平成21年 2月 定例会(第1回) 平成21年第1回
佐野市議会定例会会議録(第1号)2月20日(金曜日) 出席議員(31名) 1 番 岡 村 恵 子 2 番 鶴 見 義 明 3 番 大 川 圭 吾 4 番 本 郷 淳 一 5 番 若 田 部 治 彦 6 番 春 山 敏 明 7 番 金 子 保 利 8 番 蓼 沼 一 弘 9 番 荒 井 仁 市 10 番 赤 坂 孜 11 番 飯 田 昌 弘 12 番 篠 原 一 世 13 番 山 菅 直 己 14 番 青 木 栄 吉 15 番 荒 居 聰 16 番 山 口 孝 17 番 寺 内 冨 士 夫 18 番 内 田 清 美 19 番 義 本 美 智 江 20 番 林 敬 忠 21 番 平 塚 敏 夫 22 番 藤 倉 義 雄 23 番 佐 瀬 實 24 番 岩 崎 俊 道 26 番 飯 塚 昭 和 27 番 山 越 密 雄 28 番 笠 原 敏 夫 29 番 亀 田 清 30 番 長 島 明 二 31 番 高 橋 功 32 番 寺 内 一 夫 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者 市 長 岡 部 正 英 副 市 長 野 城 良 弘 副 市 長 石 田 正 已 総 合 寺 岡 敏 男 政 策 部長
総合政策部 林 行 雄 行 政 青 木 勇 次 長 経 営 部長 市 民 丸 山 精 一 健 康 落 合 潔 生 活 部長 福 祉 部長
健康福祉部 藤 掛 正 男 産 業 落 合 昭 雄 次 長 文 化 部長 都 市 篠 山 俊 夫
会計管理者 湯 澤 保 夫 建 設 部長 水 道 局長 須 永 昇 教 育 長 落 合 一 義 教 育 竹 川 常 光 生 涯 大 森 博 総 務 部長 学 習 部長 監 査 委員 増 田 孝 一
農業委員会 塚 田 芳 夫 事 務 局長 事 務 局長
事務局職員出席者 事 務 局長 大 川 勇 議 事 課長 岡 崎 稔 議事日程第1号 日程第 1 会期の決定について 日程第 2
会議録署名議員の指名について 日程第 3 佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について 日程第 4 議案第 1号
教育委員会委員の任命について 日程第 5 議案第 2号
教育委員会委員の任命について 日程第 6 議案第 3号 監査委員の選任について 日程第 7 議案第 4号
公平委員会委員の選任について 日程第 8 議案第 5号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第 9 議案第 6号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第10 議案第 7号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第11 議案第 8号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第12 議案第 9号 佐野市住宅用新エネルギー及び
省エネルギー機器導入支援事業基金条例の制定につ いて 〃 議案第10号 佐野市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について 〃 議案第11号 佐野市
農業近代化施設等整備支援事業基金条例の制定について 〃 議案第12号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第7号) 〃 議案第13号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号) 日程第13 議案第42号 平成21年度佐野市
一般会計予算 〃 議案第43号 平成21年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算 〃 議案第44号 平成21年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)予算 〃 議案第45号 平成21年度佐野市
公共下水道事業特別会計予算 〃 議案第46号 平成21年度佐野市
老人保健事業特別会計予算 〃 議案第47号 平成21年度佐野市
農業集落排水事業特別会計予算 〃 議案第48号 平成21年度佐野市
自家用有償バス事業特別会計予算 〃 議案第49号 平成21年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)予算 〃 議案第50号 平成21年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)予算 〃 議案第51号 平成21年度佐野市
後期高齢者医療特別会計予算 〃 議案第52号 平成21年度佐野市
水道事業会計予算 〃 議案第53号 平成21年度佐野市
病院事業会計予算 日程第14 議案第14号 佐野市
認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の改正について 〃 議案第15号 佐野市長、副市長及び教育長の給与の特例に関する条例の改正について 〃 議案第16号 佐野市職員の給与に関する条例の改正について 〃 議案第17号 佐野市財政状況の公表に関する条例の改正について 〃 議案第18号 佐野市手数料条例の改正について 〃 議案第19号
佐野市立吉澤記念美術館基金条例の制定について 〃 議案第20号
佐野市民会館条例の廃止について 〃 議案第21号 佐野市医療費助成に関する条例の改正について 〃 議案第22号 佐野市
保育園児通園バス条例の廃止について 〃 議案第23号 佐野市
デイサービスセンター条例の制定について 〃 議案第24号 障害の表記の変更に伴う関係条例の整理について 〃 議案第25号 佐野市福祉の家条例の制定について 〃 議案第26号 佐野市
介護保険条例の改正について 〃 議案第27号 佐野市
観光物産会館条例の改正について 〃 議案第28号 佐野市
指定金融機関の指定について 〃 議案第29号 栃木県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県市町村総
合事務組合規約の変更について 〃 議案第30号 二宮町が栃木県
市町村総合事務組合から脱退することに伴う財産処分について 〃 議案第31号 栃木県
後期高齢者医療広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県後期
高齢者医療広域連合規約の変更について 〃 議案第32号 市道路線の認定について 〃 議案第33号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第8号) 〃 議案第34号 平成20年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号) 〃 議案第35号 平成20年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 〃 議案第36号 平成20年度佐野市
自家用有償バス事業特別会計補正予算(第4号) 〃 議案第37号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第4号) 〃 議案第38号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第 3号) 〃 議案第39号 平成20年度佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 〃 議案第40号 平成20年度佐野市
水道事業会計補正予算(第1号) 〃 議案第41号 平成20年度佐野市
病院事業会計補正予算(第3号) 本日の会議に付議した事件 日程第 1 会期の決定について (平成21年2月20日~3月13日)22日間 日程第 2
会議録署名議員の指名について (1番
岡村恵子議員、31番 高橋 功議員) 日程第 3 佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について 日程第 4 議案第1号について (提案説明、質疑、表決) 日程第 5 議案第2号について (提案説明、質疑、表決) 日程第 6 議案第3号について (提案説明、質疑、表決) 日程第 7 議案第4号について (提案説明、質疑、表決) 日程第 8 議案第5号について (提案説明、質疑、表決) 日程第 9 議案第6号について (提案説明、質疑、表決) 日程第10 議案第7号について (提案説明、質疑、表決) 日程第11 議案第8号について (提案説明、質疑、表決) 日程第12 議案第9号から第13号までについて (提案説明、質疑、討論、表決) 日程第13 議案第42号から第53号までについて (提案説明) 日程第14 議案第14号から第41号までについて (提案説明) 追加日程 議案第54号 佐野市・藤岡町
合併協議会の設置について
○議長(飯塚昭和) 開会に先立ち、事務局長に
出席議員数及び本日の議事日程について報告させます。 事務局長。
◎事務局長(大川勇) ご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数及び本日の議事日程についてご報告申し上げます。 ただいまの
出席議員数は31名でございます。 なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配布してございます議事日程第1号のとおりでございます。日程第1、会期の決定について、日程第2、
会議録署名議員の指名について、日程第3、佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について、日程第4、議案第1号について、日程第5、議案第2号について、日程第6、議案第3号について、日程第7、議案第4号について、日程第8、議案第5号について、日程第9、議案第6号について、日程第10、議案第7号について、日程第11、議案第8号について、日程第12、議案第9号から第13号までについて、日程第13、議案第42号から第53号までについて、日程第14、議案第14号から第41号までについて、以上のとおりでございます。 次に、本日お手元に配布いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか、
会議予定表、付議事件表(その2)、
事務報告書、
地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による
出席者一覧表、
一般質問通告一覧表及び佐野市
総合計画前期基本計画(平成19~21年度)実施計画(平成21年度版)でございますので、お改めをいただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 午前10時04分開会
○議長(飯塚昭和) ただいまより平成21年第1回
佐野市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。
○議長(飯塚昭和) 本
定例会開会に当たり、2月13日及び本日、
議会運営委員会を開催いたしました。よって、その結果を委員長より報告を求めることにいたします。
議会運営委員会委員長、荒井仁市議員。 (委員長
荒井議員登壇)
◎
議会運営委員会委員長(荒井仁市) 皆さん、おはようございます。ただいまから
議会運営委員会の報告をいたしたいと思います。 平成21年第1回
佐野市議会定例会開会に当たり、去る2月13日に開催されました
議会運営委員会の結果についてご報告を申し上げます。 まず、佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙につきましては、本年6月2日をもって任期満了となりますので、
地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により選挙を行うものでございます。なお、選挙の方法につきましては、先例により委員及び補充員とも指名推選で行うことに決定いたしました。 次に、議案の取り扱いでございますが、議案第1号から第8号までにつきましては、人事に関する案件でございますので、提案理由の説明、質疑の後、先例により委員会の付託及び討論は省略し、即決することに決定いたしました。 次に、議案第9号から第13号までにつきましては、早急に事務事業の実施が求められていることから、提案理由の説明、質疑の後、委員会の付託は省略し、即決することに決定いたしました。 次に、議案第14号から第32号まで及び議案第34号から第41号までにつきましては、提案理由の説明、質疑の後、いずれも所管の
常任委員会に付託し、審査をお願いし、議案第33号の
一般会計補正予算(第8号)につきましては、関係部分を所管の
常任委員会に分割付託して審査をお願いすることに決定いたしました。 次に、議案第42号から第53号まで、以上12件の平成21年度
一般会計予算、各
特別会計予算、
水道事業会計予算及び
病院事業会計予算につきましては、提案理由の説明、質疑の後、議員全員をもって構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査をお願いすることに決定いたしました。 引き続いて、本日、本会議開会前に開かれました
議会運営委員会についてご報告を申し上げます。
今期定例会に議案1件が追加提出されました。この取り扱いにつきましては、本日の日程に追加し、議題とし、提案理由の説明、質疑の後、委員会の付託は省略し、即決することに決定いたしました。 会議予定、議事日程につきましては、本日お手元に配布してありますとおりでございます。 以上を勘案して、
今期定例会は本日から3月13日までの都合22日間と決定した次第でございます。 以上、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、報告といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上で
議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。
○議長(飯塚昭和) この際、日程に入るに先立ち、事務局長に諸般にわたり報告させます。 事務局長。
◎事務局長(大川勇) ご報告を申し上げます。 平成20年第4回
佐野市議会定例会以降の
事務取り扱いにつきましては、お手元に配布してございます
事務報告書のとおりでございますので、朗読を省略させていただきまして、本報告書をもってご了承いただきたいと思います。 次に、
地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配布してございます一覧表のとおりでございますので、ご了承いただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 事 務 報 告 書 佐 野 市 議 会 平成20年12月5日開会し、12月19日閉会した平成20年第4回
