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鹿沼市議会
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2010-12-17
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平成22年第4回定例会(第5日12月17日)
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鹿沼市議会 2010-12-17
平成22年第4回定例会(第5日12月17日)
取得元:
鹿沼市議会公式サイト
最終取得日: 2023-04-02
平成22年第4回
定例会
(第5日12月17日) 平成22年第4回
鹿沼市議会定例会会議録
(第5日) 開 議 平成22年12月17日(金)午前10時 日程第 1 議案第109号から
議案
第113号まで及び
議案
第115号から
議案
第 119号まで並びに
議案
第123号から
議案
第125号までについて (
委員長報告
、質疑、採決) 日程第 2
議員案
第14号から
議員案
第17号までについて(採決) 日程第 3
常任委員会調査報告
について(
委員長報告
)
会議事件
議案
第109号 平成22年度鹿沼市
一般会計補正予算
(第2号)について
議案
第110号 平成22年度鹿沼市
国民健康保険特別会計補正予算
(第2号)につい て
議案
第111号 平成22年度鹿沼市
公共下水道事業費特別会計補正予算
(第2号)に ついて
議案
第112号 平成22年度鹿沼市
農業集落排水事業費特別会計補正予算
(第2号) について
議案
第113号 平成22年度鹿沼市
介護保険特別会計補正予算
(第2号)について
議案
第115号
委託契約
の締結について
議案
第116号
指定管理者
の指定について
議案
第117号
市道路線
の変更について
議案
第118号
市道路線
の認定について
議案
第119号
鹿沼市議会議員
及び
鹿沼市長
の選挙における
ポスター掲示場
の設置に 関する条例の一部改正について
議案
第123号 鹿沼市
粟野向寺スケート場条例
の廃止について
議案
第124号 鹿沼市
農業集落排水処理施設条例
の一部改正について
議案
第125号 鹿沼市
市営住宅条例
の一部改正について
議員案
第14号
大幅増員
と
夜勤改善
で安全・安心の医療・介護を求める
意見書
の提出 について
議員案
第15号 2011年度の
年金確保
及び
生活実態
に見合う
年金引き上げ
を求める
意見書
の提出について
議員案
第16号
鹿沼市議会議員定数条例
の一部を改正する条例について
議員案
第17号
環太平洋戦略的経済連携協定
(
TPP
)参加断固阻止に関する
意見書
の 提出について
出席議員
(27名) 1番 瓦 井 伸 一 2番 谷 中 恵 子 3番 小 島 実 4番 大 越 正 啓 5番 筧 則 男 6番 湯 澤 英 之 8番 増 渕 靖 弘 9番 横 尾 武 男 10番 関 口 正 一 11番 鰕 原 一 男 12番 大 島 久 幸 13番 赤 坂 日 出 男 14番 橋 本 正 男 15番 大 貫 武 男 16番 冨 久 田 耕 平 17番 鈴 木 章 由 18番 塩 入 佳 子 19番 飯 塚 正 人 20番 小 松 英 夫 21番 阿 見 英 博 22番 荒 井 令 子 23番 小 川 清 正 24番 小 野 口 幸 司 25番 鈴 木 貢 26番 寄 川 フ ユ 子 27番 船 生 哲 夫 28番 芳 田 利 雄
欠席議員
(なし)
地方自治法
第121条の規定による
出席要求
によって出席した者 市 長 佐 藤 信
環境部長
熊 倉 操 副市長 福 田 康 行
都市建設部長
檜 山 晴 一
総務部長
大 貫 林 一 郎
水道部長
佐 野 雄 志
財務部長
柴 田 忠
消防長
小 峯 英 一
市民部長
金 林 敏 幸
教育長
角 田 昭 夫
保健福祉部長
神 山 義 朗
教育次長
阿 久 津 精 一
経済部長
福 田 義 一
事務局職員出席者
事務局長
松 山 裕
事務局次長
高 田 良 男 ○議長(
飯塚正人
君) ただいまから本日の会議を開きます。 (午前10時00分) ○議長(
飯塚正人
君) 現在出席している議員は27名であります。 それでは本日の
議事日程
を
事務局長
