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5 ◯議長(松浦俊介君) 日程第3 諸報告を行います。
初めに、監査委員から、令和4年1月分の
例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しておきました。
次に、去る2月15日、静岡県
町村議会議長会総会及び議長会議が開催され、オンラインでの参加をいたしました。
次に、去る2月17日、裾野市において
駿東地区交通災害共済組合議会2月定例会が開催され、これに出席いたしました。
次に、今定例会に地方自治法第121条の規定によって出席を求めました者の名簿はお手元に配付したとおりであります。
なお、今定例会の最終日に
全員協議会を予定しております。
以上で諸報告を終わります。
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6 ◯議長(松浦俊介君) 日程第4 町長の施政方針を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
7 ◯町長(関 義弘君) 皆さん、おはようございます。令和4年
清水町議会第1回定例会の開催に当たり、新年度当初予算案をはじめ関係諸議案の御審議に先立ち私の町政に対する基本的な考え方及び主要な施策の概要を申し述べ、町民の皆様並びに議員各位になお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
新型コロナウイルスの感染拡大から既に2年が経過しておりますが、いまだ終息には至らず、感染者数は増減を繰り返し国内外の
社会経済活動に大きな影響を与え続けています。この間、国内では
緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置が発出され、対象となった静岡県でも、飲食店に対する営業時間の短縮要請やイベントの開催制限、住民への
外出自粛要請など厳しい措置が取られました。また、2020年に開催予定でありました
東京オリンピック・パラリンピックはこの影響で史上初の延期となり、県内で開催された自転車競技などの一部を除き無観客での開催となりました。
感染抑制の切り札とされていた
ワクチン接種は、本町においては昨年5月から開始し、本年1月には対象者の88%を超える方が2回目の接種を終了しましたが、新たな変異株である「
オミクロン株」の爆発的な感染力により、欧米諸国での感染の再拡大をはじめ国内においても瞬く間に拡大し、再び
まん延防止措置が発出される事態となるなど、依然として予断を許さない状況に変わりありません。
予防効果の向上が期待される3回目の
ワクチン接種につきましては、国の要請を受け接種を前倒しし、本町では本年1月下旬から
医療従事者を、2月からは65歳以上の方を、今月からは65歳未満の方を対象として進めており、併せて様々な状況、状態の方に対応できるよう医療機関で
ワクチン接種を行う個別接種と
地域交流センターで行う集団接種を並行して行っております。このように柔軟で円滑な対応を取ることが可能となったのは
沼津医師会をはじめとする関係者の皆様の御協力によるものであり、御協力いただいております多くの方々に心より感謝を申し上げます。新年度におきましても、引き続き
新型コロナウイルス感染症の状況を見極め町民の安全安心を最優先にした対策に総力を挙げて取り組んでまいりますので、皆様の一層の御協力をお願い申し上げます。
一方、明るい話題といたしましては、昨年12月に開催されました第22回静岡県
市町対抗駅伝競走大会の町の部において本町の駅伝チームが、第20回大会、第21回大会に続く3連覇は惜しくも逃したものの準優勝という大変すばらしい成績を収めていただきました。また、個人といたしましては、本町在住の中学生、
吉田悠里奈選手が
女子サッカーにおいて、高校生の
江頭奈美恵選手が
女子ホッケーにおいて世代別の日本代表に選出されるなど、我が町の未来を担う子供たちを含めた多くの方がこのようにすばらしい結果や評価を受けたことは町長として大変喜ばしく感じております。
新型コロナウイルス感染への予防対策が徹底され多くの
スポーツ施設において利用制限がかかり平常どおりの練習を継続することが非常に困難な状況にありながら、私たち町民に誇りと感動を与えていただいた皆様には改めて感謝を申し上げますとともに今後のさらなる活躍にも期待を寄せているところであります。
私は、町長就任以来3年間、若者が活躍して、高齢者が生きがいを持ち、子育てしやすく誰もが健康でいられるまちを目指して走り続けてまいりました。令和4年度は1期4年目の集大成の年となります。私の施策の柱として掲げております「
子育て世代と若者の支援」「
笑街健幸都市の創生」「清水町らしさを守り・活かす新しい観光の推進」「都市機能の強化」「地域経済の活性化」、この5つを主軸として引き続き町政運営に全力で取り組み、成果を出せるよう果敢にチャレンジしてまいります。
本年度は、
新型コロナウイルス感染症が終息せず、令和2年度に引き続いて多くの事業で中止や縮小、延期を余儀なくされましたが、新年度におきましては、更なる情報の早期把握を徹底し、必要に応じ様々な対策を講じることで町民への影響を最小限となるよう努め、加えて「選択と集中」による効果的な施策の推進を図るとともに困難に直面する方々をしっかりと支える施策を実施してまいります。
新しい社会情勢に対応した施策といたしましては、主に次の3点を推進してまいります。
まずは、
新型コロナウイルス感染症についてであります。
これまでも、国の交付金を活用しつつ感染拡大の防止に努めるとともに影響を受ける町民や事業者の支援、地域経済の活性化に取り組んでまいりましたが、長引くコロナ禍により、改めて町民生活への支援と
町内事業者への
緊急経済対策が必要であると判断し、町内での利用に限定した
