足利市議会 > 2019-03-25 >
03月25日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号

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  1. 足利市議会 2019-03-25
    03月25日-委員長報告・質疑・討論・採決-06号


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    最終取得日: 2021-09-10
    平成31年  3月 定例第1回)            平成31年            足利市議会定例会議録(第6号)            第 1 回                                        3月25日(月曜日) 出 席 議 員 (24名)         1番 中 島 真 弓           13番 斎 藤 昌 之         2番 鶴 貝 大 祐           14番 大 島   綾         3番 末 吉 利 啓           15番 栗 原   収         4番 須 田 瑞 穂           16番 荻 原 久 雄         5番 大 谷 弥 生           17番 柳   収一郎         6番 杉 田   光           18番 小 林 克 之         7番 金 子 裕 美           19番 渡 辺   悟         8番 小 林 貴 浩           20番 尾 関 栄 子         9番 横 山 育 男           21番 黒 川 貫 男        10番 吉 田 晴 信           22番 中 山 富 夫        11番 冨 永 悦 子           23番 酉 田 智 男        12番 大須賀 幸 雄           24番 平 塚   茂 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定による会議事件の説明のため出席要求によって出席した者    市     長  和 泉   聡       上 下 水道部長  花 澤   繁    総 合 政策部長  平 澤 敏 明       教  育  長  若 井 祐 平    総 務 部 長  平 山   忍       教 育 次 長  邉 見   隆    健 康 福祉部長  大 川 晴 美       行 政 委 員   吉 田 愼 次                           事 務 局 長    生 活 環境部長  柴 崎 正 人       農 業 委 員   森 山 好 昭                           事 務 局 長    産 業 観光部長  岩 原 幸 市       秘 書 課 長  小 林   廣    都 市 建設部長  金 子 裕 之       行 政 管理課長  吉 田 和 敬     計 管 理 者  津布久 公 夫 議会事務局職員出席者    事 務 局 長  松 村 伸 二       書     記  藤 本   昇    議 事 課 長  倉 上 豊 治       書     記  落 合   茜    議 事 調査担当  五十嵐   圭    副  主  幹 本日の会議に付した事件( 1) 議案第 2号 平成30年度足利市一般会計補正予算(第6号)について( 2) 議案第 3号 足利市事務分掌条例及び足利市工場立地総合対策審議条例の改正について( 3) 議案第 4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について( 4) 議案第 5号 足利市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正について( 5) 議案第 6号 足利市こども医療費助成条例の改正について( 6) 議案第 7号 足利市児童館(足利市にしこども館及び足利市八幡こども館)の指定管理者の指定について( 7) 議案第 8号 足利市保健センター条例の改正について( 8) 議案第 9号 足利市民活動センター指定管理者の指定の変更について( 9) 議案第10号 足利市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の改正について(10) 議案第11号 足利市公共下水道区域外流入条例の制定について(11) 議案第12号 足利市堀里ニュータウン下水処理施設条例の改正について(12) 議案第13号 平成30年度足利市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について(13) 議案第14号 足利市林業振興センター条例の廃止について(14) 議案第15号 足利市景観条例の改正について(15) 議案第16号 足利市空家等対策協議条例の制定について(16) 議案第17号 足利市都市公園織姫公園及び大日苑)の指定管理者の指定について(17) 議案第18号 市道路線の認定及び変更について(18) 議案第19号 足利市公民館条例の改正について(19) 議案第20号 史跡足利学校条例の改正について(20) 議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算について(21) 議案第22号 平成31年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算について(22) 議案第23号 平成31年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算について(23) 議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者医療特別会計予算について(24) 議案第25号 平成31年度足利市太陽光発電事業特別会計予算について(25) 議案第26号 平成31年度足利市農業集落排水事業特別会計予算について(26) 議案第27号 平成31年度足利市公共下水道事業特別会計予算について(27) 議案第28号 平成31年度足利市堀里ニュータウン下水処理事業特別会計予算について(28) 議案第29号 平成31年度足利市水道事業会計予算について(29) 議案第30号 平成31年度足利市工業用水道事業会計予算について(30) 議案第31号 平成30年度足利市一般会計補正予算(第7号)について(31) 議案第32号 平成30年度足利市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について(32) 議案第33号 平成31年度足利市一般会計補正予算(第1号)について(33) 議案第34号 足利市議会政務活動費の交付に関する条例の改正について(34) 報告第 2号 平成31年度足利市土地開発公社経営状況を説明する書類について(35) 報告第 3号 平成31年度公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団経営状況を説明する書類について(36) 報告第 4号 平成31年度公益財団法人足利市民文化財団経営状況を説明する書類について(37) 報告第 5号 平成31年度公益財団法人栃木南地域地場産業振興センター経営状況を説明する書類について(38) 意見書案第1号 精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象にすることを求める意見書について(39) 決定案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見答申について(40) 市民会館公共施設検討特別委員会の調査結果について    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎事務局長(松村伸二) 報告いたします。  ただいまの出席議員24名、全員であります。  次に、本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 市民会館公共施設検討特別委員会の調       査結果について  日程第2 議案第2号から第32号までについて  日程第3 報告第2号から第5号までについて  日程第4 議案第33号について  日程第5 議案第34号について  日程第6 意見書案第1号について  日程第7 決定案第1号について  以上であります。                           開議 午後2時00分 ○議長(渡辺悟) ただいまから、本日の会議を開きます。  日程第1 市民会館公共施設検討特別委員会の調査結果についてを議題といたします。  本件は、閉会中の継続審査に付された事件でありますが、市民会館公共施設検討特別委員会からお手元に配付のとおり、調査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  市民会館公共施設検討特別委員会調査報告書  平成29年8月29日招集の平成29年第3回市議会定例において設置された「市民会館公共施設検討特別委員会の調査結果を、会議規則第112条の規定により報告します。   平成31(2019)年3月18日  足利市議会        渡 辺   悟 様  議   長         市民会館公共施設検討特別委員会         委 員 長  黒 川 貫 男          記 1 付託調査事件   市民会館南部クリーンセンター、斎場及び消防本部のあり方や適正管理有効活用等について検討する。 