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平成21年第6回定例会(第5日 9月29日)

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  1. 鹿沼市議会 2009-09-29
    平成21年第6回定例会(第5日 9月29日)


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    平成21年第6回定例会(第5日 9月29日)      平成21年第6回鹿沼市議会定例会会議録(第5日) 開  議  平成21年9月29日(火)午前10時    日程第 1 認定第1号から認定第13号まで及び議案第88号から議案第106号ま        でについて(委員長報告、質疑、討論)  日程第 2 認定第1号、認定第2号及び認定第11号並びに認定第13号について        (採決)  日程第 3 認定第3号から認定第10号まで及び認定第12号並びに議案第88号か        ら議案第106号までについて(採決)  日程第 4 議案第108号について(提案理由の説明、採決)  日程第 5 議員案第6号から議員案第8号までについて(採決)  日程第 6 特別委員会付託調査事項について(委員長報告、質疑)  追加日程  議長の辞職許可        議長の選挙        副議長の選挙        議案第109号について(提案理由の説明、採決)        宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の選挙
           栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙  日程第 7 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選出について 会議事件  認定第  1号 平成20年度鹿沼市一般会計歳入歳出決算の認定について  認定第  2号 平成20年度鹿沼市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい          て  認定第  3号 平成20年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定に          ついて  認定第  4号 平成20年度鹿沼市簡易水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定につ          いて  認定第  5号 平成20年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計歳入歳出決算の          認定について  認定第  6号 平成20年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計歳入歳出決算の認定につ          いて  認定第  7号 平成20年度鹿沼市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について  認定第  8号 平成20年度鹿沼市農業集落排水事業費特別会計歳入歳出決算の認定          について  認定第  9号 平成20年度鹿沼市介護保険特別会計保険勘定歳入歳出決算の認          定について  認定第 10号 平成20年度鹿沼市介護保険特別会計サービス勘定歳入歳出決算          の認定について  認定第 11号 平成20年度鹿沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ          いて  認定第 12号 平成20年度鹿沼市財産区管理会特別会計歳入歳出決算の認定につい          て  認定第 13号 平成20年度鹿沼市水道事業会計決算の認定について  議案第 88号 平成21年度鹿沼市一般会計補正予算(第3号)について  議案第 89号 平成21年度鹿沼市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につい          て  議案第 90号 平成21年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計補正予算(第1号)に          ついて  議案第 91号 平成21年度鹿沼市簡易水道事業費特別会計補正予算(第1号)につ          いて  議案第 92号 平成21年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算(第1          号)について  議案第 93号 平成21年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計補正予算(第1号)につ          いて  議案第 94号 平成21年度鹿沼市老人保健特別会計補正予算(第1号)について  議案第 95号 平成21年度鹿沼市農業集落排水事業費特別会計補正予算(第1号)          について  議案第 96号 平成21年度鹿沼市介護保険特別会計保険勘定補正予算(第1号)          について  議案第 97号 平成21年度鹿沼市介護保険特別会計サービス勘定補正予算(第          1号)について  議案第 98号 平成21年度鹿沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につ          いて  議案第 99号 平成21年度鹿沼市財産区管理会特別会計補正予算(第1号)につい          て  議案第100号 物品購入契約の締結について  議案第101号 市道路線の廃止について  議案第102号 市道路線の変更について  議案第103号 市道路線の認定について  議案第104号 鹿沼市公民館条例の一部改正について  議案第105号 鹿沼市国民健康保険条例の一部改正について  議案第106号 鹿沼市デマンドバス条例の制定について  議案第108号 鹿沼市教育委員会委員の任命について  議案第109号 鹿沼市監査委員の選任について  議員案第 6号 各常任委員会への特定調査事件付託について  議員案第 7号 議会運営委員会への調査事件付託について  議員案第 8号 日米FTA断固阻止に関する意見書の提出について 出席議員(27名)    1番   瓦  井  伸  一    2番   谷  中  恵  子    3番   小  島     実    4番   大  越  正  啓    5番   筧     則  男    6番   湯  澤  英  之    8番   増  渕  靖  弘    9番   横  尾  武  男   10番   関  口  正  一   11番   鰕  原  一  男   12番   大  島  久  幸   13番   赤  坂  日 出 男   14番   橋  本  正  男   15番   大  貫  武  男   16番   冨 久 田  耕  平   17番   鈴  木  章  由   18番   塩  入  佳  子   19番   飯  塚  正  人   20番   小  松  英  夫   21番   阿  見  英  博   22番   荒  井  令  子   23番   小  川  清  正   24番   小 野 口  幸  司   25番   鈴  木     貢   26番   寄  川  フ ユ 子   27番   船  生  哲  夫   28番   芳  田  利  雄 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者  市 長    佐  藤     信     保健福祉部長 襲  田  利  夫  副市長    福  田  康  行     経済部長   福  田  義  一  副市長    宮  本  秀  夫     環境部長   熊  倉     操  総務部長   金  子  孝  之     都市建設部長 檜  山  晴  一  財務部長   出  張  千  史     水道部長   青  木  俊  夫  市民部長   金  林  敏  幸     消防長    岩  出  勝  美
     教育長    小  林     守     教育次長   大 久 保  憲  治 事務局職員出席者  事務局長   関  口     清     事務局次長  高  田  良  男 ○議長(小松英夫君) ただいまから本日の会議を開きます。  (午前10時00分) ○議長(小松英夫君) 現在出席している議員は27名であります。  それでは本日の議事日程事務局長に朗読させます。 ○事務局長(関口 清君) 議事日程を朗読。 ○議長(小松英夫君) 日程の朗読は終わりました。  日程第1、認定第1号 平成20年度鹿沼市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第13号 平成20年度鹿沼市水道事業会計決算の認定についてまで、及び議案第88号 平成21年度鹿沼市一般会計補正予算(第3号)についてから、議案第106号 鹿沼市デマンドバス条例の制定についてまでを議題といたします。  各委員長の報告を求めます。  総務常任委員会委員長、鰕原君。 ○総務常任委員長(鰕原一男君) ただいまから、総務常任委員会の審査結果について報告いたします。  今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は、議案3件でありました。  これに対し、去る16日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第88号中関係予算、議案第99号及び議案第100号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(小松英夫君) 環境経済常任委員会委員長、関口君。 ○環境経済常任委員長(関口正一君) おはようございます。ただいまから、環境経済常任委員会の審査の結果について報告いたします。  今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は、議案4件でありました。  これに対し、去る16日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第88号中関係予算及び、議案第90号、議案第92号、議案第95号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、環境経済常任委員会の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(小松英夫君) 続きまして、文教民生常任委員会委員長、横尾君。 ○文教民生常任委員長(横尾武男君) おはようございます。ただいまから、文教民生常任委員会の審査の結果について、報告いたします。  今議会におきまして、本委員会に付託されました案件は、議案10件、陳情2件でありました。  これに対し、去る17日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第88号中関係予算、議案第89号、議案第93号、議案第94号、議案第96号から議案第98号まで、及び議案第104号から議案第106号までにつきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  なお、陳情第1号、陳情第2号につきましては、全会一致で不採択とすべきと決しました。  なお、今回、陳情の2件に関しましては、不採択となりましたが、本委員会にて検討した結果について申し上げます。  まず、1点目ですが、粟野第一小学校について、駐車場を含めた周辺整備を求めます。  次に、2点目でありますが、小学校通学路について、安全・安心に登校ができる対策を求めます。  3点目、粟野高等学校、旧粟野中学校、粟野第二小学校について、地域の住民に対し、また、粟野地域の今後の活性化に役立つことを願うものであります。  以上、3点の付帯事項について、強く要望いたします。  何とぞ議員各位の賛同をお願いいたしまして、文教民生常任委員会の審査の結果についての報告を終わります。 ○議長(小松英夫君) 建設水道常任委員会委員長鈴木章由君。 ○建設水道常任委員長鈴木章由君) おはようございます。ただいまから、建設水道常任委員会の審査の結果について報告をいたします。  今議会におきまして、本委員会に付託された案件は、議案5件でありました。  これに対し、去る17日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第88号中関係予算、議案第91号及び議案第101号から議案第103号までにつきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  何とぞ、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、建設水道常任委員会の審査結果についての報告を終わります。 ○議長(小松英夫君) 次に、決算特別委員会委員長、大島君。 ○決算特別委員長(大島久幸君) おはようございます。ただいまから、決算特別委員会の審査経過並びに結果について、ご報告いたします。  本委員会は、去る、9月14日に第1回の委員会を開催し、正副委員長の互選、審査の実施方法、審査資料、発言の取り扱いなどについて協議をいたしました。  これに基づきまして、24日及び25日の両日、審査を行いました。  各担当部長より、決算の概要について、それぞれ説明を受けた後、総務関係においては、市税の状況、特に市税の推移を含め、徴収率や滞納整理など、また、不動産売払収入、これについては、保留地や市有地など、また起債についてなど、そして、歳出では、選挙費、地域振興費庁舎建設基金などについて、活発な質疑応答が行われました。  環境経済関係においては、農林水産費負担金商工使用料堆肥化センターなどの堆肥売り払収入などの、生産物売払収入などについて、その他、歳出では、清掃費、労働力確保対策費商工業振興費観光開発費など、また、公共下水道事業費特別会計農業集落排水事業費特別会計などについては、普及率や加入率などについて、それぞれ活発な質疑応答が行われました。  文教民生関係においては、消費者対策費多重債務者などの相談について、また、児童福祉費高齢者福祉費保健指導費、予防費、そして、児童生徒の安全安心を主軸にした、質疑として、学校管理費教育振興費学校建設費学校給食費図書館費など、活発に質疑が行われました。  また、国民健康保険特別会計介護保険特別会計保険勘定)について、活発な質疑が行われました。  建設水道関係におきましては、道路新設改良費土地区画整理事業費、これにおきましては、貝島西土地区画整理事業や新鹿沼駅西土地区画整理事業について、そして市営住宅などの、住宅管理費などについてです。  また、簡易水道事業費、これについても、普及率や加入率など、水道事業特別会計については、第5次拡張計画や粟野地区の漏水対策などについて、それぞれ活発な質疑が行われました。  二日間にわたる、審査でありますので、その詳細については、省略させていただきますが、歳入については、計上どおり確保されたか、また、歳出についても、計上どおり執行されたか、そして、予算によって、期待した、行政効果が、どの程度、達成されたかなど、慎重な審査による検証を、長時間にわたり行いました。  その結果、認定第1号、認定第2号及び認定第11号並びに、認定第13号については賛成多数で、また、認定第3号から認定第10号まで、及び認定第12号については、全会一致で、それぞれ認定を可とすべきものと決しました。  何とぞ、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、決算特別委員会の報告といたします。 ○議長(小松英夫君) 各委員長の報告は終わりました。  各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) 特段、質疑もないようでありますので、以上で各委員長に対する質疑を終結いたします。  これより、討論に入ります。  発言の通告がありましたので、順次発言を許してまいります。  4番、大越正啓君。 ○4番(大越正啓君) おはようございます。  それでは、私、4点につきまして、反対討論を行います。  まず、最初に、認定第1号、平成20年度鹿沼市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。  平成20年度の予算編成は、前の阿部市政であり、予算の執行は、佐藤市長のもとで行われてきました。その点、やりづらい面もあったかと思います。  しかし、佐藤市長は、選挙公約などを、積極的に実行したことを、高く評価したいと思います。  例えば、JR新駅建設については、予算化されていましたが、直ちに中止をしています。また、ハーベストセンターは、ゼロから見直し、拠点整備事業については、見直し事業として、位置づけました。夏まつりについても、中止となりました。ごみ袋については、引き下げを明言し、45リットルに大きくして、破れやすい材質も、改善することを明らかにしました。これらのことだけでも評価するに値すると思います。  しかし、その一方で、指摘しなければならないものがあります。  私の日本共産党は、平成20年度の予算編成のとき、当時は阿部市政でしたが、予算編成にあわせて出した、市長の施政方針には、市民の暮らしの実態についての分析が、全くないことを指摘してきました。バブルの時代が終わって、市民の暮らしは、きわめて深刻な、不況の中にあります。しかも、この不況は、10年を超えた、長く続いているため、市民の暮らしを支える、足腰も弱っています。ここにこそ、市民のきわめて深刻な、暮らしの実態があります。  行政の果たすべき役割は、市民の暮らしの貧困にこそ、光を当てるべきだと思います。  老年者控除の廃止や年金控除の縮小、サラリーマンを含めた、定率減税の廃止などは、ただでさえ大変な生活をしているところへの仕打ちですから、市民の暮らしに、どれほど深刻な影響を及ぼしたかは、わかると思います。  また、非正規雇用の増加などで、市民生活は、重大な打撃を受けてきました。  以上、述べてきた増収のために、悲鳴を上げている市民に対して、行政は、どんな支援を行ってきたのか。この点が問われていると思います。負担増となった低所得者に対する、鹿沼市独自の救済策を、何も見ることはできませんでした。これが反対する理由です。  市民の中に広がっている、貧困と格差についても、決算資料から見てとることができます。市民の平均所得が下がり、1か月程度の給料がなくなってしまった状況が生まれています。収入が減ったために、税金がふえるという現象は、庶民生活を無視した政治だと言わなければなりません。  結果として、鹿沼市においても、生活保護世帯がふえています。また、企業の倒産や廃業もふえています。非正規雇用者がリストラにあって、物のように首を切られています。働いても、働いても、食べていけない、ワーキングプアもふえています。  鹿沼の行政は、財政健全化計画の名のもとに、正規職員を減らし、人件費の削減を進めています。特に、鹿沼市における保育行政の実態は、ひどいと言わなければなりません。非正規職員がふえて、保育士全体の7割を占め、非正規職員が、鹿沼の保育行政を支えるというのが、実態です。今、社会問題になっている、雇用の社会的差別ワーキングプアを、市自らがつくり出しています。水準の高い保育活動を求めながら、その一方で、待遇は、生活保護世帯並です。実態の改善が示されませんでしたので、反対理由といたします。  次は、農政についてです。  減反と米づくりの問題です。産地づくり交付金として、国の制度に上乗せする、市単独事業があります。10アール当たり1,500円の上乗せです。市単独事業を打ち出したことは、評価したいと思います。  しかし、生産原価は、1俵当たり1万6,850円ですから、逆算すれば、10アール当たり1万5,000円の上乗せがないと、原価補償にもなりません。本当に、鹿沼市の米づくり、鹿沼市の農業振興を考えるなら、生産原価ぐらいは、補償できる、市の単独事業が必要です。10アール当たり1,500円の上乗せは、米づくりの現状を打開する、最低限の補償です。この最低限の補償を打ち出さないで、48%の減反を受け入れるなど、認めることはできません。決算に反対する理由といたします。  次は、国保税の問題についてです。  認定第2号 平成20年度鹿沼市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についても関連ですので、あわせて反対討論を行います。  貧困と格差の広がりは、大変深刻です。とりわけ、国保税が高すぎて払えないことが、大きな問題になっています。加えて、払えない人からの保険証の取り上げは、命の格差まで生み出しています。  佐藤市長のもとで、子供の無保険者をなくすため、無保険の全ての子供に保険証が届けられました。  また、子供に限らず、病気になっても、無保険のため、病院にも行けない人のために、市のほうに連絡をすれば、保険証を発行するとした手紙を、対象者全員に郵送しています。我が党の提案に対する、市長、部長の機敏な対応を高く評価したいと思います。  しかし、今の国保問題は、その場しのぎの対応で改善できるものではありません。高すぎる国保税を、だれでも払える国保税にするために、どうするのかだと思います。これは、一地方自治体だけで解決できるものではありません。  そもそも、国保財政が厳しくなったのは、国の国庫負担率を、一方的に引き下げた結果、起きたものです。何よりも、国の負担率を元の水準に戻すことだと思います。