平成28年 9月 定例会(第3回) 平成28年第3回
佐野市議会定例会会議録(第6号)9月26日(月曜日)
出席議員(26名) 1 番 齋 藤 弘 2 番 亀 山 春 夫 3 番 菅 原 達 4 番 木 村 久 雄 5 番 久 保 貴 洋 6 番 鈴 木 靖 宏 7 番 川 嶋 嘉 一 8 番 青 木 伸 9 番 横 田 誠 10 番 蓼 沼 一 弘 11 番 小 暮 博 志 12 番 井 川 克 彦 13 番 若 田 部 治 彦 14 番 本 郷 淳 一 15 番 飯 田 昌 弘 16 番 高 橋 功 17 番 金 子 保 利 18 番 山 口 孝 19 番 田 所 良 夫 20 番 春 山 敏 明 21 番 篠 原 一 世 22 番 山 菅 直 己 23 番 大 川 圭 吾 24 番 藤 倉 義 雄 25 番 岡 村 恵 子 26 番 鶴 見 義 明
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づく
出席要求による出席者 市 長 岡 部 正 英 副 市 長 落 合 正 副 市 長 飯 塚 久 総 合 加 藤 栄 作 政 策 部長 行 政 金 子 好 雄 市 民 舩 渡 川 明 彦 経 営 部長 生 活 部長 こ ど も 藤 井 謙 一 健 康 高 橋 主 也 福 祉 部長 医 療 部長 産 業 土 澤 正 道 観 光 矢 澤 裕 之 文 化 部長 ス ポ ーツ 部 長 都 市 藤 本 真 澄 都 市 青 木 正 典 建 設 部長
建設部次長 会計管理者 新 里 年 市 水 道 局長 中 河 友 幸 教 育 長 岩 上 日 出 男 教 育 徳 原 文 男 総 務 部長 監 査 委員 佐々木 敦 司
農業委員会 墳 本 隆 男 事 務 局長 事 務 局長 兼 選 挙
管理委員会 書 記 長 兼 公 平 委 員 会 書 記 長 消 防 長 砂 永 靖
事務局職員出席者 事 務 局長 大 川 俊 之 議 事 課長 高 橋 幸 男
議事日程第6号 日程第1 議案第 77号
佐野市部及び
行政機関等設置条例の改正について 〃 議案第 78号 佐野市
男女共同参画推進センター条例の改正について 〃 議案第 79号 佐野市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償等に関する条例の改正につ いて 〃 議案第 80号 佐野市税条例の改正について 〃 議案第 81号 佐野市
図書館条例の改正について 〃 議案第 82号
佐野インランドポート建築工事請負契約について 〃 議案第 83号
大型荷役機械の取得について 〃 議案第 84号
損害賠償の額の決定及び和解について 〃 議案第 98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号) 〃 議案第 99号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号) 〃 議案第100号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第 2号) 〃 議案第101号 平成28年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 〃 議案第102号 平成28年度佐野市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〃 議案第103号 平成28年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号) 〃 議案第104号 平成28年度佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 〃 議案第105号 平成28年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第1 号) 〃 議案第106号 平成28年度佐野市
病院事業会計補正予算(第1号) 日程第2 議案第 85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定について 〃 議案第 86号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定に ついて 〃 議案第 87号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
歳入歳出決算 の認定について 〃 議案第 88号 平成27年度佐野市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 〃 議案第 89号 平成27年度佐野市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 〃 議案第 90号 平成27年度佐野市
自家用有償バス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 〃 議案第 91号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定に ついて 〃 議案第 92号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
歳入歳出決算 の認定について 〃 議案第 93号 平成27年度佐野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 〃 議案第 94号 平成27年度佐野市
佐野田沼インター産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認 定について 〃 議案第 95号 平成27年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の 認定について 〃 議案第 96号 平成27年度佐野市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 〃 議案第 97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定について 本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第77号から第84号まで及び議案第98号から第106号までについて (
委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第2 議案第85号から第97号までについて (
委員長報告、質疑、討論、表決)
○議長(
篠原一世) 開議に先立ち、
事務局長に
出席議員数及び本日の
議事日程について報告させます。
事務局長。
◎
事務局長(
大川俊之) ご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数及び本日の
議事日程についてご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数は26名でございます。 なお、本日の
議事日程につきましては、お手元に配布させていただきました
議事日程第6号のとおりであります。日程第1、議案第77号から第84号まで及び議案第98号から第106号までについて、日程第2、議案第85号から第97号までについて、以上のとおりでございます。 次に、本日お手元に配布させていただきました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました
議事日程のほか、各
常任委員会及び
決算審査特別委員会の
審査報告書並びに
表決順序をお示しいたしました
案件一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 午前10時01分開議
○議長(
篠原一世) これより本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、議案第77号から第84号まで及び議案第98号から第106号まで、以上17件を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております案件は、いずれも所管の
常任委員会に付託された案件でありまして、お手元に配布のとおり、それぞれ各
委員長より
審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書の朗読を省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。 平成28年9月14日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
総務常任委員会 委員長 本 郷 淳 一 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成28年9月6日付託された案件について、9月13日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第77号
佐野市部及び
行政機関等設置条例の改正について 2 議案第80号 佐野市税条例の改正について 3 議案第82号
佐野インランドポート建築工事請負契約について 4 議案第83号
大型荷役機械の取得について 5 議案第84号
損害賠償の額の決定及び和解について 6 議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成28年9月13日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
厚生常任委員会 委員長 小 暮 博 志 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成28年9月6日付託された案件について、9月12日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 78号 佐野市
男女共同参画推進センター条例の改正について 2 議案第 79号 佐野市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償等に関する条例の改正について 3 議案第 98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分 4 議案第 99号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号) 5 議案第100号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第2号) 6 議案第103号 平成28年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号) 7 議案第104号 平成28年度佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 8 議案第106号 平成28年度佐野市
病院事業会計補正予算(第1号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成28年9月14日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
経済文教常任委員会 委員長 大 川 圭 吾 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成28年9月6日付託された案件について、9月13日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第81号 佐野市
図書館条例の改正について 2 議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成28年9月13日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
建設常任委員会 委員長 鈴 木 靖 宏 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成28年9月6日付託された案件について、9月12日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第 98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分 2 議案第101号 平成28年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 3 議案第102号 平成28年度佐野市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 4 議案第105号 平成28年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。
○議長(
篠原一世) これより
