令和 5年 9月 第390回
定例会議◯議事日程 (9月21日〔木〕午前10時開議)第1
議案第1号から
議案第17号まで、
議案第20号及び
議案第21号について
---------------------------------------◯本日の
会議に付した事件
議事日程のとおり
---------------------------------------◯出席議員(15名) 1番
渡邉英子 2番 榊
真衣子 3番
森島武芳 4番
齋藤典子 5番 神谷 靖 6番
石塚政行 7番
掛下法示 8番
宮本莊山 9番
櫻井惠二 10番
高瀬由子 11番 関 由紀夫 12番
小林勇治 13番
伊藤幹夫 14番
佐貫 薫 15番
石井侑男---------------------------------------◯欠席議員(なし
)---------------------------------------◯説明のための
出席者(9名)
市長 齋藤淳一郎 副
市長 三
堂地陽一 教育長 塚原延欣 総合政策部長兼
総合政策課長 和田理男 秘書広報課長 宮本典子 総務部長兼
総務課長 高橋弘一 農林課長兼
農業委員会事務局長 村上治良 監査委員事務局長兼
選挙管理委員会事務局長 柳田恭子 監査委員 坪山和郎---------------------------------------◯事務局職員出席者(3名)
事務局長 星 哲也 副主幹
粕谷嘉彦 副主幹
佐藤晶昭 午前10時15分 開議
○
議長(
佐貫薫) ただいまの
出席議員は15名で、定足数に達していますので、
会議は成立をしております。 直ちに本日の
会議を開きます。
---------------------------------------
△(
議案第1号)から(
議案第17号)まで、(
議案第20号)及び(
議案第21号)の
委員長報告
○
議長(
佐貫薫) 日程第1、
議案第1号から
議案第17号まで、
議案第20号及び
議案第21号について
一括議題といたします。 本案については、去る9月5日の本
会議において、
所管常任委員会に
審査を付託いたしましたが、
審査を終了し、その結果
報告書が
議長のもとに提出されております。 各
常任委員長より
審査の経過及び結果の
報告を求めます。 初めに、
予算決算常任委員長。 〔
小林勇治予算決算常任委員長登壇〕
◆
予算決算常任委員長(
小林勇治) おはようございます。 去る9月5日の本
会議において、本
委員会に付託されました
議案第1号から
議案第5号までの令和5
年度矢板市
一般会計・各
特別会計及び各
企業会計補正予算、
議案第6号から
議案第12号までの令和4
年度矢板市
一般会計・各
特別会計歳入歳出決算、各
企業会計決算の認定並びに
議案第20号及び
議案第21号について、
審査の経過及び結果をご
報告申し上げます。
付託案件審査のため、去る9月6日及び15日、議場において
予算決算常任委員会を開催し、慎重に
審査いたしました。
議案第6号 令和4
年度矢板市
一般会計歳入歳出決算の認定についての
歳出の
審査に当たっては、総務・
教育福祉産業常任委員会所管部分を対象とする
分科会を設置し、
審査を付託いたしました。
審査に当たりましては、
予算を補正することの
妥当性、
予算の執行が議会の議決に従って適正に行われたか、
予算の執行によりどのような
行政効果をもたらしたか、さらに、今後改善を要する点はないかなどについて重点的に
審査いたしました。 以下、
審査の内容について、その概要をご
報告申し上げます。 初めに、
議案第1号について申し上げます。
歳入歳出にそれぞれ4億4,066万3,000円を追加計上し、
予算総額を157億7,955万5,000円に補正するものであります。 次に、
議案第2号について申し上げます。
歳入歳出にそれぞれ1億7,784万6,000円を追加計上し、
予算総額を32億2,844万6,000円に補正するものであります。 次に、
議案第3号について申し上げます。
歳入歳出にそれぞれ4,200万4,000円を追加計上し、
予算総額を35億5,200万4,000円に補正するものであります。 次に、
議案第4号について申し上げます。
収益的収入及び
支出における
支出において、
営業費用を10万円増額し、
水道事業費用総額を7億810万円に、
資本的収入及び
支出における
支出において、
建設改良費を110万円増額し、
