令和 3年 3月 定例会(第366回)
◯議事日程 (2月26日〔金〕午前10時開会)第1
会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 各議案に対する
提案理由説明について第4 議案第11号について第5 議案第22号について第6 各議員案に対する
提案理由説明について第7 議員案第1号及び議員案第2号について第8 議案第1号から議案第10号まで、議案第12号から議案第21号まで及び議案第23号から議案第26号までについて質疑、
委員会付託第9
陳情委員会付託---------------------------------------◯本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
---------------------------------------◯出席議員(15名) 1番
石塚政行 2番
掛下法示 3番 神谷 靖 4番
中里理香 5番
高瀬由子 6番 櫻井惠二 7番
藤田欽哉 8番 佐貫 薫 9番
伊藤幹夫 10番 関 由紀夫 11番
小林勇治 13番
宮本妙子 14番
石井侑男 15番 中村久信 16番
今井勝巳---------------------------------------◯欠席議員(なし
)---------------------------------------◯説明のための出席者(6名) 市長
齋藤淳一郎 副市長 横塚順一 教育長 村上雅之
秘書広報課長 佐藤裕司
総務部長兼
総務課長 塚原延欣 商工観光課長 小野崎賢一---------------------------------------◯事務局職員出席者(2名)
事務局長 薄井 勉 副主幹
黒崎真史 午前11時05分 開会
○議長(
石井侑男) ただいまの
出席議員は15名で、定足数に達しておりますから、会議は成立しております。 ただいまから第366回
矢板市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△諸般の報告
○議長(
石井侑男) この際、諸般の
報告事項がありますので、報告いたします。 本定例会の
議事運営につきましては、2月18日
議会運営委員会が開催され、その結果報告書が議長の元に提出されております。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本定例会に
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のために出席を求めた者の職氏名は、お手元に配付のとおりであります。 次に、
監査委員から
現金出納検査の結果報告3件及び
定例監査の結果報告3件の提出があり、その写しをお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 次に、市長から提出された議案は、市長の
専決処分事項承認1件、令和3年度当初予算7件、令和2年度
補正予算1件、条例の一部改正11件、条例の廃止1件、
人事案件1件、その他4件の計26件であります。 次に、
議長会等の概要について報告いたします。 令和2年11月19日から令和3年2月17日までの報告をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
石井侑男) 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
---------------------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(
石井侑男) これより日程第1、
会議録署名議員の指名についてを議題といたします。 この件につきましては、
会議規則第88条の規定に基づき、議長から指名いたします。
会議録署名議員に、 3番 神谷 靖議員 13番
宮本妙子議員 を指名いたします。
---------------------------------------
△会期の決定
○議長(
石井侑男) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 この件については、
議会運営委員長から委員会の
審査経過及び結果の報告を求めます。
宮本妙子議会運営委員長。 〔
宮本妙子議会運営委員長登壇〕
◆
議会運営委員長(
宮本妙子) ご報告申し上げます。 第366回
矢板市議会定例会の
議会運営につきましては、議長から会期、議案の
取扱い等について協議していただきたい旨の諮問があり、去る2月18日午前10時から第2
委員会室において
議会運営委員会を開催いたしました。 説明のため、当局から、市長、副市長、
関係課長等の出席を求め、提出議案の件数、議長の元に提出された陳情の受理件数及びその
取扱い等について慎重に審査をした結果、本定例会の会期は、本日から3月18日までの21日間と決定いたしました。 何とぞ、
議員各位のご協賛を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
石井侑男) ただいまの
議会運営委員長報告のとおり、本定例会の会期は、本日から3月18日までの21日間とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から3月18日までの21日間と決定いたしました。
---------------------------------------
△各議案に対する
提案理由説明について
○議長(
石井侑男) 次に、日程第3、各議案に対し、市長より
提案理由の説明を求めます。
齋藤淳一郎市長。 〔
齋藤淳一郎市長登壇〕
◎市長(
齋藤淳一郎) 第366回
矢板市議会定例会の開会に当たり、令和3年度予算案及び関連する諸議案のご審議をお願いするとともに、
提案理由並びに
市政運営についての所信を申し上げ、
議員各位並びに
矢板市民の皆様のご理解と一層のご協力を賜りたいと思います。 令和3年度の
日本経済は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況ではありますが、
持ち直しの動きが見られ、先行きについては、
感染拡大の防止策を講じる中で、
各種政策の効果や
海外経済の改善もあって、
持ち直しの動きが続くことが期待されております。 しかしながら、国内外の
