清水町議会 > 2022-09-08 >
令和4年第3回定例会(第4日) 本文 開催日: 2022-09-08

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  1. 清水町議会 2022-09-08
    令和4年第3回定例会(第4日) 本文 開催日: 2022-09-08


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前09時00分開議 ◯議長(松浦俊介君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人であります。  広報広聴委員会から、本日の会議の写真撮影をしたいとの申出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。  また、静岡新聞社から、本日の会議の写真撮影を、テレビ静岡からテレビ撮影をしたいとの申出がありましたので、これを許可いたしました。  本日の会議を開きます。  今定例会の一般質問の通告者は7人です。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。       ──────────────────────────── 2 ◯議長(松浦俊介君) 日程第1 一般質問を行います。  通告者は通告の順序により発言を許します。  初めに、6番 大濱博史君の一般質問に入ります。  質問事項、「1 公立中学校の部活動の地域移行に向けた町の方針は」。  発言を許します。 6番 大濱博史君。 3 ◯6番(大濱博史君) 皆さん、おはようございます。これから一般質問する議席番号6番、大濱博史です。議長の許可を得ましたので、通告してあります事項に沿って質問いたします。  私の一般質問ですが、前回に続き学校教育に関連した事項になります。標題は、「公立中学校の部活動の地域移行に向けた町の方針は」です。  近年の学校教育では、児童生徒たちが未来を自らの力で切り開くために必要な資質、能力を求められており、学習指導要領においてもそれが示されています。つまりは、学校教職員のさらなる資質の向上も求められているのです。  しかしながら、学校教育を支える教職員の長時間勤務が課題とされ、学校の働き方改革を進めるために、その要因の1つとされている部活動への関わり方が大きな改革を迎えようとしています。  部活動の改革の主な理由は、次の2点が挙げられています。1点目は少子化です。生徒の減少による学校単位での運営が維持可能という面で厳しさを増しており、部活動が縮小傾向にあり、危機に面していることです。  2点目は、教員の長時間労働です。文部科学省は、平成29年に学校における働き方改革に関する緊急対策を発表し、平成30年には、部活動の在り方に関する総合的なガイドラインを策定されました。
     このような背景から、令和2年9月1日、文部科学省より学校の働き方改革を踏まえた部活動改革の中で、学校と地域が協働・融合した部活動の具体的方策スケジュールが明示されました。  そこで今回は、中学校の部活動の地域移行に向けた町の方針を伺いたく質問をいたします。  学校教育の中で部活動の位置づけを皆さんは御存じでしょうか。学校教育は、学習指導要領に示された教育課程と呼ばれる内容と、学校が計画する教育課程外の内容で構成されています。部活動は教育課程外とされています。しかし、学習指導要領において部活動の位置づけを次のように位置づけて規定しております。  平成20年に改定された中学校学習指導要領の総則で、部活動の意義や留意事項が初めて盛り込まれ、現行の学習指導要領では、教育課程外教育活動として、部活動は学校教育が目指す資質、能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として教育課程との関連が図られるよう留意すること、その際、学校や地域の実態に応じ、運営上の工夫を行い、持続可能な運営体制が整えられるようにするものとされています。  以上を踏まえた上で本題の質問に入ります。  部活動は教育課程外なので、設置、運営することは法令上、義務ではありません。しかし、先ほど述べたように、学校の教育活動の一環として留意することとしています。その結果、多くの公立中学校では、生徒たちの多様な学びの場として教育的意義が大きいことから、部活動が実施されていると私は認識しています。  ここで最初の質問をいたします。  教育長は現場におられたとき、部活動の指導者として長年携わり、その造詣が深いと聞いております。そこで、中等教育課程における部活動の意義と役割について、教育長のお考えをお尋ねいたします。 4 ◯議長(松浦俊介君) 大濱君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 朝倉君。              (教育長 朝倉和也君登壇) 5 ◯教育長朝倉和也君) 大濱議員の御質問にお答えいたします。  私は、教員時代はもちろんのこと、退職後の現在においても部活動に携わり、力を注いでまいりました。長きにわたり部活動の実践現場で培った経験を基に、その意義と役割とはどのようなものかを述べさせていただきますと、部活動は生徒の成長のためにあるものだと考えております。  部活動は、異年齢との交流の中で、生徒同士や教職員と生徒との人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、授業で得られるものとは違った側面から、生徒の成長を促すものであり、またスポーツや文化・芸術に親しむことで、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養、互いに協力し合って友情を深めるといった好ましい人間形成のほか、コミュニケーション能力の育成にも資するものであります。  中学生のこの時期に、スポーツや文化・芸術活動に興味、関心を持った生徒が自主的、自発的に集い、楽しさや喜び、感動、達成感などを体験することに加え、自主性、克己心、社会的な態度、協調性、リーダーシップなどを醸成し、生涯にわたりスポーツや文化・芸術活動に親しむための基盤をつくることは、豊かな人間性の育成と人生を送ることにつながると認識しております。  以上のことから、部活動の果たす役割は大きく、学校教育活動に欠かすことのできないものと考えております。 6 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 7 ◯6番(大濱博史君) 教育長の答弁から、生徒たちの健全育成には部活動の果たす役割は大きく、学校教育の活動には欠かせないものであることが確認できました。  教育長の思いが学校の教職員にも伝わり、その充実のために力を注がれていることが町の部活動を盛んにしているとも感じました。  中学校の部活動についての意義と役割については様々な見解がありますが、私自身は自分の経験も踏まえて、部活動を好意的に捉えています。また、その役割、意義や役割をスポーツや文化・芸術活動などへの振興を育む場であること、学校教育ではあるものの生涯学習につながるものとも考えています。  関連になると思うので1点お伺いいたします。  現在、町内の各自治区において地区懇談会が開催されています。私は7月2日に中徳倉区で参加したのですが、その際に教育長から、中学校の部活動に関して地域の方々のお力をお借りしたいとのお話があったことを記憶しております。  そこで質問ですが、地区懇談会にて部活動の地域移行を説明された意図を教育長にお尋ねいたします。 8 ◯議長(松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育長 朝倉君。              (教育長 朝倉和也君登壇) 9 ◯教育長朝倉和也君) 私は、部活動の地域移行に関する提言をお聞きしたとき、まずは地域力を生かしていくことが最も重要であると考えたところであります。  部活動の地域移行は、生徒にとって地域の方々と直接接する機会を増やし、幅広い方々、世代と交流することにより、より一層の教育的効果に資するものであると考えております。  また、これは子供の育ちを町民総ぐるみで支援するためのコミュニティ・スクールの活動をより活性化することにもつながるものであります。  そこで、いち早く地域の皆様に御理解、御協力いただきたく、今般実施された地区懇談会がよい機会であると捉え、御説明をさせていただいたところであります。 10 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 11 ◯6番(大濱博史君) 教育長は日頃より学校教育には、地域との協働・連携が重要であると話されていたとおりで、一日でも早く伝えたいと、その思い、熱心さが伝わる答弁でした。  中学校の部活の地域移行に関しては、報道等で初めて知り得た町民もいたと思います。その内容が理解されていない中では、若干フライング気味ではとも感じましたが、今回の地区懇談会においては、教育長自らが町民に見える形で直接説明されたことは、絶好の機会になったのではないかと思います。  中学校の部活動は、一般的に運動部、文化部の2種類に分類されます。文部科学省では、運動部についてはスポーツ庁、文化部については文化庁を外局とし、有識者会議をそれぞれ行ってきたと認識しています。  そこで質問ですが、本年6月にスポーツ庁、8月に文化庁、それぞれが示した部活動の地域移行に関する検討会議の提言の内容についてをお尋ねいたします。 12 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 13 ◯教育総務課長加藤博樹君) 大濱議員の御質問にお答えいたします。  スポーツ庁及び文化庁の部活動の地域移行に関する検討会議において、部活動の意義と課題、目指す姿、改革の方向性、課題への対応などが提言され示されております。  特にそれぞれの改革の方向性といたしましては、部活動を学校単位から地域単位の取組とし、まずは休日の活動から地域に移行していくことを基本としております。  その目標時期として、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革集中期間として位置づけられたほか、自治体において推進計画の策定や、関係者で構成される協議会の設置が示されております。  また、地域におけるスポーツや文化・芸術に親しむ機会の確保、生徒の多様なニーズに合った活動機会の充実等に取り組むほか、地域のスポーツ、文化・芸術の団体等と学校との連携、協働の推進が示されております。  以上でございます。 14 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 15 ◯6番(大濱博史君) 答弁にはありませんでしたが、地域移行を進める際には、複数の中学校から集まっていいことなどにするなどの提言があったことも付け加えておきます。  ただいまの答弁で休日の部活動については、今後数年をかけて地域移行を進めていくとありました。私は、部活動の主体は学校、主軸は生徒であることに変わりはないと捉えています。  一方では、このような提言を受け、今後、部活動は学校教育活動の一環というものでありながら、地域教育活動の一環としても位置づけられたと考えております。  次の質問に移ります。  誰しも思うことですが、物事を進めるには段階を経て進めることが重要となります。中学校の部活動の地域移行を円滑に進めるのも同様です。つまりは、現状をしっかりと把握し、課題を洗い出すことが重要だと思います。  では、中学校の部活動に関する本町の現状と課題をお尋ねいたします。また、現時点で外部指導員などを活用している事例があるのかも併せてお尋ねいたします。 16 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 17 ◯教育総務課長加藤博樹君) 部活動の現状と課題につきましては、生徒数が減少傾向にあるため、特に運営面において厳しさが増していることや、競技経験のない教職員が指導せざるを得ないことのほか、休日も含めた指導や大会への引率が求められ、教職員にとって大きな負担となっていることがあります。  さらに、生徒の育成は学校、家庭及び地域において担われている中で、中学校の部活動では、地域のスポーツ団体や指導者などの人材等との連携、協働が十分に図られていない状況であり、保護者からは、子供の望む種目が持続されるか懸念されていると推測しております。  また、外部指導者につきましては、清水中学校では16ある部活動のうち3つの部が、南中学校は11ある部活動のうち5つの部が外部指導を受け入れており、そのうち運動部が6つ、文化部が2つとなっております。  以上でございます。 18 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 19 ◯6番(大濱博史君) ただいまの答弁から、町が認識している課題や総括的な課題は分かりました。  私が捉えている課題で最も懸念していることは、多忙により質の高い教育が損なわれてしまうのではないかということです。  部活動の外部指導員に関しては、既に約3分の1が指導を受けているとのことで、私が想像していたよりも多い印象を受けました。そこには、地域移行の解決策となる一案があるのではとも感じました。  