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02月12日-議案説明-01号

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  1. 日光市議会 2021-02-12
    02月12日-議案説明-01号


    取得元: 日光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-22
    令和 3年  2月定例会令和3年2月日光市議会定例会議 事 日 程 (第1号)                             令和3年2月12日(金)午前10時開議日程第1 会期の決定について日程第2 令和3年度施政方針について日程第3 議員議案第1号について日程第4 議案第1号から議案第64号までについて出席議員(24名)     1番   青  田  兆  史         2番   亀  井  崇  幸     3番   荒  川  礼  子         4番   山  越  一  治     5番   和  田  公  伸         6番   斎  藤  久  幸     7番   粉  川  昭  一         8番   福  田  悦  子     9番   阿  部  和  子        10番   佐  藤  和  之    11番   齋  藤  文  明        12番   筒  井     巌    13番   田  村  耕  作        14番   伊  澤  正  男    15番   齊  藤  正  三        16番   斎  藤  伸  幸    17番   福  田  道  夫        18番   瀬  高  哲  雄    19番   山  越  梯  一        20番   生  井  一  郎    21番   小 久 保  光  雄        22番   川  村  寿  利    23番   大  島     浩        24番   三  好  國  章欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者の職氏名  市   長   大  嶋  一  生      副 市 長   上  中  哲  也  教 育 長   齋  藤  孝  雄      企 画 総務   近  藤     好                          部   長  財 務 部長   安  西  義  治      地 域 振興   高  橋  敏  明                          部   長  市 民 環境   石  川  良  則      健 康 福祉   矢  嶋  尚  登  部   長                   部   長  観 光 経済    山  越  秀  克     建 設 部長   北  山  誠  司  部   長  上 下 水道   鈴  木  秀  一      会計管理者   新  井  弘  美  部   長  教 育 次長   鈴  木  伊  之      消 防 長   赤  松  孝  之  総 務 課長   神  保  卓  也                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   江  藤     隆      議 事 課長   小  又  一  美 △開会及び開議の宣告 ○生井一郎議長 ただいまの出席議員24名であります。  これより令和3年2月日光市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) ○生井一郎議長 なお、地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者は、お手元に配付の名簿のとおりであります。 △諸般の報告生井一郎議長 諸般の報告を行います。  初めに、監査委員から定例監査の結果について、財政援助団体等監査の結果について及び例月現金出納検査の結果について、報告書が提出されております。その内容は、お手元に配付のとおりであります。  次に、市長から報告第1号「市長専決処分事項報告について[損害賠償の額の決定及び和解]」が提出されております。  市長の説明を求めます。  大嶋一生市長。                 〔大嶋一生市長登壇〕 ◎大嶋一生市長 報告第1号についてご説明申し上げます。  本件は、瀬川地内で発生した自動車損傷事故に伴う損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分をしたため、報告するものであります。  以上であります。 ○生井一郎議長 以上で諸般の報告を終わります。 △議事日程報告生井一郎議長 本日の議事日程について、事務局長に朗読させます。 ◎江藤隆事務局長 議事日程第1号を申し上げます。  日程第1 会期の決定について  日程第2 令和3年度施政方針について  日程第3 議員議案第1号について  日程第4 議案第1号から議案第64号までについて  以上であります。 △会期の決定 ○生井一郎議長 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。  議会運営委員会の審査結果について、報告を求めます。  議会運営委員長。                 〔筒井 巌議会運営委員長登壇〕 ◎筒井巌議会運営委員長 去る2月9日に開催いたしました議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。  本日は、初めに令和3年度施政方針について、市長の発言を求めます。次に、議員議案第1号を上程して、提出者に説明を求め、委員会付託の省略を諮った上で、質疑、討論の後、採決を行います。次に、議案第1号から議案第64号までの64議案を一括上程し、説明を求めます。なお、そのうち議案第12号から議案第18号までについては人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決を行います。  