平成28年 6月 定例会(第2回) 平成28年第2回
佐野市議会定例会会議録(第6号)6月17日(金曜日)
出席議員(26名) 1 番 齋 藤 弘 2 番 亀 山 春 夫 3 番 小 暮 博 志 4 番 久 保 貴 洋 5 番 鈴 木 靖 宏 6 番 菅 原 達 7 番 木 村 久 雄 8 番 川 嶋 嘉 一 9 番 横 田 誠 10 番 田 所 良 夫 11 番 井 川 克 彦 12 番 大 川 圭 吾 13 番 篠 原 一 世 14 番 飯 田 昌 弘 15 番 蓼 沼 一 弘 16 番 本 郷 淳 一 17 番 青 木 伸 18 番 金 子 保 利 19 番 岡 村 恵 子 20 番 鶴 見 義 明 21 番 山 菅 直 己 22 番 藤 倉 義 雄 23 番 高 橋 功 24 番 若 田 部 治 彦 25 番 山 口 孝 26 番 春 山 敏 明 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者 市 長 岡 部 正 英 副 市 長 落 合 正 副 市 長 飯 塚 久 総 合 加 藤 栄 作 政 策 部長 行 政 金 子 好 雄 市 民 舩 渡 川 明 彦 経 営 部長 生 活 部長 こ ど も 藤 井 謙 一 健 康 高 橋 主 也 福 祉 部長 医 療 部長 産 業 土 澤 正 道 観 光 矢 澤 裕 之 文 化 部長 ス ポ ーツ 部 長 都 市 藤 本 真 澄 都 市 青 木 正 典 建 設 部長
建設部次長 会計管理者 新 里 年 市 水 道 局長 中 河 友 幸 教 育 長 岩 上 日 出 男 教 育 徳 原 文 男 総 務 部長 監 査 委員 佐 々 木 敦 司
農業委員会 墳 本 隆 男 事 務 局長 事 務 局長 兼 選 挙
管理委員会 書 記 長 兼 公 平 委 員 会 書 記 長 消 防 長 砂 永 靖
事務局職員出席者 事 務 局長 大 川 俊 之 議 事 課長 高 橋 幸 男
議事日程第6号 日程第1 議案第64号 佐野市
行政財産使用料条例の改正について 〃 議案第65号 佐野市
手数料条例の改正について 〃 議案第66号
佐野市庁舎建設基金条例の廃止について 〃 議案第67号 佐野市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の改正について 〃 議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定について 〃 議案第69号 佐野市
男女共同参画都市宣言について 〃 議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定について 〃 議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号) 〃 議案第72号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)補正予算(第1 号) 日程第2 陳情第1号を閉会中の
継続審査とすることについて 日程第3 各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査について 本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第64号から第72号までについて (
委員長報告、質疑、討論、表決) 日程第2 陳情第1号を閉会中の
継続審査とすることについて 日程第3 各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査について 追加日程 議案第73号
監査委員の選任について 〃 議席の一部変更について
○議長(
篠原一世) 開議に先立ち、
事務局長に
出席議員数及び本日の
議事日程について報告させます。
事務局長。
◎
事務局長(大川俊之) ご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数及び本日の
議事日程についてご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数は26名でございます。 なお、本日の
議事日程につきましては、お手元に配布してございます
議事日程第6号のとおりでございます。日程第1、議案第64号から第72号までについて、日程第2、陳情第1号を閉会中の
継続審査とすることについて、日程第3、各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査について、以上のとおりでございます。 次に、本日お手元に配布いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました
議事日程のほか、各
常任委員会の
審査報告書、陳情第1号の閉会中の
継続審査申出書、各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査申出書並びに表決順序をお示しいたしました
案件一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 午前10時01分開議
○議長(
篠原一世) これより本日の会議を開きます。
○議長(
篠原一世) この際、申し上げます。 本日、本会議開会前に
議会運営委員会を開催いたしましたので、
議会運営委員会委員長よりその結果について報告を求めることにいたします。
議会運営委員会委員長、
井川克彦議員。 (委員長
井川議員登壇)
◎
議会運営委員会委員長(井川克彦) おはようございます。本日、本会議開会前に開かれました
議会運営委員会の協議の結果についてご報告申し上げます。 まず、
今期定例会に議案第73号
監査委員の選任についてが追加提出されました。この取り扱いについては、本日の日程に追加して議題とし、市長の提案理由の説明、質疑の後、先例により委員会の付託、討論を省略し、即決をお願いすることに決定いたしました。なお、当該議員は除斥の対象となりますので、本案が確定されるまでの間、退席をお願いするものでございます。 次に、議席の一部変更については、会派からの申し出により、議席の一部を変更するものでございます。この取り扱いにつきましては、本日の日程に追加して議題とし、即決をお願いすることに決定いたしました。 以上、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○議長(
篠原一世) 以上で
議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。
○議長(
篠原一世) 日程第1、議案第64号から第72号まで、以上9件を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております案件は、いずれも所管の
常任委員会に付託された案件でありまして、お手元に配布のとおり、それぞれ各委員長より
審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
総務常任委員会 委員長 本 郷 淳 一 委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会は、平成28年6月7日付託された案件について、6月14日委員会を開会し審査した結果、次のとおり決しましたので、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第64号 佐野市