それでは、次の質問に移ります。  部活動の地域移行についての課題についてですが、その課題として、地域による格差、指導時の責任の所在、指導料の発生などによる保護者負担の増加などが挙げられ、有識者会議や報道等でも指摘されております。  そこで、部活動の地域移行について町が考える課題をお尋ねいたします。  なお、本年度、町の第1回総合教育会議において、部活動の地域移行についての意見交換が行われ、幾つかの課題が挙げられたと聞いております。その内容についてお伺いいたします。さらに、町が考える今後の方針もお伺いいたします。 20 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 21 ◯教育総務課長加藤博樹君) 部活動の地域移行について、町が考える課題につきましては、生徒が平日と休日で指導者が異なることで不安や戸惑いを抱くこと、受皿となる地域の団体、指導者の確保が挙げられます。  また、平日の指導を行う教職員と休日の指導を行う地域の団体、指導者との連携に加え、行政の地域スポーツ、文化・芸術の担当部局や学校その他関連組織が連絡調整を行う場の整備なども挙げられます。  そのほかにも、指導料等の支払いが生じた場合の入部のちゅうちょや練習の長時間化、過熱化など、指摘されている課題を1つずつ解決し、準備が整った部活動から順次移行を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 22 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 23 ◯6番(大濱博史君) 部活動の地域移行に当たり、多くの課題があることを認識されていることが確認できました。学校、生徒、保護者、地域、それぞれの立場で抱えている課題がある中、共通の課題として質の高い指導者の確保は、大きな課題であることを私も改めて認識いたしました。  今後の方針についてですが、部活動の意義や役割を教育関係者だけが共有するのではなく、地域にも広く周知し、理解していただきながら、文化部、運動部が示されている時期内に地域移行を進められるのが理想ではないかと考えております。  ただいまの答弁から、準備が整った部活動から先行して進めることが分かりました。が、その実現に向けては、国の提言にもあったように、町でも地域移行に向けた具体的な取組やスケジュール等を定めた協議会や推進計画の策定を早期に行うことになると考えております。  そこで、休日の部活動の地域移行に向けた協議会の設置、推進計画、指針の策定など、その内容をお尋ねいたします。 24 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 25 ◯教育総務課長加藤博樹君) 部活動の地域移行を検討する協議会につきましては、検討会議の提言に示されたとおり、地域スポーツ担当課学校管理担当課地域スポーツ団体、学校等の関係者で構成される組織の立ち上げを予定しております。  また、指針の策定等につきましては、詳細は示されておりませんが、実情に応じた様々な方法を想定しながら、議員御指摘のとおり、具体的な取組やスケジュールなどを盛り込んだ推進計画を策定する必要があると考えております。  以上でございます。 26 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 27 ◯6番(大濱博史君) 部活動の地域移行は、令和5年度から7年度末までの3年間で公立中学校の休日の部活動を段階的に移行することを目標として、運動部、文化部、同時期に進めなくてはなりません。  中学校の部活動の地域移行の協議会の設置、計画、指針の策定は、学校関係者だけではなく、生徒、保護者や地域も関心が高いと感じていますが、あくまでも部活動は生徒が主軸です。そこを十分に留意しながら、部活動の地域移行に向けた進捗状況を学校、生徒、保護者には丁寧に説明すること、町民には理解を得るように周知しながら、一歩一歩確実に進むよう指摘し、次の質問に移ります。  部活動については、ほかの問題も懸念されております。部活動の種類の確保です。冒頭でも述べましたが、少子化が進むと、学校単位での運営が維持可能という面で厳しいということです。国も同様の懸念を挙げており、部活動の地域移行に関する検討会議提言の副題でも、「少子化の中、将来にわたり我が国の子供たちが文化芸術に継続して親しむことができる機会の確保に向けて」とされています。  つまりは、少子化と部活動の地域移行が重なれば、部活動の種類の確保に影響が及ぶことも想定され、懸念されているということになると思います。  そこで、部活動の地域移行により部活動の構成の見直し等が考えられます。町の考えをお尋ねいたします。 28 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 29 ◯教育総務課長加藤博樹君) 部活動の地域移行は、単に現在の部活動の練習内容、活動時間、指導体制などをそのまま地域に移行していくものではなく、地域におけるスポーツ及び文化・芸術の体験機会や、生徒の多様なニーズを含んだ活動機会の創出に取り組む必要があると考えております。  また、勝利至上主義などに偏ることがないよう、担い手のスポーツ団体等、学校及びその他の関連団体が連携し、新たな環境の在り方を新たな視点で検討していく必要があります。  これらの検討の過程におきまして、各学校の実情に応じ、構成の見直しや2校合同での活動実施など、必要に応じて生じるものと考えております。  以上でございます。 30 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 31 ◯6番(大濱博史君) 部活動は、生徒にとっては充実した学校生活を送る上でも重要となります。また、その活動は、生徒に多様な経験の機会をもたらせるばかりではなく、生涯学習にもつながる1つの基礎になると私は考えています。  地域移行を進めることを鑑みながら、部活動の在り方に関し、主軸である生徒たちの立場を考え、その可能性を閉ざすことがないように部活動の構成の見直し、特に縮小の場合には、より慎重に進めることを指摘し、次の質問に移ります。  海外でも中学生のスポーツや文化・芸術活動は盛んですが、多くの国では、学校の部活動よりも地域のクラブなどが活発です。その役割は地域社会が担い、日本のように学校の先生が生徒の課外活動を指導するという形は世界的にも珍しいと言われております。  日本の部活動は教育の一環、つまりは、学校、教職員の支えで行われております。しかし、今回の国の提言において、休日の部活動は教員ではなく、地域に移行して指導することとしています。  これからは、休日の部活動は教員が担うのではなく、地域が生徒たちを支え、育てていく、生徒たちにとって望ましいスポーツ、文化・芸術活動が思う存分に行えるように環境を整えていくことが容易に見込まれます。  その実現のためには、部活動の地域移行は、地域と学校の協働・連携が必須条件と考えております。教育長の見解をお尋ねいたします。 32 ◯議長(松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育長 朝倉君。              (教育長 朝倉和也君登壇) 33 ◯教育長朝倉和也君) これまで部活動は、長年にわたり中学校において設置、運営され、多くの生徒が参加し、中学校における重要な教育活動となっておりますが、現在、多くの地域において深刻な少子化により、持続可能性という面で危機感が高まっております。  部活動の地域移行は、部活動を学校から地域への活動に変革していくものでありますが、その目指す姿の1つとして、単に部活動を学校から切り離すということではなく、子供たちの望ましい成長を保障できるよう、地域のスポーツや文化・芸術環境を整備し、地域全体で子供たちに多様な体験機会を提供することが挙げられております。  このため、現状、十分でないと指摘されている地域のスポーツ団体や文化・芸術関係団体、指導者、施設などの体制を整備することや、議員御指摘のとおり、これらの団体等と学校及び関連組織との連携、協働の推進が不可欠であると考えております。 34 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 35 ◯6番(大濱博史君) 中学生の健全育成に向けて、生徒たちが気軽にスポーツや文化・芸術に親しむ環境としては、中学校の部活動は今後もそのニーズは高いであろうと私は考えています。  生徒の資質、能力を最大限に引き出し、生徒一人一人が輝くことができる部活動の実現を目指すことを期待し、最後の質問に入ります。
     中学校の部活動の地域移行を町はどのように捉えていますでしょうか。町長はもちろん気がついていると思いますが、部活動の地域移行は第5次清水町総合計画にも大きく関連しています。  町の公約ともいえる「くらしやすさで未来をともにつくるまち」のためには、スポーツ、文化・芸術も町政の一環であると考えているのは、まさに町長の求めている施策だと思うのです。いかがでしょうか。  そこで、最後の質問ですが、中学校の部活動の地域移行は、町の施策である協働・連携によるまちづくりの推進や、笑街健幸都市の創生などにも関連すると考えています。町長の見解をお尋ねいたします。 36 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 37 ◯町長(関 義弘君) 大濱議員の御質問にお答えいたします。  部活動の地域移行につきましては、地域住民の方々が中学生の部活動に関わることにより、地域内の人間形成やコミュニティの創出が図られることから、関係する皆様の地域や町への愛着、誇りが高まるものと捉え、これまで私がまちづくりの重要テーマとして掲げてきた協働・連携によるまちづくりの推進そのものであると考えております。  また、多様なスポーツ、文化・芸術の環境整備により、地域住民の方々が子供たちと日常的にスポーツや文化・芸術に親しむ機会が増えることで、健やかで生き生きとした暮らしの形成や、心身ともに健康で幸せを感じられる暮らしの実現を目指す「笑街健幸都市の創生」にもつながるものと考えております。  これらを踏まえた上で、部活動の地域移行につきましては、子供たちのことを第一に考え、多様な体験機会を提供するとともに、子供たちが生涯にわたってスポーツや文化・芸術に継続して親しむことができるよう進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 38 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 6番 大濱君。 39 ◯6番(大濱博史君) 町民の誰もが生涯にわたってスポーツ、文化・芸術に親しみ、心身ともに健康を増進し、より幅広い年代にスポーツや文化・芸術の普及、振興に資するように、地域が部活動とどう関わるべきなのか、町は積極的に地域と協働・連携を進められる時期が来た、好機と捉え、清水町ならではの部活動の地域移行を計画し、実現されることを期待しています。  行政、学校、地域の連携、協働は町政の軸の1つであり、これこそが本当の地域創生につながると私は考えております。  今回の一般質問である中学校の部活動の地域移行についてですが、一般的に考えれば、現状の部活動の管理、運営体制をそのまま地域移行していくことが理想ではありますが、厳しいことは想定できます。まずは、協議会の設置、推進計画、指針の策定などが重要となります。  本町では、現時点で外部指導員の支援がある部活動が運動部は6つ、文化部は2つあり、参考になると思います。また、地域に密着している各種協会、民間事業者など多くの団体が活躍されているので、その運営体制、方法等を調査研究し、慎重かつ大胆に進めていただければと思います。  受皿としては、生徒の希望、意見などを聞きながら、支援していただける団体、人を募集する。そこでまず受皿として考えられるのは、町内のスポーツ協会、スポーツクラブや民間団体などが想定されます。  しかしながら、最も重要なのは生徒です。あくまで生徒を主軸に置いて、生徒たちにとって、町にとっても、よりよい発展をしたものにしてもらいたいと思います。  最後に、皆さんは中学校の部活動の地域移行をどのように捉え、考えていましたか。また、どのように感じていましたか。  先ほども申し上げましたが、私は、部活動の主体は学校、主軸は生徒であることには変わりないと捉えております。  一方では、提言を受け、今後、部活動は学校教育の一環というものでありながら、社会教育活動の一環としても位置づけられたとも考えております。  部活動は、教育という大きな枠組みの中にあることになります。今後は、行政、地域、学校の協働・連携のバランスを取りながら、町の公約ともいえる「くらしやすさで未来をともにつくるまち」にどのようにつなげていくのか。その点を十分に踏まえた上で、中学校の生徒たちにとって部活動の自主的、自発的な活動機会を確保し、環境を整備し、推進していくこと、生徒たちが充実した学校生活を送ることができる的確な場として、部活動が運営、管理されるよう指摘し、私の一般質問を終わります。 40 ◯議長(松浦俊介君) これをもちまして大濱君の一般質問を終わります。  次に、12番、岩崎高雄君の一般質問に入ります。  