平成29年 2月
定例会(第1回) 平成29年第1回
佐野市議会定例会会議録(第6号)3月10日(金曜日)
出席議員(26名) 1 番 齋 藤 弘 2 番 亀 山 春 夫 3 番 菅 原 達 4 番 木 村 久 雄 5 番 久 保 貴 洋 6 番 鈴 木 靖 宏 7 番 川 嶋 嘉 一 8 番 青 木 伸 9 番 横 田 誠 10 番 蓼 沼 一 弘 11 番 小 暮 博 志 12 番 井 川 克 彦 13 番 若 田 部 治 彦 14 番 本 郷 淳 一 15 番 飯 田 昌 弘 16 番 高 橋 功 17 番 金 子 保 利 18 番 山 口 孝 19 番 田 所 良 夫 20 番 春 山 敏 明 21 番 篠 原 一 世 22 番 山 菅 直 己 23 番 大 川 圭 吾 24 番 藤 倉 義 雄 25 番 岡 村 恵 子 26 番 鶴 見 義 明
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づく
出席要求による
出席者 市 長 岡 部 正 英 副 市 長 落 合 正 副 市 長 飯 塚 久 総 合 加 藤 栄 作 政 策 部長 行 政 金 子 好 雄 市 民 舩 渡 川 明 彦 経 営 部長 生 活 部長 こ ど も 藤 井 謙 一 健 康 高 橋 主 也 福 祉 部長 医 療 部長 産 業 土 澤 正 道 観 光 矢 澤 裕 之 文 化 部長 ス ポ ーツ 部 長 都 市 藤 本 真 澄 都 市 青 木 正 典 建 設 部長
建設部次長 会計管理者 新 里 年 市 水 道 局長 中 河 友 幸 教 育 長 岩 上 日 出 男 教 育 徳 原 文 男 総 務 部長 監 査 委員 佐 々 木 敦 司
農業委員会 墳 本 隆 男 事 務 局長 事 務 局長 兼 選 挙
管理委員会 書 記 長 兼 公 平 委 員 会 書 記 長 消 防 長 砂 永 靖
事務局職員出席者 事 務 局長 大 川 俊 之 議 事 課長 高 橋 幸 男
議事日程第6号 日程第1 議案第 1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正について 〃 議案第 2号
佐野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について 〃 議案第 3号
佐野市職員の
育児休業等に関する条例の改正について 〃 議案第 4号
佐野市職員の
配偶者同行休業に関する条例の改正について 〃 議案第 5号
佐野市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正について 〃 議案第 6号
佐野市
特別会計条例の改正について 〃 議案第 7号
佐野市
体育施設条例の改正について 〃 議案第 8号
佐野市
消費生活センター条例の改正について 〃 議案第 9号
佐野市
子ども・
子育て会議条例の改正について 〃 議案第10号
佐野市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
保育料等に関する条例の改正に ついて 〃 議案第11号
佐野市
こどもクラブ条例の改正について 〃 議案第12号
佐野市
介護予防拠点施設条例の改正について 〃 議案第13号
佐野市ふれあい
館条例の廃止について 〃 議案第14号
佐野市
農業集落排水処理施設条例の改正について 〃 議案第15号
佐野市
足利佐野都市計画事業佐野田沼インター周辺土地区画整理事業施行条例の廃止 について 〃 議案第16号
佐野市
都市公園条例の改正について 〃 議案第17号
佐野市
水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正について 〃 議案第18号 (仮称)あさぬま
保育園建築工事請負契約について 〃 議案第19号 財産の減額貸付けについて 〃 議案第21号 土地の処分について 〃 議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号) 〃 議案第23号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第3号) 〃 議案第24号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第4 号) 〃 議案第25号 平成28年度
佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 〃 議案第26号 平成28年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 〃 議案第27号 平成28年度
佐野市
佐野田沼インター産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号) 〃 議案第28号 平成28年度
佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第3号) 〃 議案第29号 平成28年度
佐野市
水道事業会計補正予算(第2号) 〃 議案第30号 平成28年度
佐野市
病院事業会計補正予算(第3号) 〃 議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算 〃 議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算 〃 議案第33号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
予算 〃 議案第34号 平成29年度
佐野市
公共下水道事業特別会計予算 〃 議案第35号 平成29年度
佐野市
農業集落排水事業特別会計予算 〃 議案第36号 平成29年度
佐野市
自家用有償バス事業特別会計予算 〃 議案第37号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
予算 〃 議案第38号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
予算 〃 議案第39号 平成29年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計予算 〃 議案第40号 平成29年度
佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計予算 〃 議案第41号 平成29年度
佐野市
水道事業会計予算 〃 議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算 日程第2 陳情第 1号
佐野市
運動公園運動広場における
補助球場としての機能の存続を求める陳情 本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までについて (
委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第2 陳情第1号について (
委員長報告、質疑、討論、表決)
追加日程 議案第43号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(
篠原一世) 開議に先立ち、
事務局長に
出席議員数及び本日の
議事日程について報告させます。
事務局長。
◎
事務局長(
大川俊之) ご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数及び本日の
議事日程についてご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数は26名でございます。 なお、本日の
議事日程につきましては、お手元に配付させていただきました
議事日程第6号のとおりでございます。日程第1、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までについて、日程第2、陳情第1号について、以上のとおりでございます。 次に、本日お手元に配付させていただきました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました
議事日程のほか、各
常任委員会及び
予算審査特別委員会の
審査報告書、
追加分の
事務報告書並びに
表決順序をお示しいたしました
案件一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 午前10時01分開議
○議長(
篠原一世) これより本日の会議を開きます。 この際、申し上げます。本
日本会議開会前に
議会運営委員会を開催いたしましたので、
議会運営委員会委員長より、その結果の報告を求めることにいたします。
議会運営委員会委員長、
井川克彦議員。 (
委員長 井川議員登壇)
◎
議会運営委員会委員長(
井川克彦) おはようございます。本日、本
会議開会前に開かれました
議会運営委員会の協議の結果についてご報告申し上げます。
今期定例会に議案1件が追加提出されました。この取り扱いについては、本日の日程に追加して議題とし、市長の
提案理由の説明、質疑の後、
委員会への付託を省略して即決をお願いすることに決定いたしました。 以上、当
委員会の決定に対し、
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
篠原一世) 以上で
議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。
○議長(
篠原一世) これより日程に入ります。 日程第1、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号まで、以上41件を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております案件中、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第30号まで、以上29件の案件については、いずれも所管の
常任委員会に、議案第31号から第42号まで、以上12件の新
年度予算関係議案については
予算審査特別委員会にそれぞれ付託された案件であります。 なお、お手元に配付のとおり、それぞれ各
委員長より
審査報告書が提出されております。よって、提出された
報告書については朗読を省略し、要旨を
会議録に登載することにいたします。 平成29年3月1日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
総務常任委員会 委員長 本 郷 淳 一 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同月28日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正について 2 議案第 2号
佐野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について 3 議案第 3号
佐野市職員の
育児休業等に関する条例の改正について 4 議案第 4号
佐野市職員の
配偶者同行休業に関する条例の改正について 5 議案第 5号
佐野市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正について 6 議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成29年2月28日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
厚生常任委員会 委員長 小 暮 博 志 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同月27日に
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 8号
佐野市
消費生活センター条例の改正について 2 議案第 9号
佐野市
子ども・
子育て会議条例の改正について 3 議案第10号
佐野市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
保育料等に関する条例の改正について 4 議案第11号
佐野市
こどもクラブ条例の改正について 5 議案第12号
佐野市
介護予防拠点施設条例の改正について 6 議案第18号 (仮称)あさぬま
保育園建築工事請負契約について 7 議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分 8 議案第23号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第3号) 9 議案第24号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第4号) 10 議案第26号 平成28年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 11 議案第30号 平成28年度
佐野市
病院事業会計補正予算(第3号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成29年3月1日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
経済文教常任委員会 委員長 大 川 圭 吾 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同月28日に
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 6号
佐野市
特別会計条例の改正について 2 議案第 7号
佐野市
体育施設条例の改正について 3 議案第13号
佐野市ふれあい
館条例の廃止について 4 議案第15号
佐野市
足利佐野都市計画事業佐野田沼インター周辺土地区画整理事業施行条例の廃止について 5 議案第16号
佐野市
都市公園条例の改正について 6 議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分 7 議案第27号 平成28年度
