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09月02日-01号

  • いじめ自殺(/)
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  1. 小山市議会 2019-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    令和 元年  9月定例会(第4回)              令和元年第4回小山市議会定例会議 事 日 程 (第1号)                         令和元年9月2日(月曜日)午前10時02分開会      開会及び開議      諸般の報告日程第 1 会議録署名議員の指名の件日程第 2 会期決定の件日程第 3 市政一般報告の件日程第 4 議案第53号ないし第82号並びに報告第9号ないし第13号の件、上程、市長提案理由の説      明及び監査委員報告日程第 5 議案第80号及び第81号の件、説明、質疑、討論、採決日程第 6 議案第82号の件、説明、質疑、討論、採決      次会日程の報告      散  会出席議員(30名)    1番   片  山  照  美         2番   細  野  大  樹    3番   大  平  拓  史         4番   平  野  正  敏    5番   渡  邉  一  郎         6番   渡  辺  一  男    7番   嶋  田  積  男         8番   高  橋     栄    9番   土  方  美  代        10番   佐  藤  忠  博   11番   岡  田     裕        12番   橋  本  守  行   13番   小  林  英  恵        14番   森  田  晃  吉   15番   苅  部     勉        16番   植  村     一   17番   大  木  英  憲        18番   福  田  幸  平   19番   荒  井     覚        20番   篠  﨑  佳  之   21番   福  田  洋  一        22番   荒  川  美 代 子   23番   山 野 井     孝        24番   大  出  ハ  マ   25番   安  藤  良  子        26番   小  川     亘   27番   青  木  美 智 子        28番   関     良  平   29番   塚  原  俊  夫        30番   石  島  政  己欠席議員(なし)本会議に出席した事務局職員   事務局長  初  澤  正  実        議事課長  阿 久 津  宣  明   庶務係長  日  高  正  展        議事調査  市  村  範  行                           係  長   議  事  屋  代     稔        議  事  中  尾     聡   調 査 係                    調 査 係   議  事  木  村  千  尋        議  事  田  村  雄 一 朗   調 査 係                    調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  大 久 保  寿  夫        副 市 長  加  藤  賢  一   秘書広報  古 田 土  紀  子        総合政策  坪 野 谷  統  勇   局  長                    部  長   総務部長  小  林     功        市民生活  三  柴  智 恵 子                           部  長   保健福祉  浅  見  貴  幸        産業観光  田  尻     淳   部  長                    部  長   建設水道  古  川  幸  一        都市整備  淺  見  知  秀   部  長                    部  長   行政経営  岡  田     右        教 育 長  酒  井  一  行   課  長   教育部長  添  野  雅  夫        消 防 長  猪  瀬  治  雄   危  機  片  岡  三  夫        選挙管理  大  塚  照  子   管 理 監                    委 員 会                           書 記 長   監査委員  藤  沼  千  春        監査委員  大  塚  照  子                           事務局長   公  平  大  塚  照  子        農  業  中  田  精  一   委 員 会                    委 員 会   書 記 長                    事務局長   会  計  細  島  芳  美   管 理 者 △議事日程の報告 ◎初澤正実事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は30名であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 会議録署名議員の指名の件  日程第2 会期決定の件  日程第3 市政一般報告の件  日程第4 議案第53号ないし第82号並びに報告第9号ないし第13号の件、上程、市長提案理由の       説明及び監査委員報告  日程第5 議案第80号及び第81号の件、説明、質疑、討論、採決  日程第6 議案第82号の件、説明、質疑、討論、採決  次に、本会議に出席した事務局職員の氏名を申し上げます。    事 務 局 長  初 澤 正 実    議 事 課 長  阿久津 宣 明    庶 務 係 長  日 高 正 展    議事調査係長  市 村 範 行    議 事 調査係  屋 代   稔    議 事 調査係  中 尾   聡    議 事 調査係  木 村 千 尋    議 事 調査係  田 村 雄一朗  以上であります。 △議長挨拶 ○福田洋一議長 皆さん、おはようございます。令和元年第4回市議会定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、公私ともにご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  初めに、8月の前線に伴う九州北部の大雨による災害において、犠牲になられた方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地の一日も早い復興をご祈念申し上げます。  さて、今期定例会は、令和元年度小山市一般会計及び小山市下水道事業会計補正予算案のほか、平成30年度小山市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定案、条例の改正案並びに人事案件など、重要案件が提出されることになっております。議員の皆様には慎重にご審議の上、適切な議決をなされ、市民の負託に応えられますようお願いする次第であります。  なお、議会運営につきましては、皆様の特段のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、開会のご挨拶といたします。 △開会及び開議の宣告 ○福田洋一議長 ただいまから令和元年第4回小山市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時02分) △諸般の報告 ○福田洋一議長 日程に先立ち事務局長に諸般の報告をさせます。  初澤事務局長。 ◎初澤正実事務局長 諸般の報告を申し上げます。  監査結果の報告について、監査委員からお手元に配付のとおり、定例監査結果報告2件、例月現金出納検査結果報告4件が提出されております。前例により朗読を省略させていただき、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。                                           小監第35号                                        令和元年7月31日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    市民生活部  生井出張所    保健福祉部  やはた保育所    教育委員会  若木小学校  豊田南小学校  間々田東小学校           乙女中学校  生井公民館  博物館  中央図書館 2.監査期日    令和元年5月30日・31日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた平成30年度の資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。 5.意見・要望    今回の監査における意見及び要望は次のとおりである。    [やはた保育所]    本保育所は住宅街にあり、駐車場が少ないために朝夕の送迎時に、近隣に迷惑を与えるおそれがあ   る。隣接地を賃借するなど、駐車場台数を確保する方策を検討してほしい。                                            小監第48号                                        令和元年8月22日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    消防本部   総務課  予防課  通信指令課           危機管理課  消防署  豊田分署 2.監査期日    令和元年6月21日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた平成30年度の資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第23号                                        令和元年6月13日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する平成31年3月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計の平成31年3月分の現金出納状況 2.検査期日    令和元年5月24日 3.検査の結果  (1) 平成31年3月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                            小監第34号                                        令和元年6月24日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する平成31年4月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計の平成31年4月分の現金出納状況  (3) 市長所管に属する下水道事業会計の平成31年4月分の現金出納状況 2.検査期日    令和元年6月11日 3.検査の結果  (1) 平成31年4月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び下水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業及び下水道事業会計に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第47号                                        令和元年8月22日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する令和元年5月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計令和元年5月分の現金出納状況  (3) 市長所管に属する下水道事業会計令和元年5月分の現金出納状況 2.検査期日    令和元年7月31日 3.検査の結果  (1) 令和元年5月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び下水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業及び下水道事業会計に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第57号                                        令和元年8月26日    小山市議会     議 長  福  田  洋  一  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  関     良  平    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する令和元年6月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計令和元年6月分の現金出納状況  (3) 市長所管に属する下水道事業会計令和元年6月分の現金出納状況 2.検査期日    令和元年8月21日 3.検査の結果  (1) 令和元年6月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業及び下水道事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。 ◎初澤正実事務局長 次に、小山市都市開発株式会社の第28期事業報告及び決算書並びに第29期事業計画、一般社団法人小山市観光協会の平成30年度事業報告及び決算書並びに令和元年度事業計画及び予算書、一般財団法人小山勤労者共済サービスセンターの平成30年度事業報告書及び収支決算書並びに令和元年度事業計画書及び収支予算書、平成30年度地方独立行政法人小山市民病院業務実績に関する評価結果及び経営状況がお手元に配付のとおりそれぞれ提出されておりますので、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでございますので、ご了承願います。     地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名                               (令和元年第4回小山市議会定例会)       市        長   大 久 保   寿   夫       副    市    長   加   藤   賢   一       秘 書 広 報 局長   古 田 土   紀   子       総 合 政 策 部長   坪 野 谷   統   勇       総  務  部  長   小   林       功       市 民 生 活 部長   三   柴   智 恵 子       保 健 福 祉 部長   浅   見   貴   幸       産 業 観 光 部長   田   尻       淳       建 設 水 道 部長   古   川   幸   一       都 市 整 備 部長   淺   見   知   秀       行 政 経 営 課長   岡   田       右       教    育    長   酒   井   一   行       教  育  部  長   添   野   雅   夫       消    防    長   猪   瀬   治   雄       危  機  管 理 監   片   岡   三   夫       選挙管理委員会書記長   大   塚   照   子       監  査  委  員   藤   沼   千   春       監 査 委 員 事務局長   大   塚   照   子       公 平 委 員 会書記長   大   塚   照   子       農 業 委員会事務局長   中   田   精   一       会  計  管 理 者   細   島   芳   美 ◎初澤正実事務局長 次に、事務報告でありますが、6月定例会報告分以降の議長会等の概要につきましては、お手元に配付しました資料のとおりでありますので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 △会議録署名議員の指名 ○福田洋一議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において5番、渡邉一郎議員、6番、渡辺一男議員を指名いたします。 △会期の決定 ○福田洋一議長 日程第2、会期決定の件を議題とします。  議会運営委員長から委員会の経過及び結果について報告を求めます。  議会運営委員会山野井孝委員長。                  〔議会運営委員会 山野井 孝委員長登壇〕 ◆山野井孝議会運営委員長 おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告申し上げます。  令和元年第4回小山市議会定例会の開催に当たり、大久保市長を初め副市長及び関係部課長の出席を求め、各委員出席のもと、去る8月9日及び8月28日に委員会を開催いたしました。  執行部から今期定例会に提出されます議案30件及び報告5件の概要について説明がありました。これを受けまして、今期定例会の会期及び議事日程を初め議案の取り扱いなどについて決定いたしましたので、以下、その内容についてご報告いたします。  まず、今期定例会の会期を本日9月2日から9月27日までの26日間とし、議事日程の詳細につきましては、お手元に配付の議事日程表のとおりといたしました。  また、議案の委員会付託につきましても、お手元に配付の議案付託表のとおりといたしました。  次に、市政に関する一般質問につきましては、個人質問を基本とし、会派においては会派代表質問を行うことができることとします。個人質問については、質問、再質問合わせて25分以内、答弁を含めおおむね50分とし、一方会派代表質問は、質問、再質問、関連質問合わせて30分以内を基本としますが、2名を超える所属議員数1名につき5分ずつ加算し、上限を50分以内として、答弁を含めた質問時間はおおむね質問時間の2倍の時間としましたので、執行部におかれましても簡潔で的確な答弁を心がけてくださいますようご協力をお願いいたします。  なお、市政一般報告への質疑及び議案質疑における執行部の答弁場所について、協議の結果、これらの答弁については自席で行うこととなりましたので、ご報告いたします。  その他詳細につきましては、お手元に配付の議会運営委員会報告書のとおりといたしました。  以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日より9月27日までの26日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日より9月27日までの26日間と決定をいたしました。 △市政一般報告