感染拡大による下振れリスクの高まりなどに十分注意する必要があるとされております。 栃木県内の
経済情勢につきましても、
新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にある中、
持ち直しに向けたテンポが緩やかになっており、
感染拡大が
地域経済に与える影響に十分注意する必要があるとされております。 矢板市の現状といたしましては、市税のうち
固定資産税、
軽自動車税などは増収となりますが、
人口減少や
コロナ禍における景気悪化の影響により、
個人市民税、
法人市民税などが減少し、市税全体では減収となる見通しです。 一方で、国の
地方財政計画において
地方交付税が5.1%の増となっていることから、矢板市に交付される
普通交付税は、前年度より増加するものと見込んでおりますが、
少子高齢化の進行などによる
社会保障関係経費が増え続けている状況の中で、柔軟性を欠いた
財政運営になっており、安定した
市政運営を行うためには、依然として厳しい状況が続いております。 このような中、令和3年度から令和7年度までを
計画期間とする
市政運営の
基本指針である矢板市
総合計画及び矢板市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を一体的に策定し、2つの計画を合わせて「やいた
創生未来プラン」と命名いたしました。 矢板市
総合計画につきましては、
人口減少や
少子高齢化の進行など、市政を取り巻く状況の変化や厳しい
財政状況が見込まれる中で、限られた
行政資源を最大限に活用し、よりよい
まちづくりを着実に行っていくため、今後5年間で重点的に実施する予定の施策や事業を記載した
重点戦略型の計画といたしました。 将来像に「『未来へ』~みんなで創る新時代」を掲げ、豊かな自然を大切にしながら、矢板のよさを生かして市民や行政、様々な主体が協力し合いながら、新時代に適応したまちをつくり、矢板市の未来へつなぐことができるよう
各種施策に取り組んでまいります。
まちづくりの
重点項目には、「時代に即した産業を振興する
まちづくり」、「災害に強い
まちづくり」、「
未来社会を切り拓く
ひとづくり」、「健幸(健康で幸せ)な
まちづくり」、「安心快適な
まちづくり」を掲げ、SDGs(持続可能な
開発目標)、Society5.0、新しい
生活様式を踏まえた
まちづくりを進めてまいります。 矢板市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略につきましては、第1期に引き続き、
人口減少の克服と
人口減少社会への適応という2つの課題に対応するため、「安定した雇用をつくるとともに、安心して働けるようにする」、「来てもらう、住んでもらう、新しい人の流れをつくる」、「多世代を支援する」、「安心して快適に暮らすことができる活力ある地域をつくる」の4つの
基本目標のほか、「多様な人材の活躍を推進する」、「新しい時代の流れを力にする」という横断的な目的を掲げ、様々な施策に取り組んでまいります。 令和3年度は、やいた
創生未来プランのスタートの年度となります。 先日オープンしました矢板市子ども未来館は、県産材を利用した大型遊具を設置した遊びのスペースや
子育て相談、
イベント開催ができる
多目的室などを備えており、子ども・
子育て支援拠点として活用し、
子育て支援の充実を図ってまいります。
矢板北スマートインターチェンジは、3月下旬に開通が予定されており、本市の
観光資源である
北部地域や
中心市街地へのアクセスが向上することから、既存の
観光資源の磨き上げなどに一層力を入れ、本市の魅力を発信し、さらなる
観光客誘致に努めてまいります。 市民の移動手段の確保のため、令和3年10月から予定しております
デマンド交通の導入及び
市営バスの
中央部循環路線の充実に向けての準備も進めてまいります。 また、
自治体デジタルトランスフォーメーションの推進や首都圏からの
サテライトオフィスなどの誘致など、新たな施策にも取り組んでまいります。 続きまして、令和3年度の当初予算案の概要について申し上げます。 令和3年度は、本年度に引き続き「いのちを守る」、「経済を復興する」、「学びを取り戻す」の3つを
基本方向とする
アフターコロナ矢板創生戦略を進化させ、感染症に強い
まちづくりと矢板市における
地方創生、「
矢板創生」を実現してまいります。 このようなことから、令和3年度予算案につきましては、「
新型コロナ克服 矢板創生予算」と命名いたしました。 令和3年度の矢板市の
一般会計と4つの
特別会計、2つの
企業会計についてでありますが、
予算規模につきましては、当初予算の総額が227億6,140万円で、前年度の当初予算額と比較いたしまして6億1,420万円、2.6%の減となっております。 内訳といたしましては、
一般会計は130億800万円、対前年度比3.4%の減、各
特別会計につきましては、
介護保険特別会計が31億6,580万円、
国民健康保険特別会計が36億1,480万円、
後期高齢者医療特別会計が4億710万円、
ハッピーハイランド矢板排水処理事業特別会計が960万円で、
特別会計の合計は71億9,730万円、対前年度比2.4%の減、
水道事業会計は12億6,400万円、対前年度比3.1%の増、
下水道事業会計は12億9,210万円で対前年度比1.7%の減となっております。 次に、令和3年度の主な施策につきまして、
次期矢板市
総合計画の
重点項目別に概要を申し上げます。 まず、第1に、時代に即した産業を振興する
まちづくりの推進であります。 時代に即した産業を振興する
まちづくりとしては、
UIJターンを促進する
勤労者対策事業、
商業等活性化支援事業、
企業誘致推進事業など、持続可能な農林業を振興する
まちづくりとしては、農林業・
畜産振興事業など、自然・歴史・文化などの
地域資源を生かした
観光スタイルの
まちづくりとしては、矢板市の魅力を創出する
シティプロモーション事業、
スポーツツーリズム推進事業などに係る経費を計上いたしました。 第2に、災害に強い
まちづくりの推進であります。 豊かな自然を大切にする、省資源で循環型の
まちづくりとしては、
ごみ減量・
資源化事業、
ごみ収集事業など、気候変動に適応した災害に強い
まちづくりとしては、近年頻発する自然災害に対応するため、
河川維持事業、
防災活動推進事業などに係る経費を計上いたしました。 第3に、
