真岡市議会 > 2020-09-17 >
09月17日-03号

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  1. 真岡市議会 2020-09-17
    09月17日-03号


    取得元: 真岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    令和 2年  9月 定例会(第5回)        令和2年              真岡市議会定例会会議録 (第3号)         第 5 回                        議 事 日 程 (第3号)                          開 議 令和2年9月17日 午前10時日程第1 議案第84号から議案第96号まで                        日程第2 議案第97号及び議案第98号                          日程第3 議案第99号                                  日程第4 議員案第3号                                  日程第5 議員案第4号                                  日程第6 議員の派遣について                               本日の会議に付した事件議案第84号 真岡市庁舎会議室の使用に関する条例の制定について              議案第85号 真岡市印鑑条例の一部改正について                      議案第86号 災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について              議案第87号 真岡市休日夜間急患診療所の設置及び管理条例の一部改正について        議案第88号 真岡市少年指導センター設置条例の一部改正について              議案第89号 真岡市総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正について        議案第90号 真岡市地域体育館の設置、管理及び使用条例の一部改正について         議案第91号 工事請負契約について                            議案第92号 市有財産減額貸付について                         議案第93号 令和元年度真岡水道事業会計処分利益剰余金の処分について         議案第94号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第12号)                議案第95号 令和2年度真岡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)     議案第96号 令和2年度真岡下水道事業会計補正予算(第1号)              議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の       認定について                                議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について               議案第99号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第13号)                議員案第3号 真岡市議会会議規則の一部改正について                    議員案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確       保を求める意見書                              議員の派遣について                                    9月17日(木曜日) 出 席 議 員 (21名)     1番  麦 倉 竹 明     2番  大 貫 聖 子     3番  池 上 正 美     4番  服 部 正一郎     5番  日下田 喜 義     6番  鶴 見 和 弘     7番  櫛 毛 隆 行     8番  大 瀧 和 弘     9番  渡 邉   隆    10番  栁 田 尚 宏    11番  藤 田 勝 美    12番  久保田   武    13番  佐々木 重 信    14番  春 山 則 子    15番  柴     惠    16番  七 海 朱 美    17番  野 沢   達    18番  星 野   守    19番  荒 川 洋 子    20番  中 村 和 彦    21番  飯 塚   正 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名  市     長  石 坂 真 一  副  市  長  嶋 田   寛  教  育  長  田 上 富 男  総 務 部 長  加 藤 敦 美  市 民 生活部長  野 澤 伸 一  健 康 福祉部長  石 田   誠  兼福祉事務所長           産 業 部 長 兼  滝 田   真  いちごサミット  推 進 室 長  事 務 取 扱  建 設 部 長  皆 川   聡  併上下水道部長  会 計 管 理 者  上 野 公 男  兼 会 計 課 長    事 務 取 扱           教 育 次 長  石 﨑 慎太郎  秘 書 室 長  小 池 利 史  総 合 政策課長  古 澤 博 之  兼プロジェクト  