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12月23日-05号

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  1. 小山市議会 2020-12-23
    12月23日-05号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    令和 2年 12月定例会(第5回)              令和2年第5回小山市議会定例会議 事 日 程 (第5号)                       令和2年12月23日(水曜日)午前10時01分開議     開  議日程第1 議案第93号から第100号まで及び第102号から第115号までの件、所管委員長報告、質     疑、討論、採決日程第2 陳情の件、所管委員長報告、質疑、討論、採決 日程追加 議案第116号の件、上程、市長提案理由の説明、質疑、採決日程追加 議第3号の件、上程、採決日程第3 閉会中の継続調査事件について     閉  会出席議員(28名)    1番   片  山  照  美         2番   細  野  大  樹    3番   大  平  拓  史         4番   平  野  正  敏    5番   渡  邉  一  郎         6番   渡  辺  一  男    7番   嶋  田  積  男         9番   土  方  美  代   10番   佐  藤  忠  博        11番   岡  田     裕   12番   橋  本  守  行        13番   小  林  英  恵   14番   森  田  晃  吉        15番   苅  部     勉   17番   大  木  英  憲        18番   福  田  幸  平   19番   荒  井     覚        20番   篠  﨑  佳  之   21番   福  田  洋  一        22番   荒  川  美 代 子   23番   山 野 井     孝        24番   大  出  ハ  マ   25番   安  藤  良  子        26番   小  川     亘   27番   青  木  美 智 子        28番   関     良  平   29番   塚  原  俊  夫        30番   石  島  政  己欠席議員(2名)    8番   高  橋     栄        16番   植  村     一本会議に出席した事務局職員   事務局長  初  澤  正  実        議事課長  新  井  博  之   庶務係長  日  高  正  展        議事調査  市  村  範  行                           係  長   議  事  屋  代     稔        議  事  中  尾     聡   調 査 係                    調 査 係   議  事  木  村  千  尋        議  事  田  村  雄 一 朗   調 査 係                    調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  浅  野  正  富        副 市 長  雲  井  富  雄   総合政策  坪 野 谷  統  勇        総務部長  小  林     功   部  長   市民生活  三  柴  智 恵 子        保健福祉  浅  見  貴  幸   部  長                    部  長   産業観光  目  徳  有  一        建設水道  古  川  幸  一   部  長                    部  長   都市整備  淺  見  知  秀        秘書広報  坂  本  幸  江   部  長                    課  長   行政経営  岡  田     右        教 育 長  濱  口  隆  晴   課  長   教育部長  阿 久 津  宣  明        消 防 長  猪  瀬  治  雄   危  機  永  山  武  志        選挙管理  川  俣  江  世   管 理 監                    委 員 会                           書 記 長   監査委員  川  俣  江  世        公  平  川  俣  江  世   事務局長                    委 員 会                           書 記 長   農  業  髙  橋  信  雄        会  計  猪  瀬  芳  子   委 員 会                    管 理 者   事務局長 △議事日程の報告 ◎初澤正実事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は28名であります。  なお、植村一議員、高橋栄議員から欠席する旨届出がありました。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 議案第93号から第100号まで及び第102号から第115号までの件、所管委員長報告、       質疑、討論、採決                                   日程第2 陳情の件、所管委員長報告、質疑、討論、採決                      日程第3 閉会中の継続調査事件について △開議の宣告 ○福田洋一議長 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時01分) △議会運営委員会委員長報告福田洋一議長 ただいま議会運営委員会が開かれましたので、委員会の経過及び結果について報告を求めます。  議会運営委員会山野井孝委員長。                  〔議会運営委員会 山野井 孝委員長登壇〕 ◆山野井孝議会運営委員長 皆さん、おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告申し上げます。  本日、本会議に先立ちまして委員会を開催し、市長から提出されました議案1件、議員から提出されました意見書案1件の取扱いについて協議をいたしました。その結果、これらの案件については、既にお手元に配付の議事日程に追加して審議することに決しました。  以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田洋一議長 ただいまの議会運営委員長の報告のとおりでありますので、ご了承願います。 △議案第93号から第100号まで及び第102号から第115号までの件、所管委員長報告、質疑、討論、採決 ○福田洋一議長 日程第1、議案第93号から第100号まで及び第102号から第115号まで、以上22議案を一括議題とします。  本件に関しては、各常任委員長より、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して、会議録に登載することにつきましてご了承を願います。                                          小議総第8号                                      令和2年12月14日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    総務常任委員会                                          委員長 橋 本 守 行                 審  査  報  告  書  本議会において、総務常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。                       記  議案第100号 小山市手数料条例の一部改正について       議案第102号 小山市職員の旅費に関する条例等の一部改正について            上記は、いずれも原案を可とする。                                          小議民第6号                                       令和2年12月9日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    民生常任委員会                                          委員長 森 田 晃 吉                 審  査  報  告  書  本議会において、民生常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。                       記  議案第 94号 令和2年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)  議案第 95号 令和2年度小山市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議案第 96号 令和2年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議案第103号 小山市国民健康保険財政調整基金条例及び小山市国民健康保険高額療養資金貸付基金          条例の一部改正について  議案第104号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  議案第105号 小山市学童保育館条例の一部改正について  議案第106号 小山市子ども甲状腺検査基金条例の廃止について  議案第107号 指定管理者の指定について  議案第108号 指定管理者の指定について  議案第109号 指定管理者の指定について  議案第113号 地方独立行政法人小山市民病院第3期中期目標の策定について  上記は、いずれも原案を可とする。                                          