委員会の審査の経過及びその結果について
委員長より報告を求めることにいたします。 まず、
総務常任委員会委員長、
本郷淳一議員。 (
委員長 本郷議員登壇)
◎
総務常任委員会委員長(
本郷淳一) ただいまから
総務常任委員会に付託された案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、9月13日午後1時33分、
委員会室において、
委員出席のもと、当局から飯塚副市長を始め
総合政策部長、
行政経営部長、消防長、
消防本部次長ほか
関係職員が出席し、議会から副議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず、議案第77号
佐野市部及び
行政機関等設置条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、附則には公布の日から起算して三月を超えない範囲内において規則で定める日からというふうに記載されているが、まだ今の段階では全く決まっていないのかとの質疑に対し、当局より、
田沼行政センターについては11月28日、
葛生行政センターについては12月5日の
供用開始を目指して建設を進めています。ただ、不測の事態も想定されますので、その事態に備えて附則の中で施行日を決定する規定をさせていただいているところですとの答弁がありました。 委員より、オープンの儀式というか、セレモニーは考えているのかとの質疑に対し、当局より、葛生の
行政センターにつきましては、新築ということもありますので、式典や
内覧会を行う方向で調整しております。予定としては、11月23日の落成式に向けて
内覧会を行うというところで調整しております。
田沼行政センターにつきましては、新館の改修ということですので、式典や
内覧会については現在のところ実施をしないという方向で調整しておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第77号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第80号 佐野市税条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、3分の2の特例と2分の1の特例はどうして違うのかとの質疑に対し、当局より、もともとが
再生可能エネルギー発電設備で、国が当初定めていたのが3分の2でした。今回の改正でその中が5つの部分に細分化され、1つは太陽光、
風力発電設備のグループ、もう一つが
水力発電設備、
地熱発電設備、
バイオマス発電設備という形でグループ分けされました。今までは
太陽光発電設備に力を入れてきましたが、設備が普及してきたこともあり、今後は水力、地熱、
バイオマス発電等に力をシフトするということで特例率も変わってきていますとの答弁がありました。 委員より、先ほど新たな3年分と、また2年延長との説明があったが、どのようにリンクされるのかとの質疑に対し、当局より、まず2年延長というのは、これまで
売電目的の
太陽光発電設備は平成28年3月31日までの
特例期間でした。それで一旦、
売電目的の設備は
軽減対象から外れました。その後、今回の改正で、28年4月1日から30年3月31日までの間に新たに取得されたものが2年延長ということで対象となりました。それで、その期間中に取得した
発電設備は、最初に課税される29年度から3年間、特例率を受けられるという改正ですとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第80号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第82号
佐野インランドポート建築工事請負契約についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、落札をされた
大幸建設の
会社概要を聞きたいとの質疑に対し、当局より、本社は佐野市関川町にあり、主に
建築工事を主としている会社です。そのほか、
土木工事、とび
土工工事の建設業の許可を持っている業者ですとの答弁がありました。 委員より、
事後審査型の
条件付一般競争入札ということで、どんな条件があったのかとの質疑に対し、当局より、建設業の許可として、
建設工事で特定の建設業の許可を有していること、
地域要件と
対象ランクとして、市内に本店のある
建築工事の
Aランクの業者であること、
配置技術者として、
建設工事に係る
監理技術者を専任で配置できること、以上のような条件を付して入札をしましたとの答弁がありました。 委員より、
外構工事、それから
夜間照明などはここでは考えていないのかとの質疑に対し、当局より、
外構工事は今年度の予算には盛っておりません。あくまでも今年度は
建築工事ということで、建屋がメーンとなっております。
外構工事は、一部フェンスが張ってあるところもあるのですが、平成27年度に一部やらせていただきました。
外構工事につきましては、平成29年度の予算でお願いする予定でございますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第82号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第83号
大型荷役機械の取得についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、1台なので、故障等の
メンテナンスはどのようになっているのかとの質疑に対し、当局より、業者が近くにあるので、
メンテナンスの際にはすぐに来てくれるということになっていますとの答弁がありました。 委員より、入札の条件ということで3点あったが、同じような
条件つきなのかとの質疑に対し、当局より、今回の条件は、物品等の
入札参加資格者名簿の
登録業種として、
産業機械工具または
特殊車両の区分に登録をした、県内に本社または支店等を有することという条件をつけましたとの答弁がありました。 委員より、
ガントリークレーンは最初から立てない予定だったのかとの質疑に対し、当局より、
ガントリークレーンは、船から陸に揚げる大型の
荷役機械です。内陸部では設置をしているところはありません。内陸部では、今回提案していますリーチスタッカーが最大の機械ですとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第83号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第84号
損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、市の
過失割合が9割で、相手方が1割という内容を確認したいとの質疑に対し、当局より、
過失割合の理由は、市有車が歩道を遮断していたこと、相手方が自転車ということです。
保険会社の前例に伴い、照らし合わせて
過失割合が決まりましたとの答弁がありました。 委員より、自転車が相当
スピードを出していたとか
よそ見運転をしていたということでなければ、治療費が146万円もする大事故にはならないと思う。市が9割で、相手が1割は不思議と思うが、いかがかとの質疑に対し、当局より、市も
保険会社に疑問を投げかけました。
保険会社には過失の事例も過去の事例があり、その結果に基づき、
過失割合になりました。自転車もかなりの
スピードで突っ込んできたとの話を聞いています。それも含めて
保険会社に確認しましたが、9対1で示談を進めますという
保険会社の申し出があり、そういう結果になりましたとの答弁がありました。 委員より、今回のほか、事故が発生して和解に至っていない事案はあるかとの質疑に対し、当局より、27年度に起こった事故についてはありません。平成28年度に起こった事故は5件ありますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第84号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、行政情報セキュリティ強化対策事業で、マイナンバー等のこともあって分割をするということだが、今までインターネットの大事なところというのは分割していなかったのかとの質疑に対し、当局より、現在のネットワークは、マイナンバー利用事務についてはインターネットは完全に分離しています。これらは、住民票等を扱うマイナンバー利用事務の系統について完全に分離しています。今回のLGWANというインターネットの部分については、情報系ネットワークということで、ネットを見たり、グループウエアを使ったりなど情報共有で使っている部分で、今回LGWANを使ったマイナンバー連携等が始まるということです。そのため、こちらをウイルス汚染がないように完全に分割して、標的型攻撃等の情報漏えいの対策をするということで国のほうから求められていますとの答弁がありました。 委員より、機械器具費の1億1,823万6,000円はサーバー代ということでよいか。なぜそんなに費用をかけてセキュリティ対策をする必要があるのかとの質疑に対し、当局より、例えば財務会計で債権者や人事給与等で職員のマイナンバーを管理しています。そういったものを扱うLGWANセグメントにおいても、セキュリティを国の求めているレベルに上げるという対策をすることになっています。そして、マイナンバーはそれなりに普及していると思いますが、29年7月から情報連携が始まります。中間サーバーを通して、手続等で添付書類が要らないということを利点として国は進めていますので、LG系とマイナンバー利用事務系のセキュリティを高めてくださいと国のほうから求められています。インターネット側は、ある団体で昨年情報漏えいがあり、そこから国の対策が始まり、インターネットの標的型攻撃に遭わないために完全に分離ということで今回対策を行いますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第98号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当
委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
厚生常任委員会委員長、小暮博志議員。 (
委員長 小暮議員登壇)
◎
厚生常任委員会委員長(小暮博志) ただいまから
厚生常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、9月12日午後1時33分、
委員会室において、委員全員出席のもと、当局から落合副市長、飯塚副市長を始め市民生活部長、こども福祉部長、健康医療部長ほか
関係職員が出席し、議会より議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託されました案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず、議案第78号 佐野市
男女共同参画推進センター条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、施設が移設になったとき、研修会などを利用している団体の方たちが今後利用に当たってどういった状況になっていくのかとの質疑に対し、当局より、
田沼行政センターは、佐野市全体としてはほぼ真ん中に位置していますので、旧佐野市在住の現在の利用者は少し遠くなると思いますが、利用者の幅が広くなると考えています。また、移転後は
田沼行政センターということでわかりやすくなるのではと思われます。駐車場や設備のバリアフリーなども整備され、会議室も同様に2部屋がありますので、安心して利用できると思いますとの答弁がありました。 委員より、現行は会議室、多目的室があり、改正案では多目的室がなくなっているが、どういった形で対応するのかとの質疑に対し、当局より、移転後については、
行政センター2階に会議室がありますので、そこの利用状況を見ながら同じように利用できると考えていますとの答弁がありました。 委員より、新しい
