小山市議会 > 2020-12-03 >
12月03日-04号

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  1. 小山市議会 2020-12-03
    12月03日-04号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-23
    令和 元年 12月定例会(第5回)              令和元年第5回小山市議会定例会議 事 日 程 (第4号)                        令和元年12月3日(火曜日)午前10時00分開議     開  議日程第1 市政一般質問     次会日程の報告     散  会出席議員(29名)    1番   片  山  照  美         2番   細  野  大  樹    3番   大  平  拓  史         4番   平  野  正  敏    5番   渡  邉  一  郎         6番   渡  辺  一  男    7番   嶋  田  積  男         8番   高  橋     栄    9番   土  方  美  代        10番   佐  藤  忠  博   11番   岡  田     裕        12番   橋  本  守  行   13番   小  林  英  恵        14番   森  田  晃  吉   15番   苅  部     勉        16番   植  村     一   17番   大  木  英  憲        18番   福  田  幸  平   19番   荒  井     覚        20番   篠  﨑  佳  之   21番   福  田  洋  一        22番   荒  川  美 代 子   23番   山 野 井     孝        24番   大  出  ハ  マ   25番   安  藤  良  子        26番   小  川     亘   27番   青  木  美 智 子        28番   関     良  平   30番   石  島  政  己欠席議員(1名)   29番   塚  原  俊  夫                        本会議に出席した事務局職員   事務局長  初  澤  正  実        議事課長  阿 久 津  宣  明   庶務係長  日  高  正  展        議事調査  市  村  範  行                           係  長   議  事  屋  代     稔        議  事  中  尾     聡   調 査 係                    調 査 係   議  事  木  村  千  尋        議  事  田  村  雄 一 朗   調 査 係                    調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  大 久 保  寿  夫        副 市 長  加  藤  賢  一   秘書広報  古 田 土  紀  子        総合政策  坪 野 谷  統  勇   局  長                    部  長   総務部長  小  林     功        市民生活  三  柴  智 恵 子                           部  長   保健福祉  浅  見  貴  幸        産業観光  田  尻     淳   部  長                    部  長   建設水道  古  川  幸  一        都市整備  淺  見  知  秀   部  長                    部  長   行政経営  岡  田     右        教 育 長  酒  井  一  行   課  長   教育部長  添  野  雅  夫        消 防 長  猪  瀬  治  雄   危  機  片  岡  三  夫        選挙管理  大  塚  照  子   管 理 監                    委 員 会                           書 記 長   監査委員  大  塚  照  子        公  平  大  塚  照  子   事務局長                    委 員 会                           書 記 長   農  業  中  田  精  一        会  計  細  島  芳  美   委 員 会                    管 理 者   事務局長 △議事日程の報告 ◎初澤正実事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は29名であります。  なお、塚原俊夫議員から欠席する旨届け出がありました。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 市政一般質問 △開議の宣告 ○福田洋一議長 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) △一般質問 ○福田洋一議長 日程第1、市政一般質問を行います。  引き続き個人質問を行います。  質問通告者に対し、順次質問を許可いたします。                                                         ◇ 荒 井   覚 議員 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) 皆さん、おはようございます。議席番号19番、荒井覚です。ただいま議長の許可をいただきましたので、市政一般について個人質問をさせていただきます。  では、質問に入ります。まず、さきに説明がありました、令和2年度の予算編成方針についてから重要施策としてあるものをお伺いいたします。  (1)、排水強化対策について。本年度は、台風19号による大きな災害の年となってしまいました。これは、4年前の関東・東北豪雨及び平成23年の東日本大震災時の総被害額を上回るものであり、その甚大さがわかるかと思います。  この特徴としましては、想定を超える雨量と、それに伴う河川の急激な増水から各地の堤防が同時多発的に決壊したことかと思います。小山市では、決壊はありませんが、水があふれ、住宅や農地に押し寄せました。  小河川の氾濫は、大行寺地区の思川の支流、豊穂川及び寒川地区の永野川支流の杣井木川の合流地点で発生し、500棟を超える浸水被害が発生いたしました。両河川は、河川改修のまさに途上でありまして、今回の台風19号を迎え、豊穂川には思川からの逆流を防ぐための水門が平成29年3月に、その合流地点に設置されており、今回初めて稼働いたしましたが、防ぐことはできませんでした。  結果としては、逆流はとめられたが、上流から来る水は行き場なくあふれました。現実の降雨量が理論を超えている状態にあると考えています。ここでは抜本的な解決策が必要かと思いますが、どのように考えておりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 おはようございます。ただいまのご質問にお答え申し上げます。  このたびの台風第19号において、小山市の上流域の日光、鹿沼市域で、大雨特別警報の発令される約400ミリメートルの大雨が降ったことにより、思川、永野川に流入する豊穂川、杣井木川を中心に溢水が発生し、市内537戸の家屋が床上、床下浸水したほか、公共土木施設被害が約4億1,700万円、農業関係被害が約2億1,500万円など甚大な被害を受けました。  小山市では、4年前の関東・東北豪雨を受け、豊穂川、杣井木川における洪水被害を防ぐため、国庫補助公共事業としての排水強化対策を実施することが必要と考え、平成27年10月から、国への要望活動を17回、利根川上流河川事務所への要望活動を11回、栃木県への要望活動を13回実施するとともに、国、県とたび重なる協議を行い、排水強化対策事業を推進してきました。その結果、3年9カ月後のことし7月5日、豊穂川の1級河川指定が実現し、国庫補助事業の導入による河川改修の開始、国の公共下水道事業による雨水排水計画の策定など排水強化対策に着手したところでした。  このような排水強化対策の途上、再び被災してしまったことを重く受けとめ、緊急補正予算を市議会にお願いし、排水強化対策が完了するまでの間の緊急排水対策として、公共下水道事業での調整池の前倒し掘削、来年の出水期に備えての水のうの設置、排水ポンプ車の導入などを進めるとともに、市議会の皆様にもご協力いただいて、国、県の補助金の確保に努め、豊穂川、杣井木川の国庫補助公共事業での排水強化対策の令和7年度までの早期完成を図るほか、災害復旧工事を早急に進めてまいります。  思川本川につきましては、乙女大橋から下流及び渡良瀬遊水地は国土交通省の管理であり、乙女大橋から上流は栃木県が管理権限を有していることから、小山市がみずから整備することができない状況にあります。このため小山市は、思川の河川水位が計画高水位を上回ることなく流下する、余裕のある河道断面の確保と河道の掘削、樹木伐採による思川の流下能力の確保を、渡良瀬遊水地に関しても、第2調節池の掘削土を活用した堤防強化を、引き続き今後も国、県に強く要望してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) 市長、ありがとうございました。近年地球温暖化の影響もあって、異常気象が相次いでおります。その中でも台風の勢力は強まり、雨量は増大しているとされ、今回の台風19号は、これまでの想定が通用しないことを明らかにしました。気候変動による豪雨の増加で、河川の安全度が総体的に低下していると考えられます。自治体としては、治水対策はもちろんですが、市民の避難や防災、減災対策を速やかに再構築しなければならないと考えております。  整備を進めながら、想定を超える雨量にどのように対応するのか。答弁にありましたように、これには緊急排水対策の水のう設置や調整池の掘削を進めながら、河道断面の確保、流下能力の確保が非常に効果的と考えます。あわせて、田んぼダム、渡良瀬遊水地での豪雨を一時的にためることについて、さらに研究をしてほしいと考えます。  今回の台風19号の影響で、渡良瀬遊水地を含む利根川水系には4つの調節池がありますが、その貯水量が過去最大の2億5,000万立方メートルとのことでありました。これは東京ドーム約200杯分なのですが、その他の調整池は茨城県から千葉県にかけて存在しておりますが、その中でも渡良瀬遊水地が運用開始以来最大の水をためて、渡良瀬遊水地単体で全体貯水量の64%を一時的にためて、下流への水を減らすことができました。小山市の宝である3,300ヘクタールにも及ぶ日本最大の遊水地を大変誇りに思うところであります。この排水強化対策の最重要施設であるというのは異論はないと思いますので、国土強靱化地域計画はもう既に策定済みでございますが、それをさらにぜひワンチームで進めていただきたいと思います。  では次に、(2)、第四工業団地第二工区についてお伺いします。第四工業団地には、平成30年5月より東拓工業株式会社様が操業を開始して、順調に業務を行っていると聞いております。本市は、首都圏から近く、特に圏央道の全線開通以来、新4号国道を利用したアクセス性は申し分ありません。企業にとっては、事業拡大や、また大震災以降のリスク分散の観点からも非常に優良地に見えていると思いますが、企業に紹介できるストックは十分にあるのでしょうか。その平準化はできていますか。継続性を持ってニーズに応えることこそが必要だと考えます。  そこで、第四工業団地第二工区について、その進捗状況をお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  小山市は、東京圏からわずか60キロメートルの新幹線が停車する鉄道と国道がともに交差する交通の要衝にあり、さらなる発展の可能性を有する栃木県第2の南都であります。この可能性を現実のものとするために、小山市では国、県のまち・ひと・しごと創生総合戦略に連動し、一昨年の圏央道の開通によりアクセスが一段と向上した新4号国道沿線の新規工業団地の開発、企業誘致による若者の雇用確保に取り組んでいます。  このような中で、現在小山市では、梁・高椅地区に小山東部第二工業団地と塚崎、東野田地区にテクノパーク小山南部の造成工事を進めており、このうち小山東部第二工業団地は本年4月より予約分譲を開始しており、テクノパーク小山南部は令和2年度より予約分譲を開始する予定であります。  これらに続く、新4号国道沿線鉢形地区の小山第四工業団地西側の約10ヘクタールを小山第四工業団地第二工区として、民間による開発候補地と定め、その開発手法の検討をすべく、令和2年度予算に調査費を計上したいと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。今栃木県内では、開発中の産業団地は5カ所あります。そのうち2カ所が小山市で造成中です。長期的視点で、なるべく均等に、その後に続く優良な産業団地をそろえないと、競争力があり、選ばれる自治体であり続けられません。  そこで、再質問させていただきます。第四工業団地第二工区の今後の進め方についてですが、民間開発候補地との答弁がありましたが、民間開発の受け皿となる企業はどのように選定していくのでしょうか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  民間による工業団地開発につきましては、小山市として初めての事業手法となりますが、千葉市や新潟市、熊本市等で先進事例がありますので、これらを参考に、令和2年度に事業スキームの検討や民間事業者の意向を調査する民間開発可能性調査を実施の上、選定してまいりたいと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕
