真岡市議会 > 2020-08-24 >
08月24日-01号

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  1. 真岡市議会 2020-08-24
    08月24日-01号


    取得元: 真岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    令和 2年  9月 定例会(第5回)        令和2年              真岡市議会定例会会議録 (第1号)         第 5 回                        議 事 日 程 (第1号)                           開 議 令和2年8月24日 午前10時日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第81号から議案第98号まで及び報告第7号から報告第10号まで本日の会議に付した事件議案第81号 市長の専決処分事項の承認について                      議案第82号 識見を有する者から選任する監査委員の選任につき同意を求めることについて   議案第83号 真岡教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて          議案第84号 真岡市庁舎会議室の使用に関する条例の制定について              議案第85号 真岡印鑑条例の一部改正について                      議案第86号 災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について              議案第87号 真岡市休日夜間急患診療所の設置及び管理条例の一部改正について        議案第88号 真岡少年指導センター設置条例の一部改正について              議案第89号 真岡総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正について        議案第90号 真岡地域体育館の設置、管理及び使用条例の一部改正について         議案第91号 工事請負契約について                            議案第92号 市有財産減額貸付について                         議案第93号 令和元年度真岡水道事業会計処分利益剰余金の処分について         議案第94号 令和2年度真岡一般会計補正予算(第12号)                議案第95号 令和2年度真岡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)     議案第96号 令和2年度真岡下水道事業会計補正予算(第1号)              議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の       認定について                                議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について               報告第 7号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率報告について           報告第 8号 令和元年度もおか鬼怒公園開発株式会社事業報告及び決算書の提出について    報告第 9号 令和元年度真岡土地開発公社事業報告及び決算書の提出について        報告第10号 令和元年度公益財団法人真岡農業公社事業報告及び決算書の提出について    8月24日(月曜日) 出 席 議 員 (21名)     1番  麦 倉 竹 明     2番  大 貫 聖 子     3番  池 上 正 美     4番  服 部 正一郎     5番  日下田 喜 義     6番  鶴 見 和      7番  櫛 毛 隆 行     8番  大 瀧 和      9番  渡 邉   隆    10番  栁 田 尚 宏    11番  藤 田 勝 美    12番  久保田   武    13番  佐々木 重 信    14番  春 山 則 子    15番  柴     惠    16番  七 海 朱 美    17番  野 沢   達    18番   野   守    19番  荒 川 洋 子    20番  中 村 和 彦    21番  飯 塚   正 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名  市     長  石 坂 真 一  副  市  長  嶋 田   寛  教  育  長  田 上 富 男  総 務 部 長  加 藤 敦 美  市 民 生活部長  野 澤 伸 一  健 康 福祉部長  石 田   誠  兼福祉事務所長           産 業 部 長 兼  滝 田   真  いちごサミット  推 進 室 長  事 務 取 扱  建 設 部 長  皆 川   聡  併上下水道部長  会 計 管 理 者  上 野 公 男  兼 会 計 課 長    事 務 取 扱    教 育 次 長  石 﨑 慎太郎  秘 書 室 長  小 池 利 史  総 合 政策課長  古 澤 博 之  兼プロジェクト  推 進 室 長  総 務 課 長  長谷川 佳 孝  財 政 課 長  水 沼 保 彦  兼 新 庁舎建設  準 備 室 長  代 表 監査委員  塚 田 浩 史  監 査 委 員  谷 口 栄 治  事 務 局 長  併 選 挙 管 理  委 員 会書記長  併 公 平委員会  書  記  長 本会議に出席した事務局職員  事 務 局 長  吉 住 忠 明  議 事 課 長  藤 田 主 計  兼 庶 務 係 長           議  事  課  水 沼 明 美  議 事 調査係長           書     記  水 楢 宏 幸 △議長の挨拶 ○大瀧和弘議長 皆さん、おはようございます。