ツイート シェア
  1. 長泉町議会 2018-09-21
    平成30年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2018-09-21


    取得元: 長泉町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-26
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時00分 開議 ◯議長(植松英樹) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。   ──────────────────────────────────────── 2 ◯議長(植松英樹) 本日の議事日程はお手元に配付してありますので、御了承願います。   ──────────────────────────────────────── 3 ◯議長(植松英樹) 日程第1.議第59号 長泉町犯罪被害者等支援条例  日程第2.議第60号 長泉町障害者就労支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  以上2件を一括議題とします。  総務民生常任委員長から、審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 4 ◯8番(宮口嘉隆) 皆さん、おはようございます。総務民生常任委員会の報告をさせていただきます。  ただいま議題となりました議第59号 長泉町犯罪被害者等支援条例に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  当局からの補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、第12条第1号の見舞金の支給制限として、「不法な目的をもって犯罪等の被害を受けた場合」とは。との質疑に対し、見舞金を詐取する目的で故意に犯罪被害を装った場合を想定しており、そのような場合は見舞金の支給を受けることができないことを規定したものである。との答弁がありました。  委員より、第3条第3項の「犯罪被害者等が被害を受けたときから再び平穏な生活を営むことができるまでの間、必要な支援を継続して講ずる」とあるが、その期間の定めはあるのか。との質疑に対し、犯罪被害を受けて間もない時期と、ある程度時間が経過してからでは支援内容が異なり、関係機関等と連携して支援を継続していくことから、支援期間についての明確な定めはない。との答弁がありました。  委員より、犯罪被害者に遭われた方の情報は、どのように把握するのか。また、どのような関係機関等と連携するのか。との質疑に対し、事件が発生した場合、まずは警察署から情報を得ることになる。また、関係機関等との連携については、今後、特に密接な連携が必要となる裾野警察署静岡犯罪被害者支援センターとは連携協定を締結する予定である。との答弁がありました。  委員より、相談を総合的に行うための窓口はどこに設置するのか。との質疑に対し、行政課が総合的な窓口となる。との答弁がありました。  委員より、条例施行日以前の犯罪被害も適用されるのか。との質疑に対し、条例施行日である10月1日以降の犯罪被害に適用される。との答弁がありました。  委員より、見舞金の給付にあたり、どのような書類で審査するのか。との質疑に対し、申請書のほか、死亡診断書死体検案書、戸籍謄本、その他犯罪被害があったことが証明できる書類等を添付いただき、審査をする。との答弁がありました。  委員より、見舞金の給付について、親族間の犯行は対象になるのか。との質疑に対し、第12条第2号の規定に基づき、原則、親族間の犯行は見舞金の対象としない。との答弁がありました。  委員より、貸与する物品はどのようなものか。との質疑に対し、家事、育児、就業、介護に必要な物品で、生活家電、ベビーベッド、車椅子等を想定している。との答弁がありました。
     委員より、犯罪被害者等支援推進計画の策定手法は。また、策定時期は。との質疑に対し、推進委員会を設置し、職員以外にも裾野警察署静岡犯罪被害者支援センターに参加していただき、支援体制重点項目等を整理していく。先駆けて条例制定した県や自治体が概ね1年掛けて策定していることを踏まえ、条例施行後概ね1年で策定するとの答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第59号は全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  続きまして、議第60号 長泉町障害者就労支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。当局からの補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、就労定着支援とは、具体的にどのようなサービスか。との質疑に対し、一般就労に移行した障がい者との対面による相談を通じて、生活面の課題を把握するとともに、雇用した企業への訪問や関係機関等との連絡調整、課題解決に向けて必要となる支援を行うものであり、利用期間は3年間となっている。との答弁がありました。  委員より、なぜ就労定着支援を実施するために裾野市及び清水町の了解を得る必要があったのか。との質疑に対し、当該施設は給付費と裾野市及び清水町からの負担金等を基に1市2町で共同運営していることから、新たな事業となる就労定着支援の実施に向けて協議を行う必要があった。との答弁がありました。  委員より、就労定着支援を実施することにより、負担金の増額はあるか。との質疑に対し、裾野市、清水町からの負担金は、一般就労への移行を支援するための加配職員人件費等を負担するものである。就労定着支援事業の実施により、負担金が増加することはない。との答弁がありました。  委員より、現行の1市2町の共同運営に問題はないか。との質疑に対し、加配職員の必要性について考え方が異なっており、裾野市からは理解が得られていないが、当町及び清水町は就労定着での成果が見られることから、加配は継続していく方針であり、裾野市が脱会した場合は負担金が増加することも考えられる。との答弁がありました。  委員より、他市町の利用者があった場合の費用負担は。との質疑に対し、利用者が在住する市町が当該事業の利用に係る給付費を負担することになる。との答弁がありました。  委員より、就労定着支援事業の利用者の見込みは。との質疑に対し、現時点で就労移行支援事業における就労定着に係る給付費の加算対象者が7名程度いるため、就労定着支援事業も同程度の利用があるものと考えている。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第60号は全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 5 ◯議長(植松英樹) これより議第59号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 6 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 7 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第59号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 8 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第59号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 9 ◯議長(植松英樹) 次に、議第60号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 10 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 11 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第60号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 12 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第60号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 13 ◯議長(植松英樹) 日程第3.議第61号 長泉町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例  日程第4.議第62号 平成29年度長泉町水道事業会計処分利益剰余金の処分  以上2件を一括議題とします。  建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 14 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました議第61号 長泉町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に関する、当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、今回の条例改正により、町内において関係する事業所、影響を受ける事業所は。との質疑に対し、町内では小規模保育事業所が3施設ある。食事の提供については、全ての園で自園調理を行っているため、既に対応できている。代替保育を含めた連携施設については、法施行5年の猶予期間の中で、対応を図るよう各事業所に指導を行っている。との答弁がありました。  委員より、代替保育を運営する場所はどういう基準があるのか。との質疑に対し、今回の小規模保育事業A型事業者等とは、小規模保育事業A型もしくはB型または事業所内保育事業を行う者をいい当該事業の施設別に基準が設けられており、その基準に合わせた施設規模代替保育を運営する。との答弁がありました。  委員より、代替保育を行う際の運営費はどうなっているか。との質疑に対し、連携施設間で協定を締結し、その中で費用負担が規定される。との答弁がありました。  委員より、家庭的保育事業等利用料金はどのようになっているか。また、町では、第2子以降の保育料について助成を行っているが、本事業等を利用した場合も助成はあるのか。との質疑に対し、利用料金は、認可保育所等の保育料と同様に所得に応じた金額が定められている。そのため、認可保育所等の保育料と同様に、第2子以降は半額、第3子以降は無料となる。との答弁がありました。  委員より、今回の国の基準改正に伴う当町の対応方針は。との質疑に対し、待機児童解消の対策として、基準を緩和することで民間事業者が参入しやすい環境を作り、家庭的保育事業者の参入を進めることで待機児童解消の一助としたいため、国基準どおりの改正を行う。との答弁がありました。  委員より、新たに追加する附則中、「必要な体制を確保するよう努めなければならない」と規定されているが、必要な体制とはどのようなものか。との質疑に対し、保育を行う者とは別に、調理員を配置することである。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第61号は、全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  続きまして、議第62号 長泉町水道事業会計処分利益剰余金の処分に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、利益処分後の減債積立金建設改良積立金、資本金のそれぞれの残高はいくらか。との質疑に対し、減債積立金が1億4,767万3,606円、建設改良積立金が8億665万2,342円、資本金が39億6,764万3,949円である。との答弁がありました。  委員より、減債積立金建設改良積立金への積み立てについて、議案の金額とした根拠は何か。との質疑に対し、企業債の未償還残高1億4,767万3,606円から利益処分前の減債積立金残高1億596万7,932円を差し引いた額、4,170万5,674円を減債積立金への積み立てとしている。また、当年度純利益1億2,835万8,016円から減債積立金への積み立て4,170万5,674円を差し引いた額、8,665万2,342円を建設改良積立金への積み立てとしている。