令和 2年 3月
定例会(第360回)
◯議事日程 (2月28日〔金〕午前10時開会)第1
会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 各議案に対する
提案理由説明について第4 議案第26号及び議案第27号について
---------------------------------------◯本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
---------------------------------------◯出席議員(16名) 1番
石塚政行 2番
掛下法示 3番 神谷 靖 4番
中里理香 5番
高瀬由子 6番 櫻井惠二 7番
藤田欽哉 8番 佐貫 薫 9番
伊藤幹夫 10番 関 由紀夫 11番
小林勇治 12番
和田安司 13番
宮本妙子 14番
石井侑男 15番
中村久信 16番
今井勝巳---------------------------------------◯欠席議員(なし
)---------------------------------------◯説明のための出席者(25名) 市長
齋藤淳一郎 副市長
横塚順一 教育長
村上雅之 総合政策部長 三
堂地陽一 総合政策課長 室井隆朗 秘書広報課長 高橋弘一 総務部長兼
総務課長 塚原延欣 税務課長 星野朝子 健康福祉部長兼
社会福祉課長 石崎五百子 高齢対策課長 沼野晋一 子ども課長 田城博子 健康増進課長 細川智弘 市民生活部長兼
くらし安全環境課長 小野寺良夫 市民課長 柳田恭子 農林課長 和田理男 商工観光課長 村上治良 経済建設部長兼
建設課長 津久井 保
都市整備課長 柳田 豊
会計管理者兼
出納室長 永井進一 教育部長兼
教育総務課長 小瀧新平 生涯
学習課長 山口 武
監査委員事務局長兼
選挙管理委員会事務局長 森田昭一 農業委員会事務局長 大
谷津敏美智 上下水道事務所長兼
水道課長 河野和博 下水道課長 斎藤正樹---------------------------------------◯事務局職員出席者(3名)
事務局長 薄井 勉 副主幹
黒崎真史 主査
水沼宏朗 午前11時01分 開会
○議長(
石井侑男) ただいまの
出席議員は16名で、定足数に達しておりますから、会議は成立しております。 ただいまから第360回
矢板市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△諸般の報告
○議長(
石井侑男) この際、諸般の
報告事項がありますので、報告いたします。 本
定例会の
議事運営につきましては、2月20日、
議会運営委員会が開催され、その結果報告書が議長のもとに提出されております。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、本
定例会に、
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のために出席を求めた者の職氏名は、お手元に配付のとおりであります。 次に、
監査委員から
現金出納検査の結果報告2件及び
定例監査の結果報告3件の提出があり、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、市長から提出された議案は、市長の
専決処分事項承認1件、令和2年度当初予算7件、令和元
年度補正予算3件、条例の制定3件、条例の一部改正11件、
人事案件2件、その他2件の計29件であります。 次に、議長会の概要について報告いたします。
令和元年11月21日から令和2年2月19日までの報告をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、市長から
報告事項2件が提出されております。朗読を省略して、市長の報告を求めます。
齋藤淳一郎市長。 〔
齋藤淳一郎市長登壇〕
◎市長(
齋藤淳一郎) 第360回
矢板市議会定例会に報告いたします事項について、ご説明申し上げます。 報告第1号 市長の
専決処分事項報告については、
令和元年10月13日、栃木県矢板市上伊佐野709番地6地先の路上において発生した
車両事故による相手方の損害について、市の義務に属する
損害賠償の額を2万3,210円と定め和解したことについて、法の定めるところにより、報告するものであります。 報告第2号 市長の
専決処分事項報告については、
令和元年10月20日、栃木県矢板市幸岡40番地3地先の路上において発生した
車両事故による相手方の損害について、市の義務に属する
損害賠償の額を20万3,298円と定め和解したことについて、法の定めるところにより、報告するものであります。
○議長(
石井侑男) 以上で諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
石井侑男) 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
事務局長に朗読させます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕---------------------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(