プレミアム商品券を発行いたします。発行に当たりましては、全ての世帯が密集を避け安心して購入できるよう現在準備を進めているところであります。
また、
新型コロナウイルス感染症が社会に及ぼした影響は、外出自粛による体力の低下、
生活習慣病の発症、認知機能の低下等の健康二次被害も懸念されておりますので、高齢者をはじめとした影響が心配される方々への支援を検討し、心身ともに健康的な生活を送っていただく手助けをしてまいりたいと考えております。
次に、
自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)への対応についてであります。
今般の
新型コロナウイルス感染症への対応を通じて国や
地方公共団体の
デジタル化の必要性が強く認識されたことから、国においてはデジタル庁を創設し、自治体におけるDX推進の流れが加速しているところであります。国は書面、押印、対面を原則とした制度の見直しを行う中、本町におきましては押印原則の見直しについていち早く対応をしてきたところであります。また、新年度では
情報通信基盤の再構築を行い、近い将来の書面、対面主義の見直しを見据え、デジタルの力を最大限活用するための
環境づくりを進めてまいります。
学校教育におきましても、コロナ禍の影響により大きな転換期を迎えております。
GIGAスクール構想により整備された
タブレット端末等を活用し、これまでの教育実践とICTを組み合わせた新たな教育の仕組みを導入し学力の向上に努めてまいります。
最後に、
健幸づくりの推進であります。
静岡県が推進する「“ふじのくに”フロンティアを拓く取組」において、町の全域が「笑顔があふれ誰もが健康で暮らせる『笑街健幸のまち』
推進エリア」と認定されており、本年度におきましては、一人一人の状態にあった
運動プログラムの紹介等を行う
健幸コンシェルジュの育成を進めてまいりました。新年度は、この
健幸コンシェルジュが常駐する施設をスポーツの駅として開設するとともに、スポーツの駅を中心に幅広い世代が健康的に日常生活を過ごす
きっかけづくりができるよう取り組んでまいります。
さて、新年度は第5次総合計画がスタートしてから2年目の年となります。昨年公表されました2020年国勢調査の人口は、調査始まって以来の人口減少となった前回調査に続いての減少となりましたが、国による将来人口の推計や総合計画において町が掲げる将来展望の人口推計に比べ上回っている状態であります。引き続きこの状況を維持できるよう第5次総合計画に基づく施策を力強く進めてまいります。
なお、各分野の主要施策につきましては、第5次総合計画の6つの基本目標に沿ってその大要を御説明申し上げます。
まず、一つ目の基本目標「誰もがやすらぎと生きがいを感じる『笑街健幸』のまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、
健康づくりや予防に関する支援、福祉施策の充実を図るとともに、誰もが生涯にわたり活躍し、
学びや文化活動を楽しめる
環境づくりを進め、心身ともに健康で幸せを感じられるくらしの実現に努めてまいります。具体的には、
健康づくりの支援として、ウォーキングの歩数や体重、血圧等の各種データを記録できる「
まち歩きアプリ」を新たに導入いたします。歩数等による
ランキング機能を備えることで楽しく健康行動を続けるきっかけとし、
健康アプリで貯めたポイントを町の地域通貨「ゆうすいポイント」に交換可能とするなど、地域経済に還元する仕組みをつくることで更なる町民の皆様の健康行動を推し進めてまいります。
また、まほろば館東側の河川敷地を利用し親子で野菜を育てることができる
親子食育農園を開園し、野菜を育てる楽しさを知っていただくとともに「食」に関する知識と健全な食生活を実践できる力を育むなどの総合的な食育事業を行ってまいります。
スポーツ活動の推進といたしましては、町民の
スポーツ環境を維持し安全性を確保するため緊急性の高いものから順次
改修工事等を実施するとともに、子供のスポーツに関する興味関心を高めるため、小さな子どもの運動神経や
バランス感覚の発達に効果的とされる
ランニングバイクを使用した大会を開催してまいります。
犯罪被害に遭われた方を支援する取組といたしましては、
犯罪被害者等基本法に基づき
犯罪被害者等の支援を総合的に推進するため、新たに
遺族見舞金及び
重症病見舞金を給付する制度等を創設することで
犯罪被害者等が受けた被害等の軽減及び回復を支援してまいります。
保健事業につきましては、これまでそれぞれの分野において個別に推進しておりました高齢者の保健事業と
介護予防等を一体的に推進し、身体的機能や
認知機能等の低下がみられる方、いわゆるフレイルの恐れのある高齢者を包括的に支援していく体制を整備いたします。
文化・芸術の分野につきましては、「鎌倉殿の13人」「どうする家康」と2年連続で本町を含め静岡県にゆかりのある大河ドラマが放送されますので、これを契機に歴史文化に関する講演会を開催するとともに、図書館に関係図書を配架することで改めて歴史文化を身近に感じ、学ぶ機会としていただきたいと考えております。
次に、二つ目の基本目標「子どもの成長や学びを地域全体で支えるまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、安心して子供を産み育てることができる環境を
地域ぐるみでつくるとともに、保育・教育体制の一層の充実により
子育て世代の定住を促し、
子どもたちの可能性とまちへの愛着を高める取組を推進してまいります。
子育て支援の分野につきましては、第2期子ども・
子育て支援事業計画に位置付けている「
子ども家庭総合支援拠点」の運用を開始し、児童虐待をはじめとした子どもの権利侵害に早期に対応できる体制を目指して
子ども家庭支援員を中心に
各種福祉機関と連携し、18歳までの子どもとその家庭及び妊産婦等に対し切れ目なく実情に応じた適切な支援を継続的に行ってまいります。
学校施設の整備につきましては、