令和2年第5回真岡市議会定例会は、ここに開会される運びとなりました。今定例会は、令和元年度の決算を審議する議会であります。また、来月には新庁舎が開庁されるために、本議場で開かれる最後の定例会でございます。議員各位におかれましては、慎重な審議と建設的で活発な議論をお願いいたしますとともに、円滑な議会運営に特段のご協力をお願いいたしまして挨拶といたします。 △開会及び開議の宣告           午前10時00分 開会 ○大瀧和弘議長 ただいまの出席議員数は21名であります。  これより令和2年第5回真岡市議会定例会を開会いたします。  直ちに会議に入ります。 △議会運営委員会委員長報告大瀧和弘議長 日程に入る前に、議会運営委員会委員長報告を求めます。  櫛毛隆行委員長。          (櫛毛隆行議会運営委員会委員長登壇) ◎櫛毛隆行議会運営委員会委員長 皆さん、おはようございます。  第5回市議会定例会の運営につきまして、本委員会の協議決定いたしました事項をご報告いたします。その内容につきましては、お手元に配付いたしました報告書によって、既にご了解をいただけたことと存じますが、若干の説明を加えまして、ご賛同をお願い申し上げます。  まず、会期でありますが、会期は本日から9月17日までの25日間と決定いたしました。その内容は8月24日、すなわち本日は提出されました全議案等を一括上程いたしまして、提案理由の説明を聞くのみといたします。  次に、8月31日は、全議案等に対する質疑及び一般質問を行うことにいたしました。発言通告者は6名でありました。質疑及び一般質問が終了しましたならば、即決案件は即決し、付託案件はそれぞれ所管の委員会に付託するものであります。  各常任委員会の日割りでありますが、3日と4日は民生文教常任委員会、7日と8日は産業建設常任委員会、9日と10日は総務常任委員会をそれぞれ開催するものであります。  15日は、決算審査特別委員会を開くことにいたしました。  17日の最終日において、各常任委員会委員長並び決算審査特別委員会委員長報告を求め、討論の後、採決して閉会するものであります。  以上が会期の内容であります。  次に、議事日程でありますが、これは既にお手元に配付になっているとおりであります。  次に、議案の取扱い及び審議の方法について申し上げます。提出されました18議案のうち、議案第81号から議案第83号までの3議案につきましては、質疑の段階で十分なるご審議をいただき、質疑及び一般質問終了後、即決すべきものと決しました。次に、議案第84号から議案第96号までの13議案につきましては、報告書に記載のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託するものであります。また、議案第97号及び議案第98号の決算審査の方法についてでありますが、本日上程いたしまして説明を求め、その後監査委員から審査結果の報告を求めるものであります。次に、質疑及び一般質問終了後、全員で構成する決算審査特別委員会を設置いたしまして、これに付託するものであります。決算審査特別委員会の正副委員長の互選につきましては、設置した当日の本会議終了後、直ちに行うものであります。また、決算審査特別委員会は、その付託案件を各常任委員会の所管に応じて審査を依託するものであります。各常任委員会の審査が終了しましたならば、15日に決算審査特別委員会を開きまして、各常任委員会から審査結果の報告を求め、その後全員で総括的に審査をするものであります。総括審査の結果につきましては、最終日の本会議において、決算審査特別委員会委員長報告するわけでありますが、特別委員会は全員で構成し、かつ審査するものでありますので、委員長報告は省略し、文書による審査報告書をもって、これに代えるものであります。  次に、議案に対する質疑及び一般質問についてでありますが、質問時間は一括質問は20分、代表質問も同様とし、一問一答方式は答弁を含め40分といたします。質疑は3回まで、一般質問においては、質問の回数を制限しないものとし、市長等は議員の質疑及び一般質問に対し、議長の発言の許可を得て反問できることといたします。なお、議員各位におかれましては、通告書の事項に基づき質疑及び一般質問を行い、ほかの議員と重複しないようお願いいたします。また、執行部におかれましても、簡潔、的確な答弁をお願いいたします。  次に、決算審査特別委員会の質疑の通告期限でありますが、9月11日の午前10時までといたしました。通告に当たりましては、質疑及び一般質問に準じて要旨を具体的に記入されるようお願いいたします。  以上が本委員会の協議決定いたしました事項であります。各位におかれましては、何かとご多忙のこととは存じますが、円滑なる議会運営に特段のご協力をお願い申し上げまして、ご報告といたします。 △諸般の報告大瀧和弘議長 次に、諸般の報告を行います。  