に朗読させます。 ○
事務局長
(松山 裕君)
議事日程
を朗読。 ○議長(
飯塚正人
君) 日程の朗読は終わりました。 日程第1、
議案
第109号 平成22年度鹿沼市
一般会計補正予算
(第2号)についてから
議案
第113号 平成22年度鹿沼市
介護保険特別会計補正予算
(第2号)についてまで、及び
議案
第115号
委託契約
の締結についてから
議案
第119号
鹿沼市議会議員
及び
鹿沼市長
の選挙における
ポスター掲示場
の設置に関する条例の一部改正についてまで、並びに
議案
第123号 鹿沼市
粟野向寺スケート場条例
の廃止についてから
議案
第125号 鹿沼市
市営住宅条例
の一部改正についてまでを議題といたします。 各
委員長
の報告を求めます。
総務常任委員会委員長
、谷中君。 ○
総務常任委員長
(
谷中恵子
君) おはようございます。 ただいまから
総務常任委員会
の審査結果について報告いたします。 今議会におきまして、本
委員会
に付託されました案件は
議案
2件でありました。 これに対し去る14日、
委員会
を開催し、
執行部
から詳細な説明を求め、慎重に審議を行いました結果、
議案
第109号中
関係予算
及び
議案
第119号につきましては、
全会一致
で原案を可とすべきものと決しました。 何とぞ
議員各位
のご賛同をお願いいたしまして、
総務常任委員会
の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(
飯塚正人
君)
環境経済常任委員会委員長
、大越君。 ○
環境経済常任委員長
(
大越正啓
君) おはようございます。 ただいまから
環境経済常任委員会
の審査の結果について報告をいたします。 今議会におきまして、本
委員会
に付託されました案件は
議案
4件でありました。 これに対し去る14日、
委員会
を開催し、
執行部
から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、
議案
第109号中
関係予算
及び
議案
第111号、
議案
第112号、
議案
第124号につきましては、
全会一致
で原案を可とすべきものと決しました。 なお、
議案
第124号につきましては、本
委員会
といたしまして、
農業集落排水
への
加入率
がまだ低い地域もあり、地域の均衡を図った上で、
料金体系
を見直すべきところですが、
特別会計健全化
のため、引き続き
農業集落排水
への加入を推進されるよう要望いたします。 何とぞ
議員各位
のご賛同をお願いいたしまして、
環境経済常任委員会
の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(
飯塚正人
君)
文教民生常任委員会委員長
、小島君。 ○
文教民生常任委員長
(小島 実君) おはようございます。 ただいまから
文教民生常任委員会
の審査の結果について報告いたします。 今議会におきまして、本
委員会
に付託されました案件は
議案
5件でありました。 これに対し去る15日、
委員会
を開催し、
執行部
から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、
議案
第109号中
関係予算
、
議案
第110号、
議案
第113号、
議案
第116号及び
議案
第123号につきましては、
全会一致
で原案を可とすべきものと決しました。 何とぞ
議員各位
のご賛同をお願いいたしまして、
文教民生常任委員会
の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(
飯塚正人
君)
建設水道常任委員会委員長
、瓦井君。 ○
建設水道常任委員長
(
瓦井伸一
君) おはようございます。 ただいまから
建設水道常任委員会
の審査の結果について報告いたします。 今議会におきまして、本
委員会
に付託されました案件は
議案
5件でありました。 これに対し去る15日、
委員会
を開催し、
執行部
から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、
議案
第109号中
関係予算
、
議案
第115号、
議案
第117号、
議案
第118号及び
議案
第125号につきましては、
全会一致
で原案を可とすべきものと決しました。 何とぞ
議員各位