石井侑男) これより日程第1、
会議録署名議員の指名についてを議題といたします。 この件につきましては、
会議規則第88条の規定に基づき、議長から指名いたします。
会議録署名議員に、 5番
高瀬由子議員 13番
宮本妙子議員 を指名いたします。
---------------------------------------
△会期の決定
○議長(
石井侑男) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 この件につきましては、
議会運営委員長から委員会の
審査経過及び結果の報告を求めます。
和田安司議会運営委員長。 〔
和田安司議会運営委員長登壇〕
◆
議会運営委員長(
和田安司) ご報告申し上げます。 第360回
矢板市議会定例会の
議会運営につきましては、議長から会期、議案の
取扱い等について協議していただきたい旨の諮問があり、去る2月20日午前10時から第2
委員会室において
議会運営委員会を開催いたしました。 説明のため、当局から市長、副市長、
関係課長等の出席を求め、
提出議案の件数、議長のもとに提出された
一般質問通告者数及び陳情の
受理件数並びにその
取扱い等について、慎重に審査をした結果、本
定例会の会期は本日から3月19日までの21日間と決定いたしました。 何とぞ
議員各位のご協賛を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
石井侑男) ただいまの
議会運営委員長報告のとおり本
定例会の会期は、本日から3月19日までの21日間とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石井侑男) ご異議なしと認めます。 したがって、本
定例会の会期は、本日から3月19日までの21日間と決定いたしました。
---------------------------------------
△各議案に対する
提案理由説明について
○議長(
石井侑男) 次に、日程第3、各議案に対し市長より
提案理由の説明を求めます。
齋藤淳一郎市長。 〔
齋藤淳一郎市長登壇〕
◎市長(
齋藤淳一郎) 第360回
矢板市議会定例会の開会に当たり、令和2年度予算案及び関連する諸議案のご審議をお願いするとともに、
提案理由並びに
市政運営についての所信を申し上げ、
議員各位並びに
矢板市民の皆様のご理解と一層のご協力を賜りたいと思います。 令和2年度の
日本経済は、
総合経済対策の円滑かつ着実な実施により雇用・
所得環境の改善が続き、経済の好循環が進展する中で、内需を中心とした
景気回復が見込まれており、物価につきましても、
景気回復により需給が引き締まる中で緩やかに上昇し、
デフレ脱却に向けて前進していくものとされています。
栃木県内の
経済情勢につきましても、緩やかに回復しつつあり、その先行きについては、
海外経済の景気の下振れリスクや為替・
原油価格の動向に加え、
消費税率引上げ後の
消費者マインドの動向などの
地域経済に影響を与える要因に留意する必要はあるものの、
各種政策の効果や雇用・
所得環境のさらなる改善により、着実な
景気回復に向かうことが期待されております。 矢板市の現状といたしましては、市税のうち
固定資産税、
軽自動車税などが増額となりますが、
人口減少や
景気動向指数悪化の影響により
個人市民税、
法人市民税などが減少するため、市税全体では減収となる見通しです。 一方で、国の
地方財政計画において
地方交付税が2.5%の増となっていることから、矢板市に交付される
普通交付税は、前年度より増加するものと見込んでおりますが、
少子高齢化の進行や、
社会保障費が増え続けている状況の中で、柔軟性を欠いた
財政運営になっており、安定した
市政運営を行うためには、依然として厳しい状況が続いております。 このような中で、平成28年1月に策定した「矢板市まち・ひと・し
ごと創生人口ビジョン(矢板市
人口ビジョン)」及び「矢板市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略(矢板市
総合戦略)」並びに平成28年3月に策定した「第2次21
世紀矢板市
総合計画後期計画」に基づき、
人口減少の抑制、
人口減少社会への対応及び持続可能な
まちづくりの実現に向け、様々な施策を実施しております。
令和元年度においては、「矢板に安定した仕事を創る」ために、
矢板南産業団地などへの
企業誘致のほか、株式会社やいた未来による「道の駅やいた」の運営をスタートさせるなど、
産業振興を図りました。 また、「矢板に新しい人の流れを創る」ため、昨年4月に
民設民営による「とちぎ
フットボールセンター」がオープンしたほか、令和3年3月の開通を目指している
スマートインターチェンジ整備事業や、令和4年度に開催される「いちご一会とちぎ国体」でサッカーの会場となる
矢板運動公園の整備を行う
国民体育大会推進事業などに取り組み、各種の
社会資本整備を進めました。 「矢板で結婚、出産、子育ての希望を叶える」ため、「矢板市
子ども未来基金」を創設し、
小中学校の
子育て世代に対し、
学校給食費や教材費の一部を補助する仕組みをつくったほか、
小中学校全ての
普通教室にエアコンを設置いたしました。 また、前年度から引き続き開催しました市民との懇談会につきましては、
令和元年度は
