足利市議会 > 2013-03-22 >
03月22日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号

  • 会派再編成(/)
ツイート シェア
  1. 足利市議会 2013-03-22
    03月22日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号


    取得元: 足利市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    平成25年  3月 定例会(第1回)            平成25年            足利市議会定例会会議録(第5号)            第 1 回                                        3月22日(金曜日) 出 席 議 員 (24名)         1番 杉 田   光           13番 中 島 由美子         2番 金 子 裕 美           14番 小 林 克 之         3番 小 林 雅 明           15番 渡 辺   悟         4番 小 林 貴 浩           16番 尾 関 栄 子         5番 横 山 育 男           17番 黒 川 貫 男         6番 吉 田 晴 信           18番 中 山 富 夫         7番 冨 永 悦 子           19番 河 内 利 雄         8番 大 島   綾           20番 酉 田 智 男         9番 栗 原   収           21番 藤 生 智 弘        10番 荻 原 久 雄           22番 平 塚   茂        11番 柳   収一郎           23番 常 見   登        12番 塩 田   等           24番 石 川 博 康 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定による会議事件の説明のため出席要求によって出席した者    市     長  大豆生田  実       上 下 水道部長  横 塚 光 一    副  市  長  松 澤 一 廣       消  防  長  森 田 政 雄    総 務 部 長  大 垣 栄 治       教  育  長  髙 木 弘 志    政 策 推進部長  坂 上   隆       教 育 次 長  川 田 陽 一    福 祉 部 長  松 山 善 弘       行 政 委 員 会  小 船 喜久男                           事 務 局 長    生 活 環境部長  早 川 文 英       農 業 委 員 会  前 原 弘 一                           事 務 局 長    産 業 観光部長  山 本 雅 之       秘 書 広報課長  岡 田 和 之    都 市 建設部長  篠 原 正 美       経 営 管理課長  平 澤 敏 明    会 計 管 理 者  福 田 保 雄 議会事務局職員出席者    事 務 局 長  塚 原 達 哉       議 事 調査担当  渡 邊 賢 介                           副  主  幹    議 事 課 長  安 田 浩 一       書     記  澁 澤 尚 也 本日の会議に付した事件( 1) 議案第 4号 足利市事務分掌条例の改正について( 2) 議案第 5号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正について( 3) 議案第 6号 足利市手数料条例の改正について( 4) 議案第 7号 平成24年度足利市一般会計補正予算(第6号)について( 5) 議案第 8号 足利市障害程度区分審査会の委員の定数等を定める条例及び足利市重度心身障害者医療費助成条例         の改正について( 6) 議案第 9号 足利市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定に         ついて( 7) 議案第10号 足利市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予         防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定につい         て( 8) 議案第11号 足利市旧松田保育所児童送迎用車両の運行に関する条例の制定について( 9) 議案第12号 足利市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について(10) 議案第13号 足利市こども医療費助成条例の改正について(11) 議案第14号 足利市後期高齢者医療に関する条例の改正について(12) 議案第15号 平成24年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)について(13) 議案第16号 平成24年度足利市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)について(14) 議案第17号 足利市都市計画審議会条例の改正について(15) 議案第18号 足利市都市公園条例の改正について(16) 議案第19号 足利市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に係る基準に関する         条例の制定について(17) 議案第20号 足利市空き家等の安全な管理に関する条例の制定について(18) 議案第21号 足利市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の改正について(19) 議案第22号 足利市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定について(20) 議案第23号 足利市道路標識の寸法に関する条例の制定について(21) 議案第24号 足利市準用河川河川管理施設等の構造に係る技術的基準に関する条例の制定について(22) 議案第25号 市道路線の認定、廃止及び変更について(23) 議案第26号 足利市営住宅条例の改正について(24) 議案第27号 足利市営住宅等の整備の基準に関する条例の制定について(25) 議案第28号 足利市老人福祉センター北幸楽荘指定管理者の指定について(26) 議案第29号 足利市公設地方卸売市場指定管理者の指定について(27) 議案第30号 平成25年度足利市一般会計予算について(28) 議案第31号 平成25年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算について(29) 議案第32号 平成25年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算について(30) 議案第33号 平成25年度足利市後期高齢者医療特別会計予算について(31) 議案第34号 平成25年度足利市公設地方卸売市場事業特別会計予算について(32) 議案第35号 平成25年度足利市農業集落排水事業特別会計予算について(33) 議案第36号 平成25年度足利市公共下水道事業特別会計予算について(34) 議案第37号 平成25年度足利市堀里ニュータウン下水処理事業特別会計予算について(35) 議案第38号 平成25年度足利市水道事業会計予算について(36) 議案第39号 平成25年度足利市工業用水道事業会計予算について(37) 議案第40号 足利市国民健康保険条例の改正について(38) 議案第41号 平成24年度足利市一般会計補正予算(第7号)について(39) 報告第 3号 平成25年度足利市土地開発公社経営状況を説明する書類について(40) 報告第 4号 平成25年度財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団経営状況を説明する書類について(41) 報告第 5号 平成25年度財団法人足利市民文化財団経営状況を説明する書類について(42) 報告第 6号 平成25年度財団法人栃木南地域地場産業振興センター経営状況を説明する書類について(43) 意見書案第1号 北朝鮮の核実験に抗議するとともに核兵器の廃絶を求める意見書について(44) 決定案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見答申について(45) 議会運営委員の定数の変更について    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎事務局長塚原達哉) 報告いたします。  ただいまの出席議員24名、全員であります。  次に本日の議事日程を申し上げます。  日程第1 議案第4号から第40号までについて   日程第2 報告第3号から第6号までについて    日程第3 議案第41号について          日程第4 意見書案第1号について         日程第5 決定案第1号について          日程第6 議会運営委員の定数の変更について    以上であります。                                          開議 午後2時00分 ○議長(河内利雄) これより本日の会議を開きます。  この際、事務局長から諸般にわたり報告いたさせます。 ◎事務局長塚原達哉) 報告いたします。  1 議会運営委員の辞任について   〇 3月22日付をもって、議会運営委員の栗原     収議員から、委員の辞任願が提出されましたの    で、委員会条例第14条の規定に基づき、同日、    議長においてこれを許可いたしました。  