足利市議会 > 2021-06-28 >
06月28日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号

ツイート シェア
  1. 足利市議会 2021-06-28
    06月28日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号


    取得元: 足利市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    令和 3年  6月 定例会(第5回)            令和3年            足利市議会定例会会議録(第5号)            第 5 回                                        6月28日(月曜日) 出 席 議 員 (24名)         1番 藤 本 秀 樹           13番 冨 永 悦 子         2番 鳥 井 康 子           14番 大須賀 幸 雄         3番 中 島 真 弓           15番 斎 藤 昌 之         4番 鶴 貝 大 祐           16番 栗 原   収         5番 末 吉 利 啓           17番 荻 原 久 雄         6番 須 田 瑞 穂           18番 柳   収一郎         7番 大 谷 弥 生           19番 渡 辺   悟         8番 杉 田   光           20番 尾 関 栄 子         9番 金 子 裕 美           21番 黒 川 貫 男        10番 小 林 貴 浩           22番 中 山 富 夫        11番 横 山 育 男           23番 酉 田 智 男        12番 吉 田 晴 信           24番 平 塚   茂 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定による会議事件の説明のため出席要求によって出席した者    市     長  早 川 尚 秀       上 下 水道部長  佐 藤 一 弘    副  市  長  塚 原 達 哉       消  防  長  阿 部 正 敏    総 合 政策部長  邉 見   隆       教  育  長  須 藤 秀 幸    総 務 部 長  小 林   廣       教 育 次 長  岡 田 和 之    健 康 福祉部長  福 田 優 子       行 政 委 員 会  寺 﨑 理 博                           事 務 局 長    生 活 環境部長  加 藤 大 介       農 業 委 員 会  荻 原 淳 志                           事 務 局 長    産 業 観光部長  安 西   健       秘 書 広報課長  髙 山   稔    都 市 建設部長  花 澤   繁       行 政 管理課長  青 木 義 幸    会 計 管 理 者  茂 木 雅 子 議会事務局職員出席者    事 務 局 長  平 山   忍       書     記  堀 井 雄一郎    議 事 課 長  松 島   繁       書     記  山 口 真 央    議 事 調査担当  藤 谷 繁 朗    副  主  幹 本日の会議に付した事件                                     (1) 議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算(第2号)について                   (2) 議案第47号 職員の服務の宣誓に関する条例改正について                       (3) 議案第48号 足利固定資産評価審査委員会条例改正について                     (4) 議案第49号 足利介護保険条例等改正について                           (5) 議案第50号 足利国民健康保険条例等改正について                         (6) 議案第51号 足利地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例改正について          (7) 議案第52号 足利まちづくり応援基金条例の制定について                       (8) 議案第53号 足利市松田川ダムふれあい広場条例改正について                     (9) 議案第54号 市有財産無償譲渡について                               (10) 議案第55号 足利運動場条例改正について                             (11) 議案第56号 財産の取得について                                   (12) 議案第57号 令和3年度足利一般会計補正予算(第3号)について                   (13) 議案第58号 固定資産評価員の選任について                              (14) 決定案第8号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見答申について                    (15) 広報広聴常任委員会調査報告について                                     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎事務局長平山忍) 報告いたします。  ただいまの出席議員24名、全員であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 議案第46号から第56号までについて  日程第2 広報広聴常任委員会調査報告について  日程第3 議案第57号について          日程第4 議案第58号について          日程第5 決定案第8号について          以上であります。                           