13日、14日は休日のため、15日から18日までは議案等調査のため、休会といたします。  19日は本会議を開き、初めに代表質問を行います。次に、議案第11号については専決処分事項の承認であることから、先例・事例に基づき、委員会付託を省略して、質疑、討論の後、採決を行います。次に、議案第22号については法令の改正等に伴う用語を引用する条項の整理のための条例改正であることから、先例・事例に準じた対応として、委員会付託を省略し、質疑、討論の後、採決を行います。次に、議案第1号から議案第10号まで、議案第19号から議案第21号まで及び議案第23号から議案第64号までについて、それぞれ質疑の後、関係委員会に付託いたします。  20日、21日及び23日は休日のため、22日は議案等調査のため、休会といたします。  24日、25日及び3月2日は付託議案等審査のため、関係委員会を開きます。  26日及び3月1日は議事整理のため、27日、28日は休日のため、休会といたします。  3月3日、4日は本会議を開き、一般質問を行います。  5日、8日は議事整理のため、6日、7日は休日のため、休会といたします。  9日は本会議を開き、議案第19号から議案第21号まで及び議案第23号から議案第64号までについて、それぞれ委員会審査報告を求め、質疑、討論の後、採決を行います。また、午後は令和3年度当初予算審査のため、予算審査特別委員会を開きます。  10日、11日は議事整理のため、休会といたします。  12日及び15日、16日は予算審査特別委員会を開きます。  13日、14日及び20日、21日は休日のため、17日から19日までは議事整理のため、休会といたします。  最終日の22日は、初めに予算審査特別委員会を開きます。特別委員会審査終了後、本会議を開き、議案第1号から議案第10号までについて特別委員会審査報告を求め、質疑、討論の後、採決を行い、今期定例会を閉会する予定であります。  以上のとおり決定いたしましたので、各員のご協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の結果報告といたします。 ○生井一郎議長 お諮りいたします。  ただいまの委員長報告のとおり、本定例会の会期を本日から3月22日までの39日間と定めることにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○生井一郎議長 ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は本日から3月22日までの39日間と決まりました。 △令和3年度施政方針について ○生井一郎議長 日程第2、令和3年度施政方針についてを議題とし、市長の発言を求めます。  大嶋一生市長。                 〔大嶋一生市長登壇〕 ◎大嶋一生市長 令和3年2月市議会定例会の開会に当たり、施政方針につきまして、表明の機会を得られましたことに、感謝申し上げます。  また、新型コロナウイルス感染症対策最前線でご尽力いただいている医療関係者をはじめ、感染症予防の徹底に努められている市民の皆さまに厚く御礼を申し上げます。  ここに、令和3年度の市政経営の基本的な考え方を申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆さんのご理解とご協力を賜りたいと存じます。  私が、日光市長に就任させていただき、間もなく3年が経過しようとしております。  私は、就任時における市政経営の理念として「継承と改革」を掲げ、この理念を進めるためには、確固とした財政基盤の構築が必要不可欠であると考え、まずは、厳しい財政状況を直視し客観的に捉えた「健全な危機感」を、議員各位や市民の皆さんと共有するため、長期財政の見通しを公表いたしました。そして、こうした危機感を念頭に置きながら、膨らみ過ぎた財政規模適正化に努めてまいりました。  しかしながら、令和年度決算においては、経常収支比率が100パーセントを超えるなど、財政状況は依然として厳しい現状にあり、財政健全化はいまだ道半ばと言わざるを得ません。  もとより、他市に比べ自主財源が乏しい、脆弱な財政基盤の当市においては、こうした現状を重く受け止め、今後も引き続き、さらなる行財政改革の取組を強化していくことが重要と捉えております。  このような中、未曽有とも言える新型コロナウイルス感染症が発生いたしました。感染症の拡大により、市民の皆さんの日々の生活や、観光をはじめとした産業全般が大きな影響を受け、経済活動の停滞を余儀なくされております。  この感染症の対策に当たり、令和2年度におきましては、厳しい財政状況の中にあっても、「市民の生命と健康を守る」、「市民の暮らしを支える」、「市内経済を支援する」の3つの感染症対策基本方針の下、迅速性を重視し、各種施策を展開してまいりました。  これらの施策は、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、これからも継続していかなくてはなりません。  このようなことから、総合計画前期基本計画計画期間を1年間延長し、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症対策行財政改革に重点的に取り組むことを、明確に位置づけたところです。  こうした取組に当たっては、様々な施策展開に見合う財源の確保が必要となりますが、市独自の財源調達手段では到底困難であるため、国による全面的な財政支援が不可欠であります。  国におきましては、昨年12月に、「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」を閣議決定し、この中で、いわゆる「15か月予算」の考え方により、令和2年度の補正予算令和3年度予算と一体的に編成し、切れ目なく財政政策を実行することといたしました。  その上で、先月末には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額する補正予算を成立させたところです。  こうした国の考えと歩調を合わせ、当市におきましても、国の臨時交付金を最大限かつ効果的に活用するため、令和2年度の補正予算令和3年度予算を合わせた「15か月予算」として編成することといたしました。  