2 会派所属議員の異動について   〇 3月19日付をもって、市議会自民ネクスト所    属の石川博康議員が同会派を脱会した旨、届出    がありました。  3 監査委員からの報告について   〇 平成24年度定例監査結果報告    (生活環境部、総務部、上下水道部)  以上のとおり報告を受理いたしました。 ○議長(河内利雄) 日程第1 議案第4号から第40号までについてを議題といたします。  委員会付託の各案については、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成25年3月8日総務企画常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成25年3月14日  足利市議会        河 内 利 雄 様  議   長           足利市議会総務企画常任委員会           委 員 長  塩 田   等          記 1 審査事件  (1) 議案第 4号 足利市事務分掌条例の改正につ           いて              (2) 議案第 5号 職員の勤務時間、休日及び休暇           に関する条例の改正について   (3) 議案第 6号 足利市手数料条例の改正につい           て               (4) 議案第 7号 平成24年度足利市一般会計補           正予算(第6号)について   2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成25年3月8日民生環境常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成25年3月14日  足利市議会        河 内 利 雄 様  議   長           足利市議会民生環境常任委員会           委 員 長  小 林 克 之          記 1 審査事件  (1) 議案第 8号 足利市障害程度区分審査会の委           員の定数等を定める条例及び足           利市重度心身障害者医療費助成           条例の改正について       (2) 議案第 9号 足利市指定地域密着型サービス           の事業の人員、設備及び運営に           関する基準等を定める条例の制           定について           (3) 議案第10号 足利市指定地域密着型介護予防           サービスの事業の人員、設備及           び運営並びに指定地域密着型介           護予防サービスに係る介護予防           のための効果的な支援の方法に           関する基準等を定める条例の制           定について           (4) 議案第11号 足利市旧松田保育所児童送迎用           車両の運行に関する条例の制定           について            (5) 議案第12号 足利市新型インフルエンザ等対           策本部条例の制定について    (6) 議案第13号 足利市こども医療費助成条例の           改正について          (7) 議案第14号 足利市後期高齢者医療に関する           条例の改正について       (8) 議案第15号 平成24年度足利市国民健康保           険特別会計事業勘定)補正予           算(第2号)について      (9) 議案第28号 足利市老人福祉センター北幸楽           荘の指定管理者の指定について  (10) 議案第40号 足利市国民健康保険条例の改正           について           2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成25年3月8日教育経済常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成25年3月18日  足利市議会        河 内 利 雄 様  議   長           足利市議会教育経済常任委員会           委 員 長  荻 原 久 雄          記 1 審査事件  (1) 議案第16号 平成24年度足利市公設地方卸           売市場事業特別会計補正予算           (第1号)について       (2) 議案第29号 足利市公設地方卸売市場の指定           管理者の指定について     2 結 果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成25年3月8日建設防災常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成25年3月18日  足利市議会        河 内 利 雄 様  議   長           足利市議会建設防災常任委員会           委 員 長  柳   収一郎          記 1 審査事件  (1) 議案第17号 足利市都市計画審議会条例の改           正について           (2) 議案第18号 足利市都市公園条例の改正につ           いて              (3) 議案第19号 足利市高齢者、障害者等の移動           等の円滑化のために必要な特定           公園施設の設置に係る基準に関           する条例の制定について     (4) 議案第20号 足利市空き家等の安全な管理に           関する条例の制定について    (5) 議案第21号 足利市道路占用料徴収条例の一           部を改正する条例の改正につい           て               (6) 議案第22号 足利市道路の構造の技術的基準           に関する条例の制定について   (7) 議案第23号 足利市道路標識の寸法に関する           条例の制定について       (8) 議案第24号 足利市準用河川河川管理施設           等の構造に係る技術的基準に関           する条例の制定について     (9) 議案第25号 市道路線の認定、廃止及び変更           について            (10) 議案第26号 足利市営住宅条例の改正につい           て  (11) 議案第27号 足利市営住宅等の整備の基準に           関する条例の制定について   2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    審 査 報 告 書  本議会において、平成25年3月8日予算審査特別委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。   平成25年3月22日  足利市議会        河 内 利 雄 様  議   長           足利市議会予算審査特別委員会           委 員 長  中 山 富 夫          記 1 審査事件  (1) 議案第30号 平成25年度足利市一般会計予           算について           (2) 議案第31号 平成25年度足利市介護保険特           別会計(保険事業勘定)予算に           ついて             (3) 議案第32号 平成25年度足利市国民健康保           険特別会計事業勘定)予算に           ついて             (4) 議案第33号 平成25年度足利市後期高齢者           医療特別会計予算について    (5) 議案第34号 平成25年度足利市公設地方卸           売市場事業特別会計予算につい           て               (6) 議案第35号 平成25年度足利市農業集落排           水事業特別会計予算について   (7) 議案第36号 平成25年度足利市公共下水道           事業特別会計予算について    (8) 議案第37号 平成25年度足利市堀里ニュー           タウン下水処理事業特別会計予           算について           (9) 議案第38号 平成25年度足利市水道事業会           計予算について         (10) 議案第39号 平成25度足利市工業用水道事           業会計予算について      2 結  果  いずれも原案を可とする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(河内利雄) これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任委員会委員長、塩田 等議員。   (総務企画常任委員会委員長    塩田 等議員登壇) ◎総務企画常任委員会委員長(塩田等) 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は4件でありまして、去る3月14日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定した次第であります。