鹿沼市議会 > 1997-03-21 >
平成 9年第1回定例会(第6日 3月21日)

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  1. 鹿沼市議会 1997-03-21
    平成 9年第1回定例会(第6日 3月21日)


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    最終取得日: 2023-04-02
    平成 9年第1回定例会(第6日 3月21日)      平成9年第1回鹿沼市議会定例会会議録(第6日) 開  議  平成9年3月21日(金)午前10時    日程第 1 議案第37号の訂正について  日程第 2 議案第1号から議案第39号まで並びに陳情第3号(継続審査分)及び陳情第        6号(継続審査分)について(委員長報告、質疑、討論)  日程第 3 議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第5号、議案第10号、議案第        33号、議案第37号及び議案第39号について(採決)  日程第 4 議案第3号、議案第6号から議案第9号まで、議案第11号から議案第32号        まで、議案第34号から議案第36号まで及び議案第38号並びに陳情第3号        (継続審査分)及び陳情第6号(継続審査分)について(採決)  日程第 5 議員案第1号から議員案第7号までについて(採決)  日程第 6 市行政推進調査特別委員会委員の選任について  追加日程  議員案第8号について 会議事件  議案第 1号 平成9年度鹿沼一般会計予算について  議案第 2号 平成9年度鹿沼国民健康保険特別会計予算について
     議案第 3号 平成9年度鹿沼公共下水道事業費特別会計予算について  議案第 4号 平成9年度鹿沼旭が丘簡易水道事業費特別会計予算について  議案第 5号 平成9年度鹿沼公設地方卸売市場事業費特別会計予算について  議案第 6号 平成9年度鹿沼見笹霊園事業費特別会計予算について  議案第 7号 平成9年度鹿沼老人保健特別会計予算について  議案第 8号 平成9年度鹿沼農業集落排水事業費特別会計予算について  議案第 9号 平成9年度鹿沼都市開発資金事業費特別会計予算について  議案第10号 平成9年度鹿沼水道事業会計予算について  議案第11号 平成8年度鹿沼一般会計補正予算(第5号)について  議案第12号 平成8年度鹿沼公共下水道事業費特別会計補正予算(第4号)について  議案第13号 平成8年度鹿沼旭が丘簡易水道事業費特別会計補正予算(第3号)ついて  議案第14号 平成8年度鹿沼老人保健特別会計補正予算(第2号)について  議案第15号 平成8年度鹿沼農業集落排水事業費特別会計補正予算(第3号)について  議案第16号 平成8年度鹿沼都市開発資金事業費特会計補正予算(第2号)について  議案第17号 平成8年度鹿沼水道事業会計補正予算(第4号)について  議案第18号 委託契約の締結について  議案第19号 財産の取得について  議案第20号 市道路線の認定について  議案第21号 鹿沼情報公開条例の制定について  議案第22号 鹿沼行政手続条例の制定について  議案第23号 鹿沼市部設置条例の全部改正について  議案第24号 鹿沼市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について  議案第25号 鹿沼特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部         改正について  議案第26号 鹿沼一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部改正         について  議案第27号 鹿沼学校給食共同調理場設置条例の一部改正について  議案第28号 鹿沼青少年健全育成のための環境浄化に関する条例の制定について  議案第29号 鹿沼市民福祉審議会条例の一部改正について  議案第30号 鹿沼老人デイサービスセンター条例の制定について  議案第31号 鹿沼環境クリーンセンター条例の制定について  議案第32号 鹿沼空き缶等散乱防止に関する条例の制定について  議案第33号 鹿沼国民健康保険税条例の一部改正について  議案第34号 鹿沼水田作近代化施設条例の一部改正について  議案第35号 鹿沼公設地方卸売市場条例の一部改正について  議案第36号 宇都宮都市計画事業貝島西土地区画整理事業施行に関する条例の制定につい         て  議案第37号 鹿沼市営住宅条例の全部改正について  議案第38号 鹿沼都市公園条例の一部改正について  議案第39号 鹿沼水道事業給水条例の一部改正について  陳情第 3号 北赤塚町・亀和田町両地区より地下水取水計画の撤回について(継続審査分)  陳情第 6号 御成橋周辺黒川河川敷公園化について(継続審査分)  議員案第1号 市行政推進調査特別委員会の設置について  議員案第2号 2兆円特別減税を求める意見書の提出について  議員案第3号 地方分権の一層の推進を求める意見書の提出について  