南小学校北校舎の
長寿命化対策を検討するため躯体の
詳細調査等を行い、その結果を踏まえ今後の対応方針について判断していくとともに、学校給食による食中毒の防止や
調理関係者の
労働環境改善のため中学校の給食棟の空調設備の整備を行い安全安心な給食を提供する
衛生管理体制の強化を図ってまいります。
学校給食費につきましては、食材料等の価格が上昇する中、7年間据え置いていた
学校給食費の改定を予定しておりますが、
新型コロナウイルス感染拡大による保護者の
経済的負担を軽減するため、令和4年度においては改定分の一部を支援してまいります。
社会教育の分野につきましては、複雑化・多様化する社会の中、誰一人取り残さない教育の浸透を図り、「地域とともにある
学校づくり」を推進し、学校教育を核とした地域とのより良い
関係づくりを進めてまいります。各学校に
地域学校協働活動推進員を派遣し、学校が抱える課題やニーズのコーディネートを担ってもらうことで、学校、
学校ボランティア、家庭等を結び付け地域全体で子供たちの学びや成長を支える仕組みを継続してまいります。
次に、三つ目の基本目標「豊かな自然環境と地域の活力が誇りを育むまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、柿田川をはじめとするかけがえのない自然環境の魅力を共有し守り続けるとともに、地域の宝や特長を生かした独自の産業振興や情報発信を通じてまちの活力とまちへの誇りを高めてまいります。
柿田川公園の整備につきましては、
地域交流センターやまほろば館から柿田川公園につながる
堂庭口遊歩道の整備を行います。令和5年度には三島市と共同開催する
全国水環境保全市町村連絡協議会の全国大会、いわゆる「
名水サミット」が予定されておりますので、この整備の実施により柿田川とその周辺の魅力をさらに高めてまいります。
循環型社会形成への取組では、ごみの減量と持続可能な社会の構築を目指す視点から生
ごみ処理機設置の助成を拡充し家庭から出る生ごみの乾燥化・堆肥化の普及を進めるとともに、食品ロスの削減など環境負荷の低減に努めてまいります。
産業の振興につきましては、従来の
補助金制度等を見直し、町の中核を担う先進的な企業に引き続き町の産業力の成長をけん引していただくため新たに経営指標を向上させる計画に対する「
経営革新計画支援事業」、地域資源を活用した商品開発に対する「
共同開発支援事業」を新設するとともに、
新規創業者については従来のメニューである「販売・
資格取得促進事業」の補助限度額の引上げを行います。
農業分野につきましては、
農業従事者の高齢化に伴う遊休農地の増加抑制を目的として、近隣市町及び関係機関と連携しながら耕作放棄地の活用による
新規就農者の育成を図ってまいります。
移住定住の促進といたしましては、次世代を担う若者の首都圏等への転出の抑制や
経済的負担軽減のため
新幹線通学定期券購入費の一部の貸与を引き続き行うとともに、東京圏から本町へ移住して就業又は起業等した方に対する支援である移住・
就業支援金制度において、扶養する18歳未満の子供の人数に応じ支援金の拡充を行ってまいります。
次に、四つ目の基本目標「持続可能で快適なくらしを支える都市基盤を備えるまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、
公共交通機能の維持や道路整備によって町内外への移動の利便性を高めるとともに、適切な土地利用の推進、公園や下水道など快適なくらしを支える施設の維持、整備を進め、「くらしやすさ」の基盤強化を図ってまいります。
公共交通機能の維持・向上といたしましては、
町内循環バスの停留所の一部にベンチを設置し高齢者をはじめとする利用者の利便性を高めるとともに、引き続き不採算路線の運行維持を支援し町民の移動手段を確保してまいります。
道路整備につきましては、伏見柿田線の
歩道拡幅工事の早期完了を目指すとともに、
西間門新谷線の整備や
自転車ネットワークの整備による矢羽根の設置など都市基盤の整備を引き続き進めてまいります。また、町民生活に密着した生活道路について、快適に安心して通行できる道路整備を進めるとともに、必要に応じ
道路補修工事を順次実施し、安全かつ快適な道路の維持管理に努めてまいります。
県が事業計画を決定した狩野川第三架橋に係る的場地内から
玉川卸団地線につながる計画路線について線形の検討を進めていくとともに、
玉川卸団地線の整備と併せた周辺の土地利用の検討について、引き続き地権者の皆様との合意形成を促進してまいります。
下水道事業につきましては、町民の快適な生活環境の整備と維持のため未普及地の解消を目指し玉川、八幡、柿田、久米田及び徳倉地区の整備を進めるとともに、
ストックマネジメント計画に基づき長沢及び柿田地区の管渠のカメラ調査や
マンホールポンプ場の改築更新を行ってまいります。
次に、五つ目の基本目標「自助・共助・公助の連携で安全で安心してくらせるまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、自助・共助・公助の全てのレベルで災害や犯罪に対する備えを強化し、安全で安心してくらせる
環境づくりを推進してまいります。
災害対策といたしましては、行政無線、同報無線、
J-アラート等の適切な管理を行うとともに、避難所用の資機材や
新型コロナウイルス感染対策品を含む衛生用品などの備蓄品について引き続き整理してまいります。また、近年増加する水害をはじめとする災害対応では消防団の協力が不可欠であることから、
活動力強化を図るため消防団の装備の充足や訓練に対する支援を引き続き行ってまいります。
県が指定する急傾斜地に接する町道の災害防除及び安全確保については、急
傾斜地道路のり面の
定期点検業務を実施し、その結果を踏まえ、必要に応じ
補修工事等を計画してまいります。
交通安全の分野につきましては、通学路や生活道路の
交通安全対策、危険箇所の改善に取り組むとともに、増加する