    福田洋一議長 日程第3、市政一般報告を議題とします。  市長の報告を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 皆さん、おはようございます。本日ここに、令和元年第4回小山市議会定例会を招集しましたところ、議員各位のご出席を賜り、開会の運びとなりましたことに対しまして、感謝とお礼を申し上げます。  まず初めに、さきの集中豪雨等により被災されました皆様には、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興をご祈念申し上げます。  それでは、市政一般及び近況についてご報告申し上げます。  私は、市長就任以来、「小山をかえる」を政治理念として「改革」を推進し、さらに4期目からは、新しく「小山を創る」を政治理念とし、「人・行政(市役所)を創る」「まちを創る」「くらしを創る」の3つの「創る」を基本姿勢として、引き続き「市役所は、市内最大のサービス機関である」との考えのもと、職員には意識改革を求め、常に市民の目線で物を見、考える習慣を徹底し、同時に行政人としての感性・センスを養っていただくようお願いするとともに、今期からは「小山を創る第二章」として、「夢」、「未来」あふれる「小山市の創造」に全力を尽くしております。  このような中、この1年間に実現・実施しました主なものとしましては、第1の「人・行政(市役所)を創る」では、国際化の推進といたしまして、オーストラリアケアンズ市とは姉妹都市との交流として、小山市中学生ケアンズ派遣団の派遣及びケアンズステイトハイスクールの修学旅行生の受け入れ、台湾高雄市とは第10回高雄ミズノ国際マラソン大会への小山市台湾高雄市マラソン派遣団の派遣及びおやま思川ざくらマラソン大会への高雄市マラソン派遣団の受け入れ、中国紹興市とは友好交流関係都市との交流として小山市中学生紹興市派遣団の派遣及び紹興市少年使節団の受け入れと友好交流締結10周年記念事業として、同市トップの馬衛光書記を初めとする友好経済貿易訪問団の受け入れ、東京オリンピック・パラリンピックホストタウンとしてのハンガリー水球チームの事前キャンプ受け入れ、同ナイジェリアとのホストタウン協議、市出身者の仲介によるナイジェリア選手らが滞在する「ナイジェリアハウス」の設置、本年4月1日の改正入管法の施行を受けての「小山市多文化共生総合支援センター」の開所による外国人相談体制拡充、平成30年7月豪雨災害に伴う岡山県倉敷市への復興支援職員派遣、ブロック塀等安全対策助成事業の開始、小山農業協同組合との包括連携協定締結、埼玉県鴻巣市と災害時応援協定締結、千葉県いすみ市との「農業振興・観光振興及び災害時における相互応援に関する連携協定」締結、新庁舎整備事業の基本設計の決定及び建設工事着手、小山運動公園テニスコート改修、スポーツ立市推進「第3次小山市スポーツ推進基本計画」及び「スポーツツーリズム基本構想」を一本化して策定、小山市部活動等の在り方に関するガイドライン策定、市内小・中・義務教育学校へ熱中症対策備品の導入、35年ぶりの新設小学校「東城南小学校」の誕生、市立体育館整備及び運営事業、改元に伴う庁内電子システム正常稼働の確認などを行いました。  第2の「まちを創る」では、市道7154号線、7137号線道路新設事業完了、紬織士が初めて手がけた1柄目のかすり糸による反物の完成、「小山のはとむぎ」実証研究による生活習慣病予防効果の示唆、「間々田のじゃがまいた」の国の重要無形民俗文化財登録、小山市・栃木市相互乗り入れによる広域公営路線バス実現、小山市・那須塩原市「新幹線駅を軸とした“移住・定住促進”広域連携プロモーション事業」移住体験合同ツアーの実施、農泊インバウンドモニターツアー事業の実施、第3期「おやまブランド」創生・発信推進計画の策定、第4期おやま地産地消・食育推進計画の策定、小山市制65周年思川桜2千本里親記念講演会開催、小山市空家民泊推進3カ年計画の策定、下河原田地域交流広場の完成、「桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさと」の開所、日本和食(日本料理)サミット2019in小山の開催などを実現いたしました。  第3の「くらしを創る」では、コウノトリ「ひかる」くんへの特別住民票の発行、「環境都市宣言」10周年記念式典の開催、小山市美田北部土地改良区、小山市美田中部土地改良区、小山自動車処理組合と災害時応援協定締結、農福連携事業による「干し芋」の試食・販売会の開催、いのち支える小山市自殺対策計画の策定、株式会社ゼンリン及び西原・ヴェオリア・ジェネッツ・日本環境クリアー特定業務委託共同企業体との災害時応援協定締結、資源・ごみ分別アプリ「さんあ~る」配信開始、コウノトリからの贈り物事業の開始、乳児用液体ミルク備蓄開始、コウノトリ「ひかる」くんのとちぎ結婚支援センター会員登録などを実現いたしました。これら多くの事業を実現できましたことは、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご協力のたまものと感謝申し上げます。  そして、小山市の「宝」である渡良瀬遊水地には、2012年以来毎年「コウノトリ」が飛来しておりますが、昨年2月17日に飛来して以来、巣づくりを行うなど、長期滞在しているコウノトリ「ひかる」くんが8月6日に一度生まれ故郷の千葉県野田市に戻り、野田市で放鳥されたされた雌の「レイ」と雄の「カズ」、徳島県鳴門市生まれで野田市に飛来していた雌の「歌」を引き連れて、翌日の8月7日に小山市の渡良瀬遊水地付近の下生井地区で水を張った「なつみずたんぼ」に4羽でおり立つという、大変喜ばしい出来事がありました。これは、小山市が進めてきた「ふゆみずたんぼ」や「なつみずたんぼ」、そして「生井っ子」など、「環境にやさしい農業の推進」により、生態系が保全・向上され、カエルやドジョウ・小魚などがふえ、採餌場所が確保され、コウノトリの定着しやすい環境が整ってきた大きな成果と考えられます。今後もコウノトリが定住し、渡良瀬遊水地内での営巣が図られる環境づくりに努めてまいります。  さて、小山市は平成26年(2014年)には県内初の「スポーツ都市」を宣言するなど、スポーツによるまちづくりを推進しておりますが、中でも野球が盛んで、これまで多くのプロ野球選手を輩出するとともに、学童・中学・高校・大学など各分野にわたり、若者が全国・世界を舞台に活躍しています。昨年株式会社エイジェックにより小山市を拠点とする実業団硬式野球部と女子硬式野球部が創設され、本市では現在栃木ゴールデンブレーブスとあわせて3つのエイジェック関連の野球チームが活躍しているところであります。このようなことから、昨年より、8月9日を「野球の聖地 小山 野球の日」として野球サミットを開催していますが、ことしも8月8、10日に下野新聞社との共催により「野球の聖地 小山 野球の日」記念イベントを企画し、白鴎大学硬式野球部による学童野球教室、第2回小山高校対栃木高校の親善試合、野球解説者桑田真澄氏による講演会などを開催したところ、多くの来場者でにぎわい、大変好評を得たところであります。  また、競泳の萩野公介選手が8月2日から開催された競泳のワールドカップ東京大会において、2月のコナミオープン以来約5カ月半ぶりにレースに復帰し、200メートル個人メドレーで日本人トップとなる銅メダルを獲得し、17万小山市民に大きな感動と希望、勇気と元気を与えてくれました。今後は、来年の東京オリンピック出場に向けてレースを重ね、活躍してくれるものと確信しております。  次に、主要事業についてご報告申し上げます。  まず、小山市役所新庁舎整備事業についてでありますが、6月より建設の準備工事を進めてきましたが、7月26日に請負業者による起工式が開催され、8月1日に本体工事に着工し、現在はくい工事を進めております。今後とも安全第一に工事を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、インバウンド事業の推進についてでありますが、栃木県と連携した海外教育旅行生の受け入れ事業として、7月8日から9日にかけて、台湾金門県から68名の教育旅行訪問団を受け入れました。訪問団は、金門県の5つの学校から選抜された中学2年生52名と教育委員会副委員長を含む教職員16名で構成され、滞在中は豊田中学校和太鼓クラブの演奏や本場結城紬を体験いただいたほか、市内3つの中学校に分かれて学校交流を行いました。  また、金門県の生徒には、今回の体験を市オリジナル絵はがきに書いて家族や友人などに送っていただき、本市のインバウンド事業のPRもあわせて行いました。  次に、連携事業報告会についてでありますが、小山市と連携協定を締結している足利銀行、栃木銀行、小山農業協同組合、三井住友海上火災保険株式会社・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、関東職業能力開発大学校、宇都宮大学、小山北桜高等学校と、昨年実施した連携事業の実績報告や本年度の事業計画、進捗状況を確認するため、6月19日から7月30日にかけて連携事業の報告会を開催いたしました。  引き続き、双方が有する知識・人的資源を活用して、連携事業を推進し、持続的に発展するまち「小山」の実現を目指してまいります。  次に、2019生井桜づつみ公園ヨシ灯りについてでありますが、8月24日・25日に、小山市渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド協会主催のもと、ラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」の観光地化及び渡良瀬遊水地でとれるヨシの利活用の推進を図ることを目的として、渡良瀬遊水地周辺小学校や地域住民、栃木市と連携し、渡良瀬遊水地の堤防上では初となる「2019生井桜づつみ公園ヨシ灯り」を開催いたしました。  次に、平和都市宣言事業についてでありますが、ことしも「2019年平和展」として、各出張所を巡回後、「イオンモール小山」、「生涯学習センター」で開催し、延べ6,067人の方に見学いただきました。また、広島平和記念式典中学生派遣事業では、8月5日から7日までの3日間、小山・野木・結城合同派遣団として、生徒38名を広島に派遣いたしました。  次に、第1回おやまイクボス評定及びおやまイクボス評定協議会設立についてでありますが、8月1日、部下のワーク・ライフ・バランスや子育てに理解のある市内事業所のトップの輪を広げることを目的に、市と48事業所による協議会を設立いたしました。今後とも、「女性活躍のまち小山」を目指し、働きやすい職場環境づくりに取り組んでまいります。  次に、第16回小山市中学生ケアンズ派遣団についてでありますが、8月21日から28日までの8日間、中学生28名をケアンズ市に派遣いたしました。派遣団員は、ケアンズステイトハイスクールでの授業に参加するとともに、現地の家庭にホームステイをしながら、生きた英語に触れ、ケアンズ市の皆さんとの交流を深めました。  次に、「『本物の出会い 栃木』デスティネーションキャンペーン」についてでありますが、4月から実施されてきた「アフターDC」が6月30日に最終日を迎え、JR小山駅でグランドフィナーレセレモニーが行われました。3年間展開した栃木DCが締めくくられましたが、今後も、DCの目標である「観光で活力あふれる地域づくり」を推進してまいります。  また、7月27日・28日には、小山市最大のイベントであります「おやまサマーフェスティバル2019」を開催し、27日のオープニングカーニバルでは、市民参加によるステージイベント「ダンスおやま評定」や「よさこいおやまフェスティバル」を、28日の第68回小山の花火では、市内を初め東京圏からも多くの来場をいただき、迫力ある2万19発の花火を心行くまでお楽しみいただきました。  次に、「本場結城紬ユネスコ無形文化遺産登録9周年記念 第7回小山市民号」についてでありますが、8月3日・4日に開催し、青天のもと、約100名の参加者とともに、「岡谷蚕糸博物館」では生糸の生産現場を、「上田市立博物館」では日本三大紬の一つ「上田紬」を学ぶことができました。この市民号で学んだことを生かし、結城紬のさらなる復興振興に努めてまいります。  次に、豊穂川の一級河川指定についてでありますが、豊穂川流域の排水強化対策として、豊穂川の整備に伴う一級河川の指定が、7月5日付で国土交通省より行われました。指定区間は思川合流点から大日橋下流までの約1.2キロメートルで、小山市では交付金を活用した「河道拡幅」、「堤防整備」及び「樋門増設」を、今年度から実施します。今年度は、河道の詳細設計を予定しております。  次に、一級河川永野川にかかる、小山市と栃木市をつなぐ堀ノ内橋についてでありますが、県事業により、橋長76.5メートル、幅員4メートルの永久橋へのかけかえ工事を行ったもので、7月29日に開通式を行いました。本橋の開通により、小山市・栃木市両地域の活性化と、両市のさらなる連携強化が期待されるものであります。  次に、「第19回おやま思川アユ祭り」についてでありますが、市のシンボルである「思川」をより魅力的にもっと身近に感じてもらい、親子で楽しむ夏のイベントとして、令和初となる「第19回おやま思川アユ祭り」を8月3日に開催しました。今回は、市制65周年を祝し、思川の水辺を活用したにぎわいを創出する社会実験として、ラフティング、ライフジャケット浮遊体験、水生生物観察を企画いたしました。さらに、参加対象を1,000人から1,500人にふやし、県外(特に首都圏)からの集客に重点を置いた取り組みの結果、過去最高の530家族、1,674人の皆様にご来場いただき、盛大に開催することができました。  次に、小山駅周辺における市街地整備についてでありますが、「駅東通り一丁目第一地区市街地整備事業」は、現在、9階躯体工事を施工中で、8月末の進捗率は約37%であり、来年9月の完成に向けて順調に工事を進めております。  また、「城山町二丁目第一地区市街地再開発事業」は、現在、基礎工事を施工中で、8月末の進捗率は約20%であり、来年度末の完成に向けて順調に工事を進めております。  なお、マンションの販売については、第1期40戸が3月23日に即日登録完売し、第2期の販売も5月25日より開始し、多くの方が来場していると伺っております。両事業とも完成いたしますと、人を呼び込む施策の推進及び中心市街地の活性化に大きく寄与してくれるものと期待しております。  さらに、小山駅西口に近接する「城山町三丁目第二地区」は、平成28年度から再開発準備会による準備組合設立を目指した活動を継続してきた結果、6月28日に「再開発準備組合」の設立に至りました。今後も「城山町三丁目第二地区市街地再開発事業」としての事業化を進めてまいります。  次に、「思川西部土地区画整理事業」についてでありますが、本事業は平成26年2月から、小山駅の北西約2キロメートルに位置する立木地区の約20.5ヘクタールの区域で進めており、宅地整備の成果といたしまして、事業地内の人口が事業実施前の46人(16世帯)から5年間で309人(166世帯)となり、約6.7倍の増加につながりました。また、新規居住者263人(150世帯)のうち、過半数の149人(108世帯)が市外からの転入者となっております。  今後は、令和2年度の事業完了を目指し、令和2年8月に予定している換地処分後には「城西1丁目、城西2丁目」として新たなまちに生まれ変わる予定となっております。  次に、小山総合公園内に整備を進めている水上アスレチックについてでありますが、6種の水上アスレチック施設のうち、スパイダー、丸太渡りなど、4種の施設が完成し、7月30日に仮オープンいたしました。仮オープンには夏休みが始まり水遊びに満を持していた子供たちが大勢訪れ、渡り初め、中には水路にしゃがみ込む子もいるなど、水上アスレチックを楽しんでいました。  次に、空き家対策事業についてでありますが、空き家の適正管理と利活用促進を目的として、昨年3月に小山市空家等対策計画を策定しており、この1年間の成果といたしまして、空き家の解体、改善及び利活用が109戸となりました。また、小山市空家対策計画に位置づけた、自治会やまちづくり推進団体、小山高専の学生等と連携した取り組みを、国土交通省の「令和元年度空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」に応募したところ、7月31日に採択の通知をいただきました。採択された全国60団体のうち地方自治体は6市町であり、県内では小山市のみでありました。小山市は国の補助を受け、官民連携の空き家対策事業を進めてまいります。  さらに、来年7月の2020東京オリパラの開催に向け、本市のインバウンドの受け皿となるよう、空き家・空き室を活用した民泊を推進するため、小山市空家民泊推進3カ年計画を展開しており、7月31日に民泊セミナーを開催したところ、定員を上回る25名の方にご参加いただき大盛況でありました。また、市内民泊届け出第1号となりました下河原田地内の古民家が営業を開始しており、宿泊客の反応も好評でありました。  次に、「小山市立東城南小学校プール一般開放」についてでありますが、市民が気軽に水に親しみ触れ合う機会を提供するため、屋外プールでは県内市初となる学校プールを一般開放する取り組みを開始しました。平成31年4月に開校した東城南小学校プールを活用し、8月10日から18日までの9日間、無料で小山市民に試行開放し、幼児から大人まで328人の市民のご来場をいただきました。  次に、マイナンバーカードを利用した図書館資料の貸し出しについてでありますが、9月1日より、栃木県内に先駆けて中央図書館及び小山、間々田、桑の各分館において、図書等の貸し出しがマイナンバーカードを利用して行えるようになりました。  次に、いちご一会とちぎ国体・いちご一会とちぎ大会実行委員会開催についてでありますが、7月17日、日本スポーツ協会理事会において、令和4年、第77回国民体育大会の栃木県開催が正式決定されました。また、あわせて、第22回全国障害者スポーツ大会も開催となります。これを受けて、8月21日開催の「第77回国民体育大会小山市準備委員会第2回総会」において、実行委員会への組織改正を行い、同日、「いちご一会とちぎ国体・いちご一会とちぎ大会小山市実行委員会第1回総会」を開催いたしました。今後は、この実行委員会が中心となり、本市の大会の開催準備を進めてまいります。  次に、事前キャンプの実施並びにホストタウン登録についてでありますが、ハンガリーの男女水球チームが、韓国の光州で開催された第18回世界水泳選手権大会に出場するため、小山市の栃木県立温水プール館及び栃木県立県南体育館において事前キャンプを行いました。男子チーム(21名)が7月6日から12日の7日間、女子チーム(19名)が7月9日から12日の4日間、大会に向けた調整を行いました。滞在期間中は歓迎交流会や、ハンガリー代表と日本代表の公開試合を実施し、市内外から多くの方々が参加したほか、市内小中学生を対象に練習見学会を行い、約200名の小中学生がハンガリー代表チームの練習を観覧しました。  