令和 2年 2月定例会(第1回) 令和2年第1回
小山市議会定例会議 事 日 程 (第6号) 令和2年3月16日(月曜日)午前10時00分開議 開 議日程第1 議案第1号から第36号までの件、
所管委員長報告、質疑、討論、
採決日程追加 議案第39号の件、上程、
市長提案理由の説明、採決日程第2 閉会中の
継続調査事件について 閉
会出席議員(30名) 1番 片 山 照 美 2番 細 野 大 樹 3番 大 平 拓 史 4番 平 野 正 敏 5番 渡 邉 一 郎 6番 渡 辺 一 男 7番 嶋 田 積 男 8番 高 橋 栄 9番 土 方 美 代 10番 佐 藤 忠 博 11番 岡 田 裕 12番 橋 本 守 行 13番 小 林 英 恵 14番 森 田 晃 吉 15番 苅 部 勉 16番 植 村 一 17番 大 木 英 憲 18番 福 田 幸 平 19番 荒 井 覚 20番 篠 﨑 佳 之 21番 福 田 洋 一 22番 荒 川 美 代 子 23番 山 野 井 孝 24番 大 出 ハ マ 25番 安 藤 良 子 26番 小 川 亘 27番 青 木 美 智 子 28番 関 良 平 29番 塚 原 俊 夫 30番 石 島 政 己欠席議員(なし)本会議に出席した
事務局職員 事務局長 初 澤 正 実 議事課長 阿 久 津 宣 明 庶務係長 日 高 正 展 議事調査 市 村 範 行 係 長 議 事 屋 代 稔 議 事 中 尾 聡 調 査 係 調 査 係 議 事 木 村 千 尋 議 事 田 村 雄 一 朗 調 査 係 調 査
係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名 市 長 大 久 保 寿 夫 副 市 長 加 藤 賢 一 秘書広報 古 田 土 紀 子 総合政策 坪 野 谷 統 勇 局 長 部 長 総務部長 小 林 功 市民生活 三 柴 智 恵 子 部 長 保健福祉 浅 見 貴 幸 産業観光 田 尻 淳 部 長 部 長 建設水道 古 川 幸 一 都市整備 淺 見 知 秀 部 長 部 長 行政経営 岡 田 右 教 育 長 酒 井 一 行 課 長 教育部長 添 野 雅 夫 消 防 長 猪 瀬 治 雄 危 機 片 岡 三 夫 選挙管理 大 塚 照 子 管 理 監 委 員 会 書 記 長 固定資産 大 塚 照 子 監査委員 大 塚 照 子 評価審査
事務局長 委 員 会 書 記 公 平 大 塚 照 子 農 業 中 田 精 一 委 員 会 委 員 会 書 記 長
事務局長 会 計 細 島 芳 美 管 理 者
△議事日程の報告
◎初
澤正実事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。 ただいまの
出席議員数は30名であります。 次に、本日の議事日程を申し上げます。 日程第1 議案第1号から第36号までの件、
所管委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 閉会中の
継続調査事件について
△開議の宣告
○
福田洋一議長 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
○
福田洋一議長 議事に入る前に申し上げます。 現在の
新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、感染防止の観点から、先日の各
常任委員会と同様、議員はもとより執行部の
マスク着用を認めることといたします。また、同様の点から、審議がおおむね1時間を経過した時点で暫時休憩とし、議場の換気を行いたいと思いますので、ご了承願います。
△議案第1号から第36号までの件、
所管委員長報告、質疑、討論、採決
○
福田洋一議長 日程第1、議案第1号から第36号まで、以上36議案を一括議題とします。 本件に関しては、各委員長よりお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載することにつきましてご了承願います。 小議総第9号 令和2年3月3日
小山市議会 議長 福 田 洋 一 様
総務常任委員会 委員長 橋 本 守 行 審 査 報 告 書 本議会において、
総務常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。 記 議案第23号 小山市
交通安全対策会議条例及び小山市
消費生活条例の一部改正について 議案第24号 小山市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について 議案第25号 財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部改正について 議案第32号 小山市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 議案第33号 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例及び
小山市立学校の学校 医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の廃止等について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議民第11号 令和2年2月27日
小山市議会 議長 福 田 洋 一 様
民生常任委員会 委員長 森 田 晃 吉 審 査 報 告 書 本議会において、
民生常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。 記 議案第 2号 令和2
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)予算 議案第 3号 令和2
年度小山市
介護保険特別会計予算 議案第 4号 令和2
年度小山市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第 5号 令和2
年度小山市
病院事業債管理事業特別会計予算 議案第 6号 令和2
年度小山市墓園やすらぎの
森事業特別会計予算 議案第15号 令和元
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)補正予算(第2号) 議案第16号 令和元
年度小山市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第17号 令和元
年度小山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第26号 小山市印鑑条例の一部改正について 議案第27号 小山市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及 び小山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につい て 上記は、いずれも原案を可とする。 小議教第9号 令和2年2月28日
小山市議会 議長 福 田 洋 一 様
教育経済常任委員会 委員長 篠 﨑 佳 之 審 査 報 告 書 本議会において、
教育経済常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。 記 議案第 7号 令和2
年度小山市栃木県
南地方卸売市場特別会計予算 議案第 8号 令和2
年度小山市与良川
水系湛水防除事業特別会計予算 議案第 9号 令和2
年度小山市小山東部第二
工業団地造成事業特別会計予算 議案第10号 令和2
年度小山市
テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算 議案第18号 令和元
年度小山市栃木県
南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号) 議案第19号 令和元
年度小山市
テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号) 議案第20号 小山市
森林環境譲与税基金条例の制定について 議案第21号 小山市中小企業・
小規模企業振興基本条例の制定について 議案第35号
指定管理者の指定について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議建第10号 令和2年3月2日
小山市議会 議長 福 田 洋 一 様
建設水道常任委員会 委員長 大 木 英 憲 審 査 報 告 書 本議会において、
建設水道常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。 記 議案第11号 令和2
年度小山市
公共用地先行取得事業特別会計予算 議案第12号 令和2
年度小山市
水道事業会計予算 議案第13号 令和2
年度小山市
下水道事業会計予算 議案第22号 小山市
公共下水道区域外流入に関する条例の制定について 議案第28号
小山市営住宅条例の一部改正について 議案第29号 小山市
農業集落排水処理施設の管理に関する条例の一部改正について 議案第30号 小山市
水道事業給水条例の一部改正について 議案第31号 小山市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第34号 小山市
水洗便所改造資金貸付条例の廃止について 議案第36号 財産の取得について 上記は、いずれも原案を可とする。 小議予第6号 令和2年3月5日
小山市議会 議長 福 田 洋 一 様
予算審査常任委員会 委員長 荒 井 覚 審 査 報 告 書 本議会において、
予算審査常任委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、
小山市議会会議規則第111条の規定により報告します。 記 議案第 1号 令和2
年度小山市
一般会計予算 議案第14号 令和元
年度小山市
一般会計補正予算(第5号) 上記は、いずれも原案を可とする。
○
福田洋一議長 次に、各委員長に委員会の審査の経過及び結果について順次報告を求めます。
総務常任委員会、橋本守行委員長。 〔
総務常任委員会 橋本守行
委員長登壇〕
◆橋本守行
総務常任委員長 おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、
総務常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は5件であります。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る3月3日に委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第23号 小山市
交通安全対策会議条例及び小山市
消費生活条例の一部改正について申し上げます。委員から、条例改正は
組織改編によるものだが、
組織改編に係る必要な作業はどのようなものかとの質疑があり、執行部から、
組織改編に向けた作業は、約半年前から各課と調整しています。各課の名称変更のほか、
事務分掌等の業務内容を精査し、業務内容の移管や例規の改正等を行いますとの答弁がありました。 また、別の委員から、
組織改編によるメリット、
デメリットについて問う質疑があり、執行部から、メリットは、2つの課の業務を1つの課に集約することで、協力しながら業務を遂行できる体制が整うという
スケールメリットが上げられます。また、
デメリットとしては、縦割りであった業務を横の連携につなげるための労力が必要であると感じていますとの答弁がありました。 本案については、他にも、小山市は