推 進 室 長  総 務 課 長  長谷川 佳 孝  財 政 課 長  水 沼 保 彦  兼 新 庁舎建設  準 備 室 長  監 査 委 員  谷 口 栄 治  事 務 局 長  併 選 挙 管 理  委 員 会書記長  併 公 平委員会  書  記  長  代 表 監査委員  塚 田 浩 史 本会議に出席した事務局職員  事 務 局 長  吉 住 忠 明  議 事 課 長  藤 田 主 計  兼 庶 務 係 長           議  事  課  水 沼 明 美  議 事 調査係長           書     記  水 楢 宏 幸 △開議の宣告           午前10時00分 開議 ○大瀧和弘議長 議員各位には、常任委員会決算審査特別委員会にわたりまして活発な議論、そして慎重な審議をいただき、決算議会である第5回定例会最終日を迎えました。皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。  ただいまの出席議員数は21名であります。  これより本日の会議を開きます。  直ちに会議に入ります。 △議案第84号~議案第96号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○大瀧和弘議長 これより日程に入ります。  日程第1、議案第84号から議案第96号まで、以上13案を一括議題といたします。  順次委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員会日下田喜義委員長。          (日下田喜義総務常任委員会委員長登壇) ◎日下田喜義総務常任委員会委員長 皆様方、おはようございます。総務常任委員会に付託になりました議案第84号 真岡市庁舎会議室の使用に関する条例の制定について、議案第85号 真岡市印鑑条例の一部改正について、議案第92号 市有財産減額貸付について、議案第94号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第12号)、以上4案につきまして、本委員会の審査の経過及び結果をご報告いたします。  これら審査に当たりましては、担当部課長等に詳しく説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、簡単ではありますが、当委員会の報告といたします。 ○大瀧和弘議長 次に、民生文教常任委員会池上正美委員長。          (池上正美民生文教常任委員会委員長登壇) ◎池上正美民生文教常任委員会委員長 おはようございます。民生文教常任委員会に付託になりました議案第86号 災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について、議案第87号 真岡市休日夜間急患診療所の設置及び管理条例の一部改正について、議案第88号 真岡市少年指導センター設置条例の一部改正について、議案第89号 真岡市総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正について、議案第90号 真岡市地域体育館の設置、管理及び使用条例の一部改正について、議案第95号 令和2年度真岡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)、以上6案につきましては、本委員会の審査の経過及び結果をご報告いたします。  これらの審査に当たりましては、担当部課長等に詳しく説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、簡単でありますが、本委員会の報告といたします。 ○大瀧和弘議長 次に、産業建設常任委員会服部正一郎委員長。          (服部正一郎産業建設常任委員会委員長登壇) ◎服部正一郎産業建設常任委員会委員長 おはようございます。産業建設常任委員会に付託になりました議案第91号 工事請負契約について、議案第93号 令和元年度真岡水道事業会計処分利益剰余金の処分について、議案第96号 令和2年度真岡下水道事業会計補正予算(第1号)、本3案につきまして、本委員会の審査の結果をご報告いたします。  本3案の審査に当たりましては、担当部課長等に詳しく説明を求め、慎重に審査いたしました結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、簡単ではありますが、本委員会の審査結果の報告といたします。 ○大瀧和弘議長 以上で各委員長の報告は終了いたしました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  別に質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 質疑なしと認めます。  本13案に対する討論の通告はありません。  よって、直ちに採決いたします。  議案第84号 真岡市庁舎会議室の使用に関する条例の制定について、議案第85号 真岡市印鑑条例の一部改正について、議案第86号 災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について、議案第87号 真岡市休日夜間急患診療所の設置及び管理条例の一部改正について、議案第88号 真岡市少年指導センター設置条例の一部改正について、議案第89号 真岡市総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正について、議案第90号 真岡市地域体育館の設置、管理及び使用条例の一部改正について、以上7案は一括して起立により採決いたします。  本7案に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。