国への働きかけを求めたいと思います。  もう一つは、今の厳しい国保財政を何とかしなくてはなりません。  そこで、今、やるべきことは、一般会計からの繰り入れです。国保税のこれ以上の値上げを抑えるために、一般会計からの繰り入れを行うことです。ほかの自治体では、既に、繰り入れを行っている自治体も生まれています。  日光市では、19年度に3億円、20年度に1億円を、宇都宮市では、1億円を繰り入れています。国保税収に対する行政が負うべき責任があるためです。高すぎて払え切れない国保税をつくり出した責任は、行政にありますから、国保税収の不足の部分には、行政が責任を持たなければなりません。  しかし、行政は、その責任をとらず、市独自の繰り入れを全くやってきませんでした。したがって、国保税収の、足りない部分は、すべて国保加入者、被保険者が負担してきたものです。このことが、高すぎて払い切れない国保税をつくり出した理由の一つです。行政の責任として、一般会計からの繰り入れをやってこなかったことを、反対の理由としたいと思います。  次に、ダム問題についてです。認定第13号 鹿沼市水道事業会計決算の認定についても関連しますので、あわせて反対討論を行います。  第5次拡張計画変更計画は、今後、水需要は、減少することが、見込まれているにもかかわらず、南摩ダム建設事業に参加して、80億円の浄水施設をつくって、ダムの水を飲料水にするというものです。この変更計画の総事業費は、160億円にも及ぶものです。環境破壊のダム事業に参加することは、80億円の浄水施設を建設することであり、結果として、水道料金大幅引き上げと、まずいダムの水を、市民が飲むことになるものです。  我が党は、このような立場から、この変更計画に反対をしてきたものです。  したがって、ダム関連予算及び変更計画事業予算を含む、水道事業会計の決算にも反対するものです。三つ目の反対理由といたします。  加えて申し上げますが、佐藤市長の誕生によって、これまで進めてきた、変更計画が、大きく見直されることになりました。佐藤市長は、市民の飲み水は、地下水で賄うこと、南摩ダムの水は使わないとして、総事業費、160億円の変更計画については、これを見直し、広く市民の意見を聞いて、検討するとしています。私ども、日本共産党鹿沼市議団としても、検討結果を見守っていきたいと思います。  これで、この議案の反対討論といたします。  続きまして、認定第11号 鹿沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。  後期高齢者医療制度は、すべての、野党の共同提案で、参議院では、廃止が決まっていたものです。先の衆議院選挙では、国民の批判が示され、新しい政権が生まれる。かつてない情勢を迎えて、後期高齢者医療制度廃止の展望が生まれてきました。  この制度は、できたときから、国民多数の反対がありました。その反対の運動は、厚労省の再三にわたる譲歩を実現させてきました。  しかし、一時的な、負担を軽減しても、この後期高齢者医療制度が、ある限り、保険料は上がり続けることを、国民は知っていました。  したがって、年齢で医療差別を持ち込むような、高齢者いじめ医療制度を廃止するために、国民は、新しい政権を選んだものです。この鹿沼市においても、市民の選択は、多数の市民が、新しい政権を選んでいます。多数の市民が、この後期高齢者医療制度の廃止を求めていることを指摘して、反対の理由といたします。
    ○議長(小松英夫君) 引き続き発言を許します。  23番、小川清正君。 ○23番(小川清正君) 私は、今議会に提出された、認定第1号一般会計、認定第13号、水道事業会計の、平成20年度、歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から、意見を申し上げます。  我が国の経済情勢は、国における緊急経済危機対策等の諸施策により、雇用の確保、景気の回復を進めてきましたが、世界的な金融不安などにより、企業収益の低下や失業率の悪化、給与所得の伸びが期待できないなど、生活に対する不安が続いているものと思われます。  本市の財政においても、収入の根幹である、市税収の落ち込みが見込まれ、また、地方交付税、国県支出金、各種交付金などの依存財源についても、先行きが不透明な状況にあり、さらには、公債費、扶養費等の義務的経費の割合が増大するなど、きわめて厳しい状況にあると考えております。  このような中、鹿沼市におきましては、第5次総合計画KANUMA“ステップ・アップ”ビジョンの2年目として、計画に盛り込まれた、まちづくりを的確に反映した、当初予算を編成し、着実に成果を上げたものと理解しております。  さて、平成20年度一般会計決算の内容を見ますと、総論として、自主財源を主体とした、財源の確保に加え、市債においては、極力発行を抑制するとともに、公的資金の繰上償還により、公債費負担の軽減を図るなど、効率的な財政運営によって、健全財政の確保に努めたものと、私は評価するものであります。  歳入決算の内容を見ますと、地方交付税や財産収入などが増となり、自主財源の根幹である市税につきましては、前年度の徴収率をおおむね確保しております。  次に、歳出については、限られた財源を、対応すべき課題に対し、重点的かつきめ細やかに配分され、各分野にわたり、施策の推進が図れるものと考えております。  その中でも、全国に先駆け実施している、第3子対策関連事業につきましては、妊婦健康診査助成事業などの拡充や子育て世帯家賃補助事業など、全22事業に取り組み、高い評価を与えるものであります。  これらのほか、市制60周年記念事業を初め、地域経済活性化対策事業、千寿荘改築工事、コミュニティセンター整備事業、多重債務者相談の充実、小中学校整備事業、心の教育推進事業など、いずれも、人づくりや地域活性化といった、まちづくりのベースとなる施策を実施し、必要欠くべからずものであったと認識しております。  次に、ダム関連支出についてでありますが、東大芦川ダム中止に伴う対応及び南摩ダム事業に伴う水源地域取水導水地域等に対する経費であり、南摩ダムに協力した、水没世帯への、生活再建支援及びダム関係地域への、活動補助金等が主な経費であると聞いております。  現在、県営ダムの中止に伴い、大芦川の河川改修が行われておりますが、整備計画に基づき、着実に実施するためには、県と関係地域の調整が重要になってきていますし、一日も早く、安心した生活ができるよう、県への働きかけを、当局には、要望するものであります。  また、南摩ダム事業でありますが、ダム本体工事に向けた、工事用道路の整備が、水資源機構や県によって、進められております。ダム直下地域の対応や、導水路トンネル工事に伴う、地下水等の影響については、今後も、市と関係地域が、一緒になって、行動を行い、ダムによる不利益をこうむらないように、対応することが重要となっております。このような代替案やダム事業の進捗状況に応じて、さまざまな課題が発生しますが、これらの課題等を解決するために、地域における、自主的な活動として、説明会や研修会、水質検査等が不可欠であります。このために、ダム関連支出につきましては、事業に対する正しい理解とダム関係地域が不利益をこうむらないよう、対応するための支援等でありますので、適正であったと考えております。  以上のことから、平成20年度鹿沼市一般会計歳入歳出決算につきましては、認定すべきものと、私は考えます。  次に、水道事業会計についてでありますが、水は、生物の命をはぐくみ、私たちの生活基盤や産業の発展に不可欠な基本要素である、一方、地球上の限りある資源でもあります。  水道事業は、市民の公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的としておりますが、さらに、近年では、市民生活や事業活動、都市機能を維持するために、社会基盤整備の一つとして、多様かつ高度な機能を求められているようになってきております。  このような中で、本市、水道事業が、市民生活に欠く事のできない、安全安心で、良質な水道水を、間断なく、安定的に供給するために、日夜、努力を続けているところであります。  平成20年度の決算につきましては、各浄水場からの配水適正化により、施設の効率的な、運用を図るとともに、計画的な維持管理を、着実に実施しております。  また、漏水防止対策として、漏水箇所の早期発見、及び石綿セメント管や老朽鋳鉄管の布設替工事等の計画的な実施により、有収率向上のための取り組みを、積極的に実施するなど、水源の有効利用につきましての、努力も行っているようであります。  さらに、歳入歳出とも、予算に基づき、計画的かつ適正な処理が行われた結果、黒字決算となっており、監査委員からの、決算審査意見書にありますように、経営比率、構成比率、財務比率においても、前年度と比較して、さらに改善されており、経営状態について、良好と評価するものであります。  以上のように、議会の議決の趣旨に沿って、市民福祉の向上に、大いに寄与されたものと確信するものであります。  よって、平成20年度水道事業会計決算につきましては、認定すべきものと考えます。  したがいまして、既に、決算特別委員会委員長より、審査の経過と結果につきましては報告されましたとおり、決算認定を可とすべきものと、私は考えます。  議員各位におかれましては、ご賛同賜りますよう、お願いを申し上げ、賛成討論を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(小松英夫君) 引き続き発言を許します。  22番、荒井令子さん。 ○22番(荒井令子君) 私は、今議会に提出されました、認定第2号、国民健康保険特別会計、認定第11号、後期高齢者医療特別会計の、平成20年度歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から、意見を申し上げます。  国民健康保険特別会計におきましては、高齢化の進展と同時に、就業構造の変化による、パート就労者などの、若年層の加入者が、増加することにより、正規雇用者が加入する、社会保険と比べて、国保は、無職者や低所得者の加入割合が高い、医療保険制度となり、脆弱な財政基盤という、構造的かつ深刻な問題を抱えて、運営をされております。  このことは、過去の決算の推移を見ると、明らかであり、歳入の根幹である、国保税の収入額は、横ばい状態である一方で、歳出の保険給付費は、右肩上がりの上昇を続けております。  こうした状況の中で、歳入については、税負担の公平性を確保する観点から、国保税の収納率向上に努めるとともに、退職被保険者等の、適用の適正化を推進し、国庫補助金では、国保の保険者としての、経営姿勢を評価して、交付される、特別調整交付金を、7年連続で獲得するなど、積極的に、財源の確保に努めております。  一方、歳出においては、医療給付の適正化対策として、年間37万件を超える、レセプト点検によって、年間、5,100万円以上の請求誤りを、抽出するとともに、被保険者に対して、2か月ごとに、医療費通知を送付し、適正な受診と、医療費に関する認識を高めるための取り組みを実施しております。  