未来社会を切り拓く
まちづくりの推進であります。 未来を担う
子どもたちへ多様な
教育機会を提供する
まちづくりとしては、
外国語指導助手活用事業、給食費の2か月分を引き続き補助する
学校給食事業など、全ての人が生涯成長する
まちづくりとしては、生涯
学習機会充実事業や
文化体育複合施設の整備、
矢板ふるさと支援センターを基盤に
地域活性化を図る
地域づくり支援事業、
定住促進補助事業などに係る経費を計上いたしました。 第4に、健幸な(健やかで幸せな)
まちづくりの推進であります。 安心して子どもを産み育てることができる
まちづくりとしては、矢板市子ども未来館などによる
子育て相談・
交流拠点の充実、
子育て支援医療費助成事業、
学童保育館活動支援事業など、医療や支援の輪が充実した健幸な
まちづくりとしては、
健康増進事業、
健康マイレージ事業、こども・
成人予防接種事業、
障害者総合支援事業、
生活困窮者自立支援事業などに係る経費を計上いたしました。 第5に、安心快適な
まちづくりの推進であります。 全ての市民が地域で安心して快適に暮らせる
まちづくりとしては、
交通安全対策管理事業、
空家等対策推進事業、計画的な
土地利用を推進するための
地籍調査事業、
市営バスや
デマンド交通の運行、
生活道路の安全・安心を守る
市道維持管理事業などに係る経費を計上いたしました。 以上、
市政運営についての私の所信と令和3年度予算案の概要について申し述べました。 全国的には、
新型コロナウイルスの感染の終息の兆しが見えない状況にありますが、やいた
創生未来プランを着実に推進していくことで、
アフターコロナの時代の
ふるさと矢板をよりにぎやかで明るいまちにしてまいりますので、
議員各位及び市民の皆様のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、各議案について、提案の理由をご説明申し上げます。 今回の定例会に提出いたしました議案は、市長の
専決処分事項承認1件、令和3年度当初予算7件、令和2年度
補正予算1件、条例の一部改正11件、条例の廃止1件、
人事案件1件及びその他4件の計26件であります。 議案第1号 市長の
専決処分事項承認については、専決第1号 令和2年度矢板市
一般会計補正予算(第8号)であります。 国の第3次
補正予算による
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金及び
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を財源とする諸事業の経費で、
歳入歳出にそれぞれ5,770万円を追加計上し、
予算総額を181億8,200万円に補正したものであります。 まず、歳出についてご説明申し上げますと、民生費の
社会福祉総務費、衛生費の
保健総務費及び予防費、商工費の
商業振興費、教育費の
小・中学校一般管理費、
小・中学校保健安全給食事業及び
小・中学校教育振興費に係る経費を追加計上いたしました。 また、
職員給与費等につきましても、時間
外勤務手当の調整を行いました。 これらに係る財源につきましては、
国庫支出金を追加計上し、繰入金を減額いたしました。 緊急執行を要し、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであったので、法の定めるところにより
専決処分をいたしました。 議案第2号から議案第8号までの7議案については、それぞれ令和3年度の矢板市
一般会計、各
特別会計及び
企業会計の予算案であります。 内容等につきましては、先ほど
予算編成方針の主要な施策の概要でご説明申し上げたとおりであります。 議案第9号 令和2年度矢板市
一般会計補正予算(第9号)については、
歳入歳出全てについて検討を加え、過不足を精査の上、新たな
財政需要に適切に対処することとして編成いたしました。 その結果、
歳入歳出からそれぞれ3億460万円を減額をし、
予算総額を178億7,740万円に補正しようとするものであります。 以下、その概要について、歳出からご説明申し上げます。 まず、歳出について追加計上したものは、総務費における
職員厚生費、
人事給与管理費及び
企画調整費、民生費における
児童福祉対策事業及び
児童措置費、
農林水産業費における
農業振興事業及び
土地改良管理事業、教育費における
小学校一般管理費であります。 一方、減額した主なものは、議会費における
議会運営事務、総務費における
入札検査等事務費、
財産管理費、
特別定額給付金支給事業等、民生費における
高齢者在宅生活支援サービス総合推進事業、
高齢者啓発推進事業及び
老人保護措置事業、
農林水産業費における
農業総務費、
農業経営基盤強化促進対策事業、
林業振興事業等、商工費における観光費、土木費における
道路新設改良費、
橋りょう維持費、
市営住宅整備事業等、消防費における
防災活動推進事業等、教育費における
小・中学校教育振興費及び
保健体育総務費であります。 また、
職員給与費等につきましても、時間
外勤務手当及び
退職手当負担金の調整を行いました。 なお、これらの財源につきましては、市税、
地方消費税交付金、
県支出金及び寄附金を追加計上し、使用料及び手数料、
国庫支出金、繰入金、諸収入及び市債を減額いたしました。 あわせまして、
繰越明許費、
債務負担行為及び地方債につきましても、所要の補正をしようとするものであります。 議案第10号 矢板市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について及び議案第18号 矢板市火入れに関する条例の一部改正については、押印の
見直し等に伴い所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第11号
矢板市長等の給料の特例に関する条例の一部改正については、
新型コロナウイルス感染症の拡大による本市の深刻な状況を踏まえ、市長、副市長及び教育長の給料の削減の
特例期間を令和4年3月31日まで延長するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第12号 矢板市
国民健康保険条例の一部改正については、
新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第13号 矢板市
