下野市議会 > 2020-06-18 >
06月18日-04号

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  1. 下野市議会 2020-06-18
    06月18日-04号


    取得元: 下野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 2年  6月 定例会(第2回)          令和2年第2回下野市議会定例会 第4日議事日程(第4号)                  令和2年6月18日(木)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第27号から議案第30号までについて(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)日程第3 陳情第1号について(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)日程第4 常任委員会の閉会中の所管事務の調査について日程第5 議会運営委員会の閉会中の所掌事務の調査について追加日程第1 同意第3号について(提案理由の説明、表決)追加日程第2 議案第31号について(提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決)追加日程第3 発議第3号について(提案理由の説明、質疑、討論及び表決)---------------------------------------出席議員(16名)     1番  坂村哲也君      3番  伊藤陽一君     5番  貝木幸男君      6番  石川信夫君     7番  相澤康男君      8番  奥田 勉君     9番  中村節子君     10番  大島昌弘君    11番  高橋芳市君     12番  石田陽一君    13番  小谷野晴夫君    14番  秋山幸男君    15番  磯辺香代君     16番  松本賢一君    17番  岡本鉄男君     18番  村尾光子欠席議員(1名)     4番  五戸豊弘---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長        広瀬寿雄君   副市長        山中庄一君 教育長       池澤 勤君   総合政策部長     小谷野雅美君 総務部長      梅山孝之君   市民生活部長     山中利明君 健康福祉部長    手塚 均君   産業振興部長     栃本邦憲君 建設水道部長    瀧澤卓倫君   会計管理者      所 光子君 教育次長      清水光則君   行政委員会事務局長  関 久雄君---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長      谷田貝明夫   事務局議事課長    上野和芳 事務局議事課主幹  篠原 恵    事務局議事課主査   伊澤雄人 事務局議事課主事  坂本 瞳 △開議 午前9時29分 △開議の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) おはようございます。 4番、五戸豊弘君より欠席の届出がありました。 ただいまの出席議員数は16名であります。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりです。 お知らせします。上着の着用は適宜自由にしてください。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第1、諸般の報告を行います。 第96回全国市議会議長会定期総会におきまして、地方自治伸長発展市政向上、振興に多大なる貢献をされた市議会議員の表彰が行われ、本市議会では秋山幸男君、高橋芳市君が議員15年以上の在職、大島昌弘君が議員10年以上の在職によりそれぞれ表彰されました。 また、秋山幸男君に全国市議会役職感謝状が贈呈されましたので、ご報告します。 なお、表彰状及び感謝状の伝達を本会議終了後行います。--------------------------------------- △議案第27号~議案第30号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第2、議案第27号から議案第30号までを一括議題とします。 去る6月9日の本会議において各常任委員会に付託した案件の審査結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員会委員長石田陽一君。     〔総務常任委員会委員長 石田陽一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長石田陽一君) おはようございます。 総務常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において、当委員会に付託されました案件は、令和2年度の各会計補正予算案2件、条例改正案2件の全4件であります。 付託案件の審査は、去る6月11日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております総務常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第27号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 歳入、18款1項2目指定寄附金について、委員から「補正額200万円の指定内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「地域における新型コロナウイルス感染予防対策に役立ててほしいとの指定寄附金で、総務費寄附金として新たな節を設けるものである」とのことでした。 続いて、19款2項1目財政調整基金繰入金について、委員から「財政調整基金を取り崩して様々なコロナ対策をしており、補正後の財政調整基金の残高は8億3,500万円ほどになるが、財政運営として確保すべき額としては妥当なのかを伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「第三次長期財政健全化計画に基づくと、財政調整基金と減債基金合わせて標準財政規模の約3割を目標に掲げており、目標額は44億円程度である。