2 組織構成(議長を除く議員)   理事は委員長が指名   委員長  黒川貫男   副委員長 荻原久雄   理 事  末吉利啓、杉田 光、冨永悦子   委 員  中島真弓、鶴貝大祐、須田瑞穂、        大谷弥生、金子裕美、小林貴浩、        横山育男、吉田晴信、大須賀幸雄、        斎藤昌之、大島 綾、栗原 収、        柳 収一郎、小林克之、尾関栄子、        中山富夫、酉田智男、平塚 茂 3 委員会の開催経過  ( 1)第1回委員会   平成29年9月22日(金)   ①委員長の互選について   ②副委員長の互選について   ③市民会館公共施設検討特別委員会設置要綱    (案)について   ④理事の選任について   ⑤今後の進め方について  ( 2)第2回委員会   平成29年10月23日(月)   ①今後の進め方について  ( 3)第3回委員会   平成29年11月20日(月)   ①消防本部中央消防署の建てかえ検討について  ( 4)第4回委員会   平成29年12月14日(木)   ①消防本部中央消防署庁舎整備の基本的な考え   方について  ( 5)第5回委員会   平成29年12月25日(月)   ①消防本部庁舎建設基本構想策定にあたっての   提言(案)について  ( 6)第6回委員会   平成30年1月22日(月)   ①地方庁舎整備基本構想及び消防本部中央消防   署新庁舎整備基本計画について  ( 7)第7回委員会   平成30年3月20日(火)   ①(仮称)新足利市民会館整備候補地検討状況   について  ( 8)第8回委員会   平成30年5月15日(火)   ①検討施設の今後のスケジュールについて  ( 9)第9回委員会   平成30年7月17日(火)   ①南部クリーンセンター及び斎場の基本計画策定   に向けた考え方について  (10)第10回委員会   平成30年9月14日(金)   ①式場のあり方・運営方式についての勉強  (11)第11回委員会   平成30年9月26日(水)   ①足利消防本部中央消防署基本設計について  (12)第12回委員会   平成30年10月22日(月)   ①足利斎場整備基本計画検討委員会の視察結果   報告について  (13)第13回委員会   平成30年11月20日(火)   ①足利消防本部中央消防署基本設計における   配置図及び平面図等について   ②(仮称)新足利市民会館整備スケジュールにつ   いて  (14)第14回委員会   平成30年12月13日(木)   ①クリーンセンター建設に関する経過及び今後   の予定について   ②斎場整備基本計画中間報告について  (15)第15回委員会   平成31年1月21日(月)   ①足利斎場整備基本計画策定にあたっての提言   (案)について  (16)第16回委員会   平成31年3月18日(月)   ①足利斎場整備に係るPFI導入可能性調査の   結果報告について   ②特別委員会調査報告書について 4 理事の開催   第1回 平成29年10月6日(金)   第2回 平成29年12月13日(水)   第3回 平成29年12月19日(火)   第4回 平成29年12月25日(月)   第5回 平成30年1月16日(火)   第6回 平成30年4月25日(水)   第7回 平成30年5月21日(月)   第8回 平成30年6月7日(木)   第9回 平成30年8月20日(月)   第10回 平成30年9月14日(金)   第11回 平成30年9月25日(火)   第12回 平成30年10月16日(火)   第13回 平成30年11月16日(金)   第14回 平成30年12月10日(月)   第15回 平成30年12月25日(火)   第16回 平成31年1月11日(金)   第17回 平成31年3月13日(水) 5 勉強  ( 1) 平成30年9月14日(金)    テーマ 式場のあり方・運営方針について    講 師 一般社団法人火葬研 代表理事         武 田   至 氏 6 視察   平成30年11月21日(水)   ・太田市 太田市民会館 7 調査結果・結論   足利市では、公共施設等老朽化対策を喫緊の課題と捉え、公共施設マネジメントを計画的かつ効率的に進めるため、平成28年3月に「足利市公共施設等総合管理計画」を策定し、取り組んでいるところである。   本委員会では、本市が所有する公共施設のうち、多くの市民生活に影響のある市民会館南部クリーンセンター、斎場及び消防本部庁舎の更新について随時、市当局から説明を受け、先進都市現地視察や勉強を実施するなど、多面的な議論と検討を進めてきた。特に斎場及び消防本部庁舎については、現施設の使用に既に大きな支障を来していることから、整備基本計画及び基本構想策定に当たり本市議会の意見を計画に反映させるべく、市長に提言を提出したところである。   こうした中、市当局においては、「大型公共施設更新に向けた財政指針」を策定し、中長期的な視点から財政を分析し、身の丈に合った行政運営取り組みを始めることで、持続可能な財政運営と希望のあるまちづくりを進めることとしている。厳しい財政状況の中で公共施設の最適化を進めていくことになるが、引き続き市民及び議会に対して積極的に情報を公開し、その意見を十分に反映され、公共施設マネジメント取り組みを推進することを期待するところである。   今後、大型公共施設の更新が本格的に進み、また、その他の市有施設についても個別計画の策定が予定されていることから、次期第25期市議会においても、引き続き公共施設について調査検討するべきと思料するものである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(渡辺悟) これより委員長の報告を求めます。  市民会館公共施設検討特別委員会委員長、黒川貫男議員。   (市民会館公共施設検討特別委員会委員長    黒川貫男議員登壇) ◎市民会館公共施設検討特別委員会委員長(黒川貫男) 平成29年第3回市議会定例において設置されました市民会館公共施設検討特別委員会の調査結果について、御報告いたします。  人口減少や少子高齢化により厳しい財政状況が続く中、高度成長期に整備されてきた公共施設インフラ資産老朽化対策については、全国的に大きな課題となっております。  こうした状況は、本市においても喫緊の課題であることから、市民会館を初めとする公共施設のあり方や有効活用等の課題を調査検討するため、本委員会を設置いたしました。  平成29年9月22日に設置以来、委員会を16回、理事を17回開催するとともに、勉強、視察調査を行ってまいりましたので、その調査結果を取りまとめたものであります。  以下、概要を申し上げます。本市では、公共施設等老朽化対策を喫緊の課題と捉え、公共施設マネジメントを計画的かつ効率的に進めるため、平成28年3月に足利市公共施設等総合管理計画を策定し、現在、鋭意取り組んでいるところであります。  本委員会では、本市が所有する公共施設のうち、多くの市民生活に影響のある市民会館南部クリーンセンター、斎場及び消防本部庁舎の更新について、随時市当局から説明を受け、先進都市現地視察や勉強を実施するなど、多面的な議論と検討を進めてまいりました。  特に斎場及び消防本部庁舎については、現施設の使用に既に大きな支障を来していることから、整備基本計画及び基本構想策定に当たり、本市議会の意見を計画的に反映させるべく、市長に提言を提出したところであります。  こうした中、市当局においては、大型公共施設更新に向けた財政指針を策定し、中長期的な視点から財政を分析し、身の丈に合った行政運営取り組みを始めることで、持続可能な財政運営と希望のあるまちづくりを進めることとしています。  厳しい財政状況の中で公共施設の最適化を進めていくことになりますが、引き続き、市民及び議会に対して積極的に情報を公開し、その意見を十分に反映され、公共施設マネジメント取り組みを推進することを期待するところであります。  今後、大型公共施設の更新が本格的に進み、また本委員会付託調査事項の対象となった4施設以外の市有施設についても、個別計画の策定が予定されていることから、次期第25期市議会においても、引き続き公共施設について調査検討するべきであるとの結論を申し上げ、報告の結びといたします。 ○議長(渡辺悟) これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  市民会館公共施設検討特別委員会の調査結果について採決いたします。  本調査結果については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  日程第2 議案第2号から第32号までについてを議題といたします。  委員会付託の各案については、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成31年3月13日総務企画防災常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成31(2019)年3月15日  足利市議会        渡 辺   悟 様  議   長         足利市議会総務企画防災常任委員会         委 員 長  平 塚   茂          記 1 審査事件  ( 1) 議案第 2号 平成30年度足利市一般会計補           正予算(第6号)について    ( 2) 議案第 3号 足利市事務分掌条例及び足利市           工場立地総合対策審議条例の           改正について          ( 3) 議案第 4号 職員の勤務時間、休日及び休暇           に関する条例の改正について   ( 4) 議案第31号 平成30年度足利市一般会計補           正予算(第7号)について   2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成31年3月13日民生環境水道常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成31(2019)年3月14日  足利市議会        渡 辺   悟 様  議   長         足利市議会民生環境水道常任委員会         委 員 長  金 子 裕 美          記 1 審査事件  ( 1) 議案第 5号 足利市放課後児童健全育成事業           の設備及び運営に関する基準を           定める条例の改正について    ( 2) 議案第 6号 足利市こども医療費助成条例の           改正について          ( 3) 議案第 7号 足利市児童館(足利市にしこど           も館及び足利市八幡こども館)           の指定管理者の指定について   ( 4) 議案第 8号 足利市保健センター条例の改正           について            ( 5) 議案第 9号 足利市民活動センターの指定管           理者の指定の変更について    ( 6) 議案第10号 足利市水道事業布設工事監督者           及び水道技術管理者に関する条           例の改正について        ( 7) 議案第11号 足利市公共下水道区域外流入条           例の制定について        ( 8) 議案第12号 足利市堀里ニュータウン下水処           理施設条例の改正について    ( 9) 議案第13号 平成30年度足利市公共下水道           事業特別会計補正予算(第2号)           について            (10) 議案第32号 平成30年度足利市公共下水道           事業特別会計補正予算(第3号)           について           2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成31年3月13日教育経済建設常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成31(2019)年3月14日  足利市議会        渡 辺   悟 様  議   長         足利市議会教育経済建設常任委員会         委 員 長  冨 永 悦 子          記 1 審査事件  ( 1) 議案第14号 足利市林業振興センター条例の           廃止について          ( 2) 議案第15号 足利市景観条例の改正について  ( 3) 議案第16号 足利市空家等対策協議条例の           制定について          ( 4) 議案第17号 足利市都市公園織姫公園及び           大日苑)の指定管理者の指定に           ついて             ( 5) 議案第18号 市道路線の認定及び変更につい           て               ( 6) 議案第19号 足利市公民館条例の改正につい           て               ( 7) 議案第20号 史跡足利学校条例の改正につい           て              2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成31年3月13日予算審査特別委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成31(2019)年3月20日  足利市議会        渡 辺   悟 様  議   長           足利市議会予算審査特別委員会           委 員 長  黒 川 貫 男          記 1 審査事件  ( 1) 議案第21号 平成31年度足利市一般会計予           算について           ( 2) 議案第22号 平成31年度足利市介護保険特           別会計(保険事業勘定)予算に           ついて             ( 3) 議案第23号 平成31年度足利市国民健康保           険特別会計(事業勘定)予算に           ついて             ( 4) 議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者           医療特別会計予算について    ( 5) 議案第25号 平成31年度足利市太陽光発電           事業特別会計予算について    ( 6) 議案第26号 平成31年度足利市農業集落排           水事業特別会計予算について   ( 7) 議案第27号 平成31年度足利市公共下水道           事業特別会計予算について    ( 8) 議案第28号 平成31年度足利市堀里ニュー           タウン下水処理事業特別会計予           算について           ( 9) 議案第29号 平成31年度足利市水道事業           計予算について         (10) 議案第30号 平成31年度足利市工業用水道           事業会計予算について     2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(渡辺悟) これより委員長の報告を求めます。  総務企画防災常任委員会委員長、平塚 茂議員。   (総務企画防災常任委員会委員長    平塚 茂議員登壇) ◎総務企画防災常任委員会委員長(平塚茂) 総務企画防災常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は4件でありまして、去る3月15日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第2号 平成30年度足利市一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、本案は、国の補正予算(第1号)に対応する補助事業及び単独事業の追加、繰越明許費の設定と、債務負担行為及び地方債の追加を内容とするもので、歳入歳出予算に4,500万円を追加し、予算総額を550億5,800万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「市立小学校と中学校におけるブロック塀等安全対策事業について、2020年1月までに工事を完了するという報告があったが、学校の登下校や部活動等に影響はないのか。全体のスケジュールを聞きたい。」との質疑に対し、当局から「夏休み中に着工したいと考えているが、夏休み中だけでは工事が終わらないため、学校と打ち合わせを行い、登下校等に支障がないように進めていきたい。」との答弁がありました。  また、「朝倉福富緑地整備事業費について、繰越明許となる主な理由とスケジュールなどの事業の全体像について聞きたい。」との質疑に対し、当局から「当該事業は、現場が渡良瀬川の河川敷であり、国との協議により、工事期間が渡良瀬川の渇水期である平成30年11月から翌年5月までとなったこと、また、工事の発注が11月以降になったことから翌年度へ繰り越すものである。事業の全体像については、野球場を1面追加し、芝生の多目的広場、グラウンドゴルフ場、約1キロメートルのゴムチップ舗装のウオーキングコース、その他トイレ、照明設備、駐車場等の整備を予定している。ことし5月に工事が終了し、ウオーキングコース等は供用開始予定であるが、芝の養生期間を一定期間設けるため、全面オープンは9月ごろになると考えている。」との答弁がありました。  また、「中央土地区画整理事業費について、具体的な内容を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「いぶきビル及び隣接して一体構造になっている建物との解体費である。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第3号 足利市事務分掌条例及び足利市工場立地総合対策審議条例の改正についてでありますが、本案は平成31年度の行政組織の改正に伴い、所要の規定を整備するため、関係条例の改正をしようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてでありますが、本案は国家公務員の勤務条件の見直しに準じ、本市職員の時間外勤務命令を行うことができる上限を定めるため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「今回の改正は、時間外勤務に関する事項を規則に委任する規定を第8条第3項に追加するわけであるが、委任する規則の名称と概要を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「規則の名称は、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する規則である。規則に委任する内容は、時間外勤務命令を行うことができる上限を定めることであり、基本的には1カ月45時間、年間360時間としたいと考えている。このほか、他律的業務については、1カ月100時間、年間720時間とする。また、大規模災害への対処等は、特例業務ということで、上限の規定を定めないことや、上限を超えてしまった場合の検証等を規則に委任していく予定である。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第31号 平成30年度足利市一般会計補正予算(第7号)についてでありますが、本案は、国の防災減災国土強靱化などのための第2次補正に関する補助事業、繰越明許費の追加及び地方債の追加を内容とするもので、歳入歳出予算に5,300万円を追加し、予算総額を551億1,100万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「農地費のかんがい排水事業費の追加について、当該事業は三栗谷用水に係る事業費とのことであるが、事業の概要を聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「今回の事業は、太田市市場の減勢工から藤の宮口までの、全体で4.063キロメートルの区間となる。下流から事業を進め、現在は用水路の布設替を実施している。その後、布設替をする区間と、擁壁だけをきれいに直す表面補修をする区間に分けて実施する。なお、暗渠の部分には手をつけず、開渠の部分だけ工事を実施する予定である。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定をいたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会の決定のとおり、御賛同くださるようお願いをいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(渡辺悟) 民生環境水道常任委員会委員長、金子裕美議員。   (民生環境水道常任委員会委員長    金子裕美議員登壇) ◎民生環境水道常任委員会委員長(金子裕美) 民生環境水道常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は10件でありまして、去る3月14日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第5号 足利市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の改正についてでありますが、本案は、厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件を拡大するため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「これまで同様に都道府県知事の行う研修を修了することが前提となるが、市としてどのように受講を奨励しているのか。」との質疑に対し、当局から「以前は研修会場が宇都宮市だけであったが、現在は足利市でも受講できるため、53ある放課後児童クラブに通知し、毎年なるべく多くの方に研修を受けていただけるよう努めているところである。」との答弁がありました。  また、「資格要件の拡大により、学童保育についていただける方をどの程度見込んでいるのか。」との質疑に対し、当局から「ことし4月から専門職大学が新たに開校し、卒業は2年後となることから、現時点で見込みは立たないが、そのような人材に来ていただけることを期待するものである。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第6号 足利市こども医療費助成条例の改正についてでありますが、本案は、こども医療費助成制度における現物給付対象年齢を拡大するため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「対象年齢拡大により新たに対象となる人数と、全体の総数を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「中学3年生までの拡大により、新たに小中学生約1万1,000人が対象となり、未就学児を含めて全体で1万7,700人程度となる。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第7号 足利市児童館足利市にしこども館及び足利市八幡こども館指定管理者の指定についてでありますが、本案は地方自治法の規定に基づき、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第8号 足利市保健センター条例の改正についてでありますが、本案は、保健センターの移転に伴い位置を変更する等のため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第9号 足利市民活動センター指定管理者の指定の変更についてでありますが、本案は、平成26年第1回市議会定例において、議案第20号として議決を経た足利市民活動センター指定管理者の指定の期間を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。  審査の過程におきましては、「1年間延長する理由を詳しく聞きたい。」との質疑に対し、当局から「生涯学習センターへの機能移転が2020年4月に予定されていることから、同センターの改修工事や移転に向けた準備期間として1年間とした。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第10号 足利市水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の改正についてでありますが、本案は、水道法施行令の改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件を拡大するため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「さまざまな自治体で技術者が少なくなり、大変な状況があるが、足利市では布設工事の監督者はどのようになっているのか。」との質疑に対し、当局から「平成30年4月1日現在で、6名を監督者として指名している。」との答弁がありました。  また、「足利市では水道事業を民営化しないと一般質問の答弁にあったが、技術者をふやす点でどのように考えているのか。」との質疑に対し、当局から「安全安心な水を提供するといった使命に基づき、技術管理者や技術者を初め事務系職員についても専門的な知識を構築するため、いろいろな研修や手法をとり、万全な体制で取り組んでいきたい。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第11号 足利市公共下水道区域外流入条例の制定についてでありますが、本案は、公共下水道の区域外からの汚水流入の許可、分担金の賦課等に関する事項を定めるため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「本条例の施行に当たり、どのような工法を考えているのか。」との質疑に対し、当局から「ホームページや広報あしかがみ等を利用するほか、窓口でも説明していきたい。」との答弁がありました。  また、「市街化調整区域の開発行為について、小学校周辺地域の基準を緩和する条例が平成30年に施行されたが、住宅メーカーなどに本条例をPRすべきではないか。」との質疑に対し、当局から「周知期間を利用し、足利市上下水道設備事業協同組合や、とちぎ県南不動産業協同組合など、開発にかかわる団体の方に説明していきたい。」との答弁があり、そのほか議論が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第12号 足利市堀里ニュータウン下水処理施設条例の改正についてでありますが、本案は、堀里ニュータウンの区域外からの汚水流入の許可、分担金の賦課等に関する事項を定めるため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「公共下水道区域外流入条例については条例の制定であり、本案については条例の改正となっているが、条例の制定と改正をどのような基準で分けているのか。」との質疑に対し、当局から「堀里ニュータウン下水処理事業は、事業規模が小さいため、足利市下水道条例等に準拠して条例に必要な事項を規定しており、今回もそれらの条例で必要な事項を詳しく定め、本条例については改正としたものである。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第13号 平成30年度足利市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は、管渠事業費及び水処理センター改築事業費に繰越明許費を設定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「入札不調のために繰り越すとのことであるが、詳しく説明を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「同事業は日本下水道事業団に委託し、工事の発注から検査まで全て行っているが、予算を議決いただいた際の御指摘を受け、地域要件をつけた入札を同事業団へ要請している。そうした中で、足利地区を優先的に指名いただいた当初の入札が不調となったため、範囲を広げて再度入札を行い、請負業者が決定して工事は順調に進んでいるところである。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第32号 平成30年度足利市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案は、水処理センター改築事業費の繰越明許費を追加しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会の決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(渡辺悟) 教育経済建設常任委員会委員長、冨永悦子議員。   (教育経済建設常任委員会委員長    冨永悦子議員登壇) ◎教育経済建設常任委員会委員長(冨永悦子) 教育経済建設常任委員会に付託されました案件の審査の概要について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は7件でありまして、去る3月14日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第14号 足利市林業振興センター条例の廃止についてでありますが、本案は、林業の低迷や施設の老朽化に伴い、林業振興センターを廃止するため、条例を廃止しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「条例の廃止に伴って建築物の解体等も計画されているかと思うが、解体の時期は決まっているのか。」との質疑に対し、当局から「取り壊しの時期はまだ決まっていない。地元から活用方法を検討したいという話を聞いているため、2年程度存続する。取り壊す際にはアスベスト調査を経てからになる。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第15号 足利市景観条例の改正についてでありますが、本案は、足利学校鑁阿寺周辺地区を景観重点地区に指定する景観計画の変更に伴い、届け出を要する行為の種類及び規模を規定する等のため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「条例に届け出を要する行為が明記されたが、届け出をしなかった場合のペナルティーはあるのか。」との質疑に対し、当局から「届け出を怠った場合には、30万円以下の罰金に処することが規定されている。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第16号 足利市空家等対策協議条例の制定についてでありますが、本案は、空家等対策の推進に関する特別措置法の適正かつ円滑な運用を図ることを目的とする足利市空家等対策協議を附属機関として定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「第3条に委員5人以内とあるが、どのような職種の方が選ばれるのか。」