また、県と共同でハンガリーを相手国としたホストタウン登録申請を5月に行い、6月28日に大会推進本部事務局において、小山市の登録が決定いたしましたので、現在取り組んでおりますナイジェリアのウエートリフティング競技の東京オリンピック事前キャンプの誘致とともに、ハンガリー男女水球チームの誘致にも取り組んでまいります。  次に、令和元年度地震対応職員応急対策活動訓練についてでありますが、7月10日には、全職員を対象に震度5強の大地震が発生した想定で「令和元年度地震対応職員応急対策活動訓練」を行い、災害発生時に市職員が行うべき応急対策活動を確認し迅速に初動対応に移す訓練ができました。  次に、各種事業について、別紙各種事業一覧のとおりご報告申し上げます。  次に、小山都市開発株式会社一般社団法人小山市観光協会及び一般財団法人小山勤労者共済サービスセンターの経営状況、並びに地方独立行政法人新小山市民病院の経営状況及び業務実績に関する評価結果についてご報告申し上げます。  平成30年度の実績については、決算書及び事業報告書を、また、地方独立行政法人新小山市民病院の業務実績に関する評価結果については評価書をそれぞれお手元に配付しましたので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。  次に、寄附受け入れにつきましては、別紙寄附受入一覧表のとおり寄附の申し入れがありましたので、それぞれのご厚情に対し、深甚なる感謝の意を持って受け入れた次第であります。  以上、市政一般報告及び近況について、ご報告申し上げましたが、議員各位を初めとして、各事業についてご協力を賜りました皆様に対し、改めて深く感謝申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 以上で市長の報告は終わりました。  ただいまの報告に限り質疑を許します。  25番、安藤議員。 ◆25番(安藤良子議員) いつもながらたくさんのご報告ありがとうございます。  その中で特に来年7月の2020東京オリパラの開催に向けて、小山市では事前キャンプ並びにホストタウンの登録をしておりまして、この間事前キャンプを行ったといういろいろなニュースなども伺っておりますが、7月6日から12日、1週間滞在したこと、また歓迎交流会をしたことを考えますと、そのときさまざまな費用がかかったと思いますので、その費用はどうなさったのかということが1点、またもう既にハンガリーを相手国としたホストタウンも小山市の登録が決定しておりますが、またナイジェリアのこともキャンプ誘致しておりますようですが、またこのことに対する予算措置など、県とか国とかオリンピック連盟とかあると思いますが、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、添野教育部長。 ◎添野雅夫教育部長 ただいまの安藤議員のご質問にお答え申し上げます。  まず初めに、7月に実施されましたハンガリーの事前キャンプでの費用負担等についてでございますが、事前キャンプにおきましては、主に選手団の宿泊費や送迎にかかる交通費、また歓迎イベントや通訳の費用負担がございました。7月のハンガリーの水球チームの事前キャンプは、栃木県が主導で実施されていましたことから、宿泊費や交通費、バス等のチャーター代につきましては、県のほうが負担しております。小山市はチームへの記念品代等、これが大体6万円程度でございますが、こちらを負担しているところでございます。  次に、今度来年度、ハンガリーの水球あるいはナイジェリアのウエートリフティングの事前キャンプ、こちらの事前キャンプの費用、今回の例から推計いたしますと、小山市の負担につきましては、およそ1,000万円近くになるのかなと今のところ試算しているところでございます。こちらについては、来年度県との協議をしてからなのですが、来年度予算要求に回していきたいと思います。  また、こちらの費用につきましては、基本的に事前キャンプということで、ホストタウン登録してあれば国のほうの特別交付税、こちらの措置がございまして、2分の1が特別交付税の措置があるということでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 25番、安藤議員。 ◆25番(安藤良子議員) よくわかりました。  ホストタウンに登録して事前キャンプなどで市民、いろいろな子供たちも含めて価値ある交流をすると思うのですが、私ホストタウンの登録の成果というのは、その後の事後の交流というのもとても大切だと思いますし、聞くところによりますと、事後の交流に関しても補助金があるような話も聞いておりますが、その辺のことはいかがでしょうか。 ○福田洋一議長 答弁、添野教育部長。 ◎添野雅夫教育部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず、世界のトップアスリートが小山市を訪れ、市民と交流することにより、スポーツの振興、それから国際感覚の向上、これらが期待されます。市では、一応ハンガリーとナイジェリアにつきまして、事前キャンプの招致を進めておりますので、両国のいろいろな学習、これを児童生徒に興味、関心を高めるとともに、海外に目を向ける絶好の機会と捉えまして、今後来年の事前キャンプまでの間に子供たちにその学習に取り組んでいって、事前キャンプの際には積極的な交流ができるようにしたいと考えております。また、多くの人が事前キャンプの際に小山市を訪れることとなると思いますので、そういう意味で小山市の経済的な活性化も期待できるかと考えております。  なお、こちらの交流等の予算については、また来年度ということでございますので、今後担当部局でよく調整して進めてまいりたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 27番、青木美智子議員。 ◆27番(青木美智子議員) 2ページの上から4行目です。小山市多文化共生総合支援センターということで、今まで1階正面に外国人の相談室があったかと思うのですが、これらの相談体制を拡充したとありますけれども、何をどのように拡充して体制を整えたのかということと、あと3ページです。3ページの上から9行目、コウノトリからの贈り物事業の開始、乳児用液体ミルク備蓄開始とあります。コウノトリからの贈り物の事業の内容の説明をお願いしたいと思いますし、乳児用液体ミルク、とても災害時など便利に使えますし、ただちょっとお値段が高いということであるのですが、これ備蓄されたということですので、その備蓄数とか保存期間がありますが、保存期間前に新しいものと入れかえすると思います。そうした場合に、これまで備蓄していた液体用ミルクはどちらのほうに配布することを考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。 ○福田洋一議長 答弁、三柴市民生活部長。 ◎三柴智恵子市民生活部長 ただいまのご質問のうち、小山市多文化共生総合支援センターの拡充につきましてご答弁申し上げます。  こちらでございますけれども、国の交付金を活用いたしまして、相談員の言語が現在のところ、英語、スペイン語、ポルトガル語の3言語でございましたけれども、タブレットや翻訳機を導入することによりまして、より一層多言語の外国人にも相談に対応できるようにしてまいりました。  また、週に1度でございますけれども、子育て相談ということで、これまで小山市国際交流協会のほうで行っておりました子育てに関する相談員につきましても、こちら本庁のほうに出向きまして相談を受けるような感じで拡充をいたしました。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、田尻産業観光部長。 ◎田尻淳産業観光部長 ただいまのご質問のうち、コウノトリからの贈り物事業の内容につきましてご説明させていただきます。  小山市内におきましては、平成24年度からでございますけれども、ふゆみずたんぼ実験田の推進協議会等が設立しまして、無農薬、無化学肥料による米の生産を行っているところでございます。このコウノトリの贈り物事業でございますけれども、これは今年度から開始いたしまして、小山市内でお子様が生まれたご家庭に対しまして、このふゆみずたんぼ米を2キロプレゼントするという事業が、これが贈り物事業の内容でございます。この事業によりまして、ご出産の機に小山市の地産地消、環境に優しい農業への理解、さらには出生率の向上にもつなげたいということで現在事業を実施しているところでございます。  以上、よろしくお願いします。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問のうち、乳児用液体ミルク備蓄についてご説明申し上げます。  メーカーによりまして、乳児用液体ミルクにつきましては、保存期間が6カ月、それと1年という2種類がございまして、最初に販売されたのが6カ月ということでありまして、6カ月の分を450人分購入いたしました。その期限が切れるに当たりまして、乳児の健康診断などで希望する母親の方に配布するような形をとらさせていただきまして、期限の切れた後の450人分を再度補充したものです。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 27番、青木美智子議員。 ◆27番(青木美智子議員) 多文化共生の支援センターですが、相談員の方は臨時職員でお一人いらっしゃいますが、毎日というわけではないのですよね、臨時なので。いつでも行けば相談できるということは考えていらっしゃらないのかどうかということと、あと先ほどの液体ミルクの配布先ですが、健康診断のときに配布するということと、あとは貧困家庭のほうにも配布できるように手配していただければと思います。 ○福田洋一議長 答弁、三柴市民生活部長。 ◎三柴智恵子市民生活部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  こちらの多文化共生総合支援センターに配置されている職員でございますけれども、常時2名在住しております。  また、青木議員のご質問の子育て支援に関する臨時職員なのですが、そちらにつきましては、小山市国際交流協会のほうで雇っている職員でございます。来年度につきましては、その職員につきましてもこちらの市の同じ窓口のほうで勤務できるような体制を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  現在新製品ですので、その周知を図る目的で健診のときに配布するような形をとらさせていただきました。今後は先ほど議員おっしゃるとおり、貧困家庭のほうにも配布できるように検討してまいります。  以上です。 ○福田洋一議長 23番、山野井議員。 ◆23番(山野井孝議員) 1点だけお伺いいたしますが、2ページの上から7行目あたりです。小山市としてさまざまな自治体との災害時の連携協定などを結んできました。今回埼玉県鴻巣市と災害時応援協定締結、千葉県いすみ市との農業振興・観光振興及び災害時における相互応援に関する連携協定ということで締結をされたということで記載があります、報告がありましたけれども、この2自治体とどのようなきっかけでこういうことになったのか、何かそのきっかけ的なことがあったのだろうと思いますけれども、私の認識不足だったら申しわけありませんが、市民の方もわからないと思いますので、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○福田洋一議長 答弁、片岡危機管理監。 ◎片岡三夫危機管理監 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  鴻巣市及びいすみ市は、コウノトリが縁で結んだような形になっております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 答弁、坪野谷総合政策部長。 ◎坪野谷統勇総合政策部長 済みません、ただいまの山野井議員のご質問に対する補足のお答えを申し上げたいと思います。  ただいま危機管理監のほうからもありましたが、関東エコロジカル・ネットワーク推進協議会といいますコウノトリに関する自治体の協議会、ネットワークがございまして、そちらのほうでの関係をきっかけに両市とのこういった連携協定というところに発展したということでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 以上をもちまして市政一般報告に対する質疑を終わります。 △議案第53号ないし第82号並びに報告第9号ないし第13号の件、上程、市長提案理由の説明及び監査委員報告福田洋一議長 日程第4、議案第53号ないし第82号並びに報告第9号ないし第13号を一括議題といたします。  本件については、お手元に配付のとおり、市長から議案等が提出されておりますので、送付書及び議案件名の朗読を省略し、会議録に登載することについてご了承願います。                                         小行経第248号                                        令和元年8月27日    小山市議会議長      福  田  洋  一  様                                小山市長  大 久 保  寿  夫                市議会議案の送付について  令和元年第4回小山市議会定例会の議案書を別冊のとおり送付いたします。                       記┌───────┬───────────────────────────────────────┐│  議案番号  │           件               名           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 53号│令和元年度小山市一般会計補正予算(第1号)                  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 54号│令和元年度小山市下水道事業会計補正予算(第1号)               │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 55号│平成30年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定について             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 56号│平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定について │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 57号│平成30年度小山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について         │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 58号│平成30年度小山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 59号│平成30年度小山市病院事業債管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 60号│平成30年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計歳入歳出決算の認定について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 61号│平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 62号│平成30年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計歳入歳出決算の認定について  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 63号│平成30年度小山市農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 64号│平成30年度小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定につ ││       │いて                                     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 65号│平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計歳入歳出決算の認定につ ││       │いて                                     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 66号│平成30年度小山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 67号│平成30年度小山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 68号│平成30年度小山市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について        │└───────┴───────────────────────────────────────┘┌───────┬───────────────────────────────────────┐│議案第 69号│消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例について           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 70号│小山市税条例等の一部改正について                       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 71号│小山市印鑑条例の一部改正について                       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 72号│小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例 ││       │の一部改正について                              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 