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12月04日-一般質問・議案説明・質疑・討論・採決-03号

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  1. 益子町議会 2013-12-04
    12月04日-一般質問・議案説明・質疑・討論・採決-03号


    取得元: 益子町議会公式サイト
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    平成25年 12月 定例会(第134回)       平成25年12月益子町議会第134回定例会会議録                                平成25年12月4日(水)出席議員(16名)      1番 河  原     誠         2番 樋  山  照  代      3番 星  野  壽  男         4番 小  杉  守  利      5番 加  藤  芳  男         6番 髙  野  美  晴      7番 黒  子  秀  夫         8番 廣  田  茂 十 郎      9番 小  島  富  子        10番 長  岡  景  介     11番 髙  橋  正  則        12番 石  川  幸  男     13番 上  野  康  雄        14番 仁  平  孝  芳     15番 鈴  木  智  明        16番 鶴  見     平欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    法 師 人       弘       教  育  長    高   橋   正   恭       総 務 部 長    菊   地       隆       民 生 部 長    福   田   幸   利       産 業 建 設    三   宅   明   男       部     長       総 務 課 長    菅   又       力       企 画 課 長    大   塚   隆   彦       税 務 課 長    高   野   貞   夫       住 民 課 長    堀   野   鉄   男       環 境 課 長    萩   庭   正   幸       健 康 福 祉    加   藤   一   美       課     長       高 齢 者 支 援    森   嶋       茂       課     長       農 政 課 長    櫻   井   省   吾       観 光 商 工    木   村   裕   司       課     長       建 設 課 長    大   関       保       会 計 管 理 者    大   岡       功       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    加   藤       茂       課     長       生 涯 学 習    川   島   敏   幸       課     長       監 査 委 員    添   田   收   一事務局職員出席者       事 務 局 長    渡   辺   祐   吉       書     記    永   嶋   祐   子               開議  午前10時00分 ○議長(小杉守利) ただいまの出席議員数事務局長より報告いたさせます。  議会事務局長、渡辺祐吉君。 ◎議会事務局長(渡辺) おはようございます。ただいまの出席議員数は16名でございます。 ○議長(小杉守利) これより本日の会議を開きます。 ○議長(小杉守利) きのうに引き続き日程第6、行政に関する一般質問を行います。  8番、廣田茂十郎君の一般質問を許可します。  8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 皆さん、おはようございます。第134回議会定例会に当たり、行政に関する一般質問をさせていただきます。1年前、総選挙において民主党から自公政権にかわり、安倍内閣が誕生しました。安倍首相の経済対策、いわゆるアベノミクスにより日本経済にも明るさが見えてきたかのようにも見えますが、地方に至ってはまだまだアベノミクスの効果が浸透してきたとは言いがたい状況にあると思います。少子高齢化社会を迎え、社会保障のあり方や財政健全化の道筋、原発事故の処理、中国や韓国の関係と安全保障の問題等々、課題が山積する中、安倍内閣にはしっかりとした対応を望みたいと思います。  そうした中、昨日大塚町長は、次期の町長選への出馬を表明しました。地方自治がどうあるべきかが問われる時代がやってきます。大塚町長には、ぜひ町民の声に耳を傾け、行政運営に努められることを希望いたします。  それでは、通告に従い質問をさせていただきます。私は、若者に仕事のない町には将来がないと思っています。町長が平成25年の所信表明で言われた産業を自ら生み出す、いわゆる新たな産業の創造がなくては、益子の将来がないと思っています。町長は、このところいろいろな場所で観光立町について述べられていますが、どのような考えに基づいているのかについてお伺いいたします。  また、観光立町に向け、具体的にどのような施策を考えていくかについてもお伺いいたします。  次に、益子には市街地にカヤぶき屋根や土蔵、板倉、古民家等々、歴史ある建造物が数多くあります。益子を訪れる方々がそれらの風景に郷愁や心の原風景を感じ、それが益子の魅力になっていると思います。これらの建造物や風景を守っていくことが観光立町を進める上で非常に重要になると考えますが、町長の考えをお聞かせください。  次に移ります。今道の駅が平成28年3月オープンに向け、準備が進められています。道の駅は、休憩機能、情報発信機能地域連携機能基本的機能があります。観光立町を考える上で道の駅はどのような位置づけとして考えているのかお伺いいたします。  次に、益子には益子焼を初め、数多くの文化財、豊かな自然環境、多くの祭りや郷土芸能、農業や暮らしぶり等々、人々を引きつける資源が他市町村に比べ本当に豊富にあると考えます。これらの資源をどう磨き、活用し、結びつけていくかがこれからの課題と考えます。町長の考えをお聞かせください。  次に、観光立町の観点から伺います。ヒマワリコスモスの大規模花畑は、上山、生田目の皆さんのご協力とご努力により年々多くの方々が訪れていますが、その経済効果を執行部はどのように捉えているのかお聞かせください。  以上で通告に従った質問を終わりとします。町長の答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  町長。 ◎町長(大塚) 廣田議員の質問にお答えをいたします。  まず初めに、観光立町についてどのような考え方に基づいているのかということでございます。これにつきましては、今議員おっしゃられるとおり平成25年度の所信表明でも述べさせていただきましたが、とにかく新たな産業を生み出していくのだ、その中で何が益子にとって優位性があるのかという中から、そのうちの一つがやはり観光という分野ではないかということなのですが、これには前段がありまして、昨日もさまざまなところで申し上げましたけれども、町内総生産という指標があります。ただ、町内総生産はなかなかタイムリーな統計が出てきづらくて、県のほうの統計が出ているのも今現在でも平成22年度なのです。何年か前までしか出ていないのですが、現実的に町内総生産が平成13から平成22までの10年間の資料は出てきているのですけれども、ペンタックスの撤退という大きなショッキングなことがあったことによって、ピーク時からすると45%落ち込んでいるという状況です。ほとんどがこれは、ペンタックスによるところが大きいというようなところです。ほかにも例えば高根沢町なんていうのは、キリンビールがあのようなことになりましたので、50%以上ここは落ち込んでいるというようなことです。一つの企業に頼っている町というのは、非常にそういう危ういところも含んでいるのだというような危機感があります。  それから、少子化、高齢化という中で、どういうふうに社会保障を今後やっていくのかというようなところを考えた場合に、やはり益子町が大きな家庭、家族というふうに考えた場合に、この家に収入がなくなってしまったら福祉も教育もこれできなくなってしまうわけです。ですから、やはりこの町がしっかりと食っていけるような、食べていけるような、そういう町づくりをいかにしていくかということは、町づくりをしていく上での基礎になっていくことなのだというふうに思っております。そういうところから、それでは益子の優位性というのは何なのかということをいろいろと考えた際にきのう申し上げましたが、潜在的に観光という分野は市場規模がIT産業、それから車の産業より世界的に見ると大きいのだと。まだまだここに関しては、益子はそこまで踏み込めていないのであれば、ここを強化していくことをまず考えていこうというような背景に基づいてこのような打ち出しをさせていただいております。  それから、観光立町に向けて具体的にどんな施策を考えていくのかということなのですが、観光を本当に産業と言えるまでにしっかりとした雇用を生み出せる、町内総生産を押し上げるというところまでにしていくためには、これはやはり滞在型にできるかどうかというところが大きな鍵になってくるというふうに思っております。そのためには益子に行って、ここに益子に行くのだったらここに行きたいという場所をどれだけたくさんふやせるか、これを食べたいというようなものをどれだけふやせるか、もしくはこれをやりたいというようなものをどれだけふやせるかと、そういうメニューをどこまでふやして、これだけやるのだったら、益子に行くのにはやっぱり1泊しなければだめだよね、2泊したほうがいいよねというようなメニューづくりをさまざまな産業もしくはさまざまな地域において町民の皆さんと協働でもってつくっていくことができるかどうか、これが非常に大切かなというふうに考えております。そのためにもきのうも申し上げましたが、国の重要指定文化財がこれだけあるわけですから、ここをいかにもう少し活用できるようにしていくか、もしくは山歩きであるとか、きのうは県の議会のほうではツール・ド・とちぎという話ありましたけれども、自転車もそうですが、さまざまなスポーツをするのにも益子は非常に適しているところでもあります。こういったところをどのように発信をしていくか。道の駅もそうです。それから、花の名所づくりというようなことも今後大きなポイントになるというふうに思っておりますし、イチゴ狩りラーニングバケーション、陶芸教室、藍染めの体験、さまざまな物づくりの産地でもあるわけですから、さまざまな分野でそういったワークショップをしていただく、そういう機会というのもふやすことが可能なのではなかろうか。美術館であるとか今後できる国際交流館でもってのワークショップというのも一つのポイントになると思いますし、それから今年間通してさまざまな団体が各種イベント等も開催をいただいておりますけれども、これも大きな動機づけになるのではなかろうかなというふうに思っております。  もう一つ大切なのは、それぞれの小さなお店、スモールビジネス起業家支援というものを条例をつくりましたけれども、例えばなのですが、益子のあるカフェを目的にわざわざ都会からあそこに行きたいということで益子に来られる方が現実的にいるわけです。益子に行ってあのパン屋さんでパンを買いたいという方も現実的にいるわけで、今後あそこのそばを食べたいとか、益子に行ってこういうものを食べたいというような、そういう1個1個のお店をふやしていくということもこれは非常に大切なことだというふうに思っております。それ以外にも伝統芸能であるとか、あとはやはり人材というところが大きなポイントおもてなしの心を持った町民をどこまでふやしていくことができるか。町民一人一人が来られた方に気持ちよく帰っていただこう、また来ていただくようにしていただこうというような取り組みをどこまでやっていけるか。そういうまず一つ一つの点をつくっていくということから、メニューをつくっていくということから始めていきたいというふうに考えております。  3番目ですが、歴史ある建造物や原風景を守っていくことが重要と考えるが、私の考えはどうかということですが、これはもうまさにそのとおりでございます。益子の文化財であるとかカヤぶきなどの町並みを含めた里山の風景というものは、四季折々の益子にとっても非常にすばらしい武器になるものだというふうに考えております。そんなこともありまして、土祭での取り組みを少し申し上げますと、歴史ある建物や土蔵などに着目をして、ここにいいところがあるよというだけでは人はなかなか行ってくれませんから、そういったところにアートを展示して人が流れる仕組みをつくるというような取り組みもしました。通りを一歩入った雰囲気のある路地なども会場に組み入れたりもいたしました。ふだん我々が忘れ去られたというか、どうしても車で通るとこういういいところあるのになという、そういうポイントというのは町内、実はいっぱいたくさんいろんなところにあるというふうに思っているのです。そこを実は、どういうふうな仕掛けをすると、人々がそういったところに着目するかというのは、ただ単にいいところがあるよというガイドブックを出すだけではなくて、それなりの仕掛けをしていくことが大切かなというふうに考えております。今後もそういう仕掛けをどのようにしていくか考えていきたいと考えています。  それから、観光立町を考えていく上での道の駅の位置づけでございますが、これは益子町の将来、東京方面もしくは海外のお客様に来ていただく際に、桜川インターをおりての南からの玄関口、もちろんつくば・益子線のバイパスの整備も含めてですけれども、あそこからたくさんのお客様が入ってくるようになる、そういう道筋をつくっていくわけですが、そういった意味では益子に入って最初にそこに立ち寄ったときに、南の本当に益子のおもてなしの玄関口にしていくのだというような思いで今後整備を進めていきたいと考えております。観光でいらっしゃる皆様については、議員先ほど原風景という話しされましたけれども、よそから来られる方で益子で感動するというか、非常にいいなという風景というのが田んぼがあって畑があって里山があってという、この景観というものが非常に印象的だという話は多々聞きます。そういった意味では、道の駅にとまって店内から北のほうをのぞいていただきますと、南のほうものぞいていただきますと、やっぱり田んぼがあって、そして山があってというようなところで、十分ここでそういった方々が益子に来たのだなというようなスイッチオンをしてくれるような場所になるというふうに考えております。それから、もちろん近隣の住民の方々が定期的にあそこに集まってお買い物をしたり、食べ物を食べたりというような場所にもなっていただきたいというふうに思っておりますし、それから益子町がさまざまな革新的なことをする、イノベーションをする、そういう拠点として商品開発であるとかビジネスモデルを生み出すような、そういうコミュニティの拠点としての役割も担えるような場所になればいいなというふうなことを考えております。  次に、益子の資源をどう磨き、活用し、結びつけていくかということでございますが、先ほど点をつくるという話ししましたけれども、これをどのようにつなげていくかというところでもあるのですけれども、一つは道の駅というものができますから、ここでもって道の駅から例えば山本のほうに行ってもしくは前沢のほうに行って、それから栗生のほうに抜けて大平のほうに行って小宅のほうに行って、それから小貝川をずっと下ってというような、さまざまな益子をずっとぐるっと周遊していただくような、そういうご案内というものが道の駅ができることによって、そこで着地型観光のコンシェルジュというか、そういうような機能を持たせることも十分私はできるのではなかろうかなというふうに考えております。それから、そのためには益子町内、各地域の地域力を高めてコミュニティビジネスラーニングバケーション、こういったものを今から積極的に取り組んでいただきながら、うまくこれを有機的に結びつけていく、年間を通してさまざまな取り組みが各地域でできるような仕掛けをしていくということは十分可能ではなかろうかな。それをやるためには、高齢化社会というのは非常にプラスに働くことが多くて、60を過ぎて非常に元気で、それから地域のために町のために何か貢献したいのだよという方々、実は益子町たくさんいらっしゃいますので、そういった方々の動機づけになるような形での、きのう地域通貨の話もさせていただきましたが、そういったことも組み合わせながら地域づくりをいかに楽しくしていくかということも仕掛けとしてできるのではなかろうかなと考えております。  ただ、もう一つやっぱり私は、できれば大きなビジョンを掲げながら、これを有機的に結びつけていくことができないかと考えておりまして、これは町内のいろんなところでもこれも冗談半分、本気半分で言っていますけれども、世界遺産登録という話をさせていただいております。国の重文で中世の文化財は、日光には一つもありません、建造物です。足利には2つあります。鎌倉がせんだって世界遺産登録を目指しましたが、都市化が進んでいるからだめだということで却下されましたが、鎌倉では中世のものは実は鎌倉時代というものをつくりながら1個しかないのです。そういった意味では、益子にはそれだけ本当は誇れるものがあるのだけれども、中世のものなので、非常に地味でもあるし、なかなかそれをそこまで引き上げていこうというところまでは至っていないのです。ただ、これ何かできるのではなかろうかなというような思いがあって、そういったところを目指すことによって、私は公共事業も変わってくると思いますし、地域づくりもいろいろ変わってくるのではなかろうかなというふうに考えております。石見銀山というところがありますが、ここが今現在世界遺産登録されておりますけれども、私はここに実は世界遺産登録前にお邪魔したことがありまして、ここでは石見銀山生活文化研究所というようなものをつくって、その当時こんなところが世界遺産登録になるのかというところでありましたが、しっかりと昔ながらの原風景であるとか生活文化というものを発信していきながら、現実的には世界遺産登録になったというような現実もございます。あながち益子は可能性がないとは、私は思っておりませんので、そういった大きなビジョンも描きながら、それを有機的に結びつけていくような、そういう大きな目標を掲げて、町民の皆様のベクトルを合わせていくということも必要ではなかろうかなというふうに考えております。  最後になりますが、大規模花畑経済効果ということでございます。ヒマワリコスモスともに大変多くのお客様にご来場をいただけるようになってまいりました。これは、やはり地元の皆様の非常に継続的な努力というものがあって、リピーターをつかまえてきてこのように着実にふえてきているというふうに考えております。会場で観光パンフレットなど設置して益子の勧誘をしていただくような仕掛けもしてはいるのですが、現実的に経済効果については統計は実際にはとっておりません。ただ、土祭のときには同じようなことをしっかりと観光客の皆様にアンケートをとって、具体的にアンケート調査をして経済効果が十数億円というようなことで出ましたけれども、いずれにしても今ヒマワリコスモスに関してこれだけの方々に来ていただいているということ、近隣の方が多いにしても投資額以上の経済効果というのは十分にあるというふうな考えではおります。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があれば許可いたします。  8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 町長の観光立町に対する考え方について、私も常々そんなことを思っていますので、そういう意味では理解できるところがたくさんありました。11月の24日付の下野新聞の日曜論壇に日光金谷ホテルの顧問のミネヤスオ氏が述べている記事が掲載されていました。一部読ませていただきます。「現代ほど観光を重視する時代はないだろう。観光産業は、世界的に見て成長性の高い産業であり、また波及効果の裾野の広い産業だ。今後我が国が本格的な少子高齢化社会を迎える中で、観光産業は従来にも増して重要な役割を担う。経済活性化の切り札であり、21世紀の我が国の有力な成長産業の一つとして期待を集めている」と述べられています。私も観光立町は、産業おこし、雇用をふやすという意味で町の将来に向け有効な方法だと感じております。その中で従来のプロモーション事業キャンペーン事業で来訪者をふやすだけでは、仕事や雇用をふやすことに限界を感じていますが、どのように思われますかということに関しては町長からいろいろ出ましたが、その中で滞在型という話がありました。昨日星野議員の質問の中で、役場周辺の土地区画整理の整備の中で、宿泊施設の誘致を進めるとの答弁がありましたが、区画整理事業は今研究段階ということでかなり先になるのかなという気持ちがありますが、それで時間的なスピードというのは間に合うのかなという疑問がありました。それについてどのような考えかお答えいただければと思います。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) 第1地区については、やはり今まだ研究、構想段階ですので、もちろん10年とかそういうスパンでかかってしまいますので、今言われたスピードということに関しては、この地区に誘致をする宿泊施設については間に合わないというふうに思っております。