行政センターには託児用のスペース等は今のところまだないと考えてよいかとの質疑に対し、当局より、会議室を以前のように予約して利用するような形で使用したいと考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第78号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第79号 佐野市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償等に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、改正の主な理由は高齢化に伴ってということだが、これが条例改正の理由ということでよいのかとの質疑に対し、当局より、高齢化でなかなか診療所に来られない方もふえますし、病状が急変するような方もふえるのではないかということで、今まで日額5万4,000円ということで決まっていたわけですが、夜間の往診や休日の対応もふえるということであれば、柔軟な対応がとれるような形をとりたいという理由からですとの答弁がありました。 委員より、今後高齢化社会で高齢者がどんどん増加していく中で、国は在宅利用を進めていく方向になってきているが、今回の改正がそういったものにもつながってくるのかとの質疑に対し、当局より、今回の改正は、そういう下準備を進めるということでご理解をいただきたいと思いますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第79号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、民生委員児童委員活動支援事業費で交付の単価が上がったということだが、なぜ上がったのかとの質疑に対し、当局より、地域における民生委員の役割の重要性を考慮して、厚生労働省からの指導により、平成28年度から全国一律に増額ということになりましたとの答弁がありました。 委員より、民間保育所特別保育運営支援事業費で、事故防止のためビデオカメラを設置するということだが、想定される事故はどのようなものかとの質疑に対し、当局より、今回のカメラ設置の場所は、昼寝をする場所や食事の場所、プール等です。事故が起こる危険性がありますので、そういったところを想定していますとの答弁がありました。 委員より、保育所費で社会保険料がかなり増額になっているが、500人以上の企業体は強制になったのかとの質疑に対し、当局より、佐野市役所は特別適用事業所になりましたので、10月1日から開始されますとの答弁がありました。 委員より、生活保護適正実施推進事業費に派遣されている職員はどういう配置になっているのかとの質疑に対し、当局より、臨時嘱託員2名を雇用しています。1名は面接相談員、もう一名は、生活保護受給者が医療機関等へかかった場合の医療費レセプトの内容をチェックする担当の嘱託員ですとの答弁がありました。 委員より、地球温暖化対策事業費で幾つかの事業を行うが、どのようなことをするのかとの質疑に対し、当局より、地球温暖化については、CO2削減が主になってきますが、その中でも民生部門の廃止、削減が重要と国においてもされています。家庭等における排出削減に十分今後取り組まなければならないという中で、まずは市民に温暖化についての知識を持ってもらい、これはみんなが取り組まなければいけないという意識をしてもらうためのクールチョイスの取り組みと考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第98号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第99号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、基金積立金は今回も積み立てるということだが、平成30年度からの広域化の時点では基金がどのような形になるのかとの質疑に対し、当局より、財政調整基金については広域化後も本市で保管するということになります。広域化後は都道府県に財政安定化基金が創設されますので、保健事業の納付金を納付した後に追加の納付金があっても財政安定化基金で手当てをされて、市で財源不足のリスクをその年度中に負う必要はなくなりますが、予期せぬ支出や収入源に備えて調整する資金として基金を使っていきたいと考えています。引き続き、財政調整基金については、財政の安定化、保険料の引き上げ幅の縮減のために使っていきたいと考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第99号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第100号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第2号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑もなく、討論もなく、議案第100号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第103号 平成28年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、高額医療合算介護サービス費の制度の説明を聞きたいとの質疑に対し、当局より、介護保険給付と国保や医療保険で高額になりますと還付になる分がありますが、両方合算した金額を超えた分についてさらに市から支払いができるという制度ですとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第103号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第104号 平成28年度佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑もなく、討論もなく、議案第104号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第106号 平成28年度佐野市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑もなく、討論もなく、議案第106号は、採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当
委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果でございます。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
経済文教常任委員会委員長、大川圭吾議員。 (
委員長 大川議員登壇)
◎
経済文教常任委員会委員長(大川圭吾) ただいまから
経済文教常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、9月13日午前9時3分、
委員会室において、委員全員出席のもと、当局から落合副市長を始め、産業文化部長、観光スポーツ部長、教育長、教育総務部長ほか
関係職員が出席し、議会から議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 そこで、議案第81号 佐野市
図書館条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
葛生行政センターが11月23日に落成式をすると日程にあるが、それと同じような時期で図書館を施工するという認識でよいかとの質疑に対し、当局より、図書館の開館は
行政センターと合わせて平成28年12月5日を予定しております。現在施工中であり、期日がはっきり確定した段階になりましたら、規則等を設け、対応したいと思いますとの答弁がありました。 委員より、図書館が退去した後の利用はどのような考えがあるかとの質疑に対し、当局より、葛生図書館移転後の空きスペースにつきまして、現在は未定です。一部隣接の化石館を拡張するなど、今後有効に活用できるよう検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 委員より、旧図書館と新図書館では面積的にはどのくらい広くなったのかとの質疑に対し、当局より、新しい図書館になり、若干広がりました。旧図書館は564.8平方メートルでしたが、新図書館は592.04平方メートルですとの答弁がありました。 委員より、図書館の移転に伴い、図書館のサービスが受けられない状況になるので、対応は田沼、佐野図書館に振り分けられることになるのかとの質疑に対し、当局より、約2カ月間の休館になりますので、佐野及び田沼図書館で対応していくよう周知していきますとの答弁がありました。 ほかに幾つか質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第81号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 次に、議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、水田フル活用促進整備支援事業費補助金は主に稲作の作業に対しての対象ということかとの質疑に対し、当局より、稲わらの後処理ということで、それを活用して飼料にするという事業ですとの答弁がありました。 委員より、国際クリケット場PCB廃棄物処理事業で、変圧器の処分ということだが、個数は幾つかとの質疑に対し、当局より、1器ですとの答弁がありました。 委員より、ふれあい館借地返還事業は、駐車場とその上の建物を両方壊して返還するということかとの質疑に対し、当局より、建物と広場全てを含めてですとの答弁がありました。 委員より、設計委託料が150万円ということかとの質疑に対し、当局より、委員おっしゃるとおりですとの答弁がありました。 委員より、どまんなかたぬまは大いに収益を上げている事業体なので、市の歳入アップのためにももう少し配当金をいただくことしかお願いできないと思うが、トータル的な市の意向としてはどうかとの質疑に対し、当局より、配当金は定時株主総会で決定するものでして、今後も要望していきたいと考えますとの答弁がありました。 委員より、訪日ムスリムインバウンド推進事業で、インドネシアにはいつごろ何名で、日程はどのようになっているかとの質疑に対し、当局より、2回行くことになっていまして、1回目がガルーダ・トラベルフェアに10月7日から9日、派遣職員は2名を予定しています。2回目が、インターナショナル・イスラミックエキスポに10月28日から30日、派遣職員は2名を予定していますとの答弁がありました。 委員より、ふれあい館が使われなくなって、何年あのままになっているかとの質疑に対し、当局より、平成22年3月31日まで実施していました。その後、使い手が見つからず、現在に至っていますとの答弁がありました。 委員より、教育長車更新で経年劣化ということだが、何年使用して、走行距離はどのくらいかとの質疑に対し、当局より、教育長車は平成12年4月に購入しまして、8月末現在で購入後16年4カ月になります。走行距離は、6月7日現在で15万6,481キロメートルです。6月7日以降、教育長車は使用していませんとの答弁がありました。 委員より、訪日ムスリムインバウンド推進事業で、インドネシアに行くことは前年度から決まっていなかったのかとの質疑に対し、当局より、前年度の時点では決まっていませんでしたとの答弁がありました。 委員より、なぜムスリムなのかという気もするが、今後事業の推進についてはどのように考えているかとの質疑に対し、当局より、イスラム教は世界3大宗教の1つで、世界人口の4分の1を占めていること、本市においては比較的ムスリムの受け入れに秀でた環境にあるということで、その点を生かしてムスリムに特化したインバウンド事業を進めていこうということですとの答弁がありました。 委員より、クリケットのまち推進事業費と国際クリケット場整備事業費の概略や具体的な内容を伺いたいとの質疑に対し、当局より、クリケットのまち推進事業ですが、日本クリケット協会の補助金が中心となっています。その中で、クリケットの普及のためのプロモーション映像の作成、佐野市単独で行う事業ではなく、東京都昭島市、千葉県山武市と連携して、クリケットのまち連携強化によるスポーツツーリズム推進事業ということで実施しますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第98号は、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定しました。 以上が当
委員会に付託されました案件2件の審査の経過とその結果であります。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
建設常任委員会委員長、鈴木靖宏議員。 (
委員長 鈴木議員登壇)
◎
建設常任委員会委員長(鈴木靖宏) ただいまから
建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告を申し上げます。 当
委員会は、9月12日午前9時2分、
委員会室において、委員全員出席のもと、当局から落合副市長を始め都市建設部長、都市
建設部次長ほか
関係職員が出席し、議会から正副議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当
