○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 17番、
寺内冨士夫議員。 (17番
寺内議員登壇)
◆17番(
寺内冨士夫) おはようございます。それでは、報告第1号について質疑を申し上げたいと思います。 この件につきましては、歩行者が道路の側溝のグレーチングにつまずいて転倒し、右手の小指、末節骨というのですか、それの骨折及び腰を打撲、腰部の打撲を負うということで、当局の方から治療費として3万2,760円、これで和解をしたということの報告であります。 そこで、まずお尋ねしたいのは、当局にどのような過失があったのかということです。それと、この図を見ますと、歩行者は左側通行をしていたのか。道路交通法では、歩行者は右側通行だと思うのですが、この図で見ますと何か左側通行をしていたのかなというふうに思うのですが、その辺の確認。それと、先ほどどのような過失がということを申し上げたわけですが、グレーチングというのは網目になっていますから、網目の中に足を入れたとかということになるのか、それともこのグレーチングそのものが外れていて、そういうことでつまずいたのか、通常の形だったのか、そういうことです。ですから、そういうことで当局の方に何らかの過失があったのかということです。 それと、私のうちの両わきにもこういうグレーチングあるので、参考のためにお伺いをするわけですけれども、こういうことでけがをしたというようなときは、本人の申請によることになるのか、あるいは第三者の申請でも、これはいいということになるのか、その辺のところ。それから、こういう事故が発生したときに交通事故とまた違って、非常に判断がこれは難しいのではないかなと思うのですけれども、これは申請が仮にあったときに、この結論が出るまでに庁舎内の中に、こういうことを調査、検討するような
委員会等は設置されてあるのか、そういうところの中で出されたものなのかどうか。というのは、過去に城山公園で子供が遊んでいてけがをしたというようなことで、そういうことの補償などというものも出て、結構どのような過失があるのかということで話題になったことがありますので、ものがグレーチングということですと日常的にあり得ることなので、参考までにどういうことなのか、まずお伺いをしたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○議長(
山越密雄) 当局の答弁を求めます。 都市建設部長。 (都市建設部長 登壇)
◎都市建設部長(佐野博) まず最初に、事故の原因でございますけれども、この事件につきましては自宅前ということで発生しております。 一つ目は、市道の側溝グレーチングが側溝のコンクリートふたとの関係で1センチ5ミリほど高くなっていたことによって、少なからずもその状態が放置されていたということで、道路の管理瑕疵によるものということでとらえております。 二つ目は、逆に相手が通行上の注意を怠っていたということが考えられるところでございます。賠償責任を負う形の中で事故状況から判断しますと、側溝グレーチングとほかの側溝のふたの段差が事故の直接的原因になったということは明白でございますので、その状態を放置していたことにより結果的に傷害事故が起きたということで、道路の管理に過失があったために、市が賠償責任を負うものでございます。 それから、
委員会設置をしてということなのかということなのですけれども、
委員会設置まではしてございません。本人からの訴え等によりまして道路管理者がそのうちにお伺いし、状況等を把握しながらの中で、市の方も社団法人全国市有物件災害共済会という保険に入ってございますので、そこと協議しながら過失割合等を決めるものでございます。 それから、今回特に4月16日から和解日まで、12月21日ということで長くかかったわけでございますけれども、これについては治療費が確定しないということで金額が固まらないために、長期にわたった結果となってございます。それと、過失割合の中で今回の保険対応は、交渉の結果、治療費の実費3万2,760円で合意したものでございます。 以上でございます。
○議長(
山越密雄) 以上で当局の答弁は終わりました。 17番、
寺内冨士夫議員。 (17番
寺内議員登壇)
◆17番(
寺内冨士夫) それでは、2回目の質疑を行ってまいりたいと思いますけれども、この件に関して私がなぜ質疑をやる気になったのかと申しますと、これ偶然と申しますか、きのう私のうちに知り合いが訪ねてきました。それで、交通事故のこういう事故の関係で来たのではないのですけれども、違う目的で来たのですけれども、その話の中で、昨年植下町において道路工事中か何か、お年寄りの方がそこの溝か何かに足を入れてしまって、骨折をしてしまったと。その方が消防署に電話をして、救急車の出動をお願いしたそうです。そして、救急車は駆けつけてきたのですけれども、なかなか出動しなかったと。その理由については、受け入れる病院がなかったので、最終的には市外の病院に入院したということですけれども、このけがによって1カ月以上入院をしたと、そのようなお話でした。現在は退院しているとのことですが、その方は後日、道路河川課にそのことを連絡したということであります。消防の方を調べてもらえば、それは昨年のいつごろかわかるかと思うのですが、ということになりますと、これは本人の訴えとかそういうものがないと、道路上でこういうけがをして入院をすると、そういうことがあってもそういう第三者が、本人は入院してしまうわけですから、訴えたり通報したりできないわけです。ですから、そういうことになりますとたとえ訴え出なくても、後日通報者が道路河川課に連絡する、あるいは消防の方にそういう連絡が行ったということで、どういう状況でその方が、道路の工事か何かやっていたということなのですが、足をそこに踏み入れて、やはり段差みたいのがあったそうですけれども、けがをしたということを偶然きのう夜お伺いしたので、これ似たようなものもあって、私も参考のために今回お伺いしたわけですけれども、これは申請するといっても、なかなか本人が入院してしまったりしては難しいかと思うのですが、そういう場合は、それではどうなるのか。後からやれば、そういうことを調べてやってくれるのかどうか。その方に私は頼まれたわけでもありませんけれども、今の話をお伺いしますと本人からの申請があったということですが、本人から申請ができないし、そういう場合どうしたらいいかわからない市民の方も結構いるかと思うのですが、そういう場合は当局の方で自主的にその人に事情を聞いて、そういう対応をするのかどうか、あるいは申請がなければそのままになってしまうのか、参考のためにお伺いをしておきたいと思います。 以上です。
○議長(
山越密雄) 当局の答弁を求めます。 都市建設部長。 (都市建設部長 登壇)