ただ、だからといってそこを目指さないというのは、なかなかこれは現実的に産業をつくるというところからすると、後手に回りますので、まずはメニューづくりをしていく。それから、できれば細かい宿泊施設でも結構だと思いますけれども、結局宿泊施設の今現在の市場というものをもう少しふやしていかないと、年間の宿泊者数がふえて初めて益子で、ではうちも出そうかということになろうかと思いますので、まずは前の段階のことをしっかりとやっていくということなのだというふうに思っています。ですから、まだまだ2年、3年で産業が形成できるというまでにはいきませんが、できるだけ早くそういうふうに持っていきたいというふうに考えています。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 確かに宿泊施設というのは、需要と供給の関係もありますので。ただ、今度企業誘致条例も改正しました。その中で今までの製造業とかそういう企業から、そういう宿泊施設も含めたイメージというものを持っているということで理解していいのでしょうか。 ○議長(小杉守利) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) ただいまの宿泊施設等企業誘致条例の改正の中に宿泊部門のほうについても該当ということで入っております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 雇用をふやすという意味からいうと、やはり宿泊施設とかそういう滞在型を目指すということからいうと非常に重要な課題かと思うので、今後誘致に努めていっていただきたいと思います。  次に、国では安倍政権のもと、今年の6月ですか、観光立国実現に向けたアクションプログラムを決定し、外国人の観光客をふやす方針を打ち出しました。国内の誘客でなく、外国人の益子への誘客をどのように考えているかについてお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) もちろん外国人観光客というのも一つの大きなポイントになってくるというふうに思っています。幸い益子は、昨年セント・アイヴスとの友好都市の締結をいたしました。具体的に今度国際工芸交流館というものができますと、イギリスをまず中心にそういうような人の行き来ができるような仕掛けをしていけるという状況になります。それから、2020年という東京オリンピックという大きな目標がこの国にできたというふうに考えております。せんだって米沢の市長のところにお邪魔をしたときに、米沢の市長のほうからも具体的に2020年という目標ができたのだから、だからそのときに何も指をくわえて富士山とか京都とか西のほうにお客さんが誘致をされるのではなくて、もっと北のほうに来ていただけるような仕掛けを連携をしてやっていこうではないかというようなお話を頂戴しました。これは、121号線の連携の話であります。米沢、喜多方、会津若松、下郷、日光、鹿沼、宇都宮、真岡、益子というような、ここを連携をして、そこに向けて海外のお客様も誘致できるような、そういう仕掛けをしていこうではないかというようなお話もいただきましたので、まだ具体的に何をどうするというところまで至っていませんが、そういう目標に向けてしっかりこういったことも視野に入れて頑張っていきたいと思っています。
    ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 当然イギリスとセント・アイヴスと交流ということで、そういう来客の切り口と。また、今先日ですか、鬼怒川に泊まる機会がありました。びっくりしたのが朝食で東南アジアの方、中国、台湾、韓国とかそういう方々のお客が本当に多くいるということにすごくびっくりしたのですが、やはり今東南アジアの方々が非常に日本を訪れて。これは、どこ行っても九州行っても京都行っても何か多い。それで、東京では秋葉原に電気街に買い物をすると。非常にお金も落としてくれるという人々らしいです。そういう中でそういう東南アジアに向けた情報発信とか、そういうことも今後観光立町を考えていく上では必要になるかと思うのですが、その点についてお考えをお聞かせいただければと思います。 ○議長(小杉守利) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) 韓国方面からの、東南アジア方面でしょうか、そちらからの観光客の誘致ということでありますけれども、益子に訪れる今韓国系というか、東南アジア系はまだ少ない状況であろうかと思います。そういう中で県等でも組織しております国際観光交流協会ですか、そちら等を使いまして今東京方面を中心にPR活動を行っております。また、デスティネーションもこの後準備されているようですので、その中でも観光客の誘致活動を進めてまいりたいと、そのように今準備しているところでございます。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) ぜひそういう方向で進んでいっていただきたいと思います。先ほど町長の話にもありましたが、益子にはイチゴや果物の収穫体験や農業体験ができる施設とか農園が多くありますが、農業を一つの観光資源と捉えるとき、道の駅はどのような役割、位置づけとして考えているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 先ほど町長が答弁いたしましたとおり、道の駅は益子町のおもてなしをする南の玄関口でもあり、道の駅に行きまして、益子ではこのような農業体験ができ、また違う場所にはさらにすばらしい体験もできるなど、益子全体を知ってもらえるような着地型の観光拠点にもなると考えております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 次に、きのうの町長のお話の中にもありましたが、私も昨年の里山音楽祭の折に東洋文化研究家のアレックス・カー氏の話を聞く機会を得ました。アレックス・カー氏は、四国、徳島の祖谷の民家を改修し、また生活を再生し、また京都の町屋の改修を手がけ、その方法、手法に多くの人々を引きつける力を持っております。その話の中で歴史ある建造物や風景を生かしていくことの重要性を説かれていました。益子でも景観を保護、活用する施策やシステムづくりが大切だと思っています。町長もそのような話、先ほどの答弁でありましたが、今後景観条例等の策定は考えているのかどうかについてお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) 町並みを統一感持たせるのには、景観条例は十分大切なことだというふうには思っております。この後やはり検討課題の一つということで位置づけております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 先ほど町長の答弁にあったのですが、伊豆の修善寺や長野の小布施に行くと、非常にうまく人を歩かせる町づくりといいますか、観光施策が行われています。歩くことによってそのところにギャラリーがあったりとかお茶を飲むところがあったりとか、いわゆるお金を落とすシステムというのがよくできているなと感じるところがありますが、先ほどもそういう仕組みづくりが大切だということは町長の答弁にもありましたが、ぜひそういう仕組みづくりを今後していっていただきたいと思います。  その中で、あと大規模花畑の来客が今非常に多くなっていますよね。それで、ちょっと調べてきたのですが、平成21年度から始まって21年度は2万9,810人の来客があったのが、平成24年度は10万を超える来客。25年度は台風の影響とかありますが、7万6,920人ということです。非常に来客が多いと。ただ、見ていると花畑だけで益子を通り過ぎていってしまうという人が多いような気がします。ぜひそれをどう中心市街地の商店街に結びつけていくとか、農業の活性化に役立てるとか、あと益子焼に結びつけていくかというのがないと、やはり多くの税金も使っている事業ですし、やはり町民の理解も活性化ができてこないと求められないと思っております。そういう中で大規模花畑が生涯学習課でやっているということなのですが、生涯学習課の課の性質等、そこにやはり経済関係課というものがかかわってこないと、何かその辺がうまくいかないのかなという気がしますが、その点についてどうお考えか、町長の考えをお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) 確かにこれはどこが担当すべきか、大きな目的が一番あるところがということだというふうに思っていて、ただなかなかこれ非常に社会教育というのは難しいところがあって、例えば美術館なんかは今度観光商工課がやっていたり、通常ですとこれは社会教育という中で生涯学習課なのだろうというような意見もあると思うのです。ですから、なかなか逆に言うと、線引きは難しいけれども、お互いにリンクしているというような中で、できるだけさまざまな多方面での効果が生み出せるように努力をしていくということなのかなというふうに思っています。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) そういう中で昨年度より機構改革が行われました。機構改革を行うということは、やはり課同士の横のつながりがよくなると私は思うのですが、ぜひ機構改革の効果を上げるためにも各課の連携、協調、そういうことをやっていっていただきたいと思いますが、その辺のところどう考えているかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 機構改革を行いまして、幾らか部を設置したり、見直しです、実施をいたしました。今町長からありましたように、やっぱり主たる事業を行う課、例えば花畑でいうと生涯学習課ということになっておりますけれども、必ずしも生涯学習課だけではなくて、町全体を挙げてこの事業を後押しするというような体制は整えていきたいというふうに考えております。これから国政等の影響によりまして、いろんな仕事の内容も変わってまいりますので、その都度内容に応じて町の行政の区割りについても見直しは必要かというふうに思っておりますので、今やっている課で全てオーケーという考えではございませんので、適宜それは見直しは必要だというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) ぜひ機構改革を実のあるものにするために、そういう課題を庁舎内でお互いに課の垣根を取り払って、協議を重ねていっていただきたいと思います。それは、実は先ほど具体的な例の中で町長がいろいろ文化財の活用とか山歩きとか、スポーツとか花の名所とかいろいろなことをおっしゃられました。やはりそれをつくるメニューづくりがこれから必要という話なのですが、私もやはりそれを行うのには単独の1課とか1つの課だけでは到底難しい話かなと。今後そういう町長が言っている観光立町へ向けてを考えるときには、横断的なそういうプロジェクトチームなり各課の連携なりを図っていかないと、観光立町というものが果たしてどうなのかなという気がいたします。そういう意味で各課の今後観光立町に向けて体制づくり、仕組みづくりといいますか、それをどのように考えているか再度お聞かせください。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 先ほどの話とちょっと重複しますけれども、やっぱり横断的な連携、これは重要なことだというふうに考えております。実際に事を進めるに当たりまして、プロジェクトチームを組んでやっているという事業もございます。観光に関してもそうでありまして、観光商工課だけが観光を担うということではありませんので、いろんな面で各課の連携が必要であります。それは、今後も続けて横の連携をとりながら、町全体として進められるような体制をとっていきたいというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 最後になりますが、私の意見を述べて終わらせていただきます。  栃木県の観光収入は、5,000億を超えるそうです。それは、県内の農業総生産の約2.5倍に達している産業です。来訪者をふやし、先ほど町長からありましたが、どう滞留させ滞在させ、経済効果を上げていくかということが新たな企業や雇用を生み、若者の仕事の場をふやしていく方策の一つになると考えています。しかし、その実現には行政と民間が考えをともにし、協働していく環境づくり、システムづくりが必要になると考えています。町長の強いリーダーシップに期待して、私の一般質問を終わりとさせていただきます。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君の一般質問を打ち切ります。  休憩をいたします。               休憩  午前10時44分                                                          再開  午前11時00分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  2番、樋山照代さんの一般質問を許可します。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 私は、町民の切実な声を代弁し、緊急に改善してもらいたい課題と来年度の予算に反映してもらいたい課題について町長並びに執行部に所信を伺います。  その前に安倍内閣は、参院選の公約にもない秘密保護法を何が何でも成立させようとしています。かつてない広範な層の国民に加えて、国連人権担当部局の特別報告者や国際ペンなど、海外からも異例の懸念、反対の声が上がっているのは、法案の骨格そのものに基本的人権の保障や平和主義という憲法の原理と両立し得ない危険があるからです。民主主義社会の基礎を崩すこの法案を廃案にするために、政治的立場の違いを乗り越えて声を上げるべきときであることを町並びに各議員の皆さんに呼びかけるものです。安倍内閣の暴走は、政治の全ての面にわたっています。地方自治体の本来のあり方さえ崩しかねない状況さえあります。私は、この間住民の利益にならない国の施策には、勇気を持って立ち向かうべきと述べてまいりましたが、今ほどそのことが求められているときはありません。地方からの声は、国民とタイアップすれば国を動かすことができることは、介護保険から要支援の人たちを排除するとした国の諮問機関の答申の一部を変更させたことでも明らかです。町は、国の施策に対し、唯々諾々と従うのではなく、住民の利益を守る立場から意見を述べることを強く要求するものです。  では、早速具体的な項目に入らせていただきます。1番目は、生活保護の改善の問題です。安倍内閣は、社会保障の各分野での給付抑制を目指し、最初の標的として生活保護制度の改悪を強行しました。生活保護基準は、最低賃金、就学援助など低所得者対策の物差しであり、国民生活の土台となるものです。ですから、保護基準を引き下げられれば、ほかの社会保障制度を引き下げることにもなりかねません。ワーキングプア1,000万人を超え、低い年金とさらなる引き下げで生活困窮者が増している中、命を支える最後のとりでである生活保護制度は、改悪ではなく改善、充実を図ることが求められています。  そこでお聞きします。第1に、長年音信不通になっていた親族にも扶養の照会をするなど、扶養の強制が目立っています。このようなことがあってはならないと思うが、どうか。  第2番目に、生活環境が変化し、買い物に行くにも病院に行くにも自動車は欠かせません。自動車は、生活の必需品になっています。生活保護を受給したら自動車を破棄しなければならないのか、お答えください。  2番目に、英会話の指導助手は直接雇用にという問題です。現在益子町では、文部省の特例校の指定を受けて英会話教育を実施いたしております。  そこでお聞きします。第1に、英会話授業をどのように位置づけ、実施しているのか。  第2に、英会話授業は英語教育の一環であり、英語教育を担当する学級担任並びに英語科担任との連携が非常に重要ですが、どのように行っているのか。  3つ目に、英会話授業の位置づけからいって業務委託はやめ、直接雇用にする必要があると思うが、どうかということです。  最後に、国民健康保険税は引き上げではなく、引き下げの決断をということです。この間、大企業の雇用破壊で非正規の労働者、失業者が国保に流入し、不況と構造改革で自営業者や農林漁業者の経営が悪化するなど、国保加入者の貧困化が急速に進んでいます。かつて国保加入者の多数派は、自営業者と農林漁業者でしたが、今では国保世帯の7割は年金生活者など無職者と非正規労働者などの被用者になっています。国保加入者の平均所得は、1990年度には年間240万円でしたが、2009年には158万円に減っています。益子の場合では、10年前が131万4,000円、2009年には130万7,000円になって、全国平均よりさらに低い状態です。所得は減り続けている中で、家計の中での国民健康保険税の負担は、総体的に大きくなっていることが国保税を払いたくても払えないという状況をつくり、滞納者を生み出しているのではないでしょうか。  そこでお聞きします。第1に、来年度引き上げの計画はあるのか。あるならやめるべきと思うが、どうか。  2番目に、収入があってもなくても徴税される均等割の引き下げを検討する気があるのか。  3番目に、保険税未納者にとって負担なのが延滞金です。延滞金を引き下げないしは減免を行い、未納解決を促進する必要があると思うが、どうか。  項目がたくさんですので、再質問、再々質問もやりたいと思いますので、答弁は簡潔によろしくお願いいたします。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さんの質問に対し、執行部の答弁を求めます。  町長。 ◎町長(大塚) 樋山議員の質問にお答えをいたします。  まず、生活保護法の件でありますが、生活保護法による保護の実施要綱によりますと、扶養義務者の取り扱いにつきましては、要保護者に扶養義務者がある場合には、扶養義務者に扶養及びその他の支援を求めるよう要保護者に指導すること。また、民法上の扶養義務の履行を期待できる扶養義務者のあるときは、その扶養保護に優先されることになっており、扶養の照会については当然行うべきものと考えております。なお、益子町においては扶養の強制の事実はございません。  また、自動車の保有につきましては、生活保護制度が最低生活を維持できない世帯に対して、最低限度の生活を保障するものであること。また、自動車を保有するには保険料、自動車税、車検費用、燃料代等の多額の維持経費が必要なことや交通事故を起こしたときの賠償問題への対応が難しい、世帯の自立が阻害されるなど、原則として禁止になっております。しかしながら、地域の一般世帯との均衡を失することにならない範囲において、障害者が自動車により通勤、通院する場合や自動車の処分価格が小さく、通勤、通院に必要な範囲の自動車と認められる場合もありますので、具体的案件を生活保護認定を担当している福祉事務所と個別に協議をいただくことになっております。  2番目の英会話の指導助手につきましては、後ほど教育長のほうから答弁申し上げます。  3番目の国民健康保険税についてでございます。現在国におきましては、将来にわたり持続可能で安定した制度となるよう財政基盤強化策等が検討されているところでございます。さて、国民健康保険は退職した人や無職の人の加入率が高い保険であり、当町におきましても65歳から74歳の加入割合が27%程度と年齢構成も高く、また30%を超える世帯が低所得の世帯となっている状況にあります。こうした中、町民の方々からもう少し安くならないかという声も聞いております。議員承知のとおり現状では、毎年一般会計からの多額の繰り入れを行っているという状況、大変厳しい運営をしている現状であります。このような状況を踏まえ、平成24年度において町国民健康保険運営協議会の中で税率改正について議論をしていただいた経緯もございました。しかしながら、地震や竜巻による被害があり、また所得の増加がまだ現状見込めていないという状況の中で、さらに来年度は消費税の増加というような現状もあります。そんなこともありまして、増額改定はすべきではないという判断をして、来年度につきましても収納率、各種検診の受診率の向上を最優先課題として、税率の改定は行わない予定であります。  続きまして、収入がなくても徴税される均等割の引き下げを検討すべきとの質問でございますが、現在低所得者に対する軽減を実施しており、被保険者の合計所得によりまして7割、5割、2割と、これは個人均等割だけでなく、世帯平等割についても軽減をしてございます。今年度軽減を受けている世帯は、4,391世帯中1,834世帯、41.8%の世帯が軽減を受けているという現状がございます。被保険者につきましても8,549名の中、3,256名、38.1%の方が軽減を受けているという状況にありますので、これは現行制度により進めていきたいと考えております。  続きまして、延滞金についてでございますが、延滞金につきましては地方税法の規定により納期限内に納付がない場合に、納期限の翌日から納付までの期間に応じて納期限後1カ月以内の期間は、年4.3%、1カ月を経過後の期間は年14.6%の割合で納付していただいております。ただし、平成25年3月30日に地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、延滞金等の利率の見直しが図られまして、平成26年1月1日以降の期間に対応する延滞金につきましては、納期限後1カ月以内の期間は年3.0%、1カ月を経過後の期間は年9.3%という割合が適用になります。