高齢者ドライバーによる交通事故への対策として運転免許証の
自主返納制度への理解と利用促進に取り組み、交通事故のない
まちづくりを推進してまいります。
次に、六つ目の基本目標「未来への責任あるまちへ」に向けた施策についてであります。
ここでは、「協働と協創」、また様々な主体とのパートナーシップによって効果的、効率的に施策を推進していくとともに、限られた財源を有効に活用していくため
行財政改革を進めてまいります。
海外姉妹都市との交流につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止が余儀なくされているカナダ・スコーミッシュ市への
中学生ホームステイ派遣事業につきましては、新たな手法として現地中学生との
オンライン交流事業を実施し、貴重な海外との交流の機会を失うことがないよう多文化共生の取組を進めてまいります。
協働・連携による
まちづくりの推進につきましては、自主的に
まちづくりに取り組む団体を認定しその活動を広く紹介するとともに、
町民活動団体や企業が参画した懇談会等を開催するなど、町民と行政がともに活動する「協働・協創」による町を目指してまいります。
広報・広聴の充実につきましては、従来の広報しみず、
ホームページ、SNS等に加え新たにテレビの
dボタンサービスを利用したリアルタイム型の広報を導入し、更に多くの町民に必要な情報を届けられるよう情報発信の強化を図るとともに、令和5年に迎える町制施行60周年記念に向けた町勢要覧の作成準備を進めてまいります。
ICTの高度利用による情報化の推進につきましては、
庁内ネットワークを再構築し、今後想定される
リモートワークや電子決裁、新たな
電子申請システムに対応するための基盤整備を行います。
持続可能な財政運営につきましては、
ふるさと納税や
企業版ふるさと納税に関する取組を重点的に行ってまいります。
ふるさと納税は、本年度において返礼品の充実と
ホームページ掲載方法の見直しにより過去最高の収入額となっており、
企業版ふるさと納税につきましても、民間の
ポータルサイト等を活用するなど新たな取組により増収を目指しております。今後も新たな自主財源が安定して確保できるよう、引き続き周知等に努めてまいります。
行政改革分野につきましては、
行政改革アクションプランにおいて具体的な実施事業を定めるとともに、
行政改革推進委員会の意見等を伺いながら必要に応じて見直しを図っておりますが、
少子高齢化をはじめ様々な行政課題が山積する社会情勢となっておりますので、引き続き全庁を挙げた取組に努めてまいります。
以上、令和4年度の町政運営に対する基本的な考え方と主要な施策につきまして、その概要を御説明申し上げました。
予算につきましては、
収支均衡型財政を基本としながら、これまで申し上げた方針に合わせて編成を行った結果、一般会計の予算規模は104億3,300万円、令和3年度当初予算に比べて4億7,800万円、4.8%の増額となりました。また、これに特別会計の総額57億5,920万3,000円と
下水道事業会計の総額22億6,699万9,000円を合計いたしますと184億5,920万2,000円となり、全体の予算規模は、令和3年度当初予算に比べて5億8,574万1,000円、3.3%の増額となっております。
本年度におきましては、
新型コロナウイルス感染症による影響を勘案し補助事業の見直しや
実施計画事業の
繰り延べ等歳出予算の抑制に努めたところでありますが、新年度におきましては抑制していた事業を復活させた予算規模となっております。今後も町政を取り巻く課題は山積しており、特に扶助費をはじめとする社会保障関連経費は右肩上がりでの増加が見込まれる中、町の優先課題や重点施策に取り組んでいく必要があります。加えて自治体DXの推進など新時代の行政運営の変化に迅速な対応が求められることから、町民の期待に応えられるよう積極的に、また柔軟に行政課題に取り組んでまいります。
ある民間の調査において、本町が「住み続けたい街ランキング」で県内1位に選ばれており、これまでの
まちづくりで培われてきた本町の魅力である「くらしやすさ」が評価されたものと捉えております。私の1期4年目の集大成となる令和4年度では、この「くらしやすさ」に一層の磨きをかけ、清水町の新たな未来に向けて大きく羽ばたかせる1年となるよう、引き続き「くらしやすさで未来をともにつくるまち・清水町」の実現に向けて町政における私の責務を確実に果たしてまいる所存であります。
以上、令和4年度の施政方針を申し述べさせていただきました。町民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層の御支援、御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
8 ◯議長(松浦俊介君) 以上で町長の施政方針を終わります。
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9 ◯議長(松浦俊介君) 日程第5 議案第4号 静岡県市町総合事務組合規約の一部を変更する規約についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
10 ◯町長(関 義弘君) 議案第4号 静岡県市町総合事務組合規約の一部を変更する規約について御説明申し上げます。
本案は、一部事務組合の静岡県市町総合事務組合の構成団体である養護老人ホームとよおか管理組合が令和4年3月31日付をもって解散し当該組合を脱退することに伴い、本組合の規約の一部を変更することについて地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上、本案の内容について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