73号│小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の全部 ││       │改正について                                 │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 74号│小山市医療費助成に関する条例の一部改正について                │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 75号│小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 76号│小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 77号│小山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 78号│小山市住宅新築資金等借入償還基金条例の廃止について              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 79号│建設工事請負契約の締結について                        │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 80号│固定資産評価審査委員会委員の選任について                   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 81号│人権擁護委員候補者の推薦について                       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 82号│専決処分の承認を求めることについて                      │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 9号│専決処分の報告について                             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 10号│専決処分の報告について                            │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 11号│小山市一般会計継続費の精算報告について                    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 12号│小山市公共下水道事業特別会計継続費の精算報告について             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 13号│平成30年度小山市財政の健全化判断比率及び資金不足比率の報告について     │└───────┴───────────────────────────────────────┘ ○福田洋一議長 次に、上程議案等の概要について、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案等の概要について、ご説明申し上げます。  今回提出いたしました議案等は、補正予算に関するもの2件、決算の認定等に関するもの14件、条例に関するもの10件、建設工事請負契約の締結に関するもの1件、人事に関するもの2件、専決処分の承認に関するもの1件、専決処分の報告に関するもの2件、継続費の精算報告に関するもの2件、健全化判断比率及び資金不足比率に関するもの1件の計30件であります。  初めに、議案第53号は、令和元年度小山市一般会計補正予算(第1号)についてでありまして、歳入歳出予算4億4,668万1,000円を追加し、予算総額を648億4,668万1,000円とするものであります。  次に、議案第54号は、令和元年度小山市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでありまして、資本的収入に1億6,950万円を追加して、補正後予算額を25億7,885万6,000円とし、資本的支出に1億7,840万円を追加して、補正後予算額を39億9,110万2,000円とするものであります。  次に、議案第55号から第68号までの14件は、平成30年度小山市一般会計、特別会計及び企業会計の決算の認定等についてであります。それぞれ監査委員の審査に付しましたので、その意見をつけて認定等に付するものであります。  次に、議案第69号から議案第78号までの10件は、条例に関するものであります。  議案第69号は、消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例についてでありまして、令和元年10月1日に施行される消費税率の引き上げによる使用料及び手数料の料金改定に伴い、関係条例に所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第70号は、小山市税条例等の一部改正についてでありまして、地方税法等の一部を改正する等の法律及び地方税法等の一部を改正する法律の規定に基づき所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第71号は、小山市印鑑条例の一部改正についてでありまして、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令により、住民票に旧氏の記載ができることになったことにより、印鑑の登録についても印鑑登録証明事務処理要領が改正され、旧氏を用いることが可能とされたことに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第72号は、小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありまして、子ども・子育て支援法等の一部改正により、保育所等における3歳から5歳までの子供及びゼロ歳から2歳までの市民税非課税世帯の子供に係る利用者負担額がゼロとなることにより、これまで利用者負担額に含まれていた副食費の取り扱いについて、低所得世帯及び第3子以降の子供に係る副食費を除いて、利用者負担額とは別途徴収することに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第73号は、小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の全部改正についてでありまして、子ども・子育て支援法等の一部改正により、保育所等における3歳から5歳までの子供及びゼロ歳から2歳までの市民税非課税世帯の子供に係る利用者負担額がゼロとなることに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第74号は、小山市医療費助成に関する条例の一部改正についてでありまして、子供に係る疾病の早期発見と治療を促し、子供の健全育成を図るとともに、子育て世帯への経済的支援を図るため、実施している医療費助成制度の拡充を目的に、現物給付の年齢要件を小学生以下から中学生以下まで引き上げることに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第75号は、小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてでありまして、小山栃木都市計画の思川駅北口駅前地区地区計画が令和元年6月7日付で決定されたことに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第76号は、小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありまして、地域改善事業の拠点施設として設置された同和対策集会所のうち、泉ケ丘集会所について、泉ケ丘自治会から市に無償譲与の要望書が提出されたことを受け、同集会所の用途廃止を行い、地域発展に資する自治会公民館として利用させることに伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第77号は、小山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてでありまして、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、所要の改正をするため、提案するものであります。  議案第78号は、小山市住宅新築資金等借入償還基金条例の廃止についてでありまして、小山市住宅新築資金等貸付事業に係る起債の償還に充当するために設置していた小山市住宅新築資金等借入償還基金が平成30年度をもって償還が終了したことに伴い、条例を廃止するため、提案するものであります。  議案第79号は、建設工事請負契約の締結についてでありまして、テクノパーク小山南部調整池整備工事の建設工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものであります。  次に、議案第80号及び議案第81号は、人事に関するものであります。  議案第80号は、固定資産評価審査委員会委員の選任、議案第81号は人権擁護委員候補者の推薦についてでありまして、それぞれ議会の同意及び意見を求めるものであります。  次に、議案第82号は、専決処分の承認を求めることについてでありまして、平成30年(ヨ)第6号 立入り,架電,及び直接交渉等禁止仮処分申立事件に係る和解について、議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、その承認を求めるものであります。  次に、報告第9号及び第10号は、専決処分の報告をするものであります。  次に、報告第11号は、平成30年度小山市一般会計継続費の精算報告について、精算報告するものであります。  次に、報告第12号は、平成30年度小山市公共下水道事業特別会計継続費の精算報告について、精算報告するものであります。  次に、報告第13号は、平成30年度小山市財政の健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の意見をつけて報告するものであります。  以上が今回提出いたしました議案等の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 市長の説明は終わりました。  次に、議題のうち、議案第69号、第70号、第77号及び第79号、以上4議案について当局の説明を求めます。  坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいま上程になりました議案のうち、総合政策部所管にかかわります2議案につきましてご説明申し上げます。  初めに、議案第69号 消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例につきましてご説明申し上げます。議案書は48ページから74ページをお開きいただきたいと存じます。  本議案は、本年10月1日に予定されている消費税率の引き上げに伴い、消費税の課税対象となっている使用料及び手数料について、料金の改定が必要となることから、関係する条例に所要の改正を行うものでございます。今回改定が必要となる使用料及び手数料は、使用料が下水道使用料や水道料金等3件、手数料が消防法関係手数料や長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料等4件の合計7件でございまして、この料金の改定に伴い、小山市手数料条例のほか、小山市下水道条例及び小山市水道事業給水条例の3件の条例について所要の改正を行うものでございます。  まず、第1条、小山市下水道条例の一部改正についてご説明いたします。議案書49ページをお開きいただきたいと存じます。同条例第2条に規定する用語の定義のうち、第9号、処理区域につきましては、同条例において同区域に係る規定が存在しないことから、削除するものでございます。あわせて第9号の削除により、第10号以下の号の繰り上げを行うものでございます。  次に、議案書51ページ、第15条の使用料につきましては、今回の消費税率引き上げに伴い「100分の108」から「100分の110」に改めるものでございます。その他の改正は、下水道法の規定等を踏まえ、より適切な表現に改めるとともに文言の整理をするものでございます。  次に、第2条、小山市水道事業給水条例の一部改正についてご説明いたします。議案書52ページをお開きいただきたいと存じます。次のページ、第24条の料金につきまして、100分の108から100分の110に改めるとともに、第31条の加入金につきましても同様に100分の110に改めるものでございます。その他の改正は、水道法の規定等を踏まえ、より適切な表現に改めるとともに文言の整理をするものでございます。  次に、第3条、小山市手数料条例の一部改正についてご説明いたします。議案書55ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第2条第1項第9号に規定する消防法関係手数料についてでございますが、議案書59ページ、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所の設置許可申請に係る審査手数料につきましては、この手数料が国の政令に基づく全国一律の金額となっており、国の政令が改正されたことから、本市条例も改正するものでございます。その他の改正は、政令の規定等を踏まえ、より適切な表現に改めるものでございます。  次に、議案書64ページ、第15号、長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料、同67ページ、第16号、都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料、同69ページ、第17号、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料についてでございますが、これらは全て建築基準法に基づく構造計算適合性判定が必要となる場合における認定審査手数料について定めたものであり、栃木県内は全て同一の料金となっております。この手数料の一部に審査を請け負う業者に支払う委託費が含まれており、この委託費が消費税率引き上げの影響を受けることから、総額として料金の改定をしようとするものでございます。その他の改正は、引用条項等の変更に伴う改正及びより適切な表現に改めるものでございます。  なお、本条例は令和元年10月1日から施行するものでございます。  以上が議案第69号の概要でございます。  次に、議案第70号 小山市税条例等の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。議案書は、75ページから95ページをお開きいただきたいと存じます。  本議案につきましては、地方税法等の一部を改正する等の法律及び地方税法等の一部を改正する法律の改正に伴い、小山市税条例及び小山市税条例等の一部を改正する条例に所要の改正を行うものでございます。  なお、説明につきましては、議案参考資料により行わせていただきますので、議案参考資料の1ページから3ページ、議案第70号 小山市税条例等の一部を改正する条例概要をごらんいただきたいと存じます。こちらの資料は、条ごとに改正の概要をまとめたものとなっております。  まず、第1条、小山市税条例の一部改正についてご説明いたします。議案参考資料1ページをお開きいただきたいと存じます。  1番、第24条は、個人の市民税の非課税の範囲に関する規定で、地方税法の改正に伴い単身児童扶養者を市民税の非課税対象に追加するものでございます。  2番、第34条の4は、法人市民税の法人税割の税率に関する規定で、地方税法の改正に伴い、法人税割の税率を100分の12.1から100分の8.4に引き下げるものでございます。  3番、第36条の2は、市民税の申告に関する規定で、給与所得者で年末調整の適用を受けた者が市民税の申告書を提出する際に所得控除の額に変更がない場合、申告書の記載を簡素化できることとする規定及び寄附金税額控除に関する規定について整備するものでございます。  4番、第36条の3の2は、個人の市民税に係る給与所得者の扶養親族等申告書に関する規定で、申告書の記載事項に単身児童扶養者を追加するもの、及び文言並びに号ずれについて整理するものでございます。  5番、第36条の3の3は、個人の市民税に係る公的年金等受給者の扶養親族等申告書に関する規定で、申告書の記載事項に単身児童扶養者を追加するもの、及び文言並びに条ずれ、号ずれについて整理するものでございます。  6番、第36条の4は、市民税に係る不申告に関する過料に関する規定で、第36条の2の改正に伴い、文言及び項ずれについて整理するものでございます。  7番、附則第15条の3の2は、軽自動車税の環境性能割の非課税に関する規定で、環境性能割を非課税とする臨時的軽減の規定を新設するものでございます。  8番、附則第15条の4は、軽自動車税の環境性能割の賦課徴収の特例に関する規定で、環境性能割の納付額について燃費不正などにより、環境性能割の適用が変わり、税額に不足が生じた場合の対応に関する規定を新設するものでございます。  続きまして、議案参考資料2ページをお開きいただきたいと存じます。9番、附則第16条は、軽自動車税の環境性能割の税率の特例に関する規定で、環境性能割の税率を100分の2から100分の1へ1%減とする臨時的軽減の規定を新設するものでございます。  10番、附則第16条の2は、軽自動車税の種別割の税率の特例に関する規定で、令和2年度分及び令和3年度分の軽課の規定、いわゆる燃費性能にすぐれた車両の税率を軽減する規定を新設するものでございます。  11番、附則第16条の3は、軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する規定で、種別割の納付額について燃費不正などにより、種別割の軽課の適用が変わり、税額に不足が生じた場合の対応に関する規定を新設するものでございます。  次に、第2条、小山市税条例の一部改正についてご説明いたします。本条は、先ほどの第1条改正条例の規定中、附則第16条の2及び附則第16条の3につきまして、さらに令和3年4月1日を施行日とする改正について規定するものでございます。  12番、附則第16条の2は、軽自動車税の種別割の税率の特例に関する規定で、対象を電気軽自動車等に限った上で、令和4年度分及び令和5年度分の軽課の規定を新設するものでございます。  13番、附則第16条の3は、軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する規定で、前条の改正に伴い、規定を整備するものでございます。  