との質疑に対し、当局から「委員の区分は、学識経験者、建築関係者、法務関係者、不動産事業者、地域住民等を考えている。具体的には学識経験者は大学の教授、建築関係者については栃木県建築士足利支部から、法務関係者については栃木県司法書士足利支部から、不動産事業者については栃木県宅地建物取引業協会県南支部から、地域住民については自治会長連絡協議から推薦をお願いしている。」との答弁がありました。  そのほか、活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第17号 足利市都市公園織姫公園及び大日苑)の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、地方自治法の規定に基づき、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。  審査の過程におきましては、「今回指定された足利グリーンサービス株式会社は、初めて指定管理者になるのか。」との質疑に対し、当局から「都市公園に関しては初めてであるが、現在、渡良瀬ゴルフ場の管理について指定管理者の指定を受けている。」との答弁がありました。  また、「高木等の剪定作業の工程管理については、全て指定管理者に任せているのか。あるいは市のほうで工程の指針を示しているのか。」との質疑に対し、当局から「年度ごとに1年間の業務計画を市と協議することになっている。これまでの指定管理者が定めた基準も参考にしながら、作業工程を決めていきたいと考えている。」との答弁がありました。  そのほか、活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第18号 市道路線の認定及び変更についてでありますが、本案は、道路改良工事、開発行為による帰属、管理引継等による市道路線の新規認定及び変更をしようとするため、議会の議決を求めるものであります。  審査の過程におきましては、「廃止された道路の舗装や路肩の補修、また事故等があったときの管理上の瑕疵に対する対応について確認したい。」との質疑に対し、当局から「廃止された道路は、道路としての機能がないことが大前提である。今回廃止ではないが、終点を変更する砂防施設へ向かう道路は、市道としての管理とまではいかないが、当然市として管理していく道路であると考えている。例えば土砂崩れが起きた場合には、対応していくことになる。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第19号 足利市公民館条例の改正についてでありますが、本案は、小俣公民館南分館を廃止するため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第20号 史跡足利学校条例の改正についてでありますが、本案は、史跡足利学校の休館日を変更するため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が、本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり、御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(渡辺悟) お諮りいたします。  議案第21号から第30号までの審査のために設けられた予算審査特別委員会の審査状況については、議員全員が構成員となり、既に承知されておりますので、委員長報告を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって、予算審査特別委員会委員長報告は、省略することに決定いたしました。  以上で、委員長報告を終結いたします。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  20番、尾関栄子議員。   (20番 尾関栄子議員登壇) ◆20番議員(尾関栄子) 議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について、議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算について、議案第22号 平成31年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算について、議案第23号 平成31年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算について、議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者医療特別会計予算について、議案第29号 平成31年度足利市水道事業会計予算について、6つの議案に対して反対の立場で討論を行います。  まず、議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてですが、人事院勧告は、民間労働法制の改正を踏まえ、勤務超過命令を行うことができる上限を、原則1カ月について45時間、かつ1年について360時間、他律的な業務の比重の高い部署に勤務する職員に対しては、1カ月について100時間、かつ1年について720時間を設定する。大規模な災害への対応や重要な法令の立案等、公務の運営上、やむを得ない場合には、この上限を超えることができることとする。上限時間を超えた場合には事後検証するとしています。これに従い、第8条に第3項を加え、必要な事項を規則で定めるとしています。これは、過労死ライン80時間を超える長時間労働を可能にするものです。これまで長時間労働により鬱病や自死など多く引き起こしています。原則を貫くのであれば、1カ月45時間、360時間で貫いてこそ労働者の健康を守る力となります。過労死をさらにふやす労働時間の延長は許されません。  次に、議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算については、予算額529億円、前年度比0.4%増です。個人市民税0.4%、法人市民税は2.7%、それぞれ平成30年度より減額となっています。地方消費税交付金は29億円で約10%増です。一般会計に占める公共事業などの消費税負担金は30億円を超え、自治体負担の影響が大きく、市民には水道料金などの公共料金に転嫁され、二重三重の負担増です。ことし10月からの消費税10%増税など許されません。  民生費は、民間保育所運営費が4,500万円減額となり、10月から3歳児以上の保育料を無償化し、副食費を保護者の実費負担にすることによる減額です。無償化するなら副食費も食費の観点から全額無償化するべきです。  商工費の新産業団地開発事業費は約2,200万円計上、あがた駅南産業団地は10区画が完売しています。しかし、インター・ビジネスパーク、西久保田工業団地の雇用状況は、インター・ビジネスパークは、市内雇用55%、市外は45%、西久保田工業団地は、市内34%、市外66%となっています。新たな工業団地を造成するならば、雇用状況を検証する必要があるのではないでしょうか。  土木費は、建築物耐震改修促進事業を減額していますが、家屋やブロック塀の耐震化を高めることが急務で重要です。県も市町が行うことが前提で、危険なブロック塀撤去支援を予算化しました。足利市もブロック塀に対する支援を行うべきです。  また、あしかがフラワーパークに隣接した迫間自然観察公園の面積約15ヘクタールのうち借地5ヘクタールを返還し、500万円を削減しました。あしかがフラワーパーク駅を新設したときの迫間自然観察公園を含む周辺整備の住民からの陳情に反し、地元住民、市民の願いに逆行する行為です。  議案第22号 平成31年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算については、公費による介護保険料の一部低所得者の軽減措置が行われます。介護保険料の減額幅は1,700円から4,900円です。一定の前進ですが、高い介護保険料には変わりありません。滞納者が1,000人以上で、介護サービスの利用を制限、預貯金の差し押さえなど厳しい措置が行われています。国に対して国庫負担の増額を求め、自治体の軽減措置が求められます。  議案第23号 平成31年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算については、県の広域化になり2年目になります。県への納付金は2億4,000万円余り負担増になりました。29億円の基金の一部を使い、加入者への直接の影響はありません。しかし、県が示した標準保険料率の引き上げ額は、例えば年収400万円の4人家族、42万円の負担で5万5,000円以上の引き上げです。全ての加入者に正規保険証を発行し、国庫負担1兆円の負担を求め、均等割、世帯割をなくすべきです。  議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者医療特別会計予算については、保険料4,400万円余りの引き上げです。影響を受ける方は5,500人以上で、軽減措置の縮小です。滞納者は正規保険証をもらえず4カ月の短期被保険者証を発行しています。75歳以上の高齢者に負担が重くのしかかる医療制度はやめ、全額公費負担の新たな医療制度をつくるべきです。  議案第29号 平成31年度足利市水道事業会計予算については、2020年1月から3月の水道料金を消費税10%増税を転嫁した予算計上となっています。水道受給者数は6万4,000世帯以上に影響します。  以上の理由から、6つの議案に反対して、討論といたします。 ○議長(渡辺悟) 9番、横山育男議員。   (9番 横山育男議員登壇) ◆9番議員(横山育男) ただいま20番、尾関栄子議員から議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算について反対の討論がありましたが、私は視点を変えまして、賛成の立場から意見を述べるものであります。  現在、本市の財政は扶助費や公債費、特別会計への繰出金が高水準で推移するなど、厳しい状況にあります。