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12月01日-01号

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  1. 小山市議会 2005-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 小山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    平成17年 12月定例会(第6回)             平成17年第6回小山市議会定例会議 事 日 程 (第1号)                       平成17年12月1日(木曜日)午前10時12分開会     開会及び開議                                          諸般の報告                                      日程第1 会議録署名議員の指名の件                               日程第2 会期決定の件                                     日程第3 市政一般報告の件                                   日程第4 議案第117号ないし第150号の件、上程、市長提案理由の説明                  次会日程の報告                                         散  会出席議員(30名)    1番   岩  崎     昇         2番   浅  野  和  朋    3番   岸     興  平         4番   大  出  ハ  マ    5番   山 野 井     孝         6番   小  林  敬  治    7番   小  川     亘         8番   荒  川  美 代 子    9番   石  川  正  雄        10番   塚  原  一  男   11番   鈴  木  清  三        12番   青  木  美 智 子   13番   田  村  治  男        14番   関     良  平   15番   塚  原  俊  夫        16番   柿  崎     正   17番   生  井  貞  夫        18番   石  渡  丈  夫   19番   星  野  日 出 男        20番   野  村  広  元   21番   石  島  政  己        22番   角  田  良  博   23番   大  山  典  男        24番   椎  名     寛   25番   山  口  忠  保        26番   五 十 嵐  利  夫   27番   本  橋  徳 太 郎        28番   森  田  総  一   29番   手  塚  茂  利        30番   松  島  不  三欠席議員(なし)本会議に出席した事務局職員   事務局長  落  合     博        議事課長  柿  木  義  夫   庶務係長  田  中     廣        議事調査  渡  辺  敏  夫                           係  長   議  事  石  川     充        議  事  内  田  勝  美   調 査 係                    調 査 係   議  事  大  谷  亮  介   調 査 係地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名   市  長  大 久 保  寿  夫        助  役  松  本  久  男   収 入 役  宮  田  登 志 雄        企画財政  桜  井  正  郁                           部  長               総務部長  中  田     孝        市民生活  小 久 保  吉  雄                           部  長               保健福祉  市  村  友  美        経済部長  青  木     求   部  長                                       建設水道  多  田  正  信        都市整備  高  柳  百 合 子   部  長                    部  長               秘書広報  田  中  伸  太        行政経営  松  本     茂   課  長                    課  長               教 育 長  清  水     悟        教育次長  渡  辺  雄  一   病 院 長  刈  谷  裕  成        病  院  神  田  昇  一                           事務部長               消 防 長  綾  部  照  夫        選挙管理  後  藤  幸  雄                           委 員 会                           書 記 長   監査委員  後  藤  幸  雄        農  業  持  田  幸  廣   事務局長                    委 員 会                           事務局長 △議事日程の報告 ◎落合博事務局長 出席議員数及び議事日程を報告いたします。  ただいまの出席議員数は30名であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 会議録署名議員の指名の件                               日程第2 会期決定の件                                     日程第3 市政一般報告の件                                   日程第4 議案第117号ないし第150号の件、上程、市長提案理由の説明             次に、本会議に出席した事務局職員の氏名を申し上げます。    事務局長   落 合   博    議事課長   柿 木 義 夫    庶務係長   田 中   廣    議事調査係長 渡 辺 敏 夫    議事調査係  石 川   充    議事調査係  内 田 勝 美    議事調査係  大 谷 亮 介  以上であります。 △海外視察報告山口忠保議長 開会に先立ち、全国市議会議長会主催による米国・カナダ都市行政調査団の一員として大山典男議員椎名寛議員が参加いたしました。この行政視察について報告したい旨申し出がありますので、許可いたします。  23番、大山典男議員。                  〔23番 大山典男議員登壇〕 ◆23番(大山典男議員) おはようございます。ちょっと気合いがかかってしまったので、何か言い出すのが怖いやらでありますが、一生懸命報告をしたいと思います。  今議長の方から許可が出ましたので、過日平成17年度米国・カナダ都市行政視察報告ということで、報告をしたいと思います。北は北海道から九州まで、27名の議員が参加をして行ってまいりました。小山では、椎名寛議員と私が参加をさせていただきました。日にちは、10月12日から21日、10日間であります。詳細につきましては、皆さんのお手元に配付をしてある、この報告書に報告をしてございます。私が感じたこと、アメリカに行ってよかったことを報告をしたいと思います。詳しくは、詳細につきましてはここに報告してありますので、そちらの方にお目通しをしていただけばありがたいと、このように思っているところであります。  ニューヨークに着いて、皆さんニューヨークというのはご承知であろうと思います。新聞、ラジオ等でいろいろ報道がなされておりますのでご承知であろうと思いますが、ニューヨークのことをダークシティと言うのですね。そして、サンフランシスコのことをホワイトシティと言うように昔聞いたことがあります。というのは、ニューヨークの町というのは、れんがや何かでできているので暗い町、町としては暗い町というようなことが、そういうことになっているのだろうと思いますが、私たちが着いたのはちょうどお昼ちょっと前ということで、バスに揺られながらマンハッタンの町に行って、そしてお昼の食事をしようということで、イタリアンレストランの方の関係で、イタリアンレストランというのはマンハッタンの南の方にあるのですね。そこに行く途中に、一方通行ですので、両方が駐車をしてあるわけですが、その駐車の仕方といったら、もうマナーも何もないというような町でありまして、それと同時に紙くずや何かがたくさん散在をしている。いわゆる何、昔と同じだなというふうなイメージで、その最初の1日でありました。  非常に3日間というのは長くて短いようでありましたが、9.11のグラウンドゼロのところも拝見しましたし、国連も拝見し、そしてさらにはやはり夜に、ミュージカルを見学をしたりというようなことで時間をとったりしたのですが、とにかく1960年から70年代にアメリカというのは、今日本で非常に問題になっていますアスベスト関係で問題になっているのですね。そして、ニュージャージー州というのは、そこでその二、三十年の間に何十万の人も亡くなったというようなことでありました。ちょうど私が1960年、70年に行っていたときに、その仕事にかかわっていなかったので、そういうことは被害がなくてよかったなというふうに思っておりますが、いずれにいたしましてもニューヨークの町というのは、大変多くの人たちが集まっていろんなものができたり、あるいは新しいファッションができたりというようなことであろうというふうに思っております。そしてまた、3日目の朝やっと自由な時間がとれまして、椎名寛議員と一緒に私が住んでおりましたワンテンス・ナインフォー・ストリートのアパートメントを朝見学に行ったときには、何といいますか胸がいっぱいで、ああ、来てよかったなというふうに思った次第であります。  そして、それからカナダに行きまして、カナダはニューヨークのいわゆるベッドタウンというふうなことでありましょうか、あの大きな国の中に3,300万しか人口がいないということであります。そして、説明では年間30万から40万の移民の方を今でも受け入れているということであります。したがいまして、元気があって、働きがよくて、お金もうけをしたい人は、いつでもいらっしゃってくださいというようなことであります。どうかお知り合いの人がいましたら紹介をしてやれば、カナダで一旗上げられるというようなことでありますので、紹介をしてあげたらよろしいかと思います。  それから、シカゴに参りました。シカゴでは、夜の旅であったものですから、シカゴの夜景を見させてもらいまして、すばらしいなというふうに感じた次第であります。楽しみは、そのシカゴの夜景を見たぐらいが一番の楽しみでありましたけれども。そして、オンタリオ湖というのは九州と紀伊半島がすっぽり隠れてしまうというような大きな湖なのでありますが、その湖の中で、今は湖がきれいになりまして、エビがたくさんとれると。そのエビを日本に輸出をしているのだそうです。そして、日本の食卓の40%がオンタリオ湖からとれるエビだそうであります。皆さんご承知でありましたか。それと同時に、シカゴは穀物飼料のいわゆる調整をしているところでありますが、ちょうど私どもが朝早く8時から出かけて1時までに帰る予定でしたが、車が込んでいて帰れないということで、穀物市場の開くところは見られなかったのですね。非常に私は農業者として残念だったなというふうに思っておるところであります。  しかしながら、やはり10日間におきましてアメリカを見させてもらいまして、カナダも見させてもらいまして感じたことは、私が1年かかってアメリカで勉強したことよりも10日間で勉強した方が、よりすばらしいものが勉強できたということが私の宝でありました。これから非常に外国へ行くというのは、調査に行くというのは難しい時代になってくるかもしれませんが、やはり全国議長会でそういう企画がありましたらば、ぜひ小山もこれからも手を挙げていただいて、そして議員が参加をしていただいたらいいのではないかなというふうに思った次第であります。そして、大きなアメリカ、カナダはこれからも、やはり私は世界を指導していく、先頭になって世界を引っ張っていく国だと感じた次第であります。  いずれにいたしましても、以上で報告は終わりますが、10日間留守にしました。市長を初め、執行部の皆さん、議員の皆さんには大変いろいろな点でご心配をかけたり、いろいろしていただきまして、本当にありがとうございました。心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 △議長あいさつ山口忠保議長 平成17年第6回小山市議会定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位には、年末を控え、公私ともにご多忙のところご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。今期定例会は小山市総合計画基本構想を初め、各会計の補正予算案、条例の一部改正案並び指定管理者の指定に関する案件など、重要案件が提出されることになっております。議員各位には慎重ご審議の上、適切な議決をなされ、市民の負託にこたえられますようお願いする次第であります。  なお、議会運営につきましては、各位の特段のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。 △開会及び開議の宣告 ○山口忠保議長 ただいまから平成17年第6回小山市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。                                      (午前10時12分) △諸般の報告 ○山口忠保議長 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。  落合事務局長。 ◎落合博事務局長 諸般の報告を申し上げます。  監査結果の報告について、監査委員からお手元に配付のとおり、定例監査結果報告4件、例月現金出納検査結果報告3件が提出されております。前例により朗読を省略させていただき、会議録に登載いたしますので、ご了承願います。                                           小監第74号                                        平成17年9月21日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一                 定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 監査対象    市民生活部   市民生活課、環境課、市民課、国保年金課 2 監査期日    平成17年9月20日 3 監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4 監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第76号                                        平成17年10月3日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。記 1 監査対象    経済部   農政課、農村整備課商業観光課工業振興課 2 監査期日    平成17年9月30日 3 監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4 監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第86号                                        平成17年10月26日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一                 定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 監査対象    企画財政部   企画調整課財政改革課、市民税課、資産税課、納税課 2 監査期日    平成17年10月25日 3 監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4 監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第95号                                        平成17年11月24日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一定例監査の結果報告について  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 監査対象    保健福祉部   福祉課、こども課、高齢生きがい課介護保険課、健康課 2 監査期日    平成17年11月22日 3 監査の主眼点    あらかじめ提出を求めた資料と関係帳簿及び証票書類を主体として照査検討し、かつ関係職員の説明を聴取して、その執行状況から財務に関する事務の効果と適法性について監査を実施した。 4 監査の結果    総括的にその執行状況は概ね良好なものと認められた。                                           小監第72号                                        平成17年9月14日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一               例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 検査の対象  (1) 収入役所管に属する平成17年7月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成17年7月分の現金出納状況 2 検査の期日    平成17年9月12日 3 検査の結果  (1) 平成17年7月分における収入役所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 収入役所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第83号                                        平成17年10月17日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一               例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 検査の対象  (1) 収入役所管に属する平成17年8月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成17年8月分の現金出納状況 2 検査の期日    平成17年10月12日 3 検査の結果  (1) 平成17年8月分における収入役所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 収入役所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。                                           