介護保険条例の一部改正については、
介護保険法の規定に基づく
介護保険事業計画の策定に伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第14号 矢板市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第15号 矢板市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第16号 矢板市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第17号 矢板市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、
介護保険法の規定に基づく
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部が改正されたことに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第19号 矢板市
企業誘致条例の一部改正については、
矢板南産業団地のみならず、市内への
企業誘致を推進し、
地域経済の活性化及び雇用の維持・確保を図るため、条例の一部を改正するものであります。 議案第20号 矢板市市道の構造の
技術的基準を定める条例の一部改正については、
道路法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係政令の整備に関する政令等が公布されたことに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第21号
矢板都市計画事業木幡土地区画整理事業施行に関する条例の廃止については、
木幡土地区画整理事業施行期間が令和3年3月31日をもって終了となるため、条例を廃止するものであります。 議案第22号
固定資産評価審査委員会委員の選任同意については、
本市固定資産評価審査委員会委員であります田上孝氏が令和3年3月31日をもって任期が満了になりますので、後任の委員に、矢板市泉44番地、豊田光徳氏を選任することを最も適当と認め、その選任について、法の定めるところにより、議会の同意を求めるものであります。 議案第23号 やいた
創生未来プランについては、
少子高齢化の進行をはじめ、
まちづくりに対する新たな課題に対応しながら、市勢の
持続的発展により、未来に夢と希望の持てる
まちづくりを目指すため、その指針となる計画を策定したので、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 議案第24号 矢板市
国土強靭化地域計画については、令和3年度から令和7年度までを
計画期間とする本市における
国土強靭化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための計画を策定したので、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 議案第25号 財産の減額貸付については、旧
長井小学校校舎の
賃貸借契約が令和3年3月31日で満了になることに伴い、引き続き、校舎の
有効活用を図るとともに、福祉の向上、地域の活性化、雇用の創出等を図るため、減額貸付けすることについて、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 議案第26号
矢板市営住宅及び矢板市
特定公共賃貸住宅の
指定管理者の指定については、公の施設の
指定管理者の指定について、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 以上が本定例会に提出いたしました議案の概要であります。 何とぞ慎重ご審議の上、議決されますようお願いいたします。
○議長(
石井侑男) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
---------------------------------------
△(議案第11号)の
委員会付託省略
○議長(
石井侑男) 次に、日程第4、議案第11号についてを議題といたします。 お諮りいたします。 この案については、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
---------------------------------------
△(議案第11号)に対する質疑、討論
○議長(
石井侑男) これより議案第11号に対する質疑を行います。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「質疑、
討論終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) 16番、
今井勝巳議員から質疑、
討論終結の動議が提出され、必要とする賛成者がありますので、動議は成立しております。 この動議を議題といたします。 この動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、質疑、討論を終結されたいとの動議が可決されました。 質疑、討論を終わります。
---------------------------------------
△採決
○議長(
石井侑男) これより採決いたします。 議案第11号の原案に賛成する議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
石井侑男) 起立全員であります。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。
---------------------------------------
△(議案第22号)の
委員会付託省略
○議長(
石井侑男) 次に、日程第5、議案第22号についてを議題といたします。 お諮りいたします。 この案については、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
---------------------------------------
△(議案第22号)に対する質疑、討論
○議長(