組織改編が多いが、
組織改編によって一部の職員や所属に負担が偏らないようにしてほしいとの意見や質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第24号 小山市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について申し上げます。委員から、今回条例から削除する引用条項の
地方公務員法第16条第1項は、成年被後見人又は被保佐人に該当すると思われるが、条文から文言を削除することにより何か影響があるのかとの質疑があり、執行部から、
地方公務員法における欠格条項から、成年被後見人、被保佐人が削除されましたが、小山市ではこれまで成年被後見人、または被保佐人に登録された職員はいなかったため、影響はありません。今後そのような職員が出てきた場合でも、すぐに失職するわけではなく、通常の職員と同じように勤務成績や勤務状態を見ての対応となりますとの答弁がありました。 本案については、他に質疑もなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第25号 財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部改正について申し上げます。委員から、今までこの条例の対象には国が含まれていなかったが、この改正により、今後の手続はどのように変わるのかとの質疑があり、執行部から、今までは本条例の対象に国が入っていなかったため、交換や無償譲渡、減額の譲渡については、議会の議決が必要でしたが、この改正により、国を対象に加えることで議会の議決を得る必要がなくなるものですとの答弁がありました。 また、別の委員から、国等へ財産の交換、譲与、
無償貸付等が行われるとき、この条例改正により議会の議決は必要なくなるとのことであるが、議会への報告は行われるのかとの質疑があり、執行部から、国等への財産の交換、譲与、無償貸付を行った場合には、
議員説明会等で説明していきますとの答弁がありました。 本案については、他にも、今後財産の交換や譲与、
無償貸付等を行った際は、議会に対し説明会等で漏れのないようにしっかり説明してほしいとの意見や質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第32号 小山市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について申し上げます。委員から、提案理由にある
情報通信技術の利用とはどのようなことかとの質疑があり、執行部から、今回の改正内容は、引用法令の名称変更による改正になります。また、
情報通信技術の利用とは、提出していただく書類が紙媒体のみでなく、
電子データでの提出も可能というものですとの答弁がありました。 本案については、他に質疑もなく、執行部からの説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第33号 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例及び
小山市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の廃止等について申し上げます。委員から、本議案は栃木県
市町村総合事務組合規約の一部変更に関連した条例の廃止等であると思うが、経緯を伺いたいとの質疑があり、執行部から、平成31年3月に栃木県
市町村総合事務組合に対し
公務災害補償事務の共同処理への加入意向を伝えました。加入に当たり議決が必要となることから、令和元年12月議会において、栃木県
市町村総合事務組合規約変更の議決をいただいたところであり、本議会において共同処理をすることにより、必要がなくなる条例の廃止等を行うものですとの答弁がありました。 本案については、他に質疑もなく、執行部からの説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で報告を終わります。
○
福田洋一議長 以上で
総務常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
民生常任委員会、
森田晃吉委員長。 〔
民生常任委員会 森田晃吉委員長登壇〕
◆
森田晃吉民生常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
民生常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は10件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る2月27日に委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。それでは、以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第2号 令和2
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)予算について申し上げます。委員から、
国民健康保険税収入が減少している要因を問う質疑があり、執行部から、令和2年度の
国民健康保険税収入は、前年度と比べて1億4,000万円、4%の減となる見込みです。その要因は、
社会保険の適用範囲の拡大や雇用情勢の改善による
社会保険加入者の増加及び75歳到達による
後期高齢者医療保険への移行者の増加と捉えておりますとの答弁がありました。 また、別の委員から、
国民健康保険と
社会保険の
重複加入者の把握及び
離脱勧奨等の
対応状況等を問う質疑があり、執行部から、
重複加入者の把握については、年金の資格情報の活用が可能で、
国民健康保険加入者であるにもかかわらず、
厚生年金加入者であることが判明した方には、国保離脱を促す通知を送付しています。なお、本年度に離脱勧奨を通知した件数は700件で、そのうち212件については、職権で離脱処理を行いましたとの答弁がありました。 また、委員から、
多剤服用者に対する取り組みについて問う質疑があり、執行部から、本年度から新たな取り組みとして、
厚生労働省の会議で示された「高齢者の安全な
薬物療法ガイドライン」に基づき、平成30年8月の時点で、医療機関2か所以上を受診し、6剤以上を服薬されている方等をレセプトデータから抽出してアンケートを送付し、その回答結果をもとに電話での保健指導を行いましたとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第3号 令和2
年度小山市
介護保険特別会計予算について申し上げます。委員から、
介護ケアマネジメント指導員の人数及び指導内容を問う質疑があり、執行部から、
介護ケアマネジメント指導員は3名で、年間60件程度の
ケアプラン点検を行っています。
ケアマネジャーが作成した
ケアプランが適正であるか、過剰なサービスが含まれていないか等の確認や介護給付とは別の
介護予防事業を紹介するなど、より質の高い
ケアプランとなるよう指導、助言を行っていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第4号 令和2
年度小山市
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。委員から、小山市における今後の
後期高齢者数の推移及び見込みを問う質疑があり、執行部から、近年の
後期高齢者医療被保険者数の推移を見ると、平成29年4月が1万7,470人、平成30年4月が1万8,078人、平成31年4月が1万8,888人、令和2年2月現在では1万9,334人と、年間600人から800人の増加となっており、今後も増加するものと考えていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第5号 令和2
年度小山市
病院事業債管理事業特別会計予算について申し上げます。委員から、本事業債は、新市民病院における
医療機器購入等のための地方債だが、令和2年度はどのような医療機器を導入、更新していくかについて問う質疑があり、執行部から、機器の導入、更新については、地方債の2億円の範囲内で、医師から要求があったものを病院内部で査定して導入、更新するとのことであり、現時点では令和2年度に導入する機器は決定していないと伺っていますとの答弁がありました。 答弁を受けて、別の委員から、2億円の範囲内で機器を導入するということだが、市の予算案が提出されているこの時期までには、導入機器の内容についてはある程度把握しておいてもらいたいとの意見がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第6号 令和2
年度小山市墓園やすらぎの
森事業特別会計予算について申し上げます。委員から、芝生墓地の
使用許可済みの基数と今後の墓園需要に対する
整備見通し等について問う質疑があり、執行部から、芝生墓地については年間70から80基の使用許可を出しており、現在3,221基のうち2,961基が使用されています。今後整備計画に基づき、最終的には3,922基の芝生墓地を整備する予定ですとの答弁がありました。 答弁を受けて委員から、基数を増やせばそれだけ利用する方が増えることとなり、特にお盆の時期などには、遠方から帰省する方も多くなることから、墓園やすらぎの森にアクセスするための公共交通を充実させてほしいとの要望がありました。 また、別の委員から、近年話題になっている墓じまいのような事例はあるのかを問う質疑があり、執行部から、やすらぎの森にお墓を持っていた方が亡くなり、ご親族が遠方にしかいないということで、そちらに改葬するために墓所を返還される事例や、それとは逆に、小山在住の方が遠方で亡くなったご親族のお墓をやすらぎの森に改葬されるという事例が、それぞれ年に数件程度見られますとの答弁がありました。 答弁を受けて委員から、返還された墓所の再利用状況について問う質疑があり、執行部から、これまでに返還された墓所は85基ありますが、現在は新規に整備した墓所から使用許可を出しており、今後新規整備の墓所がなくなった際には、改修整備済みの返還された墓所を使用していただく予定ですとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第15号 令和元
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)補正予算(第2号)、議案第16号令和元
年度小山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第17号 令和元
年度小山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の3議案について申し上げます。 いずれの議案も質疑等はなく、執行部の説明を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第26号 小山市印鑑条例の一部改正について申し上げます。委員から、今回の改正における「意思能力を有しない者」の定義について、具体的な事例を問う質疑があり、執行部から、意思能力を有しない者としては、脳死状態にある者、精神疾患で物事の判断がつかない者、意識不明の者、重い認知症の者が該当となりますとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第27号 小山市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び小山市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。委員から、小山市内における
