令和 6年 3月定例会(第1回) 令和6年第1回
大田原市議会定例会(第1号)議 事 日 程 (第1号) 開 議 令和6年2月26日 午前10時日程第 1 会期の決定 日程第 2
会議録署名議員の指名 日程第 3 報告第1号、報告第2号の上程、報告、質疑 日程第 4 議案第1号の上程、説明 日程第 5 議案第2号の上程、説明、質疑、採決 日程第 6 議案第3号の上程、説明、質疑、採決 日程第 7 議案第4号の上程、説明、質疑、採決 日程第 8 議案第5
号~議案第12号の上程、説明 日程第 9 議案第13
号~議案第25号の上程、説明 日程第10 議案第26号、議案第27号の上程、説明 日程第11 議案第28
号~議案第30号の上程、説明 日程第12 陳情第1号の上程、
委員会付託 2月26日(月曜日) 出 席 議 員(21名) 1番 伊 賀 純 2番 前 田 則 隆 3番 深 澤 正 夫 4番 内 藤 幹 夫 5番 齋 藤 藤 男 6番 北 原 裕 子 7番 藤 田 善 幸 8番 津 守 那 音 9番 岡 野 忠 10番 大 塚 正 義 11番 秋 山 幸 子 12番 前 野 良 三 13番 小 野 寺 尚 武 14番 大豆生田 春 美 15番 中 川 雅 之 16番 櫻 井 潤 一 郎 17番 髙 瀨 重 嗣 18番 滝 田 一 郎 19番 菊 池 久 光 20番 君 島 孝 明 21番 引 地 達 雄 欠 席 議 員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 相 馬 憲 一 副 市 長 髙 橋 一 成 副 市 長 斎 藤 達 朗 教 育 長 篠 山 充 総 合 政策部長 磯 雅 史 経 営 管理部長 益 子 和 弘 保 健 福祉部長 益 子 敦 子 市 民 生活部長 松 浦 正 男 産 業 振興部長 藤 田 友 弘 建 設 部 長 塚 原 三 郎 教 育 部 長 君 島 敬 水 道 局 長 五 月 女 真 監 査 委 員 兼 高 野 浩 行 政 策 推進課長 長 井 康 男
選挙管理委員会 事 務 局 長 総 務 課 長 鈴 木 浩 行 財 政 課 長 篠 﨑 哲 也 健 康 政策課長 松 本 通 尚 国 保 年金課長 佐 藤 美 奈 子 農 政 課 長 齋 藤 勝 芳 道 路 課 長 亀 山 義 和 会 計 管 理 者 山 下 部 恵 美 子 教 育 総務課長 羽 石 剛 農 業 委 員 会 伊 藤 甲 文 事 務 局 長 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局 長 渡 邉 和 栄 課 長 遠 藤 久 子 係 長 植 田 賢 司 主 査 池 嶋 佑 介 主 査 土 屋 大 貴
△開会の宣告 午前10時00分 開会
○議長(
菊池久光) ただいま出席している議員は21名であり、定足数に達しております。 これから令和6年第1回
大田原市議会定例会を開会いたします。
△開議の宣告
○議長(
菊池久光) 直ちに本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため出席を求めた者は、1ページの名簿のとおりであります。 議会書記は
渡邉事務局長、遠藤課長、植田係長、池嶋主査、土屋主査であります。 この定例会に付議される事件は、ただいまのところ市長から提出されている報告2件、議案30件及び議会に提出された陳情1件であります。
△
議事日程の報告
○議長(
菊池久光) 本日の
議事日程は、4ページの令和6年第1回
大田原市議会定例会議事日程第1号のとおりであります。
△会期の決定
○議長(
菊池久光) それでは、日程に従い議事に入ります。 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。 16番、
櫻井潤一郎議員。 (
議会運営委員長 櫻井潤一郎登壇)
◆
議会運営委員長(
櫻井潤一郎) 本日招集されました令和6年第1回
市議会定例会の運営について、2月19日に
議会運営委員会を開き、審議いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 本定例会に付議されます議案は、当局から提出されました報告2件及び議案30件並びに議会に提出されました陳情1件であります。質問の通告者は、代表質問が4会派、
一般質問が13人であります。 それでは、モニターの
会議日程表を御覧になりながらお聞き取り願います。 まず、会期についてでありますが、本日2月26日から3月15日までの19日間とすることといたしました。 第1日目の本日は、本会議とし、会期の決定、
会議録署名議員の指名の後、全議案等を上程することといたしました。初めに、当局から提出されました報告2件を
会議日程表のとおり上程し、報告、質疑を行うことといたしました。次に、当局から提出されました議案全30件を
会議日程表に記載のとおり順次上程し、議案第2号から議案第4号の人事案件につきましては即決することといたしました。次に、議会に提出されました陳情1件を所管の
常任委員会に付託することとし、本日の会議を終了することといたしました。 第2日目の2月27日は、
議案等調査のため休会といたしました。 第3日目の2月28日は、本会議を開き、第1日目に説明が終わっている議案について、
会議日程表の記載のとおり議事を進めることといたしました。なお、議案第1号の
専決処分事項承認議案及び議案第28号から議案第30号の令和5年度
補正予算議案3件については、
委員会付託を省略して採決することといたしました。次に、
予算審査特別委員会を開会し、正副委員長の互選等を行い、終了後、2会派の代表質問を行うことといたしました。 第4日目の2月29日は、本会議を開き、第3日目に引き続き、2会派の代表質問と3人の
一般質問を行うことといたしました。 第5日目の3月1日は、本会議を開き、第4日目に引き続き、5人の
一般質問を行うことといたしました。 第6日目の3月2日及び第7日目の3月3日は、土曜日、日曜日のため、それぞれ休会といたしました。 第8日目の3月4日は、第5日目に引き続き、5人の
一般質問を行うことといたしました。 第9日目の3月5日は
総務常任委員会、第10日目の3月6日は
民生文教常任委員会及び第11日目の3月7日は
建設産業常任委員会を開き、付託案件を審査することとし、引き続き
予算審査特別委員会第1分科会、第2分科会及び第3分科会をそれぞれ開き、令和6年度
予算議案を審査することといたしました。 第12日目の3月8日は、議事整理のため休会とし、第13日目の3月9日及び第14日目の3月10日は、土曜日、日曜日のため、それぞれ休会とし、第15日目の3月11日及び第16日目の3月12日は、議事整理のため休会といたしました。 第17日目の3月13日は、
予算審査特別委員会全体会を開き、令和6年度
予算議案を審査することといたしました。 第18日目の3月14日は、議事整理のため休会といたしました。 第19日目の3月15日は、最終日とし、議案第13号から議案第25号、議案第26号及び議案第27号の合計15議案を
会議日程表に記載のとおり順次上程し、それぞれ所管の委員長から審査結果報告を受け、質疑、討論の後、採決することといたしました。次に、議案第5号から議案第12号までの8議案を