小議教第7号                                      令和2年12月10日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    教育経済常任委員会                                        委員長 篠 﨑 佳 之                 審  査  報  告  書  本議会において、教育経済常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。                       記  議案第 98号 小山市渡良瀬遊水地コウノトリ交流館の設置及び管理に関する条例の制定について  議案第 99号 小山市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定について  議案第110号 指定管理者の指定について  議案第111号 指定管理者の指定について  議案第112号 指定管理者の指定期間の変更について  議案第114号 団体営土地改良事業の施行について  上記は、いずれも原案を可とする。                                          小議建第6号                                      令和2年12月11日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    建設水道常任委員会                                        委員長 大 木 英 憲                 審  査  報  告  書  本議会において、建設水道常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。                       記  議案第 97号 令和2年度小山市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第115号 市道路線の認定について  上記は、いずれも原案を可とする。                                          小議予第6号                                      令和2年12月15日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    予算審査常任委員会                                        委員長 荒 井   覚                 審  査  報  告  書  本議会において、予算審査常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。                       記  議案第93号 令和2年度小山市一般会計補正予算(第4号)  上記は、原案を可とする。 ○福田洋一議長 次に、各委員長より委員会の審査の経過及び結果について順次報告を求めます。  総務常任委員会、橋本守行委員長。                  〔総務常任委員会 橋本守行委員長登壇〕 ◆橋本守行総務常任委員長 おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、総務常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  今期定例会において当委員会に付託されました議案は2件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月14日に委員会を開催し、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。  初めに、議案第100号 小山市手数料条例の一部改正について申し上げます。委員から、本手数料条例の改正のあらましと、改正により市民が支払うことになる手数料の増減について問う質疑があり、執行部から、この条例改正により、主に固定資産税評価証明手数料が変更となります。現在は証明1件を200円とし、建物1棟または土地1筆が増えるごとに30円を加算した金額を手数料としていましたが、改正後は証明書1枚につき200円の手数料となります。なお、証明書1枚につき8項目まで記載可能となっていることから、市民の負担に関しましては、例えば現行では8項目の記載がある場合には、1枚で410円となっていましたが、改正後は8項目の記載でも200円となり、市民の負担が減るとともに、分かりやすい料金体系になりますとの答弁がありました。  また、委員から、昨年の証明申請件数を問う質疑があり、執行部から、平成31年度の固定資産に関わる証明申請件数は8,496件ですとの答弁がありました。  また、別の委員から、県内他市の手数料の計算方法について問う質疑があり、執行部から、証明書枚数で計算している市が9市、現在の小山市と同じように、棟数、筆数を加算し計算している市が4市ありますとの答弁がありました。  さらに、別の委員から、条例改正に至った経緯について問う質疑があり、執行部から、改正の理由は、市民に分かりやすい料金体系とすること及び証明書のコンビニ交付に対応するためですとの答弁がありました。  本案については、他にも市民への周知方法などについて質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第102号 小山市職員の旅費に関する条例等の一部改正について申し上げます。委員から、国等の機関への職員の出張件数を問う質疑があり、執行部から、出張件数については各課で対応しているため把握していませんが、市長の出張については年間10回程度あると聞いています。現在国等の機関に7名の市職員が派遣されており、挨拶等のため市長が出向く機会があり、出張が増えていますとの答弁がありました。  また、別の委員から、普通旅費の種類に関わる条例改正の理由を問う質疑があり、執行部から、現行の旅行雑費に関しては、国家公務員法の旅費では日当として扱っています。また、国においては、国外への旅行で支出するものが旅行雑費として扱われており、国の旅費法に合わせるため改正しましたとの答弁がありました。  本案については、他にも新型コロナウイルス感染症の流行下での職員の出張に関する市の考え方について質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で総務常任委員長の報告は終わりました。  続いて、民生常任委員会森田晃吉委員長。                  〔民生常任委員会 森田晃吉委員長登壇〕 ◆森田晃吉民生常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、民生常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  今期定例会において当委員会に付託されました議案は11件でございます。付託された議案の審査に当たりましては、去る12月9日に委員会を開催し、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。  初めに、議案第94号 令和2年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)について申し上げます。委員から、一般被保険者保険税還付金に関して、国民健康保険からの主な離脱要因を問う質疑があり、執行部から、離脱要因には転出によるものや社会保険への加入によるものが多くなっていますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第95号 令和2年度小山市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。委員から、介護保険システム改修の内容について問う質疑があり、執行部から、今回の改修は令和3年4月に予定されている法改正に伴うもので、介護報酬の改定や介護認定の有効期間の延長等により、システム改修を行う必要が生じたものですとの答弁がありました。  本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第96号 令和2年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。委員から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う後期高齢者医療における医療費の状況を問う質疑があり、執行部から、後期高齢者の医療費については、春の外出自粛が求められていた時期はかなり減少しました。持病をお持ちの高齢者も多いことから、比較的早い時期から戻りつつあるものの、昨年度と比較すると減少していますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第103号 小山市国民健康保険財政調整基金条例及び小山市国民健康保険高額療養資金貸付基金条例の一部改正について申し上げます。  本案については、特に質疑もなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第104号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について申し上げます。委員から、この条例改正により対象となる世帯数を問う質疑があり、執行部から、今回の改正に伴い、令和元年東日本台風の被害により、被害援護資金を貸し付けた3世帯の方が対象となりますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第105号 小山市学童保育館条例の一部改正について申し上げます。委員から、閉館となる若木小学童保育館の現在の利用者に関する閉館後の対応について問う質疑があり、執行部から、若木小学区には現在3つの学童保育館があることから、残る2つの学童保育館のいずれかに申込み、利用していただくよう準備を進めていますとの答弁がありました。  答弁を受けて委員から、閉館することについて、現在の利用者から不満等は出ていないかとの質疑があり、執行部から、現在14名が若木小学童保育館を利用されていますが、丁寧に説明し、ご理解をいただいていますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第106号 小山市子ども甲状腺検査基金条例の廃止について申し上げます。