佐野市議会定例会以降の取扱事項を次のとおり報告します。 1 議長会議について ・1月28日 館林市において両毛六
市議会議長会議員研修会が開催され、「世界の水問題、両毛六市の水問題とそ の行方」と題しての研修が行われました。 2 報告受理について 監査委員から次のとおり報告を受理しました。 ・平成20年度11月分、12月分及び1月
分例月出納検査結果報告 ・平成20年度11月分、12月分及び1月
分例月出納検査結果報告(
水道事業会計) ・平成20年度11月分、12月分及び1月
分例月出納検査結果報告(
病院事業会計) ・平成20年度定例監査結果報告
総合政策部(
政策調整課、財政課、秘書課、市民税課、資産税課、収納課、
市民病院対策課) 行政経営部(行政経営課、
危機管理課、消防室、人事課、
人材育成センター、情報政策課、契約検査課)
教育委員会事務局(
教育総務課、
学校教育課、
教育センター、学校給食課、第1・第2・第3
学校給食センタ ー、生涯学習課、集会所、
少年指導センター、図書館、
視聴覚ライブラリー、郷土博物館、葛生 化石館、葛生伝承館、
吉澤記念美術館、
公民館管理課、
スポーツ振興課、
運動公園管理事務所) 水道局(総務課、工務課、田沼営業所、葛生営業所)
健康福祉部(
社会福祉課、
障害福祉課、
障害者福祉の家、
医療保険課、診療所、いきいき高齢課、福祉センタ ー、
デイサービスセンター、
生きがい工房、シルバーワークプラザ、ふれあい館、いきいき元気 館、清和荘、
介護保険課、
健康増進課、
保健センター、
子育て支援課、こどもの国、児童館、こ どもクラブ、保育所、
市民病院管理課)
議会事務局、会計課、
選挙管理委員会、
監査委員事務局、
公平委員会、
固定資産評価審査委員会 3 他
市議会議員が次のとおり来庁されました。 ・2月5日 愛知県
岡崎市議会議員一行 3名 ・2月5日 長野県
上田市議会議員一行 9名(以 上)
○議長(飯塚昭和) これより日程に入ります。 日程第1、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月13日までの22日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、1番、
岡村恵子議員、31番、高橋功議員を指名いたします。 以上のとおりお願いいたします。
○議長(飯塚昭和) 日程第3、佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。 本件については、本年6月2日をもって任期満了となりますので、その後任者を選挙するものでございます。 これより選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法は、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。 次にお諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員を指名いたします。委員に佐野市赤見町3228番地2、星野雅昭様、佐野市中町844番地、牛久良一様、佐野市堀米町311番地4、横堀昇様、佐野市船越町1956番地3、田中吉彦様、いずれも所属政党はございません。以上4名を指名いたします。 次に、補充員、佐野市葛生東3丁目1番1号、白石俊夫様、佐野市浅沼町403番地、栗原康男様、佐野市町谷町3番地、末吉冨佐子様、佐野市戸室町649番地、亀田和幸様、いずれも所属政党はございません。以上4名を指名いたします。なお、補充員の順位は、指名の順位のとおり定めることにしたいと思います。 お諮りいたします。ただいまの被指名人をもって当選人と定め、補充員の順位は指名の順位のとおりとすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、佐野市
選挙管理委員会委員及び補充員は、ただいまの被指名人をもって当選人と定め、補充員の順位は指名の順位によることに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第4、
市長提出議案第1号を議題といたします。 本案は、
教育委員会委員の任命につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、議案第1号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
教育委員会委員の任命について議会の同意をお願いする案件でございます。本市の
教育委員会委員のうち、長尾宏道様は本年5月18日をもって任期満了となりますので、その後任者を任命する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き長尾宏道様を任命したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第1号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第1号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第5、
市長提出議案第2号を議題といたします。 本案は、
教育委員会委員の任命につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第2号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
教育委員会委員の任命について議会の同意をお願いする案件でございます。本市の
教育委員会委員のうち、落合一義様は本年5月18日をもって任期満了となりますので、その後任者を任命する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き落合一義様を任命したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第2号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第2号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第6、
市長提出議案第3号を議題といたします。 本案は、監査委員の選任につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第3号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、監査委員の選任について議会の同意を求める案件でございます。本市の監査委員のうち、白澤幸治様は本年6月2日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き白澤幸治様を選任したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第3号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第3号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第7、
市長提出議案第4号を議題といたします。 本案は、
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第4号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
公平委員会委員の選任について議会の同意を求める案件でございます。本市の
公平委員会委員のうち、津布久康憲様は本年6月2日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き津布久康憲様を選任したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第4号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第4号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第8、
市長提出議案第5号を議題といたします。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第5号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求める案件でございます。本市の人権擁護委員、熊倉セツ子様は本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推薦する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き熊倉セツ子様を推薦したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第5号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第5号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第9、
市長提出議案第6号を議題といたします。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第6号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求める案件でございます。本市の人権擁護委員、田沼悦子様は本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推薦する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き田沼悦子様を推薦したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第6号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第6号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第10、
市長提出議案第7号を議題といたします。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第7号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求める案件でございます。本市の人権擁護委員、大川博子様は本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推薦する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き大川博子様を推薦したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第7号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第7号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第11、
市長提出議案第8号を議題といたします。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求める案件であります。 これより当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) 議案第8号について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求める案件でございます。本市の人権擁護委員、半谷昌弘様は本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任者を推薦する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き半谷昌弘様を推薦したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第8号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第8号は同意することに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) 日程第12、
市長提出議案第9号から第13号まで、以上5件を一括して議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、議案第9号から議案第13号までについて順次提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第9号 佐野市住宅用新エネルギー及び
省エネルギー機器導入支援事業基金条例の制定についてでございますが、住宅用太陽光発電システム等の導入の支援により、低炭素社会づくりの推進を図ることを目的といたしまして交付される交付金を適正に管理運営するため本条例を制定したいので、提案するものでございます。 次に、議案第10号 佐野市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてでございますが、介護報酬改定による介護保険料の上昇を抑制し、被保険者の負担の軽減を図ることを目的として交付される交付金を適正に管理運営するため本条例を制定したいので、提案するものでございます。 次に、議案第11号 佐野市
