清水町議会 > 2021-03-04 >
令和3年第1回定例会(第3日) 本文 開催日: 2021-03-04

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  1. 清水町議会 2021-03-04
    令和3年第1回定例会(第3日) 本文 開催日: 2021-03-04


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前09時00分開議 ◯議長渡邉和豊君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人であります。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  あらかじめお願い申し上げます。  令和3年度の各予算の審議については、議事促進のため、なるべく所管の委員会において質疑されますよう所属する委員におかれましては御協力をお願いいたします。また、質疑及び答弁については該当するページを指定して御発言願います。       ──────────────────────────── 2 ◯議長渡邉和豊君) 日程第1 議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  初めに、第2表、債務負担行為及び第3表、地方債並びに14ページから65ページまでの歳入全般の質疑を許します。  それでは、発言を願います。 14番 森野君。 3 ◯14番(森野善広君) それでは、14、15ページの町税の部分で質問をいたします。  法人税の関係で各会社の数が書かれておりますけれども、今年度のコロナ禍の中でどのように来年度予算に影響しているのか、コロナ禍で倒産とかそういうのがどの程度あったのか、把握していると思いますのでお答え願います。  それと、8号、9号の会社、8号が2社、9号が6社あります。どちらも今年度と比べて1社ずつ減っております。この原因ですが、コロナ禍の中で会社数が減ったのか、それとも別の理由で減ったのか。8号、9号といいますと従業員が50人以上の会社で、8号は資本金が10億円から50億円、9号が50億円以上の資本金の会社ということで、大企業とまでは言えないですけども、中小企業でも大きい部類に入る会社の数が減っているということについて、どのような理由で減っているのか、お答え願います。  それと、36ページの地方交付税でありますけれども、増額になっております。これについて、財政力指数が下がったということなのかどうか、その原因、理由についてお答え願います。  以上、2点についてお願いします。 4 ◯議長渡邉和豊君) 税務課長 久保田君。 5 ◯税務課長久保田光一君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  14、15ページ、1款1項2目法人町民税の1節現年課税分の均等割の号数の8号、9号法人の会社数の減少の理由はということでございますけれども、先ほど森野議員がおっしゃっていたように、法人町民税の均等割というのは資本金額従業員数によって決定されます。8号、9号で減少した事業所につきましては、令和2年度の決算において従業員数が減少いたしまして7号法人ということになったものであります。令和3年度におきましても7号法人等を見込んだ結果、令和2年度当初と比較すると8号、9号法人が減少しておるものでございます。
     従業員数が減った理由といたしましてコロナによるものかどうかということでございますけれども、8号法人の事業所におきましては大手スーパーということになっておりまして、これはパート適用の関係で、令和2年度においてはパート適用というものがありまして、その適用が認められたことで50人以下というふうな形になっております。  また、9号法人につきましては、不動産販売業者ということになりますが、こちらのほうは、令和元年度におきましては人数が多かったんですけれども2年度におきましては従業員数を減少させたということになっておりまして、これがコロナによるものかどうかというのは事業者のほうには確認が取れておりません。  以上です。 6 ◯議長渡邉和豊君) 総務課長 中村君。 7 ◯総務課長(中村 誠君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  36ページ、37ページ、地方交付税に係る御質問でございます。地方交付税につきましては、これまでも国の地方財政計画における総額を踏まえまして積算してまいりました。本年は新型コロナウイルス感染症の影響による地方税の減収、あるいは全国町村会等からの要望を踏まえまして、対前年比5.1%の増額でありました。したがいまして、令和2年の交付税算定額から昨年度の錯誤額を差し引いた額に5.1%を乗じた額を予算額として計上したものでございます。  なお、この算出に際しましては財政力指数等は勘案してございません。  以上でございます。 8 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 9 ◯14番(森野善広君) 法人税のほうですけども、「9号のほうはコロナの原因かどうかは分からない」という答弁でありましたけれども、先ほどの質問で、全体的にもコロナの影響があったかどうかという質問もあったのでその答弁をお願いしたいと思いますけれども、9号で従業員が減ったのがコロナが原因かどうか分からないということでしたけども、今回のコロナ禍の中でどのような影響があったかという調査はしないのか、する予定がないのか、その点についてもお聞きしたいと思います。 