会議日程表に記載のとおり順次上程し、所管の委員長から審査結果報告を受け、討論の後、採決することといたしました。次に、陳情第1号について、所管の委員長から審査結果報告を受け、質疑、討論の後、採決することといたしました。 以上で本定例会に付議されます全議案を議了するわけでありますが、諸般の都合で日程等に変更の必要が生じたときには、議長において、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。 以上のとおり
議会運営委員会の審議結果をご報告いたします。 令和6年2月26日、
議会運営委員会委員長、
櫻井潤一郎。
○議長(
菊池久光) お諮りいたします。 この定例会の会期は、
議会運営委員長報告のとおり、本日から3月15日までの19日間とし、2ページ及び3ページの令和6年第1回
大田原市議会定例会会議日程のとおり会議を進めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) ご異議なしと認めます。 よって、この定例会の会期は本日から3月15日までの19日間とし、
会議日程表のとおり会議を進めることに決定をいたしました。
△
会議録署名議員の指名
○議長(
菊池久光) 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員に4番、
内藤幹夫議員、17番、
髙瀨重嗣議員を指名いたします。
△報告第1号、報告第2号の上程、報告、質疑
○議長(
菊池久光) 次に、日程第3、報告第1号及び報告第2号の市長の
専決処分事項の報告2件を一括議題といたします。 市長から
地方自治法第180条第2項の規定により報告書が提出されております。 報告内容の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) 初めに、このたびの
能登半島地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、本市におきましても被災地へ応援職員を派遣するなどできる限りの支援を行い、一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。 それでは、ただいま一括上程になりました、報告第1号及び報告第2号についてご説明申し上げます。 報告第1号 市長の
専決処分事項の報告については、令和5年11月24日、大田原市なす風土記の
丘湯津上資料館駐車場において発生した強風により飛ばされた一輪車による車両の損傷事故に係る損害賠償の額の決定でありまして、
地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 報告第2号 市長の
専決処分事項の報告については、市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部を改正する条例の制定でありまして、
地方自治法等の一部改正等に伴い、引用条項の条ずれ等が生じることから、関係する3つの条例を一括改正するため、
地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 詳細につきましては、教育部長及び
経営管理部長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
菊池久光) 教育部長。
◎教育部長(君島敬) 報告第1号 市長の
専決処分事項の報告についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 次に、報告第2号 市長の
専決処分事項の報告について(市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部を改正する条例について)ご説明をいたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 13番、
小野寺尚武議員。
◆13番(
小野寺尚武) 報告第2号についてお伺いをいたします。 今部長からご説明をいただきましたけれども、この場合、この条例の制定または廃止に関する決議をしようとするときに当たると思うのですけれども、あらかじめ先ほど申しましたように、243条の2の2項に当たるということで、
監査委員の意見を聞かなければならないわけですけれども、それは当然行っていると理解してよろしいのかどうか伺います。
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 今回の
監査委員に関するところの条例の改正も、自治法の条ずれの改正に伴うものでございます。 以上でございます。
○議長(
菊池久光)
小野寺議員。
◆13番(
小野寺尚武) そうすると、これ今議会に諮っているわけですね。事前にご意見を聞くとか、そういうことがなければならないのではないでしょうか、その条項からいって。
監査委員の意見を聞く、それから議会にかけると。順序がちょっと逆になるのではないか。もしあれでしたらば、急いで
監査委員さんに一応報告なり、意見なりすべきだと私は思っているのですけれども。
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) お答えいたします。 今回自治法の条ずれなので、
監査委員さんに行っていただく内容が変わるわけではございませんでしたので、その感じで事前には
監査委員さんのほうには調査しておりませんけれども、特に問題ないというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
菊池久光)
小野寺議員。
◆13番(
小野寺尚武) ちょっとしつこくて申し訳ないのですけれども、それでは早速
監査委員さんにご報告なり、議会の本日の結果をお知らせするべきだと思っておりますけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) ご承認いただきましたら、
監査委員のほうに連絡をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
菊池久光)
小野寺議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はないようでありますので、報告を終わります。
△議案第1号の上程、説明
○議長(
菊池久光) 次に、日程第4、議案第1号 市長の
専決処分事項の承認を求めることについて(大田原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま上程になりました議案第1号についてご説明申し上げます。 議案第1号 市長の
専決処分事項の承認を求めることについては、大田原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定でありまして、令和6年3月1日に施行される戸籍法の一部改正の規定を踏まえた
地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、関係部分を改正したものであり、議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。 詳細につきましては、