農業近代化施設等整備支援事業基金条例の制定についてでございますが、農業近代化施設の整備及び農業機械の導入の支援により、農山村の活性化を図ることを目的として交付される交付金を適正に管理運営するため本条例を制定したいので、提案するものでございます。 続きまして、別冊の平成20年度佐野市補正予算書により説明を申し上げます。1ページをお開きください。初めに、議案第12号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第7号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、2ページから3ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり23億2,750万1,000円の追加をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費といたしましては、4ページから5ページにかけての第2表、繰越明許費のとおり定額給付金給付事業ほか8事業について繰り越しをお願いするものでございます。 それでは、10ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。14款国庫支出金でございますが、23億4,165万9,000円の追加でございます。主な内容は、定額給付金給付事業費補助金でございます。 次に、15款県支出金でございますが、126万円の追加でございます。内容は、障害者自立支援特別対策事業費補助金でございます。 次に、18款繰入金でございますが、1,541万8,000円の減額でございます。内容は、財政調整基金繰入金でございます。 12ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。2款総務費でございますが、19億8,381万5,000円の追加でございます。内容は、定額給付金給付事業費でございます。 次に、15ページにかけての3款民生費でございますが、8,134万4,000円の追加でございます。内容は、障害者自立支援法等改正施行円滑化特別支援事業費及び子育て応援特別手当支給事業費でございます。 次に、4款衛生費でございますが、4,000万円の追加でございます。内容は、住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器導入支援事業基金積立金でございます。 次に、6款農林水産業費でございますが、3,543万円の追加でございます。主な内容は、農業近代化施設等整備支援事業基金積立金でございます。 16ページをお開きください。7款商工費でございますが、8,400万円の追加でございます。内容は、観光施設等案内看板更新事業費及び人間国宝田村耕一陶芸館等日大ビル取得事業費でございます。 次に、8款土木費でございますが、889万6,000円の追加でございます。内容は、市道界229号線外道路改良事業費でございます。 次に、19ページにかけての9款消防費でございますが、9,401万6,000円の追加でございます。主な内容は、消防団ポンプ自動車購入事業費でございます。 23ページをお開きください。議案第13号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、24ページから25ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり6,283万6,000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、30ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款国庫支出金でございますが、6,283万6,000円の追加でございます。内容は、介護従事者処遇改善臨時特例交付金でございます。 歳出について説明を申し上げます。5款基金積立金でございますが、6,283万6,000円の追加でございます。内容は、介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金でございます。 以上が議案5件についての概要でございます。どうぞよろしくご審議をいただき、原案のとおりお認めくださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 16番、山口孝議員。 (16番 山口議員登壇)
◆16番(山口孝) それでは、議案第9号、第10号、それから第11号、第12号、今まとめて上程された案件について質疑申し上げたいと思います。 1点目の議案第9号 佐野市住宅用新エネルギー及び
省エネルギー機器導入支援事業基金条例の制定についてということですが、一つは、まずこれは基金条例というのは提案のとおりで、4,000万円基金を積み立てるということであります。事業上、なぜこれが事務事業の開始を早くしなくてはならないのかというのが疑問なところなのです。つまり、定額給付金とは別でありまして、これは条例をつくって、そっくり4,000万円次年度に回して事業をするという。今なぜ初日に即決で、これは決めることになるのかということが一つの疑問でありまして、例えば今も市長が説明されましたように議案第33号の
一般会計補正予算の中でもいいだろうし、そしてそこに国の支出金として一たん入ってきたのは、次年度に使うのですよということになれば繰越明許費ということでもいいわけですが、事務事業とのかかわりもあるのでしょうが、なぜ初日に提案して即決するのか、理由をお伺いしておきたいと思うのです。 それから、もう一つは、この関係については同じですね、議案第10号の介護保険の関係もそうです。今年度受けて、来年度に使うということですから、事務事業で、今忙しいので、どうしても初日に即決するというのがわからないということです。 同様に、議案第11号の農業近代化もそうです。同じ趣旨でございますので、考え方は同じだと思いますので、一括ご答弁いただければというふうに思っています。 それから、もとへ戻りますが、議案第9号についてですが、平成21年度予算書を見ると4,300万円、まあ300万円は一般財源を使うのでしょうが、補助金を支出することになっておりますが、具体的には、これは
予算審査特別委員会のほうで質疑することになると思いますが、住宅用新エネルギー及び省エネルギーの機器導入支援に対する具体的な考え方、それから補助割合等々が、この基金の積み立て条例とあわせてどういうふうに考えたらいいのかということで、改めて今後そういう細部については、この条例に関連して議会のほうに提案が出てくるのか。いや、そうではなくて、平成21年度の
一般会計予算の中で、それは明らかになるのか、その辺はちょっとお聞きしておきたいと思うのです。基本的な考えです。そして、新エネルギーというのはいろいろあるわけですから、これはどういうものを市長が支出するのかということで、例えば今まで新エネルギーの利用等の促進に関する特別措置法という法律もあるわけですね。これとの関係でいうならば、例えばバイオマス発電とか、給湯、冷房の太陽熱パネルとか、太陽光発電とか、風力発電とか、いろいろあるわけですが、それらも一括して、これは新エネルギー及び省エネルギー機器導入支援事業の基金として、佐野市は来年度以降、そういう希望があった家庭、一般市民に補助するということなのか、その辺の基本的な考え方をお伺いしておきたいと思うのです。 それから、先ほども言いました議案第10号に入りますが、佐野市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についても、これも考え方は同じですね。6,283万6,000円の基金を積み立ててということになるわけです。今年度ではないわけですね。そして、平成21年度は介護報酬改定分3%の全額を使って、平成22年度は半額を減額する、これはわかるのですよ。それはわかるのですが、なぜそれが緊急に今事務を始めなくてはならない、即決しなくてはならないのか。先ほども言いましたように委員会付託とか、最終日でも間に合うのではないかという疑問があると、そういうことであります。 それから、本条例の第5条では、逆に電算処理システムの整備に要する費用等も含まれるというふうにうたっているわけです、条例では。そうすると、これは国からの支出金として歳入される6,283万6,000円というのは、あくまでも介護従事者処遇改善臨時特例基金だというふうになると、この表題、国の考え方と、本市は電算処理システムまで使ってしまいますよと、こういうことになるのかというと、ちょっとそこがしっくりいかない気がするものですから、この兼ね合いをお伺いしておきたいと思います。 それから、処遇改善臨時特例基金の処分に当たっては、具体的には先ほども言いましたように今後新年度予算の質疑になるかとは思うのですが、ただ心配なのは、私たちが見えないのは、新年度の予算を見ても、この3%部分というのが、そこに働く介護従事者の処遇改善にどういうふうに、本当に大丈夫なのかという心配があるわけです。つまり、介護保険給付費の平成21年度の予算と、それから前年度、平成20年度の予算を比較しても、これは5%アップになっているわけです。だけれども、5%アップになっているけれども、居宅介護サービスというのは13%アップですし、平成20年度の当初予算と今度の新年度、平成21年度の予算では13.4%アップ、反面、施設介護では3.6%のアップ。したがって、一方を考えると、あくまでも国から支出された真意、本当の意味での介護従事者処遇改善に本当に回せるのかどうかというのが心配なのですが、それは細かいことは別にして、いや、そういう心配はなく、佐野市においても、例えば介護保険、議案第49号では、こういう形で入っていますとか、基本的な考え方で結構です。細かいのは、先ほども言いましたように、これは別の場でやらなければならないと思います。 それから、同じように議案第50号の
介護サービス事業勘定予算とも関連するわけですから、それも大丈夫ですというふうに基本的な考え方だけをお聞かせ願いたいと思います。 それから、同じく議案第11号の農業近代化施設等整備支援事業も同じように3,000万円の預金を積み立てると、国の支出金3,000万円の歳入を受けて、そして積み立てて、来年度3,300万円、一般財源をちょっとふやしてやるのだということなのですが、それがなぜ緊急なのかと、同じような考え方であります。 今のは一括してで結構ですが、次に3,300万円の補助を歳出することになっていますが、これはあくまでも提案のとおり1年間の時限立法になっている、それはわかります。時限立法になっているのはわかりますけれども、後々いろいろな不満が出ないのかな。ことし機械を買ってしまった人は出ないわけですね。来年買えば出ると。再来年買う人は出ないことになるわけですね、この基金条例でいくと。果たしてそれで今後の農業近代化という面でいいのかなという気がするわけですね。例えば私も知っている人がというか、わずか3反ぐらいでもコンバインを買うと二百数十万するわけですから、それは来年度買うと、どのくらいの補助が出るかというのは、今回は積み立て条例なのであって、早目に考え方を出すということになるのか、その辺お聞きしておきたいと思います。 それから、関連して具体的機器導入支援事業の内容が基金条例、この条例だけではわからないと。個人の農家に、コンバインだの、トラクターを買うときに出すのか、それとも営農集団だけですよと、これは。あるいは大規模の、例えば4町以上やっている個人の農家には適用されるのですかというのは、基金条例だけだとわからないということで、この辺の考え方をお聞かせ願いたいと思います。 それから、補正予算です。これも基本的なものに絞って、ちょっとお伺いしておきたいと思うのですが、定額給付金事業補助金ということで、補助金そのものは19億948万円ですが、これについて基準日は2月1日というふうに聞いていますが、本市の場合の具体的な対象世帯数、それから対象世帯数にさらに18歳以下と65歳以上の人数を参考にお伺いしたいと思います。 それから、これこそ私に言わせれば膨大な事務事業を勘案するなら、今議会で即決というのは理解できるし、わかりますと、この部分においては。先ほどのはどうも理解できないけれどもと、こういうことになります。それで、これからどのくらいの業務量があるのか。私に言わせれば、今回は提案して、来週月曜日の議案質疑をしてから即決という、わずか3日おくれるぐらいでもいいのではないかという考え方もあったのではないかと思うのですよ。ところが、なぜきょう突然……まあ突然というのではないのですけれども、初日に即決議案とするのか。近隣の議会を見てみても、来週の2月27日開会という市議会もあるわけですから、何もきょうでなくて月曜日でもいいのではないかというような気もするし、月曜日でいいのではないかというのは私的な考えですが、なぜ早急にということで、いうならば、このくらいの事務量があるのだというふうに大まかで結構ですから、3月13日の最終日まで待てないというのはわかりますから、その辺の考え方をお聞かせ願いたいと思うのです。 それから、3つ目には、トータルで19億8,381万5,000円、これは補助金プラスいろいろな作業上の経費がかかっているのですが、あくまでもこれは概算払いなのかどうか。余ったらば、佐野市がほかに使える金なのか、くだらない質疑かもしれませんが、国へ返納するのか、足りなかったらば、要求して、再度国から来るのか、単純な考え方ですが、お聞かせ願いたいと思います。 それで、ここの項で一番気になったのは、この補正予算書の歳入、18款繰入金の関係です。財政調整基金へ1,541万8,000円戻すということですね、減額補正するということで、果たしてそういうのは問題ないのでしょうか、これが疑問です。つまり、今回の補正予算というのは、国庫支出金ですから、あくまでも定額給付金、国で決めて。関連法案を今やっていますよ、いつ来るかというのは別にして。国で出した金について、佐野市の場合には、先ほども繰越明許費で説明ありましたように何項目も繰越明許費として持っていくやつもあるし、基金に積む金もあるし、そういう中から財政調整基金のほうへ戻してしまうと、1,500万円。そういう手法は、国ではいいのかなということで、国から見た場合、それはちょっと待てよと。これは今言ったように国が2次補正の中で各自治体に支出する国庫支出金としてやるのだから、あくまでもこの金は使えと、それぞれの事業で。つまり、国の2次補正予算に伴う佐野市の歳入なのですから、1,541万8,000円分は、それぞれの事業に使って財政調整基金には戻さないというのが本当の考え方なのではないかなと、それがしっくりいかないということになるわけで、その辺の関係について、ぜひ明確なご答弁をお願いしたいと思います。 なお、あくまで基本的論議ですから、細かい事業の内容などは、先ほども言いましたように別の場だということで、今回の質疑にはなじまないと思いますので、答弁も、そういう気持ちでひとつよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(飯塚昭和) 当局の答弁を求めます。 まず、
総合政策部長。 (
総合政策部長 登壇)
◎
総合政策部長(寺岡敏男) 山口孝議員の質疑にお答えいたします。 まず、条例案を即決する理由についてのお尋ねでございますが、これはまとめてお答えさせていただきたいと思います。
地方自治法第222条第1項には、新たな予算措置が必要となる条例を提案しようとする場合、必要な予算措置が的確に講じられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならないとの規定がございます。今回の
一般会計補正予算(第7号)等の補正予算とのセットになるものとして、補正予算案とあわせて条例の即決をお願いしているものでございます。具体的には、今回の補正予算は、国の2次補正に呼応するものでございまして、特にお尋ねの基金条例につきましては、地域活性化生活対策臨時交付金の対象事業としているものでございます。この交付金については、緊急経済対策であるためにかなりの制約を受けております。通常の事務事業であれば繰越明許が認められますが、この交付金等対象となる事業は、補助金や交付金などの支出が主たる内容の場合、市から交付対象者に対し、交付決定を年度内に行わなければならないとされております。即決いただいても、その後交付対象者を募りますので、この制度の周知や申請手続などのプロセスを経ることから、交付決定までの事務処理を年度内に行うことは大変困難であると考えております。つまり、補助金等の交付を内容とする事業の繰り越しが認められておりません。こうしたことに対処するために本年度に基金へ積み立てて、来年度に基金から取り崩すことといたしました。この方法であれば、この交付金対象事業として採択され、新年度に交付対象者を募ることができますので、市民の皆さんが不利益をこうむることがなくなります。こうしたことから、補正予算と基金条例をセットで即決をお願いするものでございます。また、