10 ◯議長渡邉和豊君) 税務課長 久保田君。 11 ◯税務課長久保田光一君) コロナによる影響についての調査の有無ということでございますけれども、町内の主要自動車部品会社においては調査をさせていただきましたが、その他の会社につきましては調査のほうは実施してございません。  法人町民税の対象の事業者につきましては、先ほども申し上げましたが、主要な自動車部品会社においてのみ調査をさせていただきまして、その他につきましては調査をしてございません。また、今後におきましても今のところ調査する予定はございません。  以上です。 12 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯議長渡邉和豊君) なければ、これで債務負担行為及び地方債並びに歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出に入ります。  歳出については款ごとに審議を進めてまいります。  初めに、第1款議会費、66ページから67ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長渡邉和豊君) これで議会費の質疑を終わります。  次に、第2款総務費、68ページから89ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 5番 桐原君。 15 ◯5番(桐原直紀君) では、70、71ページなんですが、まず1つ、2款1項2目の電子計算費、10節需用費の消耗品費なんですが、こちらは例年200万円台なんですけど、令和3年度が600万円台になっているこの理由というのを伺います。  あともう一つが、その下のほうの3目広報広聴費の同じく10節需用費、印刷製本費、令和2年度は975万円だったのが、令和3年度は690万円の計上ということなんですけど、この理由を伺います。 16 ◯議長渡邉和豊君) 企画課長 加藤君。 17 ◯企画課長加藤博樹君) 桐原議員の御質問にお答えいたします。  70ページ、71ページ、2目電子計算費の10節需用費、消耗品費が前年度210万円から630万円に増額になった理由でございますが、こちらにつきましては、住民記録税務情報などの当町の基幹系システムにおいて、本町におきましては数年前からクラウドサービスを利用しております。このクラウドサービスの利用に当たりまして、クラウドサーバーサーバーと業務用のパソコンを接続するためのアプリケーションが必要となりますが、令和3年度におきましてはクラウドサービス提供事業者におきましてクラウドサーバーリプレース、更新が予定されておりまして、その更新に伴いましてクラウドサーバー接続用アプリケーションライセンスの購入が必要になったため令和3年度は増額となるものでございます。  次に、同じページの3目広報広聴費の10節需用費、印刷製本費でございます。  令和2年度が975万円から令和3年度が690万円ということで減額になっているこの理由でございますけども、こちらにつきましては、全体事業の見直しということで、現在、月2回発行しております「広報しみず」につきまして、町民アンケート結果のほかホームページやSNSによる情報発信、また、本町の財政状況県内市町の広報の発行状況などを総合的に勘案しまして本年10月から広報の発行回数を月1回の発行に変更することを予定しているため広報印刷費用の減額を見込んでいることによる減額となります。  以上でございます。 18 ◯議長渡邉和豊君) 5番 桐原君。 19 ◯5番(桐原直紀君) では、今の2目の電子計算費のほうの消耗品費なんですけど、クラウドの更新料のためのライセンス購入ということなんですが、これは毎年関わってくるのか、または何年後ぐらいにまた次が来るのか、そういうのが分かるようでしたら伺います。  それと、「広報しみず」は月1回に10月から変えるということなんですけど、こちらは住民への周知はされる予定なのか、伺います。 20 ◯議長渡邉和豊君) 企画課長 加藤君。 21 ◯企画課長加藤博樹君) 御質問にお答えいたします。まず、1つ目の2目電子計算費の今の消耗品のライセンスの購入の部分ですが、毎年かかってくるのかという御質問でございますけども、クラウドサーバーリプレース、更新につきましてはおよそ3年から5年でリプレースが行われるということでございますので、そのスパンで更新の都度ライセンス購入費用はかかってくるということで予定をしております。  もう1点の3目広報広聴費の広報の発行の関係の住民への周知ということでございますが、4月以降10月まで半年の間、周知期間ということで、例えば通常の「広報しみず」にそういった部分を掲載し、また、そのほかにもいろんな形で発信をいたしまして周知を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 22 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。 14番 森野君。 