行政財産使用料条例の改正について 2 議案第66号
佐野市庁舎建設基金条例の廃止について 3 議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定について 4 議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定について 5 議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
厚生常任委員会 委員長 小 暮 博 志 委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会は、平成28年6月7日付託された案件について、6月13日委員会を開会し審査した結果、次のとおり決しましたので、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第67号 佐野市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の改正について 2 議案第69号 佐野市
男女共同参画都市宣言について 3 議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分 4 議案第72号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)補正予算(第1号) 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
経済文教常任委員会 委員長 大 川 圭 吾 委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会は、平成28年6月7日付託された案件について、6月14日委員会を開会し審査した結果、次のとおり決しましたので、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分 上記は、原案を可とすべきものとする。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
建設常任委員会 委員長 鈴 木 靖 宏 委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会は、平成28年6月7日付託された案件について、6月13日委員会を開会し審査した結果、次のとおり決しましたので、
会議規則第102条の規定により報告します。 1 議案第65号 佐野市
手数料条例の改正について 2 議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分 上記は、いずれも原案を可とすべきものとする。
○議長(
篠原一世) これより委員長より委員会の審査の経過及びその結果について報告を求めることにいたします。 まず、
総務常任委員会委員長、
本郷淳一議員。 (委員長
本郷議員登壇)
◎
総務常任委員会委員長(本郷淳一) ただいまから
総務常任委員会に付託された案件の審査の経過とその結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、6月14日午後1時32分、
委員会室において、
委員出席のもと、当局から飯塚副市長を始め
総合政策部長、
行政経営部長、
青木都市建設部次長ほか
関係職員が出席し、議会から副議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず、議案第64号 佐野市
行政財産使用料条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、改正点は具体的に言うとどういうことかとの質疑に対し、当局より、
電気通信事業法の第1条に特殊関係に関する規定、第2条に情報通信の技術を利用した提供の規定が加わりました。その分、2条ずつずれたもので、内容に変更はありませんとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第64号は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第66号
佐野市庁舎建設基金条例の廃止についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。 質疑もなく、討論もなく、議案第66号は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、平成24年7月から
インランドポート事業計画調査検討委員会を立ち上げ、5回検討を行い、平成27年3月に報告書にまとめ、概要版もいただいた。我々の情報は、そのときにいただいたものである。条例の第2条に、名称及び位置として、名称、
佐野インランドポートがあるが、報告書は
佐野インランドポートを具現化する意味での
事業報告書だったはずだが、そういう意味で捉えてよいのか。また、面積をお伺いしたいとの質疑に対し、当局より、提案させていただいた
佐野インランドポートですが、
事業計画と
調査報告書に基づいて、平成26年5月に定めました
出流原PA周辺総合物流開発整備事業方針の第1段階として整備を行うものでございます。面積は1万1,100平方メートルですとの答弁がありました。 委員より、設置の目的として、
総合物流拠点形成における地元産業の振興、地域経済の活性化、雇用の創出が記されている。
インランドポートが第1段階から第2段階に進んでいく中で、これをどのように考えているのか、総括的な話をお聞きしたいとの質疑に対し、当局より、
佐野インランドポートを設置することは、佐野市の将来像である
交流拠点都市の実現を図るとともに、雇用の創出、経済の活性化に加え、国内の
港湾物流の効率化、環境負荷の低減にも寄与できるものと考えておりますので、
インランドポートを核とした
総合物流拠点の推進を図ってまいりたいと思いますとの答弁がありました。 委員より、条例第11条の
インランドポートにおいて
指定管理者の許可を得なければ物品の販売ができないとあり、第14条において許可を受けた目的以外に物品の販売はできないとあるが、二重の縛りをかける意味があるのか。また、第17条の3項で利用料金の額はあらかじめ市長の承認を受けて
指定管理者が定めると書いてあるのに、第18条で減額もできるとのことである。違う意味で言っているのかもしれないが、文章上、おかしいのではないかとの質疑に対し、当局より、第11条については、議員おっしゃるとおり行為の許可として指定を定めています。第14条については、
目的外利用等以外の禁止として定めていますが、目的外にも権利を他人に譲ってはいけないということもあわせて禁止しているという状況です。第17条については、あらかじめ市長の承認を受けて金額的には定めますが、
指定管理者がその範囲内で改めて定めることができるという条文ですとの答弁がありました。 委員より、今後、通関業者や
港湾業者が入ってくると思うが、それら業者の進捗状況も含めて、