介護保険事業特別会計における基金条例も同様に予算の単年度主義にかかわるものでございます。 次に、定額給付金についてお答えいたします。算出根拠につきましては、平成21年1月1日現在の住民基本台帳及び外国人登録原票に登録されている人数を算定根拠といたしました。対象世帯数は4万7,945世帯、対象者総数は12万5,834人で算定しております。また、18歳以下及び65歳以上の人数でございますが、18歳以下につきましては2万1,034人、65歳以上につきましては2万8,900人でございます。 次に、事務量の内容でございますが、給付対象者の把握につきましては、平成21年2月1日現在の住民基本台帳及び外国人登録原票に登録されている市民を対象といたします。 次に、市民への周知につきましては、広報紙やホームページを活用し、周知を図ってまいりたいと考えております。そして、給付申請につきましては、原則郵送受け付けを考えておりますが、窓口受け付け等につきましても検討中でございます。そのほか、振り込みの方法や郵送、窓口来庁が困難な方への対応等も検討しているところでございます。また、不透明な点が多くございますので、現在県を通して協議を重ねているところでございます。いずれにいたしましても、膨大な事務量になることは明らかでありまして、早急に準備を進めてまいりたいと考えております。 次に、給付開始の目途につきましては、国の希望として今年度の支給開始を望んでおりますが、本市においては、現在事務内容等と同様に検討中でございます。 次に、事務費に過不足が生じた場合の取り扱いでございますが、手順といたしましては、市の予算編成、国への交付申請、国からの交付決定となります。しかし、事業の終了時点におきまして、実績報告等を行うため、最終的には精算いたします。そのため、余った場合は、本市の裁量の余地は全くありませんので、すべて国へ返還するというものでございます。 次に、財政調整基金繰入金1,541万8,000円の減額補正についてのお尋ねでございますが、今回の
一般会計補正予算(第7号)につきましては、国の補正予算第2号に呼応するものでございます。基本的には国庫支出金や県支出金が全額充当され、一般財源は発生しないこととなりますが、実際の歳出予算執行に当たりましては、事業の執行残などによりまして、不用額のない100%執行というのは、現実的には難しいところでございます。そこで、確実に全額執行できる積立金などを除いて、一般財源を手当てしているのが今回の補正予算(第7号)でございます。また、この補正予算(第7号)のうち歳入、14款国庫支出金のまちづくり交付金2,300万円の増額計上がございますが、過日の全員協議会で配布いたしました資料のとおり、これは歳出予算の増額を伴わない歳入のみの増額補正となっております。この部分を除きますと、実質的には758万2,000円の上乗せをしていることになります。したがいまして、今回の財政調整基金繰入金の1,541万8,000円の減額補正につきましては、
一般会計補正予算(第7号)の全体の財源調整として措置しているものでございます。歳出の補正を伴わない歳入の追加補正額2,300万円がございますので、本来は、そのまま一般財源の減額、いわゆる財政調整基金の繰り入れをやめるということになるわけでございますが、先ほど申し上げましたとおり、一般財源として758万2,000円を充てたため、歳入の戻し、財政調整基金でございますが、差し引き1,541万8,000円について財政調整基金への繰入金を減額したものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 次に、市民生活部長。 (市民生活部長 登壇)
◎市民生活部長(丸山精一) 質疑にお答えします。 住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器導入支援に対する具体的な内容でございますが、温室効果ガス排出の削減に配慮した住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器の導入促進を積極的に図り、環境への負荷の少ない低炭素社会づくりを推進するため、機器を導入する方を対象に、その費用の一部を補助するものでございます。具体的な補助内容でございますが、新エネルギー機器として太陽光発電システムに出力1キロワット当たり7万円、上限21万円を90戸分、太陽熱を利用する温水器分離型に4万円を20戸分、一体型に2万円を20戸分、省エネルギー機器としてエコウィルなどのガス発電給湯器に4万円を5戸分、エコキュートなどのCO2冷媒ヒートポンプ給湯器に3万円を700戸分、エコジョーズなどの高効率給湯器に2万円を85戸分見込んでおります。なお、この基金につきましては、今後交付要綱を制定し、対応してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 次に、
健康福祉部長。 (
健康福祉部長 登壇)
◎
健康福祉部長(落合潔) 質疑にお答えを申し上げます。 私のほうからは議案第10号 佐野市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定につきましてのご質疑に順次お答えを申し上げます。まず最初に、国の特別対策の趣旨と本条例案の基金処分の内容の違いを伺いたいということでございます。この特別対策の趣旨につきましては、平成21年度の介護報酬改定、プラス3%でありますが、により介護従事者の処遇改善を図ることとしつつ、それに伴う介護保険料の急激な上昇の抑制等を行うものでございます。その施策として、平成21年度は報酬改定による保険料上昇分の全額、平成22年度上昇分の半額を国費により軽減するものであり、具体的には国からの交付金を原資に市に基金を設置し、その基金からの繰入金で保険料軽減分の補てんを行うものでございます。国からの交付金6,283万6,000円の内訳につきましては、第1号被保険者の介護保険料軽減分が5,701万3,000円、その他経費分が582万3,000円となっております。その他経費分582万3,000円につきましては、保険料軽減分とは別に、この軽減措置を実施するための附帯経費として高齢者人口に一律200円を乗じた額が交付されるものでございます。これら特別対策の内容を被保険者の方々に周知する経費及びこの対策の実施のためのシステム改修経費に充当していくものでございます。 次に、この基金の処分に当たって、議案第49号の
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)予算、それから議案第50号の
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)予算への反映状況はどうなのかということでありますが、この基金の処分につきましては、平成21年度の
介護保険事業特別会計、
保険事業勘定でありますが、その予算の中では歳入の繰入金で介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金として3,781万円を計上し、歳出の保険給付費に充当するものでございます。2款の保険給付費自体は約74億円の予算であることから、単純計算で約2億円が介護報酬アップ分となりますが、そのうち保険料で負担すべき額が3,781万円となることから、当該金額を基金から繰り入れ、給付金に充当するものでございます。なお、その他経費分につきましては、現時点では補助対象事業が国より明示されていないため、平成21年度の当初予算には計上しておりませんが、今後該当事業を検討した上で、補正予算等により対応させていただきたいと考えております。 なお、
介護サービス事業勘定予算につきましては、あそヘルホスの施設管理経費の計上であり、介護サービス事業そのものの予算計上はありませんが、介護従事者処遇改善臨時特例基金を取り崩し、その取り崩し額を市から直接介護事業所へ支払うものではなく、各事業所が改定された額で国民健康保険団体連合会に報酬を請求し、その国保連への市の支払いの財源として充当するものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 次に、産業文化部長。 (産業文化部長 登壇)
◎産業文化部長(落合昭雄) 質疑にお答えをいたします。 私のほうからは議案第11号 佐野市
農業近代化施設等整備支援事業基金条例の制定についてのうち、2点にわたってお答えをいたします。 まず、平成21年度1年間の時限立法のため、平成22年度以降との不公平感は生じないのかにつきましては、本事業につきましては、平成20年度の国の緊急経済対策として、地域活性化・生活対策臨時交付金を受けて農山村の活性化を推進するための緊急対策として、佐野市農業近代化施設等整備支援事業を実施するものでございますけれども、年度内の事業完了が見込めないことから、1年の時限立法として基金条例を制定し、平成21年度の事業として取り組むものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 次の補助割合など事業の具体的内容が不明確である。具体的な機器導入の支援事業の内容と今後条例化を図るのかにつきましては、地域農業の振興を担う農協や米の生産調整を着実に前進させるために意欲と能力のある担い手で構成する集落営農組合に対して、農業近代化施設の整備及び農業機械の導入に際して補助するものでございます。具体的な支援内容でございますが、現在佐野農業協同組合、
植野集落営農組合、上牧営農組合を支援する団体と予定しております。事業費の総額は6,600万円ほどで、そのうち2分の1を補助してまいりたいと考えております。また、支援予定の団体では、ニンニク乾燥施設や農機具の格納庫の整備、コンバイン、トラクター、ドリルシーダーなどの農業機械の導入を予定しているところでございます。 次に、今後条例化を図るのかとのご質疑でございますが、このたびの事業につきましては、緊急対策の事業でございますので、今後の条例化については考えておりません。 なお、今後は、国、県の動向等、農業集団等の意向を踏まえて市内農業の振興を図るための事業を積極的に取り入れてまいりたいと思っております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 以上で当局の答弁は終わりました。 1番、
岡村恵子議員。 (1番 岡村議員登壇)
◆1番(岡村恵子) ただいま山口議員からも質疑がありましたが、私のほうからも議案第9号から議案第13号までにおきまして質疑をさせていただきたいと思います。 まず、議案第12号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第7号)関係なのですが、定額給付金につきましては、今、山口議員も質疑されていましたので、ダブらないように角度を変えてお聞きしたいというふうに思います。先ほどは、対象人数などにつきましてはご答弁がありました。それで、支給方法、その時期ということにつきましても、ご答弁があったのですけれども、もう一度確認の意味で、申請手続や、それから郵送申請、それから窓口申請は今考えているということなのですけれども、これらにつきまして、やはり対象者の申請制ということですので、これは事務量もかなり大変な中身になるかなというふうに感じておりますが、その辺窓口対応もぜひ広げていただいて、それから申し込みの時期、それにつきましても改めてお聞きしたいというふうに思います。 それから、先ほど事務費につきまして聞いておりましたけれども、補正予算書を見ますと、国庫から出されるのが19億8,381万5,000円、補助金として19億948万円ですので、差し引きますと、大体9,400万円程度の事務量というか、事務の金額がかかるというふうに思います。そういう点では、かなりの臨時体制をとって、この事務を果たしていくということになるかと思うのですけれども、この辺賃金なども増加になっておりまして、どのような体制で臨もうとしているのか、その辺を改めてお聞きしたいというふうに思います。定額給付金につきましては、そのぐらいです。 それから、2つ目に、補正予算の中で子育て応援特別手当、これなのですけれども、国の予算が651億円、そのうち事務費として35億円になっております。本市へ手当てされる金額というのも、補正予算に盛られているのですけれども、これも定額給付金につきましても、さまざまな議論があったところです。そして、この子育て応援特別手当、これは多子世帯の幼児教育期の子育て負担の軽減という趣旨があるようですけれども、もちろん支給されるということについては、そういう点では市民にとってみれば、手当てされるということはいいことだという認識はありますけれども、これが限定されている中身になっているという点で、改めてご説明、私の把握しておりますところによると、4歳から6歳までの子供で、第2子以上の子供が対象となるということでありますので、これは大変不公平感も生じる、そのような中身になっているのではないかというふうに思います。1人につき3万6,000円ということでありますけれども、佐野市として対象になる人数、それから事務の手続、それから体制などどのようにとっていくのか、その辺お聞きしたいというふうに思います。 それから、基金関連につきましては、先ほど山口議員さんも聞いておりました。これが補正予算のほうの、今回
地方公共団体支援対策費ということで、国のほうで盛られたわけですけれども、これが地域活性化・生活対策臨時交付金ということで、その中に基金の中身も全部入っているということは認識しておりまして、なぜ基金なのかという点では、先ほどのご答弁で理解ができたつもりでおります。この交付金につきましては、国会で1月27日に決定されて、それで各地方自治体のほうに、どういう事業で使うかという、そういう中身の文書も来ているかというふうに思います。そういう点で、私が、この場所でお聞きしたいのは、事業確定、この中身が限定されていますし、単独事業だとか、それから国の補助事業等の地方負担分ということなど、大変限定もされて、その中にはさまざまな事業の例示というのがあるようなのです。これに基づいて佐野市も13項目でしたか、それを上限額が決められて交付されるということのようなのですけれども、この提案されております補助事業、これは緊急経済対策という中身でありますので、そういう観点から、どれだけ市民の中に、プラスのほうに直結させるだとか、そういう中身でご検討されてきたのか、そういう点で改めてお聞きしておきたいというふうに思います。 それから、事業の例示の中身としては、安全・安心な学校づくり交付金だとか、担い手育成確保対策整備費補助金、これは先ほどの農業関係だとかも関連あるかと思うのですけれども、そういう観点から、どれだけ審査して進めてきたのかという点で、お聞きしたいというふうに思います。その中には観光関係の整備などの補助金も入っておりまして、それから循環型社会形成推進交付金、これが先ほどの基金の中身だとか、それから補正予算の中に観光の、さまざまな施策の充実ということで、提案されているというふうに関連づけては感じるのですけれども、その辺の考え方につきましてお聞きしておきたいというふうに思いますし、事業へのどういう補助、交付金との絡みで精査してきたのか、その辺をお聞きしておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、障害者自立支援法等改正施行円滑化特別支援事業、これにつきましても、その趣旨と内容、これも改めてお聞きしておきたいというふうに思います。 それから、介護保険関連につきましては、先ほど山口議員さんの質疑への答弁で1点されたかというふうに思うのですけれども、給付費に補てんされるということですので、そういう意味では介護保険料の軽減に結びつくということだと思うのですけれども、その辺住民との関係で、どのようなプラスといいますか、負担軽減がなされているというふうに認識されるのか、その辺をお聞きして1回目の質疑とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 当局の答弁を求めます。 まず、