石井侑男) これより、直ちに審議いたしますが、人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略して採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、質疑、討論を終わります。
---------------------------------------
△採決
○議長(
石井侑男) これより採決いたします。 議案第22号の原案に賛成する議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
石井侑男) 起立全員であります。 したがって、議案第22号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
---------------------------------------
△各議員案に対する
提案理由説明について
○議長(
石井侑男) 次に、日程第6、各議員案に対する
提案理由説明についてを議題といたします。 本日、13番、
宮本妙子議員から議員案2件が提出されました。提案者より
提案理由の説明を求めます。 13番、
宮本妙子議員。 〔13番
宮本妙子議員登壇〕
◆13番(
宮本妙子) 各議員案について提案の理由をご説明申し上げます。 議員案第1号 矢板市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部改正については、依然、終息の兆しが見えない
新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み、矢板市議会議員の議員報酬の削減を行うことで、その財源を教育環境の充実に充てるため、条例の一部を改正するものであります。 議員案第2号 矢板市議会
会議規則の一部改正については、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について、産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、市議会に対する請願・陳情に係る押印を原則廃止とするため、
会議規則の一部を改正するものであります。 何とぞ、
議員各位のご協賛を賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由の説明といたします。
○議長(
石井侑男)
提案理由の説明は終わりました。
---------------------------------------
△(議員案第1号)及び(議員案第2号)の
委員会付託省略
○議長(
石井侑男) 次に、日程第7、議員案第1号及び議員案第2号についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議員案第1号及び議員案第2号については、
会議規則第37条第2項の規定に基づき、
委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
---------------------------------------
△(議員案第1号)及び(議員案第2号)に対する質疑、討論
○議長(
石井侑男) これより議員案第1号及び議員案第2号について質疑を行います。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「質疑、
討論終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) 9番、
伊藤幹夫議員より、質疑、
討論終結の動議が提出され、必要とする賛成者がありますので、動議は成立しております。 この動議を議題といたします。 この動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、質疑、討論を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑、討論を終わります。
---------------------------------------
△採決
○議長(
石井侑男) これより採決いたします。 議員案第1号及び議員案第2号の原案に賛成する議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
石井侑男) 起立全員であります。 したがって、議員案第1号及び議員案第2号は原案のとおり可決いたしました。
---------------------------------------
△(議案第1号)から(議案第10号)まで、(議案第12号)から(議案第21号)まで及び(議案第23号)から(議案第26号)までについて質疑、
委員会付託
○議長(
石井侑男) 次に、日程第8、議案第1号から議案第10号まで、議案第12号から議案第21号まで及び議案第23号から議案第26号までについて質疑、
委員会付託を議題といたします。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 15番、中村久信議員。
◆15番(中村久信) 議案第19号 矢板市
企業誘致条例の一部改正について質疑をいたします。 ただ、今現在、コロナの対策で所管の課長が出席していないと思いますので、具体的な質疑は出席をされてからのほうがいいかなと思うことと、一問一答でさせていただければということを含めてですね、議長のお取り計らいをお願いをしたいと思います。
○議長(
石井侑男) 暫時休憩をいたします。 午前11時47分 休憩
--------------------------------------- 午前11時48分 再開
○議長(
石井侑男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△(議案第1号)から(議案第10号)まで、(議案第12号)から(議案第21号)まで及び(議案第23号)から(議案第26号)までについて質疑、
委員会付託続行
○議長(
石井侑男) 15番、中村久信議員。
◆15番(中村久信) それでは、議案第19号について質疑させていただきます。 1点目は、今回の改正で、先ほど市長の
