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03月16日-委員長報告・質疑・討論・表決-06号

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  1. 佐野市議会 2018-03-16
    03月16日-委員長報告・質疑・討論・表決-06号


    取得元: 佐野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-09
    平成30年  2月 定例会(第1回)         平成30年第1回佐野市議会定例会会議録(第6号)3月16日(金曜日) 出席議員(24名)    1 番   慶  野  常  夫          2 番   川  嶋  嘉  一    3 番   菅  原     達          4 番   木  村  久  雄    5 番   横  井  帝  之          6 番   早  川  貴  光    7 番   小  倉  健  一          8 番   金  子  保  利    9 番   亀  山  春  夫         10 番   小  暮  博  志   11 番   本  郷  淳  一         12 番   若 田 部  治  彦   13 番   横  田     誠         14 番   田  所  良  夫   15 番   久  保  貴  洋         16 番   鈴  木  靖  宏   17 番   岡  村  恵  子         18 番   鶴  見  義  明   19 番   井  川  克  彦         20 番   山  菅  直  己   21 番   篠  原  一  世         22 番   春  山  敏  明   23 番   飯  田  昌  弘         24 番   高  橋     功 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者  市   長   岡  部  正  英        副 市 長   落  合     正  副 市 長   飯  塚     久        総   合   加  藤  栄  作                            政 策 部長  行   政   金  子  好  雄        市   民   山  田     弘  経 営 部長                     生 活 部長  こ ど も   齋  川  一  彦        健   康   新  里  年  市  福 祉 部長                     医 療 部長  産   業   土  澤  正  道        観   光   松  本     仁  文 化 部長                     ス ポ ーツ  兼 農 業                     部   長  委 員 会  事 務 局長  都   市   藤  本  真  澄        都   市   青  木  正  典  建 設 部長                     建設部次長  会計管理者   小 曽 根  治  夫        水 道 局長   山  根  敏  明  教 育 長   岩  上  日 出 男        教   育   向  田  紀  之                            総 務 部長  監 査 委員   高  松  敏  行        消 防 長   中  谷     豊  事 務 局長  兼 選 挙  管理委員会  書 記 長  兼 公 平  委 員 会  書 記 長  兼固定資産  評 価 審査  委員会書記 事務局職員出席者  事 務 局長   大  川  俊  之        議 事 課長   高  橋  幸  男 議事日程第6号  日程第1  議案第 7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正について                  〃    議案第 8号 佐野市長等の給与及び旅費に関する条例及び佐野市議会の議員の議員報酬及び費用弁               償等に関する条例の改正について                           〃    議案第 9号 佐野市職員の給与に関する条例及び佐野市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例               に関する条例の改正について                             〃    議案第10号 佐野市特別会計条例の改正について                          〃    議案第11号 佐野市国民健康保険税条例の改正について                       〃    議案第12号 佐野市手数料条例の改正について                           〃    議案第13号 佐野市国民健康保険財政調整基金条例の改正について                   〃    議案第14号 佐野市入学資金融資条例の廃止について                        〃    議案第15号 佐野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の改正               について                                      〃    議案第16号 佐野市こどもクラブ条例の改正について                        〃    議案第17号 佐野市敬老祝金条例の改正について                          〃    議案第18号 佐野市デイサービスセンター条例の改正について                    〃    議案第19号 佐野市介護老人保健施設条例の廃止について                      〃    議案第20号 佐野市国民健康保険条例の改正について                        〃    議案第21号 佐野市介護保険条例の改正について                          〃    議案第22号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係               る基準に関する条例の改正について                          〃    議案第23号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び               運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の               方法に係る基準に関する条例の改正について                      〃    議案第24号 佐野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定               について                                      〃    議案第25号 佐野市後期高齢者医療に関する条例の改正について                   〃    議案第26号 佐野市中小企業及び小規模企業振興条例の制定について                 〃    議案第27号 佐野市工場立地法準則条例の改正について                       〃    議案第29号 佐野市中心市街地活性化広場条例の制定について                    〃    議案第30号 佐野市都市公園条例の改正について                          〃    議案第31号 佐野市下水道使用料等審議会条例の改正について                    〃    議案第32号 佐野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の改正について        〃    議案第33号 佐野市病院事業条例の廃止について                          〃    議案第34号 財産の無償貸付けについて                              〃    議案第35号 財産の減額貸付けについて                              〃    議案第36号 土地の処分について                                 〃    議案第37号 佐野新都市バスターミナル指定管理者の指定について                 〃    議案第38号 佐野市観光物産会館及び佐野市みか山観光物産会館指定管理者の指定について     〃    議案第39号 市道路線の認定について                               〃    議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)                    〃    議案第41号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)      〃    議案第42号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2               号)                                        〃    議案第43号 平成29年度佐野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)             〃    議案第44号 平成29年度佐野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)            〃    議案第45号 平成29年度佐野市自家用有償バス事業特別会計補正予算(第1号)           〃    議案第46号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)      〃    議案第47号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第2               号)                                        〃    議案第48号 平成29年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)             〃    議案第49号 平成29年度佐野市西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)    〃    議案第50号 平成29年度佐野市水道事業会計補正予算(第1号)                  〃    議案第51号 平成29年度佐野市病院事業会計補正予算(第3号)                  〃    議案第52号 平成30年度佐野市一般会計予算                           〃    議案第53号 平成30年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算             〃    議案第54号 平成30年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定)予算         〃    議案第55号 平成30年度佐野市公共下水道事業特別会計予算                    〃    議案第56号 平成30年度佐野市農業集落排水事業特別会計予算                   〃    議案第57号 平成30年度佐野市自家用有償バス事業特別会計予算                  〃    議案第58号 平成30年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算             〃    議案第59号 平成30年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算                    〃    議案第60号 平成30年度佐野市西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業特別会計予算          〃    議案第61号 平成30年度佐野市水道事業会計予算                       日程第2  議案第28号 佐野市たぬまふるさと館条例の改正について                    日程第3  陳情第 1号 道路の待避所設置についての陳情                        本日の会議に付議した事件  日程第1  議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第61号までについて                    (委員長報告、質疑、討論、表決)                               日程第2  議案第28号について                                           (委員長報告、質疑、討論、表決)                               日程第3  陳情第1号について                                            (委員長報告、質疑、討論、表決) ○議長(井川克彦) 開議に先立ち、事務局長出席議員数及び本日の議事日程について報告させます。  事務局長。 ◎事務局長(大川俊之) ご報告申し上げます。  ただいまの出席議員数及び本日の議事日程についてご報告申し上げます。  ただいまの出席議員数は24名でございます。  なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配付させていただきました議事日程第6号のとおりでございます。日程第1、議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第61号までについて、日程第2、議案第28号について、日程第3、陳情第1号について、以上のとおりでございます。  次に、本日お手元に配付させていただきました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか、各常任委員会及び予算審査特別委員会審査報告書並びに表決順序をお示しいたしました案件一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。  以上で報告を終わります。                                                             午前10時01分開議 ○議長(井川克彦) これより本日の会議を開きます。 ○議長(井川克彦) これより日程に入ります。  日程第1、議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第61号まで、以上54件を一括して議題といたします。  ただいま議題となっております案件中、議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第51号まで、以上44件の案件については、いずれも所管の常任委員会に、議案第52号から第61号まで、以上10件の新年度の予算議案については予算審査特別委員会にそれぞれ付託された案件であります。  なお、お手元に配付のとおり、それぞれ各委員長より審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書については、朗読を省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。                                                                                              平成30年3月7日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   総務常任委員会                                                 委員長  久  保  貴  洋                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月6日に委員会を開催し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正について                    2 議案第 8号 佐野市長等の給与及び旅費に関する条例及び佐野市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関す          る条例の改正について                                  3 議案第 9号 佐野市職員の給与に関する条例及び佐野市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条          例の改正について                                    4 議案第12号 佐野市手数料条例の改正についての関係部分                        5 議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分                   上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。                                                                                              