    ◆19番(荒井覚議員) 産業団地の計画から完成まで多くの時間がかかります。本市への企業側からの関心が高く推移している現在でも、ストックが追いついていない現状ではないかと思います。より競争力があり、優良な産業団地のニーズを逃さないためにも、計画的で継続性を持って品ぞろえすることを求めます。誘致に成功すれば、雇用環境の改善、税収の増加、周辺関係企業への取引経済効果も非常に期待できます。本市の魅力や新4号国道を利用したアクセスの優位性を強力にPRし、重要施策として安定的な企業誘致をぜひ実現してほしいと思います。  では次に、(3)、本場結城紬についてお伺いします。受け継がれてきた文化と歴史として、ユネスコ無形文化遺産に登録されてから、来年度には10周年を迎えます。本年度から桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさとが開館し、そして来年の開館を目指して、栃木県におきましても、紬織物技術支援センターが建築中であり、広くPRに努めていると考えますが、新施設の稼働状況や連携など、現在の本場結城紬についてお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問についてお答え申し上げます。  桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさとの利用状況についてでありますが、同施設は、小山市立絹公民館敷地内に地方創生拠点整備交付金を活用して整備したもので、10月末までに小山市本場結城紬復興振興5カ年計画に基づき、袋真綿の担い手を養成するために、毎回7名の参加による真綿かけ講習会を6回、手つむぎ糸の担い手を養成するため、毎回11名の参加による糸つむぎ講習会を4回開催したほか、桑、蚕、繭から本場結城紬までの一連の作業工程がわかる展示コーナーには、5月22日のオープンから477名の方が見学に訪れました。  また、小山市立絹公民館北西の同敷地内で建てかえを行っている栃木県産業技術センター、紬織物技術支援センターの進捗状況について栃木県に確認したところ、現在の出来形は40%弱で、令和2年3月完成、4月供用開始を予定しており、それに合わせて桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさとの1周年事業を実施するなど、両施設の連携を深め、世界に誇るおやまブランド本場結城紬のさらなる復興振興に努めてまいります。  以上、よろしくお願いします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。では、再質問させていただきます。  いろいろな取り組みが順調に進んでいると思われますが、ぜひ市内のほかの文化と歴史資産とともに、周辺交流人口、関係人口をふやす方策を考えてほしいものであります。  そこで、来年度ユネスコ無形文化遺産登録10周年を迎えるに当たり、どのような事業を考えておりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔「暫時休憩」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 暫時休憩します。                                      (午前10時18分) ○福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時24分) ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまの再質問にお答えいたします。  平成22年11月16日に世界ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬は、来年10周年を迎えます。小山市では、本場結城紬復興振興5カ年計画に基づき、和装文化の再興と本場結城紬の復興振興を推進するため、平成25年から毎月11月16日直近の土曜日に小山着物の日を開催してまいりました。  本年11月16日に開催しました第7回小山着物の日では、二代目、澤田紬織士の母校で被服学科があり、約20万人の卒業生を有する大妻女子大学との連携協定調印式、結城紬を着用したおもいがわ映画祭ゲストのトークショー、お楽しみ抽せん会などを行い、約900名の参加者が市内外より訪れ、開運のまち小山の秋を着物の姿で彩りました。  来年10周年を迎えるに当たりましては、引き続き農林水産省、経済産業省を初め栃木県、茨城県結城市との行政、産地関係者や大妻女子大学等の連携協定締結機関とさらに連携を強化するとともにも、現在建てかえを行っている栃木県産業技術センター、紬織物技術支援センターが完成することから、その完成、共用と合わせるほか、「小山着物の日」と結城市が開催している「着物で結城」の共同開催を検討するなど、世界に誇るおやまブランド本場結城紬を全国に発信してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。本場結城紬10周年を祝うイベントにつきましては、ぜひとも首都圏でも開催していただければありがたいなと思います。関係人口の増加へ結びつきますし、今後の小山市への人口流入につながる一つになるのかと考えております。来年度、本場結城紬振興イベントがしっかりとできますように、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、2番、豚コレラ対策について。(1)、現在の状況についてお伺いします。まず、豚コレラの呼称変更について、国の指導等もございますし、これから消費者に不安や不信を招かないようにするために、アルファベットでCSFという名称で質問を統一させていただきます。  昨年9月に岐阜県でCSFの発症例が出ましてから、1年をかけて、関東の埼玉県まで及んでまいりました。飼養豚の感染やイノシシの感染が報道される中、小山市においても9月定例会最終日に補正予算案を議決いたしました。ウイルスを媒介する野生イノシシや小動物の侵入を防ぐ防護柵の設置補助や消毒用の消石灰配布などでありますが、そこで現在の状況はどのようになっておりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、加藤副市長。                  〔加藤賢一副市長登壇〕 ◎加藤賢一副市長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  CSF豚コレラは、CSFウイルスの感染によりまして発症する豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴でありまして、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されております。  CSFは、平成30年9月9日に岐阜県におきまして、国内では26年ぶりに発生が確認され、現在までに愛知県、長野県、山梨県等の1府7県で50事例が確認されております。関東地方におきましては、埼玉県で9月13日に初めて確認されて以降、現在までに同県で5事例が確認されております。  CSFの感染拡大の大きな要因は野生イノシシと見られることから、国は野生イノシシ侵入防護柵設置への支援を行っております。小山市におきましては、令和元年度第4回議会最終日の9月27日に、防護柵設置支援、消石灰配布支援等を含む補正予算案を議決いただくとともに、10月8日にはCSF対策準備本部を設置しまして、発生時の市の対応方法の確認をするなど対策を進めております。また、栃木県においては、侵入防護柵設置、車両消毒ゲート設置、消石灰配布に対する補正予算を10月9日に議決しております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 この際、暫時休憩します。                                      (午前10時30分) ○福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前10時31分) ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。まず、CSF対策準備本部を設置していただいたとのことであります。万が一に備えることは重要ですので、よろしくお願いいたします。  養豚農家では、今までにない緊張感に包まれ、日々CSFと向き合っている状態であります。もし野生イノシシや飼養豚からCSF感染が確認されれば、大騒ぎになるかもしれません。  そこで、再質問させていただきますが、実際にCSFが本市におきまして発症した際の対応はどのようになりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  CSFが発生した際の防疫措置は、家畜伝染病予防法、CSFに関する指定家畜伝染病防疫指針に基づいて行われます。具体的には、CSFの発生した農場の全ての豚は殺処分し、原則として患畜または疑似患畜決定後24時間以内に屠殺を完了し、72時間以内に焼却または埋却を完了させます。また、二次感染防止のため、発生農場から半径3キロメートルを移動制限区域とし、半径10キロメートルが搬出制限区域とされ、豚の移動、搬出が禁止もしくは制限されます。また、発生農場周辺は、通行制限が行われ、車両の消毒ポイントが設置されます。これらの対策については、県が主導しますが、市においても各作業に協力もしくは従事することになります。  小山市では、市長を本部長とし、副市長、各部長から成る小山市CSF対策準備本部を10月8日に設置しており、CSFが発生した際には、県の対策本部と連動し、迅速に対応する準備を整えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。二次感染防止という重要な対応も出てきます。さらに、全頭処分という結果だけは何としても避けたいと考えております。県とともに小山市におきましても速やかな対応をお願いいたしまして、次の(2)、今後の対策についてお伺いします。  現場としましては、養豚農家の農場の入り口での消毒や飼養衛生管理体制の徹底が最重要課題でありますが、その上で畜舎に柵を設けると同時に、イノシシを誘引しないような環境整備も欠かせません。しかし、何よりも感染の可能性が一番高いのは、ヒューマンエラーだとも言われております。そういう点を踏まえると、今後の対策はどのようにお考えになりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  CSF対策は、国の定める家畜伝染病予防法及びCSFに関する特定家畜伝染病防疫指針に基づき行われることになります。感染防止対策は、CSFウイルスを農場内に持ち込ませないための飼養衛生管理体制の徹底が基本となります。具体的には、人、物、車両による持ち込みを防止するため、農場周辺に消石灰を散布、また人や車両によりウイルスを持ち込ませないため、農場への出入りの際の洗浄、消毒を徹底すること、また野生動物の侵入防護柵を設置し、感染源となるイノシシ等野生動物の農場への侵入を防止することとなります。  今後は、県の指揮のもと情報を収集し、養豚農家への情報提供、また野生イノシシ侵入防護柵等の設置への補助など、養豚農家が行う発生予防の取り組みに対して支援を行い、CSFの発生防止を効果的に推進してまいります。  以上、よろしくお願いします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。このたびのCSFにつきましては、現状、我々は守り切るしか道はありません。徹底した防疫対策をするとともに、状況については常に注視をして、異常が起きた場合の確認や報告を迅速にとってほしいと考えます。  しかしながら、野生イノシシのCSF感染などがあったときには、CSFワクチンの接種が求められますが、この点についてはどのように考えておりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  国は、CSFに関する特定家畜伝染病防疫指針を改正し、野生イノシシにおけるCSF感染が継続的に確認できる等衛生管理の徹底のみでは感染の防止が困難と認められる場合は、予防対策としてワクチン接種を認めることとしました。現在では、農場でCSFが発生もしくは感染した野生イノシシが発見された都道府県のみが、国からワクチン接種推奨地域に指定されており、栃木県は対象となっておりませんが、接種が必要となった場合には、県と連携し、迅速に対応してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。ワクチンに関しましては、そのタイミング、状況判断が非常に難しいとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。  養豚農家の方も、ある一定のリスクは承知の上で、覚悟を決めて専守防衛に努めておりますので、さらなる迅速な対応をこれからもよろしくお願いいたします。  次に、3番、摩利支天塚古墳・琵琶塚古墳について。(1)、現在の進捗状況をお伺いいたします。この両古墳につきましては、歴史を活かしたまちづくりのもと、琵琶塚古墳では既に発掘調査を終了しており、次の段階に来ているものと考えておりますが、摩利支天塚古墳につきましてはどのような段階でしょうか。両古墳の事業の進捗状況についてお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  摩利支天塚と琵琶塚の両古墳は、小山市が誇る国指定史跡の県内最大級の前方後円墳であり、周辺には100を超える群集墳の飯塚古墳群も所在しており、古代下野の国において、この地が中心的地であったことを示しております。  市では、この貴重な史跡について、歴史を活かしたまちづくり施策のもと、さらなる地域の活性化や観光資源としての利活用を図るため、両古墳の整備事業を進めており、琵琶塚古墳については、平成30年度に国史跡琵琶塚古墳整備基本設計を策定し、本年度は基本設計の内容を精査しながら、文化庁、栃木県教育委員会や同古墳の整備専門委員会等の関係機関との協議を進め、実施設計を策定中であります。  摩利支天塚古墳については、発掘調査の実施に向け、同古墳の整備委員会及び専門部会より意見を聴取し、栃木県教育委員会と協議の上、9月18日付で文化庁への現状変更申請書を提出し、発掘の許可をいただきました。今年度は、後円部の墳丘の形態を明らかにするための調査を11月26日から着手いたしました。  今後も関係機関との協議を進めながら調査を実施してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。摩利支天塚古墳も発掘調査に入るとのことでありますが、ぜひ墳丘の形状もわかるようにしていただきますと、より一層ダイナミックな古墳に見えてくるのではないかと思います。ぜひその整備の進捗に期待をしております。  さきに整備されました資料館について、拠点施設としての入館者等を初め利活用の状況はどのようになっておりますでしょうか、再質問します。 ○福田洋一議長 答弁、坪野谷総合政策部長。 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  両古墳のガイダンス施設として、平成30年4月21日に開館いたしました国史跡摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館は、開館より本年の10月末までの入館者数が1万7,860人となり、月平均でおよそ1,000人もの方にごらんいただき、ご好評をいただいております。また、本年の5月から6月にかけては、はとバスツアーにも組み込まれるなど、市民の皆様のみならず、市外、県外からも多くの見学者の方にご来館いただき、観光資源としても小山市のPRに大きく寄与しております。  なお、同施設の管理については、地元NPOの元気フォーラム桑に委託し、古墳や展示資料等の解説などについては、歴史ボランティアガイドまり・びわ古墳の会に行っていただくなど、開館当初から官民協働による施設運営を展開しております。  今後も両古墳の拠点施設として、小山市の誇る歴史の魅力を広く全国に発信するとともに、関係機関や地元団体等との連携を深め、毎年4月にまり・びわ古墳はなまつりを実施するほか、古墳に関するイベントの開催など地域の活性化を図る事業を展開してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。歴史ボランティアの皆さんの活躍や観光に生かされているようでございますが、元気な地元NPOの皆さんとともに、より一層の小山市のPRにつながるように、資料館でのイベント等においてどんどん利活用していってほしいと思います。  次に、(2)、両古墳の今後についてお聞きします。それぞれ進みぐあいの違う段階での整備になると思いますが、摩利支天塚・琵琶塚古墳に関する今後の整備の進め方はどのようになりますか、お伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  今後の両古墳の整備スケジュールとしましては、琵琶塚古墳については、令和2年度より古墳の本体工事に着手いたします。全体事業費が高額になること、国庫補助を導入しての事業であることから、複数年にわたる工事となります。