質問事項、「1 町政運営の現状と今後の展望について」。  発言を許します。 12番 岩崎高雄君。 41 ◯12番(岩崎高雄君) それでは、質問をさせていただきます。  平成31年4月に執行されました町長選挙におきまして、関町長は「つくろう未来新しい清水町」をスローガンに掲げて選挙戦を頑張り、当選をされました。  そして、今町長に就任して以来、早いもので任期4年の最終年度となる令和4年度も9月を過ぎまして中盤に差しかかろうとしています。  町長は就任当時の施政方針において、町民の負託に応え、1つずつ着実に課題を解決し、健全財政を堅持しながら、子供から高齢者まで全世代の町民と協力し、さらなる町政の発展に全力で取り組む所存であると述べられております。  私も、町長自身が町民から託された責任の重さを、清水町の未来に向けて自らも躍動感を持って、これからも清水町のためにどうするのかと思っていることと思います。しかしながら、それから間もなく令和元年12月の中国武漢に端を発する新型コロナウイルス感染の拡大が世界的な流行となり、日本国内においても感染のピークを波で示す第何波という言われ方も実に7度を数え、昨今のオミクロン、BA5株による流行下では、全国各地で連日、過去最高の感染者を更新するなど、我が町においても長引くコロナ禍への対応に迫られることになり、町長が就任当初思い描いていた町政の運営には多くの制約を受けることとなりました。  一方、そうした厳しい環境下に置かれながらも、就任当時の現行計画であった第4次総合計画の計画期間満了を受け、町民ワークショップやアンケート調査、またパブリックコメントなどにより多くの町民の意見を聴取し、その意見の反映に努めたとさきに記されたように、所要の工程を踏まえて、第5次総合計画を策定し、令和3年度からはその計画期間がスタートしております。  当然のことでありますが、コロナという大きな制約下にあっても、町政運営の歩みは着実に進めなければならないわけであります。  この第5次総合計画では、目指す将来都市像を「くらしやすさで未来をともにつくるまち・清水町」として掲げ、その実現に向け、6つの基本目標に沿って現在進行形でそれぞれにわたる施策を展開しているわけでありますが、まずは町長に伺いたいのは、町政運営の現状を問うという意味において、町長自身が考える1期4年の成果、実績はどういう意味におかれるのか、町長自身が考える1期4年の成果や実績がどうであったのか、これまでの取組についてお伺いを求めます。 42 ◯議長(松浦俊介君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 関 義弘君。               (町長 関 義弘君登壇) 43 ◯町長(関 義弘君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。  私の町長就任以来の1期4年の成果を問うということで、その主な取組といたしまして、各年度の新規事業を中心に第5次総合計画の6つの基本目標に沿ってお示しをさせていただきます。  まず、「誰もがやすらぎと生きがいを感じる「笑街健幸」のまちへ」の分野での主な取組といたしましては、図書館・保健センター複合施設「まほろば館」の開設を契機とした健幸コンシェルジュの育成や健幸スポーツの駅の設置、小規模菜園、まほろばポタジェの貸出しなどであります。  次に、「子どもの成長や学びを地域全体で支えるまちへ」の分野では、サントムーン柿田川内の子育て総合支援センターの隣にこども交流館を移設するとともに、内装を改修し、施設利用者の利便性の向上を図ったことや、子供一人一人の特性に応じたきめ細やかな指導のための適応指導教室や通級指導教室を開設したことなどであります。  次に、「豊かな自然環境と地域の活力が誇りを育むまちへ」の分野では、若者の流出を抑制し、定住促進につなげるための大学等新幹線通学支援の実施や、産業創出支援事業費補助金制度の創設、雇用の安定化と拡大を図るための町内企業の人材募集、雇用、育成に対する経費支援の実施などであります。  次に、「持続可能で快適なくらしを支える都市基盤を備えるまちへ」の分野では、幹線道路や生活道路の継続的な整備や、丸池連絡橋及び丸池周遊化の整備、さらには丸池から柿田川公園へのジオパークのデザインに統一した誘導標識の設置のほか、都市計画マスタープランの改定や立地適正化計画の策定などであります。  次に、「自助・共助・公助の連携で安全で安心してくらせるまちへ」の分野では、防災アプリの導入やハザードマップの改定、並びに全ての災害リスクに対する適切な避難行動を取るためのマイタイムラインの作成支援のほか、激甚化する降雨災害への備えとしての狩野川改修促進期成同盟会による要望活動などであります。  最後に、「未来への責任あるまちへ」の分野では、協働まちづくり団体の認定のほか、民間企業とのパートナーシップ等の協定を通じた企業と連携したイベントの実施などであります。  以上、私の町長就任以来の主な取組について申し上げました。いずれにいたしましても、まちづくりの主人公は町民であるということを常に主軸に据えて、最小の経費で最大の効果を得るべく収支均衡型の財政を堅持しながら、各般にわたる施策を展開してまいったものであります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 44 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 45 ◯12番(岩崎高雄君) ただいま町長の就任からこれまでの主な成果や実績について振り返っていただきました。  ただいまの答弁では、あたかも大過なく順調に町政の推進が図られているようにも聞こえてしまうのですが、これはやはりコロナ禍にあって密を避けるという意味において、湧水まつりやみどりまつり、町民体育大会や敬老会などといった主立ったイベントや年間の恒例行事はことごとく中止または延期、あるいは規模縮小などの実施形態の変更といった対応を余儀なくされました。  こうした流れは、各区の自治会活動にも大きな影響を与えており、ともすれば、いろいろな行事や活動などは、次年度への引継ぎがままならない状態となるなど、町の活力やにぎわいが低減されるとともに、住民間の結びつきやコミュニケーションが失われていくことが危惧されるようになってしまいます。  この間には、こうした一面をとりわけ強く捉え、町は主立った事業を何もしていないという印象を抱いている町民が少なからず存在しているということも事実であります。  そういう中にあって、長引くコロナ禍における大きな影響を受けた町民の皆様や事業者などへ必要な支援策を講じるなど、繰り返しになりますが、町長1期目の任期は、いわゆる平時のまちづくりのための施策推進と隣り合わせて、コロナ禍への対応に追われた歩みじゃなかったかと思うわけであります。  そこで次に、この任期中に対応されたコロナ関連施策はどのようなものであったかという点についてお伺いをいたします。 46 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 47 ◯町長(関 義弘君) 議員御指摘のとおり、これまでの3年半のうち、2年半は新型コロナウイルスの感染症の影響によりまして、やむを得ず様々な事業の中止、延期、縮小を余儀なくされたところであります。また、コロナ対策に追われた期間となっておるところであります。  この新型コロナの感染拡大により影響を受けた町民生活等への各種の支援に関するこれまでの実績につきましては、国の交付金を活用した事業を中心にお示しをさせていただきます。  定額給付金等の交付内容が決められたものにつきましては、支援が可能な限り早く行き届くように努めてまいりました。  また、各自治体での判断で行う支援においては、まず事業者に対する支援といたしましては、小規模事業者の事業継続を支援するための給付金の交付をする小規模事業者応援事業や、利用者の減少が著しいバス事業者の事業継続を支援するための補助金を交付するバス運行継続支援などを実施しております。  次に、子育て世帯に対する支援といたしましては、親元を離れて大学等に通う学生にお米などの町の特産品の詰め合わせを贈るふるさと学生応援事業や、物価高騰による家計への影響を配慮し、子育て世帯の経済的負担を支援するための小中学校、保育園、幼稚園における給食費負担軽減などを実施しております。  次に、高齢者に対する支援といたしましては、コロナ禍においても高齢者が安心して生活できるよう、看護師とのビデオ通話による生活サポート体制を整えたオンライン訪問看護事業や、外出機会が減少した方々にバス、タクシー券を贈ることで、外出の機会を促す高齢者・障害者外出支援事業などを実施しております。  最後に、町民全体への支援といたしましては、町民生活を支援し、停滞する地域経済を活性化するためのプレミアム商品券の発行事業やゆうすいポイント事業などを実施しております。  以上、これまでのコロナ禍における主な支援策について、支援の対象ごとに申し上げさせていただきました。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 48 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 49 ◯12番(岩崎高雄君) 1回目と2回目の町長の答弁を伺い、私なりの受け止め方をまとめるとすれば、コロナ禍における各種の支援事業の展開と並列的に、それぞれにわたる町政への課題に対応してきたということで、町長自身、創意工夫を凝らし苦心されてきたものと推察をするところであります。  しかしながら一方では、先ほども申し上げたとおり、町政の推進がはかどっていないという印象を抱く意見も顕在化しているわけでありますから、先ほど来から伺っているように、コロナ対策と通常の施策推進との並列的な取組についても、もっと有効的に町民に対し情報発信、また御理解を求めていく必要があるのではないかということを指摘して、次の質問に移るわけであります。  さて、1回目の町長の答弁の中で、災害対応のところで、狩野川改修促進期成同盟会の内容に触れられていました。激甚化する降雨災害へ対応すべく、各種の要望活動を県や国に行っていくということは非常に重要なことであります。  また、現実的に事前防災、減災対策に必要な治水事業の予算確保は喫緊の課題でもあります。当同盟会の活動の持つ役割は大変大きいものと考えられます。  私が認識しているところは、たしか本年度から町長は当同盟会で会長の任に当たると思いますが、まず当同盟会の成り立ちや活動内容等について、その概要についてをお伺いいたします。 50 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 51 ◯町長(関 義弘君) 狩野川改修促進期成同盟会は、国管理の一級河川である狩野川流域沿線の4市3町の自治体により構成されており、昭和27年4月の設立以降、様々な活動を行ってきております。現在、本同盟会の会長職として、私が先ほど議員御指摘のとおり、今年度から2か年の任期で務めているところであります。  主な活動といたしましては、毎年、7市町におけるそれぞれの課題箇所を取りまとめ、国土交通省などへの要望活動を行っており、その成果もあって、国土交通省により、狩野川流域市町の内水被害軽減対策としての治水工事などが実施されております。  しかしながら、最近では、令和元年の台風19号をはじめ、線状降水帯による大雨などの予想外のケースが多く見られ、昨年7月の梅雨前線豪雨では、狩野川支流黄瀬川において黄瀬川大橋の橋脚が損傷を受けたほか、狩野川中流域において内水による浸水被害が発生するなど、多数の被害が発生しております。  これらの対応も含め、今後のさらなる狩野川の治水事業の進捗を図るため、引き続き本同盟会による国土交通省等関係機関への要望活動を積極的に行ってまいります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 52 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 53 ◯12番(岩崎高雄君) 期成同盟会の会長の任に当たる決意を聞かせていただき、それは今後に向けた活動の一環としての答弁をいただいたものと考えるところであります。今後の河川改修と災害対策の早期実現に向けて、大いに期待をいたすところであります。  また、河川改修と所管される事業の早期実現に向けては、地元選出の国会議員や県会議員と連携しつつ、地元の声、地方の切なる思いを国に直接届けるということが非常に大切であると認識をしているところであります。  ただいまの答弁により、期成同盟会会長の任期は令和4年から令和5年度の2か年であるということでありますが、やはり答弁の中にあったように、気象状況が大幅に変わってきているこの昨今の状況にあっては、より強力なリーダーシップを発揮し、会の運営に当たってもらいたいと考えるものであります。  会長就任後間もないタイミングではありますが、これまでの活動実績や今後の活動方針について町長のお考えを伺います。 54 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 55 ◯町長(関 義弘君) 狩野川改修促進期成同盟会は、国土交通省中部地方整備局管内の自治体で構成される中部直轄河川治水期成同盟会連合会にも加盟しており、私は当該連合会では監事の職に就いております。  