次に、令和3年度に重点的に取り組む主な施策について、前期基本計画に位置づけた「新型コロナウイルス感染症対策」と「行財政改革」の2つの視点から、その概要を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症対策は、「感染予防感染拡大の防止」及び「持続可能な社会経済活動」の両立を図るとともに、「新たな日常における地域社会の確立」を目指すことが重要と捉えております。  「感染予防感染拡大の防止」につきましては、市民の皆さんの日々の感染予防の徹底と時期を捉えた迅速かつ柔軟な施策展開が重要です。  これまで、市民の皆さんに、「3密を避けるための取組」や「手指衛生の励行」など、日々の感染予防の徹底をお願いしてまいりました。また、観光地がゆえに不特定多数の人々が訪れ、感染リスクが高まる施設に対し、必要な支援を行うことで感染症に対し安全な観光地づくりを進めてきたところです。  この結果、観光由来による感染が拡大したケースはほとんど見受けられず、これは、関係者皆さんの日々の努力のたまものであると言えます。  今後も、市民の生命と健康を守るため、これらの取組を継続していかなくてはなりません。このため、令和3年度におきましても、感染症対策への支援を引き続き実施してまいります。  また、これからは、市民の皆さんが円滑に新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を受けられるよう万全の体制を整える必要があります。  これまでも、医療関係者の方々におかれましては、感染症対策最前線に立ち、多大なるご尽力をいただいているところですが、ワクチン接種には、さらなる医療機関のご協力が不可欠となります。  このため、医療機関への支援を行うことで、より安定的な医療体制を確保し、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に努めてまいります。  「持続可能な社会経済活動」を進める施策につきましては、まずは、当市の基幹産業であり、裾野が広い観光産業の回復を図る取組が重要です。  これまで、「Go To トラベル」などの国や県の誘客施策に呼応して、市の独自事業を展開してまいりました。  この結果、紅葉のシーズンには、多くのお客様が日光を訪れたことから、誘客施策に一定の効果があったものと捉えております。  今後も、世界遺産日光の社寺」や、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された伝統建築工匠の技をはじめ、歴史、自然、文化など、地域の観光資源磨き上げを図ることで、何度でも訪れたくなる選ばれる観光地づくりを推進してまいります。  また、ウィズコロナアフターコロナに対応するためには、「新たな生活様式」に見合う施策の変容が求められます。このため、観光誘客に係る施策について、イベントから、効果的なプロモーションなどへの転換を図る必要があります。  この転換の考え方に関しては、市だけではなく、観光協会観光事業者など、関係者皆さんと、オール日光で取り組んでいくことが重要と捉えており、適宜、関係者との協議を進めてまいります。  また、コロナ禍において、外出自粛やテレワークの浸透などにより、人々の生活が大きく変化してきています。こうした中、「新たな日常における地域社会の確立」のためには、デジタル技術を活用した施策展開が重要です。そしてデジタル化は、広域な面積を有する当市にとって、市民サービス利便性向上にもつながるものと捉えております。  国においてもデジタル庁を創設するなど、デジタル社会の実現に向けた取組を加速していることから、当市においても、デジタル化に向けた施策を実施することで、「新たな生活様式」の確立に取り組んでまいります。  行財政改革につきましては、人口が減少し、市税等の歳入が減少していく中、将来に負担を残さない持続可能な市政経営の確立に向け、集中的に進める必要があります。  これまで、学校や集会所などの施設の統廃合や未利用財産の売却、民間企業との連携協定を締結し協働で事業を実施するなど、行政改革に取り組んでまいりました。  また、職員定員適正化計画に基づく職員数の削減を前倒しすることで、人件費の抑制を図ってきたところです。  こうした中、新型コロナウイルス感染症は、市内経済だけでなく、当市の財政にも大きな影響を与えました。令和3年度当初予算においては、この影響などから、市税収入が約15億3,000万円減少すると見込みました。  この減収に対しては、地方交付税固定資産税減免措置に対する特別交付金など、国の支援が見込まれるものの、令和2年度当初予算に比べ、3億円を超える一般財源が減少したところです。  このため、予算編成に当たっては、令和2年度に休止したイベントについて計上を見送るとともに、投資的経費の圧縮を行い、「いちご一会とちぎ国体」に係る経費や、市民の皆さんの生活に直接影響のある福祉分野など、「優しい日光」を実現するための施策の継続を最優先といたしました。  また、令和4年度以降についても、歳入の減少が見込まれるところであり、行政のスリム化を早急に進めていかなくてはなりません。  このためには、令和3年度において、既存事業をゼロベースで見直し、将来の日光市はどうあるべきか、将来を見据えどうしていくかなど、議会と共に考え、歳出削減の取組を進めることで、この困難な状況を打開していくことが重要と捉えております。  加えて、歳出削減の取組を進めるだけでなく、歳入の増加につながる取組も必要となります。  令和3年度におきましては、日光産業団地の利活用を早急に進めるとともに、企業版ふるさと納税などの税外収入の拡充や、使用料をはじめとした受益者負担の見直し、さらには、社会情勢を見極めながら、引き続き、様々な視点から「新たな財源」の検討を進めてまいります。  私は、これらの取組を進めるためには、既成概念にとらわれることなく、常に改革の意思と経営感覚を持った強い職員集団づくりが不可欠と捉えております。  このため、管理職マネジメント力の強化や所属を超えた協力体制の構築、個々の資質のさらなる向上に取り組んでまいります。  明治初期日光は幕府の後ろ盾を失い経済的に逼迫し、社寺の修理もままならない「困窮の時期」にありました。このような中、地元有志などが「保晃会」を立ち上げ、社寺の保護に尽力したそうです。  