3月末時点で39億6,000万円ほどであり目標額には届いていないが、9月の決算で余剰金を調整し、財政調整基金をメインに充てていく」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号 令和2年度下野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 2款6項1目傷病手当金について、委員から「傷病手当金算出根拠周知方法について伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「傷病手当金は、給与等の支払いを受けている国民健康保険の被保険者支給対象である。人口10万人当たりの全国平均感染者数0.01%を参考に、本市国民健康保険保険者数1万2,016人の0.01%で2名分を計上している。社会保険加入条件月額賃金8万8,000円のうち支給対象3分の2の5万8,000円、最長支給期間18か月を算出根拠とした。周知については、市ホームページや広報紙への掲載をし、レセプト審査において診療内容を点検している」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号 下野市国民健康保険条例の一部改正について申し上げます。 本案については特に質疑がなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第30号 下野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について申し上げます。 委員から「後期高齢者医療傷病手当金の給付に関する一連の手続、流れを伺う」との質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 総務常任委員会委員長の報告が終わりました。 次に、経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君。     〔経済建設常任委員会委員長 岡本鉄男君登壇〕 ◆経済建設常任委員会委員長岡本鉄男君) 経済建設常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において当委員会に付託されました案件は、令和2年度補正予算案1件であります。 付託案件の審査は、去る6月10日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております経済建設常任委員会審査報告書に記載のとおり、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 議案第27号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 7款1項2目商工業振興費におけるプレミアム付商品券発行事業について、委員から「申込み期限である6月30日から販売開始日の8月30日まで2か月を要する。早急に販売できれば商店も助かると思うが、この2か月間はどのような期間なのか」との質疑があり、執行部の答弁は「今回、新型コロナウイルス感染対策として密集を回避するという観点から、はがきかインターネットでの事前予約制となっており、申込みの中から商工会で条件などの審査を行い、抽選を業者に委託する。委託先でのデータ入力作業、抽選等に2か月程度を要する。今回、商工会の協力により、例年のプレミアム付商品券発行と比べ1か月程度早い対応となっている」とのことでした。 これを受けて委員から「市民の感心が高い事業であると思うが、広報6月号に掲載されていた案内では申込み方法の記載がなく、情報が不十分であった。どのように周知していくのか」との質疑があり、執行部の答弁は「ご指摘のように市民からも問合せをいただいている。6月14日の新聞折り込み案内のチラシを配布し、周知していく」とのことでした。 続いて、8款2項1目道路維持費におけるJR小金井東西自由通路修繕事業について、委員から「追加工事の概要と算出根拠について、十分な説明がなされていない。詳細な説明を願う」との質疑があり、執行部の答弁は「追加工事の内容とその額については、JR側から示されたもので、大きく分けて2つある。1つは工事箇所には影響しないが、進めていく中で修繕が必要ということが判明したもので、通路及び階段部分内壁復旧階段桁鉄板の補修など、概算額は約2,500万円。もう1つは、当初予定していた工事を進める上で、影響を及ぼす部分の変更や増工で、床板の荷重を支える小梁の補強プレート階段プレートの設置、主桁ボルトの補修など、概算額は約4,000万円である。 工事の施工については、JR在来線上であり、電車の運行が終わった限られた時間帯での工事となるため、工期がかかり費用も増加してくる。平成26年度に床板のコンクリート破片の落下が発生し、当時、応急工事を実施したが、早急に修繕を要するためJRと協議し、平成30年度に補修工事を委託することとなった。当初の施工内容は、自由通路の耐震化と床板の撤去、新設であったが、今回増工となったものである」とのことでした。 これを受けて委員から「平成30年度から工事を行っており、大きな損傷があることはその時点で気づかなかったのか。どのような保守点検を行ったのか」との質疑があり、執行部の答弁は「JR小金井東西自由通路は、小金井駅東口のロータリーから駅舎をつなぐ通路として市道認定されている。JRが築造し、旧国分寺町が移管を受け、現在は橋梁構造物として市が管理を行っている。平成27年に道路法が改正され、橋梁等の道路構造物については、5年に一度の法定点検が義務づけられたが、それ以前については、点検は行っていなかった。自由通路については、今回の修繕の後、5年に一度の法定点検を行っていくが、JRとも連絡を取り合いながら安全管理を実施していきたい」とのことでした。 続いて、8款2項2目道路橋梁新設改良費における自治医大駅周辺整備事業について、委員から「今後の周辺整備を含めたスケジュールを伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「今年度から2か年をかけ、駅前広場整備としてシェルターの設置や歩行者通路の改善、ロータリー内の改築工事を行う。