小監第93号                                        平成17年11月11日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                          小山市監査委員  福  田     朗                          小山市監査委員  森  田  総  一例月現金出納検査の結果報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、市会計の現金出納検査を実施したので、同条第3項の規定により、その結果を下記のとおり報告する。                       記 1 検査の対象  (1) 収入役所管に属する平成17年9月分の現金出納状況  (2) 市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計の平成17年9月分の現金出納状況 2 検査の期日    平成17年11月10日 3 検査の結果  (1) 平成17年9月分における収入役所管に属する一般会計特別会計及び歳入歳出外現金並びに市長所管に属する水道事業会計及び病院事業会計各種出納額並びに、その計数は会計諸帳簿と照合の結果、指定金融機関及び出納取扱金融機関の帳簿残高と相互符合し、その出納に誤りのないことを認めた。  (2) 収入役所管分、市長所管水道事業及び病院事業に係わる関係諸帳簿並びに証拠書類を検査した結果、総体的に良く整備されており、概ね良好と認められた。 ◎落合博事務局長 次に、9月定例会において可決されましたアスベスト対策を求める意見書、がん対策の推進強化を求める意見書、「リフォーム詐欺」から高齢者等を守るための対策強化を求める意見書、まちづくり三法の見直しに関する意見書及び道路特定財源の確保等に関する意見書につきましては、内閣総理大臣を初め関係各大臣及び衆参両院議長あてそれぞれ提出しておきましたので、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでありますので、ご了承願います。     地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名       市        長   大 久 保   寿   夫       助        役   松   本   久   男       収    入    役   宮   田   登 志 雄       企 画 財 政 部 長   桜   井   正   郁       総  務  部  長   中   田       孝       市 民 生 活 部 長   小 久 保   吉   雄       保 健 福 祉 部 長   市   村   友   美       経  済  部  長   青   木       求       建 設 水 道 部 長   多   田   正   信       都 市 整 備 部 長   高   柳   百 合 子       秘 書 広 報 課 長   田   中   伸   太       行 政 経 営 課 長   松   本       茂       教    育    長   清   水       悟       教  育  次  長   渡   辺   雄   一       病    院    長   刈   谷   裕   成       病 院 事 務 部 長   神   田   昇   一       消    防    長   綾   部   照   夫       選挙管理委員会書記長   後   藤   幸   雄       監 査 委 員 事務局長   後   藤   幸   雄       農 業 委員会事務局長   持   田   幸   廣 ◎落合博事務局長 次に、事務報告でありますが、9月定例会報告以降の議長会等の概要につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。  以上で諸般の報告を終わります。 △会議録署名議員の指名 ○山口忠保議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において2番、浅野和朋議員、3番、岸興平議員を指名いたします。 △会期の決定 ○山口忠保議長 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  議会運営委員長から委員会の経過並びに結果について報告を求めます。  議会運営委員会、塚原俊夫委員長。                  〔議会運営委員会 塚原俊夫委員長登壇〕 ◆塚原俊夫議会運営委員長 おはようございます。ただいま議長の指名がありましたので、議会運営委員会の経過及び決定事項についてご報告申し上げます。  平成17年第6回小山市議会定例会の開催に当たり、去る11月10日及び25日に各委員出席のもと、大久保市長を初め、三役及び関係部課長の出席を求めて委員会を開催いたしました。  執行部から、今期定例会に提出されます議案34件の概要について説明がありました。これを受けまして、今期定例会の会期及び議事日程を初め議案の取り扱い等について決定いたしましたので、以下、その内容についてお知らせいたします。  まず、今期定例会の会期を本日12月1日から12月22日までの22日間とし、議事日程の詳細につきましては、お手元に配付の議事日程表のとおりといたします。  また、議案の委員会付託につきましても、お手元に配付の議案付託表のとおりといたしました。  次に、市政に関する一般質問につきましては、従来どおり各会派の代表質問制並びに個人質問制を採用することといたしました。なお、代表質問については、質問、再質問、関連質問合わせて30分を保障し、答弁を含めおおむね1時間とし、個人質問については、質問、再質問合わせて15分を保障し、答弁を含めおおむね30分といたしましたので、執行部におかれましてもさらに簡潔で的確な答弁に心がけますよう、ご協力をお願いいたします。その他詳細につきましては、お手元に配付の議会運営委員会報告書のとおりといたしました。  以上、議事運営へのご協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。
    山口忠保議長 お諮りいたします。  ただいま議会運営委員長の報告のとおり、今期定例会の会期は本日より12月22日までの22日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山口忠保議長 ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日より12月22日までの22日間と決定いたしました。 △市政一般報告山口忠保議長 日程第3、市政一般報告を議題といたします。  市長より報告を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 おはようございます。本日ここに、平成17年第6回小山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席をいただき、開会の運びとなりましたことに対しまして、感謝と御礼の言葉を申し上げます。  私は市長就任以来、一日一日を大切にしながら、「行政をかえる」、「まちをかえる」、「くらしをかえる」、この三つの「かえる」を市政担当の基本姿勢として、「市役所は市内最大のサービス機関である」との考えを踏まえつつ、「豊かで活気があり、暮らしやすい小山」の創造のため、市政執行に全力で当たっておりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  それでは、市政一般及び近況につきましてご報告申し上げます。  初めに、主要事業についてご報告を申し上げます。  まず、小山南工業団地及び小山東部産業団地の企業立地状況について、小山南工業団地は11月に操業を開始した食品製造企業を加え、現在9社が操業しており、今月中に化粧品製造企業1社が操業を開始いたします。また、電子部品製造企業の買い増し及び金属加工企業の立地が内定しております。分譲率は、内定企業を含め66.5%であり、残り3区画についても交渉中であります。また、小山東部産業団地は、現在5社が操業、11月に自動車部品製造及び倉庫業の2社と売買契約が締結され、分譲率は48.5%となり、残りの区画について2社の企業と交渉中であります。今後とも市内工業団地等への企業誘致を積極的に推進してまいります。  次に、平成17年産の稲の作柄は、早植、普通植ともに、穂数、登熟については良でありましたが、晩植が降雨による倒伏等の気象被害や病害・虫害が平年に比べやや多かったため不良となり、当市を含めた県南地域は作況指数99の平年並みとなりました。  次に、来春オープンする「道の駅思川」を管理・運営します第三セクター「株式会社小山ブランド思川」について、9月に設立総会及び取締役会を開催し、役員を選任し、10月に法人登記を行いました。現在、コミュニティー施設の躯体配筋工事中であり、平成18年2月中には建設が完了する予定であります。また、農村公園につきましても、11月に契約し、平成18年2月中に完成する予定であります。国土交通省所管の道の駅部分の工事は、土地売買の契約が完了し、造成工事に入っております。  次に、小山市立美田中学校については、普通教室棟・管理教室棟等の解体が完了し、現在整地、後片づけをしているところであります。  次に、本年度で第5回目となります桜の里親について、今回は乙女大橋上下流の思川左岸堤防上と道の駅思川への植樹予定の募集を行い、それぞれ70名の方から80本、41名の方から41本の申し込みをいただきました。なお、植樹祭を思川堤防上が12月10日に、道の駅が来年2月25日に実施する予定であります。  次に、栃木県女性の海外研修に、10月2日から11日までの10日間、小山市から2人を派遣いたしました。  次に、プレミアムつき小山市共通商品券を、市内の中小商業の活性化と市内消費者の利便を図るため、昨年に引き続き同額で実施することにいたしておりましたが、本日より発売いたします。  次に、10月6日、中央図書館に「ビジネス支援コーナー」を開設し、約2,000冊のビジネス関連図書等による情報や地元のビジネス情報を積極的に提供しております。また、創業・起業を目指す方々を対象として「元気アップビジネスセミナー」を10月22日の第1回を皮切りに、全10回シリーズで開催しております。  次に、小山市小児救急医療体制を、社団法人小山地区医師会のご協力をいただき、11月1日からスタートさせました。なお、受診状況は、1日から21日までの14日間で188人の受診者数でありました。今後、さらに小児医療体制の整備・拡充を図っていきたいと考えております。  次に、市有施設10施設で分析の結果、1%以上のアスベストを検出いたしましたが、2施設は既に囲い込み工事を実施しております。他の8施設につきましては、飛散する可能性は極めて少ないものでありますが、補正予算の成立後、速やかに対応することといたしております。  次に、地場産業の発展と友好交流の促進を目的とする小山市中国特産品考察団について、11月17日から22日まで、私を団長とし、山口市議会議長を副団長、公募により応募があった小山市の地場産業の推進に積極的に活動されている7名の団員の方々等を団員として、13名の考察団が、中国本溪市及び栃木県との友好県である浙江省内に位置し、世界的に有名な紹興酒の産地である紹興市を訪問いたしました。訪問の目的であるそれぞれの市の地場産業関係者との懇談及び施設、製造、販路、貿易などの視察調査等を行ってまいりました。その結果、11月27日には、来市した紹興市兪永谷副市長との間で、今後の両市の交流促進について相互に合意することができました。  次に、各種事業についてご報告申し上げます。  初めに、10月2日に財団法人小山市勤労者共済サービスセンター設立15周年記念事業を、9日におやま和牛フェスティバルを、16日に小山市商業祭及び第6回おやま西口まつりを、20日に第29回小山市老人クラブ連合会スポーツ大会を、10月21日から11月20日までの31日間、第54回小山市菊花大会を、10月29日から11月27日まで、第52回市民文化祭を、11月3日に災害時の相互応援協定を締結しております東京都葛飾区との少年野球交流試合を、5日に第15回小山市文化振興大会を、9日から15日までの7日間、全国秋季火災予防運動を、12日、13日の2日間、第38回小山市農業祭及び第14回おやまバルーンフェスタを、13日に第20回健康都市おやまフェスティバル及びおやまリサイクルフェア2005を、26日に第3回思川サケまつり及び(仮称)小山市自治基本条例制定に向けた講演会を、27日に消防団通常点検を、29日に平成17年度市政功労者等表彰式を開催しました。各事業の開催に当たり、ご出席賜りました皆様に心よりお礼を申し上げます。  次に、寄附受け入れについてご報告申し上げます。  別紙寄附受入一覧表のとおり寄附の申し入れがありましたので、それぞれのご厚情に対し、深甚なる感謝の意をもって受け入れた次第でございます。  以上、市政一般報告及び近況についてご報告申し上げましたが、議員各位を初めとして、各事業についてご協力を賜りました皆様に対し、改めて深く感謝申し上げますとともに、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 ○山口忠保議長 以上で、市長の報告は終わりました。  ただいまの報告に限り質疑を許します。  17番、生井貞夫議員。 ◆17番(生井貞夫議員) 2点ほどお伺いをさせていただきますが、まず1点は2ページのプレミアムつき共通商品券についてでありますが、この事業目的、また趣旨についてはここにも述べられているように、市内の中小商業の活性化、そして市内消費者の利便性を図ると言われておりますけれども、昨年実施に当たってはもう一項目追加されておりまして、足利銀行関連の支援策ということでありましたけれども、この部分が今回削除されておりますが、足利銀行関連の支援策については一定の目的を達したと、そういうことから削除されていいのかどうか、理解していいのかどうかをお聞きしたいと思います。  もう一点は、共通商品券をきょうから発売するということでございますけれども、昨年度実施して問題点、また課題点等々があったと思いますけれども、本年度の事業にどのように反映されているのかお伺いをいたします。  もう一点、3ページのアスベスト対策でございますけれども、市有施設については先ほどの報告で大変安心したところでございます。また、民間建築物に対しては、アンケート調査等も含めて調査をされてきたと思いますけれども、アスベスト対策についてはどのようになっているのかお尋ねいたします。  以上でございます。 ○山口忠保議長 答弁、青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 生井議員の質問にお答えいたします。  プレミアムつき小山市共通商品券発行事業、確かに議員のおっしゃるように、平成16年度につきましては、いわゆる小山市の経済活性化の重点事業という形で位置づけしております。低迷する消費需要を喚起し、個人消費の拡大によって地域中小商業の活性化及び足利銀行関連の支援策の一つとして実施いたしました。ご案内のように、足利銀行は平成15年の12月29日に国有化されました。1年前よりも、だんだん落ちつきを取り戻したということで、プレミアムつき商品券実行委員会におきまして、本年度におきましては厳しい商業環境の中で、小山市内の中小企業の活性化と市内消費者の利便を図ることを目的としようということで、目的を上げてございます。  以上でございます。                  〔「昨年のあれと、ことしの課題を」と呼ぶ者あり〕 ◎青木求経済部長 失礼しました。昨年につきましては、いろいろと購入の問題とか、いろいろございました。こうしたことを反省、チェック機能を持たせるというようなことから、実行委員会におきまして、今年度については予約販売を行いました。これが11月15日から11月30日までの期間で予約販売を実施したところでございます。そういうことで、このチェック機能を確保したということで、今年度には予約販売で実施して進めております。  以上でございます。 ○山口忠保議長 高柳都市整備部長。                  〔高柳百合子都市整備部長登壇〕 ◎高柳百合子都市整備部長 生井議員からのアスベスト対策についてのお答えを申し上げます。  民間建築物のアスベスト調査につきましては、使用状況調査について、小山市では昭和31年から平成8年までに建設された床面積1,000平方メートル以上の建築物や3階建て以上の建築物を対象として、室内及び屋外に露出された吹きつけアスベスト、または石綿含有吹きつけロックウールの施工などの、平成17年10月11日までに調査しております。この調査対象につきましては、国土交通省より依頼されたものよりも拡大し、3階建て及び500平米以上のものも追加して調査いたしました。調査対象となりましたのは、対象物件982件であり、調査の結果、物件19件にアスベストが吹きつけされている旨の回答がありました。現在は、これらのアスベストの吹きつけがあると回答のあった物件につきまして、現地確認などを行い、所有者などに対し、健康障害防止のために適切な除去処理、囲い込み処理などの石綿飛散防止対策を実施していただくように要請中であります。  露出している吹きつけアスベストの改善方法につきましては、完全に取り除いてしまう除去、薬品で固めてしまう封じ込め、天井等で吹きつけアスベストを囲ってしまう囲い込みの3通りの改善方法がございます。いずれの改善方法につきましても、解体工事の場合と同様に労働基準監督署などへの手続を行った上で、石綿粉じん暴露防止マニュアルに基づいて作業を行います。これらは国を挙げての石綿対策でございますので、市といたしましても栃木労働基準監督署及び県南健康福祉センターと協議を行い、建築物等の解体等における、あるいは改善時の解体等における飛散防止等の指導をしております。今後とも国の動向を見きわめながら、国の施策の周知徹底と指導に積極的に取り組み、市民の健康被害の防止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解願います。 ○山口忠保議長 5番、山野井孝議員。 ◆5番(山野井孝議員) 小山市共通商品券について、若干加えて質問をいたしますけれども、昨年の事業については特に問題はなかったという青木部長からの答弁を以前いただいていたかと思うのですが、それはどのように検証をされて、何を根拠に問題がなかったというふうに言われていたのか。ことし実施するに当たっては、それをきちんと検証してくださいという話をしていたと思いますので、そちらの方について1点お伺いします。  それと、問題がなかったということであれば、昨年は消費者の利便性を考えるということで取り扱い加盟店でも一部販売をしていたと思うのですけれども、それをことしやらないというのは何か理由があるのか。利便性ということであれば、やるべきではないかというふうに思うのですけれども、それについて1点お伺いしたいと思います。  それと、ことし大型店舗でも使えるようにということになっていますけれども、昨年2億2,000万円が中小商店に支援ということで行き渡ったというふうに認識をしているわけですけれども、ことし1万円を買うと11枚つづりで、そのうちの5枚については大型店でも使えるということですから、2億2,000万円で考えると、約1億円が最大は大型店舗で使えてしまうということになるわけですよね。昨年はすべて売り切っているはずですから、2億2,000万円が中小の商店を支援できた。ことしは、1億円は中小商店には回らないかもしれないということになるのだと思うのですけれども、それについて、小山市で出資する2,000万円のうちの約900万円がそれに当たるわけですけれども、中小商店、企業の支援ということを当初の目的と思っていますので、それについてどういうふうにお考えなのかお聞きしたいと思います。  それと、ちょっとパンフレット、広告で入っていたのでちょっとよく見たのですけれども、販売対象者が小山市民、そして学生を除く18歳以上ということで書かれているのですけれども、その辺の確認をどうやってされるのか。あるいは学生は何で販売できないのか、加えてお聞きします。 ○山口忠保議長 答弁、青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 山野井議員のご質問にお答えします。  まず、昨年の問題点なかったというようなことで、これは実行委員会を開催させていただきまして、特に各商工会議所、商工会等の役員さんの方から問題ないと。ただし、いわゆる購入の際にいろんなうわさが出ていたと。いわゆるシートを多く買った人というようなことがございましたので、その辺の反省点をチェックしまして、今年度は予約販売というようなことで実施いたしました。  また、いわゆる取り扱い店の問題も質問の中にございましたように、ことしは予約販売というようなことから、取り扱い店については考えてございません。  それと、1万円のいわゆる11枚シートの中で、5枚が大型店も使えると。確かに大型店の方へ1億円ぐらいいってしまうというようなことなのですが、商業の活性化はもちろんのこと、消費者の利便性を考えた上で、実行委員会の方でそういう意見が多かったというようなことから、大型店も入れたというようなことでございます。  以上でございます。何か。                  〔「対象者」と呼ぶ者あり〕 ◎青木求経済部長 18歳の学生を除くというようなことも、これも実行委員会でいろいろ議論ありましたが、大学生等扶養とされておりますので、いわゆる18歳以上という形で決めたところでございます。特に深い意味はございません。                  〔「市民というのをどうやって確認するのか」と呼ぶ者                    あり〕 ◎青木求経済部長 それは、いわゆる予約販売の中で、氏名と住所と電話番号を聞いてございますので、そこでチェックは可能と考えています。  以上でございます。 ○山口忠保議長 5番、山野井孝議員。 ◆5番(山野井孝議員) 今予約販売について話があったのですが、予約以外も販売しますよね。当日売りというか、直接。それについても、では住所とか全部確認、何か下できょうやっていますけれども、確認をしていないみたいな話をちらっと聞いたのですが、やっているのですか。 ○山口忠保議長 答弁、青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 では、質問にお答えいたします。  予約販売については、15日から11月30日までで一応締め切らせていただきました。予約件数で750件ぐらい、6,300万円ほど予約販売では申し込みを受けております。そのほか12月1日、きょうから販売するわけなのですが、その後についても、いわゆる住所、氏名、電話番号は確認して販売する予定でおります。  以上でございます。 ○山口忠保議長 18番、石渡丈夫議員。 ◆18番(石渡丈夫議員) 1点だけお伺いしたいと思うのですが、2ページの一番最下段にあります中央図書館でビジネス支援コーナーが開設されたということで、これは市の職員の提案によってこのような事業が取り入れられたということは、新聞等で何回か拝見したような気がしているのです。そこでお伺いしたいのですが、このような市の職員が立派な提案をして、それを取り入れるという、非常にいいことだというふうに私も思っておりますし、今後もぜひ続けてほしいというふうな気がするわけで、これらの提案者に対して、多少の報奨制度というものはあるのかどうか。そこらについてお伺いしたいと思います。  以上です。 ○山口忠保議長 答弁、中田総務部長。                  〔中田 孝総務部長登壇〕 ◎中田孝総務部長 先ほどの石渡議員の質問でございますけれども、提案されたものについて評価といいますか、別な報奨制度がありまして、それによって、具体的な数字はちょっと手元にないのですが、2万円から1万円程度の報奨を出しております。それもまた審査がありますので、審査によって支給することになっております。 ○山口忠保議長 20番、野村広元議員。 ◆20番(野村広元議員) 2点ほどお伺いしたいと思うのですが、3ページの「今後、さらに小児医療体制の整備・拡充を図っていく」と。具体的にどういうふうに整備・拡充を図っていくのかお聞きしたいのと、最後のいろいろな行事の中で、消防団の点検の件についてなのですが、これは年間スケジュールで恐らく決まっていたのが11月20日だと思うのです。それをなぜ27日に変わったのかと、もう一つそのときの消防団員の定員に対してどのぐらいの出場率、出席率ですか、それと例年の出席率に対してどうなのか、その2点をお伺いしたいと思います。 ○山口忠保議長 答弁、市村保健福祉部長。                  〔市村友美保健福祉部長登壇〕 ◎市村友美保健福祉部長 野村議員のご質問にお答え申し上げます。  今後、さらに小児医療体制の充実を図るというふうなことでございますが、とりあえず今進めておりますのが、11月から行っております救急医療体制の充実を図っております。この中で、いろいろ試行的に3月までということでやっております。これをきっかけに、また一番子供たちのための小児医療体制というのは、少子化対策におきましても大切と感じておりますので、医師会等と十分、また市には市民病院もございますので、医師会また市民病院と相談いたしまして、さらに体制を充実させていきたいということで、まだ具体的にはございませんが、とりあえず小児救急体制をとっていきたいということでありますので、ご理解をお願いいたします。 ○山口忠保議長 綾部消防長。                  〔綾部照夫消防長登壇〕 ◎綾部照夫消防長 野村議員のご質問にお答えいたします。  消防団の点検は20日となっておりましたが、20日に市長が中国の方に出張ということで、代理ということで決裁はおりましたけれども、市長に点検をしてもらいたいということで、消防団長と決定して私が日にちをずらしまして、皆様にはご迷惑をおかけしたことを申しわけなく思っております。  それと、昨年度の欠席者は30名、ことしは28名でありましたので、640名のうち28名欠席で、612名の出席がありました。  以上です。 ○山口忠保議長 20番、野村広元議員。 ◆20番(野村広元議員) 今の消防長の話でありますが、20日に我々議員のところにも通知が来たのは、やっぱり決裁を受けてだと思うのです。それで、皆さんに迷惑かけたというのではなくて、一番私は消防団員だと思うのです。消防団員は11月20日にやると思って、いろいろスケジュール組みました。11月27日というのは大安吉日なのですね。私も20日であれば出られるのですが、11月27日はいい日だったものですから、人寄せ事があった。我々は来賓として行くのですからいいですが、団員本位に考えてやらないと、市長の11月17日から22日中国訪問ということで、そういう市長中心ではなく、やはり団員中心に考えた予定で年間スケジュールでやらないと、団員が大変迷惑するのです。そういう市長の政治姿勢というのは、自分中心主義、幾ら美辞麗句を並べたって、住民、もちろん消防団員の方々も納得できないものがいろいろあると思うので、その点もう一回ちょっとお聞きしたいのですが。 ○山口忠保議長 綾部消防長。                  〔綾部照夫消防長登壇〕 ◎綾部照夫消防長 野村議員のご質問にお答えいたします。  消防団の点検は、私消防に入りまして40年たちますけれども、日にちの変更ということは今回が初めてでございます。それで、歴代の市長にほとんど点検はしてもらっておりまして、今回市長の代理ということでございましたが、団長、消防団の方々と検討しましたが、やはり市長に点検してもらうのが妥当ということで、その中で私も決定した次第です。  以上です。 ○山口忠保議長 20番、野村広元議員。 ◆20番(野村広元議員) くどいようですが、最初決まっていたやつを消防長と消防団長と決めたと、そんなことは通用しないですよ。                  〔「そのとおりだ」と呼ぶ者あり〕 ◆20番(野村広元議員) ちゃんとやはり、この間の21世紀フォーラムの提言のときに、市長は絹の方かどこかへ行かれて欠席したときにも、助役がちゃんと出ているのです。私も個人的にいろいろな、自分が都合悪いときは、家内なり家族の者を行かせるのです。ですからそのためにも、やはりあるいは助役で対応できたのではないかと思うことだけ申し述べて、質問を終わらせていただきたいと思います。                  〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ○山口忠保議長 9番、石川正雄議員。 ◆9番(石川正雄議員) 2点ほど伺いたいのですが、2ページにあります道の駅の件で、11月にたしか仮オープンという話を聞いていたと思うのですが、この点はどうなったのか。  あと、全協の資料を見せてもらいまして、使用料の件が出されておりますが、年間使用料だけを見ますと1,000万円ぐらいですか、これですと最低の基準ですか、その金額で見ますと人件費ぐらいしか出ないかとは思うのですが、その点どうなっているのかお聞きしたいと思います。  それと、あと一つは中国へ行った、中国特産品考察団についてなのですが、一応視察調査などということで行かれたようなのですけれども、なぜ市長でないとこの視察調査ができないのか。一応具体的な問題が起きて、初めてそこに、では市長に行ってもらいたいということで市長が行くというのなら話はわかるのですが、なぜそのような市長が13名の考察団と一緒に行かなくてはならないのか、その点を伺いたいと思います。 ○山口忠保議長 答弁、青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 石川議員の質問にお答えします。  道の駅の仮オープンの問題でございますが、いわゆる工事関係のスケジュール等、いろいろ今詰めている最中でございます。仮オープンにつきましては、まだ工事関係でちょっと無理というようなことで、春にオープンすると、グランドオープンも考えるということで、現在は仮オープンは考えてございません。  以上でございます。 ○山口忠保議長 青木部長、道の駅の使用料の関係。使用料設定の根拠をちょっと説明してください。  青木経済部長。                  〔「議長、全協でそういう資料のことは説明してるんだ                    よ」と呼ぶ者あり〕 ○山口忠保議長 欠席されていたのですね。                  〔「だから常任委員会でやればいいんだよ」「それはね」                   「議長の判断で」と呼ぶ者あり〕 ○山口忠保議長 簡単に。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 では、使用料の問題についてご答弁させていただきます。  全員協議会のときに、条例の案ということで細かく説明させていただきました。これを説明すると随分と時間かかってしまうものですから、委員会の方で再度説明させていただきますので、よろしくお願いします。 ○山口忠保議長 小久保市民生活部長。                  〔小久保吉雄市民生活部長登壇〕 ◎小久保吉雄市民生活部長 ただいまの石川議員の、このたびの11月17日から22日の小山市中国特産品考察団になぜ市長が行かなければならないのかという質問に対してお答えしたいと思います。  まず、紹興市長から市長に対して友好交流を望んでおると、小山市長の紹興市への訪問を望んでいるとの親書をいただいております。また、中国におきましては大変礼儀を重んじる国でありまして、事前に本溪市、紹興市とも共産党の要人、人民政府の首長や副首長、また人民代表大会の議長や副議長が出迎えるとの連絡がありました。今回の訪問は初めての訪問であり、紹興市からの招請もあったことから、市長の予定等の都合がつく限り、市長が団長で訪中することが望ましいと考えた次第でございます。よろしくご理解のほどお願いします。 ○山口忠保議長 9番、石川正雄議員。 ◆9番(石川正雄議員) 先ほど道の駅のことで、全協を欠席したからということなのですが、私はこの資料を見てということで話したわけです。ですので、その全協を欠席した問題とは別の問題だと思いますが、その点よろしくお取り計らい願いたいと思います。  あと、この中国考察団の後に、紹興市から副市長と来ていますよね。紹興市でも副市長が出てきているわけです。市長が行く理由というのが、具体的に私はそこで見えないと思うのですが、その点もう一度お願いします。 ○山口忠保議長 小久保市民生活部長。                  〔小久保吉雄市民生活部長登壇〕 ◎小久保吉雄市民生活部長 石川議員の質問ですけれども、向こうは副市長だったではないですかということですけれども、副市長とはいっても対外的な重要な案件を扱う副市長でありまして、その点は当たらないと思います。よろしくご理解のほどお願いします。 ○山口忠保議長 9番、石川正雄議員。 ◆9番(石川正雄議員) 一言つけ加えておきます。  助役も市長の代理として十分に用は足りると思いますので、その点は助役が行くべきだと思いまして、そのことを一言意見を申し上げて、終わりにいたします。 ○山口忠保議長 19番、星野日出男議員。 ◆19番(星野日出男議員) 訪中の関係でちょっと質問したいのですが、紹興市の副市長さんが小山へ来るので会社訪問したいと。小松製作所を訪問したいという、私の方に最初に一報が入ったのは、訪問する8日ぐらい前かな。会社はその間3日間休暇だったものですから、返事は待ってくれということで、先々週の火曜日ですか、会社の了解を得ました。それで、大変会社というのは経済的な使節団は多いのですが、行政の使節団はなかなか来ないものですから、会社は非常に緊張したのです。いろいろ調べたら430万の副市長だということで、工場長はアメリカへ行っている、総務部長は大変だなということで、いろいろ緊張してお出迎えをいたしました。9時に来て、グランドホテルを9時に出て、11時の新幹線に間に合わせるということですから、1時間何分あったのです。私も最後は一緒に出ますということで、到着して、さてごあいさつしますということになりましたら、こちらの代表の方が、いや、すぐ帰らなくてはならないのだということになりまして、非常にどういうことなのだろうなと思って。一応あいさつだけはして、私は名刺交換もできなかったのですが、日程を聞きましたら、使節団は日曜日の午後来て、グランドホテルで皆さん方と招待宴をやって、やりましたね。その晩、小山市内を車か何かで回った。次ぐ日の朝9時何分に小松に、一応来たということで結果なっているのでしょうけれども、すぐ帰って東京へ行ってしまった。何のために来たのかなと。  我々の代表は、紹興市に行っていろんな調査をしているのです。施設とか製造とか販路とか貿易とか、いろんな調査をしている。しかし、向こうから来た人はグランドホテルで宴会をやって、一応うちの門はくぐりましたけれども、それだとしたら何の意味があって交流の、では小松ってこういうところなのですねと。お互いにそういう交流はいいですねという話になると思うのですよ、私は。だから、小松が最初、うちの受け入れが大変失礼だったのかなと思ったのですが、私はそういうことではなくて、無理な日程を組み過ぎたのではないかと思うのです。そんな大事なお客さんが1週間ぐらい前に小松を訪問したいと、これも異常ですよね。来たら帰ると、全く異常だらけなものですから、何か思いつきで、では来てください、歓迎します、はいさようならと、何か計画性がないものですから、その辺もう少し、どうしてこうなったのだか。担当の部長と課長、本当に参りました。実際コーヒーも飲まないのですから。私名刺交換もできなかったのです。こういう失礼な話というのは、お互いに、うちはいいですよ。お客さんだから、もうどうでもいいけれども、向こうだってただ会社へ行ったという実績をつくりたいのかなというのもありましたし、全然わからないのです、その辺が。私の方にその後何も言ってこないものですから、若干こういうことというのは国と国の問題ですから、小山市としても若干、これでファクスで入りました。この友好何とかをしますなんて、何にもわからないでこれで、そういう流れになっているというのは、ちょっとわからないものですから、その辺の流れを一応説明していただければありがたい。 ○山口忠保議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまの星野議員のご質問にお答えいたします。  小松製作所の皆様には、大変短時間での訪問であったということで、まことに相済みませんということで、兪副市長からもおわびの言葉をいただいたところでございます。兪副市長につきましては、23日に訪日されまして、その間友好交流都市でございます西宮市の20周年友好記念会に出席し、そして26日に小山市に訪問されたわけでございます。その主たる目的は、私が団長として中国紹興市に参りまして、そちらの方で昨年の2月から紹興市の市長の招請もいただきまして、そしてその間文書で交流の促進についてはお話は申し上げておりませんが、電話等でこれまで両市の友好交流についての可能性についてお話を申し上げてきたところでございまして、私が訪問した目的につきましても、それらのことを確かめるということも一義的にはございまして、そして当地におきまして対外経済貿易を担当する副市長との間にそのようなお話がまとまりまして、そしてせっかく日本に来るのであればということで、また時間もないけれども、小山にも行きますよということで、中国の紹興市の、その熱意も大変あらわされたところでございます。  したがいまして、来ていただきますと早速グランドホテルを会場といたしまして表敬訪問、そして覚書についての正式なサイン、そして歓迎宴ということで1日目は終わったところでございます。せっかく来られたので、小山の代表的な企業でございまして、しかも中国におきましてたくさんの建設機械関連を輸出しているこの小松さんをぜひ見たいというようなご希望もあったところでございまして、そのような日程にさせていただいたところでございますが、この兪副市長も大変お忙しい方でございまして、きょうは東京に行って、すぐにまた用事ができてしまったということで、11時12分発の新幹線を1時間繰り上げまして、10時12分発の新幹線で帰ったところでございまして、本当に小松の皆様におかれましてはご迷惑をおかけしたと、私からも深くおわびを申し上げる次第でございます。  また、この兪副市長だけが小山に参ってきたわけではございませんで、合わせて4名の代表団が小山に参ってきているところでございます。兪副市長と、それから外事弁公室の課長補佐、2名が小松さんを訪問させていただきましたが、残りの2名につきましては今後の小山市との人材交流についてお話がしたいということで、この2人については別室で交流をしていたところでございまして、この2人は予定どおりに小山市関係者との懇談を通じまして、目的を達成して帰ったというふうに聞いているところでございます。  このようなことからも、昨年の2月から紹興市との間で始まりました交流が、今後具現化されたということでございますので、ぜひ失礼の段は重々ございましたが、中国も大変活気ある、そしてまたご多忙な国になってきておりますので、その辺のところはご容赦を賜りたく、よろしくお願い申し上げる次第でございます。  なお、兪副市長につきましては、その日に東京に参りまして、また懇談会等に出席され、次の日に帰国したということでございまして、日本の皆様、とりわけ小山市の皆様にも大変お世話になったということでお話もいただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○山口忠保議長 19番、星野日出男議員。 ◆19番(星野日出男議員) うちの会社は決して迷惑かかったとか、そういう気持ちはありません。大変歓迎しております。代表で来てくれたことには歓迎しているのですが、別の2人が別室でやっていたというのは、私全然一緒にいてそんなことはないのですけれども、本当なのですか。そんなことは絶対ないと思います。一緒に、通訳とあれで来て、別のグループいないですよね。それは市長、報告違いか、間違いならそれでいいのですが、小松製作所には最初から。だから、決して我々は憤慨しているとか、来てくれたことには大変感謝していますので、それは。では、それだけ一つお願いします。 ○山口忠保議長 小久保市民生活部長。                  〔小久保吉雄市民生活部長登壇〕 ◎小久保吉雄市民生活部長 ただいまの星野議員の質問ですけれども、別室、ちょっと、ではなくて、市の方の別な、そういうことでございますので、ちょっと訂正します。よろしくお願いします。                  〔「はい、了解」と呼ぶ者あり〕 ○山口忠保議長 12番、青木美智子議員。 ◆12番(青木美智子議員) 2点ほどお伺いしたいのですが、1点は先ほど話も出ていましたプレミアム商品券のことです。先ほど部長の方からお答えがありましたけれども、どのぐらいの経済効果があったかということはまだ報告も受けていませんし、先ほど山野井議員の質問に対して学生には、扶養されているからということでありますが、逆に学生ほどそういうのを利用してもらいたいなと私は思うのですが、いかがでしょうか。  それで、住所、氏名を記録して購入するようになっていると言っておりますが、きょう庁舎の玄関で私確認しましたけれども、そのようになっておりません。名前だけです。例えば銀行に行った場合に、1万円両替してくださいという場合には、ちゃんと伝票に住所と名前を記入して両替するのですよ。2,000万円も小山の税金をつぎ込んでいるわけですから、きちんと住所、氏名、やはり身元確認なりが私は必要ではないかと思います。その辺のところを、また改めてお聞きしたいと思います。  あと、今考察団ですね、中国に市長が行ってこられたということの話なのですが、いつも予算の段階で中国に訪問ということで予算が計上されます。そのときに、ではどういう形で行かれるのですかと聞いても、そういうことが出てきていないのです、予算を計上する段階で。今回公募ということに書いてあります。公募により応募したとなっていますが、もう事前に来年行くのであれば、募集要綱なり目的なり、きちんと表示して予算計上するのが本当だと思うのです、海外研修にしても訪問団にしても。その辺のところが、本当に透明性に欠ける。前回の本溪の場合にもそうでした。ある団体に呼びかけたらば断られて、次の団体に呼びかけた。個人的に電話をかけられたというような話も聞いております。きちんと募集要綱をかけて、どのような公募の仕方をしているのか。今回のこともそうですが、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 ○山口忠保議長 答弁、大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいまの中国考察団につきまして、その事業の内容が予算当初には決まっていないというような、不透明ではないかというご指摘でございますが、青木議員もご承知のとおり、予算はこの年度末から始まるわけでございます。そして、3月に議会で承認をいただくわけでございますが、そのようなこの交流の団につきまして、そのほかにもございます。女性の海外視察、こういうものについても、そのときには栃木県からどこに行きますよというようなことも明らかにはされておりません。また、その他議員がいろいろなところに行かれる、この考察団についても、行くということは事実でございますが、どこの市を訪問するというようなことは、まだ明らかにされていないというようでございますので、必ずしも不透明というような断じ方は適切ではないと。交流をするということは、中国と隔年で実施するということは、既に平成6年に本溪市との交流をして以来、事実として実施しておりますから、その旨に沿って実現するということで予算を組み、そして皆様方からもご承認をいただいたという予算でございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○山口忠保議長 青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 青木議員のご質問にお答えします。  去る2月の定例会におきまして、この経済効果については議員の質問に対してお答えしたと思います。議員に対しまして、好評であった旨の評価を新聞報道で受けていることと、商品券を利用した消費者の皆様から、プレミアム分が魅力であり利用価値があった、来年もぜひ実施をしてほしいなどとの意見を踏まえて、経済効果があったと。また、加盟店からについては、話題性があり今後も続けてほしいというようなことで答弁させていただいております。そういう意味から、経済効果があったものと理解しております。  それと、予約販売の関係では、住所、氏名と電話は、これはチェックをしております。  以上でございます。 ○山口忠保議長 12番、青木美智子議員。 ◆12番(青木美智子議員) 学生のことがまだ答弁いただいていないのですが、消費者はおまけがつけば、それは好評なのは当たり前なのです。行政として、それが数字的にでもきちんとどのような効果を上げたか、調査をしたかという問いなのです。  あと、市長の先ほどの答弁なのですが、市長の中では透明性があると思うのです。だけれども、外部、私たち議会に対しても、先ほど市民生活部長が答弁されたようなことは聞かされていませんし、本当にわからなくて、今回はこういうことで紹興市とこういう形が決まりました、ここへ行きますよということなのです。本当に事前に、もっと明確に透明性を持たせて説明をいただきたい。前回の本溪にしてもそうでした。海外研修の話が出ましたけれども、海外研修におきましては、その辺ではきちんとされております。私も経験しておりますし、県の方の応募要綱、もう事前に前年度にどこへ行くというような話もきちんとしております。私はそういうのを見ておりますから、小山市の海外に出かける、本溪とか中国、今回のことに関しても本当に明確でない。透明に欠けると感じるものですから、私はこれを言っているわけなのです。これは今後のこともありますので、きちんとされるように要望とさせていただきます。 ○山口忠保議長 2番、浅野和朋議員。 ◆2番(浅野和朋議員) 2点お伺いしたいと思います。  1点は、先ほど野村議員からもありましたが、小児医療の件なのですが、この14日間で188名とありますけれども、この受診者数についてはどのように考えていらっしゃるのか。多かったのか、少なかったのか。そしてこの間に、14日間の間に4回日曜日が入っているのです。というか、旗日というか、3日と、3、6、13、20と、この日はどれぐらい患者数があったのか、ちょっと伺いたい。  それからもう一つは、この報告ではないのですが、アスベストの問題があったので、今問題になっている耐震基準違反のマンションやホテルの問題は、この小山市ではそういう不安がないのか。何かこちらの方に問い合わせの電話等入っているとか、ないのでしょうか。ちょっとお伺いしたいと思います。 ○山口忠保議長 答弁、市村保健福祉部長。                  〔市村友美保健福祉部長登壇〕 ◎市村友美保健福祉部長 浅野議員のご質問に対してお答え申し上げます。  この件数につきましては、多かったか少なかったかというご質問についてでございますが、これから風邪が流行したりということになればもっと多いと思いますけれども、始まりとしてはまあまあではなかったかという感じはしております。  それと、祝日、休日につきましては、予定しておりませんので、これについてはこの小児救急医療体制の中では組み込んでおりませんので、医院の割り当てもしてございません。  以上です。 ○山口忠保議長 耐震の関係はどなたかご答弁できますか。  高柳都市整備部長。                  〔高柳百合子都市整備部長登壇〕 ◎高柳百合子都市整備部長 耐震関係のご質問にお答えいたします。  現在までのところ、ちょっと現課の方から報告を受けておりませんので、ただ小山市内の民間建築物について、関係のありそうな物件については調査をいたしまして、今のところ把握している状況ではほぼ関係ないと。小山市内で設計しているものについて、姉歯関係のものはないということで、あっても別の会社が設計をしているので大丈夫であるというふうに認識しております。 ○山口忠保議長 以上をもちまして、市政一般報告に対する質疑を終わります。 △議案提出報告 ○山口忠保議長 次に、市長から議案が提出されておりますので、事務局長に朗読させます。  落合事務局長。 ◎落合博事務局長 朗読いたします。                                          小行経第233号                                        平成17年12月1日    小山市議会議長      山  口  忠  保  様                                小山市長  大久保  寿  夫                市議会議案の送付について  平成17年第6回小山市議会定例会の議案書を別冊のとおり送付いたします。                       記┌───────┬──────────────────────────────────────┐│  議案番号  │          件               名           │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第117号│小山市総合計画基本構想について                       │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第118号│平成17年度小山市一般会計補正予算について                 │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第119号│平成17年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算について     │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第120号│平成17年度小山市老人保健特別会計補正予算について             │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第121号│平成17年度小山市介護保険特別会計補正予算について             │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第122号│平成17年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計補正予算について      │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第123号│平成17年度小山市農業集落排水処理事業特別会計補正予算について       │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第124号│平成17年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算について          │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第125号│監査委員条例の一部改正について                       │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第126号│小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について      │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第127号│小山市いきいきふれあいセンター条例の一部改正について            │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第128号│小山市学童保育館条例の一部改正について                   │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第129号│小山市営自動車駐車場の設置等に関する条例の一部改正について         │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第130号│建設工事請負契約の締結について                       │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第131号│小山市ふれあい健康センターの指定管理者の指定について            │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第132号│小山市勤労青少年ホーム及び小山勤労者体育センターの指定管理者の指定について │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第133号│小山市勤労者福祉会館・男女共同参画センターの指定管理者の指定について    │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第134号│小山市学童保育館の指定管理者の指定について                 │└───────┴──────────────────────────────────────┘┌───────┬──────────────────────────────────────┐│議案第135号│小山市営小山駅西駐車場及び小山中央公共駐輪場の指定管理者の指定について   │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第136号│小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場の指定管理者の指定について │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第137号│小山地区広域行政推進協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更につ││       │いて                                    │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第138号│下都賀栃木小山地区視聴覚ライブラリー協議会を組織する地方公共団体の数の減少及││       │び規約の一部変更について                          │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第139号│下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変││       │更について                                 │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第140号│下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変││       │更について                                 │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第141号│小山広域保健衛生組合を組織する地方公共団体の数の減少及び小山広域保健衛生組合││       │規約の変更について                             │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第142号│栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村││       │職員退職手当組合規約の変更について                     │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第143号│栃木県市町村職員退職手当組合から粟野町を脱退させることに伴う財産処分について│├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第144号│栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村││       │職員退職手当組合規約の変更について                     │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第145号│栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村││       │職員退職手当組合規約の変更について                     │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第146号│栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少について   │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第147号│栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少について   │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第148号│栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少について   │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第149号│道の駅思川の設置及び管理に関する条例の制定について             │├───────┼──────────────────────────────────────┤│議案第150号│小山市都市公園条例の一部改正について                    │└───────┴──────────────────────────────────────┘ △議案第117号ないし第150号の件、上程、市長提案理由の説明 ○山口忠保議長 日程第4、議案第117号ないし第150号を一括議題といたします。  上程議案に対し、市長より提案理由の説明を求めます。  大久保市長。                  〔大久保寿夫市長登壇〕 ◎大久保寿夫市長 ただいま上程になりました議案等の概要について、ご説明申し上げます。  今回提出いたしました議案等は、総合計画に関するもの1件、補正予算に関するもの7件、条例に関するもの7件、建設工事請負契約に関するもの1件、指定管理者の指定に関するもの6件、協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更に関するもの2件、事務の委託に関する規約の一部変更に関するもの2件、一部事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、規約の変更及び財産の処分に関するもの8件の計34件であります。  初めに、議案第117号は、地方自治法の規定により、平成18年度から平成22年度までの5カ年間にわたる小山市総合計画基本構想を定めようとするものであります。  次に、議案第118号から議案第124号までの7件は、平成17年度一般会計及び特別会計の補正予算であります。  議案第118号は、平成17年度小山市一般会計補正予算についてであります。  今回の補正は、2億6,100万1,000円の増額でありまして、これにより小山市一般会計予算の総額は、516億5,258万5,000円となります。  