佐野市
佐野田沼インター産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成29年2月28日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
建設常任委員会 委員長 鈴 木 靖 宏 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同月27日に
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第14号
佐野市
農業集落排水処理施設条例の改正について 2 議案第17号
佐野市
水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正について 3 議案第19号 財産の減額貸付けについて 4 議案第21号 土地の処分について 5 議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分 6 議案第25号 平成28年度
佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 7 議案第28号 平成28年度
佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第3号) 8 議案第29号 平成28年度
佐野市
水道事業会計補正予算(第2号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成29年3月8日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
予算審査特別委員会 委員長 飯 田 昌 弘 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同年3月2日、3日、6日及び7日に
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算 2 議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算 3 議案第33号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
予算 4 議案第34号 平成29年度
佐野市
公共下水道事業特別会計予算 5 議案第35号 平成29年度
佐野市
農業集落排水事業特別会計予算 6 議案第36号 平成29年度
佐野市
自家用有償バス事業特別会計予算 7 議案第37号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
予算 8 議案第38号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
予算 9 議案第39号 平成29年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計予算 10 議案第40号 平成29年度
佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計予算 11 議案第41号 平成29年度
佐野市
水道事業会計予算 12 議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成29年度
予算審査要望書 (
佐野市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の推進) 1 平成29年度
予算は、
総合戦略を深化させ、
交流人口と
定住人口を増加させるため、
地方創生を更に加速化するものと位置付けられた。
総合戦略に掲げた施策の展開に当たっては、4つの
基本目標ごとに設定した
数値目標や、各施策について設定した
重要業績評価指標に基づいて、
PDCAサイクルにより計画・実行・検証・改善を行うこととしているため、
予算に計上された事業の実施後は、着実に検証し、改善に取り組まれたい。 (
自主財源の確保) 2 平成29年度の
一般会計歳入歳出予算は、前年度比0.1%増の465億9,000万円となった。前年度と同規模であるが、歳出
予算に計上された田沼西地区小中一貫校の整備、界小学校校舎の増築と改修、(仮称)高萩・若宮統合保育園の建設などの施策は、いずれも欠くことのできない事業であるため、「入るを量りて出ずるを為す」の原則とは逆になるが、2.6%増を見込んだ市税の確保、遊休資産の売却、受益者負担の適正化による使用料等の見直しを行い、
自主財源の確保に全力を尽くされたい。 (防災・減災対策) 3 国は、近年の異常な気象状況や大規模噴火の可能性の高まりを「新たなステージ」と捉え、危機感をもって防災・減災対策に取り組んでいく必要があるとしている。 本市でも、昨今は短時間強雨が増加していることに加え、本年2月には前橋市から足利市にのびる「大久保断層」が主要活断層帯に追加された。 こうした状況に対応するため、今後も引き続き避難勧告等を適切に発令ができる体制を整えるとともに、市民一人一人が自然災害に対する心構えと知識を備え、いざという時には、自ら考え、適切に行動することができるようにするための施策を推進されたい。 (市有施設等のあり方) 4 市有施設等のあり方については、平成26年4月に総務省から公共施設等総合管理計画の策定要請があり、この計画を包含した市有施設等のあり方に関する基本方針が、平成28年3月に策定された。 平成29年度は、この方針に基づく市有施設適正配置計画を策定する予定であるが、市有施設等の効率的な整備と利活用を実現することは、合併の効果であるとともに、最大の行財政改革となるため、一日でも早くこの計画を策定して実施されたい。 (妊娠期から子育て期にわたるまでの支援) 5 現在、国は核家族化や地域のつながりの希薄化等による妊婦や保護者の不安と負担感を解消するため、妊娠期から子育て期にわたるまでの支援について、ワンストップ拠点を立ち上げ、切れ目のない体制の整備を推進している。 こうした動きに呼応し、現在本市をはじめ医療機関、保健所、児童相談所など、様々な機関が個々に行っている支援について、本市がそれらをつなぐ拠点となり、医療・保健・福祉の効果的な連携を図られたい。 (超高齢化対策) 6 平成28年版高齢社会白書によると、我が国の高齢化率は26.7%、75歳以上の割合は12.9%となった。特に平成37年には全ての団塊の世代が75歳以上となる時代を迎えるため、今後は、社会保障経費が増大する半面、それを支える若い世代が減少していく。 こうした状況への対応策は、健康増進と介護予防により医療や介護の費用を削減することが最も効果的であるため、平均寿命が全国トップである長野県、健康寿命がトップクラスである愛知県や静岡県等の取組を参考に健康マイレージ事業等の健康寿命を伸ばすための対策を講じられたい。 (企業立地・誘致の促進と雇用機会の創出) 7 若い世代を本市に呼び込むための戦略としては、「安定したしごとをつくる」ことが最も有効である。
佐野田沼インター産業団地は本年2月に完売し、
佐野インター産業団地(第2期)の分譲も順調に進んでいる。こうした事業により、雇用が確保され人口が増え市税も増える。 平成29年度は、企業立地支援事業や出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業等が予定されているが、こうした人口減少に効果のある施策を今後も積極的に推進されたい。 (観光戦略の推進) 8 圏央道の茨城県内区間が本年2月26日に全線開通し、NEXCO東日本は、会見で「関東各地の観光地へのアクセス向上とインバウンド観光の後押しが期待できるほか、物流の面では、企業活動の活性化や地域経済の好循環、雇用の創出に大きく寄与するもの」と説明した。本県と成田空港方面を結ぶ交通アクセスも飛躍的に向上するため、訪日ムスリムインバウンド推進事業やシティプロモーションの推進、全国山城サミットの開催などを行い、更なる観光誘客を図られたい。 (国民健康保険事業) 9 国民健康保険事業については、平成30年度から栃木県が財政運営の責任主体となり、中心的な役割を担うことで、制度の安定化を目指している。現在、栃木県と各市町において制度や運用の詳細について協議を進めているが、各市町で賦課方法、収納率、財政状況等が異なるため、当初から保険税を平準化するかどうかも含め、その概要はまだ決まっていない。 そこで、本市は引き続き、治療から予防策への転換、特定健康診査と特定保健指導の促進、ジェネリック医薬品の普及促進、収納率向上対策などを着実に実施し、財政の健全化を目指されたい。 (市民病院のあり方)10 当局より、市民病院は地域医療を支える中核病院として今後も存続し、その経営形態を民設民営として民間譲渡を目指すこととし、譲渡先は医療法人財団青葉会を優先的に交渉相手としたい旨が示された。 今後は、有識者会議の意見を踏まえ、市民が納得することができるような譲渡の条件(土地、建物、医療機器等の取扱い、建物を建て替える場合の財源、赤字の場合の市の補填、将来にわたり医療を継続するための担保など)を十分検討されたい。
○議長(
篠原一世) これより
委員会の審査の経過及び結果について
委員長より報告を求めることにいたします。 まず、
総務常任委員会委員長、本郷淳一議員。 (
委員長 本郷議員登壇)
◎
総務常任委員会委員長(本郷淳一) ただいまから
総務常任委員会に付託された案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、2月28日午後1時32分、
委員会室において委員全員出席のもと、当局から飯塚副市長を始め総合政策部長、行政経営部長、消防長ほか関係職員が出席し、議会から副議長を始め
事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず、議案第1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、第3条に2つの業務があるが、それぞれどんな係が今後想定されるのかとの質疑に対し、当局より、この第3条は
任期付職員の時限的な職に対する採用の要件ということになっています。(1)の一定の期間内に終了することが見込まれる業務というのは、業務の量がふえて一定の期間で、その業務が終わるような業務になってきます。短時間勤務は、公務能率の効率化を図るということで、窓口等の延長や介護休暇、育児休暇等の代替職員というところで短時間勤務の採用という形になってきますとの答弁がありました。 委員より、第6条の任期の特例ということで、再任用的な考え方は最長5年までで退職、一区切りという考え方になるのかとの質疑に対し、当局より、3年で採用された方は一度任期の更新で5年までできるという規定があり、そこが一区切りで、それ以上はできないということになりますとの答弁がありました。 委員より、短時間という言葉を使っているが、介護とか育児とか期間を区切っての代替の採用というのは、短時間ではなく、短期間になると思うが、この考え方はどうかとの質疑に対し、当局より、期間になれば短期間ということになるのかと私も思いますが、この条例の中でいっている短時間職員は、部分休業をしている職員の短い時間の代替の職員であるとか、窓口延長やサービスを拡充させるための時間を少し延ばしたなどの短時間勤務というような表現になっていますので、この条例に関していいますと、こういった形での短時間勤務ということになっていますとの答弁がありました。 委員より、あくまでも育児休業をとるときに、短時間で休業をとるという人の代替だという理解でよいかとの質疑に対し、当局より、この条例に限ってですとそのようになりますが、実際育児休業をされている方の代替職員等も
佐野市では採用しています。そういった方については、フルタイムではないですが、8時半から5時までということで、一般の正職員よりも幾らか短い時間での採用になっています。それを短時間というように使っていますが、実際は常勤でほとんどフルタイムですが、時間的には正職員よりも幾らか短い短時間勤務というような使い方をしていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第1号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第2号
佐野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
佐野市で特にこの条例に盛り込んだことはあったかとの質疑に対し、当局より、特に盛り込んだことはありません。人事院勧告により介護休暇の改正の関係、介護時間の新設、育児休暇の子の範囲の拡大が勧告され、それの改正に伴う本条例の改正が主なものですとの答弁がありました。 委員より、男性職員にも授乳時間があるのかとの質疑に対し、当局より、授乳等となっており、授乳だけではなく、授乳をする配偶者と一緒に、その子の養育ができることになっています。育児休業も部分休も男女どちらでも一緒にとれるような規定に変更になっていますので、この部分についても一緒に育児ができるようになっていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第2号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第3号
佐野市職員の
育児休業等に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、職場が混乱しないよう新たな職員の採用や
任期付職員の採用等々の対応をしなければならないが、そういうことの対応策もしっかり考えていかなければならないと思うが、いかがかとの質疑に対し、当局より、職員も現在、定員適性化計画等もあり減少してきていますが、事業については各課でふえている状況の中、臨時職員を採用して対応しています。今回、