議員案第4号 雇用分野における男女差別の解消を求める意見書の提出について  議員案第5号 国庫補助金制度の改善を求める意見書の提出について  議員案第6号 医療費負担増反対抜本的医療制度改革を求める意見書の提出について  議員案第7号 公務員倫理の制定を求める意見書の提出について  議員案第8号 鹿沼市議会委員会条例の一部改正について 出席議員(25名)    1番   小  松  英  夫    2番   阿  見  英  博    3番   荒  井  令  子    4番   小  川  清  正    5番   倭  文  光  雄    6番   田 野 井  政  夫    7番   小 野 口  幸  司    8番   鈴  木     貢    9番   寄  川  フ ユ 子   10番   手  塚  久  寿   11番   鹿  妻     清   12番   小  林  幹  夫   13番   船  生  哲  夫   14番   鈴  木  幸  夫   15番   阿  部  和  夫   16番   山  崎  正  信   18番   永  田  都 賀 子   19番   芳  田  利  雄   21番   熊  倉     勇   22番   斎  藤  清  一   23番   田  中  洋 一 郎   25番   橋  本     賢   26番   石  島  克  吉   27番   野  中  由  雄   28番   仲  田     威 欠席議員(1名)   24番   石  川  昌  一 地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者  市  長   福  田     武     建設部長   阿  部  邦  雄  助  役   渡  邉  南  泱     都市開発部長 福  田     顕  企画部長   大  門  良  造     水道部長   佐 々 木  泰  經  総務部長   阿 久 津  亘  宏     参  事   鈴  木  一  正  市民環境部長 岡  田     実     教 育 長   佐  藤  太 袈 夫  福祉部長   篠  原  好  彦     教育次長   星  野  芳  一  経済部長   川  津  英  一 事務局職員出席者  事務局長   高  山     勇     書  記   高  田  久  男 ○議長(山崎正信君) ただいまから本日の会議を開きます。  (午前10時32分) ○議長(山崎正信君) 現在出席している議員は25名であります。  それでは、本日の議事日程事務局長に朗読させます。 ○事務局長(高山 勇君) 議事日程を朗読。 ○議長(山崎正信君) 日程の朗読は終わりました。
     日程第1、議案第37号 鹿沼市営住宅条例の全部改正についての訂正についてを議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付してありますとおり、訂正する旨の文書が提出されておりますので、これを承認することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第37号の訂正については、これを承認することに決しました。  ただいま訂正されました議案について、建設水道常任委員会を開催するため、暫時休憩いたします。  (午前10時35分) ○議長(山崎正信君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午前10時48分) ○議長(山崎正信君) 続いて、日程第2、議案第1号 平成9年度鹿沼一般会計予算から議案第39号 鹿沼水道事業給水条例の一部改正まで並びに陳情第3号 北赤塚町・亀和田町両地区より取水計画の撤回についての陳情及び陳情第6号 御成橋周辺黒川河川敷公園化についてを議題といたします。  各委員長報告を求めます。  文教民生常任委員長、阿部君。 ○文教民生常任委員長阿部和夫君) ただいまから文教民生常任委員会審査結果についてご報告いたします。  今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案14件であります。去る17日委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算議案第6号、議案第7号、議案第11号中関係予算議案第14号、議案第19号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号につきましては全会一致で、また、議案第2号、議案第33号につきましては、賛成多数で原案を可とすべきものと決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、文教民生常任委員会審査結果につきましての報告を終わります。 ○議長(山崎正信君) 総務常任委員長、寄川さん。 ○総務常任委員長(寄川フユ子君) ただいまから総務常任委員会審査の結果について報告をいたします。  今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案9件でありました。