私たちは、こうした先人たちの熱意と努力によって、今の世界遺産日光の社寺」があることを忘れてはならず、私たちの生きる現在もまた長い歴史の一部になることを改めて認識しなくてはなりません。  現在の日光市は、見方によっては、まさに「明治初期日光」に相通じる部分もあります。人口減少や少子・超高齢社会の進行、財政難など、一朝一夕で解決することが困難な課題が山積しております。  加えて、昨年からの新型コロナウイルス感染症感染拡大により、安定的な医療体制経済活動の悪化が危惧され、今年は感染収束に向けた大事な局面を迎えております。  コロナ禍によって、当たり前であった日常生活は一変し、様々な自粛を経験した私たちは、今こそ、徳川家康公の遺訓の一節、「不自由を常と思へば不足なし」という言葉を、もう一度かみしめ、一致団結して、この困難な局面を乗り切り、次世代につながなくてはなりません。  私は、一昨年、そして昨年の施政方針において、「ここ数年が今後の日光市の行く末を決める大事な時期であり、私の最大の使命は、この日光市を、子や孫の世代に過度な負担を残さず持続可能なまちにすることである」と表明いたしました。  若者や子供たちに、少しでも生きやすい、夢のある社会を手渡すため、議員の皆さん、市の職員、各種団体皆さんなど、地方行政に関わる方々と団結して、山積する課題に対し、覚悟を持って解決してまいりたいと改めて意を強くするところであります。  議員各位におかれましては、行政のチェック機能に加え、持続可能な日光市を創り上げるための政策提案など、これまでに増して、市政経営に対するご協力をお願いいたします。  また、先ほどの行財政改革で申し上げたように、日光市を持続可能なまちにするためには、職員のこれまで以上の意識改革が必要と捉えております。  日々行っている業務が、多くの市民にとって有益であるのか、真に必要なサービスなのか、事業を継続することが将来の負担につながらないか、人口が減っていっても、日光市が輝き続けるためには、今、何が必要なのか、何が大切なのかを見極めて、施策を展開することが大切です。  職員には、これまで行ってきた業務を漫然と続けるのではなく、政策分野によっては特に金銭感覚を強く意識し、職員自らが、この日光市を変えていく意思を持って職務に従事するよう、日頃から意識づけを行ってまいりました。このような職員の意識改革を今後も進めていくことで、強い職員集団を目指してまいります。  市民の皆さんには、改めて、この日光市のすばらしい、歴史、自然、文化などに対し、「自信」・「誇り」・「愛着」を持ってほしいと思います。そして、そのことを、市内外にアピールしていただきたいと思います。  この日光市には、今市、日光、藤原、足尾、栗山、それぞれの地域ごとにそれぞれのプライドがあると思います。これらのプライドをお互いが尊重し、大きく一つとなった「日光プライド」を市民みんなで共有することが肝要であると考えます。  何よりも、市民の皆さんが自らの暮らすまちにプライドを持つことが、人口減少社会における持続可能なまちづくりに最も大切なことだと確信しております。  令和3年度は、まずは、行財政改革を進め、財政基盤を整えることで「強い日光」を築き、それを礎に「優しい日光」につながる施策を展開し、ひいては、日光プライドを守り育むことにより「人が輝く日光」を目指してまいります。  今後も、全ての市民の皆さんが、逆境に負けず輝いて暮らすことができるよう、これまで以上に積極果敢な市政経営に取り組んでまいります。  議員各位並びに市民の皆さんのご理解、ご協力をお願い申し上げまして、令和3年度の施政方針といたします。 △議員議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
    生井一郎議長 日程第3、議員議案第1号についてを議題とし、提出者の説明を求めます。  3番、荒川礼子議員。                 〔3番 荒川礼子議員登壇〕 ◆3番(荒川礼子議員) 議員議案第1号「防災・減災、国土強靱化対策の推進を求める意見書の提出について」説明いたします。  数十年、100年に1度と言われる大規模災害が、今や毎年のように発生している中、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策が策定され、国・地方が一体となって短期・集中的に取組を進めているところであります。  頻発化激甚化が懸念される自然災害など、あらゆる事態を想定した道路や河川、砂防施設などの社会資本については、強力かつ継続的・計画的な整備が求められており、それらを推進することは、現在、新型コロナウイルス感染症で疲弊している地域経済の今後の力強い再生にも効果を発揮するものであります。  このようなことから、防災・減災、国土強靱化のさらなる推進のため、3か年緊急対策に引き続き策定された5か年計画において、必要な予算を安定的に確保すること、また地域経済早期再生を図るため公共事業を含めた十分な財源を地方に配分するなどを強く要望する意見書を提出するものです。  議員各位のご賛同をいただきますようお願い申し上げ、説明といたします。 ○生井一郎議長 提出者の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○生井一郎議長 ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略し、質疑、討論の後、採決いたします。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○生井一郎議長 質疑なしと認め、討論を行います。                 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕 ○生井一郎議長 討論を終結し、これより採決いたします。  議員議案第1号「防災・減災、国土強靱化対策の推進を求める意見書の提出について」は、原案のとおり提出することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議員議案第1号は原案のとおり提出することに決まりました。 △議案第1号から議案第64号までの上程、説明 ○生井一郎議長 日程第4、議案第1号から議案第64号までの64議案を一括議題とし、上程議案について副市長の一括説明を求めます。  