開議 午後2時00分 ○議長(栗原収) ただいまから、本日の会議を開きます。  日程第1 議案第46号から第56号までについてを議題といたします。  委員会付託の各案については、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和3年6月18日総務企画防災常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和3(2021)年6月21日  足利市議会        栗 原   収 様  議   長         足利市議会総務企画防災常任委員会         委 員 長  末 吉 利 啓            記 1 審査事件  (1) 議案第46号 令和3年度足利一般会計補正           予算(第2号)について     (2) 議案第47号 職員の服務の宣誓に関する条例           の改正について         (3) 議案第48号 足利固定資産評価審査委員会           条例改正について  (4) 議案第52号 足利まちづくり応援基金条例           の制定について  (5) 議案第56号 財産の取得について 2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和3年6月18日民生環境水道常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和3(2021)年6月22日  足利市議会        栗 原   収 様  議   長         足利市議会民生環境水道常任委員会         委 員 長  杉 田   光            記 1 審査事件  (1) 議案第49号 足利介護保険条例等改正に           ついて             (2) 議案第50号 足利国民健康保険条例等の改           正について          2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和3年6月18日教育経済建設常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和3(2021)年6月23日  足利市議会        栗 原   収 様  議   長         足利市議会教育経済建設常任委員会         委 員 長  中 島 真 弓            記 1 審査事件  (1) 議案第51号 足利地区計画の区域内におけ           る建築物の制限に関する条例の           改正について          (2) 議案第53号 足利市松田川ダムふれあい広場           条例改正について       (3) 議案第54号 市有財産無償譲渡について   (4) 議案第55号 足利運動場条例改正につい           て              2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(栗原収) これより委員長報告を求めます。  総務企画防災常任委員会委員長末吉利啓議員。   (総務企画防災常任委員会委員長    末吉利啓議員登壇) ◎総務企画防災常任委員会委員長末吉利啓) 総務企画防災常任委員会に付託されました案件審査概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は5件でありまして、去る6月21日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査概要について申し上げます。  まず、議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は、単独事業の補正及び債務負担行為の追加を内容とするもので、民間活力を活用したまち魅力創出事業や、西宮林野火災により焼損したハイキングコース案内板消防資機材などの整備事業等の実施、また春日市営住宅跡地道路等周辺整備事業を内容とする債務負担行為を設定するため、歳入歳出予算に1億2,700万円を追加し、予算総額を519億8,400万円にしようとするものであります。  審査過程におきましては、「観光施設整備事業費ハイキングコース等整備事業費について、具体的にどのような整備をするのか。」との質疑に対し、当局から、「西宮林野火災による影響で、焼け焦げてしまい倒木するおそれのあるハイキングコース上の木の伐採や、焼けて倒れてしまった案内標識板休憩所整備など、危険性があり緊急を要するものを優先して行う。」との答弁がありました。  また、「まちの魅力・民間活力応援事業費について事業の内容を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「民間活力により、まちの魅力やにぎわいの創出、定住促進などを一体的に進めるため、一般在団法人民間都市開発推進機構と本市が拠出する足利まちづくり応援基金からの助成と、クラウドファンディングによる資金提供を活用し、民間のまちづくり事業者が市の未利用施設や空き家などをリノベーションするなどして、まち活性化につなげるものである。」との答弁がありました。  また、「消防施設整備費消防器具整備費について、消防団の各分団に配備する受令機を1台とした根拠を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「西宮林野火災において情報の伝達がうまくいかなかったことを受け、消防団分団長受令機を持って現場へ向かい、現場から指示を出すことを想定して配備台数を1台とした。