周辺整備として、都市再生整備計画のとおり駅前トイレの改修や周辺道路整備、駅西口の自転車駐車場の整備を令和3年度から令和5年まで行う」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、審査の過程において次の要望がありましたので申し添えます。 JR小金井東西自由通路修繕事業については様々な意見があったが、利用者の安全確保とより一層の利便性向上のため、JR東日本と協力して事業を進めていただきたい。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果について報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 経済建設常任委員会委員長の報告が終わりました。 最後に、教育福祉常任委員会委員長松本賢一君。     〔教育福祉常任委員会委員長 松本賢一君登壇〕 ◆教育福祉常任委員会委員長松本賢一君) 教育福祉常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において当委員会に付託されました案件は、令和2年度補正予算案1件であります。 付託案件の審査は、去る6月12日に委員会を開催し、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております教育福祉常任委員会審査報告書に記載のとおり、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 議案第27号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第2号)の所管関係部分について申し上げます。 歳出について申し上げます。 3款2項2目児童措置費における児童手当事業マイナンバー情報連携体制整備について、委員から「具体的な内容とこの事業に対する国の補助金について伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「今月から日本年金機構への情報照会の運用が開始され、その情報連携のためのシステム改修業務委託である。現在、児童手当認定請求や現況届の手続は、厚生年金等加入確認書類として健康保険証の写しの提示が必要であるが、この改修により添付が不要になる。財源は、国からの正確なアナウンスがないため今回の補正予算には計上していないが、子ども・子育て支援事業費補助金として交付される予定である。補助率は3分の2で、29万3,000円を見込んでいる」とのことでした。 ほかにも、東京オリンピック関連予算の減額について質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 各常任委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属常任委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 討論につきましては、事前の通告がありませんので省略し、これから採決を行います。 採決は起立で行います。 最初に、議案第27号及び議案第28号の2件について、一括して採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定いたしました。 これら2件に対する各委員長の報告は可決すべきものであります。 委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立全員です。 よって、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号及び議案第30号の2件について、一括して採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら2件に対する総務常任委員会委員長の報告は可決すべきものであります。 委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立全員です。 よって、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情第1号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決
    ○議長(小谷野晴夫君) 日程第3、陳情第1号についてを議題とします。 去る6月9日の本会議において、総務常任委員会に付託した陳情第1号の審査結果について、お手元に配付したとおり総務常任委員会審査報告書が提出されております。 委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長石田陽一君。     〔総務常任委員会委員長 石田陽一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長石田陽一君) 今定例会において総務常任委員会に付託されました陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を要請する陳情の審査結果について報告いたします。 本陳情の審査は、去る6月11日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、お手元に配付しております委員会審査報告書の記載のとおり、不採択とすべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 本陳情の趣旨は、全国知事会が国に提出した「米軍基地負担に関する提言」で提起している事項のうち、「米軍機による低空飛行訓練等について実態調査を行うとともに、実施において十分配慮すること」及び「日米地位協定を抜本的に見直し、国内法を米軍に適用させ、自治体職員の立入り保障などを明記すること」が早期に実現されるよう、国への意見書提出を求めるというものであります。 審査において委員から、「日米安全保障条約に基づく日米地位協定であり、憲法9条や航空法、環境法令など国内法との関係もあり、同時改正が本来の趣旨である」、「アメリカによって、日本は守られていることが多々ある」、「安全保障を破棄していくという考えの提出者には賛同できない」などの陳情に反対する意見が出されました。 