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第4号 足利市事務分掌条例の改正についてでありますが、本案は、平成25年度の組織改正に伴い、秘書広報課の秘書担当及び国際交流担当の統合、社会福祉課障がい福祉担当への重度心身障害者医療費助成に関する事務の移管、保険年金課医療助成担当こども課への移管並びに都市計画課緑化推進担当市街地整備課への移管を行うため、条例を改正しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第5号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の改正についてでありますが、本案は、条例で定める特別休暇のうち、白血病等の有効な治療法である移植療法のドナーとなる場合に、取得可能な特別休暇について、骨髄を提供するときに加え、末梢血幹細胞を提供するときにも、当該特別休暇を取得できるようにするため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「実際に骨髄を提供した職員は、どの程度いるのか。」との質疑に対し、当局から「平成24年度、1名、平成21年度、1名である。」との答弁がありました。  また、「実際に骨髄等を提供する場合には、何日ぐらい休暇が必要になるのか。」との質疑に対し、当局から「この特別休暇は、必要な日数を取得できるが、実際には、検査等で3日から4日、骨髄液を採取するときは、4日間入院することになるため、おおよそ8日程度必要となる。」との答弁がありました。  その他、末梢血幹細胞移植とは、どのようなものか。また、職員に対する啓発方法などについて活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第6号 足利市手数料条例の改正についてでありますが、本案は、都市の低炭素化の促進に関する法律の施行に伴い、低炭素建築物新築等計画認定申請等の手数料を新たに設けるため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「登録建築物調査機関等への適合書の申請については、民間の確認検査機関と同時に確認申請の手続ができるものなのか。」との質疑に対し、当局から、「県内に支社を置く業者は、現在3社であるが、東京や関東地区で取扱いのできる業者もあり、民間の確認検査機関建築確認申請と合わせて行うことができる。」との答弁がありました。  また、「新たな調査機関による適合する旨の審査が必要となるが、この認定申請は、建築確認が許可されるまでの期間と比べてどうなるのか。」との質疑に対し、当局から「適合書があれば、短縮される場合も考えられるが、適合書がない場合については、直接、職員が検査に当たるため期間は多少必要となる。」との答弁がありました。  その他、活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第7号 平成24年度足利市一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、今回の補正は、国の予備費等の使用に伴う補助事業単独事業の計上などによる追加等であり、歳入歳出それぞれ2億8,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ507億9,300万円にしようとするものであり、あわせて、繰越明許費債務負担行為及び地方債を補正するため、議会の議決を求めるものであります。  審査の過程におきましては、「今回の補正に当たり、住宅用太陽光発電への補助や各事業の増加、小学校の大規模改造などがあるが、国や県の補助と比較して、市の持ち出し分が多いように思えるがどうか。」との質疑に対し、当局から「今回の補正では、市民からの申請件数などがふえて負担するものもあるが、小学校の大規模改造や耐震化などについて、国の予備費を活用するものや、国民健康保険特別会計への繰り出し分もある。これらについては、後年度に国が交付税措置を行うため、市の負担は見かけよりも軽減される。」との答弁がありました。  また、「事業を実施すれば、交付税で対応してもらえるため心配ないとのことであるが、安易に市債をふやすことは、どうか。」との質疑に対し、当局から「市債が膨らんでくると、その後の財政運営が苦しくなる。そのため、平成16年度以降は、返す以上に借りないことを基本に、市債の減額に努めている。」との答弁がありました。  さらに、「小学校の耐震化事業が前倒しで実施されるが、今回の事業が終了すると、市内の小中学校の耐震化率は何%になるのか。」との質疑に対し、当局から「今回、4校実施することにより、最終的には90.4%になる。」との答弁がありました。  その他、各事業の申請件数の見込み、大月大沼田通り道路改良事業の完了予定について活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく原案を可とすることに決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(河内利雄) 民生環境常任委員会委員長小林克之議員。   (民生環境常任委員会委員長    小林克之議員登壇) ◎民生環境常任委員会委員長小林克之) 民生環境常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は10件でありまして、去る3月14日委員会を開催し、慎重な審査を行った結果、いずれも原案を可とすることに決定した次第であります。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第8号 足利市障害程度区分審査会の委員の定数等を定める条例及び足利市重度心身障害者医療費助成条例の改正についてでありますが、本案は、障害者自立支援法の改正に伴い、法律の名称が改められたことから、所要の規定を整備するため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第9号 足利市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による介護保険法の改正に伴い、本市における指定地域密着型サービスの事業の人員、設備等に関する基準等を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「本市の独自基準として定める地域密着型サービス事業者の連携先に地域包括支援センターを追加することについて、具体的にどのような支援体制を予定しているのか。」との質疑に対し、当局から「地域包括支援センターは現在市内に6カ所あり、高齢者の安心・安全のため、地域において、いろいろな連携会議を開いている。その中の一つとしてサービス事業者との連携会議もあるため、これらが支援になると考えている。」との答弁がありました。  また、「本市独自基準の地域密着型サービス事業者と地域包括支援センターとの連携や、非常災害対策については、今までも実務レベルで行ってきている。利用者側または事業者側において変わることはあるのか。」との質疑に対し、当局から「本条例は、事業所の人員、設備、運営に関する基準であり、事業所が制約を受けるもので、利用者は今までと変わることはない。事業所にとっては、独自基準のところが、今までと変わることになるが、連携先に地域包括支援センターを追加することや、非常災害対策は、今までも実施しているものである。文書の保存期間が2年から5年に変わり、保存文書が増えることが変わるくらいである。」との答弁がありました。  その他、独自基準についての要望など活発な質疑応答が交わされましたが討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第10号 足利市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による介護保険法の改正に伴い、本市における指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備等に関する基準等を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「国の運用基準が条例化されることで、変わるところはあるのか。」との質疑に対し、当局から、「本条例については、介護サービス条例と構成は同じであり、本市の独自基準の3つのところが変わるだけである。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第11号 足利市旧松田保育所児童送迎用車両の運行に関する条例の制定についてでありますが、本案は、松田保育所を平成25年4月1日に廃止することに伴い、旧松田保育所からにし保育所へ入所し、かつ、松田町に在住している児童のうち、希望する児童の送迎を行うに当たり、保護者負担金を徴収する等のため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「送迎用車両の利用者負担金を児童1人につき月額1,000円とした根拠を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「市内の幼稚園、保育園のバス料金は、おおむね3,000円とのことであるが、市の保育所整備計画に基づく統合であり、また、他の保護者との兼ね合いを考慮し、利用者負担金を1,000円とすることで保護者会の合意を得た。」との答弁がありました。  また、「送迎用車両の運行、管理については、市で行う予定になっているのか。」との質疑に対し、当局から「運行業務についてのみ民間業者に委託し、送迎用車両には保育士を同乗させ、児童の状況と安全を確認しながら運行していきたい。」との答弁がありました。  その他、管理業務や利用対象者について活発な質疑応答が交わされましたが討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第12号 足利市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてでありますが、本案は、新型インフルエンザ等対策措置法の制定に伴い、新型インフルエンザ等緊急事態宣言がされた場合に設置しなければならない市の対策本部の組織等について定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「新型インフルエンザ等が仮に発生したときに初めて対策本部を開くということなのか。