足利市議会 > 2020-09-24 >
09月24日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号

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  1. 足利市議会 2020-09-24
    09月24日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号


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    最終取得日: 2021-09-10
    令和 2年  9月 定例会(第5回)            令和2年            足利市議会定例会会議録(第5号)            第 5 回                                        9月24日(木曜日) 出 席 議 員 (24名)         1番 藤 本 秀 樹           13番 冨 永 悦 子         2番 鳥 井 康 子           14番 大須賀 幸 雄         3番 中 島 真 弓           15番 斎 藤 昌 之         4番 鶴 貝 大 祐           16番 栗 原   収         5番 末 吉 利 啓           17番 荻 原 久 雄         6番 須 田 瑞 穂           18番 柳   収一郎         7番 大 谷 弥 生           19番 渡 辺   悟         8番 杉 田   光           20番 尾 関 栄 子         9番 金 子 裕 美           21番 黒 川 貫 男        10番 小 林 貴 浩           22番 中 山 富 夫        11番 横 山 育 男           23番 酉 田 智 男        12番 吉 田 晴 信           24番 平 塚   茂 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定による会議事件の説明のため出席要求によって出席した者    市     長  和 泉   聡       会 計 管 理 者  津布久 公 夫    副  市  長  池 澤   昭       上 下 水道部長  金 子 裕 之    総 合 政策部長  柴 崎 正 人       教  育  長  若 井 祐 平    総 務 部 長  平 澤 敏 明       教 育 次 長  小 林   廣    健 康 福祉部長  福 田 優 子       行 政 委 員 会  寺 﨑 理 博                           事 務 局 長    生 活 環境部長  加 藤 大 介       農 業 委 員 会  荻 原 淳 志                           事 務 局 長    産 業 観光部長  邉 見   隆       秘 書 広報課長  板 橋   徹    都 市 建設部長  花 澤   繁       行 政 管理課長  岡 田 和 之 議会事務局職員出席者    事 務 局 長  平 山   忍       書     記  堀 井 雄一郎    議 事 課 長  松 島   繁       書     記  飯 塚 拓 也    議 事 調査担当  藤 谷 繁 朗    副  主  幹 本日の会議に付した事件( 1) 議案第43号 足利市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の改正について( 2) 議案第44号 令和2年度足利一般会計補正予算(第5号)について( 3) 議案第45号 令和2年度足利介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)について( 4) 議案第46号 足利市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正について( 5) 議案第47号 令和2年度足利国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)について( 6) 議案第48号 令和2年度足利後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について( 7) 議案第49号 令和2年度足利下水道事業会計補正予算(第1号)について( 8) 議案第50号 足利市道路の構造の技術的基準に関する条例の改正について( 9) 議案第51号 学校事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について(10) 議案第52号 令和元年度足利一般会計決算について(11) 議案第53号 令和元年度足利介護保険特別会計保険事業勘定)決算について(12) 議案第54号 令和元年度足利国民健康保険特別会計事業勘定)決算について(13) 議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医療特別会計決算について(14) 議案第56号 令和元年度足利太陽光発電事業特別会計決算について(15) 議案第57号 令和元年度足利農業集落排水事業特別会計決算について(16) 議案第58号 令和元年度足利公共下水道事業特別会計決算について(17) 議案第59号 令和元年度足利堀里ニュータウン下水処理事業特別会計決算について(18) 議案第60号 令和元年度足利水道事業会計利益の処分及び決算について(19) 議案第61号 令和元年度足利工業用水道事業会計利益の処分及び決算について(20) 議案第62号 足利市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定について(21) 議案第63号 令和2年度足利一般会計補正予算(第6号)について(22) 議案第64号 教育委員会委員の任命について(23) 報告第20号 令和元年度足利市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について(24) 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める          意見書について(25) 広報広聴常任委員会調査報告について    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎事務局長(平山忍) 報告いたします。  