平成30年3月6日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   厚生常任委員会                                                 委員長  木  村  久  雄                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月5日に委員会を開催し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第10号 佐野市特別会計条例の改正について                            2 議案第11号 佐野市国民健康保険税条例の改正について                         3 議案第13号 佐野市国民健康保険財政調整基金条例の改正について                    4 議案第15号 佐野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の改正について  5 議案第16号 佐野市こどもクラブ条例の改正について                          6 議案第17号 佐野市敬老祝金条例の改正について                            7 議案第18号 佐野市デイサービスセンター条例の改正について                      8 議案第19号 佐野市介護老人保健施設条例の廃止について                        9 議案第20号 佐野市国民健康保険条例の改正について                         10 議案第21号 佐野市介護保険条例の改正について                           11 議案第22号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関          する条例の改正について                                12 議案第23号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに          指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関す          る条例の改正について                                 13 議案第24号 佐野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について 14 議案第25号 佐野市後期高齢者医療に関する条例の改正について                    15 議案第33号 佐野市病院事業条例の廃止について                           16 議案第34号 財産の無償貸付けについて                               17 議案第37号 佐野新都市バスターミナル指定管理者の指定について                  18 議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分                 19 議案第41号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)       20 議案第42号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2号)   21 議案第45号 平成29年度佐野市自家用有償バス事業特別会計補正予算(第1号)            22 議案第46号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)       23 議案第47号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第2号)   24 議案第48号 平成29年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)              25 議案第51号 平成29年度佐野市病院事業会計補正予算(第3号)                     上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。                                                                                              平成30年3月7日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   経済文教常任委員会                                               委員長  川  嶋  嘉  一                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月6日に委員会を開催し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第14号 佐野市入学資金融資条例の廃止について                          2 議案第26号 佐野市中小企業及び小規模企業振興条例の制定について                   3 議案第27号 佐野市工場立地法準則条例の改正について                         4 議案第28号 佐野市たぬまふるさと館条例の改正について                        5 議案第30号 佐野市都市公園条例の改正について                            6 議案第38号 佐野市観光物産会館及び佐野市みか山観光物産会館指定管理者の指定について       7 議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分                   上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。                                                                                              平成30年3月6日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   建設常任委員会                                                 委員長  田  所  良  夫                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月5日に委員会を開催し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第12号 佐野市手数料条例の改正についての関係部分                        2 議案第29号 佐野市中心市街地活性化広場条例の制定について                      3 議案第31号 佐野市下水道使用料等審議会条例の改正について                      4 議案第32号 佐野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の改正について          5 議案第35号 財産の減額貸付けについて                                6 議案第36号 土地の処分について                                   7 議案第39号 市道路線の認定について                                 8 議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分                  9 議案第43号 平成29年度佐野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)              10 議案第44号 平成29年度佐野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)             11 議案第49号 平成29年度佐野市西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)    12 議案第50号 平成29年度佐野市水道事業会計補正予算(第1号)                     上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。                                                                                             平成30年3月15日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   予算審査特別委員会                                               委員長  山  菅  直  己                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月8日、9日、13日及び14日に委員会を開催し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第52号 平成30年度佐野市一般会計予算                             2 議案第53号 平成30年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算               3 議案第54号 平成30年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定)予算           4 議案第55号 平成30年度佐野市公共下水道事業特別会計予算                      5 議案第56号 平成30年度佐野市農業集落排水事業特別会計予算                     6 議案第57号 平成30年度佐野市自家用有償バス事業特別会計予算                    7 議案第58号 平成30年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算               8 議案第59号 平成30年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算                      9 議案第60号 平成30年度佐野市西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業特別会計予算           10 議案第61号 平成30年度佐野市水道事業会計予算                            上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。                                                                       平成30年度予算審査要望書  (定住促進) 1 第2次佐野市総合計画基本構想において、本市の将来像を「水と緑にあふれる北関東のどまん中 支え合い、人と地域が輝く交流拠点都市」とし、この将来像の実現に向け、移住・定住対策が必要不可欠であることから、推進テーマを「定住促進」とした。   このことは、定住人口の確保が本市の最重要課題であることを明確にしたものと思われるため、職員一人一人が、この課題解決のために全ての施策があることを認識し、各事務事業の執行に当たられたい。  (市有施設適正配置の推進) 2 本市は、合併により類似する施設を数多く保有し、その多くが老朽化していることから、維持管理費用や更新費用が増大し、大きな負担となることが想定される。また、今後も人口減少が続くことが予測されることから、行政サービスを持続させるためには、適正に市有施設を配置し、必要な施設の長寿命化を図るとともに、効率的で効果的な管理運営を推進する必要がある。そこで、佐野市市有施設適正配置計画に沿って、将来世代の負担とならぬよう、また、不退転の決意をもって、地域住民との合意形成を図り、適正な施設配置の実現に向けて取り組まれたい。  (子育て支援の推進) 3 民間調査機関のアンケート調査によると、移住・定住施策で最も効果があるとされたのは、子育て支援策であった。このことからもわかるように、第2次佐野市総合計画基本構想の推進テーマである「定住促進」を図るためには、雇用の確保とともに子育て環境の充実が欠かせないものとなる。   第2次佐野市総合計画前期基本計画の「安心して子育てのできるまちづくり」の政策においては、予算を増額して各種の事務事業に取り組むことになるが、成果指標の目標値に低い部分も見受けられるため、子育て支援策の重要性を認識して各事務事業の執行に当たられたい。  (観光立市の推進) 4 経済産業省の地域ストーリー作り研究会のとりまとめによると、観光により経済波及効果を高めるためには、地域が固有の「ストーリー」をつくり、観光客に訴求することが重要としている。   本市は、藤原秀郷ゆかりの唐沢山城跡や一千年の歴史を持つ天明鋳物など、歴史と文化に根ざした固有の地域資源が存在する。これらの地域資源に「ストーリー性」をもたせるとともに、横断的な結びつけをもって、デスティネーションキャンペーンで広く紹介し、来訪者を増やして市内の消費を増大させる施策を展開されたい。  (産業立市の推進) 5 第2次佐野市総合計画前期基本計画でリーディングプロジェクトと位置づけた「産業・文化立市の推進」の取組のうち、産業分野においては、佐野田沼インター産業団地の完売、佐野インター産業団地の9割弱が分譲済、佐野インランドポートの供用開始など着実に実績を上げている。加えて、(仮称)出流原PAスマートインターチェンジの北関東自動車道への連結が許可され、発展が見込まれる。更に、市南部の幹線道路である国道50号のポテンシャルを生かすべく、国道50号沿線開発構想を策定する予定である。   産業振興策は、雇用創出、税収増、人口増などにより地域に賑わいや活力をもたらすため、今後も出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業や国道50号沿線開発を中心に積極的に推進されたい。  (都市基盤施設の長寿命化の推進) 6 本市は、道路、公園、上下水道管などの老朽化に伴う維持管理費用の増大に対応するため、それぞれ長寿命化計画を策定し、補修・更新費用の平準化やライフサイクルコストの最小化に努めている。   こうした計画に基づき、管理方法を変更することで費用の低減、施設の安全性や信頼性を確保することはもちろんであるが、今後は、維持管理業務を確実に推進する仕組みを構築されたい。  (国民健康保険事業) 7 平成30年度から栃木県と市町が一体となって国民健康保険(国保)を運営することに伴い、本市の国保税は、平成30年度分課税から資産割を廃止した3方式での算定となり、平成29年度課税ベースでは97.2%の世帯の税額が同額か引下げとなる。引下げ後の税率を維持するためには、被保険者の健康意識の高揚に力を入れるとともに、県の保険者努力支援制度の対象となる特定健康診査受診率又は特定保健指導実施率の向上、ジェネリック医薬品の普及促進などの事業を積極的に進めて医療費の抑制を図り、県と連携をとりながら健全な国保運営となるよう努められたい。 ○議長(井川克彦) これより委員会の審査の経過及び結果について、各委員長より報告を求めることにいたします。  まず、総務常任委員会委員長、久保貴洋議員。          (委員長 久保議員登壇) ◎総務常任委員会委員長(久保貴洋) それでは、ただいまから総務常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告を申し上げます。  当委員会は、3月6日午後1時32分、委員会室において委員全員出席のもと、当局から飯塚副市長を始め総合政策部長、行政経営部長、消防長ほか関係職員が出席し、議会より正副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席し、開会いたしました。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  まず最初に、議案第7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、今回の佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正に伴い、対象となり得る職員の数は、平成30年度において何人くらいと見込んでいるのかとの質疑に対し、当局より、現在佐野市の非常勤職員は、任期を1年として採用していますので、影響が出る職員はいないものと考えていますとの答弁がありました。  委員より、改正は非常勤職員だけのことか、臨時職員等は該当しないのかとの質疑に対し、当局より、非常勤職員を広く捉えれば臨時職員も該当しますが、臨時職員は一般職としての扱いです。非常勤特別職として捉えれば、該当はありませんとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第7号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  次に、議案第8号 佐野市長等の給与及び旅費に関する条例及び佐野市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、人事院の勧告について、その勧告は特別職や議員の期末手当の引き上げも勧告をしているのかとの質疑に対し、当局より、国の特別職の勧告をしており、それに準じて特別職の市長、副市長、教育長及び市議会議員にも適用していますとの答弁がありました。  