本同盟会の会長就任後、具体的な活動内容といたしましては、本年7月に三重県で開催された当該連合会定期総会では、国土交通省中部地方整備局幹部職員に対し、また東京で行われた当該連合会意見交換会では国土交通省の幹部職員に対し、本同盟会会長兼静岡県内市町の市町長の代表として、地域住民が安全・安心して暮らせるまちづくりの実現のため、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に基づく流域治水対策の一層の推進について、強くお願いをさせていただきました。  今後も引き続き本同盟会の会長としての任を全うすべく、加盟市町並びに本県出身の国会議員等と連携をしながら、時宜を捉えた要望活動を行ってまいります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 56 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 57 ◯12番(岩崎高雄君) 私も以前から一般質問等におきまして、町の治水対策の取組として、広域的な枠組みによる要望活動の必要性について訴えてまいりました。  狩野川改修期成同盟会の会長としての活躍とともに、強いリーダーシップのもと、要望活動がなるべく早い時期に成果が出るよう、具体的な事業成果を発揮されていくことを期待するものであります。  町長の任期中に、この期成同盟会の会長に就任したということを契機に、その他の分野の広域的な行政課題にあっても、積極果敢にリーダーシップを発揮し、適時適切に対応をしていってほしいというふうに提案をしておきます。  さて、冒頭から申しておりますように、未来に向けたまちづくりに向けて第5次総合計画のもと、6つの基本目標に沿って、それぞれにわたる事業を展開するとともに、これらと並んで長引くコロナ禍への対応に取り組むといった町長就任以来の実績を振り返っていただいた中で、町長自身、見えてきた課題や今後の展望をお持ちだと思いますが、そこで次の質問に移りますが、町長が考えている当面する町政の課題の今後の展望はどのようなものであるのかを伺います。 58 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 59 ◯町長(関 義弘君) 先ほども答弁いたしましたとおり、長引くコロナ禍への対応といたしまして、これまでも町民生活等への必要な支援策を講じてまいりましたが、第7波の感染拡大の収束が見通せない中、町民生活に疲弊や閉塞感が募っていくものと考えられることから、今後も財政規律の健全性を維持しつつ、国や県の財源を有効に活用し、さらなる支援策等を効果的に講じていく必要があると考えております。  具体的には、現在実施しております笑街健幸都市の創生や子育て支援、都市機能の強化などの従前から重点的に取り組んできた施策を継続的に実施することと並び合わせ、これまでも町政の重要課題としてきた協働のまちづくりの活動の基礎となる地域コミュニティをより活性化していくため、各区のニーズに合わせた効果的な助成事業の実施による支援を行うことで、活発なコミュニティ活動を喚起し、その活力を町全体に波及させてまいりたいと考えております。  これに加えまして、原油価格や物価の高騰が見られている中で、現在実施している給食費の軽減につきましては、継続的に実施していくことも必要であると考えております。  さらに、老朽化が課題となっている学校施設につきましては、ファシリティーマネジメントのもと、建て替えを含めた検討を進め、教育環境の充実を図ってまいりたいと考えております。  一方、新たな時代の要請への対応といたしましては、鉄道駅のない我が町の拠点性を柿田川公園周辺に求めながら、町の活力とにぎわいの創出を図るとともに、公共交通の活性化と自治体DXを組み合わせた取組により、魅力あるまちづくりの推進を図ってまいりたいと考えております。  具体の取組といたしましては、既存の交通系アプリと町独自の健康系アプリ等々との連携強化を模索し、公共交通利用の利便性の向上と町民の健康増進の相乗効果を図る事業の展開や、都市計画道路玉川卸団地線及び周辺土地利用の整備と合わせた路線バスターミナルの導入、柿田川や丸池などの自然環境や、大河ドラマと連携した文化、歴史資源を活用した立ち寄り型観光の振興、近接する商業施設の集客力と周辺施設との有機的な連携による歩いて楽しい環境やにぎわいの創出などを想定しております。  これらの実現には難しい課題を多く抱えるとは思いますが、将来の町のありように思いをはせ、まちづくりの主人公たる町民の皆様方と膝を交えつつ夢を語らい、多様な御意見や御提言をいただきながら、一つ一つ具体の事業化とこれらによる町民益の創出に結びつけてまいりたいと考えております。  以上、今後のまちづくりを見据えた新しい課題や展望を一部申し上げました。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 60 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 61 ◯12番(岩崎高雄君) 1期4年間の実績を踏まえた上で、明らかになってきた今後の町政の課題として、町民生活支援などの新たな取組の方向性について答弁をいただきました。  今の答弁を伺って私が感じたことは、今後、町長に求められてくるものとしては、継続的に取り組むべきことと新たなる課題に対応していくべきこと、捨てるものは捨て、取るものは取るといった強い決断の意思を持ったことが必要であろうと思います。私自身、認識をしているところであります。
     これまでも多様化かつ複雑化する行政ニーズに適切に対応すべく、住民サービスの向上に向けて継続的に取り組んできたものと考えているところでありますが、こうした各種の施策を展開する上での基本理念である第5次総合計画がスタートしてまだ僅か2年ということで、「くらしやすさで未来をともにつくる」上で町長が目指す望ましいまちづくりの歩みはまだ道半ばではないかと拝察するところであります。  これまでの私の質問に対する答弁を聞く中で、関町長の1期4年目の実績を鑑みますと、長引くコロナ禍の中で大きな制約を受けつつも、町政発展に向けて各種施策に取り組むとともに、いろいろな枠組みの中で広域的な課題へも対応するなど、こうした町長の政治姿勢を一貫して継続していくことが、山積する行政課題へ対応するための適切な道筋ではないかと。また、町長の行政手腕に期待するところは大きく、引き続き強いリーダーシップを発揮していただきたいと考えるものであります。  こうした思いを致したところ、大きなニュースがありました。8月26日の静岡新聞朝刊の1面で、見出しとして関町長が再選出馬意向であるということで、記事の中身を見ますと、再選を目指して立候補する意向を固め、支持者と協議、正式に発表する見通しであるということであります。  そこで、改めて、この議場において町民の皆様に、来年4月の町長選に当たる決意を伺います。 62 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 63 ◯町長(関 義弘君) 岩崎議員から身に余る評価をいただき、大変ありがたいという思いとともに、難題に臨まなければならない今後の展望に身震いする心持ちでもあります。  議員から御指摘いただきましたように、山積する町政課題への対応は道半ばでありますので、時の為政者である自分自身としても、継続的かつ一貫して課題に対応すべきであり、またその責任を負うべきであると考えております。  加えまして、先ほど答弁いたしましたように、疲弊した町民生活等への支援やまちづくりへの新たなる課題への挑戦にも意欲的に取り組んでまいりたいという思いを強くしているところであります。  お尋ねいただきました次期町長選、いわゆる2期目への出馬表明をするのかということでありますが、先ほど来申し上げておりますように、まずは継続的に町政課題に当たってまいりたいという今後の展望と、私自身の意思と意欲をこの場でお示しさせていただいたものであります。  岩崎議員は幾度となく選挙の御経験をお持ちでありますので、御理解をいただけると思いますが、選挙は自分が出馬したいということでもちろん候補者にはなれますが、多くの方々のお力をいただかなければ、選挙戦を戦い抜くことはできないと考えております。  したがいまして、今後、後援会等、支援者の皆様と相談した上で、しかるべき時期に会見等の機会を設けさせていただきたいと考えているところであります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 64 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 12番 岩崎君。 65 ◯12番(岩崎高雄君) ただいま町長から2期目への出馬に対しての考え方を伺いました。支援者の皆様と相談してからということであります。念には念を入れて適切な対応をしていただきたいことをお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。 66 ◯議長(松浦俊介君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。  再開を10時25分とします。                                  午前10時12分休憩                                  ────────                                  午前10時24分再開 67 ◯議長(松浦俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、4番 山本文博君の一般質問に入ります。  質問事項、「1 区画整理事業等における町長の1期4年の取組と成果は」。  発言を許します。 4番 山本文博君。 68 ◯4番(山本文博君) ただいま議長の許可を得ましたので、通告どおり質問させていただきます。  質問事項は、ただいま紹介ありました区画整理事業等における町長の1期4年の取組と成果はという内容で、詳細につきましては、町長の1期4年の成果を町長自身どのように自己判断されているのかということを行政運営の総括としまして、たくさんの行政の活動があるんですけれども、その中で玉川卸団地線及びその周辺の区画整理事業、そして狩野川第三架橋からの接続道路整備における町民との合意形成という観点から質問させていただきます。  先ほど同僚議員から1期4年の取組と成果ということで御質問ありましたが、その中の町長の受け答えの内容とは内容がかぶらないような質問構成にしてあるつもりです。かぶるところがあれば御容赦ください。  先ほど来の答弁の中で、キーワードは町政の主役は町民であるというところが主題であり、そこを頭に置いて回答をよろしくお願いします。  まず、都市計画道路及び区画整理事業について、令和元年12月に地域住民に対し、令和元年度第1回玉川卸団地線周辺まちづくり説明会が開催されました。  この説明会の内容、どのような意見交換がなされてどのような問題が議論されたのか、振り返りで整理したいと思いますので、よろしくお願いします。 69 ◯議長(松浦俊介君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 都市計画課長 長島君。 70 ◯都市計画課長(長島 聡君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  令和元年12月に開催いたしました令和元年度第1回玉川卸団地線周辺まちづくり説明会では、都市計画道路玉川卸団地線の計画位置の変更について説明するとともに、土地区画整理事業の区域及び事業の実施に伴う市街化区域編入の提案をさせていただきました。  当該説明会における意見交換、議論の内容でありますが、都市計画道路に関しましては、都市計画道路玉川卸団地線の計画位置の変更に関する検討の経緯や道路幅員等について、また土地区画整理事業に関しましては、減歩率や仮同意、河川の付け替え等について御質問をいただき、改めて概要を説明いたしました。  以上でございます。 71 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 72 ◯4番(山本文博君) ただいまの答弁で説明内容が明らかになりましたが、私もこの会場で話を聞かせていただいた1人です。  この説明で、都市計画道路玉川卸団地線の計画位置の変更が初めて地権者に示されました。また、区画整理事業が地権者主導と言いながら、行政の強力な主導であるなという実感は、私も含めて一緒にいた地権者が感じたところです。  また、都市計画道路位置変更に伴いまして丸池川の整備が切り離されたことは、町民不在で決定されたのではないかということで、多くの地権者がショックを受けたという思いが記憶に残っているところであります。  次に、その説明会以降、現在に至るまでの地権者に対する合意形成の状況と町民への説明、そして新たな問題点が発生してはいないかどうか。よろしくお願いします。 73 ◯議長(松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 都市計画課長 長島君。 