税の納期限内納税者との負担の公平性の観点から納期限内納付を促し、現行による未納対策を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 教育長。 ◎教育長(高橋) 樋山議員の英会話の指導助手の直接雇用についてのご質問にお答えをいたします。  益子町では、文部科学省の教育特例校の指定を受けて、地域の特性を生かして特別の教育課程を編成して外国語活動を実施しています。特別の教育課程としては、小学校1年生、2年生は18時間、3年生、4年生は週1時間、年間で35時間余りの外国語活動を行っています。なお、5年生、6年生は、全国全ての学校で週1時間の授業を行っています。1年生、2年生は、生活科という授業の時間を活用して外国語活動を行っています。3年生、4年生は、総合的な学習の時間の一部を外国語活動に当てるため、各学年の総授業時数は確保されている状態でございます。なお、5年生、6年生は、これは全国どこの学校も同じですので、益子町でも時間数としては全国と共通でございます。  次に、学級担任と英語科担任との連携についてですが、全ての授業を学級担任とALTのティーム・ティーチング、いわゆる1クラスの中で複数の教員が授業に当たるというティーム・ティーチング方式で進めています。ティーム・ティーチングを進めるためには、2人以上の複数の教師がチームを組みますので、協力して指導に当たるという指導方法ですので、連携、これが非常に重要になってきます。外国語活動では、コミュニケーション能力の素地を育成すること、これを目標に1年生から4年生まで益子町独自の学習計画を作成したところでございます。担任が主導、リードをしながら授業を進めて、ALTの英語の発音を聞かせたりあるいは異文化、そのALTの国の文化などを紹介していただいたりしています。そのため担任とALTが学習計画をもとに、より効果的な授業を行えるよう確認をして相談をしたりして授業に臨んでいるところでございます。  続きまして、業務委託についてですが、現在のALTは外国語活動や英語の授業経験があり、委託業者による定期的な研修、そして情報交換を行っています。コミュニケーション能力の素地を養成すること、これが大きな目標の外国語活動においては、経験豊かなALTの安定的な雇用のために引き続き業務委託により実施してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があれば許可いたします。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) では最初に、生活保護の問題について再質問いたします。  1番目は、扶養の強制の問題ですが、生活保護を申請した親族に対して照会書が送りつけられています。送りつけられた家庭でいろいろないざこざや家庭争議というのかな、そういうのも生まれているケースを私一、二知っております。その照会書の内容ですが、読み上げますと、次の方は生活保護による保護を申請中ですが、親族に宛てた文書です、生活保護法では民法に定められた扶養義務者による援助は、生活保護に優先して行われるものとされておりますという、こういうことが冒頭ばんと、こういうふうに書かれているわけなのです。これを読みまして私のところにも相談が来て、できるだけ生活保護を受けないで親族が扶養しなさい、そういうふうに書いてあると。私は、もう年金で生活していて兄弟の面倒なんか見られないと。息子と大げんかになってしまってどうしたらいいかわからない、眠れない日が続いているという、そういう相談を受けたわけなのです。だから、この文章を読んで、そういうふうに親族は受け取ってしまうということなのです。そういう点でこの問題について、今年の11月の12日の参議院厚生労働委員会で生活保護法の一部を改正する法律案に対する付託決議がされたのですけれども、その中でこういう問題が全国で起きているということで、附帯事項ではわざわざ扶養義務者に対する調査、通知などに当たっては、扶養義務の履行が要保護認定の前提や要件とはならないことを明確にするとともに、事前に要保護者との家族関係、家族の状況などを十分把握し、要保護者が申請をちゅうちょしたり、家族関係の悪化を来たしたりしないように配慮すべきだというふうな項目が附帯事項で入ったわけなのです。さらに、11月の7日の参議院厚生労働委員会で、共産党の小池晃議員が親族への不当な調査強化について受給権を侵害するものだということで追及したわけですけれども、それに対して田村厚労大臣が親族の扶養は保護の前提でないと、きちんと指導すると答弁して、各自治体への事務連絡が出されたのですけれども、このことについて町のほうは知っていらっしゃいますか。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 今議員ご指摘のあった件については、全国で一部の市で扶養義務者の扶養を優先的に受けることが前提、前提という文言が入っているのがいけないというようなことでご指摘があって、その件についてはその後修正したということで、当管内の芳賀福祉事務所についてはそういう文言は入っておりません。ですから、それについては制度上の運用をされているということで認識しております。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 先ほど私が読み上げた文章を見てみますと、優先して行われるものとするということで生活保護の前に民法に基づく扶養義務をやりなさいという、そういう表現になっているわけで、確かに前提という言葉はありませんけれども、趣旨としては同じだと思うのですが、芳賀福祉事務所においては照会書を変えていく予定はないということなのですか。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 生活保護法第4条第2項を申し上げます。「民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して行われるものとする」ということで、現段階ではその文書、福祉事務所で出している文書は、変更する予定はないというふうに聞いております。 ◆2番(樋山照代) はい、わかりました。この点については、引き続き県との関係になってくるので、県との話し合いを強めて、要するに先ほど私が言いましたようにこれを受け取った人が誤解するような、そして申請をちゅうちょするようなやっぱり表現というのは改めていくべきだと考えております。  次に、自動車保有の問題です。町長から原則禁止で、ただしということで個別に対応するという、そういう答弁がございましたけれども、生活保護法関係通知によりますと、町長が言ったような内容、もっと詳しく書いてあるのですけれども、原則禁止だけれども、例外措置があるということが詳しく述べられているわけなのです。その中で公共交通機関の利用が著しく困難な地域に居住する者が通院などのために自動車を必要とする場合であって、次のいずれの項目に該当する場合には認められるということで、単なる障害者とかだけではなくて、通院などで生活をしていく上で自動車が必要な場合には認めるということが5項目にわたって書かれているわけなのです。しかし、益子の場合には生活保護申請した人に対して、生活保護を受ける場合には自動車は破棄してもらわなければなりませんという、それだけしか言っていないのです。ですから、一般的な町民からいろいろ聞くと、生活保護を受ける場合には自動車は破棄しなければならないのだというのは、益子の町中に流布しています。だから、特に益子の場合にはもう本当に交通機関が発達していないわけです。通院だけではなくて、買い物に行くこともできないという、そういう、デマンドが今度できましたけれども、やっぱりそういうふうな中で生活保護を受ける場合には自動車は破棄してもらわなければなりませんという、このことだけしか言わないというのは、やっぱり通知からしても間違いではないかと思うのです。やはり基本的には禁止だけれども、こういう場合には認められているのですよという、そこまで親切に話ししていく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 先ほど町長が答弁をしたとおり、自動車の保有については原則禁止になっております。ただし、個別の状況において認められる場合もございますので、その点は福祉事務所の担当の方が親切に対応しているというふうに理解しております。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 私実際に生活保護を申請した人から聞いた話なのです。要するに生活保護を受ける場合には、車は破棄してくださいと言われたと。だから、やっぱりこれは誤りだと思うのです。だから、きちんと原則禁止だけれども、あなたはどういう状態ですかと状況を聞いて、この例外措置に当てはまるかどうかということまでやっぱり相談していくという親切な対応が必要なのではないかという、そういうことなのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 何度も同じことを申し上げることになってしまうのですが、個別に親切に対応しているというふうに伺っております。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) では、この問題については原則禁止だけを言わないで、例外措置もあるということで親切な対応をしていただくということでよろしくお願いしたいと思います。  次に、英会話の指導助手の問題について述べたいと思います。教育長から説明があったように英会話助手6名、さくら市の何とかという民間会社に業務委託しているわけですけれども、英会話の授業というのはやっぱり英語教育の一環です、その一部だと思うのです。やっぱり英語教育という大きなカリキュラム、教育課程の中での一部として英会話授業というのを位置づけていく必要があるわけで、先ほど教育長も言っていましたように、英会話指導助手というのはホームティーチャーなり教科担任とよく連絡をとり、指導のもとに授業を行っていく必要がある。それで、ホームティーチャーなり教科担任が英会話の授業、指導助手が行っている授業についてもよく把握して、そして正しく授業が受けられるように行うようにしていく必要があると思うのです。そういう点では、業務委託、請負契約ではそれができないということです。学校給食のときにも申し上げたのですけれども、こういうパンフレットがあります。厚生労働省の都道府県労働局が発行している文書がありまして、全国的に偽装請負というのが大問題になって、本当は請負ではないのに、言ってみれば労働者派遣なのに請負という形で偽装されているということが全国的にたくさん起きている中で、労働者派遣と請負との違いというのをここに明確にした文書なのですけれども、その中で発注元企業、いわゆるこれ今度の場合には、英会話指導助手の場合には町です、教育委員会は、請負労働者、ここでいうと英会話指導助手に指揮命令しないで完成品を受け取るだけでなければならないというのが請負契約なのです。だから、町並びに教育委員会が英会話指導助手に指揮命令してはいけない、指揮命令しないで完成品というのは今回の場合には授業ということです、英会話授業。授業を受け取るだけでなければならないわけなのです。これが労働省告知第37条で明確にしているわけなのです。一方、学校教育法を見てみますと、実際に教育に当たる教員については、人事権、懲戒、分限権、指揮監督を学校で行うことが必要だとされているのです。学校教育法では、先生に対して授業を行う人に対して指揮をする、監督する、何か問題があった場合には懲戒処分をする。この人ではだめでこの人にすべきだという、そういう人事権を教員に対して持たなければならないということになっているのです。ですから、指導助手に学校が指導すれば偽装請負になるし、指導しなければ学校教育法違反ということになるわけなのです。そういう点で本当にこの授業を学校教育の一環として、塾とか英会話教室とは違うわけですから、民間の。学校教育の一環、英語教育の一環、文部省の学習指導要領に基づいてやる学校教育ですから、やっぱりそういう点で授業を営利団体に任せるのはやめて、町と教育委員会が指導助手を直接採用し、学校教育の一環として英会話教育を行うべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 教育長。 ◎教育長(高橋) まず、今樋山議員ご指摘の内容が2つ、大きくは2つあると思いますが、1つは雇用について、1つは授業の進め方についてです。まず、授業の進め方については、益子町においてALT、いわゆる外国語の指導助手の活用については、学級担任、授業を行う正規採用の教員です、これがしっかりとした授業の指導は、年間指導計画あるいは授業の計画を立てて、そして授業の中でこんなふうにここの部分では発音についてALTの先生やってくださいとかそういうふうにしてやっていますので、計画はあくまでも学級担任の計画に基づいて、学校の計画に基づいて授業が行われています。  それから、雇用につきましては町に外国人が住んでいるので、直接採用、直接雇用と、そういうことを樋山議員のほうでおっしゃっているのかなと思いますが、益子町では10年ほど前までは、現在の派遣会社とは別にJETプログラムという自治体国際化協会という栃木県あるいはこれは日本全国でALTを派遣していただいていたJETプログラム、これを活用していました。本部は、東京にある会社なのですが、そこのALTを活用していたのですが、10年ほど前、平成16年から現在のジョイトークという派遣会社に変えてALTを活用しているわけですが。これは、直接雇用の場合はいろんな困難点が生じてきます。委託の場合は、まず人材が豊富であるということ。それから、研修などをしっかりとやっていただいていること。それから、採用に当たっては採用の担当のスタッフがたくさんいるのです。そういう経験豊富な採用の確かな力量を持った方が採用します。そして、益子町のほうからこういうALTを派遣してくださいという要望を出すと、その要望に沿って益子町にふさわしいALTを派遣していただけると、そういう研修がしっかりしていて、そして町の要望に応えられる、なおいろいろな経費面についてもJETプログラムよりは経費がある程度の節減ができると、そういうことから現在ジョイトークという派遣会社で実施していて、現在はALTについては大変好評、学校において好評な状況で活用させていただいております。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) ですから、学級担任がALTに対して指導助手に対してこの授業はまずいよ、こうだよ、こういうふうにする必要があるのではないかということでは、そういうことは業務委託の場合には認められていないのだということを言っているわけなのです。そこのところがよく理解してもらえていないわけなのですけれども。先般教育厚生常任委員会では、水戸市に行政視察に行きました。ご承知のように水戸市では、平成16年度から英会話教育を行っている先進的な都市なのですけれども、水戸市も最初は業務委託をしていたのですと。だから、益子とある面では逆なのですけれども、派遣だったのを益子の場合には業務委託にしたのですけれども。水戸の場合には、最初は業務委託やっていたと、民間委託をしていたと。しかし、指導助手が、これは水戸市の教育委員会のあれは教育長だったと思うのですけれども、その人の言葉をそのまま言うのですけれども、指導助手を学校が直接指導すると偽装請負になるということで、派遣に変えましたと説明していたのです。しかし、やっぱり派遣もまずいのではないかということで、現在は直接雇用していますという説明なのです。教育委員会の担当者は、指導助手はあくまでも助手であり、ホームティーチャーや教科担任教師の指導のもとに行うものだと強調していらっしゃいました。直接雇用になっていろいろいいことがあるということで説明していたのですけれども、ホームティーチャーや英語の教科担任との意思疎通が大分図られるようになったという、改善したと。あと、合同研修、授業参観、そして授業評価ですか、そういう催し、機会というのも充実が図られるようになったとおっしゃっていたのです。また、指導助手が授業だけではなくて、学校の行事とかクラスのいろんな行事にも参加して児童と密接になったというのかな、児童との意思疎通も図られて、そのことが授業にもよい影響を与えているというふうに述べているのです。そういう点でぜひ教育委員会として現在の状況が法に反しないか、関係機関に問い合わせをすべきだと思います。私も国の指定校になっている関係上、国会議員を通じて国の見解も聞きたいと思っています。私が一番言いたいことは、英会話授業が学校教育の一環だと、英語教育の一環として、本当に子供たちに魅力のある充実したものにするためにはどうしたらよいのではないかと、そういう問題意識でこの問題を取り上げたことを述べまして、次に移りたいと思います。もう時間が10分ちょっとしかなくなりましたので、はしょらせていただきます。  来年度国保税の引き上げは見合わせるということでうれしい話を聞きました。町民の皆さんにも伝えたいと思っています。それと、国保税の減免問題ですけれども、昨日もほかの議員の方の質問に対して、町長は益子の発展のためには新しい産業をふやすこと、人口増を図ることが重要だということをおっしゃっていましたけれども、今の子育て世代にとっては生活費に加えて教育費の負担が重く、もう一人子供が欲しいけれども、産めないという、それが現状なのです。子供がもっと欲しいけれども、子供が欲しいけれども、生活のことを考えたら産めないという、そういう状態になっていることがどんどん、どんどん人口を減らしている原因ではないかと思うのです。あらゆる面で子育て支援を行うということが町長の言う人口増につながるのではないかと思うのです。私は、そういう観点から収入のない子供たちの均等割を減らしてはどうかということを提起したいのです。そもそも国保税、均等割は、おぎゃあと生まれたら、はい、3万1,200円いただきますよということなのです。もうゼロ歳児から収入が全然ない子供たちにも均等割3万1,200円はかかってしまうわけなのです。そういう点で少なくとも収入のない子供の均等割を減額して、子育て世代を応援していく必要があるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 住民課長。 ◎住民課長(堀野) ただいまお話ありました件でございますけれども、子供の均等割というようなもののお話ですけれども、やはり国民健康保険につきましては相互扶助というようなことで成り立っている制度でございまして、また子供でも大人でも高齢者でもやはり病気にかかるわけでございます。そういう意味でお子さんにつきましても病気でやはり医療費がかかりますので、そういう点で均等割というようなことでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 収入のない人も収入のある人も病気にかかるから、同じく均等割いただくのだという、そういう話ですけれども、そういう画一的なやっぱり考えではなくて、本当にそれぞれの世帯の実情というのをやっぱり踏まえた形で税は取るべきではないかというふうに思っているのです。ゼロ歳児でも3万1,200円、収入のない子供は払えませんので、世帯主が払う、親が払うという形になるわけです、親の負担になるわけなのです。子育て真っ盛りの世帯の場合に子供たちの教育費はもうどんどん、どんどんふえていくという中で、子育て支援というのは1つやったからいいとか2つやったからいいとかそういう問題ではなくて、子育て世代の生活、あらゆる面からできることはないかと、支援することはないかというふうに考えていくのが行政の責任ではないかと思っているのです。子育て支援の立場から子供の均等割を減らすという問題ですが、そんなにお金はかからないわけなのです。全国でもあちこちで子供たちの均等割を減額する動きが広がっていますけれども、例えば3割均等割を減らすのに益子の場合に幾らかかるかというのは、私計算してみたのですけれども、ゼロ歳児から就学前の子供、現在355人いらっしゃいます、国民健康保険に入っている。ですから、3万1,200円の3割減免、332万円しか必要ではないわけなのです。ゼロ歳児から小学校6年の子供の場合には633人いらっしゃいますから592万余で済むという。平成24年度の黒字額との比較でいいますと、就学前の減免に必要なお金というのは黒字額の3.8%、小学6年生まででいきますと11.3%で済むという、そういうことで、そんなに莫大なお金が必要ではないわけで、ぜひ子育て支援の観点から子供たちの均等割の減額というのを検討していただきますようよろしくお願いします。  それと、延滞金の問題ですが、あと5分しかなくなりましたので、言いたいことだけを言って終わりになるのではないかと思うのですけれども、私のところに相談が来ました。益子焼の業者で売れないので、今のところほとんど五、六年休業しているという方なのですけれども、保険税の滞納額は9万6,000円、延滞金が3万9,000円だというのです。益子焼が売れなくなって久しい状態なので、満額は支払えないけれども、ずっと滞納があったのを少しずつ、少しずつ払っているのだけれども、滞納克服までまだいっていないという方なのです。払っているのに本税は確かに減っていると。だけれども、滞納金は残ったままで、本当に延滞金何とかならないかと、完納する意欲がなくなってしまうという訴えを聞いたのですけれども、そういう点で全国的には地方税法の第723条第2項及び15条に基づいて、地方税です、特別な事情がある場合に延滞金を減免するという、市町村税を初めとする町の税金、これを減免するという条項があるわけなのですけれども、この条項に基づいて延滞金も減免するよう検討していただきたい。