提案理由の説明にもありましたような内容、理由については当然理解をして賛同するところでございます。 具体的な議案が示されまして、それを見て、この一覧表のところに新たに加わったものがございます。それについては、立地ということで、ホテル関係の業種それから医療関係の業種、それからオフィスということで加わっています。これについては、もともとこの矢板市の特定の区域のそういう誘致だったものが、今回の改正で市内全域ということは理解できますし、そのことはいいんですが、市内全域にそういう事業所を構えたときに、奨励金として矢板市がお支払いするというのがこの
企業誘致条例の趣旨だと思いますが、その中にあって、今回、3業種だけそこに加わったということの意味合いについて、質疑をさせていただきたいということがございます。 前回の全協において、そういったものを強化していかなければならないということが示されていますので、そのことについては当然ながら理解をするところでございますが、それ以外は適用されないんだろうとそういう認識をした上でですね、ほかの業種ではそういう扱いにならないのかどうかということを含めて質疑させていただきたいと思います。 2つ目は、その加わった3つ目のオフィスのところなんですけれども、これがこの表の中を見ますと、賃借に対する助成的な形になっていまして、そもそものこのオフィスを設置するオーナー側というか、投資する側の部分については、従来の条例が適用されるということだと認識をすると、土地に対してはそういう奨励金があるという理解をするんですが、先ほどの加わった3つについては、設備投資、要は
固定資産税の対象となる設備投資には対象になっていると認識をするときに、その事務所、オフィス、そのものについてはどういう扱いになるのかということを2つ目としてお尋ねいたします。 3つ目は、すみません、ちょっと3つ目は言葉でちょっと確認をさせていただいて、この改正の中に「その他市長が必要と認める要件を満たしていること」ということが条文に書き入れられて、加えられています。この「市長が必要と認める要件」というのが何なのか。「満たしている」という条件がついているわけですが、これが何なのかということについて質疑をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
石井侑男)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(小野崎賢一) ただいまの中村議員のご質問にお答えいたします。 まず、今回、奨励金の種類にホテル等立地奨励金、医療立地奨励金、オフィス立地奨励金を追加したことは、前回の全員協議会の中でご説明させてもらったとおりでございます。 ホテル等立地奨励金につきましては、本市のスポーツツーリズムを推進していく上で、宿泊施設が不足しているという状況に鑑み、やはりホテルや旅館を誘致することがよろしいということでの追加ということになります。 また、医療立地奨励金につきましては、市内の企業にお勤めする従業員の医療環境の充実、また地域医療を担う中核病院の医療強化及び市内に病院を誘致することによって雇用の拡大ということを図れるんじゃないかということを目的としております。 また、オフィス立地奨励金につきましては、県外の事業者が業務拠点を地方に確保するために市内に
サテライトオフィスを設置する際に交付するということで考えております。 ですので、現時点においてこの3つを追加して、そういった企業を誘致していこうということで考えているということであります。 続いて、2つ目のご質問になるかなと思うんですけれども、オフィス立地奨励金につきまして、オーナー側への奨励金等はあるのかということなのかなと思いますけれども、このオフィス立地奨励金につきましては、事業を行う者に対して考えておるもので、オーナーにはないということになります。 ただ、オーナーが設置した場合に、例えば用地取得奨励金とかそういった要件に当てはまるのであれば、それはそのときにそういった奨励金が対象になると思われます。 また、3つ目のご質問として、その他市長が認める要件ということは何なのかということなんですけれども、現時点においてですね、ちょっと想定しているものはないんですけれども、包括的な要件として条例の中に明記させていただいておるというところであります。 説明は以上です。
○議長(
石井侑男) 15番、中村久信議員。
◆15番(中村久信) 質疑は2回までということですから、これが最後の質疑だと思います。特別議長の許可を得れば3度目が許されているというふうに理解をしていますが、基本的に2回までということですので、ただ、1回目の1つ目の質問は、それは前回示された内容、全協で示された内容であって、その必要性は分かるんですが、そこに限ってここにですね、明文化というか一覧表に出しているということは、それ以外の業種については、矢板市の活性化、また雇用の維持拡大を図る業種であっても、適用されないという認識であるというふうに思いますから、そこはなぜですかという質疑なんです。 要は、矢板市の活性化、雇用の維持拡大に資するものであれば、総ぐくりで、条例ですから対象とすべきじゃないんでしょうかということなんです。それが私の聞きたいところ。 2つ目は、そのオーナー側という、要は
サテライトオフィスをターゲットにして、そういったものを奨励していこうということであれば、まずそういう事務所、オフィスを構えなきゃいけないということで、それを構えるに当たっては、当然、土地と建物が必要になってきます。土地については、従前の奨励金が適用されると、金額によりますけれども適用されるというふうには思いますが、上物については、これに加わった2つについてはそういう設備投資として対象になるという認識をしますが、オフィスについては、先ほどの話だと家屋というか、事務所そのものの上物については適用されないことになるという認識だと、何か違うんじゃないでしょうかというそういう認識を持ちましたので、それに対する質疑です。 3つ目は、基本的に条例というのは、市民のものでございます。したがって、そこに記載されているものは、分かりやすく明瞭に表現しなきゃならないというふうになります。したがって、執行部、特に強大な執行権を持っている市長に委ねるような内容、そういったものは条例においては避けるべきであると認識をしています。そういう中で、ここにあえて今回加わったのはどういうことなんでしょうかということで考えているわけでございまして、今のところ特にないということであれば、特に今までどおりなくてもいいんじゃないかと。 我々議会としては、市民の代表として条例を制定する、そういう議会の組織としての役割はあります。それに基づいて執行する力を市長は持っています。そういった役割の中で言えばですね、先ほど言いましたように、市長に条例の中で不透明なところ、市長に委ねるようなことは厳に避けるべきという考えを持っていますので、あえてそこについて質疑を再度させていただきます。