上中哲也副市長。                 〔上中哲也副市長登壇〕 ◎上中哲也副市長 それでは、令和3年2月日光市議会定例会に提出しております議案のご説明を申し上げます。  まず、議案第1号から議案第10号についてご説明申し上げます。本案は、令和3年度(2021年度)日光市一般会計予算、7特別会計予算、水道事業及び下水道事業の公営企業会計予算であります。  一般会計につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ422億8,000万円とするものであります。あわせて、債務負担行為19件、地方債27件を計上いたしました。  まず、歳入について主な内容をご説明申し上げます。  1款・市税におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響から固定資産税の減額等を見込みました。  2款・地方譲与税から12款・交通安全対策特別交付金におきましては、これまでの交付実績や地方財政計画等を勘案して計上いたしました。  15款・国庫支出金におきましては、民間保育園等運営費やリサイクルセンター整備事業費、社会資本整備総合交付金事業費に伴う国庫補助金等を計上いたしました。  16款・県支出金におきましては、野生鳥獣対策事業費や社会体育施設整備事業費、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費に伴う県補助金等を計上いたしました。  19款・繰入金におきましては、財政調整基金のほか、ふるさと日光応援基金、合併振興基金等からの繰入れを見込みました。  22款・市債におきましては、合併特例事業債や過疎、辺地対策事業債などの活用を図るとともに、地方財政計画等を勘案し、臨時財政対策債の発行を見込みました。  次に、歳出について主な内容をご説明申し上げます。  1款・議会費におきましては、議会広報費等を計上いたしました。  2款・総務費におきましては、旧足尾庁舎及び旧足尾分署の解体事業費のほか、本庁舎建設事業費、集会所改修事業費、日光明峰高等学校支援事業費等を計上いたしました。  3款・民生費におきましては、病後児保育施設整備事業費補助金のほか、障がい福祉サービス費給付費、高齢者在宅介護支援事業費、生活困窮者自立相談支援事業費等を計上いたしました。  4款・衛生費におきましては、新型コロナウイルス感染防止に向けたPCR検査費のほか、こども医療対策費、リサイクルセンター整備事業費等を計上いたしました。  5款・労働費におきましては、離職者や若年者の雇用を支援するため、就業支援対策費等を計上いたしました。  6款・農林水産業費におきましては、圃場整備や農道・林道の整備などを行う生産基盤整備事業費のほか、生産振興対策事業費、森林環境譲与税事業費等を計上いたしました。  7款・商工費におきましては、工場立地奨励金交付事業費、銀山平公園改修事業費、観光宣伝費等を計上いたしました。  8款・土木費におきましては、国の交付金を活用した道路整備事業費のほか、公共施設等適正管理推進事業費、河川整備事業費等を計上いたしました。  9款・消防費におきましては、高規格救急自動車購入費、消防団詰所建設事業費、消防本部空調機改修事業費等を計上いたしました。  10款・教育費におきましては、2022年いちご一会とちぎ国体の会場となる施設を改修する社会体育施設整備事業費や大会準備事業費のほか、学校教育における教育相談体制の強化を図るため、教育支援センター事業費等を計上いたしました。  次に、特別会計について主な内容を申し上げます。  国民健康保険事業特別会計におきましては、国民健康保険事業費納付金の減額等を見込み、予算規模を事業勘定、直営診療施設勘定合わせて87億8,394万円といたしました。  後期高齢者医療事業特別会計におきましては、広域連合への保険料納付金の減額等を見込み、予算規模を11億8,071万4,000円といたしました。  介護保険事業特別会計におきましては、第8期介護保険事業計画に基づく保険給付費等を見込み、予算規模を保険事業勘定、介護サービス事業勘定合わせて76億1,906万5,000円といたしました。  診療所事業特別会計におきましては、医業費の増額等を見込み、予算規模を1億4,852万7,000円といたしました。  温泉事業特別会計におきましては、温泉施設維持管理費用の減額等を見込み、予算規模を6,617万2,000円といたしました。  銅山観光事業特別会計におきましては、事業収入や観光事業費の減額等を見込み、予算規模を7,831万5,000円といたしました。  公共用地先行取得事業特別会計におきましては、科目存置のみの計上とし、予算規模を5,000円といたしました。  次に、公営企業会計について主な内容を申し上げます。  水道事業会計におきましては、収益的収入21億977万円、収益的支出20億698万7,000円とするものであります。また、資本的収入7億4,627万7,000円、資本的支出15億9,744万4,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は損益勘定留保資金等で補てんするものであります。業務の予定量は、給水戸数が3万5,451戸、年間総給水量は1,433万立方メートルで、1日平均給水量は3万9,260立方メートルといたしました。主な建設改良事業としましては、老朽管更新計画に基づく柄倉地区配水管布設替事業費や丸山浄水場施設整備事業費を計上いたしました。  また、下水道事業会計におきましては、収益的収入26億5,141万4,000円、収益的支出23億4,837万9,000円とするものであります。また、資本的収入8億8,727万9,000円、資本的支出16億9,805万8,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は損益勘定留保資金等で補てんするものであります。業務の予定量は、接続戸数が2万1,905戸、年間総処理水量は1,091万6,000立方メートルで、1日平均処理水量は2万9,906立方メートルといたしました。主な建設改良事業としましては、今市処理区における公共下水道建設事業費や鬼怒川上流流域下水道建設負担金を計上いたしました。  次に、議案第11号についてご説明申し上げます。