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第47号 職員の服務の宣誓に関する条例改正についてでありますが、本案は、行政手続における押印原則見直し基準に基づき、押印を廃止するため、条例改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第48号 足利固定資産評価審査委員会条例改正についてでありますが、本案は、行政手続簡素化を推進し、市民の負担軽減及び利便性の向上を図るため、審査申出書等への押印及び署名を不要とするため、条例改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第52号 足利まちづくり応援基金条例の制定についてでありますが、本案は、地域活性化及び持続可能なまちづくりの推進に資する事業に要する経費の財源に充てることを目的とする基金を設置するため、条例を制定しようとするものであります。  審査過程におきましては、足利まちづくり応援基金は、クラウドファンディング活用型まちづくり支援業務以外にも活用できる内容であるが、同業務以外にも活用するのか。」との質疑に対し、当局から、「現時点では、クラウドファンディング活用型まちづくり支援業務にのみ同基金を活用することを考えている。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第56号 財産の取得についてでありますが、本案は、化学消防ポンプ自動車(Ⅰ型)1台を購入することについて、議会の議決を求めるものであります。  審査過程におきましては、「化学消防ポンプ自動車耐用年数と、同車両に充填する薬剤の使用期限を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「化学消防ポンプ自動車耐用年数は15年を見込んでおり、またメーカーが推奨する薬剤の有効期限は5年から10年である。」との答弁がありました。  また、「現在使用されている化学消防ポンプ自動車は、配備されてから15年近く経過しているのか。」との質疑に対し、当局から、「西分署に配備されている現在の化学消防ポンプ自動車は、平成11年12月に購入し、令和3年12月には22年が経過するものである。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件審査概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(栗原収) 民生環境水道常任委員会委員長、杉田 光議員。   (民生環境水道常任委員会委員長    杉田 光議員登壇) ◎民生環境水道常任委員会委員長杉田光) 民生環境水道常任委員会に付託されました案件審査概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は2件でありまして、去る6月22日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査概要について申し上げます。  まず、議案第49号 足利介護保険条例等改正についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた介護保険制度における第1号被保険者に対し、令和3年度においても引き続き減免を行うとともに、所要の規定を整備するため、条例改正しようとするものであります。  審査過程におきましては、「今回の介護保険料減免について、令和2年度と減免される範囲等見直しはあるのか。また、令和2年度に介護保険料減免を受けた人数と、令和3年度の見込み人数を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「対象は令和2年度と同様である。また、令和2年度に減免を受けた人数は71人であり、令和3年度はこれよりも減少するのではないかと見込んでいる。」との答弁がありました。  また、「今回、国の財政支援があるとのことであるが、どの程度の割合を国が支援してくれるのか。」との質疑に対し、当局から、「介護保険特別調整交付金による財政支援により、第1号被保険者に係る介護保険料減免総額の10分の4に相当する額の支援を受けられる予定である。」との答弁がありました。  また、「対象者が65歳以上の高齢者であることから、減免申請の手続に戸惑う方がいると思うが、提出に当たりどのような対応を考えているのか。」との質疑に対し、当局から、「郵送による受付や、親族の代理記入を認めるなど、丁寧に対応していきたい。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第50号 足利国民健康保険条例等改正についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた被保険者に対し、令和3年度においても引き続き減免を行うとともに、所要の規定を整備するため、条例改正しようとするものであります。  審査過程におきましては、「国民健康保険税を納付した後に減免になった場合には返金されるのか。」との質疑に対し、当局から、「この場合、その後に納める税額と調整するほか、それでも納付額が多い場合には還付することになる。」との答弁がありました。  また、「そのような税額の調整等があることは、通知に記載するなどして周知しているのか。」との質疑に対し、当局から、「今後発送予定国民健康保険税納税通知書と一緒に案内チラシを配る予定であり、納税済みの税額がある場合には還付がある旨を記載してある。また、時機を見て、改めてあしかがみ等の広報においても周知していきたい。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件審査概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(栗原収) 教育経済建設常任委員会委員長中島真弓議員。   (教育経済建設常任委員会委員長    中島真弓須田瑞穂議員登壇) ◎教育経済建設常任委員会委員長中島真弓) 教育経済建設常任委員会に付託されました案件審査概要について、御報告を申し上げます。  本委員会に付託されました案件は4件でありまして、去る6月23日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査概要について申し上げます。  