任期付職員とか非常勤職員の規定を定め、今後多様化する職務等も考慮して、さまざまな任用を検討して対応していきたいと考えていますとの答弁がありました。 委員より、法の改正の周知やチラシ、研修等のお知らせはしっかりできているのかとの質疑に対し、当局より、職員組合に対しては今回の改正について報告していますが、改めて職員に周知する予定はありません。庁内LANの文書管理等に介護休暇や育児休暇の申請用紙もありますので、そういったところを更新していきたいと思っています。また、職員から取得の相談を受けた場合は、改正の内容も含め、積極的に周知していきたいと考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第3号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第4号
佐野市職員の
配偶者同行休業に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、条例ができたときに利用する人はいないだろうとあったが、今後の見込みはとの質疑に対し、当局より、今のところはこれを使用したいという申し出はありませんとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第4号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第5号
佐野市
技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第5号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、インランドポート整備事業の財源内訳で、平成29年国県支出金の補正前が1億6,130万7,000円、補正後が2億3,476万6,000円と増額が見込まれているが、国と県がどのような割合、名目で増額になっているのかとの質疑に対し、当局より、内訳としまして国が345万9,000円で、県費が7,000万円です。7,000万円は県からの補助が決まったものです。国は従来どおりですが、県は現時点で決まっているのは、内陸型国際物流拠点補助金という名称になっていますとの答弁がありました。 委員より、防火水槽移転等補償金だが、県の道路をつくるということで、県から撤去のため補償金が出たが、どこの防火水槽になるのかとの質疑に対し、当局より、岩崎町にある防火水槽ですとの答弁がありました。 委員より、水と緑と万葉のまちづくり基金寄附金がなぜふるさと納税になるのかとの質疑に対し、当局より、ふるさと納税制度は一般的に使われている言葉で、
佐野市では水と緑と万葉のまちづくり基金を創設し、市民、市外の方からの寄附を翌年度の事業に充てています。一般的なふるさと納税という言葉を使って運用しておりますが、制度としては水と緑と万葉のまちづくり基金寄附金の制度になりますとの答弁がありました。 委員より、特別交付税として財政調整基金積立金1億5,000万円ということだが、使った分の具体的な事業内容を伺いたいとの質疑に対し、当局より、災害復旧関係が109万6,000円、高速道路救急が2,000万円、不採算地区の公的病院3,000万円、文化財の関係で1,500万円というところに充てていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第22号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当
委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
厚生常任委員会委員長、小暮博志議員。 (
委員長 小暮議員登壇)
◎
厚生常任委員会委員長(小暮博志) ただいまから
厚生常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、2月27日午後1時32分、
委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長、飯塚副市長を始め総合政策部長、市民生活部長、こども福祉部長、健康医療部長ほか関係職員が出席し、議会より議長を始め
事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託されました案件は、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず最初に、議案第8号
佐野市
消費生活センター条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、消費生活相談員の要件として、消費生活アドバイザー等を一定期間従事した方という説明があったが、一定期間とはどのくらいの期間を指すのかとの質疑に対し、当局より、3種類のうちいずれかの資格を持っている方で、平成23年4月1日から5年間に通算1年以上の相談業務の経験がある方ですとの答弁がありました。 委員より、人材不足のため救済措置としてこのような項目を設けたという理解でよいかとの質疑に対し、当局より、そのとおりですとの答弁がありました。 委員より、相談件数から見ると、相談事業に必要な人材はどれくらいかとの質疑に対し、当局より、県内14市の1人平均当たりの相談件数を調べたところ、9カ月で136件でした。
佐野市では230件で、宇都宮市、足利市に次いで県内で3番目となっており、1人の受け持ち件数は多い状況です。
佐野市は、相談員が2人しかいませんでした。3人必要であると感じていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第8号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第9号
佐野市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
保育料等に関する条例の改正について(後に
佐野市
子ども・
子育て会議条例の改正についてと訂正)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、児童福祉協議会の条例を廃止して統合に至ったと思うが、統合した背景、なぜ統合したのか聞きたいとの質疑に対し、当局より、児童福祉法の第8条で、児童福祉に関する審議会その他の合議制の機関を置くことができると規定があります。そして、審議事項は何かといいますと、児童福祉の全般に関することについて意見を聞くという幅広い内容ものがありました。それを
子ども・子育て会議は、
子ども・子育て支援法の77条の事項のものと、またそれ以外のものの意見を聞くというものがありましたが、それを一緒にして、より充実したものを合議制の機関に意見を聴取するというふうに統合して、1本でやっていきたいということで統合の改正にしましたとの答弁がありました。 委員より、部会を置くということができるとあるが、具体的にどういう部会が想定されるかとの質疑に対し、当局より、「教育・
保育施設等における重大事故防止及び事故発生時のガイドライン」に合わせ、「教育・
保育施設等における重大事故の再発防止のための事後的な検証について」という通知が出されました。
佐野市では、これを受けて、重大事故発生時に自治体が行う検証の考え方、進め方が示されたことを受けて、発生原因等を分析し、再発防止の検証をするために教育・
保育施設等事故検証部会というものを設置しようと考えていますとの答弁がありました。 委員より、児童の健全育成及び子育て支援のために会議をこれからどのように運営していくのかとの質疑に対し、当局より、
子ども・子育て会議は、
子ども・子育て推進事業計画の経過を見守っていただき、検証していっていただいています。その中で、もちろん
保育施設等における安全確保は、各組織の中でマニュアル等をつくってやっていますが、それらがきちんとできているかを委員の皆様に検証していただくことが大事なことと思っていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第9号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第10号
佐野市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
保育料等に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、今回の条例改正でどれくらいの方々が該当するのかとの質疑に対し、当局より、あくまで試算ですが、該当者は4名、13万2,000円ですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第10号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第11号
佐野市
こどもクラブ条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、今回の改正では、何人くらい拡充がなされる状況になるのかとの質疑に対し、当局より、実質的には2クラス新しくふえました。平成28年5月1日の公立こどもクラブの人数が1,005人でした。平成29年4月1日入所予定の人数が1,148人ですので、140人ほど増加になる予定ですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第11号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第12号
佐野市
介護予防拠点施設条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、植野デイサービスセンターを介護予防拠点施設に切り替えるわけだが、建物の中身的には改修とか耐震等についても改めて伺いたいとの質疑に対し、当局より、耐震診断等が義務づけられている施設ではありませんので、行う予定はございません。施設は、19年近く経過していて、空調施設等の改修工事は実施していますが、建物自体の修繕等は行っていませんが、十分利用できる状態と考えています。当面は、トイレの改修を行って介護予防拠点施設として利用したいと考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第12号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第18号 (仮称)あさぬま
保育園建築工事請負契約についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、落札率は幾らかとの質疑に対し、当局より、落札率は98.91%ですとの答弁がありました。 委員より、予定価格を見積もったときの状況を伺いたいとの質疑に対し、当局より、今回は設計担当課において県などの積算基準をもとに設計した設計額と同額を予定価格としたところですとの答弁がありました。 委員より、ほかの保育園と比較してどういう状況かとの質疑に対し、当局より、あづま保育園を1とした場合、よねやま保育園は1.05に上昇、あさぬま保育園は0.96に落ちておりますので、金額的には落ちついたという形になっておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第18号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、高齢者施設等防犯対策強化支援事業費で、特養に防犯カメラ設置の補助ということだが、どれくらいの設置数になるのかとの質疑に対し、当局より、
佐野市内の施設から応募があったのは有料老人ホーム1カ所、老人短期入所施設1カ所、特別養護老人ホーム1カ所の3カ所の施設ですとの答弁がありました。 委員より、
子ども・子育て支援整備交付金についての国の整備という点で、補助率を上げたということはどのような意味があるのかとの質疑に対し、当局より、国の内閣府で平成28年6月2日に閣議決定された日本一億総活躍プランを受けて、こどもクラブが必要であるということで、そのかさ上げをしてスピードアップを図るということで確定されましたとの答弁がありました。 委員より、放課後児童健全育成事業費で職員の処遇改善も入っているとあった。どのような形で処遇改善が図られるのかとの質疑に対し、当局より、民間こどもクラブ職員の処遇改善で今年度からメニューに加わりました。18時30分以降も延長保育を実施しているクラブの職員の処遇改善ですとの答弁がありました。 委員より、犬伏幼稚園の工期が延長になったことについて、入所の関係はどのようになるのかとの質疑に対し、当局より、おくれは旧園舎の取り壊しがおくれる予定です。4月からの園児の受け入れに変更はありませんとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第22号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第23号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
予算の立て方で歳出を多く見積もり過ぎて、基金から入れなくては不足するという
予算を立てたと想定できるが、どう考えるかとの質疑に対し、当局より、基金繰入金については歳入の不足が予想されることに備えてあらかじめ
予算として計上しておくものですとの答弁がありました。 委員より、基金の残高は幾らかとの質疑に対し、当局より、平成28年度末の残高を約16億5,800万円と見込んでいますとの答弁がありました。 ほかに質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第23号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第24号 平成28年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第4号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第24号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第26号 平成28年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第26号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第30号 平成28年度
佐野市
