────────────────────────────────────────
41
◯議長(
柏木 豊)
日程第12.議第120号
長泉町
下水道条例の一部を改正する
条例を
議題といたします。
これより議第120号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
42
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
43
◯議長(
柏木 豊)
討論がなければ、
討論を終結します。
これより議第120号に対する
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成議員の
挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
44
◯議長(
柏木 豊)
挙手全員であります。
よって、議第120号は
原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
45
◯議長(
柏木 豊)
日程第13.議第121号
平成30年度
長泉町
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分を
議題といたします。
これより議第121号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
46
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第121号は、
建設文教常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
47
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第121号は
建設文教常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
48
◯議長(
柏木 豊)
日程第14.議第122号
平成30年度
長泉町
下水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分を
議題といたします。
これより議第122号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
49
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第122号は、
建設文教常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
50
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第122号は
建設文教常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
51
◯議長(
柏木 豊)
日程第15.議第123号
桃沢野外活動センター他大
規模改修工事請負契約の締結を
議題といたします。
これより議第123号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
宮口嘉隆議員。
52 ◯8番(
宮口嘉隆) おはようございます。議決されたことによって入札が起きたということは当然と思いますけれども、3月22日の
総務民生常任委員会の
委員長報告では、議第95号
平成31年度
長泉町
一般会計予算のうち、
桃沢野外活動センター他2施設大
規模改修事業においては、
事業に見合う
投資効果が得られ、多くの
利用者を呼び込めるよう、町は主体性を持って、
改修の内容や完成後の
運営方法について精査・研究されたいと附帯決議が全会一致をもってなされております。これは議第95号を議会が可決決定するにあたって、修正可決ではなく附帯決議にもした議会の配慮であって、議会が当局に出した約束ではないでしょうか。委員会においても、現地調査後に不明瞭なことを具体的に例示しているはずであります。
精査・研究で
改修内容に変更があったのか、また、議会が出した附帯決議というものを当局はどう考えているのか、伺います。
53
◯議長(
柏木 豊) 健康増進課長。
54 ◯健康増進課長(三澤哲也) お答えします。
総務民生常任委員会からの附帯決議については、真摯に受け止め、町が主体性を持った中で、町の技術者とともに、再度、材質も含め設計内容の精査をいたしました。
宿泊棟について、定員増加するための
改修について、設計者から2段ベッドを3列に配置するという提案に対し、
利用者の利便性を考慮し、2段ベッドの下に可動式のベッドを格納することでフリースペースを確保し、多くの
利用者を呼び込めるよう配慮した中で設計変更する等、
改修内容の精査等を行っております。
完成後の
運営方法については、
利用者の更なる利便性の向上を目指し、新設施設を中心にインターネットを活用した予約ができるようなシステムづくりを依頼するとともに、指定管理者任せにせず、公設民営を問わず、同種施設を訪問し、施設
運営者から、施設の概要を含め、
運営内容についての話を伺う等の研修もいたしております。
今後も
桃沢野外活動センター他施設の
運営につきましては、多くの皆様に利用していただけるよう、指定管理者と協議の上、利用料金の改定等、
条例改正を含め、議会の承認を受けながら進めたいと考えております。
55
◯議長(
柏木 豊)
宮口嘉隆議員。
56 ◯8番(
宮口嘉隆) 動議を提出します。附帯決議への議会の対応の場が必要であると考えます。
日程の順序を変更し、議第123号
桃沢野外活動センター他大
規模改修工事請負契約の締結の
採決は、最終日9月20日に変更することを望みます。
57
◯議長(
柏木 豊) 確認いたします。動議の提出ということですか。
58 ◯8番(
宮口嘉隆) そうです。
59
◯議長(