また、摩利支天塚古墳については、今年度から国庫補助を導入して着手した発掘調査を令和6年まで実施し、令和7年に発掘調査報告書を作成いたします。その後、令和8年には摩利支天塚古墳整備事業基本設計及び実施設計を策定し、令和9年より本体工事に着手する予定としております。両古墳とも国史跡であることから、事業実施に当たっては、文化庁及び栃木県教育委員会との事前協議が必要となることや摩利支天塚古墳の発掘調査の結果次第では、年次計画に変動が生じる可能性も想定されます。  なお、事業実施に当たりましては、学識経験者や地元の代表者により構成された整備委員会の意見を十分に考慮し、古墳本来の魅力を最大限に生かした整備となるよう努めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。非常に長期にわたる整備でありますが、特に発掘調査などにおきましては、時間が幾らあっても足りないような、そんな事態になるかもしれませんが、しっかりと進捗状況を把握、確認していってほしいと思います。  それでは、再質問いたします。整備事業において、現在のままでは、2つの古墳、そして拠点施設としての資料館が単独で立地しているように映ります。それぞれが至近距離にありますから、周辺一体を活用して、いわゆる点の整備から面的な整備、例えば歴史公園としての整備はできないものでしょうか。両古墳間を結ぶ散策路や資料館との間の広場などが整備され、きれいな墳丘が見える歴史公園、古墳周辺を含めた整備方針についてお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、坪野谷総合政策部長。 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  両古墳については、その周辺も含めて、歴史に触れられる憩いの場や学習の場として利用できる史跡公園としての整備を実施しております。具体的には、現在は耕作や宅地開発等によって失われてしまった両古墳の周溝の復元など歴史的景観に配慮するとともに、近隣との共生も図れるよう整備を進めてまいります。また、両古墳と国史跡摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館とのアクセスの安全性を確保するとともに、主要地方道小山・壬生線を利用される来場者のための案内板を設置するなど、歴史的魅力と利便性をともに向上させるよう整備を行ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。発掘、復元、墳丘再現とかなり長期にわたると思いますが、史跡公園としての整備をどうぞよろしくお願いいたします。  次に、桑中学校南側JT用地についてお伺いいたします。このJT用地は、県道小山・下野線により東西に分断されましたが、主にその西側について、新都市整備推進調査事業等におきまして、現在までに排水や用地の調査を実施していただきました。その多くが山林であるため、利活用による開発は可能であるとの答弁を以前にいただきました。JT用地の今後の利活用についてお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、淺見都市整備部長。                  〔淺見知秀都市整備部長登壇〕 ◎淺見知秀都市整備部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  日本たばこ産業所有の未利用地につきましては、平成26年度より喜沢等新都心整備推進調査事業の中で、現況調査や排水調査を進めるとともに、日本たばこ産業に対し、定期的な意向確認を実施してまいりました。直近の意向について、11月5日に確認させていただきましたところ、当敷地の維持管理に多額の費用がかかっているため、売却処分したいと考えておられ、小山市に優先して取得していただきたいとのことでした。  これを受け、小山市では庁内で調査研究を進めており、人と企業を呼び込む施策の推進と周辺環境への配慮を両立した整備や誘致ができないか検討しております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。利活用につきましては、かなり限定されますが、騒音等の出ない研究所あるいは研究開発施設、研修所等の事務系業種の誘致が理想的なのだと思います。企業、団体への調査、アプローチが必要と考えますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。  次に、(2)、公共施設誘致についてお伺いします。この周辺は、桑市民交流センター、桑中学校、そしてJTの葉たばこ研究所があるエリアになります。例えば適切と思われるようなスポーツ、レクリエーション施設を含めた公共施設誘致についてお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、淺見都市整備部長。                  〔淺見知秀都市整備部長登壇〕 ◎淺見知秀都市整備部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  日本たばこ産業所有の未利用地につきましては、市街化調整区域にありますが、都市計画法第29条第1項第3号及び都市計画法施行令第21条第26号により、市町村が条例に基づき設置し、市町村が管理運営する建築物は開発許可の適用除外とされているため、立地は可能であると考えます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 19番、荒井覚議員。                  〔19番 荒井 覚議員登壇〕 ◆19番(荒井覚議員) ありがとうございました。立地は可能とのことでありますから、スポーツ、レクリエーション施設や文教施設を望む声が地元には非常に多いです。小山市北部エリアにおきまして、このJT用地は、7、8ヘクタールにも及ぶ、利活用できる優良な土地でありますから、都市計画法上立地可能な施設の誘致を通して有効利用につなげていただきたいと強く要望いたします。  以上で終わります。ありがとうございました。 ○福田洋一議長 以上で、19番、荒井覚議員の個人質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                                      (午前10時55分) ○福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時09分)                                                       ◇ 森 田 晃 吉 議員 ○福田洋一議長 引き続き個人質問を行います。  14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) 議席番号14番、森田晃吉でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、市政に対する個人一般質問をさせていただきます。  まず初めに、さきの台風第19号によって被災に遭われました皆様方に心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧、復興を願って全力で取り組んでまいりたいと思っておりますし、また改めてこの災害の怖さ、威力というものを痛感したところでもございました。きょうは、水害対策についてのみに絞りまして質問させていただきたいと思います。  思えば今から8年前に、台風によって、小山市内数十軒でありましたけれども、浸水被害がございました。そして、4年前、関東・東北豪雨ということで1,500軒を超える浸水被害、そしてさきの10月の台風第19号では、500軒を超える床上・床下浸水の被害を受けたところでございます。  本当に昔は、災害、「天災は忘れたころにやってくる」ということでありましたけれども、最近では気候変動もありまして、次から次へとやってくると。私たちは、そうした災害と災害の間の平穏な時期に何ができるのかと問われているのではないのかなと思っております。もちろん小山市に限らず、県内、日本全国、そして世界も同じ状況なのかなというふうに思っております。きょうは、多くの議員の方が水害については質問されておりますが、私の視点で何点か質問させていただきます。よろしくお願いしたいと思います。  まずは、今回の台風第19号による市内での被害状況及び17億円を超える緊急の専決補正予算ということもありました。そうした中で災害復旧事業ということもございました。その内容につきましてお聞きしたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  10月12日から13日にかけて襲来した台風第19号では、小山市上流域の日光、鹿沼市域で大雨特別警報が発生される約400ミリメートルの大雨が降ったことにより、思川、永野川に流入する豊穂川、杣井木川を中心に溢水が発生し、また思川の3カ所でも越水が確認され、市内に床上浸水274棟、床下浸水263棟、合計537棟、避難者は最大で19カ所の避難所に1,804人が避難されました。幸いにして人的被害はありませんでしたが、公共土木施設が約4億1,700万円、農業関係被害が約2億1,800万円など甚大な被害を受けました。  市では、4年前の関東・東北豪雨を受け、豊穂川、杣井木川における洪水被害を防ぐため、国庫補助事業としての排水強化対策を40回以上国、県に要望するとともに、国、県とたび重なる協議を行い、県、杣井木川及び市、豊穂川の排水強化対策事業を推進してきました。その結果、3年9カ月後のことし7月5日、豊穂川の1級河川指定が実現し、国庫補助事業の導入による河川改修の開始、国の公共下水道事業による雨水排水計画の策定と排水強化対策に着手したところでありました。  このような排水強化対策の途上、再び被災してしまったことを重く受けとめ、緊急補正予算を市議会にお願いし、排水強化対策が完了するまでの間の緊急排水対策として、公共下水道事業調整池の前倒し掘削、来年の出水期に備えての水のうの設置、排水ポンプ車の導入などを進めるとともに、市独自の対策として、災害見舞金と住宅復旧支援金を支給する被災者の生活再建支援対策の実施、固定資産税、都市計画税の減免、公共土木施設、農地、農業施設、学校、教育施設の復旧工事を早急に実施し、市民生活の安定を図り、豊穂川、杣井木川の排水強化対策の早期実施に全力で努めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) 市長答弁ということでありがとうございます。緊急の専決補正予算17億円ということで、私とすれば、生意気な言い方をさせていただければ、本当に評価をさせていただいている議員の一人でございます。これだけの大きな予算を専決。大きな決断だったと思いますけれども、私とすれば本当に大変ありがたいことでもございました。  再質問をいたします。災害復旧事業のうち小山中学校と川西グラウンドの被害状況と今後の復旧の内容、予定など教えていただければと思います。 ○福田洋一議長 答弁、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  このたびの台風第19号による小山中学校の被害状況は、10月12日深夜ごろ、増水した思川の水が学校北側の旧道水路の破損箇所から流れ込んだことにより、校庭や中庭へ浸水するとともに、汚泥の流入が発生したと思われます。同時に、体育小屋、部室、屋外トイレ、作業小屋等にも浸水し、中に入っておりました綱引き用ロープやマット、刈り払い機等の備品が使用不能となったものでございます。  小山市消防本部が10月14日に、校舎西側の舗装されました昇降口や自転車小屋付近を、ポンプ車による放水で汚泥を流しますとともに、陸上自衛隊宇都宮駐屯地第12特科隊員延べ約140名により、10月19日から21日の3日間で、校庭や中庭に流入した泥の撤去作業を手作業で行っていただきました。取り除いた土砂につきましては、校庭の北東部に一時仮置きしておりますが、12月6日までには搬出する予定でございます。その後、校庭全体に約200立方メートルの砂を敷きならしする整地作業を実施いたしまして、原状復帰いたします。  次に、川西グラウンドですが、約1万4,000平方メートルの運動場の全面が浸水いたしまして、平均約3センチメートルの土砂が堆積いたしました。また、バックネットの一部、仮設トイレ、ベンチなどの備品、器具が転倒する被害を受けております。  今後の復旧作業につきましては、11月13日に復旧作業契約を締結しておりますので、12月21日からグラウンドが使用できますよう、今後土砂の撤去、整地作業を進めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ありがとうございます。具体的な日にちなんかも答弁でいただきました。大変ありがとうございます。  昨日小川議員からも、小山中学校の件につきましてはいろいろ質問等あったと思います。子供の活動する生活の場でありますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  (2)の質問に移りたいと思います。水のう対策及び調整池についてということで質問させていただきます。水のうについては、今回初めてこうした水のうという言葉も出てきたわけでありまして、緊急の専決補正でも約1億円の予算が計上されたということであります。  まずは、この水のうの設置についての詳細をちょっと教えていただきたいのが一つと、あと調整池についても、これも専決補正の中で9,000万円、掘削を進めていくのだというようなこともございました。この中身につきましてお伺いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  小山市では、平成27年9月の関東・東北豪雨による豊穂川流域の浸水被害を受け、国庫補助公共事業を活用し、排水強化対策を進めておりますが、このたびの台風第19号においては、小山市の上流域の日光、鹿沼市域で大雨特別警報が発令された約400ミリメートルの大雨により、豊穂川を中心に溢水する等、再び被災してしまったことを重く受けとめまして、緊急補正予算を市議会にお願いし、排水強化対策が完了するまでの間の緊急排水対策を予算の重点項目に追加し、来年の出水期までに公共下水道事業での調整池の前倒し掘削、水のう設置、排水ポンプ車の導入を進めるとともに、災害復旧工事を早急に進めます。  具体的な内容といたしまして、調査検討業務委託を現在実施中でございますが、豊穂川の水のう設置につきましては、左岸の越水箇所に設置いたします。右岸につきましても、地域の安全確保と地元住民の同意を前提に、水のうによる田んぼ調整池を予定しております。また、既に買収済みの下水道の調整池用地2.3ヘクタールを活用して調整池の前倒し掘削をし、洪水時には貯水できるように整備してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ありがとうございます。具体的にちょっと聞いていきたいと思いますけれども、水のうの効果というのですか、あと先ほど田んぼ調整池、田んぼダム調整池というのでしょうか、これについても今回新たな施策になるのかなというふうに思いますが、概要についてお聞かせいただきたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、古川建設水道部長。 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  水のうの設置の効果につきましては、他河川でも台風時期に堤内地への越水を防ぎ、また安全に流すことが確認されておりますので、思川でも越水した3カ所につきまして、調査検討し、実施してまいります。  