子育て世代に特化した「やいた
未来ミーティング」を行い、本市の課題などについて
意見交換を行いました。寄せられた市民の皆様のご意見やご要望を市政に最大限に反映していきたいと考えております。令和2年度におきましても、「子どもや孫が帰ってくる
まちづくり」の実現のため、
各種施策の
優先順位について選択と集中を図りながら、
定住人口の増加と
市内経済の活性化に取り組み、「
矢板創生」を実現してまいります。 続きまして、令和2年度の当初予算の概要について申し上げます。 令和2年度の矢板市の
一般会計と4つの
特別会計、2つの
企業会計についてでありますが、
予算規模につきましては、当初予算の総額が233億7,560万円で、前年度の当初予算額と比較いたしまして8,210万円、0.4%の増となっております。 内訳といたしましては、
一般会計は134億6,400万円、対前年度比4.3%の減、各
特別会計につきましては、
介護保険特別会計が31億4,010万円、
国民健康保険特別会計が37億9,490万円、
後期高齢者医療特別会計が3億9,540万円、
ハッピーハイランド矢板排水処理事業特別会計が4,100万円で、
特別会計の合計は73億7,140万円、対前年度比8.2%の減、
水道事業会計は12億2,600万円、対前年度比2.9%の増、
下水道事業会計は13億1,420万円で皆増となっております。 次に、令和2年度の主な施策につきまして、その概要を申し上げます。 まず第1に、いつまでも健康でいきいきしている
まちづくりの推進であります。
市民同士が助け合いながら、安心して子どもを産み育てることができ、また、全ての市民がいつまでも健康でいきいきと生活することができるための保健・医療の充実、
子育て環境の充実、
高齢者福祉の充実等として、
健康増進事業、
子育て支援事業、
地域福祉事業、
高齢者社会参加促進補助事業、
障害者総合支援事業などのほか、新たに
子育て総合支援拠点運営事業において、
子育て総合支援拠点の整備・運営に係る経費を計上いたしました。また、障がい
者権利擁護事業において、ひきこもり
サポーター事業に係る経費を計上いたしました。 第2に、一人ひとりの笑顔が輝く
まちづくりの推進であります。 矢板市の未来を担う
子どもたちが、健やかでたくましく成長することができ、また、全ての市民がいつまでも生きがいを持って社会に参加することができるための生涯学習の推進、
学校教育の充実、生涯
スポーツ活動の推進等として、
地域コミュニティ推進事業、
青少年活動推進事業、
学校教職員配置事業、生涯
スポーツ推進事業などのほか、新たに
国民体育大会推進事業において、
矢板運動公園陸上競技場改修工事、
矢板運動公園プール改修工事等に係る経費を計上いたしました。 第3に、豊かな自然を大切にする
まちづくりの推進であります。 矢板市の水や空気や緑豊かな大地を大切にし、
循環型社会を形成するための環境に優しい
まちづくり、
生活衛生環境の向上等として、
廃棄物対策事業、
合併処理浄化槽設置補助事業、
河川維持事業などに係る経費を計上いたしました。 第4に、安心・安全で快適に暮らせる
まちづくりの推進であります。 全ての市民が安心・安全で快適にゆとりを持って暮らせるための
定住基盤、道路・
公園整備の推進、
公共交通機能の充実、
日常生活の
安心確保として、
定住促進補助事業、市道の
新設改良事業、
スマートインターチェンジ整備事業、
市営バス運行事業などのほか、新たに
橋りょう維持事業において、
JR矢板駅
構内人道橋点検に係る経費を計上したほか、
防災活動推進事業において、
防災行政無線(同報系)
戸別受信機工事に係る経費を計上いたしました。 第5に、活力と活気にあふれる
まちづくりの推進であります。 矢板市の
自然環境と調和した産業の振興、交通の利便性を生かした
周辺地域との
交流促進のための産業の振興等として、農林業においては、
農業総務事務、県単
農道整備事業、
林業成長産業化地域創出モデル事業などのほか、新たに
森林経営管理事業において、
集積計画作成のための調査・
測量業務、
森林整備・管理に係る経費を計上いたしました。 また、商工業及び観光の振興においては、
商業等活性化支援事業、
企業誘致推進事業、
スポーツツーリズム推進事業などのほか、新たに
中小企業振興資金貸付事業において、
中小企業創業支援資金融資利子補給に係る経費を計上いたしました。そのほか、
観光PR事業において、
日本遺産プロモーション事業費補助として、「ハイウェイウォーカー」への掲載に係る経費を計上いたしました。 第6に、市民と行政が一体となった
まちづくりの推進であります。 市政の
情報公開を積極的に行い、市政に市民の意見が反映しやすい仕組みをつくり、市民が中心となった
まちづくりを推進するための市民が主体の
まちづくりの推進、開かれた
行政経営の推進等として、行政区
活動事業、広報やいた
発行事業などに係る経費を計上いたしました。 第7に、
行財政基盤の安定した
まちづくりの推進であります。 限られた財源と人員で、効率的で健全な
財政運営を行い、多様化する市民のニーズに対応した
行政サービスの向上を実現し、経営の効率化を進めるため、
事務事業の見直しを推進し、経費の節減に努めることといたしております。
外部人材の活用等として、
地域づくり支援事業において、地域の実情に詳しく、
集落対策の推進に関してノウハウ・知見を有する市内の人材を、