総合政策部長。 (
総合政策部長 登壇)
◎
総合政策部長(寺岡敏男)
岡村恵子議員の質疑にお答えいたします。 まず、給付の方法でございますが、これは山口議員にお答えしましたとおり、申請につきましては、原則郵送受け付けを考えておりますが、窓口受け付け等につきましても検討中でございます。そのほか、振り込みの方法や郵送、窓口来庁が困難な方への対応等も検討しているところでございます。 次に、支給の時期につきましては、現在県を通して協議を重ねているところでございます。いずれにいたしましても、膨大な事務量になることは明らかでありますので、早急に準備を進めてまいりますが、準備が整い次第、給付申請書を発送したいと考えております。 次に、事務費用でございますが、国におきまして経費目安額を示しておりますが、あくまで標準的な目安でありまして、事務費の上限を設けるものではございません。本市の事務経費の算出につきましては、算出段階での情報の中におきまして、想定可能な範囲での各事務費を積み上げたものでございます。 次に、事業実施の体制でございますが、現在は
政策調整課が担当課となって対応しているところでございます。しかし、今後膨大な事務量が明らかになりますので、人員の増強を図りながら事業を実施してまいりたいと考えております。以上が定額給付金に関することでございます。 次に、
地方公共団体支援対策費についてのご質疑でございます。各事業につきましては、国の第2次補正に伴います生活対策、生活防衛のための緊急対策などの国からの指示に照らし合わせ、本市として抱えております諸問題を緊急経済対策本部において全庁的な立場から議論し、中小企業対策にとどまらず、広く市民生活にかかわる分野にまで一元的な取り組みができたものと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 次に、
健康福祉部長。 (
健康福祉部長 登壇)
◎
健康福祉部長(落合潔) 質疑にお答えを申し上げます。 まず最初に、子育て応援特別手当関係でありますが、これにつきましては、平成20年度におきまして、小学校就学前3年間に属する子、すなわち平成14年4月2日から平成17年4月1日までの間の生まれであって、世帯に属する平成2年4月2日から平成17年4月1日生まれの子が2人以上おり、かつその中で第2子以降である児童が該当いたします。支給額につきましては、支給対象となる児童1人につき3万6,000円でございます。対象人員でございますが、2,100人を見込み、予算計上してございます。事務手続、体制などにつきましては、申請は郵送による受け付けを基本に考えております。事務体制につきましては、定額給付金と連携を図り、円滑に手当ての支給が図れるよう進めてまいりたいと考えております。 次に、障害者自立支援法等改正施行円滑化特別支援事業関係のご質疑でございますが、障害者自立支援法に基づく
障害者福祉サービス事業所からの請求、審査、支払い事務について、国民健康保険団体連合会を通じて、全国共通の障害者自立支援給付支払等システムにより行っており、平成21年4月1日より障害者自立支援法の改正が予定されており、報酬単価の見直し、5.1%の引き上げが行われる予定であります。それに伴いまして、障害者自立支援給付支払等システムの改修が必要となるために今回お願いするものでございます。 それから最後に、介護従事者処遇改善臨時特例の積立金の関係のご質疑でございますが、先ほども山口議員にご答弁申し上げておりますが、平成21年度に介護報酬が改定されることになりますが、この改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制して、被保険者の負担軽減を図ることを目的としているわけでございます。平成21年度からの介護保険計画では、平成23年度の介護保険料の基準額は月額4,261円と予定しています。基準額で比較しますと、この額に対して平成21年度の引き下げ額は月額114円で、保険料基準額は4,147円、平成22年度の引き下げ額は、平成21年度の半分の月額57円で、保険料基準額は4,204円になるということでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 以上で当局の答弁は終わりました。 1番、
岡村恵子議員。 (1番 岡村議員登壇)
◆1番(岡村恵子) ただいまご答弁をいただきました。定額給付金の支給などのことでお聞きしたのですけれども、県と協議している状況だというご答弁なのですけれども、例えば県内のほかの市、日光市などは3月上旬に給付申請書の郵送を予定していると。それから、6カ月間予定している。それから、集中期間、3月下旬から約1カ月間の窓口での集中受け付け期間を設ける予定という。佐野市の、今のご答弁ですと、議会でこういう質疑をしているわけですから、今のご答弁ですと、定まっていないという、そういうご答弁なのですけれども、その辺改めて、こういう市があるわけですけれども、聞いておきたいというふうに思います。それから、やはり日光市の場合ですけれども、プロジェクトチームを編成して、20名から30名のプロジェクトチームをつくり対応して、臨時職員も採用予定ということを、議会の全協だとかでの質疑に答えているという状況です。ですから、改めてその辺が、今のご答弁は、議会で聞いても、その検討している中身が大変抽象的ですので、その辺改めて検討している中身をお聞きしたいというふうに思います。 2回目は以上です。
○議長(飯塚昭和) 当局の答弁を求めます。
総合政策部長。 (
総合政策部長 登壇)
◎
総合政策部長(寺岡敏男) 岡村議員の再質疑にお答えいたします。 定額給付金の関係でございますけれども、これにつきましては、きょう議決をいただいて、その後いろいろ議論があるわけでございます。特に今回につきましては、やっていく中で、いろいろな問題が出てくるわけでございます。例えば高齢者世帯に対しては、証明の関係で、その方が、例えばコピーするのに1人でできるかどうか、それから申請者の筆記は自分でできるかどうか、その中でやっていくとか、あとは体の不自由な方に対してはどうするかとか、そのやっていく中で、いろいろな問題が出てくると思います。そこの中で議論しながら、県の意見を聞きながら進めていくということでございます。そして、定額給付金につきましては、国のほうでは6カ月間の支給期間を設けておりますので、なるべく早く申請書を出して、確実に、正確に、迅速にやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 以上で当局の答弁は終わりました。 1番、
岡村恵子議員。 (1番 岡村議員登壇)
◆1番(岡村恵子) 今ご答弁いただきました。議会では最大限の情報を答弁するということが原則だと思いますので、今2回目に議決をもらってから議論していく、いろいろな問題があるということですけれども、それは順序はいずれにいたしましても、今検討している中身は、やはり議会で聞いているわけですから、きちんと答弁するのが当然のことだというふうに思います。ですから、事務費の体制上の問題につきましても、既に検討はされているかというふうに思いますので、その辺改めてお聞きして、以上で3回目の質疑とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 当局の答弁を求めます。
総合政策部長。 (
総合政策部長 登壇)
◎
総合政策部長(寺岡敏男) 岡村議員の再々質疑にお答えいたします。 定額給付金に関しましては、市民の方も関心がございますので、これにつきましては、やっていく中で、いろいろな問題点が出てくると思います。それらを解決しながら、確実に、正確にやっていきたいと、そのようにお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 (「体制」と呼ぶ者あり)
◎
総合政策部長(寺岡敏男) 失礼しました。体制につきましては、今後事務を進める中で、例えば封入だとか、そういうことで人員が多く必要な場合は、人事課とも協議しながら人員の配置をお願いしたいと思っております。 以上でございます。
○議長(飯塚昭和) 以上で当局の答弁は終わりました。 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) これをもって質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 17番、寺内冨士夫議員。 (17番 寺内議員登壇)
◆17番(寺内冨士夫) それでは、議案第9号から第13号まで、私は全議案賛成はいたしますけれども、議案第12号の中で、ちょっと気になる点がありますので、その点について討論をしておきたいと思います。 議案第12号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第7号)の17ページ、この中で人間国宝田村耕一陶芸館等日大ビル取得事業費7,600万円ということで、この件については、過日の全員協議会の中でも何人かの議員の方から、この取得の価格等をめぐっていろいろと心配の声が出ていたかと思います。郵便局株式会社のかんぽ施設の入札問題、これは安過ぎるということが問題になっております。これは購入するわけですが、こういうものは高ければ、市民の間から、何か裏にあるのかなとか、いろいろな問題も出てくるかと思います。こういう大変厳しい時期だけに、ぜひ当局におかれては、何で議員はあんなのを通したのだなどと、後になって市民の方から批判されないように公正、公平に進めていただきたいと思います。 もう一点については、陶芸館そのものですけれども、これは旧佐野市時代に、現在の田村耕一陶芸館という形になったわけですが、当初私たちが聞いていたのは、人間国宝の田村耕一さんだけではなくて、佐野市の芸術家の作品を展示する、多くいますから。それとか市民の作品を展示して交流館的なものにするというような話だったのですけれども、何かいつの間にかでき上がったら、田村耕一陶芸館になっていたと。それで、にぎわい施設の委員はだれだと聞いたらば、医師会の会長とか、あるいは美術商、あるいは田村耕一さんの息子さん、この方はお亡くなりになりましたけれども、そういうことで、後になって考えると、最初から田村耕一陶芸館そのものをつくろうということだけれども、今までいろいろないきさつがあったので、議員の目をめくらませて、そういうことをやったのではないかということで、私は今でも疑問に感じております。今回田村耕一陶芸館等の関係で、日大ビルの取得をするということですけれども、これはもちろん今後の問題になってくるわけですが、こういうことを丸ごとどういうふうにするのか、いろいろ出てくると思うのですね、この活用が。ですから、私は、田村耕一さんの作品の展示だけということでなくて、やはり市民が交流できるような、そして佐野市の芸術家、そういう人たちもいるわけですから、それができるかできないかはいずれにいたしましても、それをやるとなれば、これはお金もかかるわけですから、ですからいろいろあるわけですが、今後の課題として、最初のスタートのときに議員にも説明があったわけですから、後でその辺疑惑を持たれたままということでなくて、当初どういうことだったかという原点に返って、まさに市民が、そこに集えるような、交流の場みたいなことで活用できるような方向というものをぜひ検討していただきたいということを申し上げまして、賛成討論にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(飯塚昭和) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第9号から第13号まで、以上5件を採決いたします。 議題のうち、まず議案第9号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(飯塚昭和) 起立全員であります。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
○議長(飯塚昭和) 日程第13、