柏木 豊) 暫時休憩いたします。
午前10時17分 休憩
───────────────
午前10時28分 再開
60
◯議長(
柏木 豊) 休憩を解いて、会議を再開いたします。
宮口議員、もう一度、動議の提案理由を御説明願います。
宮口嘉隆議員。
61 ◯8番(
宮口嘉隆) 動議を提出します。附帯決議への議会の対応の場が必要と考えます。
日程の順序を変更し、議第123号
桃沢野外活動センター他大
規模改修工事請負契約の締結の
採決は、最終日9月20日に変更することを望みます。
62
◯議長(
柏木 豊) ただいま宮口議員から動議が提出されましたので、皆様にお諮りいたします。
ただいまの動議に
賛成議員は
挙手を願います。
(
賛成者挙手)
63
◯議長(
柏木 豊) ただいまの動議は賛成者がありましたので成立しました。
日程の順序を変更し、
日程第15、議第123号の件を最終日の
議題とすることの動議を
議題として
採決します。
この動議のとおり決定することに賛成の議員は
挙手願います。
(
賛成者挙手)
64
◯議長(
柏木 豊)
挙手少数ですので、よって、宮口議員より提出されました動議は否決されました。
他に
質疑はありませんか。木下章夫議員。
65 ◯11番(木下章夫) 先の宮口議員の
質疑に対する答弁に対する
質疑をさせていただきます。
先の答弁におきましては、
本案件につきましては、当局の方で十分に審議した、かような答弁がございました。しかしながら、その間において、我々議員には何一つ、その内容と経緯について、明確な説明がございませんでした。その件について、今一度、かの
質疑に対しての答弁を求めます。
66
◯議長(
柏木 豊) 住民福祉部長。
67 ◯住民福祉部長(秋山 勉) お答えいたします。
今回の工事の請負契約につきましては、
平成30年度に
桃沢野外活動センター他2施設の大規模
改修工事の設計業務を行い、それを基に工事の契約の方を締結するという運びになりました。こちらの
平成30年度に行いました設計業務につきましては、今年の1月23日の全員協議会におきまして、内容について説明をさせていただき、また、新年度予算の審議の中で、現地調査を踏まえて委員会の中で審議し、予算について可決をしていただいております。
主な
改修の部分につきましては、全員協議会、また、委員会の説明の内容と大きな変更はありません。委員会の中で附帯決議を頂いた中で、細かな部分についての修正については、先ほど課長が答弁させていただいたとおりということで、確かに説明が足りなかった部分がありますが、大きな内容について変更がなかったということで、工事の入札の方を進めさせていただいたというものになります。
68
◯議長(
柏木 豊) 木下章夫議員。
69 ◯11番(木下章夫) ただいまの中で、確かに附帯決議に対しては適切な説明がなかった、かような答弁であったかと思います。議会に対して、大きな変更であるのか、あるいは小さな変更であるか、この辺の内容等に含めても議会に判断を求めるのが、本来、上程する際に対して当局の姿勢かと思います。
しかしながら、先の答弁も含めてですが、ただいまの答弁では、過去の中において、現在に至るまで、確かに予算は決議されていることは事実です。しかし、議会が出した附帯決議については、明らかに当局の方の姿勢、そのことで当局の説明がされていない、これは事実でございます。そのことについて答弁を求めます。
70
◯議長(
柏木 豊) 住民福祉部長。
71 ◯住民福祉部長(秋山 勉) お答えいたします。
今回の附帯決議につきましては、
事業に見合う
投資効果が得られ、多くの
利用者が呼び込めるよう、町は主体性を持って、
改修の内容や完成後の
運営について精査・研究されたいという附帯決議でございました。
改修の内容につきましては、先ほど申し上げましたように、皆様からの附帯決議を受け、修正させていただいた部分はあります。
また、今後の
運営につきましては、今年度に入りまして、担当課も含めまして、類似の施設、県内外の施設の視察の方にも行っております。また、定期的な今の指定管理者との打ち合わせをする中で、今後の管理・
運営についても協議を進めております。
そういう中で、管理・
運営につきましては、これからの課題だと思っております。ですから、実際の利用状況を見た中で、今後の
運営について考えていきたい、このような対応で考えております。
72
◯議長(
柏木 豊) 3回目になります。木下章夫議員。
73 ◯11番(木下章夫) 3回目の
質疑を許していただいて、ありがとうございます。
当局の中では十分その検討をしている、あるいは視察もされたということで、十分な検討がされているというような状況があるかと思います。しかしながら、私、議員として、
本案件について、その情報そのものが無く、情報開示、あるいはそういったものに対して、明確な当局の姿勢が見受けられません。
本案件をこのような形の中で審議を求めることが適切であるかどうか、今一度お答えください。(「議長、9番」の声あり)
74
◯議長(
柏木 豊) 植松英樹議員。
75 ◯9番(植松英樹) ただいま
質疑の最中ではございますが、
質疑の打ち切りの動議を提出します。
76
◯議長(
柏木 豊) ただいま
質疑の打ち切りの動議が出されましたが、
賛成議員は
挙手を願います。
植松英樹議員。
77 ◯9番(植松英樹) それでは、議長から御指名を受けましたので、提案理由を御説明させていただきます。
ただいま各議員から
質疑が提起され、当局の答弁がございました。その
質疑、答弁も含めた中で、この議案に対しての判断を各議員がすべきだというふうに思っておりますので、そういう部分も含めまして、しかるべき判断を各議員にはお願いできればと思います。そういう意味で
質疑打ち切りの動議を提出させていただきました。よろしくお願いいたします。
78
◯議長(
柏木 豊) ただいまの植松議員の提案につきまして、
賛成議員の
挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
