鹿沼市議会 2017-09-25
平成29年第3回定例会(第5日 9月25日)
平成29年第3回定例会(第5日 9月25日) 平成29年第3回
鹿沼市議会定例会会議録(第5日)
開 議 平成29年9月25日(月)午前10時
日程第 1 認定第1号から認定第10号まで及び議案第69号から議案第84号まで並
びに陳情第2号について(
委員長報告、質疑)
日程第 2 認定第1号及び認定第2号について(起立採決)
日程第 3 議案第70号について(起立採決)
日程第 4 認定第3号から認定第10号まで、議案第69号及び議案第71号から議案
第84号まで並びに陳情第2号について(採決)
日程第 5 議案第89号について(
提案理由の説明、採決)
日程第 6 議員案第6号から議員案第9号までについて(採決)
日程第 7
常任委員会及び
特別委員会付託特定調査事件について(
委員長報告、質疑)
日程第 8 議長の
辞職願許可について
日程第 9 議長の選挙
日程第10 副議長の
辞職願許可について
日程第11 副議長の選挙
追加日程
日程第12
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の選挙について
○
増渕靖弘 環境経済常任委員長 おはようございます。
ただいまから
環境経済常任委員会の審査結果について報告いたします。
今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は議案5件、陳情1件でありました。
これに対し去る13日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第70号中
関係予算、議案第72号、議案第73号、議案第74号、議案第83号につきましては、
全会一致で原案を承認すべきと決しました。
次に、陳情第2号につきましては、平成25年度にあった鹿沼市
市有施設の屋根貸による
太陽光発電事業の公募の再開を市に働きかけること、その公募条件として市民主体の
発電事業者にすること、鹿沼市地域の
夢実現事業に対して取り組む
発電事業を優先することを求めるものでありますが、平成25年度に本市が実施した
市有施設の屋根貸による
太陽光発電事業は、
再生可能エネルギーの普及促進、
温室効果ガスの発生抑制、地域における
経済活性化及び
災害対応力の向上を目的として実施したものであります。
千寿荘を初め、4施設について
公募型プロポーザル方式による公募を行ったところでありますが、
事業採算性が見込めないなどの理由で、1社しか応募がなく、1施設しか契約に至りませんでした。
太陽光発電の買い取りは、年々下落傾向にあること、貸し付けによる場合には施設の補強や修繕に多額の費用を伴うこと、第4次
環境基本計画において、
再生可能エネルギーの地産地消の取り組みを推進していく考えであること、更に陳情者側において、
太陽光発電施設で事故が発生した場合の対応や運営計画が不十分であることなどから、実現は難しいものと考えられます。
これらを理由に
全会一致で不採択とすべきものと決しました。
何とぞ
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
環境経済常任委員会の審査結果についての報告を終わります。
○
横尾武男 議長
文教民生常任委員会、
谷中恵子委員長。
○谷中恵子
文教民生常任委員長 おはようございます。
ただいまから
文教民生常任委員会の審査結果について報告いたします。
今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は議案5件でありました。
これに対し去る14日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第70号中
関係予算、議案第71号、議案第75号、議案第76号、議案第82号につきましては、
全会一致で原案を可とすべきものと決しました。
何とぞ
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
文教民生常任委員会の審査結果についての報告を終わります。
○
横尾武男 議長
建設水道常任委員会、
大貫毅委員長。
○大貫 毅
建設水道常任委員長 おはようございます。
ただいまから
建設水道常任委員会の審査の結果について報告いたします。
今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は議案4件でありました。
これに対し去る14日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第69号、議案第70号中
関係予算、議案第80号、議案第84号につきましては、
全会一致で原案を可とすべきものと決しました。
何とぞ
議員各位の賛同をお願いいたしまして、
建設水道常任委員会の審査結果についての報告を終わります。
○
横尾武男 議長
決算特別委員会、
赤坂日出男委員長。
○
赤坂日出男 決算特別委員長 おはようございます。
ただいまから
決算特別委員会の審査経過並びに結果についてご報告をいたします。
本委員会は、去る8月28日に第1回の委員会を開催し、正副委員長の互選、審査の実施方法、審査資料、発言の取り扱いなどについて協議をいたしました。
これに基づきまして、9月20日及び21日の両日審査を行いました。
総務関係においては、歳入では市税、寄附金などについて、歳出では、
一般管理費、広報広聴費などについて活発な
質疑応答が行われました。
環境経済関係においては、歳入では、
財産売払収入について、歳出では、
農業振興費、
林業振興費、
商工振興費、
観光開発費、
環境衛生費などについて及び
公共下水道事業費特別会計について活発な
質疑応答が行われました。
文教民生関係においては、歳入では
教育費国庫補助金について、歳出では
交通対策費、予防費、
学校管理費、図書館費、
体育施設費などについて及び
国民健康保険特別会計について、活発な
質疑応答が行われました。
また、
建設水道関係におきましては、歳入では
土木使用料について、歳出では、
道路維持費、
土地区画整理事業費などについて、及び
水道事業会計について活発な
質疑応答が行われました。
2日間にわたる審査でありますので、その詳細については省略をさせていただきますが、
歳入歳出について
計上どおり確保及び執行されたか、そして期待した行政効果がどの程度達成されたか、また執行上の課題や今後の対応などについて慎重な審査による検証を長時間にわたり行いました。
その結果、認定第3号から認定第10号までについては
全会一致で、また認定第1号及び認定第2号については賛成多数でそれぞれ認定を可とすべきものと決しました。
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
決算特別委員会の報告とさせていただきます。
○
横尾武男 議長 各委員長の報告は終わりました。
各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
別段質疑もないようですので、以上で各
委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
次に、日程第2、認定第1号 平成28年度鹿沼市
一般会計歳入歳出決算の認定について及び認定第2号 平成28年度鹿沼市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
お諮りいたします。各
付議案件については、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。各
付議案件については、各委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○
横尾武男 議長 結構です。
起立多数であります。
したがって、各
付議案件については、各委員長の報告どおり決しました。
次に、日程第3、議案第70号 平成29年度鹿沼市
一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
お諮りいたします。議案第70号については直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第70号については、委員長の
報告どおり賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○
横尾武男 議長 結構です。
起立多数であります。
したがって、議案第70号については、委員長の報告どおり決しました。
次に、日程第4、認定第3号 平成28年度鹿沼市
公共下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定についてから認定第10号 平成28年度鹿沼市
水道事業会計決算の認定についてまで、議案第69号 平成28年度鹿沼市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について及び議案第71号 平成29年度鹿沼市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてから議案第84号 鹿沼市
準用河川占用料条例の一部改正についてまで並びに陳情第2号 鹿沼市
市有施設の
市民向け屋根貸による
太陽光発電事業公募実施の陳情についてを議題といたします。
お諮りいたします。認定第3号から認定第10号まで、議案第69号及び議案第71号から議案第84号まで並びに陳情第2号については、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに一括採決いたします。
各
付議案件については、各委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、各
付議案件については、各委員長の報告どおり決しました。
次に、日程第5、議案第89号 鹿沼市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
佐藤信市長。