市長提出議案第42号から第53号まで、以上12件を一括して議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、議案第42号から議案第53号までについて提案理由の説明を申し上げます。 議案第42号から議案第53号までにつきましては、既にお配りしてあります平成21年度予算(案)の大綱についてを朗読し、提案に当たっての説明とさせていただきます。 それでは、議案第42号から議案第53号までの平成21年度佐野市一般会計、各特別会計並びに各公営企業会計の予算(案)を提出するに当たり、その大綱を申し上げ、議員各位のご理解とご協力をお願いするものでございます。 現在の経済情勢の急激な変化は、昨年からの社会経済の大きな激変によるものでございます。現下の世界金融情勢は、「100年に1度」とも言われる混乱に陥っておるわけでございます。こうした金融危機は、内外の実体経済にも影響を及ぼしつつあるわけでございます。世界的な景気後退が強まっておるところでございます。 このような状況の中、我が国経済は、世界経済の減速によるマイナスの影響によりまして、景気後退局面に入っておりますが、今後、世界的な景気後退を受けて、景気の下降局面が長期化・深刻化するおそれが高まっておるところでございます。 一方、我が国の財政は、主要先進国の中で経済規模に比して最も巨額の債務残高を抱えている上、少子高齢化に伴う社会保障の増大などの課題に直面しております。こうした中で、将来世代に過大な負担を先送りすることなく、持続可能な経済成長・持続可能な社会保障制度の構築を図っていくために、財政健全化を着実に進めていく必要があるわけでございます。 これらの背景を踏まえまして、国の平成21年度予算(案)は、「経済成長と財政健全化の両立」の立場から、「基本方針2006」などに基づき財政健全化に向けた基本的方向性を維持しつつ、重要課題推進枠の活用などによりまして、予算配分の重点化を行うとともに、世界の経済金融情勢の変化を受けまして、国民生活と日本経済を守るべく、「生活対策」に盛り込まれました内需拡大と成長力強化などに向けた、税制上の措置とあわせまして、状況に応じた果断な対応を、これは機動的かつ弾力的に行うとの基本的考え方によりまして編成されたものでございます。 なお、国の予算枠組みに連動いたします地方財政は、人件費、投資的経費、一般行政経費の各分野にわたりまして、厳しく抑制を図るとともに、安定的な財政運営に必要となる地方税、地方交付税などの一般財源の総額を確保するという、国の予算編成の基本方針に基づき、一般財源の総額は、地方財政対策で示すところの水準超経費を除き、対前年度約3,600億円の増となっております。このうち地方交付税につきましては、配分額ベースで対前年度約4,100億円の増となっております。また、地方財政対策では、財源不足を補うため、臨時財政対策債を大きく伸ばしたことから、普通会計の地方債総額は23.2%程度の増、そして11兆8,300億円程度に膨らみ、依存度も前年度の11.5%から14.3%程度と大幅に上昇しております。このことは、短期的に景気対策に必要な財源を確保したものでございます。 本市におきましては、平成20年10月に、「選択と集中による事務事業の重点化」、「健全財政の堅持」、「総合計画を推進する組織編成と職員の育成」、「市民と行政の協働の推進」の4項目を基本方針といたします、「平成21年度佐野市行政経営方針」を策定いたしたところでございます。その後、この方針に基づき、厳しい財政状況を踏まえまして、選択と集中による事務事業の重点化を図りまして、めり張りのある予算とすること、そして「施策別枠配分方式」による予算編成を行うことなどを「平成21年度予算編成方針」といたしまして示しました。また、予算編成の最終段階になり、急速な景気後退を受けまして、国において、当面は景気対策との観点から、平成20年度第1次補正予算、第2次補正予算、平成21年度予算と、切れ目なく連続的に施策を実行することとなっております。本市におきましても、景気後退の局面に入り、景気悪化が懸念される中、市民の経済と生活の安定を図ることを目的といたしまして、「佐野市緊急経済対策本部」を設置いたしまして、状況に応じた対策を迅速に実施するため、国の予算とも連動いたしまして、本市の平成20年度補正予算から平成21年度予算と連続的に対応しておるところでございます。 なお、予算編成の基本姿勢は、私の考える「対話・協調・融和」の精神で、「夢と希望と潤いのあるまちづくり」を織り込んだ、「第1次
総合計画前期基本計画の推進」、「行政経営方針の推進」及び「佐野市緊急経済対策の実施」を掲げました。 このようにして編成してまいりました平成21年度予算(案)の規模は、一般会計で414億3,000万円、特別会計262億7,560万円、公営企業会計につきましては、
水道事業会計が収入28億4,162万2,000円、支出40億6,450万円、
病院事業会計が収入13億6,574万1,000円、支出13億8,954万1,000円とさせていただいた次第でございます。 それでは、平成21年度予算(案)の概要につきまして、第1次総合計画の5つの基本目標ごとに、平成21年度佐野市行政経営方針に記載されております、各施策の取り組み方針を中心に説明申し上げます。 初めに、「地域の特色を活かした快適なまちづくり」でございます。 安全・安心のまちづくりといたしましては、自主防災組織の育成を推進し、市民の皆さんの防災意識の高揚を図るため、自主防災組織育成事業に所要額を計上いたしました。水防団の士気高揚、作業能力・技術力の向上と水防体制の整備強化並びに市民の皆さんへの啓発を目的といたしました、利根川水系連合水防演習開催事業に所要額を計上いたしました。また、災害時における避難誘導などの重要情報を迅速に伝達できるよう、防災行政無線の整備を推進しておりますが、事業最終年度といたしまして、同報系無線の整備に所要額を計上いたしました。さらに、道路冠水が懸念されるアンダーパスの冠水状況を、情報板を通じてドライバーや歩行者に知らせ、安全で円滑な交通の確保と事故を未然に防ぐため、道路冠水情報板設置事業に予算を計上いたしました。それから、佐野駅と主要な観光施設を連結し、生活道路・通学路の役割もあります、市道佐野53・54号線交通安全施設等整備事業に予算を計上いたしました。 住みやすいまちづくりといたしましては、まちなか活性化推進協議会と連携を図りながら基本計画を策定するため、中心市街地活性化基本計画策定事業に予算を増額計上いたしました。東日本旅客鉄道株式会社から事業用地として購入しました駅舎跡地に、にぎわいと交流拠点施設といたしまして、(仮称)地域交流センター及び(仮称)駅前交流広場を整備するため、駅舎跡地等活用事業に予算を増額計上いたしました。あわせて、その施設利用者のための、(仮称)駅前交流広場駐車場整備事業に予算を計上いたしました。学校法人佐野日本大学学園から、
教育センタービルと土地を取得しまして、中心市街地活性化の拠点施設として整備するため、(仮称)まちなか活性化ビル整備事業に予算を計上いたしました。また、市民病院周辺の田沼北土地区画整理事業につきましては、早期の事業完成のため、予算を増額計上いたしました。新都市開発整備事業で未着手でありました10ヘクタールの区域の整備完結は、長きにわたる課題でありましたので、黒袴地域の皆さんとの協働による新しいまちづくりを実施するため、(仮称)黒袴地区のまちづくり事業に予算を計上いたしました。北関東自動車道インターチェンジが設置される交通条件を活かしまして、流通・産業・業務用地を整備いたしまして、周辺地域の活性化を図るため、北関東自動車道関連整備調査事業に予算を増額計上いたしました。新都市地域周辺の慢性的な交通渋滞の緩和対策といたしまして、東北自動車道佐野サービスエリアに、スマートインターチェンジの設置事業を推進しておりますが、事業区分により本市の果たすべき役割分担として、地区協議会の運営と整備効果調査などを実施するため、佐野サービスエリア・スマートIC推進事業に予算を計上いたしました。昨年の10月からバス路線を再編いたしまして、実験運行を開始しておりますが、その評価見直しを行うため、路線バス運行整備事業に所要額を計上いたしました。さらに、地域の歴史や自然を活かした魅力ある景観形成の誘導を図る基本方針を策定するため、現況把握や分析調査を実施します、景観ガイドプラン策定事業に予算を増額計上いたしました。 自然環境と共生するまちづくりといたしましては、生活環境の保全及び資源の有効活用を図るため、事業者の皆さんにごみを適正に分別・排出していただけるよう、ごみ分別排出啓発事業に所要額を計上いたしました。生ごみ処理機器の購入を補助することにより普及を図り、さらなるごみの減量化を推進するため、家庭用生ごみ処理機器普及事業に所要額を計上いたしました。また、温室効果ガス排出の削減に配慮した住宅用機器の普及を図り、低炭素社会づくりを推進するため、住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器導入支援事業に予算を計上いたしました。生物の生息環境や、緑地・水辺・屋敷林などの自然環境が果たしていた諸機能について、その重要性を理解し、自然環境に対する意識高揚を図るため、市民環境リポーター育成支援事業に所要額を計上いたしました。 次に、「やさしくふれあいのある健康福祉づくり」でございます。 健康のまちづくりといたしましては、市民の皆さんに「自分の健康は自分で守る」という意識を持っていただくため、健康づくりに関する情報を提供し、正しい知識の普及や適切な指導及び支援を行います、健康教室開催事業に予算を増額計上いたしました。また、医療保険者として、佐野市国民健康保険加入者に対し行われる特定健康診査において、未受診者への受診勧奨通知を発送し、受診率の向上を図るため、特定健康診査事業に予算を増額計上いたしました。さらに、市民病院につきましては、昨年10月から指定管理者制度を導入して医療法人財団「青葉会」に運営を移行しましたが、引き続き地域医療の確保と安定的な運営を行うため、
病院事業会計負担金及び補助金に所要額を計上するとともに、
病院事業会計出資金に予算を増額計上いたしました。 安心して子育てのできるまちづくりといたしましては、城北こどもクラブと
植野こどもクラブの施設について、国の基準に適切に対応するため、(仮称)第2城北こどもクラブ施設整備事業及び(仮称)第2
植野こどもクラブ施設整備事業に予算を計上いたしました。また、子供を産み育てる環境の充実といたしまして、生まれてから小学校3年生までの、こども医療費の一部助成を行っておりましたが、これを小学校6年生までに拡充して助成を行うため、こども医療費助成事業に予算を増額計上いたしました。また、母体や胎児の健康管理と「かかりつけ医」の定着など、妊婦の健康管理の向上を図り、妊婦健康診査助成回数を5回から14回へ拡充するため、妊婦健康診査事業に予算を増額計上いたしました。さらに、家庭における児童の適正な養育、その他家庭児童福祉向上のための相談、指導及び援助などの事業を展開し、子育て環境の充実を図る、家庭相談室運営事業に予算を増額計上いたしました。 助け合い生きがいを実感できるまちづくりといたしましては、町会の公民館などを利用いたしまして、だれもが気軽に立ち寄れる「お茶のみ広場」的な場所を確保いたしまして、高齢者の社会参加を促進するため、高齢者ふれあいサロン事業に予算を増額計上いたしました。また、民間活力による地域密着型介護施設の整備を促進するため、老人保健福祉施設整備促進事業に予算を増額計上いたしました。さらに、介護予防事業の対象となる特定高齢者に対し、要介護状態などになることの予防または軽減、進行の防止を目的といたしまして、介護予防特定高齢者施設事業に所要額を計上いたしました。65歳以上のすべての高齢者に、積極的に介護予防の取り組みへ参加していただくため、介護予防一般高齢者施設事業に所要額を計上いたしました。災害時の要援護者支援について、地域での支援体制を構築するため、町会・民生委員児童委員・自主防災組織などの連携の強化と要援護者情報の共有化を図るため、災害時要援護者対策事業に予算を計上いたしました。 次に、「魅力と活力ある産業づくり」でございます。 産業振興で働きやすいまちづくりといたしましては、農業近代化施設整備や農業機械購入を支援し、農業経営に意欲と能力のある担い手の育成を図るため、農業近代化施設等整備支援事業に予算を計上いたしました。人工林において、間伐が不十分な森林が増加し、森林の荒廃により多面的機能が損なわれつつありますので、要間伐森林の解消のため、間伐促進支援事業に予算を増額計上いたしました。また、企業立地の促進及び雇用機会の拡大を図るため、市内の工業団地などで工場を新設・増改築などを行う企業に奨励金を交付しておりますが、増改築を行う企業数が増加しましたので、企業誘致促進事業に予算を増額計上いたしました。また、急速な景気悪化によります、市内中小企業の厳しい経営状況を受けまして、緊急特別支援資金に対する融資限度枠の引き上げや、また信用保証料補給金の補助割合を拡大いたしまして、中小企業融資預託事業、また緊急特別支援資金融資預託事業及び信用保証料補給支援事業に予算を増額計上いたしたところでございます。市内企業の経営力強化のため、調査や市の制度案内などを行う、経営相談員設置事業に予算を計上いたしました。さらに、中心市街地活性化のため、空き店舗を活用して事業を行う場合や、集客力のあるイベントなどを開催する、まちなか活性化支援事業に所要額を計上いたしました。 観光振興でひとが集まるまちづくりといたしましては、自然を活かした観光資源といたしまして、「かたくりの里」周辺などの整備を行い、みかもクリーンセンター余熱利用施設との連携を図るため、万葉自然公園かたくりの里周辺施設整備事業に予算を計上いたしました。また、本市の観光地や歴史的背景を紹介できるボランティアを養成し、観光客の利便性の向上と誘客を促すため、観光ボランティア育成事業に予算を増額計上いたしました。さらに、広域的に観光PRを推進するため、観光キャラバン事業に所要額を計上いたしました。 次に、「豊かな心を育む教育・文化づくり」でございます。 生涯にわたり学びのあるまちづくりといたしましては、英語教育の充実のため、JETプログラム、ランカスター市などからの招致と民間業者委託により、英語指導助手の配置に努めてまいりましたが、人員増によるさらなる充実を図るため、外国青年英語指導助手指導事業(民間業者委託)に予算を増額計上いたしました。心の教育を推進し、児童生徒の健全な育成を図るため、不安や悩みを抱えた児童生徒に対する教育相談、学校での活動を支援する、さわやか教育指導員配置事業に予算を増額計上いたしまして、心身の健康にかかわる問題への対応や、また養護教諭の補助的な役割を担うさわやか健康指導員配置事業に所要額を計上いたしました。また、教育の情報化を推進し、小学校の教育用パソコン入れかえと校内LAN、周辺機器の整備を計画的に実施するため、小学校コンピュータ教室パソコン入れかえ及び校内LAN整備事業に予算を計上いたしました。また、大規模地震により倒壊などの危険性の高い、構造耐震指標のIs値0.3未満の屋内運動場の整備を計画的に行うため、小学校屋内運動場耐震補強事業、中学校屋内運動場耐震補強事業に予算を計上いたしました。これまで取り組んでまいりました、校舎の耐震診断・耐震補強につきましても計画的に推進するため、小学校校舎耐震補強事業と中学校校舎耐震補強事業に予算を増額計上いたしました。教育備品の整備につきましても、机・いすの整備を計画的に行うため、小学校教育備品整備事業と中学校教育備品整備事業に所要額を計上いたしました。なお、中学校におきましては、平成21年度中にすべての整備が終了することになります。また、広範囲で多様な生涯学習の情報を収集・発信することによりまして、生涯学習に取り組む環境整備と機会提供のため、生涯学習情報収集・発信事業に所要額を計上いたしました。市民の皆さんの自主的な学習機会を確保するとともに、学習成果の活用機会を提供する場といたしまして、楽習出前講座開催事業に所要額を計上いたしました。生涯スポーツの振興を図るため、だれもが身近なところでスポーツに親しむことのできる、総合型地域スポーツクラブ設立・活動支援事業に所要額を計上いたしました。また、老朽化した体育施設を計画的に改修するため、テニスコートの人工芝改修工事としての運動公園施設整備事業に所要額を計上し、野球場の機械室ポンプ改修整備事業や内野スタンド屋根廻り改修事業に予算を計上いたしました。 歴史・文化を活かしたまちづくりといたしましては、本市の伝統工芸であります天明鋳物の知名度を活かし、鋳金作品の全国的なコンクールを開催するため、佐野ルネッサンス鋳金展開催事業に予算を増額計上いたしました。また、郷土の歴史的文化遺産でございます、唐沢山城跡の国指定史跡化に向けた調査を行うため、唐沢山城跡国指定史跡化調査事業に所要額を計上いたしました。さらに、県の無形民俗文化財に指定されております牧歌舞伎を保存継承していくため、牧歌舞伎地元公演支援事業に予算を計上いたしました。 次に、「市民みんなでつくる夢のあるまちづくり」でございます。 市民参加のまちづくりといたしまして、本市は佐野市、田沼町、葛生町が合併し、満5年を迎えることとなりますので、合併5周年記念の式典と事業を行い、市民の皆さんとともに本市の将来の発展を祈念するため、市制5周年記念事業実行委員会支援事業に予算を計上いたしました。また、市のホームページの内容を適切に管理し、広く情報提供を行うため、ホームページ運用事業に所要額を計上いたしました。 人と人が交流するまちづくりといたしましては、語学教室の開催や各種行事を通じて日本人と外国人の交流を図っております、国際交流協会支援事業に予算を増額計上いたしました。 人権尊重のまちづくりといたしましては、男女共同参画社会の実現に向け、その拠点となるセンター施設の充実を図るため、男女共同参画推進センター整備事業に予算を計上いたしました。 地方の時代にふさわしい行財政運営の推進といたしましては、本市におけるまちづくりの基本方針でございます、総合計画の前期基本計画が平成21年度で終了いたしますので、次期4年間の中期基本計画を策定するため、総合計画中期基本計画策定事業に予算を計上いたしました。また、昨年12月に佐野市・岩舟町