委員から、基金廃止後に創設される相談窓口の内容について問う質疑があり、執行部から、甲状腺の健康被害に関して不安を持つ方々に対し、令和3年4月1日から小山市子ども甲状腺健康相談事業を創設する予定です。この事業は、健康増進課を相談窓口とし、同課が電話や窓口で聞き取った症状等を基に連絡票を作成し、相談者がこの連絡票を委託医療機関へお持ちいただくことで、無料で相談を受けられる体制を構築するものですとの答弁がありました。  本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第107号 小山市営思川駅前駐車場及び小山市駅東公共駐輪場他6駐輪場の指定管理者の指定について申し上げます。委員から、指定管理者を選定する際の選定委員会に出席する委員に関する質疑があり、執行部から、令和2年度の選定委員会には小山市からは副市長、総務部長、施設の所管部長が出席し、民間の方として白鴎大学の教授2名、税理士2名のうちの2名が出席しました。加えて公募による指定管理者の選定の場合は、施設利用者代表の方が出席しましたとの答弁がありました。  答弁を受けて委員から、公募の場合は施設利用者代表の方も入るとのことだが、今回の駐車場、駐輪場の指定管理者の選定については、指名によるものであるため施設利用者代表が出席していないが、利用者の意見はどのように把握しているのかとの質疑があり、執行部から、駐車場、駐輪場に関しては、毎年指定管理者であるシルバー人材センターを通して利用者に対するアンケートを行っており、その集計結果及び改善した点などを指定管理者評価委員会で報告するとともに、選定委員会においても実績評価として報告していますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑、意見がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第108号 学童保育館指定管理者の指定について申し上げます。委員から、施設ごとに指定管理料に差があるが、その積算根拠はとの質疑があり、執行部から、指定管理料は国の補助基準額を参考として、利用する児童数による基準額、土曜日の開所日数による加算、障がい児受入れによる加算、有資格者の人数による加算などを基に積算しています。施設ごとに指定管理料の差異については、障がい児受入れによる加算に係る部分が大きく、障がい児1人の受入れで126万円の加算、3人以上の受入れでさらに126万円の加算となりますとの答弁がありました。  答弁を受けて委員から、学童保育館の指定管理については、従来は保護者会が運営してきたものが、事務負担の増大のためにNPOが設立され、指定管理者となるケースが増えてきたが、最近ではそのNPOでも受け切れないという状況が出てきている。直営や委託、学校空き教室の利用、民間の保育園、幼稚園の施設の活用や社会福祉協議会との協力などについて検討し、見直しをしてもらいたいとの意見がありました。  また、別の委員から、利用者アンケートの結果を見ると、安全面や衛生面に関する記述が見られるが、市から指定管理者に対するサポートは行っているのかとの質疑があり、執行部から、施設内における安全に関しては、けがをした場合に対応するための救急法の研修や障がいをお持ちのお子さんに対する配慮の仕方を学ぶための研修などを行っていますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑、意見がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第109号 小山市ふれあい健康センターの指定管理者の指定について申し上げます。委員から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うふれあい健康センターの対応状況を問う質疑があり、執行部から、ふれあい健康センターについては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月2日から全館休業しました。その後、9月8日から入浴を試行的に再開し、10月1日からは大広間での食事の提供やカラオケを行わない入浴のみの形での営業を再開しました。また、施設の利用は予約制とし、営業時間も10時から17時の短縮営業を行っていますとの答弁がありました。  答弁を受けて、別の委員から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業自粛を受けて、指定管理者に支払う指定管理料はどうなるのかとの質疑があり、執行部から、市が支払う指定管理料については、協定に基づくもので、変更する予定はありませんが、市からの要請による営業自粛により減収となった指定管理施設については、補償する方向で考えています。なお、休業に伴う収入減と休業により減額となった管理費の支出減の両者を比較して、指定管理料が過大となった場合には、今後対応を協議することも検討したいと考えていますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑、意見がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第113号 地方独立行政法人小山市民病院第3期中期目標の策定について申し上げます。委員から、地域医療機関との連携推進の状況について問う質疑があり、執行部から、地域医療連携については、新小山市民病院の入退院支援室が退院支援の連携体制をつくり、病院を退院された方を地域の医療機関へつなげています。また、旧市民病院跡地に設立されたリハビリテーション病院についても、リハビリテーションや通所介護が必要な方への紹介を行います。なお、今後は外来診療についても実施される予定と伺っていますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で民生常任委員長の報告は終わりました。  続いて、教育経済常任委員会、篠﨑佳之委員長。                  〔教育経済常任委員会 篠﨑佳之委員長登壇〕 ◆篠﨑佳之教育経済常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、教育経済常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  今期定例会において当委員会に付託されました議案は6件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月10日に委員会を開催し、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。  なお、委員会開会前に、議案第99号及び第111号に関連し、小山市立体育館の建設現場の現地調査を行い、その後委員会において議案審査に入りました。以下、審査の概要について申し上げます。  初めに、議案第98号 小山市渡良瀬遊水地コウノトリ交流館の設置及び管理に関する条例の制定について申し上げます。委員から、当交流館の閉館時間が午後5時であるのに対し、展示スペースの貸出し時間は午後4時までとなっている理由を問う質疑があり、執行部から、10月からの日没が早い時期については冬時間での運用ということで、閉館時間を午後4時とする予定であり、貸し出す時間もそれに合わせたものとする考えですとの答弁がありました。  答弁を受け委員から、遠方から訪れる方の利便性も考慮した上で、貸出し施設の使用時間を閉館時間と合わせるよう検討してほしいとの要望がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第99号 小山市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定について申し上げます。委員から、使用料が割安となる高校生以下の者について、小山市に在住もしくは通学していること、または栃木市、野木町、古河市、板倉町及び加須市にそれぞれ在住していることが要件となっているが、小山地区定住自立圏内にある下野市や結城市のような近隣の市が入っていない理由について問う質疑があり、執行部から、公の施設の相互利用に関する協定を締結した関東どまんなかサミットの構成市町の高校生以下の方について適用するもので、小山地区定住自立圏内ではこうした協定が締結されていないため、適用外となるものですとの答弁がありました。  答弁を受け委員から、小山地区定住自立圏内の近隣市についても適用できるよう調整してもらいたいとの要望がありました。  本案については、ほかにも委員から質疑等がありましたが、討論において不要不急の公共事業であるとの観点から、事業そのものに反対するとの理由で、原案に対して反対の意見があったため、起立による採決を行った結果、賛成多数で原案を可と決しました。  次に、議案第110号 道の駅思川の指定管理者の指定について申し上げます。委員から、道の駅思川における新型コロナウイルス対策及び売上げの推移について問う質疑があり、執行部から、コロナ禍における3密対策については、ほかの大規模店舗と同様に対応しており、特に問題は発生していない旨、現場より定期的に報告を受けています。また、売上げは全体では減少しているが、農産物の直売については大きな影響はありませんとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第111号 小山市立体育館指定管理者の指定について申し上げます。委員から、この小山市立体育館整備及び運営事業が、小山市で初のPFI方式導入事業となるわけだが、今後の市の大型事業におけるPFI方式の活用方針について問う質疑があり、執行部から、全ての事業をPFI方式で行うということではなく、導入した場合の効果をよく検証し、整備手法の選択肢の一つとして検討していく考えですとの答弁がありました。  本案については、ほかにも委員から質疑等がありましたが、討論において、不要不急の公共事業であるとの観点から、事業そのものに反対するとの理由で、原案に対して反対の意見があったため、起立による採決を行った結果、賛成多数で原案を可と決しました。  次に、議案第112号 小山市勤労青少年ホーム及び小山勤労者体育センターの指定管理者の指定期間の変更について申し上げます。