病院事業会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第30号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当
委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果でございます。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
経済文教常任委員会委員長、大川圭吾議員。 (
委員長 大川議員登壇)
◎
経済文教常任委員会委員長(大川圭吾) ただいまから
経済文教常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、2月28日午前9時2分、
委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長、教育長を始め産業文化部長、観光スポーツ部長、教育総務部長ほか関係職員が出席し、議会から正副議長を始め
事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおりでございます。 そこで、議案第6号
佐野市
特別会計条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、139万円が一般会計繰り入れになって、清算して廃止ということになると思うが、経過措置に書いてあるその後に係る収入及び支出というものは、会計を廃止した後、どんなものが想定されるのかとの質疑に対し、当局より、特別会計は平成29年3月31日までとなりますので、人件費の一部については支出が残りますので、一般会計へ引き継ぐことになりますとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第6号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第7号
佐野市
体育施設条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、新旧対照表の第9条の中に、広告に関する物品の掲示または配布、寄附の募集その他とあるが、寄附の募集等の事案は過去にあったのかとの質疑に対し、当局より、寄附等についてはありませんとの答弁がありました。 委員より、今後これに該当する事案が想定されるという根拠から改正になったのかとの質疑に対し、当局より、そのような事案があったときに対処できるように改めるものですとの答弁がありました。 委員より、物販の使用料が屋内、屋外で明確になったが、体育施設にアリーナたぬまが入っているが、アリーナたぬまの今まで使用料はどこに明記されていたのかとの質疑に対し、当局より、これまでは
体育施設条例に規定のないものについては、行政財産使用条例のもとに積算していました。こちらは施設への課税額等がベースになっていまして、それをアリーナたぬまに置きかえると、1日1平米当たり2円、年額の計算の中での使用料という形が原則でしたので、日割りにすると非常に安くなっていました。そういうものを是正するということで、今回は
体育施設条例の中に織り込むものですとの答弁がありました。 委員より、使用料の算定について1平米当たりの額となっているが、申請のときに図面か何かを提出させて使用料を算定するのかとの質疑に対し、当局より、通常ですと2間×3間のテントを使い出店をするという形が定型になっていますので、そのテントの面積から使用料をいただいていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第7号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第13号
佐野市ふれあい
館条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、何年くらい活用されていたかとの質疑に対し、当局より、建ててから23年9カ月たちますが、むらづくり推進
委員会のめん羊部会が最初利用していまして、平成22年3月31日まで利用していました。その後、めん羊部会が活動を休止しましたので、募集しましたが、なかなか使い手が見つかりませんでした。最後に使われたのが、平成26年12月から平成27年3月にかけて、高齢者センターの改修工事に伴ってむらづくり推進
委員会そば加工販売部会がそばの提供を行いました。それが最後の活用ですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第13号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第15号
佐野市
足利佐野都市計画事業佐野田沼インター周辺土地区画整理事業施行条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、完売できたのでよかったと思っているところだが、この面積を開発するのにどのくらいの費用をかけて、どのくらいの売払収入があったのかとの質疑に対し、当局より、本事業は平成24年から28年までの事業で、買収費用は事業用地として13億5,868万3,235円です。購入面積は15万8,640.85平方メートルで、平均単価は平米当たり約8,500円でした。購入費用には土地代のほか買収に伴う家屋の移転補償などの費用が含まれています。道路等の公共施設の整備については、一般会計の
佐野田沼インター周辺公共施設整備事業で整備を行っています。平成24年度から27年度までの事業費は合計11億6,639万3,812円です。特別会計の造成費用は、土地購入費を除く産業団地造成事業費4億5,108万3,776円の見込みですとの答弁がありました。 委員より、おおむねどのくらいの金額を投資しているかとの質疑に対し、当局より、特別会計の全体の歳入は18億9,500万円ほどです。歳出は16億2,300万円ほどですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第15号は、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第16号
佐野市
都市公園条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、「午後9時30分まで」が「午後10時まで」になる根拠はとの質疑に対し、当局より、野球場の貸し出し時間の延長ですが、来年度からBCリーグの栃木県民球団ゴールデンブレーブスの公式戦が行われます。試合は興行として行うため、プロ野球が開催されることに伴い、時間の延長を想定したものですとの答弁がありました。 委員より、ナイターで3分の2点灯というのはどのような場合かとの質疑に対し、当局より、興行用ではなく、一般用の利用を考えています。興行用ですと照明を確保する観点から全灯しますが、通常の練習やアマチュアの試合であれば3分の2でも済むと考えておりますとの答弁がありました。 委員より、すぐ南側に下田沼市営住宅があるが、公園は何らかの避難場所になっていると思うが、2基の照明で十分対応できる明るさになるのかとの質疑に対し、当局より、避難場所として指定されている公園はありませんが、いざとなれば一時的な避難場所になることも考えられます。その際は、2基で十分な照明を得られると考えますが、長期化してグラウンドまで使用するときは、2基では不足することも考えられますが、今のところはそのような想定はしておりませんので、大丈夫だと考えていますとの答弁がありました。 委員より、屋内の使用料90円ということだが、屋内はテントを張らないと思うが、どのように使用料を算定しているかとの質疑に対し、当局より、使用料の設定としては、野球場は屋外ですが、屋内は体育館のようなものを想定し、利用を現状に合わせて、聞き取りの中で徴収していくと考えておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第16号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、田沼西地区小中一貫校整備事業の繰越明許費について、基本設計、実施設計がおくれていることからの繰り越しということだが、平成32年の開校に向けての準備等のスケジュールから見て影響はないかとの質疑に対し、当局より、設計のおくれについては全体的な事業には影響ないと考えていますとの答弁がありました。 委員より、クリケットに関する事業費が約4,000万円減額になっているが、その要因と何か方向性が変わってきているのかとの質疑に対し、当局より、減額の理由ですが、経過を申し上げますと、クリケットのまち連携強化によるスポーツツーリズム推進事業ということで、
地方創生の推進交付金を活用しながら地域創生を進めていこうということで、
補正予算により事業費を確保させていただいているところです。9月30日に実施計画書を提出し、私どもとしては提出以降、内閣府とのヒアリング等にも参加して、この事業を事業化するためのアドバイスをいただきつつ、努力してきたところですが、結果とすると全額
予算を認めていただくことができず、これをさらに進めていくために、もう少し調査研究を行いなさいということで、今回は調査研究費が250万円補助がついたということですので、その補助関係の部分、これは2分の1の負担になりますので、市単独で250万円と合わせた500万円でスポーツツーリズム推進事業の調査事業を実施したいと考えていますとの答弁がありました。 委員より、新規就農・経営継承総合支援事業費は3名分が支給停止になったということで、制度的には150万円と75万円と2つの段階の支給枠があるわけだが、この150万円と75万円というのは収入の250万円以下だが、その中でまたランクがあるのかとの質疑に対し、当局より、年間150万円ということで2回に分けて交付されるわけですが、今回の75万円の減額の方については、前年度も所得が250万円を超えていましたので、支給が停止状態でした。通常は、3月下旬に翌年の前期分、9月下旬に後期分を前払いで払うという形になっています。したがいまして、75万円の方については、前年度の3月支給分についても支給停止になっていました。後期分については、所得が減れば復活する可能性があるということで75万円
予算計上していたのですが、また250万円を超えたということで、その分が減額になったということですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第22号は、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第27号 平成28年度
佐野市
佐野田沼インター産業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第27号は、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可とすることに決定しました。 以上が当
委員会に付託されました案件7件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
建設常任委員会委員長、鈴木靖宏議員。 (
委員長 鈴木議員登壇)
◎
建設常任委員会委員長(鈴木靖宏) おはようございます。ただいまから
建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告を申し上げます。 当
委員会は、2月27日午前9時2分、
委員会室において委員全員出席のもと、当局から落合副市長を始め都市建設部長、都市
建設部次長及び水道局長ほか関係職員が出席し、議会より正副議長を始め
事務局長ほか関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり8件でございます。 初めに、議案第14号
佐野市
農業集落排水処理施設条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、飯田地区の公共下水道統合ということだが、飯田地区水処理センターは今後はどうなるのかの質疑に対し、当局より、管渠は利用します。処理場は、跡地利用ということで、1つは下水道課の書庫として利用します。それと、地元に対して、地元の事業に関する作業所あるいは倉庫等の地元のコミュニケーションの場の提供として施設を利活用することを考えておりますとの答弁がありました。 委員より、飯田町の水処理センター以外にあと2カ所あると思うが、それらの今後はどうなるかの質疑に対し、当局より、
佐野西部地区、常盤地区の2カ所です。
佐野西部地区は、現在、関東農政局に長期利用
財産処分報告書を提出しているところです。今年度中に関東農政局から承認が得られれば、来年度から公共下水道接続の手続に入りたいと思っております。常盤地区は、供用開始から12年で下水道管渠が末端まで行っておりませんので、今後、事業の進捗を見ながら、統合に向けて手続を進めていきたいと思っておりますとの答弁がありました。 委員より、跡地の処理で倉庫とあったが、災害時の備蓄は考えているのかの質疑に対し、当局より、飯田地区はハザードマップ上浸水エリアに入ってしまうため、防災備蓄倉庫は難しく、それ以外のもので利活用することになっておりますとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第14号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第17号
佐野市
水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、この事例に対し、過去に該当者がいたのかの質疑に対し、当局より、水道局においては、この事例はありませんでしたと答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第17号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第19号 財産の減額貸付けについてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
佐野市財産の交換、譲与及び無償貸付け等に関する条例に基づくということで聞いたが、新