○佐藤 信 市長 提出議案についてご説明を申し上げます。
議案第89号 鹿沼市
教育委員会委員の任命につきましては、
本市教育委員会委員佐川徹三氏が平成29年8月31日をもって辞職したので、新たに倉松俊弘氏を任命するためのものであります。
以上で説明を終わります。
○
横尾武男 議長
提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。本件については人事案件でありますので、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。議案第89号については、
原案どおり倉松俊弘氏の任命に同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、議案第89号については、原案どおり決しました。
次に、日程第6、議員案第6号
鹿沼市議会会議規則の一部改正についてから議員案第9号
議会運営委員会への
調査事件付託についてまでを議題といたします。
お諮りいたします。議員案第6号から議員案第9号までについては、
提案理由の説明、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに採決をいたします。
お諮りをいたします。議員案第6号から議員案第9号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
横尾武男 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、議員案第6号から議員案第9号については、原案どおり決しました。
次に、日程第7、
常任委員会及び
特別委員会付託特定調査事件についてを議題といたします。
各委員長の報告を求めます。
総務常任委員会、
小島委員長。
○小島 実
総務常任委員長 ただいまから
総務常任委員会の
継続調査の報告をいたします。
本委員会は、
継続調査の
研究テーマとして、
公共施設等総合管理計画についてを選定し、調査・研究してまいりました。
現在、人口減少や
少子高齢化の進行、
市民ニーズの多様化等により、各自治体において
公共施設の
維持管理に割くことのできる予算には限りがあります。
このような現状を受け、国から
地方公共団体に対し、平成26年4月に
公共施設等総合管理計画の策定が要請され、併せて「
公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針」が示されました。
本市においても、平成28年3月に鹿沼市
公共施設等総合管理計画を策定し、平成28年度を初年度として
公共施設の課題に取り組み始めました。
本委員会が発足後、まず先進地の視察と
公共施設の再配置、
維持管理等に関する考え方及び計画推進に当たっての基本方針に関する諸問題について担当部署にヒアリングを行いました。
次に、計画の対象とする
公共施設のうち、10カ所について現地視察を行い、施設の現状と課題を確認しました。
その後、鹿沼市
公共施設マネジメント職員研修に参加し、更に計画の着実な遂行に当たっての考え方について担当部署との意見交換を実施いたしました。
それらの結果を踏まえ、討論を行い、各委員の意見を精査研究し、5つの提言に至りましたので、以下のとおり提言いたします。
提言1、
目標達成のための定期的かつ継続的な
調査研究の実施。
①目標値及び
進行管理の数値の適正な管理。
進行管理を適正に行い、目標値について適切な見直しを行うこと。
②継続的な
調査研究の実施。
計画については単年度では
調査研究に限界があるため、
目標達成に向け、数年度継続して
調査研究を行うこと。
③年間4施設を目安とした施設廃止の検討及び実施。
計画が目標とする「20年間で27.4%の削減」を着実に遂行するため、年間4施設を目安に廃止を検討していくこと。
提言2、役割の明確化。
①施設所管部局ごとの管理。
目標達成のための
進行管理は、各
公共施設の
所管部局ごとに行うこと。
公共施設の
維持管理費の削減については、各部局において積極的に対応策を講じ、実行すること。
②監督権限等を有する課等の設置。
計画の着実な遂行のため、専門の課等を設置し、人員体制を充実させ、各部局における
進行管理を指揮監督する権限を持たせること。
提言3、
施設情報の精度の向上。
①鹿沼市
公共施設運営状況個票の見直し。
現在は
施設分類ごとに整理されているが、より使いやすくするため、施設を所管する部局ごとの分類に整理し直すこと。
施設の具体的な見直しの際に必要と思われる情報は個票に随時追加していくこと。
施設の管理者が使いやすいだけではなく、誰が見てもわかりやすいものとなるよう様式の見直しを行い、完成度を高めていくこと。
②情報の
一元管理。
二重管理による弊害をなくすため、
施設情報は
一元管理を行うこと。
施設の所管部局が情報の管理元に対し、最新の
施設情報を随時報告する体制を早期に整えること。
ただし、手法については、各部局の過剰な負担とならないものとすること。
提言4、
情報公開の徹底。
①市民及び利用者に対する情報の積極的な公開。
施設の現状、今後の方向性等については、市民及び利用者に対し、情報の積極的な公開を行い、十分な合意形成を図ること。
②
市ホームページでの独立した
情報公開コーナーの設置。
市ホームページのトップページに専用のバーナーを設置するなど、情報への入り口のわかりやすさに配慮した
情報公開を行うこと。
提言5、
民間活力の積極的な導入。
①各部局における
民間活力の積極的な導入。
各施設の設置目的を損なわない形での
民間活力導入について、速やかに検討を進め、実行すること。
②民間企業に対する
施設情報の積極的な公開。
主に現在利用していない施設について、情報の積極的な公開を行い、民間企業による利活用を進めていくこと。
今回委員会の
調査研究にご協力いただきました皆様に深く感謝を申し上げます。
特に
委員各位、執行部におかれましては、本計画の初期段階での確実な推進を軌道に乗せる積極的な取り組みを切にお願いいたします。
更に、
次期総務常任委員会の皆様におきましては、目標の確実な達成のため、引き続き
公共施設等総合管理計画の進捗状況を注視くださるようお願いいたします。
最後に、故
橋本正男議員が今年の初めに死去されました。故橋本議員の人生の志、そして議会活動を道半ばにして死去されたことは、まことに残念、無念の極みでございます。
故
橋本正男議員の遺志を継承しつつ、全力で尽くしてまいることを誓います。謹んで、
橋本正男議員に哀悼の意をささげます。
以上をもちまして、
総務常任委員会の閉会中の
継続調査の
調査報告といたします。
○
横尾武男 議長
環境経済常任委員会、
増渕靖弘委員長。
○
増渕靖弘 環境経済常任委員長 ただいまから
環境経済常任委員会の
継続調査の報告をいたします。
本委員会は、
継続調査の
調査研究テーマとして、6次産業化の取り組みについてを選定いたしました。
農業分野における取り組みについて、
先進地域視察や市内の生産農家・事業者との
意見交換会を通して浮かび上がってくる課題を踏まえ、6次産業化についての
調査研究を行った上で、提言してまいります。
本市の農業はイチゴ・ニラ・トマト等の園芸作物、ナシ・リンゴの果樹など市内外からその品質に対して高い評価を得ています。
その一方で、従業者の高齢化や
後継者不足、更には多様化する
消費者ニーズや需要の低迷、販売価格の低下による収益の減少という状況にあり、農業及び農村地域の衰退化の問題に直面しております。
そうした中、農業経営の安定化や従業員の所得向上、雇用創出を図るため、農業の6次化が注目されております。
本委員会においても、今後の農業を考える上で、生産農家・事業者の6次産業化の取り組みの一助に貢献することを目的に
調査研究することになりました。
まず、活動経過ですが、平成28年11月16日、先進地視察として、福岡県福津市の「あんずの里市」を視察しました。
「あんずの里市」は、農水産直売所の先駆け的存在として知られております。
平成8年に生産農家を中心に女性30人が発起人となり、「軽トラ市」を開催、その後、常設の直売所へと発展、直売所運営のほか、地元野菜を活用したレストランを展開しております。
視察から感じられたことは、地域の文化、教育、環境などを基盤として、市民が暮らしやすく、にぎわいのある、市民が元気なまちを、住民が先頭に立って行政や各種団体等と力を合わせて地元を盛り上げていこうという住民パワーでした。
更に、東京都などの大都市にはない、個性を生かした「偉大なるいなか感」が訪れる人にとって魅力となっているとのことでした。
今後の地方都市発展のあり方として、大いに参考になりました。
次に、市内の生産農家・事業者の現状や課題の掌握を目的に
意見交換会を行い、主に次のような意見等を聞くことができました。
1つとして、商品開発、生産、流通、販売、人材確保、資金管理など、6次産業化や事業展開のノウハウがない。
商品化できたとしても、流通し売れるのかといった心理的不安がある。
6次産業化について、身近なところに気軽に相談できるところがない。
成功事例などを含めた6次産業化についての研修会の開催が必要である。
観光農園を6次産業としてとらえ、事業を推進すれば、人の交流が生まれ、地域の活性化になるのでは。
加工品である商品をいかにPRするか。テレビ番組で取り上げられる影響は大きい。
6次産業化の結果、生産している農産物のPRになるとよいといった内容でした。
限られた時間の中で、実際に事業に携わっている生産農家・事業者から現場の生の声を聞くことができたことは大変有意義でありました。
これらの活動経過を踏まえ、本委員会では次の3つのことを提言いたします。
1つ目は、相談窓口の充実です。
生産農家・事業者の中には6次産業化を考えているものの、不安を抱えております。
生産農家・事業者の方が6次産業化に関して、気軽に相談できる相談窓口の充実を提言いたします。
2つ目は、経営体の育成に向けた支援体制の充実です。
生産農家・事業者が取り組む6次産業化は、利益を求めた経済活動であります。1次産業の生産農家・事業者が6次産業に取り組む場合、単独で2次産業、3次産業まで取り組むことになり、2次産業、3次産業、つまり農業以外の事業経営に関する知識を含めた経営体の構築が必要となります。