委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおり4件でございます。 初めに、議案第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、保留地面積はどのくらいあるのかの質疑に対し、当局より、この金額に対する面積としては7,351平方メートルですが、区画整理事業全体の保留地は1万5,055平方メートルですとの答弁がありました。 委員より、今回の西浦・黒袴の予定地の中でまだ買収をされていない土地が今後どうなるのかの質疑に対し、当局より、一部買収がされていない土地がありますが、従来の地権者に土地を残して、以降もその方に使っていただきますとの答弁がありました。 委員より、将来的に予定している土地を使いたい人がいた場合、市はその土地を買収することはあるのか、そのまま継続になるのかの質疑に対し、当局より、この団地内は地区計画の規制があり、規制に沿った土地利用であれば個人売買や自家用に使うことができますとの答弁がありました。 委員より、土地はどこの用地を購入するのかの質疑に対し、当局より、主なところは市道2121号線、2122号線です。場所は、吉水町のこばと幼稚園の南側、佐野田沼インターの近くの土地約114平方メートルです。また、赤見210号線、市の沢浄水場の西側約574平方メートルです。また、石塚町、赤見85号線、石塚町の交差点の北側ですが、約808平方メートルですとの答弁がありました。 委員より、急傾斜地崩壊対策参画事業費は具体的にどこかの質疑に対し、当局より、田之入町の老人センターの裏側です。それから、水木町の氷室小学校の少し北側の山の斜面になります。その2カ所の増嵩に伴う市の負担金が200万円増ですとの答弁がありました。 委員より、2カ所以外に点検等で危ないと予想されるところはあるのかの質疑に対し、当局より、2カ所のほかにもう二カ所あり、工事全体は当初と変わりありませんが、奈良渕町の老人ホーム唐沢グリーン・ビラ裏側の擁壁、もう一カ所は秋山町であきやま学寮裏側の擁壁工事です。現在4カ所を県で対応しておりますとの答弁がありました。 委員より、西浦・黒袴の工事はまだあるのかの質疑に対し、当局より、区域内の公共施設の道路、水路は終わる見込みです。若干、舗装の打ち替えは残っております。また、造成の仕上げ的な部分が残る予定ですとの答弁がありました。 委員より、当市に対しての効果を概略で教えてほしいとの質疑に対し、当局より、事業は一般会計と特別会計で行っており、一般会計での公共施設の整備を行い、特別会計で分譲や宅地の造成を行います。収入に当たる部分は分譲収入ですが、特別会計の歳入が10億8,100万円で、歳出が10億3,400万円です。特別会計の収支については黒字です。一般会計は、歳出が7億2,200万円、歳入が2億700万円となり、5億円程度の歳出超過ですが、つくるものは公共施設です。栃木県の企業局の資料ですが、年間約9,800万円の税収が得られる試算となっておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第98号
関係部分については原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第101号 平成28年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。質疑を申し上げます。 委員より、歳出での説明で、消費税及び地方消費税の質疑に対し、当局より、地方消費税が1.7%、消費税が6.3%となっておりますとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、討論もなく、議案第101号については原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第102号 平成28年度佐野市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第102号については原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第105号 平成28年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑はなく、討論もなく、議案第105号については原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が本
委員会に付託されました全案件の審査の経過と結果でございます。当
委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって各
委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 この際、申し上げます。
委員長の報告に対する質疑は、
委員会の審査の経過及びその結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 25番、岡村恵子議員。 (25番 岡村議員登壇)
◆25番(岡村恵子) それでは、ただいまから討論を行わせていただきます。 ただいま上程されております議案第77号
佐野市部及び
行政機関等設置条例の改正についてから第84号
損害賠償の額の決定及び和解についてまで、加えて第98号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第2号)から第106号 平成28年度佐野市
病院事業会計補正予算(第1号)までのうち、議案第82号
佐野インランドポート建築工事請負契約について、議案第83号
大型荷役機械の取得についての2議案につきましては反対を申し上げます。あとの議案につきましては、賛成を申し上げます。 それでは、反対する2議案のその理由を申し上げます。共通して、インランドポート事業の整備に関してであります。まず、議案第82号
佐野インランドポート建築工事請負契約についてでありますが、この内容は、インランドポートの平成29年度秋からの
供用開始に向けて建屋などの基盤整備を進めるための契約の内容になっています。契約金額は2億5,585万2,000円で、契約の相手として落札したのは
大幸建設であります。入札方法は、
事後審査型
条件付一般競争入札であり、落札の比率は98.56%であるということでした。 私どもは、今までにもこの合計金額約8億円をかけるインランドポート事業の全体について反対を申し上げてきました。そもそもこのインランドポート事業について、市民から見て必要性はどこにあるのか不明なままであります。市当局は、今後、市全体の財政運営について、財政規模を縮小せざるを得ないと説明しています。このようなことになれば、市民サービスにさまざまな影響が出ることが危惧されます。このような時期にこの事業に優先的に投資をする、その必要性はどこにあるのでしょうか。 前議会では、この指定管理料も提案され、決定いたしました。その金額は7,363万円であります。その期間は、平成29年度から平成38年度までの10年間としております。その指定管理料は平成29年度から平成38年度までの10年間であり、しかし、この基礎資料の内訳は、1年目の平成29年度下半期で指定管理料が3,029万7,000円であり、平成30年の2年目は指定管理料が4,333万3,000円であり、その後の8年間はゼロということになっています。すなわち、この事業に市が補填しなくても採算が合う事業であることを想定したとのことでありました。 市と事業者が交わした協定書を見させていただきましたが、この協定書では次のように述べておりました。指定管理料として、第27条、甲、すなわち佐野市は、第20条の規定、この20条とは、事業者に報告書の作成、提出を求めたものでありますが、各事業年度終了後に提出された事業報告書を精査し、管理業務に要する経費の損失が発生すると認める場合には、指定管理料の限度額の範囲内で損失相当額を甲に対して支払う。 2として、指定管理料は、国内外の社会情勢の変化や大規模災害の発生等の状況を除き、原則として平成29年度及び平成30年度の管理業務に対する対価として支払うものとする。各事業年度における指定管理料の限度額及び支払いの時期については、年度協定において定めるものとする。 そして、さらに指定管理料の額の変更というところでは、第28条では、第30条、この30条とは、危険負担という内容でありますが、この30条に定める危険負担により、管理業務に要する費用が増大した場合を除き、指定管理料の額を変更すべき特別な事情が生じた場合に、その都度甲乙の上で定めるものとするとしています。ですから、今後どのくらいの費用が生じるのか定かではないと言わざるを得ません。 ましてや、今後、第2段階として出流原地区にインランドポートの拡張に対応できる基盤整備を行うとしています。これを市は総合物流開発構想と呼び、さらに進んで、出流原PA周辺総合物流開発整備として調査研究を進めています。既にわかっているところでは、100ヘクタールの広さであると明らかにしておりますが、今後どんな事業展開になるのかはかり知れません。今後、事業手法、整備手法、整備主体も含めて検討していく等が述べられておりますが、言えるのは、このままいけばさらにこの事業に市の税金をつぎ込むことは明らかであると言わざるを得ません。 以上の理由で、この契約について賛同できません。 次に、議案第83号
大型荷役機械の取得についてであります。内容は、
大型荷役機械リーチスタッカー1台ということでありました。取得予定価格は6,048万円で、落札率は83.17%でありました。これらの費用につきましても、インランドポート事業を市が基盤整備をする、そして指定管理者制度ゆえんの出費であります。 以上の理由で、この2つの議案に対して反対いたします。 以上で討論を終わります。
○議長(
篠原一世) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第77号から第84号まで及び議案第98号から第106号まで、以上17件を採決いたします。 採決は、電子表決システムにより行います。 議題のうち、まず議案第77号から第81号まで、以上5件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第77号から第81号まで、以上5件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号及び議案第83号、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第82号及び議案第83号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号及び議案第98号から第106号まで、以上10件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第84号及び議案第98号から第106号まで、以上10件はいずれも原案のとおり可決されました。
○議長(
篠原一世) 日程第2、議案第85号から第97号まで、以上13件を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております案件は、いずれも
決算審査特別委員会に付託された案件でありまして、お手元に配布のとおり、
委員長より
審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書の朗読を省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。 平成28年9月23日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
決算審査特別委員会 委員長 山 菅 直 己 委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会は、平成28年9月6日付託された案件について、9月15日、16日、20日及び21日
委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定について 2 議案第86号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定について 3 議案第87号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
歳入歳出決算の認定につい て 4 議案第88号 平成27年度佐野市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 5 議案第89号 平成27年度佐野市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 6 議案第90号 平成27年度佐野市
自家用有償バス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 7 議案第91号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定について 8 議案第92号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
歳入歳出決算の認定につい て 9 議案第93号 平成27年度佐野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 10 議案第94号 平成27年度佐野市