指定管理の進捗状況はきちんと説明していただけるのかとの質疑に対し、当局より、節目ごとには議会に対して説明を差し上げたいと考えておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第68号は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
企画提案方式でやったということだが、
吉田運送同様に他者の状況を伺いたい。最初からこの会社に決めたのか。ほかにもあったのか。また、
吉田運送の物流業務の実績を重視していると思うが、参考例をお聞きしたいとの質疑に対し、当局より、
吉田運送有限会社以外に1者応募がありましたが、途中の勘違い等々の理由があり、取り下げがありました。つきましては、1者の提案です。
吉田運送有限会社は
コンテナラウンドユース事業を主軸として考えており、その事業については、かなり多く取り扱っている状況です。そういったものが評価され、国交省や経産省、産業界で共催する
グリーン物流パートナーシップ会議というもので、平成25年度に
経済産業大臣賞の表彰も受けていますとの答弁がありました。 委員より、佐野市の将来像だけでなく、
国際コンテナ戦略港湾及び京浜港の基本戦略との連携を図り、国内の
港湾物流効率化、環境負荷の低減に寄与することを目的としますとして、せっかく
指定管理者に決まって動き出すというときに、それをただ、すぐれているということだけでは市民に報告できない。きちんと説明してほしいとの質疑に対し、当局より、
吉田運送のすぐれている事業の内容としては
コンテナラウンドユースに係る部分ですが、現在、年間1,500から2,000件の事例を行っています。参考に、平成26年度から実施している埼玉県で行っている
コンテナラウンドユース実証実験は、年間の件数は1,419件で、それと比較しても、単独で
吉田運送がやっている数はかなり多い件数であると考えています。内容的なものは、
コンテナラウンドユースに加え、24時間
運営システムの導入をしていきたいという提案を受けています。港はどうしても午後4時半くらいで閉まってしまうものを、内陸部において24時間やることによって、コンテナの差し替えで便宜を図れればということで提案を受けていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第70号は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、
佐野パパプロジェクト推進事業は具体的にどんな事業かとの質疑に対し、当局より、具体的な動きとしますと、
地方創生推進交付金を活用した事業となりますので、交付金については
実施計画書を提出している段階です。9月ころ交付決定となる予定ですので、10月ごろから事業を開始する予定です。内容は、地元のために何かをやりたいと思っている方たち、主に若い男性を中心として、地元の地域の特産品や観光資源、新たなものを見つけ出して外に出していこうという事業を委託事業で考えていますとの答弁がありました。 委員より、
インランドポート指定管理料の
債務負担行為限度額が出ているが、これは
管理運営費で、佐野市の負担という考え方でいいか。また、
指定管理料(想定)ということで、1年目が3,029万7,000円、2年目が4,333万3,000円、3年目以降はゼロということで、支払わなくてもいいという見方でよいかとの質疑に対し、当局より、そのとおりです。原則3年目以降については
指定管理料はゼロと考えています。ただ、10年間の指定期間ですので、その中で社会情勢など大きな変化があったり、災害なども最近多く発生していますので、そういったものが発生した場合は別途協議させていただければと考えていますとの答弁がありました。 委員より、
指定管理者として黒字になるのは6年くらいかかるかと理解していたが、参考資料の試算を見ると2年で黒字になっている。10年間の
債務負担行為と言いながら、3年目からは
指定管理料がゼロとなると言われても、本当に大丈夫かと心配になるが、何か大きな根拠があるのかとの質疑に対し、当局より、事前に
指定管理候補者と協議を行う中で、佐野市近辺で取り扱う荷物を想定してお互いに検討し合いながらやった結果です。確かに報告書は、報告書の中の想定の内容でして、今回見積もったものはあくまでその実績を踏まえたもので計算したということですとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第71
号関係部分は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果であります。当委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
厚生常任委員会委員長、
小暮博志議員。 (委員長
小暮議員登壇)
◎
厚生常任委員会委員長(小暮博志) ただいまから
厚生常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告を申し上げます。 当委員会は、6月13日午後1時32分、
委員会室において、
委員全員出席のもと、当局から落合副市長、飯塚副市長を始め市民生活部長、こども福祉部長、健康医療部長ほか
関係職員が出席し、議会より議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当委員会に付託されました案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 まず、議案第67号 佐野市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、改めて改正に当たっての付室というのは、前提として、その排煙設備が整っているという解釈でよいかとの質疑に対し、当局より、委員おっしゃるとおりですとの答弁がありました。 委員より、今回の改正は、なぜ小規模保育事業のA型だけなのかとの質疑に対し、当局より、家庭的保育事業と全体で言っていますので、結果としては全て該当となりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第67号は採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第69号 佐野市
男女共同参画都市宣言についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、宣言文を出すに当たって、記念式典、事業等、これを市民の皆さんにお披露目する機会は検討しているのかとの質疑に対し、当局より、記念式典は平成28年12月10日、文化会館大ホールで開催予定です。式典の内容としては、オープニングアトラクション、宣言文の発表、キャッチフレーズのコンクール入選者発表、入選者表彰及び作文、標語入賞者の表彰、
男女共同参画都市宣言を記念した著名な講師による講演会などを計画していますとの答弁がありました。 委員より、今回のこの都市宣言をするに当たって、市当局の言葉でその決意を聞きたいとの質疑に対し、当局より、特に
