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02月19日-01号

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  1. 小山市議会 2019-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    平成31年  2月定例会(第1回)             平成31年第1回小山市議会定例会議 事 日 程 (第1号)                       平成31年2月19日(火曜日)午前10時02分開会     開会及び開議     諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名の件日程第2 会期決定の件日程第3 市政一般報告の件日程第4 議案第1号ないし第33号並びに報告第1号及び第2号の件、上程、市長提案理由の説明日程第5 議案第33号の件、説明、質疑、討論、採決日程第6 議第1号の件、上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決     次会日程の報告     散  会出席議員(30名)    1番   高  橋     栄         2番   渡  邉  一  郎    3番   土  方  美  代         4番   佐  藤  忠  博    5番   渡  辺  一  男         6番   嶋  田  積  男    7番   森  田  晃  吉         8番   苅  部     勉    9番   大  木  英  憲        10番   植  村     一   11番   橋  本  守  行        12番   福  田  幸  平   13番   岡  田     裕        14番   荒  井     覚   15番   篠  﨑  佳  之        16番   小  林  英  恵   17番   福  田  洋  一        18番   鈴  木  清  三   19番   安  藤  良  子        20番   大  出  ハ  マ   21番   荒  川  美 代 子        22番   小  川     亘   23番   山 野 井     孝        24番   青  木  美 智 子   25番   関     良  平        26番   石  川  正  雄   27番   塚  原  俊  夫        28番   生  井  貞  夫   29番   角  田  良  博        30番   石  島  政  己欠席議員(なし)本会議に出席した事務局職員   事務局長  小 野 里     弘        議事課長  初  澤  正  実   庶務係長  日  高  正  展        議事調査  中  村  俊  也                           係  長   議  事  屋  代     稔        議  事  中  尾     聡   調 査 係                    調 査 係   議  事  木  村  千  尋        議  事  入  野  陽  道   調 査 係                    調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  大 久 保  寿  夫        副 市 長  宮  嶋     誠   総合政策  安  部  洋  一        総務部長  小 森 谷  昌  利   部  長   市民生活  岡  部  初  夫        保健福祉  新  村  利  昭   部  長                    部  長   産業観光  加  藤  賢  一        産業観光  田  尻     淳   部  長                    部 次 長   建設水道  武  関  英  男        都市整備  池  澤  明  宏   部  長                    部 技 監   都市整備  淺  見  知  秀        秘書広報  川  又  里  子   部  長                    課  長   行政経営  小  林     功        教 育 長  酒  井  一  行   課  長   教育部長  添  野  雅  夫        消 防 長  猪  瀬  治  雄   危  機  片  岡  三  夫        選挙管理  木  村  良  一   管 理 監                    委 員 会                           書 記 長   監査委員  木  村  良  一        公  平  木  村  良  一   事務局長                    委 員 会                           書 記 長   農  業  細  島  芳  美        会  計  古 田 土  紀  子   委 員 会                    管 理 者   事務局長 △議事日程の報告 ◎小野里弘事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は30名であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 会議録署名議員の指名の件  日程第2 会期決定の件  日程第3 市政一般報告の件  日程第4 議案第1号ないし第33号並びに報告第1号及び第2号の件、上程、市長提案理由の説明  日程第5 議案第33号の件、説明、質疑、討論、採決  日程第6 議第1号の件、上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決  次に、本会議に出席した事務局職員の氏名を申し上げます。    事 務 局 長  小野里   弘    議 事 課 長  初 澤 正 実    庶 務 係 長  日 高 正 展    議事調査係長  中 村 俊 也    議 事 調査係  屋 代   稔    議 事 調査係  中 尾   聡    議 事 調査係  木 村 千 尋    議 事 調査係  入 野 陽 道  以上であります。 △議長挨拶 ○小川亘議長 皆さん、おはようございます。平成31年第1回小山市議会定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、公私ともにご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  今期定例会は、平成31年度各会計の当初予算案を初め平成30年度補正予算案のほか、条例の制定及び一部改正案、財産の処分案並びに人事案件など重要案件が提出されることになっております。議員の皆様には、慎重にご審議の上、適切な議決をなされ、市民の負託に応えられますようお願いする次第であります。  なお、議会運営につきましては、皆様の特段のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、開会のご挨拶といたします。 △開会及び開議の宣告 ○小川亘議長 ただいまから平成31年第1回小山市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時02分) △諸般の報告 ○小川亘議長 日程に先立ち事務局長に諸般の報告をさせます。  小野里事務局長。 ◎小野里弘事務局長 諸般の報告を申し上げます。  監査結果の報告について、監査委員からお手元に配付のとおり、定例監査結果報告5件、例月現金出納検査結果報告3件、公の施設の指定管理者監査結果報告1件が提出されております。前例により朗読を省略させていただき、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。                                           小監第95号                                        平成30年12月20日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    総合政策部   総合政策課  渡良瀬遊水地ラムサール推進課            文化振興課  財政改革課  納税課            市民税課  資産税課 2.監査期日    平成30年10月17日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第96号                                        平成30年12月20日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    保健福祉部   福祉課  子育て包括支援課  こども課            地域包括ケア推進課  健康増進課 2.監査期日    平成30年11月8日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第102号                                        平成31年1月25日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    教育委員会   教育総務課  学校教育課  生涯学習課            生涯スポーツ課 2.監査期日    平成30年11月26日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。 5.意見・要望    今回の監査における意見及び要望は次のとおりである。   [生涯学習課]    ・中央市民会館トイレについて、一部は洋式化されたが、高齢の方や障がいをお持ちの方、子ども等、和式トイレの使用が困難な方々も利用される施設であるので、完全洋式化を含めて洋式化の推進を検討してほしい。                                           小監第109号                                        平成31年2月8日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    総務部   行政経営課  職員活性課  管財課          人事推進課  男女共同参画課  IT推進課 2.監査期日    平成30年12月17日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。 5.意見・要望    今回の監査における意見及び要望は次のとおりである。   [行政経営課]     本市において、内部統制制度の導入は努力義務であるが、内部統制の目的と効果を鑑みれば、制度導入を積極的に検討すべきと考える。     これまでの監査を通して感じたことは、各所属において、既にリスクや課題と向き合い、様々な形で事務の適正な執行の確保に努められる等、一定の内部統制が存在しているということだ。     今後はこれらを可視化するべく、あらためて内部統制機能を所管する担当課を明確にし、検討委員会の設置や、重要性の大きいリスクに優先的に取り組む等、全庁的に取り組まれることを期待したい。                                           小監第111号                                        平成31年2月8日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    建設水道部   建設政策課 道路課 建築課 下水道課            水道課 2.監査期日    平成31年1月10日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証ひょう書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第86号                                        平成30年11月29日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する平成30年9月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計の平成30年9月分の現金出納状況 2.検査期日    平成30年11月20日 3.検査の結果  (1) 平成30年9月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第103号                                        平成31年1月25日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する平成30年10月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計の平成30年10月分の現金出納状況 2.検査期日    平成30年12月6日 3.検査の結果  (1) 平成30年10月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第113号                                        平成31年2月8日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査対象  (1) 会計管理者所管に属する平成30年11月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計の平成30年11月分の現金出納状況 2.検査期日    平成31年1月24日 3.検査の結果  (1) 平成30年11月分における会計管理者所管に属する一般会計、特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計各種出納額並びにその計数は、会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管の水道事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第110号                                        平成31年2月8日    小山市議会     議 長  小  川     亘  様                          小山市監査委員  藤  沼  千  春                          小山市監査委員  小  川  一  久                          小山市監査委員  山 野 井     孝    公の施設の指定管理者監査の結果報告について  地方自治法第199条第7項の規定に基づき監査を実施したので、同条第9項の規定によりその結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    施 設 名: 小山市まちなか交流センター    指定管理者: 特定非営利活動法人ワーカーズコープ    所 管 課: 市民生活部 市民生活課 2.監査期日    平成30年12月19日 3.監査の主眼点    財務に関する事務の効果と適法性について、あらかじめ提出を求めた資料及び関係帳簿、証ひょう類の書類等を審査するとともに、関係職員から説明を聴取した。また、監査委員による実地監査として、事務の執行状況、経理事務の自己点検及び小山市まちなか交流センターの管理状況などについて状況確認を行った。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。 ◎小野里弘事務局長 次に、12月定例会において可決されました精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象にすることを求める意見書につきましては、栃木県知事宛て提出しておきましたので、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでございますので、ご了承願います。     地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名                              (平成31年第1回小山市議会定例会)       市        長   大 久 保   寿   夫       副    市    長   宮   嶋       誠       総 合 政 策 部長   安   部   洋   一       総  務  部  長   小 森 谷   昌   利       市 民 生 活 部長   岡   部   初   夫       保 健 福 祉 部長   新   村   利   昭       産 業 観 光 部長   加   藤   賢   一       産 業 観 光部次長   田   尻       淳       建 設 水 道 部長   武   関   英   男       都 市 整 備部技監   池   澤   明   宏       都 市 整 備 部長   淺   見   知   秀       秘 書 広 報 課長   川   又   里   子       行 政 経 営 課長   小   林       功       教    育    長   酒   井   一   行       教  育  部  長   添   野   雅   夫       消    防    長   猪   瀬   治   雄       危  機  管 理 監   片   岡   三   夫       選挙管理委員会書記長   木   村   良   一       監 査 委 員 事務局長   木   村   良   一       公 平 委 員 会書記長   木   村   良   一       農 業 委員会事務局長   細   島   芳   美       会  計  管 理 者   古 田 土   紀   子 ◎小野里弘事務局長 次に、事務報告でありますが、12月定例会報告分以降の議長会等の概要につきましては、お手元に配付しました資料のとおりでありますので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 △会議録署名議員の指名 ○小川亘議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において5番、渡辺一男議員、6番、嶋田積男議員を指名いたします。 △会期の決定 ○小川亘議長 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  議会運営委員長から委員会の経過及び結果について報告を求めます。  議会運営委員会、福田洋一委員長。                  〔議会運営委員会 福田洋一委員長登壇〕 ◆福田洋一議会運営委員長 皆さん、おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告を申し上げます。  平成31年第1回小山市議会定例会の開催に当たり、大久保市長を初め副市長及び関係部課長の出席を求め、各委員出席のもと、去る1月29日及び2月13日に委員会を開催いたしました。  執行部から、今期定例会に提出されます議案33件及び報告2件の概要について説明がありました。これを受けまして、今期定例会の会期及び議事日程を初め議案の取り扱いなどについて決定をいたしましたので、以下、その内容についてご報告を申し上げます。  まず、今期定例会の会期を本日2月19日から3月18日までの28日間とし、議事日程の詳細につきましては、お手元に配付の議事日程表のとおりといたしました。  また、議案の委員会付託につきましても、お手元に配付の議案付託表のとおりといたしました。  次に、市政に関する一般質問につきましては、個人質問を基本とし、会派においては会派代表質問を行うことができることとします。個人質問については、質問、再質問合わせて25分以内、答弁を含めおおむね50分とし、一方会派代表質問は、質問、再質問、関連質問を合わせて30分以内を基本としますが、2名を超える所属議員数1名につき5分ずつ加算し、上限を50分以内として、答弁を含めた質問時間はおおむね質問時間の2倍の時間といたしましたので、執行部におかれましても、簡潔で的確な答弁を心がけてくださいますようご協力をお願いいたします。  なお、お手元に配付の議員提出議案1件につきましても、議事日程に組み入れ議題とすることといたしましたので、ご了承願います。  その他詳細につきましては、お手元に配付の議会運営委員会報告書のとおりといたしました。  以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○小川亘議長 お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は、本日より3月18日までの28日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日より3月18日までの28日間と決定いたしました。 △市政一般報告