委員より、今回の条例の改正での予算規模を伺いたいとの質疑に対し、当局より、予算額はこの後の補正予算の減額等の措置があり、影響額を申し上げます。市長、副市長、教育長、議員24人分、合計しますと98万円ですとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第8号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  次に、議案第9号 佐野市職員の給与に関する条例及び佐野市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、人事院勧告は一般職で考えたときに、今回の改定では平均的に0.2%増額ということになっているのかとの質疑に対し、当局より、平均で0.2%ということで、400円から1,000円の範囲内での増額です。若い世代になるにつれ増額幅が大きく、年配の職員になるにつれて小さくなりますとの答弁がありました。  委員より、佐野市の職員のラスパイレス指数は、昨年が14市中14位、その前が14市中13位で、栃木県でも低く、平均並みにはしてほしいと思うが、どのようにすれば上がるのか、基本給を上げれば上がるということでよいのかとの質疑に対し、当局より、平成27年度から今までの7級制を8級制に改正をして、その影響が出るのが平成30年度からと推測をしており、平成30年度から徐々に上がってくると考えていますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第9号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  次に、議案第12号 佐野市手数料条例の改正についての関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を 申し上げます。  委員より、今回の条例改正で対象となる事業所はどのようなところがあるのかとの質疑に対し、当局より、佐野市内では改正となるような施設はありませんので、手数料には影響はありませんとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第12号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  次に、議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、国庫補助金で消防費国庫補助金、緊急消防援助隊設備整備補助金で1,434万1,000円とありますが、どのような形で使われているのかとの質疑に対し、当局より、緊急消防援助隊に登録をしています高規格救急自動車の購入に充てられていますとの答弁がありました。  委員より、歳入の特別交付税1億円というのはどんな事業に入ってきているのかとの質疑に対し、当局より、特別交付税の交付される対象の中身は、いろいろな項目を上げて県を通じて国にお出ししているのですが、全てがわかっているわけではありませんが、例を挙げますと、高速道路の緊急にかかわる費用ですとか、積み上げで平成28年度の数字が固まり、平成29年度は国から2.2%減ということが示されており、平成28年度実績に2.2%減らしたものと、こういうものは対象にならないというルール分が示されており、これを差し引いた金額で計算しており、そうすると6億3,000万円の交付が見込まれるので、当初との差が1億円出ているため補正をお願いするものですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第40号関係部分は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 次に、厚生常任委員会委員長、木村久雄議員。          (委員長 木村議員登壇) ◎厚生常任委員会委員長(木村久雄) ただいまから厚生常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月5日午後1時32分、委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長、飯塚副市長を始め総合政策部長、市民生活部長、こども福祉部長、健康医療部長ほか関係職員が出席し、議会より正副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  まず最初に、議案第15号 佐野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、運営に関する条例と保育料に関する条例があり、運営と保育料で全く違うものだと思うが、因果関係と保育料に関して、今回の条例改正後に今後改正があるのかとの質疑に対し、当局より、因果関係はありません。保育料利用者負担については、平成30年度の国の幼児教育の段階的無償化に向けた取り組みということであり、中身はまだ正式に決定していませんが、将来的には3歳から5歳までが無償化となります。その際には改正が必要となりますとの答弁がありました。  委員より、今回の改正案に関してどのような施設がかかわってくるのかとの質疑に対し、当局より、特定教育施設は昔からいう幼稚園の部分で、今は新制度になり、新制度に移行した幼稚園及び認定保育園の教育部分が入ってきます。保育施設は昔からいう保育所部分、認定こども園の保育所部分、特定地域型保育事業は、新制度ができてから開設された小規模保育事業所のゼロ歳から2歳児を預かる19人までの保育施設をいいます。これらの施設が該当することになりますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第15号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第16号 佐野市こどもクラブ条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、吉水小学校はふえているとのことだが、犬伏小学校の今後3年間の余裕がなくなることはないのかとの質疑に対し、当局より、犬伏小学校は平成30年度ももう一つ余裕教室に整備することになっていますので、大丈夫ですとの答弁がありました。  委員より、犬伏小学校については、希望者に対しては100%受け入れられる状況になるのかとの質疑に対し、当局より、犬伏小学校については、もう一つ整備しますと、希望者全員がかなえられるのではないかと思いますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第16号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第17号 佐野市敬老祝金条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、佐野市も高齢化が進んでおり、祝金の金額が膨らんでいると思うがどうかとの質疑に対し、当局より、毎年高齢者が増減していますので、必ずしも伸びているということではありませんが、平成27年度が1,860万円、28年度が1,995万円、29年度が1,931万円でしたとの答弁がありました。  委員より、対象者が増加するために、市の支出が今後増加することが理由だと聞いたが、金額の設定したときの状況を詳しく聞きたいとの質疑に対し、当局より、99歳以上の方については、毎年支給しているという状況で、100歳の方については、敬老慰問とあわせて支給している状況ですので、99歳と101歳以上の方については、88歳の方と同じように支給してよいのではないかと考えましたとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、岡村委員より反対討論、鈴木委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第17号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第18号 佐野市デイサービスセンター条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、佐野市石塚デイサービスセンターの項目を削除するということだが、今後の管理、備品等の管理など、4月1日からどのように考えているのかという質疑に対し、当局より、施設の管理は引き続きいきいき高齢課で行いますが、石塚デイサービスセンターは市有施設適正配置計画でAグループに入っており、廃止もしくは譲渡で今後検討していくことになります。今は休止していますが、譲渡先が見つかれば譲渡していきたいと思いますとの答弁がありました。  委員より、利用者は何人ぐらい通っていたのか、その後も利用を引き続き受けられる状況なのかとの質疑に対し、当局より、石塚デイサービスセンターには25名の利用者がいましたが、既にほかのデイサービスセンターに移った方がいるなど、本人や家族の希望を聞きながら今後の利用先が決まったということです。今現在2名が決まっていませんが、現在調整中ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第18号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第20号 佐野市国民健康保険条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、現在の運協の委員や協議内容は変わらないので、名称が変わるということかとの質疑に対し、当局より、名称のみの変更で、内容は変わりませんとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第20号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第11号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、今回納付金との関係で税率が決まってくるが、全体では幾ら下がるのかとの質疑に対し、当局より、税率改正による影響額は2億6,684万円ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、岡村委員より反対討論、春山委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第11号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第13号 佐野市国民健康保険財政調整基金条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、市長が認める費用という文言があったが、具体的にはどのような費用が考えられるのかとの質疑に対し、当局より、具体的には、事業費納付金の納付に不足が生じたときの不足額、保険税の急激な上昇を緩和するために基金の処分をして税率の引き上げを抑制する場合、軽微の税率の引き上げの場合に、税率を引き上げずに基金からの繰り入れで引き上げを翌年以降にずらすなどに要する費用ですとの答弁がありました。  委員より、今まで財源の繰り入れや基金の積み上げをされてきたと思うが、今後基金の処分だけになるか、位置づけを伺いたいとの質疑に対し、当局より、栃木県が示す標準保険料が下がったとき、それに合わせて市の保険税率を下げるかどうかという判断を、基金の残高に応じてしなければならない時期があると思います。年度間の税率をどのようにするかによって、基金が積み上がる年度や取り崩し年度が出てくるのではないかと感じているところですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第13号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第21号 佐野市介護保険条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、保険料の段階を一定考慮して引き下げる方をふやすという理解をしているが、どのくらいの方が、この変更することで引き下げになるのかとの質疑に対し、当局より、第7段階の方が349名の増、第8段階が262名の減、第9段階が87名の減です。段階の見直し前と比較して800万円の減少となる予定ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第21号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第22号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、療養型は徐々に全廃になってくるようだが、どのように認識しているのかとの質疑に対し、当局より、今後増加が見込まれる慢性期の医療、介護ニーズに対応するため、日常的な医学管理が必要な重介護者の受け入れや、みとり、終末期ケア等の機能と生活施設としての機能を兼ね備えた新たな介護保険施設としての需要はあると考えられますが、現在県内にも本市にも該当する施設はありませんとの答弁がありました。  委員より、特に佐野市においてこの条例を特徴的に変えたところを教えてほしいとの質疑に対し、当局より、共生型、共用型、医療介護院に関しては、本市では該当する施設はありません。居住施設の身体拘束の適正化の基準の見直しについては、本市が指導監督権限を持つ地域密着型サービスについては新たな基準が追加されたことにより、不適切な身体拘束が行われることがないように委員会を開催すること、身体拘束の研修を受けた介護従事者がふえることと、事業者のケアに影響が出ると考えていますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、岡村委員より反対討論、山菅委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第22号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第23号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、岡村委員より反対討論、鈴木委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第23号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第24号 佐野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、この条例は基準等と書いてあるが、管理はどのようにしていくのか、今後の予定について確認したいとの質疑に対し、当局より、居宅介護支援の事業に関しては、まだ県から権限移譲の説明を受けていない状況で、事務量の増加が予想されるものとして、事業者の指定、更新事務、事業者の指導監督の事務があるのではないかと考えていますとの答弁がありました。  委員より、佐野市として新たな条項を設けたというところはあるのかとの質疑に対し、当局より、市が独自に設けた項目ということですが、厚生労働大臣を市長に置きかえ、省令を県の条例に置きかえると、内容の変更でない部分で異なる箇所があります。第32条の記録の整備では、県の条例に従い、国の基準では2年のところを5年としたところがありますが、おおむね国の省令に沿った内容となっていますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第24号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第25号 佐野市後期高齢者医療に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論はなく、議案第25号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第33号 佐野市病院事業条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、書類関係の提出についてはどうかとの質疑に対し、当局より、譲渡後の対応は全て新法人で対応することになっていますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、岡村委員より反対討論、春山委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第33号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第19号 佐野市介護老人保健施設条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、佐野市介護老人保健施設あそヘルホスの職員の今後の状況等はどのようになっているのかとの質疑に対し、当局より、あそヘルホスの職員は何人か退職されましたが、その後補充され、今までと同様の対応ができる報告を受けていますとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、岡村委員より反対討論、山菅委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第19号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第34号 財産の無償貸付けについてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、無償貸し付けの期間について説明を詳しくしてほしいとの質疑に対し、当局より、期間については3年としていますが、今後医療法人から社会医療法人への認可をとりたいという計画があり、認可をとってからの段階ということで3年間を設定しています。新法人をとるめどとするのが3年後としていますので、認可をいただいてから譲渡するということですとの答弁がありました。  