男女共同参画都市宣言については、男女共同参画ネットワークさのの皆さんのご協力をいただきまして、このような原文ができました。これを市民と行政が一体となって、男女共同参画社会づくりに取り組む機運を醸成していくということで、我々行政も一生懸命やっていきたいと思いますとの答弁がありました。 委員より、具体的な設定目標があれば伺いたいとの質疑に対し、当局より、目標については国際的な視野に当たった男女共同参画推進ということで、国際交流協会主催の各種行事の延べ参加人数を現状の3,028人を平成30年度には3,400人にする。施策方針決定過程の男女共同参画の推進ということで、市の行政分野における指導的地位に占める男女の割合を現状の17.1%に対し、平成30年度に19.5%を目標にする。それから、女性の認定農業者数の現状値が8人に対し、平成30年度が10人といったような施策を進めていくというようなことを考えていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第69号は採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、遠原の里福祉センター
指定管理者事業費102万6,000円の増額補正とあり、設備の改修と思うが、市が支出する内容はどのように規定されているのかとの質疑に対し、当局より、修繕費は
指定管理者との協定により、施設の修繕については通常の使用による損耗や5万円未満の軽微な修繕は
指定管理者が行い、その他の修繕は市が行うことになっていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第71
号関係部分は採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第72号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)補正予算(第1号)についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、飛駒診療所に青葉会との相互派遣事業として医師を派遣することになっているが、その必要性を問いたいとの質疑に対し、当局より、毎週火曜日、飛駒診療所の医師と佐野市民病院医師との相互派遣をしております。目的として、診療所に勤務する医師の医療技術の維持向上と診療所と市民病院の継続診療による地域医療の充実ですとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第72号は採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当委員会に付託されました全案件の審査の経過とその結果でございます。当委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、ご報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
経済文教常任委員会委員長、大川圭吾議員。 (委員長 大川議員登壇)
◎
経済文教常任委員会委員長(大川圭吾) ただいまから
経済文教常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告を申し上げます。 当委員会は、6月14日午前9時2分、
委員会室において、
委員全員出席のもと、当局から落合副市長を始め、産業文化部長、観光スポーツ部長、教育長、教育総務部長ほか
関係職員が出席し、議会から正副議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 そこで、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、経営体育成支援事業費補助金の費用対効果についてはどう考えるかとの質疑に対し、当局より、この事業実施後、3年間実績報告をいただくことになっています。それによってどのような経営が改善されたか、経営規模を拡大されたかを確認しますとの答弁がありました。 委員より、規模拡大者についてこの補助金が出されていると思われるが、そういうことは意図的にしているかどうか。単に申し込みがあった者に対して査定して補助をしているのかとの質疑に対し、当局より、この補助金の対象は人・農地プランの中で各地区の中心経営体となっている方になっています。その方たちは大部分が今後の改善計画を出している方で、5年後にはどの程度の経営を持っていくかということが記載されています。そういう方を対象に調査を行い、要望を取りまとめて県に送付します。県で11項目のチェックを行い点数化して、その点数の上位の方に予算を配分する形になっています。なので、点数が低い場合には予算をもらえない形になっていまして、県内で一斉に調査を行いますので、希望したから必ずしも補助されるものではありません。基本的には経営規模拡大ということは念頭にあって実施される事業ですとの答弁がありました。 委員より、チーム学校の実現ということだが、先生方に教育を求めるもので、そういうものは基本的に当初予算の中でしっかり位置づけておくべきではないかと考えるが、どうかとの質疑に対し、当局より、市としては、例えばいじめ等に関する事業を進める中で、いじめアドバイザー活用事業等も行っています。今回の事業に関しては、文部科学省のほうからチーム学校に向けてのチームサポートチームをつくりませんかという事業の案内が来ましたので、それに応じて市教育委員会として申し込んで実施するものですとの答弁がありました。 委員より、経営体育成支援事業費補助金は10分の3の助成で、7割は負担するわけだが、小規模で農業をしている方というのは大変だと思う。地区で中心的な方を中心にということだが、そういう中心というのはどういうところが中心で、7割の負担はあることでよいのかとの質疑に対し、当局より、この事業は各地区で話し合いをしていただき、その中で中心的な経営体、農地を集積する方を決めていただきます。それを人・農地プランにのせて、その人たちにその地区では経営の中心になってもらうという方法で事業を進めています。その中心的な経営に対し、この支援事業で施設、機械の整備が必要であれば補助するということで、どうしても規模拡大する方中心の政策になっているということは否めませんとの答弁がありました。 委員より、学校サポートチーム構築推進事業費のうち、140万1,000円が報償金となっている。これは外部の人を委託するということだと思うが、報償金の額が決まっているということは、人数やどういう機関かなどの決まりはできているのかとの質疑に対し、当局より、国からの要綱によりますと、弁護士、精神科医、警察OB等の専門家となっています。市では、その要綱をもとにして、合計10名のサポートチームをつくりました。具体的には、警察OB、社会福祉士、弁護士、臨床心理士、小児科医、スクールソーシャルワーカーが県と市で2名、社会福祉課職員、家庭児童相談員職員、安足教育事務所職員の10名で設置する予定ですとの答弁がありました。 委員より、10名のグループで対処するような協議をするということで、1件ずつ相談があるたびに配置をするのではなくて、通年的に組織としてつくって、問題が生じたときに会議を開くという捉え方でよいのかとの質疑に対し、当局より、学校に地域や保護者から苦情等があった場合は、まず学校で対応します。学校で対応し切れない部分が出てきた場合には教育委員会に連絡をいただいて、このサポートチームを設置します。ただ、全ての案件に関し必ず10名がかかわるわけではなく、それぞれの専門分野に応じ必要な方を依頼してつくります。