全国ではそういうことで要項をつくって延滞金の減免をしている自治体もふえていますので、ぜひ延滞金問題、議題にのせていただいて執行部で検討していただきますようお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さんの一般質問を打ち切ります。  行政に関する一般質問を終わります。  休憩をいたします。               休憩  午前11時58分                                                          再開  午後 1時00分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○議長(小杉守利) 日程第7、議案第68号 益子町子ども・子育て会議条例の制定についての件、担当部長より説明を求めます。  民生部長。 ◎民生部長(福田) 日程及び議案の10ページをお願いいたします。  議案第68号     益子町子ども・子育て会議条例の制定について  益子町子ども・子育て会議条例を次のように定める。  平成25年12月2日提出                               益子町長     益子町子ども・子育て会議条例  本条例の制定につきましては、子供の教育、保育、子育て支援を総合的に進める新しい仕組みを構築し、質の高い乳幼児期の教育、保育の総合的な提供、待機児童対策の推進、地域の子育て支援の充実を図るため、子ども・子育て支援法が平成24年8月に公布され、市町村においてもこれらを総合的、計画的に行うために市町村子ども・子育て支援事業計画を策定するものとされており、その計画の策定等に関し、意見を聞くための合議制の機関、いわゆる子ども・子育て会議の設置が求められております。本町におきましてもこの計画の策定に当たりまして、保育園、幼稚園や地域子ども・子育て支援事業の量の見込み、提供体制の確保の内容、実施時期についての意見を聞くこと及び子育て支援の調査、審議をする機関として、益子町子ども・子育て会議を設置するため、本条例を定めるものでございます。  第1条につきましては、本町における子ども・子育て支援に関する施策を総合的にかつ計画的に推進するため、法第77条第1項の規定に基づきまして、益子町子ども・子育て会議を設置する旨を規定しております。  第2条、所掌事務につきましては、第1号として特定教育・保育施設の利用定員の設定に関し審議し、意見を述べることとなっております。また、特定教育・保育施設とは、幼稚園、保育園、認定こども園の施設が該当いたします。  第2号として、特定地域型保育事業の利用定員の設定に関し審議し、意見を述べることとなっております。特定地域型保育事業とは、小規模保育、家庭的保育、居宅訪問型保育、事業所内保育がこの事業となっております。  第3号として、子ども・子育て支援事業計画に関して審議し、意見を述べること。  第4号として、子ども・子育て支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関し、必要な事項及び当該施策の実施状況を調査審議し、意見を述べることを規定しております。  第3条につきましては、子ども・子育て会議の委員の定数及び選出者を規定しております。  第4条につきましては、委員の任期を3年に規定するとともに、委員が欠けた場合の補欠委員の任期及び委員の再任について規定しております。  第5条につきましては、委員の互選により会長及び副会長を置くこと及び会長が子ども・子育て会議を代表し、会長に事故あるときは副会長がその職務を代理することなどを規定しております。  第6条につきましては、子ども・子育て会議に係る必要事項として要件について規定するとともに、必要に応じて会議に委員以外の者の出席を求めることができる規定をしております。  第7条につきましては、子ども・子育て会議の庶務について規定をしております。  第8条につきましては、この条例に定めるもののほか、子ども・子育て会議の運営に関し必要な事項は、別に定めることを規定しております。  附則として、この条例は、公布の日から施行する。  説明は、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第7、議案第68号 益子町子ども・子育て会議条例の制定についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第8、議案第69号 益子町生ごみ処理事業に関する条例の制定についての件、担当部長より説明を求めます。  民生部長。 ◎民生部長(福田) 日程及び議案の12ページをお願いいたします。  議案第69号     益子町生ごみ処理事業に関する条例の制定について  益子町生ごみ処理事業に関する条例を次のように定める。  平成25年12月2日提出                               益子町長     益子町生ごみ処理事業に関する条例  本条例の制定につきましては、ごみ処理広域化に合わせ、新年度から全町的に生ごみ処理事業を実施していくために定めるものでございます。  第1条につきましては、本条例の目的で、生ごみ処理事業を行うことにより、可燃ごみ量を減らし、同時に資源循環型のまちづくりに資するとしております。  第2条は、用語の定義でございますが、第2号で生ごみの排出者を町内在住の個人及び町内で事業を営む者としております。  第3条は、生ごみ収集の範囲で町内全域となります。  第4条は、排出の方法で、一般家庭においては専用袋により、事業者については処理施設へ持ち込むことにより排出する旨、規定しております。  第5条は、手数料についてで、地方自治法の規定に基づき、処理手数料を徴収することとし、その金額は別表に記載のとおり、一般家庭は指定袋の料金、1枚10円をもって手数料とし、事業者が排出する生ごみは、1キログラム当たり20円としております。  第6条は、処理手数料の免除規定で、天災等で被害を受けた場合の免除について定めております。  第7条、第8条につきましては、指定袋に関する規定でございます。  第9条は、業務の委託についてで、生ごみの収集、運搬及び処理業務を所定の業者に委託できる旨を規定しております。  第10条は、規則への委任規定でございます。  附則として、この条例は平成26年4月1日から施行する。  説明は、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 生ごみを独自処理し、可燃ごみの減量化を進め、資源循環型町づくりを進めるというのは、この条例の目的になっているわけですけれども、指定袋有料化はこの目的にブレーキの役割を果たすのではないかという質問なのです。今試験的に利用している人たちにアンケートを実施したということですが、有料化反対は2割で、有料化やむなしは8割と。それで、10円というのが多かったと、有料化やむなしの中で。そういう説明が教育厚生常任委員会であったわけですけれども、有料化やむなしという、有料化でよいというふうに答えた人たちの中には、心から賛成しているわけではないというのが結構私の耳に入ってきます。袋代の値段10円というのは、本当は取ってほしくないけれども、しようがない、10円に丸つけておいたわという感じなのです。あと、厳しい意見は、可燃ごみが減るのだから、何で二重に取るのかと、取らなくてよいのではないかという、そういう意見もあって、有料化になったら面倒だから一緒に入れてしまうわなんていう声もちらほら聞くような状態なのです。そういう点で10円、どうして取るのか。こういうふうにスーパーに行って袋を買わなければならないという、そういう手間やいろんなことを考えたら、やっぱりブレーキになる心配が多々あるのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) ただいまの生ごみ専用袋の有料化の問題でございますけれども、今実際可燃ごみの袋に入れて出しても当然可燃ごみの袋は料金を取られておるわけでございます。実際生ごみを分別して処理するに当たっては、当然可燃物の量が減るわけですから、当然可燃物の袋の使用量も減るというふうに理解しております。いずれにしましても、ごみ処理については町のサービス的な事業ではやっておりますが、いわゆる受益者負担という観点からも有料が適当というふうに判断をいたしまして有料化にしたものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 教育厚生常任委員会では、袋代収入500万円組んでいるという報告をされたのですけれども、これは間違いないか。それと、袋代製造費、スーパー、その他への取り扱い手数料など、製造費と取り扱い手数料の合計は幾らと組んでいるのでしょうか。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 袋代の収入についてでございますが、今新年度の予算、積算中でございます。委員会の席で500万というふうに申し上げたかもしれませんが、ただ一応目標数量を500トンというふうには見込んでおるのですが、現状モデル事業を行ってみて、なかなか全世帯の協力は難しいというふうな考え方もございまして、当初の考えはそうでございましたが、大体ご協力いただけるのを3分の1ぐらいに見通しておりまして、そうしますと大体袋代の収入が300万から400万ぐらいの間というふうに今見通しておりまして、その辺の金額が新年度の予算に計上されることになろうかと思います。  以上です。 ◆2番(樋山照代) 袋代の製造費とスーパーなんかに置いてもらうわけでしょう。 ◎環境課長(萩庭) はい。 ◆2番(樋山照代) その手数料なんか。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 製造費については20円前後ということで見積もりは今聴取している段階でございますが、他市町の例を見ると大体そのぐらいの金額になるかと思います。それから、販売手数料につきましては、販売金額の5%というふうに考えておりまして、30万枚売り上げれば15万程度ということになるかと思います。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 確認させていただきます。町でこれはやって生ごみの減量化ということで、これ大変画期的な形で全町的に取り組むということは結構なことだと思うのですが、従来の可燃ごみとの兼ね合いというのは、これはもう町からは、かつて出していた可燃ごみの中部環境で出しているような、ああいう収集というのはもう益子はやらないということですか。あれも並列していくということかどうか、その辺のところをちょっと確認します。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 並列して行う予定でございまして、集める業者は中部環境と町の事業と別でございますので、集める主体は違ってくると思います。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) もう一点、そうするとそういうことで、今後いろいろ自治会への説明も広域で収集の形も変わってくる、分別も変わってくるので、自治会への説明もあると思うのですが、そうすると今後従来以降、固定されてきた収集日というのは、みんなにはもう黙っていてもうちの荷物といいますか、そういうごみが収集所に行くような、もうそういう習慣ついているわけですが、これらについてはもう新たに日にちから場所から全部変えるという考えなのですか。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 従来週2回可燃物については集めたと思いますが、その日については変える予定はございませんで、生ごみについても可燃物と同じ日に同じステーションに出していただくというような考え方でおります。 ○議長(小杉守利) 質問ございませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したい……               (「議長、反対討論します」の声あり) ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 循環型町づくりを進めるというのが大きなこの条例の目的だと思うのです。そのために町民の積極的な協力が必要です。協力を組織するためには、手数料を取るという形でなくて、無料にして多くの町民の協力をいただくというのが筋ではないかと思います。町も生ごみ処理に協力してくれるところは3分の1程度だという、そういう判断をしていらっしゃいますが、有料化になればもっともっと減る危険性があると私は推察いたします。ですから、本来の目的を推進していくためには、有料化はやめるべきだという意見を述べて反対討論にします。 ○議長(小杉守利) 次、本件に対する賛成討論を許します。  6番、髙野美晴君。 ◆6番(髙野美晴) 生ごみにつきましては、循環資源型ということで、これから資源循環の町づくりを目指すに当たっては、大変生ごみの堆肥化相当に関しては非常に有意義であると思っておりますので、この事業に関する条例につきましては賛成をいたします。 ○議長(小杉守利) 直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第8、議案第69号 益子町生ごみ処理事業に関する条例の制定についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第9、議案第70号 益子町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件、担当部長より説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(菊地) 日程及び議案の15ページをお願いいたします。  議案第70号     益子町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例     の一部改正について  益子町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成25年12月2日提出                               益子町長     益子町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例     の一部を改正する条例  本条例の改正につきましては、新たに設置されます益子町子ども・子育て会議の会長及び委員の報酬を定めるため改正するもので、会長につきましては5,500円、委員につきましては5,000円とするものでございます。  附則、この条例は、公布の日から施行する。  なお、参考資料といたしまして新旧対照表を配付させていただきました。  以上でございます。
    ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第9、議案第70号 益子町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第10、議案第71号 益子町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件、担当部長より説明を求めます。  産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) 日程及び議案の16ページをお願いいたします。  議案第71号     益子町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正に     ついて  益子町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成25年12月2日提出                               益子町長     益子町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正     する条例  本条例の改正につきましては、消費税法の改正によりまして、消費税率が平成26年4月1日から現行の5%から8%に引き上げられることに伴い、使用料金に係る条例の一部を改正するものでございます。  利用料につきましては、おのおのの汚水量に応じて料金を定めておりますけれども、それらを5%から8%に見直したものでございます。  なお、新旧対照表を配付させていただいておりますので、ご参照いただければと思います。  附則といたしまして、この条例は、平成26年4月1日から施行する。  説明につきましては、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 農業集落排水処理施設の条例と次提案されるであろう下水道条例、同じ目的で疑問があるわけなのです。どちらも下水も農業集落事業も町、公のところがやっている事業です。住民サービスという観点からやっている。町民が納めた税金で公共施設が事業を行う。それに、さらに消費税を加えるというのは、税金の二重取りみたいな形になるので、私は公共事業、特に生活関連の公の事業には消費税かけないか軽減すべきだと思うのです。世界的にも生活必需品への軽減税率というのは、世界的な規模でも実施されているし、今度の消費税増税に関連して、特に公明党さんが言ったのだけれども、---------------------------軽減税率導入というのを今国会でこういうふうに検討している状態の中で、もういち早くこれ上乗せするという条例提案するというのは、いかがかと思うのです。本会議第1日目に新聞への軽減税率を求める陳情が採択されました。私は、公共料金こそ軽減税率を導入すべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。失礼。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 質問の中にもう一つ、全国知事会、全国市町村長会議では、軽減税率のことなんか論議になっているのでしょうか、わかったら教えていただきたいのですが。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 消費税の公共料金への転嫁という問題だと思いますけれども、これは下水道もそうですが、農業集落排水もそうですが、独立採算制で特別会計を組んでやっている会計であります。それで、農業集落排水事業を行うためには、いわゆるイニシャルコスト、初期投資があります。それから、維持するための経費もあります。これ全て消費税がかかっている事業であります。その消費税を末端の消費者が負担をする、転嫁をする、そういう仕組みになっている消費税法でありますので、この農業集落排水だけを軽減するというふうなところにはそぐわないというふうに考えております。でありますから、公共料金といえども、これ消費税を転嫁せざるを得ないというところだと判断しております。               (何事か声あり) ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 全国の6団体の動きにつきましては、消費税について公共料金の軽減については話題となっておりません。 ○議長(小杉守利) 質問ございませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決……               (「はい、議長」の声あり) ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 消費税増税そのものが国民の暮らしを圧迫し、景気に足を引っ張っていくということは、多くの人たちが指摘しているところです。とりわけ生活に密着に関連した事業に対しては、軽減税率を導入すべきです。それをそのまま公共料金に上乗せしていくということには、どうしても賛成できません。新聞への軽減税率の陳情に賛成した議員各位も同じ気持ちではないかと思っております。軽減税率のやっぱり導入を要求して反対討論にします。 ○議長(小杉守利) 次、本件に対する賛成討論を許します。  10番、長岡景介君。 ◆10番(長岡景介) 今回の消費税の来年4月からの増税ということで、公共料金に対しての税金も今までにプラスアルファということで、消費税の実行に合わせて、このようにその分を転嫁するという形で出てきております。これは、先ほど副町長の説明にもございましたように、まずイニシャルコスト、ランニングコスト、その時点でもかかっておるということもありますし、また一般会計からも農業集落排水に関しても公共下水道の会計に関しましてもかなりの額が出ていることは、議員各位ご存じだと思います。そういったことも踏まえまして、この条例案に関しましては妥当性があるというふうに認識しておりますので、賛成といたします。 ○議長(小杉守利) 討論を打ち切ります。  直ちに採決したいと……5番、加藤芳男君。 ◆5番(加藤芳男) ただいまの樋山議員の質問の中で、公明党が軽減削減途中で腰砕けになったという言葉の削除を求めます。 ○議長(小杉守利) それは、後ほど決めていきたいと思います。  直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第10、議案第71号 益子町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第11、議案第72号 益子町下水道条例の一部改正についての件、担当部長より説明を求めます。  