特定地域型保育事業の認可状況を問う質疑があり、執行部から、小山市内においては、
特定地域型保育事業を認可している事業所はありませんとの答弁がありました。 答弁を受けて委員から、小山市内に該当する認可事業所が存在しない理由を問う質疑があり、執行部から、特定地域型保育は主に3歳未満、19人以下の小規模の事業所となります。小山市では子ども・子育て会議において、民間保育園の新設や幼稚園の認定こども園への移行、公立保育所の民営化等により保育定員を確保する方針としていることから、これまで
特定地域型保育事業の認可を行ってこなかったことによるものですとの答弁がありました。 答弁を受けて委員から、小山市では、春先には待機児童がゼロであるが、少したつと発生してくる状況にある。特に零歳から2歳児の保育需要が高いと思うが、この
特定地域型保育事業を受け皿として検討できないかとの質疑があり、執行部から、待機児童解消の方策として、特定地域型保育の整備を今後検討したいと考えているが、保育士不足への対応や保育施設の十分な質の確保を含め、慎重に協議したいと考えていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑や意見がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で報告を終わります。
○
福田洋一議長 以上で民生常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
教育経済常任委員会、篠﨑佳之委員長。 〔
教育経済常任委員会 篠﨑佳之
委員長登壇〕
◆篠﨑佳之教育経済常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
教育経済常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は9件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る2月28日に委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第7号 令和2
年度小山市栃木県
南地方卸売市場特別会計予算について申し上げます。委員から、人件費の増額理由を問う質疑があり、執行部から、県南地方卸売市場の管理に関しては、今年度は再任用職員で対応してきたところですが、来年度については、係長級の正職員を要望しているため、増額となったものですとの答弁がありました。 また、別の委員から、歳入の1款1項1目負担金の減額理由を問う質疑があり、執行部から、特別会計全体の予算額が大きく減少したため、それに応じて構成市町の負担金も減額となっているものですとの答弁がありました。 また、別の委員から、施設の修繕基金について、施設の修繕における今後の課題を問う質疑があり、執行部から、屋根及び外壁の防水加工等が大きな課題となっていますが、営業中に工事を実施するため、入場業者との調整が必要になることから、当該工事については令和3年度に実施予定です。また、浄化槽設備の改修、トイレ改修及び高圧受電装置の改修等を予定していますとの答弁がありました。 これを受けて委員から、今後の財政見通しを問う質疑があり、執行部から、施設修繕費用は約2億8,000万円と見積もられていることから、今後修繕基金及び構成市町の負担金を活用しながら、工事を平準化して実施していきたいと考えていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第8号 令和2
年度小山市与良川
水系湛水防除事業特別会計予算について申し上げます。委員から、歳出の3款1項1目塩沢排水機場費における施設管理費について、520万円の減額理由を問う質疑があり、執行部から、本年度は水位計の修繕等がありましたが、来年度は大規模工事の予定がないため、工事請負費等が減額となったことによるものですとの答弁がありました。 また、別の委員から、歳出の1款1項1目荒川排水機場費における施設管理費の増額理由及び2款1項1目与良川排水機場費における施設管理費の減額理由を問う質疑があり、執行部から、荒川排水機場費における施設管理費の増額については、屋上防水工事に伴う工事請負費の増額によるものです。また、与良川排水機場費における施設管理費の減額については、現在当該排水機場の運転管理を思川西部土地改良区に委託しているところですが、この運転管理に当たる職員を正職員から再任用職員に変更することにより、運転管理に係る人件費が減額となったものですとの答弁がありました。 さらに、委員から、令和元年東日本台風の被害による修繕状況を問う質疑があり、執行部から、大規模修繕等はありませんが、与良川排水機場の除塵機の修繕を実施しましたとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑等もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第9号 令和2
年度小山市小山東部第二
工業団地造成事業特別会計予算について申し上げます。委員から、歳入の1款1項1目土地売払収入に関連して事業の進捗状況を問う質疑があり、執行部から、今年度末まで造成事業を実施し、来年度から土地売却を含む分譲を開始する予定で、現在9区画中3区画が内定し、受け付け済みの3件を含め、現在も用地取得の申し込みを受け付けしていることから、来年度の歳入については、6区画分の土地売払収入を見込んでいますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第10号 令和2
年度小山市
テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算について申し上げます。委員から、歳出の1款1項1目工業団地造成事業費について、埋蔵文化財発掘調査の進捗状況及び今後の計画を問う質疑があり、執行部から、当該工業団地においては、縄文時代の埋蔵文化財包蔵地が3か所あり、発掘調査は今年度で完了し、来年度からは出土物の整理業務を実施する予定ですとの答弁がありました。 また、別の委員から、分譲に係る現在の問い合わせ状況を問う質疑があり、執行部から、現在6件の問い合わせがあり、全て市外の事業所からの問い合わせとなっていますとの答弁がありました。 また、別の委員から、工場等立地優遇制度について他市町との比較を問う質疑があり、執行部から、まず工業振興奨励金による固定資産税相当額の交付については、小山市をはじめ多くの市町が5年間の交付となっています。次に、土地取得助成金については、用地取得価格の30%を助成する自治体もありますが、小山市を含む近隣市町については15%となっています。最後に、工業立地雇用促進奨励金については、小山市を含む多くの市町で新規雇用者1人につき25万円を交付していますが、市外工場から市内工場に転属した者も、住民票を小山市に移すことにより交付を受けられる点が、本市の特徴となっていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第18号 令和元
年度小山市栃木県
南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。委員から、歳出の1款2項1目施設管理費における需用費328万円の減額理由を問う質疑があり、執行部から、消耗品費、弁護士相談料、電気使用料等が減額となったことによるものですとの答弁がありました。 これを受け委員から、今後需用費については、必要なものを確保した上で、ほかのものについても適切に見積もってほしいとの要望がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第19号 令和元
年度小山市
テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。委員から、繰越明許費2億3,175万円について、その内容を問う質疑があり、執行部から、当該工業団地の調整池工事において、調整池西側に大川排水路が流れており、この河川水が調整池に浸入することを防ぐため、矢板工の施工が必要となっていますが、騒音及び振動等の環境基準を考慮して、施工工法をハイブロハンマー工法から圧入工法に変更したことに伴い工期が延長となったため、次年度に繰り越すものですとの答弁がありました。 これを受け委員から、圧入工法の特徴を問う質疑があり、執行部から、矢板を油圧で地中に貫入させることにより、振動及び騒音を軽減するものですとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑等もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第20号 小山市
森林環境譲与税基金条例の制定について申し上げます。委員から、当該基金によりどのような施策を実施するのかとの質疑があり、執行部から、基金については森林整備が主目的であり、平地林の下草刈り、枯れ木等の伐採や公共建築物の木質化への対応等に活用していきたいと考えていますとの答弁がありました。 これを受け委員から、水害等の自然災害については、山林の在り方が大きく関与してくるので、計画的に事業を実施してほしいとの要望がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第21号 小山市中小企業・
小規模企業振興基本条例の制定について申し上げます。委員から、条例の第4条第3項の内容を問う質疑があり、執行部から、市が行う物品調達及び工事発注等については、市内に事業所を有する業者を優先して選定する等の方策を既に実施していますが、当条例に改めて明記することで、引き続き取り組んでいくという市の責務を明らかにするものですとの答弁がありました。 また、別の委員から、条例の第5条、中小企業者等の努力について、中小企業の経営に関する市の介入等を懸念する質疑があり、執行部から、当条例は理念条例であり、経営に関する市の介入はありません。また、中小企業等支援団体への加入についても強制されるものではありませんとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第35号 小山市都市公園内有料体育施設及び公園施設に係る