○議長(
石井侑男)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(小野崎賢一) 中村議員の再質問に対してお答えをいたします。 奨励金につきましては、条例上は、いわゆる産業につきましては、全ての産業を対象としているところであります。全協の中では、そうは言っても産業廃棄物、一般廃棄物の処理業者は除くということでご説明させていただいたんですけれども、対象となる施設ということで言えば、現時点での規則は中小企業創造活性促進法で定義する新規成長分野というふうに定めるというところですけれども、改正では日本標準産業分類に掲げる産業というふうに改定する予定としております。 そのためにですね、対象となる施設については、ほぼ全ての産業が対象になるのかなということですので、今言ったホテル、医療、オフィス以外の産業については考えていないんだということではないということになります。 2番目の、建物がなければ
サテライトオフィスを誘致できないのではないかということなんですけれども、現状、既存のオフィス、そういったものを利用した上での
サテライトオフィスというふうに想定をしておりますので、そこまではちょっと考えておりませんでした。 3番目のご質問として、市民に分かりやすくということで、包括規定は入れるべきではないのではないかということなんですけれども、ちょっと想定しているところで言いますと……。
○議長(
石井侑男) 暫時休憩をします。 午後零時04分 休憩
--------------------------------------- 午後零時06分 再開
○議長(
石井侑男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△(議案第1号)から(議案第10号)まで、(議案第12号)から(議案第21号)まで及び(議案第23号)から(議案第26号)までについて質疑、
委員会付託続行
○議長(
石井侑男)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(小野崎賢一) 大変失礼いたしました。 中村議員がおっしゃっているのが第4条に加える新しい第4号、「その他市長が必要と認める要件を満たしていること」ということになるのかなと思います。これにつきましては、現時点で想定できないものを規定しているものでありますので、詳しくは規則、要綱等で定めるものということになると思います。 以上です。
○議長(
石井侑男) 市長。
◎市長(
齋藤淳一郎) 先ほどの
商工観光課長の答弁を多少なりとも補足をさせていただければというふうに思います。 矢板市
企業誘致条例、何のためにあるのかというふうに考えたときにですね、簡単に申し上げれば、本市経済の活性化と雇用の拡大のために存するそういった条例だというふうに思っております。 そういった中で、今回、条例改正をお願いしているわけでございますが、新規のホテル等立地奨励金、医療立地奨励金、オフィス立地奨励金でございますが、県内の市町の中でもですね、同様にこういった特定の業種または事業を特出しをして支援を強めるというような動きが出てきているところでございます。 オフィス立地奨励金については、申すまでもないことかもしれませんけれども、今般の
コロナ禍を受けまして、テレワークでありますとかまたは
サテライトオフィス、特に東京首都圏から立地をしてもらえる、そういった事業者の方をターゲットとした動きが出ているかというふうに思います。これにつきましては、新たな
総合計画、総合戦略の中でも、先ほどの冒頭、提出議案説明書をお読みする中でも申しましたけれども、国の交付金等も活用しながら、今後、矢板市としては積極的に取り組ませていただきたい、そういった事業でございます。 また、ホテル等立地奨励金についてはですね、さくら市でありますとかまたは鹿沼市においても同様の支援制度が近年設けられているかと思います。これは、特に観光振興に資するというようなことでございますが、本市におきましては、特に
地方創生の取組の一環といたしまして、これまでスポーツと観光を結びつけたスポーツツーリズムに力を入れてまいりました。 そういった中で、スポーツ交流人口というのは着実に増えておりますけれども、それに比して経済効果というのは十分なものではないというような認識を持たせていただきました。その中で、何が足らないのかなと考えたときにですね、こういったやはり宿泊施設、こういったことが十分にないと、経済波及効果というのは限定的になってしまうというような認識を持たさせていただきました。これを問題意識として、今回新たに追加させていただいたものでございます。 そして、医療立地奨励金でございますけれども、このことにつきましては、例えば那須塩原市においても同じような経過をたどって設けられた事業ではないかなと思います。スポーツツーリズムもそうでございますけれども、近年、産業構造の高度化に伴いまして、従来こういった
企業誘致ニアリーイコール、いわゆる工場、製造業の誘致といったものが中心ではなかったかと思います。 そういった中で、産業構造が高度化する中で、医療・福祉でありますとか、または観光、そういった三次産業を活性化させる、立地をさせることで
地域経済を活性化していくというような方向性がこのほど矢板市のほうでもいろいろ検討をさせていただいた活性化の取組策、雇用の創出策でございます。 そんなことで、特に医療機関、矢板市における医療環境の充実強化、今般の