委員から、指定管理者選定委員会のメンバー構成について、行政側の委員の割合が高く、利用者の意向を反映しにくいのではないかと思うが、こうした点について市はどう考えているのか問う質疑があり、執行部から、来年度以降市職員の割合を減らす方法で選定委員会のメンバー構成の検討をしていきます。また、利用者の意向を反映するための取り組みとして、現在利用者アンケートを行っていますが、その他の取り組みについても検討していきますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第114号 団体営土地改良事業の施行については、特に質疑もなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で教育経済常任委員長の報告は終わりました。  続いて、建設水道常任委員会、大木英憲委員長。                  〔建設水道常任委員会 大木英憲委員長登壇〕 ◆大木英憲建設水道常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、建設水道常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  今期定例会において当委員会に付託されました議案は2件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る12月11日に委員会を開催し、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付いたしました審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。  なお、委員会開会前に、議案第97号に関連し、小山市水道庁舎、敷地内の資材倉庫及び車庫の現地調査を行い、その後当委員会において議案審査に入りました。以下、審査の概要について申し上げます。  初めに、議案第97号 令和2年度小山市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。委員から、水道庁舎売却の方針を見直した経緯を問う質疑があり、執行部から、見直しの経緯については、水道庁舎の土地の売却収入と当初予定していた若木浄水場東側での倉庫等の建設費用の支出を比較したところ、実質収支ではマイナスになってしまうこと、また水道庁舎は平成8年に建設したものであり、耐用年数がまだかなり残っているということ、さらに企業会計の会計処理において、土地建物の帳簿価格と売却収入の差額については、5億円以上の特別損失の扱いとなってしまうことなどの問題点が明らかになりました。ついては、これらの点を総合的に勘案し、事業を再検討した結果、売却は当面見送ることとし、現在の資材倉庫、車庫も継続して使用することとしたものですとの答弁がございました。  次に、委員から、水道庁舎に現在入居している部署については、新庁舎に移転すると聞いていたが、今回の変更により移転等の予定に変更はあるのかを問う質疑があり、執行部から、新庁舎建設には分散している施設の集約という目的もあるため、現在水道庁舎に入居している部署は全て新庁舎に移動することとなっていますとの答弁がありました。  また、別の委員から、部署移転後の水道庁舎の活用方策と公共施設等マネジメント推進計画との整合性について問う質疑があり、執行部から、今後市及び外郭団体も含めて、水道庁舎の有効な活用方策を検討していきたいと考えており、中長期的な活用策が決定した際には、公共施設等マネジメント推進計画についても当然見直しを行うということで調整を進めていきたいと思いますとの答弁がありました。  本案については、ほかにも委員から質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  次に、議案第115号 市道路線の認定について申し上げます。委員から、議案の詳細について問う質疑があり、執行部から、市道8113号線以下22路線については、開発行為により整備後市に帰属された道路を市道として認定するものです。また、市道4729号線以下6路線については、市が道路改良整備をする路線を市道に認定するものですとの答弁がありました。  この答弁を受けて委員から、開発行為は道路整備が完了した路線を市道認定するが、市が道路整備する路線は整備以前に市道認定が行われるということになると思うが、その理由はどのようなものか問う質疑があり、執行部から、整備前に市道認定を行うのは、市が整備する道路については整備前に路線を明確にしておくためです。加えて道路の拡幅に伴い、沿線地権者から用地買収を行った場合、通常の売買であれば譲渡所得税が売却側にかかりますが、市道認定をすることにより、道路法上の道路買収となり、土地収用法の規定が適用され、売却側が5,000万円の税控除を受けることができるようになるためですとの答弁がありました。  また、委員から、今回は28路線について市道認定するということだが、新たに市道認定をした道路の総延長はここ数年でどのようになっているのかを問う質疑があり、執行部から、今回は2,678.7メートル、平成31年度は5,997.4メートル、平成30年度は8,621.5メートル、平成29年度は1万345メートルでしたとの答弁がありました。  本案については、ほかにも委員から質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で建設水道常任委員長の報告は終わりました。  続いて、予算審査常任委員会、荒井覚委員長。                  〔予算審査常任委員会 荒井 覚委員長登壇
    ◆荒井覚予算審査常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、予算審査常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  本委員会では、去る12月15日に委員会を開催し、付託されました議案第93号 令和2年度小山市一般会計補正予算(第4号)について、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります審査報告書のとおり、原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について順を追ってご報告いたします。  初めに、第2表、債務負担行為補正の(仮称)文化の森整備事業用地に係る小山市土地開発公社事業による公共用地等の取得事業及び借入金の債務補償について委員から、(仮称)文化の森整備事業用地は利活用または処分、及びこの場所において整備計画があったフットボールセンターの方向性について、早急に結論を出していく必要があるのではないかという意見がありました。  また、別の委員から、(仮称)文化の森整備事業用地において、調整池を整備する計画の実施可能性を問う質疑があり、執行部から、一時調整池にするという計画もありましたが、ポンプ設置による排水対策案に変更したことから、現時点では調整池の整備は想定していませんとの答弁がありました。  次に、同じく第2表、債務負担行為補正の小山市ふれあい健康センター指定管理者制度に伴う管理経費について、近年の利用人数及び利用料金を問う質疑があり、執行部から、利用人数については現在は新型コロナウイルス感染症の影響で減少していますが、通常は年間約6万人程度の利用があります。利用料金については、60歳以上の方が100円、一般の方が300円、小中学生が100円、乳幼児が無料となっていますとの答弁がありました。  これを受け委員から、この事業においては、利用者からの利用料収入に比べ、行政側の費用負担がかなり大きいと思われるが、行政サービスコストに関する市の考えはとの質疑があり、執行部から、財政再建を図る上では、本来行政でやるべきことを優先して事業を見直していくことが当然必要になってきます。このようなことからも、当事業については再検討する段階に来ているのではないかと思いますとの答弁がありました。  これを受け委員から、公共施設等マネジメント推進計画での考え方も含めて、ぜひ検討していただきたいとの要望がありました。  次に、同じく第2表、債務負担行為補正の新庁舎移転に伴う不要備品什器処分業務委託の業務内容を問う質疑があり、執行部から、備品及び什器については、現在新庁舎で使用するものと使用しないものとに仕分けするための調査を実施しております。そのうち新庁舎で使用しないものについては、出張所等の出先機関や自治会への譲渡、市民向けの販売、鉄くず等の有価物としての売却等を検討していますが、当事業については、有価物に係る収集運搬費用やどうしても廃棄せざるを得ないものを処分するための費用として計上しましたとの答弁がありました。  これを受け別の委員から、小山市では市民に対しごみの排出量削減を呼びかけており、さらに資源の有効活用を目標としているSDGsも推進しているが、不要となる備品及び什器を処分するに当たり、そうした観点からの市の考え方を伺いたいとの質疑があり、執行部から、新庁舎への引っ越しと現庁舎の解体スケジュールの兼ね合いから、不要となる備品及び什器を処分する期間が短期間となってしまうという制約がありますが、リサイクルに回したり、官庁舎オークションの活用を検討するなど、効果的に進めていきたいと考えていますとの答弁がありました。  次に、同じく第2表、債務負担行為補正の送迎保育ステーション業務委託について、委員から、行政の負担が大きい事業だと思われるが、将来的に継続可能なのかどうか、本当に必要な事業なのかどうか等も検討し、実施するのであれば公平な事業運営をお願いしたいという要望がありました。  また、別の委員からは、当事業が本当に子供のためになるのか疑問が残る。子供のことを第一に考えた事業計画を進めていってほしいとの要望もありました。  次に、歳出の2款総務費の小山評定ふるさと応援事業費及び基金積立金について、事業実績を問う質疑があり、執行部から、令和元年度は2億4,330万9,000円、令和2年度は11月末現在で約2億2,600万円の寄附をいただいており、現時点で昨年1年間分に近い実績となっていますとの答弁がありました。  これを受け委員から、寄附金の増額理由について問う質疑があり、執行部から、増額の理由としては、ふるさと納税に係るポータルサイトを増やしたことが考えられます。令和元年については、年度途中でポータルサイトの数を2つから4つにしたところ、年度の後半で寄附額が大きく増加しました。また、令和2年度については、ポータルサイトをさらに1つ増やした結果、和牛等の人気商品だけでなく、昨年度新たに返礼品として導入した日用品等の需要の増加も見られましたとの答弁がありました。  