資本的支出総額を5億4,610万円に補正しようとするものであります。 次に、
議案第5号について申し上げます。
収益的収入及び
支出における
支出において、
営業費用を104万円増額し、
下水道事業費用総額を6億9,324万円に、
資本的収入及び
支出における
支出において、
建設改良費を4,000円増額し、
資本的支出総額を5億9,750万4,000円に補正しようとするものであります。 次に、
議案第6号について申し上げます。
歳入決算額は155億140万7,532円、
予算現額に対する
収入割合は93.9%であります。
歳出決算額は147億8,678万3,112円、
予算現額に対する
執行率は89.6%であります。
歳入歳出差引残額7億1,462万4,420円が翌
年度へ繰越しとなっております。 次に、
議案第7号について申し上げます。
歳入決算額は31億7,976万3,507円、
予算現額に対する
収入割合は99.9%であります。
歳出決算額は29億9,438万6,654円、
予算現額に対する
執行率は94.1%であります。
歳入歳出差引残額1億8,537万6,853円が翌
年度へ繰越しとなっております。 次に、
議案第8号について申し上げます。
歳入決算額は37億574万9,039円、
予算現額に対する
収入割合は99.3%であります。
歳出決算額は36億8,010万5,408円、
予算現額に対する
執行率は98.7%であります。
歳入歳出差引残額2,564万3,631円が翌
年度への繰返しとなっております。 次に、
議案第9号について申し上げます。
歳入決算額は4億6,861万3,831円、
予算現額に対する
収入割合は100.5%であります。
歳出決算額は4億4,350万753円、
予算現額に対する
執行率は95.1%であります。
歳入歳出差引残額2,511万3,078円が翌
年度へ繰越しとなっております。 次に、
議案第10号について申し上げます。
歳入決算額は1,392万8,552円、
予算現額に対する
収入割合は101.7%であります。
歳出決算額は1,141万3,390円、
予算現額に対する
執行率は83.3%であります。
歳入歳出差引残額251万5,162円となっております。 次に、
議案第20号及び
議案第11号について申し上げます。
議案第20号については、令和4
年度矢板市
水道事業会計未
処分利益剰余金のうち、500万円を
減債積立金に、9,000万円を
建設改良積立金に積み立て、1億3,707万686円を
自己資本金に組み入れ、残余を繰り越すことについて、
地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
議案第11号については、
収益的収入及び
支出において、
収入決算額は9億1,319万1,992円、
予算現額に対する
収入率は96.6%、
支出決算額は7億1,962万5,706円、
予算現額に対する
執行率は98.9%となっております。 次に、
資本的収入及び
支出において、
収入決算額は9,080万7,505円、
予算現額に対する
収入率は106.1%、
支出決算額は3億7,564万5,408円、
予算現額に対する
執行率は68.3%となっております。 なお、この
差引不足額2億8,483万7,903円については、当
年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、過
年度分損益勘定留保資金、当
年度分損益勘定留保資金、
建設改良積立金で補填されております。 次に、
経営成績について、
消費税を抜いた額で申し上げます。
水道事業総収益の
決算額は8億4,592万4,349円、
事業費用の
決算額は6億7,259万4,756円、この結果、1億7,332万9,593円の純
利益が生じております。 次に、
議案第21号及び
議案第12号について申し上げます。
議案第21号については、令和4
年度矢板市
下水道事業会計未
処分利益剰余金のうち、5億81万1,806円を
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額に補填し、残余を繰り越すことについて、
地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
議案第12号については、
収益的収入及び
支出において、
収入決算額は8億7,842万3,595円、
予算現額に対する