この経営体の構築や事業経営に関する知識の習得をするための段階的な研修会の実施、併せて既存の支援体制の更なる充実を、つまりきめの細かな支援体制の確立を提言いたします。
3つ目は、6次産業化の効率的な情報発信です。
6次産業化の取り組み状況や加工品、商品のPRの充実、特に、加工品、商品のPRに当たっては、テレビ番組への露出を検討することを提言いたします。
昨今、農業及び農山地域の活性化を期して、6次化の推進が掲げられておりますが、既に事業展開され、成功している事例もあります。
しかしながら、生産者・事業者にとって、事業展開の可能性はあるものの、新しい産業分野であるがゆえに、6次産業化へちゅうちょしている生産農家や事業者がいるのも事実です。
6次産業化は、農業の経営の安定化や雇用創出、地域づくりや地域経済の底上げにつながるものである新産業分野であり、その推進のためには、事業者の立場に立った、柔軟性のある効果的な支援が必要であります。
最後になりましたが、本委員会の
調査研究にご協力していただいた関係各位への感謝を申し上げて、
環境経済常任委員会の閉会中の継続審査の
調査報告といたします。
○
横尾武男 議長
文教民生常任委員会、
谷中恵子委員長。
○谷中恵子
文教民生常任委員長 ただいまから
文教民生常任委員会の
継続調査の報告をいたします。
本委員会は、
継続調査の
研究テーマとして、小中学校等の適正配置についてを選定し、
調査研究をしてまいりました。
鹿沼市教育委員会は、今後、少子化が更に進むことが予測される中、義務教育の機会均等や教育水準の維持・向上の観点から、学校規模の適正化や学校の小規模化に伴う諸問題に対応するため、本市を取り巻く社会情勢の変化に対応し、児童生徒にとってよりよい教育環境を将来にわたって持続することが可能となるよう、平成28年7月、「鹿沼市小中学校適正配置等基本計画」を策定いたしました。
本委員会においては、「鹿沼市小中学校適正配置等基本計画」の内容、また本市の小中学校の現状を把握し、今後のあり方を探るため、まず先進地の視察を実施し、市内の小規模校及び大規模校の視察を実施し、市内の小規模校及び大規模校を執行部とともに現地視察を実施し、現状と課題を確認いたしました。
そして、「鹿沼市小中学校適正配置等基本計画」の基本方針、特に、小規模校と大規模校解消に向けた取り組みや、それに伴う諸問題について、担当部局と意見交換を行いました。
小規模校については、児童生徒が少ないため、日常の様子や学習状況などの細部にわたり目が届き、一人一人に合わせた指導を行っていることが最大のメリットですが、その反面、少人数であることで、子供たち同士がいろいろな意見を出し合い、考えを深めていく力を育てることが難しいというデメリットも見えてきました。
大規模校については、児童生徒が多いため、運動会も児童生徒が1人1種目ぐらいしか参加できないことや、体育館が狭いため、卒業式も入学式も全校生徒が入れないなど、多いからいいと思っていたが、そういった問題があることも確認できました。
それらを踏まえ討論を行い、各委員からいろいろな意見が出されました。
今回のテーマである小中学校等の適正配置の先進地である大阪府池田市に視察に以前行ったときですが、小規模校は丁寧に教えてもらえるメリットはあるが、子供のためにはならないという強い思いの教師がいて、「地域の人に石をぶつけられても、私の信念でやります」と、適正配置を進めていき、子供たちが喜んだという話をお聞きし、「教育委員会の計画をしっかり打ち出さないと」、「行政がもっと指導力を発揮すべきだ」という意見が多数ありました。
また、大規模校については、教育委員会としても解消をうたい、計画の中に入れ、問題点も認識しているが、現実的になかなか進んでいかない。大規模校をどうするかは10年後を考えると新しい学校をつくれないという考えになり、そこら辺の難しさもある。つくったけれども、10年後以降は児童生徒数が減っていくということになるのではないか。学校をつくるのも大切だが、通学を確保し、大規模校の児童生徒をある程度人数を確保して、近場の学校へ割り振っていけば解消できるのではないかなどの意見が出ました。
これらの意見から小規模校は地元へ丸投げするのではなく、行政がもっと指導力を発揮して解消していくことが望ましく、大規模校は解消をすぐに始め、全国的な流れでもある文部科学省の方針もあるため、拠点となる小中一貫校の計画を進めていくことを提言としてまとめました。
まとめ及び提言。
小規模校について。
行政がもっと責任を持ち、子供たちの教育を考え、指導力を発揮すべきであり、地域の実情に合わせた教育委員会としての方針を掲げ、計画を策定すること。
中山間地の学校は、中学校へ統合も含めて、小中一貫校を視野に入れた統廃合を検討すること。
大規模校について。
解消するといって、10年も放置しているのはゆゆしき状況であり、地域の状況とかいろいろ踏まえながら方針を示して、はっきりした方針をつくって、それに向かって努力すること。
小中一貫校のモデル校建設を検討し、大規模校の早期解消に努めること。
最後になりますが、委員会の
調査研究にご協力いただきました教育委員会及び学校関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。
また、委員の皆様には活発なご意見を交わしていただき、まとめとすることができました。
今後も子供たちのために小中学校の適正配置を注視していただけますようお願いいたします。
以上、
文教民生常任委員会の閉会中の
継続調査の報告といたします。
○
横尾武男 議長
建設水道常任委員会、
大貫毅委員長。
○大貫 毅
建設水道常任委員長 それでは、
建設水道常任委員会の閉会中審査の報告をいたします。
建設水道常任委員会では、まちづくり、人口減少時代の都市計画についてをテーマに1年間
調査研究を行ってまいりました。特に、「立地適正化計画」や「都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為のあり方」など調査を重ねてきました。
「立地適正化計画」については、新潟県上越市、石川県金沢市で現在策定作業中であることから、現在における考え方、課題等について調査を行いました。また、担当部署からのヒアリングと委員会の討論を重ねてまいりました。
これらの報告とそれから本市においても「立地適正化計画」の策定が予定されていることから、
調査研究の成果を踏まえ、提言を行いたいと思います。
まず初めに、委員会での議論の報告であります。
「立地適正化計画」、コンパクトシティについてでありますけれども、人口減少が進む都市において、都市域を適正にコントロールして、人口密度の低下を招かないようにするとともに、都市の有する機能を集約し、そこへの市民のアクセスをしやすくすれば、都市の持続性を高めることが容易となります。
分散して暮らす人のために、多数の都市的施設、行政施設や商業施設等を分散して設置することは、行政コストの増大や利用頻度の低下など、費用対効果の点で非効率であることは論を待たないでしょう。
しかし、コンパクトな都市をどのように形成していくかは「言うはやすく行うは難し」というのが現実です。「立地適正化計画」を進めている上越市・金沢市の調査から感じるのは、法的規制を伴わない誘導政策には、率直に限界を感じざるを得ません。また、例えば居住誘導区域外の住民からは反発も予想されます。
こうしたことから、まず考えるべきは、都市をこれ以上大きくしないことです。人口密度の低下を抑制するため、都市域の拡大を抑制するとともに、都市機能へのアクセス向上を目指して、公共交通、特にバスの利便性を高めることが求められます。都市域のコントロールが行政の重要な役割の一つになることは間違いありません。
次に、「都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為のあり方」についてです。
鹿沼市においても、市街化区域以外の地域にも多くの住民が居住しており、これらの地域の将来ビジョンも重要な課題であります。
これらの対策として、都市計画の規制を緩めるなど開発等を誘導し、人口対策を講じることが考えられます。
そこで、「都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為のあり方」について議論をいたしました。
人口誘導策としては期待はできますが、市内全域に無秩序に導入してしまうと、比較的条件のよい周辺部に開発が集中することが予想されます。人口減少が進む中にあっては、かえって市街化区域内の空洞化、中山間地域の人口流出を加速してしまう恐れがあります。都市機能の効率化、行政経費の縮減といった観点からは望ましいとは言えません。
しかし、市街化調整区域内の集落機能の維持といった計画的な導入は有効な手段として検討すべきであります。
次に、その他の課題でありますけれども、本市の市街化区域内には多くの未利用地が存在し、これらの利用促進も課題となっています。
特に、北犬飼地域の工業専用地域については、鹿沼インターチェンジに隣接し、好条件でもあるにもかかわらず、インフラ整備が整わず、利用が進んでおりません。計画的かつ迅速な整備が求められます。
また、北押原地区のいわゆる逆線引き地域の見直しも検討すべき時期にきているのではないでしょうか。
続いて、具体的な提言、提案をさせていただきます。
まず、「立地適正化計画」の策定に当たってでありますけれども、5つの提案をさせていただきます。
1、市全域の都市像・地域像を描き、将来世代にどんなまちを引き継ぐかの長期ビジョンを策定すべきです。
2、策定に当たっては、市民との合意形成、将来ビジョンの共有が必要です。
3、都市計画部門だけではなく、他部署との連携、全庁的な議論が必要です。
公共施設等総合管理計画、空き家対策、地域包括ケアシステム、公共交通システムなどとの連携を十分に図るべきです。
4、まちなか(中心市街地)居住の推進、空き家の積極活用、中心市街地でのCCRC構想、東武新鹿沼駅周辺の開発なども検討すべきです。
5、災害地域の明確化(居住誘導地域からの除外)により、災害に強いまちづくりを進めることが必要です。
続いて、市街化区域以外の地域における集落機能維持についてです。