次に、議案第119号は、平成17年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算についてであります。  今回の補正は、歳出予算の組み替えによるものでありまして、予算の総額は、変更ありません。  次に、議案第120号は、平成17年度小山市老人保健特別会計補正予算についてであります。  今回の補正は、29万3,000円の増額でありまして、これにより小山市老人保健特別会計予算の総額は、100億8,539万3,000円となります。  次に、議案第121号は、平成17年度小山市介護保険特別会計補正予算についてであります。  今回の補正は、437万4,000円の増額でありまして、これにより小山市介護保険特別会計予算の総額は、51億6,804万2,000円となります。  次に、議案第122号は、平成17年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計補正予算についてであります。  今回の補正は、384万6,000円の減額でありまして、これにより小山市与良川水系湛水防除事業特別会計予算の総額は、3,805万4,000円となります。  次に、議案第123号は、平成17年度小山市農業集落排水処理事業特別会計補正予算についてであります。  今回の補正は、920万5,000円の増額でありまして、これにより小山市農業集落排水処理事業特別会計予算の総額は、13億6,380万5,000円となります。  次に、議案第124号は、平成17年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算についてであります。  今回の補正は、829万2,000円の増額でありまして、これにより小山市公共下水道事業特別会計予算の総額は、54億7,269万2,000円となります。  次に、議案第125号は、監査委員の定数を「2人」から「3人」に改めることにより、監査機能の充実強化を図るため、監査委員条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第126号は、小山市立寒川集会所を用途廃止するため、小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第127号は、小山市立寒川集会所の用途廃止に伴い、現建物を高齢者の介護予防拠点として「いきいきふれあいセンター寒川」を整備するため、小山市いきいきふれあいセンター条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第128号は、新たに公設の間々田小第二学童保育館を設置することにより、当該小学校の学区内の定員超過の状況を緩和し、放課後児童の一層の健全育成を図るため、小山市学童保育館条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第129号は、小山駅東口新都市整備事業用地の暫定利用として設置している小山市営小山駅東駐車場及び小山駅東公共駐輪場のうち、駐車場部分を当該事業の進捗により取得目的である代替地として使用することに伴い、小山市営小山駅東駐車場を廃止するため、小山市営自動車駐車場の設置等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第130号は、農業集落排水資源循環統合補助事業福良地区処理施設建設工事請負契約を締結することについて、議決を求めるものであります。  次に、議案第131号から議案第136号までの6件は、公の施設の指定管理者の指定についてであります。  議案第131号は、小山市ふれあい健康センター、議案第132号は、小山市勤労青少年ホーム及び小山勤労者体育センター、議案第133号は、小山市勤労者福祉会館・男女共同参画センター、議案第134号は、小山市学童保育館、議案第135号は、小山市営小山駅西駐車場及び小山中央公共駐輪場、議案第136号は、小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場について、それぞれ指定管理者を指定しようとするものであります。  次に、議案第137号は、平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、新たに下野市を設置することに伴い、小山地区広域行政推進協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更に係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第138号は、平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、新たに下野市を設置することに伴い、下都賀栃木小山地区視聴覚ライブラリー協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部変更に係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第139号は、平成18年1月1日から粟野町を廃し、その区域を鹿沼市に編入する廃置分合が行われることに伴い、下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変更に係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第140号は、平成18年3月20日から日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町を廃し、その区域をもって日光市を設置する廃置分合が行われることに伴い、下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変更に係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第141号は、河内郡南河内町、下都賀郡石橋町及び同郡国分寺町が合併し、下野市が設置されることに伴い、平成18年1月9日をもって、小山広域保健衛生組合から河内郡南河内町、下都賀郡石橋町及び同郡国分寺町を脱退せしめるとともに、同月10日から下野市を同組合に加入させることとすることにより、同日から小山広域保健衛生組合を組織する地方公共団体の数を減少させ及び小山広域保健衛生組合規約を変更することについて、議決を求めるものであります。  次に、議案第142号は、平成18年1月1日から粟野町が栃木県市町村職員退職手当組合未加入である鹿沼市に編入される廃置分合が行われることに伴い、同町から平成17年12月31日をもって栃木県市町村職員退職手当組合を脱退したい旨の依頼があったので、栃木県市町村職員退職手当組合規約の変更に係る関係地方公共団体との協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第143号は、栃木県市町村職員退職手当組合から粟野町が脱退することに伴う財産処分に係る関係地方公共団体との協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第144号は、平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、その区域をもって下野市を設置する廃置分合が行われること及びこれに伴い南河内町、国分寺町で組織する自治医大周辺下水道組合が解散することから、栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更に係る関係地方公共団体との協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第145号は、平成18年3月20日から日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町を廃し、その区域をもって日光市を設置する廃置分合が行われること及びこれに伴いこれら5市町村で組織する日光地区広域行政事務組合並びに日光市、足尾町で組織する日光地区消防組合が解散することから、栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び組合規約の変更に係る関係地方公共団体との協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第146号は、平成18年1月1日から粟野町を廃し、その区域を鹿沼市に編入することに伴い、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数を40から39に減少させることに係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第147号は、平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、その区域をもって下野市を設置することに伴い、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数を39から37に減少させることに係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第148号は、平成18年3月20日から日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町を廃し、その区域をもって日光市を設置することに伴い、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数を37から33に減少させることに係る協議について、議決を求めるものであります。  次に、議案第149号は、道路を利用する者の利便に供し、小山市の農畜産物を初めとする小山ブランドの創生と発信、都市と農村等との交流を促進するとともに、産業の振興を図ることを目的に道の駅を設置するため、道の駅思川の設置及び管理に関する条例を制定しようとするものであります。  次に、議案第150号は、都市公園における有料施設使用料が、原価に比べ安価であるものが存在すること及び近隣市町の同等施設使用料との均衡を欠くことなどから、当該有料施設使用料を改定するため、小山市都市公園条例の一部を改正しようとするものであります。  以上が、今回提出いたしました議案等の概要であります。何とぞ慎重ご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。  以上です。 ○山口忠保議長 市長の提案理由の説明は終わりました。  次に、議題のうち、議案第117号、第118号、第125号、第137号及び第142号ないし第145号、以上8議案について当局の説明を求めます。  桜井企画財政部長。                  〔桜井正郁企画財政部長登壇〕 ◎桜井正郁企画財政部長 ただいま上程になっております議案のうち、企画財政部所管にかかわります3議案につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、議案第117号 小山市総合計画基本構想についてご説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。本議案につきましては、地方自治法第2条第4項の規定によりまして、小山市総合計画の平成18年度より平成22年度までの5カ年計画にわたる基本構想を定めるため、議会の議決をいただこうとするものでございます。議案の内容につきましては、別冊にまとめてございますので、よろしくお願い申し上げます。  小山市総合計画の策定に当たりましては、議員の皆様方並びに小山市総合計画策定懇話会、小山市総合計画策定市民会議委員を初めとする多くの方々から賜りました貴重なご意見を可能な限り盛り込みまして、総合計画案を策定し、今議会に議案として提案申し上げた次第でございます。  それでは、小山市総合計画基本構想の概要につきましてご説明申し上げます。小山市の総合的なまちづくりにつきましては、昭和46年3月に策定されました小山市振興計画第1次に始まり、昭和52年3月に第2次、昭和61年3月に第3次、そして平成8年3月に第4次小山市振興計画を策定し、小山市の発展に寄与してまいりました。しかしながら、第4次の策定後、間もなく10年が経過する現在、少子高齢化社会の進展、産業、就業構造の動向、地球規模での環境問題、情報化、国際化の進展、本格的な地方分権化など、小山市を取り巻く社会情勢の変化とともに、市民の方々の意識や価値観も多様化している状況にあります。こうした状況を踏まえ、西暦2020年、平成32年を展望して、今後の小山市の進むべき方向と、その実現に必要な施策展開の基本姿勢を明らかにした小山市長期ビジョンを市政運営の基本として、新しい観点に立った小山市総合計画を策定しようとするものであります。  小山市総合計画では、優位な立地利便性を生かし、都市と農村から成る多様な機能が集積した人と経済、文化が交流する北関東の拠点都市の形成に向けて、小山市ならではの個性や魅力が輝く、みんなが誇れる私たちのまち「おやま」を目指して、将来都市像を「夢 大地 きらめき 笑顔 みんなでつくる ふるさと小山」としております。  次に、人口のフレームにつきましてご説明を申し上げます。全国的に少子高齢化、人口減少傾向の中でも、小山市の将来人口につきましては、本市の立地利便性や都市機能などを生かした住宅や産業、生活環境の充実等の施策の展開により、今後も引き続き人口増加傾向が続くと考えられることから、構想の目標年次であります平成22年、西暦2010年においては16万3,000人と設定いたしました。また、平成27年、西暦2015年においては16万6,000人と想定され、おおむね平成27年から平成32年ごろにピークを迎えると予測しております。  次に、基本構想における将来都市像を実現するために講じるべき施策の目標を、次のような七つのまちづくりの目標として掲げております。すなわち、市民との協働によるまちづくりの計画といたしまして、「一人ひとりを大切に みんなが参加の“ふるさと”づくり」、行財政改革や広域的な連携協力のまちづくりの計画といたしまして、「夢をかたちに 未来を支える“おやま”づくり」、基礎的条件の整備に関する計画といたしまして、「みんなにやさしい生活の“舞台”づくり」、産業の振興に関する計画といたしまして、「まちのにぎわいと明日の“元気”づくり」、生活環境の整備に関する計画といたしまして、「住み続けたい 安全・快適“環境”づくり」、福祉の向上と保健医療の充実に関する計画といたしまして、「健康で安心 いきいき“人生”づくり」、そして教育・文化・スポーツ・レクリエーションの振興に関する計画といたしまして、「豊かなこころと文化を育む“ひと”づくり」を掲げてございます。なお、詳細につきましては、平成17年8月と11月の議員全員協議会におきましてご説明申し上げたところでございますので、説明を省略させていただきたいと存じます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  次に、議案第118号 平成17年度小山市一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。今回の補正予算は、国県補助事業の新規採択による補正、制度改正や対象者、対象施設の増加に伴う各種扶助費の補正、アスベスト等緊急やむを得ない事業の補正及び事業執行上組み替えが必要な事業の補正、人事院勧告及び職員の異動に伴う人件費の補正でございます。  議案書の2ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に2億6,100万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ516億5,258万5,000円にしようとするものでございます。各款各項の補正につきましては、3ページから4ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明を申し上げます。  次に、5ページをお開きいただきたいと思います。「第2表 継続費」の設定でございます。小山・結城線南北連絡道整備事業につきましては、当初はJR東日本へ工事を委託する予定でございましたが、協議の結果小山市が施工することになったことによる継続費の設定でございます。  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。「第3表 債務負担行為補正」でございます。平成18年度より実施いたします指定管理者制度に伴う小山市ふれあい健康センターほか4件の管理経費の追加でございまして、これらの事業は17年度中から準備いたしませんと、4月1日からの実施に支障が出るため、債務負担行為に追加するものでございます。  続きまして、7ページでございます。「第4表 地方債補正」でございます。変更3件でございます。団体営農道整備事業ほか2件の事業費の補正に伴う起債の変更でございます。  恐れ入りますが、50ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正によりまして、平成17年度末一般会計の地方債現在高見込額は、右下合計欄にございます422億7,182万7,000円となりまして、前年度末と比較しますと、5億1,371万3,000円減少する見込みでございます。なお、これ以外に下の欄の臨時財政対策債がございますが、これは地方交付税で交付されるべきものが振り替えられたもので、地方財政法第33条の5の2の規定により、その元利償還金の全額が地方交付税の基準財政需要額に算入されるものであるため別掲としております。  恐れ入りますが、8ページにお戻りいただきたいと思います。歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明を申し上げます。  まず、歳入でございますが、14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金1億1,628万円の増額は、身体障害者の腎臓機能障害及び心臓機能障害等の医療費の増加に伴う更生医療給付費負担金371万円の増額と、施設入所者医療費の増加や授産施設通所者の増加及び自活訓練加算に伴う知的障害者施設支援費負担金280万1,000円の増額、生活扶助や医療扶助が増加していることによる生活保護費負担金9,869万円の増額、支給対象者が増加していることによる児童手当の被用者小学校三年修了前特例給付国庫負担金740万3,000円の増額、同じく支給対象者が増加していることによる非被用者小学校三年修了前特例給付国庫負担金367万6,000円の増額によるものでございます。  2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金1,636万8,000円の増額は、グループホーム入居者の増加に伴う知的障害者グループホーム補助金578万5,000円の増額と、制度改正や利用者の増加に伴う知的障害者ホームヘルプ事業補助金308万3,000円の増額及び介護予防拠点施設に伴う地域介護・福祉空間整備等交付金750万円の増額によるものでございます。  2目衛生費国庫補助金19万1,000円の増額は、ホームヘルプサービス利用者が12名から19名にふえたことに伴う精神障害者居宅介護等事業費補助金の増額でございます。  5目教育費国庫補助金1,300万円の減額は、鷲城跡公有化事業の事業費確定に伴う国史跡公有化事業補助金の減額でございます。  8目消防費国庫補助金775万9,000円の増額は、消防自動車等の購入で補助が新たに採択となったことに伴う消防施設整備費補助金の増額でございます。  15款県支出金、10ページになりますが、1項県負担金、1目民生費県負担金276万9,000円の増額は、国庫負担金と同様に支給対象者が増加していることによる児童手当の被用者小学校三年修了前特例給付県負担金185万円と、非被用者小学校三年修了前特例給付県負担金91万9,000円の増額でございます。  2項県補助金、2目民生費県補助金443万3,000円の増額は、制度改正や利用者の増加に伴う知的障害者ホームヘルプ事業補助金154万1,000円の増額と、グループホーム入居者の増加に伴う知的障害者地域生活援助事業費補助金289万2,000円の増額でございます。  