本7案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本7案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第91号 工事請負契約について、本案は起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第92号 市有財産減額貸付について、本案は起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第93号 令和元年度真岡水道事業会計処分利益剰余金の処分について、本案は起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第94号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第12号)、議案第95号 令和2年度真岡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)、議案第96号 令和2年度真岡下水道事業会計補正予算(第1号)、以上3案は一括して起立により採決いたします。  本3案に対する各委員長の報告は、いずれも原案を可とするものであります。本3案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本3案は委員長報告のとおり可決されました。 △議案第97号、議案第98号の討論、採決 ○大瀧和弘議長 日程第2、議案第97号及び議案第98号、以上2案を一括議題といたします。  決算審査特別委員会は全員で構成し、かつ審査を行った関係上、委員長報告並びに委員長報告に対する質疑は省略いたします。  なお、決算審査特別委員会委員長の報告は、お手元に配付いたしました審査報告書のとおりであります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  21番、飯塚正議員。          (21番 飯塚 正議員登壇) ◆21番(飯塚正議員) 日本共産党飯塚正です。私は、今定例会に提出されました議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定について、議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定についての2議案に対し、反対の立場からの討論を行うものであります。  本題に入る前に触れておきますが、今後の真岡市政に影響を及ぼす自民党菅新総裁が昨日の臨時国会で首相に選出され、菅内閣が発足しました。菅氏は、安倍晋三前首相の官房長官として7年8か月以上、安倍政治を支えてきました。その菅氏は、安倍政治を全面的に継承し、推進する立場を鮮明にしています。例えば安倍前首相の経済政策アベノミクスは、経済を再生するどころか、貧困と格差を拡大したというのに、菅氏は引き継いでいくと明言しています。暮らし破壊の反省はありません。消費税税率引上げも将来は否定しないと増税まで示唆しました。安倍前首相の下での2回にわたる消費税増税が国民の消費を落ち込ませ、日本経済を不況のどん底に突き落としていることへの痛みを全く感じないのか。菅政治危険性を浮き彫りにしています。  また、菅氏は、安倍前首相が固執している改憲についても取り組むと断言しました。憲法9条に自衛隊を明記する改憲案を掲げる主張は、安倍前首相と変わりはありません。国民多数が改憲を望まないことを無視するものであります。  さらに、菅氏が官房長官と兼務の沖縄基地負担軽減担当相の名で推進した沖縄、辺野古での米軍新基地建設についても進めていくと全く姿勢を改めようとしません。沖縄県民と国民の多くが反対しているのに、その声に耳を貸さないのは重大です。民意に逆らう菅氏の立場をはっきり示したのは、安倍政権下で連続した森友学園加計学園、桜を見る会など、一連の疑惑の解明への否定的な態度です。一連の疑惑では、公文書の廃棄や改ざんが大問題になりましたが、菅氏は二度と起こしてはならないと、全く人ごとのようです。官邸官僚らの関与も指摘されている疑惑では、官房長官としての菅氏自身の責任も問われています。居直りは許されません。  総裁選中に行われた共同通信の世論調査では、アベノミクスを見直すべきだが58.9%、安倍前首相の改憲姿勢を引き継ぐ必要はないが57.9%でした。国民の願いは、安倍政治の継続でなく転換であります。  以上、冒頭に述べておいて本題に入ります。  石坂市長市政運営や事業、施策に対しては、8ないし9割は賛成しているところであります。全面的に賛成できるものではありません。  それでは、主なものの反対の理由を述べてまいります。まずは一般会計です。総務費において、自衛官募集事務事業を行っている点であります。7名の青年が入隊しましたが、国の委任事務を理由に進めているものの、安保法制の下、自衛官が生命の安全を100%保障されることはありません。安倍前首相の改憲を引き継いだ菅新内閣の姿勢は危険であります。このことを見れば、行政が重大な手助けを図っていると言わざるを得ません。  2つ目は、マイナンバーカードの推進を図っている点であります。利便性を宣伝していますが、個人情報保護法の侵害や犯罪につながるおそれがあるからであり、国の言いなりで推進すべきではありません。  民生費においては、高齢者福祉事業の後退のままです。平成30年度から敬老会開催事業ミニデイホーム事業井頭温泉招待事業高齢者対象年齢を70歳から75歳に引き上げている点であります。昨年も対象年齢を外された方から不満の声が上がっており、元の70歳に戻すべきであります。  2つ目は、子育て支援事業の一つであるこども医療費無料化は中学3年生までとなっておりますが、高校3年生までの無償化拡充に対して前向きな姿勢が見られない点であります。  