1、「立地適正化計画」の策定と併せて、国土交通省の「小さな拠点づくり」を同時に進めるなど、「立地適正化計画」の対象外である市街化区域以外の地域のあり方も考える必要があります。
2、集落機能維持のために、「都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為」を活用すべきです。
3、空き家の利活用の促進、クラインガルテンなど都会の田舎暮らしを望むアクティブ層を引きつける政策も検討すべきであります。
各常任委員におかれましては、活発な議論をいただき、提言をまとめることができました。ご協力に感謝を申し上げ、
建設水道常任委員会における閉会中
継続調査の報告といたします。
○
横尾武男 議長 議会改革調査特別委員会、鈴木敏雄委員長。
○鈴木敏雄 議会改革調査特別委員長 ただいまから議会改革調査特別委員会の報告をいたします。
本委員会は、平成27年12月22日に設置されました。6項目の調査事件を付託され、16回にわたり委員会を開催し、議論を重ね、検討をしてまいりました。
各調査事項につきましては、皆様のお手元に報告書が配付してありますので、それをご覧になりながら、詳細につきまして、ポイントをご説明申し上げたいと思います。
まず付託調査事件でありますが、1、各種委員会への議員としての参加について。
2、行政推進調査特別委員会について。
3、発言通告の提出期限について。
4、予算要望のあり方について。
5、先例申し合わせ事項の見直しについて。
6、その他議会改革に関する事項について。
以上、6つの調査事件について議論を重ね、検討をしてまいりました。
また、各調査事件についての当面の課題や緊急を要するものを中心に必要な情報を収集し、議論を深め、その調査結果を提言として報告することにいたしました。
委員会開催の詳細については1ページ及び2ページのとおりでございます。
それでは付託調査事件それぞれについて報告いたします。
まず、付託調査事件の1つ目、各種委員会への議員としての参加についてでありますが、これまで議会では執行部からの推薦依頼に基づき、各種委員会等に議員を推薦してきましたが、会議において議員個人としての意見や見解を発言したことが、議会の総意として受けとられかねないことが課題となっておりました。
そこで今後審議会等に議員が参加すべきかどうか検討を行い、検討に当たっては、各種委員会等が法令や条例に基づくもの、規則や要綱に基づくものに分類し、慎重に検討を行いました。
その結果、法令や条例に基づくものは原則参加することにし、規則や要綱に基づくものは推薦の依頼があった時点で議長が幹事会に諮って参加・不参加を決定するとの結論に達しました。
次に、2つ目の行政推進調査特別委員会についてでありますが、毎年3月定例会で議員全員を委員として設置する行政推進調査特別委員会のあり方や問題点等について検討を行いました。
その結果、同委員会については、市民の負託に応じていくためには、先進事例調査を積極的に行い、政策提言につなげていく必要があるため、これまでどおり存続すべきという結論に達しました。
なお、先進事例調査の結果をどのように政策提言に生かしていくのか、その方法を議論すべきという意見が多数ありました。
次に、3つ目の発言通告の提出期限についてでありますが、執行部から発言通告の締め切り日から一般質問の初日までの期間が短く、答弁準備のための負担が大きいという意見があり、発言通告の提出期限の見直しについて検討を行いました。
その結果、他市の状況などを参考に、発言通告の提出期限をいつにするのか、答弁の熟度を高めるためには発言通告締め切り日から一般質問の初日までどのくらい期間を設けるべきかなどを検討いたしましたが、期間については具体的な根拠がないこと。論点が明確でないことなどから従来どおりのやり方で実施していくとの結論に達しました。
次に、4つ目の予算要望のあり方についてでありますが、平成30年度予算要望の実施方法等を検討いたしました。
検討に当たっては、前年度の実施方法をベースに予算要望のあり方や問題点等を整理し、改善策を検討いたしました。
これまでの予算要望は、市の実施計画の策定時期に合わせて、7月中に実施してきたところでありますが、前年度決算の課題等が次年度予算要望に反映できないため、
決算特別委員会の結果を踏まえて、追加要望を検討することにいたしました。
その結果、①議会としての統一した要望とする。
常任委員会で要望をまとめ、絞り込む。議会の全体意思としての統一要望とする。
②各
常任委員会で取り組んでいる特定調査事件などを中心に要望する。
③要望事項は次年度の予算に対して行うものとする。
④要望額については、必要性があり、かつ確実な金額が出せるものは要望額を記載する。
⑤
決算特別委員会の結果を反映させた追加要望を行う。
以上の結論に対し、平成29年6月5日に議長へ中間報告を行いました。
次に、5つ目の先例申し合わせ事項の見直しについてでありますが、議員全員協議会、議員全員会議について、会議のあり方や質疑等の方法等について検討を行いました。
その結果、次のとおり先例申し合わせ事項を見直しました。
①これまでの議員全員会議は廃止する。
②議員全員協議会では、質疑をすることができるものとする。
③質疑は自席で行う。
④質疑の数は1項目につき、再々質疑までとし、質疑を希望する者が複数いる場合には、一巡した後次の項目を質疑することができる。
⑤会議は原則公開とするが、議長の判断により非公開とすることができる。
なお、議長が判断しかねるときは、
議会運営委員会に諮って決定する。
⑥鹿沼市議会先例及び申し合わせ事項の一部を報告書5ページの表のとおり改正する。
また、議員全員協議会の位置づけとしては、
地方自治法第100条第12項に基づく「協議又は調整を行うための場」の会議といたしました。
以上のことをまとめ、平成29年3月22日に議長へ中間報告を行いました。
併せて、「
鹿沼市議会会議規則の一部改正」と「議員全員協議会規程」の策定を検討しました。
なお、規則の一部改正については、「
鹿沼市議会会議規則の一部を改正する規則」を議員提出議案として本日提出したところであります。
最後に6つ目の、その他議会改革に関する事項についてのうち、監査委員の質問についてでありますが、これまで監査委員は慣例により議会本会議で議案質疑・市政一般質問を控えてまいりましたが、監査委員が議案質疑・市政一般質問を行う場合の取り扱いについて検討を行いました。
その結果、監査委員である議員が質問する際は、自己の責任において、
地方自治法第198条の3第2項に規定する「秘密」に該当する事項及び、鹿沼市
情報公開条例の非開示事項に該当する事項には細心の注意を払うとともに、監査委員としての職務を円滑に行うための努力をするものとするとの結論に達し、平成28年2月26日に議長へ中間報告を行いました。
次に、市長等の反問権・反論権についてでありますが、近年全国において、反問権・反論権を認める地方議会が増えてきており、栃木県内でも14市中3市が反問権を認める現状を踏まえ、本会議においても、より市政一般質問における論点や争点を明確にし、建設的な議論ができるようにするため、反問権・反論権の採用について検討を行いました。
その結果、反問権については、鹿沼市議会基本条例第7条第2項において「市長等は、本会議において議長の許可を得て、議員の質問に対してその趣旨を確認することができる」と定めており、現状維持とする結論に達しました。
理由としましては、反問権は、鹿沼市議会基本条例の検討段階において、議会基本条例調査特別委員会が慎重に検討してきたものであり、議員の趣旨がわからない質問等に対して、「市長等は、本会議において議長の許可を得て、その趣旨を確認できる」ことを認めているので、議会基本条例を適正に運用していくためであります。
反論権については、採用しないとする結論に達しました。
理由としては、反論権は市長等が職員または委員会からの条例の提案、議案の修正、決議等の政策提案に対して、反論するための意見を述べるものであり、一般質問において反論権を認めている例はないためであります。
なお、平成28年9月7日に議長へ中間報告を行いました。
次に、市長等の
常任委員会への出席についてでありますが、市長・副市長・教育長の
常任委員会への出席について検討を行いました。
その結果、①市長は
常任委員会への出席は求めないが、ただし議長より出席の要請があった場合は出席を求める。
②副市長は、1日につき1
常任委員会への出席を求める。
③教育長は
文教民生常任委員会への出席を求める。
なお、②・③について都合により欠席する場合、議長へ届け出る。
以上の結論に対し、平成29年3月22日に議長へ中間報告を行いました。
次に、政務活動費領収書等の
ホームページでの公開についてでありますが、政務活動費の使徒の透明性の確保を目的として、政務活動費に係る収支報告書及び領収書等の
ホームページ公開を検討いたしました。
その結果、平成28年度分からの政務活動費の収支報告書及び領収書を平成29年5月より鹿沼
市ホームページ上に公開するとの結論に達し、平成29年2月16日に議長へ中間報告を行いました。
以上、本委員会では鹿沼市議会基本条例に定める、より開かれた議会、活動する議会を目指して、付託調査事件について
調査研究をし、検討を重ねてまいりました。
その結果、付託を受け
調査研究した事件6件について、ただいま申し上げたとおり結論に達しましたので、報告いたします。
なお、付託調査事件のうち、5つ目の先例申し合わせ事項の見直し及び6つ目のその他議会改革に関する事項に関しましては、今後も多様な事案に対して、柔軟に対応できるよう継続して
調査研究していくべきと考えます。
議員各位におかれましては、本
調査報告の趣旨をご理解いただき、円滑な議会運営にご協力いただきますよう、お願い申し上げ、議会改革調査特別委員会の報告といたします。以上です。
○
横尾武男 議長 農林業活性化特別委員会、大貫武男委員長。
○大貫武男 農林業活性化特別委員長 ただいまより農林業活性化特別委員会の
調査報告をいたします。
本委員会は、議長より諮問を受けて設置をいたしました。
調査の目的と背景についてでありますが、鹿沼市の農業は豊かな水と土壌に恵まれた稲作を中心とし、イチゴ・ニラに関しては、全国トップクラスの品質を誇ります。