次に、同じく2款総務費の新庁舎感染症対策事業費について、飛沫感染防止用のアクリルパネルの設置費用ということだが、現庁舎の窓口等での利用は考えているのかとの質疑があり、執行部から、現在ビニールシート等による飛沫感染防止対策を実施しておりますが、現庁舎においては引き続き同様の形で感染防止対策を行っていきたいと思います。なお、ビニールシートについては、消毒等を適切に行い、劣化したものについては、新しいものに交換する等の対応をしていきたいと考えていますとの答弁がありました。  これを受け委員から、これから感染者の増加が見込まれる寒い時期を迎えるので、この冬に備え、アクリルパネルの設置を実現してほしかったとの意見がありました。  次に、3款民生費のひとり親家庭自立支援事業費について、事業内容及び実績を問う質疑があり、執行部から、当事業はひとり親家庭の経済的自立に向けた就業支援として、看護師や保育士等、就職に有利となる資格の取得支援を行うものです。令和元年度は14人の方が職業訓練給付金の支給を受けていましたが、現在は18人の方が支給を受けており、これによる増額分を今回の補正予算に計上しました。また、当事業においては、令和元年度の受給者14名のうち、1名が就学期間終了後正看護師の資格を取得して就職しましたとの答弁がありました。  次に、5款労働費の転入勤労者等住宅取得支援事業費について、事業の実績及び小山駅東口のマンションへの入居者の件数を問う質疑があり、執行部から、令和2年度については12月11日現在で173件の申請があり、そのうち25件が小山駅東口のマンションへの入居者となっています。また、当事業に係る基本の支援金30万円に対して各種加算金を設けており、最大110万円の補助が受けられるものとなっていますとの答弁がありました。  これを受け委員から、小山駅東口のマンションへの入居に係る補助金額の内訳について問う質疑があり、執行部から、申請件数25件中、最大の110万円の補助を受けた者が14件、90万円の補助を受けた者が11件となっています。この20万円の差額は、若者世帯及び子育て世帯を対象とした加算金の額となりますとの答弁がありました。  本案に対しては、ほかにも質疑や意見等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で各常任委員長の報告は終わりました。  これより各常任委員長報告に対する質疑を行います。  まず、議案第100号及び第102号、以上2議案に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて議案第100号及び第102号に対する質疑を終わります。  次に、議案第94号から第96号まで、第103号から第109号まで及び第113号、以上11議案に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて議案第94号から第96号まで、第103号から第109号まで及び第113号に対する質疑を終わります。  次に、議案第98号、第99号、第110号から第112号まで及び第114号、以上6議案に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて議案第98号、第99号、第110号から第112号まで及び第114号に対する質疑を終わります。  次に、議案第97号及び第115号、以上2議案に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて議案第97号及び第115号に対する質疑を終わります。  次に、議案第93号に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて議案第93号に対する質疑を終わります。  以上で各常任委員長報告に対する質疑は終わりました。  お諮りいたします。議題のうち、議案第100号及び第102号、以上2議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  議案第100号及び第102号、以上2議案について総務常任委員長報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、いずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。議題のうち議案第94号から第96号まで、第103号から第109号まで及び第113号、以上11議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  議案第94号から第96号まで、第103号から第109号まで及び第113号、以上11議案については、民生常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号について討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  4番、平野正敏議員。 ◆4番(平野正敏議員) 議案第99号 小山市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。  小山市立体育館の建設が来年4月末完成予定で進められております。この施設については、構想計画の段階から反対する市民、そして建設を知らされなかった市民も多く、現在は外装がほぼでき上がりつつある段階であっても、今となっても体育館は要らないのではないかとの意見が多数あります。小山市も今年コロナ禍に見舞われたことにより、来年度はかつてないほどの財政難が見込まれております。先日の教育経済常任委員会終了の後日、当局よりいただいた資料によりますと、来年令和3年度市立体育館の整備費及び運営事業に係るサービス対価として、12億4,000万円あまりが支払われる予定であり、令和4年度は同じく約3億3,000万円、令和5年度以降については、14年間にわたり年間3億1,000万円が支払われることになっています。  このような施設整備及び管理運営事業は、不要不急の公共事業の最たるものと言わざるを得ないことから、事業そのものに反対であり、条例の制定についても同様の意見であります。  以上の理由から本議案に反対するものです。 ○福田洋一議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終わります。  これより採決をいたします。  議案第99号について、教育経済常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○福田洋一議長 ご着席ください。起立多数であります。  よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第111号について討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  4番、平野正敏議員。 ◆4番(平野正敏議員) 議案第111号 小山市立体育館指定管理者の指定について、反対の立場で討論いたします。  先ほどの議案第99号に同じく、小山市立体育館の整備事業自体に反対である立場からも、本議案に反対でありますが、さらに指摘をしたいのは、教育経済常任委員会が閉会した後日に、当局よりいただいたサービス対価支払い予定額一覧表の運営費であります。市から事業者へのサービス対価のうち、運営費として令和3年度8,273万円、令和4年度1億1,031万円、令和5年度以降は毎年約7,497万円支払われることになっておりますが、令和3年度と4年度の利用料収入は小山市の収入となるため、収入は多いほど小山市の財政負担は軽減されます。ところが令和5年度から令和18年度の利用料収入は事業者の収入となるため、市の支払い額は運営費の7,497万円から収入を控除した金額としています。この場合、利用料収入が多い分は事業者の収入増ですが、利用料収入が少なくなるほどその分は小山市が補填する形になります。運営費の設定や手数料収入の権利者の点で認められません。また、民間の資金、経営能力、技術力を活用し、安くてすぐれた品質の公共サービスの提供を目的としているPFI事業と矛盾する内容ではないかと考えられます。  以上の点を指摘しまして、本議案に反対するものであります。 ○福田洋一議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終わります。  これより採決をいたします。  議案第111号について、教育経済常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○福田洋一議長 ご着席願います。起立多数であります。  よって、議案第111号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。議題のうち議案第98号、第110号、第112号及び第114号、以上4議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  議題のうち、議案第98号、第110号、第112号及び第114号、以上4議案については、教育経済常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、いずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。議題のうち議案第97号及び第115号、以上2議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  議案第97号及び第115号、以上2議案について、建設水道常任委員長の報告は、いずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、いずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。議題のうち議案第93号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  議案第93号について、予算審査常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。  ここで、おおむね1時間がたちましたので、暫時休憩をしたいと思います。                                      (午前10時59分) ○福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時09分) △陳情の件、所管委員長報告、質疑、討論、採決 ○福田洋一議長 日程第2、所管委員会に付託した陳情の件を議題といたします。  本件に関しては、所管委員長よりお手元に配付のとおり、審査報告書及び閉会中の継続審査申出書が提出されておりますので、朗読を省略して、会議録に搭載することにつきましてご了承願います。                                          小議総第9号                                      令和2年12月14日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    総務常任委員会                                        委員長 橋 本 守 行                 審  査  報  告  書  本委員会に付託された陳情については、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第140条及び第142条の規定により報告します。                       記 ┌──────┬─────────────────┬────┬────┬────┐ │ 受理番号 │    件       名    │審査結果│意  見│措  置│ ├──────┼─────────────────┼────┼────┼────┤ │陳    情│陳情書(日本政府に核兵器禁止条約の│不 採 択│    │    │ │第2―5号 │調印・批准を求める意見書)    │    │    │    │ │      │                 │    │    │    │ └──────┴─────────────────┴────┴────┴────┘                                          小議民第7号                                       令和2年12月9日  小山市議会   議長 福 田 洋 一 様                                    民生常任委員会                                        委員長 森 田 晃 吉             閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決しましたから、小山市議会会議規則第112条の規定により申し出ます。                       記  1 事  件   陳情第2―4号    国に対して「妊産婦医療費助成制度」を創設するよう意見書提出を求める陳              情書  2 理  由   上記は、今後なお調査、検討を要する。 ○福田洋一議長 次に、所管委員長より委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。  総務常任委員会、橋本守行委員長。                  〔総務常任委員会 橋本守行委員長登壇〕 ◆橋本守行総務常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、総務常任委員会に新たに付託されました陳情第2―5号 陳情書(日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書)について申し上げます。  本陳情の趣旨は、日本政府に対し、2017年7月に国連が採択した核兵器禁止条約について署名、批准を求める意見書を市議会として提出願いたいというものです。冒頭事務局から本陳情の趣旨と他自治体への同様の陳情の提出状況について説明を受けた後、審査に入りました。  委員から、日本政府が核兵器廃絶の先頭に立つのは当然であるが、核兵器禁止条約に調印しないのは、国益や安全保障を考えた上での判断によるものと思う。同条約に調印していない核保有国に対し、一緒に条約調印を求めていくことが日本の役割と思われる。そのため核兵器禁止条約にすぐに調印、批准というのはよくないと思われるので、不採択としたいとの意見が出されました。  また、別の委員から、核兵器禁止条約は大きな意義があり、評価できる。この条約に署名した50か国はいずれも非核保有国であり、核保有国との溝が深まっているのが現状である。核保有国と非核保有国の橋渡しが日本の役割であり、批准することだけが目的にならないと思うので、不採択としたいとの意見が出されました。  また、別の委員から、外務省のホームページを確認すると、核軍縮に取り組む上で、人道と安全保障の2つの観点を考慮することが重要だが、核兵器禁止条約では、安全保障の観点を踏まえておらず、非核保有国からの支持も得られていない状況である。安全保障の面から批准していない日本政府の立場を支持し、不採択としたいとの意見が出ました。  また、別の委員から、安全保障上保たれている現在のバランスを崩さないためにも、不採択としたいとの意見が出されました。  本陳情については、ほかに意見もなく、当委員会としては本陳情を不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で総務常任委員長の報告は終わりました。  続いて、民生常任委員会森田晃吉委員長。                  〔民生常任委員会 森田晃吉委員長登壇〕 ◆森田晃吉民生常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、民生常任委員会に新たに付託されました陳情第2―4号 国に対して「妊産婦医療費助成制度」を創設するよう意見書提出を求める陳情書について申し上げます。  本陳情の趣旨は、疾患や受診科目による制限のない妊産婦に対する医療費助成制度を国の制度として早期に実現するよう、市議会として国に意見書を提出願いたいというものです。冒頭事務局から、本陳情の趣旨と他自治体への陳情の提出状況について説明を受けた後、審査に入りました。  委員から、妊産婦医療費助成は、現在各都道府県、市町村で行っているため、地域によって助成の適用範囲が異なっており、これを統一するには相当の課題が出てくると思われる。昨年成育基本法が施行されたが、同法に基づき都道府県や市町村はどのような取り組みを行っているのか、より詳しく調査する必要があるため、継続審査としたいとの意見や、妊産婦に対する医療費助成制度については、本来国が運用すべきものと考えており、その点において陳情の内容は十分理解できるが、成育基本法の趣旨や国、自治体との関係についてさらに研究したいため、継続審査としたいとの意見がありました。  本陳情については、ほかに意見はなく、当委員会としては本陳情を継続審査と決しました。  以上で報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長に対し質疑を許します。  まず、陳情第2―5号に対する質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて陳情第2―5号に対する質疑を終わります。  次に、陳情第2―4号に対する質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 これにて陳情第2―4号に対する質疑を終わります。  以上で各委員長の報告に対する質疑は終わりました。  次に、陳情第2―5号について討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  4番、平野正敏議員。 ◆4番(平野正敏議員) 陳情第2―5号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出の陳情不採択の決定について、反対の立場で討論いたします。  核兵器禁止条約は、2021年1月22日に発効が確実なものとなっており、核兵器の開発、保有、使用、配備、威嚇などの行為が全て違法となります。条約発効に至るには、2017年7月の国連での採択以降も、平和首長会議が国連や各国政府に向けて核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議を送付するなどして、この条約の締結を強く訴え続けてきた地道な努力、そして何より広島、長崎での筆舌に尽くしがたい被爆体験をした方をはじめ、多くの日本国民、そして世界の人々が強い思いを抱き、署名運動など市民活動に取り組み、国際社会を動かしてきた歴史的事実があります。  しかしながら、世界ではいまだに数多くの核兵器が存在し、核軍縮は停滞している状況にあります。また、同条約が発効することによって、直ちに核兵器の廃絶が実現するわけではなく、核保有国や同盟国、また核の脅威にさらされている国々はいまだに条約に反対している状況にあります。  現在条約に反対している日本政府の考えとして、核兵器を直ちに違法化する同条約に参加をすれば、米国による核抑止力の正当性を損ない、国民の生命、財産を危機にさらすことになりかねないとしていますが、核抑止の正当性の是非にかかわらず、核の存在自体が常に生命を危険にさらしているのであります。そして、日本が条約に参加することが、核保有国の核使用を誘発することなどあり得ません。また、政府は条約が核軍縮に取り組む国際社会に分断をもたらすことを懸念しておりますが、経済上や宗教上の利害関係などなく、ただ世界の平和を希求するこの条約を巡っての分断は起こり得ないと考えます。日本こそが率先して条約に参加し、核保有国にも署名、批准を求めていくことは、この条約をより実効性の高いものにするために、最も大きな推進力になると考えます。条約発効を来年1月に控え、地方議会でも次々に意見書提出が可決しています。  原水爆禁止日本協議会によりますと、今月21日現在で、県議会では岩手、長野、三重、沖縄の4県が可決、鳥取県議会では陳情を趣旨採択しております。市町村議会においては、可決と採択を合わせて全国505議会、全国のおよそ3割の自治体で提出を決めております。唯一の戦争被爆国である日本の役割が改めて政府に問われているということではないでしょうか。県内での平和推進の先進都市である小山市からも意見書提出をするべきであり、強く陳情の採択を求めるものであります。 ○福田洋一議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終わります。  