市民生活部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(松浦正男) 議案第1号 市長の
専決処分事項の承認を求めることについて(大田原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について)ご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたが、この件については、本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うこととなっておりますので、ご了承願います。
△議案第2号の上程、説明、質疑、採決
○議長(
菊池久光) お諮りいたします。 日程第5、議案第2号から日程第7、議案第4号までの人事案件3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会付託及び討論を省略することに決定いたしました。 それでは、日程第5、議案第2号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま上程になりました議案第2号についてご説明申し上げます。 議案第2号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、現在本市の
公平委員会委員であります藤沼孝幸氏が、令和6年3月31日をもってその任期が満了いたしますため、同氏を最適任者と認め、再任したいので、
地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、原案のとおりご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 それでは、採決いたします。 議案第2号について、同意することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第2号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
△議案第3号の上程、説明、質疑、採決
○議長(
菊池久光) 次に、日程第6、議案第3号 大田原市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま上程になりました議案第3号についてご説明申し上げます。 議案第3号 大田原市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、現在本市の
固定資産評価審査委員会委員であります星敏之氏が、令和6年6月15日をもってその任期が満了いたしますため、同氏を最適任者と認め、再任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、原案のとおりご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 それでは、採決いたします。 議案第3号について、同意することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第3号 大田原市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
△議案第4号の上程、説明、質疑、採決
○議長(
菊池久光) 次に、日程第7、議案第4号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま上程になりました議案第4号についてご説明申し上げます。 議案第4号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、現在本市推薦の
人権擁護委員であります清水英夫氏が、令和6年6月30日をもってその任期が満了いたしますため、同氏を最適任者と認め、再任の推薦をしたいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 それでは、採決いたします。 議案第4号について、推薦することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
菊池久光) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第4号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、推薦することに異議なしと決定いたしました。
△議案第5
号~議案第12号の上程、説明
○議長(
菊池久光) 次に、日程第8、議案第5号から議案第12号までの令和6年度
予算議案8件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま一括上程になりました議案第5号から議案第12号までの令和6年度大田原市一般会計のほか予算関係8議案についてご説明申し上げます。 令和6年度の市政運営の骨格となる予算案をはじめとする各議案を提出いたしました。これら市政における重要案件のご審議をいただくに当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、市議会の皆様、並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 私が市政をお預かりしてから今年で3年目を迎えることになります。振り返りますと、1年目は、市民の生活を守るため、
新型コロナウイルス感染症対策や
物価高騰対策に邁進するとともに、コロナ禍での開催は初めてとなりました「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」を競技者、運営者及び市民の皆様の協力の下、無事に開催することができました。 2年目の昨年は、5月に
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行し、市民生活や地域経済がコロナ禍前の状況に、徐々に戻りつつあると感じているところでありますが、円安やロシアによる
ウクライナ侵攻の長期化により、
エネルギー価格や
原材料価格の高騰が継続し、市民生活に与える影響は大きく、国の交付金を活用しながら、生活者や事業者の支援をきめ細かに実施してまいりました。 そのような中、本市を代表するイベントである「
与一まつり」と「