初めに、教育委員会から提出されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定による令和2年度真岡教育委員会点検評価報告書は、お手元に配付のとおりであります。  次に、監査委員からお手元に配付のとおり出納検査の結果報告が提出されております。この報告書は、会議録に登載いたしますから、朗読は省略いたします。ご了承願います。                                                                   真監第14号                                    令和2年7月22日                    出納検査の結果報告について ○大瀧和弘議長 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしましたとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○大瀧和弘議長 これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   10番 栁 田 尚 宏 議員   12番 久保田   武 議員  以上指名いたしました。 △会期の決定 ○大瀧和弘議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例市議会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から9月17日までの25日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大瀧和弘議長 ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日から9月17日までの25日間と決定いたしました。 △議案第81号~議案第98号及び報告第7号~報告第10号の上程、説明 ○大瀧和弘議長 日程第3、議案第81号から議案第98号まで及び報告第7号から報告第10号までを一括議題といたします。  提案者の説明を求めます。  石坂市長。          (石坂真一市長登壇) ◎石坂真一市長 おはようございます。  本日ここに第5回市議会定例会を招集いたしましたところ、ご参集いただきましてありがとうございます。今定例会に提出いたしました議案等は、専決処分事項の承認1件、人事案件2件、条例の制定及び一部改正7件、工事請負契約1件、財産の貸付け1件、未処分利益剰余金の処分1件、補正予算3件、決算の認定2件、報告事項4件の合わせて22件であります。  それでは、上程になりました議案等につきまして順次ご説明を申し上げます。  初めに、議案第81号 市長の専決処分事項の承認についてであります。別冊1となっております専決処分書の1ページを御覧ください。専決第12号は、令和2年度真岡一般会計補正予算であり、8月5日に専決処分をしたものであります。歳入歳出それぞれ1,236万5,000円を追加し、予算総額を450億4,583万1,000円としたものであります。これは、真岡地域外来検査センターの栃木県との委託契約期間が延長されたことに伴い、運営に係る費用を予算措置したもので、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、市長の専決処分により対応したものであります。  議案書2ページを御覧ください。次に、議案第82号 識見を有する者から選任する監査委員の選任につき同意を求めることについてであります。現委員塚田浩史氏は、本年10月18日をもって任期満了となりますので、引き続き選任いたしたく提案するものであります。塚田氏には平成20年に就任以来、12年間委員としてご尽力をいただいており、塚田氏の豊富な経験と卓越した識見等から委員として適任であると認め、ここに同意を求めるものであります。  次に、議案第83号 真岡教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。現委員樋口貴則氏は、本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任として、真岡市長田四丁目17番地1の佐藤進氏を任命いたしたく提案するものであります。佐藤氏は、平成7年4月に株式会社日興に入社され、現在は代表取締役を務めております。また、平成27年度及び平成28年度は長田小学校で、平成29年度には中村中学校PTA会長を務められました。佐藤氏の豊富な経験から技量、識見ともに優れ、教育委員として適任であると認め、ここに同意を求めるものであります。なお、退任されます樋口氏には、平成28年から1期4年間にわたりご尽力をいただきました。樋口氏のご労苦に対し、この席をお借りいたしまして、心から感謝申し上げる次第であります。  次に、議案第84号 真岡市庁舎会議室の使用に関する条例の制定についてであります。これは、新庁舎の開庁に伴い、供用を開始する市庁舎会議室について貸出しをする日時、対象者使用料などの必要事項を条例で定めるものであります。  次に、議案第85号 真岡印鑑条例の一部改正についてであります。これは、印鑑登録証明事務処理要領等の一部改正に伴い、非漢字圏外国人住民について、住民票備考欄に氏名の片仮名表記が記載されている場合には、その片仮名表記等による印鑑登録を可能にするものであります。  次に、議案第86号 災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正についてであります。