◎都市建設部長(佐野博) ご答弁いたします。 基本的には、本人が申請ということでございますけれども、実際議員さんおっしゃるように入院されているとか、そういう形になりますと連絡等が入ってきませんので、そういうのは期日が過ぎても、やはり市の方ではそれなりの対応をしなければならないというふうに考えてございますので、早速その辺を調査させていただいて、あとはその事故の状況等も聞かないとわかりませんので、そういうものを踏まえた中で保険屋さんの方と協議をさせていただいて、治療費が出るかどうか、そういうところの詰めをさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
山越密雄) 以上で当局の答弁は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第1号から第5号まで、以上の5件についての報告を終わります。ご了承願います。
○議長(
山越密雄) 日程第5、市長提出議案第1号及び議案第2号、以上2件を一括して議題といたします。 本案は、いずれも市長の
専決処分事項につき議会の承認を求める案件であります。 当局の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(
岡部正英) それでは、議案第1号及び議案第2号について説明を申し上げます。 議案第1号及び議案第2号でございますが、いずれも
地方自治法第179条第1項の規定によりまして、1月31日付で
専決処分をしたものでございまして、同条第3項の規定により議会の承認をお願いするものでございます。 市営住宅滞納家賃等の支払い等について、民事訴訟法第275条第1項の規定により和解の申し立てを行い、裁判所の指定された日において和解するため
専決処分をしたものでございます。 以上が議案2件についての概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただくようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) 討論なしと認めます。 これより議案第1号及び議案第2号、以上2件を一括して採決いたします。 本案は、いずれも原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
山越密雄) 起立全員であります。 よって、議案第1号及び議案第2号、以上2件はいずれも原案のとおり承認することに決定いたしました。
○議長(
山越密雄) 日程第6、市長提出議案第3号を議題といたします。 本案は、
教育委員会委員の任命につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(
岡部正英) それでは、議案第3号について
提案理由の説明を申し上げます。 本案は、
教育委員会委員の任命について議会の同意をお願いする案件でございます。本市の
教育委員会委員のうち、楡井周治様は本年5月18日をもって任期満了となりますので、その後任者を任命する必要があるわけでございます。
教育委員会委員は、人格高潔で教育行政に関し識見を有している方を任命するわけでございます。山崎晃様は、豊かな経験と識見を有し、まことに適任であると考え、提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださるようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、
委員会の付託及び討論はこれを省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会の付託及び討論を省略することに決定いたしました。 これより議案第3号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
山越密雄) 起立全員であります。 よって、議案第3号は同意することに決定いたしました。
○議長(
山越密雄) 日程第7、市長提出議案第4号を議題といたします。 本案は、
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求める案件であります。 これより当局の
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(
岡部正英) それでは、議案第4号について
提案理由の説明を申し上げます。 議案第4号につきましては、
公平委員会委員の選任について議会の同意を求める案件でございます。本市の
公平委員会委員のうち、飯塚悦夫様は本年6月2日をもって任期満了となりますので、その後任者を選任する必要があるわけでございます。そこで、私は引き続き飯塚悦夫様を選任したいと考え、ここに提案するものでございます。 どうぞよろしくご審議をいただきまして、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、
委員会の付託及び討論はこれを省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。 これより議案第4号を採決いたします。 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
山越密雄) 起立全員であります。 よって、議案第4号は同意することに決定いたしました。
○議長(
山越密雄) 日程第8、市長提出議案第37号から第48号まで、以上12件を一括して議題といたします。 当局の
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(
岡部正英) それでは、議案第37号から議案第48号までについて
提案理由の説明を申し上げます。 議案第37号から議案第48号までにつきましては、既にお配りしてあります平成19年度予算(案)の大綱についてを朗読し、提案に当たっての説明とさせていただきます。 それでは、議案第37号から議案第48号までの平成19年度佐野市一般会計、各特別会計並びに各公営企業会計の予算(案)を提出するに当たり、その大綱を申し上げ、
議員各位のご理解とご協力をお願いするものでございます。 現在、我が国の経済は、消費に弱さが見られるものの、景気は回復を続けており、企業部門の好調さが、雇用・所得環境の改善を通じて家計部門へ波及し、民間需要中心の回復が続くと見込まれております。しかし、景気回復には地域間のばらつきが見られるようでございます。 一方、我が国の財政は、税収の大幅増を受けて、平成19年度予算案で国債発行額が過去最大の減額幅を実現し、約25兆4,000億円となるものの、公債依存度は30.7%と依然として高い水準にあります。しかも、普通国債残高が平成19年度末で約547兆円と見込まれており、極めて厳しい状況にあります。 こうした背景を踏まえた国の平成19年度予算案は、「平成23年度に国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化するとともに、簡素で効率的な政府を実現するため、これまでの財政健全化の努力を継続し、歳出改革路線を強化する。」