との答弁がありました。  委員より、建設改良積立金はどのような目的で積み立てるのか。との質疑に対し、配水管改良工事等建設改良費に充てるために積み立てを行っている。なお、昨年度から取り組んでいる水道ビジョンの見直しの中で、水道施設更新計画を策定する予定であり、今後の更新工事の財源として、建設改良積立金を活用したいと考えている。との答弁がありました。  以上で、質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第62号は、全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 15 ◯議長(植松英樹) これより議第61号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 16 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 17 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第61号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 18 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第61号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 19 ◯議長(植松英樹) 次に、議第62号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 20 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 21 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第62号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 22 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第62号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 23 ◯議長(植松英樹) 日程第5.議第64号 平成30年度長泉町一般会計補正予算(第2回)を議題とします。  最初に、総務民生常任委員長から審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 24 ◯8番(宮口嘉隆) ただいま議題となりました議第64号 平成30年度長泉町一般会計補正予算(第2回)に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  はじめに、現地調査を行いました。関係部局からの補足説明を受けた後、質疑に入りました。  はじめに、行政課ですが、質疑はありませんでした。  次に、企画財政課です。  委員より、今回の補正予算後の財政調整基金残高見込みは。との質疑に対し、平成29年度末の残高が46億1,783万3,000円であり、当初予算及び6月補正予算の取り崩し額が2億8,000万円、また、利子積立見込額を含めた積み立て額が3億193万9,000円となるため、残高見込みは46億3,977万2,000円である。との答弁がありました。  委員より、公共施設長寿命化基金への積み立てについて、毎年、当初予算において5,000万円の積み立て措置が講じられているが、今後増額する予定は。との質疑に対し、現在の公共施設長寿命化計画では、2026年(平成38年)以降の10年間が公共施設の建替え時期のピークを迎え、建替え費用だけでも50億円以上が見込まれている。そのため、円滑な建替えを行うために当初予算に計上した5,000万円とは別に、財源に余裕が生じた際は可能な限り積み立てを行いたいと考えている。との答弁がありました。  委員より、衛生施設の事業化が見えてきた中で、余剰金の一部を衛生施設建設基金積み立てる考えはなかったか。との質疑に対し、火葬施設及び塵芥焼却場等衛生施設を建設する際は、衛生施設建設基金を充てることを前提としているが、事業費の全額を当該基金で賄うことは困難であることから、町債等も財源とすることを検討している。平成29年度末の衛生施設建設基金の残高5億5,262万円を踏まえた上で、今回は積み立てを見送ったが、今後補正予算を行う中で余剰金が生じた際は、当該基金への積み立てについても検討していく。との答弁がありました。  次に福祉保険課です。  委員より、福祉会館第6駐車場の駐車台数は。との質疑に対し、20台を予定している。との答弁がありました。  次に税務課ですが、質疑はありませんでした。  次に、長寿介護課です。  委員より、社会福祉法人利用者負担額軽減制度事業費補助金の対象者は何人いたか。との質疑に対し、対象3法人6名のうち、補助金の申請があったのは1法人1名である。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第64号は全会一致をもって、原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 25 ◯議長(植松英樹) 次に、建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 26 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました議第64号 平成30年度長泉町一般会計補正予算(第2回)に関する、当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  はじめに、建設計画課です。当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、都市計画道路高田上土狩線事業における社会資本整備総合交付金内示額の前年度比は。との質疑に対し、平成29年度は2,088万6,000円、平成30年度は1,851万2,000円で、11.4%の減である。との答弁がありました。  委員より、都市計画道路高田上土狩線事業債務負担行為を平成34年度までとした根拠は。との質疑に対し、社会資本整備総合交付金対象事業に採択されており、事業認可を受けられる期間を想定し、設定した。との答弁がありました。
     委員より、静岡県土地開発公社を活用して用地買収する場合、土地の所有権はどうなるか。との質疑に対し、公社が地権者と契約した後、一定の手続きを経て地権者から町へ所有権移転登記を行う。との答弁がありました。  委員より、梅ノ木沢川遊歩道整備の場所と内容は。との質疑に対し、ふたつ橋から入方橋までの左岸側190メートル間で、歩道舗装及び転落防止柵の設置を予定している。との答弁がありました。  次に、工事管理課です。現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、橋梁補修工事が当初の単年度工事から2箇年工事になった理由と、次年度以降に予定する工事においても2箇年工事となるのか。との質疑に対し、東名高速道路に架かる東野II橋及び大峰I橋の補修工事を、当初、平成30年度の単年度で実施する予定であったが、中日本高速道路株式会社から最近の入札状況や東名高速道路のリニューアル工事の影響で、年度内の工事完了が見込めない理由から、2箇年での工事及び協定書締結の申し入れがあった。平成31年度以降においても、東名リニューアル工事が計画されており、この間、橋梁工事が全くできないことから、今年度同様、2箇年での工事になると聞いている。との答弁がありました。  委員より、中日本高速道路株式会社との協定書の締結時期及び工事の完成予定時期は。との質疑に対し、本議会定例会で承認後、協定書を10月から12月の間で締結し、業者決定は平成31年1月から3月を予定している。工期は約5カ月を予定しており、東名リニューアル工事が完了する4月以降に着手し、平成31年9月頃に竣工する予定である。との答弁がありました。  委員より、町道400号線改良事業について、今回は延長約40メートルを改良するとのことだが、残区間の整備計画は。との質疑に対し、今年度、工事実施予定箇所より西側の住宅が建ち並んでいる箇所までは、平成29年度に現地測量を完了している。残りの区間については、平成31年度以降に用地買収を進めながら工事を実施する予定である。との答弁がありました。  次に、教育推進課です。当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、要保護・準要保護児童就学援助費で来年度の新入学用品費の対象となる新小学校1年生と新中学校1年生のそれぞれの人数は。との質疑に対し、新小学校1年生は15人、新中学校1年生は25人を見込んでいる。との答弁がありました。  委員より、入学前に支給済みの児童・生徒が転出した場合の対応は。との質疑に対し、支給済みの児童・生徒が入学前に転出した場合は、転出先の自治体に支給済みであることを伝える等、二重に支給されることがないよう連携を図っていく。との答弁がありました。  委員より、静岡茶愛飲推進事業の実施方法は。との質疑に対し、インフルエンザが流行する12月と1月に、小・中学校でスティック粉末緑茶を10日分ずつ、計20日分を配布し、児童・生徒が自宅に持ち帰り、家庭で静岡茶に触れる機会を増やすとともに、水筒に入れて学校に持参して飲むことで、学校での友達との話題にしたり、インフルエンザの予防等、お茶の持つ様々な効果を期待している。また、静岡茶に関する説明やお茶の効能等を記載した書類を配布する予定である。との答弁がありました。  次に、こども未来課です。当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、50万円の寄附で購入する備品はどのようなものか。との質疑に対し、篤志家から寄附にあたり、子育て支援に役立ててほしい旨の申し出があったので、子育て支援に関する遊具等の購入を予定している。との答弁がありました。  委員より、児童福祉管理事務費の償還金の内容は。との質疑に対し、放課後児童健全育成事業、実費徴収補足給付事業、乳児家庭全戸訪問事業、一時預かり事業、病児保育事業、子育て援助活動支援事業等である。との答弁がありました。  以上で、質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第64号は全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 27 ◯議長(植松英樹) これより議第64号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 28 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 29 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第64号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 30 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第64号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 31 ◯議長(植松英樹) 日程第6.議第65号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)  日程第7.議第66号 平成30年度長泉町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)  日程第8.議第67号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計補正予算(第1回)  以上3件を一括議題とします。  総務民生常任委員長から審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 32 ◯8番(宮口嘉隆) ただいま議題となりました議第65号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)に関する当委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、国民健康保険事業基金の総額は。