委員より、貸付期間について協定書を見ると、3年間という期間の記載がないが、なぜかとの質疑に対し、当局より、3年間という固定の期間はありますが、これはあくまでも目標設定であり、できるだけ早い時期で対応していただきたいと要請しているものですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、岡村委員より反対討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第34号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第10号 佐野市特別会計条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、未収金、未払い金、債権債務、財産に係る対応について、議案第10号の5に当てはまる部分なのかとの質疑に対し、当局より、議案に明記してあるとおりですとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、岡村委員より反対討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第10号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第37号 佐野新都市バスターミナル指定管理者の指定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、本年は市として収益はどのぐらいかとの質疑に対し、当局より、指定管理者納付金を予算書に計上しており、この額については、協定書においてこれから定めることになりますが、JRバス関東株式会社より提出された計画では、平成30年度はこれまでと同額の1,910万円を予定しておりましたので、当初の予算に計上しておりますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第37号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、社会福祉事業基金寄附金は9件と説明があり、多大な金額だが、詳しく説明してほしいとの質疑に対し、当局より、9件のうち1件は7,406万4,319円の寄附を受けました。その寄附は市の福祉事業に充ててほしいという遺言で市に寄附されたもので、ほかは11万円から7,800円までの寄附となっておりますとの答弁がありました。  委員より、骨髄等移植ドナー助成事業費補助金、佐野市ではどのような事業をしているのかとの質疑に対し、当局より、移植するのに入院しましたら、7日間の助成を見ており、1日当たり2万円、提供者本人に最大14万円、事業所に所属している場合、1日当たり1万円、最大7万円で、平成29年度は2人分の予算を設けていました。佐野市は年度当初からこの事業を始めており、栃木県は年度の途中からであり、4月にさかのぼって開始になったことから補正となりましたとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第40号関係部分は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第41号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、財政調整基金はこの時点で幾らになるのかとの質疑に対し、当局より、平成29年度末の保有額の見込みですが、15億3,993万2,674円ですとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第41号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第42号 平成29年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  委員より、飛駒診療所診療報酬について、歳入の減額補正だが、なぜこんなに減っているのかとの質疑に対し、当局より、飛駒診療所の収入減の主な要因として、施設入所等による在宅患者の減少による往診回数の減少によるもので、4月から12月までの前年同期に比較しますと、23.6%、件数で56件の減少ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第42号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第45号 平成29年度佐野市自家用有償バス事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第47号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論はなく、議案第45号及び議案第47号、以上2件については、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第46号 平成29年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、平成30年4月から改正で、介護認定システム改修ということで計上されているが、どういう改正がなされるのかとの質疑に対し、当局より、介護報酬の改定、介護保険適用除外施設における住所地特例の見直し、調整交付金による年齢区分の細分化等ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第46号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第48号 平成29年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、後期高齢者医療広域連合納付金の金額が、年度末である今の時点で示されるということはどういうことかとの質疑に対し、当局より、後期高齢者医療保険料は、予算見積もりのときに広域連合から指示され、概算要求ベース額を計上しています。広域連合において、平成29年9月末の調定額をもとに、平成29年度の保険料負担金の見込み額が示されましたので、それに基づいて今回の補正をしました。つまり平成29年9月末の調定額を基本としていますとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第48号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第51号 平成29年度佐野市病院事業会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、3月31日でこの会計はなくなり、5月末までに出納閉鎖期間があるが、その後の会計の動きはどうなるのかとの質疑に対し、当局より、出納閉鎖期間という概念はありません。未収金、未払い金は一般会計で処理することになりますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第51号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。 ○議長(井川克彦) 次に、経済文教常任委員会委員長、川嶋嘉一議員。          (委員長 川嶋議員登壇) ◎経済文教常任委員会委員長(川嶋嘉一) ただいまから経済文教常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月6日午前9時2分、委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長、教育長を始め産業文化部長、観光スポーツ部長、教育総務部長ほか関係職員が出席し、議会より議長を始め事務局長ほか関係職員が出席し、開催されました。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  まず最初に、議案第14号 佐野市入学資金融資条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、本条例は平成21年に事業の見直しをし、廃止の方向が出て、平成22年から応募を停止したということだが、8年も9年もたち、今条例の廃止をしたいという理由は何かとの質疑に対し、当局より、合併後この融資条例を適用した方が平成20年度に1名いて、返済を完了したが、平成29年になりましたので、条例を適用した融資決定者が解消したということで、本年度条例の廃止を提案しましたとの答弁がありました。  委員より、募集停止から7年がたち、学校現場では進学指導があるが、入学資金に厳しい状況もあったと思うが、そういう相談などが出てきたことがあるのかとの質疑に対し、各中学校、高校に希望者の確認はしていませんが、教育委員会事務局に問い合わせ等、募集停止後1件もなかったと認識していますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、鶴見委員より反対討論、篠原委員より賛成討論があり、討論を終結し、起立採決の結果、起立多数により、議案第14号は原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第26号 佐野市中小企業及び小規模企業振興条例の制定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、現在中小企業、小規模企業は、佐野市にどのくらいあるのかとの質疑に対し、当局より、市内の中小企業、小規模企業の数は、統計的な数字は出ていませんが、参考までに、栃木県内では中小企業6万3,516社、99.8%、そのうち小規模企業は5万5,713社、87.7%、大企業は99社、0.2%で、佐野市内についても同様の割合かと推測していますとの答弁がありました。  委員より、大変厳しい状況の中、どのような形で振興策を考えているのかとの質疑に対し、当局より、市を始めとして大企業、中小企業、金融機関、市民、それらの関係者が一体となって、今回は小規模企業者の市内の経済に対する重要性を皆で認識を持ち、オール佐野市で中小企業、特に小規模企業者を盛り上げていこうという条例ですとの答弁がありました。  委員より、佐野市中小企業等振興対策審議会を設置するということだが、中小企業を振興するために条例に基づいてどのようなことが具体的に必要になってくるのかということで、審議会以外に研究会的なものをつくってはいかがかとの質疑に対し、当局より、現在のところは審議会で進めていくという予定ですとの答弁がありました。  委員より、第9条に市民の理解及び協力とあるが、市民は市内の中小企業にお勤めしている方が大変多いわけだが、中小企業者及び小規模企業者が供給する製品及び役務の利用を通じて、持続的な発展に協力するよう努めているものとするとある。こういった条例が制定されているということで、行政も市民も企業も金融機関も、全体が協力体制をとっていくという形にしていくことが条例の中の基本にもなっていると思うが、市民に対する啓蒙活動はどのように考えているのかとの質疑に対し、当局より、具体的にはパンフレット等を作成し、周知する。佐野市のホームページを利用する。いろいろな集まり、機会を捉えて、さまざまな方面から周知していきたいと思いますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第26号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第27号 佐野市工場立地法準則条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、工場立地法準則の中身はどのようなことかとの質疑に対し、当局より、工場を建設する際に、敷地に対して、環境施設、緑地の面積に制限があります。現在緑地については敷地に対して5%以上設けなさい、環境施設は10%以上設けなさい、そのように国の基準より緩和した割合で設けることが準則になっていますとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第27号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第30号 佐野市都市公園条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、冒険の森のアスレチックの老朽化や、展望台の望遠鏡は撤去してあると思うが、今廃止の提案をする理由は何かとの質疑に対し、当局より、このフィールドアスレチックの施設では、平成27年度に展望台の望遠鏡を撤去し2年経過しましたが、改めてこの整備等の協議をしましたが、現状厳しいため、本定例会に廃止を提案したものですとの答弁がありました。  委員より、栄公園テニスコート及び運動公園テニスコートの年間利用券の料金形態はどのようになっているかとの質疑に対し、当局より、利用料の形態ですが、運動公園テニスコートは個人利用について2時間で210円、1年間利用で4,320円です。また、コート1面専有という貸し出しもありまして、午前9時から正午まで1,940円、正午から午後5時まで4,240円もあります。栄公園テニスコート個人利用については、2時間で160円、1年間利用で2,910円です。コート1面専有という貸し出しもありまして、午前9時から正午まで1,400円、正午から午後5時まで1,940円ですとの答弁がありました。  委員より、回数券については、市民からの要望もあり、指定管理者からの提案もあったということだが、具体的な理由は何かとの質疑に対し、当局より、指定管理者は市民ニーズを組み入れて、施設の利用率を上げたいということになります。アリーナたぬまでも回数券を発行しています。利用者からの声をつなげ、市民サービスの向上を図るということですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑はありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第30号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第38号 佐野市観光物産会館及び佐野市みか山観光物産会館指定管理者の指定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第38号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定をいたしました。  次に、議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、とちぎの園芸活力創造総合推進事業で、一部の事業所が取りやめたということだが、いきさつはどのように見ているのかとの質疑に対し、当局より、とちぎの園芸活力創造総合推進事業で、スカイベリーは当初5名が事業実施という話がありましたが、その1名が取りやめました。規模をかなり大きくやる予定だったのを取りやめたのが大きい原因でした。イチジクは6名希望がありましたが、2名が取りやめをするという結果になりました。この2名はほかの事業に経費がかかるということでしたとの答弁がありました。  委員より、経営体育成支援事業の内容を確認したいという質疑に対し、当局より、この事業に対して要望された9名がいましたが、ポイント制になっており、たまたま9名が低かったということで、いずれも採択にならなかったというのが実情ですとの答弁がありました。  委員より、教育費の継続費補正について、補正前と補正後ではなぜこのような差額になったのかとの質疑に対し、当局より、差額は約2億9,000万円もありますが、当初、工事を予定していた校舎の本体工事について、平成29年度から30年度の事業が、平成30年度から31年度への工期変更になったことが大きい影響ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました案件の審査の経過及びその結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 次に、建設常任委員会委員長、田所良夫議員。          (委員長 田所議員登壇) ◎建設常任委員会委員長(田所良夫) ただいまから建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月5日午前9時2分に、委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長を始め都市建設部長、都市建設部次長、水道局長ほか関係職員が出席し、議会より本郷副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  最初に、議案第12号 佐野市手数料条例の改正についての関係部分を議題とし、市当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、手数料の試算をしていたら伺いたいとの質疑に対し、当局より、本市における平成29年の建物の売買の数が約260件ありますので、このうち記載事項証明を必要とする方は3分の1程度と見込んでいます。最大で100件ということになりますので2万円程度だと思います。地籍調査の成果の閲覧、成果の写しの交付、それぞれ5件、計3,000円を見込んでいますとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第12号関係部分は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第29号 佐野市中心市街地活性化広場条例の制定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、条例に「関係職員」と記載がされているが、イベントを開催したときとかは常駐するのか、また関係職員というのはどの部署の方が対応するのかとの質疑に対し、当局より、条例には関係職員の指示に従うとありますが立ち会うことは想定しておりません。ただ、申請時許可をする際に十分説明をさせていただきたいと思っています。万一、イベント開催中に市民からの通報等があった場合には、担当職員、都市計画課の職員になろうと思いますが対応することにしております。