これに対し、去る18日、全委員の出席のもと委員会を開催し、執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算議案第11号中関係予算議案第18号、議案第21号から議案第26号までにつきまして、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会審査結果の報告を終わります。 ○議長(山崎正信君) 産業経済常任委員長、野中君。 ○産業経済常任委員長野中由雄君) ただいまから産業経済常任委員会審査結果についてご報告いたします。  今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案7件でありました。去る18日委員会を開催して、執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算議案第5号、議案第8号、議案第11号中関係予算議案第15号、議案第34号、議案第35号につきましては原案を可とすべきものと全会一致で決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、産業経済常任委員会審査結果についての報告を終わります。 ○議長(山崎正信君) 建設水道常任委員長、小林君。 ○建設水道常任委員長小林幹夫君) ただいまから建設水道常任委員会審査の結果についてご報告をいたします。  今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案15件、継続審査となっておりました陳情2件でありました。これに対し、去る17日及び本日委員会を開催し、執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算議案第3号、議案第4号、議案第9号、議案第10号、議案第11号中関係予算議案第12号、議案第13号、議案第16号、議案第17号、議案第20号、議案第36号から議案第39号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。  陳情第3号につきましては、前回閉会中の継続審査とし、委員相互意見交換を経て、今回3回目の審査を行いました。現時点では、地元住民地下水取水計画への理解が十分に得られていない状況であるため、今後さらに調査検討の必要があり、継続審査とすべきものと決しました。  陳情第6号につきましても前回閉会中の継続審査とし、委員相互意見交換を経て、今回2回目の審査を行いました。  地元住民の意向が河川公園事業としての整備では調整に時間がかかるのならば、むしろ手軽にスポーツを楽しむための構造物をつくらない自然を生かした広場としての整備の方法で十分であるとのことから、陳情の内容と地元の実現に向けた要望を考慮し、趣旨採択とすべきものと決しました。  何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、建設水道常任委員会審査結果の報告を終わります。 ○議長(山崎正信君) 以上で、阿部、寄川、野中、小林各委員長報告は終わりました。  各委員長報告に対し、ご質疑がありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) 別段ご質問もないようですので、各委員長に対する質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  発言通告がありましたので、順次発言を許します。  19番、芳田君。 ○19番(芳田利雄君) それでは、反対討論を行います。  平成9年度の一般会計予算2つ目は、国民健康保険特別会計予算、第3点目として水道事業会計予算についての反対討論を行います。  まず最初に、一般会計予算についての反対意見を述べたいと思います。今まさに消費税が5%に上げられようとしておりますが、値上げが目前に迫った段階でもなお、多くの国民が反対をしております。しかも、医療費の改悪と特別減税の打ち切りであります。  これら合わせて9兆円、1世帯で30万円の負担という増税であります。この9兆円の負担増市民の家計を直撃して、市民暮らしに大きな影響が出ると思います。市民の多数が反対をしている消費税増税はすべきでないと思います。したがって、公共料金に対する5%消費税を含む予算には反対をするものであります。  指摘をする2点目といたしまして、文化ゾーン整備事業予算が計上されております。この文化ゾーン整備事業は、議会も市民も知らない間に計画を作ったという、いかにも唐突な感じがいたします。そもそも市当局には、市民の声、市民の合意で市政を進めるという視点が欠けていると思われます。8月に始まって、11月には計画を決定する、50億円もかかる公共の施設を、たった3か月で決めてしまう、とんでもない事業であります。  行政は、住民の願いで進めるべきものであります。この立場をしっかりと踏まえて、民主主義のルールを守っていただきたいと思います。  この事業計画市民に公表し、市民意見をよく聞いて進めるべきと思います。したがって、文化ゾーン整備事業にゴーサインを出す段階でないと思いますので、この事業費を含む予算反対をするものであります。  