一方、豊穂川右岸の田んぼ調整池につきましては、台風時期に田んぼを囲う形で水のうを設置いたしまして、仮設の調整池とするもので、ここに豊穂川の洪水をためることで左岸側宅地の浸水被害を防ぐというものでございます。  設置箇所、設置範囲等の詳細につきましては、現在調査検討中でございまして、繰り返しになりますが、右岸地域の安全確保と地域住民の同意を前提として実施するものでございます。今後地元土地改良区と土地所有者の皆様の湛水時における農作物の補償も含めましてご理解をいただいてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) 再質問はしませんけれども、要望ではありますけれども、以前私もこの水のうについては、水防訓練だったかな、私も消防団でそのとき出ていたときに、ちょうど水のうの役になって、その水のう、結構長いです。15メートルあって、相当頑丈になっているものなのだなというふうに思ったのですけれども、これを思川あるいは豊穂川の主に左岸沿いに並べるというか配置すると。  あるいは今答弁にありました豊穂川の右岸側、場所的には大日橋から穂積地区の大行寺自治会の間のエリアと、全部ではないですけれども、その中のエリアで、この田んぼダム調整池を検討しているという状況だというふうに今お聞きしましたけれども、それはまだ検討中というか、業務委託はしているものの、決定にはなっていないという状況ではあると思うのですけれども、田んぼダム調整池については、私もこの案というか、この政策を考えているという形で、11月2日の住民説明会において、市長もおいでくださったわけでありますけれども、その中で聞いたときに、これは本当にいいなというふうに思いました。  やはりあれだけの水をポンプで思川に流すということだけでは、やっぱりどうしても間に合わないという中においては、その水を一時的にためておく、そういう施設が必要かなと私も以前から申し上げておりました。そういう中では、非常にいい施策、こういう案をお出しになったなというふうに思っております。  ただ、一方では、今部長がおっしゃられたように、仮にこの田んぼダム調整池が設置というかされた場合、当然水はそこに多くたまります。万一のときには、例えば水のうが破損あるいはずれたりして水が流れ込んだ場合に、その下流にある大行寺自治会あるいは穂積地区には、本当にひどい、大変な被害が想定させるわけであります。そうした中で、その安全性や何かも含めまして、そのためておく水量なんかも含めて、よく検討してくださって、非常にいい政策だと思うので、ぜひ実現に向けて頑張っていただきたいなというふうに思っております。  次の質問に移ります。(3)、排水路対策についてということで質問させていただきます。これは、以前から申し上げている小山栃木排水路、そして立木排水路のこの2つの排水路ではなくて、別の3カ所における排水路についてお聞かせいただきたいと思っております。  まず、1つ目の排水路でありますけれども、場所は観晃橋のすぐ真下と言っていいですか、ほぼ、ほぼ右岸側の観晃橋のすぐ北側にある排水路で、主に御殿町というか大字小山地内の雨水の排水路というふうに聞いておりますけれども、ここも4年前の関東・東北豪雨の大雨では、のみきれない水があふれ出して、地域を水浸しにしていったというものであります。まず、この排水路についてが1点。  そして、もう一点目が、塩沢排水機場につながる排水路でありまして、石ノ上、萩島あたりを通っているのですけれども、ここも大雨になりますと溢水して、地域を水浸しにしてしまうというところでございます。この排水路が2点目。  そして、3点目の排水路でありますけれども、これは実は小山市ではございません。栃木市になるのですけれども、ただ位置的に栃木市の田村町というのですか、小宅と栃木市の境なのですけれども、そこに一つ排水路がございまして、ここに樋門があるのですけれども、ここがどうも閉まっていなかったということで、その排水路からあふれ出た水が地域を流れていったという話も聞いております。  以上、3点の排水路について、今後の対策につきましてお聞かせいただきたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問のうち思川右岸観晃橋のすぐ上流の樋門の排水対策につきましてお答え申し上げます。  思川右岸観晃橋のすぐ上流の樋門につきましては、観晃橋周辺の大字小山地内及び県道栃木・小山線に降った雨水を排水するため、栃木県が設置した樋門で、思川の水位が上昇いたしますと堤内に逆流するため、思川の水位を観測しながら小山市が樋門開閉の管理を行っております。樋門を閉じた際には、堤内の排水が滞るため、閉門した際の状況や排水対策につきまして今後調査検討してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問のうち塩沢排水機場上流の美田東部幹線排水路及び思川右岸の栃木市田村町地内の樋門についてお答え申し上げます。  塩沢排水機場上流の美田東部幹線排水路沿いの浸水につきましては、台風第19号による流域内の豪雨、思川増水による塩沢排水機場の一時運転停止などの影響によるものと考えております。当排水路沿いの浸水が生じないように、台風19号での対応と同様、仮設ポンプを設置するなど浸水被害の軽減に努めてまいります。  思川右岸の栃木市田村町地内の樋門につきましては、河川管理者である栃木県に確認したところ、管理者を特定できていないということであり、このため台風第19号の際に樋門の操作はされておりませんでした。小山市では栃木県に対し、早急に管理者を確定し、適正に樋門が管理されるよう強く要請しております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ありがとうございます。思川に流れ込む排水路というのが、私も全部を把握しているわけではないのですけれども、今回いろんな方に言われて教わった場所でもありますけれども、もしかしたらこれ以外にも、いろんな形での排水路で、あふれ出している排水路がもしかしたらあるかもしれません。そうしたところをこういう機会に、私もちゃんと調べないとと思っていますけれども、改めて洗い直して対策ができることがあれば、お願いしたいなというふうに思っております。要望で終わりにします。  次に、(4)、避難所(一時避難所)についてということで、5項目に分けて質問させていただきたいと思います。冒頭申し上げておきたいのですが、避難所、一時避難所もそうなのですけれども、改めて申し上げるまでもないのですけれども、あくまでも危ない地域から逃げていく、避難するための避難所ということで、そこに快適さを求めるわけではないということはもちろんのことだというふうには理解しております。しかしながら、その避難所におきまして、さまざまな不都合も出ているというのも一方では事実でございます。そんなことから、今回5つの項目に分けて質問させていただきますので、お願いしたいと思います。  まずは、①、一時避難所の必要性についてということでお聞きしたいと思います。当然指定避難所となるには、警戒レベル、避難レベル3以上ということもございます。それ前の段階におきましては、指定避難所は開設されていない。つまり逃げる場所がない。そういう場合において、一時避難所を利用してくれということになっているのだと思います。  しかしながら、これは現場の声でありますけれども、一時避難所が5時なり6時なりで閉鎖した後、その一時避難所から別の指定避難所に移動するということを余儀なくされたということもあったと思います。そういう中では、一時避難所ではなくて、最初から避難所に逃げたかったと。もし逃げている間に何かあったときには、もうどうしようもないということも言われておりました。そこで、市の一時避難所についての見解をお聞きしたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。                  〔片岡三夫危機管理監登壇〕 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  一時避難所は、平成27年9月関東・東北豪雨災害における教訓を踏まえ、翌年7月、小中学校などの指定避難所に加え、指定避難所開設前の早期に避難できる場所として、新たに一時的に身を寄せて安全が確保でき、迅速に安否確認をして安全な避難行動ができる、258自治会における近傍の地域の集会所や公民館を一時避難所として位置づけたものであります。市内の道路冠水や気象条件により、指定された避難所までの避難行動の危険性がある場合に備え、必要であると考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ありがとうございます。必要だということでありました。私も質問を考えて打ち合わせをさせていただいている段階においては、本当にこの一時避難所は必要なのかなと正直思っていた節がございました。やはり一時避難所から指定避難所に移動するのは、大変不便だと、危険も伴うということも思ったものですから、そのような質問の趣旨で打ち合わせをしておりましたが、危機管理課の見解を伺っているうちに、例えば状況に応じて、一時避難所に身を寄せていながら、避難所に移動できなくなった場合に、その一時避難所でもいられるということも同時に行えるということもあるようでありますから、それは一安心したなというふうに思っております。  この再質問はいたしませんけれども、1つだけ要望という形で申し上げておきたいと思います。具体的には白鴎大学についてでございます。私も当日消防の出動ということで、主に思水ヶ丘、立木、御殿町と観晃橋の西側付近を警戒で当たっていたわけでありますけれども、いよいよ思川が増水して決壊の危険性が出てきたということを受け、きのう小川議員もおっしゃっておりましたけれども、消防士あるいは団員で地域を全戸回りまして、避難の勧告をしたというときの話でありますけれども、ある学生に避難勧告をしたところ、私はこれから白鴎大学に行くのだということを言っておりました。  私は、そのとき、あれっというふうに思ったのです。今でも白鴎大学は避難所あるいは一時避難所になっているのかなと。正直なっていなかったのかなというふうに思っていたので、でももう既に白鴎大学には何十人も避難しているということで、友達が向こうで待っているのだということだったので、とりあえずそのときは、どこが避難所だとかという話は混乱の原因になるので、しませんでしたけれども、強引にその方は消防車に乗せて避難所に私が団員とともにお連れしたという経緯はあったのですけれども、後々消防のほうに確認したところ、やはり避難所にはなっていないということで教えていただきました。  本当に思川が、言いたくはないですけれども、例えば決壊したときに、逃げるところがないといった場合には、横の移動ではなくて縦の移動だというのは当然わかります。ただ、その前の状況、逃げられる状況において、そうした避難所ではないところに避難する、あるいはそういう情報が今でも回っているということがちょっと問題なのかなと。現場にいると大変混乱を招くことになるのかなというふうに思ったので、その辺も含めて、確認の意味も含めて、白鴎大学あるいは地域住民の方に周知をお願いしていただきたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  次に、②、教室開放についてということで質問させていただきます。先ほども申し上げましたとおり、避難所は快適さを求めるところではございません。それは重々承知なのでありますけれども、今回どうしても避難所が飽和状態になっていると、そういう避難所が何カ所かございました。そういう中で、私以外にもお聞きしている方もいらっしゃると思いますけれども、なぜ校舎のほう、教室をあけてくれないのだというような声を聞いております。  そこで、市としては、この学校の校舎あるいは教室の開放についてどのようにお考えになっているかお伺いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  市では災害が発生した際、その状況に応じて、一定期間避難生活を送るための施設として、学校の体育館を指定避難所として開設しております。台風第19号の際には、最大で19カ所を避難所として開設し、開設状況につきましては、小山市安全安心情報メールや市のホームページで随時お知らせいたしました。  各学校の校舎につきましては、体調を崩された方がいた場合に保健室を使っていただいた事例はございますが、教室は学校運営に影響が出ることから、避難所として使用は控えてまいりました。校舎内は、個人情報などを保管してある校長室、職員室にも通じること、また各教室には児童生徒の机、椅子や個人の持ち物もありますことから、その安全管理も考慮しますと、避難所とすることは難しいというのが現状でございます。  一方、避難所に到着したにもかかわらず、そこが飽和状態であるため別の避難所へ移動することは、危険を伴うこともございますので、緊急時の対応として理科室や家庭科室などの特別教室を避難所とすることについて、学校の管理者でございます校長会と協議検討してまいりたいと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) 答弁ありがとうございます。特別教室開放に向けて、これから検討していくという具体的な案が示されました。  当然今部長がおっしゃられた心配事、理解できます。ただ、やはりこの当日、私も避難所には何回か行きましたけれども、大変なのです。荷物もすごいし、びしょびしょだし、入れない人は校庭で車で待機というようなことも見受けられました。そういう方から、中に入りたいのだけれどもという答えに、その場では答えられなかった自分がちょっと悔しかったなというふうに思っておりますけれども、何もないと言っては変ですけれども、体育館でスペースがまだ残っているのであれば、それはいいのですけれども、もしそれが厳しいということであれば、せっかくこの場所に避難してきた人を別に移動するのではなくて、そうした特別教室を開放していただいて、そこにいてくれということが今後できるようにお考えいただきたいなというふうに思います。  それで、もう一つお願いなのですけれども、校舎内にはトイレもございます。ぜひあわせてトイレの使用も認めていただけるような形でお願いできたらありがたいというふうに思っております。要望といたします。  次に、③、収容状況についてお伺いいたします。当初これは収容情報についてというふうに申し上げたのですが、正確には収容状況の情報についてというのが正確なご質問の尋ね方になるのかなというふうに思いますけれども、我々議員に対しては、当日、例えば6時なら6時、どこどこの避難所に何人収容しているよという情報をいただきました。事務局の皆様から送っていただいたのだと思いますけれども、私も当日避難活動をさせていただいているときに、その情報はとても役に立ちました。ある避難所がいっぱいだったというのを受けて、こっちはまだすいているよだとか、御殿町の自治会長の好意で、天理教も開放していただいたのですけれども、天理教はどうだと、ここはどうだという、そうした選択肢を避難者に上げることができたというのが非常に大きかったなというふうに思っています。  この情報を例えば市の安心メールなんかで配信がもしできたら、市民の方も皆さん見られるのではないかというふうに私は思うのですが、そうした収容状況の情報の周知についてどのようにお考えになっているかお伺いします。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。                  