    小川亘議長 日程第3、市政一般報告を議題といたします。  市長の報告を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 皆さん、おはようございます。本日ここに、平成31年第1回小山市議会定例会を招集しましたところ、議員各位のご出席を賜り、開会の運びとなりましたことに対しまして、感謝とお礼を申し上げます。  それでは、市政一般及び近況についてご報告申し上げます。  我が国の景気は、本年1月内閣府公表の月例経済報告によりますと、景気は、緩やかに回復しており、先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって緩やかな回復が続くことが期待されるとのことでありますが、ことし10月に予定されている消費税率の引き上げによる需要変動の影響や、米中の貿易摩擦、イギリスのEU離脱問題など、先行き不透明な状況であります。  こうした社会経済状況の中、国は、ことしが平成最後の年となり、5月1日の改元により新たな時代を迎えるに当たり、地球環境と両立した持続的な成長経路の実現に向けた潜在成長率の引き上げや、経済の好循環をより確かなものとするため、一人一人の人材の質を高めるため「人づくり革命」と、成長戦略の核となる「生産性革命」に最優先で取り組むこととしております。  このような中、本市では「第7次小山市総合計画」の4年目、国・県と連動した「小山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の目標年度となる5年目の年として、第1次地方創生の仕上げのため、第1に、圏央道開通を契機とした新規工業団地の開発・企業誘致と若者の「雇用の確保」、夢・未来あふれる“新しい時代の行政創り”の中枢拠点となる「新庁舎整備事業」の建設着工等による「人と企業を呼び込む施策」の推進、第2に、関東・東北豪雨を踏まえた国営かんがい排水事業「栃木南部地区」の事業促進と、平成31(2019)年度に1級河川となる豊穂川、杣井木川の排水強化対策による「安全安心な小山市」の創造、第3に、幼児教育・保育の無償化、保育園等施設整備の実施、産後ケア事業の実施、出会いから結婚・妊娠・出産・育児までの包括的な子育て支援、35年ぶりの新設小学校開校、地域包括ケアシステム構築、老人クラブ育成・介護支援など予防介護等を一層充実させ、平成25年の「高齢化対応度日本一」に続く、「子育て支援日本一」「健康長寿100歳都市」を目指し、第4に、小山市の「宝」である、コウノトリの長期滞在が実現した「渡良瀬遊水地」を初め、「本場結城紬」、「小山評定」、「スポーツのまちおやま」等の地域資源に磨きをかけ、旧豪農屋敷を活用した農泊施設の整備に向けて取り組むなど「農泊・民泊・合宿泊」を中心とした「エコ・アグリ・スポーツツーリズム」などの、観光地域化の推進による交流人口及び関係人口の増大を図るとともに多文化共生社会を推進し、第5に、下野市・野木町・結城市との「小山地区定住自立圏構想」、渡良瀬遊水地を共有する4市2町による「関東どまんなかサミット」、「栃木市との連携」等の推進による、「50万中核都市」の実現に向けて取り組んでまいります。  記念すべき市制施行65周年を迎える2019年は、2020年度の竣工を目指す「新庁舎建設の着工」、立地利便性を生かした「小山東部第二工業団地」、「テクノパーク小山南部」の新規工業団地開発、街なか居住を促進する「駅東通り一丁目第一地区、城山町二丁目第一地区」など市街地再開発、4年目となる国営かんがい排水事業「栃木南部地区」の事業促進と、平成31(2019)年度に1級河川となる豊穂川、杣井木川の排水強化対策による安全安心な小山市の創造、保育施設の増設、こども医療費助成の中学生までの現物給付拡大、35年ぶりの新設となる東城南小学校開校に続き、豊田中学区新設小学校の基本・実施設計の実施、これからの地域を支える近隣助け合い活動「見守り・支え合い推進事業」、地域資源としての旧豪農屋敷を活用した農泊推進による交流人口及び関係人口増大を図るとともに多文化共生社会の推進、栃木市との連携では、県内初となるコミュニティバス相互乗入れによる小山市・栃木市の広域公営バス運行の充実に取り組むほか、「小山ブランド」の創生、「開運のまちおやま」の全国発信、行財政改革を推進し、「豊かで活力があり暮らしやすい『夢』『未来』溢れる小山市創り」のため、全力で市政に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。  そして、「間々田のじゃがまいた」について大変喜ばしい出来事がありました。2月8日に開催されました国の文化審議会において、「間々田のじゃがまいた」を国の重要無形民俗文化財に指定するよう文部科学大臣に答申が出されました。これを受けて、保護団体である「間々田のじゃがまいた保存会」に指定書が交付され、官報告示をもって正式な指定となる見込みです。  小山市にとってまことに光栄の極みであり、先人からのすばらしい文化を絶えることなく脈々と受け継いでこられた「間々田のじゃがまいた保存会」を初めとする地域の皆様、関係者の皆様に深い敬意を表しますとともに心からお喜びを申し上げます。  これにより、重要無形民俗文化財の国指定は、栃木県内では5番目、小山市としては初の指定となり、小山市における国指定の文化財は、史跡と合わせて6件8カ所になります。市といたしましても、国指定を機に「間々田のじゃがまいた」を日本のみならず世界へ発信し、地域の活性化につながるよう一丸となって取り組んでまいります。  さらに、小山市のスポーツ界でも大変喜ばしい出来事がありました。1月30日に開催された大相撲春場所の番付編成会議において、小山市出身の千賀ノ浦部屋貴公俊改め貴ノ富士が、再十両昇進を決めました。  貴ノ富士は、先月の初場所において、東幕下三枚目で5勝を上げたことで再び十両となり、新十両となった昨年春場所以来、1年ぶりの十両返り咲きとなりました。弟の十両貴源治との双子関取が再び誕生したことで、今後もさらに精進され、上を目指して頑張ってくれるものと期待しております。  さらに、小山市をホームタウンとする栃木ゴールデンブレーブスにおいては、新監督に前読売ジャイアンツの寺内崇幸氏を迎えるとともに、昨年選手として活躍した飯原誉士選手が兼任ヘッドコーチに就任し、また、千葉ロッテマリーンズから派遣となる岡田幸文氏が外野守備走塁コーチに就任したことで、2019年シーズンは大いに盛り上げてくれるものと確信しております。  また、小山市環境都市宣言10周年の昨年、2月17日に飛来し、巣づくりを行ったコウノトリ「ひかる」君は、年を越した現在も渡良瀬遊水地に長期滞在しており、適齢期3歳となることし、よき伴侶に出会い「ひな」が誕生することが期待されます。  次に、主要事業についてご報告申し上げます。  まず、小山市役所新庁舎整備事業についてでありますが、昨年12月18日から本年1月15日までの期間で、「基本設計案」のパブリックコメント手続きを実施いたしました。パブリックコメント及びこれまでに議会からいただいたご意見等を踏まえまして、1月22日、新庁舎の「基本設計」を決定しました。引き続き、「実施設計」に着手しており、本年、夏以降に建設工事に着手していく予定であります。  次に、民間事業者等との連携協定についてでありますが、昨年12月19日に小山農業協同組合と、本年1月28日に三井住友海上火災保険株式会社・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と包括連携協定を締結しました。各事業者の専門分野を生かした連携・協力とすることにより、活力ある豊かな地域社会の形成と地方創生の実現を目指してまいります。  次に、小山工業高等専門学校との連携事業についてでありますが、2月6日に報告会を開催し、平成30年度事業実績及び平成31年度事業計画を報告いただくとともに、連携・協力に関する意見交換を行いました。引き続き、連携・協力を図りながら、地域社会の発展を目指してまいります。  次に、小山地区定住自立圏についてでありますが、「小山地区定住自立圏共生ビジョン」に掲げる連携事業の進捗状況や事業計画を確認するため、昨年12月に下野市・野木町との情報交換会を、結城市とは友好都市の連携事業を含めた情報交換会を実施いたしました。概ね5割の事業の進捗が図られており、引き続き、活力・魅力溢れる圏域の形成を目指し、着実にビジョンの推進を図ってまいります。  次に、関東どまんなかサミット会議についてでありますが、2月4日、古河市を会場に平成30年度の会議が開催されました。各市町の共通課題である水害対策についての意見交換を行いました。  次に、栃木市との連携についてでありますが、2月12日、栃木市役所において、小山市・栃木市の共同記者会見を行いました。小山市と栃木市のコミュニティバス2路線の相互乗り入れによる、県内初の広域公営バスの実現を初め、両市の政策連携を強化し、近隣自治体との連携を強めることで、将来の50万中核都市の実現を目指してまいります。  次に、小山市地域おこし協力隊員についてでありますが、1月4日、本市で2人目となる協力隊員に委嘱状を交付いたしました。隊員には農泊推進による交流人口の増加に向けた情報発信や事業の構築等を意欲的に行っていただきます。  また、1月24日には、1人目として採用した平成30年度地域おこし協力隊の活動報告会を開催し、「渡良瀬遊水地の観光地化」に関する活動の報告をしていただきました。隊員には、さらなる来訪者の増加につながる成果を期待しております。  次に、全国市区サステナブル度・SDGs先進度調査についてでありますが、本市は、日本経済新聞社の調査において、持続可能なまちづくりのための3つの側面である「経済」「社会」「環境」のバランスのとれた発展が評価され、全815市区の中で、総合ランキング11位となりました。  次に、総合教育会議についてでありますが、12月7日に平成30年度第1回小山市総合教育会議を開催し、「小山市部活動等の在り方に関するガイドライン」の策定について協議いたしました。  次に、中国紹興市栄誉市民賞の受賞についてでありますが、このたび私は、友好交流関係都市の中国紹興市から栄誉市民に推薦され、1月13日の授与式において受賞してまいりました。紹興市栄誉市民は、同市出身以外の中国人や外国人で同市の発展に貢献したとされる世界の人に授与されるものとのことであり、今回は私のほかに4人の方が受賞しました。このような評価をいただきましたことに、大変うれしく感じているところであります。  次に、高齢者福祉施設の整備についてでありますが、すこやか長寿プラン2015の施設整備計画に基づき、社会福祉法人丹緑会「栗林荘」において、ユニット型特別養護老人ホーム20床が新たに増床整備され、平成30年12月1日に開設したものであり、在宅で生活することが困難な重度の要介護認定者が利用できる介護基盤施設の充実を図りました。  次に、農泊についてでありますが、1月30日、31日の両日に、穂積地区を中心に9軒の農家の協力を得て、台湾の学生36名が農泊を体験し、下国府塚の豪農屋敷では、受け入れ農家と生徒全員が食卓を囲み、交流を深めることができました。  次に、国営かんがい排水事業「栃木南部地区」についてでありますが、平成28年に栃木県では29年ぶり、県南地域では初めてとなる国営かんがい排水事業が着手され、今年度は、荒川排水機場建設工事及び新荒川排水路建設工事が着工となり、昨年12月16日に、建設工事の安全を祈念し安全祈願祭が開催されました。  次に、「稲わらアート」についてでありますが、田んぼアートに続き、冬期においても農業の魅力や農村の美しい景観をPRすることで、農村部に人を呼び込み地域の活性化を図るため、田んぼアートで収穫した稲わらを活用した、市公認ブランドキャラクター寒川尼ちゃんの「稲わらアート」を制作し、1月23日から生井桜づつみに展示いたしました。  次に、小山市水道ビジョンの見直しについてでありますが、当ビジョンは平成26年に策定しているものですが、このたび、「小山市公共施設等マネジメント推進計画」の個別施設計画として、今後想定される更新需要を把握した上で、更新需要を可能な限り縮減させながら、財政負担を平準化させるものとして見直したものであり、将来にわたって安全で強靭な水道の持続が可能となる計画になっております。  次に、栃木市との連携強化についてでありますが、その第1号として3月23日より、小山市と栃木市のコミュニティバス2路線の相互乗り入れにより、県内初の広域公営バスを実現します。  1つ目の路線は、小山市が間々田から渡良瀬遊水地の生井桜づつみを経由し、栃木市部屋南部桜づつみ公園まで乗り入れる「渡良瀬ライン」を新規に運行し、同公園まで延伸する栃木市ふれあいバス部屋線と接続するものです。  2つ目の路線は、栃木市ふれあいバスの皆川樋ノロ線が小山市の小山西高校まで乗り入れすることにより小山市お一バスの思川駅線と接続するものです。  小山市の渡良瀬ラインは、多くの人々が見学に訪れる3月16日の渡良瀬遊水地のヨシ焼きにご利用いただけるよう3月13日に運行開始し、同日「小山市・栃木市広域公営バス相互乗り入れ実現式典」を開催する予定です。栃木市の部屋線及び皆川樋ノロ線は、3月23日に運行開始する予定です。今後とも栃木市との連携を図ってまいります。  次に、小山駅周辺における市街地整備についてでありますが、「駅東通り一丁目第一地区市街地整備事業」につきましては、現在、1階躯体工事を施工中で、1月末の進捗率は約15%であります。また、昨年9月15日からマンションの販売が開始され、販売予定の135戸は既に販売が完了いたしました。  また、「城山町二丁目第一地区市街地再開発事業」につきましては、現在、杭工事を施工中で、1月末の進捗率は約2%であります。1月12日にモデルルームをオープンし、3月から144戸の販売を開始する予定で、現在、数多くの問い合わせと内覧予約をいただいている状況であります。  両事業とも完成いたしますと、人を呼び込む施策の推進及び中心市街地の活性化に大きく寄与してくれるものと期待しております。  次に、粟宮新都心第一土地区画整理事業についてでありますが、「粟宮新都心基本計画」に位置づけられた約20ヘクタールの区域において、地権者による土地区画整理組合設立準備会が平成27年10月に結成され、区画整理事業の実現に向け、円滑かつ確実な事業進捗を図るため業務代行方式の導入を進めておりましたが、昨年12月に業務代行予定者が決定いたしました。  今後は、準備会と業務代行予定者が連携しながら、本年12月の組合設立認可を目指してまいりますので、市におきましても引き続き支援してまいります。  次に、東城南小学校整備事業等にかかわる進捗状況についてでありますが、1月末現在、プール施設につきましては、プール本体の内張り・床の仕上げ工事を施工中であります。外構工事につきましては、校舎西側正門付近の擁壁が完成間近で、間もなく昇降口前や来賓駐車場等の舗装工事を開始いたします。校庭整備につきましては、鉄棒等の遊具施設及びフェンスの設置作業を行っており、今後、校庭の整地を行うことで、最終工事となるものです。  また、一般備品については、使用が可能な旧延島小学校と旧梁小学校の備品の移設が1月末に完了し、新たに購入した教材備品及び厨房備品等は2月中旬から順次、教室等への搬入を開始しております。  次に、第77回国民体育大会関係についてでありますが、2022年に開催される第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」に向け、小山市ではオール小山の体制で臨むため、第77回国民体育大会小山市準備委員会を設立し、第1回常任委員会を2月1日に開催いたしました。  常任委員会では、小山市準備委員会開催推進総合計画(案)や開催推進総合年次計画(案)を審議するとともに、専門委員会として、総務企画、市民協働・おもてなし、競技式典、宿泊衛生、輸送交通の5つの委員会を設置することの承認をいただきました。  今後はこれらの委員会の連携のもとに、本市に訪れる皆様を万全の体制でお迎えできるよう、準備を進めてまいります。  次に、第69回県南五市対抗親善駅伝競走大会についてでありますが、1月14日に小山から足利までの10区間45.9キロメートルのコースで開催されました。  小山市はAチームが2位、Bチームも5位と健闘し、2013年以来6年ぶりの総合優勝に輝きました。10区間中5区間で区間賞をとるなど、総合力の高さが光りました。  次に、小山市防災士養成講座の実施についてでありますが、12月8日、9日の2日間、特定非営利活動法人日本防災士機構認定による、市消防本部主催の「平成30年度小山市防災士養成講座」を市健康医療介護総合支援センターにて実施しました。当日は、市内自主防災会会員及び消防団員の76人が受講し、防災に関する知識と技能を習得し、防災士の認証を得ることができました。平時における住民への防災意識の啓発と実践的な防災訓練の指導に当たっていただくほか、災害発生時には救助・応急活動において活躍が期待されるものです。  次に、災害時応援協定の締結についてでありますが、1月21日にコウノトリが結ぶ縁で、埼玉県鴻巣市と物資の提供や避難者の一時受け入れ、職員の派遣など、災害時の相互応援に係る「災害時における相互応援に関する協定」を締結いたしました。また、2月8日には、小山自動車処理組合と災害時の道路啓開などへの協力についての協定を、美田中部土地改良区及び美田北部土地改良区と災害時の相互応援協力についての協定を、それぞれ新たに締結いたしました。  次に、小山市消防団についてでありますが、消防団員の確保に努め、消防団員が相当数増加したことにより地域防災力の向上に大きく貢献した消防団として、12月20日に、3年連続で全国初となる総務大臣表彰を受賞しました。消防団員の減少や確保が困難となっている現状において、直近3年間で184人もの増員ができたことは快挙とも言える結果であり、小山市としても大変喜ばしいところであります。  次に、小山市消防本部の昨年中の火災発生状況と救急・救助出場状況等についてでありますが、38件の火災が発生し、前年より35件の減少でありました。要因として、火災予防に関する業務の強化と市民の防火・防災に関する意識の向上が図られたものと考えられます。火災による死者は、建物火災により1人のとうとい命を失いましたが、前年より5人の減少でありました。損害額は、大型物品販売店舗の火災により、前年より6,837万2,000円増加の2億1,730万8,000円となっており、出火原因は、たばこが5件、次いで火入れが4件で、電気機器及び放火がそれぞれ3件となっております。  救急出場件数は8,561件で、前年と比べ242件の増加となり、主な要因として昨年は猛暑の影響で、前年の約3倍に当たる188件の熱中症による救急出場がありました。  また、救助出場件数は112件で、前年と比べ10件の増加となっております。このほか、救急支援及び交通事故によるオイル流出二次災害防止等の災害事故出場の件数は1,229件で、前年と比べ25件の減少でありました。  今後も、消防・防災体制の強化を図るとともに、災害から市民の生命・財産を守り、被害の軽減に努めてまいります。  次に、各種事業について、別紙各種事業一覧のとおりご報告申し上げます。  次に、寄附受け入れにつきましては、別紙寄附受入一覧表のとおり寄附の申し入れがありましたので、それぞれのご厚情に対し、深甚なる感謝の意を持って受け入れた次第でございます。  以上、市政一般報告及び近況について、ご報告申し上げましたが、議員各位を初めとして、各事業についてご協力を賜りました皆様に対し、改めて深く感謝申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○小川亘議長 以上で市長の報告は終わりました。  ただいまの報告に限り、質疑を許します。  19番、安藤良子議員。 ◆19番(安藤良子議員) いつもながら大変ご丁寧なご説明、ありがとうございました。  その中で2つほど詳しくお尋ねしたいことがございます。5ページの真ん中ごろ、小山市地域おこし協力隊員についてであります。また、本年も任命なされたようでありますが、最初の方がいろいろな報告をなさったようです。中でも渡良瀬遊水地の観光地化ということでありますが、国内外の観光地化が盛んになっている中で、特にインバウンドなども期待されているところでありますので、その方の報告の中を少し詳しくお知らせいただきたいと思いますし、それによってどのようなことが小山市としてできるのかということもご見解を伺いたいと思います。  さらに、8ページをお願いします。東城南小学校整備におきましては順調に進捗しておられて何よりであります。その中で大変喜ばしいといいますか、一般備品、前の旧延島小学校と旧梁小学校の備品を再活用なされているということでありますが、リユースでありますけれども、どのような内容をいつごろから検討されて、また新たなものとのバランスについてのご見解を伺いたいと思います。また、今後小中一貫校によりまして閉校する学校などもありますが、そのことの関連もありましたらご説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小川亘議長 答弁、安部総合政策部長。                  〔安部洋一総合政策部長登壇〕 ◎安部洋一総合政策部長 ただいまの安藤議員のご質問にお答え申し上げます。  まず、地域おこし協力隊の報告会の内容ということでございますが、平成30年1月に小山市初となります地域おこし協力隊に採用されました伴瀬恭子協力隊員につきましては、現在渡良瀬遊水地ラムサール推進課に配属となりまして、渡良瀬遊水地を活用した観光地化事業に取り組んでいるところでございます。活動開始から1年を経過しましたことから、1月24日に1年間の活動報告ということで実施をさせていただきました。  伴瀬協力隊員の活動内容としましては、SNS等によります情報の発信、あるいはコウノトリ写真展、ツバメのねぐら入りなどの観光メニューの開発等につきまして、ラムサール推進課と協働して行ってまいりました。さらに、渡良瀬遊水地に生育するヨシを利用した草木染めのヨシ染めハンカチも作成、販売等も行いまして、活動していただきまして、その内容等につきまして報告をしていただいたところでございます。あわせまして本年1月に2人目となる地域おこし協力隊員として、村山大樹さんが農政課のほうへ配属となりましたので、あわせて自己紹介と抱負について述べていただいたところでございます。  今後の観光地化につきましては、協力隊につきましては先ほどの事業の充実を図りながら、さらに魅力あるコンテンツを発掘して、観光ツアー等の充実に努めることや、地元の方、各種団体との連携を強化して、活動内容を充実してまいりたいと考えております。また、小山市としましても、昨年の3月に小山市渡良瀬遊水地観光地化推進5カ年計画、こちらを策定いたしました。こちらでは5つの視点としまして、来る、見る・体験する、食べる・泊まる、買う、交流する・PR、こういったものを設定しまして取り組んでいくことにしております。具体的には、コミュニティバスの運行であるとか、遊水地のエコミュージアム化、また旧思川の水辺の公園整備などの充実に取り組んでまいります。さらに、モニターツアー等も実施しまして、今年度おさかなワイワイ大作戦等を行いましたが、さらにこういったものも取り組みをしながら、またこれについては民間が実施できるよう、自発的に実施できるよう継続、発展をさせていただきたいというふうに考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 答弁、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず、このようなことを実施するに至った経緯でございますが、旧延島小学校と旧梁小学校で使用しておりました備品につきましては、絹義務教育学校に統合された際に必要な備品を移させていただきました。それでも使用可能な一般備品が残りましたことから、これらを有効活用するために改めて使用可能かどうか、調査をいたしまして、可能なものについて東城南小学校に搬入をしているところでございます。東城南小学校に搬入した一般備品の主な内容でございますが、グランドピアノが3台、鉄琴、マリンバ、ビブラフォンなどの楽器8台、それと朝礼台、調理室、コンテナなどほかにもございますが、新たに購入いたしますと約1,180万円相当のものとなります。