79
◯議長(
柏木 豊)
挙手多数であります。
動議が成立しましたので、質問をこれで打ち切ります。
他に
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
80
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。木下章夫議員。
81 ◯11番(木下章夫) それでは、反対
討論をいたします。議第123号について、当局の議会決議不履行を指摘して、反対の立場で
討論をいたします。
1、
地方自治法上、当局による議会決議不履行に事実がある場合、その議案を議会に上程すること、これは許されない行政行為であること。2、本議案について、当局による説明責任が議会に果たされていないことが事実なので、本議案を審議することは、
地方自治法上、問題がある。3、本議案の
事業は
長泉町の公共
事業建設執行であるが、裾野市との火葬場建設と同様で、当局の議会軽視、すなわち議会提言の不履行及び説明責任の不履行、最後に議会決議不履行。以上3点を指摘し、反対
討論といたします。
なお、議員の皆様におかれましても、当局の姿勢を戒めるためにも、反対に賛同していただき、真に町民にとって求められる、本当により良い施設を造るためにも再審議できることを望みます。
以上、議第123号の反対
討論といたします。
82
◯議長(
柏木 豊) 次に、賛成
討論の発言を許します。植松英樹議員。
83 ◯9番(植松英樹) ただいま
議題となっています議第123号につきまして、賛成の立場で
討論を申し上げます。
先ほど動議提出の中での理由でも申し上げましたけれども、この案件につきましては、これまでの常任委員会あるいは本会議の中で
採決をされてきて、議会としても一定の意思を示してきた事案だというふうに理解しております。
本日は請負契約の可否を議会に問うているということで認識をしておりますので、本日の
質疑、答弁も含めた中で、それぞれの各議員がしかるべき判断をしてくださればよろしいのかなというふうに思っておりますので、それぞれ各議員が、しっかりした判断の中で、この請負案件を成立させるのかどうか、御判断をお願いできればと思います。
以上でございます。
84
◯議長(
柏木 豊) 次に、反対
討論の発言を許します。
(「
なし」の声あり)
85
◯議長(
柏木 豊)
討論がなければ、
討論を終結いたします。
これより議第123号に対する
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成議員の
挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
86
◯議長(
柏木 豊)
挙手多数であります。
よって、議第123号は
原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
87
◯議長(
柏木 豊)
日程第16.議第124号 令和元年度
長泉町一般会計補正予算(第2回)を
議題といたします。
これより議第124号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
88
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第124号は、
総務民生常任委員会及び
建設文教常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
89
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第124号は
総務民生常任委員会及び
建設文教常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
90
◯議長(
柏木 豊)
日程第17.議第125号 令和元年度
長泉町国民健康保険
事業特別会計補正予算(第2回)を
議題といたします。
これより議第125号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
91
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第125号は、
総務民生常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
92
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第125号は
総務民生常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
93
◯議長(
柏木 豊)
日程第18.議第126号 令和元年度
長泉町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)を
議題といたします。
これより議第126号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
94
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第126号は、
総務民生常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
95
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第126号は
総務民生常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
96
◯議長(
柏木 豊)
日程第19.議第127号 令和元年度
長泉町介護保険
事業特別会計補正予算(第2回)を
議題といたします。
これより議第127号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