3目衛生費県補助金9万5,000円の増額は、国庫補助金と同様に、ホームヘルプサービス利用者が12名から19名にふえたことに伴う精神障害者居宅介護等事業費補助金の増額でございます。  4目農林水産業費県補助金235万8,000円の増額は、杉ノ木地区の基盤整備促進事業における補助事業の追加内示に伴う県土地改良事業補助金235万8,000円の増額でございます。  7目教育費県補助金162万5,000円の減額は、国庫補助金と同様に鷲城跡公有化事業の事業費確定に伴う国史跡公有化事業補助金の減額でございます。  19款繰越金、1項繰越金、1目繰越金1億6,031万3,000円の増額は、前年度繰越金の増額でございます。なお、平成16年度一般会計決算につきましては、実質収支が12億6,425万5,000円となり、9月補正までの計上額9億3,135万2,000円及び今回計上額1億6,031万3,000円を除いた繰越金現在高は、1億7,259万円となるものでございます。  20款諸収入 5項雑入、6目雑入66万円の増額は、消防団員安全装備品整備等助成金46万円と、平成17年度チヨダ地域保健推進賞に入賞したことによる報奨金20万円の増額でございます。  21款市債、1項市債、12ページになりますが、2目農林水産業債100万円の増額は、事業費の変更に伴う団体営農道整備事業債の増額でございます。  3目土木債1,900万円の減額は、小山・結城線南北連絡道整備事業に係る市道改良事業債の減額でございます。  4目消防債1,760万円の減額は、消防自動車等の購入に係る消防施設整備事業債の減額でございます。  続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。14ページをお開きいただきたいと思います。1款議会費、1項議会費、1目議会費79万2,000円の減額は、人事異動や人事院勧告などに伴う職員給与費の減額でございます。  なお、今回の補正における給与費等につきましては、4月の定期人事異動や人事院勧告、共済費負担率の変更及び育児休業、中途退職に伴う職員給与費の増減を調整しておりますので、2款以降の説明におきましては、増減額のみの説明とさせていただきますので、ご了承いただきたいと存じます。  16ページでございます。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費3,494万1,000円の増額は、特別職・一般職給与費2,782万5,000円の減額と、職員数の減による退職手当組合負担金312万8,000円の減額、早期勧奨退職者の割増分の退職手当組合特別負担金5,914万3,000円の増額及び職員の産休等に対応するための臨時職員の委託費と、人事院勧告に伴う人事給与システム改修委託費675万1,000円を増額しようとするものでございます。  4目財産管理費1,539万7,000円の増額は、庁舎管理費としまして、平成18年4月から福祉相談窓口の一元化を図るため、保健福祉センターに保健福祉部が移動することに伴う施設等の改修費1,073万5,000円の増額と、保健福祉センター機械室からアスベストが検出されたことに伴う対策費466万2,000円を増額しようとするものでございます。  7目企画調整費400万円の増額は、保健福祉センターに保健福祉部が移動することに伴うLAN修繕のための電子計算機管理費の増額でございます。  8目市民会館費11万9,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  11目諸費2,300万円の増額は、法人市民税の大口還付等に伴う市税過年度還付金及び還付加算金の増額でございます。  2項徴税費、1目税務総務費258万3,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  18ページでございます。2目賦課徴収費478万8,000円の増額は、平成18年度の固定資産評価替えに伴う課税システムのプログラム修正費用の増額でございます。  3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費154万7,000円の増額、4項選挙費、1目選挙管理委員会費164万6,000円の減額、5項統計調査費、1目統計調査総務費52万8,000円の増額、6項監査委員費、1目監査委員費28万7,000円の減額は、職員給与費の増減でございます。  続きまして、20ページをお開きいただきたいと思います。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費1,745万6,000円の増額は、職員給与費1,681万9,000円の増額と、火災等の小災害見舞金50万円の増額、支給単価の変更に伴う民生委員児童委員協議会費7万6,000円の増額及び市町村障害者生活支援事業過年度償還金6万1,000円の増額でございます。  2目人権推進費307万4,000円の増額と、3目国民年金事務費477万3,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  4目身体障害者福祉費1,965万8,000円の増額は、職員給与費85万8,000円の増額と、身体障害者の腎臓機能障害及び心臓機能障害等の医療費の増加に伴う更生医療給付費930万円の増額、身体障害者への補装具の修理や交付が増加していることに伴う補装具交付費950万円の増額でございます。  続きまして、22ページをお願いいたします。5目老人福祉費1,175万円の増額は、職員給与費333万7,000円の増額と、人事異動等による人件費に係る介護保険特別会計への繰出金59万8,000円の増額、介護予防拠点施設整備に係る整備事業費750万円の増額及び制度改正に伴う高齢者福祉システムの変更事業費31万5,000円の増額でございます。  6目知的障害者福祉費2,333万9,000円の増額は、医療費の増加による施設入所者医療扶助費175万2,000円の増額と、授産施設通所者の増加及び自活訓練加算に伴う知的障害者施設支援費385万2,000円の増額、制度改正や利用者の増加に伴う知的障害者ホームヘルプ支援費616万6,000円の増額及びグループホーム入居者の増加に伴う地域生活援助支援費1,156万9,000円の増額でございます。  7目老人保健対策費29万3,000円の増額は、人事異動等による人件費に係る老人保健特別会計への繰出金29万3,000円の増額でございます。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費2,752万1,000円の増額は、職員給与費892万4,000円の増額と、支給対象者の増加による児童手当関係費1,662万円の増額、放課後児童健全育成事業など7事業に係る県補助金の過年度分償還金164万6,000円の増額及び保育所負担金など3事業に係る国庫補助金の過年度分償還金33万1,000円の増額でございます。  次に、24ページをお開きいただきたいと思います。3目保育所費5,518万6,000円の減額と、5目児童センター費131万7,000円の増額は、職員給与費の増減額でございます。  3項生活保護費、1目生活保護総務費1,234万6,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  2目扶助費1億3,158万6,000円の増額は、保護世帯数の増加等による生活扶助費1,498万2,000円の増額と、医療扶助費1億1,660万4,000円の増額でございます。  26ページでございます。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費846万1,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  2目保健指導費20万1,000円の増額は、チヨダ地域保健推進賞入賞の報奨金を活用した健康都市おやまプラン21推進評価事業を実施するための増額でございます。  8目精神保健福祉費38万2,000円の増額は、ホームヘルプサービス利用者が12名から19名にふえたことに伴う精神障害者居宅介護等事業費の増額でございます。  2項清掃費、1目清掃総務費868万3,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  続きまして、28ページでございます。5款労働費、1項労働諸費、2目勤労青少年ホーム費907万4,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  次に、30ページをお願いいたします。6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費315万1,000円の増額は、職員給与費130万8,000円の減額と、人事異動に伴う人件費の増額による小山市農業公社支援事業費445万9,000円の増額並びに事業費の増減はございませんが、(仮称)都市と農村交流センター整備事業の中で委託料工事費等1,859万4,000円を需用費及び備品購入費に組み替えようとするものでございます。  5目農地費は188万2,000円の増額でありますが、この内訳といたしましては、事業費の増減はございませんが、県単独土地改良事業である東出井地区農道整備事業において、用地取得費を工事負担金に組み替えるもの及び職員給与費等の増減に伴う与良川水系湛水防除事業特別会計繰出金250万6,000円の減額、同じく職員給与費等の減額による農業集落排水処理事業特別会計繰出金89万5,000円の減額、また平成16年度に県単土地改良事業で実施した農道整備事業費の確定に伴う負担金14万7,000円の増額、また補助事業である基盤整備促進事業については、杉ノ木地区が補助事業の追加内示等に伴う事業費513万6,000円の増額となる以外は、事業費の組み替えでございます。市営ふるさと農道緊急整備事業につきましても、事業費の組み替えでございまして、工事費30万円を委託料に組み替えするものでございます。  次に、34ページをお開きいただきたいと思います。7款商工費、1項商工費、1目商工総務費2,187万7,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  続いて、36ページをお願いいたします。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費551万6,000円の減額と、3目建築指導費252万5,000円の増額並びに2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費1,692万4,000円の減額は、職員給与費の増減額でございます。  3目道路新設改良費649万3,000円の減額は、職員給与費850万7,000円の増額と、当初はJR東日本へ工事を委託する予定でございましたが、協議の結果小山市が施工することとなった小山・結城線南北連絡道整備事業費1,500万円の減額でございます。  38ページをお願いいたします。4項都市計画費、1目都市計画総務費1,034万4,000円の減額と、2目土地区画整理費19万7,000円の増額、3目街路事業費104万4,000円の減額及び6目公園費835万2,000円の増額は、職員給与費の増減額でございます。  5項住宅費、1目住宅管理費1,886万9,000円の増額は、職員給与費155万3,000円の減額と、市営住宅からアスベストが検出されたことに伴う対策費2,042万2,000円を増額しようとするものでございます。  40ページでございます。9款消防費、1項消防費、1目常備消防費459万7,000円の減額は、職員給与費の減額でございます。  3目消防施設費1,183万2,000円の減額は、事業費の確定に伴う消防自動車等購入費の減額でございます。  次に、42ページをお願いいたします。10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費1,621万9,000円の減額は、職員給与費1,196万8,000円の減額と、退職手当組合負担金425万1,000円の減額でございます。  2項小学校費、1目学校管理費183万円の増額は、職員給与費1,011万3,000円の減額と、小学校校舎等からアスベストが検出されたことに伴う対策費1,194万3,000円の増額でございます。  3項中学校費、1目学校管理費711万8,000円の減額は、職員給与費842万6,000円の減額と、中学校校舎等からアスベストが検出されたことに伴う対策費130万8,000円の増額でございます。  4項社会教育費、1目社会教育総務費1,246万7,000円の減額は、職員給与費1,246万7,000円の減額でございます。  44ページでございます。2目公民館費958万円の減額は、土日、夜間の公民館利用者の増加に伴う桑公民館管理人報酬7万2,000円の増額と、職員給与費965万2,000円の減額でございます。  3目図書館費318万7,000円の増額は、職員給与費の増額でございます。  4目教育文化振興費1,611万7,000円の減額は、鷲城跡公有化事業の事業費の確定に伴う減額でございます。  5目博物館費204万4,000円の減額、6目青少年費726万8,000円の増額は、職員給与費の増減額でございます。  5項保健体育費、1目保健体育総務費156万6,000円の増額は、職員給与費375万9,000円の減額と、46ページになりますが、人事異動等による人件費に係る小山市体育協会補助金532万5,000円の増額でございます。  2目小学校給食費985万5,000円の増額は、職員給与費635万5,000円の減額と、給食調理場の回転がまにアスベストが使用されていることが判明したことに伴う回転がま買い替え費用1,621万円の増額でございます。  3目中学校給食費1,460万1,000円の増額は、準要保護生徒数の増加に伴う準要保護生徒給食費援助費51万1,000円の増額と、給食調理場の回転がまの買い替え費用1,409万円の増額でございます。  以上が、平成17年度小山市一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。  次に、議案第137号 小山地区広域行政推進協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてご説明を申し上げます。  議案書の106ページをお開きいただきたいと存じます。本議案につきましては、合併によるものでございまして、平成18年1月9日をもって小山地区広域行政推進協議会から南河内町、国分寺町を脱退させ、平成18年1月10日から同協議会に下野市を加入させることに伴いまして、小山地区広域行政推進協議会規約の第3条中、「、南河内町、国分寺町」を削り、「小山市」の次に「、下野市」を加えるよう改正するものでございまして、地方自治法第252条の6の規定において、その例によることとされる同法第252条の2第3項の規定によりまして、議会の議決をいただくため提案するものでございます。  以上で、企画財政部にかかわります3議案の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○山口忠保議長 この際、暫時休憩いたします。                                      (午後 零時08分) ○山口忠保議長 午前中に引き続き会議を開きます。                                      (午後 1時02分) ○山口忠保議長 引き続き当局の説明を求めます。  中田総務部長。                  〔中田 孝総務部長登壇〕 ◎中田孝総務部長 上程になりました議案のうち、総務部所管にかかわります5議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第125号 監査委員条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の92ページをお開き願いたいと存じます。地方分権の推進に伴い、これからの地方自治体はそれぞれの地域の特性を生かし、みずからの判断と責任でまちづくりを行う時代となってきたところであります。監査委員の職務権限に関しましても、平成11年に実施された地方自治法の一部改正により、監査の対象が地方公共団体の財務や事務管理に加え、法定受託事務にまで及ぶところとなり、職務権限の拡大が図られたところであります。このような職務範囲の拡大に対応し、市民の期待にこたえ、より公正かつ適正な監査を実現するためには、監査委員を増員し、監査機能の充実強化を図る必要があることから、本条例を提案するものであります。  改正の内容でありますが、第1条に規定する監査委員の定数を「2人」から「3人」に改めることとし、第3条として、地方自治法第199条の3の規定に基づき、知識経験を有する者の中から選任された監査委員のうち、代表監査委員となる者の決定方法について定める規定を新たに加えるものであります。  なお、本条例は平成18年4月1日から施行しようとするものであります。  次に、議案第142号 栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村職員退職手当組合規約の変更につきましてご説明申し上げます。  議案書の112ページをお開き願いたいと存じます。平成18年1月1日から粟野町が栃木県市町村職員退職手当組合に未加入である鹿沼市に編入される廃置分合が行われることに伴い、同町から本年12月31日をもって同組合を脱退したい旨の依頼があったことにより、同組合を組織する地方公共団体の数が減少し、それに伴い同組合の規約を変更する必要が生じたところであります。同組合の規約等の変更を行うに当たっては、地方自治法第286条第1項により、関係地方公共団体の協議を経て栃木県知事の許可を受けることとされており、その協議については地方自治法第290条により、組合構成団体の議会の議決を経なければならないと規定されているため、本議案を提案するものであります。  協議の内容といたしましては、組合規約別表1の組合市町村区分表と、別表2の選挙区及び議員定数区分表から「、粟野町」を削除するものであります。  次に、議案第143号の栃木県市町村職員退職手当組合から粟野町を脱退させることに伴う財産処分についてご説明申し上げます。  議案書の113ページをお開きいただきたいと存じます。さきの議案で申し上げましたとおり、粟野町が編入合併する鹿沼市については、栃木県市町村職員退職手当組合に加入していない団体であることから、粟野町から本年12月31日をもって同組合を脱退したい旨の依頼があったため、それに伴い粟野町分の財産を処分する必要が生じたところであります。一部事務組合の財産処分に当たっては、地方自治法第289条により、関係地方公共団体の協議により定めることとされており、その協議については同法第290条により、組合構成団体の議会の議決を経なければならないと規定されているため、本議案を提案するものであります。  協議の内容といたしましては、議案書114ページの下段に栃木県市町村職員退職手当組合負担金等条例第7条が記載されておりますが、同条例第1項の規定により、脱退の場合は負担金の還付または追徴を行うこととなり、粟野町については組合に加入した日から脱退した日までの間に納付した負担金の総額が、一般負担金の算出の基礎となった給与月額総額の1,000分の2の事務費相当額と、加入した日から脱退した日までに支給した退職手当の総額の合計と比較して少ないことから、その差額を納付させるとするものであります。なお、同組合の試算によりますと、7,400万円余りを清算金として納付していただくこととなることであります。  次に、議案第144号及び議案第145号の栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村職員退職手当組合規約の変更についてご説明申し上げます。  議案書の115ページから118ページをお開き願いたいと存じます。