まず、議案第51号 足利地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例改正についてでありますが、本案は、足利佐野都市計画地区計画の決定に伴い、新たな地区計画区域を追加するため、条例改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第53号 足利市松田川ダムふれあい広場条例改正についてでありますが、本案は、令和4年4月からの新たな指定管理者の公募について、広く民間事業者の参入を促進し、創意工夫を生かした魅力あるサービスを提供するに当たり、利用期間の変更及び利用料を改定するため、条例改正しようとするものであります。  審査過程におきましては、「指定管理者を公募することにより、民間事業者に対し、どのようなサービスの提供を期待しているのか。」との質疑に対し、当局から、「最新グッズの使い方や、初心者が気軽に手ぶらで来てもキャンプやバーベキューができるような講習会も含め、民間事業者の持つノウハウを公募の中で提案いただきたいと考えている。」との答弁がありました。  また、「利用料を改定するに当たって、事業者側利用者側の視点に立った議論は行ったのか。」との質疑に対し、当局から、「松田川ダムふれあい広場が、よりよい施設としてあり続けるためには、民間事業者の持つノウハウを活用したサービスの向上が必要であり、そのためには利用料の金額に幅を持たせ、多くの応募者の中からよりよい指定管理者を選定することなど議論を行った。」との答弁がありました。  次に、討論についてでありますが、委員から、「市民に親しまれている松田川ダムふれあい広場は、住民の福祉の増進を目的とする公共施設であるため、利用料の改定を前提とする公募には反対である。」との反対討論、また、「本案については、利用料の金額に幅を設け、様々なノウハウを有する民間事業者が参入しやすくするための条例改正であり、ひいては市民サービスの向上につながることから賛成である。」との賛成討論がありました。  これにより、起立採決を行った結果、起立多数により、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第54号 市有財産無償譲渡についてでありますが、本案は、名草キャンプ場の廃止に伴い、同キャンプ場の敷地に存する全ての市有財産一般社団法人ふるさと名草に無償で譲渡することについて、議会の議決を求めるものであります。  審査過程におきましては、「譲渡先である一般社団法人ふるさと名草とは、どのような団体であるのか。」との質疑に対し、当局から、「名草キャンプ場の廃止について地元に相談したところ、その活用について検討がなされ、キャンプ場を運営するために新たに設立された法人である。」との答弁がありました。  また、「譲渡後、譲渡財産に瑕疵があった場合に、市に責任がないことは財産譲与契約に定められているのか。」との質疑に対し、当局から、「譲与仮契約書に現状が優先され、それを譲ると規定していることから、譲渡後における責任は譲渡先にあると考えている。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第55号 足利運動場条例改正についてでありますが、本案は、足利総合運動場軟式野球場使用料を見直すため、条例改正しようとするものであります。  審査過程におきましては、「軟式野球場改修工事を行ったことにより使用料を改定するとのことであるが、使用料を1面1時間当たり330円から495円に165円引き上げる積算根拠を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「改修工事費や今後の維持管理費から国や県の補助金を差し引いた市の負担額から耐用年数等を考慮し積算したものである。積算では、現行の使用料4.8倍の増額となるが、激変緩和を考慮し、1.5倍の495円としたものである。」との答弁がありました。  また、「受益者負担の原則によれば、かかった費用に対して使用料を引き上げることは当然であると考えるが、公共施設には住民の福祉の増進という目的がある。利用者を増やす努力をすることにより、受益者負担の原則を変えていくとの考えはないのか。」との質疑に対し、当局から、「利用団体スポーツに携わる方を増やすためにも、市民1人1スポーツを推進し、足利体育協会とも連携して進めていきたい。」との答弁がありました。  次に、討論についてでありますが、委員から、「使用料の引き上げではなく、利用者をいかに増やすかということに力を入れるべきであることから、反対である。」との反対討論、また、「管理運営サービスの提供を安定して継続することにより、利用者がきれいな施設を気持ちよく利用していただくことにつながるため、賛成である。」との賛成討論がありました。  これにより、起立採決を行った結果、起立多数により、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件審査概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(栗原収) 以上で、委員長報告を終結いたします。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  2番、鳥井康子議員。   (2番 鳥井康子議員登壇) ◆2番議員鳥井康子) 日本共産党鳥井康子です。私は、議案第53号 足利市松田川ダムふれあい広場条例改正について、反対の立場で討論いたします。  この条例改正は、令和4年4月からの新たな指定管理者の公募について、広く民間事業者の参入を促進し、創意工夫を生かした魅力あるサービスを提供するに当たり、利用期間の変更及び利用料を改定するため、条例改正しようとするものであると定義されています。  まず、初めに申し上げたいのは、この議案に反対はするものの、松田川ダムふれあい広場の指定管理者を公募することに、やみくもに反対するわけではないことをお伝えしたいと思います。議案説明書にもあるように、広く民間事業者の参入を促進し、創意工夫を生かした魅力あるサービスを提供することは、行われてしかるべきことと考えています。私がこの議案に反対する理由は、主に2点あります。  まず1点目は、この条例改正の中に、これまで松田川ダムふれあい広場の管理に直接当たってきた方々への配慮が見当たらない内容であること。