〔片岡三夫危機管理監登壇〕 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  台風第19号に係る避難情報につきましては、緊急速報メール、市安全安心情報メール、市ホームページ、コミュニティーFM、同報系防災行政無線及びフェイスブック、ツイッターを活用し、情報の内容といたしましては、発令した避難情報の種類、対象地域、避難所名、混雑状況を発信いたしました。  今後は、避難者に当該避難所の混雑状況を、収容割合など数値化したもので、よりわかりやすく提供・発信してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ④に行きます。避難者の輸送についてということで質問させていただきます。  基本的に自主避難だというのが基本だというのは重々承知であります。しかしながら、なかなか逃げおくれてしまっただとか、今回のように思川が決壊するかもしれないと、緊急でも早急に逃げてくれといったときに、逃げる手段がないといったときに、現状では消防車や、あるいは団員が乗っている自家用車といったところでの輸送というのが現実でございます。そういう中においては、輸送用の車両の準備、配備、そうしたものが必要なのかなというふうに思っておりますが、市の考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。                  〔片岡三夫危機管理監登壇〕 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  台風第19号による災害発生時には、地元自治会や消防団に、避難誘導や車両による避難者の輸送、搬送をしていただきました。避難の原則は、徒歩による早めの避難であります。これは、道路が交通障害により通行できなかったり、その影響による渋滞中に洪水などに遭うことや、避難所付近の渋滞により迅速な受け入れができないことが想定されることから、早めの徒歩による避難を呼びかけているものです。  今回の台風第19号では、最接近が12日の夜間になることが予想されたため、市では12日の朝から、自主避難のため、全ての出張所を避難場所として開設し、早めの避難を呼びかけました。雨風がひどくなり、避難が困難になる前に避難行動を起こし、また避難情報が出るのを待つのではなく、身の危険や不安がある場合には、安全な建物などに自主避難していただきたいと思います。さらに、公助には限界があることから、自治会や自主防災組織などの地域の力である共助を推進してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ⑤の質問に移ります。  先ほどの避難者の輸送というところにも少しつながってくるのかもしれないですけれども、避難困難者という方が現実的にはおられます。ふだんからヘルパーの方が訪問している方なんかは、有事の際には連絡が行ったりいろいろしているのです。でも、そうではない方もおりまして、そういう方はなかなか避難できない状態にある方も、数多くはいないのですけれども、何名かいらっしゃいます。ただ、私も地元に住んでいて、その一人一人全員を把握しているわけではありません。  今回の台風第19号を受けた後、私は2分団2部に所属しているのですけれども、いろいろその2の2で話し合ったときに、そういう方を把握していたら、事前に把握できていたら、場所もパトロール中にも場所を特定もできるし、何かの際にまずあそこに行ったらどうだと、行くポイントができるのです。その地域一体全部とかではなくて、そこのところにまず回ってと、そういう動きができるのではないかのかなという意見が出ました。ただ、そういう情報を持っているのが自治会長であったり民生委員であったり、地域の人になるのだと思います。そういう情報を地域の方と消防団と、また本体の消防本部とが情報を共有していたら、もっと動きが迅速にできるのではないのかなというふうに感じたのですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。                  〔片岡三夫危機管理監登壇〕 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  小山市は、災害時の避難困難者を災害から守るため、自治会、民生委員、消防団、自主防災組織などが一体となって、地域住民が相互に助け合う環境を整備することを推進しております。地域で災害対応の中心となる方々は、平常時から地域の情報を収集し、避難支援に必要な情報の共有による連携を深めることが重要でありますが、個人情報の協力を得られないことがありますので、自主防災会内の隣保班など小規模な、身近に顔を合わせられるグループでの住民情報共有を行い、自治会や自主防災組織の活動を通して早めの避難を推進するとともに、地域の防災リーダーの役割を担う自主防災会の設立を進めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) ありがとうございます。日ごろのご近所づき合い、そういう中でいろいろの情報を交換して、私たちも、地域としてももちろんそうですけれども、消防団としてもそういうアンテナを常に張って情報は得ておくということなのかなというふうに理解しました。ありがとうございます。  最後、(5)の質問に移ります。田んぼダムについてお伺いいたします。今回、田んぼダムについての緊急の専決補正予算ということでも出ましたけれども、進捗状況は全体の1割だということでご説明もいただきました。これから3年の間に、できるだけこれを完了させていくのだということでありましたけれども、今後の見通しについて、田んぼダム、その地域に降った雨を処理するという意味では大変な効果が見込まれるわけでありますから、これも3年ということで、大変短い期間で大変なことなのかなというふうに思いますけれども、その辺の今後について、どのように進めていくのかお聞かせいただきたいと思います。
    ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  田んぼダムは、田んぼが有する農業の多面的機能である洪水調節機能を最大限に活用し、田んぼから排水路や河川への流出を抑制し、湛水被害の解消を図るものです。豊穂川流域では、取り組み面積約1,100ヘクタールのうち現在約123ヘクタールの取り組みが完成しており、令和3年度での完了を目指して取り組みを進めております。  また、より一層の取り組みの推進を図るため、関係土地改良区へさらなる協力を要請したところ、土地改良区としても協力に応じていただけるとの回答を得られましたことから、小山市では、10月専決補正予算において、市独自の田んぼダムの補助金を計上し、支援することとしました。  今後も、引き続き関係土地改良区と連携を密にし、田んぼダムの早期完成による豊穂川流域の排水強化を図ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 14番、森田晃吉議員。                  〔14番 森田晃吉議員登壇〕 ◆14番(森田晃吉議員) 答弁ありがとうございました。大変な作業になるのかなというふうに思いますけれども、どうか頑張っていただきますようによろしくお願いいたします。  これで質問を終わりにします。ありがとうございました。 ○福田洋一議長 以上で、14番、森田晃吉議員の個人質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                                      (午前11時55分)                                                                〔副議長、議長席に着席〕 ○植村一副議長 議長を交代いたしました。  休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 零時59分)                                                       ◇ 佐 藤 忠 博 議員 ○植村一副議長 引き続き個人質問を行います。  10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) 議席番号10番、公明党議員会の佐藤忠博でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従い、市政一般個人質問をさせていただきます。  質問に入ります前に、台風第19号で被災されました皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興を祈念しております。  それでは、質問に入ります。初めに、消防行政のうち避難所の環境についてお伺いいたします。地球温暖化を背景に、近年想定を超える大規模な自然災害が激甚化、多様化しております。自然災害は、いつ、どこで起こるかわからず、万全の備えが不可欠です。そのような中、指定避難所として指定されている学校施設は、あらかじめ被災者を受け入れる避難所としても使われることを前提に、しっかり整備をしていくことが効率的ではないかと思います。  そこで、お伺いします。内閣府の避難所運営ガイドラインでは、避難所生活は住民が主体となって行うべきものとなっています。初動期には、避難者の中から代表者を選び、避難所の運営組織をつくることになっていますが、避難所運営の流れについて、まずはお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  小山市では、災害発生時に避難所を開設した際の避難者の良好な生活環境を確保するため、平成29年11月に一部改正した小山市地域防災計画において、避難所の整備に当たってのさまざまな留意事項を定めて対応に当たるとともに、平成27年3月に策定した小山市備蓄推進5カ年計画において、開設した避難所で必要となる資機材等の備蓄を進めております。  また、避難所の運営については、小山市では、平成28年4月の国のガイドラインに基づいて、平成29年4月に策定した小山市避難所運営マニュアルにおいて、避難所を開設する場合の受け入れ態勢と会場レイアウト、避難所備品の配置活用や避難所運営を円滑に進めるための具体的な運営の方針や留意事項などが規定されており、避難所の環境整備に努めております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。避難所の開設についての確認ができました。  避難所の運営で私が注目しているのは、スフィア基準があります。スフィア基準とは、災害や紛争などの被災者全てに対する人道支援活動を行う各種機関や個人が、被災当事者であるという意識を持って現場で守るべき最低基準の通称です。これは、国際赤十字やNGOなどがまとめた紛争や災害などを想定し、シェルターなどの収容施設等における人道救助のための国際的な最低基準です。  例えば1人当たりの居住スペースは3.5平方メートル、受け入れ一時滞在センターにおけるトイレ20人に1つ以上、男女比1対3などの例示とともに、被災者の尊厳ある生活を守るための理念や考え方が示されております。これは、内閣府の避難所運営ガイドよりも手厚くなっております。海外でこの基準を適用している国は多く、地震国であるイタリアでも運用されています。日本では、徳島県が避難所の運営マニュアルにこの基準の一部を盛り込んでおります。  そこで、お伺いします。少しでも避難しやすくなるよう、質の高い避難所への改善を目指して、スフィア基準に近づける努力が必要ではないかと思いますけれども、考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  平成9年に、国際赤十字やNGOが被災者に対する人道援助の国際基準として取りまとめたスフィア基準は、その策定の意義や趣旨には、避難所の質の向上を考える上で深く共感するところでございます。  小山市では、避難所における1人当たりの十分な広さを有する居住スペースや男女別によるトイレの確保、十分な水、食料の支給とプライバシー確保の間仕切りの備蓄増強を行うなど、質の高い避難所環境整備の参考としてスフィア基準に近づけてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。スフィア基準に近づけるとの答弁でございました。  災害発生時に、誰もが避難所を開設できるようにするためのファーストミッションボックスがあります。ファーストミッションボックスとは、災害発生時に、災害対策本部や避難所などの活動拠点で、最初(ファースト)に集まった人たちが、迅速かつ的確な初動対応が行えるように、やるべき任務(ミッション)を記載した指示書(カード)と最低限必要となる事務用品を1つの箱(ボックス)にまとめたものです。指示書(カード)は、専門的知識がなくても、誰でも行動できるように、単純でシンプルであること、事前に指示書(カード)を作成することで、初動時にやるべきことを整理して最優先でやらなければいけない行動が明確になります。専門知識や防災訓練を熟知していなくても、誰もが行動できることを目指すものです。24時間365日、いつ起こるかもしれない自然災害では、防災担当者もそろっておらず、指示系統も混乱しがちです。  長野県飯田市危機管理センターでは、そんな状況でも集まった職員がすぐに災害対策本部を立ち上げることができるようにするためにとファーストミッションボックスを設置いたしました。ボックスの中には必要な文具類も入っているので、即座に具体的な対応がとれるとのことでございます。  そこで、お伺いします。ファーストミッションボックスの有効性とその活用について考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  小山市では、既に避難所の初動対応について、平成29年4月に策定した小山市避難所運営マニュアルにて、避難所を開設する場合の受け入れ態勢と会場レイアウト、避難所備品の配置、活用や避難所運営を円滑に進め、各避難所に保管されている避難所用受け付けセットにて名簿の作成を行っております。  今後は、議員提案のファーストミッションボックスである避難所開設キットを参考として、避難所開設用品の充実を図ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  私は、この台風第19号で、避難者の方々や避難所運営の方々に話を聞こうと避難所にお伺いしました。その中で、ある方から、避難所のトイレが和式のため、用が足せなく、飲食を我慢しており、避難所にいることがストレスであるなどのお声がありました。  2016年4月に内閣府が発表した避難所におけるトイレの確保ガイドラインに、高齢者や障がい者等にとっては、和式便器の使用は極度に困難であるので、既設トイレを洋式便器化していくことが望ましい。特に避難所となる施設の新設や大改修の際には、洋式便器の設置や災害時の水使用の観点から、節水型に切りかえていくことを推進すべきと明記されております。  大規模災害に直面した後、すぐに困るのがトイレの問題だと言われています。特定非営利活動法人日本トイレ研究所が東日本大震災後に行った調査によると、被災から3時間以内にトイレに行きたくなった人の割合は31%、6時間以内では67%だった。排せつは我慢ができないため、災害時は数時間以内にトイレの整備が必要になると示しております。  そこで、お伺いいたします。小山市の指定避難所のトイレの現状についてお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  小山市において指定避難所である城南、間々田、桑交流センター、大学、小山南高校を除く高校、市文化センター、勤労青少年ホーム、県南体育館及びプール館のトイレについては洋式になっております。