それともあらかじめ対策本部をつくるということなのか。」との質疑に対し、当局から「国より緊急事態宣言が発令された場合には、直ちに対策本部を設置し、対応に当たるというのが趣旨であるため、国の情報から必要となった場合には早急に立ち上げていくという考えでいる。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第13号 足利市こども医療費助成条例の改正についてでありますが、本案は、子育て支援をさらに推進するため、現行3歳未満までの現物給付年齢を本市独自の制度として就学前までに拡大するほか、自己負担に係る助成の控除の対象年齢を引き上げるため、条例を改正しようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第14号 足利市後期高齢者医療に関する条例の改正についてでありますが、本案は、後期高齢者医療保険料の納付に関する証明書の発行に当たり、その申請及び発行に関する規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「納付に関する証明の発行は、今まで公的に求められることはなかったのか。」との質疑に対し、当局から「後期高齢者医療の保険料納付は、7割近い方が年金からの特別徴収になっているため、年金機構からの源泉徴収が表示されることなどから、今までは改めて証明を求められることはなかった。また、確定申告に必要な場合は、便宜、納付確認書を発行している。」との答弁がありました。  また、「納付に関する証明が、今後求められるために条例を改正するのか。」との質疑に対し、当局から「具体的に発行が求められる事例はないが、法的な証明を求められた際に必要となるためあらかじめ規定の整備を行った。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第15号 平成24年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)についてでありますが、今回の補正は、保険基盤安定制度等に基づく法定繰り入れ分の増加による歳入歳出予算の補正を内容とするもので、国民健康保険税を減額し、繰入金を増額するものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第28号 足利市老人福祉センター北幸楽荘指定管理者の指定についてでありますが、本案は、足利市老人福祉センター北幸楽荘指定管理者の指定をしようとするものであり、指定管理者となる団体は、公益社団法人足利市シルバー人材センターとし、指定の期間は平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間としようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第40号 足利市国民健康保険条例の改正についてでありますが、本案は、国民健康保険法施行令の改正に伴い、国民健康保険の被保険者であった者が国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行する場合において、国民健康保険税の軽減判定所得の算定の特例を恒久化するほか、特定世帯に係る世帯別平等割額について最初の5年間は2分の1を減額する現行の措置に加え、その後の3年間は4分の1に限って減額する措置を新たに講ずるため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「国民健康保険加入者が、この改正によって行わなければならない手続きがあるのか。」との質疑に対し、当局から「賦課をする際に特定世帯、特定継続世帯の該当の有無や軽減措置が図れるかを判断するため、被保険者のほうで手続をとることはない。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(河内利雄) 教育経済常任委員会委員長、荻原久雄議員。   (教育経済常任委員会委員長    荻原久雄議員登壇) ◎教育経済常任委員会委員長(荻原久雄) 教育経済常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は2件でありまして、去る3月18日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第16号 平成24年度足利市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、地方自治法の規定に基づく、公設地方卸売市場事業の指定管理料の債務負担行為に関するものであり、指定管理期間を平成24年度から平成27年度までとし、限度額を1億1,660万円にしようとするものであります。  審査の過程におきましては、「指定管理料について、3年間にわたって、1億1,000万円余が計上されている。平成25年度当初は、3,900万円で、次年度以降は、平成26年度、27年度の2カ年度で7,700万円であるが、この根拠について聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「本補正予算については、指定管理者から提案のあった指定管理料を精査して、それぞれの年度の指定管理料を決め、それを3年間の合計で計上したものである。平成26年度、27年度の2カ年度の指定管理料を単純に割ると、それぞれ3,870万円ほどである。平成25年度予算は、3,919万7,000円であるので、49万7,000円ほどの差額があるが、これは初年度にパソコン等の備品の購入を予定しているためである。」との答弁がありました。  また、「3年間の指定管理期間で行うとのことであるが、市としては、どのようにチェックをしていく予定なのか。」との質疑に対し、当局から「まず、通常の指定管理者に対する市としての管理については行っていく。さらに、この3年間というのは、民営化を見据えた自助努力による指定管理者への移行であり、今後も、早期での民営化の実現を目指して、鋭意努力をしていく。この点を含めて、3年間のうちに、卸売市場としての方向性を導き出していく必要があると考えている。これらのことを重々に勘案した中で、チェックをしていきたい。」との答弁がありました。  また、「他の施設の指定管理業務では、利用料金制を採用している場合がある。足利市公設地方卸売市場についても、相当額の施設使用料の納入があるが、どのような取り扱いになるのか。」との質疑に対し、当局から「今回の指定管理者については、利用料金制はとっていない。これまでどおり、歳入については、市が徴収し、予算上は管理運営委託費として、指定管理料を委託料に計上したものである。」との答弁がありました。  その他、職員の人件費、新たに配置される所長の役割、市と指定管理者がそれぞれ担う業務に関することなどの質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第29号 足利市公設地方卸売市場指定管理者の指定についてでありますが、本案は、足利市公設地方卸売市場指定管理者を指定しようとするものであり、指定管理者となる団体は、正和警備保障株式会社とし、指定の期間は、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間としようとするものであります。  当局からの説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるようお願いいたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(河内利雄) 建設防災常任委員会委員長、柳 収一郎議員。   (建設防災常任委員会委員長    柳 収一郎議員登壇) ◎建設防災常任委員会委員長(柳収一郎) 建設防災常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は11件でありまして、去る3月18日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。  以下、その審査の概要について申し上げます。  まず、議案第17号 足利市都市計画審議会条例の改正についてでありますが、本案は、都市計画法の規定に基づき、その権限に属する事項を調査審議し、及び市長の諮問に応じ、都市計画に関する事項を調査審議する足利市都市計画審議会について、委員の人数を変更するため、条例を改正しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第18号 足利市都市公園条例の改正についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による都市公園法の改正に伴い、本市における都市公園の設置基準等を定めるほか、憩いの森及び南大町芋の森公園の2公園を都市公園として供用を開始することに伴い、所要の規定の整備をするため、条例を改正しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「第2条の2において、市民一人当たりの敷地面積で10平方メートル以上、市街地公園に関しては、5平方メートル以上ということだが、実際の市民一人当たりの面積を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「現在の市民一人当たりの面積は、平成24年度では、11.5平方メートルである。今回の条例改正によって、ふえる面積を加えると11.7平方メートルになる。また、市街地公園の面積は平成24年度では、市民一人当たり4.4平方メートルで、ふえる面積を加えると4.8平方メートルになる予定である。」