次に、第3条、小山市税条例等の一部を改正する条例の一部改正についてご説明いたします。  14番、第48条は、法人の市民税の申告納付に関する規定で、資本金額等が1億円を超える大規模法人については、電子申告を義務づけておりますが、電気通信回線の故障や災害などの理由により、電子申告ができない場合、届け出等をすることにより申告書等を書面により提出できることとする規定を整備するもの及び文言を整理するものでございます。  15番、附則第1条は、施行期日に関する規定で、今回の改正により第48条に第13項から第17項までの5項が追加されたことに伴い、文言を整理するものでございます。  16番、附則第2条は、市民税に関する経過措置に関する規定で、前条と同様第48条に5項が追加されたことに伴い、文言を整理するものでございます。  続きまして、議案参考資料3ページをお開きいただきたいと存じます。  17番、附則第1条は、施行期日に関する規定で、この条例のそれぞれの規定に係る施行期日を定めるものでございます。  18番、附則第2条は、市民税に関する経過措置に関する規定で、第1項は第1条の規定による改正後の市税条例、新条例といたしますが、この第34条の4の規定は、施行日以後に開始する事業年度分及び連結事業年度分の法人の市民税について適用するものでございます。  第2項は、第1条第1号に掲げる規定による改正後の市税条例、2年新条例といたしますが、この第36条の2第7項の規定は、令和2年度以後の年度分の個人の市民税に係る申告書を提出する場合について適用するものでございます。  第3項は、2年新条例第36条の3の2第1項の規定は、第3号に係る部分に限り、施行日以後に支払いを受ける給与について、提出する申告書について適用するものでございます。  第4項は、2年新条例第36条の3の3第1項の規定は、施行日以後に支払いを受ける公的年金等について提出する申告書について適用するものでございます。  第5項は、第1条第2号に掲げる規定による改正後の市税条例第24条第1項の規定は、第2号に係る部分に限り令和3年度以後の年度分の個人の市民税について適用するものでございます。  19番、附則第3条は、軽自動車税に関する経過措置に関する規定で、第1項は新条例の規定中、軽自動車税の環境性能割に関する部分は、施行日以後に取得された三輪以上の軽自動車に対して課する軽自動車税の環境性能割について適用するものでございます。  第2項は、新条例の規定中、軽自動車税の種別割に関する部分は、令和2年度以後の年度分の軽自動車税の種別割について適用するものでございます。  第3項は、附則第1条第3号に掲げる規定による改正後の市税条例の規定は、令和3年度以後の年度分の軽自動車税の種別割について適用するものでございます。  以上が議案第70号の概要でございます。  以上、総合政策部所管にかかわります2議案につきましての説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、猪瀬消防長。                  〔猪瀬治雄消防長登壇〕 ◎猪瀬治雄消防長 ただいま上程となっております議案のうち、消防本部所管にかかわります議案第77号 小山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の170ページから172ページをお開きいただきたいと存じます。  本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、総務省消防庁が示す市町村消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例(例)の一部が改正されたため、条例の一部に所要の改正をするものでございます。  内容につきましてご説明申し上げたいと存じますので、議案書の171ページをごらんください。改正前の第5条第1号は、消防団員の欠格事由から「成年被後見人又は被保佐人」を削り、同条第2号から第4号までを順次繰り上げるものでございます。  次に、改正後の第5条第2号につきましては、「免職」を「懲戒免職」に改正するものでございます。  そのほかの改正につきましては、より適切な表現に文言を改めるもの及び引用条項の変更に伴い改正するものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上で議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、小林総務部長。                  〔小林 功総務部長登壇〕 ◎小林功総務部長 ただいま上程になりました総務部所管の議案のうち、議案第79号 建設工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。  本議案は、テクノパーク小山南部調整池整備工事の建設工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものでございます。  契約の目的は、テクノパーク小山南部調整池整備工事で、契約の方法は一般競争入札、契約の金額は1億9,554万7,000円でございます。契約の相手方は、栃木県小山市駅東通り2丁目39番11号、潮田建設株式会社、代表取締役潮田安弘氏でございます。  なお、工期につきましては、令和2年3月23日までを予定しております。  以上が本議案の内容でございます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、議題のうち、議案第56号ないし第60号及び第71号ないし第74号、以上9議案について当局の説明を求めます。  三柴市民生活部長。                  〔三柴智恵子市民生活部長登壇〕 ◎三柴智恵子市民生活部長 ただいま上程になっております議案のうち、市民生活部所管にかかわります4議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第56号 平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は35ページになりますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりまして、ご説明申し上げます。決算書は111ページから134ページの実質収支に関する調書までが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、決算書の112ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額170億4,796万5,000円に対しまして、収入済額は161億7,238万3,786円となり、8億7,558万1,214円の減額であり、予算現額に対する収入率は94.4%でございます。不納欠損額は3億675万4,969円、収入未済額が15億8,913万7,177円でございます。  次に、歳出の決算についてご説明申し上げます。114ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額170億4,796万5,000円に対しまして、支出済額は157億6,678万4,514円となり、予算現額に対する執行率は92.5%で、差し引き12億8,118万486円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額161億7,238万3,786円から歳出決算額157億6,678万4,514円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、残額の4億559万9,272円を令和元年度に繰り越すものであります。  なお、決算書の116ページから134ページにかけましては、歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書が記載してございますので、ご参照いただきたいと存じます。また、事業の実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の127ページから132ページにかけまして記載してございますので、あわせてご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第56号 平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第58号 平成30年度小山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は37ページになりますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は167ページから180ページの実質収支に関する調書までが本会計の決算書でございます。決算書の168ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額16億8,360万円に対しまして、収入済額は16億2,318万6,238円となり、6,041万3,762円の減額であり、予算現額に対する収入率は96.4%でございます。不納欠損額は601万2,106円、収入未済額は1,804万5,510円でございます。  次に、歳出の決算についてご説明申し上げます。170ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額16億8,360万円に対しまして、支出済額は16億1,743万3,188円となり、予算現額に対する執行率は96.1%で、差し引き6,616万6,812円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額16億2,318万6,238円から歳出決算額16億1,743万3,188円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、575万3,050円となり、全額を令和元年度に繰り越すものであります。  なお、決算書の172ページから180ページにかけましては、歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書が記載してございますので、ご参照いただきたいと存じます。  また、事業の実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の144ページ、145ページに記載してございますので、あわせてご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第58号 平成30年度小山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第60号 平成30年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は39ページになりますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は191ページから200ページの実質収支に関する調書までが本会計の決算書でございます。決算書の192ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額5,570万円に対しまして、収入済額は1億584万5,758円となり、5,014万5,758円の増額であり、予算現額に対する収入率は190.0%でございます。なお、収入未済額は29万6,700円でございます。  次に、歳出の決算についてご説明申し上げます。194ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額5,570万円に対しまして支出済額が4,762万2,219円となり、予算現額に対する執行率は85.5%で、差し引き807万7,781円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額1億584万5,758円から歳出決算額4,762万2,219円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、5,822万3,539円となり、全額を令和元年度へ繰り越すものであります。  なお、決算書の196ページから200ページにかけましては、歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書が記載してございますので、ご参照いただきたいと存じます。  また、事業の実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の147ページに記載してございますので、あわせてご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第60号 平成30年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第71号 小山市印鑑条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の96ページをお開きいただきたいと存じます。  本議案については、住民基本台帳法施行令の一部を改正する政令により、住民票に旧氏の記載ができることとなったことにより、印鑑の登録についても印鑑登録証明事務処理要領が改正され、旧氏を用いることが可能とされたことに伴い、所要の改正をするため、本条例の改正案を提案するものでございます。  議案書の97ページをごらんいただきたいと存じます。第5条第2項第4号につきましては、印鑑登録原票に登録する事項に旧氏を加えるものでございます。  98ページをお開きいただきたいと存じます。第5条第3項につきましては、印影と印影以外の事項とを別様の印鑑登録原票に登録し、印影以外の事項については、磁気ディスクによる調製ができることとする規定を新たに追加するものでございます。  第6条につきましては、印鑑の登録を拒否できる場合に旧氏であらわしていないものを加えるものでございます。  100ページをお開きいただきたいと存じます。第12条第1項第3号につきましては、印鑑登録原票を職権で抹消する場合に旧氏を加えるものでございます。  その他、改正に合わせて文言の整理を同時に行うものでございます。  以上が議案第71号 小山市印鑑条例の一部改正についての概要でございます。  以上で市民生活部所管にかかわります4議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、浅見保健福祉部長。                  〔浅見貴幸保健福祉部長登壇〕 ◎浅見貴幸保健福祉部長 ただいま上程になっております議案のうち、保健福祉部所管にかかわります5議案についてご説明申し上げます。  まず初めに、議案第57号 平成30年度小山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は36ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は、135ページから166ページの実質収支に関する調書までが介護保険特別会計の決算書でございます。  決算書の136ページをお開きいただきたいと存じます。136ページと137ページが歳入の決算でございます。歳入の総額は一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額の111億5,772万6,000円に対し、収入済額は109億9,638万8,680円となり、1億6,133万7,320円の減額でありまして、予算現額に対する収入率は98.55%となりました。不納欠損額は2,658万4,700円、収入未済額が6,947万1,981円でございます。  138ページをお開きいただきたいと存じます。138ページと139ページが歳出の決算でございます。歳出の総額は、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額111億5,772万6,000円に対しまして、支出済額104億4,267万2,467円となり、予算現額に対する執行率は93.59%で、差し引き7億1,505万3,533円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額109億9,638万8,680円から、歳出決算額104億4,267万2,467円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、5億5,371万6,213円となり、令和元年度への繰越金となるものでございます。  続きまして、166ページをお開きいただきたいと存じます。実質収支に関する調書についてご説明をいたします。実質収支額の5億5,371万6,000円のうち、介護保険給付基金に第1号被保険者保険料剰余金として5億2,814万3,000円繰り入れし、残額につきましては令和元年度に繰り越すものであります。  本決算に伴います実績等につきましては、別冊になっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の133ページから143ページにかけまして、詳細に記載させていただいておりますので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  以上が平成30年度小山市介護保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。  次に、議案第59号 平成30年度小山市病院事業債管理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明を申し上げます。  議案書は38ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。  決算書の181ページから190ページの実質収支に関する調書までが本会計の決算書でございます。  182ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳入合計は、予算現額7億8,590万円に対し、収入済額は7億8,578万8,215円となり、差し引き11万1,785円の減額となりました。不納欠損額、収入未済額はございません。  次に、歳出でございますが、184ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳出合計は、歳入と同様、予算現額7億8,590万円に対し、支出済額は7億8,578万8,215円となり、差し引き11万1,785円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、表下の欄外でございますが、この会計の仕組み上、必ずゼロ円となるものでございます。  続きまして、190ページをお開きいただきたいと存じます。実質収支に関する調書につきましても、この会計の仕組み上、翌年度へ繰り越すべき財源及び実質収支ともにゼロ円となるものでございます。  