のご賛同をお願いいたしまして、
建設水道常任委員会
の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(
飯塚正人
君) 各
委員長
の報告は終わりました。 各
委員長
の報告に対し、ご質疑はありませんか。 ○議長(
飯塚正人
君) 別段ご質疑もないようですので、以上で各
委員長
に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第109号から
議案
第113号まで、及び
議案
第115号から
議案
第119号まで、並びに
議案
第123号から
議案
第125号までについては直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
飯塚正人
君) ご異議なしと認めます。
したがって、直ちに一括採決いたします。 お諮りいたします。各
付議案件
については、各
委員長
の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
飯塚正人
君) ご異議なしと認めます。 したがって、各
付議案件
については、各
委員長
の報告どおり決しました。 続いて、日程第2、
議員案
第14号
大幅増員
と
夜勤改善
で安全・安心の医療・介護を求める
意見書
の提出についてから、
議員案
第17号
環太平洋戦略的経済連携協定
(
TPP
)参加断固阻止に関する
意見書
の提出についてまでを議題といたします。 お諮りいたします。
議員案
第14号から
議員案
第17号までについては、
提案理由
の説明、質疑、
委員会付託
、討論を省略し、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
飯塚正人
君) ご異議なしと認めます。 したがって、直ちに一括採決いたします。 お諮りいたします。
議員案
第14号から
議員案
第17号までについては、原案どおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
飯塚正人
君) ご異議なしと認めます。 したがって、
議員案
第14号から
議員案
第17号までについては原案どおり決しました。 続いて、日程第3、
常任委員会調査報告
についてを議題といたします。 本件については、各
委員長
からお手元に配付してあります
調査報告書
のとおり、調査を終了した旨の報告がなされておりますが、より詳細に報告を求めるものであります。 各
委員長
の報告を求めます。
文教民生常任委員会委員長
、小島君。 ○
文教民生常任委員長
(小島 実君) ただいまから
文教民生常任委員会
の視察結果について報告いたします。 当
委員会
は、10月25日から10月27日までの3日間にわたり、岡山県井原市と広島県
廿日市
市を視察してまいりました。 まず、井原市では、「笑って
健康元気アップ
」
事業
について視察を行いました。 がんや
心臓病
といった
生活習慣病
の増加や、
寝たきり
・
認知症
などの
高齢化
に伴う障害も増加している現在、井原市では、病気や
寝たきり
にならずに、健康に暮せる期間である「
健康寿命
」の延伸を目標に掲げています。 いつまでも元気に暮らしたいということは、だれもが願うことであり、昔から「笑いは百薬の長」、「笑うかどには福来たる」などと言われ、笑いは私たちにとって、一番身近な
健康法
であります。
先人達
が経験的に知っていた笑いの効果が、近年科学的に示されつつある現状を踏まえ、「笑って
健康元気アップ事業
」として、だれもがもっている笑いを生きる力に変えて、いつまでも生き生きと元気に暮らしていけるような
まちづくり
を推進しています。 井原市では、
健康寿命日本一
の達成を目的として、
日常生活
の笑いが、だれもが無理なく継続できる
健康づくり
、生涯学習の第一歩であるという考え方を広く普及啓発し、市民の生活の質の向上につながるよう全庁的な
取り組み
をしています。 より効果的な
事業
をするために、平成20年から3か年の
事業
として、各課が連携して全市民を対象とした
事業
を行うため、
関係各課
で
庁内実行委員会
・
担当者会議
を持ち、情報の
共有化
を図り
事業
を進めています。 主な
事業
、1つ、笑いと健康、
講演会
や
落語家
や
大学教授
などの
専門家
の
講演会
、2つ、笑っちゃ王、笑顔の