との答弁がありました。  また、「市街地公園に関しては面積が足りないが、どうなのか。」との質疑に対し、当局から、「市街地公園の面積が低いことは、渡良瀬緑地が市街化調整区域にあるため大幅に引かれている。」との答弁がありました。  また、「条例第2条の3で、細かく1号から4号に分かれているが、別表に記載されている公園は何号に該当するのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「条例上では、区分していないが、都市公園法の中で街区公園、近隣公園というように分けて規定しており、ホームページ等では、公園ごとに、街区公園、近隣公園というように集計しているが、条例上は一覧表のみである。」との答弁がありました。  また、「今回、新たに加える憩いの森公園は条例の何号に該当するのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「憩いの森公園に関しては、都市緑地公園になるため、条例第2条の3第2項に該当する。」との答弁がありました。  その他、第2条の3における防火、避難等災害の防止について、質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第19号 足利市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に係る基準に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正に伴い、主として高齢者、障害者等が利用する屋根付広場、休憩所等の特定公園施設を設置する場合の基準を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第20号 足利市空き家等の安全な管理に関する条例の制定についてでありますが、本案は、空き家等の所有者等の責務を明らかにするとともに、空き家等に係る事故、犯罪等の未然防止及び良好な生活環境の保持を図ることにより、市民の安全で安心なまちづくりを推進するため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「貸し主が高齢の独り暮らしで、借り主が家財を残したまま、行方不明になった場合、建物が空き家になり、老朽化しており、本条例を適用して、市から対応を要請された場合に、市としてこの貸し主にどのような対応を行うのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「本条例は、建物が、危険であることで、その建物を管理する方、所有者や管理者に責任を持って、安全に管理していただくことが趣旨である。借り主が行方不明で家財をどうするかについては、民事の問題であることから、行政が関与することは難しいと思うが、市民相談室で実施している法律相談を御案内したいと考えている。」との答弁がありました。  また、「空き家がふえているが、条例を制定した場合、市としてどのように指導するのか。また、空き家を処分するには費用がかかるが、どのように対応するのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「条例を制定することで、市民が建物をきちんと管理しなくてはいけないということを認識していただくことが第一と考える。また、空き家を解体するために補助金を出している自治体があるので、検討課題ということで考えていきたい。」との答弁がありました。  また、「空き家の軒数及び危険な状態と認識している空き家の軒数について聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「空き家の軒数は、正確な数値ではないが、約1万1,000戸余りである。この数値は、平成20年度の統計調査により、市内3,000戸を対象とした標本調査の中で、空き家の軒数を市内の世帯数から逆算した数値として出したものである。また、危険な空き家について、その都度相談が寄せられており、その相談に応じて対応しているが、具体的な戸数は把握していない。」との答弁がありました。  また、「第11条において、命令に従わない人に対して、どういった方法で公表するのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から、「市の公告やホームページを考えている。」との答弁がありました。  その他、市に寄せられた相談件数について、質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第21号 足利市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の改正についてでありますが、本案は、道路法施行令の改正により、太陽光発電設備等が道路の占用許可対象物件として追加されたことに伴い、占用料の額の規定の追加その他所要の規定を整備するため、条例を改正しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第22号 足利市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による道路法の改正に伴い、市道の構造の技術的基準を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第23号 足利市道路標識の寸法に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による道路法の改正に伴い、市が管理する道路に設ける道路標識のうち、一定のものの寸法を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「標識板の寸法が入っていないものは、標識板自体を大きくしたり、小さくしたりすることができるのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「標識板自体は、寸法が入っていないものは変更可能である。」との答弁がありました。  また、「本市は歴史的な文化遺産があるので、足利学校周辺などは標識板を小さくするような検討を行うのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「景観を損ねないよう検討していきたい。」との答弁がありましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第24号 足利市準用河川河川管理施設等の構造に係る技術的基準に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による河川法の改正に伴い、足利市内における準用河川に設ける河川管理施設等の構造の技術的基準を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第25号 市道路線の認定、廃止及び変更についてでありますが、本案は、道路築造、開発行為による帰属、管理引き継ぎ等による市道路線の新規認定、廃止及び変更をしようとするため、議会の議決を求めるものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第26号 足利市営住宅条例の改正についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による公営住宅法の改正に伴い、足利市営住宅の入居資格に関する規定を改めるほか、若草町市営住宅のうち1棟4戸の用途を廃止することに伴い、所要の規定を整備するため、条例を改正しようとするものであります。  当局から説明を聴取後、質疑、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  次に、議案第27号 足利市営住宅等の整備の基準に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地域主権改革一括法の制定による公営住宅法の改正に伴い、市営住宅及び共同施設の整備基準を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  審査の過程におきましては、「市営住宅の中には、あいているところ、住んでいないところがあるが、どのような取り組みをしているのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「市営住宅の入居者数は、9割を切った状況であり、入居者が少なくなったことは、老朽化というものも一つの原因と捉えている。そのため、国からの補助金を入れ、住居改善、いわゆるリフォーム事業を実施しており、住みやすい市営住宅に生まれ変わっていると考えており、これからも入居者や市民のニーズに合った市営住宅となるように考えている。」との答弁がありました。  また、「市営住宅の維持管理を今後どのような考えで進めるのか聞きたい。」との質疑に対し、当局から「維持管理にかかる費用の効果を見きわめながら進めたい。また、住宅に雨漏りなどがあってはならないので、そういう維持管理については十分注意して進めていきたい。」との答弁がありましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました案件の審査概要であります。  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。 ○議長(河内利雄) お諮りいたします。  議案第30号から第39号までの審査のために設けられた予算審査特別委員会の審査状況については、議員全員が構成員となり、既に承知されておりますので、委員長報告を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって、予算審査特別委員会の委員長報告は、省略することに決定いたしました。  以上で、委員長報告を終結いたします。