しかしながら、消費者の食生活の変化、担い手の減少、販売環境の変化等により、農業経営は複雑化し、年々収益性が低下しています。
鹿沼市の林業は古くから豊富な森林資源を背景に、良質な木材を生産し、木工業は重要な地場産業となっています。
しかしながら、木材価格の低迷等により、森林所有者の製材生産意欲を低下させ、市内の生産業者の廃業等により、木材の安定供給に支障を来しています。
鹿沼市花木センターは、オープン以来サツキを初め、緑花木等の販売、PR拠点として長年にわたりその役割を担ってきました。
しかしながら、近年の
消費者ニーズの変化やサツキ愛好家の高齢化等により、来場者数が減少し、売り上げは伸び悩んでいます。
本委員会は、これらの諸問題に対し、「農林業の活性化について」、「鹿沼市花木センターの振興・活性化について」、「林産材の活用について」を付託事項とし、設置され、
調査研究を行ってまいりました。
調査結果についてですが、本委員会は、市の担当部署である経済部や鹿沼市花木センターから説明を受け、意見交換をしてまいりました。
茨城県の「ポケットファームどきどき茨城町店」と「笠間芸術の森公園」を行政視察をしてまいりました。
栃木県県西環境森林事務所より、栃木県内の林業の現状と課題について、説明と必要な資料の提供を受け、更には市内の若手農業者と二度にわたり
意見交換会を行いました。
以上、合わせて15回の委員会を開催し、活発な議論を行ってまいりました。
これらの諸問題を解決するための糸口になることを期待し、以下の提言をいたします。
農業の活性化について。
①農産物等の販路開拓への支援。
農産物の品質向上、生産拡大、加工等を行うことを前提とし、それを受け入れる販路が必要不可欠です。そのために、市場調査や販路情報の収集、提供などの支援を行政が積極的に行うことを求めます。
②6次産業化への支援。
農産物へ付加価値をつけることは、農業者の所得向上につながります。
そのため、6次産業化を目指す農業者へ市場のニーズや経営のノウハウ等、資金面以外にも様々な支援が必要であります。
③
意見交換会の開催。
農業の活性化には、農業者の意見を聞くことが欠かせません。そのため市がJAかみつがを交えて、生産部会を超えた意見交換や異業種との意見交換を行うことが必要です。
④農業の魅力発信及び新規就農者への支援。
農業者の
後継者不足は深刻です。そのため、鹿沼市の農業の魅力発信や就農体験等により、農業イメージ向上を図り、新規就農者に対する農業の技術、経営の指導とあらゆる支援を行い、農業者の増加を図ることを求めます。
林業の活性化と林産材の活用について。
①木の駅プロジェクトの取り組みを生かした間伐材の利用推進。
木の駅プロジェクトの取り組みにより、森林所有者は間伐材を出荷することで収入を得られ、間伐を行うことに意欲が生まれます。
②鹿沼産材の利用拡大。
鹿沼産材の利用拡大、PRには、まず
公共施設に取り入れることが一番の近道です。
また、CLT工法は、
公共施設に積極的に採用すべきです。
また、住宅の新築に限った補助制度を店舗・工場の新築や住宅のリフォーム等にも拡大することが求められています。
③製材業者の誘致。
鹿沼産材の利用拡大には、木材の安定供給が不可欠です。
しかしながら、市内の製材業者が年々減少しているため、製材業者の誘致は不可欠です。
関東近県には、CLTの製造工場がないため、鹿沼市への誘致を積極的に働きかけるべきです。
④林業従事者の育成、確保。
林業の継続的な経営を実現するには、林業従事者の存在が不可欠です。
そのため、森林組合と連携し、林業従事者の育成、確保に努めるべきです。子供のうちから木に興味を抱くよう、更なる木育の推進を図ることが重要です。
鹿沼市花木センターの復興・活性化について。
①子供から大人まで親しまれる鹿沼市花木センターの創設。
鹿沼市花木センターは、長年その名称で親しまれてきましたが、思い切った名称の変更等により、より親しみやすいイメージをつくることが重要です。鹿沼産材を使った遊具等を設置、販売することにより、売り上げや鹿沼産材のPRにも貢献することが期待できます。
②情報発信力の強化。
インターネットは、国内外にとらわれない情報発信源です。そのため、観光協会等にリンクを張ってもらう等の働きかけを行うことで、来場者の増加とインターネット販売の更なる上乗せが見込めます。
盆栽の海外輸出は、売り上げの増加や知名度アップにも有効です。
③鹿沼産の特産品の販売と飲食設備の整備。
緑花木等の愛好家は年々減少しています。そのため、緑花木等だけに限らず、鹿沼市の特産品の販売や飲食施設をつくることで、鹿沼市の特産品のPRにもつながり、場内での特産品販売にも相乗効果が望めます。
④場内施設の配置見直し及びスタッフの育成と人数の確保。
売り上げを伸ばすためには、来場者の売り上げ場等への動線の見直し、駐車場の再配置を至急検討する必要があります。
更には、研修を通じ、スタッフを育成するとともに、必要なスタッフ数を確保しなければなりません。
⑤展示品の見せ方の工夫。
鹿沼市には、枝ぶりだけでも人を引きつけるサツキが数多くあります。
それらの展示スペースを目立つ場所に設けることで、1年を通し、サツキを楽しめるようになります。来場者に作業等が目障りにならないようにするため、作業場の工夫や展示替えのための定休日等を設ける必要があります。
以上の提言が、具体的な政策に結びつくよう、執行部には迅速な対応をお願いするものであります。
本委員会は、橋本正男委員長を初代として発足しましたが、橋本議員の突然の不幸によって、私が後を引き継いでまいりました。本委員会の各委員には大変お世話になり、また関係各位には多大なご協力をいただきました。特に、農業後継者の皆様には、本当にご苦労をかけたことをお礼を申し上げ、本委員会の報告といたします。
ありがとうございました。
○
横尾武男 議長 各委員長の報告は終わりました。
各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
別段質疑もないようですので、以上で各委員長に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩をいたします。
再開は、午前11時20分といたします。
(午前11時13分)
○津久井健吉 副議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午前11時20分)
○津久井健吉 副議長 次に、日程第8、議長の辞職許可願いについてを議題といたします。
議長、
横尾武男議員からの辞職願が提出されております。
地方自治法第117条の規定により、17番、
横尾武男議員の退席を求めます。
(17番
横尾武男議員退席)
○津久井健吉 副議長 辞職願を
事務局長に朗読させます。
○石川佳男
事務局長 朗読します。
私儀、このたび一身上の都合により、平成29年9月25日をもって、鹿沼市議会議長を辞職いたしたく、許可くださるようお願い申し上げます。
平成29年8月28日
鹿沼市議会議長
横尾武男
鹿沼市議会副議長 津久井健吉様
以上でございます。
○津久井健吉 副議長 辞職願の朗読は終わりました。
お諮りいたします。
横尾武男議員の議長の辞職を許可することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○津久井健吉 副議長 ご異議なしと認めます。
したがって、
横尾武男議員の議長の辞職を許可することに決しました。
17番、
横尾武男議員の着席を許します。
(17番
横尾武男議員着席)
○津久井健吉 副議長 次に、日程第9、議長の選挙を行います。
これより議長選挙に入りますが、鹿沼市先例申し合わせ事項に基づき、選挙を行う前に所信表明を行うことになっておりますので、あらかじめ2人の議員から立候補の届け出がありましたので、届け出順にこれを許します。
20番、大島久幸議員。
○20番 大島久幸 議員 皆さん、おはようございます。鹿沼市議会の議長立候補に当たり、所信を表明する時間をいただきまして、まことにありがとうございます。
議員お一人お一人に気持ちが届くように、本日はお話をさせていただきたいと思っています。若干時間が上限するかもしれませんけれども、お許しを願いたいと思っています。
さて、日経の平均株価が2万400~2万500円で上下しています。円とドルの換算も111円、ガソリンの値段なんかを見ても、若干の上下はあるものの、そういった動きを見ると、日本全体の景気は上向きなのかなと感じています。
しかし、なかなかその好景気感が地方にまではきていません。それを実感として地方にも持っていきたい。私はそう思っています。
この間、地価の公示が発表されました。地価の公示の中で、商業地や住宅地で若干上がっているところもありますけれども、鹿沼市においては平均500円から600円ぐらい、やっぱり下がっているのですね。やっぱり土地の値段が下がっている。やっぱりそれが景気の指標の一つになってきているように私は思っています。
世界の統計データを見ると、実は地球規模で、爆発的な人口増が今起こっているのです。22世紀、2100年には113億人にもなると言われている。2000年のときに60億の人口、2010年で70億人になって、2020年で80億人になると、10年で10億人ずつ増えている。この人口増はいろんなところで問題が起きると思っています。初期の段階でアジアで爆発的に人口が増えました。今後は、アフリカで爆発的に人口が増えていくのです。WHOが心配しています、世界の国民の健康、そしてWTOが世界の食糧事情が今後どうなるのか心配をしています。
日本においても、相変わらず日本の食糧需給率、カロリーベースで40%でありますから、これは国がしっかりと、やっぱり農業政策をやっていかなくてはならないと私はそう思っています。
世界的に爆発的な人口増がある中で、日本はその逆を行っていますから、世界に類を見ない人口減少社会に入ってしまいました。12億ある、今日本の人口が、今後50年で、1億2,000万人、すみません。1億2,000万人の人口が8,000万人になると言われています。栃木県の人口が200万人を超えたと思ったら、あっという間にそれを切ってしまいました。鹿沼市の人口もしかり、旧粟野町と合併をして、10万5,000人いたのが、今9万7,000人です。この9万7,000人も今年中にもしかすると割ってしまうかもしれない、そんな危機的な状況になっている。しかも人口減少が単に減っていくだけではなくて、人口動態が問題なのです。