小中義務教育学校36校の指定避難所の避難居住スペースとなる体育館における現在のトイレ洋式化率は13%となっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。36カ所ある指定避難所で、避難者が避難生活を送る体育館の現在のトイレの洋式化率は、小中学校ともに13%とのことでした。  お年寄りや障がいを持つ方が避難所でのストレスを軽減させるためには、避難所体育館のトイレ洋式化の整備をさらに進めるべきと思いますが、考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、添野教育部長。 ◎添野雅夫教育部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  一般家庭のトイレにおいては洋式便器が主流となっており、和式便器を使用したことのない児童生徒が多いということから、学校でトイレに行けないなどの問題があり、学校トイレの洋式化が重点事業として現在取り組むべき事業と認識しております。このことから、全校の和式トイレを全て洋式化するためには莫大な費用がかかりますので、市としては、まず児童生徒が一番利用する機会の多い校舎から洋式化を始めることといたしました。平成25年度に整備計画を作成いたしまして、平成26年度から令和3年度にかけて、計画的に現在順次改修を進めているところでございます。  校舎と比較しまして児童生徒の使用頻度が少ない体育館のトイレの洋式化につきましては、当初校舎の終了後検討するということで考えておりましたが、避難所のトイレとして、お年寄りや障がいを持つ方が使用に困らないよう、今年度トイレの洋式化に向けた整備計画を立てまして、今後計画的に整備してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。今年度トイレの洋式化に向け、整備計画を立てて計画的に進めてまいりますとのことでした。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、障がい者のための防災ハンドブックについてお伺いします。この質問につきましては、先日青木議員からも同様の質問がございましたが、私なりの視点からの質問となります。どうぞよろしくお願いしたいと思います。  自然災害は、時、ところ、人を選びません。今後大規模災害のリスクがますます高まる中で、日ごろから防災に対する意識を一人一人が持っておかなければならないと思います。病気や障がいなどで災害の危機から身を守ることが難しく、周りの支援が必要な人たちがいます。支援を必要とする人たちに、災害から身を守るための準備や対策など、事前に情報提供をしておくことが大事であります。  障がい者の障がい特性を考慮した防災対策の普及を目的として設立された一般社団法人障害者防災対策支援協会代表理事の福島有二氏は、「現在世間一般に普及している消防防災対策知識は、さまざまな特性がある各障がい者の実情に合わせたものになっているとは言いづらい状況です。そして、それはつまりいざ被災したとき、避難所、避難場所に避難したり、避難所で過ごしたりするときに、大きな、ひょっとすると命を落とすようなトラブルにつながる可能性が極めて大きいということです」と述べられております。  また、NHKによりますと、2011年の東日本大震災では、障害者手帳を持つ人の死亡率は、全住民の死亡率の2倍に上りました。また、2016年の熊本地震でも、多くの障がい者、高齢者が必要な支援を受けられずに孤立しました。障がい者などが再び取り残されることのないよう取り組んでいくことは、大変に重要なことであると思います。  災害時の障がい者への支援を充実させるため、埼玉県久喜市は、ハンドブック「障がい者のための防災の手引」を作成しました。ことし3月から配布しております。障がい者が災害時に対応するための備えや避難行動の仕方のほか、支援者に対しての障がい者へのサポート方法なども紹介されております。これが久喜市で作成されましたハンドブックになります。  このハンドブックは、A4判36ページのフルカラーで、障がい者向け自助、支援者向け共助、障がい者支援者向け公助と大きく3分野に分かれており、それぞれの対象者に向けた対応方法を紹介しているのが特徴です。  障がい者向けでは、災害に備えて用意しておくものチェックリストや避難場所、避難経路を確認することなどを促しています。また、視覚や聴覚、知的、精神などそれぞれの障がいに応じた準備や行動方法について、イラストつきでわかりやすく解説しております。  支援者向けの共助では、それぞれの障がい者の特性を理解した上で、車椅子利用者への介助、避難所で生活するときの配慮やサポート方法などを記載し、公助では指定避難所や指定緊急避難所の一覧、防災行政無線メールの配信など行政機関による救援情報を載せています。災害時にハンディのある障がい者に向けた支援は、大変に重要なことであると思います。  そこで、お伺いします。障がい者への備えや対応方法、自力で避難することが困難な人や障がいの種別に合った適切な支援方法を紹介した障がい者のための防災ハンドブックを作成すべきと思いますが、改めて考えをお伺いいたします。 ○植村一副議長 答弁、浅見保健福祉部長。                  〔浅見貴幸保健福祉部長登壇〕 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  小山市では、災害に対する備えと災害発生時の対応についてまとめた小山市防災ガイドブックを作成、公表済みですが、ご質問にありました障がい者のための防災ハンドブックにつきましては、現在作成されておりません。しかしながら、自然災害が多発する昨今、災害時に特別な支援等を必要とする災害弱者の方たちが必要とする防災情報を取りまとめた障がい者のための防災ハンドブックを作成し、事前にお配りすることは、障がいをお持ちの方の防災対応力を高め、災害から身を守るための助けとなりますことから、小山市といたしましても、障がい者向けの防災情報に特化した障がい者のための防災ハンドブックを作成してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。障がい者のための防災ハンドブックを作成するとのことでした。  作成後におきましては、このハンドブックを生かすための取り組みが重要であります。そのためには、このハンドブックは、障がい者本人や家族のほか、民生委員や自治会長、自主防災組織などの支援者に配布と市役所の窓口や市内の公共施設などにも設置していただきたいと思います。障がい者への災害時の行動に役立ててもらうだけでなく、市民にも必要な知識や関心を持ってもらうことが大切であります。また、地域の防災セミナーなどでも積極的に活用していただきたいと思いますが、考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、浅見保健福祉部長。 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  障がい者向けの防災ハンドブックを作成した際には、福祉課窓口における配布や民生委員への送付、さらには小山市自主防災会連絡協議会等を経由した配布やホームページでの公表などを行い、障がい者向けの防災ハンドブックを必要とする全ての方に活用していただけるよう周知に努めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。ぜひ丁寧な取り組みをよろしくお願いいたします。  次に、地域を守る建設土木工事の担い手を育てる公共工事の平準化についてお伺いいたします。国や自治体は一般に、前年度末に予算が成立してから、公共工事の詳細設計や費用の見積もり、入札などの契約作業に入ります。そのため、年度前半は工事が少なく、年末や年度末にかけてピークを迎える場合が多くなります。  近年、大規模震災、大規模水害、また大規模風害と想定を超える自然災害が頻発しています。これらの自然災害に対して、住民の安全を確保し、被害を最小限に食いとめるためには、地域の建設土木事業者の協力が必要不可欠です。少子高齢化、人口減少社会において、地域の人材確保が年々難しくなっている中で、建設業界の活性化による担い手確保のためには、特定の時期に偏ることがないよう、公共工事の平準化が必要であります。  公共工事の平準化により、地元の労働者、技術者、技能者は、年間を通じて安定的に仕事ができ、計画的な休日取得なども可能になります。また、事業者の機材の稼働率向上により、重機等の保有も促進され、地域の建設事業者の災害への即応能力も向上します。さらに、行政にとっても、発注職員等の事務作業が一時的に集中することを回避することができます。  そこで、地域を守る建設土木工事の担い手を育てる公共工事の平準化について、何点かについて質問させていただきます。  まず初めに、債務負担行為の積極的な活用についてお伺いいたします。予算は、単年度で完結するのが原則ですが、大規模な公共工事など単年度で終了せずに、後の年度にわたり支出をしなければならない事業には、いわゆる債務負担行為が設定されています。  ここで道路の舗装工事や修繕工事など、短期で行える事業においても、平準化を踏まえた、年間を通して必要に応じて事業を進められる体制を整えておくことは、地域住民の安全を守る上で大切なことであると思います。  そこで、幹線道路や橋梁など長い工期を要する工事だけでなく、生活道路の舗装工事、修繕工事などにも債務負担行為を設定し、年度をまたぐ工期で発注できるようにすることも必要と思いますが、考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  公共工事の平準化は、適正な工期を確保するため、債務負担行為等を活用することにより、公共工事の施工時期を平準化し、建設現場の生産性の向上を図るものでございます。公共工事の平準化につきましては、公共工事の品質確保の促進に関する法律に、発注者の責務として、「計画的に発注を行うとともに適切な工期を設定するよう努めること」とされております。  市では、長い工期を要する工事は債務負担行為を設定し、年度をまたぐ工期で工事を行っております。生活道路の舗装工事や修繕工事につきましても、財政状況を勘案し、必要があれば債務負担行為を設定することを視野に入れて、平準化の取り組みとして今後調査、研究をしてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。債務負担行為を設定することを視野に入れて、平準化の取り組みとして調査研究するとのことでございました。  平準化が進めば、市民ニーズへの対応や品質の確保、コストの縮減、地元企業の発展などが期待でき、さらに受発注者双方にメリットがあり、発注者の企業経営の健全化や労働者の処遇改善、稼働率の向上にもつながると思います。  次に、公共工事の平準化を図るために有効なゼロ市債の活用についてお伺いします。ゼロ市債とは、通常新年度に発注する工事を、前年度中に債務負担行為を設定し、現年度中に入札、契約を締結することにより、年度内または新年度早々の工事着手を可能とするものです。  ここで、当該工事の支払いは、前金払い、中間前金払い、部分払い及び工事進行に伴う支払いについては新年の予算で対応することになります。このゼロ市債を活用する自治体がふえていますが、小山市の現状と今後の方針についてお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  市では現在、ゼロ市債を活用した工事は実施しておりません。今後の方針につきましては、国では平準化を推進するため、直轄工事におきまして、適正な工期を確保するための2カ年国債やゼロ国債を活用していくというふうにされており、市としましても債務負担行為を活用した工事発注について、今後調査研究をしてまいりたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。次に、公共工事の速やかな繰り越し手続についてお伺いいたします。  年度末間際での繰り越し手続や年度内の工事完了に固執することなく、当該年度で完成しないことが明らかな工事については、適正な工期を確保し、安全に安心して工事を進めていただくために、速やかな繰り越し手続が必要です。工事や業務を実施する中で、気象または用地の関係、補償処理の困難、資材の入手難、その他のやむを得ない事由により、工事が予定どおり進まない場合、受注者に無理をさせないように当初の計画を見直すことは、働き方改革を推進する意味からも重要であると思います。  そこで、やむを得ない理由で工期がおくれそうな公共工事について、年度末にこだわることなく、早い段階から必要日数を見込んで繰り越し手続を積極的に進めるべきと思いますが、考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  早い段階で繰り越し手続を進めることは可能であるというふうに考えられますので、繰り越し手続につきましては、事業の進捗を踏まえ、慎重に検討していきたいというふうに考えております。  以上、よろしくお願いします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。  最後に、公共工事の柔軟な工期の設定について伺います。公共工事の工期設定や施工時期の選択を一層柔軟にすることで、工期の平準化を初め効率的な施工が可能となります。具体的な事例として、工事着手時期、工事完成期限等が特定されていない工事の発注に当たって、落札日の翌日から一定期間内に受注者が工事着手日を選択できる工事着手日選択可能期間を定め、ゆとりある工事を促すフレックス工期契約制度があります。また、工事着手時期が特定される建設工事の発注に当たっては、落札日の翌日から工事着手指定日の前日までの間を事前の準備期間として定めることにより、計画的な発注を行い、円滑な施工を促す早期契約制度もあります。  そこで、フレックス工期契約制度や早期契約制度などを活用しての公共工事の柔軟な工期の設定について、現状と今後の方針についてお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、小林総務部長。 ◎小林功総務部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  土木工事の工期設定に当たりましては、栃木県土木工事標準積算基準に基づき、工事の工種や工事費により定める標準工期を用いており、週休2日制度にも対応しております。ただし、時期によっては、夏季休暇や年末年始休暇、工事が稼働できない日としての休日及び降雨、降雪日並びに工事の性格、地域の実情を十分考慮して設定しております。  さらに、発注する段階では想定不可能な異常気象等による長雨や降雪等の自然要因、市民生活や交通状況等による社会的要因により工事が施工できない場合には、工事の中止や工期の延長等を行うなど、工期の柔軟な運用を図っているところであります。  フレックス工期契約制度や早期契約制度は、柔軟な工期を設定できる手法であり、建設業者が有する技術者、資機材等の安定的、効率的な活用ができ、公共工事の平準化や担い手育成の推進に一翼を担う制度であることから、本制度の活用につきまして調査研究を進めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。調査研究してまいりますとのことでした。よろしくお願いします。  最後に、AI・人工知能等による市民サービスの向上と事務の効率化についてお伺いします。AI・人工知能とは、人工的にコンピューター上などで人間と同様の知能を実現させようとする試みであります。  行政は、究極の市民サービスを提供する組織だと考えます。