97
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第127号は、
総務民生常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
98
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第127号は
総務民生常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
99
◯議長(
柏木 豊)
日程第20.議第128号
長泉町道路線の認定を
議題といたします。
これより議第128号に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
100
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、
質疑を終結します。
お諮りいたします。ただいま
議題となっています議第128号は、
建設文教常任委員会に
審査を付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
101
◯議長(
柏木 豊) 御
異議なしと認めます。
よって、議第128号は
建設文教常任委員会に
審査を付託することに決しました。
────────────────────────────────────────
102
◯議長(
柏木 豊)
日程第21.認第15号
平成30年度
長泉町一般会計歳入歳出決算の認定
日程第22.認第16号
平成30年度
長泉町国民健康保険
事業特別会計歳入歳出決算の認定
日程第23.認第17号
平成30年度
長泉町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
日程第24.認第18号
平成30年度
長泉町介護保険
事業特別会計歳入歳出決算の認定
日程第25.認第19号
平成30年度
長泉町土地取得
事業特別会計歳入歳出決算の認定
日程第26.認第20号
平成30年度
長泉町
水道事業会計決算の認定
日程第27.認第21号
平成30年度
長泉町
下水道事業会計決算の認定
以上7件を一括
議題といたします。
最初に、監査委員から
審査結果の報告を求めることにいたします。代表監査委員、宇津木茂之さん、お願いいたします。代表監査委員。
103 ◯監査委員(宇津木茂之)
平成30年度
長泉町一般会計等の決算について、
地方自治法等、法令の規定に基づき、町長から
審査に付されたことを受け、議会選出監査委員の
柏木豊委員とともに、去る7月4日から7月23日までの間、歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに
水道・
下水道事業会計決算等を実施しましたので、その概要を申し上げます。
はじめに、一般会計及び特別会計の決算並びに基金運用状況の
審査にあたりましては、各会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金の運用状況を示す書類が、法令に準拠して作成されているか、計数は正確であるかどうかを確認するため、関係諸帳簿等証書類と照合を行ったほか、予算の執行状況等についても各課から資料の提出を求めるとともに、関係職員から説明を聴取し、併せて例月出納検査、定期監査等の結果も参考にして
審査を実施しました。
審査の結果、各会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況報告書は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は証書類と符合し、正確であると認められ、各会計の予算の執行状況については、概ね適正であると認められました。
また、基金の運用状況については、その設置目的に沿って適正に運用されているものと認められました。
次に、
平成30年度の一般会計及び特別会計の決算状況等の概要について申し上げます。
まず、一般会計及び特別会計の総計決算額は、歳入226億5,047万3,000円、歳出220億6,876万9,000円で、前年度に比べ、歳入は13億9,577万3,000円、歳出は9億2,105万4,000円、歳入は5.8%、歳出は4.0%の減となりました。前年度と比較し、歳入歳出ともに減額になっていますが、これは特別会計のうち、
下水道事業会計が公営企業会計に移行したことによるものです。
一般会計及び特別会計の総計決算収支では、形式収支は5億8,170万4,000円、実質収支は5億1,867万2,000円で、いずれも黒字で、前年度の実質収支を控除した単年度収支は5億584万9,000円の赤字となっています。
次に、一般会計の決算額は、歳入155億7,465万3,000円、歳出151億5,968万8,000円で、前年度に比べ、歳入は1億3,596万5,000円、0.9%の増、歳出は3億1,812万1,000円、2.1%の増となっており、決算収支においては、形式収支は4億1,496万5,000円、実質収支は3億5,193万3,000円、単年度収支は2億1,328万6,000円の赤字となっています。
特別会計の決算額は、歳入70億7,582万円、歳出69億908万1,000円で、前年度に比べ、歳入は15億3,173万7,000円、17.8%の減、歳出は12億3,917万5,000円、15.2%の減となっており、決算収支において、実質収支は1億6,673万9,000円の黒字、単年度収支は1億2,130万8,000円の赤字でした。
一般会計からの繰入金の総額は10億7,416万4,000円で、このうち、法
基準以外の繰入金は全額国保
事業会計によるもので、4,478万2,000円で4.2%を占めています。
引き続き、
事業の
運営の合理化を図りながら財源の確保に努めるとともに、経費の削減や効率的な