少子高齢化が極端に進んでいる。子供にお金をかけなくてはならない。お年寄りにもお金をかけたい。しかし、生産人口は相変わらず減っているから、その部分をどうするのか。国は地域間競争を加速して、それぞれの地域で定住・移住施策を進めて、自分のまちは住みよさランキングがいいから、自分のまちに来ていただいて、交流人口を増やして、そういったところで人口を増やしたい。ただ、それには限界があるのではないのかと私は思っています。
行政と議会は車の両輪だと思っています。もちろん議会の本分はチェック機能ですから、しっかりと行政のチェックをしていきたい。
しかし、車の両輪として、手を携えて鹿沼市発展のために尽くしていく。それも本分だと思っています。私はその先頭に立って仕事をしていきたい、強く思っています。議員の皆さんお一人お一人の力を結集して、その仕事をしていきたい。
増渕議員がよく言うように、少ない税収でその財源を再配分するときに、行政運営をするときに、民間経営感覚が大切だと、まさに私はそのとおりだと思っています。
赤坂議員が南摩ダム問題を熱く語るとき、鰕原議員が粟野地区の話を熱く語るとき、まるで顕微鏡で見るように細かいところまで目を配っていただいている。そんなことも大切だと私は思っています。
関口議員においては、自治会長でありながら議員活動をして、自治会長の仕事は私もしていましたから、よくわかります。行政の最前線で、鹿沼市のまちづくりをまさに自治会の仕事は行っていると私は思っています。
横尾議員のように、公平公正な議会運営を私はやりたい、思っています。
谷中議員は、鹿沼市のお母さんでありますから、小さいお子さんからお年寄りまでよく目が届く、そんな行政運営が本当に必要だと思っています。
鈴木敏雄議員も私と同じように、この間ふるさと納税の質問をしていましたけれども、少ない財源をどこから持ってくるのか。知恵を絞らなくてはいけないと私は思っています。
荒井正行議員は、実体験によって、AEDの普及に力を入れていただきました。お年寄りの緊急医療情報キットも、それぞれの家庭の冷蔵庫にくまなく整備されたことだと私は思っています。
鈴木毅議員の専門知識で、鹿沼市の都市計画、まちづくりがきちんと進むように私も願うところでありますし、市田議員は、私と同じ建築士の立場から、まちづくりをともに進めていけるものと私は思っています。
佐藤誠議員も若い感性で、特に具体的に目標をつくって一つずつやっていく、その姿勢、私は見習いたいと思っています。図書館行政についても気持ちは同じであります。
例えば、7つの提言、5つの問題提起、3つの目標、そういう具体的に目標を持ってやっていく手法、それは非常に大切なことではないでしょうか。
個別に言えなかった議員の皆さんの特性も私は十分に心得ているつもりでありますから、そんな皆さんの先頭に立って、どうか私に議長としての仕事をやらせていただきたいと私は思っています。
ほかの人の書いた筋書きではなくて、自分の心の目でしっかりと将来を見据えていただきたいと私は思っています。
例えば、お医者さんはウイルスを殺したり、悪い細胞を切り取って治していく、マイナスのシステムですね。
でも、私たち技術者、例えば赤坂議員や関口議員や鈴木毅議員とか市田議員、技術者の立場はいいものを一つずつ積み重ねて、いいものを全体的につくっていく。技術者はプラスの思考だと思っています。私はみんなと一緒に一つずついいものを積み重ねながら、市政、議会の運営に携わっていきたい、そう願っています。
ちょっとわかる人にしかわからないかもしれないのですけれども、ラプラスの箱を開けてみたいと思いませんか。一緒に開けましょうよ。人類の革新は必ず私はあると思っています。フル・フロンタルの夢は破れたけれども、バナージの夢は続いていると私は思っているのです。だから一緒にラプラスの箱を開けてみませんか。
今日、我が家を出るときに、キンモクセイの花がオレンジ色の花をつけ始めました。芳しい香りがこれから充満してくると思いますけれども、ちなみにキンモクセイの花言葉は謙虚だそうであります。
ここにきては謙虚な気持ちになって、結果を待ちたいと思っています。どうか、心から皆さんには私を市議会の代表として議長に押し上げていただきますようお願いを申し上げ、あいさつといたします。
ご清聴ありがとうございました。
○津久井健吉 副議長 18番、関口正一議員。
○18番 関口正一 議員 私は世論をいっぱいに受けてやるようなことは考えておりません。
まず議会とこの執行部、それがまず最初かなと、それが議長の役目かなと、そんなふうに考えております。
それでは、皆さん、こんにちは。鹿沼市議会議長選挙に立候補しました関口正一でございます。
私ははっきり言って、器用な人間ではありません。ですから、議長にさせてもらえたら必ずこうしますという3つの約束を立候補のごあいさつとさせていただきます。
1つ目は、二元代表制の原点への回帰です。
2つ目は、議会改革の日本一への挑戦です。
3つ目は、これは今騒がれているかもしれませんが、新庁舎建設問題の徹底的な議論であります。
1つ目、二元代表制への原点回帰についてですが、鹿沼市の代表が市長ならば、鹿沼市民の代表はそれぞれの議員であり、その議員が集まって議会で議論をして、市民の意見をとりまとめていく。それが議会の本来の役割です。原点に回帰しましょう。
2つ目、議会改革ですが、私はどちらかというと、古い人間であります。4期14年の議員活動を続けて、時代が変わってきたことを強く感じます。新しい時代を考える若手が腰を据えて、議員活動にみっちりと専念できる、そういう環境をつくります。そのためにも、このあたりで議員定数や報酬や政務活動費のしっかりとした結論を敏速に出していきます。
3つ目は庁舎問題です。この問題は、建設場所や建設方法、着工期間など、鹿沼市民の世論は大きく分かれています。議会としてももっともっと一般市民の意見を聞き、徹底的な議論をしていきます。
以上の3本柱が議長として当選した暁には必ず進めていく
議員各位への約束です。
皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、立候補のごあいさつとさせていただきます。
何とぞ皆さん、
議員各位、よろしくお願いします。
○津久井健吉 副議長 議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○津久井健吉 副議長 ただいま出席している議員は、23名であります。投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○津久井健吉 副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
配付漏れはなしと認めます。
それでは、記入をお願いします。
(投票用紙記入)
○津久井健吉 副議長 失礼しました。投票箱を改めます。
(投票箱点検)
○津久井健吉 副議長 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙に、被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。白票は無効票と処理いたします。
点呼を命じます。
(投 票)
○津久井健吉 副議長 投票漏れはありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○津久井健吉 副議長 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○津久井健吉 副議長 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、1番、石川さやか議員、24番、船生哲夫議員を指名いたします。
それでは2人の方、立会いをお願いします。
開票をしてください。
(開 票)
○津久井健吉 副議長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数、23票。これは先ほどの
出席議員に符合しております。
そのうち有効投票 23票
無効投票 0票
有効投票中
大島久幸議員 11票
関口正一議員 12票
以上であります。
したがって、関口正一議員が議長に当選をされました。
ただいま当選されました関口正一議員が議場におりますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
この際、関口正一議員の議長就任のための発言を許します。
18番、関口正一議員。
○18番 関口正一 議員 ただいま
議員各位の賛同によりまして、議長に就任させていただきます関口正一でございます。
先ほども申しましたように、3つの約束を守りながら、そしてまた各議員と対話をしながら、これからの議長生活をやっていきたいと思いますので、何とぞ
議員各位もこれから私と一緒に頑張っていって、鹿沼市をよくする、そしてすばらしい鹿沼市にしていきたいなと、そんなふうに考えておりますので、何とぞよろしくお願いしまして、あいさつとさせていただきます。
本当にありがとうございます。
○津久井健吉 副議長 あいさつは終わりました。
暫時休憩をいたします。
再開は、午後1時といたします。
(午前11時55分)
○関口正一 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 1時00分)
○関口正一 議長 次に、日程第10、副議長の
辞職願許可についてを議題といたします。
副議長、津久井健吉議員から辞職願が提出されております。
地方自治法第117条の規定により、13番、津久井健吉議員の退席を求めます。
(13番 津久井健吉議員退席)
○関口正一 議長 辞職願を
事務局長に朗読させます。
○石川佳男
事務局長 朗読いたします。
私儀、このたび一身上の都合により、平成29年9月25日をもって、鹿沼市議会副議長を辞職いたしたく、許可くださるようお願い申し上げます。
平成29年8月28日
鹿沼市議会副議長 津久井健吉
鹿沼市議会議長
横尾武男様
以上でございます。
○関口正一 議長 辞職願の朗読は終わりました。