23 ◯14番(森野善広君) それでは、75ページをお願いいたします。企画費の中で公共施設等総合管理計画基金が4万5,000円ということになっておりますけれども、これは公共施設をマネジメント、更新する上で今後多額の費用がかかるということで積立てが必要だという基金でありますけれども、この4万5,000円という意味がよく分からないということです。当初は1億円の基金を積み立てたわけでありますけれども、ここ二、三年は非常に少額の基金しか積み立てておりません。これでは基金の意味をなさないというふうに思いますけれども、頭出しの金額としてもちょっと中途半端ですし、この公共施設の基金についての考え方がどのようになっているのか、答弁を求めます。  18節の負補交のところ、ちょっと上になりましたけれども、移住・就業支援事業ということで480万円、今年度はありましたけれども、それが100万円に減っているということで、この移住・就業支援事業についての考え方、もう必要ないのか、単なる見直しで減らすということなのか、この大幅な減額というのはよく分からないというふうに思いますので答弁願います。  次に、76、77ページ、2款1項10目の区運営費で減額になっておりますけれども、これについて説明を願います。  次に、82ページ、83ページの2項3目の住民基本台帳ネットワークサービスです。先日いただいた令和3年度当初予算における事業等の見直しというところでこの項目が入っていますし、予算の概要の継続事業の中で住基ネットワークサービス事業、本年度が2,400万円、来年度、令和3年度が1,800万ということで600万の減額になっております。昨日の質疑の中で住基カードのほうは140万円ということは分かったわけでありますけれども、それ以外の金額についてどのような内容で減額なのか、答弁願います。  85ページのほうに移りまして統計調査費の報酬でありますけれども、非常勤職員の報酬は140万円。今年度は16万4,000円ということで計上されておりまして大幅に増えておりますけれども、新しい何かをやるということでありましょうけども、その中身について答弁をお願いいたします。  それと、総務費全体、人件費の部分に関わるわけでありますけれども、先ほど言った事業の見直しという資料の中で経常的経費の見直し及び実績に基づく削減という項目があって、その中に時間外勤務手当の縮減というのがあります。時間外手当がどのようになっているのかということで、管理費、徴税費、戸籍、交通安全、各ところで時間外があるんですけれども、管理費については時間外手当が700万円から650万円、徴税のところでは440万円から420万円、戸籍のところでは180万円から190万円と増額になっています。交通のところでは160万円から60万円と、これは大幅に減っています。どうも部署によって時間外手当の減る額が違っている、偏っているというふうに思うんですね。  もし時間外手当の縮減ということで見直しのためにやるのであれば、全体的に下げないとこれは効果がないし、偏っていると、時間外手当を生活費の一部として考えている職員もありますので、その部署の職員は大幅な減収になってしまうということになるわけです。だから、職員の経費に手をつける場合は、やっぱり非常に難しい問題があると思いますので、先ほど言ったみたいに、これは総務費だけでありますけれども、偏った時間外手当の縮減というのは問題があるのではないかというふうに思いますけれども、その点についてはどのようにお考えなのか、答弁を求めます。  以上です。 24 ◯議長渡邉和豊君) 企画課長 加藤君。 25 ◯企画課長加藤博樹君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  74、75ページ、9目企画費の、最初に24節積立金、公共施設等総合管理基金積立金の御質問でございます。まず4万5,000円という予算計上額の意味というところで内容を御説明いたしますと、現在、公共施設等総合管理基金がございますが、それを預金の運用をしておりまして、預金運用の利子の積立てということで4万5,000円と積算してこちらに予算計上をしてございます。  それで、基金の意味をなしてないのではないかという御指摘でございますけども、この基金につきましては、公共施設等の計画的な更新等を進めるための財源確保として決算剰余金などの剰余財源が生じた場合に財政状況を総合的に勘案いたしまして積立て、積み増しをしていくということで、また、公共施設の更新とか、改修とかに今後費用が必要になった、財源が必要になった場合に取り崩すというような目的の基金となっております。  ですので、昨今の厳しい財政状況積み増しのほうはできていないわけですが、当初に積んだ1億円を、効果的にといいますか、順次財源として活用しているという部分もございまして、令和3年度の予算におきましても930万円ほど財源として取り崩して活用を図るということで、基金の目的に沿った内容になっていると考えております。  続きまして、同じページの9目企画費、18節負担金、補助及び交付金の補助金の移住・就業支援事業の関係でございます。この移住・就業支援事業の補助金の予算につきましては、本年度は480万円、来年度は100万円ということで減額となっている理由の御質問でございます。こちらにつきましては、令和2年度は二本立てとなっておりました。