御殿場市議会 2015-06-18 平成27年 6月定例会(第2号 6月18日)
今後におきましても、国や県の取り組み、特に次期学習指導要領の改訂の際には、がん教育の新たな内容や手法も示されてくるものと考えておりますので、これらの動向も注視してまいります。
今後におきましても、国や県の取り組み、特に次期学習指導要領の改訂の際には、がん教育の新たな内容や手法も示されてくるものと考えておりますので、これらの動向も注視してまいります。
このところの教育の動向を概観いたしますと、昨年11月に次期学習指導要領の改訂が中央教育審議会に諮問されるなど、教育は再び新たな局面を迎えようとしております。とどまることのない教育という大きな流れにしっかりと対応し、教育を推進していくためには、人々の英知を集め、社会総がかりで教育に当たる体制を一層充実することが肝要であります。
ゆとり教育の転換を図る次期学習指導要領では、授業量10%増やカリキュラムが大幅にふえるため、小中学校教職員定数を5年間で2万5,000人増員する計画であります。教育現場では教職員の多忙化が進み、子供と向き合える時間が減少しております。約8割の先生方が、授業以外では30分以内しか子供と触れ合うことができないという実態があります。 また、約半数の人が1時間以上の仕事を家に持ち帰り、仕事をしています。
ことし2月、文部科学省は幼稚園と小中学校の次期学習指導要領の改定案を公表、告示をいたしました。学校で子供たちの生きる力をより一層育むことを目指すとして、道徳教育の推進、伝統と文化の協調、理数科、国語、外国語重視ということなどで、授業数増などが主な改正点であります。
なお、次期学習指導要領に盛り込まれます内容につきましては、現在教育課程審議会の方で検討を進めておりまして、その中間まとめなどを見ますと、学校週5日制を踏まえまして、教育内容を徹底的に厳選するというふうに強調されておりますので、私といたしましても期待を持って見守っているというところでございます。