さらに、全員のご協議が必要な場合は、全員に集まっていただいて協議を行うことを考えていますとの答弁がありました。 委員より、吾妻地区と新吉水地区コミュニティの備品購入費について、500万円の財源がその他となっているが、市から県に申請して、最終的には宝くじのコミュニティー資金をつくったものかと思うが、確認したいとの質疑に対し、当局より、委員おっしゃるとおりです。自治総合センターが宝くじの社会貢献広報活動ということで助成をしています。目的としては、コミュニティー活動の充実強化を図り、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与するということです。そのかわり宝くじの受託収益金を財源としていますので、これで整備された設備、備品等については宝くじの財源を使ったということを表示することと、広報等で周知を徹底することが義務づけられていますとの答弁がありました。 委員より、事業総額は両方とも250万円ちょうどなのか、それ以上かかっているのか確認したいとの質疑に対し、当局より、県を経由していますので、28年度の助成の状況を見ますと、県内の備品等の助成を受けているのが24団体あり、250万円を対象にしているところがほとんどです。250万円までは全額補助になりますが、それを超えた部分については団体の負担ということになります。
事業計画は吾妻地区は250万6,000円、新吉水地区は250万2,327円となっていますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第71
号関係部分は採決の結果、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当委員会に付託されました案件1件の審査の経過とその結果であります。当委員会の決定に対し各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(
篠原一世) 次に、
建設常任委員会委員長、鈴木靖宏議員。 (委員長 鈴木議員登壇)
◎
建設常任委員会委員長(鈴木靖宏) ただいまから
建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過とその結果についてご報告を申し上げます。 当委員会は、6月13日午前9時1分、
委員会室において、
委員全員出席のもと、当局から落合副市長始め都市建設部長、都市建設部両次長ほか
関係職員が出席し、議会より正副議長を始め
事務局長ほか
関係職員が出席し、開会されました。 当委員会に付託された案件は、お手元に配布の
委員会審査報告書のとおりでございます。 初めに、議案第65号 佐野市
手数料条例の改正についてを議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、任意という話があったが、義務ではないのかの質疑に対し、当局より、省エネの関係は義務の基準はなく、あくまで届け出です。300平方メートルまでについては届け出です。平成29年度になると、2,000平方メートル以上のものが届け出義務ということで義務が考えられますとの答弁がありました。 委員より、新たに追加された部分で、建築物エネルギー消費性向上計画だが、これに該当するものはどういうものかの質疑に対し、当局より、認定を受ける建物で、基準に適合書という認定をいただいた工場等については省エネに適合しているPRのための基準なので、全ての建物に必要ではありませんとの答弁がありました。 委員より、平成20年度以降、どのくらいの申請があったのかの質疑に対し、当局より、平成27年度の新築に関するものですが、約120件ありましたとの答弁がありました。 委員より、増改築した人はたくさんいるのに、今回の改正はメリットがほとんどない。なぜこんな法律ができたのかと思うが、その辺はどう考えるかの質疑に対し、当局より、増改築にはメリットがありません。国の施策の中で、住生活の向上や環境負荷の低減ということを目的に増改築も認められるという改正ですが、既存住宅まで縛られるので、ほとんど申請がないのではないかと認識しておりますとの答弁がありました。 ほかに幾つかの質疑がありましたが、質疑を終結し、討論もなく、議案第65号は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 次に、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)
関係部分を議題とし、当局の説明を求め、質疑に入りました。主な質疑を申し上げます。 委員より、県道拡幅工事に伴う物件移転等補償金のことだが、面積はどのぐらいなのかの質疑に対し、当局より、土地の買収面積は110.56平方メートルとなりますとの答弁がありました。 委員より、公営住宅について、奈良渕の屋上防水は今回の工事で全部終了するのかの質疑に対し、当局より、今回予定しているのは奈良渕住宅の11号棟の屋上防水と13号棟の給排水設備の改修工事です。屋上防水に関しては、奈良渕住宅の11号棟が一番最初ですので、残りが4棟となります。13号棟の給排水設備に関しては、13号棟が4棟目の工事になるので、残りが1棟になりますとの答弁がありました。 委員より、奈良渕は古くなってきて、いろいろとふぐあいがあると聞いている。総合改善事業ということで、多くお金をとりながら随時やっていくとは思うが、住んでいる人が困らないような形で、少しでも早く行っていただきたい。11号棟は始まったばかりということだが、そうなると4年ぐらいかかるのかの質疑に対し、当局より、屋上防水に関しては年次続けて実施していく予定であります。現在、年1棟のペースで進んでいるため、次年度以降で残り4年ということになりますとの答弁がありました。 ほかに質疑はなく、質疑を終結し、討論もなく、議案第71
号関係部分は採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。 以上が当委員会に付託されました全案件の審査の経過と結果でございます。当委員会の決定に対し、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって各委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過及びその結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 19番、岡村恵子議員。 (19番 岡村議員登壇)
◆19番(岡村恵子) それでは、討論を行わせていただきます。 議案第64号から議案第72号までのうち、議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定について、議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定について、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)、以上3議案について反対を申し上げます。それ以外の議案につきましては賛成を申し上げます。 反対議案、それぞれの理由を申し上げます。3議案とも共通して、