さらに、被保険者の健康保持、増進のための保健事業として、疾病の早期発見、早期治療のための、人間ドックや脳ドックなどの検診事業に加え、平成20年度から、新たに、特定健康診査を実施するなど、積極的に取り組んでおります。  こうした歳入歳出の両面にわたる、保険者としての、経営努力の、積み重ねによって、収支の均衡を維持しながら、国保会計の独立採算制を堅持していることは、大いに評価されるべきであるため、平成20年度鹿沼市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、認定すべきものと考えます。  次に、後期高齢者医療制度は、近年の経済状況や国民の生活意識の変化など、我が国の大きな環境変化に、柔軟に対応しながら、高齢者の心身の特性に相応しい、医療を提供するとともに、疾病リスクの高い高齢者を、国民全体で支えることを目的とした、新たな制度として、平成20年4月から、施行されたものであります。  このような状況の中で、本市の後期高齢者医療特別会計は、栃木県後期高齢者広域連合と、連携を図りながら、歳入におきましては、保険料の確保に努め、歳出においては、特定健康診査を実施して、後期高齢者医療の、加入者の健康保持、増進を図るなど、高齢者が安心して医療を受けられる制度を、円滑に、運営をしてきたことは、大いに評価されるべきであるため、平成20年度鹿沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、認定すべきものと、考えます。  最後になりますが、議会における、決算認定の前提となる、決算審査は、あくまで、議決された予算について、その執行が、議決の趣旨並びに法令、規則等に従い、適法、公平かつ効率的、効果的に使われ、その成果が得られたかどうかを審査するという観点から、なされるものであります。  したがいまして、既に、決算特別委員長より、審査の経過と結果について、報告されたとおり、決算認定を可とすべきものと、私は考えます。  議員各位におかれましては、ご賛同を賜りますよう、お願い申し上げ、賛成討論を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(小松英夫君) 続いて、日程第2、認定第1号 平成20年度鹿沼市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成20年度鹿沼市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、及び、認定第11号 平成20年度鹿沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、並びに、認定第13号 平成20年度鹿沼市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  お諮りいたします。認定第1号、認定第2号、及び認定第11号、並びに認定第13号については、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに一括採決いたします。  お諮りいたします。各付議案件については、委員長の報告どおり決することに、賛成の諸君の、起立を求めます。  (起立多数) ○議長(小松英夫君) 起立多数であります。  したがって、各付議案件については、委員長の報告どおり決しました。  続いて、日程第3、認定第3号 平成20年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第10号 平成20年度鹿沼市介護保険特別会計サービス勘定歳入歳出決算の認定についてまで、及び認定第12号 平成20年度鹿沼市財産区管理会特別会計歳入歳出決算の認定について、並びに議案第88号 平成21年度鹿沼市一般会計補正予算(第3号)についてから、議案第106号 鹿沼市デマンドバス条例の制定についてまでを議題といたします。  お諮りいたします。認定第3号から、認定第10号まで、及び認定第12号、並びに議案第88号から、議案第106号までについては、直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに一括採決いたします。  お諮りいたします。各付議案件については、各委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、各付議案件については、各委員長の報告どおり決しました。  続いて、日程第4、議案第108号 鹿沼市教育委員会委員の任命についてを、議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、佐藤君。 ○市長(佐藤 信君) 説明に入ります前に、一言、申し上げさせていただきたいと思います。  小林守教育長には、多くの課題を抱える、教育問題あるわけでございますけれども、本市の教育発展のために、4年間、大変、ご尽力をいただきました。ご苦労様でございました。  これから退任をされるわけでございますけれども、健康に十分留意をされまして、大所高所から、引き続き、鹿沼市政発展のために、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、追加議案について、ご説明を申し上げます。  議案第108号 鹿沼市教育委員会委員の任命につきましては、本市教育委員会委員、小林守氏が、平成21年9月30日をもって、任期満了となるので、新たに、角田昭夫氏を任命するためのものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(小松英夫君) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。議案第108号については、原案どおり角田昭夫氏の任命に同意することに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第108号については、原案に同意することに決しました。  続いて、日程第5、議員案第6号 各常任委員会への特別調査事件付託についてから、議員案第8号 日米FTA断固阻止に関する意見書の提出についてまでを議題といたします。  お諮りいたします。議員案第6号から議員案第8号までについては、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。議員案第6号から議員案第8号までについては、原案どおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、議員案第6号から議員案第8号までについては、原案どおり決しました。  続いて、日程第6、特別委員会付託調査事項についてを議題といたします。  初めに、地域医療対策調査特別委員会委員長の報告を求めます。  委員長、荒井令子さん。 ○地域医療対策調査特別委員長(荒井令子君) 地域医療対策調査特別委員会のご報告をさせていただきます。  本委員会は、平成20年3月17日に、設置をされまして、医療機関、周産期医療、医師不足問題、その他の充実について、二次医療体制の整備について、かかりつけ医の活用促進についての3項目を調査事項として、委員会を開催してまいりました。  1回目では、委員長・副委員長の互選を行い、2回目の委員会では、委員会の進め方について、協議をいたしました。  3回目には、保健福祉部健康課、また消防本部救急管理課などの担当部局より、説明を受けました。その後、平成20年10月9日には、地域医療政策セミナー、また、平成21年1月25日には、「地域医療を考える県民フォーラム」に参加をし、研修を受けました。  また、上都賀郡市医師会、上都賀総合病院、また御殿山病院などにも赴き、地域医療の現状及び課題、第2次救急医療体制について、意見交換を行ってまいりました。  さらには、計10回の委員会を開催し、各調査事項についての議論を重ねてまいりました。  3ページからは、それらについて、調査したことがまとめてあります。特に、3ページから6ページについては、第1の医療機関、周産期医療、医師不足問題、その他の充実について、現在の社会の傾向と鹿沼市の現況について、まとめさせていただきました。  1の周産期医療については、女性の就業率の増加や生殖医療技術の発達など、妊娠・出産を取り巻く社会情勢は、大きく変化しており、高齢出産率も着実に増加しております。医療技術の発展により、周産期死亡率は、減少傾向にありますけれども、その一方で、低出生体重児や多胎の出生割合は、増加しており、高度な医療を必要とする、ハイリスク患者に対応するための、周産期医療施設や搬送体制の充実が求められています。  現在、鹿沼市には、3か所の個人医院と上都賀総合病院に産科・婦人科があり、他地域で言われるような、産科医不足の問題は発生しておりません。  また、鹿沼市では、妊娠の出産に関して、異常な状況が起きた場合でも、産婦人科では、電話をすれば、24時間、いつでもつながる状況であり、たらい回しが起きる状況には、なっておりません。  次のページの、医師不足問題についてでありますが、現在、全国では、勤務医や一部科目の偏在による、医師不足が、問題となっております。この問題の背景には、様々な要因がありますが、その一つには、平成16年4月に、新医師臨床研修制度が、創設されたことにより、大学医局の医師派遣機能の低下が挙げられます。