ただいまの出席議員24名、全員であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 議案第43号から第63号までについて  日程第2 広報広聴常任委員会調査報告について  日程第3 報告第20号について  日程第4 議案第64号について  日程第5 意見書案第1号について  以上であります。                           開議 午後2時00分 ○議長(柳収一郎) ただいまから、本日の会議を開きます。  この際、事務局長から諸般にわたり報告させます。 ◎事務局長(平山忍) 報告いたします。 1 議員の派遣について   次のとおり議員の派遣を行いました。  〇 桐生市議会議会改革調査特別委員会研修会     派遣期日 令和2年7月28日     派遣場所 桐生市議事堂     派遣議員 栗原収議員  以上であります。 ○議長(柳収一郎) 日程第1 議案第43号から第63号までについてを議題といたします。  委員会付託の各案については、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和2年9月11日総務企画防災常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和2(2020)年9月14日  足利市議会        柳   収一郎 様  議   長         足利市議会総務企画防災常任委員会         委 員 長  杉 田   光          記 1 審査事件  (1) 議案第43号 足利市長期継続契約を締結する           ことができる契約を定める条例           の改正について  (2) 議案第44号 令和2年度足利一般会計補正           予算(第5号)について  (3) 議案第62号 足利市新型コロナウイルス感染           症対策基金条例の制定について  (4) 議案第63号 令和2年度足利一般会計補正           予算(第6号)について 2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和2年9月11日民生環境水道常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和2(2020)年9月15日  足利市議会        柳   収一郎 様  議   長         足利市議会民生環境水道常任委員会         委 員 長  冨 永 悦 子          記 1 審査事件  (1) 議案第45号 令和2年度足利市介護保険特別           会計(保険事業勘定補正予算           (第1号)について  (2) 議案第46号 足利市放課後児童健全育成事業           の設備及び運営に関する基準を           定める条例の改正について  (3) 議案第47号 令和2年度足利国民健康保険           特別会計事業勘定補正予算           (第2号)について  (4) 議案第48号 令和2年度足利後期高齢者医           療特別会計補正予算(第1号)           について  (5) 議案第49号 令和2年度足利下水道事業会           計補正予算(第1号)について 2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和2年9月11日教育経済建設常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和2(2020)年9月16日  足利市議会        柳   収一郎 様  議   長         足利市議会教育経済建設常任委員会         委 員 長  須 田 瑞 穂          記 1 審査事件  (1) 議案第50号 足利市道路の構造の技術的基準           に関する条例の改正について  (2) 議案第51号 学校事故に係る和解及び損害賠           償の額の決定について 2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、令和2年9月11日決算審査特別委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   令和2(2020)年9月18日  足利市議会        柳   収一郎 様  議   長           足利市議会決算審査特別委員会           委 員 長  横 山 育 男          記 1 審査事件  (1) 議案第52号 令和元年度足利一般会計決算           について  (2) 議案第53号 令和元年度足利市介護保険特別           会計(保険事業勘定)決算につ           いて  (3) 議案第54号 令和元年度足利国民健康保険           特別会計事業勘定)決算につ           いて  (4) 議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医           療特別会計決算について  (5) 議案第56号 令和元年度足利太陽光発電事           業特別会計決算について  (6) 議案第57号 令和元年度足利農業集落排水           事業特別会計決算について  (7) 議案第58号 令和元年度足利公共下水道事           業特別会計決算について  (8) 議案第59号 令和元年度足利堀里ニュータ           ウン下水処理事業特別会計決算           について  (9) 議案第60号 令和元年度足利水道事業会計           利益の処分及び決算について  (10) 議案第61号 令和元年度足利工業用水道事           業会計利益の処分及び決算につ           いて 2 結  果  (1)から(8)までについては、いずれも認定するものと  する。  (9)及び(10)については、いずれも原案を可とし、決算  を認定するものとする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(柳収一郎) これより委員長の報告を求めます。  総務企画防災常任委員会委員長、杉田 光議員。   (総務企画防災常任委員会委員長    杉田 光議員登壇) ◎総務企画防災常任委員会委員長(杉田光) 総務企画防災常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は4件でありまして、去る9月14日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第43号 足利市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の改正についてでありますが、本案は、長期継続契約契約期間を延長し、商習慣上5年を超える契約期間が設定されている契約についても締結を可能とすることにより、柔軟で効率的な対応を図るため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第44号 令和2年度足利一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、本案は、補助事業及び単独事業の補正並びに繰越明許費の追加を内容とするもので、休業等に伴う収入の減少により住居を失うおそれが生じている方々への住居確保給付金など、歳入歳出予算に2,600万円を追加し、予算総額を716億1,600万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「生活困窮者自立支援事業として住居確保を支援するということであるが、この制度は、既存の事業の中に追加されるということか。」との質疑に対し、当局から、「既存の制度であるが、これまでは離職や雇い止めなどにより所得がなくなってしまった方に対して給付する制度であったが、今回、新型コロナウイルス感染症により所得が減少した方も給付の対象としている。」との答弁がありました。  また、「土地利用現況調査事業費について、具体的にはどのような調査を行うのか。」との質疑に対し、当局から、「国の方針により、市街化調整区域内の浸水想定区域の一部を開発行為の許可基準から除外するよう求められている中で、市街化調整区域内の浸水ハザードエリアなどを定めるに当たって、市街化調整区域において、どこに人が多く住んでいるのか、どこに民間会社による開発の意向が集中しているのかなどを調査し、現在の市街化調整区域の在り方や動きを把握したい。」との答弁があり、そのほか、議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第62号 足利市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症対策に要する財源に充てることを目的とする基金を設置するため、条例を制定しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第63号 令和2年度足利一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、本案は、令和2年4月に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける令和2年度歳入歳出予算を精査し、議会費や今後、支出の見込めない事業などの関係予算を減額する一方、減額する予算の一般財源分を活用する事業費を追加するほか、新たに設置する新型コロナウイルス感染症対策のための基金への積立金を新規計上するもので、歳入歳出予算を2,500万円減額し、予算総額を715億9,100万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「樺崎田沼通り江川利保通りなどの道路改良事業費については、国庫補助金が減額されたとのことであるが、事業は予定どおり執行できるのか。」との質疑に対し、当局から、「国庫補助金の減額は、新型コロナウイルス感染症によるものではなく、年度当初に予算要求した金額より少ない金額が国から内示されたことによるものである。減額分は事業が執行できない状況にあるが、令和3年度以降にその分を含めて実施できるよう、また国に要望してまいりたい。」との答弁がありました。  また、準用河川管理費について、一般財源から起債に振り替えるということであるが、減額補正で多くの財源が出ている中で、あえて起債にする理由はどのようなものか。」との質疑に対し、当局から、「一般財源から起債に変更するのは、令和2年度に入り、県との協議の中で起債対象となることが確認されたためである。また、起債にすることで本来使うべき一般財源を他の目的に使うことが可能となるメリットもあることから、今回財源の内訳を見直した。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(柳収一郎) 民生環境水道常任委員会委員長冨永悦子議員。   (民生環境水道常任委員会委員長    冨永悦子議員登壇) ◎民生環境水道常任委員会委員長冨永悦子) 民生環境水道常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は5件でありまして、去る9月15日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第45号 令和2年度足利介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、国庫支出金等の精算による償還金の追加を内容とするもので、歳入歳出予算に2,250万円を追加し、予算総額を130億8,250万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「償還金として、国に1,360万円、県に362万円、支払基金に524万円を返還するということであるが、内訳を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「償還金の内訳であるが、介護給付費負担金が577万円余、地域支援事業交付金等が1,515万円余、システム経費に係る補助金である介護保険事業費補助金が119万円余、低所得者保険料軽減負担金が34万円余の返還となっている。」との答弁がありました。  また、「地域支援事業交付金等については1,515万円余を返還とのことであるが、妥当な額と考えているのか。」との質疑に対し、当局から、「約8億円の給付がある地域支援事業費の補助金に対し、返還する額の割合は1.85%であるため、誤差の範囲であり妥当と考えている。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第46号 足利市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正についてでありますが、本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、放課後児童支援員認定資格研修実施主体に中核市が加えられたため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「今回の条例改正は、放課後児童支援員認定資格研修実施主体に中核市を加えるものであるが、放課後児童クラブを利用する児童の保護者にどのような影響が生じるのか。」との質疑に対し、当局から、「国の基準改正に伴い、放課後児童支援員認定資格研修を令和2年度から開始する近隣の中核市はないが、資格取得の機会が増加するため、正しい知識を持った放課後児童支援員の増加が期待できると考えている。」との答弁がありました。  また、「令和2年度は最も近い研修会場が小山市とのことであるが、市内で開催することで、放課後児童支援員の資格を未取得の方が受講できるよう市として努力すべきではないか。」