収入率は98.4%。
支出決算額は6億7,528万8,554円、
予算現額に対する
執行率は98.9%となっております。 次に、
資本的収入及び
支出において、
収入決算額は2億3,452万410円、
予算現額に対する
収入率は68.3%、
支出決算額は4億9,944万1,278円、
予算現額に対する
執行率は83.1%となっております。 なお、この
差引不足額2億6,492万868円については、当
年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、当
年度分損益勘定留保資金、
繰越利益剰余金、当
年度分未
処分利益剰余金で補填されております。 次に、
経営成績について、
消費税を抜いた額で申し上げます。
下水道事業総収益の
決算額は8億5,232万5,771円、
事業費用の
決算額は6億6,280万1,072円、この結果、1億8,952万4,699円の純
利益が生じております。 以上、本
委員会に付託されました
議案第1号から
議案第5号までの令和5
年度矢板市
一般会計・各
特別会計及び各
企業会計補正予算、
議案第6号から
議案第12号までの令和4
年度矢板市
一般会計・各
特別会計歳入歳出決算、各
企業会計決算の認定、並びに
議案第20号及び
議案第21号についての14
議案については、
採決の結果、
議案第1号から
議案第5号まで、
議案第20号及び
議案第21号の
原案については、いずれも
全会一致、可決し、
議案第6号から
議案第12号までの
原案については、いずれも
全会一致、認定することに決定いたしました。 以上、
予算決算常任委員会の
審査報告といたします。
○
議長(
佐貫薫) 次に、
総務常任委員長。 〔神谷
靖総務常任委員長登壇〕
◆
総務常任委員長(
神谷靖) ご
報告申し上げます。 去る9月5日の本
会議において、本
委員会に付託されました
案件について、
審査の経過及び結果の
報告を申し上げます。
付託案件の
審査に当たりましては、9月7日、第1
委員会室において
総務常任委員会を開催し、当局から
関係部課長等の出席を求め、慎重に
審査をいたしました。 初めに、
議案第14号
矢板市
印鑑条例の一部改正については、
移動端末設備に搭載された
利用者証明用電子証明書を使用し、
コンビニ交付サービスによる
印鑑登録証明書の交付を可能とすることに伴い、所要の整備を行うため、
条例の一部を改正するものであります。
採決の結果、
全会一致、
原案のとおり可決いたしました。 次に、
議案第16号
矢板市道の
駅エコモデルハウス設置及び
管理条例の一部改正については、
利用形態の一部に変更が生じるため、
条例の一部を改正するものであります。
採決の結果、
賛成多数、
原案のとおり可決いたしました。 以上、
報告を終わります。
○
議長(
佐貫薫) 次に、
教育福祉産業常任委員長。 〔
宮本莊山教育福祉産業常任委員長登壇〕
◆
教育福祉産業常任委員長(
宮本莊山) ご
報告申し上げます。 去る9月5日の本
会議において、本
委員会に付託されました
案件について、
審査の経過及び結果の
報告を申し上げます。
付託案件審査のため、去る9月7日、議場において
教育福祉産業常任委員会を開催し、説明のため当局から
関係部課長等の出席を求め、慎重に
審査いたしました。 初めに、
議案第13号については、本市における
森づくりに関し、
基本理念を定め、次世代へ豊かな
森林を継承するため、新たに
条例を制定するものであります。
審査においては、水源をはじめとした
多面的機能を保有する山林の保全について、
安全保障の観点からも考慮すべきなどの意見が出されました。
反対討論、
賛成討論が行われ、
採決の結果、
賛成多数、
原案のとおり可決いたしました。 次に、
議案第15号については、就学前の子どもに関する教育、
保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部が改正されることに伴い、所要の整備を行うため、
条例の一部を改正するものであります。
採決の結果、
全会一致、
原案のとおり可決いたしました。 次に、
議案第17号については、
空家等対策の推進に関する
特別措置法の一部を改正する法律の施行に合わせ、
管理不全空家等に対する措置の方針を
所掌事務へ追加することに伴い、所要の整備を行うため、
条例の一部を改正するものであります。
採決の結果、
全会一致、