そうした中で、第7次足利市総合計画の戦略プログラムに掲げた各事業の推進に努めるとともに、まちの安全や活力創出につながる各種施策を展開するため、その財源の確保には大変御苦労されたと推察するところであります。  平成31年度の予算は、市長がさきの市議会一般質問に対して答弁されたように、各部局の積極的な事業の見直しによって財源を生み出し、未来への投資と市民ニーズに沿った新しい事業を数多く展開する計画となっております。その中でも、我々市議会が切望していたこども医療費の現物給付対象年齢を未就学児から中学3年生まで拡大し、子育て世代の不安や負担の軽減が図られました。  また、元気な仕事づくりプロジェクト、まちの魅力発信プロジェクト、公共施設の最適化プロジェクト、まちの安全活力創出事業等、平成31年度予算は本市の将来を見据え、市民の誰もが安全で安心して生活できる環境づくりや充実感を持って生活できるまちづくりと持続可能な財政運営の両立を目指した中身の濃い予算であると感じており、私はその成果を大いに期待するところであります。  足利市を少しでも元気にしたいという思いは、私たち議員も同じであります。市民を代表する議会と行政が常に是々非々の立場で本市の未来を考えていくことが重要であります。  本予算案は、重ねて申し上げますが、子育て世代の皆様が長年待ち望んでいたこども医療費の窓口の無料化の拡大や幼児教育無償化、そして足利市を前進させるための新たな事業を数多く計上したものであります。少子化が叫ばれる中、足利市の宝である子供たちへ大いに配慮したこの予算案を、私は市議会議員全員が賛成するものと考えていただけに、反対討論が出されたことは、非常に残念なことであります。  以上、議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算について、賛成の理由を申し上げましたが、原案のとおり可決することに御賛同いただきますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(渡辺悟) 22番、中山富夫議員。   (22番 中山富夫議員登壇) ◆22番議員(中山富夫) ただいま20番、尾関栄子議員から、議案第22号、第23号、第24号、第29号の反対討論がありましたが、私は視点を変えて賛成の立場から意見を述べるものであります。  まず、議案第22号 平成31年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算は、新たに開設される各種介護施設により提供されるサービス費や介護予防に重点を置いた介護予防・日常生活支援総合事業に関する費用等を適切に見込んだものであります。  また、介護保険の安定運営が行える保険料を維持するとともに、介護保険料が軽減される対象者を拡充するなど、低所得層に配慮したものとなっており、適正な予算と判断するものであります。  次に、議案第23号 平成31年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算は、県が示す保険者ごとの保健事業費納付金、保険給付費交付金等をもととした予算編成となっております。全体の被保険者数は減少する中で、医療費の高い団塊の世代を含む60歳代以降は微減にとどまることから、保険給付費については、適切に増額を見込んだ予算となっております。  一方、税率を据え置いたことにより税収の減が見込まれることから、基金及び繰入金により収支の均衡を図るなど、適正な対応が図られた予算であると判断するものであります。  次に、議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者医療特別会計予算は、増加する被保険者数に対応した保険料を見込み、栃木県後期高齢者医療広域連合への納付金に適切な額を計上するなど、今後も続く高齢化社会に対応するための適正な予算であると判断するものであります。  次に、議案第29号 平成31年度足利市水道事業会計予算についてでありますが、水道は市民の生命と暮らしを支える最も重要なライフラインであり、平成31年度予算は、安全で良質な水を安定的に供給するため、老朽化、耐震化対策などの建設改良事業を計画的に実施するとともに、経費の削減と経営の効率化を図り、一定の純利益を確保する内容であり、適正な予算であると判断するものであります。  以上、議案第22号、第23号、第24号、第29号について、20番、尾関栄子議員の反対討論に対し、賛成の理由を申し上げましたが、原案のとおり可決することに御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。
    ○議長(渡辺悟) 1番、中島真弓議員。   (1番 中島真弓議員登壇) ◆1番議員(中島真弓) ただいま20番、尾関栄子議員から、議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について反対の討論がありましたが、私は賛成の立場から意見を述べるものであります。  今回の提案は、国家公務員の勤務条件の見直しに準じ、本市職員の時間外勤務命令を行うことができる上限時間を定めるための条例改正であります。地方公務員の勤務条件については、地方公務員法第24条において均衡の原則が定められ、国との均衡などを考慮しなければならないとされており、国に準じた今回の条例改正は、法の趣旨に沿った改正であると考えます。  以上、議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてに対する賛成の意見を申し上げましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、可決することに御賛同くださるようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(渡辺悟) 以上で、通告による討論を終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、議案第4号について、起立により採決いたします。  議案第4号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関す        る条例の改正について         本案に対する委員長報告は、原案を可とする報告であります。  委員長報告のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(渡辺悟) 起立多数であります。  よって本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第21号について、起立により採決いたします。  議案第21号 平成31年度足利市一般会計予算に         について              本案に対する委員会の審査報告は、原案を可とする報告であります。  委員会の審査報告のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(渡辺悟) 起立多数であります。  よって本案は、委員会の審査報告のとおり可決されました。  次に、議案第22号、第23号、第24号及び第29号について、起立により一括して採決いたします。  議案第22号 平成31年度足利市介護保険特別         計(保険事業勘定)予算について   議案第23号 平成31年度足利市国民健康保険特         別会計(事業勘定)予算について   議案第24号 平成31年度足利市後期高齢者医療         特別会計予算について        議案第29号 平成31年度足利市水道事業会計予         算について             以上、各案に対する委員会の審査報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  委員会の審査報告のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(渡辺悟) 起立多数であります。  よって各案は、いずれも委員会の審査報告のとおり可決されました。  続いて、残余の議案を一括して採決いたします。  議案第 2号 平成30年度足利市一般会計補正予         算(第6号)について        議案第 3号 足利市事務分掌条例及び足利市工場         立地総合対策審議条例の改正につ         いて                議案第 5号 足利市放課後児童健全育成事業の設         備及び運営に関する基準を定める条         例の改正について          議案第 6号 足利市こども医療費助成条例の改正         について              議案第 7号 足利市児童館(足利市にしこども館         及び足利市八幡こども館)の指定管         理者の指定について         議案第 8号 足利市保健センター条例の改正につ         いて                議案第 9号 足利市民活動センター指定管理者         の指定の変更について        議案第10号 足利市水道事業布設工事監督者及び         水道技術管理者に関する条例の改正         について              議案第11号 足利市公共下水道区域外流入条例の         制定について            議案第12号 足利市堀里ニュータウン下水処理施         設条例の改正について        議案第13号 平成30年度足利市公共下水道事業         特別会計補正予算(第2号)につい         て                 議案第14号 足利市林業振興センター条例の廃止         について              議案第15号 足利市景観条例の改正について    議案第16号 足利市空家等対策協議条例の制定         について              議案第17号 足利市都市公園織姫公園及び大日         苑)の指定管理者の指定について   議案第18号 市道路線の認定及び変更について   議案第19号 足利市公民館条例の改正について   議案第20号 史跡足利学校条例の改正について   議案第25号 平成31年度足利市太陽光発電事業         特別会計予算について        議案第26号 平成31年度足利市農業集落排水事         業特別会計予算について       議案第27号 平成31年度足利市公共下水道事業         特別会計予算について        議案第28号 平成31年度足利市堀里ニュータウ         ン下水処理事業特別会計予算につい         て                 議案第30号 平成31年度足利市工業用水道事業         会計予算について          議案第31号 平成30年度足利市一般会計補正予         算(第7号)について        議案第32号 平成30年度足利市公共下水道事業         特別会計補正予算(第3号)につい         て                 以上、各案に対する委員長報告並びに委員会の審査報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  報告のとおり可決することに、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって各案は、いずれも委員長報告並びに委員会の審査報告のとおり可決されました。  