絵画コンテスト
、3つ、笑っちゃ王、笑顔の
標語コンテスト
など、8
事業
を展開しています。 笑いは市民にとって身近すぎるだけに、
事業
の目的の笑いと健康・笑いと教育が曖昧になる側面があり、ただ単に笑って終わりにならないよう
目的意識
を強く持ち、また笑いの要素のみでは
事業内容
が限られ、
事業
がマンネリ化してしまうので、
笑い別
の要素、市民の生活に
かかわり
が深く、
取り組み
やすいものをプラスし、
事業内容
にバリエーションを持たせることを考え
事業
を進めています。実施の効果がなかなか出せないため、
事業
の評価が難しいとのことでしたが、鹿沼市や全国的にも長引く
景気低迷
で
日常生活
から笑いが少なくなっている現状があり、井原市のユニークな「笑って
健康元気アップ
」
事業
は、笑いで少しでも
医療費
や
介護保険給付費
の抑制を図る意味でも
大変参考
になりました。 次に10月26日、広島県
廿日市市立平良小学校
の木の
学校建設
について視察を行いました。
平良小学校
は、
廿日市
市の
中心市街地
から北に約2キロ、小高い丘陵が区画整備された
新興住宅地
の中にあります。日当たりのよい閑静な場所で、学校から
南方方向
には瀬戸内海、
日本三景
、
世界文化遺産
で有名な宮島を望み、素晴らしい
自然環境
に恵まれた学校であります。
廿日市
市の周辺は古くから良質の木材を産出、それらの木材を活用した
木工品
の製造が主な産業でありました。現在では
木工工業団地
を拠点とした陸路・海路の交通の便に恵まれ、木材の集積の拠点となっています。
平良小学校改築
に当たり、
木工業者
や
木材輸入業者
など約20社が参加して組合を設立し、平成11年7月
技術提案説明会
から13年7月の
建設工事
に着手するまで、2か年間、
設計段階
から木材に関する提案を積極的に進めてきました。
設計コンセプト
として、1つ、安心して学び過ごせる快適な
教育環境
の創造。1つ、木の
まち廿日市
にふさわしい、木の特性を生かした
木造校舎
の建設。1つ、新しい
学習形態
に柔軟に対応できる
空間づくり
。1つ、地域との交流の推進を掲げ、木の学校の完成となりました。 特徴は、教室の内壁には
学年ごと
に違う素材を使用している点。教室と
ワーキングスペース
の間に壁がなく、特に
ワーキングスペース
を広くとり、多岐にわたる
学習形態
にフレキシブルに対応できる空間があること。
地域住民
が自然に学校を訪れ、児童との交流ができるよう、
地域交流棟
を設けている点などが挙げられます。 また、県内の
間伐材
、ヒノキを活用した
学習机
と椅子など、地元の木材を利用し、地元の産業の
活性化
にもつながっていました。 授業を見る機会もありましたが、各教室とも
子供たち
が集中して取り組んでいる姿が印象に残りました。また、どの児童も元気にあいさつができていました。 木造2階建の
教室棟
では、椅子の床との
接地部分
に、古くなった
公式テニスボール
をはめていました。消音のためのことでしたが、木造の場合、机・椅子を引く音や、特に上の階からの音の問題など、十分な対策が必要であると感じました。
平良小学校
、木の学校の新校舎は、木のよさ、木の温もりを生かした
開放空間たっぷり
の学校で、今後本市でも粟野第1
小学校改築工事
に当たり大変に参考になりました。 最後になりますが、各
委員
それぞれ積極的な質疑を行い、大変有意義な
行政視察
であったことを申し添え、
文教民生常任委員会
の
行政視察
の報告といたします。 ○議長(
飯塚正人
君)
環境経済常任委員会委員長
、大越君。 ○
環境経済常任委員長
(
大越正啓
君)
環境経済常任委員会
の視察結果について報告をいたします。 本
委員会
は10月26日から28日までの3日間にわたり、長崎県大村市と大分県別府市において
行政視察
をしてまいりました。 大村市では、
清掃センター
の
維持管理
について
視察研修
を行いました。
ごみ処理施設
は、
市民生活
にとって必要不可欠な施設であります。しかし、
焼却炉
が寿命を迎え、今後の施設の再構築をどのようにするかは大きな
政策課題
となっています。 また、財政難の中で、新たな借金を重ねることができない状況にも置かれています。 ですから、多くの自治体では、
ごみ焼却施設
など、
ごみ関連施設
を新設するより、住民の協力を得て、効率的にごみの量を減らして、現在の
ごみ関連施設