本決算に伴います実績につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の146ページに記載いたしましたので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  以上が議案第59号 平成30年度小山市病院事業債管理事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。  次に、議案第72号 小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の102ページ及び議案参考資料の4ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は令和元年度に子ども・子育て支援法等の一部が改正され、10月1日から施行されることに伴い、用語の整理を行う必要があるため、また食事の提供に要する費用について免除対象範囲を定める必要があるため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正内容は、用語の整理として、「支給認定」を「教育・保育給付認定」、「支給認定保護者」を「教育・保育給付認定保護者」、「支給認定子ども」を「教育・保育給付認定子ども」に変更するもの、また副食費免除対象範囲について、教育・保育給付認定及び保育給付認定の低所得世帯及び第3子以降の子供とするものでございます。  なお、この条例は令和元年10月1日から施行しようとするものです。  以上が議案第72号 小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての概要でございます。  次に、議案第73号 小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の全部改正についてご説明申し上げます。  議案書の146ページをお開きいただき、またあわせて議案参考資料の5ページから6ページをごらんいただきたいと存じます。本議案は令和元年度に子ども・子育て支援法等の一部が改正されたことに伴い、用語の整理を行う必要があるため、また利用者負担額について改正を行う必要があるため、本条例を改正しようとするものでございます。  改正内容は、用語の整理として、「支給認定」を「教育・保育給付認定」、「支給認定保護者」を「教育・保育給付認定保護者」へ、「支給認定子ども」を「教育・保育給付認定子ども」に変更するもの、また利用負担額について教育給付認定及び保育給付認定の3歳から5歳までの子供及び保育給付認定の3歳未満の市民税非課税世帯の子供に係る利用者負担額をゼロに変更するものでございます。  なお、この条例は令和元年10月1日から施行しようとするものです。  以上が議案第73号 小山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の全部改正についての概要でございます。  次に、議案第74号 小山市医療費助成に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の153ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は子供に係る疾病の早期発見と治療を促し、子供の健全育成を図るとともに、子育て世帯への経済的支援を図るため、医療費助成を実施しており、本制度の拡充を目的に現物給付の年齢要件を小学生以下から中学生以下まで引き上げることに伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。  改正内容は、文言の整理として議案書の154ページ、第2条から158ページ、第8条までの下線を引いた箇所を変更するものでございます。  次に、159ページの改正前の条例、第9条2項を160ページの改正後の第10条へ移行し、「小学生以下の対象のこども」を「対象こども」へ変更するものでございます。  159ページへお戻りください。改正前の第9条3項は、こども医療費助成の償還払いについて述べており、160ページの改正後の第10条5行目の「ただし、」からの文言へ移行するものでございます。  160ページの改正前の第9条4項、5項は、医療費助成の委任払いについてでございますが、159ページへお戻りいただき、改正後の第9条の5行目の「ただし、」からの文言へ移行するものでございます。  また、今回の条例改正に伴いまして、施行規則を改正するものでございます。主な改正点は、こども・妊産婦医療費受給資格者証でございますので、議案参考資料の10ページをご確認ください。  なお、この条例は令和元年10月1日から施行しようとするものです。  以上が議案第74号 小山市医療費助成に関する条例の一部改正についての説明でございます。  最後になります。保健福祉部所管の5議案の説明でございました。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、議題のうち、議案第61号、第62号、第64号、第65号及び第76号、以上5議案について当局の説明を求めます。  田尻産業観光部長。                  〔田尻 淳産業観光部長登壇〕 ◎田尻淳産業観光部長 ただいま上程となっております議案のうち、産業観光部所管にかかわります4議案につきましてご説明申し上げます。  初めに、議案第61号 平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定についてをご説明申し上げます。  議案書は40ページでございますが、別冊となっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。  決算書は201ページから210ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、202ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳入合計は予算現額4,554万5,000円に対しまして、収入済額4,571万2,033円であり、16万7,033円の増額で、予算現額に対する収入率は100.4%となりました。  次に、歳出でございますが、204ページをお開きいただきたいと存じます。歳出合計は予算現額4,554万5,000円に対しまして、支出済額4,420万8,760円となり、予算現額に対する執行率は97.1%で、差し引き133万6,240円の残となりました。歳入歳出の差し引き残額につきましては、歳入決算額4,571万2,033円から歳出決算額4,420万8,760円を差し引きまして、表下の欄外になりますが、150万3,273円となり、令和元年度への繰越金となるものでございます。  本決算に伴います実績につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の148ページにおいて詳細を記載いたしましたので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上が議案第61号の概要でございます。  続きまして、議案第62号 平成30年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計歳入歳出決算の認定についてをご説明申し上げます。  議案書は41ページでございますが、別冊となっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。  決算書は、211ページから220ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、212ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳入合計は予算現額4,000万円に対しまして、収入済額3,426万498円であり、573万9,502円の減額であり、予算現額に対する収入率は85.7%となりました。  次に、歳出ですが、214ページをお開きいただきたいと存じます。歳出合計は予算現額4,000万円に対しまして、支出済額2,854万2,880円となり、予算現額に対する執行率は71.4%で、差し引き1,145万7,120円の残となりました。歳入歳出の差し引き残額につきましては、歳入決算額3,426万498円から歳出決算額2,854万2,880円を差し引きまして、表下の欄外になりますが、571万7,618円となり、令和元年度への繰越金となるものでございます。  本決算に伴います各排水機場の実績につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の149ページにおいて詳細を記載いたしましたので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上が議案第62号の概要でございます。  続きまして、議案第64号 平成30年度小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてをご説明申し上げます。  議案書は43ページでございますが、別冊となっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。  決算書は235ページから244ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、236ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳入合計は予算現額6億5,860万円に対しまして、収入済額5億4,197万5,125円となり、1億1,662万4,875円の減額で、予算現額に対する収入率は82.3%となりました。  次に、歳出でございますが、238ページをお開きいただきたいと存じます。歳出合計は予算現額6億5,860万円に対しまして、支出済額が5億4,197万5,125円となり、予算現額に対する執行率は82.3%で、差し引き1億1,662万4,875円の残となりました。歳入歳出の差し引き残額につきましては、歳入決算額5億4,197万5,125円から歳出決算額5億4,197万5,125円を差し引きまして、表の下の欄外になりますが、差し引き残額ゼロ円となります。本決算に伴います実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の151ページにおいて詳細に記載いたしましたので、あわせてご参照の上、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上が議案第64号の概要でございます。  続きまして、議案第65号 平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は44ページでございますが、別冊となっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。  決算書は、245ページから254ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、246ページをお開きいただきたいと存じます。本会計の歳入合計は予算現額3,860万円に対しまして、収入済額2,395万3,698円となり、1,464万6,302円の減額で、予算現額に対する収入率は62.1%となりました。  次に、歳出でございますが、248ページをお開きいただきたいと存じます。歳出合計は予算現額3,860万円に対しまして、支出済額2,395万3,698円となり、予算現額に対する執行率は62.1%で、差し引き1,464万6,302円の残となりました。歳入歳出の差し引き残額につきましては、歳入決算額2,395万3,698円から歳出決算額2,395万3,698円を差し引きまして、表の下、欄外になりますが、差し引き残額ゼロ円となります。本決算に伴います実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の152ページにおいて詳細に記載いたしましたので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上が議案第65号の概要でございます。  以上で産業観光部所管にかかわります4議案についての説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいま上程になっております議案のうち、教育委員会所管にかかわります議案第76号 小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の167ページから169ページをごらんいただきたいと存じます。小山市同和対策集会所は、地域改善対策事業の拠点施設として設置したもので、地域改善対策事業が平成14年3月31日をもって終了したことから、集会所運営委員会において同和対策集会所の今後の管理、運営について検討した結果、地域発展のため、自治会公民館として有効利用を図ることが望ましいとの方針が示されました。また、平成30年1月に策定されました小山市公共施設等マネジメント推進計画におきましても、地元自治会への譲与を基本とする方針が示されております。このような中、このたび泉ケ丘自治会から泉ケ丘集会所の譲与要望が提出されたことから、集会所の用途を廃止し、自治会公民館として利用できるようにするため、小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものであります。  議案書の168ページから169ページをごらんいただきたいと存じます。改正点といたしましては、第1条、2条、4条におきまして、文言の整理を行うものと、議案書別表中、泉ケ丘集会所の項を削除するもので、附則にありますように、令和2年2月1日から施行しようとするものでございます。  以上が議案第76号 小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正についての概要でございます。  以上で教育委員会所管にかかわります議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 この際、暫時休憩といたします。                                      (午後 零時03分) ○福田洋一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 零時59分) ○福田洋一議長 引き続き当局の説明を求めます。  次に、議題のうち、議案第54号、第63号、第66号ないし第68号、第75号及び第78号、以上7議案について当局の説明を求めます。  古川建設水道部長。                  〔古川幸一建設水道部長登壇〕 ◎古川幸一建設水道部長 ただいま上程になっております議案のうち、建設水道部所管にかかわります6議案につきましてご説明申し上げます。  初めに、議案第54号 令和元年度小山市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。議案書の22ページをお開きいただきますようお願いいたします。  第2条でございますが、業務の予定量を補正するものでございます。(4)、主な建設改良事業のうち、公共下水道処理場建設事業につきまして、既決予定額から1億7,840万円を増額し、6億3,224万円とするものでございます。これは小山市水処理センター施設改築事業費でございまして、国庫補助金の内示により事業費を増額するものでございます。  第3条でございますが、資本的収入及び支出のうち収入につきましては、第1款公共下水道事業資本的収入の既決予定額から1億6,950万円を増額し、25億7,885万6,000円とするものでございます。その内訳につきましては、第1項企業債の既決予定額から6,900万円を増額し、16億9,510万円とし、第3項補助金の既決予定額から1億50万円を増額し、7億2,048万4,000円とするものでございます。また、支出につきましては、第1款公共下水道事業資本的支出の既決予定額から1億7,840万円を増額し、39億9,110万2,000円とするものでございます。その内訳につきましては、第1項建設改良費の既決予定額から1億7,840万円を増額し、18億1,077万9,000円とするものでございます。いずれも国庫補助金の内示により、事業費及び財源を増額補正するものでございます。これに伴い資本的収入額が資本的支出額に対しまして、不足する額につきましては、既決予定額から16億2,759万2,000円に補正いたしまして、補填財源につきましても既決予定額からそれぞれ補正するものでございます。  なお、このたび新たに追加した補填財源の引継金につきましては、地方公営企業法適用前の農業集落排水処理事業及び公共下水道事業の両特別会計からの引継金の額が確定したことにより追加するものでございます。  第4条でございますが、特例的収入及び支出の補正でございます。地方公営企業法の適用に伴い、平成30年度以前の会計年度において発生した債権及び債務に係る未収金及び未払い金が確定したことにより、未収金を3億2,068万2,000円、未払い金を5億2,410万7,000円にそれぞれ補正するものでございます。  次に、23ページをごらんいただきたいと存じます。第5条でございますが、継続費につきまして補正するものでございます。当初小山水処理センター更新工事につきましては、令和元年度及び令和2年度の継続事業として、令和元年度3億6,200万円、令和2年度3億6,250万円、総額7億2,450万円の継続費を設定しておりましたが、平成30年度末までで実施しておりました実施設計業務により契約額が確定し、減額となったこと、また国庫補助金の内示による事業費の増額及び調整によりまして、継続費の年割額を令和元年度5億6,330万円、令和2年度1億850万円、総額6億7,180万円に変更するものでございます。  第6条でございますが、起債の限度額につきまして、国庫補助金の内示による事業費の増額に伴いまして、公共下水道事業債の限度額を既決予定額から6,900万円増額し、16億3,450万円に補正するものでございます。  第7条でございますが、利益剰余金の処分額につきまして、既決予定額から8,582万6,000円に補正するものでございます。  なお、24ページから33ページまで、予算に関する説明書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第54号 令和元年度小山市下水道事業会計補正予算(第1号)についての概要でございます。  次に、議案第63号 平成30年度小山市農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は42ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は、221ページから234ページが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、決算書の222ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、公営企業会計への移行に伴う打ち切り決算についてご説明申し上げます。