     病院勤務医の過重労働も、その要因の一つであります。夜間・休日における患者の集中や、小児科医・産科医等の、広く薄い配置による厳しい勤務環境があり、病院常勤医師の平均勤務時間は、週63.3時間との調査結果もあります。特に、産科・小児科では、20代医師のうち、産科では73.1%、小児科で51.1%が、女性医師で占められており、そのような状況の中、女性医師の出産・育児による離職者数もふえております。  また、医療にかかる紛争も増加しておりまして、これらの事情にありまして、重症患者を抱える大病院の勤務医から、開業医へと流れていく要因があります。  また、視点を変えてみますと、医師国家試験の合格者は、毎年7,600人程度ありますが、死亡等を除いても、医師の数は、毎年3,500人程度はふえているということです。全国の10万人当たりの医師数で比較してみますと、南関東・近畿・中部・四国・九州等の医師数が多く、北関東・甲信越・東北・北海道が少ない、いわゆる西高東低の傾向を示しております。栃木県でも、人口10万人当たり従事医師数を、二次医療圏で比較してみると、県南の364.4人に対し、県西では119.1人であり、最大と最小の差は3倍となっています。鹿沼の救急医療圏におきましては、人口10万人当たり、医師数は135人であります。このように、地域や診療科による、医師数の偏在が伺えます。  これ以降については、あとで、皆さん、お読みいただければと思います。時間の関係で、省略をさせていただきます。  次に、7ページから11ページにつきましては、2次医療体制の整備について、調査報告をまとめました。  7ページの下の段のほうにありますが、鹿沼市の第二次救急医療体制についてでありますが、第二次救急医療機関として、病院群輪番制病院が、鹿沼医療圏の上都賀総合病院・御殿山病院・西方病院の3病院により、365日、24時間体制で患者の受け入れを行っております。  病院群輪番制病院については、県内10の医療圏に分割された中で、鹿沼医療圏は、鹿沼市と西方町が所属しており、この病院群輪番制病院は、鹿沼医療圏の病院で、輪番を組むことが条件となっておりまして、上都賀総合病院・御殿山病院・西方病院以外の候補はありません。  また、次のページの、栃木県の第三次救急医療体制についてでありますが、生命の危機に瀕するような、重篤な症状の患者の救命のために、栃木県内に、現在、五つの救命救急センターが設置をされております。  救命救急センターは、県が、初期(第一次)、第二次救急医療施設の後方施設として、搬送機関との連携のもとに、重篤救急患者の医療を確保するために設けた施設であり、相当数の病床及び高度の診療機能を有し、24時間診療体制が維持をされておりますが、急病時に、より大きな医療機関を受診したほうが、安心との風潮が広まり、第二次・第三次救急医療機関での、入院等を必要としない、軽症患者の受診が増えている状況で、結果的には、重症患者の診療にも、支障を招く事態が問題となっております。  9ページには、救急の現状について、記されておりますが、鹿沼市消防本部の救急車の出動件数は、平成15年に3,000件を超え、年々増加しております。出動件数の増加は、全国的な傾向でもありますが、平成20年の3,281件が、鹿沼市消防本部の、これまでの最高の出動件数となりました。  現場を出発してから、病院に搬送する時間については、鹿沼市内の医療機関までは、約10分から15分で着きますので、平均的には、30分以内には到着します。医療圏外の大学病院等に搬送する場合は、獨協医科大学病院で、約20分、自治医科大学病院で、35分の時間を要します。  鹿沼市内でも、山間部からの搬送では、より多くの時間が必要となり、鹿沼医療圏に搬送することが、1番スムーズな救急活動につながっていくことになります。  また、平成19年・20年の数値を見ますと、鹿沼市の消防本部管内において、負傷者への病院への問い合わせ件数は、9割以上が、2回までの問い合わせで、搬送先が決定する状況にあります。救急隊員が、病院へ問い合わせをする回数です。時に、8回目の問い合わせで、ようやく搬送先が決定した例も、1件ありました。  受入が決まらない理由としては、「手術中、患者対応中」、「ベッド満床」、「処置困難」、「専門外」、「医師不在」などの理由が挙げられます。  以上が、調査の結果でありました。これらのことを踏まえまして、最後に提言をさせていただきます。  まず、医療機関の充実についてでありますが、妊婦健康診査は、たらい回しを防ぎ、定期的に健診を行うことが、妊婦の健康管理に重要なことであり、今後も、健康診査費用の助成の継続が実施され、現在のサービスの内容が低下しないことを望むものであります。  また、子育て中の方々には、市の子育てサービスについて、周知の充実を図ることが大切であります。  さらに、育児ノイローゼ等に陥ることを防ぐために、専用の電話番号による、相談への対応や、各コミセンに、交流の場を設置し、時には、保健師・保育士による相談ができるミニ子育て支援センターの充実を検討すべきであります。  医師不足に関しては、国の制度によるものが大であり、市が、単独で進めることは難しいところでありますが、市民の健康・安心を守るために、より一層、栃木県や医療機関と連携を図ることや、市民への、適切な医療機関への受診を促すための、広報活動が、継続されるべきであります。  また#8000(とちぎ子ども救急電話相談)の周知も、広報等を通じて推進すべきであります。  また、近年、女性医師の割合も高くなっておりますが、出産・育児後の職場復帰における環境整備(保育園の充実・途中入所等や市外からの受け入れ)は、行政としても、支援すべきであると考えます。  市内の、准看護学校の、地元定着率は、8割を超える状況にあることから、地域医療をささえる上で、重要な存在であります。行政としての、より一層の支援を検討すべきであります。  県では、看護師等有資格者への、復職のための研修が実施されておりますが、この制度を周知徹底し、利用の促進を図るべきであると考えます。  第2に、二次医療体制の整備について、医療機関の役割分担について、市民に理解してもらえるよう、具体的な内容とともに、広報等に回数を多くして、周知をしていくことが大切であります。  鹿沼地区休日夜間急患診療所については、現在の施設・設備等を検討され、より充実した診療所となるよう、整備されることを望みます。  二次救急医療体制については、現在3病院で、輪番により、診察を受け入れてもらっていますが、病院内の、スタッフの、負担を考えると同時に、鹿沼医療圏の二次救急医療体制を守るためにも、より一層の、経済的支援を望むところであります。  本市に存在する中核病院は、本市の総合計画にも、盛り込まれておりますが、名前のように、機能を充実し、安心して受診できる病院となるべく、行政としての支援を、早急に検討すべきであります。  現在、この鹿沼救急医療圏にある、西方病院については、圏内の二次救急を担う、重要な施設であります。西方町の、栃木市を含む、1市4町への合併の動向にもよりますが、西方町と栃木市等の合併が実現した場合には、県では「平成24年度末までに、周辺部を含めた地域の医療ニーズや医療資源の状況等を踏まえつつ、関係する市町・医療関係者・消防機関等の意見を十分に伺った上で、総合的に判断する」とのことでありますが、引き続き、現在の医療体制が、継続することを、望むものでありまして、行政としても、強く訴えることを要望します。  また、高規格救急車の計画的更新・台数の確保や救急救命士・認定救命士の養成についても、より適切な救急業務が遂行できるよう、望むところであります。  救命講習会については、積極的に市民(自治会・学校・スポーツ少年団の指導者等)に働きかけをして、実施をしていくこと。特に、AEDの使用方法も、中学生ぐらいまでを対象として、講習会の実施を進めるべきであります。  最後に、かかりつけ医の活用促進についてでありますが、今後、高齢化の進行に伴い、かかりつけ医の存在は、医療と福祉のコーディネーターとして、重要な存在であります。  また、1人の患者と総合的に、かつ日常的にかかわることで、患者が安心して受診し、患者の変化に、即、対応することができる利点があります。かかりつけ医の活用への積極的な啓発が望まれるところであります。  また、高齢者、生活習慣病在宅療養者、障害者世帯への、在宅医療の取り組みが、必要な課題だと考えられます。  本市においても、在宅医療が推進できるよう、医療と福祉等の、関係機関との連携を図ることを、今後、検討されるべきではないでしょうか。  最後に、医療は、日進月歩であることや社会の環境の変化等、時に応じて、行政としても、柔軟に対応すべく、見直しや努力は、不可欠であると考えます。  今後も、市民の健康を守るための施策を展開されるよう、望むものであります。  以上、地域医療対策調査特別委員会としての、調査と提言を、ここにまとめ、ご報告といたします。 ○議長(小松英夫君) 次に、交通ネットワーク調査特別委員会委員長の報告を求めます。  委員長、鈴木貢君。 ○交通ネットワーク調査特別委員長(鈴木貢君) 交通ネットワーク調査特別委員会の報告をいたします。  本委員会におきましては、3か所の視察や福島大学奥山教授の講演会、そして、それぞれの各委員会において、たくさんの報告事項がございます。  しかし、紙面や時間も限られておりますので、その要点を報告していきたいと思います。  初めに、鹿沼市は、市の大部分が、森林であり、幾筋もの河川があり、その河川に沿うよう、道路が奥深くまであり、そしてそこに集落があります。公共交通は、鉄道が、JR東日本と東武鉄道の2路線、民間の関東バスが3路線、市営リーバスが16路線運行しています。  自家用車の普及により、民間バス路線が廃止となり、代替バスとして、リーバスが運行され、買い物や通院、通学にと、利用されてきましたが、平成18年1月から12月の、この間の、リーバス1便の乗車数は、ゼロ人のところから、22.1人であり、平成19年の1便当たりの平均乗車数は、5.4人であります。平成20年の補助金は、1億6,452万円であります。  交通ネットワーク調査特別委員会におきましては、1点目として、リーバス事業について、2点目として、保健福祉部の移送サービスについて、3点目として、公共交通機関及び広域交通ネットワークについて、調査研究をしてまいりました。中でも、リーバスにかわる、公共交通機関及び広域交通ネットワークについて、集中して検討してまいりました。  全国の市町村における、代替バスは、乗車率の低下、補助金負担の増加などで、悲鳴をあげております。  鹿沼市においても、利用率の低下、利用しづらいこと、補助金の増加など、多くの課題が、山積をしております。  そこで、全国の先進的な事例を研究し、既に、実施をし、利用者から、好評を得ております「デマンド型乗合タクシー」について、調査研究をしたことの内容を、報告をいたします。  2点目に、委員会の活動状況でありますが、会議は、平成20年3月17日から平成21年8月11日の6回開催をし、冒頭、正・副委員長選出、テーマや調査研究の進め方の検討、視察や講演会、それぞれの終了後に、成果や課題について、討議をいたしました。  視察は、平成20年8月19日、芳賀町、平成21年1月27日、古河市、同月28日、安曇野市の3か所で、現地で説明を受け、調査研修を行いました。  3点目になりますが、鹿沼市の目指す交通ネットワークについてであります。  本委員会で、調査をしました、「デマンド型乗合タクシー」は、低定額制、低い額ですね、低定額制の電話予約による乗り合い方式で、「ドア・ツー・ドア」で、玄関から玄関へ運行する。しかも、IT活用型のデマンド交通システムであります。  バスは、雨の日や雪の日でも、バス停まで、行かなければ乗れません。また、運行数も少なく、利用しにくいのが、短所でもあります。このことは、高齢者や障害のある方の、交通手段としては、適応しているとは言えません。そこで、自宅の玄関から、目的地の病院やデパートなどの玄関や入り口まで、「ドア・ツー・ドア」のタクシーや自家用車の利用に近い、交通手段を実現するため、全国では、さまざまな方法で、取り組まれております。  「デマンド型乗合タクシー」は、平成14年から、運行が開始され、平成20年の4月には、全国で44か所の市や町で、運行されています。試験運行3か所を合わせますと、47か所の市町で利用され、そのうち、36か所がIT活用型、そしてデマンド型乗合タクシーを運行しております。利用者の約8割から9割は高齢者、また、約7割が女性に利用されており、行き先は、通院や買い物などが中心であります。  