集落支援員として配置する事業に係る経費を計上いたしました。
企画調整事業及び
スポーツツーリズム推進事業において配置する
地域おこし協力隊員と連携しながら、移住・交流の推進、
集落の
自主活動への支援に当たらせ、
民間活力導入による
市政運営に一層注力してまいります。 以上、
市政運営についての私の所信と令和2年度予算案の概要について申し述べました。 令和2年度は、「第2次21
世紀矢板市
総合計画」及び「矢板市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」の総仕上げの年度でございます。
人口減少、
少子高齢社会が進む中、
総合戦略が掲げる4つの
基本目標や
総合計画が定める5つの
重点計画に即しながら、「子どもや孫が帰ってくる
まちづくり」をさらに加速させるとともに、団塊の世代が75歳を迎える2025年問題への対応にも力を入れてまいりますので、
議員各位並びに市民の皆様のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 次に、各議案について、提案の理由をご説明申し上げます。 今回の
定例会に提出いたしました議案は、市長の
専決処分事項承認1件、令和2年度当初予算7件、令和元
年度補正予算3件、条例の制定3件、条例の一部改正11件、
人事案件2件及びその他2件の計29件であります。 議案第1号 市長の
専決処分事項承認については、専決第1号 令和元
年度矢板市
一般会計補正予算(第6号)であります。
令和元年10月12日から13日未明にかけて、
本市付近を通過した台風19号による
大雨被害に係る
災害復旧経費等で、
歳入歳出にそれぞれ2億4,720万円を追加計上し、
予算総額を153億9,580万円に補正したものであります。 まず、歳出についてご説明申し上げますと、民生費の
温泉センター施設事業、
農林水産業費の
農業振興事業、土木費の
土木総務管理費、
災害復旧費の
農地災害復旧費、
農業用施設災害復旧費、
道路橋りょう災害復旧費、
河川災害復旧費及び
都市施設災害復旧費に係る経費を追加計上いたしました。 これらに係る財源につきましては、分担金及び負担金、
国庫支出金、
県支出金、繰入金及び市債を追加計上いたしました。 併せまして、地方債につきましても所要の補正をしたものであります。
緊急執行を要し、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであったので、法の定めるところにより
専決処分をいたしました。 議案第2号から議案第8号までの7議案については、それぞれ令和2年度の矢板市
一般会計、各
特別会計及び
企業会計の予算案でございます。内容等につきましては、先ほど
予算編成方針の主要な施策の概要でご説明申し上げたとおりでございます。 議案第9号 令和元
年度矢板市
一般会計補正予算(第7号)については、
歳入歳出全てについて検討を加え、過不足を精査の上、新たな
財政需要に適切に対処することとして編成いたしました。 その結果、
歳入歳出にそれぞれ350万円を追加計上し、
予算総額を153億9,930万円に補正しようとするものであります。 以下、その概要について、歳出からご説明申し上げます。 まず、歳出について追加計上したものは、
総務費における
人事給与管理費及び
企画調整費、民生費における
介護保険特別会計繰出金及び
児童福祉対策事業、土木費における
道路新設改良費であります。 一方、減額した主なものは、
総務費における
参議院議員通常選挙費、
栃木県議会議員選挙費等、民生費における
老人保護措置事業、
児童措置費、
児童手当等給付費等、
農林水産業費における
農業総務費、
農業振興事業、
農業経営基盤強化促進対策事業等、商工費における
工業振興費、土木費における
橋りょう維持費、
市営住宅整備事業等、消防費における
防災活動推進事業、教育費における
幼稚園振興費であります。 また、
職員給与費等につきましても、
退職手当負担金の調整を行いました。 なお、これらの財源につきましては、市税、
地方特例交付金、
国庫支出金、
財産収入、寄附金及び市債を追加計上し、分担金及び負担金、
県支出金、繰入金及び諸収入を減額いたしました。 併せまして、
繰越明許費及び地方債につきましても所要の補正をしようとするものであります。 議案第10号 令和元
年度矢板市
介護保険特別会計補正予算(第3号)については、
歳入歳出にそれぞれ33万円を追加計上し、
予算総額を32億1,961万6,000円に補正しようとするものであります。 歳入には
国庫支出金及び繰入金を追加計上し、
介護保険料を減額いたしまして、歳出には
総務費を追加計上しいたしました。 議案第11号 令和元
年度矢板市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)については、
歳入歳出からそれぞれ480万円を減額し、
予算総額を7億3,554万6,000円に補正しようとするものであります。 歳入には、
国庫支出金及び市債を減額いたしまして、歳出には、
下水道建設費を減額いたしました。 併せまして、地方債につきましても所要の補正をしようとするものであります。 議案第12号
ハッピーハイランド矢板排水処理施設整備基金条例の制定について及び議案第14号