しかしながら、市民サービスを提供する市の正規職員は減少しているのが現状であり、そのことを補足するために、パソコンの導入や臨時職員の増員及び指定管理者により、行政が行うべき市民サービスを補っているのが現状ではないでしょうか。  さらに、市民サービスは多様化し、行政へのニーズは多岐にわたり拡大しています。今後は、さらなる事務の効率化を進めていくことが求められてくると思います。  AI・人工知能を活用することにより、事務処理の効率化を行い、市民サービスの向上に役立てようと実証実験を行っている他都市があります。岐阜市は、令和元年10月1日から、市への問い合わせにAI・人工知能が答えるAIチャットボットの実証実験を行っております。チャットボットとは、チャット、対話とロボットを組み合わせた言葉です。ラインなどのように対話形式で対応するアプリで、休日や夜間などの閉庁時も利用できるので、市民サービス向上と職員の負担軽減につなげるのが狙いとしております。この実証実験は、令和元年10月31日まで行われました。住民票や国民年金、国民健康保険などに関する質問にも回答しております。  そこで、お伺いましす。職員の事務負担の軽減のためのチャットボットについての考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、小林総務部長。                  〔小林 功総務部長登壇〕 ◎小林功総務部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  現在小山市では、市民からの問い合わせに対し、職員が直接対応しているため多くの時間を要しております。そのことから、定型的な質問に対して自動応答ができるAIチャットボットを導入することで、事務の効率化と市民サービスの向上が期待できるものと考え、先行自治体等の事例を調査しているところであります。その調査結果によりますと、AIチャットボットの活用策といたしまして、行政手続の案内やごみの分別方法のお知らせ、観光やイベント情報の紹介などの事例が多く見られます。  このようなことから、チャットボットを取り扱うICT事業者に、実際に導入するために必要な条件等の提案を求め、説明を受けたところです。今後は具体的に実証実験を行い、質問応答の正答率やサービスの運用方法、費用対効果を評価した上で、実用化への検討をしてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。今後は実用化への検討をするとのことでした。よろしくお願いしたいと思います。  大阪四條畷市では、認可保育施設の来年入所希望者に対し、人工知能を使った選考システムを実施しております。これは、誰をどの保育所に割り振るか、煩雑な認可保育所の入所選考を、職員のかわりにAI・人工知能に任せるものです。  昨年、富士通研究所と九州大学がさいたま市と協力し、保育所の入所選考におけるAI・人工知能を活用した実験では、入所希望者の約8,000人のデータを使い、毎年30人の職員が複雑な入所基準のために50時間かけて行っている保育所施設の割り振りを決める作業を、わずか数秒で終了し、職員が手作業で行った結果とほぼ一致したとのことです。申し込んだ人に早く結果を伝えられるほか、職員の負担が軽減され、住民サービスが向上すると期待されております。  そこで、本市の保育所入所手続の流れと入所手続に関する職員の人数及び延べ時間数の現状などをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、浅見保健福祉部長。 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  小山市では、翌年4月からの保育園、保育所、認定こども園への入所については、10月下旬から11月初旬にかけ受け付けを行い、子供の発育状況と家庭状況などを詳細に聞き取り、申請受け付けを行っております。11月中旬から12月末にかけては、受け付けた申請書に基づき、申請書の内容確認と指数票による保育の必要度に対する点数づけを行い、翌年1月には保育の必要性の高い児童から、入所希望先を考慮し、受け入れ施設の利用調整を手作業で行っております。その後、2月中旬には、利用調整結果について保護者宛てに通知をし、お知らせをしております。また、現在保育所等の入所事務については、職員2名で行っており、4月入所に係る事務処理時間は、年間を通して合計約1,200時間となっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。このシステムを開発した富士通研究所の担当者は、保育所入所選考は年々複雑化しており、保護者にも自治体にも悩みの種になっていると言われております。自治体によっては、入所選考に10日以上かかる場合もある。これがAI・人工知能によって、数秒で済むようになるとのことです。  また、膨大な手間と時間がかかっていた入所選考を自動化することで、職員は他の業務に時間を割ける。紙で届いた審査情報をシステムに入力する業務も自動化してほしいという声が上がっており、自治体業務にはまだまだIT化の余地があるとのことでございました。  そこで、お伺いします。先日、土方議員からも同様の質問がありましたけれども、事務の負担軽減などを図るためのAI・人工知能を使った選考システムの導入について、改めて考えをお聞かせください。 ○植村一副議長 答弁、浅見保健福祉部長。 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  保育所入所AIマッチングシステムにつきましては、業務の効率化を図り、事務処理時間の短縮のため、令和2年度の本格運用を予定しております。本格運用に向け、昨年度は、平成30年4月入所選考について、職員が行った選考結果とAIマッチングの選考結果との乖離状況を検証し、システムに対応するための情報のデータ化などを行いました。今年度は、検証した結果をもとに、入所基準を点数化する指数表の細分化などを行い、乖離の縮小を図り、令和3年4月入所選考に活用するため、令和2年度の本格運用に向け、準備をしているところです。  なお、保育所入所AIマッチングシステムを導入することにより、これまでの選考作業時間が短縮され、保護者宛て入所決定通知の早期発送ができるものと考えております。また、職員の事務処理時間の短縮により生まれた時間を有効に活用し、入所相談業務などの充実を図ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 10番、佐藤忠博議員。                  〔10番 佐藤忠博議員登壇〕 ◆10番(佐藤忠博議員) ありがとうございます。ぜひ丁寧な取り組みをよろしくお願いします。  今回は2つの事例について質問しましたが、ほかにも川崎市で行われた実証実験では、子育てに関する問い合わせに対してAI・人工知能を活用しております。また、文部科学省は、AI・人工知能などの先端技術を教育に生かす実証実験を今年度より行います。子供たちがどんな問題でつまずくのかといったデータをAI・人工知能で解析し、一人一人に合った指導法につなげるというものであります。  これらの取り組みは、実証実験の段階のものも多くあり、すぐに本市に活用できるものばかりとは限りませんが、今後、これからは行政のあらゆる分野において有効なツールになると言われております。ぜひ積極的に調査研究していただくことを要望し、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○植村一副議長 以上で、10番、佐藤忠博議員の個人質問を終わります。  この際、暫時休憩といたします。                                      (午後 1時40分) ○植村一副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時54分)                                                       ◇ 平 野 正 敏 議員 ○植村一副議長 引き続き個人質問を行います。  4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) 議席番号4番、日本共産党議員団、平野正敏でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、市政に関する一般質問をいたします。これまでの各議員と重複する質問内容があるかと思いますが、独自の視点でお尋ねしたいと思います。  さきの台風第19号に伴う大雨水害では、小山市にも大きな被害が発生してしまいました。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早く日常生活を取り戻せるよう願っております。  住民の安全確保のために活動された消防団の皆さん、そして復旧のために小山市内外からご協力いただいたボランティアなど関係者の皆様に感謝申し上げます。そして、市長を初め市職員の皆様におかれましては、大雨の当日から災害対策に当たられたことに加え、市内で複数回にわたり行われた住民説明会に欠かさず赴かれたそのご労苦に敬意と感謝を申し上げます。  では、先ほど森田議員より同様の質問がありましたが、今回の水害での小山の被害状況について、いま一度お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  10月12日から13日かけて襲来した台風第19号では、小山市上流域の日光、鹿沼市域で大雨特別警報が発表された約400ミリメートルの大雨が降ったことにより、思川、永野川に流入する豊穂川、杣井木川を中心に溢水が発生し、また思川の3カ所でも越水が確認され、市内に床上浸水274棟、床下浸水263棟、合計537棟、避難者は最大で19カ所の避難所に1,804人の皆様が避難されました。幸いにして人的被害はありませんでしたが、公共土木施設が約4億1,700万円、農業関係被害が約2億1,800万円など甚大な被害を受けました。  小山市では、災害救助法の適用につきましては、10月12日19時50分、栃木県内14市町に大雨特別警報が発表され、これにより14市町は災害救助法適用となりましたが、小山市は大雨特別警報が発表されていないため、災害救助法の適用に該当していないことが判明したため、国や県の関係機関及び国会議員や県会議員の皆様へ災害救助法適用の要望を行い、10月17日に適用を受けたところであります。  市では、4年前の関東・東北豪雨を受け、豊穂川、杣井木川における洪水被害を防ぐため、国庫補助事業としての排水強化対策を実施することが必要と考え、平成27年10月から国への要望活動を17回、利根川上流河川事務所への要望活動を11回、栃木県への要望活動を13回実施するとともに、国、県とたび重なる協議を行い、県、杣井木川及び市、豊穂川の排水強化対策事業を推進してきました。その結果、3年9カ月後のことし7月5日、豊穂川の1級河川指定が実現し、国庫補助事業の導入による河川改修の開始、国の公共下水道事業による雨水排水計画の策定と排水強化対策に着手したところでありました。  このように排水強化対策の実施途上、再び被災してしまったことを重く受けとめ、緊急補正予算を市議会にお願いし、排水対策が完了するまでの間の緊急排水対策として、公共下水道事業調整池の前倒し早期掘削、来年の出水期に備えての水のうの設置、排水ポンプ車の導入などを進めるとともに、小山市独自の対策として、災害見舞金と災害復旧支援金を支給する被災者の生活再建支援対策の実施、浸水被害を受けた住民とその土地に対して、小山市独自の固定資産税、都市計画税の減免、公共土木施設、農地、農業施設、学校、教育施設の復旧工事を早急に実施し、市民生活の安定を図り、豊穂川、杣井木川の排水強化対策の早期実施を図るなど、市議会にもご協力いただいて、国、県の補助金、交付金の確保に努めてまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) 市長、答弁ありがとうございます。住宅への被害、農業や公共土木施設などの甚大な被害、緊急補正予算などについて伺えました。また、小山市がほかの市町より2日ほどおくれて災害救助法が適用されたと記憶していますが、背景には市長並びに市当局の尽力があってのことであることも認識ができました。  さて、先ほど触れた多忙をきわめた中、開いていただきました住民説明会で、市長より答弁の中で、50年に1度と言われるような災害が4年間に2回起きてしまったという答弁があり、私はとても印象に残っております。私は、今回のような大雨は、もはや現代においてはもっと頻繁に降ってしまうであろうと憂慮していたところでありますが、ただいまの答弁で、市長もそうした認識を持たれているというふうに私は感じられました。  さて、これは大行寺で住民から伺った話ですが、4年間で変わったところといえば、思川と豊穂川の合流点あたりに樋門と仮設ポンプができたぐらいだが、まだまだ対策には不十分だということだと、こういったご意見がありました。また、別の住民からは、前回の被災の経験が生かされていない、このように4年前に続き、再び被害を受けた方には、市に対しても相当不満を持っている声が上がっていました。  ここで再質問をいたします。市の水害対策として、4年前の経験はどのように生かされているでしょうか。小山市内での取り組み全般的にあわせて、これまで施された具体的な対策をお伺いいたします。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  市では、平成27年9月の関東・東北豪雨による被害を受け、安全安心な小山市創造を重点施策として進めてまいりました。防災の取り組みでは、災害時の情報伝達として、平成29年11月に開局いたしましたコミュニティーFMおーラジ、フェイスブックやツイッターでの情報発信、防災ラジオの整備、また救助活動のためのゴムボートを11艇増強いたしました。  排水強化対策の取り組みでは、国庫補助公共事業を導入することが必要と考えまして、豊穂川では国、県への要望活動や各種協議を重ねたほか、平成29年3月に、思川と豊穂川の合流部において、豊穂川への逆流対策として樋門が整備されております。10月の台風第19号においては、ゲートの操作を行うことで思川からの逆流を防ぎ、浸水被害の軽減に寄与しております。また、台風の接近時には、思川に排水するため、今年度は4回豊穂川下流部に仮設エンジンつきポンプを準備して設置いたしました。さらに、田んぼダムの取り組みを平成29年度から開始し、取り組み面積約1,100ヘクタールのうち現在約123ヘクタールが完成しております。  杣井木川におきましては、栃木県により、国土交通省所管の防災安全交付金を活用した県営杣井木川排水機場のポンプ新設及び調節池の早期完成を進めております。また、小山市では輪中堤について計画の精査を進めるとともに、田んぼダムの実施について取り組みを進めているところでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ありがとうございます。とかく公共工事というものは、国や県との協議に始まり、どうしても長い期間がかかってしまうようでありますが、工期の短縮をさらに検討されるよう、ここでは要望したいと思います。また、田んぼダムの取り組みであり、輪中堤などの政策も、私も大いに期待しているところでありますが、田んぼダムについては、最終的に計画が実施されるのは1,100ヘクタールと伺っていますが、現在まだ123ヘクタールということであり、こちらもなお早く計画が進められるように要望したいと思います。  それでは、次の質問に移りたいと思います。このたび被災された住民への補償支援についてお伺いいたします。