大田原マラソン大会」を4年ぶりに開催することができ、市内外から多くの来場者や参加者が本市を訪れ、大田原市のにぎわいの復活という意味でも、とても印象深い1年であったと感じております。 また、今年の1月7日及び8日には史上初の8冠を達成した将棋の藤井王将に菅井八段が挑んだ、王将戦第1局が本市において開催され、盛り上がりを見せたところであります。 そして、秋には日本将棋連盟が主催する「全国将棋サミット2024」が、本市において開催されることになり、多くの著名な棋士や全国各地の関係自治体の皆様が集うことになり、このような機会に、本市の貴重な観光資源や魅力を積極的にPRし、交流人口を増加させ、地域の活性化を図ってまいります。 さて、令和5年11月に策定した今後5年間の中期財政計画では、近年の経済状況や人口減少の影響により市税をはじめとする自主財源の大幅な増加は見込めず、一方の歳出では、社会福祉費や児童福祉費などの扶助費が右肩上がりに増加することや、公共施設の老朽化の対策に伴う長寿命化事業などにより、歳入から歳出を差し引いた収支が大幅に減少する見通しであります。 私は、市民の生活を守り、産業を発展させ、人口減少を食い止める、そして大田原をもっとよくするという大きなビジョンを実現し、市政運営を将来にわたり持続的に発展させていくためには、安定的な自主財源の確保と基金の蓄えが必要不可欠であると考えており、市民サービスとのバランスを考慮しながら、引き続き、行財政改革に取り組み、財政の安定化を目指してまいります。 これまでも、自主財源確保のため、ふるさと納税寄附金の収入増加を図る施策を積極的に進めてまいりました。具体的には、市内に立地する企業から協力を得て、返礼事業者や返礼品数の拡大を進め、加えて、市内の各商店、各農家の品質の高い品物の販路づくりの支援の一環として、返礼品としての掲載協力を得る取組を推進してまいりました。また、王将戦第1局を開催した際の返礼品の取組のように、新たな試みを積極的に展開し、令和6年度からは、大手ポータルサイトへの新規掲載を行い、本市の幅広い返礼品を全国の寄附者の皆様に知っていただき、地場産業の振興や本市のPRを図るとともに、自主財源の確保を図ってまいります。 一方、歳出を削減することも他の事業の財源を確保する施策として非常に効果的であります。令和6年度からの組織改編で公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に関する事務を執り行う係を新設し、これまで停滞してきた公共施設の統廃合や長寿命化などを推進し、設備に関する維持管理費のみならず、人件費の面でもコストの削減を図ってまいります。 令和6年度の予算編成に当たりましては、昨年12月に提出された財政健全化検証委員会の答申を真摯に受け止めるとともに、先ほども申し上げましたが、財政健全化と市民サービスとのバランスを考慮しつつ、将来にわたって信頼される市政運営を行っていく必要があるため、学校給食費に関わる公費負担の廃止という、大きな決断をしなければなりませんでした。その中にあっても、低所得の子育て世帯については、給食費を含めた就学援助費を拡充し、多子世帯にあっては、第3子の給食費を免除することとし、また、未来を担う子供たちが安全かつ快適に学ぶことができるよう、防犯カメラや空調設備の設置、トイレの洋式化、机・椅子をはじめとした各種備品の更新、学力向上や不登校児童生徒の支援を行う職員の配置など、限られた財源を有効に活用しながら、子供たちの教育環境の充実のための予算編成を行ったところであります。 そして、「市民の生命を守る」取組といたしましては、引き続き、幹線道路への防犯カメラ設置、急傾斜地崩壊対策事業、自主防災組織結成の推進、災害備蓄品の充実を図るなど、防災・減災、防犯事業に取り組むとともに、令和6年4月から帯状疱疹ワクチンの助成を開始することといたします。また、交付金を活用し、通学路の
歩道整備や道路の舗装修繕など、安全で安心なまちづくりを推進してまいります。 次に、「子どもの未来を守る」取組といたしましては、子育て世代包括支援センターを中心に、妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近で相談に応じながら必要な支援につなぐ「伴走型支援」を実施し、妊娠届時と出生届出時に給付金を支給する「経済的支援」を一体的に実施することで切れ目のない支援を行うとともに、国の「子ども未来戦略」に基づき、児童手当の拡充を図ります。また、学童保育館の新築工事、小学校特別教室を利用した学童保育の充実や、子育て世代等のニーズ調査を基に、第3期子ども・子育て支援事業計画を策定し、令和7年度から新たな子ども・子育て支援施策の具現化を目指してまいります。 次に、「まちを盛り上げる」取組といたしましては、「
与一まつり」と「
大田原マラソン大会」など大田原市の魅力を改めて感じ、思い出に残るイベントの開催を引き続き支援し、市民の皆様とともに大田原市全体を盛り上げてまいります。また、子育て世代から高齢者までが安全・安心に利用できる公園整備として、美原公園のプールの跡地利用を含めた一体的な整備を検討してまいります。 また、企業誘致や雇用確保の取組といたしまして、新たな工業団地の候補地を検討するための適地調査を当初予算案に計上させていただきました。今後、栃木県とも連携を図ることができるよう調整を進め、新たな企業の立地を目指してまいります。 次に、「歴史を生かした観光地づくり」の取組といたしましては、令和6年度からは教育委員会より文化振興課の事務を市長部局に移管し、観光と文化を密接に融合させた情報発信の強化を図ってまいります。本市には、日本一美しい古墳と言われ、日本の考古学史上初の学術的発掘調査が行われた下侍塚古墳をはじめとした史跡、那須与一公ゆかりの地であること、「奥の細道」で松尾芭蕉が最も長く逗留したことなど歴史に関する観光資源が数多くあります。このような歴史資源とともに、米や野菜、肉、地酒といった本市の豊かな食に関する資源を効果的にPRし、より一層の観光振興を図るため、観光拠点づくりを具現化するための計画の策定に向けた検討を始めたいと考えております。 最後に、令和6年度は市制施行70周年を迎える節目の年となります。財政健全化に一定の道筋を示し、本市のさらなる飛躍・発展のための新たな出発点とするため、市民の皆様と行政が互いに知恵を出し合い、様々な課題の解決に取り組み、安心して住み続けられるまちづくりを目指してまいりますので、市議会の皆様、並びに市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、市政運営に対する所信といたします。 それでは、議案第5号 令和6年度大田原市一般会計予算についてご説明申し上げます。 令和6年度の一般会計の当初予算額は、低所得者への
物価高騰対策給付金、障害者自立支援給付事業費、児童福祉法施行事務費及び児童手当等の扶助費や、塵芥収集費、各種道路の整備事業費、教育振興費の増加などにより、前年度と比較して14億400万円、4.4%増の329億7,900万円となりました。 歳入につきましては、大宗を占める市税は、法人市民税の伸び悩みや、定額減税に伴う市民税の減少などを勘案し、前年度と比較して4億987万9,000円、3.6%減の108億2,185万7,000円を見込んでおります。 2款の地方譲与税から10款の地方特例交付金につきましては、国税、県税として集められた税の地方への配分でありますが、本年度の歳入の状況や、国の地方財政計画を参考に見込んだところであります。 11款の地方交付税は、前年度と比較して3億5,000万円、5.7%増の64億5,000万1,000円を計上いたしました。増額の主な要因は、普通交付税でありまして、国の地方財政計画を参考に基準財政需要額は増加し、市税の減少により基準財政収入額は減少すると見込んでいるためであります。 15款の国庫支出金は、前年度と比較して6億3,133万5,000円、12.8%増の55億6,955万2,000円を見込んでおります。 16款の県支出金につきましては、前年度と比較して3,818万9,000円、1.4%増の27億4,355万8,000円を計上いたしました。 19款の繰入金は、前年度と比較して1億5,854万4,000円、36.9%増の5億8,870万円を計上いたしました。