合併協議会が設置されました。今後、合併の協議を進めるため、佐野市・岩舟町
合併協議会参画事業に予算を計上いたしました。さらに、市税の収納率向上を目指して、コンビニ収納の一部拡大や電話催告による納税促進を実現するため、市税収納率向上特別対策事業に予算を計上いたしました。 以上が、平成21年度佐野市の行政経営に当たり、各施策の取り組み方針を実施するための、主な事務事業について申し上げたところでございます。 さて、新市が誕生してから間もなく満4年になるわけでございます。私も初代市長として4回目の春を迎えたわけでございまして、改めてその責任の重さを痛感しておるところでございます。この間、新市の一体感を高めることが、私の責任であると感じております。新市の基礎固めをさせていただきました。そのため、当初には、合併前に協議を重ねて策定されました新市建設計画などに基づき事務事業の執行に努めてまいり、そしてその後、新市建設計画を第1次佐野市総合計画へと引き継ぎ、現在に至っておるところでございます。また、財政運営につきましては、限られた財源を有効に活用するため、新設合併以降、経常経費の見直しなど歳出削減に向けたさまざまな方策を全庁的に講じて、歳入に見合った歳出構造への転換、財政調整的基金に頼らない予算規模にする必要があると考え、行政評価システムを活用した改革を実施してまいりました。 このような状況の中、少子高齢化の進展などに伴う社会保障費の増、また人口規模類似団体と比較して多くの施設を抱え、しかもその多くにおいて改修の時期が到来しているところから、施設の維持改修費の増、そしてなお景気の厳しい下降局面が続き雇用情勢が急速に悪化し、企業の資金繰りも厳しい状況となっておるところでございます。今こそ健全財政の堅持に努めながら、市内の経済動向を十分に踏まえ、雇用維持のための景気対策など、実情に応じた適切な対策を講じていく必要があると考えておるところでございます。 いずれにいたしましても、景気の急速な悪化の中、短期的には景気対策を実施しますが、中長期的な視点で財政規模を拡大することのないよう、みずから律する必要があると考えております。そのため、第1次
総合計画前期基本計画の終了年度といたしまして、行政経営方針にのっとった効率的・効果的な行政経営に取り組み、本市の目指す将来像「育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市」を実現するため、市民福祉のさらなる向上のため、そして市全体の一体感のもと、各地域がそれぞれの特色を活かして、市民の皆さんが元気で安心して暮らせるように、職員と一丸となって最大限の努力をしてまいりたいと考えております。 以上、平成21年度予算編成に当たりましての大綱とさせていただきます。議員各位におかれましては、大綱の趣旨を十分にご理解いただきまして、今後の財政運営にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午後 零時21分休憩 午後 1時38分再開
○議長(飯塚昭和) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事を続行いたします。
○議長(飯塚昭和) 日程第14、
市長提出議案第14号から第41号まで、以上28件を一括して議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、議案第14号から議案第41号までについて順次提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第14号 佐野市
認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の改正についてでございますが、
地方自治法の改正に伴い、所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第15号 佐野市長、副市長及び教育長の給与の特例に関する条例の改正についてでございますが、市長、副市長及び教育長の給料月額を減額する期間を延長するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第16号 佐野市職員の給与に関する条例の改正についてでございますが、一般職の職員の給与に関する法律の改正に伴い、初任給調整手当の限度額を改めるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第17号 佐野市財政状況の公表に関する条例の改正についてでございますが、財政状況の公表時期を変更し、及び所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第18号 佐野市手数料条例の改正についてでございますが、知事の権限に属する屋外広告物に関する事務の移譲を受けるに当たりまして、屋外広告物の許可の申請の審査事務にかかわる手数料を定めるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第19号
佐野市立吉澤記念美術館基金条例の制定についてでございますが、寄附を通して、住民の意向を反映した美術館づくりを推進するため本条例を制定したいので、提案するものでございます。 次に、議案第20号
佐野市民会館条例の廃止についてでございますが、佐野市民会館の用途を廃止するため本条例を廃止したいので、提案するものでございます。 次に、議案第21号 佐野市医療費助成に関する条例の改正についてでございますが、こども医療費の助成対象年齢を拡充するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第22号 佐野市
保育園児通園バス条例の廃止についてでございますが、保育園児通園バスの運行を終了するため本条例を廃止したいので、提案するものでございます。 次に、議案第23号 佐野市
デイサービスセンター条例の制定についてでございますが、通所者の範囲を整理し、及び所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第24号 障害の表記の変更に伴う関係条例の整理についてでございますが、身体または精神に係る「障害」の表記を「障がい」に改めるため関係する条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第25号 佐野市福祉の家条例の制定についてでございますが、佐野市
障害者福祉の家の機能を明確にし、及び所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第26号 佐野市
介護保険条例の改正についてでございますが、保険料率を改定し、及び介護保険法施行令の改正に伴い、平成21年度から平成23年度までにおける保険料率の特例を定めるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第27号 佐野市
観光物産会館条例の改正についてでございますが、観光物産会館運営委員会を廃止し、及び所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第28号 佐野市
指定金融機関の指定についてでございますが、佐野市
指定金融機関について、株式会社足利銀行への指定期間が本年3月31日で満了となるため、これを指定したいので、提案するものでございます。 次に、議案第29号 栃木県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県
市町村総合事務組合規約の変更についてでございますが、平成21年3月23日から二宮町を廃し、その区域を真岡市に編入する廃置分合が行われることに伴い、栃木県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数を減少し、栃木県
市町村総合事務組合規約を変更することについて関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第30号 二宮町が栃木県
市町村総合事務組合から脱退することに伴う財産処分についてでございますが、二宮町が真岡市に編入されることに伴い、同町が栃木県
市町村総合事務組合から脱退するため、同組合の共同処理する事務のうち栃木県
市町村総合事務組合規約第4条第4号に規定する事務に係る財産処分について関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第31号 栃木県
後期高齢者医療広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県
後期高齢者医療広域連合規約の変更についてでございますが、平成21年3月23日から二宮町を廃し、その区域を真岡市に編入する廃置分合が行われることに伴い、栃木県
後期高齢者医療広域連合を組織する
地方公共団体の数を減少し、栃木県
後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第32号 市道路線の認定についてでございますが、道路改良事業により整備された道路を市道として認定したいので、提案するものでございます。 続きまして、別冊の平成20年度佐野市補正予算書により説明を申し上げます。 1ページをお開きください。初めに、議案第33号 平成20年度佐野市
一般会計補正予算(第8号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、2ページから5ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり1億1,050万1,000円の減額をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費の補正といたしましては、6ページから7ページにかけての第2表、繰越明許費補正のとおり林道近沢線整備事業のほか5件について追加をお願いするものでございます。第3条、債務負担行為の補正といたしましては、同じく6ページから7ページにかけての第3表、債務負担行為補正のとおり、レイクサイド佐野指定管理料の附帯業務ほか2件について追加をお願いするものでございます。第4条、地方債の補正といたしましては、同じく6ページから7ページにかけての第4表、地方債補正のとおり合併特例事業費のほか5件について変更のお願いをするものでございます。 それでは、12ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款市税でございますが、8,500万円の追加でございます。内容は、市民税の現年課税分でございます。 次に、12款分担金及び負担金でございますが、1,415万円の減額でございます。内容は、保育費委託保護者負担金及び保育所運営費受託負担金でございます。 次に、14款国庫支出金でございますが、6,532万4,000円の追加でございます。主な内容は、まちづくり交付金でございます。 次に、15ページにかけての15款県支出金でございますが、2,518万9,000円の追加でございます。主な内容は、介護給付・訓練等給付費負担金でございます。 次に、16款財産収入でございますが、282万1,000円の追加でございます。主な内容は、財政調整基金利子でございます。 次に、17款寄附金でございますが、2,539万8,000円の追加でございます。主な内容は、
吉澤記念美術館基金設置寄附金でございます。 次に、18款繰入金でございますが、3,749万8,000円の減額でございます。内容は、財政調整基金繰入金でございます。 16ページをお開きください。20款諸収入でございますが、341万5,000円の追加でございます。内容は、長寿社会づくりソフト事業交付金でございます。 次に、21款市債でございますが、2億6,600万円の減額でございます。主な内容は、合併特例事業債でございます。 18ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。2款総務費でございますが、1,139万6,000円の追加でございます。主な内容は、市税還付金等でございます。 次に、21ページにかけての3款民生費でございますが、1億7,366万2,000円の追加でございます。主な内容は、介護給付事業費でございます。 次に、4款衛生費でございますが、6,127万6,000円の減額でございます。主な内容は、
病院事業会計補助金でございます。 次に、6款農林水産業費でございますが、573万円の減額でございます。内容は、林道近沢線整備事業費でございます。 次に、23ページにかけての7款商工費でございますが、4,419万4,000円の追加でございます。内容は、万町駐車場整備事業費及び信用保証料補給支援事業費でございます。 次に、25ページにかけての8款土木費でございますが、3億113万円の減額でございます。主な内容は、佐野サービスエリア・スマートIC接続道路整備事業費でございます。 次に、9款消防費でございますが、449万9,000円の減額でございます。内容は、消防団ポンプ自動車購入事業費及び消防団機械器具置場整備事業費でございます。 次に、10款教育費でございますが、3,288万2,000円の追加でございます。内容は、町有公民館施設整備支援事業費及び