佐野田沼インター産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 11 議案第95号 平成27年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について12 議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定について 上記は、いずれも認定すべきものとする。 1 議案第96号 平成27年度佐野市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 上記は、原案を可とし、及び認定すべきものとする。 平成27年度決算審査要望書 1 本市をはじめ多くの自治体では、生産年齢人口の減少による税収の伸び悩み、合併特例措置の段階的縮小等による地方交付税の減少、急激な高齢化による社会保障関係経費の増加などにより、今後も厳しい財政状況が続くことが予想される。こうした状況の下、本市は行政改革大綱に基づき着実に行政改革を推進し、一定の成果を上げてきた。第3次行政改革大綱に掲げたとおり、今後も、これまで以上に選択と集中を徹底し、不断の行政改革に取り組まれたい。 2 平成27年12月に、佐野市総合計画の中から、特に地方創生を推進し、人口減少の克服に効果のある取組をまとめた「佐野市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定された。基本目標の数値目標及び各施策の重要業績評価指標の達成度を検証し、改善を図りながら、本市の人口減少に歯止めをかけ、地域が活性化するよう努められたい。 3 市有施設のあり方については、現在、市有施設適正配置計画を策定中である。この計画策定に当たっては、人口動態や社会環境の変化、市民ニーズの多様化等を踏まえ、廃止、用途変更、統合、民間移譲、機能移転など、幅広い視点に立って総合的に手法を検討されたい。また、施設の再編等を具体的に進める際は、市民への説明を十分に行い、理解を得ることが必要であることから、その点も十分に考慮されたい。 4 関東・東北豪雨からの復旧が道半ばの中、本年も、4月には熊本地震、8月・9月には台風等による自然災害が本市も含め全国各地で相次いで発生した。 本市が大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報に対し、迅速に災害警戒本部を設置して警戒に当たっていることは敬意を表するところであるが、今後は、災害警戒本部の活動及び災害復旧活動等を通して得た教訓をタイムラインに取り入れ、市民の安全安心を第一に考え、より実践的な災害対策に取り組まれたい。 5 子育て支援策として、待機児童対策(小規模保育所や認定こども園の整備、臨時保育士の処遇改善)やこどもクラブの整備が具現化されはじめたことは、大いに評価するところである。今後は、子ども・子育て支援新制度の下で、複雑化、多様化する保育ニーズを見極めながら、民間活力の導入も含め、柔軟かつ迅速に保育環境の整備を進めるとともに、引き続きこどもクラブの整備を図られたい。 6 本市を含む地域社会では、少子高齢化による人口構造の変化と併せ、これまで経験したことのない急激な社会環境の変化が見込まれている。こうした状況の下、少子化と高齢化による各世代の課題の解決に向けては、少子高齢化が世代間の複合的な課題であるとの認識を持ち、佐野市人口ビジョンに定めた人口目標を実現するため、各種施策の実施に当たっては、均衡のとれた政策対応を図られたい。 7 新庁舎の開庁に伴い、中心市街地への人の流れが進んでいる。この好機を活かし、さのまちづくり株式会社と連携しながら、より一層のまちなかの賑わい創出及び活性化を図り、中心市街地の定住人口及び交流人口の増加に努められたい。 8 人口減少と少子高齢化が同時進行する中で、田沼西地区、葛生地区及び赤見地区で小中一貫校の設置が計画されているが、その執行に当たっては、児童生徒、保護者、地域及び学校の意見を十分聴聞して進められたい。また、教員の資質向上、スキルアップ等を図り、本市の児童生徒が、学力・体力とも全国に誇れ、明日の佐野市を担える人材となるよう努められたい。さらに、教育施設の老朽化対策も進められたい。 9 国民健康保険事業については、被保険者の高齢化、医療の高度化による医療費の高騰、所得水準の低さなどの構造的な問題により、本市も厳しい財政運営を強いられている。こうした状況を踏まえ、現在、財政運営の広域化が進められているが、事業の安定化を図るための奇策はないため、本市は、健康寿命の延伸に向けた取組、保健事業(特定健康診査・特定保健指導等)の実施、ジェネリック医薬品の普及促進、そして保険税徴収率向上対策などを着実に実施されたい。 10 水道事業については、老朽化している配管の計画的な更新を進めるとともに、水道料金の収納率向上を図られたい。下水道事業については、経営基盤の強化及び財政マネジメントの向上に的確に取り組むための公営企業会計への移行を遅滞なく推進されたい。
○議長(
篠原一世) これより
委員会の審査の経過及びその結果について
委員長より報告を求めることにいたします。
決算審査特別委員会委員長、山菅直己議員。 (
委員長 山菅議員登壇)
◎
決算審査特別委員会委員長(山菅直己) ただいまから
決算審査特別委員会に付託されました案件の審査の経過及びその結果についてご報告申し上げます。 当
委員会に付託されました案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 議員全員で構成されました本特別
委員会は、9月15日午前9時6分より、
委員会室において、委員26名、監査委員、説明員として副市長、教育長を始め
関係職員の出席のもと開会いたしました。
委員会冒頭で、理事会の設置、理事の選任、審査日程及び審査方法を決定し、その後、付託案件のうち、まず議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入り、7名の委員より質疑が行われました。当日は、午後4時45分に散会いたしました。 9月16日は、午前9時より委員26名出席のもと開会し、議案第85号について前日に引き続き質疑に入り、7名の委員より質疑が行われ、当日は午後4時56分に散会いたしました。 9月20日は、午前9時より委員26名出席のもと開会し、議案第85号について9月16日に引き続き質疑に入り、2名の委員より質疑が行われ、一般会計の質疑は午前10時55分に終了しました。同日午後1時より、議案第86号から第95号までの各特別会計
歳入歳出決算の認定について、議案第96号 平成27年度佐野市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定について、以上12件を一括して議題とし、当局の説明を求め、質疑に入り、5名の委員より質疑が行われ、当日は午後5時51分に散会いたしました。 9月21日は、午前9時より委員26名出席のもと開会し、前日に引き続き、各特別会計
歳入歳出決算、
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、
病院事業会計決算の認定について質疑に入り、5名の委員より質疑が行われ、午後2時38分に全ての質疑を終了いたしました。 その後、休憩に入り、休憩中に理事会を開き、決算審査要望書の取りまとめを行い、特別
委員会を再開し、10項目の要望事項について、お手元に配布のとおり、平成27年度決算審査要望書として当局に要望することに決定いたしました。 次に、討論に入り、鶴見義明委員より、議案第85号、議案第86号、議案第91号及び議案第93号、以上4件について反対、次に横田誠委員、久保貴洋委員、菅原達委員、小暮博志委員及び山口孝委員より、議案第85号から議案第97号まで、以上13件について賛成の討論があり、採決の結果、議案第85号、議案第86号、議案第91号及び議案第93号、以上4件については起立多数で、議案第87号から第90号まで、議案第92号、議案第94号、議案第95号及び議案第97号、以上8件については起立全員で原案を認定することとし、議案第96号については起立全員で原案を可とし及び認定することといたしました。 以上の結果、議案第85号から第95号まで及び議案第97号、以上12件についてはいずれも認定することに決定し、議案第96号については、原案を可とし、認定することに決定いたしました。 なお、本特別
委員会における主な質疑、答弁などについては、議員全員の構成による特別
委員会でございますので、省略をさせていただきます。また、要望事項については、お手元に配布の決算審査要望書の10項目に集約されているということでご了承願います。 以上が本特別
委員会に付託されました案件の審査の経過及びその結果であります。 なお、特別
委員会に対する議員各位のご協力に対し心から感謝を申し上げまして、
決算審査特別委員会委員長報告といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって
委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 この際、申し上げます。
委員長の報告に対する質疑は、
委員会の審査の経過及びその結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 26番、鶴見義明議員。 (26番 鶴見議員登壇)
◆26番(鶴見義明) ただいま上程されております議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定についての13議案のうち、議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第86号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定について、議案第91号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定について、議案第93号 平成27年度佐野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての4議案に対し反対をし、ほかの9議案は賛成といたします。 それでは、反対の4議案についての討論をさせていただきます。まず最初は、議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定です。平成27年度の決算の概要の最後に、今後も地方財政を取り巻く環境は厳しさが続くことが想定されます。そのため、効率的、効果的な行政経営に取り組み、本市の将来像であります「育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市」を実現するためのまちづくりに努めます。このように、地方財政の厳しさについて述べております。 地方財政の歳入で一番大きく占めているのが市税でありますが、27年度は前年比約1億3,700万円の減収であります。その原因が、法人税引き下げによる法人市民税の減額や固定資産税の評価替えなどのさまざまな理由があります。一方で、個人市民税現年課税額が増額となっております。しかし、ここにも所得格差があり、大企業などの賃金は上がるが、中小零細企業はむしろ下がる一方であります。 アベノミクスの経済政策は、大企業がもうかれば、そのおこぼれが回ってくる、いわゆるトリクルダウンの政策でありますが、一般の国民にはこうした景気回復傾向は実感として感じられないのが現状であります。むしろ、さらに貧富の格差をもたらしたと見ることができます。市民の暮らしが全体的に底上げしたのではなく、依然として厳しい生活を強いられているのが現状ではないでしょうか。 ことしの国税調査で、初めて日本の人口は減少に転じたそうであります。このままでは、地方では今のままのインフラや行政サービスを維持することができないことは明らかだと言われております。本市は、高齢者世帯が8,600世帯を超え、少子化問題とともに福祉予算への対策が求められております。孤独死をなくすための高齢者の安否確認についても、もっと充実した対応が求められます。また、生活困窮者自立支援法の施行に伴い、さまざまな対策がされてきましたが、法施行1年であり、まだまだ十分とは言えません。暮らし、福祉を守るための充実した予算が求められます。 こうした状況の中で指摘しておきたいのがインランドポートの事業であり、27年度は佐野田沼インター産業団地の1区画1.1ヘクタールをこの事業のために取得をし、