との質疑に対し、当局から、「市外であると勤務しながら受講することは容易ではないため、令和3年度以降は、できる限り本市で開催してもらえるよう要望していきたい。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第47号 令和2年度足利国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免を行うに当たり、令和元年度分について既に納付済みの場合、還付するため、今後必要と見込まれる過年度還付金を1,800万円追加し、予算総額を159億1,000万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「過年度還付金として見込んだ1,800万円の内訳を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「対象となる令和元年度の国民健康保険税の平均額を3万円、件数を600件として見込み、1,800万円の予算を計上した。」との答弁がありました。  また、「申請期間は令和2年9月30日までであるが、どのように周知しているのか。また、期間内に申請がなかった場合でも受け付けるのか。」との質疑に対し、当局から、「納付通知書と保険証を送付する際に案内書を送付したほか、ホームページや広報あしかがみで周知している。なお、令和2年9月30日は一つの区切りであり、期限を過ぎても対応させていただく予定である。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第48号 令和2年度足利後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の影響による後期高齢者医療保険料の減免及び令和元年東日本台風の被災に関わる保険料の減免を行うに当たり、令和元年度分について納付済みの場合、還付するため、今後必要と見込まれる過年度還付金を400万円追加し、予算総額を19億4,700万円にしようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第49号 令和2年度足利下水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、令和2年4月1日から足利市下水道事業地方公営企業法を適用し、企業会計に移行したことにより、足利市公共下水道事業特別会計及び堀里ニュータウン下水処理事業特別会計が令和2年3月31日で終了したため、同日をもって打ち切り決算を行った結果、令和2年度に属する債権、債務として整理する未収金及び未払金の金額が確定したことから、その金額について所要の補正をしようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託された案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(柳収一郎) 教育経済建設常任委員会委員長須田瑞穂議員。   (教育経済建設常任委員会委員長    須田瑞穂議員登壇) ◎教育経済建設常任委員会委員長須田瑞穂) 教育経済建設常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は2件でありまして、去る9月16日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第50号 足利市道路の構造の技術的基準に関する条例の改正についてでありますが、本案は、道路構造令に定められた道路の構造の基準に自転車通行帯が設けられるとともに、自転車道の設置基準が加えられたことに伴い、本市においても同様の基準を規定するため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「今回の条例の改正は、新設する道路がメインであると思うが、既存の道路についてはどのように対応するのか。」との質疑に対し、当局から、「自転車通行帯の設置は、新規に建設する道路だけでなく、既存の道路に対しても有効な方策であることから、通行の危険性について地元自治会などから意見があれば設置について研究していきたい。」との答弁がありました。  また、「今後、新たに道路を整備する場合、自転車通行帯の幅員を確保するため、街路樹は設置しないということもあるのか。」との質疑に対し、当局から、「今後は、道路の幅員を自転車や歩行者の安全対策のために有効に使いたいと考えており、街路樹の対応については、地域の意見や交通の状況を勘案しながら個別に検討してまいりたい。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第51号 学校事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についてでありますが、本案は、足利市立小学校体育館内で平成30年に発生した学校事故に係る和解及び損害賠償の額を決定するため、議会の議決を求めるものであります。  審査の過程におきましては、「事故当事者である児童への継続的なケアが必要であるが、どのように行われているのか。」との質疑に対し、当局から、「事故直後から担任が家庭訪問するなど、心や学習面のケアをしていたほか、学校生活においては、クラスメイトが事故当事者の荷物を持ってあげるなど、学級内に自然と支え合いの雰囲気ができていたと聞いている。現在は通常どおり学校生活を送っている。」との答弁がありました。  また、「本案の参考法令として挙げられている国家賠償法について、第1条と第2条をどのような場合に適用しているのか。」との質疑に対し、当局から、「第1条は、公権力の行使に当たる公務員の行為に基づく損害に対しての賠償責任について定め、第2条では、公の営造物の設置、管理の瑕疵に基づくものについて定めており、今回は授業中の教員の指示の中で発生した事案であることから、第1条に該当すると考えている。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(柳収一郎) お諮りいたします。  議案第52号から第61号までの審査のために設けられた決算審査特別委員会の審査状況については、議員全員が構成員となり、既に承知されておりますので、委員長報告を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって、決算審査特別委員会の委員長報告は、省略することに決定いたしました。  以上で、委員長報告を終結いたします。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  20番、尾関栄子議員。   (20番 尾関栄子議員登壇) ◆20番議員(尾関栄子) 議案第53号 令和元年度足利介護保険特別会計保険事業勘定)決算について、議案第54号 令和元年度足利国民健康保険特別会計事業勘定)決算について、議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医療特別会計決算について、議案第60号 令和元年度足利水道事業会計利益の処分及び決算について、以上の四つの議案の決算認定に反対の立場で討論を行います。  