ハッピーハイランド矢板排水処理施設条例の制定については、
ハッピーハイランド矢板排水処理施設を令和2年4月から市の施設として管理運営することに伴い、必要な事項を定めるため、新たな条例を制定するものであります。 議案第13号 矢板市
空家等審議会条例の制定については、
空家等対策の推進に関する
特別措置法に基づく
特定空家等に対する措置を行うに当たり、個人の財産権の制限等に関わる審議を行うため、委員の身分を明確にし、
審議会運営の円滑化を図る必要があることから、新たに条例を制定するものであります。 議案第15号 矢板市
印鑑条例の一部改正については、成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律が施行されたことなどに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第16号 矢板市
監査委員に関する条例の一部改正については、
地方自治法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第17号 矢板市
職員定数条例の一部改正について及び議案第25号
公共下水道事業等の
公営企業会計移行に伴う
関係条例の整備に関する条例の一部改正については、令和2年4月から
公共下水道事業等が
地方公営企業法適用により
公営企業会計へ移行することに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第18号 矢板市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、
会計年度任用職員制度が施行されることに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第19号 矢板市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正については、
特別休暇である
夏季休暇の
取得期間を延長するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第20号 矢板市国民健康保険税条例の一部改正については、安定した国民健康保険事業運営を図ることを目的に、所得割額及び均等割額の見直しを行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第21号 矢板市
特別会計条例の一部改正については、
ハッピーハイランド矢板排水処理事業特別会計を設置すること及び
公共下水道事業等が
地方公営企業法適用により
公営企業会計へ移行することに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第22号 矢板市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、基準府令となっている特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第23号 矢板市介護保険条例の一部改正については、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第24号 矢板市住宅条例の一部改正については、民法の一部が改正されたことに伴い、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第26号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員であります岡本美代子氏が令和2年6月30日をもって任期が満了となりますが、後任の委員に、同氏を再任することを最も適当と認め、その推薦について、法の定めるところにより、議会の意見を求めるものであります。 議案第27号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員であります伊藤史展氏が令和2年6月30日をもって任期が満了となりますので、後任の委員に、矢板市本町5番8号、宮本道成氏をその候補者として推薦することを最も適当と認め、法の定めるところにより、議会の意見を求めるものであります。 議案第28号 字の廃止及び字の区域の変更については、平成25年10月11日付、栃木県農整第1-7号で計画決定のあった県営中山間高原(倉掛)地区土地改良(区画整理)事業の施行の結果、現況に符合しない区域が生じ、変更を必要とするため、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 議案第29号 市道路線の変更については、JR片岡駅東口駅前広場整備事業の完成に伴い、市道路線を変更したいので、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。 以上が、本
定例会に提出いたしました議案の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決されますようお願いをいたします。
○議長(
石井侑男) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
---------------------------------------
△(議案第26号)及び(議案第27号)の委員会付託省略