との質疑に対し、平成30年4月末現在で2億2,173万5,718円あり、9月議会の補正により1億2,600万円を新たに積み立てることにより、当該基金の総額は3億4,773万5,718円になる。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第65号は全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  続いて、議第66号 平成30年度長泉町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)に関する当委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。  当局の補足説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第66号は全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  続いて、議第67号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計補正予算(第1回)に関する当委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、平成29年度介護認定審査会共同設置負担金精算について、確定額は。との質疑に対し、平成29年度の負担金として、当初416万7,000円を見込んでいたところ、確定額は305万7,687円となり、差引額110万9,313円を精算金として受け入れるものである。との答弁がありました。  委員より、介護給付費準備基金積立金の積み立て後の残額は。との質疑に対し、平成29年度末の積み立て残高2億1,150万9,742円に対し、今回の補正予算積み立て後の残高は2億4,394万2,459円となる。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第67号は全会一致をもって、原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 33 ◯議長(植松英樹) これより議第65号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 34 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 35 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第65号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 36 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第65号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 37 ◯議長(植松英樹) 次に、議第66号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 38 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 39 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第66号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 40 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第66号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 41 ◯議長(植松英樹) 次に、議第67号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 42 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 43 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第67号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 44 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、議第67号は委員長の報告のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────── 45 ◯議長(植松英樹) 日程第9.議第68号 平成30年度長泉町下水道事業会計補正予算(第1回)を議題とします。  建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 46 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました議第68号 平成30年度長泉町下水道事業会計補正予算(第1回)に関する、当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、補正後の特例的支出1億1,442万3,000円の内訳は。との質疑に対し、特例的支出の主なものとして、起債の元利償還金、7,081万9,537円があり、その他としては、工事の精算払いや委託料の支払い等がある。との答弁がありました。  委員より、補正後の特例的収入の内訳と、その入金時期は。との質疑に対し、下水道受益者負担金が13万1,380円、下水道使用料が3,433万8,360円である。入金の時期については、平成30年度内となる。との答弁がありました。  以上で、質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第68号は、全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。  以上で報告を終わります。 47 ◯議長(植松英樹) これより議第68号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 48 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 49 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより議第68号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 50 ◯議長(植松英樹) 挙手全員であります。  よって、議第68号は委員長の報告のとおり可決されました。
      ──────────────────────────────────────── 51 ◯議長(植松英樹) 日程第10.認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定を議題とします。  最初に、総務民生常任委員長から審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 52 ◯8番(宮口嘉隆) ただいま議題となりました認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  はじめに、現地調査を行いました。  関係部局からの補足説明を受けた後、質疑に入りました。  はじめに、行政課です。  委員より、職員採用に関して、新卒枠とは別に新たにチャレンジ枠や経験者枠等、採用枠を広げているが、応募と採用の状況は。また、選考方法は。との質疑に対し、チャレンジ枠は18人の応募で2人採用、経験者枠は21人の応募で3人採用した。また、選考方法は、新卒者の一次試験が教養試験と適性検査であるのに対し、チャレンジ枠と経験者枠は教養試験ではなく面接試験と適性検査を実施しており、より人物を重視した選考方法としている。との答弁がありました。  委員より、都市ブランド戦略事業の内容は。との質疑に対し、町の魅力等についてのアンケート調査をはじめ、町内の事業所、商工、観光、まちづくり団体の代表者等で組織する都市ブランド戦略推進会議や公募による町民参加型のワークショップにおいて、町の魅力や価値について様々な意見交換を行った。そして、長泉町のイメージを統一的、一貫性を持って情報発信するためのブランドメッセージを町民等の投票により決定した。その他、情報発信を戦略的に行う基本となる都市ブランド戦略を策定した。との答弁がありました。  委員より、町ホームページの更新方法が変わったのか。との質疑に対し、以前は、各課から行政課を経由してホームページ業者に依頼を出し、更新作業を行っていたが、リニューアル後は各課で更新ができるようになり、タイムリーな情報発信が可能となった。との答弁がありました。  次に企画財政課です。  委員より、協働によるまちづくり推進事業補助金の成果は。との質疑に対し、実施団体数は、平成28年度に比べて1団体増え、8団体に対して補助金を交付した。年度末に、実施団体による成果発表会を開催し、相互に理解や共感を深め、平成30年度以降の計画に向けて意見交換され、また、参加者のアンケート調査等を通じ、好評な状況が確認でき、各団体が目指す目標の達成に向け進んでいることがうかがえた。との答弁がありました。  委員より、ICT部門の業務継続計画(初動版)の内容は。との質疑に対し、国の要請に基づき策定したもので、災害時における対応業務を円滑に遂行するため、情報システムやネットワーク機器の復旧手順や業務を継続する条件等を記載している。初動版は発災後概ね72時間以内に行う業務を策定している。との答弁がありました。  委員より、みんなで子育てするまち推進事業の実績は。との質疑に対し、裾野市と共同で、子育て世代のみならず、地域住民や民間企業の方を交えたイベントやセミナー、ワークショップ等を全12回開催した。そのような取り組みの中で新たな交流が始まる等、事業の目的である子どもを生み育てやすい気運の醸成につながっていると考えている。との答弁がありました。  次に地域防災課です。  委員より、長泉中学校に設置した災害用マンホールトイレの汲み取り方法は。また、貯水槽の水の確保はどのようにするのか。との質疑に対し、汲み取りは、災害協定により、し尿の一般廃棄物収集運搬許可業者が対応することとなっている。また、貯水槽は、上水道が正常であれば上水道で補充するが、断水している場合は住民への給水活動等優先順位を考慮し、上下水道課の給水タンク等で対応する予定である。との答弁がありました。  委員より、消防団員数が条例定数160人に対して平成29年4月1日現在128人となっているが、消防団員の人員確保対策はどのように行なわれているのか。との質疑に対し、毎年、区長会の中で消防団員募集に関するお願いをしている。また、消防団主催による管轄区長との懇談会の場においても団員確保について理解と協力を求める働き掛けを行なっている。との答弁がありました。  委員より、生活空間満足度向上事業は、地域住民と行なった点検結果を全て実施したものであるのか。また、内容によって予算額が不足した場合はどう対応するのか。との質疑に対し、課題となった事業を全て実施したものではなく、地域住民、町、事業所等が膝を交え、課題に対して緊急度、実施時期、実施主体等を議論し、了承を得た上で行なったものである。また、予算額に不足が生じた場合は流用等で対応するほか、補正予算または新年度予算で対応する予定である。との答弁がありました。  次に、福祉保険課です。  委員より、手話通訳者の派遣の主な派遣先は。また、町内、町外の派遣件数は。との質疑に対し、障害者団体の行事へ参加等、団体活動に関する派遣や医療機関の受診に同行するものが主なものであり、町内144件、町外116件の派遣があった。との答弁がありました。  委員より、福祉会館の浴室・大広間の有料利用者が増えている要因は。との質疑に対し、平成25年度から夏季に浴室・大広間の利用時間を延長していることや、指定管理者の取り組みとして短時間利用者向けの利用料を設定したことによるものと分析している。との答弁がありました。  次に、健康増進課です。  委員より、がん検診について、受診率に大きな変化が見られないとのことであったが、その点について町の見解は。また、周知方法について、受診率向上に向けて変更した点はあるか。