議案第53号 令和元年度足利介護保険特別会計保険事業勘定)決算については、介護保険制度は20年前に、家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げて導入されましたが、要介護度に応じてサービス内容や支給額が制限される状況が進行しています。この決算で明らかになったのは、これまで要支援1、2で受けられたサービスが、介護予防・日常生活支援総合事業では介護保険の住宅改修や福祉用具購入などの9割補助などのサービスを受けられない状況が大きく拡大しています。介護保険料は、一部の低所得者の減額はありますが、引上げの連続でした。介護保険料を引き上げながら受けられるサービスは、後退しているのが実態ではないでしょうか。  歳入歳出決算は、黒字会計で1億5,000万円余りの剰余金を生じ、7,000万円余りは繰り越し、8,000万円余りは介護給付費準備基金に積み立てます。同基金の積立ては10億円を超えています。高過ぎて払い切れない介護保険料の滞納者は1,000人を超え、そのために利用料の全額負担、3割負担と厳しい制裁措置が行われています。黒字会計で積立基金も多くあり、介護保険料の引下げは、すぐにでも可能ではないでしょうか。介護保険料、利用料の減免制度を確立して、安心して介護が受けられるように、自治体としての精いっぱいの努力が求められます。  次に、議案第54号 令和元年度足利国民健康保険特別会計事業勘定)決算については、県の広域化から2年目になりました。国民健康保険事業費納付金は2億4,000万円余り負担増になりました。29億円の基金を2億3,000万円余り取り崩しました。いまだ27億円以上の基金を持っています。国民健康保険税の引下げが可能です。国民健康保険税の滞納者は2,000人を超え、国民健康保険税の納期限から1年を過ぎると発行される資格証明書の発行者数は700人を超えています。コロナ禍で小山市は国民健康保険税の納付が困難な方に対する減免制度を講じています。足利市も資格証明書の発行をやめるべきです。全ての加入者に正規保険証を発行し、国庫負担1兆円の負担を求め、均等割、世帯割をなくすべきです。  次に、議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医療特別会計決算については、後期高齢者医療保険料が7,300万円余りの増額です。この主な原因は、被保険者の増と軽減措置の縮小で保険料の引上げが主になっています。引上げの対象となる方は5,400人にもなります。滞納者は正規保険証ももらえず、4か月の短期被保険者証の発行となっています。後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで、負担増と差別を押しつける高齢者いじめの保険制度です。75歳以上の高齢者に負担が重くのしかかる医療制度はやめ、全額公費負担の新たな医療制度をつくるべきです。  次に、議案第60号 令和元年度足利水道事業会計利益の処分及び決算については、2020年1月から3月の水道料金を消費税10%増税を転嫁した決算計上となりました。水道事業受給者6万5,000世帯以上に影響します。水道料金の増税分の引上げの影響額はわずかですが、消費税の10%は、市民に重くのしかかります。消費税の負担は1億9,000万円余りですが、栃木市や小山市では、消費税の引上げを令和2年4月まで先送りしました。自治体の裁量で消費税負担の軽減ができることを示したのではないでしょうか。消費税の5%減税を国に働きかけることと、自治体の精いっぱいの努力が求められます。  以上で、四つの議案の決算認定に反対して、討論といたします。 ○議長(柳収一郎) 2番、鳥井康子議員。   (2番 鳥井康子議員登壇) ◆2番議員(鳥井康子) 議案第52号 令和元年度足利一般会計決算について、反対の立場で討論を行います。  議案第52号 令和元年度足利一般会計決算について、まず消費税の問題について述べます。消費税増税については、令和元年10月から公共施設の使用料等を値上げしたことは、批判を避けられない対応だと考えます。年度途中での使用料引上げは、市民の負担が重くなることに合わせて、対応する職員の作業が煩雑となるなど、何もメリットがあるものではありませんでした。近隣の小山市、栃木市等では公共施設の利用料などへの消費税増税転嫁は、年度末まで引き延ばされています。足利市にこの対応ができなかったはずはありません。この対応の判断が拙速であったと指摘したいと思います。  民生費においては、令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、副食費を保護者の実費負担にすることが行われました。無償化というのであれば、昼食も食育の一部であるという観点から、全額無償化するべきだと指摘します。  また、商工費の新産業団地開発事業費については、検証の不足を指摘したいと思います。新産業団地建設を一概に否定するものではありませんが、多額の税金を使う以上、新たな産業団地造成を検討する際には雇用状況や人口動向などの調査、また過去に行われた産業団地造成についての検証等を十分に行った上で判断されることが必要であると考えます。  土木費については、建築物耐震改修促進事業費が活用されていない状況であったことを指摘します。耐震問題で大切な点として、家屋やブロック塀の耐震化を進めることがあります。まだ記憶に新しい平成30年に発生した大阪府北部地震では痛ましい被害者が出ました。このことを踏まえて、足利市でも市立小中学校のブロック塀に対策を行いました。しかし、崩れて危険があるのは、学校のブロック塀に限定されるものではありません。国土交通省は、住宅建築物安全ストック形成事業をブロック塀の安全確保対策に生かすことを支援すると決定していました。にもかかわらず、足利市ではこれを活用していなかったこと、このことを指摘いたします。  あしかがフラワーパークに隣接した迫間自然観察公園の面積15ヘクタールのうち5ヘクタールの貸借契約を解消したことによって賃料500万円が削減されています。これは迫間自然観察公園の保護に対する責任を足利市が放棄したように映る判断でした。あしかがフラワーパーク駅を新設した際に、迫間自然観察公園を含む周辺整備を望む住民の方々からの陳情に反する行為だと考えます。地元住民、市民の皆さんの願いに逆行する行為です。  足利市小俣処分場関係の弁護士費用についての出費について、この裁判では和解はしたものの、勝訴していないという状況でした。勝訴していない裁判に対して報酬金を支払う点、令和元年度一般会計補正予算(第3号)の審議の際にも指摘しましたが、その部分の市民への説明は、いまだに明確にはなされていないと言えます。この報酬金に関する金額についての市民の理解が得られているとは到底言えない状況から、このことについてもまだ問題が残っているということを指摘いたします。  