害をこうむったところであります。被害に遭われました皆様方に改めて心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  私にとりましても生涯忘れることのできない出来事であります。芳賀広域議会議長として、芳賀上水道企業団議会議長として3年余、県町村議長会会長として1年間務めさせていただいたところであります。特に県町村議長会会長といたしましては、全国町村議長会において議会のあり方、議会運営等の巧手、そして各県議長さんとの意見交換等は大いに参考になったところであります。益子町議会においても参考にさせていただいたところであります。  2013年4月18日には、春の園遊会にご招待をいただいたところであります。恐れ多くも天皇陛下、皇太子様、秋篠宮様に声をかけさせていただきました。快く話をさせていただいたところであります。天皇陛下、皇太子様、秋篠宮様それぞれに益子町をよくご存じでありました。感激をしたと同時に、益子町のすばらしさ、益子という名前の広く周知をされていることを改めて感じたところであります。そんな益子町に住み、益子町議会議員の一人といたしまして、益子町に携われることに身の引き締まる思いをしたところであります。今後は、議長職は辞しましても一議員といたしまして、益子町の発展のため益子町民一人一人が安心、安全に、そして住みやすい地域づくりに邁進をしてまいる所存であります。  まさに人は多くの人に支えられ、生きていくことができるわけであります。浅学非才の私が大過なく議長職を全うできましたことを改めて議員各位、町長を初め執行部の皆様に衷心より深く感謝と御礼を申し上げまして、議長辞職の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○副議長(廣田茂十郎) 発言を終わります。 ○副議長(廣田茂十郎) お諮りいたします。  この際、議長の選挙についての件を日程に追加し、日程の順序を変更し、議長の選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○副議長(廣田茂十郎) 異議なしと認めます。  よって、議長の選挙を行うことに決しました。  休憩をいたします。               休憩  午後12時14分                                                          再開  午後12時15分 ○副議長(廣田茂十郎) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○副議長(廣田茂十郎) 追加日程第2、選挙第6号 議長の選挙を行います。  選挙は投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。               (議場閉鎖) ○副議長(廣田茂十郎) 議場の閉鎖が終わりました。  ただいまの出席議員数は15名です。  白票は無効といたします。  次に、立会人を指名します。益子町議会会議規則第32条第2項の規定により、立会人に6番、髙野美晴君、12番、石川幸男君を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○副議長(廣田茂十郎) ご異議ないものと認めます。  よって、立会人に6番、髙野美晴君、12番、石川幸男君を指名いたします。  事務局長をして関係法令の説明をさせます。  議会事務局長櫻井省吾君。 ◎議会事務局長(櫻井) 選挙における関係法令について申し上げます。  これは、地方自治法第118条の規定に基づき行われる選挙でございます。法律またはこれに基づく政令により、普通地方公共団体の議会において行う選挙については、公職選挙法第46条、第48条、第68条並びに第95条の規定が準用されることになります。  その内容を申し上げますと、公職選挙法第46条につきましては投票の記載事項及び投函の規定であります。投票は単記無記名、投票所において自書し、投票箱に入れなければならないとされております。本日は自席において自書願います。  次に、第48条でありますが、これは代理投票の規定でございます。身体の故障などで自書ができない場合は、代理投票ができるとされております。  次に、第68条でありますが、これは無効投票の規定であります。一般選挙の場合、白票は無効とされているわけですが、これにつきましては白票は無効とするという副議長の宣告によって無効の取り扱いとなります。  次に、第95条でありますが、これは当選人の規定であります。有効投票の最多数を得た方が当選人となりますが、法定得票数は4票でございます。  また、ただいま選任願いました立会人でございますが、この方は開票の立会人であります。開票事務につきましては、議会事務局職員をして行います。  なお、疑義については立会人の意見を聞いて副議長が決定することになっております。  以上でございます。 ○副議長(廣田茂十郎) 説明を終わります。  投票用紙を配ります。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。               (投票用紙配付) ○副議長(廣田茂十郎) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし」の声あり) ○副議長(廣田茂十郎) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。               (投票箱点検) ○副議長(廣田茂十郎) 異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。 ◎議会事務局長(櫻井) 1番、河原誠議員、2番、樋山照代議員、3番、星野壽男議員、4番、小杉守利議員、5番、加藤芳男議員、6番、髙野美晴議員、7番、黒子秀夫議員、9番、小島富子議員、11番、髙橋正則議員、12番、石川幸男議員、13番、上野康雄議員、14番、仁平孝芳議員、15番、鈴木智明議員、16番、鶴見平議員。 ○副議長(廣田茂十郎) 投票漏れはありませんか。  私も投票いたします。               (「なし」の声あり) ○副議長(廣田茂十郎) 投票漏れなしと認めます。  開票を行います。  6番、髙野美晴君、12番、石川幸男君の開票の立ち会いをお願いいたします。               (開  票) ○副議長(廣田茂十郎) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数15票。    有効投票   15票    無効投票    0票です。  有効投票のうち    黒 子 秀 夫 君   9票    上 野 康 雄 君   6票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は4票です。  したがって、黒子秀夫君が議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。               (議場開鎖) ○副議長(廣田茂十郎) ただいま当選されました黒子秀夫君が議場におられますので、本席から益子町議会会議規則第33条第2項の規定により告知をいたします。  この際、黒子秀夫君の議長就任のための発言を許します。  黒子秀夫君。 ◆7番(黒子秀夫) 一言ご挨拶申し上げます。  ただいま議員の皆さんの選任により議長の指名を受けましたところでありますが、まず使命感とこの重責に対しまして本当に緊張感がありまして、これから先の議会の運営について頭がいっぱいになっております。よく町民からは開かれた議会というような形でいろいろ言われておりますが、以前から町民との距離をやはり少しでも近づけるために議会の基本条例ですか、それらについて検討してきたわけでございますが、これらについても道筋をはっきりつけて、簡単にはいかないと思いますが、皆さんの議論十分生かしながら、そういう道筋をつけていきたいというふうに考えております。  また、私たちの残された任期につきましても1年を切っております。スピーディーな対応ということでこれからも議会活性化のため、また品のある議会運営というような形で努力していきたいと思います。それらには議員の皆様初め、町執行部のご指導とご鞭撻をいただきながら運営に携わっていきたいというふうに思います。簡単ではございますが、よろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(廣田茂十郎) 新議長と交代いたします。  議長席へどうぞ。               (議長議長席に着く) ○議長(黒子秀夫) 副議長と交代いたしました。  休憩をいたします。               休憩  午後12時25分                                                          再開  午後12時26分 ○議長(黒子秀夫) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○議長(黒子秀夫) お諮りいたします。  お手元に配付のとおり日程を追加し、日程の順序を変更し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議なしと認めます。  よって、日程を追加し、日程の順序を変更し、議題とすることに決しました。 ○議長(黒子秀夫) 追加日程第3、議席の変更についての件を行います。  本件につきましては、益子町議会会議規則第4条第3項の規定により、小杉守利君の議席を7番とし、黒子秀夫の議席を4番といたします。  休憩をいたします。               休憩  午後12時27分                                                          再開  午後12時28分 ○議長(黒子秀夫) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○議長(黒子秀夫) 追加日程第4、選挙第7号 芳賀地区広域行政事務組合の議会議員の補欠選挙についての件を行います。  お諮りいたします。芳賀地区広域行政事務組合の議会議員においては、慣例により議長が選出されておりますので、選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)