との方針により、「行政改革推進法」に基づき、行政のスリム化・効率化を一層徹底し、総人件費改革や特別会計改革、資産・債務改革などについて、適切に反映させることを基本に編成されたものでございます。 このような状況下で、国の予算の枠組みに連動する地方財政対策は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」に沿って、国の取り組みと歩調を合わせ、地方歳出を厳しく抑制するという、国の予算編成の基本方針に基づきまして、地方一般歳出が約65兆7,400億円で、対前年度約7,400億円の減となりました。また、地方交付税につきましては、所得税・法人税などの国税収入が伸びたことによりまして、入り口ベースで増額になったものの、交付税特別会計における新規借り入れが廃止され、さらに借入金の計画的償還が開始されたことによりまして、出口ベースでは対前年度約7,000億円の減となりました。 以上申し上げましたように、経済状況は一部に弱さが見られるものの回復が続くようでございますが、財政状況は国・地方とも依然として厳しいものとなっております。なお、本市におきましては、合併に伴う国や県の財政支援措置のうち、国の合併市町村補助金及び県の市町村合併特別交付金が、平成18年度で終了となりますので、さらに厳しさを増しております。このような状況にありますが、本市の最大の課題であります市民病院問題につきましては、4月からすぐに医師を派遣していただける医療法人に医師の派遣をお願いし、病院機能を存続させ、その上で指定管理者制度の導入を図っていきたいと考えております。また、市民の皆さんが喜び、それぞれの地域が輝き、幸せに暮らしていける新しいまち、佐野市を市民の皆さんとともに築いていくため、市民の皆さんにわかりやすく、また、参画が得られやすいまちづくりの指針といたしまして、平成19年度からスタートする総合計画を策定しましたので、本市の目指す将来像「育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市」を実現するため、着実に事業を推進していきたいと考えております。 このため、平成19年度の予算編成に当たりましては、歳入を前年度並みに確保することが困難な状況にありましたので、歳出全体の徹底した見直しや歳出予算を平成17年度の決算額を基本とすること、第1次
総合計画前期基本計画の
実施計画事業に予算を優先することなどを「平成19年度予算編成方針」として示し、編成したところであります。なお、予算編成の基本姿勢は、私の考える「夢と希望と潤いのあるまちづくり」を織り込んだ、『第1次
総合計画前期基本計画の推進』とし、その下に「地域の特色を活かした快適なまちづくり」、「やさしくふれあいのある健康福祉づくり」、「魅力と活力ある産業づくり」、「豊かな心を育む教育・文化づくり」、「市民みんなでつくる夢のあるまちづくり」の五つの基本目標を掲げました。 このようにして編成いたしました平成19年度予算(案)の規模は、一般会計414億1,000万円、特別会計347億240万円、公営企業会計につきましては、
水道事業会計が収入28億7,482万6,000円、支出42億1,870万1,000円、
病院事業会計が収入28億1,500万9,000円、支出28億7,313万円とさせていただいた次第であります。 それでは、平成19年度予算(案)の概要につきまして、第1次総合計画の五つの基本目標により、主要な施策を中心に説明申し上げます。 初めに、「地域の特色を活かした快適なまちづくり」でございます。 安全・安心のまちづくりといたしましては、市民の皆さんの防災に関する知識と意識の高揚を図るため、県と共催で実施します総合防災訓練事業に予算を計上いたしました。また、水害や土砂災害などの災害時に、市民の皆さんが速やかに避難できるよう、ハザードマップ作成事業に予算を計上するとともに、避難誘導などの重要情報を迅速に伝達できるよう、防災行政無線システム整備事業に予算を増額計上いたしました。踏切部の拡幅を行い歩行者などの安全性を確保するため、市道
植野65号線道路改良事業に予算を計上いたしました。さらに、市民生活の安全と安心の確保に向けた各種施策を決めるため、防犯対策事業に予算を計上いたしました。 住みやすいまちづくりといたしましては、(仮称)田沼インターチェンジ周辺の土地利用について調査をするため、北関東自動車道関連整備調査事業に予算を増額計上いたしました。また、公共施設の整備改善を行うとともに、健全で快適な住宅地を造成し、宅地利用の増進を図るため、田沼北土地区画整理事業に予算を増額計上いたしました。市域を合理的かつ機能的に連携する幹線道路網整備計画を策定するため、道路網整備基本計画策定事業に予算を計上いたしました。三杉川改修事業に合わせて橋梁や取りつけ道路の整備を行うため、市道2級112号線道路改良事業に予算を計上いたしました。自家用有償バスの既存路線の見直し、及び新規路線の運行計画を策定するため、自家用有償バス運行経路等調査事業に予算を増額計上いたしました。市内各地域の住宅について実態調査を行い、今後の住宅政策を策定するため、住宅事情実態調査事業に予算を計上いたしました。ごみ処理施設の解体が終了した跡地を多目的に利用できる公園として整備し、市民の皆さんの交流と憩いの場として活用できるよう、(仮称)田之入公園整備事業に所要額を計上いたしました。また、朱雀土地区画整理事業地内に、近隣の人々が安心して集い、語り合えるコミュニティ空間を確保するため、朱雀東公園整備事業に予算を計上いたしました。さらに、上水道の未普及地区の施設整備に向けた調査を行うため、未普及地域解消調査事業に予算を計上いたしました。 自然環境と共生するまちづくりといたしましては、本市の課題の一つでありました新
清掃センターが、地元町会の皆さんを始め多くの方々のご協力によりまして、3月に本格稼働となります。しかし、排出抑制や分別収集などには、今後も引き続き取り組んでいかなければなりませんので、これらの取り組みを含む、ごみの処理に関する計画を定めるため、一般廃棄物処理基本計画策定事業に予算を計上いたしました。本市の特性に応じた環境保全の施策を策定するため、環境基本計画策定事業に、また、市が率先して環境保全のための施策を実践するため、天然ガス自動車購入事業にそれぞれ予算を計上いたしました。さらに、農業農村整備事業の実施に際して、動植物を中心とした自然環境への配慮が必要となるため、農村環境計画策定事業に予算を計上いたしました。 次に、「やさしくふれあいのある健康福祉づくり」でございます。 健康のまちづくりといたしましては、ごみ焼却処理施設からの熱エネルギーを有効利用して、市民の皆さんの健康増進を図るため、余熱利用施設建設事業に予算を増額計上いたしました。また、市民病院への対応といたしまして、経営形態の移行による経営健全化を図るため、市民病院対策事業に予算を計上いたしました。さらに、医師不足により平成19年度も大きな損失が見込まれておりますので、地域医療に支障を来さないよう、