これは、災害弔慰金支給等に関する法律及び同法施行令の一部改正に伴い、保証人がいない場合であっても、災害援護資金の貸付けを可能とし、また貸付利率及び償還方法を変更するものであります。  次に、議案第87号 真岡市休日夜間急患診療所の設置及び管理条例の一部改正についてであります。これは、真岡市休日夜間急患診療所において、医師の意見書の交付を行うため、交付に係る手数料を定めるものであります。  次に、議案第88号 真岡少年指導センター設置条例の一部改正についてであります。これは、新庁舎の開庁に伴い、真岡少年指導センター設置場所真岡市公民館から市庁舎に変更するものであります。  次に、議案第89号 真岡総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正についてであります。これは、新庁舎周辺整備事業において、庁舎周辺の敷地が事業対象地となっており、今後取壊しを進めていくため、真岡附属体育館を廃止するものであります。  次に、議案第90号 真岡地域体育館の設置、管理及び使用条例の一部改正についてであります。これは廃校利活用事業において、地域体育館を含む旧中村東小学校利活用事業者に貸付けすることに伴い、真岡中村東地域体育館行政財産としての用途を廃止するため、条例の一部を改めるものであります。  次に、議案第91号 工事請負契約についてであります。これは、真岡総合運動公園の整備のため、運動広場舗装工事を実施するものであり、事後審査型条件付一般競争入札の実施により、真岡市田町1515番地4の剋真建設松本建設松本工務店特定建設工事共同企業体と1億9,470万円で契約するものであります。  次に、議案第92号 市有財産減額貸付についてであります。これは、廃校利活用事業として、旧中村東小学校において、外国人留学生向け日本語学校事業を実施するため、東京都新宿区百人町一丁目22番19号筒井ビル2 1階、株式会社ジェイエルエスジーに対し、旧中村東小学校の校舎及び体育館を減額して貸し付けることについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第93号 令和元年度真岡水道事業会計処分利益剰余金の処分についてであります。これは、令和元年度水道事業会計の未処分利益剰余金8億7,656万3,101円のうち、7,224万948円を資本金へ組み入れ、残りを繰り越すことについて、地方公営企業法の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第94号 令和2年度真岡一般会計補正予算についてであります。別冊2となっております補正予算書の1ページを御覧ください。歳入歳出それぞれ9,291万3,000円を追加し、予算総額を451億3,874万4,000円とするものであります。  それでは、歳出から御説明申し上げますので、20及び21ページを御覧ください。総務費は3,278万4,000円の追加であります。これは、総務管理費において、AIアナウンサー導入事業費避難所等感染防止事業費高校生地域定着促進モデル事業費を増額し、シティプロモーション推進事業費を減額し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  22及び23ページを御覧ください。民生費は6,602万9,000円の追加であります。これは、社会福祉費において、住居確保給付金支給事業費を増額し、戦没者顕彰費パラリンピック推進事業費を減額し、児童福祉費において、子ども子育て会議運営費赤ちゃん誕生給付金支給事業費を増額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  24及び25ページを御覧ください。衛生費は6,187万7,000円の追加であります。これは、保健衛生費において、インフルエンザ予防接種費を増額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  26及び27ページを御覧ください。農林水産業費は130万円の減額であります。これは、農業費において日本一いちご産地強化事業費を減額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  28及び29ページを御覧ください。商工費は3,300万円の減額であります。これは、商工費において商業振興対策費観光対策費夏祭り参加助成費を減額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  30及び31ページを御覧ください。消防費は426万8,000円の減額であります。これは、消防費において、消防団費を減額するものであります。  32から35ページを御覧ください。教育費は2,920万9,000円の減額であります。これは、教育総務費において、学校安全管理事業費を増額し、教育振興事務費真岡鐵道利用助成費を減額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行い、小学校費において、一般管理費を減額し、中学校費において、教育国際交流費を減額し、社会教育費において、電子図書館システム導入事業費を増額し、芸術文化振興費自然教育推進事業費施設管理運営費を減額し、保健体育費において、第一学校給食センター管理費を増額し、スポーツ振興事業費を減額し、地方創生臨時交付金に伴う財源振替を行うものであります。  