コロナ禍を受けてということもございますが、医療機関というその雇用創出効果の大きさ、これに着目をさせていただいてですね、項目立てをさせていただいたところでございます。 それ以外はどうなのかということでございますけれども、これは特に矢板市といたしますと、重点的にほかの市町と誘致競争になったとしてもですね、矢板市とすると明確に、いわゆる宿泊施設としてはこんなものがありますよ、または医療機関についてはこんなものがありますよというようなことをしっかりお出しするためにも、名称を特出しするだけではなくて、ある程度ほかの市町の取組と比較をしていただけるような内容として明示をさせていただいたところでございます。 そして、「その他市長が必要と認める要件を満たしていること」ということについてでございますが、中村議員のご心配、ご指摘はもっともなことだと思います。市長が恣意的な運用をしてしまうのではないかというところまではお考えになっていないかと思いますけれども、このことにつきましては、まず今般、いわゆる奨励金を交付するというような条例の中でのですね、この「市長が必要と認める要件を満たしていること」ということの考え方でございますが、これは例えば市民の皆さんまたは市内の事業者に対して、義務を強いたり、または権利を制限したりというような条例自体の在り方ではないということはご理解をいただけるのではないかと思います。むしろ権利を付与する、それであっても当然しっかりとした厳格な運用が必要だと思っておりますが、そのような権利を付与するといった趣旨の中でのこの条文であればですね、一定程度は認容していただいてもいいのかなというような認識を持っております。 さらに、産業構造の高度化というようなことを先ほども申し上げました。また、これまで
矢板南産業団地等に限定をしておりました地域を、今回市内全域に拡大をさせていただくことになります。 そういった中で、私どもがこれまで想定をしなかった
地域経済への波及効果が大きい、または雇用の創出効果が大きい、そういった業種が矢板市への立地を検討するというようなことも十分考えられるのではないかなと思っているところでございます。そういった予想されるニーズに少しでも応えていくためにですね、多分このような、その他市長が認める要件を満たしていることというようなことを入れさせていただいたのかなと思っております。 これまで
矢板南産業団地、工業団地がエリアの中で限定されていれば、進出をする業種というのも製造であったりまたは物流であったり、そういったものとなるというのが当然考えられたわけでございますけれども、市内全域を対象としたことでですね、そういった新たなニーズが生まれてくる、そういったニーズを少しでも酌み取らせていただくために、多分、こんな条文をあえて入れさせていただいたという認識を持っているところでございます。 私から少し補足をさせていただきました。以上でございます。
○議長(
石井侑男) 15番、中村久信議員。
◆15番(中村久信) 質疑は2回までということですので、質疑は控えさせていただいて、市長がいろいろ述べられましたので、総合的に見て、これは所管が私の属さない委員会ですので、それはちょっとできませんので、この場でですね、市長の話といろいろ感じたところがありまして、そうすると、これからの新しい産業の中でどういったものが矢板市ができるのか、また矢板市を希望するものが出てくるのか分かりません。そういった中で、やはり臨機応変に対応するのは、条例で特出しもその特徴的でいいのかもしれないんですが、総合的に対応できるような対応を取っておくということも当然必要だというふうに思いますので、そういう観点からいけばですね、設備投資が土地だけではなくて、建物また機械設備等を含めて何らかの形でトータル的にできるような形にしておくべきだろうというふうに思いますので、これについては、そういった要望というか、ちょっと意見という形にとどめさせていただいて、終わりにさせていただきたいと思います。
○議長(
石井侑男) ほかに。 〔「質疑終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) 16番、
今井勝巳議員より、質疑終結の動議が提出され、必要とする賛成者がありますので、動議は成立しております。 この動議を議題といたします。 動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、質疑を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑を終わります。 次に、議案の審査を所管の常任委員会に付託したいと思います。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号から議案第8号までについては、いずれも令和3年度当初予算であります。審査に当たっては、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査をしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、議案第2号から議案第8号までの令和3年度当初予算は、予算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託することに決定いたしました。 次に、議案第1号、議案第9号、議案第10号、議案第12号から議案第21号まで及び議案第23号から議案第26号までについては、お手元の議案付託表のとおり所管常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、議案付託表のとおり所管常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。
---------------------------------------
△陳情
委員会付託
○議長(
石井侑男) 次に、日程第9、陳情
委員会付託を議題といたします。 本定例会において受理した陳情は、お手元の請願・陳情文書表のとおりであります。 請願・陳情文書表のとおり所管の常任委員会に審査を付託いたします。
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△休会について
○議長(
石井侑男) 以上で本日の
議事日程は全部終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 2月27日から3月17日までは各常任委員会、予算審査特別委員会、土曜日、日曜日及び議事整理のため休会にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、2月27日から3月17日までは休会とすることに決定いたしました。 なお、3月18日午前10時から本会議を開きますので、ご参集願います。
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△散会の宣告
○議長(
石井侑男) 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 午後零時20分 散会...