病院事業会計補助金に予算を増額計上いたしました。 安心して子育てのできるまちづくりといたしましては、葛生南小学校区に平成18年度末から、こどもクラブを立ち上げるため、放課後児童健全育成事業に予算を増額計上いたしました。また、第3子以降の出産に祝金を支給し、次代を担う子の出産を奨励するため、子宝祝金支給事業に予算を増額計上するとともに、合わせて支給しております、さのっこ子育て支援金支給事業にも予算を計上いたしました。さらに、少子化対策の観点から、3歳未満の第1子及び第2子に対する児童手当が拡充されることになりましたので、児童手当支給事業に予算を増額計上いたしました。 助け合い生きがいを実感できるまちづくりといたしましては、だれもが気軽に立ち寄れる「お茶のみ広場」的な場所を確保するため、高齢者ふれあいサロン事業に予算を増額計上いたしました。また、民間活力を活用した老人保健福祉施設などの整備促進を図るため、老人保健福祉施設整備促進事業に予算を増額計上いたしました。障害者が身近な地域で自立した生活を送れるよう、介護給付・訓練等給付費に予算を増額計上いたしました。障害のある生徒の校内における移動を円滑にし、学習環境の改善を図るため、中学校バリアフリー化事業に予算を計上いたしました。さらに、地域における福祉サービスの適切な利用の推進、福祉活動への市民参加の促進などを定める計画を策定するため、地域福祉計画策定事業に予算を計上いたしました。 次に、「魅力と活力ある産業づくり」でございます。 産業振興で働きやすいまちづくりといたしましては、農業者の減少と高齢化が見込まれる中で、認定農業者の確保・育成、集落営農組織の育成、新規就農者の支援など、多様な農業の担い手の育成を図るため、担い手アクションサポート事業に予算を計上いたしました。また、現施設の維持修繕を行い、円滑な用水供給の安定を図るため、佐野用水地区県営基幹水利施設補修事業に予算を増額計上いたしました。林業及び地域の振興を図るため、飛駒地区と作原地区を結ぶ林道近沢線整備事業に予算を増額計上いたしました。企業立地の促進及び雇用機会の拡大を図るため、企業誘致促進事業に予算を増額計上いたしました。さらに、中心市街地の活性化に向けて、町中のにぎわいを創出する事業を行う者に対して支援をするため、まちなか活性化支援事業に予算を計上いたしました。 観光振興で人が集まるまちづくりといたしましては、観光客のニーズに合った観光ルートを設定し、観光客の増加を図るため、観光ルート整備事業に予算を計上いたしました。また、新都市地区の大型商業施設には、県内外から多くの人が訪れております。これらの来訪者に1月にオープンいたしましたバスターミナルなどで乗り替えていただき、そして本市の持つ豊かな自然を満喫できる観光地や観光施設へ誘客するため、観光施設送迎バス運行事業に予算を計上いたしました。なお、将来的には、市営バスや市内循環バスも活用していきたいと考えております。さらに、首都圏からの観光誘客を図るため、観光事業者との連携強化事業に予算を計上いたしました。 次に、「豊かな心を育む教育・文化づくり」でございます。 生涯にわたり学びのあるまちづくりといたしましては、教職員の指導力を向上させ、特色ある教育のできる人材を育成するため、教職員の指導力向上事業に予算を増額計上いたしました。また、子供たちが地域社会の中で、心豊かで健やかにはぐくまれる環境づくりを推進するため、安全・安心な子供の活動拠点を設け、勉強、スポーツ、地域住民との交流活動などの取り組みを行う、放課後子ども教室推進事業に予算を計上いたしました。児童・生徒が安全で安心して学べる教育環境の整備のため、小学校校舎耐震補強事業や小・中学校教育備品整備事業を始め、各種施設整備の改修に予算を計上いたしました。幼児・児童・生徒の安全確保を目的に、ITを活用した情報の共有を図るため、安全情報共有システム調査研究事業に予算を計上いたしました。生涯学習のまちづくりを具現化するため、生涯学習推進計画策定事業に予算を計上いたしました。さらに、生涯スポーツの振興を図るため、簡易式外野フェンス購入事業及びプール給湯ボイラー改修事業に予算を計上いたしました。 歴史・文化を生かしたまちづくりといたしましては、市の伝統工芸であります天明鋳物の知名度を活用した鋳金作品の全国的なコンクールを開催するため、佐野ルネッサンス鋳金展開催事業に予算を計上いたしました。また、郷土の歴史的文化遺産であります唐沢山城跡を国指定史跡化に向けて事前調査するため、唐沢山城跡国指定史跡化事前調査事業に予算を計上いたしました。さらに、県の無形民俗文化財に指定されております牧歌舞伎が、保存継承のため隔年で地元公演を実施しておりますので、牧歌舞伎地元公演補助金に予算を計上し支援してまいります。 次に、「市民みんなでつくる夢のあるまちづくり」でございます。 市民参加のまちづくりといたしましては、市民の皆さんの市政に対する関心や要望などを把握し、市政運営の基礎資料とさせていただくため、世論調査事業に予算を計上いたしました。 人と人が交流するまちづくりといたしましては、公共施設の利用予約をパソコンや携帯電話から、インターネットを利用して申し込みできるようにするため、公共施設予約システム導入事業に予算を増額計上いたしました。また、公共施設に公開端末を設置し、訪れた人が市のホームページや観光案内の閲覧などをできるようにするため、公開端末設置事業に予算を計上いたしました。 人権尊重のまちづくりといたしましては、市民の皆さんの人権が尊重されるまちづくりを推進するため、人権教育・啓発推進佐野市行動計画策定事業に予算を計上いたしました。また、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、男女共同参画プラン策定事業に予算を計上いたしました。 地方の時代にふさわしい行財政運営の推進といたしましては、限りある財源を有効に活用し、質の高い行政サービスを提供するため、行政評価システム推進事業に所要額を計上いたしました。また、健全な財政運営の推進に向けて、下水道受益者負担金や公営住宅使用料などの、滞納分の収納率向上を図るため、税外収入収納確保特別対策事業に予算を計上いたしました。さらに、正しい申告と納税の推進を啓発し、市税の収納率向上を図るため、正しい申告と納税推進都市宣言推進事業に予算を計上いたしました。 以上、平成19年度市政執行に当たり、主要な施策について申し上げました。 さて、私は新市の初代市長に就任いたしましたが、私に与えられた使命は、この合併が成功であった、合併してよかったと将来言われるようなまちづくりの基礎をつくることであると認識しております。そして、平成19年度は、新市が大きく発展・飛躍していくための基礎を固めながら、さらなる一歩を踏み出していく、決断と実行の年と考えております。しかし、冒頭にも申し上げましたように、本市の財政を取り巻く環境は極めて厳しいものとなっております。そのため、平成19年度予算(案)は、平成17年度の決算額などに準じた予算とさせていただいた事務事業もございます。また、あれもこれもというわけにはまいりませんので、第1次
総合計画前期基本計画の