を大切に扱いながら、1日でも長く使おう、使っていこうと努力しているのではないかと思われます。 大村市の
清掃センター
の
焼却炉
は、平成9年の完成後13年を経過、修繕を繰り返して延命を図っています。
センター
では
延命策
のために、毎年、同じような施設に足を運び、いろいろと勉強しており、平成33年から35年まで延命させたいとの意気込みを話していただきました。 鹿沼市の
焼却炉
は、大村市よりも4年経過が早く進んでおり、市の
財政状況
を考慮し、新
炉建設
、
延命等
の判断をする上で
大変参考
になるものでした。 また、4年新しいとはいえ、非常によく整頓、清掃が行われていたのが印象的でした。当鹿沼市においても参考にしていただきたいと思います。 次に、大分県別府市の
中心市街地活性化計画
について報告します。 湯の
町別府
は、周辺の
新興温泉地
、
観光地
への客足が流れ、
市街地
の
空洞化
に悩んでいました。今後の別府市の
中心市街地
をどう
活性化
させていくのか、
基本計画
をつくる上で、大切と考えられる要点について、いくつかの要点を示していただけました。 住民の意見を聞くこと。横の関係が希薄な中で、どう構築するのか。商工会を含め企業の協力をどうしたら得られるのか。市の財政が大変な中でどうしていくのか。国の認定をどう受けることができるのか等の議論をして策定をしたとのことです。 また、
基本方針
は、第1に、地域と来街者があふれる
中心市街地づくり
、第2は、
観光客
が心癒され、回遊したくなる
中心市街地づくり
、第3に、
市域経済拠点
としての
中心市街地づくり
の3点と決め、この
基本方針
に基づき、3つの目標を定めました。1つは、
まちなか
の
にぎわい創出
、2つとして、
まちなか観光
の
活性化
、3つとして、
まちなか商業
の
活性化
をもたらすこと、そのために36の
事業
を展開しています。 このうち
中心市街地空き店舗リノベーション事業
は、
空き店舗
の改善によって生まれた場所を、駅の
プラットフォーム
に見立てて、さまざまな人が集い、交流し、発信する場として活用をしているとのことでした。例えば
プラットフォーム
1は、
土産店
の
空き店舗
を改装し、ダンスなどの
身体表現
の場として。
プラットフォーム
5では、古い長屋が、アーティストを長期滞在させて製作してもらえる場として提供されていました。 別府市
中心市街地活性化
は、
基本計画
の国の認定を平成20年7月9日に受け、第1回変更は平成21年6月26日、来年には
計画変更
を考えているとのことでした。 今後の課題としては、
収益事業
の確立、
民間団体
の参画と運営、
方向性
の継続などがあるとし、民間を前面に立て、行政は裏方に徹するとしています。 今、
中心市街地
で
イベント
を実施しても、アーケードを多少修復しても、近代化され、品揃えもよく、徹底的に
経営管理
がなされた
郊外型店舗
の魅力にかなうわけがないと言われています。よほど政策的な
仕組みづくり
を行わないと、
活性化
は難しいと思われます。別府市の
中心市街地活性化基本計画
と
事業
の
展開状況
は、鹿沼市に当てはめてみても
中心市街地活性化
に
大変参考
になるものでした。 今回の
視察研修
におきまして、
委員
から熱心に、また的確に質問が出され、
担当者
からも熱意ある説明を受けることができました。大変有意義な
行政視察
でありましたことをご報告申し上げ、
環境経済常任委員会
の
視察報告
とさせていただきます。 ○議長(
飯塚正人
君)
建設水道常任委員会委員長
、瓦井君。 ○
建設水道常任委員長
(
瓦井伸一
君) ただいまから
建設水道常任委員会
の
行政視察
につきまして、報告いたします。
建設水道常任委員会
は、10月27日に福岡県八女市を、翌28日に
鹿児島
県出水市を
行政視察
いたしました。 まず、福岡県八女市におきましては、福島の
町並み
を生かした
まちづくり
につきまして、
事業
の経過・内容・成果、行政と住民・団体がどのような
かかわり
を持って、
事業
を進めてきたかなどを視察いたしました。 八女市の
中心市街地
は、
福島城
の
城下町
として栄えましたが、1620年廃城となり、その後、
城下町
から在方町に転じた後も栄え、
町並み
の
景観特性
がよく維持され、個性ある景観をつくり出す貴重な
歴史的文化遺産
となっています。 しかしながら、家屋の
老朽化
が進み、
