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12月01日-01号

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  1. 小山市議会 2011-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    平成23年 12月定例会(第5回)             平成23年第5回小山市議会定例会議 事 日 程 (第1号)                       平成23年12月1日(木曜日)午前10時04分開会     開会及び開議                                          諸般の報告                                      日程第1 会議録署名議員の指名の件                               日程第2 会期決定の件                                     日程第3 議案第57号の件                                        決算審査特別委員長報告、質疑、討論、採決                       日程第4 市政一般報告の件                                   日程第5 議案第76号ないし第96号並びに報告第15号の件                        上程、市長提案理由の説明                               日程第6 議案第81号の件                                        説明、質疑、討論、採決                                日程第7 議案第96号の件                                        説明、質疑、討論、採決                                     次会日程の報告                                         散  会                                       出席議員(29名)    1番   大  木  英  憲         2番   福  田  幸  平    3番   植  村     一         4番   野  原  勇  一    5番   苅  部     勉         6番   上  野  明  宏    7番   荒  井     覚         8番   篠  﨑  佳  之    9番   小  林  英  恵        10番   森  田  晃  吉   11番   橋  本  守  行        12番   岡  田     裕   13番   福  田  洋  一        14番   中  屋     大   15番   五 十 畑  一  幸        17番   山 野 井     孝   18番   大  出  ハ  マ        19番   小  川     亘   20番   荒  川  美 代 子        21番   石  川  正  雄   22番   青  木  美 智 子        23番   関     良  平   24番   生  井  貞  夫        25番   塚  原  俊  夫   26番   角  田  良  博        27番   石  島  政  己   28番   野  村  広  元        29番   大  山  典  男   30番   山  口  忠  保欠席議員(1名)   16番   岩  崎     昇本会議に出席した事務局職員   事務局長  武  田  芳  夫        議事課長  夘  木  俊  博   庶務係長  篠  田     稔        議事調査  石  﨑  秀  雄                           係  長   議  事  高  橋  信  雄        議  事  内  田  勝  美   調 査 係                    調 査 係   議  事  市  村  範  行   調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  大 久 保  寿  夫        副 市 長  宮  嶋     誠   企画財政  鳥  海     武        総務部長  三  田  久  雄   部  長   市民生活  渡  辺  一  男        保健福祉  生  井  克  明   部  長                    部  長   経済部長  大 久 保     誠        建設水道  根  本  和  男                           部  長   都市整備  田  隝     淳        秘書広報  福  田  正  好   部  長                    課  長   行政経営  石  川  和  男        教 育 長  酒  井  一  行   課  長   教育部長  上  野  安  夫        病 院 長  河 原 﨑  秀  雄   病  院  熊  倉  仁  一        消 防 長  宇  賀  静  男   事務部長   選挙管理  茂  呂  弘  之        監査委員  茂  呂  弘  之   委 員 会                    事務局長   書 記 長   農  業  立  野  光  一        会  計  田  熊     栄   委 員 会                    管 理 者   事務局長議事日程の報告 ◎武田芳夫事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は29名であります。  なお、岩崎昇議員から欠席する旨、届け出がありました。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 会議録署名議員の指名の件  日程第2 会期決定の件  日程第3 議案第57号の件、決算審査特別委員長報告、質疑、討論、採決  日程第4 市政一般報告の件  日程第5 議案第76号ないし第96号並びに報告第15号の件、上程、市長提案理由の説明  日程第6 議案第81号の件、説明、質疑、討論、採決  日程第7 議案第96号の件、説明、質疑、討論、採決  次に、本会議に出席した事務局職員の氏名を申し上げます。    事務 局長  武 田 芳 夫    議事 課長  夘 木 俊 博    庶務 係長  篠 田   稔    議事調査係長 石 﨑 秀 雄    議事調査係  高 橋 信 雄    議事調査係  内 田 勝 美    議事調査係  市 村 範 行  以上であります。 △議長あいさつ野村広元議長 皆さん、おはようございます。  本日は、国重要無形文化財結城紬が昨年11月16日にユネスコの無形文化遺産に登録され1周年を迎えましたことから、本場結城紬を皆様にPRするとともに、登録1周年を記念して、本場結城紬を着用し議会に出席したいとの執行部からの申し出を了承いたしました。この趣旨に私も賛同し、つむぎを着用して会議に臨んでおりますので、皆さん、ご了承願いたいと思います。  平成23年第5回小山市議会定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様には、年末を控え公私ともにご多忙なところ出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  今期定例会は、各会計の補正予算案を初め、条例の一部改正、指定管理者の指定並びに人事案件など、重要案件が提出されることになっております。議員の皆様には慎重にご審議の上、適切な議決をなされ、市民の負託にこたえられますようお願いする次第であります。  なお、議会運営につきましては、議員の皆様の特段のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。 △開会及び開議の宣告 ○野村広元議長 ただいまから平成23年第5回小山市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時04分) △諸般の報告 ○野村広元議長 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。  武田事務局長。 ◎武田芳夫事務局長 諸般の報告を申し上げます。  監査結果の報告について、監査委員からお手元に配付のとおり、定例監査結果報告4件、例月現金出納検査結果報告3件が提出されております。前例により朗読を省略させていただき、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。                                           小監第63号                                        平成23年9月12日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子                 定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    消防本部   総務課、予防課、通信指令課           消防署、野木分署 2.監査期日    平成23年8月31日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第80号                                        平成23年10月25日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子                 定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    市民生活部   市民生活課生活安心課、環境課            市民課、国保年金課 2.監査期日    平成23年9月22日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第81号                                        平成23年10月25日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子                 定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    経済部   農政課、農村整備課商業観光課工業振興課 2.監査期日    平成23年10月4日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第88号                                        平成23年11月15日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.監査対象    企画財政部   企画政策課財政改革課、納税課            市民税課、資産税課 2.監査期日    平成23年10月27日 3.監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4.監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第66号                                        平成23年9月21日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子               例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査の対象  (1) 会計管理者所管に属する平成23年7月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成23年7月分の現金出納状況 2.検査の期日    平成23年9月9日 3.検査の結果  (1) 平成23年7月分における会計管理者所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第78号                                        平成23年10月19日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子                                       例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査の対象  (1) 会計管理者所管に属する平成23年8月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成23年8月分の現金出納状況 2.検査の期日    平成23年10月11日 3.検査の結果  (1) 平成23年8月分における会計管理者所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第89号                                        平成23年11月21日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                          小山市監査委員  山  本  二  男                          小山市監査委員  髙  田  純  子                          小山市監査委員  青  木  美 智 子               例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1.検査の対象  (1) 会計管理者所管に属する平成23年9月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成23年9月分の現金出納状況 2.検査の期日    平成23年11月9日 3.検査の結果  (1) 平成23年9月分における会計管理者所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 会計管理者所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。 ◎武田芳夫事務局長 次に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでございますので、ご了承願います。     地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名       市        長   大 久 保   寿   夫       副    市    長   宮   嶋       誠       企 画 財 政 部長   鳥   海       武       総  務  部  長   三   田   久   雄       市 民 生 活 部長   渡   辺   一   男       保 健 福 祉 部長   生   井   克   明       経  済  部  長   大 久 保       誠       建 設 水 道 部長   根   本   和   男       都 市 整 備 部長   田   隝       淳       秘 書 広 報 課長   福   田   正   好       行 政 経 営 課長   石   川   和   男       教    育    長   酒   井   一   行       教  育  部  長   上   野   安   夫       病    院    長   河 原 﨑   秀   雄       病 院 事 務 部長   熊   倉   仁   一       消    防    長   宇   賀   静   男       選挙管理委員会書記長   茂   呂   弘   之       監 査 委 員 事務局長   茂   呂   弘   之       農 業 委員会事務局長   立   野   光   一       会  計  管 理 者   田   熊       栄 ◎武田芳夫事務局長 次に、事務報告でありますが、9月定例会報告分以降の議長会等の概要につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでありますので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 △会議録署名議員の指名 ○野村広元議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において7番、荒井覚議員、8番、篠﨑佳之議員を指名いたします。 △会期の決定 ○野村広元議長 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  議会運営委員長から委員会の経過及び結果について報告を求めます。  議会運営委員会大山典男委員長。                  〔議会運営委員会 大山典男委員長登壇〕 ◆大山典男議会運営委員長 ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告を申し上げます。  平成23年第5回小山市議会定例会の開催に当たり、去る11月10日及び25日に、各委員出席のもと、大久保市長を初め副市長及び関係部課長の出席を求めて委員会を開催いたしました。  初めに、執行部から今期定例会に提出されます議案21件及び報告1件の概要について説明がありました。これを受けて、今期定例会の会期及び議事日程を初め議案の取り扱いなどについて決定いたしましたので、以下、その内容についてご報告を申し上げます。  まず、今期定例会の会期を本日12月1日から22日までの22日間とし、議事日程の詳細につきましては、お手元に配付の議事日程表のとおりといたしました。  議案の委員会付託につきましても、お手元に配付の議案付託表のとおりといたしました。  次に、市政に関する一般質問につきましては、従来どおり市政一般質問は、質問、再質問、関連質問合わせて30分以内とし、答弁を含めおおむね1時間とし、市政一般個人質問は、質問、再質問を合わせて15分以内とし、答弁を含めおおむね30分といたしましたので、執行部におかれましても、簡潔で的確な答弁に心がけてくださいますようご協力をお願いいたします。  その他詳細につきましては、お手元に配付の議会運営委員会報告書のとおりといたしました。  以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○野村広元議長 お諮りいたします。  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日より12月22日までの22日間と決定したいと思いますが、これに異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日より12月22日までの22日間と決定いたしました。 △議案第57号の件、決算審査特別委員長報告、質疑、討論、採決