74 ◯都市計画課長(長島 聡君) 関係権利者に対しましては、土地区画整理事業等に関する説明会に加え、現況の土地利用別に意見交換会を開催するなど、それぞれの立場や事情を考慮しながら合意形成に努めてまいりました。  また、町民への説明につきましては、第2次清水町都市計画マスタープランを改定した過程において、広報しみずや町のホームページでの周知、意見募集を実施いたしました。  なお、新たな問題点といたしましては、県は、本年度中に公表予定の全県版都市計画マスタープランにおいて、人口減少を踏まえた上で住宅地及び商業地の市街化区域の拡大抑制を盛り込む方針であり、これにより令和8年度以降、住居系や商業系の用途を新たに市街化区域編入する土地区画整理事業の実施は難しくなり、同事業の実施に対して時間的制約が生じたことが問題点であると考えております。  以上でございます。 75 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 76 ◯4番(山本文博君) ただいまの答弁で令和8年問題というのが新たな問題点として浮上したわけです。  この問題に関して、地権者の多くの方が時間的な制約があるという認識があまりないような感じを受けています。私も玉川卸団地線とかその周辺の整備に関して推進の1人として、地権者の認識不足というのが最後の最後に致命的にならなければいいなということで、当局からの丁寧な説明も継続して行っていただきたいと思っております。  次に、区画整理事業を切り離して丸池川整備を含めた都市計画道路の位置の見直しを検討する可能性があるか否か、お答え願います。 77 ◯議長(松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 都市計画課長 長島君。 78 ◯都市計画課長(長島 聡君) 都市計画道路玉川卸団地線の計画変更につきましては、令和3年第3回定例会の一般質問でも答弁させていただきましたとおり、事業化に伴う課題への対応や道路ネットワークなどを踏まえて計画決定をしていることから、改めて計画を変更することは現実的ではないと考えております。  以上でございます。 79 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 80 ◯4番(山本文博君) この質問は昨年度からの繰り返しの質問になって大変申し訳ないんですけれども、先ほど冒頭にも述べましたが、多くの地権者が、自分たちの本意ではなく都市計画道路の位置変更が行われたのではないかという不信感がいまだ多く残っております。  果たしてこれをどうやって解決するんだろうと考えたときに、原点回帰が一番、急がば回れというのがあるんですけれども、スピード感を持ってやらないことは確かなんですけれども、ごり押しして達成できるのかどうかちょっと自信がないところなので、いま一度質問させていただきました。  次に、都市計画道路及び区画整理事業に対して、地権者の合意がもし得られなかったら次どういう手だてがあるのか、これについて回答をお願いします。 81 ◯議長(松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 都市計画課長 長島君。 82 ◯都市計画課長(長島 聡君) 都市計画道路玉川卸団地線につきましては、町内の交通渋滞の緩和のみならず、県東部の交通ネットワークにおいても重要な路線であり、都市計画道路西間門新谷線や、今まで第三架橋と呼んでおりました(仮称)狩野川新橋の進捗状況を鑑みれば、早期に事業着手が必要な道路であります。  一方、土地区画整理事業は、玉川卸団地線周辺のまちづくりの方策として提案させていただいております。仮に、関係権利者の同意が得られない場合には、玉川卸団地線の整備手法等について適切な時期に検討しなければならないと考えておりますが、引き続き関係権利者の同意が得られるよう努めてまいります。  なお、先ほど申しました(仮称)狩野川新橋の呼称でございますが、このたび県は事業を進めるに当たり、正式名称が決定するまでの間は(仮称)狩野川第三架橋を(仮称)狩野川新橋としたため、名称を統一し使用することとしたものであります。  以上でございます。 83 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 84 ◯4番(山本文博君) ただいまの答弁で重要性は把握できております。若干補足しますと、今地権者さんたちが非常に苦しんでいらっしゃるというのが、要は情報不足が一番大きいんですね。  それぞれに問題点が違うんですけれども、都市計画道路玉川卸団地線については、指定変更と水路整備が除外されたという、自分たちの本意じゃないところでそれが決定されたのではないかという不満が残っています。  そして、ただいま御紹介ありました(仮称)狩野川新橋については、町民に対する行政からの情報の提供不足、そして土地区画整理事業は、地権者主導ではなく行政による強引な主導ではないかという反発が根強く皆さんの胸にございまして、それぞれ性格の違う問題なんですけれども、一律には全くいかないと思います。  ただし、先ほど課長から述べられたように、町民に対して有益であるということを引き続き継続的に繰り返し説明して、丁寧に納得を得ていくことが必要ではないかと考えています。  次に、話変わりまして、狩野川を渡る交通の集中による渋滞をはじめとする様々な交通渋滞の解消というのは、多くの町民の希望ではあります。ずっと希望です。  ただいま呼称が変わりました(仮称)狩野川新橋、そこからの接続道路、そしてこれに関する町からの説明や情報提供が少なく、不安に思う町民も少なくはありません。  (仮称)狩野川新橋、並びに現在検討している架橋に接続する県道及び卸団地内を通す予定の道路に関する事業について、進捗についてお伺いします。 85 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 建設課長 向笠君。 86 ◯建設課長(向笠昭彦君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  (仮称)狩野川新橋の計画及び南伸道路についての検討内容につきましては、令和3年6月1日号の広報しみずに掲載し、住民の皆様に情報提供するとともに、現在、県と関係市町において事業計画を進めていくための調査や計画箇所に関係する地元地区への説明を実施しているところでございます。  今後も事業の進捗に合わせ、町のホームページ等により町民の皆様に対しまして情報提供をしてまいります。  以上です。 87 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 88 ◯4番(山本文博君) ただいま課長の答弁で広報に、またはホームページによって情報提供していくということですが、この情報提供に関して現状、頭の痛い問題があります。  町のホームページを利用した情報公開というのはオンタイムで行われるので、ホームページが見られる方というのは容易にニュース、情報を得られるんですけれども、どうしてもある一定の町民はその閲覧が難しく、あくまでも紙面ベースの情報共有が必要となっています。  また、コストリダクションの観点から町の広報紙が一月に1回になったために、情報提供がややもすると2か月遅れてしまうという現状がございます。だからといって、広報紙を元に戻して月2回発行しろというわけではありませんが、インターネットからどうしても情報を得づらい町民に対しては、速報版として紙で、回覧板等で情報提供するとか、いろんな施策を講じて、何とかインターネットにアクセスできない人に対してのフォローをお願いしたいと思います。  次に、狩野川新橋からの新たな県道敷設によりまして、近隣市町よりさらに車両の乗り入れが増え、湯川の交差点及び堂庭交差点において交通渋滞が増えるのではないかとの懸念が寄せられました。道路渋滞の解消について基礎調査をした結果があるのであれば、お示しいただきたいと思います。 89 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 建設課長 向笠君。 90 ◯建設課長(向笠昭彦君) (仮称)狩野川新橋の整備目的といたしましては、狩野川中流域渡河部の渋滞解消を目的としております。県の調査では、(仮称)狩野川新橋が新たに整備され、既存橋梁の交通量が分散されることにより、徳倉橋、香貫大橋、新城橋の渋滞が緩和される分析結果となっております。  また、町では、南北方向の交通機能の強化を図るため、(仮称)狩野川新橋の的場川の接続先であります県道清水函南停車場線から玉川卸団地線南伸道路の整備を計画しております。  これらの道路の一体的な整備によりまして、幹線道路としての円滑な通行機能を確保した道路が増えるとともに、県道下土狩徳倉沼津港線を利用する交通量が分散され、町東部地区一帯の渋滞も緩和される見通しとなっております。 91 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 92 ◯4番(山本文博君) 県の分析結果、数値とかがあればお示しいただきたいんですが。 93 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 建設課長 向笠君。 94 ◯建設課長(向笠昭彦君) 県に確認しましたところ、調査は平成30年度に行ったもので、数値はあくまでも調査時点の予測数値でありますが、これらの新たな道路が完成すれば、道路ネットワークの構築により、徳倉橋に集中している1日約2万台の交通が3割程度減少する見込みであり、渋滞は緩和傾向にあると伺っております。  以上です。 95 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 96 ◯4番(山本文博君) 情報の開示要請にお答えいただき、渋滞の緩和傾向にあること、そして1日約2万台の交通が3割程度減少する見込みであるということで、一定の安心を得ました。  調査が平成30年度と古いデータでございますので、一番肝腎な清水町としては、数値が変化するや否やトレンドを見守る必要があると思います。引き続き、見守りのほうをよろしくお願いします。  次に、玉川卸団地線及びその周辺の区画整理事業、そして(仮称)狩野川新橋からの接続道路整備に関する事業について、町長自身、行政の計画、提案に対し、町民や関係者の間で事業に対する温度差があり、感情的な擦れ違いが発生していることを認識していらっしゃるかどうか確認したいと思います。 97 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 98 ◯町長(関 義弘君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  玉川卸団地線等の事業に関しましては、担当課がこれまでに実施いたしました聞き取りや意向調査等で事業の推進を希望する御意見をいただく一方、現状、変化を望まない御意見もいただいていることは認識をしております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 99 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 100 ◯4番(山本文博君) ただいま玉川卸団地線ですか、それを例題として回答いただいたわけですけれども、現状、変化を望まない意見もあると一くくりにして答弁していただきました。  町民からの私の聞き取りの内容と町長の認識に差があるのではないかと思うのではありますが、町長自身が地権者の間で問題が提起されているということを理解されているということで一安心しました。  ということで、若干補足させていただきますと、狩野川新橋に関しては静岡県、県の指導、狩野川新橋接続県道から南進し卸団地を通過する道路は清水町の主導、都市計画道路玉川卸団地線は清水町主導、区画整理事業は清水町の地権者の主導で行われる事業です。それぞれ主体が違います。