原案のとおり可決いたしました。 以上、
報告を終わります。
○
議長(
佐貫薫) 各
常任委員長報告は終わりました。
---------------------------------------
△(
議案第1号)から(
議案第17号)まで、(
議案第20号)及び(
議案第21号)の
委員長報告に対する
質疑、
討論
○
議長(
佐貫薫) ただいまの各
常任委員長報告に対し
質疑を行います。 ただいまのところ
質疑の通告はありません。
質疑はありませんか。 〔「
質疑終結」「
賛成」と言う者あり〕
○
議長(
佐貫薫) 13番、
伊藤幹夫議員より
質疑終結の
動議が提出され、必要とする
賛成者がありますので、
動議は成立をしております。 この
動議を議題といたします。
動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
議長(
佐貫薫) ご異議なしと認めます。 したがって、
質疑を終結されたいとの
動議は可決されました。
質疑を終わります。 続いて、
討論に入ります。
討論の通告がありますので、順に発言を許可いたします。 7番、
掛下法示議員。
◆7番(
掛下法示) 7番、掛下です。 それでは、
討論ということで、
森づくり条例に関する内容の
討論を行います。 私は、
条例の内容について、不十分な内容があるので、現
条例制定は反対いたします。 その理由として、
森づくりについて、
基本理念は国の
森林・
林業基本法で明示されております。
矢板市の
条例を制定するならば、本市の独自の
条例を必要と思いますが、現
条例案については不十分な内容があります。それは、近年の豪雨による災害として、全国的には
山地災害が多発しておりますので、第1は、災害に強い
森づくり、そして次に、
花粉症防止の健康を考慮した
森づくり、鳥等の
生物多様化、
森林の持つ
保水機能と水の
安全保障の観点を条文として明記することが必要です。 その
条文明記内容は、一つ、災害に強い
森づくりとして、
針葉樹と
広葉樹が適度に入り混じった
樹木種選定と
間伐等の
適正森林管理の実施、
二つ目、
花粉アレルギーの
国民健康面からは、花粉の少ない
樹木選定の実施、
三つ目、鳥等の
生物多様性の生存を考慮した
広葉樹と、
木材利用に優れた
針葉樹との
適正配置の検討、
四つ目、
森林の
保水機能と水の
安全保障を見据えた、
森林がほかに転用されないような
管理体制への
検討等が必要と考えます。 私は、これらの
条文明記を必要と判断し、現
条例については反対いたします。
○
議長(
佐貫薫) 次に、12番、
小林勇治議員。
◆12番(
小林勇治)
矢板市森づくり条例についての
賛成討論をいたします。 本
条例案は、市の
責務等抽象的な規定を定める
条例、
理念型条例であると判断できます。 国や県との関係においても、
地方分権の流れの中で、地域の特性を生かした個性ある
地域づくりを自主的、自律的に進めていくことが一層求められております。 全国の他自治体においても本
条例案と同様の
条例制定が進んでおり、
基本理念、
関係者の
責務等、
基本的施策、実施する計画、
推進体制の5項目がスタンダードであり、本
条例案に網羅されているものと考えます。 本
条例案には、
森林の有する
多面的機能が
市民生活の安全と安心の基盤であることから、その
多面的機能が高度に発揮される
森づくりを推進することなどの理念が挙げられております。
掛下法示議員の
具体的条文明記の内容は、いずれも重要であると私も思います。しかしながら、具体的な施策については、
実施計画となる
森づくりアクションプランに委ねられていることから、
矢板市森づくり条例の制定について
賛成するものであります。
○
議長(
佐貫薫) 以上で通告による
討論を終了いたしました。 ほかに
討論はありませんか。 〔「
討論終結」「
賛成」と言う者あり〕
○
議長(
佐貫薫) 13番、
伊藤幹夫議員より
討論終結の
動議が提出され、必要とする
賛成者がありますので、
動議は成立をしております。 この
動議を議題といたします。
動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
議長(
佐貫薫) ご異議なしと認めます。 したがって、
討論を終結されたいとの
動議は可決されました。
討論を終わります。
---------------------------------------