これより採決をいたします。陳情第2―5号について、総務常任委員長の報告は不採択とすることであります。陳情第2―5号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○福田洋一議長 ご着席願います。起立少数であります。  よって、陳情第2―5号については、不採択とすることに決しました。  お諮りいたします。議題のうち陳情第2―4号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、採決いたします。  陳情第2―4号について、民生常任委員長の報告は継続審査とすることであります。委員長報告のとおり継続審査とすることにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、陳情第2―4号については、継続審査とすることに決しました。 △日程の追加 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいま市長からお手元に配付のとおり追加議案が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議案第116号を議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第116号を日程に追加し、議題とすることに決しました。  なお、議案送付書及び議案件名については、朗読を省略し、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。                                      小行経第393―2号                                      令和2年12月18日    小山市議会議長      福  田  洋  一  様                                小山市長  浅  野  正  富                市議会追加議案の送付について  令和2年第5回小山市議会定例会の追加議案書等を別冊のとおり送付いたします。                       記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 議案番号  │          件               名     │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │議案第116号│令和2年度小山市一般会計補正予算(第5号)           │ └───────┴────────────────────────────────┘ △議案第116号の件、上程、市長提案理由の説明、質疑、採決 ○福田洋一議長 議案第116号を議題といたします。  上程議案の概要について市長の説明を求めます。  浅野市長。                  〔浅野正富市長登壇〕 ◎浅野正富市長 ただいま上程になりました追加議案の概要についてご説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は1件であります。議案第116号は、令和2年度小山市一般会計補正予算(第5号)でありまして、歳入歳出予算に9,263万3,000円を追加し、予算総額を882億2,979万5,000円とするものであります。  以上が今回提出いたしました議案の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 以上で市長の説明は終わりました。  次に、上程議案について当局の説明を求めます。  坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいま上程になりました議案第116号 令和2年度小山市一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、国の、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策等に呼応し、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するとともに、市民生活を支援し、雇用を守るための施策を実施することに伴う補正でございます。  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,263万3,000円を追加し、総額を882億2,979万5,000円とするものでございます。  2ページをお開きいただきたいと存じます。第1表、歳入歳出予算補正でございますが、詳細につきましては、4ページ以降の事項別明細書を基にご説明申し上げます。  4ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、歳入についてご説明申し上げます。今回の歳入予算は全て15款国庫支出金でございます。1項1目民生費国庫負担金の生活困窮者自立支援事業費負担金、2項1目総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など、9,263万3,000円の増額でございます。  6ページをお開きいただきたいと存じます。次に、歳出についてご説明申し上げます。3款民生費8,463万3,000円の増額は、離職等により家賃の支払いが困難となった方に、家賃相当額を給付する住宅確保給付金給付事業費、及び低所得のひとり親世帯に対し給付金を給付するひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の増額でございます。  8ページをお開きいただきたいと存じます。4款衛生費300万円の増額は、高齢者施設に入所予定の65歳以上の方のうちPCR検査を希望する方に検査費用を助成する、高齢者施設新規入所者PCR検査費用補助事業費の増額でございます。  10ページをお開きいただきたいと存じます。5款労働費500万円の増額は、雇用調整助成金の支給決定を受けた事業者に対し、申請手続に係る費用の一部を助成する雇用調整助成金利用促進補助事業費の増額でございます。  以上が議案第116号 令和2年度小山市一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 以上で当局の説明は終わりました。  次に、上程議案に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案については質疑を終結し、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、これより採決をいたします。  議案第116号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第116号は、原案のとおり可決されました。 △日程の追加 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいま岡田裕議員ほか4名から、防災・減災、国土強靱化対策の推進を求める意見書案が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議第3号を議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議第3号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △議第3号の件、上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決 ○福田洋一議長 議第3号を議題といたします。  議第3号を事務局長に朗読させます。  初澤事務局長。 ◎初澤正実事務局長 朗読いたします。  議第3号                                      令和2年12月23日  小山市議会    議長 福 田 洋 一 様                             提出者 小山市議会議員 岡 田   裕                             賛成者 小山市議会議員 渡 辺 一 男                                    〃    山野井   孝                                    〃    荒 川 美代子                                    〃    苅 部   勉        防災・減災、国土強靱化対策の推進を求める意見書案の提出について  上記の議案を別紙のとおり、小山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。            防災・減災、国土強靱化対策の推進を求める意見書  数十年、百年に一度と言われる大規模災害が、今や毎年のように発生し、本市においても平成27年9月関東・東北豪雨、更には令和元年東日本台風など度重なる災害により、貴重な財産が失われ、未だ復旧・復興の途上にある。  こうした中、国土強靱化基本法に基づき、国が「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」を掲げ、国・地方が一体となって短期・集中的に取り組みを進めているところであるが、気候変動の影響により頻発化、激甚化が懸念される自然災害など、あらゆる事態を想定しつつ災害に対する事前の備えとして、道路や河川、下水道施設などの社会資本整備について、今後も強力かつ継続的・計画的に進めていく必要がある。  さらに、新型コロナウイルス感染症が地域経済に甚大な影響をもたらしている中、社会資本の整備は、景気の下支えに有効であるととともに、今後の地域経済の力強い再生にも効果を発揮するものである。  よって、国においては、「防災・減災、国土強靱化対策の更なる推進」のため、次の事項に取り組むよう強く要望する。 1.「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に引き続き、中長期かつ明確な見通しのもと5   か年間の計画を策定し、必要な予算を安定的に別枠で確保すること。 2.計画の策定に当たっては、治水対策等に加え、平時・災害時の安定的な人流・物流を支える道路ネッ   トワークの整備など、対象事業の拡大を図ること。 3.