指定管理者の指定について申し上げます。委員から、5年間の指定管理料7億4,250万円について、算出根拠を問う質疑があり、執行部から、指定管理料については、人件費、需用費、役務費、委託費、使用料、賃借料等について、現在市で負担している経費を参考に算出しました。体育施設経費が年間約1億150万円、公園施設経費が年間4,700万円、合計で年間1億4,850万円となっていますとの答弁がありました。 また、別の委員から、施設利用代表者の選定方法を問う質疑があり、執行部から、施設利用代表者については、小山市陸上競技協会の会長であり、栃木県陸上競技協会の副会長も務めていることから適任と考え、市として選定したところですとの答弁がありました。 これを受け委員から、体育協会から施設利用代表者を選定してもらうことはできなかったのかとの質疑があり、執行部から、体育協会への選定依頼も検討しましたが、応募書類の関心証明において体育協会の記載があったため、公正な選定という観点から当該施設利用代表者を選定したところですとの答弁がありました。 これを受け委員から、市で選定するよりも体育協会等で選定したほうが公平性が保たれると思うので、今後検討願いたいとの要望がありました。 さらに、委員から、7名中5名が市の幹部職員となっていることから、もっと有識者等を入れるべきだったと思うが、選定委員会における委員構成の在り方についてはどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、今後は有識者等の人数を増やし、バランスを取って行きたいと考えていますとの答弁がありました。 これを受け委員から、今後は選定委員会の委員構成については、学識経験者、行政、利用者等、それぞれの立場のバランスを考慮してほしいとの要望がありました。 さらに、委員から、施設管理における環境配慮やトイレの管理及び指定管理の指定日と協定締結日を問う質疑があり、執行部から、施設管理については、除草剤の使用に留意する等環境に十分配慮し、トイレについても適切に管理し、快適な環境づくりに取り組んでいきます。また、指定日及び協定締結日については、本議案の議決後速やかに指定し、協定を締結しますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも質疑等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で報告を終わります。
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福田洋一議長 以上で教育経済常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
建設水道常任委員会、大木英憲委員長。 〔
建設水道常任委員会 大木英憲
委員長登壇〕
◆大木英憲建設水道常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
建設水道常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は10件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る3月2日に委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付いたしました
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第11号 令和2
年度小山市
公共用地先行取得事業特別会計予算について申し上げます。委員から、当事業で今後取得する予定の候補地はあるのかを問う質疑があり、執行部から、候補地は今のところはありませんとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第12号 令和2
年度小山市
水道事業会計予算について申し上げます。委員から、給水戸数や給水量が増加しているが、これによって水道の水圧に影響はないのか、また夕方になると水圧が低くなるように感じるという声を聞くが、問題はないのかとの質疑があり、執行部から、昨年2月に策定した小山市水道ビジョンの中の管網計画において、配水圧についての検討を行っており、今後10年間の給水人口は対応できるという結果が出ております。また、夕方のピーク時等に水圧が低くなる地域があることは把握をしており、その問題を解決するための事業を実施してますとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了として、原案を可と決しました。 次に、議案第13号 令和2
年度小山市
下水道事業会計予算、議案第22号 小山市
公共下水道区域外流入に関する条例の制定について及び議案第28号
小山市営住宅条例の一部改正についての3議案については、特に質疑もなく、それぞれ執行部の説明を了とし、いずれも原案を可と決しました。 次に、議案第29号 小山市
農業集落排水処理施設の管理に関する条例の一部改正について申し上げます。委員から、条例改正により使用料の算定基準が人数割から水道使用量に変更されることによって影響を受ける対象戸数などを問う質疑があり、執行部から、農業集落排水施設は市内に14か所あり、そのうち5か所の一部地域が対象となるため、その5地区合計で455件が今回の改正の対象となりますとの答弁がありました。 また、委員から、具体的にどの地区であるかを問う質疑があり、執行部から、小山市東部、萱橋、向野本田、武井高松、大行寺の5か所ですとの答弁がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第30号 小山市
水道事業給水条例の一部改正について及び議案第31号 小山市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についての2議案については、特に質疑もなく、それぞれ執行部の説明を了とし、いずれも原案を可と決しました。 次に、議案第34号 小山市
水洗便所改造資金貸付条例の廃止について申し上げます。委員から、浄化槽への移行や住民の減少など、条例を廃止することとなった要因を問う質疑があり、執行部から、今回資金貸付条例は廃止しようとするものですが、これは制度自体を廃止するものではなく、これまで貸付制度として行っていたものを、金融機関を利用者にあっせんする制度に見直しをするものであり、利用者の減少等によって制度を廃止するというものではありませんとの答弁がありました。 さらに、委員から、近年の当制度利用者の推移について問う質疑があり、執行部から、平成31年は2件、平成30年度も2件、平成29年度は9件ですとの答弁がありました。 本案については、ほかにも委員から質疑等ありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第36号 財産の取得について申し上げます。委員から、今回取得する雨ケ谷地区調整池整備事業用地に関する事業の進捗状況について問う質疑があり、執行部から、本事業に関わる地質調査や測量などは完了しており、今年度中に用地買収に入り、来年度から工事に着手する予定となっていますとの答弁がありました。 これを受け委員から、工事の完了はいつごろを見込んでいるか問う質疑があり、執行部から、調整池整備事業は国の都市再生整備事業の補助を活用するものとして進めており、大谷地区における都市再生整備事業は令和4年度までの事業期間となっているため、調整池整備も令和4年度の完了を目指していますとの答弁がありました。 また、別の委員から、この調整池整備の工法はどのようなものか、また残土はテクノパーク小山南部で使用するかを問う質疑があり、執行部から、調整池の建設はオープン工法を採用しています。これは矢板を外周に打設した上で掘り下げる工法です。また、工事で出る残土については、思川桜堤に利用したいと考えていますとの答弁がありました。 本案については、ほかにも委員から質疑等ありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で報告を終わります。
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福田洋一議長 以上で建設水道常任委員長の報告は終わりました。 続いて、
予算審査常任委員会、荒井覚委員長。 〔
予算審査常任委員会 荒井 覚
委員長登壇〕
◆荒井覚予算審査常任委員長 ただいま議長の指名がありましたので、
予算審査常任委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました議案は、議案第1号 令和2
年度小山市
一般会計予算及び議案第14号 令和元
年度小山市
一般会計補正予算(第5号)の2件でございます。これら付託された議案の審査に当たりましては、去る3月4日、5日の2日間にわたり委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付してあります
審査報告書のとおり、いずれの議案も原案を可と決した次第であります。以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、さきに審査を行いました議案第14号 令和元
年度小山市
一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。まず、「第2表 継続費補正」の新庁舎整備事業に関して、委員から、令和2年度の年割額の減額理由について問う質疑があり、執行部から、当初2万2,000平米と見込んでいた延べ床面積を、基本設計において約2万平米に変更したことが、事業費が減額となった主な理由ですとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、令和2年度当初予算で計上されている新庁舎整備事業費約64億円との差異について問う質疑があり、執行部から、令和2年度当初予算には継続費に含まれていない外構工事等の整備費用が含まれているためですとの答弁がありました。 また、別の委員から、実施設計の進捗状況について問う質疑があり、執行部から、新庁舎については令和元年8月に建設工事に着手したところであり、現在実施設計の詳細を詰めるとともに、工事を確実に進めています。全体計画がまとまり次第、議会への説明を行いますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、早期に具体的な説明をお願いしたいとの要望がありました。 次に、「第3表 繰越明許費」の保育所等施設整備費補助金に関して、委員から、幼稚園から認定こども園への移行に伴う工事の遅れによるものとのことだが、その進捗を問う質疑があり、執行部から、当初の計画では今年度内に建設工事が完了する予定でしたが、建設資材の一部が半年以上入荷待ちとなったことにより完成が遅れています。そのため県とも協議をした上で、次年度の整備費用に対する補助金の交付を一部繰り越すものです。進捗状況については、令和元年度が42.72%、令和2年度は57.28%と見込み、繰り越すこととしたものですとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、令和2年4月から認定こども園の募集をしているが、建設工事の遅れによる影響はとの質疑があり、執行部から、幼稚園の敷地内にある保育園の建物を活用することで、認定こども園の園児を受け入れることができるため、予定どおり、令和2年4月からの移行となりますとの答弁がありました。 次に、「第4表 債務負担行為補正」の有料体育施設
指定管理者制度に伴う管理経費に関して、委員から、
指定管理者が行う有料施設の管理運営については問題ないと思うが、公園の樹木等の管理についてはどのようにしていくのか問う質疑があり、執行部から、
指定管理者の提案の中で、小山市造園建設業組合に一任するということになっており、地元業者が公園の樹木管理を行うことになると認識していますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、
指定管理者からの事業提案の実行状況をしっかりと確認して、4月からの管理運営が行われるようにしてほしいとの要望がありました。 本案については、ほかに質疑もなく、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 次に、議案第1号 令和2
年度小山市