続きまして、歳入についてご説明を申し上げますので、前に戻りまして10及び11ページを御覧ください。国庫支出金は、民生費国庫負担金において、生活困窮者自立支援事業費を増額し、総務費国庫補助金において新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額し、地方創生推進交付金を減額し、民生費国庫補助金において、子ども子育て支援事業費を増額し、教育費国庫補助金において、学校保健特別対策事業費を増額するものであります。  12及び13ページを御覧ください。県支出金は、総務費県補助金において、わがまち未来創造事業交付金を減額し、とちぎ高校生地域定着促進モデル事業費を増額し、民生費県補助金において、子ども子育て支援事業費を増額するものであります。  14及び15ページを御覧ください。繰入金は、お祭り基金繰入金財政調整基金繰入金学校施設整備基金繰入金を減額するものであります。  16及び17ページを御覧ください。繰越金は、前年度繰越金を補正するものであります。  18及び19ページを御覧ください。諸収入は、商工振興資金貸付金元金収入を減額するものであります。  37ページを御覧ください。次に、議案第95号 令和2年度真岡介護保険特別会計保険事業勘定補正予算についてであります。歳入歳出それぞれ5,797万7,000円を追加し、予算総額を63億2,471万1,000円とするものであります。  歳出につきましては、過誤納還付金を補正し、歳入につきましては、繰越金を補正するものであります。  51ページを御覧ください。次に、議案第96号 令和2年度真岡下水道事業会計補正予算についてであります。これは、令和元年度決算の確定に伴い、補填財源未収金及び未払金をそれぞれ補正するものであります。  続きまして、議案書22ページを御覧ください。次に、議案第97号 令和元年度真岡一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか6件の特別会計決算の認定について、議案第98号 令和元年度真岡水道事業会計決算の認定について、併せてご説明を申し上げます。  それでは、各会計の決算状況につきまして、別冊5となっております事業概要報告書を基にご説明を申し上げます。3及び4ページを御覧ください。まず、一般会計でありますが、収入済額は376億2,005万2,000円で、予算現額に対して88.3%の収入であります。  5及び6ページを御覧ください。支出済額は357億5,667万円で、予算現額に対し83.9%の支出であります。  続きまして、特別会計についてご説明申し上げます。まず、163ページからの国民健康保険特別会計でありますが、収入済額は92億7,951万円で、予算現額に対して101.2%の収入であり、支出済額は85億9,654万5,000円で、予算現額に対し93.7%の支出であります。  次に、171ページからの後期高齢者医療特別会計でありますが、収入済額は8億5,220万7,000円で、予算現額に対して109.1%の収入であり、支出済額は7億6,116万1,000円で、予算現額に対して97.5%の支出であります。  次に、175ページからの介護保険特別会計保険事業勘定)でありますが、収入済額は60億6,788万6,000円で、予算現額に対して98.0%の収入であり、支出済額は58億9,549万8,000円で、予算現額に対し95.2%の支出であります。  次に、187ページからの介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)でありますが、収入済額は2,901万2,000円で、予算現額に対して203.0%の収入であり、支出済額は1,314万2,000円で、予算現額に対して91.9%の支出であります。  次に、191ページからの休日夜間急患診療所特別会計でありますが、収入済額は8,878万7,000円で、予算現額に対して130.6%の収入であり、支出済額は6,068万5,000円で、予算現額に対して89.3%の支出であります。  次に、195ページからの公共下水道事業特別会計でありますが、収入済額は19億5,048万7,000円で、予算現額に対して86.5%の収入であり、支出済額は19億5,298万2,000円で、予算現額に対して86.6%の支出であります。  次に、203ページからの農業集落排水事業特別会計でありますが、収入済額は5億5,852万4,000円で、予算現額に対して111.5%の収入であり、支出済額は4億6,486万3,000円で、予算現額に対して92.8%の支出であります。  以上で特別会計の説明を終わります。  次に、別冊7となっております水道事業会計であります。12ページを御覧ください。収益的収入は12億8,666万1,000円で、収益的支出は12億199万5,000円であり、差引き8,466万6,000円の純利益となりました。  また、資本的収入は2億1,480万6,000円で、資本的支出は8億5,787万3,000円であり、差引き不足分の6億4,306万7,000円は、損益勘定留保資金等で補填をいたしました。  以上で令和元年度決算についての説明を終わりますが、歳入につきましては、財源の確保に努めるとともに、歳出につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により一部今年度に繰り越した事業があったものの、人件費、経常経費などの削減に努め、年度当初に掲げた事業等についておおむね計画どおり執行できたものと考えております。  