これまで同広場の管理は、足利市みどりと文化・スポーツ財団から委託された地域の方たちで構成された管理委員会に担ってきていただきました。この方たちの今後の関わりが継続するのかどうか、関わっていただけるとした場合の具体的な関わり方などについて言及がありません。  そして、2点目は、利用者にとってのメリットをどのように評価するのかという視点です。松田川ダムふれあい広場の中でもオートキャンプ場については、足利市のみでなく、近隣他市からの利用者も大変多いと認識しています。条例改正するに当たっては、利用料について、市内と市外という単純な条件分けがされていますが、栃木県、群馬県の県境にある足利市であることを考えれば、県内外での条件づけや、また両毛圏などという視点についても条件をつけることが必要であったと考えます。その配慮が欠けていたことについても条例に盛り込むべきであると考えている点を指摘したいと思います。  松田川ダムふれあい広場は、足利市内にありながら、日常生活から離れた大きな自然と触れ合うことができる公共施設です。公共施設の役割は、営利目的ではなく、徴収した税を市民の公共の福祉に適切に使っていくことであることから考えても、今回の条例改正は、まだまだ検討が不足していると指摘せざるを得ません。利用者、管理を担当する方たち双方にとってメリットのある条例改正を求め、反対の討論といたします。 ○議長(栗原収) 23番、酉田智男議員。   (23番 酉田智男議員登壇) ◆23番議員(酉田智男) ただいま2番、鳥井康子議員から議案第53号の反対討論がありましたが、私は視点を変えまして、賛成の立場から意見を述べるものであります。  本案は、豊かな自然に触れ合う多彩なレクリエーションの場である松田川ダムふれあい広場について、令和4年度から指定管理者を公募するに当たり、創意工夫を生かした魅力あるサービスを提供するため、幅広い分野の民間事業者から多くの提案を受けることができる環境を整えることを目的としております。具体的には、近年の利用実績を踏まえた利用期間の変更と利用料に基準額を設け、100分の50から100分の150までの範囲で指定管理者が柔軟に利用料を設定することを可能とする利用料の改定を内容としており、公募に多くの民間事業者が参加し、市民サービスを向上させるための様々な提案がなされるものと期待しております。こうした公募により選定された民間事業者は、適切な管理運営はもとより、最新グッズの貸出し、手軽にキャンプに参加できる企画や初心者向け講習会の実施など、利用者ニーズを的確に捉えたこれまでにない魅力あるサービスを提供するため、施設を利用される方々の満足度も一層向上するものと考えています。  さらに、指定管理者が地域の魅力ある資源を有効に活用しながら、地域の皆様と連携し、管理運営を行うことで、松田川ダムふれあい広場の魅力が一層高まり、関係人口の増加や地域の活性化にも大きく寄与するものであると考えております。  以上、議案第53号について、2番、鳥井康子議員反対討論に対し、賛成の理由を申し上げましたが、原案のとおり可決することに御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(栗原収) 20番、尾関栄子議員。   (20番 尾関栄子議員登壇) ◆20番議員(尾関栄子) 議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算(第2号)について、議案第55号 足利運動場条例改正について、反対の立場で討論を行います。  議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算(第2号)については、春日市営住宅跡地の不動産売払代収入5,820万円を見込み、春日市営住宅跡地住宅団地開発整備事業債務負担行為として、令和4年度から令和5年度にかけて1億600万円余を計上するものです。これは、建物のくいや配管等の地下埋設物が存置されている春日市営住宅跡地を公募により売却し、公募資格を満たす民間事業者が住宅用地として分譲する。足利市は、その住宅団地周辺の道路を整備するというものです。土地を売却するに当たり、初めから市の負担が多い開発を進める必要があるのでしょうか。現在は、民間主導で住宅地の整備は行われています。今やるべきことは、コロナ禍で苦しむ市民や市内業者への市独自の直接支援を急いで進めることです。コロナ禍の影響は、数年続くことが考えられます。自治体の仕事は、住民の安全、健康、福祉を守ることです。  次に、議案第55号 足利運動場条例改正について、足利総合運動場軟式野球場のグラウンド全面改修、ダッグアウト改修、バックネット改修、防球フェンス改修などの工事が令和3年3月に完了し、大規模改修の一部を受益者負担とする観点から、軟式野球場使用料を1面1時間330円から495円に引き上げようとするものです。スポーツ基本法では、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であるとうたっています。誰もが気軽に使えるスポーツ施設を目指し、使用料の適正化や、利用者、クラブ、団体が利用しやすい条件整備が必要ではないでしょうか。軟式野球場利用団体も減少しているとのことです。今、軟式野球場使用料の引上げではなく、個人、団体の利用者を増やすことが重要ではないでしょうか。  以上のことから、二つの議案に反対して、討論といたします。 ○議長(栗原収) 1番、藤本秀樹議員。   (1番 藤本秀樹議員登壇) ◆1番議員(藤本秀樹) ただいま20番、尾関栄子議員から議案第46号及び第55号について反対の討論がございましたが、私は賛成の立場から意見を述べるものでございます。  まず、議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、単独事業や積立金の追加による歳入歳出予算の補正並びに債務負担行為の追加を内容とするものでございます。今回の補正予算で計上された事業のうち、特に西宮林野火災に関連する事業は、市内外の大変多くの皆様からお預かりいたしました寄附金を財源として、林野火災からの一日も早い復旧と林野火災で消費した消防資機材整備等を行うものでございます。  