佐野インランドポート設置に関してであります。 議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定についてから申し上げますが、供用開始が平成29年度の秋を目指すという事業であります。早いうちの条例制定となりました。そもそもこの事業は、市民の暮らしから出発した事業ではなく、市長の公約実現をうたった事業であります。国土交通省が首都圏広域地方計画に盛り込んだ事業でありますが、企業誘致のための開発事業とも言えるものであります。 第1段階と銘打って、総合物流開発の核となる
インランドポートを佐野田沼インター産業団地内に整備し、
港湾物流の中心として機能させ、物流に関する企業及び輸出入企業誘致を促進させることとするとして、約8億円かけ、広さは1.1ヘクタールの事業であります。国の補助金は2億円ですから、市は約6億円の負担であります。 さらに、本命の第2段階とする出流原周辺の開発事業があります。全協で示された資料には、出流原パーキングエリア周辺に
インランドポートの拡張にも対応できる、物流を中心にしながらも製造業の進出も視野に入れた産業団地の造成を図ることとする。しかし、産業団地の整備には、市街化編入などの土地利用調整を含め諸課題があることから、平成32年度の定期線引き、もしくは状況が整った段階での地区計画による開発を見据え、準備に入ることとし、(仮称)
佐野インランドポート整備事業を優先し、進めることとするとしております。ですから、今回の条例制定の内容にとどまらない今後の事業展開を含んでいると言わなければなりません。 同じ資料の中には、第1段階に加え、第2段階とする出流原PA周辺総合物流開発整備事業の説明として、土地利用に関する調整、整備手法に関する調査、住民意向の調査、スマートインターチェンジなど事業化に向けた各種調査、調整を進め、
インランドポートを中心とした総合物流開発整備を図ると述べておりますように、今後本格的な展開が図られる今回の条例制定と言わなければなりません。 先日、その出流原PA周辺総合物流開発整備構想についての発表がありました。その広さは100ヘクタール、東京ドーム20個分とのことでした。これだけ大きな事業になるにもかかわらず、今回の条例制定に至る経過について、また市民にとってどのような意義があるのか、市当局の説明不足が際立ちました。今後の費用負担について、この事業で今後どれだけの投資が必要になってくるのか、はかり知れないということになります。このような理由から、この条例には賛同できません。 次に、議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定についてであります。その内容は、
吉田運送有限会社の1者のみでの指定となりました。ほかにも応募があったのかという質疑には、ほか1者は応募を取り下げたと述べておりました。事業者の提案についての資料要求の回答は、資料提供できません。佐野市情報公開条例第6条第2号の規定により、
指定管理候補者より提案された
事業計画や収支計画を公開することは、当該法人の競争上の地位、財産権、その他正統な利益を害するおそれがあるためとして、提供されませんでした。これでは市民の理解は得られません。さらに、この事業者とどのような協定を結ぶのかということに対する返事は、協定書締結は議会の議決後に行うため、現在のところ資料はございませんということでした。市が事業者への示した条件、事業者の提案の内容、そして協定の内容について公開すべきです。 次に、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)についてであります。佐野
インランドポート指定管理料として7,363万円が
債務負担行為として計上され、その期間は平成29年度から平成38年度まで10年間としております。要求し、いただいた資料によりますと、
指定管理料算定基礎資料の内訳は、1年目の平成29年度下半期で
指定管理料が3,029万7,000円であり、平成30年の2年目は
指定管理料が4,333万3,000円であり、その後の8年間はゼロということになっております。その後は事業者の収益だけとなっています。これは想定であると記載されています。そして、3年目には60%は到達できるだろうという、このできるだろうという、そのような答弁もありました。費用負担はこれだけにとどまらない可能性がある。そして、社会情勢の変化で、費用負担は発生はないのではなく、別途協議するということでありました。 平成25年3月に提出された検討委員会報告書では、次のように述べています。事業手法として、民間管理方式、PFI、
指定管理者の3ケースについて概算収支の検討を行いました。検討の結果、民間管理方式では健全運営ができない結果となり、PFI及び
指定管理者の場合、公共からの初期投資あるいは運営期間中に負担金が生じる結果となりましたが、それぞれの事業手法には、メリット、デメリットがあり、今後の検討課題となりましたと述べられています。この
指定管理者の場合、公共からの初期投資あるいは運営期間中に負担が生じる結果となったと。このことを市当局はどのように考えているのでしょうか。事業者に利益が上がれば市にも還元金をなどと述べていましたが、協定書を明らかにされない以上、
指定管理料以外に今後どれだけの負担が求められてくるのか、不鮮明であります。これでは賛同することはできません。 以上の理由で、これら3議案について反対いたします。あとの議案につきましては賛成をいたします。 以上です。
○議長(
篠原一世) 25番、山口孝議員。 (25番 山口議員登壇)
◆25番(山口孝) ただいまから政風会を代表いたしまして、今議会に上程されております議案第64号 佐野市
行政財産使用料条例の改正についてから議案第72号 平成28年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)補正予算(第1号)までの9件の全議案について、賛成の立場で討論いたします。 今議会に上程されております9議案のうち、特に今多くの市民並びに市内外から注目され関心の高い
インランドポート関連の議案第68号、議案第70号、議案第71号、3議案に絞りまして賛成の趣旨を申し上げます。 まず初めに、議案第68号 佐野市
佐野インランドポート条例の制定についてであります。振り返りますと、岡部市長が平成17年6月議会、初当選した6月議会での施政方針の中で触れられました内陸コンテナターミナル構想は、その後、平成22年の佐野市内陸型コンテナターミナル研究会報告書に続いて、平成24年2月の
インランドポート構想、さらに翌年の平成25年3月に
インランドポート事業計画等調査結果が発表されたところであります。そして、平成26年5月30日の議員全員協議会において、出流原PA周辺総合物流開発整備方針の第1段階に基づいて、今議会に
インランドポート条例議案が上程されました。 端的に申しますと、この11年間もの長い間、待ち望んでおりました、本市の将来像であります
交流拠点都市の実現、地域産業の振興と活性化、雇用の創出と確保などなど、これまでの夢と希望がいよいよ本格的に動き出したことに、本当に胸が高鳴り、心がときめく思いでございます。 特に、条例の第4条、
指定管理者による管理については、前述の
インランドポート事業計画等
調査報告書の中で、シナリオ、直訳すれば台本、脚本でしょうが、そのシナリオCとして、民設民営、PFI、公設民営の3方式が詳細に検討されておりましたが、最終的に公設民営の