外構工事などを始めました。決算額は約2億2,300万円でありますが、この総事業費約8億円、この事業計画が進むにつれ、さまざまな内容が明らかになってきました。佐野市が直営でこの事業を始めることのメリットは何なのか。約8億円をかけ整備をし、運営は指定管理制度を導入、提出された業者の事業計画を見ても、地元雇用もほとんど望めない、施設外に整備される貸し事務所や集会所などの使用料も業者の収入であります。施設は本市の所有ですから、指定管理者との協定で、一定額以上のメンテ費用は佐野市が当然負担なわけです。また、経年劣化で改修が必要となれば、さらに大きな財政支出が待っております。 インランドポートができることで、本市に対し一定の注目は集まるでしょう。しかし、経済的な効果も見えない、市民や佐野市へのメリットも見えない事業であります。さらに、地方財政は厳しさが続くと言われていながら、今後大規模な開発事業の支出が市の財政にどのような影響を与えるのかを懸念しております。 インランドポート事業第2段階と銘打って、出流原PA周辺総合物流開発整備構想、これが発表されました。エリアは約100ヘクタール、どれだけの広さなのか想像がつかないわけでありますが、東京ドームの約21個分、東京ディズニーリゾート、ディズニーランドが51ヘクタール、ディズニーシーが40ヘクタールでちょうど100ヘクタールとなります。このように、100ヘクタールというのは大変広大な面積になります。 この構想も、市みずから今後の課題として、事業主体の検討が必要、区域の確定と整備スケジュールの調整が必要、地域住民及び地権者への周知が必要としております。今後財政がさらに厳しくなる中で、こうした大規模な開発事業の第1弾がインランドポートであります。今後どれだけの財政投入が行われるかわかりません。大型開発優先より市民の暮らし、福祉優先の観点からすれば、容認できる事業ではありません。 次に、議案第86号 平成27年度
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定であります。国保の現在の被保険者状況は、非正規労働者などの被用者と年金生活者などの無職者が約7割を占めております。また、所得別段階の保険者を見ても、所得200万円以下が同じく7割を超えるという状況で、支払いの限界を超えております。担当職員の努力もあり、一時より短期証や資格証の発行は減ってきており、評価するところでありますが、今後国保の広域化が始まれば、滞納者への対応はさらに厳しくなることが懸念されます。 差し押さえは税徴収の有効な手段の一つと言っておりますが、27年度の差し押さえ件数は1,810件と前年を上回っております。国税徴収法基本通達第47条5項では、差し押さえの対象となるのは滞納者の財産のみとされており、またほとんど財産価値のないものの差し押さえは、無益な差し押さえとして禁止されております。これからも差し押さえについては配慮を求めます。 毎年、決算では基金の繰り入れや積み立てなどを繰り返し、結果的に多くの繰越金を生み、懸念されている財政調整基金も一定の額の範囲で推移しております。安心して医療を受けられるために、基金繰り入れや一般会計による繰り入れでの保険税引き下げを求めます。 次に、議案第91号 平成27年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてです。介護保険制度が開始をされてから15年が過ぎました。3年ごとの事業見直しが行われるわけでありますが、第6次事業計画においても保険料がさらに引き上げられました。国の制度も変わっていき、希望する誰もが受けられる介護保険制度から、保険あって介護なしの状況がさらに顕著にあらわれてきております。 既に制度では、要支援1、2の人は保険から外されており、特養ホームについても原則要介護3以上でなければ入所できません。今後、要介護1、2の人も外される、利用料は2割負担になる、また40歳以上の対象年齢の見直しなどを検討するなど、被保険者の負担をさらにふやそうとしております。 ここに追い打ちをかけるように、厚労省は要介護認定率を下げた都道府県や市町村に財政支援を行うなどの方針を固めたとあります。要介護認定率を下げるためには、介護予防を充実させることが重要ですが、要支援1、2の保険外しなどでは十分な介護予防の充実が図れるというのは疑問であります。あとは、介護認定審査を厳しくして認定率を引き下げることであります。 国は、国保給付金などの削減のためにどんどんと制度を変え、利用者が容易に利用できなくしていくように思われてなりません。今、老老介護から認認介護とまで言われるような状態にもなってきております。高齢化がますます進む状況において、高齢者福祉を守っていくことが重要であり、市独自の対応策をとることを求めます。 最後に、議案第93号 平成27年度佐野市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてです。後期高齢者医療制度は、平成20年4月から始まりました。従来は、高齢者でも扶養者の加入とする保険制度に被扶養者として加入しておりました。しかし、後期高齢者医療制度は今までの医療制度と全く異なっております。75歳を過ぎれば強制的に移行させられる制度であり、後期高齢者という名称でさえも差別をしているなどの批判もあり、当初からこの制度について反対をしてきました。今、平均寿命83歳を超えるなど超高齢化社会に入ってきている。被保険者がふえればふえるほど、自動的に保険料も引き上げられる仕組みになっており、高齢者の負担も大きくなってきております。 今回の決算審査で明らかになったことは、前年比、滞納件数と滞納者が大幅にふえたことです。原則年金天引きになっておりますが、年金の給付額もどんどん減らされており、滞納者がふえたということは年金天引きができないということで、普通徴収者の割合も、わずかですが、ふえております。 また、滞納者に課せられるのが短期証の発行です。26年度32枚が27年度は53枚とふえております。期間も発行枚数も全てが2カ月という短期間です。移動手段の乏しい高齢者は交通弱者とも言われ、2カ月ごとの更新のために納税相談は負担の重いものではないでしょうか。一般的に高齢者ほど罹患率が高いと言われており、国も資格証の発行は見送らざるを得ないというのが現状であります。保険証の有無は、命にかかわる問題であります。短期証の発行枚数も縮減できるように要望いたします。 以上で討論を終わります。
○議長(
篠原一世) 9番、横田誠議員。 (9番 横田議員登壇)
◆9番(横田誠) ただいまより、新風を代表いたしまして、議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号 平成27年度
病院事業会計決算の認定についての全13議案に対して賛成の立場で討論いたします。 平成27年度は、新庁舎建設事業、消防本部庁舎建設事業、消防救急デジタル無線等整備事業、こどもクラブ施設整備事業、田沼中央公民館改修事業など、着実に事業が遂行され、選択と集中による一般財源の効率的な活用がなされた予算執行であったと評価いたします。 まず、一般会計の歳入決算額547億7,785万1,442円は、当初予算467億円、年度中の補正8回の合計29億8,578万4,000円、繰り越し事業等繰越額合計66億1,926万3,000円の予算現額563億504万7,000円となり、合併後最大の歳入決算となりました。 一方、歳出決算額は520億1,780万219円であり、歳入歳出差引額は27億6,005万1,223円で、うち繰り越し財源2億5,578万8,025円を差し引いた平成27年度実質収支額は25億437万3,198円、さらに平成26年度の実質収支額18億8,230万5,072円を差し引いた単年度収支額は6億2,206万8,126円と黒字決算となっています。 そして、財政調整基金は4億7,944万6,000円の減、減債基金は100万6,000円の増となり、この2つを合わせた財政的調整基金は対前年度比4億7,844万円と減となりましたが、現在高は56億5,141万6,000円であり、適正とされる標準財政規模の10%の範囲であることを勘案しますと、健全な財政が保たれているものと判断できますので、賛意を申し上げます。 このような健全財政運営の中で、平成27年度の特徴として幾つかの事業を取り上げ、振り返ってみますと、田沼西地区における小中学校適正配置推進事業で、施設一体型の小中一貫校の先進地視察の実施や
PTAへの説明会を実施し、義務教育9年間の教育活動への理解をさらに深める取り組みが行われました。 また、新規の学習支援事業においては、貧困の連鎖を防止することを狙いとし、生活困窮世帯の子供たちに対し学びの機会を提供し、高等学校への進学を後押しするなどの成果を上げています。 市有施設のあり方に関する基本方針策定事業では、更新時期や老朽化する市有施設及びインフラの現状と課題を整理し、今後の方針策定に向け着実に進んでいます。 そして、ジェトロ栃木貿易情報センター参画事業についての審査によりまして、県内では相談窓口ができたことにより、海外進出を考える企業や個人事業主の相談件数が500件を超えたこと、市内事業者の中には、8月に行われた香港フードエキスポにジェトロを活用し、積極的に販路開拓をしている現状、市内12の事業所が海外取引を行っている情報共有がなされました。今後さらなる進展が予想されます。それは農業であり、相談実績も確認できました。TPPの進展に伴い、農業の海外進出に向け、ジェトロを大いに活用することで持続可能な農業ルネッサンスを目指し、本市の優位性をさらに生かしていただけることを願います。 次に、
国民健康保険事業特別会計につきましては、実質収支が前年度よりも増額となり、10億3,888万1,083円となり、赤字となる市町村が続出している中、黒字となっていることを評価し、賛意を申し上げます。 保険税の収納については、非常に高い収納率を堅持しておりますが、今後予想される国民健康保険の被保険者における無職者や低所得者の増加や高齢者層の増加による医療費の上昇など課題は尽きませんが、財政の安定化を図りながら、健康のセーフティーネットとして市民の皆さんを支えていけるよう、事業の推進をお願いいたします。 また、自家用有償バス事業特別会計につきましては、実質収支30万円で、総利用者数が昨年度よりも3,640人増加をしています。今後も、暮らしのセーフティーネットとして、公共交通網形成計画の策定を通じて利用者の向上を図ることのみならず、公共交通のかなめとして将来の展望に立った佐野市のまちづくりを推進していただけることを強く願うものです。 次に、水道事業会計については、安全で安定した水道水の供給に努めることを目的とし、その対価の水道料金で事業運営を行っているものと理解しています。しかし、現在、節水意識の向上、節水対応機器の普及などにより年々給水収益が減少する傾向にあり、厳しい経営状況が見込まれる中ではありますが、漏水対策、老朽化する鋳鉄管を耐震型の送水管に布設替え工事をするなどの更新をして、市民生活に欠くことのできないライフラインの確保を図ることは高く評価するものです。また、平成25年度から開始した包括的業務委託においても、定期的に指導監督を行い、適正に管理されており、万全を期しているものと考え、賛成するものであります。 全ての事業に触れることはかないませんが、以上のことから、平成27年度の決算は、総合計画後期基本計画にある多岐にわたる事業の数々が予算及び行政経営方針の連携により着実かつ適正に執行された結果であると判断いたします。日々の職員皆さんのご努力と決算審査を通し積み上げられた知恵によって、きのうよりきょう、きょうよりあす、あすよりあさってとよりよい佐野市の未来が開かれますことを心から願いまして、新風を代表しての賛成討論とさせていただきます。
○議長(
篠原一世) 5番、久保貴洋議員。 (5番 久保議員登壇)
◆5番(久保貴洋) ただいまより、自民佐野を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。
決算審査特別委員会に付託されました議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定についてまでの全13議案、全議案について賛成であります。 まず、平成27年度の予算執行につきましては、総合計画後期基本計画に基づき、平成27年度佐野市行政経営方針の推進を基本姿勢とし、子育て環境の充実と産業基盤の確立、定住、交流人口の確保を図るとともに、基本的自治体として必要不可欠な施設の整備と長寿命化に着手するための予算が執行されたとのことでした。 一般会計事業につきましては、地域の特色を活かした快適なまちづくりのために消防本部庁舎建設事業や消防緊急デジタル無線整備事業、やさしくふれあいのある健康福祉づくりのためにこどもクラブ施設整備事業や臨時福祉給付金給付事業、豊かな心を育む教育・文化づくりのため、田沼中央公民館改修事業や小中学校の耐震補強事業、市民みんなでつくる夢のあるまちづくりのため、新庁舎建設事業や(仮称)