実施計画事業に予算を優先して事務事業を選択させていただきました。 このように厳しい財政状況下において、編成させていただいた予算(案)ではありますが、財政調整基金及び減債基金の平成18年度末見込額の6割強を取り崩したことによりまして、合併により向上しました市民の皆さんへのサービスは維持できたものと考えております。今後、本市の財政を取り巻く環境は、ますます厳しくなるものと想定しておりますが、行財政の効率的運営を図りながら、本市の目指す将来像「育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市」を実現するため、また、市民福祉のさらなる向上のため、職員と一丸となって最大限努力してまいりたいと考えております。 以上、平成19年度予算編成に当たりましての大綱とさせていただきます。
議員各位におかれましては、大綱の趣旨を十分にご理解いただきまして、今後の財政運営にご支援とご協力を心からお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。
○議長(
山越密雄) 日程第9、市長提出議案第5号から第36号まで、以上32件を一括して議題といたします。 当局の
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長 登壇)
◎市長(
岡部正英) それでは、議案第5号から議案第36号までについて順次
提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第5号
佐野市民憲章の制定についてでございますが、本市の市民憲章を制定するため提案するものでございます。 次に、議案第6号 非核・
平和都市宣言についてでございますが、本市を非核・平和都市として宣言するため提案するものでございます。 次に、議案第7号 こどもの街宣言についてでございますが、本市をこどもの街として宣言するため提案するものでございます。 次に、議案第8号
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定についてでございますが、
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定を整備するため
関係条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第9号 佐野市安全で安心な
まちづくり条例の制定についてでございますが、市民が安全に、かつ安心して暮らすことのできる社会の実現に向け、市、市民、事業者及び関係機関等が一丸となり、犯罪の起こりにくいまちづくりの推進を図るため本条例を制定したいので、提案するものでございます。 次に、議案第10号 佐野市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてでございますが、職員の休息時間を廃止し、休憩時間を見直し、及び所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第11号 佐野市職員の給与に関する条例の改正についてでございますが、一般職の職員の給与に関する法律の改正に伴い、管理職手当及び子等の扶養手当を定額とし、並びに所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第12号 佐野市税条例の改正についてでございますが、入湯税の課税免除及び税率の規定を改めるため、本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第13号 佐野市
手数料条例の改正についてでございますが、知事の権限に属する煙火及び林業に関する事務の移譲を受けるに当たりまして、申請等の審査事務等にかかわる手数料を定めるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第14号 佐野市
手数料条例の改正についてでございますが、建築基準法の改正に伴い、建築関係手数料の所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第15号 佐野市
市民保養施設条例の制定についてでございますが、佐野市市民保養施設の管理を指定管理者に行わせるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第16号 佐野市
医療費助成に関する条例の改正についてでございますが、妊産婦医療費、重度心身障害者医療費、特定疾患者医療費及びひとり親家庭医療費の助成制度を改めるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第17号 佐野市
母子家庭及び
父子家庭入学祝金支給条例の改正についてでございますが、学校教育法の改正に伴い、所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第18号 佐野市
勤労青少年ホーム条例の制定についてでございますが、佐野市勤労青少年ホームの管理を指定管理者に行わせるため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第19号
佐野市営住宅条例の改正についてでございますが、下田沼市営住宅の建て替え事業に伴い、当該住宅の共同施設及び駐車場を改め、並びに所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第20号
佐野市民病院条例の改正についてでございますが、市民病院において実施する介護保険法等による事業を明確にするため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第21号 佐野市
消防団条例の改正についてでございますが、消防組織法の改正に伴い、所要の規定を整備するため本条例を改正したいので、提案するものでございます。 次に、議案第22号 栃木県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県
市町村総合事務組合規約の変更についてでございますが、平成19年3月31日から上河内町及び河内町を廃し、その区域を宇都宮市に編入する廃置分合並びに消防組織法及び
地方自治法の改正に伴い、栃木県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数を減少し、栃木県
市町村総合事務組合規約を変更することについて関係
地方公共団体と協議をしたいので、提案するものでございます。 次に、議案第23号 上河内町及び河内町が栃木県
市町村総合事務組合から脱退することに伴う
財産処分についてでございますが、上河内町及び河内町が宇都宮市に編入されることに伴い、両町が栃木県
市町村総合事務組合から脱退するため、同組合の共同処理する事務のうち退職手当支給事務に係る
財産処分について関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第24号