調査したところすべてで、高齢者や市民から好評で、年々、利用者も増加をしております。  「デマンド型乗合タクシー」は、市や町で、企画をし、設置をしています。市や町で設置をする。そして、商工会議所や社会福祉協議会などが、運営。そして、運行、実際に、車を動かす運行は、タクシー会社等が行っております。  具体的な取り組みは、運営をする団体が、予約センターを設置をし、利用者の会員登録を行います。そして、予約受付や配車は、NTTのGPS機能を活用し、パソコンに記録をし、常時どこに車が走っているのか、あるいは、どのような予約状況かを、一つの画面にあらわす。そういうことが、IT活用して、実施をされております。そして、また、利用状況についても、完全に、すべての利用者が、保存をされているために、データを集計し、この先の改善にも、活用されています。この点も、現在のバスではできないことが、この乗合タクシーで、ITを活用することによって、良好な交通システムをつくるために、IT活用が生かされているということであります。  本委員会で視察をしました、長野県安曇野市では、平成17年10月、5町村が、合併をし、人口約10万人、面積約332平方キロメートルの、地方都市の交通ネットワークを整備をするため、平成18年に「公共交通システム構築のための検討会」を設置をし、住民の意向や要望を検討し、同年9月から、試行運行を開始。平成20年には、「地域公共交通活性化・再生総合事業」による実証運行を行い、平成21年4月より、5エリア、5本ですね、五つの路線で、11台のワゴン車と3台の乗用車を利用して、運行しております。  平成20年度の、実証運行では、90,839人の乗車があり、補助金は、7,090万円、そして、安曇野市の交通施策にかかわる、これまでの経費は、全体的で、年間1億2,000万円から3,000万円であったそうです。この「デマンド型乗合タクシー」を導入し、約5,000万円から6,000万円の、削減を実現をしております。そして、平成21年、地域公共交通活性化・再生優良団体国土交通大臣表彰を、7月8日に受賞をしております。  鹿沼市においても「市地域公共交通活性化協議会」が設置をされ、実証実験の準備をしておりますが、「IT活用デマンド型乗合タクシー」の実証試験はなく、粟野地区から鹿沼市内への直通化、粕尾コミニュティセンターの停留所から、乗りかえて、ワゴン車で自宅に送迎する等の内容が、今、準備をされております。  4として、結びに、市民の交通ネットワークを調査研究した中で、考えられる方法は、一つとして、現在のリーバスを継続して利用していく、二つとして、利用率の高いバスは残しながらも新しい交通システムを構築していく、3点目には、「IT活用デマンド型乗合タクシー」による、バスにかわる、新しい交通システムを、構築していく等の方策が考えられました。  福島大学奥山修司教授の講演会では、「サービスは生ものであり、誰に対して、そのサービスを提供しているのか。これを確認せずして、いいサービスを続けることはできない」「時代の要求に乗り遅れないサービスが必要である」、そのためには、「内部資料から、企業の再生、価値を高めていく方法であります「マネジメント会計」による、徹底した調査・検討の上に、企画・実行をしていく」、安易に、「ほかのところのまねをするのではなく、鹿沼市の要望や地理的な条件に合った交通ネットワークが必要である」、そして、交通ネットワークの整備を通して、「どの地区に、どの地域に住んでいても、福祉や医療、教育が受けられる。地域の商店の活性化など、地域の価値を高めていく」、これらのことが、重要であるということを学びました。  このようなことから、本委員会では、高齢者の交通の確保、健康の保持、鹿沼市の商店の活性化が図れる、鹿沼型の交通ネットワークを構築していく上で、低定額制の、電話予約による乗り合い方式で、「ドア・ツー・ドア」で運行する、IT活用型の「デマンド型乗合タクシー」導入の検討や実証実験を、早期に行うことを、提言をいたします。  なお、具体的な例としては、粟野地域全域での、実証実験を行うこと等を求め、報告といたします。 ○議長(小松英夫君) 次に、かぬまブランド調査特別委員会委員長の報告を求めます。  委員長、阿見英博君。 ○かぬまブランド調査特別委員長(阿見英博君) かぬまブランド調査特別委員会の報告をいたします。お手元の資料をごらんください。  本委員会は、平成20年3月17日に設置をされ、1、かぬまブランドの普及促進について、2、新たなブランドの創出について、3、かぬまそばの振興について、4、地場産業の普及促進についてを、調査項目と定め、委員会を開催してまいりました。  第10回の委員会まで、調査・議論を重ねてまいりました中で、まず、第2回委員会では、鹿沼市経済部かぬまブランド担当(当時の)から、「かぬまブランドの現況説明について」、かぬまブランドの概要や、かぬまブランドアンケート結果等の詳細な説明を受けました。  次に、第3回委員会では、「かぬまそばの振興について」、そば生産者・流通業者・販売店などの、6組の参考人から意見聴取を行いました。  また、第6回委員会では「かぬま和牛の流通について」、「かぬま和牛の販売について」、「さつきの海外輸出について」を、3組の参考人から、意見聴取を行いました。  さらに、平成21年4月13日から14日には、福井県大野市に行政視察を行いました。そばの品質が良く、生産高も多い、先進地である大野市では、「そば振興とそれに基づくまちの活性化について」の研修を受け、JAテラル越前の、そば関係の倉庫を、見学してまいりました。  その後の委員会では、調査事項のまとめについて、議論を重ねました。  以上、計10回にわたる委員会や行政視察を実施をし、各調査事項について、議論を深め、調査研究をしてまいりましたので、次のとおり報告をいたします。多岐にわたりますので、要点を申し上げて、あとは、ごらんをいただきたいと思います。  2ページ、付託事項(1)かぬまブランドの普及促進について。  2、かぬまブランドの定義。  ①鹿沼市の伝統、地理的特性を継承するものであること。  ②独自性が高いもの、また、他と比べて、きわめて優れたものであること。  ③汎用性が高く、必要性、経済性、持続性の観点から、満足のいくものであること。  3、認定基準。  ①市民、消費者が食べてみたい、使ってみたい商品であること。  ②地球に優しい商品であること。  ③未来の産業を創っていくのが、本事業の主目的。現時点での生産高にこだわらないで、将来発展しそうな商品であること。  飛びまして、6、事業5年を経ての問題提起。  ①商品認定は、認定により、販路拡大の努力をして、消費者の支持を得て、販売を伸ばしているのか、疑問である。  ②認定商品を、市外に、販路を開拓する努力が、行政の姿しか見えてこない。ブランド認定が、ゴールではないはずである。  ③観光物産協会の参加する市内外イベントに、観光物産品としての、認定商品の販売が少ないのではないか。  次のページです。  ⑥鹿沼土は、なぜブランドではないのか。  第2、鹿沼さつきについて。  目的、かぬまブランドとして、さつきの販売生産を活発にして、販売促進について、検討をしていく。  4ページ、6、さつきの推進策について。  ①生産の推進について。  生産意欲の向上と高齢化の問題の、克服がポイントである。  手間をかけて、品質の良い、観賞価値のあるものを生産する。  人材育成のため、さつき教育を推進する。(小中学校でのさつき教育の導入)。  ③海外輸出の推進について。  若い生産技術者、手入れ技術者が、夢を持てる施策を実施して、人材を育成する。  鹿沼市さつき盆栽海外輸出促進協議会の活発な活動を促し、国・県・さつき団体の支援を積極的に活用しながら、かぬまさつき盆栽の、販売促進を図ることが、肝要である。特に、2010年の上海万国博覧会に、かぬまさつき盆栽の出品には、積極的に支援すべきである。  3、かぬま和牛について。検討課題。
     かぬま和牛を、市民に、もっと広げられないのか。全国的に、もっとPRできないか。  ブランド認定後の、販路拡大が足りないと感じる。  5ページですね。5の、かぬま和牛の売り上げの現状について。量的には、二、三年程前から、ほとんど横ばい状態である。  6、かぬま和牛でも、等級を下げて、安い和牛を販売できないかについては、かぬまブランドという名称なので、当然、品質のよいものになる。やはり、ブランドなので、等級もA3までとなると、一般的となってしまう問題がある。  8として、流通を改善できないか。  販売量がふえないと、生産者も、納める業者も困る。コストも高くなってしまう。  「焼肉のまちかぬま協賛会」のさらなるご努力で、かぬま和牛の、販路拡大を、ご期待したい。  6ページ、付託事項(2)新たなブランドの創出について。  3行目、ブランド認定が、その商品の、消費者への、購買意欲に結びつかない問題が、委員から指摘をされた。  新たなブランドの創出を考えるとき、その基本は、鹿沼ぐるみで情報を発信して、鹿沼ぐるみで、生産販売を推進し、まず、生産者が、誇りを持って生産をして、鹿沼市民が、それを理解し、消費する喜びを持って、支援する姿勢が、ブランド認定商品に、反映されることが、大切であると考える。  鹿沼ぐるみで、生産販売に取り組むことができ、全国に発信・販売ができる商品の、創出を望みたい。  そのためには、原材料の生産のノウハウの提供や、価格安定のための支援、販売PRの拡充等、積極的な支援が、観光物産協会、商工会議所など、関係団体との連携が図られ、実施されなければならない。  と同時に、かぬまブランド推進協議会のあり方を、かぬまブランド認定基準と合わせて、再検討すべき時機にきていると考える。  7ページですね。付託事項(3)かぬまそばの振興について。  1、目的。鹿沼そばの生産と消費を、拡大をして、鹿沼市の経済を活性化させるために提言していく。  3、鹿沼そばの定義について。  ①鹿沼産の玄そばを使用したそばであること。  ②鹿沼そば粉使用率100%であること。  ③含有率は70%以上。  5のそばブランドの発想。そばをかぬまブランドとして、今後推奨していけないか。かぬまブランドに認定されていないが、玄そばをキーポイントに、鹿沼を活性化しようということで、平成23年まで、鹿沼そば振興計画が進行中である。  8ページです。先進地の事例。福井県大野市のそば生産についてであります。  福井県のそばは、水田転換畑の基幹作物であり、地域特産的な、福井ブランドとして、重要視されている。麦とそばをセットにした転作奨励金(10アール当たり107,000円)を活用して、雨に弱い大豆より、生産量が増加をしていている。そばの味は、気候、風土(特に地域性)、次に肥料。  20年産のそばの作付面積について、全国的な問題ですが、栃木県は、1,630ヘクタールのうち、1,000ヘクタールが田んぼ、624ヘクタールが畑。福井県では、田んぼが、2,680ヘクタール、畑は35ヘクタールであります。  単位収量については、栃木県と福井県では、そんなに変わってはおりませんでした。  9ページですね。データで調べましたら、北海道幌加内町のそばの生産へのこだわりと職人気質について。