    野村広元議長 次に、日程第3、決算審査特別委員会に付託され継続審査に付されておりました議案第57号平成22年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件に関しては決算審査特別委員長から、お手元に配付されたとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載することにつきましてご了承願います。                                         小議決特第4号                                      平成23年11月8日  小山市議会   議長 野 村 広 元 殿                                    決算審査特別委員会                                        委員長 関   良 平                 審  査  報  告  書  平成23年第4回小山市議会定例会において、決算審査特別委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決しましたから、小山市議会会議規則第103条の規定により報告します。                       記  議案第57号 平成22年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定について  上記は、原案の認定を可とする。 ○野村広元議長 次に、決算審査特別委員長から委員会の審査の経過及び結果について報告を求めます。  決算審査特別委員会、関良平委員長。                  〔決算審査特別委員会 関 良平委員長登壇〕 ◆関良平決算審査特別委員長 皆さん、おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、決算審査特別委員会の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、去る9月1日の本会議において、一般会計の決算の認定に関する事項について、平成25年3月末までの間、議会の閉会中も継続して審査することとして設置され、議長から指名されました18名の委員をもって構成されました。  9月議会において当委員会に付託された議案第57号 平成22年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定についての審査に当たって、9月20日に委員会を開催し、執行部より決算の全体概要、執行状況及び主な事業の概要等を中心に説明を求め、詳細の審査については閉会中の継続審査としたものであります。  閉会中の11月7日、8日の2日間にわたり委員会を開催し、活発な議論のもと慎重に審査を行いました。  審査の結果につきましては、皆様のお手元に配付いたしました審査報告書のとおり、原案の認定を可と決した次第であります。以下、審査の概要についてご報告申し上げます。  本決算は、歳入決算額が前年比2.6%増、554億372万3,000円、歳出決算額が前年比2.3%増の538億6,127万6,000円、差し引き15億4,244万7,000円の黒字決算となっております。また、歳入歳出差引額から翌年への繰り越しすべき財源8億2,717万6,000円を差し引いた実質収支7億1,527万1,000円の黒字となっております。  歳入歳出に関する審査で、まず歳入について、委員から、厳しい雇用情勢やデフレの影響によって個人市民税が大幅に落ち込んでいる一方、法人市民税は企業収益の改善により前年より伸びているが、どういう状況になっているのかを問う質疑があり、執行部より、個人市民税の落ち込みの原因は、やはり不況による解雇が主であり、昨年の倒産件数、企業情報誌からの情報では5社、市民税課への解散届け出数では65社、合計70社という現状からも、雇用の厳しさがうかがえますとの答弁がありました。  また、前年比に比べ増益となっている法人市民税の職種別状況については、建設業20.1%、工業358.1%、製造業23%、卸売、小売、飲食業11.6%、金融・保険関係が33.7%の増益となっている。また、漁業ゼロ%、前年同率であるほかは、農業25.8%、電気・ガス・熱供給・水道業7%、不動産業12.9%の減収となっているとの報告がありました。  次に、委員から、納税業務における事務事業評価の実績から見た業務の改善等について問う質疑があり、執行部から、市税の口座振替については、窓口で口座振替を勧めたり、新年度の納税通知書を発行するときに口座振替通知を同封して推奨しているところでございますが、依然として口座振替や休日の納税窓口での実績が向上しない理由としては、平成22年度よりコンビニエンスストア等で納入が可能になったことにより、利便性が増したためと思われますとの答弁がありました。  次に、委員から、決算書あるいは参考資料に歳入事業名ばかりではなく、細部についての説明を加えていただき、できるだけわかりやすい資料にしていただきたいとの要望があり、執行部から、今後システムの入れかえを検討する中で、資料の詳細化について検討させていただきますとの答弁がありました。  次に、委員から、基金からの繰り入れについて、基金の目的、使い方、使途基準を明確にし、基金を使っていく上においては、基準をしっかりつくっていくべきだと思うとの意見があり、執行部から、今後基金をどのように取り扱うか、条例を改正すべきかどうかも含め検討していきたいと答弁がありました。  次に、歳出について、委員から、流用及び予備費充用に関する質疑があり、執行部から、流用または予備費充用については、予算の補正等に間に合わない場合に、緊急対応として行っているものであり、件数も多くはないと思われることから、今後はわかりやすくするために、一覧表にして提供できるようにしたいとの答弁がありました。  また、委員から、歳入において要望があったように、歳出についても内訳など細部についての説明を加えて、できるだけわかりやすい資料としていただきたいとの要望がありました。  次に、委員から、DV専門相談について、隔月に1回の実施となっているが、相談者から見て利用しやすいものになっているのかという質疑があり、執行部からの、ここで言うDV専門相談の委員は、民間で専門相談をされている方に先生としてお願いして、予約制で隔月実施しているものです。日々相談については、子育て支援課において実施し、一時保護が必要なときは、連絡調整のいい福祉事務所を通さなければならなく、県内のほとんどもそうしておりますが、配偶者暴力支援センターをつくれば一本化となり、その場合には専門相談員はなくなると思いますとの答弁がありました。  委員からは、実態としてDVが存在する以上、相談者等の意見も聞きながら相談しやすい環境を整え、子育て支援課と連携して被害をできるだけ最少に食いとめていただきたいと要望がありました。  次に、委員から、民生委員1人当たり担当する世帯数は、地域によってばらつきがあるが、小山市の民生委員の数は何人で、1人の民生委員が何世帯を受け持っているのかとの質疑があり、執行部では、1人当たりの持ち分は県で決められており、170名から360名となっています。3年に1度、民生委員の一斉改選が行われますが、最近では平成22年12月1日に一斉改選が行われましたとの説明がありました。  また、別の委員からは、一般の住宅の世帯数だけ見るのではなく、対象となる世帯がどのように分布しているのかを考慮し、割り振っていかないと、地域によっては民生委員のなり手がいないとの意見があり、執行部から、3年後の一斉改選に向けて取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に、委員から、自殺対策事業で自殺予防啓発及び法律相談をやっているが、相談は20分ぐらいしかとれなく、結論を出されて終わってしまうケースが多く、どう行動すべきか具体的に手続がとれないため、結果的に思い悩むことがあるので、極めて細かいフォローが必要と思うが、どのような対策を講じているのかと質疑があり、執行部から、相談会の開催については、広報などに掲載し周知しているが、来られた方について、その後の経過を事細かく追跡調査を行っていきたいとの答弁がありました。  次に、委員から、一般住宅防火診断の活動内容及び火災報知機の設置状況について問う質疑があり、委員から、一般住宅防火診断の活動内容については、秋季及び春季火災予防運動期間をそれぞれ1週間設定し、対象地域を定め、防火チラシまたは住宅用火災警報器の普及チラシを配布し、その際に火災予防の相談を受け付けています。実施件数は秋季は2,500件で、天神町、土塔、南乙女、大行寺及び羽川地区を中心に、春季は花垣町、横倉新田、乙女、卒島及び喜沢方面において実施しております。また、当市の住宅用火災報知機の普及率は県内平均よりも低く、63.2%ですとの答弁がありました。  次に、委員から、農地・水・環境保全向上対策事業について、今年度まで5年間事業を実施してきた中で、協働作業をすることにより、集落人の人とのつき合いが深まったというような効果が出されましたが、一方では事業実施するための実費、現物、例えばほうきやかま、刈り払い機の燃料代などを支給するものであればわかるが、日当として支払われるということに対してはいかがなものかと意見もあったことから、これまでの事業を総括して、今後の事業の見直しをしていく上で参考にしていただきたいと要望が出されました。  次に、委員から、本場結城紬がユネスコ世界文化遺産に登録されたことに伴い、これから結城紬にかかわるさまざまな業種をどのようにして保存していくかという質疑があり、執行部から、生産及び消費を拡大してもらう方法についても研究していきたいとの答弁がありました。  次に、委員から、人と企業を呼び込む工業都市の施策として、当市に進出あるいは誘致した企業に対し、補助制度としてそこで働く勤労者に対する福祉の向上を図る観点から、そうした行政サービスの充実を図れないか、また中小企業の退職金制度についても、事業主などにPRするなど、そこで働く勤労者同士がつながり合い、安心感を持てるような施策を行ってほしいとの要望が出されました。  次に、委員から、田んぼの学校づくりの事業の目的はどこにあるのかを問う質疑があり、執行部から、田んぼ、それに伴う用水路、里山等、そうした自然等を利用しながら地域の方々のご協力をいただき、自然体験、農業体験等を通して、子供たちの豊かな情操を養っていくということを目的としていますとの答弁がありました。  次に、委員から、生活環境整備全般にわたり地域から出される要望について、どういう優先順位で事業化をしていくのかという質疑があり、執行部から、道路の新設改良については、総合計画に上げ予算措置をして、路線を確保して測量、設計、用地買収等進める中で、地元の熟度、用地買収への協力を含め、現状を見て総合計画に上げ、認められたものから順次実施しています。また、幹線道路については、幹線道路の整備に基づき、地元の熟度を考慮し長期計画の中で路線網を整備しています。さらに、維持管理については、緊急性、安全性を優先し補修、修繕をしていますとの答弁がありました。  本案につきましては、各事業に対する実績及びその評価、事務事業に対する進捗状況など、多く質疑、意見、要望が出されました。さらに、新年度の予算編成については、現在の経済状況から、本年度もよりさらに厳しい予算編成が予想されることから、執行部においても、財源確保や事務事業の見直しについて努力されたいとの意見がありました。  当委員会としては、執行部の説明、答弁を了とし、原案の認定を可と決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○野村広元議長 以上で決算審査特別委員長の報告は終わりました。  これより決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。  議案第57号に対し質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 これにて議案第57号に対する質疑を終わります。  次に、議案第57号について討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  21番、石川正雄議員。 ◆21番(石川正雄議員) 議案第57号 平成22年度小山市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論します。  22年度決算では、歳入554億4,037万円、歳出538億9,739万円になり、繰越明許費などを差し引いた実質収支では7億1,527万円であります。積立金は1億1,816万円を計上していますが、9,307万円を取り崩し、今年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引き積立金などを精査した実質単年度収支は、マイナス1億4,917万円の赤字財政であります。財政力指数も21年度1.080から22年度1.022に下がっています。収入未済額は35億1,160万円から34億4,746万円に減らすことができましたが、不納欠損額は2億7,072万円から5億1,898万円と2倍も大幅にふえています。特に不納欠損の中でも固定資産税がトップで、3億1,000万円を計上しています。この点では、何らかの対策をとる必要があると思われます。歳入、12款1項2目児童福祉費負担金では、保育料の不納欠損金239万9,000円を計上しています。所在不明や生活の困窮などの理由との説明であります。この点では、239万円の予算措置をして助成、支援をするべきと思われます。また、子ども手当から支払いをお願いしているということも問題だと思います。  17款1項1目総務費寄附金、当初予算額を300万1,000円を計上していますが、今後検討するという答弁ですが、1,000円の科目設置が妥当と思います。  歳出、2款総務費1項1目一般管理費の中で臨時職員の賃金、フルタイム17所属、35名でありますが、作業として軽易な書類の作成、発送業務、データ入力など行政改革の中で進めているということであります。しかし、フルタイムで働くことは、仕事の内容は職員に準ずることであり、継続して雇用の保証はないわけであります。今日の税収不足の第一の要因は、非正規雇用がふえていることであります。この点でも行政は率先して正規の雇用をふやすべきであります。また、過重労働によるストレスや休職している職員の問題からも、正規の職員をふやすべきであります。間々田市民交流センターのグラウンド整備謝礼金は、他のグラウンド整備にも公平に支払うべきであります。  3款1項1目社会福祉総務費、28節繰出金6億5,326万円、国民健康保険特別会計繰出金ですが、国民健康保険会計決算では3億4,499万円の不納欠損金を出しています。これは国民健康保険加入者の責任ではありません。繰出金をふやすべきであります。  1項2目人権推進費、13節委託料1,750万円ですが、既に事業は終わり、県の補助も6万5,000円であります。一般会計で行うべきであります。  2項1目児童福祉総務費、学童保育クラブ指定管理委託料、今議会にも上程されていますが、業務内容からも、指定管理よりも業務委託に切りかえるべきです。  3項2目生活保護費では、生活保護世帯がふえています。この点では、民生委員の報酬も含め人員をふやすべきです。  4款1項5目環境衛生費、浄化槽設置費補助金では、浄化槽の管理面でも補助をして普及を進めるべきです。  6款1項2目農業総務費、13節委託料では、今議会にも議案が出ている道の駅思川の指定管理料は、独立採算で進めるべきです。  7款1項2目商業振興費、14節まちの駅土地建物借上料871万2,000円では、土蔵がなくなり見直すべきです。  3目工業振興費、工業開発推進事業費2,099万8,000円では、土地の取得、設備、固定資産税の一定期間免除など優遇策を設け、北関東でナンバーワンのような優遇策をとり、企業の誘致をしたいということでありますが、現実は昨年度の会社倒産5件、解散届の企業65社、合計70社もの中小企業が苦しんでいる状況です。新たな企業誘致より、既存の中小企業に直接の支援策が必要であります。  4目観光費、13節委託料4,215万円、「るるぶ小山版」ですが、JTBに丸投げして製作しても、余り活用している話は聞いていません。慎重に検討するべき問題です。  8款1項1目土木総務費、24節投資及び出資金515万2,000円は、南摩ダムへの負担金です。1964年構想から既に47年が経過して、ダムの必要性はありません。すぐにでも取りやめるべきです。  4項1目都市計画総務費の中で城山町三丁目第一地区市街地再開発事業では、小山市の実質負担額が4億4,910万円と示されました。しかし、事業費総額を提示するならば、もとの郵政省から購入した費用、教育委員会の移転費用、建物の取り壊し費用などを含め、床の権利床として2億9,541万5,000円の評価しかなかったことを明記するべきであります。  3目街路事業費、街路事業費、小山駅中央自由通路整備事業では、小山市の負担17億円に対し、JRは1割の1億6,000万円であります。これからの自由通路の利用状況からいっても、JRには応分の負担を求めるものです。  以上指摘して、この議案に反対いたします。 ○野村広元議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終わります。  これより採決いたします。  議案第57号については、決算審査特別委員長報告は原案の認定を可とすることであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔起立多数〕 ○野村広元議長 起立多数であります。  よって、議案第57号は原案のとおり認定されました。 △市政一般報告野村広元議長 日程第4、市政一般報告を議題といたします。  市長の報告を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 皆さん、おはようございます。本日ここに、平成23年第5回小山市議会定例会を招集しましたところ、議員各位のご出席を賜り、開会の運びとなりましたことに対し、感謝とお礼を申し上げます。  また、昨年11月16日、本市の誇る国の重要無形文化財である本場結城紬がユネスコ無形文化遺産に登録されてから1周年を記念して、本議場において本場結城紬を着用しての出席をご了承いただき、まことにありがとうございました。  それでは、市政一般及び近況について報告を申し上げます。  私は、市長就任以来、一日一日を大切に、「行政(市役所)をかえる」、「まちをかえる」、「くらしをかえる」の3つの「かえる」を市政担当の基本方針として、改革を進めるとともに、「市役所は市内最大のサービス機関である」との考えから、市民の皆様に満足していただける行政サービスを向上させ、職員には意識改革を求めつつ、「豊かで活力があり、くらしやすい小山の創造」のため、市政執行に全力を傾注してまいりました。  我が国の景気の先行きは、電力供給の制約や原子力災害の影響、海外景気、為替ルート、株価の変動等による景気への不安、デフレの影響や雇用情勢の悪化などが懸念されており、今後も不透明な状況が続くものと予想されます。このような流動的な社会経済状況下においても、時代を見きわめ、小山市の次世代のために市政運営に当たることが、私に課せられた使命であり、そのためには過去の経験を生かし、前例にとらわれない発想で市政運営に当たることが必要であると考えております。  このような中、日本経済新聞社が全国809市区を対象に調査し、10月16日に発表いたしました、「環境保全度」、「経済豊かさ度」、「社会安定度」の3つの側面から経済発展と環境保全を両立させた都市のサステナブル度(持続可能性)をはかる「第3回全国都市サステナブル調査」において、おかげをもちまして小山市は前回平成21年調査の全国第30位から第20位へと大きく躍進することができました。このような高い評価を得ることができましたのも、ひとえに議員各位を初め、市民の皆様や職員のおかげであると心から感謝を申し上げます。  今後も、来年6月のラムサール条約湿地登録を目指している渡良瀬遊水地を初めとする小山市の豊かな「水と緑と大地」の「自然」、昨年11月ユネスコ無形文化遺産に登録された「本場結城紬」に代表される「文化」、そして優位な立地・利便性を最大限に活用して、人口が16万人を突破した県内第2の都市として、人と経済・文化が交流する「北関東の拠点都市」の形成に向け、「豊かで活力があり、くらしやすい小山の創造」のため努力してまいりますので、皆様におかれましては、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  次に、主要事業についてご報告申し上げます。  初めに、去る9月21日の台風15号についてでありますが、上流域での降雨により、思川を初めとする市内各河川が増水し、大行寺地区、渋井地区において計10件の床上浸水が発生したほか、市内各所で床下浸水、12カ所で道路冠水による通行どめなどの被害に見舞われ、救護活動及び被害の拡大防止に努めるとともに、河川改修事業の早期実現を栃木県に要望したところであります。  次に、台風15号による思川の増水により被害を受けた思川緑地、公園等の復旧状況についてでありますが、10月中旬に思川へのアプローチ芝生広場、思川公園及び石ノ上河川広場の土砂撤去作業を完了しました。  思川緑地につきましては、先行復旧を目指しておりましたソフトボール場1面、野球場1面の復旧を10月21日に完了し、開放しております。石ノ上河川広場は、12月末まで芝生の養生を行うため、来年1月より開放する予定であります。その他の施設につきましても、来年2月末を目標に全施設の復旧を進めており、復旧が完了次第、順次開放してまいります。  なお、これらの施設の復旧に当たりましては、小山市内外から延べ約2,500人の皆さんがボランティアとして、石拾いやごみ拾いなどにご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。  次に、災害時応援協定の締結についてでありますが、市では大地震や洪水などの大規模災害に備え、自治体、民間事業所との応援協定を図っております。  11月3日、かねてより交流があり、東日本大震災に小山市から3度の物的支援、4度の人的支援を行った宮城県大崎市で開催された「大崎市震災復興大会」において、同市と「災害時相互応援協定」を締結いたしました。  10月11日、消防団分団長経験者で組織する小山市消防一水会、消防職員OB会の小山市消友会、警察官OB会である警親会小山支部と、同17日には自衛隊員OB会である栃木県隊友会小山支部との「災害時応援協定」を締結いたしました。  次に、小山市ケアンズ市姉妹都市締結5周年記念親善友好訪問団についてでありますが、本年は小山市とケアンズ市が姉妹都市盟約書に調印してから5周年の節目の年であり、10月13日から16日までの4日間、私を団長とし、大山議員を副団長に総勢26名がケアンズ市を訪問しました。  この間、小山市ケアンズ市姉妹都市締結5周年記念式典に出席し、バル・シーア市長との間で、これまで5年間の交流を総括するとともに、今後5年間の交流計画を協議するとともに、ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬のPRショー、豪日協会との交流会を行うなど、交流を深めてまいりました。  協議の中で、バル・シーア市長からは、ケアンズ市が交流を行っている小山市を含む7都市の中で、小山市との交流が最も活発であるとの高い評価をいただいたところであります。  今後とも、両市の友好交流促進のため、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。  次に、小山市立小山第三中学校と紹興市樹人中学校の友好交流関係締結についてでありますが、小山市と紹興市は平成17年11月「友好交流を発展させる覚書」を交わして以来、教育、経済、文化など各方面において着実に交流を深め、一昨年の10月22日「友好交流関係都市に関する協定書」に調印し、小山市と紹興市は正式に友好交流関係都市になりました。  このたび、紹興市から中学校同士の友好交流関係を締結したいとの強い要望があり、11月6日、小山市立小山第三中学校と同日から8日まで訪日した紹興市教育局弁公室副主任を団長とする紹興市樹人中学校友好訪問団との間で、友好交流関係締結を行ったほか、小山第三中学校にて給食体験、生徒交流、ホームステイをし、交流を深めたところであります。  次に、城山町三丁目第一地区市街地再開発ビルの建設に当たり、(仮称)小山市子育て支援総合センター内に開設する「認可保育園」の運営法人についてでありますが、9月に公募を行い、選定委員会で選定した結果、市内で「さくら保育園」を運営している社会福祉法人「桜美会」に決定いたしました。平成25年4月の開設に向けて、遠距離通勤をされる子育て世代の利用に対応するとともに、子育て広場事業や一時預かり事業、ファミリーサポートセンター事業などの市委託事業を実施してまいります。  