との質疑に対し、がん検診の無償化2年目ということから、初年度のような受診率の向上は見られず、また、乳がん検診は2年に1度の検診であり、無償化初年度に受診した者は受診していないことも影響している。周知方法は変更していない。との答弁がありました。  委員より、健康マイレージ事業について、事業開始からこれまでの間において目標を達成した人は何人いるか、達成者は増加しているか。との質疑に対し、目標は参加者自らが設定するものであり、特典申請者は目標を達成していると理解している。また、目標達成者は事業を開始した平成25年度と比較すると、平成27年度以降は横ばいとなっており、平成29年度は延べ455人となっている。との答弁がありました。  委員より、桃沢野外活動センターの利用者傾向は。また、閑散期の利用者増加を目的として実施した事業は。との質疑に対し、4月から9月までの上半期は3万2,887人、10月から3月までの下半期は7,909人である。また、閑散期に、事業として桃沢遊々隊秋、桃沢郷まつり芋煮汁販売、ワンデイ桃沢冬を開催し、延べ92人の参加があった。との答弁がありました。  次に、住民窓口課です。  委員より、コンビニ交付事業費約800万円の内訳と、交付実績は。との質疑に対し、システムの保守等に要する経費であり、交付実績は547件、平成28年度と比べ約4倍と大幅に増えている。今後、個人番号カードの普及により、より利便性が高まり、交付実績も増加すると見込まれる。との答弁がありました。  次に、税務課です。  委員より、平成29年度の静岡地方税滞納整理機構への移管件数と徴収実績は。との質疑に対し、45件を移管し、町税等の本税及び延滞金・督促手数料を含めた徴収額は2,862万5,797円である。との答弁がありました。  委員より、収入未済額を縮減するための取り組みは。との質疑に対し、年5回の一斉催告書の送付や年2回行う滞納整理強化月間での電話催告、臨戸訪問をそれぞれ実施し、更に、悪質滞納者や高額滞納者については静岡地方税滞納整理機構へ移管し、収入未済額の縮減に努めているとの答弁がありました。  次に、長寿介護課です。  委員より、配食サービス事業及び軽度生活援助事業の利用者が減少した理由は。との質疑に対し、配食サービス事業については、平成29年度、ながいずみホームが事業を撤退したことに合わせ、民間委託を導入する際に、改めて本来の目的に合った利用状況であるか確認をした結果、より安否確認が必要な対象者に絞られた結果である。また、軽度生活援助事業は平成29年度から開始された、総合事業の訪問介護に移行した利用者がいたため減少した。との答弁がありました。  委員より、医療情報キットの配布累積数は。との質疑に対し、医療情報キットの配布は平成23年12月から開始され、累積数は1,479個である。との答弁がありました。  次に会計課ですが、質疑はありませんでした。  次に監査事務局ですが、質疑はありませんでした。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第8号は全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 53 ◯議長(植松英樹) 次に、建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 54 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に関する、当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  はじめに、くらし環境課です。  現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、環境衛生費の負担金、補助金及び交付金の不用額が多い理由は。との質疑に対し、主として、新・省エネルギーシステム設置費補助金の申請件数が減少したことによる。との答弁がありました。  委員より、河川の水質測定結果において、宮脇橋のBODが環境基準を超過している原因は。との質疑に対し、宮脇橋上流での河川工事の影響によるものである。との答弁がありました。  委員より、資源物の紙類の排出量が前年度より減少している理由は。との質疑に対し、町内各所に民間事業者による回収箱が設置されていることが主な要因と推察される。との答弁がありました。  委員より、前年度と比較し、世帯数が増えているのに1人1日当たりのごみ排出量は43グラム減少しているが、その要因は。との質疑に対し、運搬許可業者への全量ごみ質調査の実施による分別指導や、食べ切りの動画による啓発、生ごみが排出される際の水切りの周知等総合的な取り組みによるものと考える。との答弁がありました。  次に、産業振興課です。  現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、公共サイン整備工事における標識の設計風速はどのくらいか。との質疑に対し、国土交通省の道路附属物の基礎についての通達に基づき、毎秒50メートルで設計されている。との答弁がありました。  委員より、桃沢郷まつりにおける森の中のレストランの費用対効果は。との質疑に対し、平成29年度の桃沢郷まつりについては、大きく分けて「ももざわ軽トラ市」と「森の中のレストラン」に事業費が区分される。経費については、ももざわ軽トラ市が約16万円、森の中のレストランが約294万円となっているが、この費用の中には、当日の食材をはじめ、施設使用料や会場設営費、チラシ等の経費も含まれている。また、成果については、参加者に当日使用した長泉町の特産品を紹介することで地産地消を推進できることや、桃沢の豊かな自然環境、桃沢工芸村等を町外、県外の方に知ってもらえ、観光振興にも結び付いたと考える。地域や参加者から好評を頂いている。との答弁がありました。  委員より、地域産業立地事業費補助金について、当該企業が用地取得した面積はどのくらいか、当該企業は今回の補助金を受けてどのような事業を行っているのか、新規雇用従業員数の2名とは、どのように確認をしたのか。との質疑に対し、今回、取得した用地の面積は3,139平方メートルである。金属加工機械・生産用機器の製造業の拡充に加え、今回、取得した用地においては、小水力発電機等の製造を行うこととなっている。補助金の交付申請書の添付書類により当該企業の従業員名簿とハローワークから徴取した事業所別被保険者台帳照会等と照合し、2名を確認した。との答弁がありました。  委員より、タウンセールス推進事業の実績と成果は。との質疑に対し、プロモーション映像制作業務について、平成30年2月下旬に公開した鮎壺の滝編については、インターネット上で本年8月末で約750回の再生があり、子育てママライターによるタウンセールス事業「ママラッチ」については、専用ブログにおいて年間で10万回を超える閲覧があり、映画「サクラダリセット」上映業務については、長泉町文化センターで上映会を開催し、前編と後編で合計356名の参加があり、上映会の後に、実際に鮎壺の滝ヘガイドする等してタウンセールスを推進した。これにより、県内外の観光客の増加につながっていると認識している。との答弁がありました。  次に、建設計画課です。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、高田上土狩線沿道土地利用構想案作成業務の内容は。との質疑に対し、沿道の土地利用の促進によるストック効果や、無電柱化を検討するための電力や通信需要等、町やインフラ事業者が必要とする基礎資料として、商業や業務系の集積を想定した土地利用構想案を作成した。との答弁がありました。  委員より、総合計画において、2020年の一般住宅の耐震化率を95%としているが、取り組み状況は。との質疑に対し、2013年に国が行った住宅土地統計調査に基づき、県が算出した長泉町の耐震化率は89.3%であった。その後、補助額の増額を行い耐震工事件数は増加しているが、更なる啓発に努めていく。との答弁がありました。  委員より、移住定住のための三世代同居補助金の補助額と実績は。との質疑に対し、住宅取得が上限100万円、改修が上限50万円であり、住宅取得5件の申請に対し500万円を支出した。との答弁がありました。  委員より、住宅使用料における7万1,100円の収入未済額の内訳は。との質疑に対し、町営住宅使用料が1件、1カ月分の未納によるものである。との答弁がありました。  委員より、地籍調査の調査箇所と町内における進捗率は。との質疑に対し、東野地内ベックマンコールター西側5ヘクタールの調査を行い、進捗率は53.03%である。との答弁がありました。  次に、工事管理課です。  現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、道路新設改良費のうち、橋梁長寿命化事業の進捗状況は。との質疑に対し、平成24年度に橋長15メートル以上の橋梁及び緊急輸送路上にある橋梁、計52橋を対象に策定した橋梁長寿命化計画では、短期計画として、平成29年度までの5年間に16橋の橋梁補修を完了する目標を立て進めてきた。平成29年度までに補修を完了した橋梁は17橋で、概ね計画どおりに進んでいる。一方、平成27年度から平成29年度の3箇年で町単独管理の橋梁137橋全ての橋梁の詳細点検を実施した。この結果を計画に反映し、対象を60橋に改め、平成29年度に長寿命化計画を修正した。新たな長寿命化計画では、点検の結果、判定として早期に措置が必要な橋梁が複数あったことを受け、平成30年度からは、当面こうした橋梁の補修工事を優先して進めていく予定である。との答弁がありました。  委員より、平成29年度の区からの要望工事の申請件数と採択件数、採択率は。との質疑に対し、平成29年度は21の区から114件の要望があり、11月に現地調査を行った後、課内で内容を精査し、結果101件を採択した。採択率は約89%であった。との答弁がありました。  委員より、現地調査を行う中で、薄原広場にはトイレが設置されていないが、当初から計画はなかったのか。また、広場完成後の地域の反応は。との質疑に対し、薄原広場は、敷地の一部が都市計画道路沼津三島線の計画地に入っている。道路整備が始まると広場の再整備が必要になることから、移設が難しいトイレの設置は行わなかった。また、地域からは、供用開始後、小さい子どもからお年寄りまで多くの住民が広場を利用していて、安全で安心して遊べる広場ができて大変喜んでいるとの声を頂いている。との答弁がありました。  次に、教育推進課です。  現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、スクールソーシャルワーカー事業費の内容と、活動実績、効果は。との質疑に対し、スクールソーシャルワーカーは、不登校、いじめ特別支援、問題行動等学校が抱えている諸問題の円滑な解決を図ることを目的とし、社会福祉等の専門的な知識や技術を用いる等教育相談に対応するため、県費、町費各1名の計2名を中学校区単位で配置している。活動実績は、月平均10日程度勤務し、児童・生徒に影響を及ぼしている学校、家庭、地域の環境改善に向けて、支援ネットワークを構築し、多方向から課題解決に向け、きめ細やかな支援を行う等総合的な支援をすることができている。との答弁がありました。  委員より、防犯カメラを各小・中学校に設置したが、敷地内を全て網羅しているのか。また、防犯カメラの管理体制は。との質疑に対し、防犯カメラは現場をよく知る学校の意見を参考にし、設置場所を決定した。基本的には、人が往来する場所や危険箇所に設置しているもので、ほぼ網羅できていると考えている。管理体制は、長泉町防犯カメラの設置及び管理運用に関する要綱に基づき管理している。との答弁がありました。  委員より、教育委員会臨時会が2回開催されているが、その内容は。との質疑に対し、1回目は、新教育長の任命と教育委員の再任に関する議会同意案件を、2回目は、新教育長任命の議会同意に伴う教育長職務代理の選任を議題として、臨時会を開催した。との答弁がありました。  委員より、こどもの言葉教室について、延べ受講者数が205人に対して修了者数が15人と少ないが、その理由は。との質疑に対し、この教室は、修了を特に決めているものではなく、対象が3歳から小学校2年生までとなっており、途中で自分の目標を達成し、教室を卒業している児童がいるため、受講者数と修了者数が合致していない。との答弁がありました。  委員より、南小学校でトイレ改修工事を実施したが、トイレの洋式化はどの程度進んでいるか、また児童の反応は。