佐野地区広域消防組合規約の変更についてでございますが、
地方自治法の改正に伴い及び所要の規定を整備するため、
佐野地区広域消防組合規約を変更することについて関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第25号
佐野地区衛生施設組合規約の変更についてでございますが、
地方自治法の改正に伴い及び所要の規定を整備するため、
佐野地区衛生施設組合規約を変更することについて関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 次に、議案第26号 栃木県
後期高齢者医療広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び栃木県
後期高齢者医療広域連合規約の変更についてでございますが、平成19年3月31日から上河内町及び河内町を廃し、その区域を宇都宮市に編入する廃置分合が行われることに伴い、栃木県
後期高齢者医療広域連合を組織する
地方公共団体の数を減少し、栃木県
後期高齢者医療広域連合規約の変更をすることについて関係
地方公共団体と協議したいので、提案するものでございます。 続きまして、別冊の平成18年度佐野市
補正予算書により説明を申し上げます。 初めに、議案第27号 平成18年度佐野市
一般会計補正予算(第5号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出の予算の補正といたしましては、2ページから5ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり2,514万2,000円の減額をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費といたしましては、6ページから7ページにかけての第2表、繰越明許費のとおり統合保育園施設整備事業ほか4件について繰り越しをお願いするものでございます。第3条、債務負担行為の補正といたしましては、同じく6ページからの第3表、債務負担行為補正のとおり佐野市農業経営近代化資金利子補給金及び佐野市農業経営基盤強化資金利子補給金を追加し、佐野新都市土地区画整理事業基本事業費負担金の変更をお願いするものでございます。第4条、地方債の補正といたしましては、8ページから9ページにかけての第4表、地方債補正のとおり中央こどもクラブ施設整備事業費を追加し、合併特例事業費ほか5件について変更をお願いするものでございます。 それでは、14ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款市税でございますが、1億4,700万円の追加でございます。内容は、市民税の現年課税分でございます。 次に、10款地方交付税でございますが、4,854万6,000円の追加でございます。内容は、普通交付税でございます。 次に、14款国庫支出金でございますが、8,509万3,000円の追加でございます。主な内容は、合併市町村補助金でございます。 次に、16ページの15款県支出金でございますが、6,195万円の減額でございます。主な内容は、こども医療給付費補助金でございます。 次に、16款財産収入でございますが、7,223万9,000円の追加でございます。主な内容は、普通財産土地売払収入でございます。 次に、18ページの17款寄附金でございますが、461万3,000円の追加でございます。内容は、社会福祉事業基金寄附金及びさのっこ子育て支援基金寄附金でございます。 次に、18款繰入金でございますが、8億6,851万7,000円の減額でございます。内容は、減債基金繰入金でございます。 次に、19款繰越金でございますが、6億1,535万1,000円の追加でございます。内容は、前年度繰越金でございます。 次に、20款諸収入でございますが、2,471万7,000円の減額でございます。主な内容は、みかもクリーンセンター光熱水費負担金でございます。 次に、20ページの21款市債でございますが、4,280万円の減額でございます。主な内容は、合併特例事業債でございます。 22ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。2款総務費でございますが、2億6,696万6,000円の減額でございます。主な内容は、防災行政無線システム整備事業費でございます。 次に、25ページにかけての3款民生費でございますが、3億1,696万9,000円の追加でございます。主な内容は、統合保育園施設整備事業費でございます。 次に、27ページにかけての4款衛生費でございますが、1億1,063万9,000円の追加でございます。主な内容は、
病院事業会計補助金でございます。 次に、6款農林水産業費でございますが、375万円の減額でございます。内容は、農業集落排水事業特別会計繰出金及び林道白岩柿平線整備支援事業補助金でございます。 次に、29ページにかけての8款土木費でございますが、1億718万7,000円の減額でございます。主な内容は、公共下水道事業特別会計繰出金でございます。 次に、31ページにかけての9款消防費でございますが、1,481万1,000円の減額でございます。内容は、消防団ポンプ自動車購入事業費及び消防団機械器具置場整備事業費でございます。 次に、10款教育費でございますが、1,302万8,000円の減額でございます。主な内容は、市民体育館アスベスト除去事業費でございます。 次に、32ページの12款公債費でございますが、4,700万8,000円の減額でございます。内容は、市債償還元金及び市債償還利子でございます。 37ページをお開きください。議案第28号 平成18年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第2号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、38ページから39ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり4億2,706万6,000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、44ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。4款国庫支出金でございますが、1,077万円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業費負担金でございます。 次に、5款医療給付費等交付金でございますが、1,110万4,000円の追加でございます。内容は、過年度療養給付費等交付金でございます。 次に、6款県支出金でございますが、1,077万円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業費負担金でございます。 次に、7款共同事業交付金でございますが、4,917万3,000円の減額でございます。内容は、共同事業交付金でございます。 次に、10款繰入金でございますが、3,764万3,000円の追加でございます。内容は、一般会計繰入金及び保険基盤安定繰入金でございます。 次に、46ページの11款繰越金でございますが、4億4,903万2,000円の追加でございます。内容は、療養給付費等交付金繰越金及びその他の繰越金でございます。 48ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、619万3,000円の減額でございます。内容は、職員人件費及び栃木県