次に、間々田保育所の民設民営化についてでありますが、「小山市旧間々田公民館跡地利用検討懇話会」のご意見を踏まえ、小山市土地利用対策委員会において、旧間々田公民館跡地の利用が間々田保育所の建てかえ用地と決定されたため、今後は保護者説明会や地域説明会を開催し、保護者の方を初め、地域住民の方の理解を得ながら、民設民営による保育所を平成25年4月の開園に向けて準備してまいります。  次に、「うどんのまち小山」創生推進事業についてでありますが、市では、新たなブランド化推進事業の一環として、食の地域ブランドの確立を図るため、県下一の生産量を誇る小麦を生かそうと、“うどん”に着目し、市内うどん店の有志が「開運小山うどん会」を5月11日に設立、このたび「うどんのまち小山」推進計画を策定し、その関連事業として、10月1日から開運のまち「小山うどんスタンプラリー」を開始するとともに、11月26日、27日の2日間、道の駅思川において「第1回開運小山うどんまつり」を開催しました。多くの皆様に参加していただき、好評裏に終了したところであります。  次に、平成22年度から26年度までの5年間を実施期間として、市民サービスの充実、人件費を初めとする歳出削減及び市税や税外公金等の歳入確保等に取り組んでいる第5次行政改革の計画初年度に当たる平成22年度の進捗状況についてでありますが、5年間の計画期間における目標効果額30億5,000万円に対し、平成22年度の効果額合計は6億5,700万円を達成し、対目標効果額比率は21.5%となったところであります。  次に、プレミアム付「開運小山市共通商品券」発行事業についてでありますが、景気は緩やかな上向き傾向にありますが、東日本大震災の影響により依然厳しい状況であり、デフレの影響や雇用情勢の悪化懸念も依然として残っていることから、景気回復を図り、地域経済の活性化と市民の生活支援に資するため、平成23年12月1日から平成24年3月15日まで、総発行額3億3,000万円のプレミアム付開運小山市共通商品券発行事業を実施いたします。皆様の積極的なご利用のほどをお願いいたします。  次に、本場結城紬ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念事業についてでありますが、小山市の誇る伝統産業であり、国の重要無形文化財である本場結城紬のユネスコの無形文化遺産一覧表への登録1周年を記念し、12月4日日曜日に、栃木県と共催で1周年記念事業を小山グランドホテルで開催いたします。皆様の積極的な参加をお願いいたします。  次に、本年4月より分譲を開始しました小山東工業団地についてでありますが、9月に県外医療機器製造企業の2区画、2万2,500平方メートルの立地が内定し、年内の土地売買契約締結に向け手続を進めているところであります。  これまでに全11区画中4区画の立地内定となり、他の区画においても複数の企業と交渉中であることから、今後とも早期分譲に向け強力に企業誘致活動を推進してまいります。  次に、小山駅中央自由通路の工事状況についてでありますが、水戸線ホームへの新設階段の設置が完了し、現在は駅ホーム内の杭・基礎工事及び中央改札付近の工事等を進めているところであり、12月4日早朝より西口改札から中央改札に切りかわる予定です。  次に、城山町三丁目第一地区市街地再開発事業についてでありますが、7月6日に建築本体工事に着手しましたが、現在、くい工事・土工事が終了し、基礎躯体工事を行っているところであります。工事は、平成25年3月の完成を目指し、順調に進められております。  また、本事業への参画企業であります住宅販売会社の分譲マンションの販売につきましては、12月3日より区域内にあるモデルルームにて分譲の申し込みが開始されることになっております。  次に、学校給食食材の放射性物質測定検査についてでありますが、福島原発事故の影響により、食品への放射性物質の影響が懸念されている子供の食の安心、安全をより高めるため、10月7日から民間検査業者に委託し、学校給食食材の放射性物質測定検査を行っております。結果につきましては、市のホームページにて公表しております。  次に、小山評定武将列伝刊行記念講演会についてでありますが、平成22年度より進めてまいりました「小山評定武将列伝」が刊行の運びとなりましたことから、10月29日、小山評定武将列伝刊行記念講演会を開催いたしました。国際日本文化研究センター教授の笠谷和比古氏の記念講演を初め、武将列伝の執筆者である青木教司氏や藤田雅子氏にご講演をいただいたほか、小山市民劇団開運座による「小山評定」劇や歴女と市長の対談が行われ、約1,000人に上る多くの観覧者が訪れ熱心に耳を傾けておりました。また、講演会当日に発売いたしました「小山評定武将列伝」の販売数も900冊余りと盛況であり、改めて徳川幕府300年を決定づけた「小山評定」への関心の高さを確認することができました。  本講演会の開催のため、ご指導、ご協力を賜りました関係者の方々に厚く御礼を申し上げます。  次に、寄附受け入れについては、別紙寄附受入一覧表のとおり寄附の申し入れがありましたので、それぞれのご厚情に対し、深甚なる感謝の意をもって受け入れた次第でございます。  以上、市政一般及び近況についてご報告申し上げましたが、議員各位を初めとして、各事業についてご協力を賜りました皆様に対し、改めて深く感謝申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○野村広元議長 以上で市長の報告は終わりました。  ただいまの報告に限り質疑を許します。  24番、生井貞夫議員。 ◆24番(生井貞夫議員) 2点ほどお伺いしたいと思いますが、まず1点目は2ページの台風15号についてでありますけれども、この台風によって思川、豊穂川の増水で、大行寺地区と渋井地区10件が床上浸水の被害があったという。それに伴って、県に河川改修事業の早期実現に向けて要望したとのことでありますけれども、要望内容と県からの回答についてお伺いしたいと思います。  もう一点は、6ページでございますが、小山駅中央自由通路の工事状況についてでありますけれども、この工事についてはJR東日本が業者の選定、また材料の発注をしているわけですけれども、現在まで地元業者の参入数、そして地元資材、材料等の使用状況についてお伺いしたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、根本建設水道部長。                  〔根本和男建設水道部長登壇〕 ◎根本和男建設水道部長 ただいまの生井議員のご質問にお答えします。  まず、要望の内容でございますが、栃木土木事務所に9月30日、これについては思川の改修、それと鷲城下の遊歩道の壊れたもの、また豊穂川の改修について要望いたしました。栃木土木事務所におきましては、管理をしております思川の洪水、それに伴う豊穂川への影響を検証するということで、これについてはコンサルに発注をいたしまして、現在、これからになりますけれども、業者が決まりまして、検証しているというふうな状況でございまして、具体的な対応については、これからになると思います。  以上でございます。 ○野村広元議長 田隝都市整備部長。                  〔田隝 淳都市整備部長登壇〕 ◎田隝淳都市整備部長 生井議員の中央自由通路に関する地元企業の参画状況についてのご質問でございますけれども、平成23年11月1日現在になりますけれども、23社の地元企業の方に協力いただいております。内訳といたしましては、建設、設備工事関係が4社、重機、機械リース関係が3社、材料関係の会社が6社、廃棄物処理関係が4社、消耗品4社、その他2社というふうな形になっておりまして、その中で地元の材料等についても活用いただいているというふうな状況でございます。  以上でございます。 ○野村広元議長 5番、苅部勉議員。 ◆5番(苅部勉議員) ケアンズ市の友好訪問についてちょっとお聞きします。  5年目の節目であり、これまでの交流を総括するとともに、今後5年間の交流計画を協議したとなっておりますが、この辺の内容についてもう少し詳しくお聞かせください。  それと、これは中学生が訪問していると思うのですが、1回目の訪問というのは5年前ということでよろしいのでしょうか。  以上、ご質問します。 ○野村広元議長 答弁、渡辺市民生活部長。                  〔渡辺一男市民生活部長登壇〕 ◎渡辺一男市民生活部長 苅部議員の質問にお答え申し上げます。  今回、締結5周年記念親善友好訪問団ということで、26名の団員が訪問いたしたわけでございますが、まず過去5年間の締結後の総括並びに今後5年間の交流のあり方ということで、ケアンズ市側と交流してまいりました。交流の内容につきましては、今までに経済あるいは教育、そういった点での交流の総括ということで、ご案内のように中学生のケアンズ訪問あるいはケアンズから既に22団体、146名を受け入れた経過、また小山市からの訪問団は21団体、366名を派遣したと、そういった教育、経済等の実績についての総括がございました。  また、今後の5年間については、さらなる交流ということで、文化、教育を初め経済等についても話し合われ、今後の友好交流をさらに深めるということで交流させていただいたわけでございます。  また、中学生のケアンズ派遣ということでございますが、今回の派遣につきましては第8回目となりまして、過去1年間だけ派遣のなかった年がございます。それは、世界的な流行になりましたインフルエンザの関係で、1年派遣を取りやめた関係がございます。ですから、平成15年かと思います。済みません。よろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 5番、苅部勉議員。 ◆5番(苅部勉議員) 今後の交流計画ということなのですが、最初の中学生派遣が平成15年ごろということで、このころ派遣された中学生は、今、成人していると思います。こういった方々が海外に訪問したことでどんなことを、そのとき、中学生のときはいろいろ感じたと思うのですが、成人してから感じたこと、成人する間に感じたことなどを、ぜひヒアリングしていただいて、今後の交流計画の中に反映していただきたいと思います。  紹興市との交流も今後始まると思いますので、そういった広い視野、国際感覚を持った子供を育てるという意味で、ぜひこういったことをお願いしたいと思います。  以上、要望といたします。 ○野村広元議長 10番、森田晃吉議員。 ◆10番(森田晃吉議員) 結城紬のことについてお聞きしたいのですけれども、市長の冒頭のごあいさつの中あるいは2ページ、3ページ、6ページと、この結城紬のことについて書かれておりますけれども、やはり現実的には着る機会が、普通に生活していたらほとんどないというのが現実かと思います。  そこで、こういう議会において、年に1回あるいは2回でも結構ですし、あるいはこの議場にいらっしゃらない市の職員の方とかあるいは教職員の方とか、そして機会をつくるということが大切なのかなというふうに思っているのですが、その辺のところについて市長のほうから、今後のことについてお考えがあればお聞かせいただければと思います。 ○野村広元議長 答弁、大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 森田議員のご質問にお答えします。  着る機会ということでありますが、私どもも結城紬の記念事業、1周年のときに結城紬のパレードをしようということで、別な時間、1時からなのですが、着てきた人について着てきてもらって、それで町なかを歩くことによって、結城紬のすばらしさを知ってもらうと。それとか結城紬の総会、こういったときに結城紬を着てきていただいて、その方には何かプレゼントする。あと、先週ですか、結城紬の本場結城紬織物協同組合の競技展示会というのがありましたけれども、ここに来ていただければ、そこで粗品を進呈したというふうにして、着る機会をふやそうという努力をしております。  以上、説明申し上げましたが、よろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 市長の一般報告の中に結城紬、非常にきょうは早朝より執行部の市長を初め、私は本当に感激しました。すばらしいなという。やはり、このぐらい小山市もつむぎに対しての真剣さがあれば、本当に今後もすばらしい方向に進んでいくのではないか、こう思うのです。  そういう中で、少しお尋ねしたいと思うのですが、結城紬の振興のために本年度予算3,261万円を計上しております。そういう一つの中で、市長を初めPRに努めていることに対しまして、私も地元の絹地区の議員といたしまして、ここに石島議員もおります。きょうの一つの姿を、私の生涯の目に焼きつくほどうれしく思っているし、また御礼を申し上げる次第でございます。  しかしながら、PRばかりでは、真に絹地区でつむぎを織っている人、染めている人、また機、また絹地区で蚕を飼育している生産者からしますと、市長、余りメリットがないのです。そういう一つの中で、やはり桑地区は桑をつくり、絹地区はお蚕さんを飼って繭をとって、そして一つのつむぎに工程を踏んでやっていくわけなのです。昔はそういう一つの中で、収入面ばかりの稼ぎでございましたが、今ではつくった反物が、消費者の生活様式も変わりまして、高価なため、なかなか買ってもらえず、以前の収入と比べると半分ほどしかないのです。ほとんどの人が結城紬を専業としていたわけですが、こういう一つの中の出来事というか、世の移り変わりの中で生活ができないのです。出稼ぎに出ている人が、今現在、現状というか事実であります。また、織り子さんも、昔は3人女の子を持てば蔵が建つと言われておりましたが、織り子さんも高齢化しまして、結城織物指導所を私が訪問したときに、地元の後継者がいないのが現状であるので、非常に後継者づくりを難を期しているというようなことをお聞きしたわけでございます。  そこで、私の提案ではございますが、それぞれの市がばらばらではなく、小山市、結城市、下野市と連携を密に持って、結城市の産地、問屋と手をとって、全国的に主要都市で展示会、即売会を開催して、結城紬のよさをお客さんに、そしてその品物が安く手に入れていただければ、生産者の振興につながるのではないかと、私はこう思っている一人でございます。イベント、PRだけではなく、本当に生産者のことを考えた行政の応援が今後できるかできないか、市長にお聞きしたいと思うのであります。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 角田議員の質問にお答えさせていただきます。  角田議員のおっしゃるとおり、生産をしている結城市、下野市、小山市一体となって、そして生産者、そして問屋の皆さん一体となって、ご提案のような各市における販売会の開催などPRをしながら、最終的な目標はやはり生産者の技術の維持、保存と、そして長く結城紬を小山市のブランドとして維持していくことでございますので、その点につきまして、現在、12月4日に開催される予定の1周年記念事業におきましても、いかにして、一時は3万反もあった生産が、今や2,000反に落ち込んでいるという大変な状況でございますので、これをさらに振興していくことができるかということで、需要の拡大、このようなことも考えながら生産、振興を一致協力しながら努めていきたいと、このように思っております。  角田議員におかれましても、生産地でございます絹、地元でございますので、またご提案等をいただきまして、さらに振興していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○野村広元議長 27番、石島政己議員。 ◆27番(石島政己議員) 私からは、この市政一般報告が、どのような基準でまとめられるのかお伺いをしたいというふうに思うのですが。というのは、これまでも何度も指摘があったというふうに思いますが、この議会で今何を市民に報告し、また説明し、理解をいただく、そういうことなのかという部分で、この報告書に載せてある事柄、これが当然あるだろうというふうに思っていたものがない、こういうことについて気がつくものですから、それらについてお聞きしたいというふうに思っています。  というのは、今、私が一番市民に説明責任を果たさなければならない、これは広域のいわゆる訴訟事件の関係だろうというふうに思っています。これは広域のことだからということではなくて、構成市でありますし、小山市長は広域の管理者でもあるわけですから、広域の訴訟事件については、やはりこの議会の中で、市政一般報告の中で私はすべきだろうというふうに思っていました。残念ながら、今回もありませんでしたが、具体的に賠償金まで支払いをしているという、そういう状況になってきているわけでありまして、これまで裁判の途中だからということで、ずっと…… ○野村広元議長 ちょっと、石島議員、報告に限りということなのですが、今、石島議員が言っているのは、大変私も重要懸案事項だと思うのです。今、石島議員が質問していることは、これからの議会としても重要な懸案事項だと思うので、質問を許可します。最初に、この報告に限りということだったので、質問して結構です。 ◆27番(石島政己議員) ありがとうございます。私は、細かいことは聞きません。ただ、この今申し上げたことに対して、市民への説明責任をいつ、どのような形でされようとしているのか、そのことだけお聞かせいただきたいと思っています。これから、最高裁に上告をしているというふうな状況ではありますが、いわゆるコンポストの撤去費用、これらも大きな費用負担が出てくるわけでありますから、市民への説明責任をどのような形で、いつされようとするのか、そのことだけお聞かせいただきたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 石島議員の質問にお答えいたします。  私も平成12年の市長就任以来、このような形で市政一般報告をやらせていただいております。職員の皆さんに、市政一般報告はどういうものをすべきかお聞きしまして、各所管部から上がってきたものにつきまして、私なりにまた判断して取捨選択し、そしてここに報告しているわけでございます。  石島議員のおっしゃる話では、広域の話もということでございますが、広域もれっきとした一つの自治体でございまして、組合議会というものがございまして、そちらのほうで説明しているところでございます。なお、そういう場合におきましても、本議会について関係するというときにつきましては、適宜適切に説明をしておりますし、広域につきまして、今後の訴訟問題の行方につきましても、十二分に説明責任を果たしていきたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。  以上です。 ○野村広元議長 27番、石島政己議員。 ◆27番(石島政己議員) 広域の議会の中で、説明責任を果たすというとらえ方で理解すればいいですか。私は、それだけでは不十分だというふうに思っているものですから。当然、構成市として、費用負担は各自治体が負担していくわけですから、それぞれの構成市の議会においても、それぞれ市民に説明する、そういう責任が、議会といいますか、首長さんたちが説明する責任があるというふうに私は思っているものですから、その辺の私と市長の認識の違いがあるのだろうというふうに思いますが、私の意見を申し上げさせていただきました。 ○野村広元議長 13番、福田洋一議員。 ◆13番(福田洋一議員) 最初に、二、三点お伺いしたいと思います。  先ほど生井議員のほうで、台風15号に関する河川の改修というお話がございましたが、今回非常に災害、日本全国ことしは災害の年であったということで、特に河川の増水ということで、小山市内には数多くの増水危険箇所がございます。そんな中で、どの程度今のところ改修が進んでいるのか、本年度の効果をちょっとお聞きしたいのと。  また、災害時の活動ということで、いろんな活動団体、例えば消防団等、台風15号のときには河川の増水の警戒に当たった。そんな中で救命胴衣等の安全確保ということで、ことし何か2着ほど今のところ配布されたということでございますが、今後安全確保のために、そういった胴衣等の生命に関するものをどの程度配布されるのか、そこら辺をお聞かせいただきたいと思います。  また、もう一点、食の安全ということで、学校給食の測定ということで、こういった安全性を民間に委託しているというお話でございますが、あと経済部長に、現場での安全性の確認ということで、今後さらなる安全ということで、例えば除染効果のある作物の来年に向けてのそういう指導、そしてまた石灰等の単費で吸着させるようなさらなる安全確保、現場での安全確保は、そういうのはやられたのか、その点をお伺いしたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、根本建設水道部長。                  〔根本和男建設水道部長登壇〕 ◎根本和男建設水道部長 福田議員の質問にお答えします。  まず、河川の改修の進捗率といいますか、状況ということでございますが、市が管理する河川というのが特にございません。ただ、現在小山市内には、国の直轄と県の管理ということで、思川、永野川、巴波川がございます。思川につきましての未改修部分というのは、豊穂川の取りつけ部分のみということで、その他については改修が済んでいるということでございます。また、巴波川、永野川についても、現在広域幹線の改修事業として実施中でございまして、永野川についても、ちょっと進捗率のパーセントはわかりません。申しわけございませんけれども、現在着々と事業を進めているということでございますので、ご理解を願いたいと思います。 ○野村広元議長 宇賀消防長。                  〔宇賀静男消防長登壇〕 ◎宇賀静男消防長 福田議員のご質問にお答え申し上げます。  今現在、台風15号については、消防団の方にご活躍いただきまして、本当にありがとうございました。その中で救命胴衣という形で、現在2着貸与しております。今後の貸与ですが、各18分団全員に1着、合計で3着を貸与という計画を立てておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 福田議員のご質問にお答えします。  まず、放射性物質の農産物への汚染なのですが、検査についてはモニタリング検査、スクリーニング検査、自主検査というのがございます。モニタリング検査につきましては、県が行いまして、その地域、その作物を出荷停止にするかどうかというのを検査しておりまして、小山市においてはモニタリング、スクリーニング検査、これも全部放射能は測定されずということで、農産物については全部安全ということで、現場では安全だということです。  