袋井市議会 2023-11-06 令和5年全員協議会-2 本文 開催日:2023-11-06
実は、特別支援学級を除いて、通常学級にも特別な支援を必要とする子供の数が、全国調査だと8.8%いるということで言われています。これは通常学級だけですので、特別支援学級とか特別支援学校を加えると、恐らく1割以上の子供たちが、何らかの特別な支援が必要だということになります。
実は、特別支援学級を除いて、通常学級にも特別な支援を必要とする子供の数が、全国調査だと8.8%いるということで言われています。これは通常学級だけですので、特別支援学級とか特別支援学校を加えると、恐らく1割以上の子供たちが、何らかの特別な支援が必要だということになります。
本年2月には、各学校で特別支援コーディネーターを務める教員を対象に、学習障がいについて知見を有する専門家を招いた研修会を開催したほか、今年度は、これまでに通級指導教室研修会を2回実施し、学習障がいに関する知識や該当する児童生徒の現れ、効果的な指導方法などについて研修を行っており、通級指導教室の担当教員だけでなく、特別支援学級や通常学級の担任教員等が参加したところであります。
◎教育部長(佐藤政志君) こちらのほうの今言われました通常学級のほうの確かに低学年を中心に手がかかるというケースは増えているというふうに私どもも認識をしております。その中で、必要がある場合には、支援員等を拡充できるように検討をしているところでございます。
不登校にかかわらず、通常学級に不安や困り事のある生徒、また、日本語での授業についていけない外国籍の生徒などを受け入れています。必ずしも通常学級への復帰を目指しているわけではないものの、復帰していく生徒も多数いるようです。毎日七、八人が集まり、タブレット端末で自主学習をしても、校内授業のライブ配信を視聴しても、読書や芸術活動をしてもいい。
子ども支援員につきましては、通常学級に在籍しているものの、LD、ADHD、自閉スペクトラム症等特別な支援を要する児童に対し、個別の教育支援計画に基づき、学校における学習や生活を支援することや集団への適応が難しい児童の悩みや不安等を和らげたり、基本的な生活週間を身につけたりするなど、担任と支援員の複数での指導体制により、きめ細やかな指導の充実を図ることを目的に配置しています。
また、先ほどの御答弁で、三島市においても令和3年度に出された文部科学省の方針に従い、障がいのある子どもと障がいのない子どもが可能な限り同じ場で共に学ぶことを追求するとのことでしたが、では、本市において、通常学級の中で障がいを持つ児童生徒を受け入れられるように、どのように現在、工夫がされているのでしょうか。
不登校につながる、いわゆるグレーゾーンの発達障害の児童生徒が通常学級にいる場合、その発達に応じた学びができる通級指導教室が有効とされています。そこで、当時は通級指導教室について質問しました。
まず、通級指導教室でありますが、発達に特性のある児童のうち、通常学級での学習におおむね参加できる児童が、通常学級に籍を置きながら、一人一人の障害に応じた個別の指導を受ける教室であります。 次に、適応指導教室でありますが、学校に行かなければと思いながらも登校できないでいる児童生徒やその保護者の方々を支援するために設置された、不登校対応のための教室であります。
令和元年度の議論を受け、通常学級の中でも特別な支援を要する子供に目が行き届くよう、国に先駆けて令和2年度より全学年での静岡市型35人学級編成の完全実施をスタートするとともに、特別支援教育支援員をこの3年で約20名増員しました。
学校支援員の増員につきましては、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律に基づき、通常学級等に在籍し、医療的ケアを必要とする児童を支援するため、看護師1名を増員するものでございます。
具体的には、通常学級及び特別支援学級において、児童生徒の生活や学習を支援する特別支援教育支援員を令和4年度は5名増員し、231名配置します。 また、自閉症・情緒障害特別支援学級には、本人の力を十分に引き出し、学習の充実が図れるよう、非常勤講師を4名増員し、10名とします。
インクルーシブ教育とは、子供たち一人一人が多様であることを前提に、障害のあるなしに関わらず、誰もが望めば自分に合った配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを目指す教育理念です。少し前のことですが、全介助が必要な児童がいる通常学級へ視察に行ったときのことです。その児童のベッドの周りにはクラスの子供たちが自然に集まっていました。それぞれ優しそうな顔で、みんな楽しそうでした。
また、通常学級の子供たちにとっても、特別支援学級の子供たちの交流を通しながら互いに理解、尊重し合えるような支援をしていくことが大切であるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(賀茂博美) 12番、二ノ宮善明議員。 ◆12番(二ノ宮善明議員) ありがとうございます。あまり二ノ宮の心配は余計なことだよというようなことで、心配することはないということで理解をいたしました。
次に、自閉症・情緒障害特別支援学級への非常勤講師の今後の配置についてですが、自閉症・情緒障害特別支援学級では、通常学級と同じ、学年相応の学習内容の実施が求められますが、1つの学級に複数の学年の子供が在籍している場合、担任はそれぞれの学年の子供に対して違う内容の授業を行わなくてはならないので、一人一人の子供が指導を受ける時間が短くなるおそれがあります。
保護者の希望で、本来支援学級に入ったほうがよいと思われる子が、通常学級に在籍するケースもあり、1人の先生が特定の子供の指導に関わっていると、クラス全体の指導ができなくなります。落ち着きのない子や集中力に欠ける子が増え、さらにそのクラスに日本語が十分できない外国人の児童生徒がいる場合、支援員の助けが絶対に必要になります。
また、通常学級において、特別な支援を要する児童生徒について、個々の状況に応じた支援のため、支援員を46名配置しております。 さらには、教員の超過勤務の抑制を目的に、勤務時間を見える化するため、市内全小中学校に勤怠管理システムを導入しており、その結果、令和2年度の市内教員の1カ月当たりの平均超過勤務時間が、前年度より約7時間減っております。
学習生活支援員は、これは市の事業として通常学級に在籍する多動傾向、自閉傾向等の軽度発達障害や学習の遅れで支援が必要な児童生徒に対する業務を行っております。特に小学校低学年の学級で集団への適応が難しい児童や、生活面での対応が必要な児童に対し支援を行っております。効果として、学級の荒れ等を未然に防ぎ、児童生徒が落ち着いて学習できる環境を維持するなど、重要な役割を担っております。
現在、本市には、県費の支援員として通常学級に特別支援教育充実学び方サポーターが4人、特別支援学級の情緒学級に特別支援教育充実支援員が1人配置されております。市費の支援員につきましては、特別支援教育支援員が30人、低学年支援員が3人、通級指導教室支援員が5人、介助員が4人配置されております。運用上の課題といたしましては、支援員の適正配置と支援員のスキルアップが挙げられます。
令和の日本型学校教育の答申では、特別支援教育に関する理解や認識の高まりにより、通常学級に在籍しながら、通級による指導を受ける児童生徒や特別支援学級に在籍する児童生徒の数が増加していること等を踏まえ、小・中学校において通常の学級、通級による指導、特別支援学級といった障がいのある児童生徒の多様な学びの場の一層の充実、整備が必要な指導体制等について、引き続き検討する必要があると示されています。