葛生行政センター整備事業が予定どおり予算執行なされたと評価をいたします。 また、特別会計事業につきましては、魅力と活力ある産業づくりのため、インランドポート整備事業、佐野田沼インター産業団地造成事業、西浦・黒袴第二工区公共施設整備事業が予定どおり予算執行がなされたと評価をいたします。 平成27年度の一般会計予算は563億504万6,662円となり、これに対しての決算額につきましては、歳入547億7,785万1,442円、歳出520億1,780万219円となります。歳入歳出差引額で27億6,005万1,223円の残高が生じますが、このうち翌年への継続費逓次繰り越し財源3,240万6,724円及び繰越明許費の繰り越し財源25億473万3,198円が平成27年度一般会計の実質収支です。今後、さらに一層の効果的な行政経営を念頭に置き、長期的スパンで考えた佐野市の成長戦略並びに佐野市発展事業を組み立てていただけるようお願いを申し上げます。 それでは、幾つかの意見を述べさせていただきます。まず、市税の27年度徴収率99.5%につきましては、市税徴収対策、特別徴収完全実施を確実に推し進めた結果、県内トップの徴収率となり、財政効果を上げたことは大いに評価するところであります。 また、27年度までの未徴収額約6億555万円についても、前年度から見ても未徴収額が減少していることも評価し、日ごろから職員の皆様の多くの努力に敬意を表します。今後も、未徴収額の減少になるよう取り組んでいただきますことをお願い申し上げます。 次に、市有施設の見直しについてであります。市有施設及びインフラの現状と課題を踏まえた市有施設等のあり方に関する基本方針が策定され、今年度は適正配置計画を作成中です。施設の統廃合や長寿命化、新設も含め、大変多くの予算が必要とされ、これに伴う市債残高の上昇も予想されます。一日も早く適正計画を作成し、住民の同意を得て長期計画を立て、実行に移すべきだと考えます。 次に、民生費です。高齢者福祉対策、医療費、保険等、年々高齢化人口は増加しています。2015年の日本人の平均寿命は、女性87.05歳、男性80.79歳で過去最高を更新しました。また、介護を受けたり寝たきりになったりせずに自立して生活できる健康寿命は、2013年で女性74.21歳、男性71.19歳です。元気な老人を育成していくことが急務と考えられます。健康診断受診率の向上をいかにすべきか、健康相談や検診、人間ドックだけでなく、気軽に誰でもできる運動や市民みんなで取り組む組織づくりを考えるべきだと思います。治療や薬の進歩で、主要な死因であるがんなどの死亡状況が改善され、病気になっても長生きする人がふえると予想される今日、早期発見、早期治療が健康寿命の延伸に大きく影響するのではないでしょうか。 次に、教育費です。小中学校耐震補強、屋内運動場耐震補強が一段落しましたが、まだまだ老朽化した校舎の外壁や屋根、プール等の施設やバリアフリー化の対応など、やらなければならない事業がたくさんあります。また、平成32年に開校が予定されている田沼西地区施設一体型小中一貫校についての取り組みについても、跡地利用計画を含めて地元と一体となった協議がなされ、すばらしい学校が開設されることを心より祈っております。 最後に、防災対策の要望であります。本年も、全国各地で大災害が発生しております。4月には熊本地震、8月から9月にかけて台風等の自然災害ほかさまざまな災害が発生しました。異常気象の影響と言われておりますが、今後はこのような災害が多発する可能性も大いに考えられます。本市においても、今までの教訓を大いに生かし、防災計画を再度点検し、未然に災害を防ぐ努力や備えをし、そして災害が発生した際は最小限の被害で済むようなまちづくりを形成し、市民の皆様に安心安全な生活を提供することが市政として重要課題と考えられます。改めて要望いたします。 以上、要望を含めて申し上げましたが、まだまだ地方経済は依然として回復していない状況であります。ここは、市長さんのさらなるリーダーシップを発揮するところであります。今後も、今まで以上に市民ファーストの思いで、全職員が効率的かつ一枚岩となり、市民の要望に応えるべく、最大限の能力を発揮するところであると思います。満足度日本一、佐野市となるように行政経営を図っていただけるようお願いを申し上げます。 以上、全13議案に対しての賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 3番、菅原達議員。 (3番 菅原議員登壇)
◆3番(菅原達) ただいまから、公明党議員会を代表いたしまして、
決算審査特別委員会に付託されました議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第86号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定についてから議案第95号 平成27年度佐野市西浦・黒袴第二工区
産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの特別会計10事業、議案第96号 平成27年度佐野市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定についての各企業会計、合計13議案、全議案に対しまして賛成の立場で討論をさせていただきます。 平成27年度の我が国の経済は、中国を始めとする新興国経済の景気減速の影響などもあり、輸出が伸び悩み、個人消費及び民間設備投資の回復におくれが見られたものの、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を柱とする経済財政政策の推進により、雇用、所得環境が改善し、緩やかな回復基調が続いております。 一方、本市を取り巻く状況は、他の多くの自治体同様、生産年齢人口の減少による税収の伸び悩み、合併特例措置の段階的縮小などによる地方交付税の減少、急激な高齢化による社会保障費関連経費の増大などに直面し、今後も厳しさが続くことが予想されます。そのような状況のもと、本市におきましては、第3次行政改革大綱を着実に遂行するとともに、子育て環境の充実と産業基盤の確立、定住、交流人口の確保、基礎的自治体として必要不可欠な施設の整備と長寿命化を進めるための予算を編成し、事業が執行されました。 合併後2番目の規模となった平成27年度一般会計予算額は、災害復旧事業国庫補助金の増など8回にわたる補正を合わせて563億504万6,662円となりました。これに対し決算額は、歳入547億7,785万1,442円で、対前年度比3.8%の増、歳出520億1,780万219円で、対前年度比9.3%の増、翌年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支額は25億437万3,198円となりました。また、当年度実質収支額から前年度実質収支額を差し引いた単年度収支額は6億2,206万8,126円となりました。 財政状況ですが、自主財源が286億3,571万4,453円で、構成比52.3%となり、対前年度比2.2ポイント低下しました。歳入決算額の主な構成比は、市税が31.5%で対前年度比1.4ポイントの減、地方交付税が14.5%で対前年度比1.9ポイントの減、市債が11.7%で対前年度比2.1%の増となっています。市税においては、決算額が172億4,251万2,910円で、調定額に対する収入割合が95.9%となり、前年度決算額に比較し0.8%の減となりました。今後も引き続き、自主財源の確保並びに財政力指数の向上に努められたい。 ここで具体的な中身を見てみますと、平成27年度は、佐野市新庁舎並びに佐野市消防本部新庁舎の完成などの基礎的自治体として必要不可欠な施設の整備が進められるとともに、子育て環境の充実として、小規模保育所や認定こども園の整備、臨時保育士の処遇改善、こどもクラブの整備など、子ども・子育て支援事業計画の初年度の取り組みが計画的に進められてきました。新庁舎開庁による中心市街地への人の流れをさらなるまちなかのにぎわいにつなげていけるよう、さのまちづくり株式会社と連携を図りながら、中心市街地の定住人口及び交流人口の増加に努めるとともに、佐野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標を踏まえ、本市の人口減少に歯どめをかけるべく、重点的な施策の展開に努められたい。 市有施設のあり方については、当該年度において市有施設等のあり方に関する基本方針が策定されました。今後、人口動態や社会環境の変化、市民ニーズの多様化などを十分踏まえた上で市有施設適正配置計画を策定し、廃止、用途変更、統合、民間移譲、機能移転など幅広い視野に立った総合的な手法の検討に努められたい。 平成27年7月から始まった生活困窮者の支援制度、佐野市においても自立相談支援事業として初年度がスタートし、具体的に自立につながる成果を上げる一方、幾つかの課題も浮かび上がりました。それらを踏まえ、制度のさらなる周知と任意事業等相談者の自立を強く後押しできる環境整備等に努められたい。 国民健康保険事業については、被保険者の高齢化、医療の高度化などによる医療費の高騰、所得水準の低さなどの構造的な問題により厳しい財政状況に置かれています。今後、財政運営の広域化に向かうことになりますが、本市として事業の安定化を図るためにも、健康寿命の延伸への取り組みや特定健康診査、特定保健指導などの実施率向上、ジェネリック医薬品のさらなる普及促進に努められたい。 水道事業については、老朽化している配管の計画的な更新を進めるとともに、水道料金の滞納を抑制し、収納率向上に努められたい。 公共下水道事業については、普及率向上に向けて生活排水処理構想の見直しを踏まえた計画的な遂行に努めるとともに、経営基盤の強化及び財政マネジメントの向上に向けた公営企業会計への移行に努められたい。 最後に、これまで以上に選択と集中を徹底するとともに、不断の行政改革を断行することで、子供から高齢者まで全ての市民の安心安全な暮らしと将来に希望の持てるまちづくりが推進されることを期待し、賛成討論とさせていただきます。
○議長(
篠原一世) 11番、小暮博志議員。 (11番 小暮議員登壇)
◆11番(小暮博志) 政友みらいを代表しまして、
決算審査特別委員会に付託されました議案第85号から議案第97号までの全13議案に対し賛成の立場で討論いたします。 平成27年度予算の特徴として、大綱では、人口減少社会到来に対処するため、子育て環境の充実と産業基盤の確立、定住、交流人口の確保を定めるとともに、基本的自治体としての必要不可欠な施設の整備と長寿命化を進めるために編成したとあります。 特色ある予算の実施状況を概観しますと、子育て環境の充実では、2億9,200万円かけて10のこどもクラブを整備し、働く環境の向上に努めました。 産業基盤の確立では、佐野田沼インター産業団地内に2億2,300万円かけてインランドポート事業の開始や、団地造成事業として4億4,700万円の事業を進めるとともに、西浦・黒袴第二工区産業団地造成事業として1億4,300万円の事業を進め、将来佐野市内で働く人の人口増を目指していました。 定住、交流人口の確保では、地域おこし協力隊の設置、シティープロモーション等、情報発信事業を進めて市の認知度向上を進めていました。 基礎的自治体としての必要不可欠な施設の整備と長寿命化では、新庁舎や消防庁舎の完成を進めるとともに、小中学校関係の耐震補強事業等が完成し、(仮称)
葛生行政センター整備事業と田沼庁舎新館改修事業が開始したことは、安全で安心できる今後の佐野市発展のもとになる基盤が進められたと信じております。これらの将来に向けた活動の推進に大いに賛同するところであります。 ここで、平成27年度の全体の予算の状況を見ますと、一般会計の歳入547億7,800万円、歳出520億1,800万円は、昨年を抜き、合併後で最大規模の決算額になりました。このような大きな決算執行となったのも、新庁舎建設事業、消防庁舎建設事業、消防救急デジタル無線整備事業や小中学校関係の耐震補強事業等が完成に至ったためであり、最大規模の決算が進められたことに敬意を表します。 この最大決算執行の財政状況ですが、実質収支額25億4,000万円の黒字、地方債現在高では前年より14億4,900万円増の409億5,100万円となりました。しかし、健全化判断基準の実質公債費比率は4.8%、将来負担比率は10.2%であり、危険と判断されるおのおのの25%と35%より大幅に小さく、健全な状況と判断いたしました。 また、自治体の裁量で使える財源のうち、どれだけ使っているかを示す実質収支比率を見ますと9.1%であり、健全とされる3%から5%より大きくなっております。過度の黒字があるということは、ほかに行政サービスができることを示しており、佐野市の場合、融資預託事業の不用額約10億円があるのを有効に使いますと、実質収支比率は健全の5%に近くなり、今後検討をお願いしたいと思います。 次に、佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)ですが、歳入歳出差し引き後の実質収支額は10億3,900万円、これは歳入の約6%ありますが、これは前年度の繰越金等があったためで、実質の単年度収支額を見ますと歳入の0.5%程度であり、収支は均衡しております。今後、高齢化が進んで、医療費も増加して、実質単年度収支がマイナスになってくると思われます。将来の医療費低減のために、特定健康診査や特定保健指導を受ける人が多くなるよう、指導をお願いいたします。 また、佐野市
病院事業会計決算の認定ですが、その中の指定管理者青葉会の病院経営を見ますと、平成27年度は一般会計から4億円交付しましたが、返還金があり、実質の交付金は1億6,100万円でした。平成26年度も返還金があり、実質の交付金は2億5,900万円であり、指定管理者への交付金の減少傾向が見られております。今後とも、病院の医師確保がなされ、収益改善が進むことを期待しております。 最大規模となった平成27年度決算は、監査委員の報告のごとく、適正に処理されていることが示されるとともに、4日間の
決算審査特別委員会において詳細な決算執行内容を審査することができました。ここに、全13議案の決算の認定に賛意を述べるものであります。 以上、政友みらいを代表しまして賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 暫時休憩いたします。 午前11時56分休憩 午後 1時00分再開