また、今後も統合等で使用しなくなった一般備品が出ることが想定されますので、統合後の学校やほかの学校で使用するなど、有効活用に努めてまいりたいと考えております。  なお、旧延島小学校、旧梁小学校は、それぞれ平成元年、昭和60年に建てかえているわけでございますが、こちらの建てかえの際に、その前の古い校舎から移転した備品もございます。それらもまだ使っておりまして、そこら辺についてはちょっともう使用不能だということで廃棄をさせていただいたところでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 24番、青木美智子議員。 ◆24番(青木美智子議員) 3ページの間々田のじゃがまいたについてお聞きいたします。  間々田のじゃがまいたが国の重要無形民俗文化財に指定されましたことを心からお祝い申し上げます。これまで地域の方々、関係者の方々の並々ならぬご苦労があったかと思われます。これから市が取り組んでいく上で、どの部署が担当するのかということと、この保存会に対して市はどのような支援を考えているのか。また、取り組みについてもお聞きいたします。 ○小川亘議長 答弁、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず、どの部署で取り組むかということでございますが、文化財の保護ということでございますので、現在教育委員会の生涯学習課が所管となっております。取り組む内容でございますが、じゃがまいたの保存会ということで現在地元にございます。こちらの保存会にどのような援助が、支援ができるかということにつきましては、現在までもこの指定を受けるまでにいろいろと市としても支援してまいりましたので、今後とも引き続きどのようなことができるか、地元の皆様と協議しながら進めてまいりたいと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 24番、青木美智子議員。 ◆24番(青木美智子議員) 保存会に対しての支援ということと、あと市としての取り組みはどのように具体的に考えていらっしゃるのでしょうか。 ○小川亘議長 答弁、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  保存会に対しての取り組みでございますが、市としての取り組み、先ほど申し上げましたとおり、これから国指定の重要無形民俗文化財となったということでございますので、それを守っていくということが非常に重要になってくるものでございます。また、間々田のじゃがまいたを全国に、そして世界にPRしていくということも非常に大切になってくると思います。そういうことで、どのようにできるか、また指定になったということでございますので、今後先ほどもご答弁申し上げましたとおり、地元の方々と、そして庁内で検討して、支援を続けてまいりたいと考えております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 24番、青木美智子議員。 ◆24番(青木美智子議員) あのお祭りといいますか、あれをするのに本当に地元の方々全員がかかわって、子供たちもかかわって、これまで継続するのに大変ではなかったかなと思われます。  保存会への支援と、あと市としての取り組みと、やはり二通りあると思うのです。今後検討していくということですが、あと市内の方がつくられている市内のお祭りに対する玩具などもつくられているのです。当然じゃがまいたという玩具も大分以前からありまして、八幡様の社務所になど大きなじゃがまいたの玩具などもあります。あれらでも発信するツールとして生かしていければいいのではないかなと思いますし、いろいろアイデアが出てくると思いますので、ぜひとも世界に向けて、あと地域の活性化のために取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 26番、石川正雄議員。 ◆26番(石川正雄議員) 1点伺いたいのですが、5ページから6ページにあります紹興市の問題です。  紹興市で栄誉市民に選ばれたということで、今回は私のほかに4人の方が受賞されたということがありますので、その方、4人の人たちがどこの市長というのか、誰なのか、どういう内容なのか、ひとつ伺いたいと思います。  それと、5ページにありますのは、「このたび私は」ということで、大久保市長が栄誉市民に表彰されたということなのですが、小山市からすると、それでは小山市として紹興市長を小山市の栄誉市民に推薦できるのかなと、逆に考えた場合に、ちょっと見当たらなかったものですから、そのあたりがどうなるのか、ちょっと伺いたいと思います。 ○小川亘議長 答弁、岡部市民生活部長。                  〔岡部初夫市民生活部長登壇〕 ◎岡部初夫市民生活部長 ただいまの石川議員のご質問にお答え申し上げます。  まず、1点目でございますが、今回受賞しましたのは5名ということでございますけれども、市長のほかに4名の方についてということでございます。手元にある資料の範囲で申し上げますと、まずお一人目が中国香港の方でいらっしゃいまして、企業の取締役ということで、お名前が正確に読めるかどうかわかりませんが、馬建栄さんという方でいらっしゃいます。お二人目が、やはり中国の香港の方でいらっしゃいまして、著名な科学者で、中国工程院の学者の方でいらっしゃいます。お名前が徐揚生さんという方でいらっしゃいます。3人目でございますが、こちらはアメリカの方でいらっしゃいます。電気工学博士の高関中さんという方です。そして、最後ですが、ロシア人です。ロシアの方で、ロシア自然科学アカデミー学者ということで、ネドルフ・ブライアン・ドンダコビッチさんという方でいらっしゃいます。以上でほかの4名の方の内容でございます。  そして、2点目でございます。今回は、小山市長が紹興市の栄誉市民ということでございました。逆に紹興市長ということで小山市のそういった名誉市民ということにできるかどうかということでございますが、大変申しわけありませんが、この場ではその辺につきましては即答ができないものですから、今後その辺につきましても検討してまいりたいと考えてございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○小川亘議長 26番、石川正雄議員。 ◆26番(石川正雄議員) 私この文面を見て感じたのは、大久保市長が紹興市にいろいろ個人、団体も含めて毎年のように派遣要請をしていただいたので、紹興市としては経済発展に寄与されたと、だから大久保市長を表彰したいなと、そんなふうに受け取ったのですが、そういう観点で小山市からすると、では小山市にとって紹興市は友好だったのかなと、その辺が見えないものですから、その辺は今後の課題としてちょっと執行部のほうで考えてもらいたいかなと。よろしくお願いします。 ○小川亘議長 以上をもちまして、市政一般報告に対する質疑を終わります。 △議案第1号ないし第33号並びに報告第1号及び第2号の件、上程、市長提案理由の説明 ○小川亘議長 日程第4、議案第1号ないし第33号並びに報告第1号及び第2号を一括議題といたします。  本件については、お手元に配付のとおり、市長から議案等が提出されておりますので、送付書及び議案件名の朗読を省略し、会議録に登載することについてご了承願います。                                          小行経第414号                                        平成31年2月12日    小山市議会議長      小  川     亘  様                                小山市長  大 久 保  寿  夫                市議会議案の送付について  平成31年第1回小山市議会定例会の議案書を別冊のとおり送付いたします。                       記┌───────┬───────────────────────────────────────┐│  議案番号  │           件               名           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  1号│平成31年度小山市一般会計予算                        │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  2号│平成31年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算            │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  3号│平成31年度小山市介護保険特別会計予算                    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  4号│平成31年度小山市後期高齢者医療特別会計予算                 │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  5号│平成31年度小山市病院事業債管理事業特別会計予算               │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  6号│平成31年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計予算              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  7号│平成31年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計予算              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  8号│平成31年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計予算             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第  9号│平成31年度小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計予算          │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 10号│平成31年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算          │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 11号│平成31年度小山市公共用地先行取得事業特別会計予算              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 12号│平成31年度小山市水道事業会計予算                      │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 13号│平成31年度小山市下水道事業会計予算                     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 14号│平成30年度小山市一般会計補正予算(第4号)                 │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 15号│平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 16号│平成30年度小山市介護保険特別会計補正予算(第3号)             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 17号│平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)       │└───────┴───────────────────────────────────────┘┌───────┬───────────────────────────────────────┐│  議案番号  │           件               名           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 18号│平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号)   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 19号│平成30年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)          │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 20号│小山市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 21号│小山市本場結城紬振興施設の設置及び管理に関する条例の制定について       │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 22号│小山市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正について   │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 23号│小山市事務分掌条例及び小山市職員の給与に関する条例の一部改正について     │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 24号│小山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について           │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 25号│小山市公共自転車駐車場条例の一部改正について                 │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 26号│小山市有墓地設置条例の一部改正について                    │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 27号│小山市手数料条例の一部改正について                      │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 28号│小山市営土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正について            │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 29号│小山市水道料金審議会条例の一部改正について                  │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 30号│字の区域の変更及び町の区域の設定について                   │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 31号│小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約の締結について            │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 32号│財産の処分について                              │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 33号│固定資産評価審査委員会委員の選任について                   │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第  1号│専決処分の報告について                            │ ├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第  2号│専決処分の報告について                            │ └───────┴───────────────────────────────────────┘ ○小川亘議長 次に、上程議案等の概要について、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案等の概要についてご説明申し上げます。  今回提出いたしました議案等は、当初予算に関するもの13件、補正予算に関するもの6件、条例に関するもの10件、字の区域の変更等に関するもの1件、建設工事請負契約の締結に関するもの1件、財産の処分に関するもの1件、人事に関するもの1件、専決処分の報告に関するもの2件、計35件であります。  初めに、議案第1号から議案第13号までの13件は、平成31年度一般会計、特別会計及び企業会計の予算であります。平成31年度当初予算は、市制65周年を迎えるとともに、第7次小山市総合計画の4年目、国と基調を合わせた「小山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の目標年度となることから、「ふるさと小山の持続的な発展に向けて」、引き続き「ひと・行政を創る」、「まちを創る」、「くらしを創る」の3つのまちづくりの基本理念を確実に、かつ効果的に実現するため、改元の年、新しい時代の幕開けにふさわしい予算として編成いたしました。この結果、平成31年度の一般会計の予算総額は、前年度比7.6%増の644億円となったところであります。  また、特別会計につきましては、小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算が総額171億8,100万円で対前年度比1.1%の増、小山市介護保険特別会計予算が総額110億7,900万円で対前年度比1.0%の増、小山市後期高齢者医療特別会計予算が総額17億1,500万円で対前年度比1.9%の増、小山市病院事業債管理事業特別会計予算が総額8億4,300万円で対前年度比7.3%の増、小山市墓園やすらぎの森事業特別会計予算が総額5,390万円で対前年度比3.2%の減、小山市栃木県南地方卸売市場特別会計予算が総額5,460万円で対前年度比1.4%の減、小山市与良川水系湛水防除事業特別会計予算が総額4,770万円で対前年度比19.3%の増、小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計予算が総額1億9,540万円で対前年度比70.3%の減、小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算が総額4億9,790万円で対前年度比61.9%の増、小山市公共用地先行取得事業特別会計予算が総額910万円で対前年度比67.5%の減となったところであります。  さらに、公営企業会計につきましては、小山市水道事業会計予算の収益的収入が総額30億1,756万2,000円で対前年度比0.8%の増、収益的支出が総額24億6,892万6,000円で対前年度比2.7%の減、資本的収入が総額2,088万1,000円で対前年度比40.9%の減、資本的支出が総額12億4,955万5,000円で対前年度比23.5%の増、小山市下水道事業会計予算の収益的収入が総額47億6,847万2,000円で皆増、収益的支出が総額44億7,933万3,000円で皆増、資本的収入が総額25億4,805万6,000円で皆増、資本的支出が総額41億6,674万8,000円で皆増となったところであります。  以上が、平成31年度一般会計、特別会計及び企業会計の予算の概要であります。  次に、議案第14号から議案第19号までの6件は、平成30年度一般会計及び特別会計の補正予算であります。  初めに、議案第14号は、平成30年度小山市一般会計補正予算(第4号)についてでありまして、歳入歳出予算から11億3,396万5,000円を減額し、予算総額を596億1,658万7,000円とするものであります。  次に、議案第15号は、平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)についてでありまして、歳入歳出予算に4,996万5,000円を追加し、予算総額を170億4,796万5,000円とするものであります。  次に、議案第16号は、平成30年度小山市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでありまして、歳入歳出予算に1億4,523万9,000円を追加し、予算総額を111億5,772万6,000円とするものであります。  次に、議案第17号は、平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)についてでありまして、歳入歳出予算から985万5,000円を減額し、予算総額を4,554万5,000円とするものであります。  次に、議案第18号は、平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号)についてでありまして、歳入歳出予算から2億6,900万円を減額し、予算総額を3,860万円とするものであります。  次に、議案第19号は、平成30年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでありまして、歳出予算の組み替え補正であります。  次に、議案第20号から議案第29号までの10件は、条例に関するものであります。  議案第20号は、小山市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定についてでありまして、教育委員会の職務権限に属する文化に関すること及び文化財の保護に関することについて、市長の職務権限に属することとするため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第21号は、小山市本場結城紬振興施設の設置及び管理に関する条例の制定についてでありまして、本市の代表的な伝統工芸品である本場結城紬の生産に係る産業の復興及び振興に資するため、「桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさと」及び「おやま本場結城紬クラフト館」をあわせて「小山市本場結城紬振興施設」と位置づけ、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、設置及び管理に関し本条例案を提案するものであります。  