産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) 日程及び議案の17ページをお願いいたします。  議案第72号     益子町下水道条例の一部改正について  益子町下水道条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成25年12月2日提出                               益子町長     益子町下水道条例の一部を改正する条例  本条例の改正につきましても消費税法の改正に伴いまして、消費税率が5%から8%に引き上げられることに伴いまして、使用料金に係る条例の一部を改正するものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成26年4月1日から施行する。  説明につきましては、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 農業集落排水、公共下水道接続率のことで部長の説明を求めたいと思います。10月の下野新聞に下水道、農業集落排水、接続率の記事がありました。これは、合併浄化槽も入っております。我が町では、県下で26自治体がある中で23位だと。益子町の公共下水道、この下水道の事業が始まったのは、茂木町、市貝町、芳賀町よりは早かったと私認識しております。間違った質問をしたら反問権を与えますので、反問していただきたいと思います。接続率が益子町は28.7%、芳賀町が78.9%と、こういうふうな差が出ております。やはりこれは、何か原因があるのかなと思っていますが、部長、気がついた点がありましたらご答弁願います。 ○議長(小杉守利) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) ただいま水洗化率でしょうか、その件でありますけれども、25年度の10月現在で益子町における処理区域内の世帯数自体が1,292世帯であります。区域内の人口が3,698名でございます。水洗化の世帯数が933、水洗化の人口が2,798ということで、水洗化率は75.7という数字に現在なっております。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) それでは、下野新聞に記載されている数字を、これ私がとったのではない。土地改良事業団でこういうふうな結果になっていますよといって配付された。だから、普通の新聞のコピーと違うのだ。市町村別で普及率が高いのは、宇都宮市に続き上三川町、野木町、そういう順序で来ております。これは、やはり県土整備部で調査をした数値でありますので、今部長がおっしゃった数値とはかなり違うと思います。ただ、この新聞記事が間違っているのだったら間違っていますよで結構でございますので、再度答弁を願いたいと思います。もしあれだったらこの新聞記事、部長にお見せしますので、見る必要がないというのだったら結構でございますが。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君にお願いいたします。  接続率ではなくて、条例に関する質問をお願いいたします。 ◆14番(仁平孝芳) 接続率。条例を改正するのだもの、接続率もこれやらなければどうしようもないというのだ。あなた何考えているの。 ○議長(小杉守利) これは条例で、この料金に対しての条例改正なので、そのことについての質問をお願いいたします。  産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) ただいま仁平議員がおっしゃっていた数字は、多分普及率の数字かと思います。 ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第11、議案第72号 益子町下水道条例の一部改正についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第12、議案第73号 栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村総合事務組合規約の変更についての件、担当部長より説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(菊地) 日程及び議案の18ページをお願いいたします。  議案第73号     栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木     県市町村総合事務組合規約の変更について  地方自治法第286条第1項の規定により、平成26年4月1日及び同年4月5日から栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少し、栃木県市町村総合事務組合規約を次のとおり変更する。  平成25年12月2日提出                               益子町長     栃木県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約  この規約の変更につきましては、平成26年3月31日に佐野地区広域消防組合が解散すること、同年4月1日から消防本部を設置している7市の組合が栃木県市町村総合事務組合において、消防救急無線設備の整備及び管理事務の共同処理を開始し、南那須地区広域行政事務組合及び黒磯那須公設地方卸売市場事務組合が議会の議員、その他非常勤の職員の公務災害または通勤災害に対する補償事務の共同処理に加入すること。また、同年4月5日に下都賀郡岩舟町を廃止、その区域を栃木市に編入する廃置分合が行われること及び栃木地区広域行政事務組合が解散することから、栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を減少し、栃木県市町村総合事務組合規約を変更するものでございます。  第1条中、第4条第7号の追加につきましては、消防救急無線設備(移動局無線設備及びこれと同等の設備構成となる無線設備を除く。)の整備及び管理(栃木県の区域を1つの区域として行うものに限る。)、事務の共同処理を開始するための改正でございます。  別表第1及び別表第2、第4条第3号中、南那須地区広域行政事務組合、佐野地区広域消防組合を南那須地区広域行政事務組合とする改正につきましては、佐野地区広域消防組合の解散によるものでございます。  第4条第4号の改正につきましては、南那須地区広域行政事務組合及び黒磯那須公設地方卸売市場事務組合が共同処理に加入することによるものでございます。あわせて同表に第4条第7号に掲げる事務の項を追加する改正につきましては、栃木県市町村総合事務組合において消防救急無線設備の整備及び管理事務の共同処理を開始するための改正でございます。  19ページをお願いいたします。第2条の改正につきましては、平成26年4月5日に岩舟町を廃止、その区域を栃木市に編入する廃置分合が行われること及び栃木地区広域行政事務組合が解散し、栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に伴い、所要の改正を行うものでございます。  附則、この規約中、第1条の規定は平成26年4月1日から、第2条の規定は同年4月5日から施行する。  参考資料といたしまして、新旧対照表を配付させていただきました。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 議長、議案第73号にふさわしくないというなら説明をいただくのはとめても、それは結構でございますから、前もって言っておきます。特に私は、やっぱりこの議案の中で大事な問題は、全協で我々にくださった資料の中の中部環境衛生事務組合が今後どうなるのかなということが私は心配。これ加入するところにおいてはあえて申し上げませんけれども、特にもう広域のごみ処理においては試験的に稼働しておるという。先ほどもごみの問題や何かであったけれども、4月以降、中部環境の事務処理は少なくとももう機能、それから組織、運営等が従来と同じ形では運営されないのだろうというふうに理解をしておるのですが、この辺のところがどういう状況に、全く同じものとして、これは広域の中で同じ形態、同じ組織としてここに加入をして運営されていくのかあるいは規則、規約等の改正をもってそれなりの運営にしていくのか、そういう問題がこれあるのかないのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 芳賀郡中部環境衛生事務組合でありますけれども、これは現在進めております芳賀広域のいわゆる焼却場であります、熱回収施設でありますけれども、これが今試験段階に入りまして、来年4月から正式に稼働するというような状況であります。ただし、熱回収作業についてはそうですけれども、収集事業につきましては、これは従来どおり残したいという考えでおります。といいますのは、北部4町で芳賀中部は組織されておりますので、町域がかなり入り込んでいるというような事情がありまして、方針としては広域として各市町でもって収集事務は行うという合意がされておりますが、北部4町については従来どおり芳賀郡中部環境衛生事務組合をもって収集をし、そして芳賀広域の熱回収施設に持ち込みをするという方法をとっていきたいというふうに考えております。したがいまして、芳賀郡中部環境衛生事務組合につきましては、一部事務組合としての機能を残して、26年度以降も続けたいというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 副町長、そういうところまではわかっているのよ。ということは、もう既に今度は今までのあそこで炉によって処理されていたものがしなくなったということになれば、あの中部環境の機能的なものというのは、やっぱりかなり削減されてくるわけです。そうすると、おのずとそこには規則や規約があって人も使っておるということなので、その部分が減れば、内部の組織機構が変わってくるということになれば、当然中の規約なりなんなりが変更されるのでないかという私は理解するのです。そのままの形でずっと維持していくのだというならばどうかということを思うので、これはいつの時点かでやらないのかやるのかということなのです。そういう時点では残すことにおいては、それは異論はないのです、まだそういう基金もあるから大事にしなくてはならないのはわかっているの。しかしながら、今までの運営の中身の規則や規約で残すのかどうかということを私は心配するのです。それならば残すなら規約どおりに今後もやらなくてはならないので、いつなりの改定なり何ら考えているのかどうかと、あるいは中部環境で今日まで議長も出席しているのだから、そういう大事な問題が議論をされているのかどうかということなのです。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 先ほど申し上げましたように芳賀郡中部としての機能は残します。そして、今ご指摘ありました条例、規則等、運営していく上での決まり等があるわけでありますが、これにつきましては現在見直しをしている最中であります。もちろんあそこに働いている職員の方々が何名かいらっしゃいまして、その方たちの処遇もございます。そういうものも含めまして条例、規則等の見直しが必要な場合には、今年度中には実施をしていきたいというふうに今のところ考えております。最終的には3月の議会になろうかと思いますけれども、そういう段階で、今のところどこまで条例が動いてくるかということにつきましては、検討段階ということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) それでは、3月議会には十分そういった4月以降、機能が発揮できるような一つの条例なり規則の改定があるという理解をしてよろしいでしょうか。 ○議長(小杉守利) 質疑ございませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第12、議案第73号 栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村総合事務組合規約の変更についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第13、議案第74号 栃木県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての件、担当部長より説明を求めます。  民生部長。 ◎民生部長(福田) 日程及び議案の20ページをお願いいたします。  議案第74号     栃木県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び     栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について  地方自治法第291条の3第1項の規定により、平成26年4月5日から栃木県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数を減少し、栃木県後期高齢者医療広域連合規約を次のとおり変更する。  平成25年12月2日提出                               益子町長  本規約の改正につきましては、栃木市と岩舟町の合併に伴い、広域連合の規約の一部を変更するもので、地方自治法の定めにより、関係地方公共団体に協議するものでございます。  規約の第7条第1項につきましては、広域連合の議会の議員の定数を定めておりますが、合併に伴い、現在の34人から33人に変更するものでございます。  附則として、この規約は、平成26年4月5日から施行する。  なお、参考資料として新旧対照表を配付させていただきましたので、ご参照いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第13、議案第74号 栃木県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。  休憩をいたします。               休憩  午後 1時58分                                                          再開  午後 2時10分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さんより発言したい旨の申し出がありましたので、許可いたします。 ◆2番(樋山照代) 農業集落排水処理施設に関する条例改正に関する私の質疑の発言の中で、軽減税率についてはまだ検討の最中ですので、進行中でありますので、腰砕けのくだりは削除させていただきます。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 先ほど公共下水道の質問の折、普及率と接続率を誤って発言したことを訂正させていただきます。 ○議長(小杉守利) 日程第14、議案第75号 益子町放課後児童クラブ施設の指定管理者の指定についての件、担当部長より説明を求めます。  民生部長。 ◎民生部長(福田) 日程及び議案の21ページをお願いいたします。  議案第75号     益子町放課後児童クラブ施設の指定管理者の指定について  益子町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例、第6条の規定に基づき選定した指定管理者の候補者について、下記のとおり指定管理者に指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求める。  記としまして、1、施設の名称、益子町放課後児童クラブ施設。2、団体の名称、益子西小学校学童保育おおぞらクラブ保護者会。3、指定の期間、平成26年4月1日から平成31年3月31日。  平成25年12月2日提出                               益子町長  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第14、議案第75号 益子町放課後児童クラブ施設の指定管理者の指定についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手多数でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第15、議案第76号 益子町老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についての件、担当部長より説明を求めます。  民生部長。 ◎民生部長(福田) 日程及び議案の22ページをお願いいたします。  議案第76号     益子町老人デイサービスセンターの指定管理者の指定について  益子町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例、第5条の規定に基づき選定した指定管理者の候補者について、下記のとおり指定管理者に指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求める。  記としまして、1、施設の名称、益子町老人デイサービスセンター。2、団体の名称、社会福祉法人明照協会。3、指定の期間、平成26年4月1日から平成31年3月31日。  平成25年12月2日提出                               益子町長  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第15、議案第76号 益子町老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についての件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 日程第16、議案第77号 平成25年度益子町一般会計補正予算(第4号)の件について、担当部長より説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(菊地) 日程及び議案の23ページをお願いいたします。  議案第77号     平成25年度益子町一般会計補正予算(第4号)  地方自治法第218条第1項の規定により、平成25年度益子町一般会計補正予算について議会の議決を求める。  平成25年12月2日提出                              益子町長  補正予算書につきましては、担当課長がご説明いたします。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第77号     平成25年度益子町一般会計補正予算(第4号)  平成25年度益子町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,323万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ76億4,071万6,000円とする。  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正)  第2条 既定の地方債の廃止は、「第2表 地方債補正」による。  平成25年12月2日提出                               益子町長  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正につきましては、説明を省略させていただきます。  7ページをお願いいたします。第2表、地方債補正、廃止、起債の目的、補正前の限度額を申し上げます。防災対策事業、1,950万円以内。  8ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書、1、総括につきましても説明を省略させていただきます。  10ページをお願いします。2、歳入でございます。ここからは担当課からの説明とさせていただきます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 税務課長。 ◎税務課長(高野) 1款1項町民税でございますが、1目個人町民税の現年課税分につきまして5,152万3,000円の増額計上でございます。増額の主な要因につきましては、当初町民総所得を260億円で見込みましたが、2期更正終了時点におきましては267億円の増となったこと、また退職所得に係る個人町民税が増額となったことなどでございます。  なお、徴収率につきましては当初予算と同様に97%を見込んでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 10款1項1目地方交付税でございます。3,000万円の増額計上でございます。これにつきましては、特別交付税を見込んだものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 12款1項4目の観光商工費負担金につきましては、355万円の減額でございます。1節商工費負担金としまして、芳賀地区消費生活センター運営費負担金に係る4町分の負担金の減額でございますが、県の補助金が確定したことによる減額でございます。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 14款1項1目民生費国庫負担金、1節身体障害者福祉費負担金につきましては、5,079万4,000円の増額計上でございます。障害者自立支援給付費負担金につきましては、障害者自立支援給付費負担金で介護給付費、障害児施設措置費、訓練等給付費、特定障害者特別給付費等の増額見込みで、国庫負担分2分の1に係るものでございます。  11ページをお願いします。身体障害者補装具給付費負担金につきましては、身体障害者補装用具の増額見込みで、国庫負担分2分の1に係るものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 住民課長。 ◎住民課長(堀野) 3節保険基盤安定負担金、減額43万1,000円でございます。これにつきましては、低所得世帯数に対する保険者支援でございます。確定によるものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 14款2項1目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金につきましては、減額の423万9,000円の計上でございます。今年度国庫補助金の子育て支援交付金から県補助金の安心こども特別対策事業費補助金に変更されたための減額計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 5目総務費国庫補助金でございます。2,368万4,000円の増額計上になります。1節の総務費補助金としまして、新たな難視対策事業費補助金につきましては、新たな箇所、1カ所追加分でございます。地域の元気臨時交付金につきましては、確定による額の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 15款1項1目民生費県負担金、1節身体障害者福祉費負担金につきましては、2,539万7,000円の増額計上でございます。障害者自立支援給付費負担金につきましては、介護給付費、訓練等給付費等の増額見込みで、県費負担分4分の1に係るものでございます。  また、身体障害者補装具給付費負担金につきましては増額見込みで、県費負担金4分の1に係るものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 住民課長。