以上の理由から、議案第52号 令和元年度足利一般会計決算について、認定することに反対して討論とします。 ○議長(柳収一郎) 1番、藤本秀樹議員。   (1番 藤本秀樹議員登壇) ◆1番議員(藤本秀樹) ただいま2番、鳥井康子議員から議案第52号に対する反対討論がありましたが、私は賛成の立場から意見を述べるものでございます。  議案第52号 令和元年度足利一般会計決算についてでありますが、市長から提出されました決算報告書によれば、歳入においては、市税や地方交付税などが増加したものの、歳出においては、扶助費や人件費が大幅に増加するなど、厳しい財政運営であったものと推察されます。このような中、本市でも甚大な被害が発生しました令和元年東日本台風では、被災された方や事業者向けの支援をはじめ、災害廃棄物の処理、道路、河川、農地の復旧など適切な対応が図られているものと考えます。  事業執行では、こども医療費現物給付の対象年齢拡大をはじめJR足利駅構内へ足利市移住・定住相談センターAidaccoの開設や、消防本部庁舎や新焼却施設などの整備を推進したほか、公共施設の複合化として足利市民活動センターの機能を足利市生涯学習センターへ移転、統合が行われました。  このように、市としては扶助費の増加や大型公共施設の老朽化対策への対応など、厳しい財政状況の中、限られた財源を有効に活用し、各施策の推進に努めたものと考えます。  また、財政健全化法に基づく健全化判断比率も、早期健全化基準を下回る結果となり、健全性が示されています。  また、監査委員の審査意見書においては、将来都市像の具体化に向けて意欲的な取組及び財政健全化への取組が認められております。  以上のことから、私は、令和元年度一般会計決算は、適正な予算執行がなされていると判断するものでございます。今後も市税等の収入未済の解消や市債残高の縮減など、引き続き財政の健全化に努めるとともに、真に市民にとって何が必要かを基準として、事業の選択と財源の重点的配分を行い、活力に満ちたまちづくりを推進するよう期待するところでございます。  以上、議案第52号 令和元年度足利一般会計決算について、2番、鳥井康子議員の反対討論に対しまして賛成理由を申し上げましたが、認定することに御賛同くださるようお願い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(柳収一郎) 3番、中島真弓議員。   (3番 中島真弓議員登壇) ◆3番議員(中島真弓) ただいま20番、尾関栄子議員から議案第53号、第54号、第55号、第60号の反対討論がありましたが、私は賛成の立場から意見を述べるものであります。  初めに、議案第53号 令和元年度足利介護保険特別会計保険事業勘定)決算についてでありますが、令和元年度はゴールドプラン21(第7期計画)の2年目に当たり、被保険者が増加し、必要なサービスの提供により保険給付費等が増加する中、歳入では、公費負担による保険料の軽減措置を拡充し、低所得者に配慮するとともに、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金など所要の財源の確保が図られており、歳出では、保険給付事業のほか介護予防・日常生活支援総合事業などの地域支援事業を実施し、介護保険法の目的を達成するため、法制度に沿った適正な予算執行がなされていると認められるものであります。  次に、議案第54号 令和元年度足利国民健康保険特別会計事業勘定)決算についてでありますが、歳入では、低所得者向けの軽減判定所得基準を拡大したほか、収納率向上に努め、保険給付費等交付金など、県支出金をはじめとした所要の財源の確保が図られております。  歳出では、保険給付事業のほか医療費適正化に向けてジェネリック医薬品の普及、使用促進及び特定健康診査などの保健事業の推進により、生活習慣病の早期発見や重症化の予防を図り、国民健康保険法の目的を達成するため、法制度に沿った適正な予算執行がなされているものと認められるものであります。  次に、議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医療特別会計決算についてでありますが、後期高齢者医療制度は、高齢期における適切な医療の確保を図るため、栃木県後期高齢者医療広域連合が主体となって運営されており、増加する被保険者に応じた保険料や一般会計繰入金などを財源として、後期高齢者医療広域連合への納付金などが賄われ、高齢者の医療の確保に関する法律の目的を達成するため、法制度に沿った適正な予算執行がなされていると認められるものであります。  次に、議案第60号 令和元年度足利水道事業会計利益の処分及び決算についてでありますが、水需要が減少基調で続く中、当年度純利益として2億3,451万円余を確保したことは、経費削減や事業の合理化等に努めた結果であり、適正な予算執行がなされたものと認められるものであります。今後も安全で安価なおいしい水道水の安定供給を期待するところであります。  以上、議案第53号、第54号、第55号、第60号について、20番、尾関栄子議員の反対討論に対して賛成理由を申し上げましたが、認定することに御賛同くださるようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
    ○議長(柳収一郎) 以上で、通告による討論を終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、議案第52号から第55号までについて、起立により一括して採決いたします。  議案第52号 令和元年度足利一般会計決算につ         いて  議案第53号 令和元年度足利介護保険特別会計         (保険事業勘定)決算について  議案第54号 令和元年度足利国民健康保険特別         会計(事業勘定)決算について  議案第55号 令和元年度足利後期高齢者医療特         別会計決算について  以上、各案に対する委員会の審査報告は、いずれも認定すべきものとする報告であります。  委員会の審査報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(柳収一郎) 起立多数であります。  よって各案は、いずれも委員会の審査報告のとおり認定することに決定いたしました。  次に、議案第60号について起立により採決いたします。  議案第60号 令和元年度足利水道事業会計利益         の処分及び決算について  本案に対する委員会の審査報告は、利益の処分を原案のとおり可決し、決算を認定すべきものとする報告であります。  委員会の審査報告のとおり原案を可決及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(柳収一郎) 起立多数であります。  よって本案は、委員会の審査報告のとおり原案を可決及び認定することに決定いたしました。  次に、議案第56号から第59号までについて一括して採決いたします。  