との質疑に対し、平成29年度は、南小学校のトイレ洋式化改修で30基洋式化し、小学校では、312基中204基が洋式となり、洋式化の進捗率は65.4%となっている。児童からは、トイレがきれいになり、臭くなくなった。明るくなって使用しやすくなった。清掃がしやすくなった等の声を聞いている。との答弁がありました。  次に、こども未来課です。現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、収入未済額が318万3,600円あり、前年度と比較して70万5,000円も増加している。保育料の滞納を見過ごすことは納付している者からすると、不公平感が生じ問題になる。滞納の要因と、町はどのような対策を講じてきたのか。との質疑に対し、主な要因として、平成29年度中、町内に認定こども園、認可保育園が開園したことに伴い、園児数が増加したことが滞納の増額要因の1つと考えている。対策として、納付者の利便性を高めるため、平成29年10月から開始したコンビニ納付の周知活用を図るとともに、従来から進めている納付者に対する納付催告書の発送等滞納整理を実施した。なお、今後は、入園申込書類に滞納した場合の誓約書記入を求める等、保育料の滞納減額に向け取り組んでいく。との答弁がありました。  委員より、不納欠損額3万1,400円の件数と内容は。との質疑に対し、私立保育園2園分で、各園1人の計2人について、いずれも児童福祉法が準用する地方税法に基づき、無財産ということから欠損処分した。との答弁がありました。  委員より、こども交流センター「パルながいずみ」の年間来場者数が12万328人となっているが、町内外の内訳は。また、乳幼児、児童等別の人数は。との質疑に対し、年間来場者数は、町内が4万8,226人、町外が7万2,102人で、乳幼児・児童等の内訳は、町内の乳幼児が2万1,013人、児童が6,822人、大人2万391人。町外の乳幼児が3万4,246人、児童が3,431人、大人3万4,425人である。との答弁がありました。  次に、生涯学習課です。現地調査を行い、当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、地域文庫活動補助事業において、各文庫が個々へ貸し出した冊数の内訳は。との質疑に対し、米山文庫が9,959冊、なかとがり文庫が171冊、本宿文庫が136冊、絵本カフェなめりが61冊、西区地域文庫が223冊である。との答弁がありました。  委員より、平成25年度から平成29年度まで5年間、指定管理委託の最終年度であったが、民間に委託したことの効果、成果をどのように捉えているか。との質疑に対し、5年間の指定管理期間の中で、民間のノウハウを導入した自主文化事業や貸館事業の充実を図ってきた。評価として、指定管理者の自主評価や町の2次評価を実施する中では概ね良好であり、成果としては月曜開館の実施、友の会の無料化、企業の特性を活かした幅広いジャンルの企画実施、また指定管理者が目標としていたホールの稼働率50%を達成する等、効果的な運営が図られ、成果が得られていると考えている。との答弁がありました。  委員より、図書の貸し出し、登録者数について、前年と比べて横ばいであるが、増やしていく工夫は。との質疑に対し、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、図書離れが進む中で、第3次子ども読書活動推進計画等に基づき、利用促進を進めていき、特に児童については、体験講座等を通して図書館への興味付けを図る等、利用を増やしていきたい。との答弁がありました。  委員より、図書の廃棄をしているとの補足説明があったが、海外では廃棄前に希望者に無償配布し、残った図書を処分している。当町ではどのように処分したか。との質疑に対し、図書の処分については一定の基準により、購入後15年以上経過し、10年以上貸し出しがなく保存価値の低いものをリサイクル本として、春と秋の年2回、リサイクルフェアとして希望者に無償配布している。との答弁がありました。  次に、学校給食センターです。当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、給食物資の調達の町内事業者割合を増やすことは可能か。との質疑に対し、生産量、価格、品質等、様々な面で課題等があるため、恒常的に取り扱うことは難しいが、地産地消事業の推進に努めていく。との答弁がありました。  委員より、除去食対応給食について、除去食材7品目以外に要望はあるか。また、あった場合の対応は。との質疑に対し、国で定められているアレルギー物質27品目のうち、町では、特に重篤なまたは症例数の多い7品目について、アレルギー対応給食を実施しているが、面接時に聞き取り等を実施した中で、対象者には一覧表を作成し事前に配布している。この場合、学校と相談して希望により自宅から代替食を持参していただくこともある。との答弁がありました。  委員より、食中毒が発生しない予防方法は。との質疑に対し、調理従事者を対象とした研修会の開催や健康診断、保菌検査のほか、学校給食衛生管理基準に基づく設備のもとで、基準に定める温度、湿度等を保ちながら調理、配送を行っている。との答弁がありました。  委員より、給食費の値上げによる効果は。との質疑に対し、食材の質・味・産地等を取捨選択できるようになるだけでなく、天候不順で食材の価格が高騰した場合でも、確保に苦慮することが少なくなる。との答弁がありました。  委員より、トイレ入口改修工事実施設計の事業目的は。との質疑に対し、学校給食衛生管理基準に基づいた衛生管理を強化するため、ドアの自動化をすることで、トイレから外へ菌を持ち出さないようにするためである。との答弁がありました。  以上で、質疑を打ち切り討論に入りました。反対討論2件、賛成討論2件あり、採決の結果、認第8号は、賛成多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 55 ◯議長(植松英樹) これより、認第8号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 56 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。 57 ◯5番(福田 明) 認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。  平成29年度一般会計決算での歳入歳出差引額から翌年度繰越財源を引いた実質収支は、前年度に比べ7,974万3,000円の黒字でした。財政力は1.36となり、実質収支比率、経常収支比率ともポイントが上昇していますが、町民税は前年度比でマイナスになり、その要因は法人町民税のマイナスです。更に、固定資産税は1.7%増加しています。こうした中、ある農家はお米を生産しても、はるかに上回る経費と税金で生活が立ち行かないということを話しています。  都市ブランド戦略事業で新ブランドシンボルとメッセージを作成して、3月にお披露目しました。各市町でのシティプロモーションを考えていますが、長泉町には残念ながらキャラクターがありません。清水区のまるこちゃんはマンホールになっています。最近は、NHKのチコちゃんが有名になってきました。ゆるキャラは下火になってきましたが、毎年新たなキャラクターが出ています。当町でも、少なくとも「いずみちゃん」等のアニメキャラクターは今からでも作るべきだと思います。企業や団体任せではなく、町が主体となって、ブランドシンボルのように積極的に取り組んでほしいと思います。  自治体職員は、全国で1994年をピークに23年連続して減り続けています。行政コスト削減のため非正規化が進みました。当町でも正規職員は平成19年度は304人ですが、平成29年度は246人になりました。臨時職員は229人で半数近くになります。  住民の命と暮らしや権利を守る自治体の業務は、恒常的で専門性が要求されますが、町内の保育園では臨時職員数が2分の1から3分の2になります。これは、保育所費の給料が9,500万円、賃金は1億3,500万円になっていることからも分かります。保育の現場でも、クラスを担任している臨時職員がいますが、そこには賃金、手当の格差があります。臨時職員を増やすのではなく、正規職員を増やす計画を早急に実施すべきだと考えます。  また、現在、当町には女性の幹部がいません。近隣の市町でもゼロではありません。清水町には2名います。あと2年でこの議場に3人の女性がいなくてはならないはずです。  2015年8月に可決された女性活躍推進法は、政府、自治体、民間企業等に女性の活躍に向けた行動計画の策定を義務付けた法律です。日本政府は2020年までに指導的地位に占める女性比率を少なくとも30%まで高める目標を掲げています。  当町では、女性職員の主幹・副主幹の割合を28%以上にする目標を掲げていました。計画策定時の平成27年度は23.53%でしたが、平成30年度は20.58%と割合が下がってしまいました。このままでは目標達成が難しい状況です。35歳までの経験者枠採用だけでなく、子育てが一区切りついた36~45歳の女性に限った職員採用を行って、通常では得られない人材を確保すべきです。
     学校給食費の改定により、物資購入費が1,726万円増えました。これは小学校給食費が400円、中学校は450円値上げしたからです。学校給食費は全国的に無料化の方向に進んでいますが、当町では、食材購入費に2,000万円の補助を行っています。この補助額を1,000万円増やすとか、給食費を一部助成すれば、値上げをすることはなかったと思います。給食費はどの学校でも年度末に向けて赤字にならないようにギリギリのところで栄養士が苦労していますが、これ以上保護者の負担を増やすのではなくて、公費で賄う方向に切り替えるべきです。  以上で反対討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 58 ◯議長(植松英樹) 次に、賛成討論の発言を許します。大沼正明議員。 59 ◯12番(大沼正明) ただいま議題となっております認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行います。  はじめに、私は、議会での決算の認定は、収支の適法性や予算が目的に沿って適正に執行されているか、どのような成果があったかという点に主眼を置くべきものだと考えますが、反対討論者の発言は、御自身の主義主張や思いを述べているものが多く、平成29年度一般会計歳入歳出予算の執行の適否の審査に関係しない内容があります。  また、仮に一部に同意できない事業があったとしても、それを全部否定するだけではなく、評価できるものは評価し、評価できない事業は改善や質の向上に向けた提案に活かしていくことが重要であると思います。  そうした思いを持ちながら、賛成討論をいたします。  まず、財政構造の弾力性を示す指標を見ますと、経常収支比率、実質収支比率ともに良好な水準となっており、財政力指数についても3年平均で1.36となり、昭和58年度から続く普通交付税の不交付団体を継続しております。  また、財政健全化法による健全化判断比率につきましても、実質公債費比率が前年度に比べ0.2ポイント下がり2.0%になる等、財政の健全性の高さがうかがえるものであります。引き続き健全な財政運営に努めていただくことを強く望むものであります。  歳入面では、町税の割合が63.4%と非常に高く、その町税を中心とした自主財源の占める割合も75.3%となっていることから、依然として高い水準にあります。  また、町税収入も前年度に比べ7,281万5,000円増加し、97億8,285万3,000円となり、堅調に推移していることから、安定した自主財源の確保による健全な財政運営が行われているものと判断できるものであります。今後も安定財源の確保に向けて、職員各位のより一層の努力をお願いするものです。  歳出面では、新たに、がんばる中学生応援事業補助金を創設し、英語検定料やインフルエンザ予防接種費用の一部助成のほか、町の危機管理体制を強化するため、(仮称)防災センター建築工事にも着手されました。また、住民と職員が一緒に現地調査を行い、確認した課題や危険箇所を改善する生活空間満足度向上事業や、福祉会館周辺整備事業、南小学校放課後児童会整備事業等、総合計画後期基本計画に掲げる5つの重点項目を中心とした各種事業に積極的に取り組まれていることがうかがえ、大いに評価するものであります。  反対討論者が言うアニメキャラクターの作成については、既に他の議員の過去の一般質問に対する当局の答弁があり、正規職員数に関する部分は、消防職員の富士山南東消防組合への身分切り替えに伴うものが主であり、誤認があります。