    ◎住民課長(堀野) 3節の保険基盤安定負担金につきましては、減額の293万3,000円の計上でございます。内容といたしまして、保険税の軽減分、また支援者分負担金の確定によるものでございまして、減額の207万9,000円でございます。また、後期高齢者医療分につきましては85万4,000円の減額計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 12ページをお願いいたします。15款2項1目総務費県補助金でございます。391万円の増額計上になります。1節総務費補助金としまして、消費者行政活性化事業費補助金につきましては、消費生活センター運営に係るものでございます。栃木県地デジ放送難視対策共聴施設整備事業費補助金につきましては、自己負担額が7,000円を超える場合、超える額の2分の1を県が負担する補助金でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 2目民生費県補助金につきましては、496万円の増額計上でございます。3節児童福祉費補助金につきましては、446万円の計上であります。これにつきましては、当補助金が平成25年度から国庫補助金から県補助金に移行されたため及び新規に児童虐待防止対策緊急強化事業分として10分の10の補助金であります。4節母子福祉費補助金につきましては、50万円の計上であります。これにつきましては、ひとり親家庭医療費補助金増額見込みに係る県補助金2分の1に係るものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 4目1節農業費補助金につきましては、57万3,000円の増額計上でございます。農業委員会交付金につきましては、農地制度円滑化事業費補助金の額の確定によるものです。農地集積協力金交付事業費補助金につきましては、1件分追加計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 2節林業費補助金につきましては、3,084万1,000円の増額計上です。これにつきましては、説明欄記載の補助金で、観光商工課所管の益子国際工芸交流館の建築工事に係るものであり、経費の2分の1を計上いたしました。  以上です。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 7目1節労働費補助金12万1,700円でございますが、震災等緊急雇用対応事業といたしまして、益子地域情報発信事業に対する10分の10の県補助金でございます。9目1節商工費県補助金24万6,000円でございますが、これにつきましては栃木県東日本大震災復興緊急資金利子補給金としまして35件分、補助率は3分の1でございます。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 13ページをお願いします。15款3項1目総務費委託金でございます。減額の1万2,000円でございます。3節統計調査費委託金としまして、工業統計調査の交付額の変更によるものでございます。  16款2項1目不動産売払収入でございます。66万6,000円の増額計上になります。これにつきましては、塙地区2件、155.72平米に係るものでございます。  20款4項4目雑入でございます。8万8,000円の増額計上になります。総務課所管としましては、消防団員安全装備整備助成にかかわるものでございます。企画課所管につきましては、建物共済3件、それから震災宝くじ交付金でございます。住民課所管につきましては、後期高齢者人間ドック負担金でございます。  14ページをお願いいたします。21款1項2目消防債でございます。減額の1,950万円でございます。これにつきましては、防災対策事業債の廃止によるものでございます。  15ページをお願いいたします。3、歳出に入ります。1款1項1目議会費でございます。71万1,000円の増額になります。3節につきましては、人件費でございます。11節需用費におきまして、消耗品費は追録代の不足分の計上でございます。印刷製本費につきましては、議会便り等の印刷費の不足分の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(菅又) 2款総務費の1項1目一般管理費につきましては、394万4,000円の増額計上でございます。3節の職員手当等につきましては、時間外手当、児童手当、扶養手当等の見込みでございます。11節需用費につきましては、42万円の増額計上で、内訳は公用車のタイヤの消耗品と指さし会話板作成の印刷製本費でございます。12節役務費につきましては、指さし会話板作成の外国語筆耕翻訳料でございます。2目の文書広報費につきましては、11節需用費で、消耗品費がコピー用紙代、修繕料が紙折り機の修理費でございます。4目交通安全防犯対策費につきましては、11節需用費で12万6,000円の計上です。内訳は、交通指導者の燃料費と、食糧費が交通安全運動推進会議の飲み物代と、光熱水費は防犯灯の電気料で見込みによるものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 6目企画費でございます。992万3,000円の計上でございます。11節需用費におきましては、公用車2台分の燃料費でございます。13節委託料におきましては、デマンドタクシー運行委託に関する委託料の150万円の追加、ほかに庁内コンピューターシステムの更新業務2件でございます。  16ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金におきましては、補助金としまして益子町地デジ共聴施設整備事業費の補助金として、大羽地区の大川戸共聴組合11戸に関するもの等でございます。生活路線バス維持費補助金につきましては、延生回りの益子宇都宮線に関するものでございます。  7目財産管理費207万2,000円の計上でございます。13節委託料としまして、旧小学校敷地内の樹木の伐採等に係る経費でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 税務課長。 ◎税務課長(高野) 2項1目税務総務費につきましては、36万2,000円の増額計上でございます。人件費の調整によるものでございます。  2項2目賦課徴収費につきましては、32万円の減額計上でございます。13節委託料、減額125万円につきましては平成27年度評価がえ、土地評価修正業務委託費の確定に伴う減額計上でございます。15節工事請負費20万円につきましては、申告支援システムのクラウド化に伴う申告会場への配管工事費の計上でございます。18節備品購入費3万円につきましては、申告納税相談会場で使用いたしますポータブルコピー機の購入費でございます。23節償還金利子及び割引料70万円につきましては、町税に係る過年度還付金の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 住民課長。 ◎住民課長(堀野) 3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、人件費でございます。33万1,000円につきましては人件費でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(菅又) 17ページをお願いします。2款4項5目の益子町長選挙費につきましては、159万9,000円の計上で、3節の職員手当につきましては3月から準備します職員の時間外手当でございます。11節需用費につきましては、選挙ポスター掲示板等の消耗品と入場券、投票券の印刷代でございます。13節委託料につきましては、入場券作成料でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 5項1目統計調査総務費でございます。28万円の計上になっております。3節人件費でございます。  2目統計調査費、減額の1万1,000円でございます。1節報酬につきましては、工業統計調査の調査員報酬でございます。11節需用費におきましては、消耗品の不用額の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 3款1項1目社会福祉費総務費につきましては、1億3,224万7,000円の増額計上でございます。3節につきましては、職員手当でございます。11節需用費につきましては、修繕料として公用車の修繕料及び福祉センターエアコン修繕でございます。  18ページをお願いします。19節負担金補助及び交付金、減額の1,839万8,000円につきましては後期高齢者医療広域連合事務費として減額の296万3,000円、医療給付費減額1,545万1,000円は額の確定によるもの、また老人保健事務費拠出金1万6,000円につきましては国保会計から一般会計への組み替えに伴う計上でございます。20節扶助費1億158万9,000円につきましては、障害者自立支援給付費負担金で、介護給付費、障害児施設措置費、訓練等給付費、特定障害者特別給付費の9,858万9,000円の増額見込み、また身体障害者補装具給付費負担金300万円の増額を見込んでの計上でございます。28節繰出金につきましては、4,698万6,000円の増額計上ですが、国保財政の安定に対する支援金として4,812万5,000円、後期高齢者医療保険料軽減見込み額として減額の113万9,000円の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(森嶋) 2目老人福祉費につきましては、183万8,000円の計上でございます。16節原材料費につきましては、ゲートボール場用の川砂代でございます。28節繰出金179万6,000円につきましては、介護保険特別会計における事務費の増額分などを繰り出すものでございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(加藤) 2項1目児童福祉総務費につきましては、114万2,000円の増額計上でございます。1節報酬につきましては、子ども・子育て支援法に基づき設置される益子町子ども・子育て会議委員の報酬でございます。3節職員手当でございます。12節役務費3万8,000円につきましては、児童手当関係の通知の郵送料の不足見込み額の計上でございます。19節負担金補助及び交付金、減額の8万2,000円につきましては事業の補助基準額の変更に伴う計上でございます。20節扶助費につきましては、100万円の増額計上でございますが、これにつきましてはひとり親家庭医療費の支出見込みの計上でございます。  2目児童福祉費につきましては、80万4,000円の計上でございます。12節役務費1万6,000円につきましては、子ども・子育て支援事業計画策定に係る住民のニーズ調査時の郵送代でございます。  19ページをお願いします。13節委託料につきましては、子ども・子育て支援事業計画策定に係る住民ニーズ調査の業務委託料でございます。  3目母子福祉費18節備品購入費26万3,000円につきましては、小児用のデジタル身長体重計の購入代でございます。  4款1項1目保健衛生総務費につきましては、18万円の計上でございます。3節は職員手当でございます。11節需用費につきましては、消耗品として交換用のAEDの小児用パットの購入代でございます。  3目健康増進支援事業費につきましては、191万円の増額計上でございます。13節委託料につきましては、子宮頸がんの検診、乳がん及び大腸がん検診に係る不足見込み額の計上でございます。  4目保健師設置費につきましては、19万円の計上でございます。3節につきましては職員手当でございます。  5目保健センター管理費につきましては、13万9,000円の計上でございます。11節需用費につきましては、修繕料として保健センター内のトイレの修繕、12節役務費につきましては通信運搬費として電話料の不足見込み額の計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 6目環境衛生費につきましては、726万1,000円の増額計上です。3節は人件費です。11節の需用費は、11万7,000円の増額計上で、燃料費は軽トラック2台分、修繕費につきましても軽トラックに係るものでございます。  20ページをお願いします。19節負担金補助及び交付金のうち、補助金について643万4,000円の計上でございます。建設課所管の浄化槽設置補助金8基分及び浄化槽敷地内処理設備設置費補助金3基分、それから住宅用太陽光発電システム設置費補助金20戸分、そのほか生ごみ処理機等設置費補助金、ごみステーション設置費補助金の所要見込み額を計上させていただきました。  続きまして、7目公害対策費につきましては10万円の計上でございますが、人件費でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 住民課長。 ◎住民課長(堀野) 8目19節負担金補助及び交付金につきましては、20万円の増額をお願いするものでございます。内容といたしましては、後期高齢者の人間ドック検診費補助金につきまして、不足6名分を見込むものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 5款労働費でございます。1項1目労働諸費につきましては、121万8,000円の計上でございます。益子町地域情報発信事業に対する10分の10の県の補助金を受けまして、13節委託料としまして益子町の地域情報を新聞紙とフリーペーパー、フェイスブック等に定期的に、かつタイムリーに発信し、観光誘客活動をしてまいります。依託先につきましては、下野新聞社を予定しております。なお、新規雇用人数は4名の予定でございます。  5款につきましては、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 6款1項1目農業委員会費につきましては、10万6,000円の増額計上でございます。3節、4節につきましては、人件費でございますが、臨時職員1カ月分の通勤手当、社会保険料も含まれております。  21ページをお願いいたします。7節賃金につきましても臨時職員1カ月分です。9節旅費と11節需用費につきましては、補助事業確定による減額です。13節委託料につきましては、農地基本マスター分不足額でございます。14節使用料及び賃借料につきましては、農業委員研修時バス借上料でございます。  2目農業総務費につきましては、134万2,000円の増額計上でございます。3節につきましては、人件費でございます。11節需用費につきましては、消耗品、印刷製本費とも人・農地プラン関係の科目構成で、修繕料につきましては公用車2台分でございます。19節負担金補助及び交付金64万4,000円につきましては、補助金といたしまして無人ヘリコプター病害虫防除事業の確定面積に対しての補助金でございます。交付金につきましては、農地集積協力金1件分の追加の交付金でございます。  3目農業振興費につきましては、委託料の物件調査算定業務費126万円の増額計上でございます。  5目農地費につきましては、518万5,000円の増額計上でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、補助金といたしまして益子町土地改良区への補修工事等7件分の補助でございます。28節繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金でございます。  6目農道整備事業費につきましては、工事請負費の北中地区の農道舗装修繕工事59万5,000円の増額計上でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 22ページをお願いいたします。7款商工費でございます。1項1目商工総務費につきましては、82万4,000円の計上でございます。3節につきましては、人件費でございます。11節需用費1万8,000円につきましては、公用車の燃料費でございます。  2目商工振興費につきましては、3,000円の計上でございます。11節需用費としまして、砂利採石監視巡回時の燃料代3,000円でございます。  3目観光費につきましては、77万円の計上でございます。15節工事請負としまして、サヤド地内の緑道がたび重なる台風で冠水いたしまして、土羽がえぐられてしまったため、土羽の整形する工事費でございます。  4目フォレスト益子管理費につきましては、37万6,000円の計上でございます。8節報償費1万8,000円につきましては、天体観測指導員の報償費でございます。11節需用費35万8,000円につきましては、事務用消耗品としまして1万1,000円、暖房用燃料費としまして3万5,000円、光熱水費につきましては電気、水道料の見込みとしまして31万2,000円でございます。なお、フォレスト益子につきましては12月17日にましこイーまちネットの通常総会が開催されますので、総会資料が手元に届き次第皆様にお配りさせていただきますのでご了承ください。  5目陶芸メッセ管理費につきましては、9万円の計上でございます。12節役務費につきましては、通信運搬費としまして郵送料でございます。なお、財源内訳でございますが、交流館建築に対する国県支出金が3,084万1,000円、一般財源につきましては3,075万1,000円の減額になってございます。  6目芳賀地区消費生活センター運営費につきましては、節内での組み替えでございます。11節需用費のうち、消耗品費を6万1,000円減額し、啓発用チラシ印刷代としまして5万円、消費生活センターの玄関ガラス目隠し修繕費としまして1万1,000円でございます。  7款につきましては、以上でございます。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 23ページをお願いいたします。8款1項1目土木総務費73万円の増額計上でございます。3節につきましては、人件費でございます。11節需用費19万8,000円でございますが、燃料費につきましては公用車のガソリン代で、光熱水費につきましては経ケ坂公園ほか電気料金でございます。修繕料につきましては、軽トラックの修繕費でございます。  2項1目道路橋りょう維持費、11節需用費につきましては街路灯修繕料でございます。  4項1目都市計画総務費、613万3,000円の増額計上でございます。3節につきましては、人件費でございます。11節需用費、光熱水費7,000円につきましては区画公園の電気料でございます。28節の繰出金590万6,000円につきましては、公共下水道事業特別会計への繰出金でございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(菅又) 9款1項2目非常備消防費につきましては、104万2,000円の増額計上です。3節職員手当等につきましては、時間外手当でございます。  24ページをお願いします。11節需用費につきましては、消防車の燃料代、食糧費が消防団120周年、自治体消防65周年記念の大会時の昼食代でございます。光熱費が消防施設電気料と上下水道料の不足見込み額です。  