一般会計予算について申し上げます。まず、歳入の部について申し上げます。2款4項1目森林環境譲与税に関して、委員から、国の来年度の予算額が倍増したにもかかわらず、小山市の予算が増額になっていないが、その理由及び税額の算定方法について問う質疑があり、執行部から、今年度予算額については、国から示された額をそのまま計上し、来年度予算額については国の交付額がまだ定まっていないため、今年度の確定額を計上したものであり、今後増額となる可能性もあります。また、額の算定については、県内の市町村分として譲与される税額を、私有林、人工林面積については10分の5、林業就業者は10分の2、人口は10分の3という割合で案分し、その案分額に対し、この3項目それぞれについて、県内全体に占める小山市の割合を乗じて計算されていますとの答弁がありました。 また、委員から、本税の使途について問う質疑があり、執行部から、本税は森林の整備と公共建築物木質化の促進を目的としたものであり、使わなかった分については、本税の基金に繰り入れ、次年度以降に活用することになりますとの答弁がありました。 次に、11款1項地方交付税に関して、委員から、前年と比較して6億9,700万円の増額となった理由を問う質疑があり、執行部から、法人市民税について法人税割の税率の引下げと、市内大型法人の業績悪化により、8億円から9億円の減収が見込まれること及び幼児教育・保育の無償化や会計年度任用職員の賞与等に係る費用が需要額に算入されることなどにより、増額となりましたとの答弁がありました。 次に、17款1項1目財産貸付収入の保育園敷地貸付料に関して、委員から、貸付先の保育園について問う質疑があり、執行部から、こぐま保育園、みどり丘保育園、間々田保育園、城山さくら保育園及びあけぼの保育園に貸し付けをしていますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、城東保育園の土地については売却しており、貸し付けをしているこれらの保育園についても売却を検討すべきだと思うが、今後の方針はどのようなものか問う質疑があり、執行部から、貸し付けをしている保育園の土地については、売却の検討はしていませんが、保育所整備計画の中で、今後民営化する保育所の土地については、売却を検討していきますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、現在貸し付けている保育園の土地についても、売却に向け協議を進めてもらいたいとの要望がありました。 次に、歳出の部について申し上げます。委員から、2款1項1目一般管理費の大谷地区中心施設整備事業費に関して、事業の進捗を問う質疑があり、執行部から、平成30年1月に大谷地区の中心施設整備基本計画を策定し、令和元年度は基本設計を行っています。令和2年度は土地収用法に基づく事業認定申請、用地取得及び実施設計を行う予定です。土地収用法に基づく事業認定申請及び用地取得については、2階建てから平屋建てへの変更及び雨水排水計画の変更により、基本設計に遅れが生じたため、当初令和元年度に行う予定だったものが、令和2年度に遅れることとなったものですとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、建物を2階建てから平屋建てに変更したことで事業費が幾ら削減できるのか問う質疑があり、執行部から、建築工事費については、総額12億5,000万円から4,000万円程度削減できる見込みですとの答弁がありました。 次に、2款1項1目一般管理費の自治会加入促進事業費に関して、委員から、自治会アドバイザー派遣事業の内容について問う質疑があり、執行部から、新たに自治会などを立ち上げる際にアドバイザーを派遣し、円滑な設立を図るものですが、これまでは市職員のサポートにより新規自治会の設立ができていることから、派遣の実績はありませんとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、自治会の加入促進について、駅東通り一丁目第一地区に今年度完成予定のマンションの住人に対してはどのような働きかけをするのか問う質疑があり、執行部から、自治会加入を促すチラシを配布しますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、数年前に城山町三丁目第一地区にマンションが完成した際には、鍵の引渡会において、自治会加入のお願いをしたことがあったと思うが、今回も同様の取り組みを検討してはどうかと質疑があり、執行部から、ご指摘のあった事例を参考に自治会の加入促進に努めますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、当初自治会に加入していただいても、数年たつと脱会してしまう方がかなりの数いるという話も聞くので、前例をよく精査して事業を進めてほしいとの意見がありました。 次に、3款1項5目老人福祉費のはり・灸・マッサージ利用者助成費に関して、委員から、事業の内容及び利用実績について問う質疑があり、執行部から、はり・灸・按摩マッサージの1,000円の利用券を1年度内で6回まで支給するものです。申請は年度ごととなります。利用実績は平成30年度は473件、令和元年度は現在までで472件ですとの答弁がありました。 答弁を受けて委員から、一度申請すれば翌年度以降の申請は不要となるように検討してほしいとの要望がありました。 また、別の委員から、視覚障がい者の方の生活を支援するという制度創設時の趣旨が守られているか、利用されている鍼灸院の状況をしっかりチェックほしいとの要望がありました。 次に、3款2項1目児童福祉総務費のキッズランドおやま運営事業費に関して、委員から、決算の状況によって補助額の削減も検討していくという考えがあったと思うが、年度ごとの決算の状況はどのようなものか問う質疑があり、執行部から、平成28年度は約3万円の赤字、平成29年度は約179万円の黒字、平成30年度は約340万円の黒字となっており、令和元年度は新型コロナウイルス感染症の影響で休業していることもあり、厳しい状況が見込まれていますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、休業が長引いた場合には、どのような対応を検討していくのか問う質疑があり、執行部から、休業が長引き、経営が厳しくなった場合は、市が損失の補填をするということも検討していますとの答弁がありました。 次に、4款1項1目保健衛生総務費の回復期リハビリテーション病院等整備費補助金に関して、委員から、今後予定されている補助金額について問う質疑があり、執行部から、運営費として2億円を、施設のオープンから5年間に分けて、年間4,000万円ずつ補助するとともに、当初の想定より病床数が増えたこと及び建設工事の支障となる既存くいの撤去費用の補助として1億8,000万円を、令和元年度から5年間に分けて年間3,600万円ずつ支払う予定となっていますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、開院に向けた進捗状況について問う質疑があり、執行部から、工期は令和2年9月までを予定しており、加えて医療スタッフについても大規模な採用をしているところです。開院は令和2年の秋頃と事業者から伺っていますとの答弁がありました。 答弁を受けて、複数の委員から、事業者としっかり連携し、地域完結型の医療体制が構築されるよう進めてほしいとの意見がありました。 次に、5款1項1目労働諸費の移住定住促進事業費について、委員から、先日新幹線定期券補助金を活用して、小山から東京方面に通勤されている方がテレビ番組で取り上げられていたが、その反響と事業展開について問う質疑があり、執行部から、新幹線定期券購入補助金については、先日テレビで放映されたことでかなりの反響がありました。本事業は平成29年11月から開始したもので、初年度が14件、交付総額83万円、平成30年度が32件、交付総額267万4,875円、令和元年度が1月9日時点で57件、交付総額565万1,776円と、順調に利用者が増えており、小山・東京・上野間への通勤のみ適用していたものを拡大し、大宮や神奈川方面に通勤する方についても適用することとしていますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、この事業については、予算を増額するなどして積極的に推進してほしいとの意見がありました。 また、別の委員から、この補助金は県北方面に通勤する方についても適用となるのか問う質疑があり、執行部から、この事業は東京圏への一極集中を是正し、小山市に人を呼び込むという趣旨のものであるため、適用となりませんとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、北方面への通勤の際にも補助金を交付してほしいという声もあるため、そういった方にはこの事業の趣旨をしっかり説明してもらいたいとの要望がありました。 次に、6款1項5目農地費の地域用水環境整備事業費に関して、委員から、小水力発電施設の整備の内容について問う質疑があり、執行部から、現在美田東部頭首工周辺を利用した小水力発電を計画中であり、令和元年度から2年度にかけ河川協議を進め、施設の規模や発電量等を検討し、協議が整い次第、事業に着手して発電施設を設置していくものですとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、事業実施の際の補助金の内訳について問う質疑があり、執行部から、国が50%、県が15%、市が25%です。売電収入は土地改良区の維持管理費用に充てるため、10%は土地改良区の負担となりますとの答弁がありました。 次に、6款1項5目農地費の環境創造型農業推進事業費に関して、委員から、渡良瀬遊水地小山養魚場は、ホンモロコやナマズの養殖について調査、研究するもので、道の駅思川に委託しているものだが、ここで水揚げされたホンモロコやナマズの利用方法及び水揚げ量について問う質疑があり、執行部から、水揚げされたホンモロコやナマズは通常と同様に販売し、その売上げは道の駅思川の収益として計上し、委託費から差し引いています。今年度はホンモロコが約40キログラム、ナマズが約150キログラム水揚げされましたとの答弁がありました。 次に、7款1項2目商業振興費の経済動向実態調査事業費に関して、委員から、海外の経済の不確実性や税制改正により法人税の大幅な落ち込みが予想される中、この調査をどのように行っていくか問う質疑があり、執行部から、経済動向実態調査は白鴎大学のビジネス開発研究所に委託し、上半期8月と下半期3月に市内の事業所に対しアンケート調査を実施しています。この調査結果については、融資の際の利率設定の判断材料や大型小売店協議会の協議案件等として活用していますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、新型コロナウイルス感染症や令和元年東日本台風の影響で、景気の大幅な落ち込みが懸念されているため、この調査に加え、より詳しく実態調査をする必要があり、その結果を踏まえ、新たな支援策を打ち出すべきだと思うが、今後の方針についてはどのように考えているのか問う質疑があり、執行部から、令和元年東日本台風の対策としては、新たに利子補給制度を創設いたしました。新型コロナウイルス感染症の対策についても、商工会議所及び各商工会と緊密に情報交換を行い、融資をするだけでなく、その後のフォローについて検討しているところですとの答弁がありました。 次に、8款3項1目河川総務費について、委員から、豊穂川用地購入、補償及び簡易水位計設置の内容を問う質疑があり、執行部から、豊穂川用地購入、補償については、現在詳細設計を進めているところであり、思川の合流地点から大日橋までの区間において、豊穂川の西側に向けて川幅を広げていく計画であり、現時点ではこの部分が用地補償の対象になるものと考えています。