静岡市議会 2021-02-02 令和3年2月定例会(第2日目) 本文
環境保健研究所は、地方環境研究所と地方衛生研究所の機能を併せ持ち、市民の生活環境及び健康に関する安全・安心の確保を担う試験検査や調査研究を行っている研究所であると認識しております。 その業務は大気環境や水質の検査をはじめ、市内に流通する食品や生活用品の安全性を確認するための検査、感染症や食中毒の原因となるウイルスや細菌類の検査など多岐にわたっており、高度な技術と能力が求められております。
環境保健研究所は、地方環境研究所と地方衛生研究所の機能を併せ持ち、市民の生活環境及び健康に関する安全・安心の確保を担う試験検査や調査研究を行っている研究所であると認識しております。 その業務は大気環境や水質の検査をはじめ、市内に流通する食品や生活用品の安全性を確認するための検査、感染症や食中毒の原因となるウイルスや細菌類の検査など多岐にわたっており、高度な技術と能力が求められております。
その際に、県と政令指定都市の地方衛生研究所が、密に連携を取りながら、役割分担をしているという話があったんですが、実際どういう役割分担や連携をしているのか、伺って質問を終わります。
検体は、保健所や地方衛生研究所のほか、民間検査機関に搬送されるため、処理時間、結果までの日数は処理能力に依存され、即時結果が得られるわけではない。重要なのはPCR検査、検体採取そのものよりも、検査後の体制が不可欠であり、結果において、医療機関連携等の動線ですね、これから体制準備について、併せて検討対策などの準備を行うという必要があるわけであります。
平均検査件数は3月は21件、4月は65件、5月は13日までで86件となっていますが、県内の検査可能件数は地方衛生研究所と民間の検査施設で、平日589件の検査が可能であるため、現時点では検査体制は充足していると考えております。
市といたしましては、市民の健康の保持及び増進、並びに市民が安心して暮らせる健康医療体制の確保を図るため、検査機能及び調査、研究機能の充実を図り、健康危機管理能力を高め、地域における科学的かつ技術的中核となる機関として、現在の衛生研究所の地方衛生研究所への格上げに向けて検討してまいりたいと考えております。
本市におきましても、中核市として積極的に名乗りを上げてダイオキシン類の監視体制の充実に努めてまいりたいと考えておりまして、本年度よりダイオキシン類の分析に対応するために、ダイオキシン 類分析を長年行っている地方衛生研究所や、本年度から分析を始めた公害研究所の施設を視察し、設 備・機器、分析方法及び専門技術者の人材養成状況などを調査しているところでございます。
さて、公的なダイオキシン検査体制の整備につきましては、ダイオキシン類として化学構造の似た異性体と言われるものが 210種もあり、また、今のお話にもありましたように、1兆分の1レベルの極微量物質を測定するために、分析室や機器の整備及び分析技術の確保の難しさから、地方衛生研究所や地方公害研究所等の公的機関の中で分析を実施している機関は1割程度でありまして、全国的にもまだ取り組みが少ない状況にあります。
御承知のように、(仮称)浜松市保健環境研究所の整備は現在の衛生試験所と環境保全課の検査部門を統合するとともに、食肉衛生検査所等の高度な検査部門を集約して、機器や人員等の一元化を図る中で、本市の試験検査の中核機能を担う施設として地方衛生研究所レベルの検査体制の整備を図り、社会的要請にこたえていくものであります。
具体的には衛生試験所と環境保全課の検査部門を統合し、食肉衛生検査所等の高度検査を集約し、保健衛生、環境保全、消費生活行政に対処する中核機関として地方衛生研究所レベルの検査体制を整備いたします。