次に、議案第22号は、小山市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正についてでありまして、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用し、効率的かつ効果的な公共施設の整備等を行う目的から、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の規定による選定事業者を、指定管理者として選定できるようにすることに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、提案するものであります。  次に、議案第23号は、小山市事務分掌条例及び小山市職員の給与に関する条例の一部改正についてでありまして、平成31年4月1日付で実施する行政組織機構の改編に伴い、関係する条例に所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第24号は、小山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてでありまして、学校教育法の一部を改正する法律が平成31年4月に施行されることに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第25号は、小山市公共自転車駐車場条例の一部改正についてでありまして、小山中央公共駐輪場の使用料に6月、1年の定期使用料及び学生区分を設定するとともに、全ての公共駐輪場に3月の定期使用料を追加設定することに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第26号は、小山市有墓地設置条例の一部改正についてでありまして、小山市有墓地の所在、地積、所有者、土地登記事項等の錯誤を修正することに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第27号は、小山市手数料条例の一部改正についてでありまして、コンビニ交付の利用促進及びマイナンバーカードの取得促進を図るため、コンビニ交付に係る交付手数料を減額する期間を延長することに伴い、所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第28号は、小山市営土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正についてでありまして、土地改良法の一部を改正する法律が、平成30年6月8日に公布され、平成31年4月1日から施行されることに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第29号は、小山市水道料金審議会条例の一部改正についてでありまして、小山市公共下水道事業及び農業集落排水処理事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の制定により、水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長の附属機関として審議会を設置することと、並びに当該審議会の庶務については、平成31年度の組織改編により建設水道部上下水道総務課において所管することから、小山市水道料金審議会条例に所要の改正を加え、あわせて小山市公共下水道使用料等審議会条例を廃止するため、本条例案を提案するものであります。  次に、議案第30号は、字の区域の変更及び町の区域の設定についてでありまして、小山栃木都市計画事業思川西部土地区画整理事業の換地処分に伴い、大字立木の区域の一部を変更し、土地区画整理事業実施後の形状に沿った合理的な町の区域に設定することについて、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるため、本議案を提案するものであります。  次に、議案第31号は、小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約の締結についてでありまして、小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議案を提案するものであります。  次に、議案第32号は、財産の処分についてでありまして、横倉新田市営住宅跡地の売却処分について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、本議案を提案するものであります。  次に、議案第33号は、固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありまして、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  次に、報告第1号及び第2号は、専決処分の報告をするものであります。  以上が今回提出いたしました議案等の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○小川亘議長 市長の説明は終わりました。  次に、議題のうち、議案第20号、第22号ないし第24号、第30号及び第32号、以上6議案について当局の説明を求めます。  小森谷総務部長。                  〔小森谷昌利総務部長登壇〕 ◎小森谷昌利総務部長 ただいま上程になりました総務部所管の6議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第20号 小山市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の68ページをお開きください。本議案は、教育委員会の職務権限に属する文化に関すること及び文化財の保護に関することについて、市長の職務権限に属することとするため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、本条例制定を提案するものでございます。  69ページをお開きください。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が、平成31年4月1日から施行されることにより、地方公共団体が文化財の保護に関する事務を担うことが可能となりました。この事務を市長の職務権限とするためには、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づき、教育委員会から地方公共団体の長へ職務権限を移行するという例規整備が必要となることから本条例を制定するとともに、附則において小山市文化財保護条例及び小山市文化財展示施設条例につきまして、それぞれ一部を改正するものでございます。  附則第2項、小山市文化財保護条例の一部改正をごらんください。86ページまでが文化財保護条例の一部改正でございます。内容につきましては、市長への職務権限の移行に伴いまして、条例中の教育委員会を市長に、教育委員会規則を規則にそれぞれ改め、あわせて文言の整理を行うものでございます。  続きまして、86ページをお開きください。最下段からになります。附則第3項、小山市文化財展示施設条例の一部改正をごらんください。ただいまの小山市文化財保護条例の一部改正と同様、条例中の教育委員会を市長に改め、あわせて文言の整理を行うものでございます。  施行日は、平成31年4月1日でございます。  以上が議案第20号 小山市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定についての概要でございます。  続きまして、議案第22号 小山市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の92、93ページをごらんください。本議案は、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用し、効率的かつ効果的な公共施設の整備等を行う目的から、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法の規定に基づく選定事業者を指定管理者として選定できるようにする必要があることから、第5条にその旨を追記する改正を行うものであります。  施行日につきましては、公布の日からでございます。  以上が議案第22号 小山市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正についての概要でございます。  続きまして、議案第23号 小山市事務分掌条例及び小山市職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の94ページをごらんください。本議案は、平成31年4月1日付で実施する行政組織機構の改編に伴い、本条例の一部を改正するため提案するものでございます。  95ページをごらんください。第1条の小山市事務分掌条例の一部改正につきましては、条例第1条及び第2条中、秘書広報課を秘書広報局に改め、第2条、秘書広報局の中に新たな分掌事務として、第3号に新規政策の企画調査に関することを加えるものでございます。  次の総合政策部につきましては、さきの議案第20号でご説明申し上げました文化財保護に関する事務の市長部局への移行に伴い、第4号を改正し、第5号に文化財の保護に関することを追加するものでございます。  96ページをごらんください。第2条、小山市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、新たに局長の職名を加えることに伴い、別表第2中、8級の職務に局長を追加するものでございます。  施行日は、平成31年4月1日でございます。  以上が議案第23号 小山市事務分掌条例及び小山市職員の給与に関する条例の一部改正についての概要でございます。  続きまして、議案第24号 小山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の97ページをごらんください。本議案は、学校教育法の改正等に伴い、条例の一部を改正するものでございます。  98ページをごらんください。第4条第2号及び第5条第1号の法の引用部分をそれぞれ改めるものでございます。  第4条第2号の改正規定は、平成31年4月1日、第5条第1号の改正規定は公布の日から施行しようとするものでございます。  以上が、議案第24号 小山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についての概要でございます。  続きまして、議案第30号 字の区域の変更及び町の区域の設定についてご説明申し上げます。議案書の126ページ、議案参考資料は1ページをごらんください。本議案は、小山栃木都市計画事業思川西部土地区画整理事業の換地処分に伴い、大字立木の区域の一部を変更し、土地区画整理事業実施後の形状に沿った合理的な町の区域に設定するものでございます。  内容といたしましては、議案書の127、128ページの変更調書のとおり、変更前の大字立木の区域を城西1丁目及び城西2丁目に変更するものでありまして、議案参考資料の2ページに示す施行前の大字立木の区域を、3ページに示す施行後の形状に変更するものでございます。  なお、この効力は、同事業の換地処分の日の翌日から発生するものであり、現時点で換地処分の日は本年9月23日を予定しております。  以上が議案第30号 字の区域の変更及び町の区域の設定についての概要でございます。  次に、議案第32号 財産の処分についてご説明申し上げます。議案書の131ページをお開きください。あわせて議案参考資料の8ページから10ページもごらんください。議案書の131ページですが、処分する不動産の表示は、小山市大字横倉新田字街道北362番11、地目は宅地、地積は5,136.12平方メートル、処分方法は土地売買契約による売却処分、処分先は栃木県宇都宮市大通り4丁目3番18号、グランディハウス株式会社、代表取締役、林裕朗氏、処分予定価格は1億1,010万円であります。  提案理由は、市の財源確保を目的とした財産の処分について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものであります。  以上が議案第32号 財産の処分についての概要でございます。  以上で総務部所管にかかわります議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小川亘議長 次に、議題のうち議案第2号ないし第6号、第15号、第16号及び第25号ないし第27号、以上10議案について当局の説明を求めます。  岡部市民生活部長。                  〔岡部初夫市民生活部長登壇〕 ◎岡部初夫市民生活部長 ただいま上程になっております議案のうち、市民生活部所管にかかわります7議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第2号 平成31年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算についてご説明申し上げます。別冊の予算書の177ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして、予算参考書は179ページから187ページとなっておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  それでは、予算書の177ページをごらんいただきたいと存じます。第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ171億8,100万円と定めようとするもので、前年度対比1.1%増、1億8,300万円の増額で編成いたしました。増額の主な要因は、歳出において県に納付する国民健康保険事業費納付金が医療費の増加及び消費税引き上げに伴う診療報酬の増改定により増額されたことや、被保険者数減少による保険給付費の減、国の交付金精算分の減により、歳入歳出ともに約1億8,300万円の増額となったものです。  また、第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、178ページの「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。  第2条は、一時借入金の限度額を規定したものでございまして、最高額を10億円とするものでございます。  第3条は、給料、職員手当等、共済費及び保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合、同一款内でこれらの経費を流用することができるよう定めたものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書に基づきましてご説明させていただきます。180ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、1款国民健康保険税は35億4,112万8,000円を計上いたしました。前年度対比15.4%減で、6億4,472万8,000円の減額であります。  2款一部負担金は、科目設置でございます。  3款使用料及び手数料は、160万1,000円を計上いたしました。  4款国庫支出金は、科目設置でございます。  5款県支出金は、117億8,999万4,000円を計上いたしました。制度改革により、市の医療費等については全額県から交付されることとなり、前年度対比2.4%増、2億7,453万6,000円の増額となっております。  6款財産収入は、275万9,000円を計上いたしました。主に国保財政調整基金の利子でございます。  7款繰入金は、17億9,026万9,000円を計上いたしました。主に一般会計からの法定繰入金と基金繰入金でございます。  8款繰越金は、2,957万6,000円を計上いたしました。  9款諸収入は、2,567万円を計上いたしました。これは、国民健康保険税の延滞金、交通事故等による第三者納付金、不当利得返還金でございます。  181ページをごらんいただきたいと存じます。次に、歳出でございますが、1款総務費は2億8,390万4,000円を計上いたしました。主に、保険証の更新費用、共同電算処理事業委託料、システム改修費、国保連合会負担金、賦課徴収費、職員給与費でございます。  2款保険給付費は、115億7,502万6,000円を計上いたしました。従来の実績や平成30年度の実績見込みをもとに算出しまして、1億704万7,000円の減額となっております。詳細につきましては、予算参考書の186ページに算出根拠等を記載してございますので、まことに恐れ入りますが、後ほどごらんいただきたいと存じます。  3款国民健康保険事業費納付金は、栃木県に納付するものでございます。小山市におきましては、12月に県から示された概算額である50億9,841万円を計上いたしました。前年度対比9.1%増で、4億2,699万8,000円の増額であります。  4款財政安定化基金拠出金は、科目設置でございます。災害等により栃木県財政安定化基金を活用した場合の償還金でございます。  5款保健事業費は、1億5,238万8,000円を計上いたしました。主に被保険者の健康増進、医療費の抑制のために行う事業でございます。  6款積立金は、275万8,000円を計上いたしました。国民健康保険財政調整基金及び高額療養費資金貸付基金の利子積み立てでございます。  7款公債費は、科目設置でございます。  8款諸支出金は、4,851万2,000円を計上いたしました。主に過年度の国保税の過誤納付に対する還付金や前年度の普通交付金に係る返還金を計上しています。  9款予備費は、2,000万円を計上いたしました。前年度と同額でございます。  以上が議案第2号 平成31年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算についての概要でございます。  次に、議案第4号 平成31年度小山市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。別冊の予算書の241ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして、予算参考書は191ページとなっておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  それでは、予算書の241ページをごらんいただきたいと存じます。第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億1,500万円と定めようとするもので、前年度対比1.9%増、3,140万円の増額で編成いたしました。  また、第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、242ページの「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。  第2条は、一時借入金の限度額を規定したものでありまして、最高額を1,000万円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書に基づきましてご説明させていただきます。243ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料は12億8,209万5,000円を計上いたしました。前年度対比4.1%増で5,033万5,000円の増額でございます。  2款使用料及び手数料は、5万1,000円を計上いたしました。主に督促手数料で、前年度と同額でございます。  3款寄附金は、科目設置でございます。  4款繰入金は、3億6,830万1,000円を計上いたしました。主に、保険基盤安定繰入金及び職員給与費、事務費等の一般会計からの繰入金でございます。  5款繰越金は、205万3,000円を計上いたしました。  6款諸収入は、6,249万9,000円を計上いたしました。主に後期高齢者健診事業負担金で、栃木県後期高齢者医療広域連合からの負担金でございます。  次に、歳出でございますが、1款総務費は6,272万8,000円を計上いたしました。主に人件費や徴収費等の事務費でございます。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、15億7,198万6,000円を計上いたしました。主に保険料納付金及び保険基盤安定制度負担金で、歳出予算の約92%を占めるものでございます。  3款後期高齢者健診事業費は、7,423万3,000円を計上いたしました。  4款諸支出金は、605万3,000円を計上いたしました。主に保険料還付金と前年度高齢者医療制度円滑運営事業費補助金に係る返還金でございます。  以上が議案第4号 平成31年度小山市後期高齢者医療特別会計予算についての概要でございます。  続きまして、議案第6号 平成31年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の265ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして予算参考書は192ページとなっておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  それでは、予算書の265ページをごらんいただきたいと存じます。第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,390万円と定めようとするもので、前年度対比33.2%減、180万円の減額で編成いたしました。  また、第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、266ページの「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。  第2条は、一時借入金の限度額を規定したものでありまして、最高額を500万円とするものでございます。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書に基づきましてご説明させていただきます。予算書の268ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、1款使用料及び手数料は5,353万2,000円を計上いたしました。