主な繰入れは、基金からの繰入金であり、財政調整基金から3億308万2,000円、減債基金から8,379万6,000円、公共施設整備等基金から7,792万1,000円、森林環境譲与税基金から5,874万8,000円、スクラム基金及びスポーツ文化振興基金から各2,000万円などであります。 増額の主な要因は、財源不足に伴う財政調整基金からの繰入金の増加や令和3年度及び令和5年度に措置された普通交付税の臨時財政対策債償還基金費を原資として積み立てた減債基金から、その一部を臨時財政対策債の償還に充てるために繰入金を計上したためであります。 22款の市債は、前年度と比較して1億7,130万円、15.2%増の12億9,880万円を計上いたしました。増額の要因は、公共施設除却事業や、地方創生道整備推進交付金事業、放課後児童クラブ整備事業等に関わる地方債を計上したためであります。 次に、歳出における重点事業につきまして、大田原市総合計画「おおたわら国造りプラン」の基本構想に基づく基本政策の6項目に沿ってご説明申し上げます。 最初に、政策1の「豊かな自然と調和する、安らぎある快適な環境のまちづくり」につきましては、プラスチックを取り巻く様々な環境問題に対応していくため、容器包装プラスチックの収集運搬及び中間処理を実施し、循環型社会の取組を推進してまいります。また、国の交付金を活用して市道の道路改良や舗装修繕、市営住宅及び橋梁の補修工事を実施してまいります。 政策2の「歴史や伝統文化を継承し、豊かな心を育むまちづくり」につきましては、情報技術の急速な進展やグローバル化など、目まぐるしく変化する社会情勢の中、子供たちの未来を見据え、必要な知識や能力を確実に身につけることができるICT授業の推進と、学校支援員や教科指導助手などの配置により、学力の向上、不登校児童生徒の支援、外国語の習得など、きめ細かな教育支援体制を整えてまいります。 また、令和6年度は、設置済みの小学校を除く全ての小学校に防犯カメラを設置するほか、特別教室への空調設置やトイレの洋式化など、財政事情により先送りされていた学校施設の環境改善に積極的に取り組んでまいります。 なお、学校給食費につきましては、物価高騰禍における子育て世帯の経済的負担を軽減するため、賄い材料費の高騰分は保護者負担を求めず、引き続き公費負担をすることとし、低所得の子育て世帯については、準要保護に関わる認定基準を拡大し、給食費を含めた就学援助費を拡充いたします。さらに、多子世帯への支援として、小中学校のお子さんが3人以上いる家庭に対しては、3人目以降の給食費を無償化することといたします。 政策3の「次代につなぐ賑わいを創生する、魅力と活力あふれる産業のまちづくり」につきましては、県の補助金を活用して農業次世代人材投資事業や新規就農者育成総合対策事業、農業用機械や施設の導入を支援する農地利用効率化等支援事業などにより、農業者を支援してまいります。農業の基盤整備につきましては、引き続き荒井町島、下深田、中田原、練貫地区の県営圃場整備事業を実施するとともに、令和6年度からは新たに倉骨地区の県営圃場整備事業に着手してまいります。 また、本市を代表するイベントである「
与一まつり」や各地で開催される各種祭りへの支援を行い、郷土愛を育むとともに、地域の活性化を図ってまいります。令和6年度からは教育委員会より文化振興課の事務を市長部局に移管いたしますので、情報発信の強化や観光資源のブラッシュアップを行い、本市の自然環境やすばらしい歴史・文化等の観光資源を生かした観光地づくりをより一層推進してまいります。 政策4の「いたわり、支えあい、全ての市民が健康で安心して暮らせる心のかよったまちづくり」につきましては、令和6年度から、50歳以上の市民を対象に帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を開始いたします。 また、こども医療費の現物給付方式による医療費助成や、妊産婦などへの医療費助成により、子育て世帯への経済的支援を図ってまいります。 さらに、国の「こども未来戦略」に基づき、令和6年10月分の児童手当から、所得制限の撤廃、高校生年代までの支給期間の延長、多子加算の拡充を行うとともに、妊娠期から出産・子育てまで一貫した伴走型相談支援や、妊娠届出時及び出生届出後にそれぞれ5万円の支援金を支給し、少子化対策及び子ども政策を推進してまいります。 政策5の「市民にひらかれた安全で安心な明るい地域をともにつくるまちづくり」につきましては、防犯カメラを増設し、地域防犯力を強化してまいります。 また、地域の防災の要となる自主防災組織の結成の推進や防災士養成講座などを引き続き実施するとともに、消防団の装備品やポンプ車等の計画的な更新を行い、地域防災力の強化を図ってまいります。 政策6の「情報化と広域連携を進め、効率的・効果的な行財政運営のまちづくり」につきましては、返礼品やポータルサイトの拡充を図ることにより、ふるさと納税寄附金額の増額を目指すとともに、ふるさと納税の入り口となる6つのポータルサイトを活用し、財源の確保と本市の魅力を発信してまいります。 また、子育て世帯の本市への移住を促進するため、「大田原市移住・定住交流サロン」による本市の魅力発信や相談・支援を行い、移住、定住を促進してまいります。 市制施行70周年記念事業では、これまで市政の礎を築いていただいた先人の方々の偉業に敬意を表するとともに、記念事業を実施し、70周年という節目の年を市民の皆様とともに祝い、さらなる結束を図ってまいります。 以上が、一般会計当初予算案に計上した主要な施策であります。 国は、地方財政計画において、地方の安定的な財政運営に必要な地方交付税等の一般財源総額について、令和5年度の水準を上回る額を確保するとしており、本市におきましても、歳入の大宗を占める市税につきましても、市内の近況や動向を可能な限り把握し、その他の歳入につきましても、実績や地方財政計画を考慮し見積りを行った結果、一般財源総額は増額する見込みであります。 今後も、将来にわたる持続可能な財政基盤を確立するため、財政健全化と市民サービスとのバランスを考慮するとともに、積極的に行財政改革を推進し、経常経費の抑制はもとより、全ての事務事業の見直しに努め、費用対効果の高い政策執行に努めてまいります。また、社会情勢や市民ニーズを的確に捉え、市民の皆様の負託に応えられるよう、誠心誠意、全力で市政運営に取り組んでまいります。 次に、議案第6号 令和6年度大田原市国民健康保険事業費特別会計予算についてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は76億6,600万円で、前年度と比較して1億2,400万円、1.6%の減となっております。 歳入につきましては、国民健康保険税は、被保険者数の減少などの影響から減収を見込み、前年度と比較して7%の減となります、12億9,361万4,000円を計上しております。また、県支出金は、前年度と比較して0.4%の増となります、58億1,202万7,000円を計上しております。 歳出につきましては、保険給付費として、前年度と比較して0.1%の減となります、56億3,895万9,000円を計上しております。また、国民健康保険事業費納付金は、前年度と比較して6.4%の減となります、17億5,431万9,000円を計上しております。 