一方、「基地が沖縄に偏っていること、事件の際に国内法が適用されないことなど、抜本的な見直しが不可欠である」、「全国知事会からの要請もあり、それに沿って要望すべきである」、「駐留する以上は、その国の中で平和的に共存できるのが望ましい」などの陳情に賛成する意見が出されました。 本陳情については、採決の結果、可否同数のため委員長の決するところにより、不採択とすべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました陳情の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 総務常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 陳情第1号につきまして、討論の通告がされております。 これから討論を行います。 なお、討論については、下野市議会運営基準の規定により、1人3分以内とします。 委員会の表決は不採択とすべきものです。 まず、委員会の表決に反対する者の発言を許します。 15番、磯辺香代君。     〔15番 磯辺香代君登壇〕 ◆15番(磯辺香代君) 陳情第1号につきまして、総務常任委員会委員長の報告に反対する立場から討論をいたします。 平成28年11月全国知事会は、沖縄県をはじめとする在日米軍基地に係る基地負担の状況を基地等の所在の有無にかかわらず、広く理解し、都道府県共通理解を深めることを目的に米軍基地負担に関する研究会を設置し、この調査研究から得られた課題を解決するために、日米地位協定抜本見直しを中心とする決議を行い、平成30年7月米軍基地負担に関する提言として国に提出しました。 知事会の提言は、日米安全保障体制が国民の生命、財産や領土・領空等を守るために重要である。そのことを踏まえた上で、米軍基地の存在が航空機騒音米軍人等による事件、事故、環境問題等により基地周辺住民の安全・安心を脅かし、基地所在自治体に過大な負担を強いている側面があることを確認した上で、4項目にまとめられています。その2項目めでは、日米地位協定抜本的見直しにも言及をしています。 米軍基地問題と日米地位協定に関する課題は、全ての国民に関わる問題であり、47都道府県の知事が共通理解を深め国へ提言したことは、極めて重いものがあると思います。 本陳情は、この提言を全面的に支持しています。 意見書提出を求めている1番は、米軍輸送機等低空飛行訓練のことが含まれています。これは、下野市においても無関係のことではないと思われます。 また、2番では、在日米軍の使用する施設や空域への国内法の適用がままならないことや、米軍人等による事件、事故において、基地立入権が保障されていないことに言及し、日米地位協定の抜本的な見直しを求めています。何ら否定すべき内容ではなく、本陳情に賛成をいたします。 よって、陳情に反対の総務常任委員長の報告には反対せざるを得ません。 議員各位のご賛同を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 15番、磯辺香代君の討論が終わりました。 次に、委員会の表決に賛成する者の発言を許します。 10番、大島昌弘君。     〔10番 大島昌弘君登壇〕 ◆10番(大島昌弘君) 総務常任委員会の陳情第1号の採決結果に対し、賛成する立場から意見を述べさせてもらいたいと思います。 最近の日本周辺の状況を見ますと、南北対話の象徴である連絡事務所の爆破、また核開発の推進、また軍事境界線に軍隊を張りつけるなど、周辺国におきましては日本に対する脅威が増している状況がございます。 国際情勢の中で、やはり日本が置かれている立場でありますと、アメリカに対しまして頼らざる得ない状況があると思っております。 そういった中で全国知事会の要望はもっともなことでございますが、日米安保を破棄するような方の提出するようなご意見には賛同しかねますので、日本の基本的外交政策である日米安保保障条約に基づく日米地位協定であり、日本の周辺国の状況を見ても、フィリピンからアメリカ軍が撤退すると同時に他国の脅威がフィリピンでは増しておりました。 また、大陸間弾道ミサイルなどの開発を推進している国家がいる中での重要な条約であります。国際的な緊張も増す中で、こういった重要な条約につきましては、やはり総務常任委員会の採択結果について賛成するものであります。 議員各位の賛同を求めたいと思います。 ○議長(小谷野晴夫君) 10番、大島昌弘君の討論が終わりました。 これで討論を終わります。 これから採決を行います。 採決は起立で行います。 本案に対する総務常任委員会委員長の報告は不採択とすべきものであります。 委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の方はご起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立多数です。 よって、陳情第1号は不採択となりました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小谷野晴夫君) お諮りします。市長から、同意第3号及び議案第31号の2案が提出されております。 また、松本賢一君ほか4名から発議第3号が提出されております。 発議第3号は、下野市議会会議規則の要件を満たしております。 これらを日程に追加し、同意第3号を追加日程第1として、議案第31号を追加日程第2として、発議第3号を追加日程第3として、日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。 書記に資料を配付させます。 自席にて暫時休憩願います。 △休憩 午前10時02分 △再開 午前10時03分 ○議長(小谷野晴夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。--------------------------------------- △同意第3号の提案理由の説明、表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第1、同意第3号について議題とします。 