市町村総合事務組合負担金でございます。 次に、3款老人保健拠出金でございますが、4,256万7,000円の追加でございます。内容は、老人保健医療費拠出金及び老人保健事務費拠出金でございます。 次に、51ページにかけての4款介護納付金でございますが、2,528万7,000円の減額でございます。内容は、介護納付金でございます。 次に、5款共同事業拠出金でございますけれども、5,271万4,000円の減額でございます。内容は、高額医療費共同事業医療費拠出金及び保険財政共同安定化事業拠出金でございます。 次に、7款積立金でございますが、4億5,722万4,000円の追加でございます。内容は、国民健康保険財政調整基金積立金でございます。 次に、53ページにかけての9款諸支出金でございますけれども、1,146万9,000円の追加でございます。内容は、償還金でございます。 57ページをお開きください。議案第29号 平成18年度佐野市
国民健康保険事業特別会計(
直営診療施設勘定)
補正予算(第2号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、58ページから59ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり114万円の減額をお願いするものでございます。 それでは、64ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款診療収入でございますが、114万円の減額でございます。内容は、現年度分の老人保健診療報酬収入でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、114万円の減額でございます。内容は、市民病院代診医師派遣負担金でございます。 67ページをお開きください。議案第30号 平成18年度佐野市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、68ページから69ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり2,888万3,000円の減額をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費といたしましては、同ページの第2表、繰越明許費のとおり公共下水道建設事業について繰り越しをお願いするものでございます。 それでは、74ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款国庫支出金でございますが、1,352万8,000円の追加でございます。内容は、首都圏近郊整備地帯等事業補助率差額でございます。 次に、4款繰入金でございますが、4,241万1,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 歳出について説明を申し上げます。5款公債費でございますが、2,888万3,000円の減額でございます。内容は、市債償還利子でございます。 77ページをお開きください。議案第31号 平成18年度佐野市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、78ページから79ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり213万1,000円の減額をお願いするものでございます。 それでは、84ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款繰入金でございますが、213万1,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款農業集落排水費でございますが、213万1,000円の減額でございます。内容は、大古屋地区農業集落排水公共下水道接続替事業費でございます。 87ページをお開きください。議案第32号 平成18年度佐野市
市民保養施設事業特別会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、88ページから89ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり235万4,000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、94ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。1款使用料及び手数料でございますが、246万1,000円の追加でございます。内容は、保養施設使用料でございます。 次に、2款繰入金でございますが、339万1,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 次に、4款諸収入でございますが、328万4,000円の追加でございます。内容は、施設賄収入及び奉仕料でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款市民保養施設管理費でございますが、235万4,000円の追加でございます。内容は、市民保養施設運営事業費でございます。 97ページをお開きください。議案第33号 平成18年度佐野市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第4号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、98ページから99ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり242万8,000円の追加をお願いするものでございます。第2条、繰越明許費といたしましては、同ページの第2表、繰越明許費のとおり介護保険システム改修事業について繰り越しをお願いするものでございます。 それでは、104ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款国庫支出金でございますが、121万4,000円の追加でございます。内容は、介護保険事業費補助金でございます。 次に、8款繰入金でございますが、121万4,000円の追加でございます。