次に、議案第7号 令和6年度大田原市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は73億7,650万円で、前年度と比較して1,650万円、0.2%の増となっております。 歳入につきましては、第1号被保険者保険料、保険給付に伴う支払基金交付金及び国県支出金を計上するとともに、一般会計からの繰入金は前年度と比較して0.3%減となります、11億9,453万円を計上しております。 歳出につきましては、保険給付費として、前年度と比較して1.9%の減となります、66億647万2,000円を計上しております。 また、地域支援事業費は、前年度と比較して6.0%の減となります、3億2,493万円を計上しております。 次に、議案第8号 令和6年度大田原市子育て支援券特別会計予算についてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は1,768万2,000円でありまして、子育て支援券につきましては、換金事業のみとなっております。 歳入につきましては、子育て支援券換金手数料を計上するとともに、一般会計から基金積立繰入金として15万5,000円を、事務費繰入金として7万1,000円を計上しております。 歳出につきましては、子育て支援券換金事業費には、一般管理費として6,000円を計上するとともに、子育て支援券換金交付金として、過年度からの未換金繰越金として1,730万円を計上しております。子育て支援基金積立金には、換金費の2%相当分等の31万円を計上しております。 次に、議案第9号 令和6年度大田原市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は9億6,140万円で、前年度と比較して1億5,010万円、18.5%の増となっております。 歳入につきましては、保険料は前年度と比較して18.9%の増の7億4,540万9,000円を計上しております。 歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度と比較して18%増の9億4,723万4,000円で、歳出予算に占める割合は98.5%であります。 次に、議案第10号 令和6年度大田原市須賀川財産区特別会計予算についてご説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は5,670万円でありまして、前年度と比較して5,540万円と大幅な増となっております。 歳入につきましては、主に財産収入となり、5,612万1,000円を計上しております。 歳出につきましては、管理会費に35万2,000円、財産費に4,814万6,000円、基金積立金に800万1,000円を計上しております。 次に、議案第11号 令和6年度大田原市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。本会計予算は、水道事業の経営に要する経費並びに水道事業施設整備基本計画事業や配水設備工事など建設改良に要する経費を計上いたしました。 まず、収益的収入の予定額は16億8,500万円でありまして、前年度と比較して400万円、0.2%の増としております。給水収益は13億9,465万円で、人口減少を見込み、前年度と比較して0.1%の減としております。 収益的支出の予定額は15億7,000万円でありまして、前年度と比較して2,200万円、1.4%の減としております。 資本的収入の予定額は2億2,900万円でありまして、前年度と比較して1,900万円、9.0%の増としております。これは、建設改良費に充てる企業債の増加によるものであります。 資本的支出の予定額は7億9,600万円でありまして、前年度と比較して9,700万円、10.9%の減としております。これは、建設改良費及び企業債償還金が減少したためであります。 資本的収支差額は5億6,700万円不足しておりますが、これは減価償却費等の現金支出を伴わない費用等で留保された資金を補填するものであります。 次に、議案第12号 令和6年度大田原市下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。本会計予算は、公共下水道事業、農業集落排水事業及び公共設置型浄化槽事業の経営に要する経費を計上するとともに、公共下水道事業認可区域内の管渠整備等に要する経費並びに企業債償還金等を計上いたしました。 まず、収益的収入の予定額は19億6,700万円で、前年度と比較して1,700万円、0.9%の増となっております。下水道使用料収入は、前年度とほぼ同額を見込み、7億4,690万円としております。 収益的支出の予定額は19億2,500万円でありまして、前年度と比較して5,800万円、3.1%の増となっております。これは、北那須流域下水道維持管理負担金の増加などによるものであります。 資本的収入の予定額は4億8,100万円でありまして、前年度と比較して6,200万円、11.4%の減となっております。これは、建設改良工事に充てる企業債及び国庫補助金の減少によるものであります。 資本的支出の予定額は11億9,400万円でありまして、前年度と比較して4,200万円、3.4%の減となっております。これは、北那須浄化センターの施設改良に伴う建設負担金の減少によるものであります。 資本的収支差額は7億1,300万円が不足となっておりますが、これは減価償却費等の現金支出を伴わない費用等で留保された資金で補填するものであります。 以上、令和6年度予算関係8議案についてご説明申し上げましたが、詳細につきましてはそれぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 暫時休憩いたします。 午前11時11分 休憩 午前11時20分 再開
○議長(
菊池久光) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き執行部の説明を求めます。
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 議案第5号 令和6年度大田原市一般会計予算についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 暫時休憩いたします。 午後 零時02分 休憩 午後 1時10分 再開
○議長(
菊池久光) 会議を再開いたします。 3番、深澤正夫議員から午後の会議を欠席する旨届出がありましたので、報告いたします。 それでは、休憩前に引き続き執行部の説明を求めます。
市民生活部長。
◎
市民生活部長(松浦正男) 議案第6号 令和6年度大田原市国民健康保険事業費特別会計予算についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(益子敦子) 私からは、議案第7号 令和6年度大田原市介護保険特別会計予算についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 産業振興部長。
◎産業振興部長(藤田友弘) 議案第8号 令和6年度大田原市子育て支援券特別会計予算についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(松浦正男) 議案第9号 令和6年度大田原市後期高齢者医療特別会計予算について説明いたします。 (以下細部説明)