それと、石灰等をまいて放射性物質を吸着させるかということですが、土壌検査しましても暫定規制値以下でありますし、野菜等にも出ていないということで、石灰等の配布は行っておりません。  以上であります。 ○野村広元議長 13番、福田洋一議員。 ◆13番(福田洋一議員) 今、経済部長にお答えいただいたのですが、私は別に安全というのは確認されているというのは、十分承知してございます。ただ、さらなる安全で、現場等でそういう除染効果のある作物の普及とか、さらなる安全のためにそういう指導を行ったのかというお話でございますので、何も危険ということを聞いているわけでございませんので、作物では菜の花なりヒマワリ等が除染効果があると言われたので、そういう拡大を図った来年に向けての指導を行っているのかというお話を聞きたかったので、再度お願いしたい。 ○野村広元議長 答弁、大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 福田議員のご質問にお答えします。  作物によって除染するということは、土壌から作物が放射性物質を吸収するということであります。そうすると、その放射性物質を今度はどこに捨てるかと、そういう問題が起こってきますので、菜種、ヒマワリ、これによる除染ということは、現在土壌そのものが暫定規制値以下ということでやっておりません。  以上であります。 ○野村広元議長 4番、野原勇一議員。 ◆4番(野原勇一議員) 7ページの「小山評定武将列伝」発行記念講演会についてでございますが、こちらに約1,000人を上回る多くの観覧者という文言があります。私も当日どういったものかと思い、講演会に参加させていただきましたが、こちらの1,000人の中には、多くの職員の方もいらっしゃったことが事実でございます。この1,000人と、あとはもう一つ、販売数も900冊余りと書いてあります。この中で最後に、小山評定への関心の高さを確認することができたと書いてあります。これはどのような観点からそういった確認ができたのかをお聞きしたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、上野教育部長。                  〔上野安夫教育部長登壇〕 ◎上野安夫教育部長 野原議員の質問にお答えさせていただきます。  列伝の記念講演会につきましては、当日たくさんの方に観覧いただいております。議員もおいでいただいたということで、大変ありがとうございます。職員につきましても、皆さんの参加をお願いしますということで呼びかけはさせていただきました。あくまでも自主的参加ということで、参加割り当てとか、そういうものについては一切ございません。参加していただいた会場の人数、そしてそのときの武将列伝の本を購入していただいた方々の多さを含めまして、「小山評定武将列伝」、大変関心をいただいたというふうに判断させていただきました。  以上でございます。 ○野村広元議長 4番、野原勇一議員。 ◆4番(野原勇一議員) 今の答弁をお聞きしましたけれども、私が申し上げているのは、例えばこういったイベントであれば、必ず目標というものがあると思うのです。今の来場者の目標を何人に設定したのか、またそのときの武将列伝の販売数を何冊販売するのか、そういった計画的なものがなくて、1,000人だよね、900冊売れたよね。だから、関心の高さを再確認できたよねと、そういう流れであれば、この書き方は、知らない市民の方が聞いたらどう思うでしょうか。そういった目標を持って、こういったイベントというのはやるのではないでしょうか。その辺のところを聞きたいです。 ○野村広元議長 答弁、上野教育部長。                  〔上野安夫教育部長登壇〕 ◎上野安夫教育部長 野原議員のご質問にお答え申し上げます。  会場に対してどのくらいの人数かということで、目標を持ってということでございますけれども、あの会場、私どもは満杯になってほしいというふうに思います。ただ、それもそのときの状況とかそういうものによって左右されますので、せめて80%はあの会場を埋めていただきたいというような目標を持っておりました。  また、本の冊数でございますけれども、何冊というような目標は、大変申しわけなかったですけれども、持っておりませんでした。ただ、より多くの購入冊数が売れるようなということで考えておりました。今後は議員がおっしゃいますように、目標を持って進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○野村広元議長 22番、青木美智子議員。 ◆22番(青木美智子議員) 2点ほど質問させていただきます。  1点は、先ほどケアンズの交流ということで苅部議員が質問ありましたが、今回ケアンズの費用、予算は350万円とっていたかと思います。今まで中国2カ所、ケアンズ、市長就任以来国際交流ということでいろいろ海外に派遣してきております。費用は大体3,500万円ぐらい、今回はわかりませんが、3,500万円ぐらい費用として使っているということを調べさせていただきましたけれども、中学生、高校生が外国に行っていろいろな体験をするというのは、本当に国際感覚を身につけることもさることながら、人づくりということでは、小山の子供たちの将来を考えた場合、とてもいい経験であるかと私は思っております。  ただ、大人の方が行く場合の派遣団のことなのです。メンバーを見ますと、何回も行っている方もいらっしゃいますし、公費負担で行くという場合には、やはり募集する段階で、きちんと今回の費用は50万円なら50万円、その何分の1を公費負担、何分の1を私費でというようなことを、きちっと明確にして公募するというような形をとっていただきたいと思うのです。毎回毎回、それがきちんとされておりません。そのときそのときのようなとり方ではなくて、公費で行くわけですから、同じ方が行くことのないように、そして広く多くの方に行ってもらいたいわけですが、それらをきちんと評価する。これから計画を立てるということですが、どういうことをして、どういう結果があって、きちんと評価をした上で進めていかないと、ただの交流、交流だけで派遣してお金を使うということには、私は問題があると思いますので、その辺のところを十分今後は考えていっていただきたいと思います。  あと、7ページの、今、野原議員もおっしゃっていましたが、武将列伝、これですが、私、議会のほうにも配付していただきました。全部はまだ読んでおりませんが、小山市は開運でないということが、これを見てよくわかりました。本当に資料に基づいて、きちんとそれぞれその武将の出身地の学芸員なりが書かれているわけです。どこにも開運というのは書いてありません。ここに石高、28人の武将は最初の石高が、これでこれだけふえましたよと、石高の記載はありますが、いかにもこれで開運なのかというような誘導させるようなことなのかと思いますが、中身を見ていきますと、ほとんどの武将たちが改易、取りつぶされたりとか、いろいろな経緯をたどっております。この前の記念講演会の中でも、笠谷和比古先生なども、本当に小山市の評価に対して疑問を持っているような言い方もされておりました。評定自体は評価しておりましたけれども、暗に小山市の評価に対して批判されていたのではないかというふうに思います。  青木さん、松本城の石川康長ですね、執筆者の方ですが、やはりここも改易ということで、そういう道をたどっているのです。開運ではないですし、この1ページを見ましても、小山氏のことを見ますと、滅亡したとか祇園城が陥落されたとかいろいろ書いてありますので、本当にこういうことをきちんと子供たちに教えていっていただきたいのです。いつも開運、開運と頭に冠をつけないで、やはり子供たちに悪い影響も与えますので、その辺のところはしっかり認識していっていただきたいと思います。  先ほど、講演会には1,000人余りとなっていましたが、いつもこういうシンポジウム、昨年の開運まつりの講演会もそうでした。動員をかけるのです。それで、これだけ集まったから盛況だった。動員されるほうは、本当に嫌々ながら来ている方も多くいるのです。いろいろ話は耳に入ってきます。ですから、上辺だけで動員してこれだけ来たからということで、安易にそのような表現の仕方はしてほしくないと思います。  そしてまた、この文章、細かいことなのですが、10行目のところに、小山評定劇や歴女と市長の対談が行われと書いてありました。やはり、今、盛んに歴女とか山ガールとか、鉄道好きな女性は鉄子とかいう文言を使っております、メディア関係は。でも、公文書としての場合に、歴女と、こういう言葉はやはりちょっと気を使っていただきたい。私は、好ましくないのではないかと思うのです。鉄道好きな男性を鉄男とは言いませんし、山好きな男性を山ボーイとは言いませんし、歴史好きな男性を歴男とは言いません。何でも女弁護士、女医師とかいうように女を頭につける。やはり固定観念ということで、こういう言葉を安易に使う。やはりジェンダーの視点を持って、こういう言葉は使っていただきたい。よく教育委員会のほうの言葉にも父兄という言葉は使われていますが、やはりジェンダーの視点を持った言葉を、公式な場での文書には使っていただきたい。ぜひその辺のところはお願いしたいと思いますし、この武将列伝の28人の武将は、どのようにして28人選ばれたのか、それをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 青木議員の質問にお答えいたします。  武将列伝についてでございますが、青木議員はあの当時あの会場にいたのでしょうか。あの会場にいた方たちは、異口同音に小山の歴史のすばらしさをたたえておりました。特に歴史は、一面からだけ見てはだめでございます。もう一面からぜひ見ていただきたいと思います。あの山内一豊の歴史交流館の学芸員でございました藤田雅子氏は、小山市において山内一豊さんは本当に開運だったのですよと。今でも山内家は、小山市のことをありがたがっていますよと、私にとつとつと語ってくれました。このように歴史は、やはり多くの皆さんが判断するものでございます。あなたの意見はあなたの意見、私は市長として、小山市のこれからの発展を願って、この小山評定という小山市最大のブランドを使って、そして開運という言葉をのせて小山市を全国にPRすると、そういう市政をとっているわけでございますので、あなたの言うことも正しいかもしれませんが、私の言うことも正しいわけでございまして、私が市政の中の一環としてそれを主張しておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。  その他の質問につきましては、関係部長に答弁させます。 ○野村広元議長 渡辺市民生活部長。                  〔渡辺一男市民生活部長登壇〕 ◎渡辺一男市民生活部長 青木議員の質問にお答えいたします。  ケアンズの訪問等につきましての質問でございますが、今回、10月13日から10月16日まで訪問させていただいた訪問事業につきましては、参加者を「広報小山」並びにホームページ等で募集いたしまして、15名募集という内容で募集させていただきました。19名の応募がございました。そして、9月議会でも選考方法等について、青木議員のご質問ございましたけれども、19名のうち15名選考ということで、自治連会長、観光協会副会長、白?大学教授、副市長、また私も入らせていただきまして選考させていただきました。そのときの選考基準は、先ほど青木議員がおっしゃられましたなるべく初めての方、あるいは今後この経験を広く地域に活かせる方等々の基準を設けさせていただきまして、選考委員の方に選考させていただき、15名選考させていただいたという経過がございます。  また、先ほど苅部議員からも要望ということでございましたが、この交流事業等々につきまして、今後小山市にとって役に立つあるいは地域にとって役に立つというようなことでございますが、今回、12月9日に、今まで派遣させていただいた方々を一堂に集めさせていただきまして、交流会を開催する予定でございます。その中で、参加者の皆さんからいろいろなご意見をいただき、また青木議員からのご意見等も今後の事業に反映させていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 上野教育部長。                  〔上野安夫教育部長登壇〕 ◎上野安夫教育部長 青木議員のご質問にお答えしたいと思います。  先ほどの言葉の使い方等、歴女という言葉と、また学校での父兄とか、あとは保護者とか、そういう言葉の使い方につきましては、教育委員会としましても、今後再度より注意を払いながら、また研究しながら使用していきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○野村広元議長 22番、青木美智子議員。 ◆22番(青木美智子議員) 言葉の使い方に関しましては、教育委員会だけではないのです。小山市の執行部というか、部内におきましては、全部それらはジェンダーの視点を持って文章は書いていただきたい。例えば子育て支援ガイドブック、職員活性課が発行しているのですが、この挿絵、カットなどを見ましても、やはり介護などは男性が介護しているようなカットなんかも使われて、そういう方向になってはいっていますけれども、まだまだそういう視点が欠けて、そういう文章を考えずに使っているというか、気づかずに使っているというところがありますので、ぜひそれらは今後留意しながら文書はつくっていただきたいと思います。  開運につきましては、山内一豊は、これを読みましても本当に出世しましたし、石高も上がっていますので、それは言えますが、でも28人が28人全部がそうなっているわけではないのです。市長の言葉の中にも開運はありませんし、民間の商工会議所とか、そういう方たちがそれを利用して商売でまちを起こそうということならわかるのですが、やはり市の執行部として、どこにでも開運ということで、子供たちを動員してまで開運の作文をつくらせるというところまで発展しておりますので、十分に気をつけていただきたいと思います。  以上です。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 余り一般質問ではないからというような、ちょっとわきのほうからお話を聞いたものですから、幾らかはしょって、これは5行目、またほかにもあるのですが、やらせていただきます。  今、青木さんが言うように、私も冠をはしょって開運のまちでありませんというような形の中で、あえて開運を外して、第1回目の小山うどんまつりについてお聞きをいたします。11月26、27日の2日間、道の駅思川で開催されましたが、周囲の道路まで車がやはり駐車されて、行き来ができないような状況だったのです。大変盛況であって、これは本当にうれしいことなのですが、私の聞いたところでは、館林市で行われた麺―1グランプリですか、優勝した店舗や近隣の市からも参加していただいたようでございますが、いつもイベントに欠かさず参加している市内のそうめん屋さんが出席していない。いつもイベントには欠かさず来ているのですが、出ていないということで、非常に寂しい気持ちをしたのですが、小山市から出店者が少なかったと。市外の店のほうが多かったと聞いております。小山うどん会には何店舗が加盟して、今回は何店舗が店舗が出店したのか、なぜ小山市の出店者が少なかったのかお聞きします。  また、新たなブランド化推進事業の一環といたしまして、「うどんのまち小山」を推進していくということですが、うどんやそばは小山市内に限らず全国どこに行っても食べられるものだと、私は子供のころから思っている一人でございます。そこで、お聞きいたしますが、「うどんのまち小山」として小山市が応援していく最大の理由は、何か理由があるのか教えていただきたいと思うのであります。 ○野村広元議長 答弁、大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 角田議員のご質問にお答えします。  開運小山うどん会でありますけれども、ことし11月30日現在、30店舗が加入しております。そして、加入し、「うどんのまち小山」を推進しております。今回の第1回開運小山うどんまつりには、市内4店が出店しております。他の店舗につきましては、主人のかわりに営業する人がいなかったり、自分の店を休んでまで出店できないという理由で、市内では4店舗の出店となりました。  続きまして、「うどんのまち小山」として市が応援していく最大の理由ということでありますが、小山市は肥沃な土壌から、県下有数の小麦の生産量を誇っており、うどんに適していると言われるイワイノダイチの収穫量は、平成20年で1,650トンと県内第1位であります。また、農家では古くからこの肥沃な土壌を利用して小麦を作付し、収穫した小麦を地域に点在している製粉店で製粉し、来客に自家製のうどんを振る舞うという風習がありました。このような食文化と小山産小麦イワイノダイチに着目しまして、安くてうまくて地元の人に愛される地域の名物料理として、小山のうどんを市内外にアピールしようと、市内のうどん店と連携して、開運小山うどん会を本年5月に立ち上げたものです。この開運小山うどん会を中心に、市民を初め市内外の人々に小山産小麦イワイノダイチを使用した小山うどんを認知していただき、地産地消の推進、小山市のイメージアップ、地域経済の活性化につなげるため応援しているものであります。  以上であります。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 部長、よく理解できました。できる限り、二十数店舗も市内にあるわけですから、ましてその中でもそうめん一途に本業でやっている店もあるのです。そういう人たちを説得して呼びかけて、説得ではなくて、自然な心で店舗を出せるようなシステムに持っていかなければだめだと思うのです。まして、本業でやっているところは自家製でつくっているわけですから、ほとんどのお店は、よく調べてください、インスタントが多いのです。そういうものも、ちょっと味見をしていただければよろしいのではないか。  私が言いたい趣旨ということは、市のイベントはいつでも道の駅思川で開催しているのです。これは何で道の駅を市としてやっておられるのか。これは市長の命令が出ているのではないかと、私は推測するのです。先ほども申し上げましたが、当日は大変な盛況であったと。これは結構なことなのです。そのほかに周囲道路、駐車場、私も行ったのですが、車があふれているのです。交互通行もできずに、警備員だけで足らず、商業観光課の職員がなれない手つきで交通整理をしていたのを私は目にして、非常に残念だなと。人の誘導ではなくて交通整理をやっているのかな、非常に寂しかったです。今回は、本当に事故もなく終了したようです。  本来の道の駅は、イベント会場ではないのです、市長。一般ドライバーの憩いの道ではないかと私は推測するわけですが、私だけではなくて、だれもがそう思っているのではないか。やはり、トイレ休憩、そういう形の中で道の駅を利用している人がたくさんいると思うのです。まして、私の友達にもドライバーがおりますが、土、日は道の駅思川は利用できないと、怒っていました。それはなぜかというと、当日は本場結城紬の展示会も同時開催しておりましたが、関係役員も車が置けないほど嘆いていたということが現実であります。中心市街地の商店者は、昔は町なかでいろいろとイベントがあったのです。みんなほとんどが道の駅に持っていかれて、それでなくても店舗が次々と閉店していき、空き店舗が多く、非常に寂しい状況になっているのです。まして、西口は駅西開発で都会的な風潮で今日まで来ましたが、本当にまちの中が活性化になっていないのが現状であるのです。  そういうことに対しまして、つむぎをPRするのもいいのです。しかれども、今現在の小山市のまちの中が寂れているということは、やはり少しでも客を引いて、商店街の皆様の中で買い物をしていただく。道の駅で、では小山のまちの中へ寄っていこうかという人はいないと思うのです。そういう点においては、市長、小山市の活性化につながるのには、やはりそういう一つの御殿広場もあるわけですから、そういうところでイベントを前回も開かれた形もあるのですが、これからもそういう一つの中に、まちに潤いを、人の寄るまちをつくっていただきたいと私は思うのであります。これは市長はどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。  もう一つ、10月から小山うどんスタンプラリーが始まったようですが、その内容と、2カ月が経過しましたけれども、その効果はどのような形になって効果が出ているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 角田議員の質問にお答えいたします。  道の駅で第1回開運小山うどんまつりをやった最大の理由、これは施設が完備しているからでございます。皆さんもご存じのとおり、ああいう飲食店の関係のイベントを実施する場合は、水道と排水施設がなければ実施できません。そういう面で、市役所の北側のこちらのほうでやることも考えましたが、残念ながらあちらは国指定史跡ということで、水道、排水、これらの施設整備は一切まかりならぬ、こういうことで、その施設が完備されておる道の駅で実施したということでございます。  また、道の駅ができて以来、こちらのイベントをみんな向こうへ持っていったという根も葉もないお話をよく何度もされておりまして、私も大変迷惑に思っております。ぜひご理解をいただきたいと思います。道の駅思川で行っておりますブランドまつり、また今回のうどんまつり、和牛まつり、こういうものは道の駅ができたことによって、初めてできたイベントでございます。私もこの西口において、イベントの実施ということを考えておりまして、今までなかったアユ祭り、また今までなかった開運まつり、そしてことしからは第1回の小山御殿まつりもちゃんと西口のほうでやっているわけでございます。ぜひ、何回も説明させていただきますけれども、ご理解を賜りたく思います。  また、今後この小山御殿につきましても、整備が完了することに伴いまして、こちらのほうでもさらに一月1度ぐらい、特に桜まつりから始まりまして茶会や、またお月見会、盆栽の関係の祭りなど毎月1回ほどお祭りをこちらのほうに実施いたしまして、西口のさらなる活性化を図ってまいりたいと考えております。  その他の件につきましては、関係部長より答弁させます。 ○野村広元議長 大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 角田議員のご質問にお答えします。  