町並み
が急速に失われていく
危機感
から、
市民有志
が保存に向けて、八女町
屋まつり
など、
イベント
を積極的に展開し、
保存意識
が徐々に高揚してきたとのことです。 八女市では、これらの状況を踏まえ、平成5年に「
伝統的町並み景観整備規則
」を制定し、平成7年から
国土交通省
の
街なみ環境整備事業
を利用して整備し、さらに平成8年から9年には、
伝統的建造物群保存対策調査
を行い、平成13年には八女市
文化的景観条例
の制定、平成14年には国の
重要伝統的建造物群保存地区
の選定を受けたとのことでありました。
街なみ環境整備事業
の具体的な内容といたしましては、
住民主体
の
まちづくり
を推進するため、景観の
まちづくり協定
を区域の
居住者等
の3分の2以上の合意により締結し、
伝統的町家
や
建築物等
の
景観整備等
について申し合わせを行い、
伝統的町並み協定運営委員会
を組織し、
町並み
の
景観等
を生かした
まちづくり
を進めています。 一方、行政は、住民・
専門家
の意見を反映した
街なみ環境事業整備方針
及び
事業計画
を策定し、
街なみ環境整備事業
を活用した
景観整備事業
を推進しています。 主な
事業
としましては、
町並み
の修理・修景、
伝統的町家
の
修理補助
、非
伝統的家屋
の新築を含む修景の補助、
拠点施設整備
、道路及び
遊歩道整備
、
水路整備
、
ポケットパーク整備
などであります。
伝統的建造物群保存地区保存整備事業
の内容としましては、
伝統的建築物
の
修理事業
、
環境物件
の
復旧事業
、非
伝統的建築物
の
修景事業
、管理・設計・
防災施設
の
整備事業
などであります。 成果といたしまして、
町並み
を整備したことによりまして、これらを活用した
イベント
などが、市民と行政の連帯のもとで取り組まれるようになり、
来客者数
も年々増加し、
にぎわい
を取り戻しつつあるとのことでありました。 次に、
鹿児島
県出水市におきましては、出水市
景観計画
につきまして、
計画策定
の経過、内容などについて調査をいたしました。 出水市では、
総合計画
に基づきまして、景観に配慮した
公共施設
の整備、
環境美化
の活動、
歴史的街なみ
の保存、
ツル保護活動
などを推進してきましたが、市全体として
景観づくり
の目標や
方向性
はなく、
具体的取り組み
は十分ではなかったとのことでありました。 そのため、
景観法
に基づくさまざまな
景観形成
の
仕組み
を活用し、出水市らしさを生かした美しい
景観づくり
を推進していくため、
景観行政団体
となり、出水市
景観計画
を策定し、出水市の実情に応じた
景観づくり
を図っているとのことでありました。
景観計画
の中の
景観づくり
の課題では、豊かな
自然景観
の保全、特徴づける
景観資源
の保全と活用、生活に潤いを与える
景観づくり
、人が行き交う場にふさわしい
景観づくり
、
景観づくり
の
取り組み支援
を、また、
景観づくり
の
基本方針
に基づく方策では、
市全域
で進める
景観づくり
、地域で進める
景観づくり
、
景観づくり
の推進を掲げています。 また、
屋外広告物
には、
景観づくり
に大きな影響を与えるものでありますが、県の条例の対象にならない
屋外広告物
につきましては、
町並み
に調和したデザインへ誘導することを念頭に検討しているとのことでありました。 景観は、地域の歴史、地形、自然に培われた風土、文化や伝統、人々の暮らしや経済活動の積み重ねがあらわれたものです。 また、
景観づくり
は、まちの見た目をお化粧することではなく、まちを内面からきれいにしていくこと、つまり、日々の暮らしを楽しむ舞台として、まちの魅力を高めていくことであると言われています。 鹿沼市におきましても、
中心市街地
の
空洞化
により、一部の地域では空き地、
空き店舗
が増加し、閉じられたままのシャッターは、見る者に寂しい印象を与えます。 本市の今後の
まちづくり
を考えていく上でも、今回の
行政視察
は、
大変参考
になりますとともに、各
委員
が積極的に質疑を行い、大変有意義なものであったことを申し添えまして、
建設水道常任委員会
の
行政視察
の報告といたします。 ○議長(
飯塚正人
君)
総務常任委員会委員長
、谷中君。 ○
総務常任委員長
(
谷中恵子
君) ただいまより
総務常任委員会
の
行政視察
結果について、ご報告を申し上げます。 本