◎
市民生活部長(松浦正男) 次に、議案第10号 令和6年度大田原市須賀川財産区特別会計予算についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 水道局長。
◎水道局長(五月女真) 私からは、議案第11号 令和6年度大田原市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
◎水道局長(五月女真) 続きまして、議案第12号 令和6年度大田原市下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたが、これらの件については、本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第13
号~議案第25号の上程、説明
○議長(
菊池久光) 次に、日程第9、議案第13号から議案第25号までの条例の一部改正議案13件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま一括上程になりました議案第13号から議案第25号までの条例の一部改正13議案についてご説明申し上げます。 議案第13号 大田原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第14号 大田原市附属機関設置条例及び大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、附属機関の新設及び所管する執行機関の変更をするとともに、特別職非常勤職員の職名等を新設するため、関係部分を改正するものであります。 議案第15号 大田原市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
地方自治法の一部改正に伴い、令和6年度から会計年度任用職員に対して勤勉手当を支給するため、関係部分を改正するものであります。 議案第16号 大田原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
地方自治法の一部改正に伴い、令和6年度から会計年度任用職員に対して勤勉手当を支給するに当たり、育児休業をしている会計年度任用職員の勤勉手当の算定期間を一般職の職員と同等の取扱いとするため、関係部分を改正するものであります。 議案第17号 大田原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、手当の支給対象となる業務を追加し、業務の実態や特殊性に応じたものとするため、関係部分を改正するものであります。 議案第18号 大田原市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第19号 大田原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、国の放課後児童健全育成事業実施要綱の一部改正に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第20号 大田原市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定については、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、関係する4つの条例の関係部分を改正するものであります。 議案第21号 大田原市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、大田原市高齢者福祉計画・介護保険事業計画「あんしんプラン」第9期の策定に合わせ、第1号被保険者の介護保険料の額などを見直すため、関係部分を改正するものであります。 議案第22号 大田原市自家用有償バス設置条例の一部を改正する条例の制定については、当該条例で定める休日に土曜日を加えることにより、運休日を確保し、市営バスの運転者不足に対応するため、関係部分を改正するものであります。 議案第23号 大田原市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定については、道路法施行令の一部改正に伴い、本市が管理する道路の占用料を国道に準じた金額に改定するため、関係部分を改正するものであります。 議案第24号 大田原市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例の制定については、大田原市道路占用料条例の一部改正に合わせ、法定外公共物の使用料を改定するため、関係部分を改正するものであります。 議案第25号 大田原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定については、建築基準法の一部改正により、省エネ施設の設置に関する手数料が新設されたこと及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部が改正され、法律の名称が変更されることに伴い、関係部分を改正するものであります。 詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 総合政策部長。
◎総合政策部長(磯雅史) それでは、議案第13号 大田原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 暫時休憩いたします。 午後 2時11分 休憩 午後 2時20分 再開
○議長(
菊池久光) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き執行部の説明を求めます。
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 議案第14号 大田原市附属機関設置条例及び大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
◎
経営管理部長(益子和弘) 続きまして、議案第15号 大田原市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
◎
経営管理部長(益子和弘) 続きまして、議案第16号 大田原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎
経営管理部長(益子和弘) 続きまして、議案第17号 大田原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(益子敦子) 議案第18号 大田原市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎保健福祉部長(益子敦子) 次に、議案第19号 大田原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
◎保健福祉部長(益子敦子) 次に、議案第20号 大田原市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