想定できるのは、歩道にはみ出して利用されたり、通行の邪魔にならないように注意して使用してもらえればと思っておりますとの答弁がありました。  委員より、自由に使えるというイメージがある中で、占用の使用料があると伺ったが、占用する定義はどのようになっているのかとの質疑に対し、当局より、普通に座ったり、休んだりしていただくには問題ないですが、何か物を設置して場所を限定して使われる場合を占用と考えております。屋台やキッチンカー、軽トラを置くことは占用と考えておりますとの答弁がありました。  委員より、利用者の交通動態をどのように考えているか、駐車場の話になるが、どう考えているかとの質疑に対し、当局より、担当としても心配しているところではあります。幸いすぐ北側に市役所の駐車場があります。そちらを使っていただくことを考えております。障害者の方に対しては思いやり駐車場をまちなか活性化ビル側に2台用意しております。そちらを利用していただければと考えております。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第29号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第31号 佐野市下水道使用料等審議会条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第31号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第32号 佐野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第32号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第35号 財産の減額貸付けについてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、まちづくり会社のテナントビルと伺ったが、もう少し詳しくわかるかとの質疑に対し、当局より、今回承認をいただければ、まちづくり会社と検討に入りたいと考えておりますので、まだ皆さんに説明できるような内容は固まっておりません。ただ有効に建物を建てて、貸し出して、まちづくり会社の経営が順調になるようなことを考えていると聞いておりますとの答弁がありました。  委員より、金額は220万円、年間が53万円とかなり安くなっている。使い道がどうあれ、基準で決められている減額であって、用途には関係ないということでよいのかとの質疑に対し、当局より、特に用途は関係ないです。考え方としましては、仮に民間が持っていた場合には、固定資産税と都市計画税が佐野市に入ってきますので、最低でもそのお金はいただきたいということで、この額を設定しておりますとの答弁がありました。。  ほかに質疑はなく、討論はなく、議案第35号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第36号 土地の処分についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第36号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第39号 市道路線の認定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、延長198メートル、174メートルということで、起点、終点とも決まっているのかと思うが、どういう道路なのか、市民のためにどれだけ便利で有効なのかとの質疑に対し、当局より、今回の道路は、平成29年7月21日に国土交通省から、(仮称)出流原スマートインターチェンジとして新規の事業化が採択されたところです。それに伴い、平成29年8月4日に高速道路との連結許可が認可されたところです。平成30年度からは本格的に事業着手するわけですが、計画的に整備を進めるに当たり国の支援が必要です。手続等を進める上で、事前の市道認定が必要となってくるものですとの答弁がありました。  ほかに質疑はなく、討論はなく、議案第39号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第40号 平成29年度佐野市一般会計補正予算(第6号)関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、土木費の国庫補助金が5,405万2,000円減額になっており、もともとの補正前の額からは約2割の減額だが、幾つかの事業の減額の説明があったが、事業に与える影響は、緊急性、安全性といった面で支障はないのかとの質疑に対し、当局より、高萩中央公園整備事業については国の補助が十分でなく、35%ほどで、当初は平成32年度完了と見込んでいましたが、なかなか国のお金がいただけないので、現在平成35年を完成見込みとしています。嘉多山公園法面保護対策事業は、設計の見直しと入札の差金がありましたので、これで完了しております。公園施設長寿命化事業は50%ほど補助をいただいていますが、器具の点検や更新事業がメーンとなっており、更新は1年据え延べとなります。安全対策を十分考えて、器具が傷んで使えないようであれば、立入禁止とか対策をしてまいりたいと思いますとの答弁がありました。  委員より、長寿命化では入札は不調という話があったが、内容とどういう対応をしたのかとの質疑に対し、当局より、長寿命化では入札が不調になりました。細かい内容につきましては、標準の積算と実際の業者の見積額とが、かけ離れた部分があったことにより不調になったと思いますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第40号関係部分は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第43号 平成29年度佐野市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第43号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第44号 平成29年度佐野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第44号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第49号 平成29年度佐野市西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。  質疑はなく、討論もなく、議案第49号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第50号 平成29年度佐野市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。  委員より、収益的収入及び支出で、支出の減額が2,067万4,000円で、人事異動等に関連する説明だったと思うが、実施計画の支出を見ると、営業費用の配水及び給水費が1,679万5,000円の減額と出ているが、この関連性について詳しく説明を伺いたいとの質疑に対し、当局より、水道事業費用について2,067万4,000円の減額を計上していまして、営業費用は全体で2,070万9,000円の減額ですが、その中身として、給与の改定等に伴うものは1,895万2,000円、そしてもう一件、総経費の中に貸倒引当金175万7,000円が入っていますので、これを合わせて2,070万9,000円が減額となりましたとの答弁がありました。  ほかに質疑はありませんでしたので、質疑を終結し、討論はなく、議案第50号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 最後に、予算審査特別委員会委員長、山菅直己議員。          (委員長 山菅議員登壇) ◎予算審査特別委員会委員長(山菅直己) ただいまから予算審査特別委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  当委員会は、2月28日、議員全員で構成する予算審査特別委員会協議会を開催し、審査日程、審査方法について協議を行いました。3月8日の委員会冒頭で理事会が設置され、審査の日程は3月8日、9日、13日及び14日の4日間、午前9時から委員会を開き、審査方法は、まず一般会計予算、次に各特別会計予算及び水道事業会計予算の順序で審査を行い、質疑時間は、答弁を含めそれぞれ1人60分以内で行うことに決定いたしました。一般会計予算については17名、各特別会計予算及び水道事業会計予算については7名の委員が質疑を行いました。質疑は4日間にわたり行われましたが、その内容につきましては議員各位がご承知のとおりでありますので、省略させていただきます。  質疑終了後、理事会において7項目の要望事項を取りまとめ、お手元に配付のとおり、平成30年度予算審査要望書として当局に要望することに決定いたしました。  次に、討論に入り、岡村委員より議案第52号、議案第53号、議案第58号及び議案第59号、以上4件について反対の討論があり、続いて木村委員、田所委員、飯田委員、篠原委員より全議案について賛成の討論がありました。  その後、討論を終結し、採決に入り、まず議案第52号、議案第53号、議案第58号及び議案第59号、以上4件については起立多数で可決されました。議案第54号から議案第57号まで、議案第60号及び議案第61号、以上6件については起立全員で可決され、付託された案件10件は、いずれも原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました案件の審査の経過と結果であります。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  18番、鶴見義明議員。          (18番 鶴見議員登壇) ◆18番(鶴見義明) ただいま上程されております議案第7号から第27号及び第29号から第61号までのうち、議案第8号、第10号、第11号、第14号、第17号、第19号、第22号、第23号、第33号、第34号、そして新年度予算の議案第52号、第53号、第58号、第59号の合計14議案について反対といたします。  私からは予算関連の4議案を除いて討論させていただきたいと思います。まず最初に、議案第8号 佐野市長等の給与及び旅費に関する条例及び佐野市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正についてであります。この条例改正は、人事院勧告に基づき、市長や議員の期末手当を年間0.05カ月分引き上げるものであります。今議会では議案第9号で、職員の給与に関する条例の改正がありますが、常勤の一般の職員の給与表の改正とは全く別物であります。特に私たち特別職の報酬引き上げについては、一部ではさまざまに批判されることもあり、議論されているのが今の現状ではないでしょうか。したがいまして、今回のこの議案ついては反対といたします。  議案第10号 佐野市特別会計条例の改正については、介護保険事業特別会計、介護事業サービス事業勘定を廃止するため。議案第19号 佐野市介護老人保健施設条例の廃止については、民間譲渡をするために廃止をする。議案第33号佐野市病院事業条例の廃止については、市民病院を民間に譲渡するために廃止する。議案第34号 財産の無償貸付けについては、民間譲渡するために市民病院の土地、建物を無償で貸与する内容。これらの4議案は、いずれも市民病院の民間譲渡にかかわる議案でありますので、一括して討論したいと思います。  市民病院は、旧田沼町、旧葛生町の町立病院から県南病院へ、合併後、市民病院と変わっていきましたが、一貫して公立病院として存続してきました。公立病院はなぜ設立されたのか、それは地域住民の健康、生命を守るため、民間病院が負わない不採算部門を含めて担うというのが基本でした。ところが市は病院を民間に譲渡することを決めました。本市の目標である市民への円滑な地域医療の提供及び市民への安心安全な医療の提供に有効であるというのが理由であります。民間に任せたほうが、将来的にも継続した地域医療が守れるといいますが、民間は利益がなければ成り立ちません。赤字になった場合、赤字解消のために不採算部門の診療を廃止するなどにもなりかねません。  民間譲渡では、民間移行期補助金15億円、施設整備費補助金30億円、合計45億円、その他土地、建物、医療機器は、最終的には無償譲渡になります。新年度一般会計の予算を見ますと、459億7,000万円、仮に市民病院を今までどおり存続をさせていったとしても、予算はわずかにすぎません。病院にかかる予算は、私は常に市民の福利厚生費であると思い、一貫して民間譲渡に反対してまいりました。したがいまして、病院に関する4議案を反対といたします。  次に、議案第11号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてです。30年度から国民健康保険が広域化になります。どこが変わるのかといいますと、市が担う業務は従来とほとんど変わりませんが、資金管理、これは県になり、市は保健医療納付金として納付することになります。保険税の賦課は資産割がなくなり3方式になります。今回の保険税の改正は、県の運営方針に従ったものですが、全体として95.6%の世帯が引き下げになるということです。しかし、所得割と平等割は引き下げ、均等割が引き上げになります。就労年齢に到達しない子供さんがたくさんいる家庭では、負担がさらに大きくなります。このことは国でも多子世帯対象としての交付金も交付もされることになっておりますが、市としてはこのような対応がされておりません。保険税の賦課は都道府県が定めた標準的な保険税算定方式等を参考に、実際の算定方式や保険税率を定め保険税を賦課徴収するとされております。市の柔軟な対応を求めます。  次に、議案第14号 佐野市入学資金融資条例の廃止について、本条例は、合併前の佐野市から引き続いてきた条例ですが、平成20年度の申請が1件、21年度は事業見直しとされ、22年度から応募を受け付けてこなかったということであります。応募が少なかった原因はどこにあるのか、制度の周知がどうだったのかも確認できませんが、10年前と経済状況は大きく変化しております。生活保護受給者もふえ続け、学校でも準要保護の申請もふえることなどから、生活困窮者自立支援法が2015年に制定されました。法にはこうした困窮世帯の子供たちの学習支援などが実施され、進学への希望もかなえようと取り組んでいます。しかし、現在入学準備金支給の制度はあっても、入学金そのものは自己調達しなければなりません。現在の経済状況を勘案した場合に、この制度は存続し、さらに周知を広めるべきであります。  次に、議案第17号 佐野市敬老祝金条例の改正についてであります。99歳及び101歳以上の祝金を5万円から2万円に引き下げる改正です。長寿を祝し、敬老の意をあらわすため、敬老祝金を交付するというのが条例の趣旨です。改正の理由に、99歳以上は毎年支給されるという説明もありました。しかし、88歳で祝金をもらい、次の99歳まで何名の方が存命であるのかわかりません。新年度予算でも88歳が669名、99歳では一気に減り33名、100歳が27名、101歳以上が45名と試算しております。例年この比率は余り変わらないと思いますが、88歳から99歳まで、この11年間を生きてきたこと自体がすばらしいことであり、敬老に値するものではないでしょうか。99歳からは、正直なところ一年一年生きていくことが大変な状況であります。厳しい財源といいますが、こうした福祉政策の削減こそやめるべきであります。  次に、議案第22号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の改正について、議案第23号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の改正についての2つの議案は、いずれも介護保険法に係る議案であり、一括して討論いたします。  今回の改正で注目しなければならないのは、介護医療院が加えられたことであります。介護医療院とは、長期療養が必要な要介護者に、医療、介護を一体的に提供する施設サービスとするものです。安倍政権の医療・介護総合法で、新たな病床削減の仕組みである地域医療構想を導入しました。高齢者、障害者、難病患者などが長期入院している療養病棟を大幅に削減する方針であり、都道府県の地域医療構想では、削減予定の病床が介護医療院に移行する可能性が大と言われています。厚労省の介護保険事業は平成12年度から平成27年度までの実績を見ますと、12年間ずっと黒字になっており、平成27年度は約2,000億円の黒字を計上しております。今度の介護医療院の導入には、こうした財源も医療から介護に移行するのが目的であります。これでは医療も介護も後退することが懸念されることから反対をいたします。  以上をもちまして私の討論とします。 ○議長(井川克彦) 次に、4番、木村久雄議員。          (4番 木村議員登壇) ◆4番(木村久雄) ただいまから公明党議員会を代表いたしまして、賛成討論をさせていただきます。  議案第7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正についてから議案第27号 佐野市工場立地法準則条例の改正についてまで、議案第29号 佐野市中心市街地活性化広場条例の制定についてから議案第61号 平成30年度佐野市水道事業会計予算までの合計54議案、全議案に対し賛成の立場で討論をいたします。  特に平成30年度予算について述べさせていただきます。国の平成30年度予算は、経済財政再生計画における集中改革期間の最終年度であり、財政健全化への着実な取り組みを進める一方、子育て安心プランを踏まえた保育の受け皿整備など、人づくり革命の推進や生産性革命の実現に向けた企業による設備や人材の力強い投資、研究開発イノベーションの促進など、重要な政策課題について必要な予算措置を講じるなど、めり張りのきいた予算編成となりました。  政府がこれまで行ってきたアベノミクスによる施策の実施で、政権発足前に比べ、GDPは名目、実質とも増加しており、企業収益は過去最高を記録するとともに、就職者数の増加、賃上げなど、雇用、所得環境は大きく改善し、経済の好循環が実現しつつあります。