本案は、令和2年度(2020年度)日光市一般会計補正予算について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をしたため、議会に報告し、承認を願うものであります。今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の発生の状況に対処するため、ワクチン接種における実施体制を整備する経費を計上するもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ548億600万円にしたものであります。  次に、議案第12号についてご説明申し上げます。本案は、教育長の任命につき議会の同意を求めるものであります。現教育長の齋藤孝雄氏の任期が来る5月12日をもって満了となりますことから、引き続き齋藤孝雄氏を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を願うものであります。  次に、議案第13号についてご説明申し上げます。本案は、教育委員会の委員の任命につき議会の同意を求めるものであります。現委員の速水茂希氏の任期が来る5月12日をもって満了となりますことから、引き続き速水茂希氏を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を願うものであります。  次に、議案第14号から議案第16号についてご説明申し上げます。本案は、固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めるものであります。現委員の福田正信氏、川村容子氏及び塚原裕之氏の任期が来る5月11日をもって満了となりますことから、引き続き福田正信氏及び川村容子氏を、また塚原裕之氏の後任として新たに川津一弘氏を選任するに当たり、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を願うものであります。  次に、議案第17号及び議案第18号についてご説明申し上げます。本案は、人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めるものであります。現委員の石井昌男氏及び堀川照子氏の任期が来る6月30日をもって満了となりますことから、引き続き石井昌男氏を、また堀川照子氏の後任として新たに大島貞夫氏を人権擁護委員の候補者として法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  次に、議案第19号についてご説明申し上げます。本案は、日光市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、三依地区センターの新築移転に伴い、所在地を変更する改正を行うものであります。  次に、議案第20号についてご説明申し上げます。本案は、日光市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、児童生徒の健康診断において、眼科及び耳鼻咽喉科の専門医による集団検診を実施することに伴い、学校健康診断嘱託医を加える改正を行うものであります。  次に、議案第21号についてご説明申し上げます。本案は、日光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、令和3年度からの国民健康保険税について、制度の安定的な運営を図るため、賦課限度額を変更する改正を行うものであります。  次に、議案第22号についてご説明申し上げます。本案は、日光市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の制定であります。内容は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を改める改正を行うものであります。  次に、議案第23号についてご説明申し上げます。本案は、日光市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、豊岡地区の学校給食において、拠点校方式を導入することに伴い、豊岡中学校共同調理場を加える等の改正を行うものであります。  次に、議案第24号についてご説明申し上げます。本案は、日光市スクールバス運行条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、スクールバスの使用の範囲に東中学校を加える改正を行うものであります。  次に、議案第25号についてご説明申し上げます。本案は、日光市公民館条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、豊岡公民館及び三依公民館の新築に伴い、所在地を変更するとともに、会議室等の使用料を改定する改正を行うものであります。  次に、議案第26号についてご説明申し上げます。本案は、日光市体育館条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、足尾原体育館を廃止するため、当該体育館及びその使用料の規定を削る改正を行うものであります。  次に、議案第27号についてご説明申し上げます。本案は、日光市民運動場条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、藤原運動場の野球場・サッカー場夜間照明並びに足尾中央グラウンドの野球場夜間照明及びテニスコートを廃止するため、当該施設及びその使用料の規定を削る改正を行うものであります。  次に、議案第28号についてご説明申し上げます。本案は、日光市立保育所及び日光市立家庭的保育等施設条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、三依保育園の新築移転に伴い、所在地を変更する改正を行うものであります。  次に、議案第29号についてご説明申し上げます。本案は、日光市地域子育て支援センター条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、地域子育て支援センターの移転に伴い、所在地を変更する等の改正を行うものであります。  次に、議案第30号についてご説明申し上げます。