社会資本の良好な状態を維持し、安全性・信頼性を確保するため、長寿命化計画に基づく予防保全型   の修繕・更新が図られるよう予算を確保すること。 4.地方の社会資本整備を着実に推進するため、安定的かつ持続的に予算を確保するとともに、地域経済   の早期再生を図るため公共事業を含めた補正予算を編成すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。                                      令和2年12月23日                                        栃木県小山市議会福田洋一議長 お諮りいたします。  議第3号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、これより採決いたします。  議第3号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議第3号は原案のとおり可決されました。 △閉会中の継続調査事件について ○福田洋一議長 日程第3、各委員長から閉会中の継続調査を要する事件について、会議規則第112条の規定により、お手元に配付いたしました一覧表のとおり閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各委員長の申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。            委員会の閉会中の継続調査事件一覧表┌──────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名  │           調   査   事   件           │├──────────┼───────────────────────────────────┤│          │1 市行政の総合的企画調整について                  ││          │2 市行財政事情及び財務管理について                 ││          │3 市税の賦課徴収について                      ││総務常任委員会   │4 広報及び広聴について                       ││          │5 消防業務について                         ││          │6 その他所管事項について                      │├──────────┼───────────────────────────────────┤│          │1 保健衛生及び社会福祉の充実について                ││          │2 国民健康保険事業について                     ││民生常任委員会   │3 清掃業務について                         ││          │4 公害、交通対策及び消費者行政について               ││          │5 その他所管事項について                      │├──────────┼───────────────────────────────────┤│          │1 学校教育の基本条件整備について                  ││          │2 社会教育及び体育の振興について                  ││          │3 商業、工業、観光の振興について                  ││教育経済常任委員会 │4 中小企業の近代化対策について                   ││          │5 農林業及び畜水産業の振興について                 ││          │6 土地改良事業について                       ││          │7 その他所管事項について                      │├──────────┼───────────────────────────────────┤│          │1 道路、河川、土木事業について                   ││          │2 都市計画事業及び区画整理事業について               ││          │3 下水道事業について                        ││建設水道常任委員会 │4 公営住宅の建築及び営繕監理について                ││          │5 建築指導について                         ││          │6 水道事業について                         ││          │7 その他所管事項について                      │├──────────┼───────────────────────────────────┤│予算審査常任委員会 │1 一般会計予算に関する事項について                 │├──────────┼───────────────────────────────────┤│          │1 会期、議事日程、一般質問その他議会運営上必要な事項に関すること  │└──────────┴───────────────────────────────────┘┌──────────┬───────────────────────────────────┐│議会運営委員会   │2 委員会条例、会議規則、傍聴規則等に関すること           ││          │3 その他議長の諮問に関すること                   │└──────────┴───────────────────────────────────┘ △市長挨拶 ○福田洋一議長 ただいま浅野市長より発言したい旨の申し出がありましたので、許可いたします。  浅野市長。                  〔浅野正富市長登壇〕 ◎浅野正富市長 発言のご許可をいただき、誠にありがとうございます。年末年始を迎えるに当たり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、私から改めて市民の皆様にお願いがございます。  現在第3波と言われております感染拡大に歯止めがかからない中、国内の感染者数急増に伴い、栃木県内においても11月以降の感染者数は増加の一途をたどっております。12月22日現在県内の感染者数は1,073人となっており、小山市内においても132人の感染者が確認されております。このうち61人が12月に入ってからの感染者であり、市内でも感染者が急増している状況であります。最近の感染者の状況を見ますと、勤務先でのクラスターの発生に加え、家族の一人が感染したことにより、家庭内において感染が広がっている傾向にあります。感染防止対策として常にマスクをつけていただきたいということ、そして密集、密接、密閉の3密の回避、室内の換気、石けんによる手洗い、アルコール消毒をお願いいたします。  また、これからクリスマスや忘年会、新年会シーズンを迎えますが、今年はぜひ静かな会食をお願いいたします。具体的には、特に感染リスクが高いとされております大人数、長時間での飲食、飲酒やマスクなしでの会話の自粛をお願いいたします。  帰省の時期ではありますが、不要不急の外出をできるだけ避け、やむを得ず外出する際には、感染リスクを避ける行動を取っていただきたいと思います。特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方については、慎重な対応をお願いするとともに、ご家族も含め、家の中でも常にマスクの着用をお願いいたします。  また、この場をお借りして、新型コロナウイルスの危険と隣り合わせの中、最前線で対応していただいている医療、介護の現場におられる皆様方に心から感謝申し上げます。12月21日には日本医師会をはじめとする医療関係者団体が医療緊急事態を宣言しております。感染者、重症者の急増によって医療現場が逼迫している状況は、いつ医療崩壊を迎えてもおかしくないところまで追い詰められております。私たちが感染防止対策を徹底し、新規感染者の拡大を食いとめることによって、これ以上医療関係者に負担がかからないようにしていかなければなりません。  また、新型コロナウイルスは誰もが感染し得る病気でございます。私たちが闘っているのはウイルスであり、人ではありません。感染された方やその家族、最前線で働く皆様などに対する偏見や差別、誹謗中傷等は、その人の心身を深く傷つける行為であり、決して許されるものではありません。大切な人や暮らしを守るために、小山市民一人一人が思いやりと優しさを持って、共に新型コロナとの闘いを乗り越えていくことを心から願ってやみません。市民の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 △閉会の宣告 ○福田洋一議長 以上をもちまして、令和2年第5回小山市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして閉会といたします。閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る11月30日開会以来、本日までの24日間にわたり開催され、令和2年度一般会計、特別会計及び企業会計補正予算案のほか、条例の制定及び一部改正案並びに指定管理者の指定案など、多くの重要案件を終始熱心にご審議をいただき、心より敬意を表する次第であります。執行部におかれましては、今期定例会において各議員から述べられました意見、要望等については十分検討を加えられ、市政に反映されますようお願いをいたします。  さて、今年も残りわずかとなり、寒さも一段と厳しくなってまいりました。コロナ禍での年末年始となりますが、皆様には十分に健康に留意され、健やかな新年を迎えられますことをご祈念申し上げます。  終わりに、今期定例会の運営に当たり、議員並びに執行部各位のご協力に対し厚く御礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。  大変ご苦労さまでした。                                      (午前11時40分)...