3目消防施設費につきましては、380万7,000円の増額計上です。11節需用費につきましては、消防車修繕料でございます。15節工事請負費につきましては、第3分団第2部の消防拠点施設の既存施設の解体工事と外構の改修工事です。  5目災害対策費につきましては、2,030万円の減額計上でございます。15節の工事請負費、18節備品購入費につきましては、町単独でデジタル簡易無線中継局を設置し、デジタル簡易無線を購入することとして当初計上しましたが、防災行政無線移動系の整備につきましては大規模災害を初めとした自治体の広域応援等に対応可能な通信システムを構築するため、従来の各市町単独の整備から広域共同整備とすることとなったため減額となるものでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 10款教育費をお願いいたします。1項1目教育委員会費につきましては、66万8,000円の計上でございます。8節報償費につきましては、教育功労者記念品代7件の増加分でございます。14節使用料及び賃借料につきましては、新人戦県大会時の3中学校のバス借り上げ代でございます。  2目事務局費につきましては、43万4,000円の計上でございます。3節職員手当につきましては、人件費でございます。9節旅費につきましては、普通旅費で、今後の旅費見込み額でございます。11節需用費のうち、消耗品費につきましては軽トラック2台分のタイヤ代でございます。修繕料につきましては、公用車修繕料でございます。  25ページをお願いいたします。3目学校給食センター運営費175万6,000円の計上でございます。需用費につきましては、燃料費で、給食調理用A重油の3月末までの見込み所要額でございます。12節役務費につきましては、通信運搬費で、電話料金の3月末までの見込み所要額でございます。  続きまして、2項小学校費、1目の学校管理費につきましては1,745万8,000円の計上でございます。4節共済費につきましては、町指導助手の社会保険料分でございます。11節需用費につきましては、光熱水費で、電気、水道料3月までの見込み所要額でございます。修繕料につきましては、田野小学校小荷物用昇降機修繕、それと益子西小学校校庭西側漏水修繕など6件の修繕料でございます。12節役務費につきましては、通信運搬費におきまして電話、ファックス及びインターネット通信料で、3月末までの見込み所要額でございます。手数料につきましては、し尿浄化槽くみ取り手数料で、3月末までの見込み所要額でございます。13節委託料でございますが、こちらにつきましては田野小学校と七井小学校にかかわる防災機能強化工事実施設計業務委託料でございます。15節工事請負費につきましては、七井小学校体育用具庫改修工事費用でございます。こちらにつきましては、40年と経過しまして古くなりましたので、改築ということで計上をいたしました。18節備品購入費につきましては、新年度七井小学校に特別支援学級が新設される予定となるため、これに伴う棚やホワイトボード、液晶テレビ等を購入するものでございます。  2目教育振興費につきましては、27万円の計上でございます。需用費につきましては、消耗品で、七井小学校特別支援学級新設に伴う道具整理ケース等消耗品でございます。18節備品購入費につきましては、七井小学校特別支援学級新設に伴う教材用備品でございます。  26ページをお願いいたします。続きまして、3項中学校費でございます。1目の学校管理費につきましては、435万5,000円の計上でございます。需用費につきましては、光熱水費で、電気、水道料の3月末までの見込み所要額でございます。修繕料につきましては、田野中学校プールゲートバルブ修繕、益子中学校トイレ便器修繕、七井中学校武道館ランプ修繕など7件の修繕料でございます。12節役務費につきましては、通信運搬費で、電話、ファックス、インターネットで、3月末までの見込み所要額でございます。手数料につきましては、し尿浄化槽くみ取り手数料、同じく3月末見込み所要額でございます。18節備品購入費につきましては、田野中学校の加湿器、CDプレーヤー等の購入費用でございます。  2目教育振興費131万円の計上でございます。19節負担金補助及び交付金となりまして、このうち補助金でございます。第43回関東中学校ソフトテニス大会など説明欄記載の大会補助金でございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 2時58分                                                          再開  午後 3時10分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  引き続き説明を求めます。  生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 引き続き26ページをお願いいたします。4項1目社会教育総務費109万2,000円の増額計上です。3節は人件費です。  2目公民館費16万7,000円の増額計上です。11節需用費、修繕料につきましては中央公民館会議室のブラインドの修繕と正面玄関の鍵の修繕、合計2件の修繕です。  3目文化財保護費18万7,000円の増額計上です。19節負担金補助及び交付金につきましては、西明寺楼門改修費補助金、これは国の補助率確定に伴う不足額分です。  4目町民会館費357万円の増額計上です。11節需用費、消耗品費につきましては町民会館の入り口の泥よけマット及び舞台のテーブルキャスター20台分です。燃料費につきましては、冷暖房用灯油代の不足見込み額です。光熱水費につきましては、町民センターの電気料の不足見込み額分です。12節役務費、手数料につきましては公用車廃車手数料2台分です。  次に、27ページをお願いいたします。15節工事請負費につきましては、自動火災報知設備の更新工事です。受信装置内基盤が経年劣化により取りかえるものです。19節負担金補助及び交付金、負担金につきましては危険物取扱者保安講習、防火管理者講習、危険物取扱者免許状書きかえ、いずれも1名分です。  7目改善センター管理費90万1,000円の増額計上です。11節需用費、修繕料で、排水器具の取りかえ工事、1階、2階のトイレ部分になります。12節役務費、通信運搬費は電話料の不足額です。15節工事請負費、これにつきましてはボイラー室屋根の防水修繕工事27平米です。  次に、8目営農指導拠点施設管理費124万3,000円の増額計上です。11節需用費、修繕料は天井からの明かり取り、トップライトの修繕、水抜きです。それから、15節工事請負費、これは屋根の防水工事、玄関エントランス部分とほか西側の部分124.1平米です。  次に、5項1目保健体育総務費4万6,000円の減額計上です。7節賃金は、プールの監視員の賃金を減額するものです。雨天、雷などにより中止した分です。19節負担金補助及び交付金、補助金につきましては関東小学生バトミントンの選手権大会の出場費です。選手2名分と指導者1名分です。次に、全日本女子サッカーユースサッカーの選手権大会の出場の補助金です。2名分です。  2目体育施設費198万2,000円の増額計上です。11節需用費、修繕料につきましては北公園集草機修理です。トラクターにつける草を集めるものです。総合体育館アリーナ照明安定器取りかえ、2個分です。それから、トレーニング室の器具の修理6カ所です。それから、テニスコート修理、南運動公園のテニスコートの修理です。  次に、28ページをお願いいたします。15節工事請負費につきましては、総合体育館カーテンの取りかえ工事で、1階、2階とも全面取りかえるものです。32枚になります。  以上です。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 11款1項1目公共土木施設災害復旧費につきましては、3節につきましては人件費でございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 2項1目農業用施設災害復旧費につきましては、76万7,000円の増額計上でございます。16節原材料費につきましては、台風災害に伴うくい、板、採石の材料支給分でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 12款1項1目元金48万4,000円の計上でございます。  2目利子、減額の1,698万1,000円の計上でございます。これにつきましては、利率見直しによる計上でございます。  29ページをお願いいたします。14款1項1目予備費でございます。443万1,000円の計上でございます。これにつきましては、調整による計上でございます。  次の30ページ、31ページの補正予算給与費明細書につきましては、ご参照いただきたいと思います。  説明は以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  質疑を許します。  2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 元気臨時交付金が1,772万3,000円計上してあります。益子の区画整理事業に一般会計から支出される額がこれで、この交付金で浮いて、ほかに使えることになるわけです。そういうお金を町民の暮らし、福祉、安全の充実のために使っていく必要があるという立場から、5項目について質問をしたいのです。できれば5項目全部やらせて、途中でほかの人というのではなくやらせていただきたい。一固まりの話なのでと思います。  1番目は、強化ガラス、小学校、中学校の強化ガラス化の問題ですが、補正予算で工事設計費が組まれているわけです。ようやく手をつけていただくことになって、非常に喜ばしい次第でございます。この小学校、中学校の強化ガラス化の内容ですね、大まかな。どういうところに強化ガラス化して、いつぐらいまでに完成するつもりなのか、そういう強化計画が大まかなところ立っていましたら教えていただきたいのですが。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) ただいまの強化ガラスの工事でございますが、事業につきましては説明をさせていただきましたが、防災機能強化工事ということになります。こちらにつきましては、田野小学校、それと七井小学校で建物の全部を予定してございます。ただ、七井小学校につきましては体育館は新しくなっておりますので、体育館は強化ガラスのほうは除かれます。それで、今回設計のほうを組ませていただきまして、それで来年度、設計の内容によりまして、防災機能ですので天井関係のぶれのいわゆる固定と、それから強化ガラスの入れかえということで、工事そのものでは小学校につきましては26年度を予定してございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 中学校のほうはどうなっていますか。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 中学校につきましては、3中学校とも26年度に実施設計のほうを予定しているところでございます。なお、工事につきましては27年度工事ということで予定をしているところでございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 次、2番目ですが、円高で灯油の高騰というのは大変なものです。とりわけ低所得者の家計を圧迫しております。12月振り込み分から年金も下がるということで、寒さが増すこれから、低所得者、とりわけ前回やったような形でひとり暮らしや障害者やひとり親世帯ですか、こういう特別な方だけを対象にしてでもいいのですが、福祉灯油の支給は検討していただけませんでしょうか。ガソリンスタンドに聞いたところによりますと、原油の値段は去年に比べて上がっていないのですけれども、結局為替レートとの関係で円安になったために、昨年18リットルで1,530円なのが、消費税抜きで、現在では1,800円ということで17.6%値上がりしているということなのです。お風呂と暖房とで大体1家庭どのぐらいかかるというと、7缶、8缶ぐらい18リットルで使うような感じなのです。うちなんかはそうなのですけれども。そういうことで、寒い冬を前にして、前回のような形で福祉灯油支給というのを考えていく必要があるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 福祉灯油は、かつて全県的に実施をしたという経緯がありましたが、現在益子町としては福祉灯油については考えてはおりません。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) ぜひ実態なんかも調べていただいて、関係する人たちの意見も聞いていただいて検討していただければと思います。  次、再生可能エネルギーの問題です。福島第二発電所の事故で、一旦事故が起きるともう大変な状態になるということだし、また火力発電に頼るとCO2削減との関係で問題になってくるわけで、もう再生可能エネルギーの爆発的な普及以外に道はないということが日に日に明らかになってきていると思うのです。そういう点で、まずこの間何回か私だけではなくてほかの議員も発言しましたけれども、現時点で町として益子の資源というのですか、そういうのを使って再生可能エネルギーの普及のために考えていること、この間の質問との関係で、公共施設の屋根貸しの状況とか、そういう点で現時点での取り組みの状況をひとつ教えてください。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 前にもお話はしたかと思いますが、庁内に再生可能エネルギーの検討委員会を設けまして検討をして、3回ほど会議を開きまして、議員ご指摘の屋根貸しについても現在調査をしておるところでありまして、県内でも足利、それから栃木、それから宇都宮、栃木県はもとより、そういったところで導入をしております。現在益子の公共施設についても貸せるようなところがあるのか、あるいは借り手があるのか、ほかの市町村の実情を今詳細調査をしているところでございます。その検討結果についてはもう少々お時間をいただきたいと思います。検討はしております。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 6月議会、9月議会、大分検討が長過ぎるような気がして、耐えられるかどうかというのの調査ですから、そんなに時間かかるわけではないかと思うので、ピッチを上げていただきたいと思うのです。  それと、太陽光発電の問題ですが、現在個人のお宅への補助はありますけれども、市民グループで少し中規模な太陽光発電所設置の動きが益子の中でも高まっております。私が聞いたところによると幾つかの研究グループがあって、数名の人が特に林を借りて、そこを伐採して中規模な太陽光発電を設置していくという動きがあります。中規模ってどのくらいかといいますと、50キロワットから100キロワット以内という形で、国の公庫のお金も借りてということで、真岡なんかもっと大規模な、もっともっと益子よりも何倍ものグループが動いているみたいですけれども、そういう点で50キロワットの場合に現時点で1,500万設置費用がかかるということで、売電価格も当初よりどんどん下がってきて、これから普及すれば普及するほど売電価格は安くなっていくと思うのです。そういう点でペイするためには50キロワット、1,500万円で大体15年ぐらいかかるだろうというふうに言われているのです。そういう点で益子独自でする場合には、私は地元にお金がおりるという形で、地元の業者を通じて設置するというのが条件になるとは思うのですけれども、再生可能エネルギーの普及、そして地元にお金を落としていくという、そういう二重の意味でこの市民グループ、市民組織への町の設置費用の助成というのかな、そういうのも考えていく必要があるのではないかと思うのですけれども、そこら辺は考えていらっしゃいますか。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 現在のところは個人の住宅用というところで、市民グループへの補助というのは今考えておりません。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 全国ではもうしばらく前からこの市民グループの中規模の設置への助成とか、あるいはバイオマスの施設への、これは森林組合とか農協とか、そういうところが大分バイオマスに関しては全国的には動いているのですけれども、そういうところへの助成というのもやっていますので、問題は原発の40倍ある再生可能エネルギーを本当に今ここで開発していくということがいろんな意味で重要だというのを理解していただいて、町としてもっと視野を広げて、対策をピッチを上げてやっていただきたいというふうに考えているところです。  最後ですが、きょうの新聞読みますと高根沢町で12月議会に町の職員の給与の条例改正案を出したということなのですけれども、高根沢は給料が安いということで、こういう条例改正案を出したということなのですが、高根沢と益子町との職員の給与水準というのはどんなぐあいなのでしょうか。  期限を切って、国の圧力で給与下がったのですけれども、それは3月までですよね。3月になったら正規の給与体系に戻るということでよろしいのですよね。 ○議長(小杉守利) 総務課長。 ◎総務課長(菅又) はい、そのとおりです。4月に戻ります。3月いっぱいまでの減額と。               (何事か声あり) ○議長(小杉守利) 答えもらうのでしょう。  町長。 ◎町長(大塚) ラスパイレス指数につきましては、高根沢95.6、益子が97.1でございます。同じレベルの比較でいいますと、そういう順位で、益子は20番目、高根沢は24番目ということです。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 失言があるかもしれませんが、職員の方気をつけて聞いておいてください。今度は真面目にやります。前回も真面目だったのですが、ちょっと上がっていて申しわけありませんでした。  きょうの新聞、大塚町長、これ格好よく写っています。益子町の長所を生かしたましこ未来計画、さらに磨きをかけて、恐らく未来計画を策定するものと思っております。廣田議員からの一般質問でもありましたが、観光立町、観光を生かした滞在型の町にすると。これも益子第1区画整理事業も恐らくこれから進めるのだと思います。ですが、幾ら中心部をよくしても、益子町には廃屋が目立っている。みすぼらしいうちが点在している。これでどうして観光都市、観光立町、そういうものを目指すのか。これから廃屋に対しての対策というものは町長はお持ちですか、お持ちでないですか、お尋ねをいたします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 市街地の空き店舗についてかつて調査をいたしまして、その数字については、今ちょっと手元にないですが、つかんでおります。ただ、廃屋、町内全体の町中心部以外も含めた廃屋というものについては町のほうで把握をしておりません。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) やはり町に来て、生田目にも2軒ほどありました。1軒は取り壊してもらいましたが、きょうもその取り壊した現場を総務課長は眺めておりましたが、やはり廃屋がなければかなり整然とした町並み、それから農村風景なども眺められると。これは、特にコスモス畑に私行っていたときにある方から、益子にも結構廃屋があるのですねというようなことを言われましたので、この席をおかりして町長にこれからの益子町のあり方というものを考えていただきたい。特にきのうかおとといだと思いますが、640でだと思いますが、小山の市長が廃屋をなくすように努力すると、小山市市議会の一般質問でそういうふうな答弁したというものをちょっと聞いたものですから、町長にもその点お考えいただきたいと思います。  あと、二、三点ありますが、許可してください。  それと、ここに補正予算にはそれほど細かく出ておりませんでしたが、加藤君の質問だと思いますが、河川のしゅんせつ、土地改良区でもこれ本当に困っているのです。どこまでが改良区のエリア、どこまでが国土交通省のエリア、ここから先は町のエリアとか、これは個人のエリアとかというエリアが明確にしていない。恐らく9月の議会にもその点について私発言をしたつもりでありますが、やはり川底が汚い。やはり大雨降ると漏れこぼれる。特にひどいのが今の小貝川の鉄橋の上下。これ上野議員も多分総括質疑か何かでいつかそういうふうなしゅんせつ依頼をしていると思います。ですが、手つかず。通常なら今ごろ白鳥が飛んで、あそこで白鳥を見に来てくれる方がかなりおりますが、今年は3回ほど飛来しましたが、やはり環境が悪いということで、今は一羽もおりません。そういうことを考えれば、やはり町の中の環境というものもかなりこれから金をかけなくて整備していくという方向性を職員の方、やはり目を光らせながら、どういう小さな事業でも助成金のある事業は率先して手を挙げて執行していただきたいと思いますが、環境課長か建設課長、ご答弁をいただければ幸いと思っています。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) まず、小貝川を初めとする1級河川につきましては県の管理になってございます。それから、水路等につきましては土地改良区さんを初めとする関係者に管理をお願いしております。