島田市議会 2000-12-05 (旧島田市)平成12年第5回定例会−12月05日-02号
「からっぽの空港」、「低空飛行」、「大館能代」、「甘い計画」、「内外がらんと」、「年15万人予測の3割」等々、つもる赤字が自治体の負担を大きくしているという地方空港の問題点を会計検査院の指摘から、このような記事にされたものです。私は、このような会計検査院の指摘に対して市長はどのような見解を持っておられるのか1点目としてお伺いしたいと思います。
「からっぽの空港」、「低空飛行」、「大館能代」、「甘い計画」、「内外がらんと」、「年15万人予測の3割」等々、つもる赤字が自治体の負担を大きくしているという地方空港の問題点を会計検査院の指摘から、このような記事にされたものです。私は、このような会計検査院の指摘に対して市長はどのような見解を持っておられるのか1点目としてお伺いしたいと思います。
◎市長(渡辺紀君) 市内の中小企業の現況を市長はどう見ているかという御質問でございますけれども、景気の方はもう底離れをしたと、上昇機運の中にあると言われているものの、依然としてしかし全体としては低空飛行を続けている、底離れしたけれども低空飛行を続けている、こんなふうに考えております。
アメリカでも空軍みずからも低空飛行訓練は、人間の健康上リスクがあるからということで、人家密集地の訓練を避けています。訓練は人家が少ない砂漠地帯、山岳地帯で行われていても、野生動物に及ぼす影響などが問題になっているくらいで、環境問題に対する考え方の水準が、資料を見ても全然違うのです。アメリカではだれでも軍事訓練の飛行ルートを知ることのできる地図を、どこででも手に入るようになっています。
私の現議会での質問は、やはり、現在の静浜基地の自衛隊演習訓練機の訓練飛行が、低空飛行で騒音公害が伴うため、住宅密集地を避けるよう、現在は基地の西側で行われていますが、静岡空港が完成しますと、静岡空港への離発着の航空機と静浜基地の訓練機と空域が重なるために、今度からは住宅密集地の多い基地東側、焼津市民の上空で訓練飛行が行われるということが発表済みであります。
あるいはまた、日経でも23日付で、個人消費不振いつまでという特集の中で、あらゆる分野で低空飛行が続いているとして、こういうふうに記事は述べています。経済対策や減税の効果が出れば、来年春から上向くのも不可能ではないと言いながら、来年いっぱいかかると見る方が50%、可能性として。雇用不安などでさらに長期化するという方が10%。こういう可能性と見ていて、消費上向きも厳しい状況だと報道されています。