ご案内のとおり、農業集落排水処理事業特別会計及び公共下水道事業特別会計につきましては、平成31年4月より両特別会計を統合いたしまして、下水道事業会計として地方公営企業法を全部適用し、公営企業会計へ移行いたしました。このことにより両特別会計は、平成31年3月31日をもって打ち切り決算となり、出納整備期間が設定されていないということから、同年4月以降の収入分を未収金として、また同年4月以降の支出分を未払い金として令和元年度の下水道事業会計の特例的収入及び特例的支出として引き継ぎをいたしました。このことから、両特別会計の平成30年度決算につきましては、収入未済額及び不用額が大幅に発生しておりますことをご承知おきくださいますようお願い申し上げます。  それでは、ご説明申し上げます。初めに歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額の6億3,661万5,000円に対しまして、収入済額は6億3,579万3,489円となり、82万1,511円の減額となりました。予算現額に対する収入率は99.9%でございます。不納欠損額は109万9,960円、収入未済額は2,041万4,589円でございます。  次に、歳出でございますが、224ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額の6億3,661万5,000円に対しまして、支出済額は5億8,418万1,414円となり、予算現額に対する執行率は91.8%で、差し引き5,243万3,586円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額6億3,579万3,489円から歳出決算額5億8,418万1,414円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、5,161万2,075円となり、地方公営企業法の規定により下水道事業会計へ引き継ぎをしたものでございます。  なお、本決算に伴います実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の150ページに記載してございますので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  以上が議案第63号 平成30年度小山市農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第66号 平成30年度小山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は40ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は255ページから264ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、決算書の256ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに、歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額の2,800万円に対しまして、収入済額は2,790万1,884円となり、9万8,116円の減額となりました。予算現額に対する収入率は99.6%でございます。  次に、歳出でございますが、258ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額の2,800万円に対しまして、支出済額は2,790万1,623円となり、予算現額に対する執行率は99.6%で、差し引き9万8,377円の残となりました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額2,790万1,884円から歳出決算額2,790万1,623円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、261円となり、令和元年度へ繰り越すものでございます。  なお、本決算に伴います実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の153ページに記載してございますので、あわせてご参照の上、ご理解賜りたくお願い申し上げます。  以上が議案第66号 平成30年度小山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第67号 平成30年度小山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は46ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は265ページから280ページまでが本会計の決算書でございます。恐れ入りますが、決算書の266ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに、歳入につきましては、一番下の歳入合計欄になりますが、予算現額の55億1,198万5,000円に対しまして、収入済額は49億7,705万4,134円となり、5億3,493万866円の減額となりました。予算現額に対する収入率は90.3%でございます。不納欠損額は377万9,245円、収入未済額は3億1,251万4,641円でございます。  次に、歳出でございますが、268ページをお開きいただきたいと存じます。歳出につきましては、一番下の歳出合計欄になりますが、予算現額の55億1,198万5,000円に対しまして、支出済額は46億5,635万7,079円となり、翌年度繰越額の2億2,729万2,280円を差し引いた残は6億2,833万5,641円となりました。予算現額に対する執行率は84.5%でございました。歳入歳出差引残額につきましては、歳入決算額49億7,705万4,134円から歳出決算額46億5,635万7,079円を差し引きまして、一番下の欄外になりますが、3億2,069万7,055円となり、農業集落排水処理事業特別会計と同様に地方公営企業法の規定によりまして、下水道事業会計へ引き継ぎをしたものでございます。  なお、本決算に伴います実績につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書の154ページから156ページに記載してございますので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  以上が議案第67号 平成30年度小山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第68号 平成30年度小山市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は47ページでございますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書は、281ページから315ページまでが本会計の決算でございます。なお、決算書につきましては、消費税込みの額となっておりますが、286ページ以降の損益計算書及び貸借対照表につきましては、消費税抜きの額となっております。  恐れ入りますが、決算書の282ページをお開きいただきたいと存じます。収益的収入及び支出でございますが、上段の収入をごらんいただきたいと存じます。収入予算額合計の29億9,295万6,000円に対しまして、決算額は30億2,103万8,776円となり、2,808万2,776円の増額となりました。予算現額に対する収入率は100.9%でございます。  次に、支出でございますが、下段をごらんいただきたいと存じます。支出予算額合計の25億3,703万8,000円に対しまして、決算額は23億2,648万382円となり、予算現額に対する執行率は91.7%で、差し引き2億1,055万7,618円の残となりました。  次に、284ページをお開きいただきたいと存じます。資本的収入及び支出でございますが、上段の収入をごらんいただきたいと存じます。収入予算額合計の3,532万4,000円に対しまして、決算額は1,325万8,800円となり、2,206万5,200円の減額となりました。予算現額に対する収入率は37.5%でございます。  次に、支出でございますが、下段をごらんいただきたいと存じます。支出予算額合計の10億1,148万1,000円に対しまして、決算額は8億8,567万3,810円となり、予算現額に対する執行率は87.6%で、差し引き1億2,580万7,190円の残となりました。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額は過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び減債積立金をもって補填いたしました。  次に、286ページをお開きいただきたいと存じます。平成30年度小山市水道事業損益計算書でございます。287ページの下から4行目、当年度純利益は6億6,104万1,329円となりました。  次に、288ページをお開きいただきたいと存じます。平成30年度小山市水道事業剰余金計算書でございます。当年度末の利益剰余金残高は289ページの一番下、右から2番目の47億749万4,462円となりました。  次に、290ページをお開きいただきたいと存じます。平成30年度小山市水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。当年度未処分利益剰余金のうち、資本金に4億3,897万7,000円を振りかえ、減債積立金に4億6,104万1,329円、建設改良積立金に2億円を積み立てようとするものでございます。  次に、291ページをごらんいただきたいと存じます。平成30年度小山市水道事業貸借対照表でございます。資産合計は一番下になりますが、267億1,796万5,329円でございます。  次に、293ページをお開きいただきたいと存じます。負債資本合計は、注記の上になりますが、267億1,796万5,329円でございまして、この金額は291ページの資産合計と一致しております。  なお、295ページから315ページまでは、ただいまご説明申し上げました決算についての附属書類でございますので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  以上が議案第68号 平成30年度小山市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての概要でございます。  次に、議案第78号 小山市住宅新築資金等借入償還基金条例の廃止についてご説明申し上げます。  議案書の173ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は小山市住宅資金等借入償還基金につきまして、平成30年度をもって同事業に係る起債の償還が終了したため、本条例を廃止しようとするものでございます。小山市住宅新築資金等貸付事業につきましては、昭和49年度から小山市住宅新築資金等貸付条例(昭和58年条例第15号)に基づいて実施してまいりましたが、同事業の終了に伴いまして、小山市住宅新築資金等貸付条例は平成14年度に廃止しております。同事業に係る起債の償還に充当するために設置していました小山市住宅新築資金等借入償還基金につきまして、平成30年度をもって償還が終了したため、小山市住宅新築資金等借入償還基金条例(昭和54年条例第29号)を廃止しようとするものでございます。  以上が議案第78号 小山市住宅新築資金等借入償還基金条例の廃止についての概要でございます。  以上で建設水道部所管にかかわります6議案についての説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、淺見都市整備部長。                  〔淺見知秀都市整備部長登壇〕 ◎淺見知秀都市整備部長 ただいま上程になっております議案のうち、都市整備部所管にかかわります議案第75号 小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書は162ページから166ページ、あわせまして議案参考資料は11ページから13ページをごらんください。  それでは、議案書の162ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は小山栃木都市計画に思川駅北口駅前地区地区計画が令和元年6月7日に決定されたことに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。思川駅北口駅前地区は、議案参考資料13ページの計画図に示された約2.3ヘクタールの区域で、JR両毛線思川駅北口に位置します。  変更内容につきましては、議案書163ページから166ページをごらんください。まず、議案書163ページの別表第1に新たに思川駅北口駅前地区地区整備計画区域を追加、別表第2に思川駅北口駅前地区地区整備計画の区域におけるア、建築物の用途の制限、イ、建築物の敷地面積の最低限度、ウ、壁面の位置の制限、エ、建築物の高さの最高限度、オ、建築物の容積率の最高限度及びカ、建築物の建蔽率の最高限度を追加しようとするものです。  建築物の制限に追加される具体的内容につきましては、議案参考資料12ページの表をごらんください。まず、1段目、建築物等の用途の制限では、建築することができる用途を1、建築基準法別表第二(い)項第1号及び第2号に掲げる建築物、2、建築基準法別表第二(ろ)項第2号に掲げる建築物、3、前号の建築物に附属するものとし、その他の用途を制限しようとするものです。具体的に建築することができる用途は、議案参考資料12ページ、一番下に書かれております参考をごらんください。  2段目、容積率の最高限度では、敷地に対して建築物の床面積を80%以下に制限しようとするものです。  3段目、建蔽率の最高限度では、敷地に対して建築面積を50%以下に制限しようとするものです。  4段目、建築物の敷地面積の最低限度では、敷地面積を200平米以上に制限しようとするものです。  5段目、壁面の位置の制限では、隣地境界線及び道路境界線からおのおのの外壁までの距離を1メートル以上離すように制限しようとするものです。  6段目、建築物の高さの最高限度では、最高の高さを前面道路の路面の中心から10メートル以下とし、各部分の高さを前面道路の反対側の境界線または隣地境界線までの真北方向の水平距離に1.25を乗じて得たものに5メートルを加えたもの以下に制限しようとするものです。  施行の期日につきましては、議案書166ページに記載のとおり、公布の日から施行を予定しております。  以上が議案第75号の概要でございます。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 次に、議題のうち、議案第53号及び第55号、以上2議案について当局の説明を求めます。  坪野谷総合政策部長。                  〔坪野谷統勇総合政策部長登壇〕 ◎坪野谷統勇総合政策部長 ただいま上程になりました2議案につきましてご説明申し上げます。  初めに、議案第53号 令和元年度小山市一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。今回の補正予算は、主に国、県補助事業費の内示に伴う補正、地方創生推進交付金を活用した事業実施のための補正、事業の進捗を図るための組み替え補正、事業費の確定並びに緊急やむを得ない事業の補正でございます。  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1条ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億4,668万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ648億4,668万1,000円としようとするものでございます。  各款各項の補正につきましては、2ページ及び3ページの第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。第2表、債務負担行為補正でございますが、今回記載の一部に誤りがあり、正誤表を配付させていただきましたので、あわせてごらんいただきたいと存じます。今回補正を行う債務負担行為は追加2件でございます。なお、表の左側の番号は、当初予算からの連番となっております。  13番のLED照明導入促進事業は、市道や公園内の照明等のLED化に当たり、初期導入に係る調査設計や工事及びその後の維持管理、修繕等について一括して業務委託をするため、右にございます期間、限度額を追加するものでございます。  64番の小中学校外国語指導助手(ALT)配置事業は、現在全小中学校に各1名配置しているALTについて、令和2年度より大規模小中学校5校に1名ずつ追加配置し、2名体制とすることに伴い、本年度中に契約等の手続を行う必要があることから、右にございます期間、限度額を追加するものでございます。  次に、5ページをお開きいただきたいと存じます。第3表、地方債補正でございますが、今回補正を行う地方債は、変更が4件であり、8番、市道改良事業、9番、地方道路等整備事業、11番、街路事業、12番、公園整備事業とも主に国の交付金の内示に合わせた事業費の変更に伴う起債限度額の増額または減額によるものでございます。なお、表の左側の番号は、当初予算において設定した番号となっております。  恐れ入りますが、ここで21ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正によりまして、令和元年度末の一般会計地方債残高見込み額は、右下合計欄にございます527億9,304万4,000円となりますが、今後の事業費の確定による減額や翌年度への繰り越し等により、決算時点での令和元年度末残高は見込み額を下回る計画としているところでございます。  戻りまして、6ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明申し上げます。  まず、歳入でございます。15款1項3目土木費国庫負担金151万円の増額は、国庫負担金の内示に伴う地籍調査費負担金の増額でございます。  2項1目総務費国庫補助金300万円の増額は、地方創生推進交付金の増額でございます。  3目衛生費国庫補助金1,144万5,000円の増額は、国の風疹に関する追加的対策の一環として実施する抗体検査に係る緊急風しん抗体検査等事業費補助金の増額でございます。  4目土木費国庫補助金3億2,667万円の増額は、国庫補助金の内示に伴う防災・安全交付金(道路事業)6,517万円の増額及び社会資本整備総合交付金(都市再生整備事業)2億6,150万円の増額でございます。  