3点目の指摘は、福祉行政の中で、ホームヘルパー派遣委託料無料化や乳幼児、妊産婦無料化制度あるいは温泉活用に関する事業留守家庭児童対策としての学童保育所の設置など、評価できる事業もありますが、その一方で、24時間のホームヘルパー派遣事業の先送り、総合体育館建設に対する県負担金が少ないこと、さらには、東大芦川ダム南摩ダムの建設に関する事業費予算化など、これらの予算のあり方に反対するものであります。総じて、以上のことを理由として、平成9年度一般会計予算についての反対意見といたします。  次は、国民健康保険特別会計予算についての反対意見を述べます。国においては、9兆円増税が目前に迫っております。加えて、市民には国保税引上げをする、これでは、市民暮らしは成り立ちません。今回の引上げは、限度額を48万円から52万円に、4万円の引上げ、さらには、個人割を1万5,000円に、世帯割を1万6,800円に、それぞれ3,000円の引上げとなるものであります。  この引上げが実施されると、県内12市の中で、1世帯当たり国保税は、この鹿沼市が一番高くなることは間違いありません。特に問題なのは、今回の値上げは所得に関係なく一律に国保加入者負担増となるもので、年金生活者、低所得者に対して、その生活を直撃することになります。  鹿沼市の場合は国保加入者の60%の世帯が年間所得額150万円以下で、しかも、1世帯当たり家族構成はおよそ2.5人であり、生活実態は大変な状況にあると思います。  こうした国保加入者にとって国保の負担は重く、既に国保税を払う限界を超えていると思います。そもそも国保会計が大変になったのは、国が国保への補助を大幅に引下げたためであり、国の責任は重大であると思います。  市は国に対して、現在の38.5%から45%に、もとの補助率に戻すよう積極的な働きかけをすべきと考えます。  そして、もう一つは、行政として国保はどうあるべきかをよく考え、憲法を暮らしに生かす、この立場で行政を進めるべきと思います。我々国民が健康で文化的な生活をすることは、我々国民に与えられた権利であります。憲法第25条は、このことを高らかにうたっております。  したがって、市長に与えられた責任と義務において、福祉とは権利である、国保は権利と保障である、この立場に立って、当面一般会計からの繰り入れを行って、引上げを抑えるべきと考えますので国保税引上げを見込んだ予算反対するものであります。  次は、議案第10号、水道事業会計予算について反対を行います。水道事業として長年の懸案事項であった分担金制度がこの4月から廃止されることになりました。水道を引く場合10万5,000円取られていましたが、この制度は古く、不公平な制度であることから、廃止されたとのことであります。この点は高く評価をしたいと思います。  しかし、4月より水道料金が平均で11.82%の引上げとなります。加えて、消費税使用料に5%上乗せをする予算となっております。消費税5%には、多くの市民反対があります。市民暮らしを守る立場から、料金の値上げ消費税5%を上乗せする予算反対をいたします。  また、県営の東大芦川ダム建設に対する鹿沼市の負担金として15億8,000万円を年次計画に沿って納めておりますが、ダムをつくる必要性はないと思いますし、ましてや、市民の税金を投入して、市民が等しく共有する環境を破壊することは許されないと思います。東大芦川ダムは、南摩ダムの補完のダムであります。市民の飲み水を確保するためのダムと説明をしておりますが、あまり説得力がありません。ダムをつくって水不足と環境破壊という大きな代償を払わずとも、もっと違った賢いやり方で市民の飲み水を確保することを考えるべきと思います。したがって、これらの理由から予算反対をいたします。  以上です。 ○議長(山崎正信君) 引き続き発言を許します。  14番、鈴木君。 ○14番(鈴木幸夫君) 私は、今議会に提案されました議案第1号 平成9年度鹿沼一般会計について賛成の立場から賛成討論を行うものであります。  既に各常任委員長より委員会における審査の経過と結果について詳細に報告がありましたが、委員長報告どおりほとんどが全会一致可決決定をされております。  ただいま芳田議員より反対意見がありましたが、これは全く委員会の決定に逆行するものであります。  皆様既にご承知のとおり、我が国経済は、ここ数年にわたる経済対策における公共投資や金融不安の解消策などにより景気は回復基調をたどり、前途に光明を見る段階に至っております。しかしながら、まだまだ本格的な景気回復には時間がかかるようであります。  このような極めて厳しい財政環境の中で、苦心しながら編成された本市の平成9年度一般会計予算は、市長の政治信条であります公正で公平な市政、開かれた市政のまさに具体的推進策の現れであり、それぞれの事業予算は、市民ニーズをとらえたものであります。第4次総合計画の着実な推進を図る上でも極めて重要な内容であり、的確に予算計上されているものと高く評価するものであります。  芳田議員反対討論を伺っておりますと、文化ゾーン整備事業を初め、消費税5%を見込んだ予算は認められないとのことでありますが、文化ゾーン整備計画につきましては、平成5年度には鹿沼中心市街地活性化計画の中で、また平成6年度には地方行政システム研究所との共同調査として行いました清流に集う安らぎの文化ゾーン形成に関する調査研究、また平成7年度には文化ゾーン整備プランとしてまとめられており、このように毎年継続して調査研究がなされてまいりました。  