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  16番、尾関栄子議員。   (16番 尾関栄子議員登壇) ◆16番議員(尾関栄子) 議案第30号 平成25年度足利市一般会計予算について、議案第31号 平成25年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算について、議案第32号 平成25年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算について、議案第33号 平成25年度足利市後期高齢者医療特別会計について、反対の立場で討論を行います。  議案第30号 平成25年度足利市一般会計予算については、予算505億円で、前年度比は1.4%増となっています。個人市民税収は、昨年と同等に推移していますが、市民の収入は減少し続ける中、老年者控除の廃止、配偶者特別控除の廃止、年少扶養控除廃止、特定扶養控除縮小など増税が市民の肩に重くのしかかっています。市民の暮らしは、大変厳しい状況になっています。市民の安全、健康、福祉を1歩でも2歩でも前へ進めるために、自治体の責務としてふさわしい予算になっているでしょうか。  1つ目は、市民サービスを充実させる土台となる職員は、正規職員を19人減らし、嘱託補助職員などを10人ふやして、非正規化をさらに進めました。自治体は、雇用に責任を持つべきです。ましてや国が地方自治体に職員の給与の削減を要請するなど許されません。地域経済をさらに冷え込ませることにつながり、自治体の支援を強めるべきところを本末転倒です。  2つ目は、基幹系業務システムクラウド化事業として1億5,500万円計上し、市税などの課税関係の業務を委託することになります。市民のプライバシーは守られるのか、心配です。  3つ目は、南部クリーンセンター基幹的設備改良事業に8,500万円を計上し、廃熱ボイラーの検査や今後の整備計画などを予算化しました。今後の南部クリーンセンターをどう進めていくのか、十分な論議が必要です。市民とともにごみ袋指定制度を含めてごみを減量するための努力を同時に進めていくべきではないでしょうか。  4つ目は、中小企業対策です。長引く不況の中、中小零細企業が相次いで倒産しています。政府は一向に景気回復しない状況の中、金融円滑法を今月で終了させます。継続を国に働きかけるとともに、それにかわる特別の中小零細企業支援の強化が必要です。昨年より商工業振興費予算を1億円余削減しました。この削減した1億円を含め融資の利子補給の復活、市民税などの軽減措置など自治体のできる最大の努力が求められます。  5つ目は、教育の問題です。平成24年の8月に、中学生が就労により、事故で亡くなるという悲しい事件が起きました。第三者調査委員会で原因究明と今後の教育のあり方が検証されることになります。同時に、急いで子供たちの教育を受ける権利を保障するための努力が求められています。政府は、35人学級を中学生と小学生2年生まで実施し、平成25年度は実施を見送りました。国に対して、引き続き35人学級を実施するよう働きかけるとともに、足利市も最大限の努力が求められます。足利市が進めています学びの指導員を、大規模校へ増員することが求められています。  次に、議案第31号 平成25年度足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算については、平成24年、介護保険料と利用料の引き上げを行い、国負担による介護従事者への待遇改善手当もなくなりました。国に対して介護保険の負担割合を2分の1以上に引き上げるように、そして介護従事者の待遇改善を働きかけるとともに、自治体としての最大限の努力が求められます。とりわけ介護保険料を滞納している方で、利用料を全額支払い後から戻る償還払いとなっている方と、そして介護保険料を滞納して2年間滞納すると利用料3割負担となっている方が、合わせて24名います。滞納されている方は、保険料の所得段階別に見ますと、2段階から5段階で、全て低所得者です。サービスを受けたいのに利用が制限されてしまうような進め方は、改めなければなりません。介護保険料の減免制度が必要ではないでしょうか。  次に、議案第32号 平成25年度足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算については、平成24年、基金から繰り入れを行い、国保税の引き下げを行い、市民から喜ばれています。平成24年度も基金を取り崩し、国保会計に繰り入れを行っています。しかし、基金の残額が約10億円残っています。これを最大限活用し、国保税の引き下げを実施するべきです。何より保険証の取り上げはやめるべきです。国保会計を窮地に追い込んでいるのは、国が負担分を削減した結果、市民負担が強まっているということです。国に対して国庫負担をもとに戻すように働きかけることを強く求めます。  議案第33号 平成25年度足利市後期高齢者医療特別会計については、保険料の軽減措置が拡大されていますが、滞納されている方が48名います。制裁措置として、6カ月の短期保険証となっています。高齢者にまで不安を与えるこうしたやり方は、改めなければなりません。国会では、参議院で後期高齢者医療制度は一度廃案になりました。国は、この国会議決に従うべきです。先進諸国の中で、高齢者を別にする保険を持っている国はありません。こうした恥ずべき制度は、今すぐやめるよう国に働きかけるべきです。  以上の理由から4つの議案に反対して、討論といたします。 ○議長(河内利雄) 17番、黒川貫男議員。   (17番 黒川貫男議員登壇) ◆17番議員(黒川貫男) ただいま16番、尾関栄子議員から、議案第30号 平成25年度足利市一般会計予算について、反対の討論がありましたが、私は視点を変えまして賛成の立場から意見を述べるものであります。  本市における平成25年度予算編成は、市税の減収に加え、扶助費や特別会計への繰出金が高水準で推移するなど、引き続き厳しい状況にある中、国の予算編成が例年とは異なるなど、これまで以上に国の動向に注視しながらの予算編成作業であったろうと感じ得るところであります。  このような中、国庫補助金等の積極的な活用や、行政改革のさらなる取り組みにより財源の確保を図り、9年ぶりに500億円を超える予算規模を確保し、大豆生田市長が目指す「文教医療福祉都市」の施策の具現化に向け、さぞ御苦労されたものであったろうと推察するところであります。  平成25年度予算は、第6次足利市総合計画後期基本計画に盛り込まれた各施策に重点的に取り組むことはもとより、特に、庁舎耐震診断事業や通学路・交差点安全対策事業などの防災・減災対策、節電エコポイント事業や電気自動車普及促進事業などの足利市民総発電所構想関連事業、金券発行やメディア等広告宣伝事業などの地域経済の活性化、第3子以降保育料等の無料化や3歳未満児の保育料減額などの子育て支援、及びいじめストップ推進事業やICT教育推進事業などの教育環境の整備に重点的に予算を配分しており、市民生活における安全・安心、環境、地域経済、子育て、教育環境、これらに配慮しためり張りのきいた予算であることから、私はその成果を大いに期待しているところであります。  また、第6次行政改革大綱実施計画に掲げた改善項目や事務経費の見直しなどに取り組み、生み出した財源を新たな事業に振り向け、重点配分を行っています。  いずれにいたしましても、市民の皆様にとって、安全・安心に暮らせるまちづくりを推進することが、私たち議員にとっての最重要課題であることから、今後も、議会・行政・市民の皆様が一体となって、行財政運営を行っていくことが不可欠であると考えております。  このようなことから、厳しい財政状況の中での予算編成といたしましては、及第点であろうと考えますので、本案に賛意を表するものであります。  以上、議案第30号について、賛成の理由を申し上げましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(河内利雄) 4番、小林貴浩議員。   (4番 小林貴浩議員登壇) ◆4番議員(小林貴浩) ただいま16番、尾関栄子議員から、議案第31号、32号、33号の反対討論がありましたが、私は視点を変えまして賛成の立場から意見を述べるものであります。  まず、議案第31号、足利市介護保険特別会計保険事業勘定)予算についてでありますが、介護保険制度は、急速に高齢化が進む中、介護を社会全体で支える仕組みとして市民生活の中に定着してまいりました。  このような中、平成24年度から26年度までの介護保険料については、要介護者の増や介護期間の長期化などによる保険給付の増に対し、介護給付費準備基金を活用し、保険料の上昇を抑制するなど、低所得者への配慮を十分に行っており、適正な予算であると判断するものであります。  次に、議案第32号、足利市国民健康保険特別会計事業勘定)予算についてでありますが、国民健康保険制度は、相互扶助の精神にのっとり、病気やけがなどの場合に、保険給付を行う社会保険制度として、市民の生活を支える大切な制度です。  平成25年度予算の歳入においては、財政の安定と負担の公平の観点から、国民健康保険税の歳入確保に全力を挙げることとしております。  一方、歳出においては、生活習慣病に着目した特定健康診査・保健指導を、より一層推進するとともに、人間ドック及び本市独自の30歳代の健康診査を実施するなど、医療費の適正化にもつながるものと評価できることから、適正な予算であると判断するものであります。  次に、議案第33号 足利市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、現在の後期高齢者医療制度は5年が経過し、制度の見直しの議論もありますが、基本的には高齢者がいつまでも安心して過ごせるよう、独立した医療保険制度として、都道府県単位の広域連合が運営をしている制度であります。  国民皆保険制度を将来にわたり持続可能なものとしていくためには、高齢化社会に対応した医療制度が必要であり、適正な予算であると判断するものであります。  以上、議案第31号、第32号、第33号について、賛成理由を申し上げましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、原案のとおり可決することに御賛同くださるようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。