お諮りいたします。津久井健吉議員の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、津久井健吉議員の副議長の辞職を許可することに決しました。
13番、津久井健吉議員の着席を許します。
(13番 津久井健吉議員着席)
○関口正一 議長 次に、日程第11、副議長の選挙を行います。
これより副議長選挙に入りますが、鹿沼市先例及び申し合わせ事項に基づき、選挙を行う前に所信表明を行うこととなっております。
あらかじめ2人の議員から立候補の届け出がありますので、届け出順にこれを許可します。
14番、小島実議員。
○14番 小島 実 議員 皆さん、こんにちは。この度副議長に立候補いたしました小島実です。
立候補に当たり、議員の皆さん、また市民の皆様に再度副議長に立候補させていただくことを感謝、お礼申し上げます。ありがとうございます。
私は初めて地方議員、旧粟野町の
町会議員に立候補したのは、市民の皆様の温かいご支援、ご支持により、当選させていただきましたのは、平成13年4月の桜が咲くころでございました。
私が政治家を目指すきっかけになったのは、
町会議員になる1年前、長年高度成長からバブル期へと自分で興した会社は、電気通信工事は大変忙しく、寝る暇も惜しんで働きました。若さゆえ多少の無理はきいたのですが、人間なまりです。ある日突然仕事中に体調に異変を感じ、病院に行けば、検査を進める段階で、即入院してください。調べるうちに生死を分ける病に自分は侵されていたことに気付きました。嘆きました。後悔いたしました。忙しさのあまりしばらく健康診断、定期検診を受けていなかったのです。受けなかったことを後悔せずにはいられませんでした。
私は手術を前に、ただ今は神様、仏様にすがるだけでございました。無常に祈るだけしかできませんでした。
そして手術室に入り、手術が終わり、麻酔から目が覚めたとき、俺は生きていると、医師から手術の成功、「悪いところは全部摘出されたよ、もう心配ないよ、大丈夫だよ」と告げられたとき、誰もいないICU集中治療室で一晩中涙を流し、家族を初め、今まで世話になった多くの人たちのおかげで生かされていると感謝の思いと生きているうれしさでこみあげてくる涙の中に、俺は気付かされたのです。
これからの俺の人生は、どんなことでもいい、どんな小さなことでもいい、人の役に立つこと、人に喜ばれることをして生きていこうと神に誓ったのです。私の大きな心の転機だったのであります。
だから俺は奉仕の精神を自分の政治人生の理念に掲げ、奉仕の心を持っておごらず、怒らず、いつも笑顔で接していこうと決めたのです。自ら主体的に行動、実践し、人の役に立つ喜びは、我欲を抑え、自分のための意欲となり、自分自身の存在も生き生きさせる利欲となり、明るく楽しく元気に暮らしていけるのです。たとえ理由はあろうと、うそを言ったり、人をだましたりすることは私の血、精神が許しません。私は小島実です。実直とは真面目で正直なことです。誠実とは偽りなく、真心が込もっていることです。
したがって、実直、誠実に生きていかなければ、生かされている自分は生きている資格がないのです。
今全国的に
少子高齢化社会の中で、人口減少が加速し、進み、地域力の低下が懸念されています。自然災害が各地で頻繁に発生している状況、地域の防災力を初め、また生活環境も改善され、医療技術の向上により、高齢化も進み、今後団塊の世代が5年、10年後には後期高齢者になり、そのとき医療費のピークに達したとき、今国も消費税の10%アップをすることで対応を検討していますが、鹿沼市独自の高齢者福祉の対策を、高齢者の意見や要望を議会と市当局で議論し、政策提言、条例制定へと結びつけ、誰もが安心して暮らしていける、そしてお年寄りが寿命を延ばす環境をつくっていくことが私たち議員の責務なのであります。
ほかにも子育て支援、教育の向上、中山間地の抱える様々な問題が山積しています。
議員各位とともに、副議長として、議長を補佐し、10年、20年先の鹿沼市の展望を見据えたまちづくりに向けて、鹿沼市民のため鋭意努力してまいります。
若者には将来に夢と希望、お年寄りにはいつまでも健康で安心して暮らせるまちづくりのために、奉仕の精神で頑張る小島実、小島実、ご支援を、ご支持を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、私の所信表明といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○関口正一 議長 12番、谷中恵子議員。
○12番 谷中恵子 議員 皆様、こんにちは。鹿沼市議会副議長に立候補いたしました谷中恵子です。
今回の副議長選挙への立候補は、スポーツ大好きな私、人間ですが、今回は私が監督を務めるママさんバレーのチームに例えるならば、2007年の初当選以来、これまで3期10年、私の市政への思いや協力のお願いを受け止めていただいた支援者の皆様のレシーブ、それに加え、後押しをしていただいた仲間の議員からのトス、その2つの思いを強烈なスパイクで決めたいとの思いからです。
今日まで支え、そしてチャンスを与えていただいた全ての皆様、仲間にこの場をお借りして感謝を申し上げます。
この立候補というチャンスは、私一人だけのものではなく、みんなの思いが託されています。多くの仲間の思いを背負い、今回のチャンスを最高のスパイクで決める使命をとても強く感じています。託された思いは新しい議会の誕生です。
今議会で新しい動きが始まっています。若手の議員が中心となって、会派や政党の枠を超え、図書館改革を目指す議員連盟、その活動の中で、若手議員の多様な経歴や理想、価値観に触れる中、私に託された使命を感じました。
1期生の議員として石川さやか議員、鈴木毅議員、阿部秀実議員、加藤美智子議員、市田登議員、参加をいただき、有意義な視察をしてまいりました。島田一衛議員からも次回から都合があえば参加をしてくださるという意向も聞いております。
若手が予感させる未来への可能性とベテランの議員の皆さんが築いてきた議会の過去の伝統と重み、可能性と伝統をつなぎ、まだ見ぬ未来の新人議員たちが思い切り活動できる環境を整えていかなければならない使命に気づきました。
正々堂々と意見と信念をぶつけ合うような活発な議論が展開する、真の議論する場となる議会を目指します。
未来への可能性と過去の伝統をつなぐ、それは全てもっと大切なものをつないでいくための貢献であります。市民と行政をもっともっと緊密につないでいく、それが議会改革の究極の目的です。
市民の皆様の思いを受け止め、実際に業務を担う執行部にどれだけよいトスを上げていけるか、私たち市議会というチームに求められている最大の使命です。伝統と未来をつなぐ、市民と行政をつなぐ、それぞれが市民の皆様に託された思いをみんなでつないでいく議会をつくりましょう。
議会を一つのチームになぞらえて、私の理想をお伝えしてきました。レシーブ、トス、スパイク、1回のラリーでボールに触れるのは、チームの中ではたった3人です。ボールが回ってきた選手は、次の選手に全力でボールをつないでいく使命があります。ボールに触れないメンバーにもチームの一員としての大切な役目があります。全てはチーム全体のためなのです。
私が目指すそのチームにスタープレーヤーは存在しません。チームそのものをスターにしたいと思っています。議会が一丸となって、スピード感と力強さと連帯感を持ち、改革に取り組むことで、やがては鹿沼市全体が一つのチームとして輝くまちとなることを願って、私の立候補に当たっての思いとさせていただきます。
ぜひ私に仕事をさせてください。鹿沼市のお母さんとして頑張らせてください。皆様のご賛同をお願いいたしまして、立候補のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○関口正一 議長 副議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○関口正一 議長 ただいま
出席議員数は23名であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○関口正一 議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○関口正一 議長 異状なしと認めます。
念のために、申し上げます。
投票は、単記無記名であります。投票用紙に、被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。白票は、無効票として処理いたします。
点呼を命じます。
(投 票)
○関口正一 議長 投票漏れはありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○関口正一 議長 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、2番、鈴木毅議員、23番、大貫武男議員を指名いたします。
したがって、両名の立会いをお願いいたします。
開票してください。
(開 票)
○関口正一 議長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数、23票。これは先ほどの
出席議員数に符合しております。
そのうち、有効投票数 23票
無効投票数 0票
有効投票中
小島 実議員 11票
谷中恵子議員 12票
以上であります。
したがって、谷中恵子議員が副議長に当選されました。
ただいま当選されました谷中恵子議員が議場におりますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
この際、谷中恵子議員の副議長就任のための発言を許します。
12番、谷中恵子議員。
○12番 谷中恵子 議員 皆様には大変お世話になり、本当に1票差ですが、副議長に就任させていただきました。本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
関口議長のもと、先ほど私が言いました市議会はチーム、チーム鹿沼を目指して、多くの皆さんと議論を交わしながら、まとまりのある議会運営を目指していきたいと思っております。