     したがって、これらの事業に重複した地権者もいらっしゃれば、1つだけに関わる地権者もいらっしゃいます。例えば都市計画道路玉川卸団地線、造るのは賛成だけど、区画整理事業は嫌やだと、私は両方ともやってほしい、私は両方とも嫌だと。複雑怪奇にいろんな方がいらして、一律に全く取り扱われない状況です。  これは、私どもにも問題があるかもしれませんが、地権者に十分な説明が行き届いてないのではないかという観点で見るのが正しいのかなと思っております。  したがって、現状、変化を望まない意見を持つ方として一言でまとめられましたが、清水町が町民に対ししっかり説明責任を果たしていないというのが実情で、それが原因で混乱を招いているのではないかという感触を得ています。  次に、昨年の第3回定例会の一般質問において行政の計画提案に対し、関係者の間で温度差があり、感情的な擦れ違いが生じている。町のトップとしてこの事態をどう収拾するかただしたところ、指摘のような状況であるならば、より一層の関係者の合意形成を得るため、山本前町長や地元議員のお力をお借りするなど、総力を挙げて取り組むとの町長答弁がございました。この1年間の成果についてお伺いします。 101 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 102 ◯町長(関 義弘君) 土地区画整理事業に関するこの1年間の成果でございますけれども、土地区画整理組合準備委員会の設立に向けた勉強会を開催するなど、さらなる機運の醸成に努めており、予定どおりとは言えませんが、一定の成果が得られているものと考えております。よろしくお願いいたします。 103 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 104 ◯4番(山本文博君) ただいま町長より、この1年間で一定の成果として土地区画整理組合準備委員会の設立に向けた勉強会を開催するなど、さらなる機運の醸成に努め、予定どおりとは言えないが、一定の成果が得られたとの答弁がございました。  私としても地権者にリサーチしました。まず、昨年町長が答弁されたように、前町長に協力を求められたかどうかについて前町長にお伺いしたところ、現町長からの接触はなかったと。地元の農業関係者に伺ったところ、町長からは、そういう話合いの場を設けるという話はなかったと。何も変化しておらず、反対の意向は変わらないと。  また、区画整理範囲に居住されている一般家庭のいわゆる参加すれば立ち退きも可能と言われる方たちの意見としまして、担当者の方が仮同意書を持ってこられたんだけど、どうすればいいのかと、よく分からなかったよと。私も地権者の1人です。私が皆さんからお話を伺う限り、町長の認識とかなり異なっていまして、この区画整理事業に関わる200件以上の地権者さん、現状、組合を形成できる機運というのは全く感じられません。  次に、令和元年度第1回玉川卸団地線周辺まちづくり説明会の冒頭において、おおむね合意形成が得られたのでこの説明会に至った旨の町長挨拶がございました。この件で、これから話合いが始まると思っていた参加した住民、この話で皆さん不信感を持つことになりました。  実は、この件について今まで町長にお尋ねする機会はございませんでした。その挨拶におけるおおむね合意形成が得られたとは具体的にどのような趣旨であったか、お伺いします。 105 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 106 ◯町長(関 義弘君) 議員御指摘の令和元年12月に開催いたしました令和元年度第1回玉川卸団地線周辺まちづくり説明会における私の発言でございますが、これは都市計画道路玉川卸団地線の計画位置の変更に向けて、町が関係機関である道路管理者、県及び交通管理者と協議を重ね、一定の進展が見られた旨、御挨拶を申し上げたものであり、これから進める土地区画整理事業も含めた周辺まちづくりについて、関係地権者の皆様との合意形成が得られたといったものではございません。  道路管理者は町であり、交通管理者が県でございました。 107 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 108 ◯4番(山本文博君) この質問は、その会合の前までは、この会合に参加する時点で、ある一定の範囲内で、私が承知している限りでは、都市計画道路玉川卸団地線の計画というのは、私の知っている範囲では皆さん賛成だったんですよ。  それが何か、ある時点から地権者の間に疑念が生じて、ある日を境に全員が反対になるという経緯がございまして、一体全体どこが問題だったんだろうというので、皆さんのメモとか資料をひっくり返してもらって探ったんです。どうもこのときの関町長の話が、御挨拶が起点として疑念を抱いたもとではないかと。  この御挨拶をもとに皆さんに聞いてみると、確かにそうだねという話で、総合していきますと、この時点からどうやら玉川卸団地線の計画や区画整理事業の理解、気持ちは一歩も動いてないと。どうも合意形成がここからスタートラインに立っていないということがある程度見えてきました。  そこで、最後なんですけれども、町長として残された任期の中で、町民との信頼回復をどのような形で図り、そしていかに合意形成を取り付けていくのかお伺いします。 109 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 110 ◯町長(関 義弘君) 土地区画整理事業を活用した玉川卸団地線周辺のまちづくりにつきましては、当該地域の課題解決に最も効果的かつ効率的な事業であるとともに、町の将来に向けさらなる活性化を図っていくために必要不可欠な取組であると考えていることから、町は関係権利者に対しまして、組合施行による事業の実施を提案してまいりました。  また、直近の意識調査では、全権利者のうち半数を超える多くの権利者の方から、事業実施に向けた検討を望む同意をいただいております。  つきましては、時間的制約がある状況ではございますが、次のステップとして、事業主体である権利者が中心となり、事業実施の前段階となる土地区画整理組合準備委員会の設立に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。  関係権利者の意向を御理解いただき、本事業の実現に向け、何とぞ御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 111 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 4番 山本君。 112 ◯4番(山本文博君) ただいま町長より、次のステップとして事業主体である権利者が中心となり、事業実施の前段階となる土地区画整理組合準備委員会の設立に向けた取組を進めていきたいとの意向をお聞きしました。  が、先ほど紹介したとおり、多くの地権者からは、合意形成のスタートラインにいまだついていないという見解も示されています。この1年間を振り返りましても、町長自身、この件で前町長の協力を仰ぐかのような答弁をされながら、一度も話合いを持っていらっしゃらない。また、意向が明らかでない地権者と直接話合いを設定されることもなかったようです。  先ほど、地権者がどこの時点で賛成から反対へ転換し、その原因がどこにあるかのリサーチをした経過を説明しました。これを踏まえまして、町民を引っ張っていく行政の強力なリーダーシップは重要なことと思いますが、強引な進め方は町民からの反発と分断しか得られないのではないか。結果としては、混乱だけが残るということになっているのではないかと推察します。  都市計画道路玉川卸団地線、(仮称)狩野川新橋の敷設、新橋から卸団地を抜けた国道1号バイパスへの整備と大きな事業、清水町の今後の都市形成に関する重要な事業です。町長として残された8か月の任期の中で、町民との信頼回復を図り、合意形成を得る努力をしていただきたいことを申し上げて、私の一般質問を終わります。 113 ◯議長(松浦俊介君) これをもちまして山本君の一般質問を終わります。  次に、14番、森野善広君の一般質問に入ります。  質問事項、「1 教師の多忙の改善を」「2 明石市の子育て施策について」。  発言を許します。 14番 森野善広君。 114 ◯14番(森野善広君) それでは、議長の許可をいただきましたので、通告しております2点について質問を行います。  まず最初の質問は、以前にも質問いたしましたけれども、教師の多忙の改善ということです。  平成28年に行ったわけでありますけれども、そのときの行政の答弁、小中学校の教師の残業時間は1日平均で3.7時間、最長では6.5時間であり、夜中の10時頃まで勤務している、そういう答弁で長時間労働の実態が浮き彫りにされました。  最近、住民の方から清水中学校の電気がついている。夜遅くまで電気がついているという話がありまして、その時間は夜の11時頃の話です。さらには、12時過ぎまでついているときもあったというふうなことでありますけれども、実際、深夜まで長時間労働が続いている、そういうことが引き続き続いているのではないかということで、今回再びこの質問をするわけです。  教師の長時間労働は、単にその教師だけの労働ではなくて、子供を健やかに育てる、未来を担う子供たちを寄り添って教育する、教え育てる。教育の育というのは育むというふうに読みます。育むというのは、心を通わせて一緒にいろんなことをやってともに成長する、そういう意味です。  ただ、教えるだけではなくて、教育ですから、そういうことをしていかなければいけない教師が夜中の深夜まで働いて、また翌朝7時半までに出勤をするというふうなことでは、これははっきり言ってできません。  だから、そういう点で、これは非常に重要な課題として改善する必要があるというふうに私は思っております。  最初の質問になりますけれども、現在、教師の残業時間、休日出勤の状況はどのようになっているのか、答弁願います。 115 ◯議長(松浦俊介君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 教育総務課長 加藤君。 116 ◯教育総務課長加藤博樹君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  教職員の残業時間につきましては、令和4年4月の町内小中学校では、1日平均2.9時間、最長で6.9時間であり、平成28年と比較すると平均残業時間は縮小しております。また、休日出勤につきましては、小学校で教職員の約2割が、中学校で8割が出勤をしており、中学校は全て部活動の顧問として指導を行ったものであります。  以上でございます。 117 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 118 ◯14番(森野善広君) 1日平均ということでありますけれども、一月だと何時間になるんでしょうか。また、一番残業時間の長い人はどのぐらい働いているのか。平均の時間は分かるんですけれども、長時間労働で最長何時間働いているのかということも長時間労働の実態の1つでありますので、一番多い人はどのぐらい働いたのか。  6.9時間が最長ということでありますけれども、前回のときには6.5時間だけれども、10時前には終わりますよという担当課長の答弁でありましたけれども、実際の時間として何時まで働いているのか、深夜何時までなのかということと、あと日曜日、休日については深夜労働はどうなっているのか。幾つかありますけれども、答弁願います。 119 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。  暫時休憩いたします。                                  午前11時02分休憩                                  ────────                                  午前11時05分再開 120 ◯議長(松浦俊介君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。  教育総務課長 加藤君。 121 ◯教育総務課長加藤博樹君) 貴重なお時間をいただきまして申し訳ありませんでした。ありがとうございました。  ただいまの御質問ですけれども、残業時間で一番長い、何時までという御質問、まずございました。こちらにつきましては、今4月分のデータの集計を取った中で平均時間等を先ほどお答えさせていただきましたけれども、個別に何時までというところまでは確認のほうをしておりませんでしたので、すみません、今お答えすることができません。  次に、もう1点の休日出勤については深夜あったのかということで、こちらについては深夜のほうはなかったということでございます。  以上でございます。 122 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 123 ◯14番(森野善広君) 残業時間のことを聞いているわけですから、平均だけでいいと。平均を出すためには、一人一人の残業時間を足して割らないと出ないわけですよ。その一人一人の残業時間の一番多い人が何時間かというのが分からないというのは、2.9時間というのは答えだけ出している。これは算数の試験でもバツですよ、小学生でも。  だからちゃんと、前回の答弁で教育長は最終的に答弁で、勤務時間の管理をやるというふうに言っているんですよ。聞いて、通告をしていて、この間、2週間ぐらいあって、残業時間に関する、私は最長で何時間働いたか、重要な残業時間の問題ですよ。平均で例えば1時間であっても、最長、過労死ラインを超える80時間があればこれは問題なわけですよ。だから、最長何時間かというのは、これは決して、こんなことばかりやっていたら時間たちますけど、言うと、清水町の中学校で今年入った人がこの4月に100時間の残業をやっているんです。4月に入った新卒の教師ですよ。100時間の残業です。過労死ライン、20時間も超えているんですよ。  そういう実態があるということは、たとえ平均が3.7から2.9に減ったとしても、これは評価できないということです。  さらに、休日の勤務時間についての深夜労働の制限はありますかと質問しましたけれども、6月の先ほど住民からの話によりますと、日曜日でも10時頃まで電気がついている。電気の消し忘れかと思って電話をしたら教頭先生が出たというふうな話です。日曜日も深夜にわたって残業しているというのが今の実態です。  