いずれも廃置分合に伴い、同組合の規約変更でありまして、まず議案第144号は平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、その区域をもって下野市を設置する廃置分合が行われるとともに、南河内町、国分寺町で組織する自治医大周辺下水道組合が解散となるものであり、また議案第145号は平成18年3月20日から日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町を廃し、その区域をもって新たな日光市を設置する廃置分合が行われるとともに、当該5町村で組織する日光地区広域行政事務組合及び日光市、足尾町で組織する日光地区消防組合が解散とするものであり、これらに伴い栃木県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数が減少するため、同組合の規約を変更する必要が生じたものであります。同組合の規約の変更を行うに当たっては、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項により、関係地方公共団体の協議を経て栃木県知事の許可を受けることとなっており、その協議には地方自治法第290条により、組合構成団体の議会の議決を経なければならないと規定されているため、本議案を提案するものであります。  協議の内容といたしましては、同組合規約別表1の組合市町村区分表と、別表2の選挙区及び議員定数区分表に「、下野市」を加えるなど、所要の改正を行うものであります。  以上が、市町村合併及び一部事務組合の解散に伴い、栃木県市町村職員退職手当組合の構成団体の数につきまして、現在の10市26町村20一部事務組合の56団体から10団体減少し、10市19町村17一部事務組合の46団体となります。  以上で、所管にかかわります提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重ご審議の上、議決賜るようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○山口忠保議長 次に、議題のうち、議案第119号ないし第121号、第127号ないし第129号、第131号、第134号ないし第136号、第141号及び第146号ないし第148号、以上14議案について当局の説明を求めます。  小久保市民生活部長。                  〔小久保吉雄市民生活部長登壇〕 ◎小久保吉雄市民生活部長 ただいま上程になっております議案のうち、市民生活部所管にかかわります6議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第119号 平成17年度小山市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  議案書の51ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、第1条に規定いたしましたとおり、歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳出予算の金額は、「第1表 歳出予算補正」によるものであります。  内訳といたしましては、54ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、歳出予算の組み替えでありまして、9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金520万円と、2目退職被保険者等保険税還付金80万円の増額は、国民健康保険税の還付金の増額によるものであります。同じく3目償還金600万円の減額は、国民健康保険税の還付金に充てるものであり、予算の総額については変更はありません。  以上で、議案第119号についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第120号 平成17年度小山市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  議案書は56ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、第1条に規定いたしましたとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ29万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ100億8,539万3,000円にしようとするものであります。また、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、次ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。  58ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。  まず、歳入でありますが、4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金29万3,000円の増額は、歳出の一般管理費の増額に伴い、一般会計からの繰入金の増額補正をしようとするものであります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。60ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費29万3,000円の増額は、職員の定期異動による上位職員の配置により、職員給与等が不足するために増額するものであります。  以上で、議案第120号についての説明を終わらせていただきます。  次に、議案第129号の小山市営自動車駐車場の設置等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の96ページをお開きいただきたいと存じます。小山市営小山駅東駐車場及び小山駅東公共駐輪場の用地は、平成15年3月に国土交通省が所管する都市開発資金を活用し、小山駅東口新都市整備事業用地として取得したものであります。事業実施までの間、取得した土地の有効活用ということで、市民生活部において暫定的に市営駐車場及び駐輪場として活用してまいりましたが、今般事業進捗に伴い、市営駐車場の一部の土地について代替地として事業の用に供するため、小山市営小山駅東駐車場を廃止するものであります。このことから、小山市営自動車駐車場の設置等に関する条例の一部を改正するものであります。  改正の内容は、駐車場の名称及び位置を定めた第1条の表、駐車場の許容時間を定めている第2条の規定及び駐車場の駐車料金を定めた別表から、「小山市営小山駅東駐車場」の事項を削るものであります。  なお、この条例の施行日は平成18年2月1日でございます。  以上、議案第129号についての説明を終わらせていただきます。  次に、議案第135号及び議案第136号の2議案についてご説明申し上げます。  議案書の104ページ及び105ページをお開きいただきたいと存じます。平成15年6月の地方自治法の改正により、住民サービスの向上と経費の節減を図ることを目的に指定管理者制度が創設されましたが、市民生活部所管の公の施設におきましても、同制度の趣旨にのっとり指定管理者を指定しようとするため提案するものでございます。  最初に、議案第135号 小山市営小山駅西駐車場及び小山中央公共駐輪場における指定管理者の指定についてでございますが、本案は小山市営小山駅西駐車場及び小山中央公共駐輪場の管理を行わせるため、小山市中央町3丁目7番1号、小山都市開発株式会社を指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年とするものでございます。  次に、議案第136号 小山市公共自転車駐車場及び小山市営思川駅前駐車場における指定管理者の指定についてでございますが、本案は小山市が設置しております公共自転車駐車場、すなわち第二庁舎前公共駐輪場、新幹線高架下公共駐輪場、小山駅東公共駐輪場、間々田駅東公共駐輪場、間々田駅西公共駐輪場及び思川駅前公共駐輪場と小山市営思川駅前駐車場の管理を行わせるため、小山市東城南4丁目1番地14、社団法人小山市シルバー人材センターを指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3カ年とするものでございます。  以上で、議案第135号及び議案第136号についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第141号 小山広域保健衛生組合を組織する地方公共団体の数の減少及び小山広域保健衛生組合規約の変更についてご説明申し上げます。  議案書の110ページ、111ページをお開きいただきたいと存じます。合併により、平成18年1月10日に下野市が誕生することに伴い、小山広域保健衛生組合から1月9日をもって河内郡南河内町、下都賀郡石橋町及び同郡国分寺町を脱退せしめるとともに、同月10日から下野市を同組合に加入させることとすることにより、同日から小山広域保健衛生組合を組織する地方公共団体の数を減少させ、及び小山広域保健衛生組合規約を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第2項の規定により準用する地方自治法第290条の規定により、議決を求めるものであります。  改正の概要につきましては、第2条中「、石橋町」及び「、南河内町、国分寺町」を削り、「小山市」の次に「、下野市」を加え、第5条中、「定数は17人」を「定数は14人」に改め、石橋町、南河内町及び国分寺町の項を削り、小山市の項の次に「下野市3人」を加える、であります。  第11条中「副管理者6名」を、「副管理者4名」に改めることであります。  また、別表第3条第1項第2号及び第3号に掲げる事務の項中「、南河内町、国分寺町」を削り「小山市」の次に「、下野市(旧南河内町及び旧国分寺町の区域に限る。)」を加え、同表第3条第1項第4号から第5号に掲げる事務の項中「第4号から第5号」を「第4号及び第5号」に改め、「、石橋町、南河内町、国分寺町」を削り、「小山市」の次に「、下野市」を加えるものであります。  なお、この規約は平成18年1月10日から施行しようとするものであります。ただし、改正後の第5条に規定する下野市の議員の数は、この規約の施行後最初に行われる一般選挙により議会の議員が選出されるまでの間は6人とするものでございます。  以上で、議案第141号についての説明を終わらせていただきます。  以上、市民生活部所管にかかわります6議案についてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○山口忠保議長 市村保健福祉部長。                  〔市村友美保健福祉部長登壇〕 ◎市村友美保健福祉部長 ただいま上程になっております議案のうち、保健福祉部所管にかかわります5議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第121号 平成17年度小山市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  議案書の62ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ437万4,000円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億6,804万2,000円にしようとするものであります。また、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、63ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。  次に、歳入歳出補正予算事項別明細書につきましてご説明申し上げます。64ページをお開きいただきたいと思います。  まず、歳入でございますが、9款繰入金、1項一般会計繰入金、2目その他一般会計繰入金59万8,000円の増額は、職員給与等繰入金の増額でございます。  10款繰越金、1項繰越金、1目繰越金377万6,000円の増額は、前年度繰越金でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。66ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費449万7,000円の増額は、人事異動等に伴う人件費の増額及び委員報酬費の増額でございます。  2項徴収費、1目賦課徴収費9万6,000円の減額は、人事異動等に伴う人件費の減額でございます。  3項介護認定審査会費、1目介護認定審査会費38万3,000円の減額は、介護認定審査会委員報酬の減額でございます。  また、2目認定調査等費35万6,000円の増額は、人事異動等に伴う人件費の増額でございます。  以上で、議案第121号について説明を終わらせていただきます。  次に、議案第127号 小山市いきいきふれあいセンター条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の94ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、小山市寒川集会所の用途廃止に伴い、現建物を高齢者の介護予防拠点として「いきいきふれあいセンター寒川」を、大字寒川1562番地6に整備するため、本条例案を提案するものであります。  小山市では、住みなれた地域で高齢者の方々がいつまでも元気で生き生きと暮らしていただくために、市内各地域に介護予防拠点の整備を行っております。公設のいきいきふれあいセンターとして、既にみつわ、あゆみ、桑の3カ所を整備いたしておりますが、このたび4番目の施設として、いきいきふれあいセンター寒川を追加するものでございます。  以上で、議案第127号の説明を終わらせていただきます。  次に、議案第128号 小山市学童保育館条例の一部改正についてご説明申し上げます。  議案書の95ページをお開きいただきたいと存じます。学童保育は、保護者の就労等により昼間保護者のいない児童に、放課後生活習慣や遊び等を家庭的雰囲気の中で学習する場を提供し、児童の健全育成を図ることを目的として行っております。小山市では、公設の学童保育館として13カ所整備いたしておりましたが、このたび14番目の施設として間々田小第二学童保育館を、大字間々田1473番地3の敷地内に整備中に伴いまして、本条例案を提案するものであります。  改正の主な内容につきましては、小山市学童保育館の名称及び位置を定める別表に、「間々田小第二学童保育館」を加えるものでございます。  以上で、議案第128号の説明を終わらせていただきます。  次に、議案第131号 小山市ふれあい健康センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  議案書の99ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、小山市ふれあい健康センターの管理を指定管理者に行わせるため、小山市大字出井1936番地、社会福祉法人洗心会を指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5年間とするものでございます。  次に、議案第134号 小山市学童保育館の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  議案書の102ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、小山市学童保育館の管理を指定管理者に行わせるため、指定管理者を指定しようとするものでございます。指定管理者となる団体の名称は、小山第一小学童保育館について、小山市宮本町1丁目3番1号、小山一小二小学童保育クラブを指定することを初め、他の九つの単位学童保育館について、記載のとおり各単位の当該学童クラブを指定しようとするものでございます。指定期間については、平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3年間とするものでございます。  また、間々田小学童保育館を含め、記載の四つの学童保育館については、小山市暁1丁目7番4号、小山市学童保育連絡協議会を指定しようとするものでございます。指定期間については、平成18年4月1日から平成19年3月31日までの1年間とするものでございます。  なお、当該指定管理者につきましては、小山市学童保育連絡協議会を窓口といたしまして、特定非営利活動法人の資格取得に関しまして現在手続を進めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上で、保健福祉部所管にかかわります議案の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○山口忠保議長 綾部消防長。                  〔綾部照夫消防長登壇〕 ◎綾部照夫消防長 ただいま上程になりました議案のうち、消防本部所管にかかわります議案第146号、議案第147号及び議案第148号の栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少に係る協議についてをご説明申し上げます。  議案書の119ページをお開きいただきたいと存じます。議案第146号は、平成18年1月1日をもって粟野町を廃し、その区域を鹿沼市に編入することから、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する市町村の数を40から39に減少させることについて、地方自治法第286条第1項の規定により協議を求められたものであります。  次に、議案書120ページをお開きいただきたいと存じます。議案第147号は、南河内町、石橋町及び国分寺町の廃置分合に関する協議で、平成18年1月10日をもって南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、その区域をもって下野市を設置することに伴い、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する市町村の数が39から37に減少することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により協議を求められたものであります。  次に、議案書の121ページをお開きいただきたいと存じます。議案第148号は、日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町の廃置分合に関する協議で、平成18年3月20日をもって日光市、今市市、足尾町、栗山村及び藤原町を廃し、その区域をもって日光市を設置することに伴い、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する市町村の数が37から33に減少することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により協議を求められたものであります。  以上で、所管にかかわります議案説明を終わりますが、何とぞ慎重ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○山口忠保議長 次に、議題のうち、議案第122号、第123号、第126号、第132号、第133号、第138号及び第149号、以上7議案について当局の説明を求めます。  青木経済部長。                  〔青木 求経済部長登壇〕 ◎青木求経済部長 ただいま上程になっております議案のうち、経済部所管にかかわります5議案についてご説明申し上げます。  初めに、議案第122号 平成17年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計補正予算についてご説明申し上げます。  