ここで、地方自治法の規定により14番、秋山幸男君の退場を求めます。     〔14番 秋山幸男君退場〕 ○議長(小谷野晴夫君) 事務局に市長から提出された案件を朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和2年第2回下野市議会定例会に追加提出いたしました同意第3号 下野市監査委員の選任につきまして、ご説明申し上げます。 市議会議員から選任いたしておりました小谷野晴夫委員が、本年6月4日をもって退任されましたので、その後任者として秋山幸男氏を選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 秋山幸男氏は、下野市議会議長及び下野市議会副議長などの要職を歴任し、現在に至っております。 その豊富な知識と経験は、本市監査委員として適任であると考えておりますので、ご同意いただけますようお願いを申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 本件については、人事案件でありますので直ちに採決します。 採決は起立で行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立全員です。 よって、本件は原案のとおり同意されました。 14番、秋山幸男君ご入場ください。     〔14番 秋山幸男君入場〕--------------------------------------- △議案第31号の提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第2、議案第31号について議題とします。 事務局に市長から提出された案件を朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 追加提出いたしました議案第31号 下野市長等の給与の減額に関する条例の制定につきまして、ご説明申し上げます。 議案第31号は、新型コロナウイルス感染症に伴う財政への影響を勘案し、各種対策の財源を捻出するため、市長、副市長及び教育長の給与を減額する条例を制定するものであります。 何とぞ慎重審議の上、議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 執行部の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長梅山孝之君) 議案第31号 下野市長等の給与の減額に関する条例の制定につきまして、ご説明申し上げます。 議案書2枚目をお開きください。 このたびの条例は、新型コロナウイルス感染症に伴う財政への影響を勘案し、各種対策の財源を捻出するため、市長、副市長及び教育長の給与を減額する規定を定めるため制定するものであります。 内容といたしましては、令和2年7月1日から令和2年12月31日までの期間において、市長においては給料の月額の100分の10を、副市長においては給料の月額の100分の7を、教育長においては給料の月額の100分の5をそれぞれ減額するものであります。 附則といたしまして、第1項で施行期日を令和2年7月1日から施行すると規定し、第2項でこの条例の施行について令和2年12月31日限りで有効を失うことを規定するものであります。 以上、議案第31号の内容の説明とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) 内容の説明が終わりました。 本件については、委員会の付託及び討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会の付託及び討論を省略します。 これから質疑を行います。なお、質問は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これから採決します。 採決は起立で行います。 本件について原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立全員です。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第3号の提案理由の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第3、発議第3号についてを議題とします。 16番、松本賢一君ほか4名から提出された発議を事務局長に朗読させます。 なお、朗読は議案等、番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 16番、松本賢一君。     〔16番 松本賢一君登壇〕 ◆16番(松本賢一君) ただいま議題となりました発議第3号 下野市議会の議員の議員報酬の減額に関する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う市民生活の制限や事業者の営業自粛などの影響が深刻度を増す中、市内においても昼夜を問わず頑張って対応していただいている医療関係者をはじめ、保健福祉や児童福祉関係者、各種事業所、市執行部、そして市民の皆さんに心から感謝を申し上げます。 依然、感染拡大はいまだ予断を許さない状況にありますが、一日も早い終息を願い、さきの臨時会や今定例会において、各種の対策を講じるための補正予算が盛り込まれたところであります。 このような状況で下野市議会の意思として、今できることを考え、感染拡大に伴う非常事態において不安を抱く市民の方々に寄り添い、感染症対策に活用していただくよう7月の議員報酬を30%削減するため、本条例の制定を提案するものであります。 ここに議員の総意を示し、市民の暮らしを守り、経済をしっかり支えるために様々な施策の執行を支援し、さらに予期せぬことが発生することも考えられるため、議員一丸となり取り組まなければならないと考えております。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 本件については、委員会の付託及び討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会の付託及び討論を省略することに決定しました。 これから質疑を行います。 