    ○議長(河内利雄) 以上で、通告による討論を終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  まず、議案第30号について起立により採決いたします。  議案第30号 平成25年度足利市一般会計予算に         ついて               本案に対する委員会の審査報告は、原案を可とする報告であります。  報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(河内利雄) 起立多数であります。  よって本案は、委員会の審査報告のとおり可決されました。  次に、議案第31号、第32号及び第33号について、起立により採決いたします。  議案第31号 平成25年度足利市介護保険特別会         計(保険事業勘定)予算について   議案第32号 平成25年度足利市国民健康保険特         別会計(事業勘定)予算について   議案第33号 平成25年度足利市後期高齢者医療         特別会計予算について        以上、各案に対する委員長報告並びに委員会の審査報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(河内利雄) 起立多数であります。  よって各案は、いずれも委員長報告並びに委員会の審査報告のとおり可決されました。  続いて、残余の議案を一括して採決いたします。  議案第 4号 足利市事務分掌条例の改正について  議案第 5号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関         する条例の改正について       議案第 6号 足利市手数料条例の改正について   議案第 7号 平成24年度足利市一般会計補正予         算(第6号)について        議案第 8号 足利市障害程度区分審査会の委員の         定数等を定める条例及び足利市重度         心身障害者医療費助成条例の改正に         ついて               議案第 9号 足利市指定地域密着型サービスの事         業の人員、設備及び運営に関する基         準等を定める条例の制定について   議案第10号 足利市指定地域密着型介護予防サー         ビスの事業の人員、設備及び運営並         びに指定地域密着型介護予防サービ         スに係る介護予防のための効果的な         支援の方法に関する基準等を定める         条例の制定について         議案第11号 足利市旧松田保育所児童送迎用車両         の運行に関する条例の制定について  議案第12号 足利市新型インフルエンザ等対策本         部条例の制定について        議案第13号 足利市こども医療費助成条例の改正         について              議案第14号 足利市後期高齢者医療に関する条例         の改正について           議案第15号 平成24年度足利市国民健康保険特         別会計(事業勘定補正予算(第2         号)について            議案第16号 平成24年度足利市公設地方卸売市         場事業特別会計補正予算(第1号)         について              議案第17号 足利市都市計画審議会条例の改正に         ついて               議案第18号 足利市都市公園条例の改正について  議案第19号 足利市高齢者、障害者等の移動等の         円滑化のために必要な特定公園施設         の設置に係る基準に関する条例の制         定について             議案第20号 足利市空き家等の安全な管理に関す         る条例の制定について        議案第21号 足利市道路占用料徴収条例の一部を         改正する条例の改正について     議案第22号 足利市道路の構造の技術的基準に関         する条例の制定について       議案第23号 足利市道路標識の寸法に関する条例         の制定について           議案第24号 足利市準用河川河川管理施設等の         構造に係る技術的基準に関する条例         の制定について           議案第25号 市道路線の認定、廃止及び変更につ         いて                議案第26号 足利市営住宅条例の改正について   議案第27号 足利市営住宅等の整備の基準に関す         る条例の制定について        議案第28号 足利市老人福祉センター北幸楽荘の         指定管理者の指定について      議案第29号 足利市公設地方卸売市場の指定管理         者の指定について          議案第34号 平成25年度足利市公設地方卸売市         場事業特別会計予算について     議案第35号 平成25年度足利市農業集落排水事         業特別会計予算について       議案第36号 平成25年度足利市公共下水道事業         特別会計予算について        議案第37号 平成25年度足利市堀里ニュータウ         ン下水処理事業特別会計予算につい         て                 議案第38号 平成25年度足利市水道事業会計予         算について             議案第39号 平成25度足利市工業用水道事業会         計予算について           議案第40号 足利市国民健康保険条例の改正につ         いて                以上、各案に対する委員長報告並びに委員会の審査報告は、いずれも原案を可とする報告であります。  報告のとおり可決することに御異議あませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって各案は、いずれも委員長報告並びに委員会の審査報告のとおり可決されました。  日程第2 報告第3号から第6号までについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  大豆生田 実市長。   (大豆生田 実市長登壇) ◎市長(大豆生田実) ただいま上程されました、報告第3号から報告第6号について、順次御説明申し上げます。  まず、報告第3号 平成25年度足利市土地開発公社経営状況を説明する書類についてでありますが、事業内容は、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、公有地取得事業といたしまして、公共事業用地及び公共事業用代替地を先行取得しようとするものであります。  その総面積は、1,573平方メートルを予定し、予算の内容は、これらの公共用地の取得に係る事業費で、その事業総額を、4,280万円とするものであります。  次に、報告第4号 平成25年度財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団経営状況を説明する書類についてでありますが、事業内容は、都市緑化の推進、及び緑化思想の普及啓発に関する事業、並びに市民の文化活動やスポーツ活動への参加を促進する文化振興事業、及びスポーツ推進事業などを幅広く行い、さらに、市民体育館、市民プラザ、市民会館や、渡良瀬ウォーターパーク、松田川ダムふれあい広場等の各施設、並びに市民武道館の管理運営などを行うものでありまして、その予算総額を、11億1,764万9,000円とするものであります。  次に、報告第5号 平成25年度財団法人足利市民文化財団経営状況を説明する書類についてでありますが、事業内容は郷土足利の美しい自然と優れた文化遺産を守り、豊かな芸術・文化を育てるための普及啓発事業を初め、自然的、歴史的環境保護事業、芸術品・文化財等保護事業及び芸術・文化活動振興事業を行うものでありまして、その予算総額を557万2,000円とするものであります。  次に、報告第6号 平成25年度財団法人栃木南地域地場産業振興センター経営状況を説明する書類についてでありますが、事業内容は、県南地域の地場産業の発展を通し、活力ある県南都市圏の実現を期するため、新製品・新商品の研究、開発及び調査に関する事業として、新商品開発能力育成事業、地域産業活性化事業を行うとともに、情報の収集及び提供事業、人材育成事業を行い、販路開拓事業として地域内外の産業展への出展、足利工業製品展示会等出展支援事業などを実施し、また、本センターの管理運営事業を行うものでありまして、その予算総額を9,396万3,000円とするものであります。  以上、各報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、法人等の経営状況を説明する書類として、それぞれ議会に提出いたすものであります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河内利雄) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております報告第3号から第6号までについては、質疑を終わりましたので、受理となりました。  