佐野市になってからの条例かの質疑に対し、当局より、平成17年2月28日に条例として新市になって施行されておりますとの答弁がありました。 委員より、貸付額を試算すると1年間で25万円とのことだが、土地の評価額が変われば、次の年から25万円から上がったり下がったりと可能性としてはあるのかの質疑に対し、当局より、契約金額ですが、固定資産の評価額に合わせて毎年見直しを行っていく予定ですとの答弁がありました。 委員より、寄附をしていただいたものを市として有効利用ということで、まちづくり会社に低額で貸し付けることは非常にいいと思うが、ほかに寄附があった場合、今後はどう取り組んでいくのかの質疑に対し、当局より、中心市街地活性化基本計画の区域内において寄附の申し込みがありましたら、今回の本件同様に中心市街地活性化のために利用が可能であるか十分に
佐野市とさのまちづくり株式会社と検討し、個別に判断していきたいと思っておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第19号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第21号 土地の処分についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、貸すということになるとどういう業種の業者が入ることになるのかの質疑に対し、当局より、今回入居する企業はコンビニエンスストアの集配をする企業が、そこの集配拠点として利用するような倉庫を建築して、そこを拠点にコンビニへの集配を行う計画内容が報告されておりますとの答弁がありました。 委員より、予定価格の算定方法を聞きたいとの質疑に対し、当局より、宅地の分譲価格の算定方法は不動産鑑定評価を行い、それをもとに造成原価や周辺の産業団地、具体的には既に稼働している
佐野インター産業団地が隣接しているので、そちらと比較して適正価格を決定しましたとの答弁がありました。 委員より、既に立地協定しているのが4社あると聞いたが、残りの区画の今後の見通しを伺いたいとの質疑に対し、当局より、参考資料の6街区2―1、画地の上の部分が残っております。右上の小さな街区が2カ所残っていて、合わせて1万4,000平方メートル程度が残っています。引き続き募集をかけており、ことし9月まで工事は予定しておりますが、10月には分譲できるように努めていきたいとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第21号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第22号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第5号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、公営住宅ストック総合改善事業は石塚住宅の耐震の関係かの質疑に対し、当局より、石塚住宅の耐震は平成27年度の繰越明許費で執行しており、今回には含まれておりません。それ以外の事業になりますとの答弁がありました。 委員より、公園施設長寿命化事業5,693万円の減は、何でそうなったのか、また今後について聞きたいとの質疑に対し、当局より、今回要望した額が社会資本総合整備交付金の5,430万円で、内示があった額が合わせて2,750万円でした。内示率にすると38%程度しか交付金が得られない事態でした。事業は、その中で都市公園安全安心支援事業、公園施設長寿命化事業、高萩中央公園整備事業の3事業が対象となりますが、その中で割り振りを考え、長寿命化事業はローラー滑り台の更新でしたが、事業費が非常にかかるので、そこに充てることができなく、今回は見送りました。今後の見通しですが、これからの社会資本総合整備交付金は交付が非常に厳しい状況が続くことが想定されますので、計画期間の延伸は避けられないようなときがくると考えておりますとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、討論もなく、議案第22号
関係部分については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第25号 平成28年度
佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、公共下水道雨水幹線整備事業6,500万円が繰越明許費だが、雨水幹線の今までの整備状況が計画に対して何%行っているのかの質疑に対し、当局より、富岡町の東部9号雨水幹線は両毛線の工事が終わったことで、これから上流に向けて工事を進めております。残りが1,500メートルほどあり、今後5年間くらいの計画の中で整備を進めていきますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第25号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第28号 平成28年度
佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第28号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第29号 平成28年度
佐野市
水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、給水管の改修率の質疑に対し、当局より、塩ビ管については毎年更新をかけているので、今のところは1割を切るくらいの老朽化ですとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第29号については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が本
委員会に付託されました全案件の審査の経過と結果でございます。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
予算審査特別委員会委員長、飯田昌弘議員。 (
委員長 飯田議員登壇)
◎
予算審査特別委員会委員長(飯田昌弘) ただいまから
予算審査特別委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会に付託されました案件は、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおりでございます。 当
委員会は、2月22日、議員全員で構成する
予算審査特別委員会協議会を開催し、審査日程、審査方法等について協議を行いました。そして、3月2日の
委員会冒頭で理事会が設置され、審査日程は3月2日、3日、6日及び7日の4日間、午前9時から
委員会を開き、審査方法は、まず
一般会計予算、次に各特別会計
予算及び各企業会計
予算の順序で審査を行い、質疑時間は答弁を含めて、それぞれ1人60分以内で行うことに決定いたしました。
一般会計予算については16名、各特別会計
予算及び各企業会計
予算については9名の委員が質疑を行いました。質疑は、4日間にわたり行われましたが、その内容につきましては
議員各位がご承知のとおりでありますので、省略させていただきます。 質疑終了後、理事会において10項目の要望事項を取りまとめ、お手元に配付のとおり、平成29年度
予算審査要望書として当局に要望することに決定いたしました。 次に、討論に入り、鶴見委員より議案第31号、議案第32号、議案第37号及び議案第39号、以上4件について反対の討論があり、続いて久保委員、木村委員、田所委員、小暮委員、山口委員より全議案について賛成の討論がありました。 その後、討論を終結し、採決に入り、まず議案第31号、議案第32号、議案第37号及び議案第39号、以上4件については起立多数で可決され、議案第33号から第36号まで、議案第38号及び議案第40号から第42号まで、以上8件については起立全員で可決され、付託された案件12件はいずれも原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当
委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、
議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告とさせていただきます。
○議長(
篠原一世) この際、申し上げます。 先ほどの
委員長報告について、
厚生常任委員会委員長、小暮博志議員から訂正したい旨の申し出がありましたので、発言を許します。 小暮博志議員。 (
委員長 小暮議員登壇)
◎
厚生常任委員会委員長(小暮博志) 先ほどの報告では、議案第9号の案件名について議案第10号の案件名を申し上げてしまいました。議案第9号の案件名は、「
佐野市
子ども・
子育て会議条例の改正について」でございますので、訂正させていただきます。
○議長(
篠原一世) 以上をもって各
委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 この際、申し上げます。
委員長の報告に対する質疑は、
委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 26番、鶴見義明議員。 (26番 鶴見議員登壇)
◆26番(鶴見義明) ただいま上程されております議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までのうち、議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算、議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算、議案第37号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
予算、議案第39号 平成29年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計予算の4議案について反対とし、ほかの議案については賛成といたします。 それでは、反対議案について討論をさせていただきます。 最初に、議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算であります。国は、新年度
予算を大枠として97兆4,547億円としました。新年度
予算案の特徴は、アベノミクスと消費税頼みの路線の行き詰まりと破綻が一層明確になり、財政運営上も表面化してきたということです。2017年度
予算と同時に決定された2016年度第3次
補正予算では、税収が当初見込みより1兆440億円も落ち込み、その穴埋めなどで1兆8,526億円もの国債の追加発行をすることになりました。そうした苦しい財政状況の中で、軍事費は5年連続で増加し、5兆1,251億円となりました。そのツケ回しによって、暮らしの
予算が削減をされたということです。 社会保障費は自然増を1,400億円も削減、文教
予算、中小企業対策費、農業
予算などは前年度比マイナスになっています。安倍首相は、大企業を応援し、大企業がもうけを上げれば、いずれは家計に回ってくると言い続けましたが、大企業が史上最高の利益を上げる一方で、労働者の実質賃金は4年連続マイナス、経済の6割を占める家計消費はマイナスが続いています。 今、国、地方合わせた借金1,066兆円となり、国民1人当たり840万円を超えると言われています。これからますます地方財政は厳しさが予測をされる中で、本市の
一般会計予算が組まれました。新庁舎建設や消防本部庁舎が完成し、新年度は保育所整備運営計画に基づき(仮称)あさぬま保育園の建設や田沼西地区小中一貫校整備
予算が計上されました。保育園では、旧耐震基準の施設がまだ5園も残っており、小中一貫校整備ではさらに葛生地区の整備計画が控えています。子育てや教育など生活に密着したインフラ整備と財政支出を控えているわけであります。 新年度
予算事業のうち、出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業は、約100ヘクタールの大規模な開発で、市は既に構想を発表いたしました。しかし、この開発については、
予算審査の中、事業内容の説明にもありますように、開発区域案等について栃木県等の関係機関と協議を実施する。また、協議結果を踏まえ、基本計画の策定を実施するとあるように、県との協議もテーブルについていない市だけの開発構想が、どんどん進められているように思います。事業主体も市を基本とするとしていますが、各ゾーン別に事業主体を検討することも必要などの含みも残しています。地域の経済の活性化、雇用創出、人口流出ストップの具体的根拠も示されていない。事業主体はどこか、財政計画はどうなっているのかなど全く白紙の状態でどんどん進められようとしております。今後、実施計画が明らかになったら、多額な事業費になってしまうという、このような状況にもなりかねません。全てにおいて不明確な状況のPA周辺開発事業は、見直すべきであります。 次に、議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算についてであります。国民健康保険は、制度開始当時と比べ、被保険者の構成が大きく変化しております。2010年度の厚生労働省国民健康保険実態調査によりますと、40.8%が無職の方で、次いで多いのが被用者35.3%、合計76.1%が比較的所得の低い人たちとなっております。ことし8月から医療費負担の自己負担に上限を設ける高額医療制度では、70歳以上を対象に負担上限を引き上げるなどさらに負担を押しつけようとしています。70歳以上の年収155万円から370万円未満の外来特例について、現行1万2,000円の限度額を1万4,000円に、約390万人に影響があります。 さらに、2018年8月から1万8,000円に引き上げられ、同時に年収370万円以上の現役並み所得者も引き上げが行われます。国民健康保険は2018年度から都道府県と市町村の共同運営となる広域事業化が決まっています。都道府県化への移行後は、都道府県が標準保険税率を設定するなど市町村の保険料賦課徴収などにさまざまな形で介入します。既に埼玉県では、標準保険税率の試算が公表されていますが、一般会計からの繰り入れなどを考慮しないために、保険税が現在の1.7倍という試算が示された自治体もあります。今では、国保税は高過ぎて払えないなど、支払い限度を超えております。厚労省は、都道府県化後も市町村の一般会計からの繰り入れは自治事務であり、当然認められています。一般会計からの法定外繰り入れや基金の取り崩しを行うなどで、被保険者の負担軽減を行うことを求めます。 次に、議案第37号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