日本一を支えるべく、高品質化を保つために、乾燥調整施設等、そば生産のための、インフラ整備を進めている。2000年に完成した、「そば日本一の館」では、急速な高温乾燥は、風味を低下させるために、通風温度は、20℃以下とした、自然乾燥に近い、除湿マドラ通風乾燥方式により、均一で、高品質なそばを生産している。  そば栽培は、手間がかからないといわれるが、発芽時の湿害を守るための、田畑の排水対策、よりよい食味、品質、安定生産のための、状況に応じた施肥量の加減による、土壌管理、雑草や病虫害の防除など、永年にわたり蓄積されてきた栽培技術と、品質向上を目指す情熱が、日本一を支えている。  10ページに移ります。  結論として、かぬまそばの振興については、以下のことを提言する。  1、長期的な安定価格・安定供給のための、補助金制度を推進する。  2、生産の組織化による品質管理、生産技術の向上を進め、共販体制を推進する。  3、生産から流通・販売、消費者へのPR体制を確立する。  4、そばを核に、農業者、商工業者、観光業者などが協調をし、地域が活性化するよう、官民一体となり努力すべきである。  次のページ、付託事項(4)地場産業の普及促進について。  本委員会では、かぬまブランド推進事業の調査検討を進める中で、地場産業の生産者、販売者、消費者等からの意見を聞き、議論を進めてきた。その過程において、かぬまブランド推進事業が、企業のやる気を喚起する啓発事業として、生産者の商品開発や販売促進に、有効に機能をし、地域の元気を出す事業として、一定の役割を果たしてきたことを認識し、鹿沼の地場産業の普及促進について、重要な役割を果たしていることを確認した。  しかし、昨年後半より、未曾有の世界的経済不況により、地場産業は、企業の存続をかけた経営努力を強いられている。この危機的状況の中、地場産業の普及促進施策は、本市の経済発展に、欠かせない政策である。  企業の経営安定化のためにも、商品開発、販路拡大等において、多面的、かつ企業が利用しやすい行政支援が、地場産業の企業経営安定化策と同時進行で、これまで以上に、早急に、図られるべきである。  以上、ご報告を申し上げます。 ○議長(小松英夫君) 各委員長の報告は終わりました。  各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。  特段、ご質疑もないようでありますので、以上、委員長に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。  (午前11時32分) ○副議長(船生哲夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午前11時56分) ○副議長(船生哲夫君) 議長、小松英夫君から、9月14日に、本日付で、議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。この際、議長の辞職願許可についてを、日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、議長の辞職許可についてを、日程に追加し、議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、20番、小松英夫君の、退席を求めます。  (20番 小松英夫君退席) ○副議長(船生哲夫君) 辞職願を、事務局長に朗読いたさせます。 ○事務局長(関口 清君) 辞職願を朗読いたします。  辞 職 願  今般、一身上の都合により、平成21年9月29日付をもって、議長を辞職いたしたく、許可されるよう願い出ます。  平成21年9月14日  鹿沼市議会議長 小松英夫  鹿沼市議会副議長 船生哲夫様  以上であります。 ○副議長(船生哲夫君) 辞職願の朗読は終わりました。  お諮りいたします。小松英夫議長の辞職を許可することに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、小松英夫君の、議長の辞職を許可することに決しました。  20番、小松英夫君の着席を許します。  (20番 小松英夫君着席) ○副議長(船生哲夫君) ここで昼食のため、暫時休憩いたします。  再開は、午後1時といたします。  (午前11時58分) ○副議長(船生哲夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午後 1時00分) ○副議長(船生哲夫君) ただいま、議長が欠員になりました。  お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(船生哲夫君) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、議長の選挙を日程に追加し、議題といたします。  これより、議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○副議長(船生哲夫君) ただいま、出席議員は、27名であります。投票用紙を配付させます。  (投票用紙配付) ○副議長(船生哲夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  配付漏れはないと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○副議長(船生哲夫君) 異状なしと認めます。  念のため、申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙に、被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次、投票をお願いいたします。白票は、無効票として、処理いたします。  点呼を命じます。  (投  票) ○副議長(船生哲夫君) 投票漏れはありませんか。  (「ありません」と呼ぶ者あり) ○副議長(船生哲夫君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○副議長(船生哲夫君) 開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、3番、小島実君、26番、寄川フユ子君を指名いたします。  したがって、両名の立会いをお願いいたします。  (開  票)  選挙の結果を報告いたします。
     投票総数、27票。これは、先ほどの出席議員に符合いたしております。  そのうち、有効投票 27票  無効投票 0票  有効投票数   飯塚 正人君 13票   大貫 武男君 11票   芳田 利雄君 3票  以上であります。  したがって、飯塚正人君が、議長に当選されました。  ただいま、当選されました、飯塚正人君が、議場におりますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  この際、飯塚正人君の議長就任のための、発言を許します。  19番、飯塚正人君。 ○19番(飯塚正人君) ただいまの選挙におかれまして、私を議長ということを、お選びいただきました。心から、御礼を申し上げます。  この議長という重責につきまして、今、私自身、身の引き締まる思いであります。  これからは、皆さん、議員一人一人、また、議長職を経験した方が、何人もおります。また、副議長の経験者も何人もおります。議員各位の、それぞれの意見を、無駄にせず、鹿沼市の市民のための議会を、進めていきたいなと、そう思っております。それには、行政を初め、議員各位のご指導、ご鞭撻をいただきながら、皆さんの中で、鹿沼市が住みよい、そして明るい町になるよう、努力していきたいと思いますので、皆様の、各位のご協力を切にお願いいたしまして、議長就任のお礼とごあいさつにかえさせていただきます。  よろしくお願いいたします。(拍手) ○副議長(船生哲夫君) あいさつは、終わりました。  ここで、暫時休憩といたします。  再開は、追って連絡いたします。  (午後 1時18分) ○議長(飯塚正人君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午後 2時58分) ○議長(飯塚正人君) お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、議題とすることに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、議題といたします。  これより、副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○議長(飯塚正人君) ただいま、出席議員数は、27名であります。  投票用紙を配付させます。  (投票用紙配付) ○議長(飯塚正人君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○議長(飯塚正人君) 異状なしと認めます。  念のために、申し上げます。  投票は、単記無記名であります。投票用紙に、被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次投票をお願いいたします。白票は、無効投票として、処理いたします。  点呼を命じます。  (投  票) ○議長(飯塚正人君) 投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○議長(飯塚正人君) 開票を行います。  会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、4番、大越正啓君、25番、鈴木貢君を指名いたします。  したがって、両名の立会いをお願いいたします。  (開  票) ○議長(飯塚正人君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数、27票。これは、先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち、有効投票 26票  無効投票 1票  有効投票中   荒井令子さん 14票   塩入佳子さん 12票  以上であります。  したがって、荒井令子さんが、副議長に当選されました。  ただいま、当選されました、荒井令子さんが、議場におりますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  この際、荒井令子さんの副議長就任のための、発言を許します。  22番、荒井令子さん。 ○22番(荒井令子君) ただいまは、皆様のご推挙によりまして、副議長に就任をさせていただくことになりました。大変光栄に存じます。  また、この重責を、強く痛感しております。  もとより、力はありませんけれども、議長とともに、議会の円滑な運営を図るとともに、市民の皆様に、信頼される議会を目指して、努力をしてまいります。  