議案第56号 令和元年度足利太陽光発電事業特         別会計決算について  議案第57号 令和元年度足利農業集落排水事業         特別会計決算について  議案第58号 令和元年度足利公共下水道事業特         別会計決算について  議案第59号 令和元年度足利堀里ニュータウン         下水処理事業特別会計決算について  以上、各案に対する委員会の審査報告は、いずれも認定すべきものとする報告であります。  委員会の審査報告のとおり認定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって各案は、いずれも委員会の審査報告のとおり認定することに決定いたしました。  次に、議案第61号について採決いたします。  議案第61号 令和元年度足利工業用水道事業会         計利益の処分及び決算について  本案に対する委員会の審査報告は、利益の処分を原案のとおり可決し、決算を認定すべきものとする報告であります。  委員会の審査報告のとおり原案を可決及び認定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会の審査報告のとおり原案を可決及び認定することに決定いたしました。  続いて、残余の議案を一括して採決いたします。  議案第43号 足利市長期継続契約を締結すること         ができる契約を定める条例の改正に         ついて  議案第44号 令和2年度足利一般会計補正予算         (第5号)について  議案第45号 令和2年度足利介護保険特別会計         (保険事業勘定補正予算(第1号)         について  議案第46号 足利市放課後児童健全育成事業の設         備及び運営に関する基準を定める条         例の改正について  議案第47号 令和2年度足利国民健康保険特別         会計(事業勘定補正予算(第2号)         について  議案第48号 令和2年度足利後期高齢者医療特         別会計補正予算(第1号)について  議案第49号 令和2年度足利市下水道事業会計補         正予算(第1号)について  議案第50号 足利市道路の構造の技術的基準に関         する条例の改正について  議案第51号 学校事故に係る和解及び損害賠償の         額の決定について  議案第62号 足利市新型コロナウイルス感染症対         策基金条例の制定について  議案第63号 令和2年度足利一般会計補正予算         (第6号)について  以上、各案に対する委員長報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって各案は、いずれも委員長報告のとおり可決されました。  日程第2 広報広聴常任委員会調査報告についてを議題といたします。  広報広聴常任委員会委員長からお手元に配付のとおり調査報告が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    広報広聴常任委員会調査報告  本委員会は、所管事務の調査結果を会議規則第112条の規定により、下記のとおり報告します。   令和2(2020)年9月24日  足利市議会        柳   収一郎 様  議   長           足利市議会広報広聴常任委員会           委 員 長  小 林 貴 浩          記 1 調査事項   所管事務について 2 調査結果   本委員会は、閉会中の審査事件として所管事務について調査するため、令和2年7月15日、8月31日に委員会、7月9日、8月20日、9月11日に各部会、7月2日に勉強会を開会し、調査研究を行った。  (1)運営要領の改正について   令和2月8月31日に本委員会の名称が広報広聴委員会から広報広聴常任委員会に改められたことに伴い、運営要領を改正した。  (2)記者懇談会について   報道機関を通して議会の活動状況に関する情報を広く市民に提供することを目的として記者懇談会の開催について協議した。  (3)勉強会の開催について   市議会における広報紙の作成や記者会見の参考とするため、本市における広報広聴活動について秘書広報課広報広聴担当職員を講師に招き、勉強会を開催した。  (4)市議会だより第355号の発行について   令和2年第2回市議会臨時会及び第3回市議会定例会の審議内容を中心とし、一般質問、各委員会の審査、議案等の審議結果、議案に対する賛否の状況等を掲載。今号からタイトルをしぎかいひろばとし、よりわかりやすく読みやすい紙面づくりに努めた。  (5)コロナ禍における広聴活動について   議会報告会・意見交換会及び中学生への出前授業等について、コロナ禍における今後の開催方法等を協議した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(柳収一郎) これより委員長の報告を求めます。  広報広聴常任委員会委員長、小林貴浩議員。   (広報広聴常任委員会委員長    小林貴浩議員登壇) ◎広報広聴常任委員会委員長(小林貴浩) 令和2年第3回市議会定例会最終日から本日までの広報広聴常任委員会の調査結果について、御報告申し上げます。  本委員会は、閉会中の審査事件として所管事務について調査するため、令和2年7月15日、8月31日に委員会、7月9日、8月20日、9月11日に各部会、7月2日に勉強会を開催し、調査研究を行いました。  以下、その結果について御報告いたします。  まず、運営要領の改正についてでありますが、令和2年8月31日に本委員会の名称が広報広聴委員会から広報広聴常任委員会に改められたことに伴い、運営要領を改正いたしました。  次に、記者懇談会についてでありますが、報道機関を通して議会の活動状況に関する情報を広く市民に提供することを目的として、記者懇談会の開催について協議いたしました。  次に、勉強会の開催についてでありますが、市議会における広報紙の作成や記者会見の参考とするため、本市における広報広聴活動について、秘書広報課、広報広聴担当職員を講師に招き、勉強会を開催いたしました。  次に、市議会だより第355号の発行についてでありますが、令和2年第2回市議会臨時会及び令和2年第3回市議会定例会の審議内容を中心とし、一般質問、各委員会の審査、議案等の審議結果、議案に対する賛否の状況等を掲載するとともに、タイトルをしぎかいひろばとし、より分かりやすく読みやすい紙面づくりに努めました。  次に、コロナ禍における広聴活動についてですが、議会報告会・意見交換会及び中学生への出前授業について、コロナ禍における今後の開催方法等を協議いたしました。  以上、広報広聴常任委員会調査報告といたします。 ○議長(柳収一郎) これより調査報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  以上で広報広聴常任委員会調査報告についてを終結いたします。  