11 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。
質疑に入ります。
発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
12 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第4号につきましては、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13 ◯議長(松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第4号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。
これより議案第4号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
16 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。
したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。
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17 ◯議長(松浦俊介君) 日程第6 議案第5号 清水町
犯罪被害者等支援条例について、日程第7 議案第6号 清水町空家等対策協議会設置条例について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
18 ◯町長(関 義弘君) 議案第5号及び議案第6号、各条例の制定について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、議案第5号 清水町
犯罪被害者等支援条例について御説明申し上げます。
本案は、
犯罪被害者等基本法に基づき本町における
犯罪被害者等が安全で安心して暮らせることができる地域社会を実現するため本条例を制定するものであります。
条例の主な内容でありますが、町による相談及び情報の提供等について定めるとともに、
犯罪被害者等である町民に対する見舞金の支給や日常生活の支援等について必要な事項を定めるものであります。
次に、議案第6号 清水町空家等対策協議会設置条例について御説明申し上げます。
本案は、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき空家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議を行う清水町空家等対策協議会を設置するため本条例を制定するものであります。
条例の主な内容でありますが、同協議会の所掌事務や組織、任期について必要な事項を定めるものであります。
以上、各条例の制定について、一括してその概要を御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
19 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。
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20 ◯議長(松浦俊介君) 日程第8 議案第7号 清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、日程第9 議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第10 議案第9号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、日程第11 議案第10号 清水町営住宅条例の一部を改正する条例について、日程第12 議案第11号 清水町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、以上5件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
21 ◯町長(関 義弘君) 議案第7号から議案第11号まで、各条例の一部を改正する条例について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、議案第7号 清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
本案は、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止され個人情報の保護に関する法律に統合されることに伴い所要の改正を行うものであります。
改正の内容でありますが、本条例で定義する用語について、引用している法律及び条項を改めるものであります。
次に、議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
本案は、令和3年の人事院勧告に基づき町職員の給与等について所要の改正を行うものであります。
改正の主な内容でありますが、民間の支給状況等を踏まえ、賞与の年間支給率を0.15か月分引き下げるとともに、令和3年12月賞与への反映が見送られた令和3年度の引下げ分について本年6月の支給時に減額する特例措置を設けるものであります。
次に、議案第9号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
本案は、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の公布に則した改正を行うほか保険税率等について所要の改正を行うものであります。
改正の主な内容でありますが、未就学児に係る被保険者均等割額について、未就学児1人につき2分の1を乗じて得た額とするほか資産割額を廃止し所得割額の税率を6.2%から6.7%に改めるものであります。