予算です。介護保険は、第6期計画の最終年度になります。要支援者の訪問介護や通所介護を保険給付から外し、報酬や人員基準を切り下げた基準緩和サービスやボランティアなどがサービス提供を行う総合事業へ来年4月までに移行しなければなりません。既に移行した自治体では、研修を受けた市民による安価なサービスに変わり、単なる家事代行になって利用者の生活意欲の喚起や認知症などの早期発見ができないなどの問題が起きているそうです。市でも従来の介護事業者以外に、シルバー人材センターや町会、ボランティアなど地域の多様な主体を活用して高齢者を支援するといいます。その受け皿が十分整備できるのか。また、高齢者が高齢者を支える側に回ることもあるわけであります。要支援と認定された人たちは軽度と言われていますが、今後、地域支援事業などでどこまで介護予防ができるのか、むしろ要介護になるおそれが懸念されます。こうした総合事業そのものを廃止、本来の介護保険制度に戻すべきであります。 最後に、議案第39号 平成29年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計予算です。後期高齢者医療は、国民皆保険制度の中で唯一個人単位の加入の保険であり、満75歳になれば自動的に移行されます。医療制度は、高齢者がふえればふえるほど、どんどんと保険料が引き上がる仕組みに当初からなっており、制度開始当初から私たちは反対をしてきました。今回、国は、社会保障の自然増削減の一つとして、29年度から保険料軽減特例の見直しを行い、所得割は5割軽減から2割軽減に引き下げ、全国平均で月1,310円の負担増となり、約160万人に影響が出ると言われております。さらに、30年度から軽減をなくします。ますます財政的に高齢者の負担能力を超えていく、この制度そのものを見直すべきであります。 以上で討論を終わります。
○議長(
篠原一世) 5番、久保貴洋議員。 (5番 久保議員登壇)
◆5番(久保貴洋) それでは、ただいまから自民
佐野を代表いたしまして、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までの41議案全議案に賛成の立場で討論をさせていただきます。討論につきましては、平成29年度
予算に絞って行わせていただきます。
佐野市総合計画後期基本計画に基づき、平成29年度
佐野市行政経営方針が制定され、
総合戦略を深化させ、
交流人口と
定住人口を増加させるため、
地方創生をさらに加速するものを位置づけられ、編成された平成29年度
予算の規模は、一般会計465億9,000万円、特別会計327億5,600万円、水道事業会計、収益的収入23億7,380万円、収益的支出21億9,700万円、病院事業、収益的収入、収益的支出ともに6億6,500万円であります。5つの
基本目標ごとに制定された
数値目標の確実な達成を目指していただきたいと思います。 歳入
予算では、固定資産税、個人市民税の増加を見込み、市税175億8,750万円、対前年度4億4,450万円の増であります。人口減少、地価の下落等不安定要因を抱える中、市税の確保、遊休資産の売却、受益者負担の適正化を図り、
自主財源の確保に全力で取り組んでください。 平成26年4月に総務省から公共施設等総合管理計画の策定要請があり、既に4年目となります。市有施設等の効果的な整備と利活用を実現することは、合併の効果であるとともに、最大の行政改革であります。早急な計画策定と実施を要望いたします。 少子化の解消の手段の一つとして、妊娠から子育てまでの支援についてワンストップ拠点を立ち上げ、切れ目のない体制整備を官民一体となって整備連携をすることを図っていただきたいと思います。 高齢化対策として、健康寿命の延伸は民生費の抑制策として大変効果があります。ボランティア、受講者ともに健康マイレージを採用し、景品に地域共通券を充てる制度をぜひ実現してください。 若い世代を
佐野市に呼び込む戦略は、安定した仕事をつくることが有効的であります。平成29年度は、出流原PA周辺総合物流開発事業等が予定をされておりますが、100ヘクタールをどのように位置づけるか、事業主体をどのようにするか、収益の見込みは十分とれるか等を解決しなければならない問題が多くあります。説明責任を十分果たしながら、進捗を要望いたします。 圏央道が開通しました。本市でも、アクセスの向上によりインバウンド観光の後押しが期待され、物流の面では企業活動の活性化や地域経済の好循環、雇用の創出に大きく寄与するものと期待されます。訪日ムスリムインバウンドの推進事業やシティプロモーションの推進、全国山城サミットの開催などで、さらに観光客の誘致を図ってくださるようお願いいたします。 以上要望を含め申し上げましたが、年々厳しさを増す財政状況の中、市長のさらなるリーダーシップと全職員が機能的、効率的に能力を発揮できる職場配置を実施し、少子高齢化、人口減少社会の到来による歳入減少、老朽化施設の早急な対応等に対し、行政改革に取り組み、持続可能な財政運営と市民の皆様に夢を抱かせるような行政運営を図ってくださるようお願いし、全41議案の賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 4番、木村久雄議員。 (4番 木村議員登壇)
◆4番(木村久雄) ただいまから公明党議員会を代表いたしまして賛成討論をさせていただきます。 議案第1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてから議案第19号 財産の減額貸付けについて及び議案第21号 土地の処分についてから議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算までの計41議案、全議案に対し賛成の立場で討論をいたします。特に平成29年度
予算について述べさせていただきます。 国の平成29年度
予算は、経済財政計画の2年目の
予算として経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、600兆円の経済の実現と平成32年度の財政健全化目標の両立を目指し、一億総活躍社会の実現のための子育て介護や成長戦略の鍵となる研究開発など重要課題について必要な
予算処置を講じるなどの
予算となりました。政府が今までに行ってきた新3本の矢による施策の実施により、GDPは名目、実質とも増加しており、就職者数の増加、賃上げなどに伴い、雇用所得環境は着実に改善し、経済の好循環が生まれております。また、平成28年度は、英国の欧州連合離脱決定や新興国経済の減速に伴う円高の影響で、法人税収入が落ち込み、税収が前年度を下回ることが想定されます。 一方で、消費増税による増税分があり、税収減は限定的になる見込みとのことであります。本市の
予算におきましては、第1次総合計画最終年度に当たり、昨年度策定した
総合戦略を深化させ、
交流人口、
定住人口を増加させ、
地方創生をさらに加速させることを念頭に置いた465億9,000万円という合併後3番目となる大きな
予算となりました。
一般会計予算歳入では、法人市民税が企業益のマイナスにより減少しましたが、固定資産税と個人市民税の増により、市民税が前年度比2.6%増の175億8,746万5,000円となりました。また、地方交付税は7.6%減の61億9,000万円、市債は15.5%増の34億1,400万円となりました。 歳出では、平成32年度開校に向けた田沼西地区小中一貫校の建設をすることから、小中一貫校建設費が大幅に増となりました。また、教育費でも28.0%増の59億522万円となりました。また、子育てと仕事の両立支援などにより、民生費が5.3%増の171億2,623万4,000円となりました。 次に、款別に見ますと、2款総務費では市有施設適正配置計画策定事業費で300万円が計上されました。本施策は、行財政改革の観点から大変重要でありますので、市有施設等のあり方に関する基本方針を踏まえて、一日でも早く計画を策定して実施するよう努力願います。 また、出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業で1,671万6,000円が新規計上され、出流原PAスマートインターチェンジ推進事業費2,982万9,000円が計上されました。これは7款商工費で計上されている平成29年度秋に供用開始を予定しているインランドポート整備事業費の5億2,628万8,000円と関連する事業で、企業誘致や本市の地域産業の振興にとどまらず、広域的にも地域経済の底上げが期待できるものであり、大いに期待しています。 また、シティプロモーション推進体制整備事業では、1,101万9,000円が計上されました。本事業は、JTB関東から社員の派遣をしていただくことで、総合プロデューサー的役割を果たしていただくもので、民間のノウハウを生かしたシティプロモーションの推進に期待しています。また、日本女性会議開催事業費が新規計上されました。これは本市の男女共同参画社会の実現につながる大きな一歩であり、さらなる本市の知名度アップに期待いたします。 また、文化会館エレベーター設置事業で4,112万7,000円が計上されました。これは会議室及び大ホールの利便性向上を図るもので、市民が待ちに待ったものであります。一日も早く設置できるよう期待いたします。 また、地域交通網形成計画策定事業で846万1,000円が新規計上されました。これは本市の新たなる交通環境を整える上で大変重要であります。特に中山間地域では、買い物や交通事故防止のため、デマンド交通の導入が求められております。今後、試験導入をするということでありますが、中山間地域においてもモデル地域を選定するよう検討を願います。 3款民生費では、安心生活支援事業で975万円が新規計上されました。これは障害者支援のためのコーディネーターを配置し、障害福祉サービスを提供している事業所管や医療機関などと連携調整を図り、地域で安心して生活できるよう支援するもので、大いに期待いたします。 また、(仮称)高萩若宮総合保育園建設事業費で5億5,517万5,000円が計上されました。これは待機児童解消を推進する上で大いに期待いたします。 7款商工費では、全国山城サミット
佐野大会開催事業費で700万円が計上されました。これは文化財保護や環境保全に対する市民の意識向上また観光誘客に寄与するもので、大いに期待いたします。 8款土木費では、まちなか活性化推進事業費で550万円及び空き家活用推進事業で1,016万円が計上されました。これは本市の中心市街地ににぎわいを取り戻すことや、空き家、土地の利活用を図る上で大いに期待しております。 10款教育費で、クリケットのまち推進事業費で70万円が新規計上されました。これはクリケットの普及啓発だけにとどまらず、地域経済の活性化、国際的な
交流人口の増加、さらに英語教育にも通ずるもので、大いに期待いたします。 次に、
国民健康保険事業特別会計についてですが、市民の命と健康を守る医療保険制度の推進に欠かせないのが、膨らみ続けている医療費をどう抑制していくかであります。その決め手の一つに上げられるのがジェネリック医薬品の普及であります。本市も被保険者の負担軽減と国保財政の健全化のために、ジェネリック医薬品普及率80%達成に向けて努力をお願いいたします。 次に、病院事業会計についてですが、平成30年4月より民設民営化を目指し協議が進められているところであります。市民の安心安全のため、引き続き緊急医療継続、僻地診療所等支援の継続、現行診療科目と病床機能の維持が継続できるよう、今後しっかりと譲渡先と交渉をお願いいたします。 最後に、平成29年度
予算は昨年並みとなりましたが、人口減少、超高齢化社会の到来により、社会保障関係の伸びを抑制するなど経済再生と財政再建の両立を推進することをお願いいたしまして、公明党議員会としての賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 11番、小暮博志議員。 (11番 小暮議員登壇)
◆11番(小暮博志) ただいまから政友みらいを代表いたしまして、今議会に上程されました議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までの全42議案に対し、全て賛成の立場で討論をいたします。 最初に、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第30号までの条例関係議案、平成28年度の一般会計、特別会計及び企業会計の
補正予算は、先ほどの各
常任委員会の
委員長の報告どおり賛成であります。 次に、議案第31号から第42号までの平成29年度の一般会計、特別会計及び企業会計の
予算は、4日間にわたり
予算審査特別委員会で質疑され、
委員長の報告どおり賛成であります。 そこで初めに、議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算に関し、賛成の立場から趣旨を述べさせていただきます。平成29年度
予算編成は、
佐野市総合計画にのっとり、政策体系に沿って36施策が立てられ、その中の事業内容として決められております。このような体系につくられた350件ほどの多くの事業の推進に対し賛意を示すとともに、確実な実施と成果を期待するところでもあります。 平成29年度
佐野市
一般会計予算の歳入465億9,000万円の
予算状況を見ますと、過去10年間で3番目の大きな
予算額となり、税収も3番目の大きさになっています。一方、負債残高予想は9番目と小さくなっている一方で、財政調整基金は4番目と大きくなっています。 これより平成29年度
佐野市
一般会計予算の状況を見ますと、堅実な