災害による被害の補償や支援を求めるときに、その請求先は、国であれ、自治体であれ、損害保険会社であっても、り災証明書の発行が欠かせないものであります。  そこで、まずお伺いいたします。これまで小山市でのり災証明書の発行件数とその被害程度の内訳の紹介をお願いいたします。 ○植村一副議長 答弁、坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  このたびの台風第19号による大雨災害に係るり災証明の発行件数は、11月27日現在、家屋のみが382件、動産のみが131件、家屋と動産両方が158件で、合わせて671件であります。家屋のうち住家のり災証明書には罹災の程度を記載しますが、その内訳としましては、床上1メートル以上1.8メートル未満の浸水である大規模半壊が11棟、床上1メートル未満の浸水である半壊が231棟、床下浸水のうち住家の損害割合が10%以上20%未満である一部損壊、準半壊が0棟、一部損壊10%未満が236棟となっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ありがとうございます。家屋以外の動産が対象のり災証明も含んでいるため、住宅浸水被害数をも上回る671件ということであります。また、住家の罹災程度のうち準半壊に当たる一部損壊が0棟で、損害割合10%未満となる一部損壊は236棟もありますが、床下浸水でも損害割合が10%以上に該当するケースはないのでしょうか。被害認定を受けた住民は、その認定に不服である場合、再調査を依頼できることを踏まえて、ここで再質問をいたします。  1次調査で損害10%未満の一部損壊の判定を受けた方が、再調査を依頼し、2次調査を行った場合、準半壊に判定が変わる可能性はあるでしょうか。 ○植村一副議長 答弁、坪野谷総合政策部長。 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  住家の被害認定調査につきましては、1次調査において、外観から被害の状況を確認の上、り災証明書を発行しており、床下浸水の場合は一部損壊10%未満と判定しております。この判定に対して再調査の依頼があった場合は、内部も含めた詳細な2次調査を行うこととなります。罹災の程度が一部損壊、準半壊の判定となる目安としては、浸水による被害に加え、風害により屋根、外壁、建具などその他の部位にも被害が生じているケースが想定されていること、またこれらの被害は1次調査でほぼ把握できることなどを勘案しますと、今回の台風被害において、一部損壊、準半壊への判定変更の可能性は低いものと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ありがとうございます。この準半壊という設定は、ことし9月千葉県で台風第15号により甚大な被害を及ぼしたことから、新たに設けられたものでありますが、必ずしも風害による被害が条件ではなく、床下までの浸水のみであっても、例えば床暖房設備や掘りごたつ、断熱材などが使用不能な状態になれば、損害は大きくはね上がってしまいます。また、1次調査の段階でこうした被害は見落とされる可能性もあるものと思われます。どうか全ての被災者に損害分を十分に援護ができる判定をしていただくよう要望いたします。  続きまして、住宅応急修理制度と小山市の被災者住宅復旧支援制度についてお伺いします。私は当初、この2つの制度の違いが実にわかりにくかったり、大規模な被災を受けたときには両方の申請ができるものかと誤った認識を持っておりました。  ここで質問いたします。それぞれの制度の申請件数とその周知の方法についてご答弁をお願いいたします。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの再質問のうち住宅の応急修理制度についてお答え申し上げます。  住宅応急修理制度は、災害救助法に基づく国の制度で、災害のために住宅が大規模半壊、半壊または準半壊の被害を受け、そのままでは居住できない場合であって、応急的に修理すれば居住可能となり、かつその者の資力が乏しい場合に、自治体が必要最小限の修理を行う制度でございます。  申請状況でございますが、11月27日現在で、申請件数は16件でございます。  制度の周知方法でございますが、災害救助法の適用前から、適用になることを前提にチラシなどを作成し、災害救助法の適用と同時に、総合案内窓口、避難所、各出張所への掲示、自治会回覧、市ホームページ、ツイッター、フェイスブック、安全安心メール、おーラジ等を利用し、周知してまいりました。また、応急修理制度の対象となる工事が限られていたり、資力要件があるなど制度上複雑な面があることから、対象世帯の臨戸訪問を行い、制度の説明を実施してまいりました。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 答弁、浅見保健福祉部長。 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいまの再質問のうち半壊、一部損壊住宅復旧支援金についてお答え申し上げます。  この住宅復旧支援金につきましては、居住する住宅に被害を受けた方のうち罹災の程度が半壊以下で、国の生活再建支援制度等の対象とならない方を対象に支援するものです。  初めに、申請件数についてですが、11月27日現在27件で、罹災の程度につきましては、半壊世帯が24件、一部損壊世帯が3件の申請となっております。  次に、周知方法についてですが、被災地域への小山市の支援情報の配布や罹災された方への個別通知、広報、ホームページ等により行っております。また、災害総合窓口におきまして、住宅復旧に関するご相談を受けた際にも、罹災の程度や復旧工事の内容に応じて当制度のご案内を行っているところです。  また、その他小山市独自の支援制度として災害見舞金の支給も行っております。申請件数は11月27日現在で324件、内訳は床上浸水の世帯から214件、床下浸水の世帯から110件の申請となっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ご答弁ありがとうございます。国の支援制度の対象にならない方は、市の被災者住宅復旧支援が受けられるということはわかりました。2つの制度の申請件数を合計しても、現時点で43件と少ない点がやや気になりますが、最終的にこれらの支援を必要とする全ての市民に行き届くように願いたいと思います。  次に、避難住民の輸送についての質問を予定しておりましたが、先ほど森田議員からも同様の質問がありましたため、この質問はとりやめようと思います。  森田議員が質問された際には、台風19号による災害発生時、地元の自治会または消防団などに、避難誘導や車両による避難者の搬送をしていただきましたが、避難の原則は徒歩による早めの避難ということであります。もちろん道路が交通障害により通行できなかったり、その影響による渋滞中に洪水の被害に見舞われる可能性や避難所付近の渋滞により迅速な受け入れができないということが想定されることから、早めの徒歩による避難を呼びかけるというものであります。  また、避難所に到着したにもかかわらず、そこが飽和状態であるということも考えられます。このたびの水害でも、若木小学校などが一時そのような状態になったようであります。また、台風に襲われているときなど危険を伴うことが当然ありますので、風雨が激しい場合は移動を行わないこととしており、そのため今後は、飽和状態の学校内でも特別教室などを避難所として開放することなどを協議されていることもわかりました。今後早急にそのようなことが正式に決定していただくことを願っております。  それでは、次の質問に入ります。(3)、今後の対策についてであります。1番目の乙女の増水対策についてでありますが、こちらの質問も昨日、篠﨑議員より同様の質問をしていただきました。  乙女1丁目の低地の付近で、そこより排水される雨水の排水先である思川の水位が、計画高水位を超えるほどに上昇したことにより、市街地雨水が流せなくなったということであります。これらのことを解消するためには、河床の掘削及び樹木の伐採を進めていくということでありますが、当局のお話では、国や県が中心になって行われることなので、具体的な日程などについてはわからないということでありました。そういったことからも今後、乙女1丁目地域内の低地における新たな排水対策を、私からも一日も早く実施していただくよう要望いたします。  続きまして、②番、大行寺・立木地域についてであります。先ほども触れましたように、特に大行寺・立木地域、そして寒川の地域では、4年間に2度にわたり大水害を経験され、市の対応はしっかりできているのか大いに不満の声が上がっているところであります。豊穂川、思川合流点付近の仮設ポンプは、3台設置されていますが、今回の水害では2台が水没してしまいました。早く吸い出しを始めたいという意味では低目の設置が必要ですが、余り低いと水没する可能性も高まってしまうという難しい判断に迫られているとは思います。私が承知しているのはこういったところですが、今後大行寺・立木地域においてどのような対策を行っていくのかご答弁をお願いいたします。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  小山市では、平成27年9月の関東・東北豪雨による豊穂川流域の浸水被害を受け、国庫補助公共事業を導入することが必要と考え、排水強化対策を進めております。このような中、再び被災してしまったことを重く受けとめ、排水強化対策事業の一層の推進を図ることとし、令和元年7月に1級河川に指定された豊穂川の整備における完成工期を令和11年から令和7年に4年間短縮いたします。また、公共下水道事業大行寺排水区においても、完成工期を令和9年から令和7年に2年間短縮するほか、小山栃木排水路と立木排水路の整備も令和7年度の完成、田んぼダムは令和3年度の完成を目指してまいります。さらに、緊急補正予算を市議会にお願いし、排水強化対策が完了するまでの間の緊急排水対策を予算の重点項目に追加し、来年の出水期までに公共下水道事業での調整池の前倒し掘削、水のうの設置、排水ポンプ車の導入を進めるほか災害復旧工事を早急に進めます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ありがとうございます。各種水害対策の計画が軒並み令和7年に短縮されたということで、その点についてはよろしいかと思うのですが、令和7年と申しましても、これからまだ6年先のことであります。この間、また同様の大雨、水害が起こってしまうかもしれません。そういった意味では、今後さらにほかの対策などを検討することも必要かと思われます。  そして、先ほど触れた田んぼダムについてですが、先日職員の方にお話を伺ったところ、この事業は既に田んぼからの排水管の完備が整っているところについては、排出する水量を調節するだけのキャップをつけるだけと工期が非常に短く済むということもお伺いができました。  ここで再質問いたします。向こう3年で計画が終了するというこの田んぼダム。さらに期間が短縮される可能性はないでしょうか。 ○植村一副議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまの再質問にお答え申し上げます。  田んぼダムは、田んぼが有する農業の多面的機能である洪水調節機能を最大限に活用し、田んぼから排水路や河川への流出を抑制し、湛水被害の解消を図るものです。豊穂川地域では、取り組み面積約1,100ヘクタールのうち現在約123ヘクタールの取り組みが完成しておりますが、令和3年度までの完了を目指して今取り組みを進めておるところでございます。  今後も引き続き関係土地改良区との連携を密にし、田んぼダムの早期完成により豊穂川流域の排水強化を図ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ぜひとも当初の計画よりも早い計画の終了を願っております。  また、小山栃木排水路、立木排水路についても、こちらも森田議員より質問をしていただきました。県との協議段階であったり、準用河川にしてもらうのを待つ期間があったり、何かと市民にとっては待たされる期間が多い、そんな印象を持ってしまいます。具体的な水害の対策をさらに検討していただくように求めてまいります。  次に、③番、杣井木排水機場についてお尋ねいたします。今回水害発生後に私も初めて杣井木排水機場を見てまいりました。この際に初めてわかったことは、水を排出する永野川の水位が、一定程度まで高さが、水位が達してしまうと、もうこの1号ポンプから4号ポンプまでは排水することができなくなってしまい、後に完成した仮設ポンプ、毎秒1トンの排出のできる仮設ポンプ16基だけが動かせるということがこのたびわかりました。  さらには、今回の水害時、この仮設ポンプは、連続で稼働できる時間が最長で10時間であることがわかりました。小山市内のほかの排水機場では、3日間あるいは4日間といった期間連続で稼働できるにもかかわらず、この杣井木の仮設ポンプの場合は、燃料の充填がそもそも10時間分しかできないというようなことであります。  そして、大雨の当日、県の職員が排水機場に来られる時間が大分遅くなってしまったという地元住民の証言などもございました。県の説明では、人員体制が、余りにも広範囲で大雨が降った場合に、どうしても手が足りずに、現地に到着する人はおくれてしまうという説明をいただきました。  そこで、質問いたします。このように県の人事体制を強化してほしい要望、そして燃料タンクの増設または新たな給油方法を考えるなど、こういった要望は市から県のほうには既に出されているのでしょうか。 ○植村一副議長 答弁、古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいまの質問にお答え申し上げます。  杣井木川に栃木県が設置しております仮設ポンプ16基は、平成27年9月の関東・東北豪雨を受けて、栃木県が平成29年に設置し、1秒間に約1トンの杣井木川の洪水を、排水能力毎秒6トンの既設の杣井木川排水機場とあわせ永野川に排水するものです。  台風19号の洪水時において仮設ポンプは、10月12日の18時から14日6時まで稼働していたものの、排水機場周辺道路が浸水したことから、補給用の燃料タンク車が近づけず、ゴムボートでポリタンクを運搬しての燃料補給となったため、16基のうち2基が13日の午前5時から6時までの約1時間稼働を停止してしまいました。これを受けて小山市は、栃木県に対して、燃料の備蓄を行う等、二度と同じようなことがないよう管理体制の強化を要請しております。  以上、よろしくお願いいたします。
    ○植村一副議長 4番、平野正敏議員。                  〔4番 平野正敏議員登壇〕 ◆4番(平野正敏議員) ありがとうございました。県のほうも手が足りない、そういったことを申し上げておりますが、今後は市と県で今以上に密に連絡をとり合うなどして、まさに今古川部長がおっしゃったように、二度とこのようなことが起こらないように、県としても、市としても取り組んでいただきますようお願いを申し上げまして、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 △次会日程の報告 ○植村一副議長 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  あすは、午前10時から本会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問及び各議案に対する質疑並びに委員会付託を行います。 △散会の宣告 ○植村一副議長 本日はこれにて散会いたします。  大変お疲れさまでした。                                      (午後 2時33分)...