本案は、日光市こどもオアシス館条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、野口っ子クラブを廃止するため、当該施設を削る改正を行うものであります。  次に、議案第31号についてご説明申し上げます。本案は、日光市介護保険条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、介護保険法の規定に基づき介護保険事業計画を見直したことから、第1号被保険者の保険料率の設定の期間を改める等の改正を行うものであります。  次に、議案第32号についてご説明申し上げます。本案は、日光市消費生活センター条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、消費生活センターの移転に伴い、所在地を変更する改正を行うものであります。  次に、議案第33号についてご説明申し上げます。本案は、日光市生産展示直売所条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、足尾生産物直売所を廃止するため、当該直売所を削る等の改正を行うものであります。  次に、議案第34号についてご説明申し上げます。本案は、日光市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、西参道第1駐車場、西参道第2駐車場及び神橋駐車場の料金を改定するとともに、西参道第3駐車場及び日光駅前駐車場を廃止するため、当該駐車場及びその料金を削る等の改正を行うものであります。  次に、議案第35号についてご説明申し上げます。本案は、日光市温泉保養センター及び温泉供給施設条例等の一部を改正する条例の制定であります。内容は、市営の温泉入浴施設及び温泉浴場の使用料の統一等を図るため、使用料を改定する等の改正を行うものであります。  次に、議案第36号についてご説明申し上げます。本案は、日光市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、日光産業団地地区において、医療産業を含む総合的な産業の拠点を形成するための地区計画の変更に伴い、建築物の用途の制限等を改める改正を行うものであります。  次に、議案第37号についてご説明申し上げます。本案は、ふるさと日光応援基金条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、企業版ふるさと納税による寄附金を日光市まち・ひと・しごと創生推進事業の財源とするため、基金を処分できる改正を行うものであります。  次に、議案第38号から議案第40号についてご説明申し上げます。本案は、日光市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例、日光市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び日光市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の各条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、各事業における虐待の防止、感染症の予防及び蔓延の防止等のための措置を加える等の改正を行うものであります。  次に、議案第41号についてご説明申し上げます。本案は、日光市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、指定居宅介護支援等の事業における管理者の要件を緩和するとともに、虐待の防止等のための措置を加える等の改正を行うものであります。  次に、議案第42号についてご説明申し上げます。本案は、日光市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。内容は、当市の厳しい財政状況に鑑み、当面の財政負担の軽減に資するため、市長、副市長及び教育長の給料について、特例期間を延長する等の改正を行うものであります。  次に、議案第43号についてご説明申し上げます。本案は、日光市民プール条例を廃止する条例の制定であります。内容は、施設の老朽化に伴い、足尾プールを廃止することから、本条例を廃止するものであります。  次に、議案第44号についてご説明申し上げます。本案は、日光日光総合会館条例を廃止する条例の制定であります。内容は、施設の老朽化に伴い、日光総合会館を廃止することから、本条例を廃止するものであります。  次に、議案第45号についてご説明申し上げます。本案は、財産の無償貸付けについて、議会の議決を願うものであります。内容は、日光産業団地の土地を無償で貸し付けることについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を願うものであります。  次に、議案第46号についてご説明申し上げます。本案は、新市建設計画の変更について、議会の議決を願うものであります。内容は、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部改正に伴い、新市建設計画の計画期間を1年延長するため、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により、議会の議決を願うものであります。  次に、議案第47号から議案第55号についてご説明申し上げます。本案は、市道路線の廃止、変更及び認定について、議会の議決を願うものであります。内容は、重複した路線、一般の交通の用に供する必要がなくなった路線を廃止するほか、路線の一部について道路の機能を喪失している路線、一般の交通の用に供する必要がなくなった路線を変更するものであります。また、開発行為により設置し市に帰属した道路、市道若林前線と市道大谷向~豊田線、県道大沢・宇都宮線と市道猪倉新町2号線、県道下野大沢停車場線と開発行為により設置した道路を接続する道路を市道に認定し、管理するものであります。  次に、議案第56号から議案第61号についてご説明申し上げます。本案は、辺地に係る総合整備計画の策定及び変更について、議会の議決を願うものであります。