続きまして、議案書の24ページを御覧ください。次に、報告第7号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率報告についてであります。これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和元年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について、別冊9のとおり監査委員の意見をつけて報告するものであります。  最後に、報告第8号 令和元年度もおか鬼怒公園開発株式会社事業報告及び決算書の提出について、報告第9号 令和元年度真岡土地開発公社事業報告及び決算書の提出について、報告第10号令和元年度公益財団法人真岡農業公社事業報告及び決算書の提出については、地方自治法の規定に基づき提出するもので、その内容につきましては、それぞれ別冊10、別冊11、別冊12のとおりであります。  以上で説明終わります。よろしくご審議の上、議決賜りますようお願いをいたします。 ○大瀧和弘議長 次に、議案第97号及び議案第98号について、監査委員から審査結果の報告を求めます。  塚田代表監査委員。          (塚田浩史代表監査委員登壇)
    ◎塚田浩史代表監査委員 代表監査委員の塚田でございます。ただいまから令和元年度真岡一般会計及び特別会計決算並びに基金の運用状況の審査結果について、また真岡水道事業会計決算審査の結果についてご報告をいたします。なお、これらは春山監査委員とともに審査を行ったものです。  初めに、一般会計及び特別会計の決算についてでありますが、審査の結果は別冊6、意見書の2ページにあります。各会計の歳入歳出決算は、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は符合し、正確であり、その内容は適正に執行されていることが認められました。  当年度の一般会計特別会計を合わせた歳入の総額は3ページ上段にあります564億4,646万5,000円で、歳出の総額は535億154万6,000円であり、差引き29億4,491万9,000円を翌年度に繰り越しております。この歳入歳出の総額を前年度と比較しますと、歳入は6%の増加であり、歳出は7.5%の増加であります。  次に、4ページ下段にあります一般会計の歳入決算額は376億2,005万2,000円で、予算現額に対し49億7,648万9,000円の減少で、調定額に対し98%の収入率となっております。この歳入決算額を前年度に比較しますと35億2,503万円の増加となっております。また、歳入決算額の財源別構成比率は、5ページの表にありますように自主財源が51.3%、依存財源が48.7%となっており、自主財源は前年度と比較して5.6ポイント減少しております。  次に、18ページの下段にあります一般会計の歳出決算額は357億5,667万円で、予算現額に対し83.9%の執行率となっております。この歳出決算額を前年度に比較しますと12.8%の増加となっております。  次に、特別会計についてご説明いたします。43ページの歳入歳出決算総括表にありますように、特別会計の歳入決算額は188億2,641万3,000円で、歳出決算額は177億4,487万6,000円であり、差引き10億8,153万7,000円を翌年度に繰り越しております。  なお、公共下水道事業及び農業集落排水事業、2つの特別会計については、地方公営企業法が適用され、令和2年度から下水道事業会計に移行いたしました。今後は、公営企業会計による計画的な経営基盤の強化や効率的な事業運営を進めていただきたいと思います。  次に、38ページの財産の状況及び39ページから41ページの基金の状況につきましては、公有財産、物品、債権及び基金ともに、その目的に従い効率的に管理運用され、適正に行われていることが認められました。  以上、令和元年度の一般会計及び特別会計の決算は、厳しい財政状況の中、積極的な財源確保、そして経費節減に努められました。  次に、27ページの財政の状況を示す主な指標であります。財政力指数については、社会福祉費の増により、前年度に比べて若干下がっております。経常収支比率については、経常的収入の減により、前年度と比較して比率が上がっております。一方、実質公債費比率については、前年度と比較して改善をいたしております。これらの状況から、本市の財政状況は総合的に判断いたしますと、健全ではありますが、財政構造の硬直化には注意され、将来の財政見通しを見極め、今後も健全な財政運営に努めていただきたいと思います。また、一般会計特別会計及び水道事業会計を合わせた長期借入金の残高は454億6,714万8,000円で、前年度より27億2,652万1,000円の増となりました。これは庁舎建設事業の借入金によるものです。なお、庁舎建設事業の借入れについては、市の実質的な財政負担の軽減を図るため、普通交付税措置のある有利な借入れを活用するなど、将来の市民負担が過度にならないよう、適切に対応されております。今後も財源の確保、経費節減に取り組むとともに事務の効率化を図り、借入額の抑制にも十分留意しながら、財政の適正管理に努めていただきたいと思います。  また、収入未済額については、46ページから49ページにありますように、一般会計では7億137万8,000円と前年度と比較して2,895万円の減少となり、収入未済額の解消に努めております。特別会計では8億4,440万3,000円と前年と比較して1億1,783万4,000円の増加となりました。