議員の皆様、どうぞ、ご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。  以上で、ごあいさつを申し述べさせていただきました。  本当に、ありがとうございました。(拍手) ○議長(飯塚正人君) あいさつは終わりました。  本会の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ、これを延長いたします。  暫時休憩いたします。  (午後 3時14分) ○議長(飯塚正人君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午後 6時18分) ○議長(飯塚正人君) ただいま、市長から、議案第109号 鹿沼市監査委員の選任についての提出がされました。  お諮りいたします。この際、本件を、日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、議案第109号についてを、日程に追加し、議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、12番、大島久幸君の退席を求めます。  (12番 大島久幸君退席) ○議長(飯塚正人君) 市長から、提案理由の説明を求めます。  市長、佐藤君。 ○市長(佐藤 信君) 追加議案第109号について、ご説明申し上げます。  議案第109号 鹿沼市監査委員の選任につきましては、本市監査委員、橋本正男氏が、平成21年9月29日をもって、辞職したので、新たに、大島久幸氏を選任するためのものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯塚正人君) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。議案第109号については、原案どおり、大島久幸君の選任に同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第109号については、原案に同意することに決しました。  12番、大島久幸君の着席を許します。  (12番 大島久幸君着席) ○議長(飯塚正人君) 続いて、お諮りいたします。この際、宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  よって、この際、宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の選挙を日程に追加し、議題といたします。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君)ご異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、議長において指名いたします。  宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に、9番、横尾武男君、14番、橋本正男君、18番、塩入佳子さん、28番、芳田利雄君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました諸君を、宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名いたしました諸君が、宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に当選されました。  ただいま、宇都宮西中核工業団地事務組合議会議員に当選されました諸君が、議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  続いて、お諮りいたします。  この際、栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、議長において、指名いたします。  栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員に、19番、飯塚正人君、私を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました飯塚正人君を栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名いたしました飯塚正人君が、栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  ただいま、栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました、飯塚正人君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。  続いて、日程第7、常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任については、鹿沼市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、指名いたします。  指名する方の氏名を、事務局長に朗読させます。 ○事務局長(関口 清君) それでは、私のほうから、朗読いたします。  なお、敬称は省略させていただきます。  総務常任委員会委員   瓦 井 伸 一   湯 澤 英 之   大 貫 武 男   小 松 英 夫   船 生 哲 夫   芳 田 利 雄  以上の皆さんです。  続きまして、環境経済常任委員会委員を読み上げます。  環境経済常任委員会委員   谷 中 恵 子   横 尾 武 男   鈴 木 章 由   塩 入 佳 子   阿 見 英 博   荒 井 令 子   寄 川 フユ子  以上の皆さんでございます。  続きまして、文教民生常任委員会委員でございます。  文教民生常任委員会委員   大 越 正 啓   筧   則 男   関 口 正 一   鰕 原 一 男   大 島 久 幸   飯 塚 正 人   鈴 木   貢  以上でございます。  続きまして、建設水道常任委員会委員の皆さんです。  建設水道常任委員会委員   小 島   実   増 渕 靖 弘   赤 坂 日出男   橋 本 正 男   冨久田 耕 平   小 川 清 正   小野口 幸 司  以上でございます。  続きまして、議会運営委員会委員を発表します。  議会運営委員会委員   瓦 井 伸 一   横 尾 武 男   関 口 正 一   鰕 原 一 男   赤 坂 日出男   鈴 木 章 由   小 川 清 正   小野口 幸 司   鈴 木   貢   芳 田 利 雄  以上です。 ○議長(飯塚正人君) お諮りいたします。  ただいま、事務局長が、朗読いたしましたとおり、各常任委員会委員及び議会運営委員会委員に選任することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(飯塚正人君) ご異議なしと認めます。  したがって、ただいま朗読いたしましたとおり、各常任委員会委員及び議会運営委員会委員に選任することに決しました。  続いて、各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長の互選をお願いいたします。  暫時休憩いたします。  (午後 6時29分) ○議長(飯塚正人君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午後 6時53分) ○議長(飯塚正人君) ただいま各常任委員会及び議会運営委員会の委員長、並びに副委員長の互選の結果報告がありましたので、事務局長に報告させます。
    事務局長(関口 清君) 報告いたします。  なお。敬称は省略させていただきます。  総務常任委員会   委員長  湯澤 英之   副委員長 瓦井 伸一  環境経済常任委員会   委員長  塩入 佳子   副委員長 谷中 恵子  文教民生常任委員会   委員長  筧  則男   副委員長 大越 正啓  建設水道常任委員会   委員長  増渕 靖弘   副委員長 小島  実  議会運営委員会   委員長  赤坂日出男   副委員長 鈴木  貢  以上です。 ○議長(飯塚正人君) 報告は終わりました。  この際、教育長、小林守君から、発言を求められておりますので、これを許します。 ○教育長(小林 守君) 議員各位におかれましては、大変、お疲れのところだとは存じますが、定例会閉会前の貴重な時間をいただきまして、一言、退任のごあいさつを申し上げます。  西山前教育長の後を受けまして、私は、平成17年10月1日に、教育長に就任し、早4年の任期満了を迎え、このたび、退任することになりました。  この間、市議会の皆様や市執行部の皆様には、鹿沼市教育の充実、発展のために、ご指導やご理解、ご協力を賜り、まことにありがとうございました。  私にとりまして、この4年間は、きわめて充実した、学びの4年間であり、ともに生きているという実感の日々を、過ごすことができました。  一期一会の出会いやふれあいに、心から、感謝をしたいと思います。  また、このような仕事を、私に与えてくださった方々へも、深く感謝を申し上げます。  任期のこの4年間は、市民や保護者、児童生徒の願いや期待に耳を傾けながら、教職員とともに、鹿沼市の教育のあるべき姿を模索し、実践してきた4年間だと思います。  もとより、国づくり、町づくりの根本は、教育にあり、人づくりが要であるということは、時代を超えた、不易の原則であります。  すなわち、教育を語ることは、未来を描くことであり、教育は、次の世代への、私たちの責任であり、そして、よい教育とは、行政と学校現場、教職員と保護者、児童生徒の信頼の上に成り立つ共同作業であるということも鉄則であります。  個別的な問題では、解決、解消した課題とともに、未解決の問題もありますが、それらも含めて、次の方に、しっかりと引き継いでいきたいと思っております。  最後に、歴史的な政権交代によって、新しい政治が動き出しました。地方分権、地域主権の教育が、強く求められる時代となり、その方向性は、確かなものとなりました。  したがいまして、今こそ、鹿沼の教育、その特徴を顕現し、そして、歴史と自然にはぐくまれた、鹿沼の教育文化を、継承し、発展させてくださることを、皆様方に、お願いし、退任のあいさつといたします。  大変ありがとうございました。(拍手) ○議長(飯塚正人君) 小林教育長におかれましては、長い間、本当に、鹿沼市のために、ご苦労様でございました。  以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。  これをもちまして、平成21年第6回鹿沼市議会定例会を閉会いたします。  (午後 6時58分)  上記会議録を証するため、下記署名いたします。   議  長   飯  塚  正  人   前議長    小  松  英  夫   前副議長   船  生  哲  夫   署名議員   谷  中  恵  子   署名議員   船  生  哲  夫...