大田原市議会 > 2020-06-17 >
06月17日-05号

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  1. 大田原市議会 2020-06-17
    06月17日-05号


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    最終取得日: 2023-06-07
    令和 2年  6月定例会(第3回)          令和2年第3回大田原市議会定例会(第5号)議 事 日 程 (第5号)                             開 議 令和2年6月17日 午前10時日程第 1 議案第69号の委員長報告質疑討論採決日程第 2 議案第70号の委員長報告質疑討論採決日程第 3 議案第71号~議案第75号の委員長報告質疑討論採決日程第 4 陳情第1号の委員長報告質疑討論採決日程第 5 陳情第2号の委員長報告質疑討論採決追加日程第1 議員案第2号の上程、質疑討論採決6月17日(水曜日) 出 席 議 員(21名)     1番   伊  賀     純          2番   秋  山  幸  子     3番   鈴  木     隆          4番   斎  藤  光  浩     5番   大  塚  正  義          6番   菊  地  英  樹     7番   新  巻  満  雄          8番   前  田  則  隆     9番   深  澤  正  夫         10番   櫻  井  潤 一 郎    11番        雅  人         12番   滝  田  一  郎    13番   大豆生田  春  美         14番   中  川  雅  之    15番   高  瀨  重  嗣         16番   菊  池  久  光    17番   君  島  孝  明         18番   前  野  良  三    19番   引  地  達  雄         20番   高  崎  和  夫    21番   小  林  正  勝 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市     長  津 久 井  富  雄      副  市  長  永  山     林 副  市  長  藤  原  和  美      教  育  長  植  竹  福  二 総 合 政策部長  斎  藤  達  朗      財 務 部 長  高  橋  一  成 保 健 福祉部長  村  越  雄  二      市 民 生活部長  植  竹     剛 産 業 振興部長  礒     一  彦      建 設 水道部長  加  藤  雅  彦 教 育 部 長  大  森  忠  夫      会 計 管 理 者  齋  藤  雅  徳 監 査 委 員 兼  藤  田  い づ み      黒 羽 支 所 長  藤  田  昌  子 選挙管理委員会 事 務 局 長 政 策 推進課長  磯     雅  史      財 政 課 長  益  子  和   健政策課長  齋  藤  一  美      国 保 年金課長  藤  沼  誓  子 農 政 課 長  高  林     晋      道 路 課 長  薄  井  一  重 水 道 課 長  佐  藤  敏  明      教 育 総務課長  高  野  浩  行 総 務 課 長  渡  邉  和  栄      農 業 委 員 会  長 谷 川     淳                          事 務 局 長 本会議に出席した事務局職員 事 務 局 長  櫻  岡  賢  治      課     長  宇 津 野     豊 主     幹  藤  田  一  之      主     査  植  竹     広 主     査  岡  村  憲  昭 △開議の宣告                午前10時00分 開議議長前野良三) ただいま出席している議員は21名であり、定足数に達しております。  これから本日の会議を開きます。  説明のため出席を求めた者は、1ページの名簿のとおりであります。  議会書記も第1日と同じであります。 △議事日程報告議長前野良三) 本日の議事日程は、22ページの令和2年第3回大田原市議会定例会議事日程第5号のとおりであります。 △議案第69号の委員長報告質疑討論採決議長前野良三) それでは、日程に従い議事に入ります。  日程第1、議案第69号 大田原新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定についてを議題といたします。  この件については、民生文教常任委員会に付託された議案でありますが、審査が終わり、議長報告書提出されております。委員会審査報告書のとおりであります。  民生文教常任委員長審査結果の報告を求めます。  13番、大豆生田春美議員。               (民生文教常任委員長 大豆生田春美登壇) ◎民生文教常任委員長大豆生田春美) 民生文教常任委員会審査結果についてご報告いたします。  去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました条例制定議案1件について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。  議案第69号 大田原新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定については、市民や事業者等からの寄附金基金に積み立て、新型コロナウイルス感染症の予防、市民生活の支援及び地域経済対策に関する施策の推進に必要となる財源に充てるため、新たに条例制定するものであります。  