予算編成がなされていると思われます。このような状況の中で、3カ年で総額43億8,000万円ほどの田沼西地区小中一貫校整備事業費の一部13億8,292万円が
予算化されています。今後、計画どおりの整備が進み、質の高い効果的な教育が進められることを期待いたします。 以下、総合計画の中で幾つかの施策の中の事業内容において、趣旨を申し上げます。 安心して安全に暮らせるまちづくりの政策として、特定空家等除去促進事業費として1,000万円を予定しておりますが、ふえ続けている老朽危険空き家解消のために
予算が100%執行されることを期待いたします。 住みやすい快適なまちづくりの施策では、(仮称)高萩中央公園整備事業で造成工事が進められ、平成32年に完成予定とのことであり、計画どおりの完成を希望いたします。 健康で安心して暮らせるまちづくりの政策では、骨髄移植ドナー支援事業費42万円が新たに
予算化されたことにより、骨髄等の移植の推進が進み、一人でも多くの人の命が救われることを期待しております。 また、小学校児童フッ化物洗口事業204万円が新たにケアされました。将来の健康寿命の延伸にも影響するよい事業と思っております。 安心して子育てのできるまちづくりの政策では、小規模保育事業の設置を促進し、待機児童の解消を図るとともに、安心して子育てのできる体制整備のための2,308万円の
予算が計上されました。 また、放課後児童健全育成事業において、計画的に進められているこどもクラブの運営のために2億8,835万円の
予算が計上されました。今後とも待機児童の解消のために一層の推進をお願いしたいと思います。 豊かで健やかな長寿社会の実現の施策では、高齢者や介護予防拠点施設運営事業としていきいき元気館さのを288万円で開設計画ですが、介護者の予防活動を積極的に進めていただきたいと思います。 活力ある商業・鉱工業の振興の施策では、出流原PAスマートインターチェンジ推進事業費2,982万円や、出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業1,671万円が計上されました。出流原PA周辺の開発では、
佐野市の発展と人口増に大きく関係する内容であり、計画の内容をよく検討され、推進されることを期待いたします。畑をつくって種をまかないと実はできないと思っております。よい畑をつくっていただきたいと思います。 豊かな心と確かな学力を育むまちづくり政策の中では、田沼西地区小中一貫校整備事業費43億8,450万円の平成31年度完成を目指して、事業費13億8,292万円分が始まります。建物と同時に、一貫校としてのすぐれた教育を期待しております。また、分離型小中一貫校の推進検討も進め、
佐野市内での教育格差が生じないようにしていただきたいと思っております。 次に、議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算から議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算ですが、財政の健全化を目指しつつ、
予算どおりの推進をしていただきたいと考えております。 最後になりますけれども、
常任委員会及び
予算特別
委員会において6日間に及ぶ議案の質疑や討論が行われたことや、市民の声に耳を傾けつつ、各事業の目標が達成されますよう推進をお願い申し上げ、議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号までの全議案に対し、政友みらいを代表しましての賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 19番、田所良夫議員。 (19番 田所議員登壇)
◆19番(田所良夫) ただいまから新風を代表いたしまして賛成討論をさせていただきます。 今議会に上程されております議案第1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてから議案第19号 財産の減額貸付けについて、議案第21号 土地の処分についてから議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算の全41議案に対しまして賛成するものであります。 議案第1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてから議案第19号 財産の減額貸付けについて、議案第21号 土地の処分についてから議案第30号 平成28年度
佐野市
病院事業会計補正予算(第3号)までの議案につきましては、各
常任委員会に付託され、各
常任委員会の
委員長からは原案を可とする旨の報告があり、新風といたしましても報告のとおり賛成するものです。 平成29年度
予算のうち、主な賛成の理由を申し上げます。アベノミクスのさらなる推進により、その波及効果はさまざまな形としてあらわれつつあると感じます。全国自治体アンケート調査にも力強さを欠くものの、景況感の上向きも感じられ、1月全国失業率も0.1%改善の3.0%に改善され、県内1月有効求人倍率1.26倍、情勢判断を上方修正、大学生内定率80.1%になり、県内、リーマン以降最高と栃木労働局が発表されました。そして、GPIF、年金積立金管理運用独立行政法人、運用収益が2016年10月から12月期、3カ月で10兆円超、GPIFが年金積立金の運用を開始して以降最大となりました。 さらに安倍首相は、2月21日の政府の国家戦略特区諮問会議で、世界一自由度の高い環境を目指してイノベーション、技術革新を爆発させてほしいと述べ、人が運転に全くかかわらない完全自動運転による移動サービスを2022年に実現するための法整備や実証実験が17年度から本格化するなど、また最大の話題の一つは、人工知能(AI)をロボットに組み込み、自発的な判断力や感情まで備え、人間と同等か、それ以上の精神活動を行う能力を秘めている介護や医療の分野でも人間のかわりができると言われています。 今、時代は、社会は大きな流動化の流れにあろうと受けとめています。このような状況の中、平成29年度
佐野市行政経営方針及び平成29年度
予算編成方針に基づき、平成29年度
予算(案)、その規模は、一般会計で465億9,000万円、特別会計で327億5,660万円、公営企業会計につきましては水道事業会計が収入30億4,330万1,000円、支出38億9,145万円、病院事業会計が収入8億816万9,000円、支出9億1,332万9,000円の提示がありました。 そして、平成29年度
予算編成についての考え方として、第1次総合計画最終年度に当たり、昨年度作成した
総合戦略を深化させ、
交流人口、
定住人口を増加させて、
地方創生をさらに加速させると念頭に置いたものであるとのことであります。さらに、その内容を質疑しましたところ、
地方創生関連
予算総額では、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に位置づけられた事業費の総額は22億8,798万4,000円、前年度対比119.7%となっておりますとの答弁でありました。 次に、主な事業別
予算では、基本目標1、安定した仕事をつくるでは、9事業21億1,826万4,000円、基本目標2、新しい人の流れをつくるでは、17事業5,579万6,000円、基本目標3、結婚、妊娠、出産、子育ての規模をかなえるでは、10事業1億93万7,000円、基本目標4、時代に合った地域づくり、安心な暮らしを守るでは、1,298万7,000円の
予算を計上しておりますと、また全体
予算の何%くらいかの答弁では、一般会計歳出
予算総額465億9,000万円に対し、4.9%となっておりますとのことでした。本市におかれましては、平成27年度から3年目の取り組みであろうと思います。前年対比119.7%増、構成比4.9%、積極的適正
予算と評価させていただきます。 次に、総合計画の政策体系に合った第1の基本目標、地域の特色を生かした快適なまちづくりでは、新規、特定空家等除却促進事業1,000万円を空き家対策推進の一助となるものと評価させていただきます。 次に、国道利用計画
佐野市計画改定事業150万円、都市計画マスタープラン策定事業900万円、地域公共交通網形成計画策定事業850万円、いずれも新規、快適なまちづくりに寄与するものと評価するものであります。 次に、第2の基本目標のやさしくふれあいのある健康福祉づくりでは、新規、骨髄移植ドナー支援事業40万円、一人でも対象者がいるならば、やさしくふれあい、健康福祉に寄与する支援事業と高く評価するものであります。 さらに、小学校児童フッ化物洗口事業200万円、特定健康診査受診率向上事業380万円、小規模保育事業所施設整備支援事業1,130万円、新規3事業は健康で安心して暮らせるまちづくり、心と体の健康づくりの推進に大きく寄与するものと期待、評価するものであります。 次に、介護予防・生活支援サービス事業1億7,770万円、一般介護予防事業1,620万円、この新規2事業は豊かで健やかな長寿社会の実現に向け寄与するものと理解いたします。さらに、障がい者の社会参加と自立の推進の中で、新規、安心生活支援事業980万円、優しく触れ合いを感じます。ありがとうございます。 次に、第3の基本目標の魅力と活力のある産業づくり、新規、経営体育成支援事業1,500万円、都市型農業の推進と中山間地域の活性化に大きく寄与するものと認識いたします。 新規、出流原PA周辺総合物流開発整備推進事業1,670万円、一億総活躍社会の実現や
地方創生の推進に寄与するものと認識いたします。新規、全国山城サミット
佐野大会開催事業700万円、観光立市を掲げる本市において、貴重な人を集める観光戦略の展開であろうと認識いたします。 新規、
佐野パパプロジェクト推進事業2,100万円、民間のノウハウを生かした都市ブランド戦略の推進、斬新的魅力を感じ、高く評価させていただきます。 次に、第4の目標、豊かな心を育む教育・文化づくり、新規、生涯学習推進計画策定事業110万円、新規、
子ども読書活動推進計画策定事業200万円、生活を豊かにする生涯学習の推進と理解いたします。 次に、第5の目標、市民みんなでつくる夢のあるまちづくり、新規、日本女性会議開催事業90万円、個々の人権を尊重する地域社会の形成と男女共同参画社会の実現と理解いたします。 ほか継続、充実につきましては、おおむね前年踏襲型健全
予算と理解させていただきました。 次に、企業会計、特別会計について述べさせていただきます。初めに水道事業会計についてであります。 水道事業、市民生活においてかけがえのない重要な存在と思っております。そのためにも昼夜を問わず、安全安心の供給、管理運営をされていることに深く感謝の意をあらわすものであります。そんな中、良質な生活環境と豊かな自然環境の保全、継続、水質等保全事業130万円、同じく継続、地下水汚染対策事業80万円、適正、健全と認識いたします。また、新規、水処理センター包括的民間委託準備事業1,030万円、新たな対応と期待、評価するものであります。 次に、下水道事業についてであります。下水道整備が始まり四十数年が経過しようかと思います。いまだ未整備地区が多く、その面積は拡大が予想されようかと思います。そんな中、充実、公共下水道雨水幹線整備事業1億8,830万円、同じく充実、公共下水道汚水整備事業7億9,800万円、同じく充実、下水道管路長寿命化事業7億200万円、充実、公共下水道統合事業2,200万円、4事業を充実推進していただき、また各年度に着実な実績のもと、日々進展しており、地域住民の喜びのところであります。高く評価させていただきます。 今後もたゆまぬ躍進をお願い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。
○議長(
篠原一世) 暫時休憩いたします。 正 午 休憩 午後 1時00分再開
○議長(
篠原一世) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行いたします。 18番、山口孝議員。 (18番 山口議員登壇)
◆18番(山口孝) ただいまから政風会を代表して41全議案に賛成の立場で討論いたします。 まず初めに、議案第1号
佐野市
一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の改正についてから議案第19号 財産の減額貸付けについて並びに議案第21号 土地の処分についてから議案第30号 平成28年度
佐野市
病院事業会計補正予算(第3号)までの計29議案については、所管の各常任
委員長より審査の経過と結果の報告がありましたとおり、全議案に賛成であります。 さらに、議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算から議案第42号 平成29年度
佐野市
病院事業会計予算の12議案についても、
予算審査特別委員会委員長の審査の経過と結果の報告どおり、全議案に賛成であります。この観点から、
一般会計予算並びに特別会計
予算について賛成の趣旨を申し上げます。 その一つは、議案第31号 平成29年度
佐野市
一般会計予算についてであり、以下4点に絞って申し上げます。 1点目は、歳入予算の市税についてであります。新年度の予算は175億8,747万円であり、前年度比4億4,560万円、2.6%増の計上であり、総務省の平成29年度地方税の収入見込み額を踏まえて、個人市民税や固定資産税の増など本市の地域状況を詳細に把握しての予算であり、
予算編成であると理解いたします。最近では、景気の緩やかな回復基調も言われ出しておりますが、市税の収納率向上には並々ならぬご苦労もあると存じますが、税務3課の職員の皆さんを始め各職員の皆様の一方ならぬご努力をお願いし、市税の歳入
予算に賛成であります。 2点目の地方消費税交付金については、社会保障財源化分の9億4,500万円を含め22億9,500万円の歳入計上であり、前年度比1億200万円、4.3%の減となりましたが、この交付金は消費税8%のうちの1.7%分が県と市町村に交付されるものであります。このことを考慮いたしまして、本市では
予算付表の参考資料で社会保障4経費に充てる13事業の具体的な経費が明示され、質疑の中で具体的な歳出面での財源内容も明らかになり、市当局の
予算編成を了とし、賛成を表します。 3点目の地方交付税のうち普通交付税の