◎保健福祉部長(益子敦子) 次に、議案第21号 大田原市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(松浦正男) 議案第22号 大田原市自家用有償バス設置条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 建設部長。
◎建設部長(塚原三郎) 議案第23号 大田原市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(塚原三郎) 続きまして、議案第24号 大田原市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(塚原三郎) 続きまして、議案第25号 大田原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第26号、議案第27号の上程、説明
○議長(
菊池久光) 次に、日程第10、議案第26号及び議案第27号の条例廃止議案2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま一括上程になりました議案第26号及び議案第27号の条例の廃止2議案についてご説明申し上げます。 議案第26号 大田原市大学誘致基金条例を廃止する条例の制定については、大学等の高等教育機関の誘致に伴う大田原市大学誘致基金の具体的な活用が見込めないことから同基金を廃止するため、条例を廃止するものであります。 議案第27号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例の制定については、今後新たに対象となる懲戒処分や債務が発生することがないことから、条例を廃止するものであります。 詳細につきましては、総合政策部長及び
経営管理部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光) 総合政策部長。
◎総合政策部長(磯雅史) 議案第26号 大田原市大学誘致基金条例を廃止する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 続きまして、議案第27号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第28
号~議案第30号の上程、説明
○議長(
菊池久光) 次に、日程第11、議案第28号から議案第30号までの令和5年度
補正予算議案3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
相馬憲一市長。 (市長
相馬憲一登壇)
◎市長(
相馬憲一) ただいま一括上程になりました議案第28号から議案第30号までの令和5年度補正予算に関する3議案についてご説明申し上げます。 議案第28号 令和5年度大田原市一般会計補正予算(第8号)については、歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債の補正でありまして、公共施設整備等基金などへの積立てに要する経費や新型コロナウイルスワクチン接種に係る予防接種救済給付金など、特に緊急を要する経費について補正措置を講じることといたしました。 この結果、補正額は15億1,599万円の増額となり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ358億2,542万円とするものであります。 次に、補正予算の大要についてご説明申し上げます。総務費については、後年度の財政需要に備えるため、財政調整基金、公共施設整備等基金及び減債基金への積立金を計上するとともに、国県支出金精算還付金などについて補正措置を講じるものであります。 民生費については、低所得者への
物価高騰対策給付金を支給するために必要となる給付金システムの改修に要する経費や障害者相談支援事業業務委託に係る過年度消費税分等の補償金などについて補正措置を講じるものであります。 衛生費については、新型コロナワクチン接種による健康被害の認定を受けた方に対して、予防接種健康被害救済給付金を給付する経費について補正措置を講じるものであります。 農林水産業費については、親園農村環境改善センター和室のエアコン交換工事に要する経費について補正措置を講じるものであります。 土木費については、道路維持費、社会資本整備総合交付金事業費及び橋りょう維持費について、事業費の確定等に伴い、減額措置を講じるものであります。 教育費については、私立幼稚園の一時預かり事業補助金等に要する経費や大田原信用金庫からの寄附金を活用し、図書を購入するための経費について補正措置を講じるものであります。 これらの歳出に対する財源につきましては、地方交付税、国県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充てるものであります。 繰越明許費については、園芸振興事業費、社会資本整備総合交付金事業費、小中学校施設整備事業費など23の事業について、今年度中に事業が完了する見込みがないため、事業の一部を翌年度に繰り越すものであります。 地方債の補正については、社会資本整備総合交付金事業債ほか2事業は、歳出予算の補正に伴い減額し、臨時財政対策債は、発行額の確定に伴い減額するものであります。 議案第29号 令和5年度大田原市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)については、一般被保険者療養給付費等に医療費の増加が見込まれるため、所要額を追加計上するとともに、諸支出金に前年度の県支出金の精算還付金の精算に伴う戻入分について、補正措置を講じることといたしました。 この結果、補正額は2億7,043万5,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ80億6,263万5,000円とするものであります。 議案第30号 令和5年度大田原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、栃木県後期高齢者医療広域連合への納付金に不足が生じることから補正措置を講じることといたしました。 この結果、補正額は400万円の増額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,530万円とするものであります。 詳細につきましては、
経営管理部長及び
市民生活部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
菊池久光)
経営管理部長。
◎
経営管理部長(益子和弘) 議案第28号 令和5年度大田原市一般会計補正予算(第8号)についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(松浦正男) 議案第29号 令和5年度大田原市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎
市民生活部長(松浦正男) 次に、議案第30号 令和5年度大田原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
菊池久光) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△陳情第1号の上程、
委員会付託