日程第3 議案第41号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  大豆生田 実市長。   (大豆生田 実市長登壇) ◎市長(大豆生田実) ただいま上程されました議案第41号 平成24年度足利市一般会計補正予算(第7号)について御説明いたします。  今回の補正は、国の「日本経済再生に向けた緊急経済対策」のための補正予算第1号による補助金等の追加内示に伴い、歳入歳出予算繰越明許費、及び地方債の補正を内容とするもので、歳入歳出予算に3億1,800万円を追加し、予算総額を511億1,100万円にしようとするものであります。  歳入歳出予算の概要について申し上げます。  まず、歳出についてでありますが、農林水産業費に、かんがい排水事業費を追加、土木費に、鹿島山下通り、五十部町4号線道路改良事業の道整備交付金事業費及び公園施設整備事業費を追加するとともに、福富川崎通り道路改良事業などの防災・安全交付金事業費を新規に計上するものであります。  次に、歳入についてでありますが、国の新たな補助金である「地域の元気臨時交付金」を新規に計上するとともに、歳出に連動する国庫補助金、県補助金を追加し、繰越金は、歳出補正に伴う所要額を追加するものであります。  繰越明許費は、かんがい排水事業費などの、10事業について、年度内の完了が困難なことから、繰り越しをしようとするものであります。  地方債の補正は、道路橋りょう事業債及び都市計画事業債の限度額の変更等をしようとするものであります。  以上、議案第41号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、提案の説明を終わります。 ○議長(河内利雄) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  議案第41号について採決いたします。  議案第41号 平成24年度足利市一般会計補正予         算(第7号)について        本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、原案のとおり可決されました。  日程第4 意見書案第1号についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  柳 収一郎議員。   (11番 柳 収一郎議員登壇) ◆11番議員(柳収一郎) 発言のお許しをいただきましたので、意見書案第1号 北朝鮮の核実験に抗議するとともに核兵器の廃絶を求める意見書の提案理由について、提出者を代表いたしまして、説明をさせていただきます。  平成25年2月12日、北朝鮮は、我が国を含む国際社会が自制を繰り返し強く求めてきたにもかかわらず、3回目となる核実験を強行しました。これは、国連安全保障理事会の決議の明確な違反であり、国際社会に対する重大な挑戦であります。そして、何より我が国を含む北東アジア及び国際社会の平和と安全を脅かすものであるとともに、唯一の核兵器による惨禍を経験し、核廃絶を強く願う我が国、また本市議会としても、平和都市宣言により平和憲法の精神を守り、世界のあらゆる国の核兵器の速やかな廃絶を希求し、世界の恒久平和を願う足利市の立場から、今般の暴挙に対し、強い怒りを持って断固抗議をするものであります。  栃木県議会においては、平成21年5月の北朝鮮の2回目の核実験に対して抗議する決議に続き、先月、今回の核実験に対する抗議をしております。こうしたことから、今後の北朝鮮の暴挙を阻止するため、国においては、国民の安全・安心の確保に万全を期すとともに、国際社会との連携をより強化し、北朝鮮に対して断固たる措置を引き続き実施するとともに、核兵器廃絶に向けて、我が国が先導的な役割を担っていくことを強く求めるため、地方自治法第99条の規定により意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案説明を終わります。 ○議長(河内利雄) 本案については、お手元に配付のとおり意見書案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  意見書案第1号   北朝鮮の核実験に抗議するとともに核兵器   の廃絶を求める意見書について       地方自治法第99条による別紙意見書を会議規則第14条により提出する。  平成25年3月22日 提出  提出者 足利市議会議員     杉 田   光   同              金 子 裕 美   同              小 林 雅 明   同              小 林 貴 浩   同              横 山 育 男   同              吉 田 晴 信   同              冨 永 悦 子   同              大 島   綾   同              栗 原   収   同              荻 原 久 雄   同              柳   収一郎   同              塩 田   等   同              中 島 由美子   同              小 林 克 之   同              渡 辺   悟   同              尾 関 栄 子   同              黒 川 貫 男   同              中 山 富 夫   同              酉 田 智 男   同              藤 生 智 弘   同              平 塚   茂   同              常 見   登   同              石 川 博 康                           北朝鮮の核実験に抗議するとともに核兵器   の廃絶を求める意見書           平成25年2月12日、北朝鮮は、我が国をはじめ国際社会からの再三にわたる中止要請や、新たな核実験等を行った場合に重大な措置をとると警告する国連安全保障理事会の決議を無視し、3回目の核実験を強行した。  この暴挙は、平成24年12月の事実上の長距離弾道ミサイルの発射に引き続き、我が国を含む北東アジア及び国際社会の平和と安全を脅かすものであるとともに、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であり、核兵器による唯一の被爆国である我が国としては、決して容認できるものではない。  栃木県議会において、平成21年5月、北朝鮮の2回目の核実験の実施に対して抗議する決議に続き、先般、3回目の核実験の実施に対する抗議をしたところだが、基礎的自治体議会である足利市議会においても、足利市平和都市宣言(平成2年3月23日宣言)により、平和憲法の精神を守り、世界のあらゆる国の核兵器の速やかな廃絶を希求し、世界の恒久平和を願う立場から、今般の暴挙に対し、強い憤りをもって断固抗議するものである。  国においては、国民の安全・安心の確保に万全を期すとともに、北朝鮮に対して、国際社会との連携を強化し、金融制裁の徹底や、追加的制裁など断固たる措置を引き続き実施するとともに、国連安全保障理事会などを通じて国際社会が一致して制裁を発動するなど、国連他関係国と連携し、かかる事態の再発防止と核兵器の廃絶に向けて、我が国が先導的な役割を担っていくよう強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年3月22日                足 利 市 議 会   内閣総理大臣   外務大臣   経済産業大臣              あて   防衛大臣      内閣官房長官   衆参両院議長  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(河内利雄) これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。  これより表決に入ります。  意見書案第1号について採決いたします。  意見書案第1号 北朝鮮の核実験に抗議するととも          に核兵器の廃絶を求める意見書に          ついて  本案は、案のとおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり可決されました。  日程第5 決定案第1号についてを議題といたします。  本案は、足利市葉鹿町1343番地5 栗原とみ氏及び足利市福居559番地8 高橋フミ子氏を人権擁護委員候補者として推薦することにつき、市長から意見を求められたものであります。  お諮りいたします。  本案は説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付すことに決定いたしました。  これより表決に入ります。  決定案第1号について採決いたします。  決定案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関する         意見答申について          本案は、案のとおり答申することに決し、御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって本案は、案のとおり答申することに決定いたしました。  日程第6 議会運営委員の定数の変更についてを議題といたします。  お諮りいたします。  足利市議会委員会条例第4条第2項の規定に基づき、議会運営委員会の委員の定数を5人といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員の定数を5人とすることに決定いたしました。  以上で、本日の日程は全部終了し、今期定例会に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって、平成25年第1回市議会定例会を閉会いたします。   閉会 午後3時26分...