なお、質疑は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これから採決します。 採決は起立で行います。 本件は、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立全員です。 よって、本件は可決されました。---------------------------------------常任委員会の閉会中の所管事務の調査について ○議長(小谷野晴夫君) 日程第4、常任委員会の閉会中の所管事務の調査について議題とします。 各常任委員長から、下野市議会会議規則の規定によってお手元に配付した所管事務調査事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。 各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、閉会中の継続調査とすることに決定しました。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の所掌事務の調査について ○議長(小谷野晴夫君) 日程第5、議会運営委員会の閉会中の所掌事務の調査について議題とします。 議会運営委員会委員長から、下野市議会会議規則の規定によってお手元にお配りした本会議の期間日程等議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。 委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) これで、本日の日程は全て終了しました。 会議を閉じます。 ここで市長の挨拶を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和2年第2回下野市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、提出議案に対しまして慎重にご審議を賜り、議決いただきましたこと、心より感謝を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、今なお終息には至らず、第2波、第3波への不安が募るところであります。幸いにも、本市においては4月8日以降、新たな感染者は確認されておりません。これは、市民の皆様が徹底した感染予防に取り組まれたことに加え、医療従事者の皆様の献身的なご尽力と、事業者の皆様の多大なご協力をいただいた成果であると考え、この場をお借りいたしまして、皆様に対し心より感謝を申し上げます。 臨時休業を続けておりました市内の小・中学校におきましては、子供たちの安全・安心の確保を最優先に考え、緊急事態宣言解除後の段階的な取組を経て、今月1日から教育活動を再開したところであります。今後も感染防止対策に最大限配慮し、子供たちが安心して学校生活を送れるよう取り組んでまいります。 また、疲弊する地域経済への独自支援として、これまで小規模事業者等事業継続緊急支援金や新型コロナウイルス感染症拡大防止休業協力金をはじめとした各種支援策を講じてまいりました。 一昨日からはプレミアム付下野市共通商品券の事前申込みが開始されました。新型コロナウイルス感染症対策として当日販売は行わず、事前申込みによる販売のみとなっております。例年、大変人気のある商品券でありますが、今年は発行部数を増やし、さらにプレミアム率を例年の10%から2倍の20%に拡充したことで、市内の消費拡大の下支えとなるものと期待しております。 緊急事態宣言の解除後においても、国内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が確認されなかった日はありません。ワクチンの製造、開発など根本的な解決策が確立していない現在においては、再び感染拡大が広がり第2波、第3波の到来を警戒するとともに、ウイルスと長期間にわたり共存することを意識した生活を続けなければなりません。 今後も一人一人が感染予防対策を継続することが大変重要であります。市民の皆様には手洗いやマスクの着用を徹底するとともに、密集、密接、密閉の3つの密を回避するなど、新しい生活様式の実践に引き続きご協力をお願い申し上げます。 先日放送されましたあるラジオ番組の中で、私も大変共感した言葉がありました。新型コロナウイルスとの戦いは、敵と味方が殺し合う戦いではない。生かし合うための言わば知恵の戦いである。人々がどれだけ助け合い、励まし合えるかが試されている。この言葉は、作家の村上春樹氏が新型コロナウイルスで暗くなっている世の中に明かりをともすため、自らのラジオ番組の中でリスナーに語りかけたメッセージです。 私もこの視点に立ち、皆様と心を一つにし、知恵を絞りながら、この難局を乗り越えるため、力を尽くしてまいりたいと考えております。 また、社会経済活動の再開に向けた次のステップに進むこととなった今、関係機関と連携し、感染予防対策に引き続き取り組むとともに、地域経済の回復と下野市のさらなる発展に向けた市政運営にも全力で取り組んでまいります。 議員各位並びに市民の皆様にはご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) それでは、閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 本定例会では、令和2年度各補正予算案、人事同意案及び条例の改正等が審議されました。 議員の皆様には、終始極めて真剣にご審議をいただき、それぞれ適切な結論を得たところであります。心から厚く御礼を申し上げます。 また、執行部の皆様には、議案説明や質疑等にご協力をいただきました。お疲れさまでした。 なお、審議の過程で議員各位が述べた意見、提言等につきましては、十分尊重しつつ、市政各般における向上を期し、さらに一層の熱意と努力を払われるよう希望するものであります。 これから本格的な梅雨の時期を迎え、暑さも厳しくなってまいります。引き続き新型コロナウイルス感染症予防に努めていただくとともに、熱中症等にならぬよう健康に十分留意され、本市発展のため、ますますご活躍されるようご祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 以上で、令和2年第2回下野市議会定例会を閉会します。 △閉会 午前10時24分...