当局からの説明を受けた後の審査で、委員からは、寄附受入れ期間をどうやって示すのかとの質疑に対し、条例制定後、ホームページや市広報、よいちメール等でお知らせをしていきたいとの答弁がありました。  また、寄附を頂いた方に対し、税法上の優遇措置が取られるので、確定申告の際控除を受けてくださいとの連絡をしていただきたいとの意見がありました。  これらを慎重に審査した結果、条例制定について必要性を認め、全員異議なく原案を可とすることに決しました。  以上、ご報告いたします。  令和2年6月17日、民生文教常任委員長大豆生田春美。 ○議長前野良三) 委員長報告に対する質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論通告はありません。  それでは、電子採決システムにより採決いたします。  議案第69号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第69号 大田原新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定については、原案のとおり可決されました。 △議案第70号の委員長報告質疑討論採決議長前野良三) 次に、日程第2、議案第70号 大田原工場立地法に基づく準則を定める条例制定についてを議題といたします。  この件については、建設産業常任委員会に付託された議案でありますが、審査が終わり、議長報告書提出されております。委員会審査報告書のとおりであります。  建設産業常任委員長審査結果の報告を求めます。  10番、櫻井潤一郎議員。               (建設産業常任委員長 櫻井潤一郎登壇) ◎建設産業常任委員長櫻井潤一郎) 去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました議案について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。  議案第70号 大田原工場立地法に基づく準則を定める条例制定については、工場立地法規定により、特定工場における緑地面積等敷地面積に対する割合に関し、本市独自の基準を定めるため条例制定するもので、平成24年4月1日施行の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第2次地方分権一括法)により、工場立地法に関して緩和できる緑地面積等に係る地域準則条例制定制限が全ての市に移譲されたことに伴う条例制定であり、議会の議決を求めるものであります。  当局からの説明の後、委員からは近隣の市町の状況はどうかとの質疑があり、バランスを考慮してほぼ同じような率で設定したとの回答がありました。  慎重に審査した結果、委員全員がその必要性を認め、全員異議なく原案を可とすることに決しました。  以上、報告いたします。  令和2年6月17日、建設産業常任委員会委員長櫻井潤一郎。 ○議長前野良三) 委員長報告に対する質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論通告はありません。  それでは、電子採決システムにより採決いたします。  議案第70号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第70号 大田原工場立地法に基づく準則を定める条例制定については、原案のとおり可決されました。 △議案第71号~議案第75号の委員長報告質疑討論採決議長前野良三) 次に、日程第3、議案第71号から議案第75号までの条例の一部改正議案5件を一括議題といたします。  これらの件については、それぞれ所管の常任委員会に付託された議案でありますが、審査が終わり、議長報告書提出されております。委員会審査報告書のとおりであります。順次審査結果の報告を求めます。  初めに、総務常任委員長報告を求めます。  15番、高瀨重嗣議員。               (総務常任委員長 高瀨重嗣登壇) ◎総務常任委員長(高瀨重嗣) 総務常任委員会に付託されました案件について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。  議案第71号 大田原固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、条文中法律の名称及び同法の条文新設に伴う条ずれ箇所を改めるため、関係箇所改正するものです。  委員からは、改正に伴い、今後情報技術を活用するための機器等の導入の予定に関する質疑や、導入した場合の国庫補助金交付金等財源に関する質疑がありましたが、執行部から、直接この改正によって導入するものはなく、国庫補助金交付金等に関しては、今後情報の収集、活用に努めるとの説明がありました。  慎重に審査した結果、条例制定についてその必要性を認め、全員異議なく原案を可とすることに決しました。  以上、報告いたします。  令和2年6月17日、総務常任委員会委員長、高瀨重嗣