日程第3 報告第20号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  和泉 聡市長。   (和泉 聡市長登壇) ◎市長(和泉聡) ただいま上程されました報告第20号 令和元年度足利市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について、御説明します。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和元年度の本市決算に係る実質赤字比率、公営企業の資金不足比率などについて御報告するものです。  以上で説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(柳収一郎) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております報告第20号については、質疑を終わりましたので、受理となりました。  日程第4 議案第64号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  和泉 聡市長。   (和泉 聡市長登壇) ◎市長(和泉聡) ただいま上程されました議案第64号 教育委員会委員の任命について御説明します。  本案は、本市教育委員会委員のうち菊地義典委員の任期が本年10月5日に満了となりますので、その後任の委員として、足利市伊勢町2丁目12番11、木村知巳氏を任命しようとするものです。  木村氏は、市立東山小学校のPTA会長や相生地区青少年育成会長、さらには平成29年度から令和元年度までの3年間、足利市小中学校PTA連合会副会長を歴任されており、保護者と学校の協働体制の構築に努められるなど、教育分野における熱意が高く、人格も優れております。教育委員会委員のうち保護者を含めることが義務づけられていることからも、木村氏が適任であり、今後の本市の人づくりに大いに期待できると考えております。  よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げますとともに、任期を満了される菊地義典委員の御功績に対し、深く感謝を申し上げまして、提案の説明を終わります。 ○議長(柳収一郎) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  議案第64号について採決いたします。  議案第64号 教育委員会委員の任命について    本案は、これに同意することに決し、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって本案は、これに同意することに決定いたしました。  日程第5 意見書案第1号についてを議題といたします。  本案については、お手元に配付のとおり、意見書案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                   意見書第1号   新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方   財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を   求める意見書について  地方自治法第99条の規定に基づく別紙意見書を会議 規則第14条の規定により提出する。  令和2年9月24日 提出  提出者 足利市議会議員     栗 原   収   同     同        斎 藤 昌 之   同     同        平 塚   茂   同     同        金 子 裕 美    新型コロナウイルス感染症の影響に伴    う地方財政の急激な悪化に対し地方税    財源の確保を求める意見書  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。  地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。            記1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。  よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年9月24日                足 利 市 議 会  内 閣 総 理 大臣  内 閣 官 房 長官  総  務 大  臣  財  務 大  臣  経 済 産 業 大臣          様  経済再生担当大臣  まち・ひと・しごと創生担当大臣  衆 議 院 議 長  参 議 院 議 長 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(柳収一郎) 提出者の説明を求めます。  15番、斎藤昌之議員。   (15番 斎藤昌之議員登壇) ◆15番議員(斎藤昌之) ただいま議題となりました意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由を御説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大は、経済に戦後最大の危機をもたらし、地域経済にも大きな影響を及ぼしています。地方自治体においては、地方税や地方交付税などの一般財源の激減が避けられない状況にある中、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応や、長期化する感染症対策も迫られており、巨額の財政不足が生じることが予想されます。  本案は、このような状況を踏まえ、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、地方税財源が確保されるよう国に強く要望するため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案説明を終わります。 ○議長(柳収一郎)  これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  意見書案第1号について採決いたします。  意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響          に伴う地方財政の急激な悪化に対          し地方税財源の確保を求める意見          書について  本案は、案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳収一郎) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了し、今期定例会に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって、令和2年第5回市議会定例会を閉会いたします。   閉会 午後3時00分...