御殿場市議会 2015-06-19 平成27年 6月定例会(第3号 6月19日)
昭和25年ごろは約7,000人いた人口が、平成22年の国勢調査では2,374人、3分の1に減少、少子高齢化と産業のない町は確実に財政再建団体へ転落の危機が予測される中、平成14年に誕生した新町長の強いリーダーシップのもと、思い切った行財政改革を実施、議会・町民一丸となって町おこしをした結果、新たなる産業を生み出すとともに、若いIターン者が定住を求めて島にやってくるようになった。
昭和25年ごろは約7,000人いた人口が、平成22年の国勢調査では2,374人、3分の1に減少、少子高齢化と産業のない町は確実に財政再建団体へ転落の危機が予測される中、平成14年に誕生した新町長の強いリーダーシップのもと、思い切った行財政改革を実施、議会・町民一丸となって町おこしをした結果、新たなる産業を生み出すとともに、若いIターン者が定住を求めて島にやってくるようになった。
財政再建団体になった福岡県赤池町という町があります。全国から視察が殺到しました。破産するとどうなるかというのを、各自治体の担当者が見に行ったわけですけど、予算もすべて国の許可になります。何をするにも県下最低レベル、町長の報酬、職員給与、道路補修や公共施設の草刈りは職員がやります。水道料は2回値上げ、補助金もカット、町営住宅に至っては4回値上げしました。すべて町民に負担が来ます。
先の新聞報道でもされましたように、地方交付税の大幅な削減、あるいは扶助費の増大等に応じまして、近隣でも財政再建団体に陥ってしまう、これはすなわち歳出に見合う歳入がない、言わば歳入欠陥ということになるわけですが、という市も出てきているわけであります。これは大変憂慮すべき事態でもあります。