まず、平成28年度から実施しておりました定住促進事業、こちらに令和2年度は280万円ということで予算を計上しております。この定住促進事業につきましては事業のほうが完了、終了いたしましたので令和3年度につきましては計上がございません。また、移住・就業支援事業につきましては、本年度は200万円の計上で来年度は100万円の計上とさせていただいております。移住・就業支援事業につきましては、令和2年度、また令和元年度におきましても実績がございませんでしたので頭出しの1件ということで、実績を踏まえた頭出しの計上とさせていただいております。  移住・定住の関係の事業は必要なのかというお話なんですけども、移住・定住の事業につきましては、人口減少社会に対応し本町の人口維持していくためにこの移住・定住の促進というのは地方創生総合戦略、本町の総合戦略にも位置づけております必要な施策の一つであると考えております。しかしながら、この施策だけに集中して予算をかけられるかどうかというところもございますので、現状このような予算計上となっているところでございます。  続きまして、少し飛びますけども、企画課の所管の84、85ページ、5項1目統計調査費の1節報酬、統計調査員等の報酬でございます。前年度から大幅に増額となっている理由でございますけども、令和3年度に実施予定の主な統計調査につきましては5年ごとに実施される経済センサス活動調査であります。この調査に当たりまして指導員と調査員を合わせて22人分の報酬を計上させていただいております。令和2年度におきましては国勢調査があったということで、国勢調査以外の統計調査という大きな統計調査がなかったものですから、令和2年度は工業統計調査の調査員5人分のみの計上でございました。ということで、年度により実施する統計調査、規模が変わりますので今回大きく増額となっているものでございます。  以上でございます。 26 ◯議長渡邉和豊君) 総務課長 中村君。 27 ◯総務課長(中村 誠君) 76ページ、77ページです。自治振興費の18節区運営費事業費補助金につきましてお答えをさせていただきたいと思います。この見直しにつきましては、議員の皆様には勉強会で配付をさせていただきました資料1の中で対応させていただいたものでありますので、それを実施しました財政担当の私のほうから御答弁を申し上げます。  この区運営費の減額につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響などにより令和3年度当初予算における町税等一般財源の大幅な減収を見込む中で、財政調整基金の残高の急激な減少を踏まえまして各種団体への運営費補助金の削減をお願いするものでございまして、この補助金につきましてもその対象の一つとしたものでございます。  それから、予算全般にわたる人件費の関係の質問でございます。  時間外手当に関する御質問でございますが、時間外手当につきましては、過去の実績と事務量を毎年度精査いたしまして各目に配分しているところでございます。令和3年度の当初予算に計上しました一般会計における一般職員の時間外勤務手当の総額は2,735万円であり、特殊要因として挙げられます令和3年度の県知事選挙、それから衆議院議員選挙に伴う手当並びに令和2年度の国勢調査に伴う手当を除いて比較いたしますと、前年度に比べて合計で315万円の減額となっております。  なお、森野議員から御指摘のあった「偏っているのではないか、一律にやったほうが」というような御指摘もございましたけれども、なかなかそういった対応は当局としてはあまり望ましくないと。あくまでも実績を踏まえた中で配置人員と事務量、こういったものをトータルで勘案して時間外を積算することが望ましいというふうに考えておりますので、今回もそのような対応を進めさせていただいたということで御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 28 ◯議長渡邉和豊君) 住民課長 長島君。 29 ◯住民課長(長島 聡君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  令和3年度の一般会計予算案、事業概要にあります住民基本台帳ネットワークシステム事業費が600万円余減額している理由につきましては、予算書の80ページから83ページ、3目戸籍住民基本台帳費の18節負担金、補助及び交付金の通知カード、個人番号カード関連事務交付金が約480万円ほど減額になったことが主な理由でございます。  また、令和2年度には当該事業費に備品購入費を計上しておりましたが、令和3年度においては現在のところ購入予定がございませんので、合わせまして住民基本台帳ネットワークシステム事業費といたしましては約600万円ほどの減額となっております。  以上でございます。 30 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 31 ◯14番(森野善広君) まず、75ページの企画費の中で移住・定住事業でありますけれども、これは継続してやらないとあんまり意味がないのではないかというふうに思います。やっぱり都会等でのいろんな広報等も浸透に時間がかかるわけでありますので、これで終わりというふうなことの事業ではないような気がするので、今回480万円から100万円という大幅な減額は、もうこれは移住・定住事業は必要ないというふうな予算になるのではないかと思いますけれども、その点について答弁願います。  