このような経過を踏まえ策定されたものが今回の文化ゾーン整備基本計画でありまして、その経過は文化ゾーン整備基本計画にも明記してありまして、本計画が決定したことが唐突に出てきたわけではないことは明白であります。  また、文化ゾーン整備基本計画の策定に当たっては市民各層からの参加をいただき、策定部会懇談会の開催などにおいて、これらの意見を反映する形で決定したものであります。  したがいまして、このような事業につきましては、早急な事業推進、取り組みを要望するものであります。  特にゾーン内の中核的な施設となる(仮称)市民センターにつきましては、平成5年度以降グリーンライフ審議会による数回にわたる答申などにより、市民から強い整備要望が出されておりました。生涯学習センター機能保健センター機能などにより、より豊かな市民生活を送るために必要な情報、身近な市民生活に必要な情報の受発信施設などであります。市民情報センターとして整備がなされるものであります。  21世紀を目前にし、高齢化社会高度情報化社会の到来が叫ばれております今日、まさに市民センターは、時代のニーズでもあります。市民ニーズに即応した施設であることは、容易に想像のつくところであります。市当局においては、国のより有利な事業の導入や県への積極的な財政支援を働きかける等により、計画どおり平成9年度から事業着手を私は強く要望するものであります。  芳田議員の言われる消費税5%の意見につきましては、基本的には消費税反対だから、これを盛り込んだ予算はすべて反対であるということだと思いますが、市民生活の安定を図る本市の予算に対し、その議論は誠に不当な議論であり、ナンセンスであります。  今回の消費税法改正地方消費税の創設は、21世紀を見据え、豊かな社会の実現を目指し、地方公共団体の自主的な行政活動の充実を図る観点からも、税財源安定確保に大きな意義があるものと私は考えるものであります。  したがいまして、議場の各議員におかれましては、各委員長報告どおり原案に賛成、ご賛同いただきますようお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。 ○議長(山崎正信君) 引き続き、発言を許します。  18番、永田さん。 ○18番(永田都賀子君) 私は、本会議において、議案第2号 平成9年度鹿沼国民健康保険特別会計予算について賛成する立場から討論を行います。  国民健康保険は、高齢化の進展、医療技術高度化疾病構造の変化などにより、医療費は年々増加傾向にあります。特に老人医療費を中心とする医療費の増高は、国保財政を依然として圧迫している状況と、私も認識しているところでございます。  当局の説明によりますと、鹿沼市の国保財政も大変厳しく、平成8年度の決算見込みでは大幅な財源不足になっていることが予想され、すべて一般会計で補てんせざるを得ない状況であるとのことであります。  また、平成9年度においても、さらに、医療費財源不足が見込まれるところから、国保財政健全化を図るためにも、税率の改正は必要不可欠であると考えられます。  さらに、改正に当たりましては国民健康保険運営協議会に諮問を行い、活発かつ慎重な審議の結果、やむを得ないとの答申を得ているとのことでございます。  なお、市民の過半数の方々は社会保険加入者でありますし、国保のみを取り上げて議論をするのはいかがなものでございましょうか。  また、医療費の増大による財源不足だから、短絡的に一般財源から補てんということは余りにも安易であると考えられます。全体的な問題は医療費の増大でありまして、健康都市を宣言している本市でございますので今後とも市民の健康増進を図り、ひいては、医療費の削減の方向で国保財政を議論するのが本来の姿ではないかと考えられます。  なお、予算編成に当たっては、一般会計からの繰り入れを十分に配慮した予算措置をしていると考え、賛成するものでございます。  次に、議案第10号、鹿沼水道事業会計予算についてでございますが、賛成の立場から討論を行います。  今回の水道事業予算は、市民から強い要望の出ている上水道を平成22年までに市民皆水道を実現するために、第5次水道拡張事業予算と理解しております。市当局には、その早期実現を図っていただきたい。  まず、料金に消費税5%をかけることについてでありますが、今回の消費税改正は、活力のある豊かな社会福祉の実現と地方消費税の創設による地方公共団体の自主的な財源の確保を図るためのものであると言われております。  水道事業は独立採算制を基本とする企業会計であり、料金に賦課せざるを得ないものと思います。法律に定められた消費税を料金に賦課するので、予算案に反対するという議論はいかがなものかと私は思います。  次に、東大芦川ダムの建設工事負担金についても水道事業にとって第一の使命である安定した水を供給するためにダム建設は必要であり、そのための支出であると思われます。  さて、ただいま芳田議員から反対討論のあった議案第1号、鹿沼一般会計予算ほか2件につきましては、私は賛成するものでございます。  