5目教育費国庫補助金75万円の増額は、民間開発による発掘調査の増加に伴う遺跡発掘調査事業費補助金の増額でございます。  16款1項3目土木費県負担金75万5,000円の増額は、県負担金の内示に伴う地籍調査費負担金の増額でございます。  2項7目教育費県補助金64万円の増額は、県補助金の内示に伴ういじめ対策・不登校支援等推進事業費補助金の増額でございます。  20款1項1目繰越金9,031万1,000円の増額は、前年度繰越金の増額でございます。  なお、平成30年度一般会計決算につきましては、実質収支が14億860万円であり、繰越金の令和元年度当初予算及び今回の補正予算計上額9,031万1,000円を除いた繰越金の残額は8億1,828万9,000円となるものでございます。  次に、22款1項4目土木債1,160万円の増額は、防災安全交付金及び社会資本整備総合交付金の内示に伴う市道改良事業債780万円の増額、地方道路等整備事業債790万円の増額、街路事業債1,100万円の減額及び公園整備事業債690万円の増額でございます。  続きまして、8ページをお開きいただきたいと存じます。歳出についてご説明申し上げます。2款1項7目企画調整費600万円の増額は、国の地方創生推進交付金を活用した空き家等を活用した二地域居住推進事業費の増額でございます。  10ページをお開きいただきたいと存じます。4款1項3目予防費2,289万円の増額は風しん抗体検査等事業費の増額でございます。  12ページをお開きいただきたいと存じます。6款1項2目農業総務費800万円の増額は、令和2年度開催予定の全国菜の花サミットの企画運営に係る経費について、実行委員会に補助金を交付する菜の花プロジェクト推進事業費の増額でございます。  14ページをお開きいただきたいと存じます。8款1項1目土木総務費500万円の増額は国、県負担金の内示に伴う地籍調査事業費の増額でございます。  2目用悪水路費は、横倉・横倉新田地区排水対策の一環として実施する大川支川の改修について、改修する範囲の実施設計を一括して行うことで、設計費用の節減を図るための事業費の組み替え補正でございます。  2項1目道路橋梁総務費1,000万円の増額は、寒川・間中アクセス道路整備事業の進捗を図るため、用地測量を実施することに伴う調査事業費の増額でございます。  2目道路維持費は、市道の舗装修繕等の維持管理について、民間活力を活用した包括業務委託を締結することに伴う事業費の組み替え補正でございます。  3目道路新設改良費1億5,140万円の増額は、防災・安全交付金、社会資本整備総合交付金の内示及び事業費の確定に伴う市道7号線道路改良事業費3,700万円の増額、市道34号線道路改良事業費2,240万円の増額、市道201号線道路改良事業費2,700万円の増額、市道263号線道路改良事業費800万円の増額、交通バリアフリー化推進事業費2,000万円の減額、小山駅周辺地区道路整備事業費4,800万円の増額及び間々田駅周辺地区道路整備事業費2,900万円の増額でございます。また、狭あい道路整備等促進事業費については、事業の進捗を図るための組み替え補正でございます。  4目橋梁維持費4,730万円の増額についてですが、16ページをお開きいただきたいと存じます。これは、防災・安全交付金の内示に伴う橋梁長寿命化修繕事業費3,900万円の増額及び新田橋新設事業費830万円の増額でございます。  4項1目都市計画総務費5,250万円の増額は、社会資本整備総合交付金の内示に伴う粟宮地区都市再生整備事業費の増額でございます。  3目街路事業費1億2,100万円の増額は、社会資本整備総合交付金の内示に伴う3・4・101城東線道路改良事業費の増額でございます。  6目公園費1,900万円の増額は、社会資本整備総合交付金の内示に伴う街区公園整備事業費600万円の増額、公園施設バリアフリー化整備事業費1,100万円の増額及び城山公園フラワーパーク整備事業費200万円の増額でございます。  18ページをお開きいただきたいと存じます。10款3項2目教育振興費12万4,000円の増額は、県補助金の内示に伴う不登校適応指導教室運営事業費の増額でございます。  4項4目教育文化振興費346万7,000円の増額は、埋蔵文化財発掘調査経費の増加に伴う埋蔵文化財調査事業費189万4,000円の増額及び民間開発の発掘調査依頼の増加に伴う遺跡発掘調査事業費157万3,000円の増額でございます。  以上が議案第53号 令和元年度小山市一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。  次に、議案第55号 平成30年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。  議案書は34ページになりますが、別冊になっております平成30年度小山市歳入歳出決算書によりましてご説明申し上げます。決算書の1ページから110ページの実質収支に関する調書までが一般会計の決算書でございます。  初めに、歳入決算額ですが、4ページ及び5ページをお開きいただきたいと存じます。一番下の歳入合計欄をごらんください。予算現額620億5,470万2,000円に対しまして、収入済額は600億8,386万4,125円であり、予算現額と収入済額を比較しますと19億7,083万7,875円の減となり、収入率は96.8%となりました。収入率が100%を下回った理由としましては、年度内に執行が困難であった事業に係る財源としての国庫支出金、市債の借り入れが令和元年度に繰り越されたことなどによるものでございます。また、不納欠損額は3億302万7,131円、収入未済額は21億1,345万4,598円でございました。  次に、歳出決算額ですが、8ページ及び9ページをお開きいただきたいと存じます。一番下の歳出合計欄をごらんください。予算現額620億5,470万2,000円に対しまして、支出済額は585億1,475万1,097円であり、予算現額と支出済額を比較しますと、35億3,995万903円の残となり、執行率は94.3%となりました。この予算現額との差につきましては、令和元年度に繰り越した事業費が6億7,565万円、不用額が28億6,430万903円となったことによるものでございます。歳入歳出差し引き残額につきましては、欄外になりますが、歳入合計600億8,386万4,125円から歳出合計585億1,475万1,097円を差し引きまして、15億6,911万3,028円となりました。  恐れ入りますが、ここで110ページの実質収支に関する調書をお開きいただきたいと存じます。3の歳入歳出差引額15億6,911万3,000円から4の翌年度へ繰り越すべき財源として(2)、繰越明許費繰越額1億6,051万3,000円を差し引いた実質収支は14億860万円となり、この金額が令和元年度への繰越金となるものでございます。本決算に伴います実績等につきましては、別冊となっております平成30年度主要な施策の成果及び予算執行の実績並びに財政健全化指標の報告書に詳細を記載させていただきましたので、あわせてご参照の上、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。  なお、決算書の317ページから325ページまでが財産に関する調書、327ページから329ページまでが基金運用状況に関する調書でございますので、ご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第55号 平成30年度小山市一般会計歳入歳出決算の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、認定いただきますようお願い申し上げます。  以上となります。 ○福田洋一議長 この際、決算認定の議案について監査委員より決算審査の結果報告を求めます。  藤沼千春監査委員。                  〔藤沼千春監査委員登壇〕 ◎藤沼千春監査委員 監査委員の藤沼でございます。  ただいま議長の指名を受けましたので、平成30年度小山市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の決算審査の結果をご報告申し上げます。  決算審査に当たりましては、市長から審査に付されました各決算書及び附属書類が関係法令の規定に基づいて作成されているか、決算の計数は正確であるかなどを関係諸帳簿及び証拠書類と照合、点検を行い、必要に応じ関係職員の説明を聴取し、実施いたしました。  まず初めに、小山市一般会計歳入歳出決算審査及び特別会計歳入歳出決算審査の結果につきまして申し上げます。審査の結果、各会計の歳入歳出決算書及び関係附属書類は関係法令に準拠して作成されており、計数はいずれも正確であり、おおむね適正かつ効果的に執行されたものと認めました。  審査結果の詳細につきましては、決算審査意見書をごらんいただきますようお願いいたしまして、以下、審査の概要について申し上げます。  初めに、一般会計につきましては、歳入は600億8,386万4,000円で、歳出は585億1,475万1,000円となっており、前年度と比較しますと、歳入では6億5,961万7,000円、1.1%の減少、歳出では8億4,762万4,000円、1.4%の減少でありました。歳入から歳出を差し引いた形式収支は15億6,911万3,000円となっており、令和元年度に繰り越すべき財源1億6,051万3,000円を除いた実質収支は14億860万円の黒字であり、実質単年度収支においても5億779万1,000円の黒字となっております。  次に、歳入につきましては、市税の収納率は93.7%で、前年度に対して0.9ポイント上昇しましたが、財源の確保及び租税の公平負担の原則からも厳正かつ早期の滞納処理に努められ、より一層の収納率向上を図っていただくとともに、不納欠損額の減少に特段の努力を望みます。  また、税外収入におきましても収入未済額が生じておりますが、受益者負担の原則から、その解消に向けてなお一層の努力を望みます。  歳出につきましては、予算の補正、流用及び予備費の充用、予算の繰り越し、不用額が見受けられましたが、不適正なものは認められませんでした。引き続き慎重に行うよう望みます。  次に、特別会計につきましては、12の会計の歳入総額は359億7,023万8,000円で、歳出総額は345億6,741万8,000円であります。審査の結果、各会計ともおおむね適正かつ効果的に執行されたものと認められましたが、特別会計のうち6会計で収入未済額が生じております。各会計の財源の根幹をなす保険料や使用料などの収入未済額や不納欠損額につきましては、一般会計と同様、厳正かつ早期の滞納処理に努められ、より一層の収納率向上と不納欠損額の減少に特段の努力を望みます。  次に、基金の運用状況に関する調書につきましては、その設置目的に沿い、おおむね適正に運用されたものと認めました。  次に、水道事業会計の決算につきまして申し上げます。審査の結果、歳入歳出決算書及び関係附属書類は関係法令に準拠して作成されており、計数はいずれも正確であり、おおむね適正かつ効果的に執行されたものと認めました。  以下、総合的な意見を申し上げます。初めに、経営成績につきましては、総収益が28億1,272万7,000円で、前年度比2.1%の増加、総費用が21億5,168万6,000円で、前年度比1.1%の増加となり、差し引き6億6,104万1,000円の純利益を計上しました。前年度と比較しますと3,484万8,000円、5.6%の増加となりました。  なお、不納欠損額233万1,000円を計上しており、前年度と比較しますと件数、金額ともに減少しておりますが、収入未済額及び不納欠損額の減少に引き続き努力を望みます。  経営分析指標のうち、給水原価と供給単価につきましては、有収水量1立方メートル当たりの給水原価が134円77銭、供給単価が165円69銭であり、平成14年度から引き続き供給単価が給水原価を上回っております。また、経常収支比率は130.5%で、前年度より1.2ポイント上昇しており、全国平均の105.9%を上回っております。  今後も安定した水量を供給するために、老朽管の布設がえや浄水施設などの改修を計画的に進めていただくとともに、給水収益の確保、維持に努め、将来にわたって市民の信頼に応えられるよう健全経営を展開していただきたいと思います。  以上、各会計決算審査の概要を申し上げましたが、我が国を取り巻く経済情勢を見ますと、景気は緩やかな回復基調が続いており、個人消費におきましても緩やかに持ち直しはしているものの、一方で米中貿易摩擦などの影響により、景気の先行きが懸念され、市の財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続くものと思われます。  また、社会資本整備事業や福祉対策、教育の推進、地域経済再生の推進、少子高齢化や人口減少問題への対策、新庁舎建設整備など、財政需要はますます増大するものと見込まれることから、的確な財政見通しのもと、計画的な財政運営が求められるところです。  最後に、市民のニーズが多様化する中で、環境の変化に対応し、健全で安定した行財政運営に努められ、市民福祉の増進と市政への信頼確保に向け、積極的に諸施策を推進されますよう要望いたしまして、決算審査の報告を終わります。 ○福田洋一議長 以上で、議題のうち、議案第53号ないし第79号に対する当局の説明及び決算の認定議案に対する監査委員の報告は終わりました。 △議案第80号及び第81号の件、説明、質疑、討論、採決 ○福田洋一議長 日程第5、議案第80号 固定資産評価審査委員会委員の選任について及び議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦について、以上2議案を一括議題とします。  上程議案に対し、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案についてご説明申し上げます。  議案第80号 固定資産評価審査委員会委員の選任について及び議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦についてであります。  初めに、議案第80号は、次の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、議会の同意を求めるものであります。  固定資産評価審査委員会委員の篠原正巳氏は、令和元年9月30日付をもって任期満了となるため、同氏を再任することについて、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるため、本議案を提案するものであります。  氏名、篠原正巳、住所、小山市大字迫間田575番地、生年月日、昭和23年11月19日。  なお、経歴につきましては、議案参考資料18ページに記載をいたしましたので、ご参照いただきたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第81号は、次の者を人権擁護委員候補者に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。  人権擁護委員の松村博子氏、青木忍氏、飯田和男氏の各氏は、令和元年12月31日をもって任期満了となるため、松村博子氏、飯田和男氏を再推薦するとともに、青木忍氏の後任として、長眞由美氏を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるため、本議案を提案するものであります。  氏名、松村博子、住所、小山市大字神鳥谷935番地10、生年月日、昭和21年11月10日。  氏名、飯田和男、住所、小山市大字大本393番地、生年月日、昭和29年10月31日。  氏名、長眞由美、住所、小山市大字鏡418番地2、生年月日、昭和31年9月29日。  なお、経歴につきましては、議案参考資料19ページから21ページに記載をいたしましたので、ご参照いただきたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、人事案件で慎重検討の上、提案されたものと認め、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、これより採決をいたします。  固定資産評価審査委員会委員に篠原正巳氏を選任することに、人権擁護委員候補者に松村博子氏、飯田和男氏、長眞由美氏を推薦することにそれぞれ同意したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第80号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦についてはそれぞれ同意することに決しました。 △議案第82号の件、説明、質疑、討論、採決 ○福田洋一議長 日程第6、議案第82号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  上程議案に対して当局の説明を求めます。  小林総務部長。                  〔小林 功総務部長登壇〕 ◎小林功総務部長 ただいま上程になりました総務部所管の議案第82号 専決処分の承認についてご説明を申し上げます。  議案書の178、179ページをごらんください。本議案は、仮処分申し立て事件に係る和解を行うに当たり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたことから、その承認を求めるものでございます。  議案書の180ページには、事件の概要をお示ししてございますので、ご参照ください。  以上が専決処分の承認を求める議案の概要でございます。何とぞご承認いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○福田洋一議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより上程議案に対して質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案については、質疑を終結し、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、これより採決いたします。  議案第82号については、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田洋一議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第82号は原案のとおり承認することに決しました。 △次会日程の報告 ○福田洋一議長 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  なお、9月4日水曜日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○福田洋一議長 本日はこれにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                      (午後 2時00分)...