衛生費において、可燃ごみ有料化、つまり指定ごみ袋有料化を続けている点であります。エコステーションが建設された前は無料であり、市民負担はありませんでした。市民は、税金を納めていますので、無料化するよう求めておきます。  商工費において、工業振興対策として企業誘致の促進を図るための補助金事業を行っている点であります。企業は、利潤追求を求めて進出してくるのであって、あえて優遇策を図る必要はありません。見直しを求めておきます。  土木費において、市道整備、特に農村部における生活道路の整備は依然として区からの要望に対応し切れていない点であります。予算の増額を求めておきます。  教育費において、奨学資金貸付事業についてです。全国では、完全に返済ができないで借金となって苦しんでいる問題が広がっており、真岡市も14名が病気やリストラなどで返済できずにいる状況です。私の一般質問で取り上げているように、給付型制度にするよう強く求めておきます。  また、子育て支援の一つとして、小中学校給食費無料化を図るべきであります。若い父母の負担軽減を図る上で、待ったなしの課題であります。  次に、特別会計に入りますが、国民健康保険会計において、保険税が払いたくても払い切れない高い保険税となっている点であります。保険税は8回に分けて納付しますが、年度内に納め切れない金額、つまり未済額は6億3,522万9,000円になっています。令和元年度から保険税の算定の中で資産割が廃止されたが、人頭割は残されたままで、協会けんぽのように収入に応じた算出で人頭割、特に子供に課する保険税はなくすべきであります。  次に、介護保険会計において。これも保険料国保税と同様に重く課税されている点であります。未済額が3,338万4,000円となっております。  次に、公共下水道農業集落排水事業、そして水道事業会計において、これら共通して使用料金消費税上乗せをしている点であります。令和元年度は10月から消費税率が8%から10%へと引き上げられました。文字どおり市民生活に重くのしかかっている状況であり、上乗せはやめるべきであります。  以上で、私の討論といたします。ご清聴ありがとうございました。
    大瀧和弘議長 17番、野沢達議員。          (17番 野沢 達議員登壇) ◆17番(野沢達議員) おはようございます。もおか令和会の野沢でございます。私は、さきに通告をいたしましたとおり、議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定について並びに議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について、もおか令和会を代表いたしまして、賛成の立場から討論を行うものでございます。しばらくの間、ご清聴賜りますようお願いを申し上げます。  それでは、早速でございますが、真岡市が将来にわたって発展を遂げていくための明確なビジョンであります第11次市勢発展長期計画増補版の5つのプロジェクトについて申し上げてまいりたいと思います。  まず、こどもの元気な成長プロジェクトでありますが、県内トップレベルの学力を身につけるための学習支援として、真岡市総合学力調査を実施し、児童生徒一人一人の学習状況等を把握、分析し、きめ細やかな学習指導体制の構築に取り組まれております。あわせて、英語並びに漢字検定受検者に対し、検定料の支援を行うことで学習意欲の向上に努められております。情報教育推進事業につきましては、小中学校のICTを活用した学校教育の推進を目指して、国のICT環境整備計画に基づき、タブレット端末の増設を図り、電子黒板と組み合わせることで、効果的に活用した授業を実践するなど、情報教育の推進が図られていることに対し、私は高く評価するものであります。  次に、若い世代・子育て応援プロジェクトについてでありますが、若者が魅力を感じ、ファミリー世帯が住みやすいと思うまちの実現に向け、合同就職面接会の開催など、UIJターンでの雇用の促進や地元就労の拡大に取り組まれますとともに、第3次真岡市男女共同参画社会づくり計画に基づき、男女共同参画の推進に努められ、女性が社会に参加しやすい環境づくりに取り組まれております。  また、まちなか子育て支援事業といたしましては、真岡駅の旧情報センターを改修し、親子で気軽に遊べる屋内遊具施設として、真岡駅子ども広場を整備することで、子育て世代へのサービス提供や交流の場を促進するなど、子育て支援の充実を推進されていることに対し、これまた高く評価するものでございます。  次に、いつまでも安心な暮らし実現プロジェクトについてでありますが、高齢者や障がいのある人にも優しい、安心して暮らせるまちづくりを進めるため、芳賀赤十字病院運営支援が行われますとともに、同病院の敷地内に整備された真岡市休日夜間急患診療所において、市民が休日や夜間の急病に対しても安心して受診ができるよう、市民の立場に立った運営が図られております。  また、高齢者免許返納支援事業についてでありますが、運転免許証を自主返納した高齢者に対して、地域の足として利用されておりますいちごバスいちごタクシーの1年間の無料乗車を無期限とすることで、交通手段の支援の充実に取り組まれていることに対し、高く評価するものであります。  次に、とちぎをリードする産業プロジェクトについてであります。東京圏を意識した戦略的な園芸農業の推進や魅力ある産業の創出を図り、若い世代を呼び込む取組としてイチゴや野菜などの新規導入生産規模を拡大する農家に対して、施設整備などの支援を行うとともに、農産物の多収化及び高品質化に向けて、生産者同士が情報の共有化を図るためのICT機器導入費用の支援に取り組まれております。  