内容は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、生活環境の改善に資するため、日光地域の南小来川地区、西小来川・滝ケ原地区、湯元地区及び東小来川地区、栗山地域の上栗山地区及び川俣地区において当該整備計画の策定及び変更を行うものであります。  次に、議案第62号についてご説明申し上げます。本案は、令和2年度(2020年度)日光市一般会計予算の補正であります。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8億700万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ539億9,900万円とするものであります。その内容は、歳入におきまして、地方交付税のほか、繰越金や市債などの増額を見込む一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による市税や地方消費税交付金などの減額のほか、歳出の不用額整理に伴い、国庫支出金や県支出金、繰入金などを減額いたしました。歳出におきましては、コロナ禍における救急医療等の提供体制を確保するため、新たに医療機関支援事業を計上するとともに、除排雪費や国の補正予算に伴う今市中学校北校舎屋根及び外壁改修事業費などを追加計上するほか、新型コロナウイルス感染症の影響により実施を見送りました事業などの不用額を整理するものであります。また、継続費については2件を変更、繰越明許費については35件を追加、債務負担行為については1件を追加、地方債については3件を追加、6件を変更するものであります。  次に、議案第63号についてご説明申し上げます。本案は、令和2年度(2020年度)日光市介護保険事業特別会計予算の補正であります。今回の補正は、保険事業勘定において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,111万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ73億9,202万5,000円とするものであります。その内容は、介護給付費の減額に伴い、その財源を整理するほか、前年度繰越金の計上に伴い、その全部を財政調整基金に積み立てるものであります。  次に、議案第64号についてご説明申し上げます。本案は、令和2年度(2020年度)日光市銅山観光事業特別会計予算の補正であります。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,400万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,592万5,000円とするものであります。その内容は、歳入におきまして、繰越金や諸収入の増額のほか、新型コロナウイルス感染症の影響による事業収入の減額などを見込むとともに、歳出における職員人件費や銅山観光施設の改修工事費などの不用額について整理するものであります。  以上をもちまして議案の説明を終わらせていただきます。何分にもよろしくご審議の上、原案を可決くださいますようお願い申し上げます。 ○生井一郎議長 説明が終わりました。 △議案第12号から議案第18号までの採決 ○生井一郎議長 ここで、お諮りいたします。  ただいま上程されました64議案のうち、議案第12号から議案第18号までは人事に関する案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○生井一郎議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。  議案第12号「教育長の任命につき議会の同意を求めることについて」は、同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成多数であります。  よって、議案第12号は同意することに決まりました。  議案第13号「教育委員会の委員の任命につき議会の同意を求めることについて」は、同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第13号は同意することに決まりました。  議案第14号「固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについて」、同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第14号は同意することに決まりました。  議案第15号「固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについて」は、同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第15号は同意することに決まりました。  議案第16号「固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについて」は、同意することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第16号は同意することに決まりました。  議案第17号「人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」は、適任とすることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第17号は適任とすることに決まりました。  議案第18号「人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」は、適任とすることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                 〔各議員、表決〕 ○生井一郎議長 押し間違いはありませんか。  なしと認め、採決を確定します。  賛成全員であります。  よって、議案第18号は適任とすることに決まりました。 △散会の宣告 ○生井一郎議長 以上で本日の日程は終了いたしました。  これをもって散会いたします。                                      (午前10時57分)...