一方では、経済の先行きについて、緩やかに回復していくことが期待されるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があるとしています。  本市の予算におきましては、第2次佐野市総合計画がスタートする年度であり、これまでの第1次総合計画のもと取り組んできたまちづくりの成果を引き継ぎながら、佐野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進とあわせ、定住促進に向けた第2次ステージのまちづくりを進めていくことを念頭に置いた459億7,000万円という予算となりました。  一般会計予算、歳入では、個人市民税は減少しましたが、企業収益の増による法人市民税の増や固定資産税の増により、市民税が前年比0.4%増の176億5,867万円となりました。地方交付税は11.1%減の55億円、市債は9.2%減の30億9,930万円となりました。  歳出では、平成32年開校に向けた田沼西地区小中一貫校の校舎の建設工事を進めるために、田沼西地区小中一貫校整備事業費が増となり、教育費は10.5%増の65億2,268万3,000円となりました。また、安心して子育てのできる体制の整備をするため、民生費で0.8%増の172億7,186万円となりました。  次に、款別に見てみますと、2款総務費では、市有施設適正配置計画推進事業費で200万円が新規計上されました。これは人口減少社会に対応していくため、持続可能な行財政運営を推進するためにも欠かせない施策でありますので、地域住民との合意形成を図りつつ、着実な推進をお願いいたします。  また、コンパクトシティ構想策定事業費で100万円が新規計上されました。今後急速な人口減少、高齢化の進展が見込まれる中で、高齢者などが徒歩で生活できるようなコンパクトシティの形成が不可欠であることから、本市の特徴を生かした構想の策定を大いに期待いたします。  また、国道50号沿線開発構想策定業費で50万円が新規計上されました。これは立地特性を生かした産業振興のみならず、県南地域の発展にもつながるもので、首都圏のバックアップ機能の促進にも期待できるものでありますので、積極的に推進をお願いいたします。  また、移住・定住地域おこし協力隊員設置事業費で299万4,000円が新規計上されました。本事業は、人口減少や高齢化などが著しい地方において、地域外から人材を積極的に採用し、移住定住を推進するもので、大いに期待いたします。  3款民生費では、こどもクラブ施設整備事業費で3億1,946万4,000円が計上されました。子供を預ける環境を整備することは、移住定住につながりますので、大いに期待いたします。  また、民間保育所施設整備支援事業費で1億7,349万7,000円が計上されました。待機児童や保留児童の解消に向けて、民間保育所の施設の整備を促すことは、移住定住にもつながりますので、大いに期待いたします。  4款衛生費では、電気自動車購入支援事業費で30万円が計上されました。本事業は、温室効果ガスの排出削減による地球温暖化防止のみならず、生活環境改善にも役に立つものでありますので、期待いたします。  6款農業水産費では、多面的機能支出交付事業費が4,407万6,000円が計上されました。農業を営むために、農業を支える供用の施設を維持管理する共同作業をすることは必要不可欠なものでありますので、大いに期待いたします。  7款商工費では、栃木デスティネーションキャンペーン促進事業費が150万円計上されました。本事業は、全国からの観光誘客を図るとともに、本市のよさを全国に発信できるよい機会でありますので、大いに期待いたします。  また、田村耕一生誕100周年記念事業が145万円新規計上されました。本事業は、人間国宝田村耕一を顕彰するだけではなく、中心市街地の活性化にもつながるものでありますので、大いに期待いたします。  8款土木費では、(仮称)出流原PAスマートインターチェンジ整備事業費が4,813万1,000円の新規計上されました。本事業は、本市の4番目となるインターチェンジで、本市の強みである物流拠点の構築や地域の活性化を図る上で重要かつ大いに期待できることから、一日も早く開業できるよう努力願います。  また、特定空家等除却促進事業費が1,000万円計上されました。これは地域住民の安全安心や生活環境の改善をする上で喫緊の課題であり、必要不可欠なものでありますので、その成果に大いに期待いたします。  9款消防費では、防災対策用備蓄事業費が245万円計上されました。災害時の備蓄食料等の確保は重要でありますので、備蓄更新等も含めしっかりとお願いいたします。  10款教育費では、田沼西地区小中一貫校整備事業費が15億7,933万9,000円計上されました。これは本市では初めて取り組む事業であり、教育環境の改善に大きく影響を与えるものでありますので、大いに期待いたします。平成32年度の開校を目指し、しっかりとお願いしたいと思います。  また、「クリケットタウン佐野」創造プロジェクト事業費が7,426万6,000円新規計上されました。これは地方創生推進交付金事業として、クリケットを活用したまちづくりを推進するもので、全国に先駆けた本市の大きな強みであり、地域経済への波及効果が期待できるので、着実な推進をお願いいたします。  次に、国民健康保険事業特別会計についてですが、保険者努力支援制度の対象となる特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率の向上、後発性医薬品の普及など、積極的に進めることは、本市の医療費を抑制することにもつながりますので、積極的に推進をお願いいたします。  次に、佐野市水道事業会計についてですが、おいしくて安全安心な水道水を確保することは、市民の命を守るために必要不可欠なものであります。クリプトスポリジウム指標菌汚染対策に必要とされる紫外線照射装置の早期設置をお願いいたします。  最後に、平成30年度の予算は、人口減少や老朽化が進む市有施設に係る経費の増加が見込まれるなど、厳しい状況が続くことが想定される中での予算編成となりましたが、今後の財政運営の安定的な継続をするために、事務事業の改革、改善に引き続き取り組んでいただくことをお願いいたしまして、公明党議員会としての賛成討論とさせていただきます。
    ○議長(井川克彦) 次に、17番、岡村恵子議員。          (17番 岡村議員登壇) ◆17番(岡村恵子) それでは、上程されております議案第7号から議案第27号まで及び第29号から第61号までについて討論をさせていただきます。  この中で議案第8号、10号、11号、14号、17号、19号、22号、23号、33号、34号、そして平成30年度予算関係では、議案第52号 平成30年度佐野市一般会計予算、議案第53号 平成30年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算、議案第58号 平成30年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算、議案第59号 平成30年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算の14議案につきましては、反対を申し上げます。あとの議案につきましては賛成いたします。私のほうからは、平成30年度予算議案関係につきまして、4議案の反対の理由を申し上げます。  まず、議案第52号 平成30年度佐野市一般会計予算についてであります。安倍政権の経済政策アベノミクスが始まって5年が経過してきました。世界で一番企業が活躍しやすい国を目指すという安倍政権の言葉に象徴されておりますように、アベノミクスの中心は、大企業がもうかれば、それが滴り落ちて国民全体が豊かになるというトリクルダウンの政策であります。  この結果は、国民の所得の上でも、資産の面でも、経済的な格差と貧困を大きく拡大してきました。この5年間で大企業の利益は2.5倍にふえ、内部留保は80兆円も上積みされて、400兆円を超える金額になってきました。労働者の実質賃金が安倍政権のこの5年間で、年収ベースで16万円低下してきております。資産の格差も広がってきている状況であります。厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、貯蓄がない世帯が15%前後を占め、前年より貯蓄が減った世帯が40.5%もあります。このような中、社会保障での自然増削減、そして生活保護費の生活扶助、母子加算の削減は、子供が多い家庭ほど削減額が多くなるという、子育て世帯の中でも最も苦しい世帯に対して削減をするという内容となっています。  これらのことは、政府の政策の特徴点を端的に示していると言わなければなりません。ですから、市政のあり方として、地方自治体の責務である市民の生活と福祉や健康、そして命を全力で守っていくという課題に、正面から取り組んでいかなければなりません。定住促進を掲げているのですから、このことでいかに安心して住める地域をつくるのか、求められていることだと思います。  今回の議案の中にも出てきているものだけでも、高齢者の敬老祝金削減や入学資金融資条例の廃止などによる市民サービスの削減があります。この間連続して市民には、じわじわと受益者負担などと称した負担増を求める市政運営が行われ、市民福祉のサービス削減をしてきました。  一方、出流原パーキングエリア周辺総合物流開発整備事業の予算が計上されております。平成29年度に計上された予算について、この開発の手法も定まらないまま繰越明許費となりました。にもかかわらず、平成30年度に早期着手区域の事業を推進するとして、測量のための予算が計上されております。この早期着手する区域は、インランドポートの第2弾として開発を進めるという区域であります。なぜ急がなければならないのでしょうか。開発を進めるという前提があって、スマートインターチェンジの国の認可がおりた。だから進めなければならないという趣旨の答弁がありました。これは市民から見ても本末転倒であり、だから開発を進めなければならないという理由にもなりません。これは市民の税金を使ってどのようにこの事業を展開するのか、どれだけ投資するのか、計画性もないまま前のめりで進めていることのあらわれではないでしょうか。県との協議もこれからということでもあり、市長公約という大義名分しか、この事業の必要性も示すことのできないこの事業は、中止するべきです。  また、市民病院を民間譲渡するための予算が入っております。市民病院は長いこと市民が育ててきた市民の命と健康を守る拠点であり、市民の財産であります。民間譲渡は市が先行して決めてきた問題であります。病院を手放して、もしお荷物を解消できたなどと考えているとしたら、大きな間違いではないでしょうか。平成30年度は民間譲渡後の支援として、市民病院等移行期運営支援事業費5億円、市民病院救急医療等推進事業費で2,000万円が計上され、今後継続して支援をしていくということであります。市が一番やらなければならない市民に安心した地域医療の保障のためには、民間譲渡ではなく、今までどおりの公設で、そして今までの経営形態を継続させるべきです。  これらの理由を述べ、反対いたします。  続きまして、議案第53号 平成30年度佐野市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算についてであります。平成30年度から新たな広域化制度が始まることによりまして、この会計の内容も大きく変化いたしました。しかし、市民にとっていかに安心した医療制度を構築していくのかということは、今までと共通の課題であると思います。しかし、この広域化するに当たっての国の目的として、この制度発足時の社会保障制度国民会議報告では、広域化、都道府県単位化から医療供給体制の都道府県単位化、これは地域医療ビジョンと権限強化により、医療費の適正化、削減を図るために、医療費を出す側の保険者も都道府県にするという発想に大きく変わったということであります。保険税について、県は当面は統一保険料としないとしておりますが、今後保険料の上昇が嫌ならば、医療費の削減をと迫る制度に向かっていくことが想定されます。  その一つに、保険者支援努力支援制度があります。保険税の収納率や医療給付費の適正化など、この点で努力したところには多く配分するといった内容になっており、今後医療費の給付削減や強引な滞納対策が危惧されます。  県が示した納付金の金額により保険税の金額が決まってくることになり、今回提案されております本市の平成30年度の保険税は、資産割は枠がなくなり、1世帯当たり平均1万4,965円、約1万5,000円が引き下がるということでありました。しかし、均等割の値上げによりまして、全体が引き下がる中、499世帯が値上がりになるということであります。低所得者や子供が多い世帯への負担が重くなります。今後公費の拡充として特別調整交付金について、子供の被保険者数に応じて県を通じて市に交付されます。この金額は2,200万円ということでありました。改めて今後の対策を求めておきます。  しかし、市は、保険税は市の判断で決められることでありますが、県が示した比率によりこのような結果になってしまったことに対し、何の手だてもとらないということは問題です。これらの理由で反対いたします。  続きまして、議案第58号 平成30年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算についてであります。平成30年度は第7期の1年目であります。保険料につきましては、基金を4億9,400万円繰り入れ、第6期と同様の保険料にしたことにつきましては評価したいと思います。しかし、この間の介護サービスについて、要支援者の介護給付の打ち切り、そして今後はさらに福祉用具の価格に上限設定や生活援助サービスの利用制限など、サービスを削減する方向であります。今後利用料の3割負担の導入等行われれば、安心して介護サービスを受けられる方向とは逆行していきます。  また、条例改正にもありましたように、今後共生型サービスや今後の療養病床削減の受け皿として介護医療院の創設など、制度の改変があります。共生型サービスの問題点として、各地で混乱を広げている高齢障害者に対する介護保険優先適用原則の権利、強化をもたらす点です。障害者が65歳になった際、今まで利用してきた障害者サービス事業所が介護保険事業所の指定を受けていなければ、事業所を変えなければなりませんが、そうした事態を回避するために、指定の取得を安易にすることが狙いとされております。そして、その土台になっているのが、政府が昨年7月に打ち出した「我が事・丸ごと」地域共生社会構想です。これはよい呼び名に聞こえますが、地域のさまざまな問題を住民一人一人が我が事として捉え、丸ごと対応すること、公的支援から住民の互助、助け合いに移し替えていく点があるということであります。要支援者の介護給付を打ち切って、市の事業である地域支援事業への置きかえは、その一つであることを指摘しておきたいというふうに思います。これらの理由で反対いたします。  続きまして、議案第59号 平成30年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。75歳以上の高齢者を年齢により差別する別建ての医療制度が後期高齢者医療制度であります。高齢者がふえればふえるほど保険料が引き上がる仕組みになっています。私たちは制度開始当初から、この制度に反対をしてきました。2年ごとに見直される保険料について、平成30年度も今までと均等割額は4万3,200円で変更はなく、所得割につきましても、8.54%で変更はありません。しかし、平成29年度からは所得割の軽減率が5割から2割となりました。そして平成30年度にはこの軽減がなくなります。そして、被扶養者の方の保険料について、9割軽減してきた特例措置が7割軽減に、そして平成29年度は5割軽減に縮小されてきました。また、平成30年度からは保険料の軽減措置がなくなります。そして、賦課限度額が57万円から62万円に引き上がります。そして、70歳以上の方のうち、年収約156万円以上の方の医療の自己負担が値上げになります。高齢者が安心して受けられる医療制度から、どんどんと逆行してきていると言わなければなりません。これらの理由で反対いたします。  以上、予算関係反対4議案の理由を申し上げました。これで討論を終わりにいたします。 ○議長(井川克彦) 暫時休憩いたします。          午前11時58分休憩                                                             午後 1時00分再開 ○議長(井川克彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議事を続行いたします。  14番、田所良夫議員。          (14番 田所議員登壇) ◆14番(田所良夫) ただいまから新風を代表いたしまして、賛成討論をさせていただきます。  今議会に上程されております議案第7号から議案第27号まで及び議案第29号から議案第61号までについての全54議案に対し賛成するものであります。  議案第7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正についてから議案第51号 平成29年度佐野市病院事業会計補正予算(第3号)までの議案につきまして、各常任委員会に付託され、委員長からは可とする旨の報告があり、新風としましても、報告のとおり賛成するものであります。  平成30年度予算案のうち主な賛成の理由を申し上げます。今我が国におきましても、昨年は北九州豪雨災害を始め、地域豪雨が各地で発生しております。この現象は我が国のみにとどまらず、世界的に気象被害としてあらわれております。その原因は地球温暖化などの影響のあらわれとして、地球環境の保全と創造が叫ばれております。その端的なあらわれが、1997年12月採択された京都議定書に端を発した2016年11月4日発効のパリ協定であります。日本においても2016年5月に閣議決定した地球温暖化対策計画において掲げた温暖効果ガスを、2030年度において、2013年度対比26.0%削減するとの目標設定に向け、本格的に動き出しています。既に2016年11月6日に閣議で批准書は決定されております。これを受け本市では、2030年度国の26.0%に対し、2030年には30%達成に向け目標設定をしております。  さらに、国内に目を移しますと、デフレからの脱却として物価上昇率2%に向け、日銀の政策はマイナス金利、金融緩和は、いまだ出口が見えず、閉塞感も漂っているように感じます。