次に、議案第10号 清水町営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
本案は、
犯罪被害者等基本法及び議案第5号で御説明いたしました清水町
犯罪被害者等支援条例に基づき
犯罪被害者等である町民の居住の安定を図るため所要の改正を行うものであります。
改正の内容でありますが、入居者の資格や入居者の選考を改正し
犯罪被害者等を優先的に入居することができるよう改めるものであります。
次に、議案第11号 清水町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
本案は、
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正されたことに伴い所要の改正を行うものであります。
改正の内容でありますが、消防団員等公務災害補償を受ける権利を担保とする特例を定めた規定を削除するものであります。
以上、各条例の一部を改正する条例について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
22 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。
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23 ◯議長(松浦俊介君) 日程第13 議案第12号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11回)について、日程第14 議案第13号 令和3年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)について、日程第15 議案第14号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)について、日程第16 議案第15号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について、以上4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
24 ◯町長(関 義弘君) 議案第12号から議案第15号まで、令和3年度の各会計補正予算について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、議案第12号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11回)について、その概要を御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に8,619万9,000円を追加し、歳入歳出それぞれ117億6,576万2,000円といたします。
まず、歳入について申し上げます。
地方交付税では、国の補正予算に追加計上された普通交付税の再算定により、1億9,800万円余を追加いたします。
国庫支出金では、低所得の子育て世帯生活支援特別給付金事業がおおむね完了したことに伴い関連経費を減額する一方、転出・転入手続のワンストップ化に伴うシステム改修の財源となる社会保障・税番号制度システム整備費補助金や町内2中学校給食棟の空調設備に係る学校施設環境改善交付金の増額など、合わせて1,000万円余を追加いたします。
県支出金では、町外新制度幼稚園に係る保育所運営費負担金や国民健康保険基盤安定負担金、子ども・
子育て支援給付費補助金の増額など、合わせて260万円余を追加いたします。
寄附金では、これまでに申請を受け付けた補正予算に未計上の713件分の寄附、2,200万円余を追加いたします。
繰入金では、今年度の交付額を見込んだ
新型コロナウイルス感染症対策貸付資金利子補給基金繰入金と今回の補正における財源調整としての財政調整基金繰入金の減額により、1億6,900万円余を減額いたします。
町債では、国の補助金の内示を受けた中学校給食棟空調設備整備事業債を新たに追加するなど、合わせて2,200万円余を追加いたします。
次に、歳出について申し上げます。
総務費では、今回の補正予算における歳入超過分などを財政調整基金に積み立てるとともに、転出・転入手続のワンストップ化に伴う住民基本台帳システム改修業務などの委託料など、4,300万円を追加いたします。
民生費では、寄附金の使途条件に基づく社会福祉事業基金積立金や国の補正を受けた保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金などを追加する一方、低所得の子育て世帯生活支援特別給付金などの減額により、合わせて200万円余を減額いたします。
衛生費では、新型コロナ対策を使途とした寄附金を財源として保健センターで使用するアルコール消毒液等を購入するため、19万円余を追加いたします。
農林水産業費では、森林環境譲与税基金への積立金23万円余を追加いたします。
商工費では、ふるさと寄附金の増加に伴う返礼品に係る報償費や手数料など、合わせて220万円余を追加いたします。
土木費では、社会資本整備総合交付金事業に係る事業費の配分変更を行うとともに
西間門新谷線第4工区における総事業費の減少に伴い県への負担金を減額するなど、2,800万余を減額いたします。
教育費では、国庫補助金の内示を受けた町内2中学校における給食棟空調設備整備事業費や各小中学校におけるコロナ対策消耗品の購入、社会体育施設の臨時休業措置に対する指定管理者への協力金など、合わせて7,000万円余を追加いたします。
また、繰越明許費では、住民基本台帳システム改修業務をはじめ全9事業について、年度内の完了が見込めないことから翌年度に繰り越すこととするほか、債務負担行為では、一級河川境川新橋架け替え工事負担金について、令和6年度までの3年間、総額2億6,500万円を限度として設定するものであります。