また、今年3月に開催予定であった全国いちごサミットinもおかについては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、残念ながら延期を余儀なくされました。そして、先日の実行委員会においては、さらなる延期が決定されたと発表されました。しかし、栃木県、全農、県内主要JA関係団体など、オール栃木体制で開催に向けて準備を進めてきたこと、また主要産地への参加呼びかけや熱意あふれるPR活動を市長自ら実施してきたことに対し、私は高く評価するとともに、敬意を表するものであります。  最後となりますが、まちの活力再生魅力創出プロジェクトについてであります。これは、若い世代が魅力を感じ、担い手となって未来を共に描いていけるような新たな真岡の元気を創出する取組であります。中心市街地のリノベーションの推進については、人口減少少子高齢化などの社会情勢の変化に対応した将来に持続可能なまちづくりを図るため、土地利用に関する現地調査地域組織との検討会議が開催されるなど、地域と一体となった推進が図られております。また、新庁舎の建設に併せ、まちのにぎわいの創出と魅力の向上を図るため、新庁舎周辺整備事業が推進され、複合交流拠点施設の整備に向け、最適な事業手法の検討や基本計画の策定を実施するなど、事業の推進が図られております。また、スポーツによるもおか創生の推進については、競技者の育成やスポーツイベント、大会などの開催に向けて、総合運動公園南ブロック実施設計雨水排水路、調整池の整備など、野球場や運動広場の整備のための準備が計画的に推進されております。  以上、令和元年度の決算につきまして、私見を交えながら、事業の成果の主なものについて申し述べてまいりましたが、各施策とも適正かつ効率的に執行されているものであります。一方では、今後も少子高齢化、高度情報化などの社会情勢の急激な変化や複雑、多様化する市民の行政需要に的確に対処していかなければなりません。いまだに猛威を振るっております新型コロナウイルス感染症においては、予断を許さない状況にあり、市民の安全、安心な生活を確保するため、迅速な対応が求められます。  石坂市長には、市政運営の最高責任者として、確固たる信念と責任感を持って最善の意思決定を行い、「だれもが“わくわく”するまちづくり」の実現を目指し、本市のなお一層の発展のためにご尽力されますようお願いを申し上げますとともに、今月23日に開庁となります新庁舎での市政運営におかれましても、市民の目線に立った事業の取組と新庁舎同様、縦と横の糸が織りなす真岡木綿のように、市民に愛される、選ばれるまちもおかの実現を強く強く願うものでございます。  最後になりましたが、市長をはじめ、全職員の各分野でのご努力に対し、心より感謝を申し上げますとともに、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。長らくのご清聴誠にありがとうございました。(拍手) ○大瀧和弘議長 13番、佐々木重信議員。          (13番 佐々木重信議員登壇) ◆13番(佐々木重信議員) 自由民主市民の会の佐々木でございます。さて、今議会に提出された議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定についてでありますが、一般会計決算の一部につき賛成することができませんので、ここに反対討論をいたすのであります。すなわち一般会計決算のうち、議会費、議会事務費及び総務費一般管理費、秘書事務費としての支出で、市民死去の折、その都度、告別式に弔電同様、披露されるよう、記述された弔詞が喪主に渡され、参列者の前でお披露目されていることは、公職選挙法第143条に抵触されておるのでありまして、弔詞の印刷製本代は少額の支出とはいえ、極めて重い公費の支出になるのであります。特に弔詞が公費によって作成され、市民課職員によって手渡しされている行為は、公選法に触れるおそれが濃厚でありますので、市長としての肩書だけに是正するとかまたは控えるべきであると3月議会及び6月議会で一般質問いたして注意し、諭してまいったところであります。なおかつ3月議会の予算の審議においては、反対討論まで行って諭してまいりました。  以上、真摯な訴えのいきさつがあったのであります。公職選挙法第143条第16項によりますと、「公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)の政治活動のために使用される当該公職の候補者などの氏名又は当該の公職の候補者等の氏名が類推されるような事項を表示する文書図画及び第199条の5第1項に規定する後援団体の政治活動のために使用される当該後援団体の名称を表示する文書図画で、次に掲げるもの以外のものを掲示する行為は、第1項の禁止行為に該当するものとみなす」との規定があります。ゆえにこの条項に触れ、公職選挙法に抵触するのであります。  したがって、前述のごとく何度か諭し、忠告してまいりましたが、是正または控える気配がないようですので、大変恐縮ですが、やむを得ず告発が受理されて、市長職喪失もあり得ますが、こと鑑みまして、市民のために公平、公正に取り組んでまいる覚悟でございます。  よって、公金を使っての公職選挙法に触れるおそれのある弔詞印刷製本費の決算が上程されている今令和元年度真岡一般会計決算の認定については、断じて反対の思いで申し述べる次第であります。  以上です。 ○大瀧和弘議長 20番、中村和彦議員。          (20番 中村和彦議員登壇) ◆20番(中村和彦議員) 皆さん、おはようございます。議席番号20番、中村和彦でございます。私は、さきの通告のとおり、議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定について並びに議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について、会派もおか新時代を代表して、賛成の立場から討論を行います。  