また、保育所における正規職員の採用については、定員管理計画に沿った確保に努めているものであり、学校給食費については、受益者負担の考えを前提にしながら、16年という長きにわたる努力により据え置いてきたわけですが、今般の改定は、安全な給食の安定提供を維持するための必要な措置であります。加えて、保護者から要望の多かった給食回数の増にも迅速に対応し、公費負担も200万円増額する等、保護者の負担を最小限にする等の努力と配慮が見られます。なお、女性幹部職員の登用については、今定例会で御本人が一般質問されており、決算の認定とは関連のないものであります。  最後に、今後、当町においても社会保障関係費やファシリティマネジメントに要する経費等の増加が見込まれており、財政運営も厳しさを増すことが予想されますが、将来を見据えた質の高い行政サービスを提供し続けていくことがこの町の発展につながりますので、引き続き、健全財政の運営に努めながら、将来を見据えた事業に積極的に取り組むことを強く要望いたします。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論を終わります。 60 ◯議長(植松英樹) 次に、反対討論の発言を許します。木下章夫議員。 61 ◯11番(木下章夫) それでは、認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定について、民主的財政運用がされておらず、認定すべきではないと町民に代わって評価し、反対の立場で討論をいたします。  平成29年度事業の中に、国道246号よりがんセンター方向への新計画道路調査がございます。この継続事業は、平成28年度には交通量調査及び交差点交通解析、平成29年度は改めて交通シミュレーションの実施、今年度はルート等計画協議を進めるための測量及び予備設計を進めていると、今議会中の一般質問の中で明らかにされたものでございます。  この道路計画については、町は地権者説明会、あるいは地元説明会等一切実施しておらず、しかも道路事業費が莫大になる可能性があると答弁で言っております。  そのような中、この内容について町民への説明もせず、そして町民の意向すら全く確認しないで、町行政の考え、判断だけで国土交通省と進めているということの答弁もございました。これらの事実は明らかに町民不在の事業であります。  しかも、本事業は調査を始めて3年以上経過しているにも関わらず、その調査結果、アウトプットとしての内容は一切町民に公表しておりません。  また、このような行政姿勢、これは6年ほど前からの継続事業であります火葬場建設計画においても同様です。町内現在地での建替え図面、これができ上がったにも関わらず、内部資料といって町民に公表しませんでした。その後についても、裾野市との火葬場決定の経緯について、町民の意向調査や町内会長等有志による町内での建設の要望等も聞き入れず、民主的財政運用をしていない計画が、平成29年度においては新火葬場事業として、その整備費は昨年7月の臨時議会で、事業の総額約14億円ほどの設計とのことで議会承認を得て、裾野市との衛生組合に支払いを執行したものであります。  しかしながら、7月の時点では約14億円であったものが、わずか3カ月ほどで事業総額約20億円になると組合より説明がございました。仕方がないからでは済まされない増額金額でしょう。町民の税金を執行するにあたり、建設費増額を抑えることをしなかった、常軌を逸した事業予算の執行でしょう。  例えば、3,000万円で家を建てようとする町民が、設計で4,500万円掛かりますよ、そうなりますよ、どうするでしょうか。これほど増額される事業に対して、町民はどのように考えるのでしょうか。この火葬場計画について、今議会中の一般質問で明らかになったことは、見積りでの建設費高騰に対して、価格の交渉すらしていないことです。オリンピックで高騰するならば、価格の下落を待つべきです。町は、裾野市との組合でこの計画を進めているから、議会で承認を得ていたからといって、組合にその値上げの責任を転嫁することは、町民の税金を使う長泉町として許される行為ではありません。  国では、2年ほど前、オリンピックの国立競技場があまりに高額となったため、マスコミあるいは国民の皆様の批判によって、規模を縮小し、設計の見直しをしたのは皆様の記憶に新しいでしょう。事業費高騰のとき、そのときの民主的財政運用とは、町民の負担割合を正しく町民に伝え、町民の意向を確認することです。長泉町は事業費高騰により、納税者1人当たり幾らの負担が増額されるのか。このことについて全く情報開示をしておりません。幾らまでだったら、裾野市との火葬場は町民に理解していただけるのか。このことを考える必要があります。  そして、平成29年度決算の中で、1点ほど、公共事業以外の部分で指摘させていただきます。昨年9月、失礼いたしました、訂正させていただきます。(「議事進行」の声あり) 62 ◯議長(植松英樹) 討論者、発言を続けてください。 63 ◯11番(木下章夫) 発言を続けます。重複しますが、裾野火葬場、幾らまでだったら町民に理解していただけるのでしょうか。このことを確認した上で、本事業の執行には進めていくことが重要なことと考えます。  2点ほど、現在進行中の公共事業等について指摘させていただきました。他に1点、平成29年度決算について、町長の給与負担、これが増額されました。この給与増額については、昨年9月、町長選挙がございましたが、その公約の中においても値上げするとは言っておりません。行政のトップとして、町民の税金負担の軽減が先でしょう。実績もない中、値上げする必要のないときに値上げしたことについて、町民は理解できないでしょう。長泉町の豊かな財政にあぐらをかいていませんか。町民の税金ですよ。  以上、平成29年度決算の中、新火葬場計画、そして新道路計画、そして町長報酬の値上げ、これらは行政効果の客観的判断で反対すべき事案です。将来に向かって今後の反省すべきこととして、都市ブランド戦略での住民投票によるテーマが決定したように、事業費20億円以上となるような裾野市との火葬場計画は、その是非を問う住民投票の実施、2点目、静岡がんセンター方面への新道路計画は、早急に住民や地権者に町内会も含めて、その正しい情報を開示すること、3点目、町長及び三役報酬は、町民理解を得るため値下げすること、4点目、特に現在、進行中の大型事業、例えばパークゴルフ場等、情報公開を徹底し、民主的行政姿勢、行財政運営に努めること。以上4点、平成29年度一般会計決算認定の最も重要な意義に基づき、反対討論といたします。議員各位におかれましては、我々の決算審査の賛否によっていかに行政が町民に対して襟を正して行財政運営をしていくかお考えいただき、議案に反対することをお願いし、討論といたします。 64 ◯議長(植松英樹) 次に、賛成討論の発言を許します。井出春彦議員。 65 ◯1番(井出春彦) ただいま議題となりました認第8号 平成29年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に対して、賛成の立場から討論いたします。  そもそも議会で決算を審査する目的は、計算に間違いがないのか、収支は適法、適正であるか等の内容を議会が審査し、収入・支出が適正に行われているかどうかを確認することであります。反対討論者は道路事業として、まだ計画として確立していない事案の可能性調査に対し、計画レベルと自己で誤認することや、火葬場整備に関する誤った事業費の認識や、維持管理費が高くなる等の根拠のない主張を繰り返す等、先ほど言われた町長の報酬をも御自身の独特な解釈による誤った認識のもと、思いを述べているに過ぎません。平成29年度一般会計歳入歳出決算認定に値する内容ではございません。  新火葬施設の整備に向けた予算措置も、平成29年7月11日、裾野市長泉町衛生施設組合臨時会において、新火葬場施設設計業務補正予算が可決成立されたことに伴い、平成29年8月3日、本組合に対する分担金について、長泉町臨時議会において補正予算が可決され、事業主体である裾野市長泉町衛生施設組合は新火葬場施設設計業務委託契約を締結したものであります。  裾野市長泉町衛生施設組合(反対討論者もその組合議員です)で、平成30年1月29日、本組合議会全員協議会において概算工事費を含む、基本計画骨子案の提示を受け、その後、裾野市、長泉町の両市町の市民、町民からパブリックコメントによる意見聴取の実施を並行して、両市町の組合議員からの意見を踏まえた上で、平成30年3月27日、本組合議会全員協議会において、新火葬施設整備基本計画について説明が行われ、本計画書が作成されました。  その後、本計画書の内容については、両市町の広報誌及びホームページに掲載される等、両市町の市民、町民に公開されております。現在、基本設計を取りまとめており、その後、実施設計に移行していくことの報告を受けていることから、新火葬施設の整備については、その都度、裾野市、長泉町両市町の市民、町民に対し、情報を開示するとともに、両市町の議会においても予算措置、進捗状況等の報告を受け、順調に事業が進められております。  当議会といたしましては、新火葬施設設計業務に対する当町の分担金の執行については、妥当と判断するものであります。  老朽化する火葬場を新しくすることは町民の願いであり、今後はいよいよ建設工事に着手すべくスケジュールや具体的な概算工事費が示されることから、2021年度の使用開始に向けて着々と進めるべきと私は考えます。  最後に、今後、更なる行政需要が山積みされることが予測されます。今年に入り、特に大きな災害に立て続けに見舞われ、我々の生活の中で、いつ起きても不思議ではない状況であります。  安全・安心な生活環境の提供は、行政の重要課題であります。現状に満足することなく、町民の信頼と期待に全力で努めていただくようお願いしまして、私の賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 66 ◯議長(植松英樹) 他に討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 67 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより、認第8号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 68 ◯議長(植松英樹) 挙手多数です。  よって、認第8号は委員長の報告のとおり認定されました。  会議中ですが、ここで暫時休憩します。休憩中に食事をしてください。なお、再開は午後1時からといたします。                 午前11時51分 休憩               ───────────────                 午後 1時00分 再開 69 ◯議長(植松英樹) 休憩を解いて会議を再開します。   ──────────────────────────────────────── 70 ◯議長(植松英樹) 日程第11.認第9号 平成29年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定  日程第12.認第10号 平成29年度長泉町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定  日程第13.認第11号 平成29年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定  以上、3件を一括議題とします。  総務民生常任委員長から審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 71 ◯8番(宮口嘉隆) ただいま議題となりました認第9号 平成29年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、後発医薬品差額通知に、ジェネリック医薬品に変更した場合の差額が記載されているが、どの程度普及しているのか。との質疑に対し、平成28年度の普及率は70.6%となっているが、国の目標が80%以上となっているため、これからも周知し普及に努めていく。との答弁がありました。  委員より、平成29年度税率改正をしているが、収納率等への影響は。との質疑に対し、収納率に対する影響はないと考えている。との答弁がありました。  委員より、国民健康保険税の収入未済について、未収にならないようにどのように努力しているか。