小山うどんのスタンプラリーにつきましてですが、このスタンプラリーはこのマップを100円で購入いただくと、参加店で食事をすれば100円相当、全体で25店舗参加しておりますので、全体で2,500円分の割引が受けられるのが特徴であります。また、毎月抽せんで食事券が当たるとともに、全店制覇した方には先着で、先着5名様には1万円のうどんの食事券を贈呈されます。開始から2カ月過ぎましたが、全店制覇の方が1名、10店以上制覇の方も4名出てきており、参加店に確認しても、マップを持って来店してくださる方がふえているとの回答があります。このうどんで、うどん店の皆様方が経済効果が出ていると思います。  以上であります。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) ありがとうございました。市長と、ご兄弟というので、部長にいろいろといい方向の話を聞きまして、ありがとうございました。  市長、やはり先ほど、酸っぱいような話をしますけれども、市街化活性、まちの中が寂れれば、これは本当にいい形には残らないのです。ですから、そういう点においては、市長も来年7月には選挙になるわけです。もう出ないのなら構わないですよ、このままほうっておいても。出たいというなら、まちの中の票もほしいわけですから、やはりまちの中を潤いを持たせるような、あの思季彩館だってそうでしょう。月七十何万円払っているのでしょう。蔵が壊れたからって、やはりある程度値段も下げなくてはだめです。やはりそういう一つの中で、年間850万円ぐらい払っているのでしょう。まちの中に、思季彩館だけに収入あるのですか。でしたらば、やはり潤いのある活性化に向けてひとつ努力していただきたい。  私が何できょうは6ページ、5ページ、今度は3ページに移るのですが、私はきょうは、本当はこれやめようかなと思った。なぜかといったらば、市長は朝早く来て、私があそこで、私は糖尿ですから、あめをなめないと回転が悪くなるのです。そうしたらば、角田さん、角田さん、後ろで声をかけるのだ。ああ、何て優しい声だろうと。私は本当にうれしかったのです。けれども、何で最後にこの話を持ってきたか。きょうはやめようかなと思った。けれども、しようがない、ここに書いてあるのですから。市長の報告の中で3ページの11月3日、かねてより交流があった、東日本大震災に小山市から3度の物的形の中での支援をいただいたという一つの中で、市長にお尋ねするのですが、11月3日、宮城県大崎市において、大崎市の震災復興大会で、小山市と災害時相互応援協定を結んだと報告がございました。大崎の市長は、小山市に10月の何日に来られたのだか、市長ちょっとお伺いしたいのですが。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 角田議員の質問にお答えいたします。  11月3日に大崎市で復興支援祭があるということで、そのときに復興支援のために私どもが参るということもございまして、その事前に何もごあいさつをしなければ失礼に当たるということで、東京あるいはその他のところに訪問するがてら、小山市に立ち寄ったものでございます。  以上でございます。                  〔「幾日だい」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 何日だと聞いているのですけれども。                  〔「それはちょっとわからない」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 わからないと。  三田総務部長。                  〔三田久雄総務部長登壇〕 ◎三田久雄総務部長 角田議員の質問にお答え申し上げます。  大崎市長がお見えになりましたのは10月27日でございます。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 市長が忘れてしまったというので、三田部長があれなのですけれども、実は本当に心苦しいのですが、確かに10月27日木曜日、5時に来ているのです。なぜ私がこの内容をご存じかというと、11月2日付で実は私のところに1通の手紙が参り込んだのです。その内容という一つのものを、私が恐る恐るあけてみましたところ、大崎市長と大久保市長、他にも職員がいたらしいのですが、今、お礼かたがた寄られたという形の中で、市長は接待をしたのではないかというようないい方向に私は感じたのです。どのような5時から食事をしたのか、どういう会談をしたのか、ちょっとお聞かせ願いたいのですが。言いたくなければ、こちらで言いますから、別にどうのこうのないのですけれども。                  〔「続けて質問してください、続けて」と呼ぶ者あり〕 ◆26番(角田良博議員) 続けて、そうですか。では、何時ごろまで、市長、食事をしていたのか、ちょっとお聞きします。 ○野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 その10月27日に私と、ちょうどそのとき部長は会議がございましたので、所管課のたしか2人の課長だと思いますが、大崎市の市長と、そして秘書の方をお招きいたしまして、そこで懇談会を持ったということでございます。時間については、通常6時から始まりますので、大崎市長は小山市に泊まるということでございましたので、8時か9時からではないかと、このように考えております。  以上です。 ○野村広元議長 時間がないので、手短にお願いします。  26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 申しわけありません。ここで打ち切ってしまうとまずいでしょう、やっぱり。続けてよろしいですか。 ○野村広元議長 はい、結構です。 ◆26番(角田良博議員) それでは、市長、手短にという議長のほうからおしかりを受けたものですから、短にします。そういう一つの中で、市内の飲食店で大崎市長と大久保市長と他職員と食事をしたというような一つの中で、ただ私が言いたいのは、食事はいいのです、市長。その中に、文面の中に、お酒を飲んでカラオケをやっていたというような話があるから、私はちょっとあれなのです。まして、東北地方は3.11ですか、3月11日、4階にいたとき地震ありましたね。1つの町、村がなくなってしまう。そういう一つの中で、今回の大崎市と提携を結んで意義あるものなのです。そういう形の中で、人が困っているときにマイクを持って歌を歌っていたと。カラオケをしていたと。お酒も十分飲んでいたというようなことが、大崎市の市民、小山市の市民が知ったらば、市長、どうなるのですか。そこをお聞きしたい。  簡単に議長が言えというから、私も簡単に話しますから、どのぐらいのお酒飲んで歌を歌って、3時間、8時過ぎまでやったというような、3時間も、食事というのは最低40分から1時間だよね。そういうお酒を飲んでカラオケを歌ったということは、被災者に対して失礼ではないかと私は思うのです。その点どういう考えであれだかお聞きします。私だけの一方的な話だけでは困りますから。 ○野村広元議長 大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまの角田議員のご質問にお答えいたします。  先ほど申し上げましたように、11月3日に復興祭があるということで、その事前に、小山市がそちらのほうに訪問するということで、東京等に用事があるがてら、こちらに立ち寄っていただいたものでございます。そして、その会食も通常の範囲であるというふうに考えておりますし、先ほど申し上げましたように大崎市におきましては、復興がかなったので、復興祭をやるという状況でございますので、ご同席いただいた大崎市長も、そのような自分の大崎市の住民のことはよくよく考えて、その復興が成ったという感謝の気持ちで歌も歌ったのではないかと推察しております。そういう面で、全く一般的な、常軌を逸したものでも何でもございませんことをよろしくご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 歌ったようだとか、そういう……。歌ったら歌ったでいいのだよ。お酒を飲んだと。けれども、私たちがやるのと首長同士が同席して、まして秘書課も呼ばって、向こうも秘書が随行で来ていた。そういう中でこういう一つのことをやったという形は、非常に私は災害に遭った人たちがこういう話聞いたらどうなるのか。市長、これは反省すべきだと思う。                  〔「復興祭の……」と呼ぶ者あり〕 ◆26番(角田良博議員) そういう点において、お祭りとか何かというのは、私は書いていないからわからないけれども、まず本当にある被災地の形において、災害復興の大臣だって、言葉一つで打ち首になる時代なのです。そういう大事なときに宴会やって歌を歌って酒飲んだなんといったら、首長として失格だよ、これは、本当に私から言わせれば。だから、私は一番先にこの話を持ってこなかった。最後からやってきた。言おうかな、言うまいかな。そうしたら、ただそういう一つの、あなたはああ言えばこう言うというようなことで、いつでも話をごまかしますけれども、とんでもない話なのだ、これは。やってはならないこと。こういう形の中に、職員と、お金はどこから払ったのだ、市長。それだけの接待で、一種のお祭りだなんという話するのでは、懐から出したのかい、市長が。それとも税金で賄ったのかい。今度はそこに来るのだ、話というのは。  市長、そうでしょう。あなたが余りそうやってしらを切るとだめですよ。首長としてやってはならないことをやって、本当にあそこのステーキを食べて帰っただけならいいのだよ。酒飲んで舞台で歌を歌ったというのは、これはけしからんよ。
    野村広元議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 角田議員の再質問にお答えいたします。  私といたしましては、11月3日に大崎市において復興が終わったということで復興祭をやる。それに招待されておりました。そして、大崎市長につきましては東京方面に用事があるということで、復興祭にわざわざ来てくれるのに、一度も会っていないということで、わざわざ小山に停車して、小山で私たちに対してお礼を言上したものでございます。その席でこれを接待し、そして復興を記念して、通常の中で、そしてもちろんこれは公費支出だとは思いますが、その中での接待でございまして、全くこれは通常の一般的なものと。その他を逸脱しているとは考えておりませんので、ご理解、ご協力をお願いいたします。  以上です。 ○野村広元議長 26番、角田良博議員。 ◆26番(角田良博議員) 力強いお言葉、ありがとうございます。  念のためにお聞きしますが、まさか今、税金ではないと、税金税金だと、接待だというような形の中でやったようでございますので、このことは後で調べてみますので、以上で私の一般……。これは本当に、だって東京に用ある人が、小山で泊まったのでしょう。だったら、お酒飲まなければ帰れたはずです。どこへでも、あと1カ所ぐらい寄れたわけです。それを、あなたが泊めたのでしょう。いいですよ、それはそれで。後でまた、この話は調べますので。 ○野村広元議長 そのほか質問ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 なければ、渡辺市民生活部長から青木議員の質問に対しての訂正の申し入れがありますので、渡辺市民生活部長から訂正答弁をお願いしたいと思います。                  〔渡辺一男市民生活部長登壇〕 ◎渡辺一男市民生活部長 先ほど青木議員の質問の中で、国際交流ということで交流会を開催する日、それを本来ならば12月10日と申し上げるべきところを、12月9日と申し上げました。12月10日、土曜日の誤りでございますので、よろしくお願いいたします。  なお、参集者につきましては、既に派遣の経験がある中学生、高校生でございますので、よろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 以上をもちまして市政一般報告に対する質疑を終わります。  暫時休憩いたします。                                      (午後 零時07分) ○野村広元議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時02分) ○野村広元議長 先ほど、角田議員の質問に対して、秘書広報課長のほうから答弁したい旨がございましたので、答弁を許可します。  秘書広報課長。                  〔福田正好秘書広報課長登壇〕 ◎福田正好秘書広報課長 角田議員の先ほどの質問における10月27日の大崎市長との懇談会会食に当たって、先ほど市長は公費支出と答えましたが、大崎市長及び随行の方、秘書ですけれども、につきましては公費を出させていただきましたが、市長ほか2名の職員につきましては、個人会費として支出させていただいております。  また、大崎市長は当初より、小山市に宿泊予定で来市されました。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 △議案第76号ないし第96号並びに報告第15号の件、上程、市長提案理由の説明 ○野村広元議長 日程第5、議案第76号ないし第96号及び報告第15号を一括議題といたします。  本件については、お手元に配付のとおり、市長から議案等が提出されておりますので、送付書及び議案件名の朗読を省略し、会議録に登載することについてご了承を願います。                                          小行経第618号                                        平成23年12月1日    小山市議会議長      野  村  広  元  様                                小山市長  大 久 保  寿  夫                市議会議案の送付について  平成23年第5回小山市議会定例会の議案書を別冊のとおり送付いたします。                       記┌───────┬───────────────────────────────────────┐│  議案番号  │           件               名           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 76号│平成23年度小山市一般会計補正予算(第5号)                 │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 77号│平成23年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 78号│平成23年度小山市介護保険特別会計補正予算(第2号)             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 79号│平成23年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 80号│議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 81号│小山市職員の給与に関する条例等の一部改正について               │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 82号│小山市税条例等の一部改正について                       │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 83号│小山市都市計画税条例の一部改正について                    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 84号│小山市立学校給食共同調理場設置条例の一部改正について             │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 85号│小山市学童保育館条例の一部改正について                    │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 86号│小山市道路占用料徴収条例の一部改正について                  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 87号│小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 88号│小山市立生涯学習センターの指定管理者の指定について              │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 89号│小山市学童保育館の指定管理者の指定について                  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 90号│小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の指定管理者の指定について  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 91号│道の駅思川の指定管理者の指定について                     │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 92号│栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び栃木県市町村総合事││       │務組合規約の変更について                           │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 93号│小山広域保健衛生組合規約の一部変更について                  │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 94号│市道路線の認定、廃止について                         │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 95号│建設工事請負契約の締結について                        │├───────┼───────────────────────────────────────┤│議案第 96号│固定資産評価審査委員会委員の選任について                   │├───────┼───────────────────────────────────────┤│報告第 15号│専決処分の報告について                            │└───────┴───────────────────────────────────────┘ ○野村広元議長 次に、上程議案等の概要について、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案等の概要についてご説明申し上げます。  今回提出いたしました議案等は、補正予算に関するもの4件、条例に関するもの8件、指定管理者の指定に関するもの4件、一部事務組合の規約の変更に関するもの2件、市道路線の認定及び廃止に関するもの1件、建設工事請負契約に関するもの1件、人事に関するもの1件及び専決処分の報告に関するもの1件の計22件であります。  初めに、議案第76号から議案第79号までの4件は、平成23年度一般会計及び特別会計の補正予算であります。  議案第76号は、平成23年度小山市一般会計補正予算についてであり、歳入歳出予算にそれぞれ5億9,001万4,000円を追加し、予算総額を565億2,042万9,000円とするものであります。  次に、議案第77号は、平成23年度小山市国民健康保険特別会計補正予算についてであり、歳入歳出予算にそれぞれ1億3,332万6,000円を追加し、予算総額を157億3,732万6,000円とするものであります。  次に、議案第78号は、平成23年度小山市介護保険特別会計補正予算についてであり、歳入歳出予算にそれぞれ1,685万9,000円を追加し、予算総額を81億6,027万8,000円とするものであります。  次に、議案第79号は、平成23年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算についてであり、歳入歳出予算にそれぞれ375万1,000円を追加し、予算総額を11億6,355万1,000円とするものであります。  次に、議案第80号は、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでありまして、障害者自立支援法の一部改正に伴う地方公務員災害補償法の一部改正により、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第81号は、小山市職員の給与に関する条例等の一部改正でありまして、人事院から給与等を改正する勧告が行われたことに伴い、市職員の給与等について改正を行うため、関係する条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第82号は、小山市税条例等の一部改正についてでありまして、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第83号は、小山市都市計画税条例の一部改正についてでありまして、都市計画税にかかわる課税標準の特例措置の改正による地方税法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第84号は、小山市立学校給食共同調理場設置条例の一部改正についてでありまして、新たに小山市立間々田東小学校給食共同調理場を設置するため、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第85号は、小山市学童保育館条例の一部改正についてでありまして、新たに大谷東小第二学童保育館を設置するため、所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第86号は、小山市道路占用料徴収条例の一部改正についてでありまして、道路法施行令の一部改正により、国道の占用料が改正されたことに伴い、国道と市道の占用料の額の均衡を図ることを目的に、市道の占用料の額を改定しようとするものであります。  