しかし、一方において、新時代を見据えて一億総活躍社会の実現に向け、働き方改革、生産性革命、人づくり革命として、時代は人生100年時代を迎えつつあります。新しい生活文化様式を求め、時代を変化すべく、あらゆるイノベーションが求められていようと思います。  このような状況の中、本市につきましては、平成30年度佐野市行政経営方針及び平成30年度予算編成方針に基づき、平成30年度予算案を一般会計で459億7,000万円、特別会計で290億9,200万円、水道事業会計では収入28億4,263万2,000円、支出36億2,775万5,000円との提示がありました。そして、平成30年度佐野市行政経営方針では、第2次佐野市総合計画の初年度となる平成30年度は、第2次佐野市総合計画前期基本計画の着実な実行と地方創生の取り組みである佐野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を重点的に推進する必要があるとのことです。  その内容を質疑しましたところ、地方創生関連予算総額では14億9,625万5,000円、うち地方創生関連交付金は4,463万3,000円であり、事業別予算では、基本目標1、安定した仕事をつくるでは、11事業12億22万5,000円、基本目標2、新しい人の流れをつくるでは、24事業1億3,735万6,000円、基本目標3、結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえるでは、10事業1億2,290万3,000円、基本目標4、時代に合った地域をつくり安心な暮らしを守るでは、15事業3,577万1,000円、合計は前年対比35%減であります。平成27年度から4年目の取り組みですので、順調に事業推進されていると理解いたします。  次に、総合計画の施策体系に沿った第1の基本目標、魅力ある産業で賑わう活力あるまちづくりでは、商店街活性化支援事業480万円、合同就職面接会開催事業30万円、県営集落基盤整備参画事業338万7,000円、農業水利施設保全合理化事業4,000万円、中山間地域活性化整備支援事業5,000万円、林道施設長寿命化計画策定事業2,800万円、新規6事業は、新年度に向け新たなニーズへの対応と理解いたします。  次に、第2の基本目標、新たな流れの創造による賑わうまちづくり、国民体育大会開催準備事業75万5,000円、スポーツツーリズム地域おこし協力隊設置事業399万7,000円、「クリケットタウン佐野」創造プロジェクト事業7,426万6,000円、運動公園陸上競技場第2種公認更新事業2億6,058万9,000円、運動公園等施設長寿命化計画策定事業1,350万円、移住定住の促進に新規事業2つで499万4,000円、以上、新規7事業は、スポーツを軸とした人々が集まるまちづくり、移住定住に寄与するものと理解いたします。  次に、第3の基本目標、健やかで元気に暮らせるまちづくりでは、国民健康保険事業のところで述べさせていただきます。  次に、第4の基本目標、豊かな心を育み、学び合うまちづくりでは、新規5事業、予算合計1億2,593万4,000円は、本市の人材づくり、人づくりに寄与するものと考えます。  次に、第5の基本目標、快適に、より安全で安心して暮らせるまちづくりでは、都市機能の充実したまちづくりの中で、総合交通マスタープラン策定事業、コンパクトシティ構想策定事業、国土強靱化地域計画策定事業、国道50号沿線開発構想策定事業、立地適正化計画策定事業、地域公共交通再編実施計画策定事業、新規6事業合計18億75万7,000円の計上であり、都市機能を高める幹線道路の整備と計画的な地域づくりの推進に寄与するものと理解いたします。  次に、第6の基本目標、美しい自然、環境と調和するまちづくりであります。ほぼ充実、継続でありますが、新規として地球温暖化対策事業にあり、少額予算ではありますが、地球環境の保全に向けて大きな意義のあるものと高く評価させていただきます。  次に、第7の基本目標、市民参加による自立したまちづくりでは、市民活動推進計画策定事業、人権教育・啓発推進行動計画策定事業、男女共同参画プラン策定事業、ホームページリニューアル事業、地域FM局開設準備調査事業、新規5事業、予算計上合計1,143万7,000円は、まちづくりに寄与するものと理解いたします。  ほか継続、充実につきましては、おおむね前年踏襲型健全予算と理解させていただきます。  次に、事業会計、特別会計について述べさせていただきます。初めに、水道事業会計についてであります。水道事業、市民生活においてかけがえのない重要な存在と思っております。そのためにも、昼夜を問わず、安全安心の供給、管理運営をされていることに深く感謝の意をあらわすものであります。そんな中、平成30年度佐野市水道事業会計予算実施計画では、平成29年度佐野市水道事業予定損益計算書対比、給水収益は9.2%増、19億6,786万8,000円及び営業収益においても、9.3%増の21億1,690万6,000円であります。収入支出で見ますと、水道事業収益23億9,774万4,000円、水道事業費用22億5,282万円で、前年対比増収増益積極型予算と理解させていただきます。  次に、下水道事業についてであります。下水道整備が始まり四十数年が経過しようかと思います。いまだ未整備地区も多く、その面積は拡大が予想されようかと思います。そんな中、公共下水道汚水整備事業費、公共下水道雨水幹線整備事業費、水処理センター維持管理事業費、3事業は継続推進していただき、各年度着実な実績のもと、日々進展しており、地域住民の喜びのところであります。高く評価させていただいています。今後もたゆまぬ躍進をお願い申し上げます。  結びに、国民健康保険事業(事業勘定)についてであります。平成30年度から保険者が県になり、財政運営の主体は県と市、町になります。保険給付に要する費用は、全額栃木県から交付される保険給付費等交付金で賄うため、安定した財政となるようです。保険税は平成30年度予算では、前年度対比16.5%、5億722万9,000円減の25億5,828万2,000円で、ほとんどの被保険者において負担が軽減され、額の引き下げが行われます。また、国民健康保険事業給付金に必要な歳入については、県支出金として確保されております。医療費適正化の事業としては、新規事業として糖尿病重症化予防事業費の702万9,000円とあり、また特定健康診査の受診率向上を目指し、自己負担の引き下げを行うとのこと、重ね重ね高く評価させていただきます。  そして、人間ドックの助成額については、他市町の状況や後期高齢者医療制度との均衡から、助成額を3分の2から3万円上限の2分の1に見直しを行ったが、適正なものと理解いたします。  さらに、直営診療施設勘定では、引き続き5カ所の診療所に医師を配置し、診療が行われます。診療所の医療用器械器具購入事業費では、野上診療所の心電計1台108万円、在宅医療という観点からポータブル化の可能なものは更新の際ポータブル化へ進めるため。在宅医療養器械器具購入事業費では、飛駒診療所の携帯型超音波画像診断装置、エコー、1台367万2,000円の、新規2事業の予算計上があり、国民健康保険事業改革時に多大なるご尽力に敬意と感謝を申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(井川克彦) 次に、23番、飯田昌弘議員。          (23番 飯田議員登壇) ◆23番(飯田昌弘) ただいまから蒼生会を代表いたしまして、議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第61号までの54議案、全議案に賛成の立場で討論させていただきます。なお、討論につきましては、平成30年度予算について行わせていただきます。  地球規模での深刻な環境悪化や全国各地での大規模災害の発生による安全安心に対する不安意識の高まり、情報化、国際化の一層の進展、さらには急速に進行している人口減少や少子高齢社会への対応や地方創生の時代の到来など、本市を取り巻く環境は大きく変化しています。本市では、平成2年をピークに加速する人口減少への対応、雇用の場の創出が大きな課題となっているほか、市民の意識は、保健、医療、福祉の充実や、安全安心、快適な住環境の整備、子育て、保育、教育環境の充実を重視する傾向が強くなっています。こうした動向に対応し、次世代に誇りを持ってつないでいくために、第2次佐野市総合計画が策定され、第2次佐野市総合計画のもとで実施される平成30年度予算の規模は、一般会計で459億7,000万円、特別会計で290億9,200万円、水道事業会計は収入28億4,263万2,000円、支出36億2,775万5,000円であります。第2次総合計画の推進テーマ、定住促進に向けて編成された予算は、将来を見据えた本市の都市構造の骨格を定めるため、コンパクトシティ構想や都市計画マスタープラン、総合交通マスタープランの策定、市有施設適正配置計画と地域公共交通網形成計画を推進し、持続可能な行政サービスの仕組みの構築を目指す予算であります。  市民が将来に希望を持ちながら満足度の高い豊かな暮らしを実現し、定住促進を実現するため、将来を見据えた実現可能な骨格の形成が策定されることを希望いたします。  リーディングプロジェクトの観光立市について、栃木デスティネーションキャンペーン促進事業が、国内最大規模のキャンペーンとして実施されます。佐野市のおもてなしの心を見ていただく絶好の機会であります。全市民が自分のできることを心を込めて実施したいものです。スポーツ立市については、平成34年の栃木国体に向けた準備と、さまざまな施策を用いて佐野市らしい特色を発揮し、市民全員が楽しんでスポーツに参加できる環境の整備を希望いたします。  新たなリーディングプロジェクト、産業・文化立市では、出流原パーキング周辺開発整備に加え、国道50号沿線開発整備構想が策定されます。農業、観光による南部地域の活性化とともに、災害を想定した渡良瀬川の架橋を考慮した広域幹線道路ネットワークの構築が検討されます。充実した構想の策定を希望いたします。  安心して子育てのできるまちづくりの施策として、民間保育所施設整備支援事業に予算が増額計上されました。待機児童の解消が期待され、多くの保留児童の解消も期待されます。こどもクラブ施設整備事業も小学6年生までの児童の受け入れや、未設置校区の解消に向けての整備のため増額計上されました。希望者全員の一日も早い入所を要望いたします。  教育関係であります。児童の全国学力・学習状況調査で、新佐野市誕生から12年目で、初めて全国平均点数を上回りました。学力は地域の全体レベルとして比較され、定住促進に大変いいインパクトを与えると考えられます。今後ともたゆまぬ努力を積み重ね、児童生徒と向き合う時間の確保を図り、わかる授業で児童生徒の学力、体力の向上に努力されることを希望いたします。  通学路の安全対策として、市道通学路整備事業に新規予算が計上されました。佐野市通学路交通安全プログラムにおいて、危険箇所として要望された18カ所の改良を必要とする箇所の整備を行うものです。一日も早く危険箇所を整備し、児童生徒の通学時の安心安全の確保を要望いたします。  定住促進を図り、にぎわいを創出し、佐野市がすばらしいまちになるように、行政と議会が一致協力して実践することが大切であります。幾つかの希望を申し上げ、市民のための行政であること、市民と向かい合える行政サービスに尽力されることをお願い申し上げまして、全議案に対する賛成討論とさせていただきます。 ○議長(井川克彦) 次に、21番、篠原一世議員。          (21番 篠原議員登壇) ◆21番(篠原一世) 政友みらいを代表いたしまして、平成30年第1回定例会に上程されました議案第7号 佐野市職員の育児休業等に関する条例の改正についてから議案第27号まで、及び議案第29号から議案第51号までの各条例議案や補正予算議案、さらに議案第52号 平成30年度佐野市一般会計予算から議案第61号 平成30年度佐野市水道事業会計予算までの予算審査特別委員会に付託されました全54議案に対する賛成でございます。  さて、我が国は少子高齢化による急激な人口減少社会に突入をいたしております。まさに国難とも言える危機的状況に直面をしておるわけでございます。これは世界的にも比類なき現象であり、国を始め各自治体ともこの最重要課題に直面し、財源を活用しての政策を立案し、これを受けて自治体においてもさまざまな施策を打ち出し、かつて経験したことのない難問打破を図るべく、人口減少抑制策を展開し、大都市と地方、近隣市との施策競合を掲げて、優先策に取り組んでおるところでございます。  しかしながら、決定的な打開策は見出せない状況ではないでしょうか。日本はなぜこのような危機的状況に陥ってしまったのか。どこに元凶があり、どのような問題点があったのか。しかし、その根底に触れることはタブー化されているのではないでしょうか。なぜなら、それは日本国憲法の三大原理である基本的人権の尊重という中での、表現の自由を始めとするさまざまな自由が保障されている、個人の人権、尊厳にかかわることになることだと私は考えております。  最近のマスコミの調査では、人生観については、人生を楽しみたいと考えている人が3分の2にも至っているとの報道もあり、その方向性をまさに示すものと思っております。しかしながら、その行く末は日本国の衰退、地域、家庭など、家族制度の崩壊へと連鎖することが懸念をされるわけでございます。さまざまな対応策も時間がたつほど解決に向かう道は遠のいてしまうのではないかと危惧をされるところでございます。まさに憂慮すべき事態でありますが、この最重要課題に人々が認識を共有し、人知を結集し、国や民族を憂い、自分が生を受けたことに立ち戻り、障壁を越え、この国難の事態の収拾を図るべく奮起することに、大いに期待をするものでございます。  さて、課題を変えさせていただきますが、市民の安全安心のまちづくりは、定住、移住に対し、大変関心度の高いものでございます。本市では佐野市地域防災計画を大綱として位置づけして定めております。災害の予防、応急的対応、復旧復興対策が示されておるわけでございます。しかしながら、日本各地、いつ、どこで、どのような災害が発生するのか、まさに予知不可能な事例が多発をしております。  最近の災害発生は想定外の災害が多く見られます。特に昨年からことしにかけての全国的な豪雪災害は、インフラ整備が進んでいる日本でありますが、インフラの切断、生活基盤の破壊など、想定を大きく覆したものとなります。草津白根山の噴火では、とうとい人命が奪われる噴火災害が発生をしてしまいました。さらに、宮崎、鹿児島県境の新燃岳の噴火では、現在も警戒状態は続いているなど、地震大国日本は、地震災害のみならず、台風、豪雨災害、噴火、さらに加えて原子力災害などが発生し、災害予知や復旧復興など、市民の安全安心につなげる施策はさらに拡充されなければならないと考えております。  さて、佐野市においては、平成30年度第2次総合計画前期基本計画の実施計画として、平成30年度、31年度の2年間の計画が記されました。この内容は、38施策の基本方針を推進するための予算編成や事業推進の指針となる財政的に裏づけされたものとしております。これに基づいた予算大綱では、国の施政方針で示された人づくり革命、生産性革命に基づき、佐野市行政経営方針及び平成30年度佐野市予算編成方針に基づき、平成30年度予算案が示されました。その特色として、コンパクトシティ構想と都市計画マスタープランの策定とあわせて、市有施設適正配置計画と地域公共交通形成計画を推進し、持続可能な行政サービスの仕組みづくりを推進するとしております。また、推進テーマである定住促進では、移住定住施策を重点施策として加速をしていくと、このようにもしておるところでございます。  本市のリーディングプロジェクトとしての3本目の柱としての産業・文化立市で、出流原PA周辺開発整備や国道50号沿線構想も打ち出されて、農業、観光など、南部地域の活性化を図り、首都圏バックアップ機能としての広域幹線道路ネットワークの構築にも取り組もうとしており、大いに期待すべき施策でございます。地域の連携の中、推進をまさに望むべきところでございます。  基本目標1でありますが、魅力ある産業で賑わう活力あるまちづくりでは、施策としての活力ある商業・鉱工業の推進と企業誘致の促進で、雇用の促進を図る事業が推進されることは、定住促進にもつながる課題であり、推進をさらにお願いを申し上げたいと思います。  重点施策の出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業など、あるいは廃校施設の活用で、民間企業によるキクラゲ栽培は、まさに雇用拡大と地域経済の高揚に大きく寄与するものでございます。重点施策の都市型農業の推進では、排水機場の施設保全は農地を守るという観点から、さらに事業継続としての次の施策を計画され、農業の復興に努力をお願いしたいと思います。  基本目標2での、新たな流れの創造による賑わうまちづくりでは、人を集める観光戦略とスポーツツーリズムの推進、文化づくりとともに、魅力ある住みたいまちづくりに努力をお願いしたいと思います。  基本目標3では、健やかで元気に暮らせるまちづくり、地域医療体制の確保で、民営となる佐野市民病院の健全化を始め、市の公の医療機関であります佐野厚生病院を始めとする医療体制の充実で、市民の安全安心に努めていただきたいと思います。  各子育て支援事業は、市民が求める施策であり、高齢者福祉との両立で、本市の定住促進につなげる施策をさらに充実されることをお願いを申し上げます。  基本目標4での、豊かな心を育み、学び合うまちづくりでは、教育環境の整備という中で、田沼西地区小中一貫教育校の開校に向けた、まさに期限内の設立を目標として、それに続く統合校につないでいただきたいと思います。心の教育もいじめ問題を解消することに努力することや、さまざまな時代背景の中に、情報多様化時代に対応できる子供たちの育成にさらに取り組んでいただきたいと思います。  基本目標5での、快適により安全で安心して暮らせるまちづくりでは、前に述べた防災対策事業や通学路の整備事業、住環境の整備や幹線道路の整備、さらに国道50号沿線構想、あるいはコンパクトシティ構想、地域公共交通再編実施計画策定事業で、本市の基本目標の達成に対して努力をしていただきたいと思います。  基本目標6での、美しい自然、環境と調和するまちづくりでは、ごみ発生の抑制、資源の有効活用などに目標設定をし、努力をお願いしたいと思います。  