指定管理者方式は、まさに的を射た行政側の決断であり、もろ手を挙げて賛成するところでございます。 続いて、議案第70号
佐野インランドポートの
指定管理者の指定についてであります。正直申しますと、
指定管理者の応募企業数が1者という現実は、信じがたい気持ちではございます。しかし、佐野市が内陸コンテナターミナルから新たに
インランドポート、内陸
港湾を目指すことになった基本的な見解は、従来から数多くのところに設置されているインランド・デポ、つまりコンテナの集配、荷詰め、取り出しや、空コンテナの一時保管等の貿易貨物基地から複数の船会社が共同でコンテナを利用し、コンテナの集配、保管等を
港湾内にあるデポ同様の機能を持たせた内陸部の物流拠点を目指すことにあると思います。つまり、今までのバンブール業務ではコンテナは船会社の持ち物でありますから、空コンテナの返却猶予期間というのは、フリータイムというのがありまして、四、五日から2週間程度と言われておりますが、議案第70号で提案されております
指定管理者の候補企業は輸入の空コンテナを港に回送せずに、自社のインランド・デポで一時保管し、輸出業者向けのコンテナとして活用するラウンドユース業務の先駆者として高い評価を得ていると聞きます。このことは、佐野市が長期間にわたり調査研究してきた
インランドポート、内陸
港湾機能の真髄であると考えます。
指定管理者のラウンドユース業務の一層の拡大、発展を期待するとともに、本議案に賛成いたします。 次に、議案第71号 平成28年度佐野市
一般会計補正予算(第1号)の第2表、
債務負担行為の補正についてであります。佐野
インランドポート指定管理料として7,363万円が
債務負担行為の追加補正として提案されております。そして、
総務常任委員会においては、
指定管理料の向こう10年間の試算案が収入支出の科目ごとに詳細な参考資料として示されました。この内容は、平成25年の
インランドポート事業計画等調査報告による収入支出の設定より、はるかに早く黒字化になる内容であります。今後予想できない物流貨物の取扱量や、社会経済情勢により数値的な変化が生じることも考えられますが、現時点での推計値として理解できる内容でありますので、
債務負担行為を含めた補正予算に賛成いたします。 以上、時間の関係も勘案して触れませんでした6議案を含め、全議案に賛成であります。各議員の賛同をお願い申し上げまして、政風会を代表して賛成討論といたします。
○議長(
篠原一世) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第64号から第72号まで、以上9件を採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。 議題のうち、まず議案第64号から第67号まで、以上4件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第64号から第67号まで、以上4件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号及び議案第71号、以上2件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、議案第70号及び議案第71号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
○議長(
篠原一世) 日程第2、陳情第1号を閉会中の
継続審査とすることについてを議題といたします。
総務常任委員会委員長より陳情第1号について、
会議規則第103条の規定による閉会中の
継続審査の申し出がありました。 なお、申出書はお手元に配布のとおりでございます。提出された申出書の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
総務常任委員会 委員長 本 郷 淳 一 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の事件について、閉会中の
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 事 件 陳情第1号 「川の日を国民の祝日に定めること」を求める意見書に関する陳情 2 理 由 本件は、更に慎重審査を行う必要があるため
○議長(
篠原一世) これより陳情第1号を閉会中の
継続審査とすることについて採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。
総務常任委員会委員長からの申し出のとおり、本件を閉会中の
継続審査とすることに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、陳情第1号は閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
○議長(
篠原一世) 日程第3、各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続審査についてを議題といたします。 各
常任委員会委員長及び
議会運営委員会委員長より、
会議規則第103条の規定による閉会中の
継続審査の申し出がありました。なお、申出書は、お手元に配布のとおりでございます。提出された申出書の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載することにいたします。 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
総務常任委員会 委員長 本 郷 淳 一 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の審査事件について、閉会中もなお
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 審査事件 (1)市行政の総合的企画及び広域行政等の調査に関すること。 (2)国際交流の調査に関すること。 (3)行財政の運営及び実態の調査に関すること。 (4)庁舎の管理及び整備並びに財産管理の調査に関すること。 (5)市税の賦課徴収の状況調査に関すること。 (6)防災及び危機管理対策に関すること。 (7)地域情報化及び行政情報化の施策調査に関すること。 (8)
消防・救急体制に関すること。 (9)その他所管事項に関すること。 2 理 由 案件審査に資するため、なお引き続き調査を必要とするため 3 期 間 委員の任期中 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
厚生常任委員会 委員長 小 暮 博 志 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の審査事件について、閉会中もなお
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 審査事件 (1)清掃事業及び環境保全対策に関すること。 (2)市民生活及び交通安全施策の調査に関すること。 (3)社会福祉施策の充実に関すること。 (4)児童の健全育成及び子育て支援施策の調査に関すること。 (5)国民健康保険事業の調査に関すること。 (6)介護保険事業の調査に関すること。 (7)保健医療施策の調査に関すること。 (8)病院事業の調査に関すること。 (9)その他所管事項に関すること。 2 理 由 案件審査に資するため、なお引き続き調査を必要とするため 3 期 間 委員の任期中 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