    議長前野良三) 次に、建設産業常任委員長報告を求めます。  10番、櫻井潤一郎議員。               (建設産業常任委員長 櫻井潤一郎登壇) ◎建設産業常任委員長櫻井潤一郎) 去る6月10日の本会議において当委員会に付託されました議案について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。  議案第72号 大田原市道駅那須与一の郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、平成29年度に駐車場を整備し、施設の利便性が向上していることから、次期指定管理者による管理運営に合わせて農産物加工販売所農産物直売所農村レストランに係る使用料を変更するため、関係部分改正するもので、現指定管理者への指定期間令和3年3月末をもって満了するため、本年度次期指定管理者を募集する予定であり、当局からの説明の後、委員から、使用料金額設定の根拠についての質疑があり、駐車場として整備した事業費減価償却50年で割った年額を増加分としてもともとの使用料に案分して決定したとの回答が、利用者に対する影響についての質疑に対しては、お客さんにとっては利便性がよくなっており、指定管理者の売上げにもつながっており、次期指定管理者を募集するに当たり、料金の値上げの影響はないと思っているとの回答が、産直会と市と指定管理者との関連についての質疑に対しては、新たに募集する際には、仕様書募集要項を作成するので、農産物の割合を定めて利用するよう記載をするが、利用率指定はしない。出品や会計システムが、運営を変更する場合には利用率が変更になるかもしれないが、今のところは要望は来ていない。新たな指定管理者が変更したいということであれば、産直会と協議するので、悪影響がいきなり来るということはないとの回答が、減価償却の50年の規定についての質疑に対しては、構築物耐用年数表の中で50年が最長なので、それで設定したとの回答がありました。  次に、議案第73号 大田原交流促進センター若杉山荘設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、次期指定管理者の募集において多様な事業者を広く募集したいので、指定管理者の裁量の範囲を拡大することに伴い使用料を変更するため、関係部分改正するもので、指定管理者への指定期間令和3年3月末をもって満了するため、本年度次期指定管理者を募集する予定であり、当局からの説明の後、委員からは、値上げの理由について質疑があり、消費税5%から8%、8%から10%へ上がったときに改定していなかった消費税分と、運営上幅があったほうがいいということと、料理の種類を増やしてアップするという3要件を見て改定したとの回答がありました。  次に、議案第74号 大田原空家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、空き家等対策のため平成26年9月に本条例制定し、空き家等適正管理について専門的な知見を持つ委員で構成する大田原空家等審議会を市長の附属機関として設置いたしました。また、市は当審議会に個々の空き家等の状況及び対応方針について諮問し、空き家等対策を進めてまいりましたが、平成27年2月に空家等対策推進に関する特別措置法空家法)が施行され、その基本方針において、空き家等対策計画の策定などの役割を市が担うことが位置づけられることとなりました。こうしたことから、今後空家法に定める空き家等対策計画の策定など、空き家等対策に必要な事項を空家等審議会に諮問するため関係部分改正するものであり、当局からの説明の後、委員からは質疑はありませんでした。  次に、議案第75号 大田原特別職職員等非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、大田原空家等審議会報酬の額の変更に伴い、関係部分改正するものであり、当局からの説明の後、委員からは質疑はありませんでした。  以上、4議案を慎重に審査した結果、委員全員がその必要性を認め、全員異議なく原案を可とすることに決しました。  以上、ご報告いたします。  令和2年6月17日、建設産業常任委員会委員長櫻井潤一郎。 ○議長前野良三) 委員長報告に対する質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論通告はありません。  それでは、順次電子採決システムにより採決いたします。  初めに、議案第71号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第71号 大田原固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第72号 大田原市道駅那須与一の郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第73号 大田原交流促進センター若杉山荘設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第74号 大田原空家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号について、委員長報告のとおり原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第75号 大田原特別職職員等非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 △陳情第1号の委員長報告質疑討論採決議長前野良三) 次に、日程第4、陳情第1号についてを議題といたします。  この件については、総務常任委員会に付託された案件でありますが、審査が終わり、議長報告書提出されております。委員会審査報告書のとおりであります。  総務常任委員長審査結果の報告を求めます。  15番、高瀨重嗣議員。               (総務常任委員長 高瀨重嗣登壇) ◎総務常任委員長(高瀨重嗣) 総務常任委員会に付託されました案件について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。  安保破棄栃木実行委員会・栃木県平和委員会木塚孟氏から提出のありました陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書につきましては、全国知事会米軍基地負担に関する提言が提起する米軍機による低空飛行訓練等について十分な配慮をすること、日米地位協定を抜本的に見直し、国内法米軍にも適用させることや、事件・事故時の円滑な立入り保障などを明記することを求める意見書提出を求めるものです。  