一部町の中でサヤド川というのがあるのですけれども、そういうもの、1級河川にも該当しない、水路にも該当しない水路に関しましては町でも管理しております。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 課長、そういうのではないのだよな。とりあえずそういう問題があったから、真岡の土木のほうに、県の県土整備部のほうにいつ幾日付けでしゅんせつ工事を依頼しましたよと、そういうものを用意しておくのだよ。そうすればこんなへ理屈言わないで済むのだ。  次に入りたいと思います。一般質問でも通学路の問題かなり出ていました。交通安全という観点からも、やはり通学路の整備というものは早急に進めなければならない。総務課長にもきょう朝ちょっとひやかされましたが、私も1年に1回ぐらいです。路上に立って学童の安全、それとどういうふうな態度で登校しているかというものを見ております。やはり生田目もかなり県のほうの理解が得られましたので、歩道が着々と整備されておりますが、まだ完全ではありません。だが、ほかを見ればまだまだ残っている。今学童の通学路、建設課長はどこが一番重要か、優先順位を決めて着々とやりますというような河原君と加藤君かな、通学路の問題でありましたが、同じような優先順位を決めてやりますというような返答でありましたが、その優先順位というのはどこなのだか、まだ一遍も議会側には報告がないのが実情だと思う。今の優先順位、通学路の優先順位、3つぐらい、ここが1番だよ、ここが2番だよ、ここが3番だよという3つぐらいは挙げられると思うから、これは挙げていただきたい。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(大関) 道路に歩道をつける場合には当然学校に近いところがかなり重要ではあると思います。基本的には町長も申したとおり益子町道路整備指針に基づきまして整備していきますので、今回どこが優先だということはお話は避けたいと思います。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 一問一答方式なので、少し時間長くなるかもしれませんが、ご勘弁をください。  この問題、今ここでどうこう言っても始まらないので、総務産建委員会でこれから慎重に論議しながら、一刻も早く町道における学童通学路の整備は、これは町でできる問題でありますので、進めていっていただきたいと思う。よろしく総務産建委員会の皆さん、お願いしたいと思います。  それに付随しませんが、私ずっと前から要求しておきましたが、それと議会冒頭に八幡池の整備促進の案件を採択いただきまして、心より御礼を申し上げます。早速今地元の意向、改良区の考え等を取りまとめているところであります。芳賀郡の土地改良区、真岡、芳賀町、市貝、この総会資料が手元にあります。市貝は事務員が1人で、役場の職員があとは補佐しながらやっていると。担当者に聞きましたら、お留守番だと、こう言うのです。それでも……市貝ですよ。助成金が150万町のほうからいただいている。それと、改良区の中の整備、災害復旧助成金として47万7,750円いただいている。後で農政課長、よく見ながら来年度の予算編成していただきたいと思う。芳賀町、500万円。それと、町負担分ではなく土地改良区が支払わなければならない維持管理適正化事業所なのですよね。これは、町でも持ってもらわなければならないが、我々改良区としてもこれ出しています。これが町助成金として207万7,500円、これは下高根沢地区の委員会。そういうふうに詳細に総会資料には載っています。真岡、これは桁が違うのでちょっとここでは発表できませんが、これは後で関係者がよく精査しながら考えていただきたいと思いますが、農政課長、参考にして予算編成していただけるのかいただけないのかお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 農業関係につきましては、さまざまな農業団体からも要望等は承っております。益子町土地改良区におかれましても、一応要望として承りたいと思います。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) ありがとうございました。私もありがとうございましたと言うのあれなのですが、よく調査しながらやってくれる、進めてくれると。  それと、9月の私の質問で地籍調査再開する。どの課が担当して、何名体制ぐらいでやるのかお聞かせください。
    ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 26年4月から地籍調査は再開したいと考えております。人数、担当課についてはこれから詰めたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) まだあるのですが、やはり益子の未来計画、観光立町、時間はかかるかもしれませんが、これは息の長い行事であろうと思いますが、我々も協力はいたします。町長、本当に将来の益子町、益子へ行って一日だけでもいいから遊んできたいというような魅力ある町を未来計画の中に盛り込んで、これからご尽力いただくことをお願いし、私の総括質疑この辺で打ち切ります。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) ほかにやる人がいるならばと思っていたもので、うっかりしたような状況で、二、三ちょっとお伺いします。  いろいろ益子町は文化財の町だということで、いろいろな公文書やいろいろな個人の挨拶の中で出てまいります。では、その文化財というのはどういうものなのかな。大きく分けて国の重要文化財あるいは県の指定された文化財、または町の教育委員会から指定をした文化財あるけれども、主にいろんな公文書の中で考えが書かれておる文化財というのは総じてどういうところを指して文化財というものを指しておるのかお伺いをいたします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 私どもが文化財という言葉で一言で申し上げている内容につきましては、対象物としては、国指定文化財、県指定文化財、それから町指定の文化財、これ民俗とか建物等もあります。それから、文書等もありますが、それから天然記念物、そういうもの含めまして指定されている文化財を文化財というふうに呼んでおります。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 今副町長がそういう3つ、3分割といいますか、国、県、町、こういうものを含めて網羅して文化財という形で申されております。そうすると、非常にその重要度といいますか、歴史あるいはこの民俗が残した一つの文化遺産としての価値観というのはおのおのあると思うのです、これは。しかし、扱いについて、町のほうでも指定したものについては、それなりのやはり保護あるいは保護するに当たっては支援あるいは壊れたり何かしたときにはどうするかというような助言、援助というものはやはりやっておられるのですか。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 壊れたときの助言、援助ということでありますけれども、町には文化財保護審議会、それから町教育委員会、そういったところを通して、そしてまた確認をして、所有者のほうへ確認しに行って、現場を確認して相談しているということであります。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 説明は課長のほうになってくると思うのです。町としての基本的な考えは、今副町長が言ったような内容であると思うのです。しかしながら、今度個別の対応についてはあなた方がやるのだと思うのです。  ところで、お伺いしますが、長堤八幡神社にある町指定の大鳥居が東日本大震災によって壊れたというものについての担当する課長としてはどういう見解を持たれておったのですか。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 長堤八幡宮の鳥居ということでありますけれども、災害で全壊したため、改修も困難であり、指定、そういうふうに考えたということです。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) ここに壊れた状況の写真がございます。町で指定したあの鳥居、いつされているのかというと非常に古い指定でございます。昭和62年10月28日、益子町有形文化財第1号であります。そのものが過般の震災によって倒壊したものがどういう判定をされたのですか。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 先ほどの話とちょっとダブりますけれども、教育委員会から文化財保護審議会に諮問されて、文化財保護審議会のほうで、先ほどの話とダブりますけれども、改修困難ということで文化財の指定解除はやむを得ないというような判断をしたということです。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 文化財というものは、先ほど申したように一つの長い歴史の中から生まれてくるのです。そして、それとともにその地域の民俗が残した一つのとうとい遺産なのです。ただむやみやたらに町がわからずに指定するのでないのです。その町で文化財として指定をする、その価値観というものが全然認識をしていない、あなたは。ただ単に神主から壊れましたよ。ああ、そうですか。では、文化財保護委員会開きましょう。これは全壊です。ああ、そうですか。では、取り決めましょう。そういう簡単なものなのです、これ記録を見ると。しかしながら、課長、あの鳥居が壊れて、大体専門の人が見たらば10体のものから組み立てられておると、鳥居というものは。その中で6体が完全なものなのだ。あと4体は、これは復元できるものだ。そうするならば、課長、現地まで行って見ているならば、これを町が指定した文化財というものはどうあるべきか。進言しながら、少なくとも審議をさせるならばいいが、見てきたのかどうかわからぬけれども、文化財保護委員会に出されたものは、これは全壊ですよ。それがどういうことか。全部写真もあるのです、これ。現地の人が、残念ながら倒れてしまった。しかし、これできるものなら復元したい。そういう気持ちの中で、記録として残されているのです。どれが使える、どれが使えない、全部わかるのです。もう少し課長、少なくとも町指定、幾ら山の中にあるものでも、町の脚光を浴びるようなところにない町指定のものであっても、一応公的な機関において、これは町の文化財ですよと指定したならば、その精神がなければ担当としての職務怠慢であります。これが全然焼失してしまったと、火災か何かでゼロになってしまったというならばいいけれども、鳥居というものは、多分長堤ですから、茨城県あたりから職人を当時見つけて御影石でつくられたものだと思うのです。余りにもそういう形で安易に処分して、全壊したから、はい、これは指定を解除しますということになれば、新しいものでつくればゼロです、これは。かつての歴史というものがもうなくなるのです。教育長、そうだからね。教育長もトップとして、その点何ら発言がされていないとすれば、これはとんでもないことです。教育委員会が指定するのですから。私は、そういうところに行政のずさんさというものを憤りを感じるのです。民俗のとうとい遺産なのです。言葉では立派な教育論を述べるけれども、肝心なところで抜けていたのでは子供の教育はどんな立派なこと言っても真剣に受け取らないのです。これは、もう取り返しのつかないことになっています。もう少し私は、教育長、担当課長、真剣に行政がそういうことでやったものについては最後まで守り抜ける。そして、使用者なり、それを支援する皆様方が、これはもうだめなのですと、我々の体力に合わない、もうできませんというならば、それでもいいけれども、全然そういうものが事細かく伝達をされずに、一遍の文化財保護委員会で簡単に、いとも簡単に廃棄してしまったというところに私は非常にやり方として残念だなと。文化財の指定についても、これも全部資料もとりました。どうあるべきか。保護条例全部とりました。しかし、本当にそのとおりにやられていたかというと、その考え方というのはお寒いところです、教育長。ここに委員会で開いた意見もある。しかし、誰ひとりとして、それは修復ができないのですかとかなんとか一言もない。毀損届ただ一つだけ。私は、今後、そういう失態です。私からすれば失態です。失態のないようにきちんとした考えで私は臨むべきだと。教育長、教育委員会が指定をして、いとも簡単に、それは教育長の時代ではないから、気に入らぬから、それはあっても、一つの歴史があるのです、その当時は。益子の有形文化財の第1号なのです。私のところにある方が、これは困りましたと、そういうことがあるから、長くは申しませんけれども、余りにも職務怠慢あるいはやるべきことがやっていない。そういうことがあっては困ると思うので、教育長、そして課長の弁解を求めます。 ○議長(小杉守利) 質問の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 4時08分                                                          再開  午後 4時24分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  教育長。 ◎教育長(高橋) 先ほど鶴見議員から長堤八幡宮の大鳥居の件につきまして、町の教育委員会で指定を解除したという件について意見が出されましたので、申し上げたいと思います。  東日本大震災が発生して、いろんな文化財に被害が出ましたので、これは教育委員も全員でそれぞれの文化財の被害の出た場所を視察をして確認をして回りました。そのときに八幡宮の大鳥居、これも確認をして、ああ、これは貴重な文化財なのに、こういう状況になって、非常にこれ残念だねという状況はよく確認をして、非常に大きな鳥居ですので、それがこういう状態になっていて、これを復元した場合にどうだろうとか、復元はできないのかとか、そういうことは当然議論をしておりました。その後担当のほうがその文化財についていろいろとその対応をどうするかということでまとめをして、最後に教育委員会のほうにこの文化財についてどうしますかという、そういう議案が出されましたので、教育委員会で審議した結果、町でせっかく指定したものなので、この状況は非常に厳しい。仮に復元したときに安全性の問題や何かいろいろあって難しい状況がある。ただ、指定を解除するということは誠に残念であると、そういうこともありまして、結論を出すということは難しいということで、文化財審議委員会のほうに審議をお願いをして、そして文化財審議委員会のほうで専門的にこれを答えを出していただいた。答申を受けたその答申は、残念ながら指定解除が妥当であると、そういう答申を受けて、再度教育委員会で審議をした結果、指定解除やむなしということで結論が出されたわけですが、ただこの結論に至る間に八幡宮の氏子の方とか、そういう方と十分協議がなされたかどうか、その辺については不十分なところがあったのではないかと、そういうこと、あるいは十分協議がされたとか、そういうことについては反省点もあるのかなと、そういうふうに思いますので、今回のこの町指定文化財の指定解除、これを一つの教訓にして、今後そういう事態が発生したときには関係者ともただ単に文化財審議会にかけて結論を云々ということだけではなく、関係者と十分に協議をして、関係者の理解も十分得た上で結論を出すと、そういう反省材料にしていきたいと思います。そういうことで、ぜひご理解をいただければと思います。  終わります。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 大変時間経過したので、それ以上それは伺いません。  あと、これ1つだけにします。あと4つぐらいあったのですが、ほかの皆さんもやると困るので。この問題については、副町長か企画かなという感じは持っているのですが、消費税の扱いで、これがもう全て契約の中に入っているから、これは消費税については平成26年度は関係ないということになれば、それでもいいのですが、債務負担行為というのが23年度に町は3件ほどやっております。1つには小学校、益子生田目小学校線のところの2,300万円ですか、あと給食センターのやつがやっぱり23年から26年だか、これ1億5,000万、分割でやるのだけれども、これは26年度になっても、これは消費税は上がっていても、もう一つの契約事項での額ですから、そういうのは関係ないのではないかなという感じは持っているのですが、その点もう一度確認の意味でひとつお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 25年度以前に契約をしたものでも、支払いの時点が26年度以降になった場合には新しい税制になってまいります。でありますから、債務負担行為が3%加えても、その範囲内でおさまっていれば、それは補正の必要ありませんが、その金額が超える場合には必要になってくるということになります。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) ああ、そうですか。私は、消費税は別ということ。すると、契約金は変わらないけれども、消費税は年度がかわった場合には消費税の上がったときの消費税の額になるということですか。では、これはあれですね。  では、もう一点だけちょっとお伺いします。そうすると、26年度から消費税が上がるということになると、小学校の入り口あたりに民家が移転補償しなければならないのだけれども、そうするとやはり前倒しで決めてひとつやるということはちょっとやっぱり今ここへ来ては無理かと思うのですが、26年度になりますと、これは正式な額ではなくて、私の推定でいくとそのことによってあと残された方々のものというのは200万なり250万の消費税の8%になることによって、やっぱり加算をしなくてはならないのではないかなという考えを持っているのですが、それは機械的にやっぱり年度内というのは難しい状況なのかどうかということをちょっとお伺いします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 用地と補償費入ってきますけれども、補償費については新しい税制の消費税が適応になるということです。ただ、底地の土地については消費税の課税の対象となっておりませんので、これは消費税関係ありませんが、補償費が対象になってくる予定です。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) もう一点だけちょっとはしょってお伺いします。フォレスト益子の食堂部が一応撤退をされたというのですが、全協あたりでそういう単純な報告でもあるのかなというのはなかったのですが、あとどのように考えておりますか。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) ご質問のフォレストのレストランの件でございますけれども、震災以降一生懸命レストランのほうをさくら亭さんが経営していただきました。今回9月の……たしか9月だったと思うのですけれども、さくら亭のおかみさんのほうからちょっとこのままだと経営をしていくのが困難だというようなご相談を受けました。使用料が10万円とかという高い部分があるのかなとか、いろいろ私のほうもお話申し上げたのですけれども、できればあとしばらくはお願いできないかというお話はさせていただいたのですが、実際は経営の中で若干フォレスト宿泊施設とのやりとり関係で、いろいろ朝食の準備とか、あるいは予約の受けぐあいとかでちょっと不都合な部分があったりしまして、直接はレストランのほうで宿泊予約客の方の朝食の準備をできずにお客様にかなりご迷惑をかけたというようなお話がございまして、10年間ということでやっていくというような気持ちでいたのだけれども、これちょっと無理だというようなお話がありまして、私どものほうもできればお願いしたいということで何回もお願いしたのですけれども、とりあえず本年12月いっぱいぐらいまでだったら運営してもいいかなというようなお話だったのですけれども、やはり年の瀬でありまして、11月ぐらいまでで勘弁していただけないかなというようなお話になってきたものですから、私どものほうもそれ以上は無理にお願いということができなくなりまして、とりあえず11月いっぱいをもって撤退したいというような方向になってしまいました。今後につきましては、まだ商工会と今お話し合いをさせていただいて、過去2件とも商工会との協議でやっておりましたので、そういった部分で話をして今いるところでございます。残念ながら本年12月にはもうレストランが動いていないような状況の経営になってしまいますけれども、なるべく早くそういった協議を詰めていきながら、年明け以降、またレストラン部門をどうにか運営できるような状況にしてまいっていきたいということでやっておりますので、どうかご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 質問ございませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  直ちに採決をいたします。  日程第16、議案第77号 平成25年度益子町一般会計補正予算(第4号)の件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は原案どおり決しました。 ○議長(小杉守利) 本日は、これにて散会をいたします。               散会  午後 4時36分...