まず歳入ですが、一般会計、各特別会計水道事業会計のいずれを見ましても、その大半の部分で収入未済額、不納欠損額の部分が前年度と比べて減少し、収納率が改善されていることが見てとれます。これは、納税課をはじめ、職員の方々の財源確保に対する高い意識を示しているものであります。  一方、歳出においては、前の年度の決算審査において、各議員から不用額の多さなどが指摘された節で改善が図られた跡も随所に見られ、これは石坂市長以下全職員がより効率的な予算編成及び執行に努められた表れであり、高く評価されるべきものと考えます。  先ほど野沢議員もおっしゃっておられましたが、議員各位におかれましては、決算認定にご賛同賜りますよう、私からも強くお願いを申し上げる次第です。  なお、今定例会において、私どもの会派の池上議員が行った代表質問でも指摘をさせていただいたところでありますが、今後新型コロナウイルス感染症の影響による景気の落ち込み、ひいては税収の減少ということも懸念されている状況であります。そうした中で、多様化する行政ニーズに対応していかなければならないわけでありまして、執行部におかれましては、なお一層のご精励をお願いいたします。  次に、各常任委員会決算審査特別委員会での議論を通じて感じた今後の課題について指摘をさせていただきます。それは、一くくりに申しますと、真岡市にとって未来に向けての投資に当たる部分について、より活用を図っていただきたいということです。まず、5款労働費の中のとちぎWORKWORK移住・就職促進事業費、6款農林水産業費の中の親元就農支援事業費補助金のように、若い世代が真岡市に住み、働くためにある事業費が残念ながら当初の予算額に比べて十分に使われていないということが挙げられます。今後制度の見直しなど、より活用が図られやすい環境づくりをご検討いただきたいと思います。  また、不用額が多かったわけではないものの、未来に向けての投資ということでいいますと、2款総務費の中の移住促進事業費、6款商工費の中のまちなか新設出店にぎわい創出支援事業費やもおかフィルムコミッション運営補助金、8款土木費空き家バンク事業費などについては、さらに積極的な活用が図られていい分野であるということも申し上げておきたいと思います。  また、これらの事業費につきましては、これまで度々議会において、私を含め、様々な議員が指摘をしてまいりましたが、事業そのものの内容はもちろんでありますが、PRの在り方ということについても検討が必要であると考える次第です。特に先ほど触れました空き家バンク事業費で、固定資産税の納税通知書に印刷物を同封することにより、実績が上向いてきたという事実一つを見ましても、改めてPRの重要性、行政の施策は市民に知られてこそ価値が生まれるということを強く感じた今回の決算審査でありました。  そして、未来に向けての投資ということで最後に申し上げますのは、2款総務費の人材育成費についてです。市職員の各種研修費については、前年度に比べて活用が図られ、幾分の改善が見られてはおりますが、地方分権が進展している中にあって、自治体は国や県に頼るのではなく、自らの責任と創意工夫によって、まちづくりを進めていくことが求められております。そのために欠かせないのは、人材の育成であり、今後もさらなる改善と充実化を要望したいと思います。  以上、令和元年度の決算について、私見を交えて申し述べてまいりました。  さて、今定例会は、この議場で行われる最後の定例議会ということになります。私自身にとりましても、この議場は18年間にわたって歴代の執行部や議会の先輩、同僚の皆様と議論を交わし、鍛えられ、育てていただいた場所です。今この演台に立っておりますと、様々なことが思い出され、一抹の寂しささえ感じますが、新しい議場に移りましてからもこれまでと変わることなく、執行部との適切な緊張感を持って、市政の課題に真摯に向き合ってまいりたいと考えております。あわせて、新しい時代にふさわしい議会制度づくりについても微力ではありますが、会派所属議員一同、力を尽くしてまいることをここにお誓いしながら、私の賛成討論を終了させていただきます。  長らくのご清聴誠にありがとうございました。(拍手) ○大瀧和弘議長 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 討論はないものと認めます。  よって、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定について、本件は起立により採決いたします。  本件を委員長の審査報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立多数。  よって、本案は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について、本案は起立により採決いたします。  本案を委員長の審査報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立多数。  よって、本案は委員長報告のとおり認定することに決しました。 △議案第99号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○大瀧和弘議長 日程第3、議案第99号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  石坂市長。          (石坂真一市長登壇) ◎石坂真一市長 ただいま上程になりました議案につきましてご説明を申し上げます。議案第99号 令和2年度真岡一般会計補正予算についてであります。  別冊13となっております補正予算書の1ページを御覧ください。歳入歳出それぞれ7,181万9,000円を追加し、予算総額を452億1,056万3,000円とするものであります。  