議案書につきましては、68ページから73ページでございますが、68ページをお開きいただきたいと存じます。平成17年度小山市与良川水系湛水防除事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、第1条第1項、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ384万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,805万4,000円とするものであります。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額については、69ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。  次に、歳入歳出補正予算事項別明細書につきましてご説明申し上げます。  歳入の部でありますが、70、71ページをお開きください。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金2,880万2,000円を250万6,000円減額し、2,629万6,000円とし、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金250万円を134万円減額し、116万円とするものでございます。  歳出の部でありますが、72、73ページをお開きください。1款荒川排水機場費、1項施設費、1目施設管理費の10万7,000円の増額は、人件費の額の確定による2節、3節、4節、19節の増減による増額でございます。  続きまして、2款与良川排水機場費、1項施設費、1目施設管理費の395万3,000円の減額は、職員の異動及び人件費の額の確定による2節、3節、4節、19節の減額によるものでございます。  続きまして、議案第123号 平成17年度小山市農業集落排水処理事業特別会計補正予算についてご説明いたします。  議案書につきましては、74ページから82ページでございますが、74ページをお開きいただきたいと存じます。平成17年度小山市農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ920万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億6,380万5,000円とするものであります。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額については、75ページの「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  第2条、地方債の変更については、76ページの「第2表 地方債補正」によるもので、農林水産省事業費1,010万円の増額に伴う起債事業費の増額によるものでございます。  次に、歳入歳出補正予算事項別明細書につきましてご説明申し上げます。78ページ、79ページをお開きください。  歳入の部でありますが、3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費補助金4億5,702万5,000円を505万円増額し、4億6,207万5,000円とするものでございます。  4款繰入金、1項他会計繰入金2億1,883万7,000円を89万5,000円減額し、2億1,794万2,000円とするものでございます。  5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金500万円を55万円増額し、555万円とするものでございます。  7款市債、1項市債、1目農業集落排水事業債5億1,570万円を450万円増額し、5億2,020万円とするものでございます。  歳出の部でございますが、80、81ページをお開きください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の33万8,000円の減額は、人件費の額の確定による2節、3節、4節、19節の増減による減額でございます。  2款農業集落排水事業費、1項農業集落排水事業費、1目農業集落排水施設建設費の954万3,000円の増額は、人件費の額の確定による2節、3節、4節の減額及び農業集落排水補助事業費1,010万円の増額と、事業費の額の確定による11節、13節、15節の増減による増額でございます。  続きまして、議案第132号 小山市勤労青少年ホーム及び小山勤労者体育センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  議案書の100ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、小山市勤労青少年ホーム及び小山勤労者体育センターの管理を指定管理者に行わせるため、指定管理者を指定しようとするものでございます。指定管理者となる団体の名称は、東京都文京区小石川一丁目28番1号、エヌ・アイ・サービス株式会社、代表取締役、梁瀬泰孝氏、指定の期間は平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5年間とするものでございます。  続きまして、議案第133号 小山市勤労者福祉会館・男女共同参画センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  議案書の101ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、小山市勤労者福祉会館・男女共同参画センターの管理を指定管理者に行わせるため、指定管理者を指定しようとするものでございます。指定管理者となる団体は、小山市八幡町1丁目4番5号、財団法人小山市勤労者共済サービスセンター、理事長、大久保寿夫氏、指定の期間は平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3年間とするものでございます。  続きまして、議案第149号 道の駅思川の設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。  議案書につきましては、122ページから128ページでございますが、122ページをお開きいただきたいと存じます。道路を利用する者の休憩やトイレといった利便に供し、小山市の農畜産物を初めとする小山ブランドの創生と発信、都市と農村との交流を促進するとともに、産業の振興を図ることを目的に、道の駅を設置しようとするものであります。このことに伴い、道の駅思川の設置等について条例を定めようとするものであります。  それでは、条例案の内容につきましてご説明申し上げます。  第1条は、先ほど申し上げました道の駅を設置するためのものであります。  第2条は、道の駅の名称と位置について定めたものであります。  第3条は、道の駅思川を構成する施設について定めております。  第4条及び第5条は、指定管理者の指定及び指定管理者が行う業務の範囲について定めたものであります。指定管理者制度は、平成15年6月の地方自治法の改正により創設され、住民サービスの向上や経費の節減を図ることを目的に、公の施設の管理運営をNPOや民間の事業者などの団体にも行わせることができる制度でありますが、道の駅思川の管理運営を指定管理者に行わせることができるよう定めたものであります。  第6条は、施設の開業時間及び休業日について規定しております。  第7条は、道の駅の施設の使用の許可及び許可をしない行為について規定しております。  第8条は、道の駅の利用を禁止又は利用を制限する事項について規定しております。  第9条及び第10条は、許可を受けた目的以外の使用の禁止及び特別設備等の使用の許可について規定しております。  第11条は、使用許可の取り消し等について規定しております。  第12条、第13条及び別表は、使用料額及び使用料の減免について規定しております。  第14条及び第15条は、使用者の原状回復の義務等及び損害賠償等について規定しております。  第16条及び第17条は、指定管理者に道の駅の管理を行わせる場合の使用料の取り扱い及び指定管理者への規定の適用について規定しております。  第18条は、施行に必要な事項の規則への委任であります。  附則でありますが、本条例案は公布の日から施行しようとするものであります。  第2項は、使用料の検討であります。施行後3年以内を目安として、使用料の額を検討し、見直しを行うものとするものであります。  以上で、経済部所管にかかわります5議案についてご説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○山口忠保議長 渡辺教育次長。                  〔渡辺雄一教育次長登壇〕 ◎渡辺雄一教育次長 ただいま上程になっております教育委員会所管ににかかわります2議案についてご説明を申し上げます。  議案書の93ページをお開き願いたいと存じます。議案第126号 小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございます。同和対策集会所につきましては、昭和50年に建設が始まり、その後市内に14集会所が建てられました。今日まで、これらの集会所におきましてさまざまな事業を実施してまいりましたが、平成14年度及び16年度に集会所事業の見直しを図り、今後の集会所のあり方、方向性等を含め検討してまいりました。その結果、寒川地区には地元自治会所有の自治会公民館がある現状から、寒川集会所についてさまざまな角度から検討を重ね、近くに中里集会所が隣接しており、寒川集会所で実施している事業を中里集会所へ移行し、引き続き実施していくことで今後の事業に支障を来さないとの結論に至りました。  地元自治会を初め、集会所運営委員及び管理人への説明を実施してまいりました。その結果、すべての関係者から用途廃止及び今後の利用方法について理解が得られたところであります。用途廃止につきましては、所管替えし、高齢福祉のために有効利用を図りたいと考えております。このようなことから、小山市同和対策集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものです。  別表中、「小山市立寒川集会所」の項を削るものです。  なお、この条例は平成18年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第138号 下都賀栃木小山地区視聴覚ライブラリー協議会を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部変更についてであります。  議案書の107ページをお開き願いたいと存じます。昭和53年に、壬生町、石橋町、国分寺町、野木町、大平町、藤岡町、岩舟町、都賀町、栃木市、小山市の2市8町で、下都賀栃木小山地区視聴覚ライブラリー協議会を設置、設立し、視聴覚学習の便宜を図ってまいりました。このたび平成18年1月10日から南河内町、石橋町及び国分寺町を廃し、その区域をもって下野市を設置することに伴い、下都賀栃木小山地区ライブラリー協議会の規約を変更することについて、地方自治法第252条の6の規定により、本議案を提案するものであります。  第2条中「、石橋町、国分寺町」を削り、「小山市」の次に「、下野市」を加えるものです。  なお、この規約は平成18年1月10日から施行しようとするものであります。  以上で、所管にかかわる議案の説明を終わりますが、慎重ご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
    山口忠保議長 次に、議題のうち、議案第124号、第130号、第139号、第140号及び第150号、以上5議案について当局の説明を求めます。  多田建設水道部長。                  〔多田正信建設水道部長登壇〕 ◎多田正信建設水道部長 ただいま上程になっております議案のうち、建設水道部所管にかかわります議案4件についてご説明申し上げます。  最初に、議案第124号 平成17年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。  議案書の83ページをお開きいただきたいと存じます。第1条第1項でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ829万2,000円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億7,269万2,000円とするものでございます。また、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、84ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございますが、詳細につきましては別途ご説明申し上げます。  次に、86ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書につきましてご説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金829万2,000円の増額は、人事異動及び人事院勧告によるところの職員給与費等の補正でございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。88ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費488万8,000円につきましては増額補正、同じく1款総務費、2項施設管理費、1目管渠管理費377万8,000円、2目水処理センター費14万7,000円は、いずれも減額補正であります。同じく1款総務費、2項施設管理費、3目扶桑水処理センター費29万8,000円につきましては増額補正であり、2款公共下水道費、1項公共下水道建設費、1目公共下水道建設費703万1,000円につきましても、人事異動及び人事院勧告によるところの職員給与費等の増額補正でございます。  以上で、平成17年度小山市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第130号 建設工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。  議案書の98ページをお開きいただきたいと存じます。なお、議案参考資料の2ページから4ページまでをあわせてごらんいただきたいと存じます。  契約の目的は、農業集落排水資源循環統合補助事業福良地区処理施設建設工事でございます。  契約の方法は、一般競争入札で、契約の金額は4億4,205万円でございます。  契約の相手方は、鯉沼・荏原・荒川特定建設工事共同企業体で、代表者は小山市神鳥谷4丁目1番45号、鯉沼工業株式会社、代表取締役、鯉沼利勝氏。構成員は、小山市駅東通り1丁目5番9号、荏原実業株式会社栃木営業所、所長、小堀良昭氏及び小山市大字中久喜1733番地1、株式会社荒川電気工業、代表取締役、荒川政昭氏でございます。  提案理由は、農業集落排水資源循環統合補助事業福良地区処理施設建設工事請負契約の締結について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によるものでございます。  なお、工期につきましては、平成19年1月31日までを予定しております。  続きまして、議案第139号及び第140号 下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変更についてご説明申し上げます。この二つの議案は同様の事項でございますので、一括して説明させていただきたいと思います。  それでは、議案書の108ページをお開きいただきたいと存じます。資源化工場は、下水道終末処理場での汚水処理に伴い発生する汚泥を廃棄物として処分するのではなく、資源として利用していくことを目的として、栃木県と小山市を含む県内の市町村との共同により、宇都宮市茂原町に平成9年度から建設工事に着手し、平成14年度より供用を開始している施設でございます。共同設置者である小山市を含む各市町村は、公共下水道事業及び流域下水道事業の汚泥処理のため、下水道資源化工場施設に関する事務を地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の14第1項の規定に基づき規約を定め、栃木県に委託しております。  本議案は、市町村合併に伴い規約の一部を変更することについて、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2第3項の規定により提案するものであります。  議案第139号は、共同設置者である市町村のうち、鹿沼市及び粟野町が平成18年1月1日付で合併し、鹿沼市となることに伴い提案するものであります。  変更の内容といたしましては、規約第1条の共同設置者から「、粟野町」を削るものであります。  次に、議案書の109ページをお開きいただきたいと存じます。議案第140号は、共同設置者である市町村のうち、日光市、栗山村及び藤原町が平成18年3月20日付で今市市及び足尾町とともに合併し、日光市となることに伴い提案するものであります。  変更の内容といたしましては、規約第1条の共同設置者から「、栗山村、藤原町」を削るものであります。  以上で、建設水道部所管にかかわります議案4件につきまして説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、議決くださるようお願い申し上げます。 ○山口忠保議長 高柳都市整備部長。                  〔高柳百合子都市整備部長登壇〕 ◎高柳百合子都市整備部長 ただいま上程になっております議案のうち、都市整備部所管にかかわります議案第150号についてご説明申し上げます。  議案書129ページをお開きいただきたいと存じます。今回の小山市都市公園条例の一部改正は、都市公園におけます有料施設使用料が、原価に比べて安価であるものが存在すること及び近隣市町の同等施設使用料との均衡を欠くことなどから、当該有料施設使用料を改定しようとするためのものです。  改正の内容といたしましては、表記条例の別表第1、小山運動公園運動施設一般使用料の表、あけぼの公園一般使用料の表、原之内公園一般使用料の表及び小山総合公園休養施設施設使用料の表を改めるものです。  施行時期といたしましては、平成18年4月1日から施行しようとするものであります。  続きまして、有料施設使用料改定の主な内容についてご説明いたします。小山運動公園、あけぼの公園、原之内公園の庭球場につきましては、現行1時間につき1面「100円」を「300円」に、小山運動公園、あけぼの公園の軟式野球場につきましては、現行1時間につき1面「300円」を「400円」に、小山運動公園の硬式野球場につきましては、現行1時間につき1面「400円」を「500円」に、同公園の陸上競技場につきましては、現行1日につき1面「4,000円」を「5,000円」にそれぞれ改定するものです。また、小山総合公園のバーベキュー広場につきましては、現行午前10時から午後4時まで、1炉当たり「620円」を「1,000円」に改定するものです。  以上、議案第150号の議案説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○山口忠保議長 以上で、議題となっております議案第117号ないし第150号に対する当局の説明は終わりました。 △次会日程の報告 ○山口忠保議長 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  なお、12月5日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○山口忠保議長 本日はこれにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                      (午後 2時00分)...