また、債務負担行為に追加される春日市営住宅跡地住宅団地開発整備事業は、定住人口の増加や地域活性化につながる将来を見据えた住宅施策でございます。コロナ禍により地方への移住の流れが強まっているこの機を逃さず、着手すべきでございます。したがいまして、今回の補正予算に計上された事業は、いずれも時宜を得た適正なものであると判断するものでございます。  次に、議案第55号 足利運動場条例改正についてでございますが、軟式野球場の全面改修に当たって、受益者負担の原則に立ち、使用料を見直すための条例改正でございます。施設の改修費用や維持管理に係る経費を改めて算出し、その一部について、施設を使用される方たちに負担していただくという今回の使用料の考え方は、受益者負担の原則、すなわち市民の公平性を確保するという観点からして理にかなったものだと考えます。また、増額となる金額は、過度な負担額とならないように抑制されており、さらには近隣他市とのバランスも配慮された額となっております。今回の改修のように施設がより快適で魅力ある姿に生まれ変わり、今後も安定したサービスの提供を行っていくことは、市民のさらなるスポーツ振興や市民1人1スポーツの実現につながるものであり、本案改正は妥当なものであると考えます。  以上、議案第46号及び第55号に対する賛成の理由を申し上げましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、可決することに御賛同いただきますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(栗原収) 以上で、通告による討論を終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、議案第46号、第53号及び第55号について、一括して起立により採決いたします。  議案第46号 令和3年度足利一般会計補正予算         (第2号)について         議案第53号 足利市松田川ダムふれあい広場条例         の改正について           議案第55号 足利運動場条例改正について   以上、各案に対する委員長報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  委員長報告のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(栗原収) 起立多数であります。  よって各案は、いずれも委員長報告のとおり可決されました。  続いて、残余の議案を一括して採決いたします。  議案第47号 職員の服務の宣誓に関する条例の改         正について             議案第48号 足利固定資産評価審査委員会条例         の改正について           議案第49号 足利介護保険条例等改正につい         て                 議案第50号 足利国民健康保険条例等改正に         ついて               議案第51号 足利地区計画の区域内における建         築物の制限に関する条例改正につ         いて                議案第52号 足利まちづくり応援基金条例の制         定について             議案第54号 市有財産無償譲渡について     議案第56号 財産の取得について         以上、各案に対する委員長報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  委員長報告のとおり可決することに、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって各案は、いずれも委員長報告のとおり可決されました。  日程第2 広報広聴常任委員会調査報告についてを議題といたします。  広報広聴常任委員会委員長からお手元に配付のとおり調査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    広報広聴常任委員会調査報告書  本委員会は、所管事務の調査結果を会議規則第112条の規定により、下記のとおり報告します。   令和3(2021)年6月28日  足利市議会        栗 原   収 様  議   長         足利市議会広報広聴常任委員会         委 員 長  金 子 裕 美          記 1 調査事項   所管事務について 2 調査結果   本委員会は、閉会中の審査事件として所管事務について調査するため、令和3年5月27日、6月17日に委員会令和3年4月13日、6月17日、6月18日に各部会を開き、調査研究を行った。  (1)記者懇談会の実施について   報道機関を通じて議会の活動状況を市民に周知するため、令和3年第3回市議会定例会終了後、記者懇談会を実施した。  (2)議会広報紙の発行について   第358号では、令和3年第1回市議会臨時会、令和3年第2回市議会臨時会及び令和3年第3回市議会定例会の審議内容を中心に、一般質問、各委員会審査議案等の審議結果、議案に対する賛否の状況、議会広報紙の歩みを振り返る市制100周年記念特集などを掲載し、読みやすい紙面づくりに努めた。  (3)広報広聴活動におけるインターネットの活用につ  いて   新しい生活様式の普及を踏まえ、対面によらない方法で市民に対して議会活動や市政に関する情報を提供するため、令和3年度足利市一般会計予算をテーマとした議会報告の動画を作成し、インターネットで配信した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(栗原収) これより委員長報告を求めます。  広報広聴常任委員会委員長、金子裕美議員。   (広報広聴常任委員会委員長    金子裕美議員登壇) ◎広報広聴常任委員会委員長(金子裕美) 令和3年第3回市議会定例会最終日から本日までの広報広聴常任委員会の調査結果について、御報告申し上げます。  本委員会は、閉会中の審査事件として所管事務について調査するため、令和3年5月27日、6月17日に委員会令和3年4月13日、6月17日、6月18日に各部会を開き、調査研究を行いました。  以下、その結果について御報告いたします。  