との質疑に対し、滞納者の多くは未申告であり、未申告の場合は軽減の判定を行うことができないことから、所得に応じた税額となるよう申告を促している。対策としては、町税と同様、年2回の滞納整理強化月間には電話催告、臨戸訪問を実施し、悪質滞納者等については、静岡地方税滞納整理機構に移管している。また、有効期限を通常の1年から6カ月となる短期被保険者証や資格証明書を交付することで、滞納者と接触する機会を設け、未収金の削減に努めている。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第9号は全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  続きまして、認第10号 平成29年度長泉町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、平成29年度から新規事業として始まった短期人間ドック助成事業は、国民健康保険の助成と同じものか。また、利用実績が17人ということに対してはどのように分析しているか。との質疑に対し、健診内容は国民健康保険と同様であり、費用も国民健康保険と同様に3割の自己負担となっている。健康診査の受診者数と合わせると平成28年度の受診率を超えており、効果はあったと考えている。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第10号は全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  続きまして、認第11号 平成29年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、虐待事案の情報提供はどこからか。との質疑に対し、主として介護支援専門員、民生委員、近所の方からの通報である。との答弁がありました。  委員より、要介護認定事務における介護認定審査会、訪問調査、主治医意見書のそれぞれの件数が平成28年度と比較して増加しているが、増加の理由は。との質疑に対し、要介護認定者数が増加していることが理由と考えられる。との答弁がありました。  委員より、総合事業を1年間行ってみて、課題はあるか。との質疑に対し、長泉町は通所、訪問相当の事業のみだが、利用状況をみてニーズがあれば新たな事業を検討していきたい。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第11号は全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 72 ◯議長(植松英樹) これより、認第9号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 73 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。 74 ◯5番(福田 明) 認第9号 平成29年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。  平成30年度に国民健康保険の都道府県化が始まりました。平成29年度には保険料がどうなるのかと心配されましたが、厚生労働省が激変緩和を強調し、法定外繰り入れを維持してでも住民への負担増を回避するとしたため、当町では基本的には保険料は変わらずに推移しました。  今回の国保制度改革にあたり、以前から全国知事会等の地方自治団体から、国保の構造問題を解決することなしに、都道府県化を進めることは認められないという強い意見が主張されていました。これは、国保税が協会けんぽや組合健保の保険税に比べて異常に高すぎるからです。例えば、30歳代の給与年収400万円の夫、妻が専業主婦、子ども2人が国保に加入した場合、東京23区、札幌市、大阪市では41万円台、同じ家族が協会けんぽに加入した場合の保険料は20万円台です。私自身も昨年3月に仕事を退職して、4月に国保に加入したときの、やはり保険税が40万円台になり、負担の重さを実感しています。国保税の高騰を招いた要因は、加入世帯の貧困化と高齢化、国の予算の削減です。  平成29年度は当町の国保保険者数と世帯数ともに年々減っています。被保険者は7,621人ですが、医療費の減額世帯数は3,922人、半数以上が低所得者であることがわかります。210万円以下の世帯の割合が76.8%になります。更に、保険税滞納の短期保険証と保険証を取り上げられる資格証明書の発行が158世帯あります。今年の第2回定例議会の一般質問で、国保税の賦課方式にある均等割で、子ども2人目から無料にする等、減額すべきと質問しましたが、今、国保は高齢者とワーキングプアが多数を占める社会的弱者の医療制度になっています。子どもの均等割の軽減や、ひとり親世帯、障がい者・児のいる世帯、収入が生活保護基準前後の世帯等、生活苦にあえぐ広範な世帯に負担軽減を適用することが求められています。これに応える国民健康保険会計にはなっていません。  以上で反対討論とします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 75 ◯議長(植松英樹) 次に、賛成討論の発言を許します。下山哲夫議員。 76 ◯10番(下山哲夫) ただいま議題となりました認第9号 平成29年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、私は賛成の立場から討論を申し上げます。  国民健康保険制度は、最後のセーフティネットと言われるように国民皆保険を支える重要な役割を担う制度でありますが、近年、高齢者や健康上の理由により被用者保険を脱退した方等を多く抱えるため、運営面で大変厳しい状況にあります。  このような中、平成29年度決算を見ると、歳入歳出差引残額で2億45万9,462円となり、実質単年度収支では黒字となっております。  特に、歳入の約19%を占める国民健康保険税につきましては、平成29年度からの国保税率改定による影響を受けることもなく、収納率の向上に向けた取り組みにより、現年度分で93.45%と依然として高い数値を示しており、職員一丸となった取り組み等鋭意努力を重ねているとともに、税制改正大綱に基づく地方税制等の改正に伴い、軽減措置に係る所得判定基準の引き上げ等を行うことで低所得者に対する国民健康保険税の軽減措置の拡充を図っていることが認められます。  また、税の公平性の確保の観点から、滞納者への措置として短期被保険者資格者証や資格者証明を発行する際には、実態を調査し、弁明の機会を設ける等適切な運用がなされています。更に、法定外の繰入金として2,182万3,000円を一般会計から繰り入れる等、国保財政が厳しい中にあった保険者としての責務を果たすべきものとして評価に値するものがあります。  一方、歳出に目を転じますと、保険給付費は歳出全体の約58%を占めており、引き続き高いものがありますが、医療費抑制のための人間ドック、24時間電話健康相談や特定健診・特定保健指導等の保健事業は例年どおり実施されるとともに、平成29年度は今後の健康づくり、特定健康診査等のよりどころとなる第2期データヘルス計画、第3期特定健康診査等実施計画を策定する等、現状の取り組みを評価・検証し、新たな取り組みを計画する等、次年度以降に向けPDCAサイクルに基づく事業の見直しがなされております。  更に、事業の実施にあたっては、健康づくりの所管課である健康増進課と連携して、疾病予防、疾病の早期発見や日頃の生活からの健康づくりに向けた取り組みを推進してきたことが決算結果から読み取ることができます。  国保制度は本年4月から県との共同運営化となる等、制度創設以来の大きな制度改正が行われており、県、市町の役割が明確化される中にあって、国民皆保険のセーフティネットとしての国民健康保険制度を持続可能なものとするとともに、住民の健康づくりの一翼を担っているとの認識の上に、保険者としての一層の経営努力を重ねられることを希望いたしまして、私の賛成討論といたします。  何とぞ議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 77 ◯議長(植松英樹) 他に討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 78 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第9号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
                      (賛成者挙手) 79 ◯議長(植松英樹) 挙手多数です。  よって、認第9号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 80 ◯議長(植松英樹) 次に、認第10号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 81 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 82 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第10号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 83 ◯議長(植松英樹) 挙手多数です。  よって、認第10号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 84 ◯議長(植松英樹) 次に、認第11号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 85 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。  はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。 86 ◯5番(福田 明) 認第11号 平成29年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に対する反対討論を行います。  安倍政権の経済財政運営の基本方針は、来年秋の消費税増税と一体で社会保障の大幅カットを打ち出し、介護分野ではケアプラン作成は利用者負担の導入を求める、軽度者については要介護1・2の生活支援、掃除や調理ですが、これを介護給付の対象から外すことを要求しました。この10月からは、訪問介護の生活援助で利用回数を厳しくチェックし、過剰とされた利用者のケアプランを自治体で検証する仕組みが始まります。  厚生労働省は介護保険料が全国平均で5,869円になったと公表しました。これが2025年度では全国平均で約7,200円となる見込みです。さらに、15年経過した2040年度には高齢者がピークに達します。そのときの保険料が月9,200円になると想定されています。  大阪市では4月から月7,927円になり、2025年度には月1万200円に達する見通しで、市の担当者は月1万円以上の負担を市民に求めるのは限界を超えていると頭を抱えています。  当町でも、介護保険料は平成29年度、月4,900円でした。平成30年度は5,100円になり、毎回の改定期に200円ずつ徐々に上がっています。平成29年度は第6期介護保険事業計画の最後の年になります。第1号被保険者は前年度比2.2%増、要介護認定者数も5.5%増でした。平成29年度の決算の歳入、歳出額はともに増えていますが、準備基金に6,109万円を積み立てています。3箇年ごとに保険料が改定されますが、前回の第5期事業計画の算定での準備基金取崩額を使って、第6期の保険料の値上げを少なくできたと思います。65歳以上の1号被保険者の多くが低所得者ではないでしょうか。保険料の負担増なしに受けられる介護保険であるべきと考え、反対討論といたします。 87 ◯議長(植松英樹) 次に、賛成討論の発言を許します。下山哲夫議員。 88 ◯10番(下山哲夫) ただいま議題となりました認第11号 平成29年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、私は賛成の立場から討論を申し上げます。  介護保険制度は、介護を必要とする人を社会全体で支える制度であり、老後の生活が誰の責任のもとに営まれるかという観点から、自助を基本とした相互扶助によって賄う、負担と給付の関係が明確な社会保険方式が採用されています。  