次に、議案第13号 令和3年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に266万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ271万9,000円といたします。
まず、歳入について申し上げます。
財産収入では、実績に基づき土地開発基金利子を減額するほか基金が保有している土地の貸付収入を追加し、合わせて260万円余を追加いたします。
次に、歳出について申し上げます。
諸支出金では、財産収入の追加により、土地開発基金積立金に260万円余を追加いたします。
次に、議案第14号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に15万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ30億781万6,000円といたします。
まず、歳入の国民健康保険税では、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う減免措置により、47万円余を減額いたします。
県支出金及び国庫支出金では、国民健康保険税の減免に伴う減収補填措置として、合わせて47万円余を追加いたします。
繰入金では、今回の補正予算の財源調整として、国民健康保険事業基金繰入金を減額する一方、一般会計からの繰入金を増額し、合わせて15万円余を追加いたします。
歳出では、国民健康保険税の減収補填措置分について、県支出金や国庫支出金で賄うための財源振替を行うとともに令和2年度決算の確定に伴う交付金の返還金15万円余を追加いたします。
次に、議案第15号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から16万2,000円を減額し、歳入歳出それぞれ4億2,732万6,000円といたします。
まず、歳入につきましては、低所得者の保険料の軽減や社会保険からの加入者に対する激変緩和措置分を補填するための保険基盤安定負担金の交付決定に伴い、繰入金16万円余を減額いたします。
次に、歳出につきましては、歳入における保険基盤安定繰入金の減額に伴い、後期高齢者医療広域連合納付金16万円余を減額いたします。
以上、令和3年度の各会計補正予算について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
25 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。
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26 ◯議長(松浦俊介君) 日程第17 議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について、日程第18 議案第17号 令和4年度清水町土地取得特別会計予算について、日程第19 議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について、日程第20 議案第19号 令和4年度清水町介護保険事業特別会計予算について、日程第21 議案第20号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計予算について、日程第22 議案第21号、令和4年度清水町
下水道事業会計予算について、以上6件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。
(町長 関 義弘君登壇)
27 ◯町長(関 義弘君) 議案第16号から議案第21号まで、令和4年度の各会計当初予算について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について御説明申し上げます。
先ほど施政方針でも申し上げましたとおり、令和4年度一般会計歳入歳出予算の総額は104億3,300万円となり、前年度の当初予算と比較いたしますと、4億7,800万円、4.8%の増となっております。
まず、歳入の主なものについて申し上げます。
歳入の根幹をなす町税では54億2,500万円余を計上し、前年度と比較いたしますと、2億4,900万円余の増額となっております。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響による減額は見込まれるものの、令和3年度の決算見込みから個人及び法人町民税や固定資産税などの増額を見込んだものであります。
国庫支出金では、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費の当初予算化、社会資本整備総合交付金や障害者関連給付費負担金などの増額により、2億5,300万円余の増額となっております。
また、県支出金では、国庫支出金と同様に障害者関連給付費負担金の増額により2,700万円余の増額を見込み、国と県を合わせて22億円余を計上いたします。
町債では、臨時財政対策債のほか生活道路整備事業、交通安全交付金事業及び河川改良事業などの財源として、5億6,000万円余を計上いたします。
次に、歳出の主なものについて申し上げます。
総務費では、デジタルの活用による行政サービスの向上を図るため
庁内ネットワークの再構築を行うほか、テレビのdボタンによる情報発信や令和5年度の町制施行60周年に向け町勢要覧の作成を進めてまいります。
民生費では、
子ども家庭総合支援拠点の運用を開始し子供の権利侵害に早期に対応できる体制を構築するとともに、民間保育所への支援、こども医療費の助成や障害児への介護給付など、町の重要施策である
子育て支援事業を引き続き実施いたします。
衛生費では、
新型コロナウイルスワクチン接種事業を引き続き進めるほか、「