簡易水位計設置については、来年度予算で2か所に設置する予定ですが、県でも設置を検討中であることから、県の設置場所と重複しないよう事業を進めていきます。また、運用については、一般の方もインターネット上で水位を見ることができるようなシステムを活用していきたいと考えていますとの答弁がありました。 また、委員から、長寿命化計画に基づく各種事業及び市道補修事業費について、各課からの予算要求額と査定額について問う質疑があり、執行部から、橋梁長寿命化修繕事業については、要求額6,200万円のところ査定額5,550万円、公園施設長寿命化対策事業については、要求額5,000万円のところ査定額3,400万円、市営住宅長寿命化推進事業については、要求額9,030万円のところ査定額7,720万円、市道補修事業については、例年3億円のところ査定額2億7,500万円となっています。長寿命化関連事業については、各課の要求どおりに予算措置することが理想ですが、財政改革課において、財政計画を策定していく中で、市全体の財政状況を勘案し、来年度は新庁舎建設費用がピークとなり、また扶助費である民生費が年々増加しているという現状もあり、このような形となりました。一方、土木費に関しては、前年度を下回らないよう財政支出を確保したいとの観点から、令和2年度は今年度と比較して約1億円増額していますとの答弁がありました。 これを受け委員から、投資的経費が例年約85億円程度で推移している中、今後公共施設等マネジメント推進計画に基づく具体的な事業がスタートし、新たに長寿命化のための事業に取り組むことになると多額の予算が必要となり、そのようなことから、公共施設等総合管理計画に基づく各種事業については、財政計画や総合計画の中にしっかりと位置づけした上で、事業を推進してほしいとの要望がありました。 次に、8款4項1目都市計画総務費の思川水辺活用(ミズベリング)推進事業に関して、委員から、思川の水辺活用の内容について問う質疑があり、執行部から、思川の水辺活用の社会実験及びイベントの実施、検証ということで250万円を計上しており、水辺を民間等へ開放する利活用方策としてラフティングなど、水辺空間の利活用方策としてオープンカフェ、また日常的に人が集まる場とするための取り組みとして、ミズベリングマルシェ等を考えていますとの答弁がありました。 次に、10款1項3目教育振興費の乙女中学区小中一貫校基本構想策定業務委託に関して、委員から、進捗状況を問う質疑があり、執行部から、現在学校適正配置と乙女中学区における小中一貫教育の推進に向け、将来的な校舎などの学校施設の整備の方向性について、地元の推進委員会から意見をいただいているところです。令和2年度は基本構想の策定に向け、施設整備の方向性や統合のスケジュールについて検討を進めていきますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、地元の推進委員会からはどのような意見があるのか問う質疑があり、執行部から、乙女中学校の敷地内に乙女中学区3小学校を統合した校舎を新築する案と、乙女小学校の敷地内に3小学校を統合した校舎を建て替える案が出ていますとの答弁がありました。 答弁を受け委員から、最終的な方向性はどのようにして決まるのか問う質疑があり、執行部から、令和2年度中の基本構想の策定において2つの案を示し、その中で検討を重ね、1つの案に絞っていく考えですとの答弁がありました。 次に、10款5項2目小学校給食費及び3目中学校給食費に関して、委員から、新型コロナウイルスの感染症の影響で、学校が臨時休校になったことに伴い、学校給食の食材がキャンセルとなり、業者が対応に追われているようだが、小山市の現状はどのようなものか問う質疑があり、執行部から、学校給食の食材は各学校で購入、支払いをしています。学校休業による学校給食の食材については、休業が決定された時点で教育委員会から牛乳を取り消し、チルド食品や冷凍食品を扱う栃木県学校給食会にも市内全校の発注食材についての取り消しを連絡しました。個人商店については、2月28日に各学校から食材取り消しの連絡をしています。取り消しの連絡が早かったこともあり、牛乳や野菜は全て取り消しができました。また、冷凍食品など保存が利く食材は、4月の献立に使用していきます。保存期間の短いチルド商品については、少量であったため、食品のロスはありませんでしたとの答弁がありました。 本案については、ほかにも委員から質疑、意見、要望等がありましたが、執行部の説明、答弁を了とし、原案を可と決しました。 以上で報告を終わります。
○
福田洋一議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 ここで、換気のため暫時休憩に入ります。 (午前11時14分)
○
福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時23分)
○
福田洋一議長 これより各委員長報告に対する質疑を行います。 まず、議案第23号から第25号まで、第32号及び第33号、以上5議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 これにて議案第23号から第25号まで、第32号及び第33号に対する質疑を終わります。 次に、議案第2号から第6号まで、第15号から第17号まで、第26号及び第27号、以上10議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 これにて議案第2号から第6号まで、第15号から第17号まで、第26号及び第27号に対する質疑を終わります。 次に、議案第7号から第10号まで、第18号から第21号まで、及び第35号、以上9議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 これにて議案第7号から第10号まで、第18号から第21号まで、及び第35号に対する質疑を終わります。 次に、議案第11号から第13号まで、第22号、第28号から第31号まで、第34号及び第36号、以上10議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 これにて議案第11号から第13号まで、第22号、第28号から第31号まで、第34号及び第36号に対する質疑を終わります。 次に、議案第1号及び第14号、以上2議案に対し質疑を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 これにて議案第1号及び第14号に対する質疑を終わります。 以上で各委員長報告に対する質疑は終わりました。 お諮りいたします。議題のうち、議案第23号から第25号まで、第32号及び第33号、以上5議案に対しては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第23号から第25号まで、第32号及び第33号、以上5議案について、
総務常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号 令和2
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)予算について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 4番、平野正敏議員。
◆4番(平野正敏議員) 議案第2号 令和2
年度小山市
国民健康保険特別会計(
事業勘定)予算について、反対の立場で討論いたします。 平成30年度より
国民健康保険の財政運営は、都道府県が主体となった一方で、市町村は資格や給付の管理及び賦課徴収を担うものとされております。依然として少子高齢化の進行、医療技術高度化、医療費増大、また加入者に低所得者や無職者が多いことなどにより、制度環境の厳しさが増す中で、市の、自治体の苦労が見えてまいります。 令和2年度予算による、市民1人当たりの
国民健康保険税額は9万7,068円で、前年度比60円の減額であります。しかし、昨今の著しい景気低迷が否めない中で、平均納付額が前年とほぼ同額であるということは、決算時の収入未済額増加の可能性が極めて高いと懸念せざるを得ません。そのような中、当局より税外収入となる保険者努力支援制度交付金の獲得に向けて今後取り組むとの予算説明がされました。この保険者努力支援制度は、政府が各自治体の国保税納付率に応じて交付する金額に差をつけることにより、社会保障への公費削減を強引に推し進める制度であります。その結果、被保険者と自治体担当課にとって、より厳しい納付、より厳しい督促といった苦痛を双方に招くおそれがあります。当座はこれらを軽減させるためにも、またこの経済環境の激変への対応策として、さらなる予算の大幅な繰入れを求めるものであります。また、昨年度より政府が国保財政として計上している3,400億円についても、市長より改めて国へ1兆円規模の財政投入を求めていくよう併せてお願いを申し上げまして、反対の討論といたします。
○
福田洋一議長 以上で通告による討論を終わります。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第2号について、民生常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田洋一議長 ご着席ください。起立多数であります。 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号 令和2
年度小山市
介護保険特別会計予算について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 4番、平野正敏議員。
◆4番(平野正敏議員) 議案第3号 令和2
年度小山市
介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。 令和2年度の介護保険料は732万円、0.2%増の30億7,282万4,000円であります。繰入金は17億5,461万9,000円を繰入れ、歳出で4億1,001万5,000円を基金に積み立てし、差引き13億4,460万4,000円の介護保険給付基金になるものと思われます。この金額は、介護保険料30億7,000万円の実に43.7%に当たる金額であり、このような多額の基金は被保険者に返還するべきであると考えます。 一方、事業者に支払われる介護報酬は、基本報酬と一定の要件を満たすと得られる加算分で構成されますが、その基本報酬額は、介護保険制度を開始したときが最も高かったというのが実情であります。それを反映するかのように、依然として働き手が不足している介護の業界から、採算の取れない事業者の撤退、倒産が相次いでおります。少子高齢化が避けることのできない日本において、あってはならない事態であります。制度の改善は随時図っていくとする政府の方針とは逆行した実態が見受けられ、国には制度改善を求めますが、小山市は平成30年度介護保険決算では12億円の黒字になった実績もあります。介護サービス給付の市として独自の増額を強く求めまして、反対の討論といたします。
○
福田洋一議長 以上で通告による討論を終わります。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第3号について、民生常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田洋一議長 ご着席ください。起立多数であります。 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号 令和2