当町における高齢者の状況を見ますと、平成29年度末の65歳以上人口は9,377人で、高齢化率は21.8%、制度がスタートした平成12年度末と比較しますと、高齢者人口は1.8倍、高齢化率は7.9ポイント伸びています。また、要介護認定者数は、平成29年度末で1,410人で3.1倍、保険給付費は22億8,924万円で4倍の伸びとなっており、今後も認定者数、給付費が増加していくことは明白です。  こうした中、平成29年度決算状況を見ますと、歳入総額は前年度比で1.8%、歳出総額は4.7%伸びております。歳入面では、保険料徴収額が前年度比で2.0%伸びており、歳出面では、保険給付費が前年度比3.4%伸びております。  保険給付の主なものは、施設サービス、居宅介護サービス等ですが、いずれも適正な給付が行われているものと考えます。また、財政基盤の安定化に資するため、6,109万円を介護給付費準備基金へと積み立てており、介護保険財政の安定化にも努力しております。  いずれにしましても、要介護者自身が、その能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう必要な介護サービスを円滑に提供するとともに、財政的・実務的な事業運営を推進していること等、評価に値するものであります。  今後も厳しい財政状況が続くと思われる中、高齢化率の進展によって、要介護者等も増える傾向にあることから、介護保険給付費の増加が予測されますが、現状の適宜適正な事業運営が今後も継続され、高齢者が住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らすことができるよう、地域で見守り支え合う、地域包括ケアシステムの推進を図るとともに、適切な介護保険事業の運営に努めていただくことを希望いたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。  何とぞ、議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 89 ◯議長(植松英樹) 他に討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 90 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第11号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 91 ◯議長(植松英樹) 挙手多数です。  よって、認第11号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 92 ◯議長(植松英樹) 日程第14.認第12号 平成29年度長泉町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を議題とします。  建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 93 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました認第12号 平成29年度長泉町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、県内市町の下水道事業への公営企業会計適用の状況は。との質疑に対し、平成29年度以前に静岡市、浜松市、沼津市、熱海市、富士市の5市が公営企業会計を適用済みであり、平成30年度から三島市、裾野市、湖西市、菊川市、長泉町の5市町が公営企業会計を適用した。との答弁がありました。  委員より、下水道使用料の不納欠損の内訳は。また、不納欠損に至るまでにどのような取り組みを行ったか。との質疑に対し、不納欠損の件数は14件で、主な理由は死亡や破産、行き先不明等である。なお、欠損までに電話連絡、訪問、関係機関との連絡調整等の取り組みを行った。との答弁がありました。  委員より、下水道普及率の近隣市町の状況は。との質疑に対し、狩野川西部流域下水道の構成市町3市2町における平成29年度末の下水道普及率は、沼津市59.4%、三島市82.6%、裾野市41.9%、清水町62.9%、長泉町73.3%である。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第12号は、全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 94 ◯議長(植松英樹) これより、認第12号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 95 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 96 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第12号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 97 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、認第12号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 98 ◯議長(植松英樹) 日程第15.認第13号 平成29年度長泉町土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定を議題とします。  総務民生常任委員長から審査結果の報告を願います。宮口総務民生常任委員長。 99 ◯8番(宮口嘉隆) ただいま議題となりました認第13号 平成29年度長泉町土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第13号は、全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 100 ◯議長(植松英樹) これより、認第13号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 101 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 102 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第13号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                   (賛成者挙手) 103 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、認第13号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 104 ◯議長(植松英樹) 日程第16.認第14号 平成29年度長泉町水道事業会計決算の認定を議題とします。  建設文教常任委員長から審査結果の報告を願います。杉森建設文教常任委員長。 105 ◯6番(杉森賢二) ただいま議題となりました認第14号 平成29年度長泉町水道事業会計決算の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。  当局の補足説明を受けた後、質疑に入りました。  委員より、1立方メートル当たりの販売利益が前年度比で3円16銭増となった理由は。との質疑に対し、給水収益が順調に伸びていることに加え、委託料・修繕費等の経費が減となったためである。との答弁がありました。  委員より、受託工事費が前年度比で減となった理由は。との質疑に対し、消火栓設置工事等の受託工事依頼が少なかったためである。との答弁がありました。  委員より、年間有収水量が前年度比で増となっているが、1戸当たりの使用水量は。との質疑に対し、共同住宅建設や宅地分譲等による給水戸数の増や、上長窪の物流・食品加工施設の上水道使用も順調であることから有収水量が増えているが、家庭用1戸当たりの使用水量については、節水機器の普及や節水意識の高まりにより伸び悩みの傾向があると分析している。との答弁がありました。  以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第14号は、全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 106 ◯議長(植松英樹) これより、認第14号の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 107 ◯議長(植松英樹) 質疑がなければ、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 108 ◯議長(植松英樹) 討論がなければ、討論を終結します。  これより認第14号に対する採決を行います。本案に対する委員長報告は認定です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
                      (賛成者挙手) 109 ◯議長(植松英樹) 挙手全員です。  よって、認第14号は委員長の報告のとおり認定されました。   ──────────────────────────────────────── 110 ◯議長(植松英樹) 日程第17.報第3号 所管事務調査「議会の広報広聴に関する事項の審議」を議題とします。  広報広聴常任委員長から審査及び調査の報告を願います。大沼広報広聴常任委員長。 111 ◯12番(大沼正明) ただいま議題となりました報第3号について御報告を申し上げます。  広報広聴常任委員会では、会議規則第73条の規定に基づき所管事務の継続審査をお願いするものであります。内容等につきましては、お手元に配付いたしました所管事務調査通知書のとおりでございます。  議員各位の御承認をお願いし、報告を終わらせていただきます。 112 ◯議長(植松英樹) お諮りします。ただいま報告がありました所管事務調査の件は、これを了承し、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 113 ◯議長(植松英樹) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員長の報告を了承し、閉会中の継続審査とすることに決しました。   ──────────────────────────────────────── 114 ◯議長(植松英樹) 日程第18.報第4号 所管事務調査「次期議会の会期日程等の審議」を議題とします。  議会運営委員長から審査及び調査の報告を願います。下山議会運営委員長。 115 ◯15番(下山和則) ただいま議題となりました報第4号について御報告申し上げます。  議会運営委員会では、会議規則第73条の規定に基づき所管事務の継続審査をお願いするものであります。内容等につきましては、お手元に配付いたしました所管事務調査通知書のとおりでございます。  議員各位の御承認をお願いし、報告を終わらせていただきます。 116 ◯議長(植松英樹) お諮りします。ただいま報告がありました所管事務調査の件は、これを了承し、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 117 ◯議長(植松英樹) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員長の報告を了承し、閉会中の継続審査とすることに決しました。   ──────────────────────────────────────── 118 ◯議長(植松英樹) 以上で、本定例会に付議された案件は全部終了しました。  これにて平成30年第3回長泉町議会定例会を閉会します。  どなた様も御苦労さまでした。                 午後 1時42分 閉会   ──────────────────────────────────────── 会議の経過を記載し、その相違がないことを証するため、ここに署名する。           長泉町議会議長    植 松 英 樹           署名議員(9番)   柏 木   豊           署名議員(10番)   下 山 哲 夫 Copyright © Nagaizumi Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...