まず、記者懇談会の実施についてでありますが、報道機関を通じて議会の活動状況を市民に周知するため、令和3年第3回市議会定例会終了後、記者懇談会を実施いたしました。  次に、議会広報紙の発行についてでありますが、第358号では、令和3年第1回市議会臨時会、令和3年第2回市議会臨時会及び令和3年第3回市議会定例会の審議内容を中心に、一般質問、各委員会審査議案等の審議結果、議案に対する賛否の状況、議会広報紙の歩みを振り返る市制100周年記念特集などを掲載し、読みやすい紙面づくりに努めました。  次に、広報広聴活動におけるインターネットの活用についてでありますが、新しい生活様式の普及を踏まえ、対面によらない方法で市民に対して議会活動や市政に関する情報を提供するため、令和3年度足利市一般会計予算をテーマとした議会報告の動画を作成し、インターネットで配信いたしました。  以上、広報広聴常任委員会調査報告といたします。 ○議長(栗原収) これより調査報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  以上で広報広聴常任委員会調査報告についてを終結いたします。  日程第3 議案第57号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  早川尚秀市長。   (早川尚秀市長登壇) ◎市長(早川尚秀) ただいま上程されました議案第57号 令和3年度足利一般会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  今回の補正予算は、補助事業の補正であり、新型コロナウイルス感染症の長期化に伴う生活困窮者に対する支援金の給付や、65歳以上の高齢者に対するワクチン接種の前倒しに伴う事業費を計上するもので、歳入歳出予算に2億2,200万円を追加し、予算総額を522億600万円にしようとするものであります。  よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げて、提案の説明を終わります。 ○議長(栗原収) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  議案第57号について採決いたします。  議案第57号 令和3年度足利一般会計補正予算         (第3号)について         本案は、原案のとおり可決することに御異議ありま せんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は、原案のとおり可決されました。  日程第4 議案第58号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  早川尚秀市長。   (早川尚秀市長登壇) ◎市長(早川尚秀) ただいま上程されました議案第58号 固定資産評価員の選任について御説明いたします。  本案は、地方税法の規定に基づき設置する本市固定資産評価員について、岡田和之評価員から辞職の届出がありましたので、後任の評価員として小林 廣氏を選任することについて提案するものでございます。  よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げ、提案の説明を終わります。 ○議長(栗原収) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  議案第58号について採決いたします。  議案第58号 固定資産評価員の選任について    本案は、これに同意することに決し、御異議ありま せんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は、これに同意することに決定いたしました。  日程第5 決定案第8号についてを議題といたします。  本案については、お手元に配付のとおり、意見答申案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                   決定案第8号   人権擁護委員候補者の推薦に関する意見答申   について  令和3年6月4日付足総人権第11―2号をもって足利市長から諮問のあった上記のことについて、本市議会の意見を次のとおり決定し、答申するものとする。  令和3年6月28日 提出  提出者 足利市議会議員     横 山 育 男   同     同        斎 藤 昌 之   同     同        大 谷 弥 生   同     同        冨 永 悦 子   同     同        須 田 瑞 穂            記 このことについては、異議がない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(栗原収)  本案は、足利市寿町9番地32、村山哲也氏を人権擁護委員候補者として推薦することにつき、市長から意見を求められたものであります。  お諮りいたします。  本案は説明、質疑委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は説明、質疑委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付すことに決定いたしました。  これより表決に入ります。  決定案第8号について採決いたします。  決定案第8号 人権擁護委員候補者の推薦に関する         意見答申について          本案は、案のとおり答申することに決し、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(栗原収) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり答申することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了し、今期定例会に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって、令和3年第5回市議会定例会を閉会いたします。   閉会 午後2時48分...