基本目標7での、市民参加による自立したまちづくりでは、市民との協働のまちづくりの推進で、市の施策に対する市民の理解向上など、啓発に努力し、わかりやすい市民目線で説明をし、市への愛着度向上に努めていただきたいと思います。  佐野市の財政につきましては、生産性、労働人口の減少に伴い、市税の減収が懸念される中、合併特例交付金の終了を迎え、交付金の減収が見込まれる中、ふるさと納税や市有施設の貸し出し、市有地の販売など、市税の増収に努めていただきたいと思います。  国の方針でございます臨時財政対策債の減が今後ますます見込まれる中、歳出では、小中一貫校への移行など、大型予算が本市は見込まれておるわけでございまして、あれもこれもではなく、まさにあれとこれなど、選択と集中で歳出抑制による持続可能な財政運営をお願いを申し上げまして、政友みらいを代表いたしましての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(井川克彦) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) ほかに討論はありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第7号から第27号まで及び議案第29号から第61号まで、以上54件を採決いたします。  採決は電子表決システムにより行います。  議題のうち、まず議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号及び議案第11号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第10号及び議案第11号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号及び議案第13号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第12号及び議案第13号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号及び議案第16号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第15号及び議案第16号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号及び議案第21号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第20号及び議案第21号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号及び議案第23号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第22号及び議案第23号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号から第27号まで及び議案第29号から第32号まで、以上8件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第24号から第27号まで及び議案第29号から第32号まで、以上8件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号及び議案第34号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第33号及び議案第34号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号から第51号まで、以上17件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第35号から第51号まで、以上17件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号及び議案第53号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第52号及び議案第53号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号から第57号まで、以上4件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第54号から第57号まで、以上4件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号及び議案第59号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第58号及び議案第59号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号及び議案第61号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第60号及び議案第61号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。 ○議長(井川克彦) 日程第2、議案第28号を議題といたします。  この際、地方自治法第117条の規定により、横田誠議員、山菅直己議員及び高橋功議員の退席を求めます。          (13番 横田議員、20番 山菅議員、24番 高橋議員退席) ○議長(井川克彦) ただいま議題となっております案件は、経済文教常任委員会に付託された案件でありまして、お手元に配付のとおり、委員長より審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書については朗読を省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。  これより委員会の審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めることにいたします。  経済文教常任委員会委員長、川嶋嘉一議員。          (委員長 川嶋議員登壇) ◎経済文教常任委員会委員長(川嶋嘉一) ただいまより経済文教常任委員会に付託されました議案第28号 佐野市たぬまふるさと館条例の改正についての審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  なお、この議案第28号については、佐野市議会委員会条例第18条の規定により、横田誠委員、山菅直己委員及び高橋功委員を除斥とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、今後たぬまふるさと館はどのようになっていくのかの質疑に対し、当局より、廃止または譲渡という案が出されていますが、たぬまふるさと館の使用については、今度もっと有効活用できる方法等を検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。  委員より、利用者はどれくらいですかの質疑に対し、当局より、利用者ですが、平成25年度は31団体、2万1,328人、平成26年度は31団体、2万3,970人、平成27年度は24団体、2万4,030人、平成28年度は21団体、1万6,707人ですとの答弁がありました。  委員より、指定管理者から市の直営になった場合、あそ商工会の事務所はどうなるのかとの質疑に対し、当局より、建物があそ商工会と一緒ですが、もともと区分がそれぞれの持ち物になっているという状況ですとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論はなく、議案第28号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願いいたしまして、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 以上をもって委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありません。討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) 討論なしと認めます。  これより議案第28号を採決いたします。  採決は電子表決システムにより行います。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  退席されました横田誠議員、山菅直己議員及び高橋功議員の出席を求めます。          (13番 横田議員、20番 山菅議員、24番 高橋議員着席) ○議長(井川克彦) 日程第3、陳情第1号を議題といたします。  ただいま議題となっております案件は、建設常任委員会に付託された陳情でありまして、お手元に配付のとおり、委員長より審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書については、朗読を省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。                                                                                              平成30年3月6日   佐野市議会議長  井  川  克  彦  様                                   建設常任委員会                                               委員長  田  所  良  夫                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、平成30年2月27日に付託された案件について、同年3月5日に委員会を開会し、審査の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第137条の規定により、その例によることとされる第135条の規定により報告します。 1 陳情第1号 道路の待避所設置についての陳情                               上記は、採択すべきものとする。 ○議長(井川克彦) これより委員会の審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めることにいたします。  建設常任委員会委員長、田所良夫議員。          (委員長 田所議員登壇) ◎建設常任委員会委員長(田所良夫) ただいまから建設常任委員会に付託されました陳情第1号 道路の待避所設置についての陳情の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、付託された議案の審査終了後、陳情第1号を議題として、本件に対する朗読は省略し、直ちに審査に入りました。主な質疑を申し上げます。  委員より、対象となっている道路のおおよその1日の通行量がわかるかとの質疑に対し、当局より、交通量調査という形は行っていませんが、現場へ行って確認を数時間行いました。沿線住民の方以外の利用はないものと思っています。1時間半ほど現場を確認しましたが、自動車の利用は1台でしたとの答弁がありました。  委員より、陳情が出てくる以前に同様の要望や相談はあったのかとの質疑に対し、当局より、当該箇所の要望は平成26年2月15日付、地元町会から出ています。そのときの内容は、道路の拡幅及び市道の格上げの要望書が提出されていますとの答弁がありました。  委員より、認定外道路における行政の基本的な対応の仕方はとの質疑に対し、当局より、認定外道路の対応については、現在舗装の修繕、路肩が崩れた場合の補修、また砂利道の場合は敷き砂利をする、いずれにしても現況の機能が維持できるような対応を行っておりますとの答弁がありました。  委員より、以前要望書が出ていて、そのときは市道への格上げという内容だったが、今回そのような経緯を経て陳情が上がってきており、内容が前回の要望とは異なって、待避所を設置となっているが、この方法は技術的に可能なのか、課題はないのか伺いたいとの質疑に対し、当局より、今回要望されている認定外道路は、先ほど市道の道路改良の基準を申し上げましたが、あくまでも認定されている市道の改良工事を優先しています。認定外道路につきましては、現状の機能が維持できる対応になっております。本路線については、待避所の設置の対応は難しいと考えていますとの答弁がありました。  委員より、技術的に可能かどうかお答え願いたいとの質疑に対し、当局より、技術的に可能かといえば、やることは可能です。ただし、費用が伴います。地元の協力も必要ですので、市で実施するのは難しいということですとの答弁がありました。  委員より、費用負担をどうするかとの話になろうと思います。費用負担に関して条件がつくとしたならば、どんな条件があれば、そのような対応が可能かとの質疑に対し、当局より、例えばまず地元で測量等をしていただき、それに伴う造成を行っていただく、また土地を最終的に無償で提供していただくなど、それらのご協力が地元から得られれば、その後の維持管理も含めて協議できると考えますとの答弁がありました。  ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、早川委員より反対討論、亀山委員より賛成討論があり、起立採決の結果、起立多数により、陳情第1号は採択することに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました陳情の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(井川克彦) 以上をもって委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  8番、金子保利議員。          (8番 金子議員登壇) ◆8番(金子保利) それでは、ただいまから陳情第1号 道路の待避所設置についての陳情について、反対の立場で討論いたします。  初めに、各種要望に対する道路河川課の優先順位及び基本方針が、当陳情の質疑において明解に述べられました。1点目は、危険度の高い通学路、2点目は、生活道路で交通量の多い道路、3点目は、道路に排水機能がないため冠水する道路であることの3点であることが示されました。そこで、当陳情に対する反対理由を申し上げます。  第1に、飛駒町の道路を俯瞰した場合、一般市道認定道路が42路線あります。そのうち4メートル未満の整備されていない狭隘市道が30路線あり、また通学路や交通量の多い市道が何路線もあることから、当陳情道路は、緊急性、公共性が乏しいものであります。  第2としまして、当陳情道路は、生活用道路として利用されておられる方は数軒であり、陳情道路の先は、ほかの道路に接続していない行きどまりとなっております。よって、陳情をもって道路改良を要するような案件には当たらないと思います。  第3として、当陳情道路は認定外道路であります。市内には市道認定になっておりながら、道路の拡幅、側溝整備、舗装工事、隅切り設置等整備を待っている要望が約200件近くもあるとお伺いしております。したがって、市道認定道路整備を優先すべきであります。  第4として、当陳情道路は、費用対効果の点からも優先順位は低く、道路整備の基本方針にも沿ったものではないと思います。  第5として、当陳情を提出する前の平成26年2月に、道路の拡幅と市道に格上げの要望が出されております。道路河川課としては、市道の改良、整備を優先しなければならないことから、極めて難しい要望でありますと話をされたそうでございます。  以上のことから、当陳情を採択することは佐野市の道路整備事業の年次計画、長期計画を根底から見直しをしなければならなくなり、道路行政に多大な支障を来すことになりかねません。また、200件近くの要望者の方々や何十年も首を長くして順番を待っておられる方々の気持ちをそんたくしなければならないと思います。  以上のことから、当陳情には反対をいたすものであります。議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、反対討論といたします。 ○議長(井川克彦) 次に、3番、菅原達議員。          (3番 菅原議員登壇) ◆3番(菅原達) それでは、陳情第1号 道路の待避所設置についての陳情に対し、賛成の立場で討論をさせていただきます。  本陳情は、認定外道路に対する要望であり、それに対する行政の対応には限りがあることは、よく理解するところであります。しかし一方で、先ほど委員長報告で示されたように、例えばまず地元で測量などをしていただき、それに伴う造成を行っていただく、また土地を最終的に無償で提供していただくなど、それらのご協力が地元から得られれば、その後の維持管理も含めて協議ができると考えますといった答弁の趣旨を踏まえると、行政と地元との協議に今後の対応を委ねることまでを拒むものではないと理解するところでもあります。しかも、今回地元のほとんどの方が、このような趣旨を理解し、協力する意思があるとも伺っているところであります。  よって、今回の陳情が、まさに市民との協働といった理想的な取り組みによって、地元住民の生活の安全と利便性の向上につながることを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(井川克彦) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) ほかに討論はありせんので、これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第1号を採決いたします。  採決は電子表決システムにより行います。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(井川克彦) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(井川克彦) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、陳情第1号は採択することに決定いたしました。  以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって平成30年第1回佐野市議会定例会を閉会いたします。          午後 2時10分閉会...