陳情内容説明陳述人による意見陳述が行われた後、委員からは、県内の他自治体の採択状況の確認、陳情への同意意見、外交に関することなので、国において審議されるべきであるとの意見がありました。  採決の結果、陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書については、賛成多数で不採択とすることに決定いたしました。  以上、報告いたします。  令和2年6月17日、総務常任委員会委員長、高瀨重嗣。 ○議長前野良三) 委員長報告に対する質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論通告がありますので、これを許します。  最初に、2番、秋山幸子議員の発言を許します。  2番、秋山幸子議員。               (2番 秋山幸子登壇) ◆2番(秋山幸子) 2番、日本共産党秋山幸子でございます。陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書につきまして、原案賛成立場討論を行います。  東京羽田空港に進入する航空機は、東海沖から房総半島を旋回して着陸し、離陸も東京湾で高度を上げてから西向きに飛行するというルートを取らなければなりません。ここにも日米地位協定横田基地航空機管制業務の空域が存在しているからです。また、私たちの上空にも、横田基地から青森県三沢に向かう米軍輸送機オスプレイが、飛行ルートの開示や事前説明なしに栃木県の上空を飛行した目撃証言もあります。  沖縄県では、米軍駐留を受け入れているヨーロッパ4か国の地位協定軍用実態他国地域協定調査報告書をまとめ、公表しました。それによると、他国では米軍に自国の法律や規則を適用して自国の主張を確立させているのに対し、日米地位協定の下で国内法が原則適用されない日本とは大きな違いが報告されています。  そうした調査結果を踏まえ、全国知事会米軍基地負担に関する提言を日米両政府に提出いたしました。全国知事会全会一致採択し、提言している日米地位協定抜本的見直し早期実現を国に求める意見書提出は、大田原市としても採択すべきと考え、本陳情に賛同を求め、討論といたします。 ○議長前野良三) 次に、19番、引地達雄議員の発言を許します。  19番、引地達雄議員。               (19番 引地達雄登壇) ◆19番(引地達雄) 陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書については、私からは原案反対する立場から討論を行います。  総務常任委員会といたしましては、陳情の趣旨は認められるものの、日米地位協定抜本的見直しを求める内容は外交問題の要素が強いため、地方議会での審査にはなじまないものと考え、本会議での賛同は控えるべきであるとの立場から、陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書については、委員長報告のとおり不採択とすることに賛同し、原案に対しての反対討論といたします。 ○議長前野良三) 討論が終わりましたので、電子採決システムにより採決いたします。  陳情第1号について、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、陳情第1号 日本政府及び国会に対し、「日米地位協定抜本的見直しを求める」よう意見書提出を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。 △陳情第2号の委員長報告質疑討論採決議長前野良三) 次に、日程第5、陳情第2号についてを議題といたします。  この件については、建設産業常任委員会に付託された案件でありますが、審査が終わり、議長報告書提出されております。委員会審査報告書のとおりであります。  建設産業常任委員長審査結果の報告を求めます。  10番、櫻井潤一郎議員。               (建設産業常任委員長 櫻井潤一郎登壇) ◎建設産業常任委員長櫻井潤一郎) 去る6月8日の本会議において当委員会に付託されました陳情第2号について、6月15日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。  陳情第2号 種苗法の改定を中止する意見書提出を求める陳情書については、国会で審議が予定されている種苗法の改定について、地域農業や農家、消費者の権利を守り、安定した農作物、食料を確保する観点から、農家の権利を制限する改定を中止することを国に求めるものであります。  委員からは、改正案が可決されると種苗の民間事業者への委託が進み、結果として海外の民間事業者に今まで培ってきた知見やノウハウが漏れてしまうのではないか、農家の方が心配している許諾料の問題が解決されていない、育成者の権利を守るためにも改正案に賛成する、種子の海外流出は農家にとってマイナスで、指定品種を保護する法改正が必要だ、その改正により違法な海外持ち出しの差止めや損害賠償請求が可能となり、知的財産権の保護にもつながる、許諾が必要となるが、開発者が栽培地域を指定できることで海外への不正持ち出しを防ぐことができる、海外流出を防ぎ、高品質の作物を作って優れたブランド品、新品種を輸出することにより、日本の生産者にとっては大きなプラスになる、陳情書には多額の許諾料を払わなくてはならなくなり大変だと書いてあるが、負担は少ない、高い品質のよい作物を生産するという思いが見えない等活発な意見が交わされました後、起立採決の結果、不採択多数により、陳情第2号については不採択とすることに決しました。  以上、ご報告いたします。  令和2年6月17日、建設産業常任委員会委員長櫻井潤一郎。 ○議長前野良三) 委員長報告に対する質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論通告がありますので、これを許します。  