経済文教常任委員会 委員長 大 川 圭 吾 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の審査事件について、閉会中もなお
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 審査事件 (1)商工業の振興策の調査に関すること。 (2)農林畜産業の振興策の調査に関すること。 (3)農山村の振興策の調査に関すること。 (4)芸術文化の振興策及び文化財の保護施策の調査に関すること。 (5)学校教育の充実策の調査に関すること。 (6)生涯学習及び社会教育施策の調査に関すること。 (7)コミュニティ活動の調査に関すること。 (8)観光及びスポーツ振興策の調査に関すること。 (9)その他所管事項に関すること。 2 理 由 案件審査に資するため、なお引き続き調査を必要とするため 3 期 間 委員の任期中 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
建設常任委員会 委員長 鈴 木 靖 宏 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の審査事件について、閉会中もなお
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 審査事件 (1)都市計画及びまちづくりの整備状況の調査に関すること。 (2)道路及び橋りょうの新設、改良及び管理状況の調査に関すること。 (3)河川の補修及び管理状況の調査に関すること。 (4)上下水道事業の整備及び拡充に関すること。 (5)市営住宅等の整備及び管理並びに建築行政の調査に関すること。 (6)土地区画整理事業の調査に関すること。 (7)公園の管理及び整備並びに緑地事業の調査に関すること。 (8)その他所管事項に関すること。 2 理 由 案件審査に資するため、なお引き続き調査を必要とするため 3 期 間 委員の任期中 平成28年6月17日
佐野市議会議長 篠 原 一 世 様
議会運営委員会 委員長 井 川 克 彦 閉 会 中 の 継 続 審 査 申 出 書 本委員会は、次の審査事件について、閉会中もなお
継続審査を要するものと決定しましたので、
会議規則第103条の規定により申し出ます。 1 審査事件 (1)会期日程、一般質問その他の議会の運営に関すること。 (2)
会議規則、委員会条例等に関すること。 (3)
議事日程その他の議長の諮問に関すること。 2 理 由 案件審査に資するため、なお引き続き調査を必要とするため 3 期 間 委員の任期中
○議長(
篠原一世) お諮りいたします。 各
常任委員会委員長及び
議会運営委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。
○議長(
篠原一世) この際、申し上げます。 ただいま市長から議案が追加提出されました。 この際、職員に議案第73号を配布させます。 (職員配布)
○議長(
篠原一世) お諮りいたします。 これを日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、議案第73号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 これより議案第73号を議題といたします。 本案については、26番、春山敏明議員の一身上に関する事件でありますので、本案が確定するまで、
地方自治法第117条の規定により、春山敏明議員の退席を求めます。 (26番 春山議員退席)
○議長(
篠原一世) 本案は、
監査委員の選任につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) ただいま追加提出いたしました議案第73号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
監査委員を選任することについて議会の同意をお願いする案件でございます。本市の議員のうちから選任されました
監査委員の山口孝様は5月31日に退任されましたので、その後任者といたしまして春山敏明様を選任したいと考え、提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただきまして、ご同意いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
篠原一世) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論を省略することに決定いたしました。 これより議案第73号を採決いたします。 採決は電子表決システムにより行います。 原案に同意することに賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。 (表 決)
○議長(
篠原一世) 押し間違いありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第73号は同意することに決定いたしました。 退席されました春山敏明議員の出席を求めます。 (26番 春山議員着席)
○議長(
篠原一世) これより、ただいま
監査委員に選任されました春山敏明議員に就任のご挨拶をお願いいたします。 26番、春山敏明議員。 (26番 春山議員登壇)
◎26番(春山敏明) ご挨拶申し上げます。 ただいま
監査委員に選任をいただきまして、まことにありがとうございます。もとより大変重要な職務でございます。佐野市市民のために一生懸命頑張りますので、ひとつよろしくお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
篠原一世) 以上をもって
監査委員の就任のご挨拶を終わります。
○議長(
篠原一世) この際、申し上げます。 議席の一部変更を行いたいと思います。 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、議席の一部変更についてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 議席の一部変更についてを議題といたします。 議席番号及び氏名を職員に朗読させます。 議事課長。
◎議事課長(高橋幸男) 朗読いたします。 蓼沼一弘議員の議席15番を24番、若田部治彦議員の議席24番を15番。 以上で朗読を終わります。
○議長(
篠原一世) お諮りいたします。 ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
篠原一世) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することに決定いたしました。 以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。 これをもって平成28年第2回佐野市議会定例会を閉会いたします。 午前11時11分閉会...