次に、議案第87号は、小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてでありまして、粟宮北中央地区地区計画区の都市計画決定に伴い、同地区地区整備計画区域を条例の適用区域に加えるとともに、罰則規定について建築基準法等の適合性を図ることを目的に、所要の改正をしようとるすものであります。  次に、議案第88号から議案第91号までの4件は、公の施設の指定管理者の指定についてでありまして、議案第88号は小山市立生涯学習センター、議案第89号は小山市学童保育館17カ所、議案第90号は小山市公共自転車駐車場6カ所及び小山市営思川駅前駐車場、議案第91号は道の駅思川であり、それぞれ対象業者を選定したので、これを指定することについて議決を求めるものであります。  次に、議案第92号は、栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び栃木県市町村総合事務組合規約の変更についてでありまして、組合の共同処理する事務及び共同処理する市町村等を変更すること、また栃木県後期高齢者医療広域連合が同組合に加入するため、同組合規約を変更することについて、関係地方公共団体と協議するため、議決を求めるものであります。  次に、議案第93号は、小山広域保健衛生組合規約の一部変更についてでありまして、組合の共同処理する事務及び共同処理する事務にかかわる市町を変更するため、同組合規約の一部を変更することについて、関係地方公共団体と協議するため、議決を求めるものであります。  次に、議案第94号は、区画整理事業等により整備された道路について、市道路線として認定及び廃止することについて議決を求めるものであります。  次に、議案第95号は、建設工事請負契約の締結についてでありまして、小山市城南地区中心施設建設工事請負契約を締結することについて議決を求めるものであります。  次に、議案第96号は、固定資産評価審査委員会委員に手塚常男氏を選任することについて、議会の同意を求めるものであります。  次に、報告第15号は、交通事故等による損害賠償の額を定め和解することについて専決処分を行いましたので、報告するものであります。  以上が、今回提出いたしました議案等の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○野村広元議長 市長の説明は終わりました。  次に、議題のうち、議案第80号、第82号、第83号及び第92号、以上4議案について当局の説明を求めます。  鳥海企画財政部長。                  〔鳥海 武企画財政部長登壇〕 ◎鳥海武企画財政部長 ただいま上程になりました議案のうち、企画財政部所管にかかわります議案第82号 小山市税条例等の一部改正について及び議案第83号 小山市都市計画税条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。議案書は96ページからでございます。また、議案参考資料は17ページからでございますので、ごらんいただきたいと存じます。  議案第82号及び議案第83号は、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して、税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成23年6月30日に公布されたことに伴い、小山市税条例等及び小山市都市計画税条例の一部を改正するものでございます。  初めに、議案第82号 小山市税条例等の一部改正についてご説明申し上げます。  第1条は、小山市税条例の一部を次のように改正するものでございます。まず初めに、市税に関する罰則規定の改正でございます。第26条、第36条の4、第53条の10、第65条、第75条、第88条、97ページになりますが、第125条及び第141条は、それぞれ市民税の納税管理人に係る不申告に関する過料、市民税に係る不申告に関する過料、退職所得申告書の不提出に係る過料、固定資産税の納税管理人に係る不申告に関する過料、固定資産に関する不申告に関する過料、軽自動車税に係る不申告等に関する過料、特別土地保有税の納税管理人に係る不申告に関する過料及び入湯税の特別徴収義務者に係る帳簿記載の義務違反等に関する罪について定めたもので、これらの過料、罰金刑を現在の3万円以下から10万円以下に引き上げるものでございます。  続いて、条文は96ページに戻りますが、第34条の7第1項及び第2項は、個人市民税の寄附金税額控除の適用下限額を5,000円から2,000円に引き下げるものでございます。  続いて、第61条第第9項及び第10項は、固定資産税の課税標準の規定で引用している地方税法第349条の3第11項の文化財保護法に規定する登録文化財である家屋及び家屋の敷地の用に供される土地の課税標準の額の規定が、地方税法の改正で同条第12項に改正されたことによるものでございます。  続いて、103条は、たばこ税に係る不申告に係る過料を新設し、10万円以下とするものでございます。  続いて、97ページになりますが、第131条の2は特別土地保有税に係る不申告に関する過料を新設し10万円以下とし、それに伴い第131条の2の特別土地保有税の減免についての規定を第131条の3とするものでございます。  続いて、附則第9条は、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例について、租税特別措置法第25条第1項の規定から、法附則第6条第4項及び第5項の規定に改め、その適用期限を平成24年度から平成27年度まで3年間延長するものでございます。  続いて、議案書98ページになりますが、附則第11条の2第4項は、高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)が改正されたことに伴い、地方税法が規定する高齢者向け優良賃貸住宅に対して課する固定資産税の申請に必要な添付書類が、高齢者の居住の安定確保に関する法律第31条の規定による認定を受けた旨を証する書類から、同法第7条第1項の登録を受けた旨を証する書類に改正されたことによるものでございます。  次に、第2条は、小山市税条例の一部を改正する条例(平成20年条例第19号)の一部を改正するものでございます。議案参考資料は25ページでございます。附則第2条第10項、第17項及び第22項について、個人市民税の上場株式等の配当所得及び譲渡所得に対する3%軽減率、市民税1.8%の特例の適用期限を平成23年12月31日から平成25年12月31日まで2年間延長するものでございます。  次に、第3条は、小山市税条例の一部を改正する条例(平成22年条例第13号)の一部を改正するものでございます。議案参考資料は28ページでございます。附則第1条第4号及び附則第2条第6項の改正について、個人市民税の非課税口座内上場株式等の譲渡に係る所得計算の特例について、施行日を2年延長し、それぞれ平成25年1月1日を平成27年1月1日、平成25年度を平成27年度に改めるものでございます。  次に、附則第1条は、施行期日を定めたもので、この条例は公布の日から施行するものでございます。ただし、第1条中市税条例第26条第1項、第36条の4第1項、第53条の10第1項、第65条第1項、第75条第1項、第88条第1項、第125条第1項、第141条第1項の罰則規定の改正、同条例に第103条、たばこ税に係る不申告に係る過料及び第131条の2特別土地保有税に係る不申告に関する過料を加え、第131条の2の特別土地保有税の減免規定を第131条の3に改正する規定は、公布の日から2カ月を経過した日から施行するものでございます。  また、市税条例、附則第9条、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例については、平成25年1月1日から施行するものでございます。  続いて、附則第2条は、市民税に関する経過措置を定めたものでございます。第1条の規定による改正後の小山市税条例(以下「新条例」という。)附則第9条、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例は、平成25年度以降の年度分の個人市民税に適用し、第1条の規定による改正前の小山市税条例(以下「旧条例」という。)附則第9条第1項に規定する免税対象飼育牛の所得に係る平成24年度分までの個人市民税については、なお従前の例によるものでございます。  続いて、議案書は99ページになりますが、附則第3条は、固定資産税に関する経過措置でございます。附則第3条第1項は、別段の定めがあるものを除き、新条例の規定中固定資産税に関する部分は、平成23年度以降の固定資産税について適用し、平成22年度分までの固定資産税については、なお従前の例によるものでございます。  また、第2項は、新条例附則第11条の2第4項の規定について、高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律(平成23年法律第32号。(以下「一部改正法」という。)を、施行日以降に新設される同項に規定する貸し家住宅に対して課すべき平成24年度以降の固定資産税について適用し、高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)の施行の日から一部改正法の施行の日の前日までの間に新築された改正前の地方税法(昭和25年法律第226号)附則第15条の8第4項に規定する高齢者向け優良賃貸住宅である貸し家住宅については、なお従前の例によるものでございます。  附則第4条は、市税の罰則に関する経過措置でございます。第1条の市税に関する罰則の改正規定及び新設規定の適用について、施行日前にした行為並びにこの附則の規定によりなお従前の例によることとされる市税及びこの附則の規定によりなお効力を有することとされる旧条例の規定に係るこの条例の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例によるものでございます。  続きまして、議案第83号 小山市都市計画税条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書は100ページからでございます。議案参考資料は29ページからでございますので、ごらんいただきたいと存じます。  まず、第2条第2項の改正につきましては、都市計画税の土地または家屋に係る固定資産税の課税標準となるべき価格について、引用している地方税法第349条の3第9項から第11項までの規定が、同第10項から第12項までに、第29項の規定が第28項に改正され、また第27項、第31項、第32項及び第33項の規定が廃止されたことによる条例の整備でございます。  続いて、附則第13項の改正につきましては、引用している地方税法附則第15条第9項、第23項、第30項、第31項、第33項から36項まで、第38項、第40項、第41項、第43項、第46項の規定が同条第6項、第16項、第22項から第30項まで、第32項、第35項に改正され、第26項の規定が廃止され、第37項の規定が新設されたことによる条例の整備でございます。  また、第31項から第33項までを第28項に改める改正につきましては、先ほど説明してございますが、引用している地方税法第349条の3第29項の規定が第28項に改正され、また第27項、第31項、第32項及び第33項の規定が廃止されたことによる条例の整備でございます。  次に、附則第1項は、施行期日を定めたもので、本条例は公布の日から施行するものでございます。  第2項は、経過措置で、この条例による改正後の小山市都市計画税条例の規定は、平成23年度以降の都市計画税について適用し、平成22年度分までの都市計画税については、なお従前の例によるものでございます。  また、第3項は、新設された地方税法附則第15条第37項の規定の適用期日を、港湾法及び特定外貿埠頭の管理運営に関する法律の一部改正する法律の施行の日からとするものでございます。  なお、地方税法第349条の3関係及び附則第15条関係の改正の内容につきましては、議案参考資料の31、32ページに掲載いたしましたので、ご参照くださいますようお願いいたします。  以上が、今回提出しました2議案の内容でございます。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようよろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 続いて、三田総務部長。                  〔三田久雄総務部長登壇〕 ◎三田久雄総務部長 ただいま上程になりました議案のうち、総務部所管にかかわります議案第80号及び議案第92号の2議案についてご説明申し上げます。  まず初めに、議案第80号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の76ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて議案参考資料の1ページもご参照いただきたいと存じます。  本議案は、議会の議員や非常勤の特別職等に対する公務上または通勤による災害に対する補償制度について定める条例のうち、介護補償を行う場合を規定する第10条の2において、病院等の施設に入院または入所している場合など、介護補償を行わない場合について規定しております第1号から第3号のうち、第2号において引用しております障害者自立支援法が改正されたことに伴い、条例の一部を同法の施行にあわせて段階的に改正する必要が生じたことから、提案するものでございます。  第1条における改正は、同法第5条に同行援護についての規定が同条第4項として追加されたことに伴うもので、生活介護を定義する同条第6項が第7項に、障害者支援施設を定義する同条第12項が第13項に繰り下がることによる改正であり、公布の日から施行するものでございます。  第2条における改正は、同法第5条第8項に規定する児童デイサービスに関する規定が削除されたことに伴い、同条第13項が第12項に繰り上がることによる改正であり、平成24年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第92号 栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び栃木県市町村総合事務組合規約の変更についてご説明を申し上げます。議案書の115ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて議案参考資料の113ページもご参照いただきたいと存じます。  本議案は、平成24年4月1日から、栃木県市町村総合事務組合において、本市、宇都宮市等を除く10市12町12組合等が、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害または通勤災害に対する補償事務及び公立学校の非常勤の学校医等の公務災害に対する補償事務を共同処理すること、また同日から栃木県後期高齢者医療広域連合が同組合に加入することから、栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を増加し、栃木県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により本議案を提案するものでございます。  協議の内容といたしましては、栃木県後期高齢者医療広域連合が総合事務組合に加入することから、第3条中「市町村及び一部事務組合」を「地方公共団体」に改めるとともに、組合を組織する地方公共団体について定める規約の別表第1に「栃木県後期高齢者医療広域連合」を加えるものであり、これにより同組合を組織する団体の数は42から43になるものでございます。  また、第4条第4号につきましては、議会の議員を対象とする事務から、議会の議員以外の非常勤の職員にも範囲を拡大すること及び公立学校の学校医等の公務災害補償事務について共同処理することに伴う変更でございますが、第4条関係の構成は、共同処理する事務の根拠法ごとに規定されており、公立学校の学校医等も非常勤の職員として位置づけられますが、その公務災害補償については根拠法が議会の議員等と異なることから、別建ての新第4条第5号となり、栃木県自治会館の設置管理及び運営は第6号に繰り下がるものでありまして、あわせて組合の共同処理する事務及び組織市町等について定める規約の別表第2を改めるものでございます。  なお、この規約の変更は、平成24年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上が各議案の概要でございます。ただいまご説明申し上げました2議案につきまして、何とぞよろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○野村広元議長 議題のうち、議案第77号ないし第79号、第85号、第89号、第90号及び第93号、以上7議案について当局の説明を求めます。  渡辺市民生活部長。                  〔渡辺一男市民生活部長登壇〕 ◎渡辺一男市民生活部長 ただいま上程になっております議案のうち、市民生活部所管にかかわります議案4件についてご説明申し上げます。  初めに、議案第77号 平成23年度小山市国民健康保険特別会計補正予算についてご説明申し上げます。議案書の57ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、第1条に規定しましたとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,332万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ157億3,732万6,000円とするものでございます。また、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。  60ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でありますが、11款1項1目療養給付費等交付金、繰越金2,000万円の減額は、退職被保険者に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金の精算に伴う支出がないため、繰越金の減額でございます。  同じく2目繰越金1億5,332万6,000円の増額は、前年度繰越金の増額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。62ページをお開きいただきたいと存じます。3款1項1目後期高齢者支援金3,168万8,000円の増額は、75歳以上の高齢者が加入している後期高齢者医療制度に対する支援金の確定に伴い増額するものでございます。  4款1項1目前期高齢者納付金84万5,000円の増額は、保険者間の医療費の不均衡を調整する前期高齢者医療制度の事務費拠出金の確定により増額するものでございます。  また、6款1項1目介護納付金1,677万8,000円の増額は、介護保険第2号被保険者に係る介護納付金の確定により増額するものでございます。  次に、11款1項3目償還金8,401万5,000円の増額は、平成22年度に公布された一般被保険者に係る国庫負担金である療養給付費等負担金及びテーラーメイド保健指導プログラム評価支援事業補助金交付金等が、事業実績報告により超過交付となったため、超過交付分を精算するための増額でございます。  以上が、平成23年度小山市国民健康保険特別会計補正予算の概要でございます。  次に、議案第79号 平成23年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算についてご説明申し上げます。議案書の70ページをお開きいただきたいと存じます。  今回の補正は、第1条に規定しましたとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ375万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億6,355万1,000円とするものでございます。また、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。  それでは、72ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、4款1項1目一般会計繰入金375万1,000円の増額は、歳出の一般管理費の増額に伴い一般会計からの事務費繰入金を増額するものでございます。  次に、歳出でございますが、74ページをお開きいただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費375万1,000円の増額は、人事異動に伴い人件費が不足するために増額するものでございます。  以上が平成23年度小山市後期高齢者医療特別会計補正予算の概要でございます。  次に、議案第90号 小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書の113ページ及び議案参考資料の94ページから103ページをお開きいただきたいと存じます。  小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の指定管理者の指定についてでございますが、本案は小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の管理を行わせるため、小山市東城南5丁目15番地8、社団法人小山市シルバー人材センターを指定管理者に指定しようとするものです。指定の期間については、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間とするものであります。  