笑街健幸都市」の実現に向け町民の日常的な健康管理の一助とするための「
まち歩きアプリ」の導入や高齢者保健事業と介護予防などを一体的に推進する体制を整備してまいります。
土木費では、都市計画道路
玉川卸団地線からの南進道路の線形の検討に着手するとともに、生活道路や
西間門新谷線第7工区、町道24号線の歩道整備などを引き続き実施いたします。
教育費では、築50年以上を経過した
南小学校北校舎の改修に先立ち躯体調査とともに基本計画を策定するほか温水プールの天井改修や電気設備の更新工事を実施するなど、老朽化した施設の適正な維持管理に取り組んでまいります。
次に、議案第17号 令和4年度清水町土地取得特別会計予算について御説明申し上げます。
令和4年度の予算規模は2万2,000円で、前年度と比較いたしますと、3万円の減額となっております。
当会計予算は、土地開発基金から生ずる利子等を同基金に積み立てるものが主なものであります。
次に、議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
令和4年度の予算規模は29億974万2,000円で、前年度と比較いたしますと、3,029万6,000円の減額となっております。
まず、歳入の主なものについて申し上げます。
国民健康保険税では、被保険者数の減少などから、前年度と比較いたしますと2,500万円余を減額し6億3,700万円余を、また、県支出金では20億2,800万円余を見込んだところであります。
繰入金では、保険基盤安定繰入金や職員給与費などのほか保険事業等の財源を繰り入れるとともに、国民健康保険事業基金から4,400万円余を繰り入れるなど、合わせて2億3,500万円余を計上いたします。
次に、歳出の主なものについて申し上げます。
保険給付費では、19億8,100万円余を計上し、前年度と比較いたしますと、1,000万円余の減額となっております。
また、静岡県に納付する国民健康保険事業費納付金では、県の試算に基づき8億4,000万円余を計上いたします。
次に、議案第19号 令和4年度清水町介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
令和4年度の予算規模は、第8期介護保険事業計画や本年度の決算見込みに基づき事業量を勘案して編成した結果、23億9,810万1,000円で、前年度と比較いたしますと、5,065万8,000円の減額となっております。
まず、歳入の主なものについて申し上げます。
保険料では、5億1,400万円余を計上し、前年度と比較いたしますと、1,800万円余の増額となっております。
また、保険給付費等に対する特定財源として、国庫支出金では5億3,000万円余を、支払基金交付金では6億2,200万円余を、県支出金では3億3,500万円余をそれぞれ計上いたします。
さらに、繰入金では、町負担分並びに支払準備基金等から3億9,500万円余を計上いたします。
次に、歳出の主なものについて申し上げます。
保険給付費では、22億3,000万円余を計上し、前年度と比較いたしますと、5,400万円余の減額となっております。
また、介護予防を推進するための地域支援事業費では、1億1,400万円余を計上いたします。
次に、議案第20号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
令和4年度の予算規模は4億5,133万8,000円で、前年度と比較いたしますと、3,857万8,000円の増額となっております。
まず、歳入の主なものについて申し上げます。
後期高齢者医療保険料では、3億8,200万円余を計上いたします。
また、繰入金では、低所得者などに対する保険料の軽減措置を補填する保険基盤安定繰入金として、6,700万円余を計上いたします。
次に、歳出の主なものについて申し上げます。
後期高齢者医療広域連合納付金では、徴収した保険料などを静岡県後期高齢者医療広域連合へ納付するため、4億4,900万円余を計上いたします。
次に、議案第21号 令和4年度清水町
下水道事業会計予算について御説明申し上げます。
令和4年度の
下水道事業会計の予算規模は、支出ベースで22億6,699万9,000円となっております。
まず、収益的収入及び支出について申し上げます。
主な収入として、下水道使用料3億4,100万円余と長期前受金戻入3億9,100万円余を、主な支出として、流域等下水道維持管理負担金2億4,600万円余と減価償却費5億600万円余をそれぞれ計上いたします。
次に、資本的収入及び支出について申し上げます。
主な収入として、
下水道事業債5億9,500万円余と国庫補助金3億700万円を、主な支出として、公共下水道費8億4,500万円余と企業債元金償還金4億5,700万円余をそれぞれ計上いたします。
以上、令和4年度の各会計当初予算について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
28 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
どなた様も御苦労さまでした。
午前10時05分散会
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○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和4年3月1日
清水町議会議長 松 浦 俊 介
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署名議員(7番) 秋 山 治 美
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署名議員(8番) 渡 邉 和 豊
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