事業執行に取り組み、繰り入れを最小限にされるよう望むところであります。
以上、一般会計及び特別会計の決算の概要、意見を述べましたが、本町の財政の見通しは、引き続き、町税を中心とした自主財源の安定的な確保は見込まれるものの、多くの公共施設が更新時期を迎えており、社会保障経費も増加傾向にあることから、今後の財政
運営に少なからず影響を及ぼすものと予想されます。
今後の行財政
運営にあたっては、引き続き、健全な財政を維持しながら、効率的で効果的な財政
運営に努め、令和2年度が最終年度となる第4次町総合計画後期基本計画に掲げられている将来都市像、「自然と都市の共生 人とまちの健康創出 いきいき
長泉」の実現に向け、健康づくり、環境対策、子育て支援、高齢者支援、
教育支援の5つの重点項目を中心とした各種施策に積極的に取り組み、誰もが住みたい、住み続けたいと思うまちづくりを推進することで、より町民から信頼される行政
運営を期待するものであります。
続きまして、
平成30年度における
長泉町
水道事業の決算概要について申し上げます。
本
審査に付された決算諸表は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は正確で、経営成績及び財政状態は、適正に表示しているものと認められました。
はじめに、
事業概要でありますが、
平成30年度末における業務状況を見ますと、給水人口は、前年度に比べ242人増の4万1,806人となっております。年間有収水量は、前年度に比べ4万8,970立方メートル減少しております。
次に、建設改良工事等の状況については、
長泉第1浄水場水中ポンプ取替工事等を実施、また、配水設備改良工事では、町道納米里上土狩線・町道293号線配水管改良工事を実施し、延長1,727メートル配水管を布設しました。
経営成績を見ると、総収益は営業収益等の減少により、前年度に比べ391万円減少の5億551万9,000円となっております。営業収益のうち、給水収益は4億1,366万8,000円で、前年度に比べ292万4,000円の減少となりました。
一方、総費用は、営業費用が増加しており、営業外費用が若干減少したものの、前年度に比べ1,548万1,000円増の3億9,655万1,000円となり、この結果、当年度の純利益は1億896万9,000円となり、前年度に比べ1,938万9,000円減の決算となっております。
施設の利用状況については、施設利用率、最大稼働率、負荷率は、いずれも望ましい水準を示しており、
水道施設の効率性は保たれています。また、財政状態については、流動比率、自己資本構成比率、固定資産対長期資本比率は、いずれも理想あるいは望ましいとされる数値を示しており、
水道事業の企業としての健全性は保たれているものと考えます。
水道事業を取り巻く経営環境の見通しは、住宅等の建設による給水戸数、給水人口の伸びは見込めるものの、生活様式の変化や節水型機器の普及等、家庭用1戸当たりの
水道料金の増収は見込めない状況にあります。また、老朽化した
水道施設の更新等も見込まれております。
今後の
事業経営にあたっては、滞納整理や給水停止事務を含む徴収事務に加え、日常水質検査や施設点検もその業務範囲とする等、効率化を図りながら一層の経営の安定化と健全な財政の維持に努め、地震等に対する危機管理体制の強化の推進を含め、安全・良質な
水道水の安定供給がされるよう望むところであります。
最後に、
平成30年4月1日から地方公営企業法の全部を適用し、地方公営企業会計に移行しました
平成30年度における
長泉町下水道
事業の決算概要について申し上げます。
本
審査に付された決算諸表は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は正確で、経営成績及び財政状態は、適正に表示しているものと認められました。
はじめに、
事業概要でありますが、
平成30年度末における業務状況を見ますと、処理区域内人口は3万2,676人で、行政区域内人口に対する普及率は75.5%となっております。また、年間有収水量は317万1,343立方メートルでした。
次に、建設改良
事業の状況については、処理面積7.4ヘクタールの管渠布設工事を実施し、累計処理面積は470.1ヘクタールとなりました。この結果、全体計画面積に対する割合は63.4%となりました。
経営成績を見ると、総収益は7億9,941万6,000円となっております。また、営業収益2億8,415万9,000円のうち、下水道使用料は2億8,329万8,000円でした。一方、総費用は7億5,146万5,000円で、内訳は、営業費用6億6,656万7,000円、営業外費用8,385万9,000円等でした。この結果、当年度の純利益は4,795万1,000円の決算となっております。
前述のとおり、下水道
事業は
平成30年度から地方公営企業会計に移行しており、これにより特別会計時点では行えなかった経営分析が可能となりました。現在、下水道未普及地区の建設改良工事を推進されているところですが、今後も順次、計画的に推進していく中で、
事業の性質上、使用料収入等、自主財源だけでは困難な状況になっていくものと理解されます。そのため、国庫補助金、企業債借り入れ及び他会計補助金を活用しながら、建設改良工事の計画的な推進と経営基盤強化を望むところです。
以上、
平成30年度
長泉町決算等
審査意見の報告といたします。
104
◯議長(
柏木 豊) ただいま各会計決算についての
審査結果の報告がありました。
ただいまの
審査結果報告に対して
質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「
なし」の声あり)
105
◯議長(
柏木 豊)
質疑がなければ、監査報告に対する
質疑を終わります。
これより提案者に対する
質疑に入ります。
まず、認第15号に対する
質疑に入ります。
最初に、歳入歳出決算のうち、歳入について
質疑を許します。
質疑はありませんか。