予算は56億6,000万円の計上であり、前年度比4億9,000万円、8%の減でありますが、総務省の平成29年度地方財政対策の概要でも交付税総額の出口ベースは16兆3,298万円、前年度比マイナス2.2%の減になっています。さらに、質疑の中で解明されましたように、本市は基準財政収入額が1億800万円の増、基準財政需要額は6億1,800万円の減と合わせて合併特例法での算定替えの縮減を考慮した場合、適切な
予算編成であると判断し、賛成いたします。 4点目は、一般会計の歳出
予算についてであります。地域の特色を生かした快適なまちづくりに47億2,170万円、やさしくふれあいのある健康福祉づくりに180億8,476万円、魅力と活力ある産業づくりに41億2,438万円などなど、第1次
佐野市総合計画の最終年度の事業推進に向けて新規38事業、充実113事業、継続198事業の計349事業が
予算化されております。ここには触れませんが、これらの事業内容、事業費については
予算審査特別委員会において各委員の質疑により解明されましたので、向こう1年間の事務事業の執行並びに市民サービスの推進に期待し、賛成するところであります。 2つ目は、特別会計について3議案に絞り賛成の趣旨を申し上げます。 まず、議案第32号 平成29年度
佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
予算についてであります。新年度の
予算は156億1,870万円の計上であり、前年度比2億5,110万円、1.6%増となっております。このうち保険税の歳入額は30億6,551万円、構成比19.6%で、加入世帯や被保険者の減少とあわせて軽減世帯の減もあり、対前年度比4,439万円、1.4%の減額計上であります。 そして、後期高齢者支援金7億1,714万円、介護納付金3億3,569万円の歳出分を除いた保険税の残り20億1,268万円が、保険給付費88億5,093万円に充てられることになりますので、その負担率は約23%であります。残りの77%分の医療給付費は、国や県からの支出金、市の繰入金及びサラリーマン等が加入する健康保険組合が負担する制度であります。この国民健康保険の被保険者は、高齢者や低所得者が多いのも事実でありますが、仮に年金収入のみの高齢者世帯なら年金収入153万円以下の被保険者は、所得割はゼロ円です。そして、均等割、平等割も軽減となります。 平成29年度の
予算においては、その7割、5割、2割の軽減額分の7億5,792万円を県や国、市で保険基盤安定繰入金として負担を計上しております。そして、療養諸費76億8,922万円、前年度比1億2,631万円増、高額療養費10億8,783万円、前年度比1億2,897万円増など年々保険給付費が増額となる中で、平成29年度末の国民健康保険財政調整基金は約12億6,000万円の残高を見込むなど健全財政の
予算編成や高齢者、低所得者にも配慮した
予算計上に心から賛意を表します。 2点目は、議案第37号 平成29年度
佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
予算であります。介護保険の歳入
予算は23億6,328万円、前年度比5,123万円の増額で、歳出の保険給付費は102億896万円、対前年度比1億5,073万円の減でありますが、質疑の中で明らかになりましたように、介護予防や日常生活支援事業を地域支援事業費に移行し計上したことが主たる要因であることを理解し、賛成いたします。 この介護保険制度は、保険給付費の22%分を第1号被保険者で負担することが法定事項であり、介護給付費の50%は国、県、市が負担し、残りの28%分は国民健康保険を始めとする各医療保険組合が負担しております。また、第1段階から第4段階までの低所得者層には保険料の軽減率が設けられ、第5段階を基準にして、その軽減分を第6から第12段階の基準額を超える人たちが負担する制度であります。そして、平成29年度は、地方消費税交付金の社会保障4経費から1億4,095万円が活用され、合わせて低所得者保険料軽減として、わずかですが2,212万円が繰り入れられ、基準値を下回る低所得者層に配慮した
予算計上となっております。 29年度は、第6期介護保険事業計画の最終年度でありますが、介護給付費準備基金の繰り入れは必要なく、逆に5,925万円を積み立てて平成29年度末の基金残高を約4億4,000万円見込んでいるなど、安定した
予算編成に敬意を表し賛成いたします。 3点目は、議案第39号 平成29年度
佐野市
後期高齢者医療特別会計予算についてであります。平成29年度後期高齢者医療保険料の歳入
予算は、特別徴収と普通徴収を合わせて8億4,774万円が計上され、歳出ではこれに保険料の軽減分として県負担金2億2,815万円と市が一般会計から負担する7,605万円の合計11億5,194万円を国、県の広域連合に納付することになります。さらに、医療費の公費5割負担の観点から、
佐野市も一般会計から10億612万円を県連合へ拠出することになります。 また、国民健康保険と同じように、被保険者が年金のみの収入なら153万円までは保険料の所得割はゼロ円で、均等割も年間4万3,200円に対し、4段階の軽減措置があります。このように75歳以上の高齢者、低所得者のための医療保険制度になっていると認識しており、賛成であります。 以上、時間の関係で触れなかった平成29年度の
予算議案や条例議案、平成28年度
補正予算についても全て賛成であります。今後とも市民サービスの向上を目指して、職員の皆さんの効果的な
予算執行を期待し、政風会を代表して賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ほかに討論はありませんので、これをもって討論を終結いたします。 これより議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第42号まで、以上41件を採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。 議題のうち、まず議案第1号から第19号まで、以上19件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第1号から第19号まで、以上19件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号から第30号まで、以上10件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第21号から第30号まで、以上10件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号及び議案第32号、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第31号及び議案第32号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号から第36号まで、以上4件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第33号から第36号まで、以上4件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号から第42号まで、以上3件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第40号から第42号まで、以上3件はいずれも原案のとおり可決されました。
○議長(
篠原一世) 日程第2、陳情第1号を議題といたします。 ただいま議題となっております案件は、所管の
常任委員会に付託された陳情でありまして、お手元に配付のとおり、
委員長より
審査報告書が提出されております。よって、提出された
報告書については朗読を省略し、要旨を
会議録に登載することにいたします。 平成29年3月1日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
経済文教常任委員会 委員長 大 川 圭 吾 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成29年2月21日に付託された案件について、同月28日に
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決定したので、
佐野市議会会議規則第137条の規定によりその例によることとされる第135条の規定により報告します。 1 陳情第1号
佐野市
運動公園運動広場における
補助球場としての機能の存続を求める陳情 上記は、採択すべきものとする。
○議長(
篠原一世) これより
委員会の審査の経過及びその結果について、
委員長より報告を求めることにいたします。
経済文教常任委員会委員長、大川圭吾議員。 (
委員長 大川議員登壇)
◎
経済文教常任委員会委員長(大川圭吾) ただいまから
経済文教常任委員会に付託されました陳情1件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、2月28日午前10時39分、議案審査終了後
委員会を再開し、審査に入りました。 当
委員会に付託されました陳情は、陳情第1号
佐野市
運動公園運動広場における
補助球場としての機能の存続を求める陳情の1件であります。主な質疑を申し上げます。 委員より、他の団体からも要望とあるが、他の団体とはどのような団体で、どのぐらいあったかとの質疑に対し、当局より、ラグビー協会から国体ラグビー会場にするに当たり要望書がありました。また、サッカー協会、今回の野球協会、その他スポーツ少年団からも使用したいと申し出がありましたとの答弁がありました。 委員より、要望や意見を反映できるよう現在調整中とあったが、複数の団体からその機能性を同時あるいは期間内でかわるがわるで会場の運動広場が使えるようなことで当局は考えているという解釈でよいかとの質疑に対し、当局より、要望を満たすためには多目的な機能を持たせることが重要と考えます。先ほどの団体は、ベースボール型・フットボール型スポーツの利用と2つに大別されると考えます。したがいまして、フットボールのグラウンドですが、野球型のスポーツも楽しめるように、例えばマウンドを移動しながら設置できるようにするとか工夫をしていきたいと思います。東京都の世田谷区や杉並区では、狭い中で土地利用を有効にしている事例もありますので、コンサルタントには参考に
佐野市に合った形を要望していきたいと思っていますとの答弁がありました。 委員より、平成28年12月19日に国体顧問長が現地を視察したが、このときには先ほど説明したような複合的な機能性を持つ会場になるということで大方認識はされたのかとの質疑に対し、当局より、運動広場を実際にごらんいただき、そうした話をしました。その中で、
佐野市が整備していくならば、ニーズに合った形で国体の要件を満たすグラウンド整備をすれば結構ですとの返事をいただきましたとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、陳情第1号は、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 以上が当
委員会に付託されました陳情1件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって
委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 この際、申し上げます。
委員長の報告に対する質疑は、
委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 討論なしと認めます。 これより陳情第1号を採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。 本件に対する
委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、陳情第1号は採択することに決定いたしました。
○議長(
篠原一世) この際、申し上げます。 市長から議案が追加提出されております。 これより職員に議案第43号を配付させます。 (職員配付)
○議長(
篠原一世) お諮りいたします。 これを日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 これより議案第43号を議題といたします。 当局の
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、議案第43号について
提案理由の説明を申し上げます。 平成28年度
佐野市
補正予算書の1ページをお開きください。議案第43号 平成28年度
佐野市
一般会計補正予算(第6号)について説明を申し上げます。 第1条、歳入歳出
予算の補正といたしましては、2ページから3ページにかけての第1表、歳入歳出
予算補正のとおり、4,196万2,000円の追加をお願いするものでございます。 次に、第2条、繰越明許費の補正といたしましては、同じく2ページから3ページにかけての第2表、繰越明許費補正のとおり、国際クリケット場整備事業について追加をお願いするものでございます。 8ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。 18款繰入金でございますが、4,196万2,000円の追加でございます。内容は、財政調整基金繰入金でございます。 次に、歳出について説明を申し上げます。 10款教育費でございますが、4,196万2,000円の追加でございます。内容は、国際クリケット場整備事業費でございます。 以上が議案第43号の概要でございます。どうぞよろしくご審議をいただきまして、原案のとおりお認めいただきますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 討論なしと認めます。 これより議案第43号を採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。 原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。 これをもって平成29年第1回
佐野市議会
定例会を閉会いたします。 午後 1時29分閉会...