これは、墓地分譲の使用料及び管理料の見込み額でございます。  2款繰越金は、36万7,000円を計上いたしました。これは、前年度からの繰越金の見込み額で、前年度対比85.9%減で223万2,000円の減額となっております。  3款諸収入は、科目設置でございます。  270ページをごらんいただきたいと存じます。次に、歳出でございますが、1款総務費は3,514万8,000円を計上いたしました。主に芝生の管理や墓園管理の委託料2,962万4,000円及び一般事務費でございまして、前年度対比16.8%減、708万9,000円の減額となっております。  2款墓園整備事業費は、24万2,000円を計上いたしました。これは、墓園やすらぎの森審議会に関する経費でございまして、前年度と同額でございます。  3款公債費は、1,751万円を計上いたしました。これは、市債の元利償還金でございまして、前年度対比43.3%増、528万9,000円の増額となっております。  4款予備費は、100万円でございます。  以上が議案第6号 平成31年度小山市墓園やすらぎの森事業特別会計予算についての概要でございます。  次に、議案第15号 平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。議案書の31ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、第1条第1項に規定いたしましたとおり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,996万5,000円を増額いたしまして、歳入歳出予算それぞれ170億4,796万5,000円と定めようとするものであります。  また、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、32ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでありますが、詳細につきましては歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。  それでは、33ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、4款2項1目災害臨時特例補助金122万8,000円の増額は、福島第一原発警戒区域等の被災者に係る災害臨時特例補助金でございます。  次に、8款1項1目一般会計繰入金1,992万3,000円の増額は、繰入額の確定に伴い、保険基盤安定繰入金を増額し、事務費繰入金、国保財政安定化支援事業繰入金、地方単独事業による医療費波及増分繰入金をそれぞれ減額するものでございます。  次に、9款1項2目繰越金2,881万4,000円の増額は、前年度からの繰越金でございます。  35ページをお開きいただきたいと存じます。次に、歳出でございますが、3款2項1目一般被保険者後期高齢者支援金分1,009万5,000円の増額は、納付金額の確定により増額するものでございます。  次に、8款1項1目一般被保険者保険税還付金100万円の増額は、国民健康保険税の還付額の増額を見込み、増額するものでございます。  次に、8款1項3目償還金の3,887万円の増額は、国民健康保険療養給付費等負担金精算金の額が確定したため、増額するものでございます。  以上が議案第15号 平成30年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)の概要でございます。  次に、議案第25号 小山市公共自転車駐車場条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書100ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は、小山市が設置する公共駐輪場のうち、小山中央公共駐輪場の使用料に6カ月及び1年の定期使用料及び学生の区分を追加設定するとともに、全ての公共駐輪場に3カ月の定期使用料の区分を追加設定することに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、提案するものでございます。  改正の内容といたしましては、議案書101ページから104ページまでのとおりでございまして、使用の種別を規定しました第4条第1項は、定期使用の単位を1月、3月、6月または1年にするもので、同条第2項は一時使用の定義を定期使用以外の使用に改めるものでございます。  使用料の額の改正は、103ページ及び104ページの別表第2の下線部分でございます。小山中央公共駐輪場は、ゲート管理システムの使用により、定期使用の区分が1カ月のみの設定でありましたが、平成30年10月に当該システムを入れかえたことにより、他の公共駐輪場と同様に6カ月及び1年の区分並びに学生の区分を追加設定するものでございます。また、定期利用者の選択肢を広げるため、全ての公共駐輪場に3カ月の定期使用の区分を追加設定しようとするものでございます。  区分の追加設定に係る使用料の額につきましては、小山市使用料手数料審議会より答申を受けたものでございます。  なお、本条例は、平成31年6月1日から施行するものでございます。  以上が議案第25号 小山市公共自転車駐車場条例の一部改正についての概要でございます。  続きまして、議案第26号 小山市有墓地設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書105ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は、条例で示されております墓地の所在、地積、所有者、土地登記事項等の錯誤を修正することに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、提案するものでございます。  改正の内容といたしましては、議案書106ページから117ページまでのとおりでございまして、錯誤事由の1つ目として、所在錯誤及び地積錯誤が判明した市有墓地が60筆、2つ目として所有者が小山市でなく、宗教法人等のため削除となる墓地が28筆、3つ目として小山市有であることが判明し、追加となる墓地が63筆であり、これに関連しまして従前の所在のため削除となる墓地が12筆、4つ目として土地登記がない墓地及び土地登記が既に閉鎖されているため削除となる墓地が16筆ございまして、それぞれの錯誤事由のとおり、所要を改正をするものでございます。  なお、本条例は、公布の日から施行するものでございます。  以上が議案第26号 小山市有墓地設置条例の一部改正についての概要でございます。  次に、議案第27号 小山市手数料条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の118ページをお開きいただきたいと存じます。本議案は、住民票の写し等の証明書コンビニ交付の利用促進及びマイナンバーカードの取得促進を図るため、コンビニ交付の場合の交付手数料を減額する期間を延長することに伴い、条例の一部に所要の改正をするため、提案するものでございます。  改正の内容といたしましては、議案書119ページのとおりでございまして、マイナンバーカードの交付を受けた者がマイナンバーカードを用いてコンビニ等に設置してある多機能端末機を使用して住民票の写し等の証明書を申請した場合の手数料を減額する期間について、平成30年4月1日から平成31年3月31日までとしていたものの終期を1年間延長し、平成32年3月31日までとするものでございます。  以上が議案第27号 小山市手数料条例の一部改正についての概要でございます。  以上で市民生活部所管にかかわります7議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小川亘議長 次に、新村保健福祉部長。                  〔新村利昭保健福祉部長登壇〕 ◎新村利昭保健福祉部長 ただいま上程になっております議案のうち、保健福祉部所管にかかわります3議案についてご説明を申し上げます。  初めに、議案第3号 平成31年度小山市介護保険特別会計予算についてご説明を申し上げます。議案書は、別冊、平成31年度小山市予算書の203ページからでございます。平成31年度は、第7期介護保険事業計画期間の2年目に当たり、本来大規模な制度改正は行われない年になりますが、10月に消費税増税が実施されることを受け、介護保険制度におきましても介護報酬改定及び公費による低所得者に対する保険料軽減の強化といった制度改正が予定されております。このような状況から、平成31年度の予算は従来の実績や第7期事業計画の見込みに加え、消費税増税を契機とした制度改正を踏まえた予算編成となっております。  予算書の203ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ110億7,900万円、前年度比1.0%の増でございます。  また、第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、204ページの「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。  第2条は、債務負担行為を規定したものであり、債務を負担することができる事項、期間及び限度額につきましては、206ページの「第2表 債務負担行為」によるものでございます。  第3条は、一時借入金の制限額を規定したものであり、最高額を10億円とするものでございます。  第4条は、給料、職員手当、保険給付費等に過不足を生じた場合、同一款内で流用することができるよう定めたものでございます。  208ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。この明細書に基づきましてご説明を申し上げます。  210ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者保険料としまして30億6,550万4,000円を見込み、計上いたしました。前年度より7,548万3,000円の増額となりますが、これは第1号被保険者数の増加を約3.6%の伸びで推計したことによる増でございます。  2款分担金及び負担金は、科目設置でございます。  3款使用料及び手数料の10万1,000円は、第1号被保険者保険料の督促手数料等を見込み、計上したものでございます。  4款国庫支出金の21億1,758万8,000円は、介護給付費負担金や調整交付金、地域支援事業交付金等を見込み、計上したものでございます。  5款支払基金交付金の26億9,945万7,000円は、40歳から64歳の第2号被保険者保険料で、保険給付費等の約27%を社会保険診療報酬支払基金からの交付金として見込み、計上したものでございます。  6款県支出金の14億6,915万5,000円は、介護給付費負担金や地域支援事業交付金として県から負担されるものを計上したものでございます。  212ページをお開きいただきたいと存じます。7款財産収入と8款寄附金は、科目設置でございます。  9款繰入金の17億635万円は、介護給付費繰入金12億105万4,000円、職員給与等のその他一般会計繰入金3億3,128万1,000円等を計上したものでございます。  214ページをお開きいただきたいと存じます。10款繰越金の2,050万1,000円は、前年度からの繰越金として計上したものでございます。  11款市債は、科目設置でございます。  12款諸収入の33万9,000円は、第1号被保険者延滞金等を計上したものでございます。  次に、歳出についてご説明を申し上げます。216ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費の3億3,184万8,000円は、主に人件費や要介護認定に要する費用、介護保険事業運営に要する事務費等を計上したものでございます。  218ページをお開きいただきたいと存じます。2款保険給付費の96億843万1,000円は、前年度より2,319万7,000円、0.2%の増であり、従来の実績や第7期事業計画における実績見込みをもとに算出し、計上したものでございます。  226ページをお開きいただきたいと存じます。3款財政安定化基金拠出金は、科目設置でございます。  228ページをお開きいただきたいと存じます。4款基金積立金の4億8,728万9,000円は、介護保険給付基金積立金として計上したものでございます。  5款地域支援事業費の6億2,481万9,000円は、介護予防・生活支援サービス事業の実施や認知症総合支援事業の推進、生活支援体制整備事業の実施など、高齢者の地域での生活を支援することを目的とした事業費を計上したものでございます。  234ページをお開きいただきたいと存じます。6款公債費の2,000円は、科目設置でございます。  7款諸支出金の2,561万円は、第1号被保険者の保険料還付金や前年度の介護給付費負担金の償還金等を見込み、計上したものでございます。  236ページをお開きいただきたいと存じます。8款予備費は、100万円を計上いたしました。  以上が平成31年度小山市介護保険特別会計予算の概要でございます。  次に、議案第5号 平成31年度小山市病院事業債管理事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。別冊となっております予算書の255ページをごらんください。また、あわせて予算参考書の192ページをご参照いただきたいと存じます。  本予算は、地方独立行政法人法の規定により、地方独立行政法人は地方債を直接借り入れることができず、設立団体である小山市からの長期借入金のみ認められていることから、市が新小山市民病院と借り入れ先である金融機関との仲立ちを行うために編成するものでございます。  まず、第1条ですが、第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億4,300万円とするものであり、前年度と比較しますと7.3%の増となるものでございます。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、256ページの「第1表 歳入歳出予算」のとおりでありますが、詳細につきましては別途ご説明を申し上げます。  第2条、地方債につきましては、257ページの「第2表 地方債」のとおり、医療機械器具整備事業に係るものでございます。内容は、それぞれ記載のとおりでございます。  第3条、一時借入金につきましては、一時借入金の歳入の限度額を規定したものであり、最高額を3億円とするものでございます。  続きまして、260ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。まず、歳入でございますが、1款1項1目貸付金元利収入の6億9,300万円は、平成30年度までの貸付金に対する新小山市民病院からの返済金でございます。  2款1項1目病院事業債の1億5,000万円は、新小山市民病院が行う医療機械器具整備事業の財源として借り入れるものでございます。  次に、歳出につきましてご説明を申し上げます。262ページをお開きいただきたいと存じます。1款1項1目貸付金の1億5,000万円は、新小山市民病院の医療機械器具整備事業の資金として借り入れた地方債を新小山市民病院にそのまま貸し付けるものでございます。  2款公債費6億9,300万円は、新小山市民病院から返済された貸付金元利収入をそのまま地方債の償還として支出するものでございまして、内訳につきましては1項1目元金6億6,660万1,000円と2目利子2,639万9,000円でございます。  以上が平成31年度小山市病院事業債管理事業特別会計予算の概要でございます。  次に、議案第16号 平成30年度小山市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。議案書の39ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正予算は、主に保険給付費の増加に伴う増額補正及び過年度償還金の増加に伴う増額補正でございます。  第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,523万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ111億5,772万6,000円にしようとするものでございます。  各款各項の補正につきましては、40ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明を申し上げます。  続きまして、41ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明を申し上げます。まず、歳入でございますが、4款1項1目介護給付費負担金2,275万円の増額は、保険給付費の増加に伴い、国の費用負担が増加することによる法定負担金の増額でございます。  5款1項1目介護給付費交付金3,645万円の増額は、保険給付費の増加に伴い、社会保険診療報酬支払基金の費用負担が増加することによる法定負担金の増額でございます。  6款1項1目介護給付費負担金2,112万5,000円の増額は、保険給付費の増額に伴い、県の費用負担が増加することによる法定負担金の増額でございます。  9款1項1目介護給付費繰入金1,687万5,000円の増額は、保険給付費の増加に伴い、市の費用負担が増加することによる繰入金の増額でございます。  9款2項1目介護保険給付基金繰入金3,523万3,000円の増額は、今回増額補正した介護保険給付費に対し、第1号被保険者保険料に不足が生じるため、その不足分を小山市の介護保険給付基金から繰り入れをするものでございます。  10款1項1目繰越金356万7,000円の増額は、過年度保険料の還付未済金を繰越金から還付するため増額するものでございます。  12款2項4目雑入923万9,000円の増額は、介護用品支給事業過年度返還金でございます。  次に、歳出についてご説明を申し上げます。43ページをお開きいただきたいと存じます。2款1項1目居宅介護サービス等給付費1億1,000万円の増額につきましては、当初の見込みより給付費の伸びが上回ることによる増額補正でございます。  2款1項3目地域密着型介護サービス給付費5,000万円の減額につきましては、当初の見込みより給付費の伸びが下回ることによる減額補正でございます。  2款1項5目施設介護サービス給付費8,500万円の増額につきましては、当初の見込みより給付費の伸びが上回ることによる増額補正でございます。  2款2項1目介護予防サービス給付費1,000万円の減額につきましては、当初の見込みより給付費の伸びが下回ることによる減額補正でございます。  7款1項1目第1号被保険者保険料還付金100万円の増額につきましては、介護保険料の過年度還付金が当初の見込みより上回ることによる増額補正でございます。  7款1項2目償還金923万9,000円につきましては、過年度法定負担金の償還金でございます。  以上が平成30年度小山市介護保険特別会計補正予算(第3号)の概要でございます。  以上が保健福祉部所管の3議案の概要でございます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○小川亘議長 この際、暫時休憩いたします。                                      (午前11時58分) ○小川亘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 零時59分) ○小川亘議長 引き続き議案に対する当局の説明を求めます。  議題のうち、議案第7号ないし第10号、第17号、第18号、第21号、第28号及び第31号、以上9議案について当局の説明を求めます。  加藤産業観光部長。                  〔加藤賢一産業観光部長登壇〕 ◎加藤賢一産業観光部長 ただいま上程になりました議案のうち、産業観光部所管にかかわります8議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第7号 平成31年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計予算についてご説明申し上げます。別冊となっております、平成31年度小山市予算書の275ページをお開きいただきたいと存じます。予算参考書は90ページ及び193ページでございます。  それでは、予算書275ページ、平成31年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計予算をごらんいただきたいと存じます。第1条第1項は、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,460万円とするものです。  第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、276ページ、「第1表 歳入歳出予算」のとおりでありますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  第2条は、一時借入金の限度額を規定したものであり、最高額を200万円とするものです。  277ページの歳入歳出予算事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金は、1,536万2,000円を計上いたしました。これは、栃木県南地方卸売市場の管理事務に係る栃木市、下野市、壬生町及び野木町の負担金であります。  2款使用料及び手数料は、205万8,000円を計上いたしました。これは、関連事業者の水道使用料と滞納繰り越し分使用料であります。  3款財産収入は、155万5,000円を計上いたしました。これは、関連事業者の施設使用料と栃木県南地方卸売市場施設修繕基金5,000万円に係る利子でございます。  4款繰入金は、3,561万9,000円を計上いたしました。これは、小山市負担分を一般会計から繰り入れするものであります。  5款繰越金は、1,000円を計上いたしました。これは、平成30年度の繰越金であります。  6款諸収入は、5,000円を計上いたしました。これは、歳計外現金の利子でございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、5,360万円を計上いたしました。これは、栃木県南地方卸売市場に関する事務を行う職員の人件費、事務費及び施設管理費でございます。  2款予備費は、100万円を計上いたしました。  以上が議案第7号 平成31年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計予算についての概要でございます。  