日程第3 報告第2号から第5号までについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  和泉 聡市長。   (和泉 聡市長登壇) ◎市長(和泉聡) ただいま上程されました報告第2号から第5号までについて順次御説明します。  まず、報告第2号 平成31年度足利市土地開発公社経営状況を説明する書類についてです。事業内容は、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、公有地取得事業として公共事業用地を先行取得しようとするものです。その総面積は2,058平方メートルを予定し、予算の内容は、これらの公共用地の取得に係る事業費で、その事業総額を1,280万円とするものです。  次に、報告第3号 平成31年度公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団経営状況を説明する書類についてです。事業内容は、都市緑化の推進及び緑化運動に関する事業並びに芸術文化活動やスポーツ活動への参加を促進する文化振興事業及びスポーツ振興事業などを幅広く行い、さらに市民体育館、市民プラザ、市民会館や渡良瀬ウオーターパーク、松田川ダムふれあい広場等の各施設並びに市民武道館の管理運営などを行うもので、その予算総額を12億2,890万4,000円とするものです。  次に、報告第4号 平成31年度公益財団法人足利市民文化財団経営状況を説明する書類についてです。事業内容は、郷土足利の美しい自然とすぐれた文化遺産を守り、豊かな芸術文化を育てるための普及啓発事業を初め、美術品等の収集、芸術文化活動に対する助成事業等を行うもので、その予算総額を363万9,000円とするものです。  次に、報告第5号 平成31年度公益財団法人栃木南地域地場産業振興センター経営状況を説明する書類についてです。栃木県南地域の地場産業の活性化を図るため、管内の中小企業に対して新技術導入、問題解決等を支援する事業、経営等刷新支援事業、製品展示及び普及に関する事業などを実施するとともに本センターの管理運営事業を行うもので、その予算総額を8,535万円とするものです。  以上、各報告は地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、法人等の経営状況を説明する書類としてそれぞれ議会に提出するものです。よろしくお願いします。 ○議長(渡辺悟) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております報告第2号から第5号までについては、質疑を終わりましたので、受理となりました。  日程第4 議案第33号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  和泉 聡市長。   (和泉 聡市長登壇) ◎市長(和泉聡) ただいま上程されました、議案第33号 平成31年度足利市一般会計補正予算(第1号)について、御説明します。  今回の補正は、国の消費税率引き上げに伴う対応として、プレミアム付商品券発行事業を実施するための歳入歳出予算の補正に加え補助事業の整合を行うもので、歳入歳出予算に6億9,200万円を追加し、予算総額を535億9,200万円にしようとするものです。  よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げて、提案の説明を終わります。 ○議長(渡辺悟) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決 定いたしました。      これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  議案第33号について採決いたします。  議案第33号 平成31年度足利市一般会計補正予         算(第1号)について        本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第34号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  21番、黒川貫男議員。   (21番 黒川貫男議員登壇) ◆21番議員(黒川貫男) ただいま議題となりました議案第34号 足利市議会政務活動費の交付に関する条例の改正について、提出者を代表しまして提案理由を御説明申し上げます。  本案は、社会情勢及び本市の財政状況を考慮し、政務活動費の交付額を1人当たり年額12万円減額し60万円とするため、条例を改正するものであります。  原案のとおり議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(渡辺悟) お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付すことに決定いたしました。  これより表決に入ります。  議案第34号について採決いたします。  議案第34号 足利市議会政務活動費の交付に関す         る条例の改正について        本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、原案のとおり可決されました。  日程第6 意見書案第1号についてを議題といたします。  本案については、お手元に配付のとおり意見書案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  意見書案第1号   精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費   助成制度の対象にすることを求める意見書に   ついて                   地方自治法第99条の規定に基づく別紙意見書を会議規則第14条の規定により提出する。  平成31年3月25日 提出  提出者 足利市議会議員     栗 原   収         同        黒 川 貫 男         同        大 島   綾                           精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費   助成制度の対象にすることを求める意見書   栃木県の重度心身障害者医療費の助成制度は、身体障がいの程度が1~2級の方、知的障がいの程度が知能指数35以下の方、知的障がいの程度が知能指数50以下で身体障がいの程度が3~4級の障がいと重複している方となっているが、精神障がい者は対象となっていない。  精神障がい者は、精神科への定期的な通院と服薬の継続が必要であり、障害者総合支援法に定められた自立支援医療(精神科通院医療)において、一定の医療費負担軽減は図られているものの、入院の場合には認められておらず、また、長期間に渡る服薬や加齢により、精神科以外の診療科に受診することもあるため、重度の身体障がい者や知的障がい者と同等の医療費助成をもって、経済的負担の軽減に取り組む必要がある。  よって、栃木県においては、精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象とするため、必要な措置を講じるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成31年3月25日                足 利 市 議    栃木県知事              様   栃木県議会議長  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(渡辺悟) 提出者の説明を求めます。  14番、大島 綾議員。   (14番 大島 綾議員登壇) ◆14番議員(大島綾) ただいま議題となりました意見書案第1号 精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象にすることを求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由を御説明申し上げます。  現在、栃木県重度心身障害者医療費助成制度は、身体、知的障がい者は対象となっているものの、精神障がい者は対象となっておりません。精神障がい者は、精神科への定期的な通院と服薬の継続が必要であり、障害者総合支援法に定められた自立支援医療において、一定の医療費負担軽減は図られているものの、入院の場合には認められておらず、また長期間にわたる服薬や加齢により、精神科以外の診療科に受診することもあるため、重度の身体障がい者や知的障がい者と同等の医療費助成をもって経済的負担の軽減に取り組む必要があると思われます。  このようなことから、精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象とするよう県に強く要望するため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案説明を終わります。 ○議長(渡辺悟) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま、議題となっております本案は、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  意見書案第1号について採決いたします。  意見書案第1号 精神障がい者も栃木県重度心身障          害者医療費助成制度の対象にする          ことを求める意見書について    本案は、案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり可決されました。  日程第7 決定案第1号についてを議題といたします。  本案については、お手元に配付のとおり、意見答申案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                   決定案第1号   人権擁護委員候補者の推薦に関する意見答申   について  平成31年2月28日付足総人権第138号をもって足利市長から諮問のあった上記のことについて、本市議会の意見を次のとおり決定し、答申するものとする。  平成31年3月25日 提出  提出者 足利市議会議員     栗 原   収         同        黒 川 貫 男         同         大 島   綾            記 このことについては、異議がない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(渡辺悟) 本案は、足利市葉鹿町452番地2、富永三知男氏、足利市福居町47番地、飯塚みや子氏を人権擁護委員候補者として推薦することにつき、市長から意見を求められたものであります。  お諮りいたします。  本案は、説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付すことに決定いたしました。  これより表決に入ります。  決定案第1号について採決いたします。  決定案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関する         意見答申について           本案は、案のとおり答申することに決し、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺悟) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり答申することに決定いたしました。  この際、小林克之議員から発言を求められておりますので、これを許します。  小林克之議員。   (18番 小林克之議員登壇) ◆18番議員(小林克之) 発言の機会をいただきましたので、退任に当たり一言御挨拶を申し上げます。  平成15年の選挙で初当選させていただいてから、3人の市長のもとで4期16年議員活動をさせていただきました。その間、議員活動にかかわっていただいた市長や執行部の皆さん、そして議員の皆さん、支援者や市民の皆さんに心より感謝申し上げます。  省みますと、幾つかの思い出がよみがえります。北海道夕張市の財政破綻があったときには、何人もの市民の方から、「足利市はどうなんだ、大丈夫かい」などと心配をいただきました。財政の研修に参加したり、市の職員から説明を受けたりして、市政報告で市民の皆さんに足利市の財政について報告したことがありました。  また、東日本大震災では、山辺西部土地区画整理に使用したプレハブの建物を宮城県石巻市で被災した方たちに使っていただくよう手配し、石巻市を訪問して交流を深めたこともありました。  そして、事業仕分けなども貴重な思い出の一つであります。  いろいろなことが思い出されますが、大変多くの貴重な経験をさせていただいた市長を初め執行部の皆さん、議員の皆さんへの感謝と、皆さんの御多幸を御祈念いたしまして、退任の挨拶とさせていただきます。  長い間ありがとうございました。 ○議長(渡辺悟) この際、大島 綾議員から発言を求められておりますので、これを許します。  大島 綾議員。   (14番 大島 綾議員登壇) ◆14番議員(大島綾) 大変貴重なお時間に発言の機会をいただきましたので、退任に当たりまして一言御挨拶を申し上げたいと思います。  私は、平成19年4月に初当選をさせていただいており、12年市議会議員として働かせていただいてまいりました。この間、市民の皆様のお声を市政に反映できればとの思いで、無我夢中で走り抜き、支援者の皆様に育てていただいた12年間であったと感謝の思いでいっぱいです。  また、本会議一般質問や予算要望などでのさまざまな提案には、市長を初め市当局の皆様の御理解を得ながら、多くの施策を実現させていただきました。大変にお世話になりました。ありがとうございました。今後も同僚議員の皆様、職員の皆様ともに市民の目線に立った市政運営に御尽力いただけますことを切にお願いをいたします。  結びになりますが、足利市の限りない反映と皆様方の御健勝、御多幸を心より御祈念申し上げますとともに、4月の統一地方選挙に臨まれる議員の皆様方の必勝を御祈念申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。本当に長い間、大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(渡辺悟) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  和泉 聡市長。   (和泉 聡市長登壇) ◎市長(和泉聡) 発言の機会をいただきましてありがとうございます。今議会は、第24期市議会の最後の定例になります。議員各位におかれましては、近く任期満了の日を迎えられます。この4年間のさまざまな議員活動を思い起こされ、感慨もひとしおのことと思います。  振り返りますと、本市では10年ぶりの産業団地開発となるあがた駅南産業団地の造成分譲、長年の懸案であった公設市場の民営化、県内では35年ぶりとなるあしかがフラワーパーク駅の開業のほか、中心市街地活性化の拠点として期待される足利大学本城キャンパスの開校、市内初の人工芝サッカー場である西部多目的運動場あしスタのオープンなど、本市が大きな飛躍を果たした4年間でありました。  議会と行政が車の両輪として議論を交わし、アイデアを出し合い、切磋琢磨した結果、市民のための行政運営を進めることができたと確信しております。特に小俣最終処分場用地の賃借権をめぐる問題では、これまでの4年7カ月、市議会そして地元小俣城山町の皆様を初め、多くの市民の皆様に御心配をおかけしましたが、ことし3月22日、東京高等裁判所において無事和解手続が完了しました。この裁判を通して、改めて本市に課された一般廃棄物の処理責任の重さ、そして広い意味でまちづくりの難しさ、奥深さを痛感した次第であります。この問題は、長年にわたり本市の懸案事項でありましたが、ようやく解決することができました。これまで御理解、御支援いただきました市議会及び関係各位に深く御礼申し上げます。  この小俣最終処分場問題の解決を大きな節目として、新たな気持ちで新年度からの行政運営、そしてまちづくりを議会、市民、行政が力を合わせて進めたいと考えております。  議員各位には、当選以来常に市勢発展のため精力的かつ献身的に活動いただきました。改めて深く感謝を申し上げます。  また、ただいま御挨拶をいただきました小林克之議員及び大島 綾議員におかれましては、長きにわたる議員生活の御功績に深甚なる敬意を表しますとともに、ますますの御活躍を心から御祈念申し上げます。  選挙に臨まれる議員各位におかれましては、御健闘いただきまして再び本会議場において、本市発展のために活発な議論に御参加くださいますよう心から御祈念申し上げ、御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(渡辺悟) 最後でありますが、私から第24期足利市議会定例の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  平成27年5月1日からスタートいたしました第24期足利市議会は、この4年間に479本の議案や請願、陳情などに対して慎重な審議を尽くし、執行部に対するチェック機能はもとより、議員によるさまざまな提案を行うなど、二元代表制の一翼を担う議会として責務を果たしてきたところであります。このことは、議員はもちろん、関係各位の御支援、御協力のたまものと改めて心から感謝申し上げます。  この第24期では、議会改革を大きな柱として取り組んでまいりました。その中で、議員間討議の導入やインターネットによる議会中継の開始、中学校への出前授業、高校生や大学生との意見交換の開催など、市民の皆様に親しまれる開かれた議会を目指した取り組みを進めてまいりました。  このほかにも政務活動費収支決算状況をホームページで公開し、今定例においては、政務活動費を減額するため条例を改正するなど、市民の視線に立った改革を行い、第24期市議会は、大きな成果を残すことができました。これもひとえに議員各位の御理解のたまものと心から御礼を申し上げます。  今期を最後として勇退されます小林克之議員、大島 綾議員には、委員長を経験するなど、議会に対して大変御貢献をいただき、ありがとうございました。  そして、平成31年3月をもって退職される職員の皆様には、市政の発展はもとより、市議会の発展、活性化のために大いに御貢献をいただき、心から感謝を申し上げます。今後は、市民のお一人として卓越した知識、経験を生かし、本市のため、また地域のために御活躍されますことを願ってやみません。  最後になりますが、来月には統一地方選挙が行われます。議員各位におかれましては、ぜひ多くの市民の皆様の御信任をいただき、再度この場所で相見えますことを祈念いたしまして、閉会に当たっての挨拶といたします。  以上で本日の日程は全部終了し、今期定例に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって、平成31年第1回市議会定例を閉会いたします。   閉会 午後3時28分...