ということを踏まえて次の質問に移りますけれども、そうした長時間労働についてどのように考えているのか、答弁願います。 124 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 125 ◯教育総務課長加藤博樹君) 教職員の長時間労働についてどのように考えているかということでございます。  教職員の長時間労働につきましては、1つの要因といたしまして、教職員が一人一人の子供に丁寧に関わっていること、準備に時間を費やし、質の高い授業や個に応じた指導の実現を目指している結果であると考えております。  しかしながら、長時間労働は教職員の心身に悪影響を及ぼすことから、質の高い教育を維持していくためには、ワーク・ライフ・バランスに十分注意しながら、職務に従事できる環境を整えることが必要であると考えております。  以上でございます。 126 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 127 ◯14番(森野善広君) 課長が言うように、教職員の心身に悪影響を及ぼすということですけれども、悪影響を及ぼすぐらいならいいと思います。しかしながら、教職員はもう辞めちゃえというふうなことになったらどうなりますか。  もう既に今年の4月に入った、これは安心してもらえばいいですけど、清水町のことではないんですけど、近隣自治体の話ですけど、今年の4月に入った教員がもう既に辞めちゃいました。もう体がもたない。  悪影響を及ぼすぐらいなら、それもあまりあれですけれども、辞めるということは、教員だって簡単になれないんだから、大学でのいろんな努力や教職員の国家試験も通らないといけない。静岡県の教職員の採用試験も通らなきゃいけない。幾つもの難関を乗り越えて教員になって子供のために教育をしようと、そういう人の夢を摘んじゃったんです。そういう状況に、教職員の実態が置かれているということを認識していただきたいと思いますよ。  その上で、どのように長時間労働を解決していくのか、答弁を願います。 128 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 129 ◯教育総務課長加藤博樹君) 長時間労働をどう解決していくのかという御質問でございます。  教職員の長時間労働につきましては、学校教育現場における全国的な課題であり、これまでも国において様々な施策を講じ、国、県、市町村が連携してその改善を図っているところであります。  しかしながら、社会の急激な変化により、学校教育を取り巻く環境は複雑化、多様化が進み、教職員への新たな負担が常に生じていることから、国、県の方針を踏まえつつ、これまでもスクールサポートスタッフや校務支援補助員をはじめとする各種支援員等を配置し、業務負担の軽減を図ってきたところであります。  また、長時間労働の解消には教職員数の増員も大きく寄与することから、引き続き、国や県に対し教職員の定数改善を要望してまいります。  以上でございます。 130 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 131 ◯14番(森野善広君) 今課長の答弁でスクールサポートスタッフや校務支援補助員という言葉がありましたけれども、これはどういう内容でいつからやっていることでしょうか。 132 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 133 ◯教育総務課長加藤博樹君) スクールサポートスタッフと校務支援補助員の内容といつからということでございます。  いつからというところが今分からないんですけれども、スクールサポートスタッフにつきましては、県費のほうで、県の予算のほうで対応しているスタッフになります。  校務支援補助員というのは、町の町費のほうで対応している支援員となります。こちらの業務内容につきましては、多忙な学校現場を支援するということで、教師でなくてもできるような仕事、例えば学習プリントなどの準備とか、来客や電話の応対、今コロナの蔓延している状況ですと消毒作業、そういったものを教師でなくてもできるような仕事をサポートする内容となっております。  申し訳ございません。先ほどの何年度、いつからやっているかということにつきましては、平成29年度からとなっております。  以上でございます。 134 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 135 ◯14番(森野善広君) 前回、28年にやったときも、そのときは校務支援補助員というのはなくて、採用を検討していくというふうな教育長の答弁でしたので、28年以降、そういう改善をしてきたということは評価したいと思います。それも町費でやっていると。町単独でやっているということでありますから、これは町独自でもいろいろやることはできるということだと思います。  先ほど実態をちゃんとつかんでないんじゃないかというふうな話と、長時間労働は基本的には改善されてないということを指摘いたしましたけれども、ここに7月に行われた参議院選挙の自民党さんの選挙政策があります。  その部分、教育部門だけここにありますけれども、ページ数で15ページ、88項目にわたった非常に詳細な教育に対する熱意が感じられるすばらしい教育内容の選挙政策です。はっきり言って、これから教師の負担がこれだけ増えるのかということです。88項目の中に働き方改善について書いているのは2項目だけです。その1項目もほかの課題と合わせた内容になっています。  政権党ですから、これをこれからやっていくとなれば、先ほど町長の答弁にもありましたけど、適応指導教室や通級指導教室が新たに始まる、こういう政策、政策といっても政権党のあれですから、文科省の中に入ってくれば、新たに88項目も、全部が全部じゃないですけど、多くの部分で教職員の負担が増えるということですよ。どうするんですか、これ。  今現状でもなかなか大変だということですけれども、基本的には、私は教職員の数を増やすしかないというふうに思っているんです。これはその中にはないです、残念ながら。だから、今一番最初に言ったように、教職員の働き方だけの問題じゃないわけです。私たちのこの地域や日本の将来を支える子供たちをどう教え育んでいくのかというのが教育ですから、そういう部分で、今言った答弁だけでは私は不十分だと思います。  新たな課題のほうが多いんだから、基本的には町単独で教職員を増やす。そして、今小学校3年まで導入している支援員、これを全学年もっと数を増やす。そういうことを考えていかなければ、もちろん町単ですよ。県や国は認めていませんから。先ほど言った校務支援補助員の制度、町単でできるんですから町単でやる。そのことについて当局はどのように考えているのか答弁願います。
    136 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 137 ◯教育総務課長加藤博樹君) お答えいたします。  教職員や補助員等、町単独で増員というかつけたらというような御質問だと思います。  教職員につきましては、現状、県費でという対応になっておりまして、私どものこれまでの取組といたしましては、教職員の定数改善というのがまず重要であろうということでありますので、機会あるごとに国や県に対して要望しているところであります。  また、低学年学校生活支援補助員、低学年への補助員を全学年にというお話もございました。こちらは初等教育、初期の教育が重要になっているというところで、低学年において担任との2人の指導体制により、児童が落ち着いた学習活動、学校生活を送ることができるよう、そういうことを目的に配置しているものでありますので、この全学年への配置につきましては、人員の確保、また費用対効果の面で課題があるということで、現状の取組を継続していきたいと考えております。  また、町のお話ではございませんけれども、さきに文部科学省のほうでも令和5年度に向けた予算の概算要求ということで、多忙な学校現場を支援していくということで、支援スタッフの大幅な拡充というのを打ち出しております。  先ほど御説明させていただきました教員を支援するスクールサポートスタッフ、こちらを令和4年度の2.3倍に倍増させると。教員の負担軽減を図られるよう要求を行っているということのほか、そのほかにも各種の支援員の重点配置を拡充、またちょっと話がずれてしまうかもしれませんが、本日御質問いただきました部活動の地域移行、こうこういったものも関連経費として要求しているということで、国においてもこういったものを十分認識しまして対応を進めていることでありますので、今後におきましても、国、県、町が連携しながら改善を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 138 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 139 ◯14番(森野善広君) もちろん、国、県に要望を出す、求めていくということについては、それは必要です。前回の28年のときの答弁でも、定数改善の問題については働きかけていくというのは答弁をされていますので、それはいいと思いますけれども、自分たちの町でできることは自分たちの町でやったらどうでしょうか。  全国で一番最初に少人数学級を導入したのは、長野県の小海町という、今もう合併してないですけれども、町です。当然、国や県は全くそういう考えはありませんから、小海町で教師を雇って町採用の教職員を入れた。県はこれに対して、県の職員が教えた授業は認めるけれども、町の職員が教えた授業は授業として認めないという圧力をかけてきたんですが、小海町では、自分たちの町の子供たちは自分たちの町が守るということで、長野県、教育県とよく言われますけれども、そういう背景があるんです。  最近でも秋田県の東成瀬村というところに行きましたけれども、ここでも、村ですから、もともと1クラスの人数は少ないんです。20人ぐらいなんです。その20人のクラスに支援員じゃなくて教師を村で雇って入れて、20人のクラスをTTでやっている。町単で教師を雇う。できるんです。だから、やろうと思えばできないことはないというのが考えであります。後の明石の中でも言いますので、清水町の子供たち、大切な私たちの子供や孫たちですから、そういう形でやっていきましょうよということです。  次に、外国人の子供に対する支援について質問をいたします。  現在、清水町ではどのようになっているでしょうか。 140 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 141 ◯教育総務課長加藤博樹君) 外国人の支援、どのようになっているかという御質問です。  町内の外国籍児童生徒及びその保護者への支援につきましては、2人の外国籍児童生徒と学校生活支援員を配置しており、1人はフィリピン語、もう1人はスペイン・ポルトガル語の支援に当たっております。  当該支援員は、外国籍児童生徒が多く在籍する西小学校と清水中学校を勤務校としておりますが、他の小中学校をはじめ、幼稚園や保育所からの要請に応じ、その保護者等への対応にも当たっております。  また、西小学校には日本語指導を担当する教職員が配置されており、そのほかにも、外国語自動翻訳機を活用し、支援員以外の教職員でも日常会話に支障がないよう対応しているところであります。  以上でございます。 142 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 143 ◯14番(森野善広君) 今課長が答弁した支援策について、財源はどのようなっておるでしょうか。 144 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 145 ◯教育総務課長加藤博樹君) 先ほど答弁いたしました支援員等、支援の体制での負担でございますけれども、外国籍児童生徒等学校生活支援員につきましては、県と町とで負担をしております。  また、日本語指導を担当する教職員につきましては、県費の加配となっております。外国語自動翻訳機は、町と県でそれぞれで用意しているということでございます。  以上でございます。 146 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 147 ◯14番(森野善広君) ありがとうございます。  それでは、次の外国人の子供に対する支援体制、それで十分だと考えているのかどうか、答弁願います。 148 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 教育総務課長 加藤君。 149 ◯教育総務課長加藤博樹君) 本町では、日本語の会話に課題を抱える外国籍児童生徒やその保護者の数が年々増加しており、外国語支援員の需要が高まっていることから、その支援人員や時間数の確保が課題となっております。  そのような中、本町では、全小・中学校に外国語指導助手、ALTを配置しており、小学校のALTにつきましてはフィリピン国籍であることから、言語に不安を抱える外国籍児童への支援に対応しております。  