まだ未熟者でありますので、皆様方のご指導、ご鞭撻をいただきながら頑張らせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
○関口正一 議長 あいさつは終わりました。
暫時休憩いたします。
再開は、追って連絡いたします。
(午後 1時32分)
○関口正一 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 4時37分)
○関口正一 議長 本会の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
暫時休憩いたします。
(午後 4時38分)
○関口正一 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 8時21分)
○関口正一 議長 次の議事を日程に追加いたしたいと思いますので、議事日程を
事務局長に朗読させます。
○石川佳男
事務局長 議事日程を朗読。
○関口正一 議長 日程の朗読は終わりました。
お諮りいたします。ただいまの日程を追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
次に、日程第12、
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の選挙を議題といたします。
お諮りいたします。選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は指名推薦によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、議長において指名いたします。
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に、8番、舘野裕昭議員、12番、谷中恵子議員、18番、関口正一議員、19番、鰕原一男議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました議員を、
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました議員が
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に当選されました。
ただいま、
宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に当選されました諸君が、議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
次に、日程第13、栃木県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、議長において指名いたします。
栃木県
後期高齢者医療広域連合議会議員に、18番、関口正一議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました関口正一議員を栃木県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました関口正一議員が、栃木県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
ただいま栃木県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました関口議員が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
次に、日程第14、
常任委員会委員及び
議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
常任委員会委員及び
議会運営委員会委員の選任については、鹿沼市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名いたします。
指名する方の氏名を、
事務局長に朗読させます。
○石川佳男
事務局長 朗読いたします。
なお、敬称は省略させていただきます。
総務常任委員会委員(6名)
加 藤 美智子
市 田 登
佐 藤 誠
津久井 健 吉
関 口 正 一
鰕 原 一 男
環境経済常任委員会委員(6名)
島 田 一 衛
舘 野 裕 昭
鈴 木 敏 雄
横 尾 武 男
赤 坂 日出男
船 生 哲 夫
文教民生常任委員会委員(6名)
石 川 さやか
鈴 木 毅
大 貫 毅
谷 中 恵 子
湯 澤 英 之
大 島 久 幸
建設水道常任委員会委員(5名)
阿 部 秀 実
荒 井 正 行
小 島 実
増 渕 靖 弘
大 貫 武 男
議会運営委員会委員(9名)
加 藤 美智子
佐 藤 誠
大 貫 毅
鈴 木 敏 雄
小 島 実
増 渕 靖 弘
鰕 原 一 男
赤 坂 日出男
船 生 哲 夫
以上でございます。
○関口正一 議長 お諮りいたします。
ただいま
事務局長が朗読いたしましたとおり、各
常任委員会委員及び
議会運営委員会委員に選任することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○関口正一 議長 ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま朗読いたしましたとおり、各
常任委員会委員及び
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
続いて、各
常任委員会及び
議会運営委員会の正副委員長の互選をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
(午後 8時28分)
○関口正一 議長 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 8時51分)
○関口正一 議長 ただいま各
常任委員会及び
議会運営委員会の委員長並びに副委員長の互選の結果報告がありましたので、
事務局長に報告させます。
○石川佳男
事務局長 朗読いたします。
なお、敬称は省略させていただきます。
総務常任委員会
委 員 長 津久井健吉
副委員長 市田 登
環境経済常任委員会
委 員 長 舘野 裕昭
副委員長 島田 一衛
文教民生常任委員会
委 員 長 大貫 毅
副委員長 鈴木 毅
建設水道常任委員会
委 員 長 阿部 秀実
副委員長 増渕 靖弘
議会運営委員会
委 員 長 鰕原 一男
副委員長 鈴木 敏雄
以上でございます。
○関口正一 議長 報告は終わりました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
この際、前議長、
横尾武男議員から発言を求められておりますので、これを許します。
横尾武男議員。
○
横尾武男 前議長 大変長い間お待ちをいただきました。大変本日はご苦労様でございました。
ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、貴重な本会議の時間を割いていただき、まことにありがとうございます。感謝を申し上げます。
佐藤市長を初め執行部、
議員各位におかれましては、大変お疲れのところ恐縮でございますが、若干のお時間をいただきたいと思います。
私は、今議会をもちまして議長を退任いたすわけでありますが、同じく津久井副議長においても退任をいたします。代表いたしまして、私から一言ごあいさつを申し上げます。
平成27年10月1日、市議会臨時会において、多くの議員の皆様のご支援を賜り、歴史と伝統のある鹿沼市議会の第40代議長に就任をさせていただきました。
私は活力あるふるさとを築く議会を議会運営の基本理念として、その実現のため、自由に発言のできる議会環境とお互いの意見を尊重しながらも、決めるときはしっかりと決められる責任ある議会を目指してまいりました。
顧みますと、全てを全うできたとは思いませんが、多くの課題に積極的に取り組み、議会の活性化と市政の発展のために議会活動を全力で進めてきたことは間違いないと思っています。
特に、議会活動においては、特別委員会を設置したほか、各
常任委員会の閉会中の継続審査を付託し、それぞれの
調査研究の結果を先ほど最終報告をいただいたところでございます。
また、広報広聴では、議会報告会・
意見交換会、市内4校の高校生との
意見交換会を定期的に開催し、市民の声を反映させるべく施策の
調査研究を執行部へ提言をさせるとともに、予算委員会を設置し、必要な財源確保も要望したものであります。
議長の職務に専念できたのも、ひとえに津久井副議長を初め、
議員各位並びに執行部の皆様、市民の皆様、そして議会事務局、それぞれのご支援、ご協力の賜物であると心からお礼を申し上げる次第であります。
今後も「ふるさとに活力を」をモットーに私のライフワークである産業振興や観光振興、そして議会活性化のため、議長就任中に得た経験を生かし、一議員として全力を傾注してまいる所存であります。
結びになりますけれども、鹿沼市政のますますの発展と市民の皆様、執行部、
議員各位のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げるとともに、皆様のこれまでのご支援に重ねてお礼を申し上げます。
最後になりますけれども、毎回議会の一般質問の中に鹿沼市の生け花愛好会の皆様が心和らぐ、すばらしいお花を飾っていただいたことに心から感謝をするところであります。これまで申し上げることがなかったので、今日お礼をと思っていたところでございます。
どうぞこれからも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げ、甚だ簡単ではありますが、議長退任のあいさつとさせていただきます。
大変皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○関口正一 議長 これをもちまして、平成29年第3回鹿沼市議会定例会を閉会いたします。
(午後 8時58分)
上記会議録を証するため、下記署名いたします。
議 長 関 口 正 一
副 議 長 谷 中 恵 子
前 議 長 横 尾 武 男
前副議長 津 久 井 健 吉
署名議員 鈴 木 敏 雄
署名議員 谷 中 恵 子...