○議長(
篠原一世) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行いたします。 18番、山口孝議員。 (18番 山口議員登壇)
◆18番(山口孝) ただいまから、政風会を代表いたしまして、議案第85号 平成27年度佐野市
一般会計歳入歳出決算の認定並びに議案第86号 平成27年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の認定を始め特別事業会計10議案、そして議案第96号 平成27年度佐野市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定、議案第97号 平成27年度佐野市
病院事業会計決算の認定まで、全13議案について賛成の立場で討論いたします。 まず初めに、議案第85号 佐野市
一般会計歳入歳出決算について、賛成の趣旨を以下4点申し上げます。1点目は、歳入歳出の総額についてであります。平成27年度は、歳入総額547億7,785万円、歳出総額は520億1,780万円、実質収支額が25億437万円となり、この実質収支額から前年度の実質収支額18億8,231万円を差し引いた単年度収支額は6億2,207万円の黒字決算であり、さらに財政調整基金の繰入額と積立額を考慮しての実質単年度収支も1億4,262万円の黒字決算となり、心から賛意を表します。 また、財政調整基金の出納閉鎖日現在高は前年度比4億7,944万円減の39億170万円となりましたが、本市の標準財政規模276億5,834万円の14.1%に当たり、後年度の事務事業の執行に対して安堵感が感じられます。 2点目は、市税の収入についてであります。景気の緩やかな回復基調が続いていると言われる中で、市税の収入は172億4,251万円で、前年度比1億3,675万円、0.8%の微減であります。個人市民税は4,917万円の増収でありますが、法人市民税や固定資産税、都市計画税で1億8,011万円の収入減となり、その要因は特別
委員会の質疑で解明され、了解するところでございます。なお、たばこ税の収入源1,590万円については、私にとっては複雑な思いでございます。 また、8月上旬の新聞記事では、県内の市町村税の徴収率は92.5%で、本市は14市中トップの95.9%と報道されました。つまり、現年課税分の収入未済額は1億4,325万円で、対前年度比4,000万円減少し、さらに累積滞納分から1億8,739万円もの徴収をされて、このことは市税収入の減額と相殺されることになり、税務3課並びに徴収
関係職員の皆さんの労苦や市民の納税意識の高揚に向けた諸施策などなど敬意を表し、決算に賛成であります。 次の3点目は、地方交付税についてであります。地方交付税の歳入は79億5,532万円であり、そのうちの普通交付税の歳入は70億1,955万円で、前年度の70億8,727万円と比較し、わずか6,773万円、0.95%の微減となりました。なお、合併後11年目の平成27年度当初予算は、普通交付税の特例措置、合併算定替の1割縮減として、旧佐野市19億6,000万円、旧田沼町28億6,000万円、旧葛生町12億3,000万円の合算65億円が計上され、その合併効果は12億3,000万円とのことでありました。この合併効果については、前年度比4億5,000万円、26.8%もの減額予算であったため、多少気がかりでした。しかし、基準財政収入額と基準財政需要額等の諸要因により、昨年度の9月議会及び2月議会で計5億1,995万円の増額補正があり、合併算定替の縮減年度として多額の歳入減とはならず、財務
関係職員の皆さんや市当局の歳入努力に敬意を表し、賛成といたします。 4点目は、歳出についてでございます。平成27年度も、施策別枠配分方式による予算執行に当たって、地域の特色を活かした快適なまちづくりなど5つの基本目標、13政策、36施策に対して、各部各課とも事務事業の執行に努力され、歳出の予算現額563億505万円に対し、支出済額は520億1,780万円、執行率は92.4%であり、個々の事業には触れませんが、総じて例年同様の安心、安定した事務事業の決算結果に賛意を表します。 続いて、特別事業会計及び公営企業会計については、4会計に絞って賛成の趣旨を申し上げます。初めに、議案第86号
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)についてであります。平成27年度の歳入総額は167億6,795万5,000円、歳出総額は157億2,907万4,000円で、実質収支額は前年度比2億1,054万円増の10億3,880万1,000円となりました。この実質収支額は増額となりましたが、国保財政調整基金は繰入額5億2,548万円に対し、積立額は4億305万円で、基金残高は1億2,243万円減の13億2,763万円であります。 そこで、これらを相殺して考えるなら、本市の国保財政は心配ないと考えるところでございます。保険税の歳入は、前年度比1億9,019万円、5.3%減の34億1,675万円で、医療給付費分は約1億2,000万円の減、23億264万円であります。また、本市の27年度保険給付費の歳出額は86億5,690万円ですが、その約40%分、33億3,000万円が被用者保険組合から交付され、さらに約30%分、26億4,000万円を国、県が負担し、残りを繰入金、繰越金で約13億3,000万円を支出し、国保税医療給付費分からの負担は11億4,000万円、約13%であります。そして、本市の国民健康保険に加入している世帯は1万9,423世帯であり、そのうちの約54%の1万322世帯が保険税の軽減世帯であります。したがって、平成27年度は、低所得世帯の軽減した保険税約6億円分を、国と県で75%の4億5,000万円、市が25%分の1億5,000万円を負担したわけであります。なお、27年度はこれに低所得者と保険者支援として約1億7,000万円がプラスされ、保険基盤安定繰入金は7億7,000万円の歳入となり、評価するところであります。また、保険税の収入未済額の減少や過年度の滞納繰り越し分からの2億2,594万円の徴収などなど、保険税の収入減の支えにつながっていると思います。このような国民健康保険は厳しい財政運営を強いられておりますが、財政健全化と被保険者の健康保持のため、収納関係各課の皆様や国保
関係職員の皆さんの労苦に敬意を表し、賛成であります。 続いて2つ目は、議案第91号
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)についてであります。平成27年度は第6期介護保険事業計画の初年度であり、歳入総額103億9,021万円、歳出総額101億5,649万円、実質収支額2億3,372万円となりました。また、介護給付費準備基金も初年度として1億1,047万円を積み立てて、基金現在高2億1,453万円となり、第5期初年度の平成24年度決算時の1億9,841万円と遜色のないものと評価いたします。 なお、第1号被保険者の保険料は、保険給付費95億4,869万円の21%分の負担となりますが、残りは公費負担50%、各健康保険に加入している40歳から60歳までの被保険者で29%負担することになります。そして、第5期初年度と比較いたしますと、介護認定者は516人、約10%増の5,724人でありますが、保険給付費は84億9,000万円から95億5,000万円と10億6,000万円、12.5%も増加しております。 なお、今次第6期事業計画から介護保険法が改正され、低所得者の保険料軽減制度が国民健康保険や後期高齢者医療保険同様に新設され、その歳入額は2,207万8,000円で、国が50%の1,103万9,000円、県と市で25%ずつの551万9,500円の本当に少額ですが、制度新設を大いに評価いたします。 なお、本市の介護保険は、第1段階から第4段階までの低所得者1万6,800人、約50%の軽減額分3億9,500万円を第6段階から第12段階までの基準値より高い調整率者の1万2,700人、37%の保険料で賄っていることに変わりはありませんが、介護保険事業の決算結果に賛成といたします。 続いて3つ目は、議案第96号
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてであります。平成27年度の収益的収支は、前年度比5,810万円増の3億2,669万円の純利益となりました。この要因の一つには、昨年度から水道事業会計制度が改正され、営業外収益に長期前受け金戻入の2億5,936万円が計上され、現金の収入を伴うものではなく、水道会計処理上の収益ではありますが、収益が増加することになりますので、賛成を表します。 また、平成27年度剰余金処分についても、1,513万2,836円を建設改良積立金から取り崩して資本金に組み入れ、4条予算の補填財源に振り替える会計処理に同意いたします。 本市の水道料金は、20立方メートル当たり2,317円という県内第2位の低料金などなど、安心安全で豊かな生活給水の供給に向けて、
関係職員の皆さんの事業遂行努力に敬意を表し、27年度決算に賛成といたします。 最後の4つ目は、議案第97号 病院事業会計についてであります。平成27年度の収益的収支は、昨年度とほぼ同額の15万3,921円の純利益を生じました。そして、昨年度から地方公営企業会計制度が改正され、水道事業会計と同様に医業外収益として長期前受け金戻入の8,624万円が計上され、収益面での増額は喜ばしいことと思います。あわせて、当年度の減価償却費等の計上が多くなれば、損益勘定留保資金としての補填財源にも余裕が生じることになると考えられ、賛意を表します。 さらに、指定管理者から前年度決算の地域医療維持交付金4億6,325万2,000円に対して2億330万8,098万円の還付があり、一般会計に繰り入れられたことは大いに評価いたします。今後とも、地域医療の拠点病院として、市民が安心して、医療、診療体制にお願いできるよう維持向上を期待して、決算に賛成といたします。 以上、限られた時間内での関係で触れられませんでした特別会計等の議案を含めて13件、全議案の認定に対して、政風会を代表し、賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第85号から第97号まで、以上13件を採決いたします。 採決は、電子表決システムにより行います。 議題のうち、まず議案第85号及び議案第86号、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第85号及び議案第86号、以上2件はいずれも原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第87号から第90号まで、以上4件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第87号から第90号まで、以上4件はいずれも原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第91号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第91号は原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第92号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第92号は原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第93号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第93号は原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第94号及び議案第95号、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第94号及び議案第95号、以上2件はいずれも原案を認定することに決定いたしました。 次に、議案第96号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決及び認定であります。原案及び原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第96号は原案を可とし及び認定することに決定いたしました。 次に、議案第97号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は認定であります。原案を認定することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第97号は原案を認定することに決定いたしました。 以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。 これをもって平成28年第3回佐野市議会定例会を閉会いたします。 午後 1時22分閉会...