    議長(黒子秀夫) ご異議なしと認めます。  よって、芳賀地区広域行政事務組合の議会議員の補欠選挙の方法は指名推選により行うことに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議ないものと認めます。  よって、議長が指名することに決しました。  芳賀地区広域行政事務組合の議会議員に黒子秀夫を指名いたします。  議員に当選されました黒子秀夫が議場におりますので、本席から益子町議会会議規則第33条第2項の規定により告知をいたします。 ○議長(黒子秀夫) 追加日程第5、選挙第8号 芳賀郡中部環境衛生事務組合の議会議員の補欠選挙についての件を行います。  お諮りいたします。芳賀郡中部環境衛生事務組合の議会議員においては、慣例により議長が選出されておりますので、選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議なしと認めます。  よって、芳賀郡中部環境衛生事務組合の議会議員の補欠選挙の方法は指名推選により行うことに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議ないものと認めます。  よって、議長が指名することに決しました。  芳賀郡中部環境衛生事務組合の議会議員に黒子秀夫を指名いたします。  議員に当選されました黒子秀夫が議場におりますので、本席から益子町議会会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(黒子秀夫) 追加日程第6、選挙第9号 芳賀中部上水道企業団の議会議員の補欠選挙についての件を行います。  お諮りいたします。芳賀中部上水道企業団の議会議員においては、慣例により議長が選出されておりますので、選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議なしと認めます。  よって、芳賀中部上水道企業団の議会議員の補欠選挙の方法は指名推選により行うことに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○議長(黒子秀夫) ご異議ないものと認めます。  よって、議長が指名することに決しました。  芳賀中部上水道企業団の議会議員に黒子秀夫を指名いたします。  議員に当選された黒子秀夫が議場におりますので、本席から益子町議会会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(黒子秀夫) 日程第10、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。  この件につきましては、各常任委員長及び議会運営委員長から、益子町議会会議規則第75条の規定により、閉会中の継続調査の申し出がありました。総務産業常任委員会については、行財政に関する事項及び産業建設に関する事項ほか、教育厚生常任委員会については、教育行政に関する事項及び福祉行政に関する事項ほか、議会運営委員会については、次の議会の会期及び日程と議会運営に関する事項並びに議長諮問に関する事項の調査についてであります。  お諮りいたします。日程第10、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査についての件につきましては、申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(黒子秀夫) 挙手全員でございます。  よって、申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。 ○議長(黒子秀夫) 日程第11、報告第2号 平成25年度益子町繰越明許費繰越計算書について、担当課長の説明を求めます。  企画課長。 ◎企画課長(萩庭) 日程及び議案の12ページをお願いいたします。  報告第2号     平成25年度益子町繰越明許費繰越計算書について  地方自治法第213条の規定に基づき、繰り越した経費について繰越明許費繰越計算書を次のとおり調製したので、同法施行令第146条第2項の規定により報告する。  平成26年6月2日報告                               益子町長  13ページをお願いいたします。平成25年度益子町繰越明許費繰越計算書。  款、項、事業名、金額、翌年度繰越額の順に読み上げます。なお、財源内訳については読み上げを省略させていただきます。  2款総務費、1項総務管理費、益子町庁舎キュービクル改修工事、1,144万5,000円、1,144万5,000円。  3款民生費、2項児童福祉費、こども子育て支援新制度施行に伴うシステム改修業務委託、804万6,000円、705万6,000円。  8款土木費、2項道路橋りょう費、道路ストック総点検業務委託、1,500万円、1,500万円。  8款土木費、2項道路橋りょう費、新橋橋梁下部工事、1億2,415万5,000円、6,244万円。  合計1億5,864万6,000円、9,639万1,000円。  平成26年6月2日提出                               益子町長  以上で報告を終わります。 ○議長(黒子秀夫) 報告第2号を終わります。 ○議長(黒子秀夫) 日程第12、報告第3号 寄附受け入れについて、担当課長の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(高野) 日程及び議案の14ページをお願いいたします。  報告第3号     寄附受け入れについて  次のとおり寄附の申し出があったので、これを受けたことについて議会に報告する。  寄附者、寄附年月日、寄附物件等、寄附目的の順に申し上げます。  益子町大字益子●●●●●●、木村充良、平成26年3月11日、木村一郎作品34点、329万円相当、益子陶芸美術館の収蔵品充実のため。  真岡市高勢町●●●●●●●●●、櫻井豊、平成26年4月4日、金100万円、ふるさとづくり寄附条例に基づく寄附。  平成26年6月2日報告                               益子町長  以上でございます。 ○議長(黒子秀夫) 報告第3号を終わります。 ○議長(黒子秀夫) これをもって平成26年第137回益子町議会定例会を閉会いたします。               閉会  午後12時40分...