それでは、歳出からご説明を申し上げますので、12及び13ページを御覧ください。総務費は6,000万円の追加であります。これは、徴税費において過誤納還付金を補正するものであります。  14及び15ページを御覧ください。商工費は1,181万9,000円の追加であります。これは商工費において、真岡商工会議所設備改修事業費補助金を補正するものであります。  続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、前に戻りまして10及び11ページを御覧ください。繰越金は、前年度繰越金を補正するものであります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○大瀧和弘議長 以上で提案者の説明は終了いたしました。  これより本案に対する質疑を行いますが、ただいまのところ通告はありません。  別に質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。議案第99号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第13号)、本案は会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略し、採決することに決しました。  本案に対する討論の通告はありません。  よって、直ちに採決いたします。  議案第99号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第13号)、本案は起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議員案第3号の上程、質疑、討論、採決 ○大瀧和弘議長 日程第4、議員案第3号を議題といたします。  既にお手元に配付になっておりますとおり、櫛毛隆行議員外3名からその案が提出されております。  この際、印刷物の朗読は省略いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により提案者の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は提案者の説明を省略することに決しました。  これより本案に対する質疑を行います。別に質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略し、採決することに決しました。  本案に対する討論の通告はありません。  よって、直ちに採決いたします。  議員案第3号 真岡市議会会議規則の一部改正について、本案は起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議員案第4号の上程、質疑、討論、採決 ○大瀧和弘議長 日程第5、議員案第4号を議題といたします。  既にお手元に配付になっておりますとおり、柴惠議員外4名からその案が提出されております。  この際、印刷物の朗読は省略いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により提案者の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は提案者の説明を省略することに決しました。  これより本案に対する質疑を行います。別に質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略し、採決することに決しました。  本案に対する討論の通告はありません。  よって、直ちに採決いたします。  議員案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書、本案は起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          (賛成者起立) ○大瀧和弘議長 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の関係機関への提出方法につきましては、議長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 △議員の派遣について ○大瀧和弘議長 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第157条の規定に基づき、お手元に配付のとおり議員を派遣することにし、日程等に変更が生じた場合は議長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 △閉会中の継続審査の申出 ○大瀧和弘議長 次に、議会運営委員会委員長から、委員会において審査中の事件について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 △閉会の宣告 ○大瀧和弘議長 以上で今期定例会に付議されました事件は全部議了いたしました。  ここで閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。これまで様々な議論を交わしてきた本議場もいよいよ本日、歴史の幕を閉じることとなりました。昭和、平成、令和と、まさに激動の時代、歴史を刻んできましたが、今後は新たな庁舎に舞台を移し、来週23日にスタートを切ることになります。新議場においても本市発展のために、さらに議論を重ねられていくことを願っております。今日まで様々な思いの詰まった伝統ある本議場に感謝の意を表し、閉会のご挨拶をいたします。  これをもって令和2年第5回真岡市議会定例会を閉会いたします。          午前10時56分 閉会...