年度小山市
後期高齢者医療特別会計予算について討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 4番、平野正敏議員。
◆4番(平野正敏議員) 議案第4号 令和2
年度小山市
後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。 令和2年度予算は、18億3,060万円、前年度比1億1,560万円、6.7%増であります。被保険者数は平成31年4月現在1万8,888人、令和2年2月現在1万9,334人、10か月間で446人増であります。これを1年間に換算すると535人増と見込まれます。被保険者数の伸び率は2.83%であります。これに対し高齢者医療保険料は、前年度予算の保険料は12億8,209万円から、令和2年度の保険料は13億7,773万8,000円となっております。9,564万3,000円増で、率に直すと7.5%増であります。 こうしたことから、より保険料が高く設定されていることが伺えます。また、平成30年度決算では、支出済額16億1,743万3,188円のうち、不用額として6,616万6,812円、約4%計上していることもあり、保険料はさらに引き下げることが望ましいと考えます。また、昨年の決算認定でも指摘をしたところですが、被保険者の8割に当たる方が軽減税率で課税をされていることから、後期高齢者に課せられる保険料は適正でないと考えるものであります。さらなる保険料の引き下げを求めまして、本議案の討論といたします。
○
福田洋一議長 以上で通告による討論を終わります。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第4号について、民生常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田洋一議長 ご着席ください。起立多数であります。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち議案第5号、第6号、第15号から第17号まで、第26号及び第27号、以上7議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第5号、第6号、第15号から第17号まで、第26号及び第27号、以上7議案について、民生常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち議案第7号から第10号まで、第18号から第21号まで、及び第35号、以上9議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第7号から第10号まで、第18号から第21号まで、及び第35号、以上9議案について、教育経済常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議題のうち議案第11号から第13号まで、第22号、第28号から第31号まで、第34号及び第36号、以上10議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第11号から第13号まで、第22号、第28号から第31号まで、第34号及び第36号、以上10議案について、建設水道常任委員長の報告はいずれも原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号 令和2
年度小山市
一般会計予算について、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 4番、平野正敏議員。
◆4番(平野正敏議員) 議案第1号 令和2
年度小山市
一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。 国内の景気は、昨年10月より施行された消費増税による消費の冷え込みに端を発し、台風第19号水害の発生、年が明けてからは新型コロナウイルスの流行にも見舞われ、健康、雇用、教育、市場、ありとあらゆる環境の変化が著しく、市民生活はかつてないほどの苦境に立たされております。年金での生活者は、マクロ経済スライドにより実質年金は削減され続けています。中小の事業者、労働者には、収入減や倒産、失業の懸念がつきまとっています。企業労働者にとっても、このようなときにこそ巨額の内部留保をため込んでいる大企業には賃金を上げてほしいものですが、春闘では多数のゼロ回答を含めて厳しい結果が示されております。日経平均株価は下落の一途をたどっています。 このような中、令和2
年度小山市
一般会計予算は、前年度比約29億円、4.6%増の673億5,000万円を計上しております。歳入においては、市債の負債額は前年度比24億3,867万円、23.8%増、予算の16.2%も占める108億7,380万円であります。平成30年度末現在、市債の未償還額は918億円余りでありますから、累計でいよいよ1,000億円を超えてしまう計算であります。小山市は財政破綻の心配はないと言わんばかりに増え続ける借金をも財源とする考え方には、賛成できません。今後リーマンショックを超えるような不況が訪れる可能性も十分に考えられることから、財政破綻するリスクを最小限にするために、新年度は一旦新たな人や企業の誘致につながる事業などは見直し、予算規模も市債発行額も縮小するよう努めるべきであります。 一方で、人、物、金の流れが停滞することにより、市内の事業者の多くの方が緊急につなぎ融資を希望する。また、現状において融資返済の猶予を望むことが想定されます。また、学校給食の休止に伴い、一部の生産者や食品事業者にとって死活問題となっています。こうした人たちへ広くかつ柔軟に対応できるためにも、7款1項2目商業振興費など、事業者への融資の予算増額をすべきではないかと考えます。 以上の点を指摘しまして、反対の討論といたします。
○
福田洋一議長 以上で通告による討論は終わります。 これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第1号について、予算審査常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田洋一議長 ご着席願います。起立多数であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議案第14号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、採決いたします。 議案第14号について、予算審査常任委員長の報告は原案を可とすることであります。原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 (午前11時44分)
○
福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時53分)
△議会運営委員会委員長報告
○
福田洋一議長 ただいま議会運営委員会が開催されましたので、委員会の経過及び結果について報告を求めます。 議会運営委員会、山野井孝委員長。 〔議会運営委員会 山野井 孝
委員長登壇〕
◆山野井孝議会運営委員長 ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告申し上げます。 ただいま委員会を開催し、市長から提出されます追加議案1件の取扱いについて協議いたしました。その結果、この案件につきましては、既にお手元に配付の議事日程に追加して審議することと決しました。 以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
福田洋一議長 ただいまの議会運営委員長の報告のとおりでありますので、ご了承願います。
△日程の追加
○
福田洋一議長 お諮りいたします。 ただいま市長からお手元に配付のとおり追加議案が提出されました。この際、これを日程に追加し、議案第39号を議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 なお、議案送付書及び議案件名については、朗読を省略し、会議録に登載することについてご了承願います。 小行経第539―2号 令和2年3月16日
小山市議会議長 福 田 洋 一 様 小山市長 大久保 寿 夫 市議会追加議案の送付について 令和2年第1回
小山市議会定例会の追加議案書等を別冊のとおり送付いたします。 記┌───────┬──────────────────────────────────────┐│ 議案番号 │ 件 名 │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第39号 │物品購入契約の一部変更について │└───────┴──────────────────────────────────────┘
△議案第39号の件、上程、
市長提案理由の説明、質疑、討論、採決
○
福田洋一議長 次に、上程議案の概要について市長説明を求めます。 大久保市長。 〔大久保寿夫市長登壇〕
◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました追加議案の概要についてご説明申し上げます。 今回提出いたしました議案は、1件であります。 議案第39号は、令和元年12月に締結した排水ポンプ車の購入の契約の一部を変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、提案するものであります。 以上が、今回提出いたしました議案の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。
○
福田洋一議長 市長の説明は終わりました。 次に、上程議案について当局の説明を求めます。 古川建設水道部長。 〔古川幸一建設水道部長登壇〕
◎古川幸一建設水道部長 ただいま上程になりました議案第39号 物品購入契約の一部変更についてご説明申し上げます。 追加議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。併せて、別冊の追加議案参考資料の1ページもごらんいただきたいと存じます。 本議案は、令和元年12月定例会の議決を経て締結した排水ポンプ車の購入の契約の一部を変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第3条の規定により、提案するものでございます。 契約のうち、納入期限を「令和2年3月25日」から「令和2年6月30日」に変更するものでございます。変更理由といたしましては、排水ポンプ車の艤装に時間を要し、納入期限までに納車することが困難になったためでございます。なお、納入期限の延伸に伴う契約額等の変更はございません。 以上が、議案第39号 物品購入契約の一部変更についての概要でございます。何とぞ慎重審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
○
福田洋一議長 以上で当局の説明は終わりました。 次に、上程議案に対し質疑を許します。 29番、塚原俊夫議員。
◆29番(塚原俊夫議員) 上程議案について何点か質問いたします。 これは昨年の10月、市長の専決処分による補正で組まれた事業だと思います。12月に契約をされたと。私、ちょっとその間欠席していた時期もありますけれども。その内容が議会の議決を必要とする内容であるというのは、やはり重要事項であるというふうに思います。1点目は、当初から3月25日の納品は無理だと分かっていたのではないですかと、どうなのですかというのが1点目です。2点目は、この納期の変更、すなわち契約内容の変更によるペナルティーというのは何かあるのでしょうか、その2点についてお伺いをいたします。