続きまして、議案第8号 平成31年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計予算についてご説明申し上げます。別冊となっております予算書の287ページをお開きいただきたいと存じます。予算参考書は91ページ及び193ページでございます。  それでは、予算書287ページ、第1条第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,770万円、前年度対比19.3%、770万円の増額とするものです。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、288ページ、「第1表 歳入歳出予算」のとおりでありますが、詳細については別途ご説明申し上げます。  第2条は、一時借入金の限度額を規定したものであり、最高額を前年度同額の200万円といたしました。  289ページの歳入歳出予算事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  まず、歳入でありますが、1款分担金及び負担金は587万8,000円を計上いたしまして、103万4,000円の増額でございます。これは、荒川排水機場及び与良川排水機場の維持管理に係る栃木市と野木町の分担金であります。  2款繰入金は、4,082万1,000円を計上いたしまして、666万6,000円の増額でございます。小山市負担分80%相当額を含みます、一般会計からの繰入金であります。  3款繰越金は、100万円を計上いたしました。  4款諸収入は、1,000円を計上いたしました。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。1款荒川排水機場費は、1,020万円を計上いたしまして、195万円の増額でございます。これは、荒川排水機場に係る管理運営費であります。  2款与良川排水機場費は、2,590万円を計上いたしまして、313万4,000円の増額でございます。与良川第1及び第2排水機場に係る管理運営費であります。  3款塩沢排水機場費は、1,130万円を計上いたしまして、261万6,000円の増額でございます。塩沢排水機場に係る管理運営費であります。  4款予備費は、前年度と同額の30万円を計上いたしました。  以上が議案第8号 平成31年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計予算についての概要であります。  続きまして、議案第9号 平成31年度小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計予算についてご説明申し上げます。別冊となっております予算書の295ページをお開きいただきたいと存じます。予算参考書は91ページ及び194ページでございます。  それでは、第1条第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億9,540万円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、296ページ、「第1表 歳入歳出予算」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  第2条の地方債につきましても別途ご説明申し上げます。  第3条は、一時借入金の限度額を規定したものであり、最高額を3億円といたしました。  297ページをお開きいただきたいと存じます。「第2表 地方債」でございます。内容は、記載をいたしましたとおりでございます。  298ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  まず、歳入でございますが、1款繰入金は9,240万円を計上いたしました。  2款市債は、1億300万円を計上いたしました。  続きまして、299ページ、歳出についてご説明申し上げます。1款工業団地造成事業費は、1億9,000万円を計上いたしました。  2款公債費は、起債利子償還金として540万円を計上いたしました。  以上が議案第9号 平成31年度小山市小山東部第二工業団地造成事業特別会計予算についての概要でございます。  次に、議案第10号 平成31年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算についてご説明申し上げます。別冊となっております予算書の305ページをお開きいただきたいと存じます。予算参考書は92ページ及び194ページでございます。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億9,790万円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、306ページ、「第1表 歳入歳出予算」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  第2条の地方債につきましても、別途ご説明申し上げます。  第3条は、一時借入金の限度額を規定したものであり、最高額を1億8,200万円といたしました。  307ページをお開きいただきたいと存じます。「第2表 地方債」でございます。記載をいたしましたとおりでございます。  308ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  まず、歳入でございますが、1款繰入金は9,640万円を計上いたしました。  2款市債は、4億150万円を計上いたしました。  続きまして、309ページ、歳出についてご説明申し上げます。1款工業団地造成事業費は、4億9,037万9,000円を計上いたしました。  2款公債費は、起債利子の償還金として752万1,000円を計上いたしました。  以上が議案第10号 平成31年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計予算についての概要でございます。  続きまして、議案第17号 平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。議案書は47ページから52ページでございます。  議案書の47ページをごらんいただきたいと存じます。第1条第1項は、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ985万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,554万5,000円とするものです。  第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、48ページ「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでありますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  49ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款分担金及び負担金300万7,000円の減額は、総務管理費及び施設管理費の額の確定、平成29年度繰越金の額の確定による減額であります。  4款繰入金855万円の減額は、総務管理費及び施設管理費の額の確定、平成29年度繰越金の額の確定による減額であります。  5款繰越金170万2,000円の増額は、平成29年度栃木県南地方卸売市場特別会計の額の確定による増額であります。  続きまして、51ページ、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費985万5,000円の減額は、1項総務管理費の額の確定510万1,000円の減額と、2項施設管理費の額の確定475万4,000円の減額によるものです。  以上が議案第17号 平成30年度小山市栃木県南地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)についての概要でございます。  続きまして、議案第18号 平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。今回の補正予算は、主に埋蔵文化財発掘調査が必要になったことに伴う事業費の減額補正でございます。  議案書の53ページをごらんいただきたいと存じます。第1条第1項、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億6,900万円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,860万円にしようとするものでございます。  各款各項の補正額につきましては、54ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでありますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  56ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をお開きいただきたいと存じます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  まず、歳入でありますが、2款1項1目工業団地造成事業債2億6,900万円の減額は、工業団地造成事業費の確定による減額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。58ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項1目工業団地造成事業費2億6,900万円の減額は、埋蔵文化財発掘調査が必要になったことに伴う委託料及び工事請負費の減額補正でございます。  以上が議案第18号 平成30年度小山市テクノパーク小山南部造成事業特別会計補正予算(第1号)についての概要でございます。  続きまして、議案第21号 小山市本場結城紬振興施設の設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の89ページをごらんいただきたいと存じます。本議案につきましては、本市の代表的な伝統工芸品である本場結城紬の生産に係る産業の復興及び振興に資するため、桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさと及びおやま本場結城紬クラフト館をあわせて小山市本場結城紬振興施設と位置づけ、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、設置及び管理に関し条例を制定するものでございます。  主な内容につきましては、90ページ、第2条に施設の名称及び位置、第3条に施設が行う事業、第4条に施設の入館料を無料とすることを定めております。  以上が議案第21号 小山市本場結城紬振興施設の設置及び管理に関する条例の制定についての概要でございます。  続きまして、議案第28号 小山市営土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の120ページをごらんいただきたいと存じます。本議案は、平成30年6月8日に土地改良法の一部を改正する法律が公布され、平成31年4月1日に施行されることに伴い、小山市営土地改良事業分担金等徴収条例で引用している土地改良法の規定が改正され、引用条文の条ずれが生じたため、条例の一部に所要の改正をするものです。  改正案文については、議案書の121ページから122ページをごらんください。今回の土地改良法の一部改正では、土地改良法第36条の次に、施設管理事務組合に対し、当該土地改良施設の管理への協力を求めることができる旨の条文が追加されたことによりまして、第36条の2以降の条が1つずつずれることに伴い、本条例第1条及び第7条で引用している項の条項番号を「法第36条の2第1項」から「法第36条の3第1項」に改めるものです。  また、本条例の第1条、第2条、第3条、第6条、第7条、別表について、今回の条例改正にあわせて文言の整理及び法との整合を図り、内容を明確化するため改正するものです。  以上が議案第28号 小山市営土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正についての概要でございます。  以上で産業観光部所管にかかわります8議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小川亘議長 次に、添野教育部長。                  〔添野雅夫教育部長登壇〕 ◎添野雅夫教育部長 ただいま上程になっております議案のうち、教育委員会所管にかかわります議案第31号 小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約の締結についてご説明申し上げます。  議案書の129ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして議案参考資料4ページから7ページまでをご参照いただきたいと存じます。本議案は、小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、提案するものでございます。  内容でございますが、契約の目的は小山市立体育館整備及び運営事業で、契約の期間は契約締結日から2037年3月31日まで、契約の代金額は59億3,447万6,884円でございます。契約の相手方は、栃木県小山市駅南町4丁目28番7号、思川PFIパートナーズ株式会社で、代表企業は栃木県宇都宮市不動前1丁目3番14号、北関東綜合警備保障株式会社、代表取締役、青木靖典氏でございます。構成員は、栃木県小山市城山町1丁目3番26号、株式会社板橋組、代表取締役、齊藤純夫氏、栃木県小山市大字飯塚484番地、株式会社斉藤組、代表取締役、斎藤和実氏、栃木県小山市大字横倉新田172番地28、株式会社保坂建築事務所、代表取締役、保坂弘氏、大阪市中央区北浜4丁目1番23号、美津濃株式会社、代表取締役、水野明人氏、栃木県宇都宮市京町11番地1、株式会社極東体育施設、代表取締役、巻嶋貴雄氏、東京都港区芝5丁目33番1号、フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社、代表取締役、松村力氏でございます。  なお、施設整備の工期につきましては、2021年4月30日までを予定しており、開館につきましては同年7月1日を予定しております。  以上が議案第31号 小山市立体育館整備及び運営事業の事業契約の締結についての概要でございます。  以上で教育委員会所管にかかわります議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○小川亘議長 次に、議題のうち議案第11号ないし第13号、第19号及び第29号、以上5議案について当局の説明を求めます。  武関建設水道部長。                  〔武関英男建設水道部長登壇〕 ◎武関英男建設水道部長 ただいま上程になっております議案のうち、建設水道部所管にかかわります5議案につきましてご説明申し上げます。  初めに、議案第11号 平成31年度小山市公共用地先行取得事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。別冊になっております平成31年度小山市予算書によりましてご説明申し上げます。予算書の315ページをお開きいただき、あわせて予算参考書の92ページをご参照いただきたいと存じます。  第1条第1項でございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ910万円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、316ページの「第1表 歳入歳出予算」のとおりでございます。  第2条は、一時借入金の借り入れ限度額を規定したもので、最高額を300万円とするものでございます。  次に、317ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。初めに、歳入でございますが、1款繰入金は909万8,000円を計上いたしました。これは、一般会計からの繰入金でございます。  2款繰越金及び3款諸収入は、科目設置でございます。  次に、歳出でございますが、1款公共用地先行取得費1,000円は科目設置でございます。  2款公債費は、909万9,000円を計上いたしました。これは、公共用地先行取得事業債の元金と利子の償還金でございます。  以上が議案第11号 平成31年度小山市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要でございます。  次に、議案第12号 平成31年度小山市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書の323ページをお開きいただき、あわせて予算参考書の196ページから202ページをご参照いただきたいと存じます。  第1条でございますが、平成31年度小山市水道事業会計予算につきまして定めるものでございます。  第2条は、業務の予定量を次のとおりとするものでございます。(1)、給水戸数は、家事用給水メーター6万700戸を見込むもので、前年度に比べ1,400戸、2.4%の増でございます。  (2)、年間総給水量は1,468万6,000立方メートルを見込むもので、前年度に比べ42万4,000立方メートル、3%の増でございます。  (3)、1日平均給水量は4万230立方メートルを見込むもので、前年度に比べ1,160立方メートル、3%の増でございます。  (4)、主な建設事業は、配水設備拡張事業で4億4,500万円を計上いたしました。これは、配水管の新設工事及びふくそう管等の整備工事でございます。  配水設備改良事業は、3億2,900万円を計上いたしました。これは、配水管布設がえ工事でございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。  初めに、収入でございますが、第1款水道事業収益は30億1,756万2,000円を計上いたしました。前年度に比べ、額で2,460万6,000円、率で0.8%の増額でございます。  第1項営業収益は、28億9,052万6,000円を計上いたしました。これは、水道使用料、加入金及び他会計負担金等でございます。  第2項営業外収益は、1億2,703万4,000円を計上いたしました。これは、構築物、ダム使用権の長期前受金戻入等でございます。  第3項特別利益2,000円は、固定資産売却益及び過年度損益修正益の科目設置でございます。  次に、支出でございますが、第1款水道事業費用は24億6,892万6,000円を計上いたしました。前年度に比べ、額で6,811万2,000円、率で2.7%の減額でございます。  第1項営業費用は、22億379万円を計上いたしました。これは、水道事業の経営に係る施設及び設備の維持管理並びに事業全体の管理運営に係る費用でございます。  第2項営業外費用は、2億4,513万5,000円を計上いたしました。これは、企業債の支払利息並びに消費税及び地方消費税でございます。  第3項特別損失は、1,000万1,000円を計上いたしました。これは、過年度損益修正損でございます。  第4項予備費は、1,000万円を計上いたしました。  次に、324ページをお開きいただきたいと存じます。第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。  初めに、収入でございますが、第1款資本的収入は2,088万1,000円を計上いたしました。前年度に比べ、額で1,444万3,000円、率で40.9%の減額でございます。  第1項企業債は、科目設置でございます。  第2項出資金は、1,637万6,000円を計上いたしました。これは、配水管の新設及び思川開発事業に伴う一般会計出資金でございます。  第3項負担金は、450万1,000円を計上いたしました。これは、配水管及び消火栓の新設に伴う負担金等でございます。  第4項補助金、第5項固定資産売却代金及び第6項他会計貸付金返還金は、科目設置でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出は12億4,955万5,000円を計上いたしました。前年度に比べ、額で2億3,807万4,000円、率で23.5%の増額でございます。  第1項建設改良費は、8億898万9,000円を計上いたしました。これは、配水管の新設、改良、メーターの購入及び思川開発関連事業等の負担金等でございます。  第2項企業債償還金は、4億4,056万4,000円を計上いたしました。これは、企業債の元利償還金でございます。  第3項国庫補助金償還金及び第4項他会計貸付金は、科目の設置でございます。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億2,867万4,000円につきましては、内部留保資金等により補填するものでございます。  第5条は、一時借入金の借り入れ限度額を5億円と定めるものでございます。  第6条は、予定支出の各項の経費の金額の流用につきまして、流用ができる場合は営業費用と営業外費用との間と定めるものでございます。  次に、325ページをごらんいただきたいと存じます。第7条は、職員給与費1億8,078万9,000円を議会の議決を経なければ流用することのできない経費と定めるものでございます。  第8条は、棚卸資産の購入限度額を3,500万円と定めるものでございます。  なお、326ページから341ページまで、予算に関する説明書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第12号 平成31年度小山市水道事業会計予算の概要でございます。  次に、議案第13号 平成31年度小山市下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。公共下水道事業特別会計及び農業集落排水処理事業特別会計は、平成31年度より地方公営企業法を適用することに伴い、複式簿記による企業会計に移行しました。  恐れ入りますが、予算書の343ページをお開きいただき、あわせて予算参考書の203ページから212ページをご参照いただきたいと存じます。  第1条でございますが、平成31年度小山市下水道事業会計予算につきまして定めるものでございます。  第2条は、業務の予定量を次のとおりするものでございます。(1)は、接続戸数は5万3,700戸を見込むものでございます。  (2)は、年間総処理水量としまして1,495万3,000立方メートルを見込むものでございます。  (3)は、1日平均処理水量としまして4万970立方メートルを見込むものでございます。  (4)は、主な建設改良事業でございますが、公共下水道汚水管渠建設事業費は3億7,320万円を計上いたしました。これは、主に小山、扶桑、思川処理区の汚水事業費でございます。  公共下水道処理場建設事業は、4億5,384万円を計上いたしました。これは、小山水処理センター施設改築事業費でございます。  雨水施設建設事業は、6億6,606万8,000円を計上いたしました。これは、横倉第二排水区、大行寺排水区の雨水事業費でございます。  流域下水道建設事業は、4,140万5,000円を計上いたしました。これは、栃木県への流域下水道建設費負担金でございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。初めに、収入でございますが、第1款公共下水道事業収益は40億4,749万1,000円を計上いたしました。  第1項営業収益は、20億2,060万3,000円を計上いたしました。これは、使用料及び他会計負担金等でございます。  第2項営業外収益は、20億2,688万8,000円を計上いたしました。これは、他会計負担金、他会計補助金及び固定資産にかかわる長期前受金戻入等でございます。  第2款農業集落排水事業収益は、7億2,098万1,000円を計上いたしました。  第1項営業収益は、1億116万8,000円を計上いたしました。これは、使用料等でございます。  第2項営業外収益は、6億1,981万3,000円を計上いたしました。これは、他会計負担金、他会計補助金及び固定資産にかかわる長期前受金戻入等でございます。  次に、支出でございますが、第1款公共下水道事業費用は37億5,147万7,000円を計上いたしました。  第1項営業費用は、32億6,310万4,000円を計上いたしました。これは、公共下水道事業の経営にかかわる施設及び設備の維持管理並びに事業全体の管理運営に係る費用でございます。  第2項営業外費用は、4億6,751万5,000円を計上いたしました。これは、企業債の支払利息並びに消費税及び地方消費税でございます。  第3項特別損失は、1,085万8,000円を計上いたしました。これは、企業会計適用初年度にかかわる貸倒損失及びその他特別損失でございます。  第4項予備費は、1,000万円を計上いたしました。  次に、344ページをお開きいただきたいと存じます。第2款農業集落排水事業費用は7億2,785万6,000円を計上いたしました。  第1項営業費用は、6億1,358万7,000円を計上いたしました。これは、農業集落排水事業の経営にかかわる施設及び設備の維持管理並びに事業全体の管理運営にかかわる費用でございます。  第2項営業外費用は、1億1,182万円を計上いたしました。これは、企業債の支払利息並びに消費税及び地方消費税でございます。  第3項特別損失は、214万9,000円を計上いたしました。これは、企業会計適用初年度にかかわる貸倒損失及びその他の特別損失でございます。  第4項予備費は30万円を計上いたしました。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたものでございます。初めに、収入でございますが、第1款公共下水道事業資本的収入は24億935万6,000円を計上いたしました。  第1項企業債は、16億2,610万円を計上いたしました。  第2項負担金等は、1億5,952万3,000円を計上いたしました。これは、主に他会計負担金並びに公共下水道事業受益者負担金及び分担金でございます。  第3項補助金は、6億1,998万4,000円を計上いたしました。これは、公共下水道建設改良事業にかかわる国庫補助金等でございます。  第4項長期貸付金償還金は、374万9,000円を計上いたしました。これは、水洗便所改造資金貸付金の償還金でございます。  第2款農業集落排水事業資本的収入は、1億3,870万円を計上いたしました。  第1項企業債は、1億2,620万円を計上いたしました。  第2項負担金等は、450万円を計上いたしました。これは、他会計負担金並びに農業集落排水事業受益者負担金等でございます。  第3項補助金は、800万円を計上いたしました。これは、最適整備構想策定にかかわる国庫補助金でございます。  次に、支出でございますが、第1款公共下水道事業資本的支出は38億1,270万2,000円を計上いたしました。  第1項建設改良費は、16億3,237万9,000円を計上いたしました。これは、汚水管渠整備事業、水処理センター施設改築事業、雨水施設整備事業、流域下水道建設負担金等でございます。  第2項企業債償還金は、21億7,432万3,000円を計上いたしました。これは、企業債の元金償還金でございます。  第3項長期貸付金は、600万円を計上いたしました。これは、水洗便所改造資金貸付金でございます。  第2款農業集落排水事業資本的支出は、3億5,404万6,000円を計上いたしました。  第1項建設改良費は、4,579万2,000円を計上いたしました。これは、汚水管渠等の改良事業、処理施設改良事業、最適整備構想策定事業費でございます。  第2項企業債償還金は3億825万4,000円を計上いたしました。これは、企業債の元金償還金でございます。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額16億1,869万2,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、当年度利益剰余金処分額により補填するものでございます。  第4条の2、特例的収入及び支出は、平成30年度以前において発生した債権及び債務を未収金及び未払金として整理したものでございます。  次に、345ページをごらんいただきたいと存じます。第5条、継続費は、小山水処理センター更新工事につきまして、総額7億2,450万円を、平成31年度年割額を3億6,200万円、平成32年度年割額を3億6,250万円とするものでございます。  第6条、債務負担行為は、小山水処理センター及びポンプ場維持管理業務委託について、期間を平成31年度から平成35年度に、限度額を9億5,158万8,000円、扶桑水処理センター及びポンプ場維持管理業務委託について、期間を平成31年度から平成35年度に、限度額を2億7,170万円とするものでございます。  第7条、企業債は、公共下水道事業、流域下水道事業、農業集落排水事業にかかわるものでございまして、限度額等を定めたものでございます。  第8条は、一時借入金の借入限度額を15億円と定めるものでございます。  第9条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、流用ができる場合は営業費用と営業外費用との間と定めるものでございます。  次に、346ページをお開きいただきたいと存じます。第10条は、職員給与費2億699万3,000円を、議会の議決を経なければ流用することのできない経費と定めるものでございます。  第11条は、繰り出し基準に基づく一般会計から負担金及び一般会計からの補助金の額をそれぞれ定めるものでございます。  第12条は、利益剰余金の処分について、使途と金額を定めるものでございます。  なお、347ページから365ページまで予算に関する説明書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  以上が議案第13号 平成31年度小山市下水道事業会計予算の概要でございます。  続きまして、議案第19号 平成30年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の61ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳出予算の金額につきましては、62ページの「第1表 歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては歳出補正予算事項別明細書でご説明申し上げます。  次に、第2条、継続費の変更についてご説明申し上げます。63ページをお開きいただき、「第2表 継続費補正」をごらんいただきたいと存じます。当初横倉第一雨水幹線新設工事その2については、平成29年度から平成30年度までの継続事業として、平成29年度は1億円、平成30年度は4億600万円、平成31年度は6億6,600万円の総額11億7,200万円の継続費を設定しておりましたが、平成31年度までの契約額が確定し、減額となったことから、継続費の年割額を平成29年度は1億円、平成30年度は4億3,832万円、平成31年度は6億3,046万8,000円、総額11億6,878万8,000円に変更するものでございます。  次に、第3条、繰越明許費についてご説明申し上げます。64ページをお開きいただき、「第3表 繰越明許費」をごらんいただきたいと存じます。公共下水道事業進捗状況により、2款1項小山汚水事業としまして1億1,144万9,000円を、小山雨水事業といたしまして3,320万円を、大行寺排水区事業といたしまして1億3,902万4,000円を平成31年度に繰り越すものでございます。  次に、65ページをお開きいただき、歳出補正予算事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。2款1項1目公共下水道建設費につきまして、13節委託費を7,025万円、22節の補償補填及び賠償金を500万円それぞれ減額し、15節の工事請負費を3,232万円に、17節の公有財産購入費を4,293万円にそれぞれ増額するものでございます。ただいまご説明いたしました変更は、大行寺排水区事業費の予算組み替えによる減額及び小山雨水事業費を増額するものでございます。  以上が議案第19号 平成30年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。  続きまして、議案第29号 小山市水道料金審議会条例の一部改正についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の123ページをお開きいただきたいと存じます。小山市公共下水道事業及び農業集落排水処理事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例が昨年12月に制定されたことによりまして、水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長の附属機関として審議会を設置すること、並びに当審議会の庶務は平成31年度組織改編により、建設水道部上下水道総務課において所管することから、小山市水道料金審議会条例に所要の改正を加え、あわせて小山市公共下水道使用料等審議会条例を廃止するため、本条例案を提案するものでございます。  124ページをごらんいただきたいと存じます。初めに、題名につきまして、小山市水道料金審議会条例を小山市水道料金及び下水道使用料等審議会条例に改めるものでございます。  次に、第1条の改定は、「水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長(以下「管理者」という。)」に改めるとともに、「の改定」を「及び下水道使用料等」に、「小山市水道料金審議会」を「小山市水道料金及び下水道使用料等審議会」にそれぞれ改めるものでございます。  第2条は、「市長」を「管理者」に、第6条は「水道課」を「上下水道総務課」に改めるものでございます。  なお、本条例は、附則第1項のとおり、平成31年4月1日から施行するものであり、第2項のとおり小山市公共下水道使用料等審議会条例は廃止するものであります。  以上が議案第29号 小山市水道料金審議会条例の一部改正についての概要でございます。  以上で建設水道部所管にかかわります5議案について説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○小川亘議長 次に、議題のうち議案第1号及び第14号、以上2議案について当局の説明を求めます。  安部総合政策部長。                  〔安部洋一総合政策部長登壇〕 ◎安部洋一総合政策部長 ただいま上程になっております議案のうち、一般会計の当初予算及び補正予算の2議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第1号 平成31年度小山市一般会計予算につきましてご説明を申し上げます。別冊になっております平成31年度小山市予算書をご参照いただきたいと存じます。  今回ご提案申し上げました平成31年度予算につきましては、先ほど編成方針やその骨子につきまして、市長説明の中でご説明申し上げましたところでございます。また、2月4日に開催されました議員説明会におきまして、概要につきましてご説明させていただきましたので、本日は歳入歳出予算を款ごとに主な項目につきましてのみ説明させていただきますので、ご理解をいただきたいと存じます。  それでは、最初に予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条第1項、平成31年度小山市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ644億円、前年度対比で45億5,000万円、7.6%の増額で編成をいたしました。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、2ページから4ページの「第1表 歳入歳出予算」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明を申し上げます。  また、第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましても別途ご説明申し上げます。  次の第4条は、一時借入金の借り入れ限度額を規定したものであり、最高額を100億円といたしました。前年度と比較しますと30億円の増額でございます。  第5条につきましては、歳出予算の流用禁止に関する例外でございますが、従来同様に定めたところでございます。  5ページをお開きいただきたいと存じます。「第2表 債務負担行為」の設定12件でございます。1番の第8次小山市総合計画策定支援業務委託につきましては、専門知識を持つ外部アドバイザーの支援を受け、平成31、32年度の2カ年にわたり委託するため、債務負担行為を設定するものでございます。  2番は、渡良瀬遊水地アクリメーション整備計画の事業資金借入金の損失補償に係る債務負担行為の設定でございます。  3番の普通納税通知書・封筒印刷業務は、平成32年度の課税事務のため、31年度中に契約を行うことから、債務負担行為を設定するものでございます。  4番の市職員等健康診断業務委託につきましては、平成32年4月からの業務のため、31年度中に契約を行うことから、債務負担行為を設定するものでございます。  5番の第4期小山市地域福祉計画策定業務委託につきましては、専門知識を持つ外部アドバイザーの支援を受け、平成31、32年度の2カ年にわたり委託をするため、債務負担行為を設定するものでございます。  6番のがん検診業務委託、7番の一般検診・追加検診等業務委託につきましては、平成32年4月からの業務のため、31年度中に契約を行うことから、それぞれ債務負担行為の設定をするものでございます。  8番の農業振興地域整備計画見直し業務委託につきましては、平成31、32年度の2カ年で計画の見直しを行うことから、債務負担行為の設定をするものでございます。  9番の中学校給食運搬業務委託につきましては、平成31年度中に平成32年度から34年度までの3カ年の契約を行うことから、債務負担行為を設定するものでございます。  10番の小・中学校タブレット端末配置事業は、小学校6校、中学校10校において平成31年度から36年度までの期間、タブレット端末を使用するため、債務負担行為を設定するものでございます。  6ページをごらんいただきたいと存じます。11番の市立体育館整備事業設計建設モニタリング業務委託につきましては、PFIによる施工が要求水準書を満たしているか確認するため、平成32年度までの期間において債務負担行為を設定するものでございます。  12番の公用機器等の賃貸借につきましては、公用で使用している事務機器等のリースにつきまして、複数年の契約をすることにより期間の明確化と契約事務の簡素化を図るため、債務負担行為を設定するものでございます。  7ページをごらんいただきたいと存じます。「第3表 地方債」でございます。1の大谷地区中心施設整備事業から10ページの24の借換債までの24件でございまして、内容はそれぞれ記載のとおりでございます。  12ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書でございます。この総括表によりまして、全体の説明をさせていただきます。  まず、歳入でございますが、1款市税は293億9,784万4,000円、前年度比6億5,229万5,000円、2.3%の増収を計上いたしました。主に企業収益の増加により、法人市民税が前年度比15.5%、5億1,092万6,000円の増収と見込んだことによるものでございます。  2款地方譲与税は5億6,700万1,000円を計上、前年度比700万円の増額でございます。内訳は、地方揮発油譲与税1億6,000万円、自動車重量譲与税4億円及び科目設置の地方道路譲与税1,000円、そして新たに平成31年度から譲与される森林環境譲与税700万円でございます。  3款利子割交付金は4,500万円を計上、前年度比500万円の増額でございます。  4款配当割交付金は1億1,000万円を計上、前年度比1,000万円の減額でございます。  5款株式等譲渡所得割交付金は1億1,000万円を計上、前年度比1,000万円の増額でございます。  なお、2款から5款につきましては、前年度実績見込み及び地方財政計画などを参考に計上したところでございます。  6款地方消費税交付金は35億7,000万円を計上、前年度比2億3,000万円の増額でございます。内訳は、従来分の地方消費税交付金19億2,000万円、前年度比4,500万円の減額、社会保障財源交付金16億5,000万円、前年度比2億7,500万円の増額でございます。10月1日からの増税による増額交付分を見込んだところでございます。  7款ゴルフ場利用税交付金は、過去2年間の実績を参考に2,434万9,000円を計上、488万3,000円の減額でございます。  8款自動車取得税交付金は、前年度実績の見込みと10月1日での制度廃止により1億1,000万円を計上、前年度比8,000万円の減額でございます。  9款環境性能割交付金は、税制改正により自動車取得税の廃止に伴い創設されるもので、新たに6,000万円を計上しました。  10款地方特例交付金は、前年度実績見込み及び地方財政計画などを参考にするとともに、幼児教育・保育の無償化に係る経費に対して交付される子ども・子育て支援臨時交付金を新たに見込みました。内訳は、従来の地方特例交付金1億8,000万円、前年度比3,000万円の増、子ども・子育て支援臨時交付金5億2,000万円でございます。  11款地方交付税は、前年度の実績を見込み、及び市税や地方消費税交付金等の増額を勘案し、9億1,500万円を計上、前年度比3億8,500万円の減額でございます。内訳は、普通交付税が4億5,000万円、前年度比2億5,000万円の減額、特別交付税が4億5,000万円、前年度比1億3,000万円の減額、震災復興特別交付税が1,500万円、前年度比500万円の減額でございます。  12款交通安全対策特別交付金は2,500万円、前年度比500万円の減額でございます。  13款分担金及び負担金は6億9,488万9,000円を計上、前年度比1億5,110万4,000円の減額でございます。主に保育所保護者負担金の減額によるものでございます。  14款使用料及び手数料は4億5,091万7,000円を計上、前年度比986万円の減額でございます。主に栃木県立県南体育館利用料の減額によるものでございます。  15款国庫支出金は90億5,493万8,000円を計上、前年度比13億1,194万2,000円の増額でございます。主に認定こども園等施設型給付費負担金の増額及び社会資本整備総合交付金の増額によるものでございます。  16款県支出金は44億4,698万4,000円を計上、前年度比8,378万7,000円の増額でございます。主に認定こども園等施設型給付費負担金の増額及び新規の参議院議員選挙委託金によるものでございます。  17款財産収入は8,990万7,000円を計上、前年度比4,272万7,000円の減額でございます。主に土地建物売払収入の減額によるものでございます。  18款寄附金は7,000万7,000円を計上、前年度と同額でございます。  19款繰入金は6億4,937万7,000円を計上、前年度比4億4,213万3,000円の増額でございます。主に新庁舎建設に伴います庁舎建設基金繰入金の増額によるものでございます。  20款繰越金は5億円を計上、前年度比4億円の減額でございます。  21款諸収入は44億8,308万7,000円を計上、前年度比7億7,088万3,000円の減額でございます。主に中小企業事業資金融資預託金回収金及び工業振興資金融資預託金回収金の減額によるものでございます。  22款市債は83億2,570万円を計上、前年度比30億5,730万円の増額でございます。建設事業債の増額によるものでございます。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。13ページをごらんいただきたいと存じます。1款議会費は4億5,470万円を計上、333万4,000円の減額でございます。主に議員報酬等の減額によるものでございます。  2款総務費は112億6,372万5,000円を計上、53億450万円の増額でございます。主に新庁舎整備事業費の増額によるものでございます。  3款民生費は210億4,557万1,000円を計上、17億7,018万5,000円の増額でございます。主に新規の低所得者・子育て世帯プレミアム付商品券発行事業費及び認定こども園等施設型給付事業費の増額によるものでございます。  4款衛生費は56億1,973万1,000円を計上、6,802万7,000円の増額でございます。主にごみ収集運搬委託料の増額によるものでございます。  5款労働費は2億7,534万6,000円を計上、9,039万円の減額でございます。主に勤労者住宅資金支援事業費の減額によるものでございます。  6款農林水産業費は17億424万4,000円を計上、6億4,047万4,000円の減額でございます。主に公営企業会計に移行した農業集落排水処理事業特別会計繰出金の終了及び強い農業づくり事業費の終了によるものでございます。  