吉澤記念美術館基金積立金でございます。 29ページをお開きください。議案第34号 平成20年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、30ページから31ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり7,068万1,000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、36ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。4款国庫支出金でございますが、475万円の追加でございます。主な内容は、療養給付費等負担金の過年度分でございます。 次に、5款療養給付費等交付金でございますが、1億4,099万1,000円の追加でございます。内容は、療養給付費等交付金の過年度分でございます。 次に、6款前期高齢者交付金でございますが、5,257万円の追加でございます。内容は、前期高齢者交付金の現年度分でございます。 次に、7款県支出金でございますが、1,967万円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業負担金でございます。 次に、39ページにかけての8款共同事業交付金でございますが、3億8,989万8,000円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金でございます。 次に、11款繰越金でございますが、2億8,193万8,000円の追加でございます。内容は、療養給付費等交付金繰越金及びその他の繰越金でございます。 40ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、151万7,000円の追加でございます。内容は、高齢者医療制度円滑導入事業費でございます。 次に、5款老人保健拠出金でございますが、6,595万1,000円の減額でございます。内容は、老人保健医療費拠出金及び老人保健事務費拠出金でございます。 次に、6款介護納付金でございますが、1億2,436万9,000円の減額でございます。内容は、介護納付金でございます。 次に、43ページにかけての7款共同事業拠出金でございますが、3億2,687万9,000円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業拠出金及び保険財政共同安定化事業拠出金でございます。 次に、9款積立金でございますが、5億3,291万8,000円の追加でございます。内容は、国民健康保険財政調整基金積立金でございます。 次に、11款諸支出金でございますが、5,344万5,000円の追加でございます。内容は、平成19年度国民健康保険療養給付費負担金等の確定に伴う償還金でございます。 45ページをお開きください。議案第35号 平成20年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、46ページから47ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり1億44万5,000円の減額をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費といたしましては、48ページから49ページにかけての第2表、繰越明許費のとおり公共下水道汚水整備事業及び公共下水道雨水整備事業について繰り越しをお願いするものでございます。第3条、地方債の補正といたしましては、同じく48ページから49ページにかけての第3表、地方債補正のとおり公共下水道事業費及び流域下水道事業費について変更をお願いするものでございます。 それでは、54ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款国庫支出金でございますが、1,000万円の追加でございます。内容は、公共下水道事業費補助金でございます。 次に、4款繰入金でございますが、1,844万5,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 次に、7款市債でございますが、9,200万円の減額でございます。内容は、公共下水道事業債及び流域下水道事業債でございます。 56ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。1款公共下水道総務管理費でございますが、230万円の追加でございます。内容は、受益者負担金賦課徴収事業費でございます。 次に、3款公共下水道建設費でございますが、1億1,220万円の減額でございます。内容は、公共下水道汚水整備事業費でございます。 次に、4款流域下水道費でございますが、945万5,000円の追加でございます。内容は、流域下水道建設参画事業費でございます。 61ページをお開きください。議案第36号 平成20年度佐野市
自家用有償バス事業特別会計補正予算(第4号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、62ページから63ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり1,589万3,000円の減額をお願いするものでございます。 それでは、68ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。1款使用料及び手数料でございますが、136万2,000円の減額でございます。内容は、有償バス使用料でございます。 次に、6款諸収入でございますが、1,453万1,000円の減額でございます。内容は、佐野市地域公共交通協議会拠出金でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、1,589万3,000円の減額でございます。主な内容は、有償バス購入事業費でございます。 71ページをお開きください。議案第37号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第4号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、72ページから73ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり1億7,531万円の追加をお願いするものでございます。 それでは、78ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款国庫支出金でございますが、4,143万3,000円の追加でございます。主な内容は、現年度分介護給付費負担金でございます。 次に、4款支払基金交付金でございますが、5,363万円の追加でございます。内容は、現年度分介護給付費交付金及び地域支援事業支援交付金現年度分でございます。 次に、5款県支出金でございますが、2,732万5,000円の追加でございます。内容は、現年度分介護給付費負担金及び地域支援事業交付金(介護予防事業)現年度分でございます。 80ページをお開きください。7款繰入金でございますが、5,292万2,000円の追加でございます。主な内容は、介護給付費準備基金繰入金でございます。 82ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、231万円の追加でございます。内容は、介護保険報酬改定に伴うシステム改修事業費でございます。 次に、85ページにかけての2款保険給付費でございますが、2億1,300万円の追加でございます。主な内容は、居宅介護サービス給付費でございます。 次に、4款地域支援事業費でございますが、4,000万円の減額でございます。内容は、介護予防特定高齢者施策事業費でございます。 87ページをお開きください。議案第38号 平成20年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、88ページから89ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり815万3,000円の減額をお願いするものでございます。 それでは、94ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款介護サービス収入でございますが、3,948万4,000円の減額でございます。主な内容は、入所者介護サービス費収入でございます。 次に、3款繰入金でございますが、3,133万1,000円の追加でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 歳出について説明を申し上げます。2款事業費でございますが、815万3,000円の減額でございます。内容は、食事提供事業費及び介護サービス事業費でございます。 97ページをお開きください。議案第39号 平成20年度佐野市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、98ページから99ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり367万5,000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、104ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。5款国庫支出金でございますが、367万5,000円の追加でございます。内容は、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、367万5,000円の追加でございます。内容は、高齢者医療制度円滑運営事業費でございます。 続きまして、別冊の平成20年度佐野市
水道事業会計補正予算書により説明を申し上げます。1ページをお開きください。議案第40号 平成20年度佐野市
水道事業会計補正予算(第1号)について説明を申し上げます。第1条は、説明を省略し、第2条から説明を申し上げます。第2条は、資本的収入及び支出の補正でございます。内容は、繰上償還の実施に伴う支出の増額でございます。資本的収入が支出に対し不足する額の補てん財源の変更並びに資本的支出の予定額を補正するものでございます。第3条は、当初予算第10条の利益剰余金の処分を定めたものでございます。処分の必要がなくなりましたので、第10条を削除するものでございます。 2ページにつきましては、今回の補正に係る資本的支出の実施計画でございます。 3ページからは、今回の補正に伴い資金計画、予定貸借対照表及び補てん財源の明細書に変更が生じましたので、それぞれを補正するものでございます。 次に、別冊の平成20年度佐野市
病院事業会計補正予算書により説明を申し上げます。1ページをお開きください。議案第41号 平成20年度佐野市
病院事業会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条は、説明を省略し、第2条から説明を申し上げます。第2条は、業務の予定量の補正でございます。内容は、年間延べ患者数及び1日平均患者数の補正でございます。第3条は、収益的収入及び支出の補正でございますが、内容は、入院患者の減による医業収益の減及び指定管理者への地域医療維持交付金の医業外費用の減によるものでございます。第4条は、資本的収入及び支出の補正でございます。内容は、繰上償還に伴う追加でございます。第5条は、企業債の補正でございます。内容は、公的資金補償金免除繰上償還に伴う借換債を追加するものでございます。第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございます。内容は、職員給与費によるものでございます。第7条は、他会計からの補助金の補正でございます。内容は、他会計交付金及び負担金の減によるものでございます。 3ページにつきましては、今回の補正に係る実施計画でございます。 4ページからは、今回の補正に伴い資金計画及び予定貸借対照表に変更が生じましたので、それぞれ補正するものでございます。 以上が、議案28件についての概要でございます。どうぞよろしくご審議をいただき、原案のとおりお認めいただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。
○議長(飯塚昭和) この際、申し上げます。 ただいま市長から議案が追加提出されました。 この際、職員に議案第54号を配布させます。 (職員配布)
○議長(飯塚昭和) お諮りいたします。 これを日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和) ご異議なしと認めます。 よって、議案第54号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 これより議案第54号を議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、ただいま追加提出いたしました議案第54号について提案理由の説明を申し上げます。 議案第54号 佐野市・藤岡町
合併協議会の設置についてでございますが、藤岡町との合併に関する協議を行うため佐野市・藤岡町
合併協議会を設置することについて、藤岡町と協議したいので、提案するものでございます。 以上が、追加議案についての概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、原案のとおりお認めいただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(飯塚昭和) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 17番、寺内冨士夫議員。 (17番 寺内議員登壇)
◆17番(寺内冨士夫) それでは、議案第54号 佐野市・藤岡町
合併協議会の設置について、このことについて市長に1点お伺いしたいと思います。 この議案を提出するきっかけとなったのは、何といっても藤岡町の一部の住民から、佐野市を合併対象市町村とする
合併協議会設置の請求に係る請求というものが署名簿をもって出されたわけです。これが出された経過等を見てみますと、藤岡町が昨年9月24日に発行しました広報ふじおか、これに合併関係の町民アンケートの集計結果、全部は読みませんけれども、合併の組み合わせについて、これが栃木市、西方町、大平町、都賀町と合併したいという住民が18.76%、そして佐野市と合併したいという住民が71.17%、小山市と合併したいという住民が9.38%、その他が0.69%ということで、佐野市との合併という答えを出した住民がアンケート調査では圧倒的に多かったと、そういう結果が出されております。しかしながら、藤岡町の町長、あるいは議会は、栃木市、西方町、大平町、都賀町、そういうことの道を選んだようです。 そういう中で、藤岡町の住民が、佐野市との合併が多いのにどういうことだということで、今回に至ったのだと思いますけれども、そこで市長にお伺いしたいのは、藤岡町のアンケートに佐野市が入っていたわけですけれども、藤岡町のアンケートに佐野市を入れることについて、例えば佐野市の名前を入れさせてもらうよとか、何かそのようなことが事前に話があったのかなかったのか、その1点だけなのですけれども、この点についてお伺いをいたします。
○議長(飯塚昭和) 当局の答弁を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(岡部正英) それでは、お答え申し上げます。 藤岡町の町民アンケートに佐野市を選択肢として入れる話が事前にあったかというお尋ねでございますけれども、公式にはございませんでした。藤岡町長とお会いしたとき、そのような話をされたことがあったかもしれませんけれども、正式なお話はございませんでした。なお、事務レベルでの連絡は受けてございません。 以上が答弁でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(飯塚昭和) 以上で当局の答弁は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)