なお、同施設における指定管理者の指定の期間につきましては、現行では3年としておりましたが、小山市シルバー人材センターの管理運営の実績等については、特に問題がないと判断されるものであり、指定の期間の延長により、継続的、安定的なサービスの確保、計画的な管理運営や雇用の安定等のメリットが見込まれることから、このたび5年に延長しようとするものです。  以上、小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の指定管理者の指定についての概要でございます。  続きまして、議案第93号 小山市広域保健衛生組合規約の一部変更についてご説明申し上げます。議案書の118ページをお開きいただきたいと存じます。なお、議案参考資料115ページもあわせてごらんいただきたいと存じます。  今回、規約の一部を変更しようとする理由は、平成24年4月1日から小山広域保健衛生組合規約第3条第1項第2号に規定するごみ処理に関する施設の建設及び管理運営に関する共同処理事務について、下野市に建設計画を進めているごみ処理施設に下野市旧石橋町の区域が参加すること、並びに同規約第3条第1項第5項に規定する休日急患診療施設の管理運営及び診療に関する共同処理事務について、初期救急医療の機能の分化、連携の推進による切れ目のない医療の提供を目指すために、上三川町が参加することに伴い、小山広域保健衛生組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により提案するものでございます。  以上、小山広域保健衛生組合規約の一部変更についての概要でございます。  以上で市民生活部所管にかかわります4議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○野村広元議長 次に、生井保健福祉部長。                  〔生井克明保健福祉部長登壇〕 ◎生井克明保健福祉部長 ただいま上程になっております議案のうち、保健福祉部所管に係ります3議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第78号 平成23年度小山市介護保険特別会計補正予算、補正第2号につきましてご説明申し上げます。議案書の64ページをお開きいただきたいと存じます。  今回の補正予算は、介護保険法改正に伴う介護保険システム改修に伴う事務費の補正でございます。  まず、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,685万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ81億6,027万8,000円にしようとするものでございます。各款各項の補正につきましては、65ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  次に、66ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明申し上げます。まず、歳入でございますが、9款1項4目その他一般会計繰入金1,685万9,000円の増額につきましては、歳出、介護保険システム改修費の増加に伴う繰入金の増額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。68ページをお開きいただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費1,685万9,000円の増額は、介護保険制度改正に伴う介護保険システム改修作業を委託する事務費でございます。  以上が平成23年度小山市介護保険特別会計補正予算、補正第2号の概要でございます。  次に、議案第85号 小山市学童保育館条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。議案書の103ページをごらんいただきたいと存じます。あわせまして、議案参考資料34ページもご参照いただきたいと存じます。  今回の改正は、これまでの民間の借家にて運営しておりました大谷東小第二学童保育クラブが、大谷東小学校南棟改築に工事に伴い、校舎内に公設施設として設置されることになりましたので、所要の改正をしようとするものでございます。  改正内容は、別表中大谷東小学童保育館の項の次に大谷東小第二学童保育館を加えようとするものであります。なお、位置は小山市大字横倉新田271番地でございます。なお、この条例は平成24年4月1日から施行しようとするものであります。  続きまして、議案第89号 小山市学童保育館の指定管理者の指定につきましてご説明申し上げます。議案書の112ページをごらんいただきたいと存じます。あわせて、議案参考資料の56ページから93ページもご参照いただきたいと存じます。  本議案は、新たな施設について指定管理を行うとともに、平成21年度に指定しました指定管理者について期間満了となるため、継続して指定しようとするものでございます。112ページの表の最上段、大谷東小第二学童保育館につきましては、公設の施設が整備されるに伴い、新たに指定管理者として大谷東小第二学童保育クラブを、指名により指定しようとするものでございます。この場合、新規ですので、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間を指定しようとするものでございます。  2段目以降ですが、小山第三小、小山城南小、小山城北小、若木小、間々田小、間々田小第二、間々田小第三、乙女小、間々田東小、間々田東小第二、以上の10学童保育館につきましては、特定非営利法人小山市学童保育の会を、小山第一小、小山城東小、大谷東小、大谷北小、羽川小、羽川西学童保育館につきましては、各学童保育クラブを指定管理者に、いずれも2期目以降の指定ですので、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間を指定しようとするものでございます。  以上、3議案が保健福祉部所管にかかわる議案であります。何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○野村広元議長 次に、議題のうち、議案第84号、第88号及び第91号、以上3議案について当局の説明を求めます。  大久保経済部長。                  〔大久保 誠経済部長登壇〕 ◎大久保誠経済部長 ただいま上程になっております議案のうち、経済部所管にかかわります議案第91号道の駅思川の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書は114ページ、議案参考資料は104ページをお開きいただきたいと存じます。  道の駅思川は、小山市の農畜産物を初めとする小山ブランドの創生と発信、地産地消、食育の推進及び都市と農村の交流の促進の拠点施設として平成18年4月にオープンし、順調に推移しております。施設の管理運営につきましては、道の駅思川の管理運営を受託することなどを目的に設立された株式会社小山ブランド思川に、オープン当初より指定管理者制度に基づき管理運営を委託しております。株式会社小山ブランド思川は、議案参考資料104ページの定款第2条の目的にあるとおり、公共施設の維持管理運営等に関する受託業務を営み、議案参考資料108ページの発起人の引き受け株数のとおり、小山市が中心となり設立したものであります。  また、議案参考資料112ページの指定管理者実績評価書のとおり、評価判定は協定内容・要求水準に対し各項目とも良好であり、議案参考資料111ページの小山市公の施設指定管理者選定委員会の審査において、株式会社小山ブランド思川の創意工夫が認められていることから、引き続き道の駅思川の指定管理者を株式会社小山ブランド思川に指定をお願いするものです。  指定の期間については、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間とするものです。  以上で、経済部所管にかかわります議案について説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○野村広元議長 次に、上野教育部長。                  〔上野安夫教育部長登壇〕 ◎上野安夫教育部長 ただいま上程になっております議案のうち、教育委員会所管にかかわります2議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第84号 小山市立学校給食共同調理場設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の102ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて、議案参考資料の33ページもご参照いただきたいと存じます。  本議案は、間々田東小学校、大谷南小学校の調理場を共同化し、小山市立間々田東小学校給食共同調理場を設置することに伴い、小山市立学校給食共同調理場設置条例に追加しようとするものであります。なお、本条例は、平成24年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、議案第88号 小山市立生涯学習センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。議案書の111ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて、議案参考資料の44ページから55ページもご参照いただきたいと存じます。  本議案は、小山市立生涯学習センターの現在の指定管理者の指定期間が平成24年3月末をもって満了となることから、引き続き指定管理者に同センターの管理運営をゆだねるため、指定を行おうとするものであります。指定管理者となる団体については、公募に対し応募のあった団体の中から、小山市公の施設指定管理者選定委員会における審査結果に基づき、東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目14番9号、テルウェル東日本株式会社を指定するものであります。指定の期間については、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間であります。  以上、ご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○野村広元議長 次に、議題のうち、議案第86号、第87号、第94号及び第95号、以上4議案について当局の説明を求めます。  根本建設水道部長。                  〔根本和男建設水道部長登壇〕 ◎根本和男建設水道部長 ただいま上程になっております議案のうち、建設水道部所管にかかわります3議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第86号 小山市道路占用料徴収条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の104ページをお開きいただきたいと存じます。なお、議案参考資料の35ページから38ページをあわせてごらんいただきたいと存じます。  市が管理する市道の占用料につきましては、国が道路法施行令で定めた額を準用して小山市道路占用料徴収条例によりまして、その額及び徴収方法を規定しております。本年4月1日に道路法施行令の一部を改正する政令が施行され、国道に係る占用料が改正されたことに伴い、国道に係る占用料との均衡を失しないよう、市道に係る占用料の額を一部改定しようとするものです。  なお、当該改定にかかわる占用料については、小山市使用料手数料等審査委員会の決定を受けております。本条例は、平成24年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上で、議案第86号の説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第94号 市道路線の認定、廃止についてご説明申し上げます。議案書の120ページをお開きいただきたいと存じます。なお、議案参考資料116ページから130ページの位置図をあわせてごらんいただきたいと存じます。  今回、認定しようとする路線は、幅員3.0メートルから20.0メートルの延長1万8,042メートルの85路線であります。また、廃止しようとする路線は総延長2,215.5メートルの10路線であります。この路線のうち、1級路線であります市道54号線を初めとする55路線は、小山東部第二土地区画整理事業により整備された道路を市道として認定するものです。また、同時に従来から区画整理地内に認定されていた市道2404号線から市道2412号線までの9路線は、現道が存在していないため廃止するものです。市道1576号線は、現在進められております羽川地区南緑道整備計画に基づき認定するものです。市道1577号線以外の4路線は、農道整備事業により完成となりました道路を認定するものです。市道8035号線ほか19路線は、開発行為により小山市に帰属された道路を認定するものでございます。市道4675号線から市道4678号線の4路線は、主要地方道小山環状線の新間中橋の開通に伴い完成となりました本線以外の側道部分を認定するものでございます。市道2267号線は、現在進められております城山町三丁目第一地区市街地再開発事業に伴い、振りかえ路線として市道8033号線が整備されましたことから、廃止するものでございます。  これらの85路線の認定につきましては、道路法第8条第2項、また10路線の廃止につきましては、同法第10条第3号の規定により提案するものでございます。  以上で、議案第94号の説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第95号 建設工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。議案書の124ページをお開きいただきたいと存じます。なお、議案参考資料の131ページから132ページをあわせてごらんいただきたいと存じます。  契約の目的は、小山市城南地区中心施設建設工事でございます。契約の方法は一般競争入札で、契約の金額は3億7,117万5,000円でございます。契約の相手方は潮田・青木特定建設工事共同企業体で、代表者は小山市駅東通り2丁目39番11号、潮田建設株式会社代表取締役潮田安弘氏、構成員は小山市乙女2丁目30番8号、株式会社青木組代表取締役青木慎吾氏でございます。  提案理由は、小山市城南地区中心施設建設工事請負契約の締結について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によるものでございます。  なお、工期につきましては、平成25年3月15日までを予定しております。  以上で、建設水道部所管に係ります3議案の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○野村広元議長 次に、田隝都市整備部長。                  〔田隝 淳都市整備部長登壇〕 ◎田隝淳都市整備部長 ただいま上程になっております議案のうち、都市整備部所管にかかわります議案第87号 小山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の108ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて、別冊参考資料の39ページから43ページの新旧対照表及び位置図をご参照いただきたいと存じます。  本議案は、小山栃木都市計画の粟宮北中央地区地区計画が平成23年8月12日付で都市計画決定されたことに伴い、当該地区の地区整備計画区域を当該条例の適用区域に加え、建築物の制限事項を定めるとともに、建築基準法との整合性を図るために、罰金の上限額等を改める所要の改正を行いたく提案するものでございます。  当該地区の制限の内容といたしましては、建築物の用途、建築物の敷地面積の最低限度、壁面の位置及び建築物の高さの最高限度を制限する事項を定めようとするものでございます。建築物の用途につきましては、当該地区の第一種住居地域内の建築制限に加えまして、ボーリング場などの運動施設、ホテル及び旅館、自動車教習所、畜舎の建築を制限するものでございます。建築物の敷地面積の最低限度につきましては、当該地区整備計画区域内は165平方メートル以上とし、壁面の位置につきましては、隣地境界線及び道路境界線までの距離を1メートル以上とするものでございます。建築物の高さの最高限度につきましては、12メートル以下とするものでございます。  次に、当該条例の罰則の改正につきましては、罰金の上限額20万円以下から50万円以下に改めるとともに、当該罰金に処する対象者として、建築物の敷地面積の最低限度に違反した場合には、当該建築物の建築主から設計者に改め、建築物の容積率の最高限度に違反した場合における当該建築物の設計者を加えるものでございます。なお、施行時期につきましては、平成24年1月1日から施行しようとするものであります。  以上で、都市整備部にかかわります議案第87号の説明を終わらせていただきます。何とぞ慎重審議の上、議決くださいますようよろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 次に、議題のうち、議案第76号について当局の説明を求めます。  鳥海企画財政部長。                  〔鳥海 武企画財政部長登壇〕 ◎鳥海武企画財政部長 ただいま上程になっております議案のうち、議案第76号 平成23年度小山市一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、主に国、県補助事業の追加、人事院勧告及び定期人事異動等に基づく職員給与費の調整、制度補助金、その他給付費等の増加、緊急やむを得ない事業及び事業執行上組み替えが必要な事業の補正でございます。  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9,001万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ565億2,042万9,000円にしようとするものでございます。各款各項の補正につきましては、2ページから3ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては、別途ご説明申し上げます。  次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。「第2表 継続費補正」でございます。1番、追加につきましては、消防庁舎建設事業につきまして、平成25年9月オープンに向け建設工事に着手するため、平成23年度から25年度で総額17億2,100万円を設定するものでございます。  2番、変更につきましては、平成23年度当初予算にて設定させていただきました城南地区中心施設建設事業につきまして、再生可能エネルギーの普及拡大を推進する観点から、太陽光発電設備の規模を10キロワットから30キロワットへ拡大することにより、事業費総額及び年割額を増額変更するものでございます。  次に、5ページをごらんいただきたいと存じます。「第3表 債務負担行為補正」で追加5件でございます。なお、表の左側の15番からのナンバーにつきましては、当初予算からの連番となっております。15番の小山市内6公共駐輪場及び市営思川駅前駐車場、2つ飛びまして18番の小山市立生涯学習センターの2件につきましては、それぞれ指定管理者制度導入施設における指定契約期間終了に伴う切りかえにより、平成28年度までの複数年の管理契約を締結するものでございまして、平成24年度4月当初からの実施に当たり、23年度中に契約等を準備する必要があるため、戻りまして16番の証明書自動交付機システム事業は、自動交付機3台につきまして、老朽化及び平成24年7月からの住民基本台帳法の改正に対応するための更新として、平成24年度からの5年リース契約を締結するため、次の17番の高機能消防指令センター実施設計業務委託につきましては、消防庁舎建設事業の平成25年9月オープンに向けた工程上、平成24年度上半期に設計を終了させる必要があるため、一番下の19番小学校給食調理業務委託は、新規4校、更新2校による業務委託実施に伴う事前に準備に係るものでございまして、こちらも平成24年度4月当初からの実施に当たり、23年度中から契約等の準備をする必要があるため、それぞれ債務負担行為を設定するものでございます。  続きまして、6ページをお開きいただきたいと存じます。「第4表 地方債補正」でございます。変更2件でございます。国庫補助の増額内示に伴い事業費の増額補正を行う市道改良事業及び小山駅西口周辺地区街なか居住推進事業の財源として、地方債を追加発行するための起債限度額の補正でございます。  恐れ入りますが、56ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正によりまして、平成23年度末一般会計の地方債現在高見込額は、右下合計欄でございます487億7,409万円となりますが、計画的に発行を抑制しており、また今後の事業費の確定による減額や翌年度への繰り越し等により、決算時点での平成23年度末現在高は、全会計合計で平成22年度末残高を下回るように計画しているところでございます。  恐れ入りますが、戻りまして8ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明申し上げます。まず、歳入でございますが、12款1項1目民生費負担金1,916万1,000円の増額は、保育所入所児童数の増加等による民間保育所保護者負担金の増額でございます。  13款2項5目土木手数料158万円の増額は、構造計算適合性判定の申請件数が増加していることによる建築確認申請手数料の増額でございます。  14款1項1目民生費国庫負担金3億4,773万2,000円の増額は、給付見込額の増加等による自立支援医療費負担金2,089万4,000円の増額及び障がい福祉サービス等負担金8,605万7,000円の増額、入所児童数の増加等による民間保育所運営費負担金3,367万5,000円の増額、受給者の増加による生活保護費負担金2億710万6,000円の増額でございます。  2項1目民生費国庫補助金372万5,000円の増額は、委託事業所における受け入れ人数の増加による地域生活支援事業補助金168万8,000円の増額と、全額国庫補助により生活保護システムの端末等を拡充整備することによる生活保護安定運営対策補助金203万7,000円の増額でございます。  