今後も外国籍児童生徒が安全で安心した学校生活を送ることができるよう、支援に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 150 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 151 ◯14番(森野善広君) 外国人の子供に対する教育というのは、なかなか厄介なんですね。ただ教えればいいということ、授業をすればいいということじゃないわけです。言語が違うということももちろんありますけれども、生活習慣が全然違うんです。長沢の辺りへ行くと結構外国人の家族が集まって外でパーティーをやっている。日本人ではなかなかそういうことをやらないですけど、普通なんですよ。  だから、そういう風習、習慣、言語が違う子供たちをやはりきちんと育てていくということでは相当、先ほど言った教職員の負担になるということです。それで非常に困難を抱えている教職員もいるわけです。  清水町の外国人はどの程度いるのかということでありますけれども、浜松は製造業の町ということで多いと言われているんですけど、浜松は人口80万で外国人、2020年のデータですから少し古いんですけど、外国人は2万3,963人、人口の2.97%です。それに対して清水町はどのぐらいいるのか。清水町の人口、その当時3万2,169人のうち外国人が1,221人、人口比で3.7%。浜松よりも多いんです。長泉町の倍です。長泉町は1.5%ぐらいです。  今質問をしている児童の数はどうなのかということですが、浜松市は全児童生徒数、小中学生の数は6万2,653人、そのうち外国人は1,262人、日本国籍だけれども、日本語が自由にしゃべれない、日本国籍の外国人が177人、比率は2%です。2.01%。純粋な外国人だけでも1.7%です。  清水町はどのぐらいいるのか。これも平成30年ですからちょっと古いですが、児童生徒数は2,664人で、そのうち外国籍の人は82人ということでした。日本国籍を持っているけれども、日本語が普通にしゃべれない子供が12人、合計で94名です。パーセントにすると3.8%。浜松市の2%の約倍の児童生徒、外国人がいるということです。  浜松はどういうことをやっているかというと、1億2,000万円の予算をつけているんです。外国人児童就学サポート相談員の配置、日本語学習支援の業務、就学前のプレスクールといって、小学校に入る前に、先ほど言った西小学校の支援員にちょっと来てほしいといって幼稚園でやるんじゃなくて、幼稚園、保育所で既にプレスクールという形でそういう教育をやっている。総額が1億2,000万円、外国人子供1人当たりにして10万円の税金を使っているということです。このほとんどが浜松市の財源です。独自の政策です。  それよりも外国人が多い清水町はどうでしょうか。町単の事業もありますけれども、これでは、先ほど言った教職員の負担を減らすということにならない。子供たちに寄り添って教育、教え育むということにならないと私は思いますよ。  そのことを指摘して2番目の質問、明石市の子育て施策について質問をしたいと思います。  明石市が有名なのはいろいろ皆さんもニュースで御存じだと思いますけれども、政府のこども家庭庁で行った国会の参考人として明石市長が呼ばれて、明石市の子育て施策を説明したんです。  その中身は、同市の目玉政策は5つの無料化ということで、所得制限なしに高校3年までの医療費無料化、これは清水町もやっておりますけれども、第2子以降の保育料の完全無料化、1歳までおむつやミルクや子育て用品を毎月配送する。無料です。小中学校の給食費の無料化、プールや博物館など公共事業の利用料の無料化などを行っている。  これはスローガンで5つの無料化ということで出しておりますので、そういうことでありますけれども、それ以外に、こども園、子供食堂や病児保育の整備、児童相談所の強化と運用改善、そういうことのために子供担当部署の人員を3倍にする。コロナ禍における奨学金の給付制度やひとり親をめぐる給付の上乗せ、各種学校における生理用品の配置や少人数学級化などの政策も進めているということです。  こうした明石市の取組について、通告した内容を見てどのように感じたのか、そのことをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 152 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 こども未来課長 小松君。 153 ◯こども未来課長(小松義和君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  町では、全ての子ども・子育て家庭に対して、包括的で継続的な支援を行うとともに、地域全体で子供を育てていくことが重要であると認識し、様々な子ども・子育て支援の施策を推進しております。  議員御提案の兵庫県明石市の取組につきましては、先進事例の1つとして参考にさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 154 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 155 ◯14番(森野善広君) 参考にさせていただきますということですけれども、先ほど同僚議員の質問でも、子育て施策については継続して強化をするというふうな答弁がありましたけれども、この明石市の例を見て、清水町も継続してじゃなくて飛躍的に子ども・子育て施策を充実させるというふうに私は思いますけれども、町長の考えはどうでしょうか。 156 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 157 ◯町長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  町では、第5次清水町総合計画に掲げる基本目標の1つである「子どもの成長や学びを地域全体で支えるまちへ」を実現するため、多様化するニーズに対応すべく、様々な子育て支援事業を展開しているところでございます。  私は従来から子供の施策につきましては、今後のまちづくりにおいて重要な施策として捉えており、6月から4月にかけて開催した地区懇談会におきましても、主要な柱として位置づけ、町民の皆様に私の思いを伝えてまいりました。  また、住民の皆様からも子供に関する多くの御意見をいただき、地域の子供は地域が育てるという思いを改めて確信したものであります。  なお、森野議員から御提示をいただきました兵庫県明石市の事例につきましては、従前から私も注目していたところでありますけれども、主には財源についてでありますけれども、どうやったらできるのかということを大分疑問を持ったところでございます。  今月末に行われます、私が会長を務める駿東郡町長会の研修先として明石市を選定しております。実地検分をさせていただきまして、様々な課題があろうかと思いますが、参考とさせていただきたいと思っております。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。 158 ◯議長(松浦俊介君) ここで教育総務課長の加藤課長から訂正を求めておられますので、発言を許します。 教育総務課長 加藤君。 159 ◯教育総務課長加藤博樹君) 大変申し訳ございません。先ほど1番目の御質問の中の外国人の支援の関係で、外国籍児童生徒と学校生活支援員の経費、どこで負担しているかということで、私は県と町で両方で負担をしているとお答えをさせていただきましたが、これは町だけの経費の負担ということで、答弁の訂正のほうをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 160 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 161 ◯14番(森野善広君) 明石市を訪問するようで、別件の訪問らしいですけれども、ぜひ十分に見てきてもらいたいというふうに思います。  それで、先ほど町長も財源の話をいたしました。私は事前の調整のときに、こういう子育て施策を行って明石市は財源を改善したというふうに話をしたと思うんです。そのことについて、ちょっと調べれば分かるんですけど、調べましたか。 162 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 こども未来課長 小松君。 163 ◯こども未来課長(小松義和君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  明石市のほう、議員のそういった御提案がございましたので、いろいろ私のほうも調べた中で、子供にお金をかけたことによって、それを起点に経済が回り出すということで、実際に明石市は税収入が増えたというような実績は認識しております。  以上でございます。 164 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 165 ◯14番(森野善広君) それを確認したというのはいいと思いますけど、数字は確認いたしましたか。 166 ◯議長(松浦俊介君) 発言終わります。答弁願います。 こども未来課長 小松君。 167 ◯こども未来課長(小松義和君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  申し訳ございません。数字のほうは確認しておりません。  以上です。 168 ◯議長(松浦俊介君) 答弁終わります。発言願います。 14番 森野君。 169 ◯14番(森野善広君) 今町長も財源がどういうふうになっているのかという疑問を持ったわけです。先ほど教育総務課長の答弁でも、教職員や支援員の数を増やせと私が質問したら、費用対効果と言ったんです。費用がかかる。その費用がかかることによって効果はどうなのか分からないという答弁をした。  費用というのは、もちろん無視しちゃ駄目です。財源はどのぐらいかかるのか。費用が幾らかかってもいいというわけではありません。財源の制限がありますから、幾らかかっていいというわけでもありませんけれども、やはり確認しないと駄目でしょう。今は簡単にできるんだから。  明石市はどうなったか。やはり扶助費は増えます。今の市長になって扶助費は250億から350億、100億増えたんです。1.5倍に近い数が増えた。やっぱり大変です。これだけの事業、5つの無料化をやって、町長、先ほど学校給食は減額を継続してと言っているけど、これまで同僚議員が小中学校の給食を無料にしようと言ったら、財源が1億かかる、2億かかると言って無理ですと言った。だから、今明石市がやったようなことをやれば財源は当然増えます。その結果どうなるかです。  明石市は、財源が増えてもそれ以上の効果があると国会で説明したんです。部活の支援員も、単に教師の負担を減らすだけじゃなくて、そういう担当の力といいますか、そういう厚い層で子供を育てるということをやれば、子供は能力を出すんです。  朝倉教育長が以前、東中学校に行ったときに、東中学校は駅伝部、その前の年は県予選も行けなかったチームが、朝倉先生が行って、そのチームを育てて全国大会へ行きました。県で1位になった。その話をいろいろやると時間がありませんから、それもちゃんと指導層を厚くしたんです。そのことは子供の能力を引き出す。子供を育み育てることにつながっていくということです。  先ほど金は250億から300億に増えたと言いましたけれども、一方では、平成7年、明石市は基金が140億あったんですが、75億まで減ります、平成23年、4年。しかし、今どのぐらい基金があるか、112億です。基金だけじゃなくて市債はどうなのか。997億の市債があるんですけど、これは1,193億に増えます。しかしながら、臨時財政対策債を除くと696億から682億に減っているんです。  明石市は2000年に入って人口減少が続きましたけれども、市長が替わったのが2011年です。2013年から増え続け、現在も人口は増えています。出生率も2018年には1.7に増えて、長泉が1.7幾つですから、長泉に並ぶぐらいになった。合計特殊出生率が全国平均の1.42よりも0.3も高いんです。  扶助費は増えたけれども、大きな成果、これは金額だけじゃなくて、多分、子供の中身、教育の中身も大きく変わったと思うんです。ぜひ町長、その辺りをきちんと見ていただいて、清水町の子育て施策に反映させていただきたいということを最後にお願いをして私の質問とします。  以上です。 170 ◯議長(松浦俊介君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  どなた様も御苦労さまでした。                                  午前11時46分散会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和4年9月8日                清水町議会議長     松 浦 俊 介                ────────────────────────
                   署名議員(14番)    森 野 善 広                ────────────────────────                署名議員(1番)    向 笠   誠                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...