7款商工費は44億4,512万9,000円を計上、10億1,545万2,000円の減額でございます。主に中小企業事業資金融資預託金及び工業振興資金融資預託金の減額によるものでございます。  8款土木費は67億735万5,000円を計上、4,216万8,000円の減額でございます。主に公営企業会計移行に伴う小山市公共下水道事業特別会計繰出金の終了及び下水道事業会計負担金の増額、土地区画整理組合貸し付け拡大事業の終了によるものでございます。  9款消防費は19億8,165万9,000円を計上、2,848万円の減額でございます。主に消防施設工事費の減額によるものでございます。  10款教育費は50億5,479万6,000円を計上、1億6,878万3,000円の減額でございます。主に城南地区新設小学校建設事業費の終了によるものでございます。  11款災害復旧費は科目設置の2,000円を計上、12款公債費は58億1,774万円を計上、6億363万1,000円の減額でございます。主に10年で借りかえを行う借りかえ元金の減額によるものでございます。  13款諸支出金は科目設置の2,000円を計上、14款予備費は前年度と同額の3,000万円を計上いたしました。  以上が平成31年度小山市一般会計予算の概要でございます。  続きまして、議案第14号 平成30年度小山市一般会計補正予算(第4号)につきましてご説明を申し上げます。議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正予算は、国の補正に呼応しました事業実施に係る補正、事業費の確定及び決算見込みに伴う事業費の補正、寄附受け入れ等に伴う基金積み立てに関する補正、農業災害の再建支援に係る補正、各種給付費等の増加に伴う補正並びに国、県補助金の精算に伴う過年度償還金の補正でございます。  それでは、1ページ、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を11億3,396万5,000円減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ596億1,658万7,000円にしようとするものでございます。  各款各項の補正につきましては、2ページから3ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明を申し上げます。  次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。「第2表 繰越明許費」でございます。1番の基幹系業務システム事業につきましては、平成30年度中に想定をしていた新元号の公表が4月1日になったことから、5月1日の改元までにシステム改修を実施するため繰り越しをするものでございます。  2番の認知症高齢者グループホーム等防災改修等支援事業につきましては、国の補正予算に呼応し、社会福祉法人が行う非常用自家発電設備の設置を支援するもので、事業完了が翌年度になることから繰り越すものでございます。  3番の農業災害対策事業につきましては、平成30年の台風24号の被害を受けた農業用パイプハウス再建に対する補助で、年度内に交付完了ができない見込みのため、2月補正で増額をし、繰り越しをするものでございます。  4番の強い農業づくり事業につきましては、トマト栽培鉄骨ハウスの整備において全国的な生産資材の遅延が生じたため、繰り越しをするものでございます。  5番の農業基盤整備促進事業、6番の市道7号線道路改良事業、7番の市道34号線道路改良事業につきましては、いずれも一部地権者との交渉に不測の時間を要したため、繰り越すものでございます。  8番の市道201号線道路改良事業につきましては、国の補正予算に呼応し、事業費を増額するもので、事業完了が翌年度になることから繰り越すものでございます。  9番の市道263号線道路改良事業、10番の狭あい道路整備等促進事業につきましては、いずれも一部地権者との交渉に不測の時間を要したため繰り越すものでございます。  11番の羽川・喜沢地区まちづくり整備事業につきましては、関係機関との協議に不測の時間を要したため、繰り越すものでございます。  12番の県事業永野川改修事業につきましては、県の工事が繰り越しとなるため、年度内の負担金の精算が困難なことから、繰り越すものでございます。  13番の渡良瀬遊水地エコミュージアム化事業につきましては、地元から要望のありましたトイレ設置場所の協議に不測の時間を要したため、繰り越すものでございます。  14番の地区まちづくり整備事業につきましては、常夜灯の設置場所について、国との協議に不測の時間を要したため、繰り越すものでございます。  15番の思川西部土地区画整理事業、16番の3・4・101城東線道路改良事業につきましては、いずれも一部地権者との交渉に不測の時間を要したことから、繰り越すものでございます。  17番の豊田中学校区新設小学校整備事業につきましては、水路つけかえに伴う関係機関との協議に不測の時間を要したことから、繰り越すものでございます。  18番の歴史のまちづくり事業につきましては、小山義政公奉納の太刀レプリカ作成に当たり、関係機関との協議に不測の時間を要したことから、繰り越すものでございます。  続きまして、6ページをお開きいただきたいと存じます。「第3表 地方債補正」、変更7件及び廃止1件でございます。なお、表の左側のナンバーにつきましては、当初予算からの連番となっております。  まず、変更でございますが、7番の市道改良事業、10番の街路事業、11番の土地区画整理事業、12番の公園整備事業、13番の市街地再開発事業、14番の市営住宅事業は、いずれも事業費の確定に伴う起債限度額の減額でございます。  8番の地方道路等整備事業は、事業費の確定及び国の補正に伴う起債限度額の増額でございます。  次に、廃止でございますが、20番の摩利支天塚・琵琶塚古墳整備事業は、国の補助が減額となったことから、事業進捗を見直したことに伴い、廃止するものでございます。  恐れ入りますが、30ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正によりまして、平成30年度末の一般会計の地方債現在高見込みは、表の右下の合計額が506億9,782万2,000円となりますが、今後の事業費の確定による減額により、決算時の平成30年度末残高は見込み額をさらに下回るものと見込んでいるところでございます。  恐れ入りますが、8ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書につきましてご説明を申し上げます。  まず、歳入でございますが、1款市税は、決算見込みに伴う法人市民税5億438万4,000円の増額、固定資産税3,924万4,000円の減額及び市たばこ税1億1,067万9,000円の減額による3億5,446万1,000円の増額でございます。  10款地方交付税2億8,986万1,000円の減額は、普通交付税の確定による減額でございます。  12款分担金及び負担金250万8,000円の減額は、病院群輪番制病院設備整備費負担金の確定による構成市町負担金の減額でございます。  14款国庫支出金1億1,550万8,000円の減額は、保険基盤安定負担金2,733万円の増額から、歴史活き活き!史跡等総合活用整備事業費補助金1,479万4,000円の減額にかけましての負担金、補助金及び交付金の増減でございます。  10ページをお開きいただきたいと存じます。15款県支出金1,078万円の減額は、保険基盤安定負担金1,256万3,000円の増額から、農漁業災害対策特別措置補助金443万1,000円の増額にかけましての負担金及び補助金の増減でございます。  16款財産収入1億3,264万5,000円の増額は、横倉新田市営住宅跡地等計15件の土地建物売り払いに伴う増額でございます。  17款寄付金430万2,000円の増額は、総務費寄付金401万円、平和募金12万3,000円、民生費寄付金10万円、児童生徒交流基金寄付金6万9,000円のそれぞれ増額によるものでございます。  19款繰越金298万4,000円の増額は、前年度繰越金の増額でございます。なお、前年度からの繰越金の合計につきましては、補正後の額9億1,085万3,000円で確定となるものでございます。  20款諸収入10億4,290万円の減額は、中小企業事業資金融資預託金回収金以下3件の融資預託金回収金の減額並びに土地区画整理組合貸付金回収金の減額及び市民協働推進事業における自治総合センター助成金の確定による減額でございます。  21款市債1億6,680万円の減額は、先ほど「第3表 地方債補正」で説明申し上げました理由と同様であり、内容はそれぞれ記載のとおりでございます。  続きまして、歳出につきましてご説明を申し上げます。14ページをお開きいただきたいと存じます。なお、今回の補正予算では、最終補正予算として事業費の確定及び決算見込みによる増減を調整しておりますので、以降の説明におきましては、事業内容に変更がなく、単に事業費の確定による補正につきましては増減額のみの説明とさせていただきますので、ご了承いただきたいと存じます。  2款1項1目一般管理費12万3,000円の増額は、寄付金受け入れに伴う平和基金積立金の増額でございます。  4目財産管理費1億2,023万6,000円の増額は、財政調整基金1,013万6,000円、庁舎建設基金1億1,010万円の積立金の増額でございます。  7目企画調整費1,485万円の減額は、市民協働推進事業費230万円の減額、グラウンドワーク基金積立金350万円の増額、地方創生拠点整備交付金事業費600万円の減額及び地方創生推進交付金事業費1,005万円の減額でございます。  16ページをお開きいただきたいと存じます。3款1項1目社会福祉総務費8,148万1,000円の増額は、社会福祉基金積立金10万円の増額、国民健康保険特別会計繰出金1,992万3,000円の増額及び臨時福祉給付金給付事務費補助金等に係ります国庫補助金過年度償還金6,145万8,000円の増額でございます。  5目老人福祉費1,987万5,000円の増額は、国の補正予算に呼応し、社会福祉法人の非常用自家発電設備設置を支援する認知症高齢者グループホーム等防災改修等支援事業費300万円の増額及び決算見込みに伴う介護保険特別会計繰出金1,687万5,000円の増額でございます。  8目重度心身障がい者医療対策費720万円の増額は、重度心身障がい者医療費扶助費の増額でございます。  9目障がい者自立支援費900万円の増額は、障がい者介護給付費の増額でございます。  2項1目児童福祉総務費4,165万3,000円の増額は、国県補助金過年度償還金の増額でございます。  7目障がい児支援費240万3,000円の増額は、障がい児通所支援費の増額でございます。  3項1目生活保護総務費782万8,000円の増額は、国庫負担金過年度償還金の増額でございます。  18ページをお開きいただきたいと存じます。4款1項1目保健衛生総務費1,841万4,000円の減額は、病院群輪番制病院設備整備費補助金の減額でございます。  3目予防費1,364万6,000円の増額は、予防接種費の増額でございます。  20ページをお開きいただきたいと存じます。6款1項2目農業総務費341万6,000円の減額は、台風24号の被害を受けた農業用パイプハウスの再建等を支援する農業災害対策事業費513万4,000円の増額及び栃木県南地方卸売市場特別会計繰出金855万円の減額でございます。  3目農業振興費3,035万3,000円の減額は、強い農業づくり事業費の減額でございます。  22ページをお開きいただきたいと存じます。7款1項2目商業振興費3億4,218万円の減額は、中小企業事業資金融資預託金3億2,173万円の減額並びに近代化施設資金融資預託金2,045万円の減額でございます。  3目工業振興費4億1,842万円の減額は、工業振興資金融資預託金の減額でございます。  24ページをお開きいただきたいと存じます。8款2項3目道路新設改良費1,977万円の増額は、防災安全交付金を活用し、事業の進捗を図る市道7号線道路改良事業費3,100万円の増額、市道34号線道路改良事業費1,020万円の増額、国の補正予算に呼応し、事業を実施する市道201号線道路改良事業費5,000万円の増額、事業費確定に伴う市道263号線道路改良事業費120万円の減額、交通バリアフリー化推進事業費4,000万円の減額、関連単独事業費1,800万円の増額、社会資本整備総合交付金事業による狭あい道路整備等促進事業費4,823万円の減額でございます。  4目橋梁維持費420万円の減額は、防災安全交付金による新田橋新設事業費の減額でございます。  3項1目河川総務費5,367万7,000円の減額は、渡良瀬遊水地エコミュージアム化事業費620万円の減額、旧思川水辺公園整備事業費6,040万円の減額、国庫補助金過年度償還金1,292万3,000円の増額でございます。  4項1目都市計画総務費9,368万円の減額は、社会資本整備総合交付金事業による粟宮地区都市再生整備事業費995万6,000円の減額、26ページをお開きいただきたいと存じます。城山町二丁目第一地区市街地再開発事業費8,372万4,000円の減額でございます。  2目土地区画整理費2億9,780万円の減額は、思川西部土地区画整理事業費1,780万円の減額及び土地区画整理組合貸付事業費2億8,000万円の減額でございます。  3目街路事業費1億4,000万円の減額は、3・4・101城東線道路改良事業費の減額でございます。  5項1目住宅管理費1,000万円の減額は、社会資本整備総合交付金による市営住宅整備事業費の減額でございます。  28ページをお開きいただきたいと存じます。10款1項3目教育振興費6万9,000円の増額は、寄付受け入れに伴う児童生徒交流基金積立金の増額でございます。  4項4目教育文化振興費2,725万9,000円の減額は、摩利支天塚・琵琶塚古墳等整備事業費の減額でございます。  以上が平成30年度小山市一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○小川亘議長 以上で、議題のうち、議案第1号ないし第32号に対する当局の説明は終わりました。 △議案第33号の件、説明、質疑、討論、採決 ○小川亘議長 日程第5、議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  上程議案に対し、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案についてご説明申し上げます。  議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。固定資産評価審査委員会委員の小川浩氏は、平成31年3月16日付をもって任期満了となるため、同氏を再任することについて、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるため、本議案を提案するものであります。  氏名、小川浩。住所、小山市大字鏡946番地。生年月日、昭和31年12月31日。  なお、経歴につきましては、議案参考資料11ページに記載をいたしましたので、ご参照いただきたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。 ○小川亘議長 お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は人事案件で、慎重検討の上、提出されたものと認め、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 ご異議なしと認めます。  よって、これより採決いたします。  固定資産評価審査委員会委員に小川浩氏を選任することに同意したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決しました。 △議第1号の件、上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決 ○小川亘議長 日程第6、議第1号 角田良博議員に対する辞職勧告決議の提出についてを議題といたします。  この際、地方自治法第117条の規定により、角田良博議員の退席を求めます。                  〔29番 角田良博議員退席〕 ○小川亘議長 議第1号を事務局長に朗読させます。  小野里事務局長。 ◎小野里弘事務局長 朗読いたします。  議第1号                                      平成31年2月19日  小山市議会    議長 小 川   亘 様                             提出者 小山市議会議員 青 木 美智子                             賛成者 小山市議会議員 生 井 貞 夫                                    〃    福 田 洋 一                                    〃    植 村   一                                    〃    苅 部   勉            角田良博議員に対する辞職勧告決議の提出について  上記決議案を別紙のとおり、小山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                角田良博議員に対する辞職勧告決議  小山市議会議員は、議会の最高規範である小山市議会基本条例第23条において、小山市議会議員の政治倫理に関する条例の定めを遵守し、政治倫理に反する疑惑を持たれるおそれのある行為をしない等、市民の代表者としてふさわしい品位を保つよう努めなければならないと定められている。  しかし、角田良博議員においては、平成27年8月31日付けで、4名の議員から、小山市議会議員の政治倫理に関する条例の政治倫理基準に違反するとして、審査請求のあった県道拡幅工事で用地の明け渡しを約7年間行なわなかった件、並びに女性職員に対するセクシャルハラスメント・パワーハラスメント疑惑の件の2件について、政治倫理審査会では、いずれも政治倫理基準に抵触するとして、角田良博議員に対し、議員辞職をすべきとの審査報告がなされた。  さらに、政治倫理審査会の審査報告を受けて、平成27年9月28日の本会議において「角田良博議員に対する辞職勧告決議」が可決されたのを初めてとして、これまで14回に及ぶ「角田良博議員に対する辞職勧告決議」が可決された。議員は、議会での議決結果を最大限尊重しなければならないことは当然のことであるが、角田良博議員においては、未だ議員辞職に応じていない。これは議会の議決結果を無視するものであり、議会として断固見過ごすことはできない。  県道拡幅工事で用地の明け渡しを約7年間行なわなかったことのほか、職員へのセクハラ・パワハラ疑惑については、報道によると、平成30年9月最高裁判所は、上告受理申し立てを不受理とする決定をしたことにより、セクハラの認定と33万円の損害賠償などの支払いを命じた一審の宇都宮地方裁判所の判決が確定した、とある。これらの事も踏まえて、議員時勧告決議の議決結果を無視し続けている行為に対して、小山市議会として厳しい態度を示さなければならない。  角田良博議員は、今回の15回目の勧告にあたり、議員として自らその責任を重く受け止め、自らの意志により、速やかに議員辞職をするよう改めて強く勧告する。  平成31年2月19日                                       小 山 市 議 会 ○小川亘議長 議第1号について、提案者に提案理由の説明を求めます。  24番、青木美智子議員。                  〔24番 青木美智子議員登壇〕 ◆24番(青木美智子議員) 提案理由について申し上げます。  私たち市議会議員は、市民の負託を受けた市民の代表であり、その職責の大きさと重さを自覚し、特に公職者としての倫理観と見識を持ち、法令遵守のもと議員活動に努めなければならないことも求められています。  平成27年8月31日付で4名の議員から、小山市議会議員の政治倫理に関する条例の政治倫理基準に違反するとして審査請求のあった県道拡幅工事における用地明け渡しを約7年間行わなかった件、並びに女性職員に対するセクハラ、パワハラ行為の有無の2件について政治倫理審査会が設置され、角田良博議員に対して議員辞職をすべきとの審査報告がされました。  その後、平成27年9月、議会の定例会を初めとして、角田良博議員に対する議員辞職勧告決議が過去14回も可決されておりますが、角田良博議員はセクハラ行為の有無について、宇都宮地方裁判所で係争中などを理由に、議員辞職どころか、謹慎することもなく、議会の議決結果を無視し続けてきました。  しかし、報道によると、平成30年9月、最高裁判所は上告受理申し立てを不受理とする決定を出しました。よって、セクハラの認定と33万円の損害賠償などの支払いを命じた一審の宇都宮地方裁判所の判決が確定したとありました。最高裁においてこのような判決が言い渡されたことは、議会としても看過することは到底できません。  角田良博議員は、本議会の名誉と権威を著しく傷つけ、市政全体に対する市民の信頼を失墜させるものであり、角田良博議員の責任は極めて多大なものであります。角田良博議員は、司法判断が下された以上、判決の重みを真摯に受けとめ、議会での議決結果を自らの意思により潔く速やかに受け入れて、議員辞職をするよう強く求めるものです。 ○小川亘議長 提案理由の説明は終わりました。  議第1号については、質疑、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 ご異議なしと認めます。  よって、議第1号については、質疑、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  議第1号について討論のある方は挙手を願います。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 これにて討論を終わります。  これより採決いたします。  議第1号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小川亘議長 ご異議なしと認めます。  よって、議第1号は原案のとおり可決されました。  角田良博議員の出席を許します。                  〔29番 角田良博議員出席〕 △次会日程の報告 ○小川亘議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  なお、2月21日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○小川亘議長 本日はこれにて散会いたします。                                      (午後 2時41分)...