3目農林水産業費国庫補助金300万円の増額は、全額国庫補助により農業用水を利用した小水力発電の導入を検討することによる小水力等農業水利施設利活用支援事業費補助金の増額でございます。  10ページをお開きいただきたいと存じます。4目土木費国庫補助金3,560万円の増額は、市道改良事業及び小山駅西口周辺地区街なか居住推進事業における国庫補助金の増額内示による社会資本整備総合交付金の増額でございます。  3項1目民生費委託金20万1,000円の増額は、厚生労働省からの100%委託事業として、障がい者等の生活のしづらさなどに関する調査を実施することによる増額でございます。  15款1項1目民生費負担金7,199万9,000円の増額は、国庫補助金と同様に給付見込額の増加等による自立支援医療費負担金1,044万7,000円の増額及び障がい福祉サービス費等負担金4,302万8,000円の増額、入所児童数の増加等による民間保育所運営費負担金1,852万4,000円の増額でございます。  2項1目総務費県補助金396万1,000円の増額は、全額県補助である栃木県緊急雇用創出事業費補助金を活用し、小山ブランド創生事業を実施することによる増額でございます。  2目民生費県補助金3,185万4,000円の増額は、国庫補助金と同様に委託事業所における受け入れ人数の増加による地域生活支援事業補助金84万4,000円の増額と、2カ所の介護関係施設整備事業に係る県補助単価の増額変更による介護基盤緊急整備等臨時特例交付金1,825万円の増額、全額県補助である栃木県安心こども基金を活用し、子ども手当システムの改修や児童虐待防止等対策の子育て支援を実施することによる子育て支援対策臨時特例交付金1,217万8,000円の増額、同じく栃木県安心こども基金を活用し、今年度新規に開所した5カ所の学童保育クラブに空気清浄機の設置等環境整備を図ることによる放課後児童クラブ育成環境整備事業補助金58万2,000円の増額でございます。  12ページをお開きいただきたいと存じます。4目農林水産業費県補助金64万9,000円の増額は、戸別所得補償制度推進事業費補助金の追加配分による増額でございます。  7目教育費県補助金49万7,000円の増額は、全額県補助により被災幼児の就園支援を行うことによる栃木県被災児童生徒就学支援等事業補助金の増額でございます。  3項1目総務費委託金900万円の減額は、栃木県議会議員選挙の事業費確定による委託金の減額でございます。  19款1項1目繰越金3,895万5,000円の増額は、財源調整としての前年度繰越金の増額でございます。なお、平成22年度一般会計決算につきましては、実質収支が7億1,527万1,000円であり、前回の9月補正までの繰越金計上額6億5,862万円と、今回の計上額3,895万5,000円を除いた繰越金現在高は1,769万6,000円となるものでございます。  21款1項3目土木債4,010万円の増額は、国庫補助金の増額内示に伴い事業費の増額補正を行う市道改良事業及び小山駅西口周辺地区街なか居住推進事業の財源として、地方債を追加発行することによる市道改良事業債140万円の増額と、市街地再開発事業債3,870万円の増額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。14ページをお開きいただきたいと存じます。1款1項1目議会費196万1,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。なお、今回の補正における職員給与費の増減につきましては、人事院勧告に基づく給料表の減額改正と、平成23年4月の定期人事異動や給料削減等における職員給与費の増減を調整したものでございますので、以降の説明におきましても増減額のみの説明とさせていただきますので、ご了承いただきたいと存じます。  16ページをお開きいただきたいと存じます。2款1項1目一般管理費647万3,000円の減額は、特別職・一般職給与費2,085万6,000円の減額、負担額の決算見込みによる退職手当組合負担金1,438万3,000円の増額でございます。  7目企画調整費3,440万4,000円の増額は、デマンドバスへの移行等路線再編による初期投資費用の追加及び通勤通学の利便性を向上させるための増便経費などの運行実績により、事業費に不足が見込まれることによる小山市コミュニティバス整備事業費の増額でございます。  10目災害支援費49万8,000円の増額は、被災幼児の就園機会を確保するため、全額県補助により被災幼児就園支援事業補助金を交付することによる増額でございます。  11目諸費7,000万円の増額は、法人市民税の予定納税分や固定資産税等の還付の増加による市税過年度還付金及び還付加算金の増額でございます。  2項1目税務総務費1,991万7,000円の増額は、職員給与費の減額でございます。  2目賦課徴収費138万1,000円の増額は、税制改正による税総合システム等改修費の増額でございます。  18ページをお開きいただきたいと存じます。3項1目戸籍住民基本台帳費766万1,000円の減額、4項1目選挙管理委員会費31万9,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  3目栃木県議会議員選挙費900万円の減額、4目小山市議会議員選挙費4,042万3,000円の減額、20ページでございますが、5目農業委員会委員選挙費332万6,000円の減額は、それぞれ選挙事務費用の確定による減額でございます。  5項1目統計調査総務費637万6,000円の減額、6項1目監査委員費77万1,000円の減額は、いずれも職員給与費の減額でございます。  飛びまして、24ページをお開きいただきたいと存じます。3款1項1目社会福祉総務費1,575万7,000円の減額は、職員給与費1,595万8,000円の減額と、全額国委託事業により障がい者に係る生活のしづらさなどに関する調査事業を実施することによる20万1,000円の増額でございます。  2目人権推進費15万8,000円の増額、3目国民年金事務費276万5,000円の減額、4目身体障がい者福祉費1,401万7,000円の減額は、いずれも職員給与費の増減でございます。  26ページをお開きいただきたいと存じます。5目老人福祉費3,955万7,000円の増額は、職員給与費299万1,000円の減額、施設事務費、単価の改正及び措置者の増加による老人施設措置委託料673万1,000円の増額、緊急通報装置設置登録申請者の増加による緊急通報体制整備事業費70万8,000円の増額、介護保険特別会計における制度改正によるシステム改修に対しての一般会計からの繰出金1,685万9,000円の増額、県補助金の単価改正による特別養護老人ホーム整備事業費1,450万円の増額、同じく認知症高齢者グループホーム施設整備事業費375万円の増額でございます。  7目老人保健対策費2,599万2,000円の増額は、平成22年度の精算及び23年度負担金の概算額確定による後期高齢者医療事業費2,224万1,000円の増額と、同じく後期高齢者医療特別会計繰出金375万1,000円の増額でございます。  9目障害者自立支援費2億1,950万5,000円の増額は、給与見込額の増加及び給付費の対象拡大による障がい者介護給付費1億7,203万円の増額、委託事業費における受け入れ人数の増加による障がい者日中一時支援事業費337万7,000円の増額、更生医療対象の医療機関の追加及び人工透析を受ける生活保護受給者の増加による更生医療給付費4,178万8,000円の増額、制度改正に伴う給付システム改修による障がい者自立支援特別対策事業費231万円の増額でございます。  2項1目児童福祉総務費116万4,000円の増額は、職員給与費1,208万4,000円の減額と、全額県補助である栃木県安心こども基金を活用し、子ども手当の支給額改正によるシステム改修費625万8,000円の増額、同じく栃木県安心こども基金を活用し今年度新規に開所した5カ所の学童保育クラブに空気清浄機の設置等環境整備を図ることによる放課後児童クラブ育成環境整備事業費58万2,000円の増額、28、29ページでございますが、栃木県安心こども基金を活用し、児童虐待防止の広報啓発、体制強化を図ることによる児童虐待防止対策緊急強化事業費324万3,000円の増額、延長保育事業費等に係る平成22年度の精算に伴う県補助金過年度償還金83万7,000円の増額でございます。  3目保育所費1,983万円の増額は、職員給与費4,394万4,000円の減額と、電力需要に対応する市内企業の休日振りかえに伴う休日保育、時間外保育及び保育士退職による臨時職員の総額並びに上半期実績による保育所管理運営費6,377万4,000円の増額でございます。  4目児童福祉施設費1億1,364万6,000円の増額は、民間保育所への入所児童数及び民間給与等改善費の増加による入所委託料1億1,222万6,000円の増額と、民間保育所の入所児童数の確定による定員超過児童特別事業費142万円の増額でございます。  5目児童センター費19万2,000円の増額は、栃木県安心こども基金を活用し、児童センターにおいて防災講話やキンボール大会、バルーンリリースなどを実施することによる地域子育て創生事業費の増額でございます。  3項1目生活保護総務費857万2,000円の増額は、職員給与費653万5,000円の増額と、国の生活保護安定運営対策補助金を活用した端末増設による生活保護システム経費203万7,000円の増額でございます。  30ページをお開きいただきたいと存じます。2目扶助費2億7,614万1,000円の増額は、受給者の増加による生活保護費の増額でございます。  32ページをお開きいただきたいと存じます。4款1項1目保健衛生総務費1,120万円7,000円の減額は、職員教育費1,387万6,000円の減額と、新型インフルエンザワクチン接種助成事業等に係る平成22年度の精算に伴う県補助金過年度償還金266万9,000円の増額でございます。  2目保健指導費2,031万6,000円の増額は、栃木県安心こども基金を活用し、児童虐待防止の家庭訪問指導を充実させることによる母子保健訪問指導等事業費86万円の増額と、それぞれ検診受診者の増加による生活習慣病集団検診費797万5,000円の増額、女性がん施設検診費1,148万1,000円の増額でございます。  3目予防費114万8,000円の増額は、接種費が見込みを上回ったことによる予防接種費の増額でございます。  4目保健施設費364万3,000円の増額は、保健福祉センター空調設備の補修及び保健福祉センター分室の雨漏り修繕による管理運営費の増額でございます。  5目環境衛生費1,250万円の増額は、共同水道新規開設及び既設改修の申請件数の増加による共同水道補助事業費増額でございます。  2項1目清掃総務費446万7,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  34ページをお開きいただきたいと存じます。6款1項2目農業総務費1,466万4,000円の減額は、職員給与費1,531万5,000円の減額と、国庫補助金の追加配分による戸別所得補償制度推進事業費64万9,000円の増額でございます。  5目農地費310万円の増額は、全額国庫補助により小水力発電施設の導入検討及び概略設計を行うことによる小水力等農業水利施設利活用事業費の増額でございます。  続きまして、36ページをお開きいただきたいと存じます。7款1項1目商工総務費1,641万4,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  4目観光費396万1,000円の増額は、全額県補助の緊急雇用創出事業により、小山ブランドをPRするための小山ブランド創生事業費の増額でございます。  38ページをお開きいただきたいと存じます。8款1項1目土木総務費2,228万2,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  3目建築指導費310万3,000円の減額は、職員給与費468万3,000円の減額と、申請件数の増加による構造計算適合性判定手数料158万円の増額でございます。  2項1目道路橋梁総務費1,707万8,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  3目道路新設改良費125万7,000円の減額は、職員給与費425万7,000円の減額と、市道3062号線道路改良事業において事業費に増減はございませんが、事業の進捗を図るため、事業内容の組みかえを行うものと、国庫補助である社会資本整備総合交付金の増額内示により、事業を前倒しすることによる市道2231号線道路改良事業300万円の増額でございます。  40ページをお開きいただきたいと存じます。4項1目都市計画総務費8,535万3,000円の増額は、職員給与費64万7,000円の減額と、国庫補助金の増額配分により事業の前倒しを行うことによる小山駅西口周辺地区街なか居住推進事業費8,600万円の増額と、事業費には増減がございませんが、事業の進捗を図るため、粟宮地区都市再生整備事業の事業内容の組みかえを行うものでございます。  2目土地区画整理費15万1,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  3目街路事業費954万6,000円の減額は、職員給与費954万6,000円の減額と、事業費に増減はございませんが、事業の進捗を図るため、3・4・109間々田東通り道路整備事業の事業内容の組みかえを行うものでございます。  6目公園費237万8,000円の減額、42ページでございますが、5項1目住宅管理費22万4,000円の減額、44ページでございますが、9款1項1目常備消防費3,715万8,000円の減額は、いずれも職員給与費の減額でございます。  2目非常備消防費1,470万3,000円の増額は、東日本大震災により消防団員の公務災害補償等の支払いに不足が生じることによる消防団員等公務災害補償等負担金の増額でございます。  46ページをお開きいただきたいと存じます。10款1項1目事務局費3,085万9,000円の減額は、職員給与費2,005万9,000円の減額と、負担金の決算見込みによる退職手当組合負担金1,080万円の減額でございます。  2項1目小学校管理費2,416万6,000円の減額、3項1目中学校管理費812万6,000円の減額、4項1目社会教育総務費730万円の減額、2目公民館費1,350万3,000円の減額、48ページでございますが、3目図書館費2,338万4,000円の減額、5目博物館費211万1,000円の減額、6目青少年費1,000円の減額、8目美術館費34万3,000円の増額、5項1目保健体育総務費643万7,000円の減額は、いずれも職員給与費の増減でございます。  2目小学校給食費1,813万9,000円の減額は、50、51ページでございますが、職員給与費1,976万9,000円の減額と、風評被害で消費が低迷しているおやま和牛の消費拡大と安全性のPRにつなげるため、学校給食におけるおやま和牛購入費を増額することによる管理運営費163万円の増額でございます。  3目中学校給食費113万円の増額は、小学校給食費と同様におやま和牛購入に係る管理運営費の増額でございます。  52ページをお開きいただきたいと存じます。11款1項1目農業用施設災害復旧費500万円の増額は、台風15号により被害を受けた農業用施設の災害普及に対し、市が一部を負担し土地改良区に補助することによる増額でございます。  以上が平成23年度小山市一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださいますようよろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 以上で、議題のうち、議案第76号ないし第80号及び第82号ないし第95号に対する当局の説明は終わりました。 △議案第81号の件、説明、質疑、討論、採決 ○野村広元議長 日程第6、議案第81号を議題といたします。  上程議案に対し、当局の説明を求めます。  三田総務部長。                  〔三田久雄総務部長登壇〕 ◎三田久雄総務部長 ただいま上程になりました議案第81号 小山市職員の給与に関する条例等の一部改正についてご説明を申し上げます。議案書の77ページをお開きいただきたいと存じます。あわせて、参考資料の3ページからの新旧対照表もご参照いただきたいと存じます。  本議案は、本年の人事院勧告において、公務員給与が民間給与を0.23%、899円上回るとされ、この解消を図るため、一般職員の月齢給を0.2%引き下げるとされたことから、本市職員についても人事院勧告に準拠し、給与の引き下げ改定を行うため、関係条例の改正を提案するものでございます。  まず、第1条は、小山市職員の給与に関する条例の改正であり、別表第1の一般職給料表及び別表第2の医療職給料表を改正し、医療職給料表(1)を除いて平均0.2%引き下げるものでございます。なお、医療職給料表(1)につきましては、医療施設に勤務する医師の処遇を確保する観点から、人事院勧告において引き下げ改定を行わないとされたところでございます。  77ページの下段のほうから92ページまでは、医療職給料表(1)を除く給料表でございます。  次に、92ページをお開きいただきたいと存じます。第2条の改正は、一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正であり、別表第1に規定する特定任期付職員給料表の減額改定をするものでございます。  第3条の改正は、小山市職員の給与に関する条例の平成18年改正部分についての改正であります。平成18年の給与構造の見直し改正時に給料月額が下がる職員への経過措置として実施されております現給保障の給料月額についても減額するもので、平成18年改正の前日に受けていた給料月額に乗ずる割合をそれぞれ0.49%引き下げ、平成21年度に減額対象となった職員にあっては100分の99.1を、それ以外の職員にあっては100分の99.34を乗じた額とするものでございます。  次に、附則第3項は、4月から11月までの給与の減額分を12月期の期末手当から減じることを規定するもので、減額となる給料表の適用を受ける職員を減額対象職員とし、当該職員の給料、管理職手当、扶養手当、地域手当、住居手当及び単身赴任手当の合計額に調整率0.37%を乗じた額と、本年6月に支給された期末勤勉手当に調整率0.37%を乗じた額の合計額を減ずるものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行するものですが、12月1日が期末勤勉手当の基準日となっていますことから、本日議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○野村広元議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより上程議案に対する質疑を許します。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 これにて議案第81号に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 異議なしと認めます。  よって、議案第81号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論のある方は挙手を願います。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 これにて討論を終わります。  これより採決いたします。  議案第81号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 ご異議なしと認めます。  よって、原案のとおり可決されました。 △議案第96号の件、説明、質疑、討論、採決 ○野村広元議長 日程第7、議案第96号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  上程議案に対し、市長の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案についてご説明申し上げます。  議案第96号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。次の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  氏名、手塚常男、住所、小山市大字飯塚446番地、生年月日、昭和19年1月22日。  提案理由、固定資産評価審査委員会委員に手塚常男氏を選任することについて議会の同意を求めるため、本議案を提案するものであります。  なお、経歴につきましては、議案参考資料133ページに記載いたしましたので、ご参照いただきたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。 ○野村広元議長 お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は人事案件で、慎重検討の上提案されたものと認め、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 異議なしと認めます。  よって、これより採決いたします。  固定資産評価審査委員会委員に手塚常男氏を選任することに同意したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野村広元議長 異議なしと認めます。  よって、議案第96号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決しました。 △次会日程の報告 ○野村広元議長 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  なお、12月5日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○野村広元議長 本日はこれにて散会いたします。  大変ご苦労さまでございました。                                      (午後 2時43分)...