何とぞ議員各位におかれましても、各常任委員長報告どおり各議案についてご賛同いただきますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論を終わらせていただきます。大変ご静聴ありがとうございました。 ○議長(山崎正信君) 以上で討論を終結いたします。  続いて、日程第3、議案第1号 平成9年度鹿沼一般会計予算について、議案第2号 平成9年度鹿沼国民健康保険特別会計予算について、議案第4号 平成9年度鹿沼旭が丘簡易水道事業費特別会計予算について、議案第5号 平成9年度鹿沼公設地方卸売市場事業費特別会計予算について、議案第10号 平成9年度鹿沼水道事業会計予算について、議案第33号 鹿沼国民健康保険税条例の一部改正について、議案第37号 鹿沼市営住宅条例の全部改正について、議案第39号 鹿沼水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第5号、議案第10号、議案第33号、議案第37号、議案第39号については直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに一括採決いたします。  お諮りいたします。各付議案件については、各委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (起立多数) ○議長(山崎正信君) 起立多数であります。  したがって、各付議案件については、各委員長報告どおり決しました。  続いて、日程第4、議案第3号、議案第6号から議案第9号まで、議案第11号から議案第32号まで、議案第34号から議案第36号まで及び議案第38号並びに陳情第3号及び陳情第6号についてを議題といたします。
     お諮りいたします。議案第3号、議案第6号から議案第9号まで、議案第11号から議案第32号まで、議案第34号から議案第36号まで及び議案第38号並びに陳情第3号及び陳情第6号については直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに一括採決いたします。  お諮りいたします。各付議案件については、各委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、各付議案件については、各委員長報告どおり決しました。  続いて、日程第5、議員案第1号 市行政推進調査特別委員会の設置について、議員案第2号 2兆円特別減税を求める意見書の提出について、議員案第3号 地方分権の一層の推進を求める意見書の提出について、議員案第4号 雇用分野における男女差別の解消を求める意見書の提出について、議員案第5号 国庫補助金制度の改善を求める意見書の提出について、議員案第6号 医療費負担増反対抜本的医療制度改革を求める意見書の提出について、議員案第7号 公務員倫理の制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。  お諮りいたします。本件については提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。議員案第1号から議員案第7号までについては原案どおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、議員案第1号から議員案第7号までについては、原案どおり決しました。  続いて、日程第6、市行政推進調査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、市行政推進調査特別委員会委員議員26名を指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名いたしました議員26名を市行政推進調査特別委員会委員に選任することに決しました。  委員の指名は全員でありますので、省略させていただきます。  鹿沼市議会委員会条例の一部を改正する条例の審議のために、暫時休憩いたします。  (午前11時29分) ○議長(山崎正信君) 休憩前に引き続き再開いたします。  (午後 1時35分) ○議長(山崎正信君) 3月12日の議案質疑並びに市政一般質問における19番、芳田議員の発言につきまして、お手元に配付してあります文書のとおり訂正したい旨報告がありました。  お諮りいたします。ただいま19番、芳田君からの申し出については、会議規則第64条の規定により、お手元に配付してあります文書のとおりにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、19番、芳田君からの申し出については、お手元の文書のとおり決しました。  お諮りいたします。ただいま熊倉勇君ほか8名から議員案第8号 鹿沼市議会委員会条例の一部改正についてが提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、この際、議員案第8号を日程に追加し、議題とすることに決しました。  議員案第8号を議題といたします。  本件についての提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長、熊倉君。 ○議会運営委員長(熊倉 勇君) ただいまから議員案第8号につきまして提案理由の説明を行います。  本案につきましては、今議会におきまして、議案第23号 鹿沼市部設置条例の全部改正についてが提出され、本日可決されたことを受け、委員会条例の一部を改正するものであります。  主な改正点ですが、企画部の広報課と総務部の秘書課を統合し、新たに秘書室ができることに伴い、この秘書室の所管を総務常任委員会とするものであります。  また、市民環境部のうち、環境クリーンセンターを除き、市民生活部と改め、福祉部を保健福祉部と改め、その所管を文教民生常任委員会とするものであります。  さらに、都市開発部のうち、下水道部門を除き建設部と統合し、都市建設部に改め、その所管を建設水道常任委員会とするものであります。  そして、環境クリーンセンターと下水道部門が統合され、環境対策部が新たに設置されることに伴い、その所管を産業常任委員会とするものであります。  このため、産業経済常任委員会の名称を環境経済常任委員会に改めるものであります。  なお、この条例施行の際に、現に改正前の鹿沼市議会委員会条例の規定に基づき、在職する産業経済常任委員会委員長、副委員長及び委員改正後の鹿沼市議会委員会条例の規定に基づく、環境経済常任委員会委員長、副委員長及び委員になるものとし、その任期は、改正前の条例の規定に基づく産業経済常任委員会の残任期間とするものであります。  以上で報告を終わります。 ○議長(山崎正信君) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。本件については質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。議員案第8号については、原案どおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山崎正信君) ご異議なしと認めます。  したがって、議員案第8号については、原案どおり決しました。  ここで、佐藤教育長より発言を求められておりますので、これを許します。  教育長、佐藤君。 ○教育長(佐藤太袈夫君) 貴重な時間を割いていただきまして、一言退任のごあいさつを申し上げます。  私こと、今議会におきまして、3月31日付をもち教育長の職を退任することにご同意をいただき、心から厚く御礼申し上げます。7年と6か月の間、充実した日々を過ごさせていただきました。これもひとえに議員各位の多大なるご指導、ご援助のたまものと感謝にたえません。  教育長に就任いたしました平成元年は、いわゆる平成の教育改革のスタートの年でもありました。7年と6か月を振り返ったとき、感無量なるものがございます。  「峠から峠に移る旅路かな」という句がありますが、平たんで眺望のきくすばらしい峠の後には、風雨に打たれ、はいつくばってよじ登るような厳しい峠もありました。  しかし、議員各位の温かいサポートをいただき、どうにか職責を果たすことができ、改めて感謝申し上げます。  私は、常日ごろ市民の多くの方々が心の豊かさ、精神的な潤いを求める今日、機関車の役目を担い、先頭になって行政を引っ張っていくものは、ソフト、すなわち教育や文化、生涯学習などなど、教育行政にかかわるものであるとの使命感と自負心を持って職務を遂行してまいりました。  しかしながら、教育行政は、ターミナルのない、すなわち終着駅のない軌道を走るようなものでもあります。これでよしという到達点はないような気もいたします。より広い、深い、そしてより高い教育行政の推進が求められます。  幸い私の後任には、豊かな人格と識見を持ったよきリーダーが就任されることになっており、大きな期待を寄せるものであります。私は、これからは一市民として、本市の教育行政はもとより、第4次総合計画の具現化のため、福田市政にご協力いたす所存でありますので、議員各位には、変わらぬご指導とご交誼をお寄せくださるようお願い申し上げます。  終わりに、議員各位のご健康とご多幸を心からご祈念申し上げ、意多くして言葉足らずではありますが、退任のあいさつといたします。本当にありがとうございました。 ○議長(山崎正信君) ただいまごあいさつをいただきました佐藤教育長、また、この議場に出席している大門企画部長、岡田市民環境部長につきましては、今月末をもってそれぞれ勇退されることになっております。  佐藤教育長にあっては、学校教育の現場で長く活躍された後、教育長として7年半在職されました。この間、教育行政のみならず市の施策の展開にも多くのご功績を残されました。  また、お二人の部長につきましては、長い間市役所にあってさまざまな部署でご活躍されてまいりました。それぞれの多くのご功績につきましては、詳細に述べることはこの場では差し控えさせていただきますが、お三人の後に続く皆さん方が必ずや引き継ぎ、さらに進展させていくものと考えています。長い間のご労苦に感謝を申し上げますとともに、皆様のご健康と今後ますますのご活躍を祈念申し上げまして、議長としての感謝の言葉といたします。大変ご苦労さまでした。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  これをもちまして、平成9年第1回鹿沼市議会定例会を閉会いたします。  (午後 1時47分)...