これは、下水道事業の国庫補助金の入金に時間を要したためです。今後も公平負担、受益者負担の原則から有効な収納対策を推進していただきたいと思います。行政の多様化に伴う財政の需要はますます増加するものと思われます。今後の事務事業の選定や実施に当たっては、事務事業評価など行政評価を踏まえ、市民意識及び経済の動向を的確に捉えて、費用対効果、緊急性及び必要性を十分に検討していただきたいと思います。また、真岡市総合計画及び第2期真岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略を進めながら、事務の効率的な執行による経費削減を図り、市民福祉の向上と市勢の発展に努力していただきたいと思います。  次に、水道事業会計決算審査の結果についてであります。審査に付された決算及び関係書類は、いずれも関係法令の規定に準拠して作成されており、それぞれ計数は正確で、その事務処理も適正であります。企業経営についても、地方公営企業法第3条の規定に基づいて、堅調に運用されていることが認められました。  予算の執行状況は、別冊8、水道事業会計決算審査意見書の2ページから3ページにあります。水道事業の収益の決算額は、税込み13億8,723万円で、コストに当たります水道事業費用の決算額は12億6,823万3,000円であり、差引き1億1,899万7,000円であります。当年度の純利益は4ページの上段にあります8,466万6,000円となっております。  次に、3ページの資本的収入の決算額は2億1,480万6,000円で、資本的支出の決算額は8億5,787万3,000円であります。うち建設改良費が4億7,780万5,000円、企業債償還金が3億7,756万円となっております。不足額については、企業内に留保された資金で補填をされております。  17ページの経営分析表を見ますと、総資本に占める自己資本の割合は69.7%で、前年と比較して1.3ポイント増加しております。経営の安定化が図られております。また、収益性を示す経常収支比率は107.1%で、前年度より減少いたしましたが、増収率は若干低下したものの100%を上回っており、収支は比較的良好な状況が見られました。公営企業は、独立採算制が原則であります。また、水道事業は市民生活に欠かせない基本的事業でありますので、事業収支のバランスに最大限の注意を払い、独立採算の取れる企業体質の構築を一層推進してください。  以上が審査結果であり、各決算とも適正に行われたことが認められました。今後とも地方自治の本旨を十分に踏まえ、最少の経費で最大の効果を上げるよう、一層の緊張感と使命感を持って職務に精勤されることを望みます。  最後に、今年のメインイベントであります新庁舎建設の監査についてご報告いたします。監査については、地方自治体が利用している公益社団法人日本技術士会に依頼し、専門家の派遣を求めました。調査は、新庁舎の計画、設計、積算、契約、工事監理、施工管理の6項目について、書類調査と現地調査を行いました。現地調査は、工事進捗率60%に合わせ、令和2年1月30日に行われました。また、書類調査につきましては、依頼した専門家が事前に調査をいたしました。結論から申し上げますと、この6項目全てについて適切な処理がなされ、妥当であるとの監査結果でございます。  ここに専門家が指摘しましたポイントについてお話しします。まず第1に、各階とも見通しのよい平面設計となっており、利用者に配慮したバリアフリーになっている点などが高い評価を受けました。  次に、高い耐震性を確保するための免震装置のうち、オイルダンパーの施工については、発注当時世間を騒がせた国土交通省の基準に満たない製品が出回りましたが、真岡市、設計者、施工者、ダンパーメーカーの間で検討を重ね、正しい性能のダンパーが取り付けられたことが確認されました。また、積算については、栃木県により作成された単価表などに基づいて適正に見積もられており、妥当と判断いたしました。契約金額については、平成27年に建設された佐野市の新庁舎と比較して、建設単価は妥当であると判断されました。施工管理については、工事の進捗状況が市のホームページで見ることができるようになっており、特に全景については、ふだんではなかなか見ることのできないアングルからドローンによって撮影され、貴重な資料として監査にもとても役に立ちました。  以上のような専門家の指摘に基づいて、新庁舎の建設については妥当であるとの結論を得ました。なお、建築工事中に新型コロナウイルスの拡大により、多くの工事現場で完成が遅れることを耳にいたしましたが、この工事は特に大きな遅れもなく、契約工期内に完了いたしました。これは、しっかりとした工事計画の下、適切な工程管理を行ったためと思います。  感想といたしましては、50年に1度というこの大事業の監査を担当することができてとても喜んでおります。今回は、建築工事の監査にとどまりましたが、今後は建物本体に加えて、機械設備や電気設備にも監査の範囲を広げていきたいと思います。  以上をもちまして決算審査報告を終わります。 ○大瀧和弘議長 以上で説明及び報告は終了いたしました。  以上22件に対する質疑は、8月31日に行うことといたします。 △次回日程の報告大瀧和弘議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回の会議は、8月31日午前10時からといたします。 △散会の宣告 ○大瀧和弘議長 本日はこれにて散会いたします。          午前10時49分 散会...