最初に、2番、秋山幸子議員の発言を許します。  2番、秋山幸子議員。               (2番 秋山幸子登壇) ◆2番(秋山幸子) 2番、日本共産党秋山幸子でございます。討論通告に従い、陳情第2号 種苗法の改定を中止する意見書提出を求める陳情書について、原案賛成立場討論を行います。  今国会提出された種苗法の改定法案は、日本の優良な品種の海外流出を防止することが農林水産省の主な目的とされていますが、今回の改定案では登録品種の自家増殖のためには、農家は種苗の購入と開発者、育成者への許諾料が必要になり、農家にとっては大きなコスト増になります。農林水産省は、種苗法改定後も一般品種については自家増殖ができると説明していますが、1978年の種苗法成立当時は、自家増殖禁止の植物は接ぎ木など繁殖しやすい菊やバラなどの観賞樹に限られていました。1998年に自家増殖に育成者の許諾対象品目は23種に、2006年までには82種になり、2018年には387種、2020年には396種となりました。今後も指定品目が増え、食卓に上る野菜も対象になるとされています。  2018年に成立した農業競争力強化支援法第8条4項では、都道府県が有する種苗の生産に関する知見を民間事業者へ提供することを義務づけています。政府は、民間事業者は国内の企業だけではないと答弁していることからも、日本の開発した品種の海外登録は可能ですが、カナダで1998年に菜種を栽培している農家がモンサントに無断でモンサントの品種を使用したと訴えられました。隣接する畑で栽培していたモンサント社の遺伝子組換え菜種から花粉が飛び、交雑したことに気づかず栽培していたのです。この場合でもモンサントは裁判に勝っています。  伝統作物や栃木県名産のイチゴなどは、自家増殖で成り立っています。日本中でその土地に合った作物が自家増殖で多種多様な食文化が広がっています。現在、新型コロナウイルス感染対策に追われるとき、国会での成立が見送りになった今だからこそ、種苗法改正を中止する意見書提出を求める陳情に賛同を求めて討論といたします。 ○議長前野良三) 次に、21番、小林正勝議員の発言を許します。  21番、小林正勝議員。               (21番 小林正勝登壇) ◆21番(小林正勝) 陳情第2号 種苗法の改定を中止する意見書提出を求める陳情書について、私からは原案に対する反対立場から討論を行います。  建設産業常任委員会といたしましては、著作権のように作った人の権利を保護することは大切であり、新品種の海外流出は農家にとってマイナスの影響が大きく、日本の農家が高品質の農作物を作って日本から優れた新品種のブランド品を輸出することは、これからの日本のために大きなプラスになっていくことから、新品種を保護するための種苗法改正が必要であるとの立場から、陳情第2号 種苗法の改定を中止する意見書提出を求める陳情書については、委員長報告のとおり不採択とすることに賛同し、原案に対しての反対討論といたします。 ○議長前野良三) 討論が終わりましたので、電子採決システムにより採決いたします。  陳情第2号について、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、陳情第2号 種苗法の改定を中止する意見書提出を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。 △日程の追加 ○議長前野良三) お諮りいたします。  本日、君島孝明議員から、決められた賛成者とともに議員案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」と言う人あり) ○議長前野良三) ご異議なしと認めます。  よって、これを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  追加日程及び議員案は、タブレットのとおりであります。 △議員案第2号の上程、質疑討論採決議長前野良三) 追加日程第1、議員案第2号を議題といたします。  議員案を朗読させます。  局長。               (議員案朗読) ○議長前野良三) お諮りいたします。  この件については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」と言う人あり) ○議長前野良三) ご異議なしと認めます。  よって、提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  質疑を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。  討論を行います。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) 討論はないようでありますので、討論を終わります。  それでは、電子採決システムにより採決いたします。  議員案第2号について、原案賛成する議員賛成ボタンを、反対する議員反対ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。               (「なし」と言う人あり) ○議長前野良三) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議員案第2号 大田原市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 △閉会の宣告 ○議長前野良三) 以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  これをもちまして、令和2年第3回大田原市議会定例会を閉会といたします。               午前10時40分 閉会...