内容は、事務費繰入金でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、242万8,000円の追加でございます。内容は、介護保険システム改修事業費でございます。 107ページをお開きください。議案第34号 平成18年度佐野市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、108ページから109ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり44万円の減額をお願いするものでございます。 それでは、114ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款介護サービス収入でございますけれども、1,600万円の減額でございます。内容は、通所リハビリテーション費収入及び短期入所療養介護費収入でございます。 次に、3款繰入金でございますけれども、1,540万円の追加でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。 次に、6款財産収入でございますが、16万円の追加でございます。内容は、リフト付ワゴン車売払収入でございます。 歳出について説明を申し上げます。1款総務費でございますが、44万円の減額でございます。内容は、あそヘルホス管理事業費でございます。 続きまして、別冊の平成18年度佐野市
水道事業会計補正予算書により説明を申し上げます。議案第35号 平成18年度佐野市
水道事業会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。第1条は説明を省略し、第2条から説明を申し上げます。第2条は、収益的収入及び支出の補正でございます。内容は、借換債の実施により、支出利息32万5,000円の減額でございます。 第3条は、資本的収入及び支出の補正でございます。内容は、借換債の実施によりまして、企業債償還元金19万円の増額でございます。 第4条は、予算第10条、利益剰余金の処分の補正でございます。内容は、当初予算では欠損金の補てん財源として建設改良積立金の一部を利益積立金に積み立て替えすることにより予定しましたが、平成17年度決算の確定により、18年度へ繰り越す利益積立金が増加しましたので、積み立て替えする必要がなくなり、予算第10条をこれは削除するものでございます。 2ページにつきましては、今回の補正にかかわる収益的支出と資本的支出の
実施計画でございます。 3ページからは、今回の補正に伴い資金計画、予定貸借対照表及び補てん財源の明細書に変更が生じましたので、それぞれ補正をするものでございます。 続きまして、別冊の平成18年度佐野市
病院事業会計補正予算書により説明を申し上げます。議案第36号 平成18年度佐野市
病院事業会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。第1条は説明を省略し、第2条から説明を申し上げます。第2条は、業務の予定量の補正でございます。内容は、医療機械器具整備事業の2億1,023万円の減額及び病院施設整備事業の2,410万4,000円の減額でございます。 第3条は、収益的収入及び支出の補正でございますが、収入及び支出とも9,510万円の減額でございます。主な内容は、医業収益、職員給与費及び材料費の減額並びに一般会計運営交付金の増額によるものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の補正でございますが、収入及び支出とも2億3,433万4,000円の減額でございます。内容は、購入機器削減及び工事費変更によるものでございます。 第5条は、企業債の補正でございますが、2億1,010万円の減額でございます。内容は、購入機器削減によるものでございます。 第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございますが、6,540万円の減額でございます。内容は、職員給与費によるものでございます。 第7条は、他会計からの補助金の補正でございますが、1億9,830万円の追加でございます。主な内容は、一般会計運営交付金によるものでございます。 第8条は、たな卸資産購入限度額の補正でございますが、3,118万5,000円の減額でございます。内容は、材料費の減によるものでございます。 以上が議案32件についての概要でございます。どうぞよろしくご審議をいただき、原案のとおりお認めいただきますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
山越密雄) 以上をもって当局の説明は終わりました。 この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。
○議長(
山越密雄) お諮りいたします。
今期定例会に陳情1件が提出されております。提出された陳情文書表及び陳情を職員をして配布させます。 (職員配布)
○議長(
山越密雄) この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山越密雄) ご異議なしと認めます。 よって、この際これを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 これより陳情第1号を議題といたします。 この際、陳情文書表の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載することといたします。 陳 情 文 書 表 平成19年第1回
佐野市議会定例会 ┌──────┬───────────────┬────────────────┬─────┬─────┐│ 種 別│ 要 旨 │ 提出者住所氏名 │受理年月日│関係
委員会│├──────┼───────────────┼────────────────┼─────┼─────┤│ │
日豪EPA交渉に関する意見書の│佐野市金吹町2351 │ │ ││ │ │ │平成 │ ││陳情第 1号│採択と
関係省庁への働きかけを求│佐野農業協同組合 │ │経済文教 ││ │ │ │19.2.23│ ││ │める陳情 │代表理事組合長 高 橋 一 夫 │ │ │└──────┴───────────────┴────────────────┴─────┴─────┘
○議長(
山越密雄) 本件は、お手元に配布の陳情文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
○議長(
山越密雄) この際、申し上げます。 明2月24日及び25日は休日のため休会といたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 次回は、2月26日月曜日午前10時より本会議を開きます。ご了承願います。 本日は、これをもって散会いたします。 午前11時33分散会...