○
福田洋一議長 答弁、古川建設水道部長。
◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。 当初から3月25日ではなかったのではないかというようなお話でございますが、当初10月30日の専決補正を受けまして、早急に購入しないといけないということで、3社から見積もりをいただきました。その時点では3月25日というか、3月いっぱいということで考えておりました。ただその後、昨年の東日本台風を受けまして、全国の市町村から、県から注文が入ったということで、なかなか3月中の納入は難しいということになりまして、契約の段階で、その仕様書の中に納期については予算繰越し手続が終了した時点で延伸予定ということにいたしました。したがいまして、最初は3月25日ということで、3月いっぱいということで考えておりましたが、その後3月いっぱいではちょっと厳しいというふうな判断をしたところでございます。 また、ペナルティー等についてでございますが、先ほど申しましたとおり、初めから仕様書のほうに繰越し手続が完了した時点、終了した時点で延伸予定ということになっておりますので、ペナルティー等はございません。 以上、よろしくお願いします。
○
福田洋一議長 29番、塚原俊夫議員。
◆29番(塚原俊夫議員) ちょっと何か余計訳の分からないことを、12月契約の内容で、3月ではだめだよということなので、12月の契約のときには、既に年度末の納品はだめですという契約をしたということなのでしょうか。
○
福田洋一議長 答弁、古川建設水道部長。
◎古川幸一建設水道部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。 議員おっしゃるとおりでございます。 よろしくお願いします。
○
福田洋一議長 29番、塚原俊夫議員。
◆29番(塚原俊夫議員) そういう訳の分からない契約をしてはだめです。最初から、例えば12月の契約の時点でそういうことであったとすれば、その段階で契約の見直しなり、議会との調整をしていかなければ。結果的に、早く必要なのは分かります。本当に水害というか、災害に遭ってきて、ある意味では目玉として財産を購入するということなので。ただやはり期をまたぐということについては、単年度決算であるという中で地方議会というのはやっているわけだから、やはりその辺をしっかりと。 最初から、どうしても工期がかかって、年度をまたいでしまうということであったとすれば、そういう内容で議会に提案をすべきだということなのです。だからその辺について簡単に、専決のときにもいろいろ議会の中で議論があったようですけれども、もっともっと議会との関係をしっくりさせていくためには、あるいは地方自治体の会計処理、それをしっくりしていくためには、どうしたらいいかというのをしっかりと考えてもらいたいというふうに思います。別に反対をしているわけではないので。 以上です。
○
福田洋一議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、質疑を終結し、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、これより採決をいたします。 議案第39号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号については原案のとおり可決されました。
△閉会中の
継続調査事件について
○
福田洋一議長 日程第2、各委員長から閉会中の継続調査を要する事件について、会議規則第112条の規定により、お手元に配付しました一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田洋一議長 ご異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。 委員会の閉会中の
継続調査事件一覧表┌──────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名 │ 調 査 事 件 │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 市行政の総合的企画調整について ││ │2 市行財政事情及び財務管理について ││ │3 市税の賦課徴収について ││
総務常任委員会 │ ││ │4 広報及び広聴について ││ │5 消防業務について ││ │6 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 保健衛生及び社会福祉の充実について ││ │2
国民健康保険事業について │└──────────┴───────────────────────────────────┘┌──────────┬───────────────────────────────────┐│
民生常任委員会 │3 清掃業務について ││ │4 公害、交通対策及び消費者行政について ││ │5 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 学校教育の基本条件整備について ││ │2 社会教育及び体育の振興について ││ │3 商業、工業、観光の振興について ││
教育経済常任委員会 │4 中小企業の近代化対策について ││ │5 農林業及び畜水産業の振興について ││ │6 土地改良事業について ││ │7 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 道路、河川、土木事業について ││ │2 都市計画事業及び区画整理事業について ││ │3
下水道事業について ││
建設水道常任委員会 │4 公営住宅の建築及び営繕監理について ││ │5 建築指導について ││ │6 水道事業について ││ │7 その他所管事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│
予算審査常任委員会 │1
一般会計予算に関する事項について │├──────────┼───────────────────────────────────┤│ │1 会期、議事日程、一般質問その他議会運営上必要な事項に関すること ││議会運営委員会 │2 委員会条例、会議規則、傍聴規則等に関すること ││ │3 その他議長の諮問に関すること │└──────────┴───────────────────────────────────┘
△退職の挨拶
○
福田洋一議長 次に、3月31日をもって退職する古田土秘書広報局長、田尻産業観光部長、添野教育部長、片岡危機管理監、大塚監査委員
事務局長、細島会計管理者、水野小山広域保健衛生組合
事務局長、熊倉社会福祉協議会
事務局長からご挨拶申し上げたい旨申し出がありますので、許可をいたします。 それでは、ここで代表して添野教育部長よりご挨拶をお願いいたします。 〔添野雅夫教育部長登壇〕
◎添野雅夫教育部長 議会最終日の大変お疲れのところ、誠に恐縮に存じますが、ただいま議長の許可をいただきましたので、貴重なお時間をいただきまして、本年度末をもって退職いたします職員を代表しまして、一言御礼の言葉を申し上げます。 私たちは、この3月31日をもって退職いたします。また、田尻産業観光部長は農林水産省に帰任をいたします。担当業務や勤務年数に違いはありますが、それぞれ一人一人が長い間小山市職員としての自覚と誇りを持って公務に携わり、小山市発展のため、微力ながら精いっぱい尽くしてまいりました。 顧みますと、私たちが奉職した昭和50年代の小山市は、人口12万人余りでございましたが、新幹線が停車するとともに、鉄道、国道が交差する交通の要衝にあり、成長著しく、広大な土地が区画整理事業により住宅地に変貌し、人口増加により小中学校10校が新たに建設され、誕生するとともに、小中学校13校が建て替えされるという建設ラッシュの時代でございました。以来、急速に発展し、日本全体が人口減少社会を迎えても、今なお人口増加を続けており、現在は人口16万7,000人余りの栃木県の南都として輝いております。 一方、平成23年3月には、東日本大震災、平成27年9月には関東東北豪雨、そして令和元年10月には東日本台風による未曾有の大災害が発生し、市民の皆様の窮状を目の当たりにして、公務員として、微力ながらも全力で復旧へのお手伝いができましたことは、貴重な経験となりました。また、現在も続いておりますが、新型コロナウイルス感染防止対策に全力で取り組ませていただいているところでございます。 このように、さまざまな困難がありましたが、私たちが今日まで大過なく業務を遂行できましたことは、ひとえに正副議長をはじめ議員の皆様、大久保市長をはじめ諸先輩並びに同僚の皆様、さらには多くの市民の皆様の公私にわたる温かいご支援、ご指導、ご鞭撻によるものと、心より感謝と御礼を申し上げます。退職後は今までと違う立場となり、それぞれ新しい人生を歩むことになりますが、これまで皆様より賜りましたご厚情と小山市職員としての誇りを心の糧といたしまして、小山市の発展に、微力ではございますが、力を尽くさせていただく所存でございますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 結びに当たりまして、小山市並びに
小山市議会のますますの発展と皆様のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げますとともに、小山市民の皆様の限りないお幸せをお祈りいたしまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。
△閉会の宣告
○
福田洋一議長 以上をもちまして、令和2年第1回
小山市議会定例会の議事は全部終了しました。 これをもちまして閉会といたします。 閉会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る2月17日の開会以来、本日までの29日間にわたり開催され、令和2年度各会計の当初予算案をはじめ、令和元年度補正予算案のほか、条例の制定及び一部改正案、
指定管理者の指定案、財産の取得案並びに人事案件など、数多くの重要案件を終始熱心にご審議賜り、心より敬意を表する次第であります。執行部におかれましては、
今期定例会において各議員から述べられた意見、要望については、十分検討を加えられ、市政に反映されますようお願いをいたします。 また、現在猛威を振るっております新型コロナウイルスに関しては、執行部におかれましても、いち早く対策本部を設置し、対応していることに対し御礼を申し上げます。いまだ終息が見えない状況ではありますが、市民の皆様が安全安心に暮らせるよう、適切な対応と正確な情報の提供をお願いを申し上げます。 さて、この3月をもって後進に道を譲られます職員各位におかれましては、在任中、本市行政の発展と市政推進に尽くされたその功績と長年のご労苦に対し、深甚なる感謝の意とお礼を申し上げます。退職後は健康に十分留意され、今後とも市政へのご指導を賜りますとともに、実りある第二の人生を送られますことを心よりご祈念を申し上げます。 終わりに、
今期定例会の運営に当たり、議員並びに執行部各位のご協力に対し厚く御礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。 大変お疲れさまでした。 (午後 零時13分)...