袋井市議会 2019-11-01 令和元年11月定例会(第4号) 本文
HLA型が適合したからといって必ず移植を実施するのではなく、ドナー本人のそのときの意向、健康状態、最終的には弁護士立ち会いのもと家族の同意まで必要とする慎重な判断がなされます。 国内での骨髄バンクを介した骨髄・末梢血幹細胞移植においては、ドナーの死亡例はありません。一方で、さまざまな健康被害が生じた事例はあります。しかし、いずれも治療によって回復し、通常の生活に戻っています。
HLA型が適合したからといって必ず移植を実施するのではなく、ドナー本人のそのときの意向、健康状態、最終的には弁護士立ち会いのもと家族の同意まで必要とする慎重な判断がなされます。 国内での骨髄バンクを介した骨髄・末梢血幹細胞移植においては、ドナーの死亡例はありません。一方で、さまざまな健康被害が生じた事例はあります。しかし、いずれも治療によって回復し、通常の生活に戻っています。
助成内容につきましては、ドナーが骨髄等を提供するために要した通院等の日数の7日間を上限に、1人につきドナー本人に2万円、ドナーが勤務する事業所に1万円を支給するもので、4市町統一している内容でございました。 創設後の申請の状況をお伺いしましたところ、富士市では平成30年度にドナー2人、事業所2件、令和元年度はドナー2人。富士宮市では平成29年度と令和元年度にドナー各1人。
ドナーになると、検査や骨髄採取で1週間ほどの入院が必要で、ドナー本人のみならず、休暇等の必要性から、勤務先にも負担が大きいことから、都合がつかないという理由での断りが多いと聞きます。 白血病などの治療に有効な骨髄を提供するドナーの経済的な負担と職場の理解、負担を軽減するための支援制度を全国437市区町村が行っています。静岡県では4市町になります。
一方、提供ドナー公費助成制度を導入しているのは全国315市区町村で、ほとんどが最大7日間を上限として、ドナー本人に日額2万円、本人が勤務する事業所に日額1万円を助成しています。また、14都府県が助成制度導入市区町村に対して半額補助をしていますが、静岡県はこの制度を実施しておりません。
島根県益田市におきましては、入院・通院に要した日数に応じて1日につきドナー本人に2万円、またドナーが勤務する事業所にも1万円を支給し、上限7日間として助成制度を実施しております。また、静岡県では隣の清水町がこのようなことで始めています。骨髄ドナー助成制度を実施する市町におけます課題等についてお伺いいたします。 以上、壇上より伺いまして、あとは自席にて質問をさせていただきます。