委員会
は、11月4日より6日までの3日間にわたり、福岡県北九州市と長崎県長崎市において
視察研修
をしてまいりました。 まず、北九州におきましては、多文化共生についての
視察研修
を行ないました。 多文化共生とは、国籍や民族などの異なる人々が、互いに文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成
員
として共に生きていくことであります。 北九州市では、総人口に占める外国人登録人口の割合が1.21%となっており、総人口が減少する中にあっても、外国人登録人口は、増加しているとのことです。 そのような状況を踏まえ、北九州市においては、多言語などによる効果的な情報提供など、多文化共生政策に関する5つの
方向性
を掲げています。 その
方向性
に従って、多種多様な
取り組み
を行っているそうですが、最近の
取り組み
の主なものとしては、まず、多文化共生係の設置が挙げられます。 また、多文化共生推進月間を設定して、毎年10月に、
講演会
や
イベント
などを集中的に開催するとのことでした。さらに、そのような意識啓発のために独自のシンボルマークも設定したそうです。 そのほかにも、日本語教室ボランティアグループを支援し、就学前の子供がいる外国人の親を対象にして、週1回の日本語と子育て教室を開催し、日本語教室の充実を図っているとのことでした。 ところで、本市における平成22年10月1日現在の状況を見ると、32か国、1,022人の外国籍市民が登録し、市民の約1%が外国籍市民となっており、外国人登録者は、この20年で約12倍、10年でも1.26倍に増加しています。 今後も、さらに外国籍市民が増加していくことが予測される中で、お互いの文化の違いを認め合い、地域社会で暮らす仲間として対等な立場で一緒に生活していけますように、調査事項を生かしていきたいと考えます。 次の視察地であります長崎市においては、平和行政の推進についての研修を行ないました。今回、長崎市立形上小学校で平和教育研究発表会が行われるとのことでしたので、そちらに参加させていただくことになりました。 長崎市では、平和教育の基本三原則を掲げ、これらに基づいて普遍的で、妥当な平和教育を推進することとしています。 そして、この普遍性・妥当性を踏まえ、原爆被爆都市としての特殊性を生かして、被爆体験を継承し、平和の大切さを発信できる児童生徒の育成に努めると言うことでした。 今回の形上小学校での平和教育研究発表会では、「いのち見つめて、共に生きる心を育む平和教育をめざして」という研究主題を掲げており、サブ・テーマを、「〜さまざまな教育活動を意図的に平和学習と結びつけて〜」としていました。 それは、積極的な平和教育ばかりでなく、周りの人と助け合いながら、生きていこうとすることも間接的な平和教育としてとらえ、さまざまな教育活動を通じて平和教育を実践しようとするものです。 そのようなことから、公開授業では、3年生の図画
工作
科と6年生の国語科が行われましたが、どちらの授業も、友達との話し合いや助け合い、作品のよさ、面白さ、友達の頑張った姿の気づきという観点から、人と人との望ましい、人間関係のあり方の理解や芸術を愛し創造しようとする精神に結びついていました。 日常のすべての教育活動に意図的に平和教育を結びつけ、平和への思いを深め、被爆体験を継承し、平和の大切さを発信できる児童の育成に、全教職
員
で取り組んでいる姿に感動いたしました。 そのような姿を見聞きして、本市においても平和行政の推進として、広島平和記念式典派遣
事業
(平和の使者
事業
)のさらなる継続、また、平和教育の重要性をさらに認識し、力を注がなければならないと感じました。 最後になりますが、各
委員
それぞれ、積極的な質疑応答を行ない、大変有意義な視察でありましたことを申し添えまして、
総務常任委員会
の
行政視察
報告とさせていただきます。
○議長(
飯塚正人
君) 報告は終わりました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、平成22年第4回鹿沼市議会
定例会
を閉会いたします。 (午前10時43分) 上記会議録を証するため、下記署名いたします。 議 長 飯 塚 正 人 署名議員 横 尾 武 男 署名議員 荒 井 令 子...
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