それと、公共施設等総合管理計画の基金でありますけれども、課長の答弁は「余剰金があれば積み立てる」みたいな話をしておりましたけれども、公共施設は今後多額の経費がかかると。平成29年3月にこの計画ができたわけでありますけれども、これから人口も減る、歳入も減る、現役世代もだんだん減っていくと、そういう中で、今のうちに基金をためておかなければこれから毎年毎年余剰金が出るというのは厳しくなるわけですから、先へ行けばいくほど、だから、早いうちに基金をためておかないと基金の意味をなさないというふうに私は思います。  基金条例の中で、毎年幾ら積み立てるというのはもちろん書いてありませんけれども、長期的な財政運営の展望から見れば、早いうちにためておかないと、もう10年先、15年先は目に見えているわけですよ、平成29年の時点でもね。ましてやコロナ禍が起きてここ当面の間は先が見えないというふうな状況はさらに厳しい状況になっているわけでありますので、この基金の考え方、今の課長の「そのときそのときの状況で」というふうな基金というのはちょっと違うのではないかというふうに私は思います。  それと、次に77ページの区運営費の減少でありますけれども、歳入が減っているから区の運営費を減額だということのようでありますけれども、区の役割を考えると単純にそういう形で減らしていくというのは問題ではないかというふうなことを思いますので、その点についてもう一度答弁願います。  それと、最後に時間外のことでありますけれども、人員と事務量を勘案してこのようにやったという答弁でありますけれども、人員と事務量を勘案して時間外を減らすということであれば、やはり予算の段階で職員が均等に減る、要するにいろんな部署も均等な事務量になるように考えるのが当たり前じゃないかと思うんですよ。突発ないろんな問題でそのときに増えるというのはあったにしても、予算の段階では均等な配分をしておかないと、これは事務量や人員のアンバランスをつくることになるんじゃないかなというふうに私は思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。  以上、2回目の質問を終わります。 32 ◯議長渡邉和豊君) 企画課長 加藤君。 33 ◯企画課長加藤博樹君) 74ページ、75ページ、9目企画費、18節の補助金の2回目の御質問でございます。  移住・定住事業につきまして、この予算だと、事業は必要ないというふうに捉えられるというか、考えるというような御質問でございますけども、先ほども御答弁いたしましたが、移住・定住の促進施策につきましては町の必要な施策の一つであると考えておりますけども、しかしながら、この施策だけに集中して多額の予算をかけられるかどうか、こちらにつきましてはまた別の議論が必要かと考えております。  令和3年度予算につきましては、全体で事業の見直しを実施いたしまして、厳しい財政状況にあって財源確保を行った現状を踏まえますと、現段階では以前のように移住・定住の関連事業といたしまして多額の予算を投入できる状況にないと考えておりましてこのような予算編成対応となっているところでございます。  続きまして、同じページの9目企画費、24節公共施設等総合管理基金積立金の関係でございます。  基金として早いうちに、今の段階からためていくべきではないかというような御質問でございました。やはり今後多額の経費がかかってくるというのは、議員御指摘のとおりでございまして、こちらも承知はしており早いうちにできるだけ多くの積立てをしていきたいという考えはございますけども、現在、大変厳しい本町の財政状況におきまして限られた財源、歳入の中で予算編成をしていくという中で、ここを、例えば積立てを増やしますと、限られた歳入でありますのでどこかを削らなければならないということも全体で考えると出てまいります。ということで、現状は積み増しがなかなかできない状況で、決算の剰余金等剰余財源が出たときに積立てをしていくというところで運用しているところでございます。  以上でございます。 34 ◯議長渡邉和豊君) 総務課長 中村君。 35 ◯総務課長(中村 誠君) 区の役員の皆様におかれましては常日頃より行政運営の下支えとなっていろいろ御苦労されているということは行政としても十分認識しておりまして頭の下がる思いでございます。今回の各区運営費補助金の見直しにありましては、これまでの算定方法からしますと年々増加傾向にありまして、今、実際、緩やかに人口減少が進んでいる中で適正な算定方法について再考する必要があるときが来たのではないかというふうに考えております。  令和3年度におきましては、この新型コロナウイルス感染症という例外的な事由によりまして、補助金の在り方そのものを全般的に議論することなく一種の緊急避難的に削減をお願いする形となりまして関係各位には非常に御迷惑をおかけすることになりますけれども、来年度、令和4年度以降の補助金につきましては、令和3年度中に実施を予定しております全般的な補助金の在り方の検討を進める中で公益性、公平性などの様々な観点から十分な議論を重ねまして適正に設定したいと考えております。  併せまして時間外の関係でございます。行政当局としましては、時間外のあるべき姿ということを考えますと、働き方改革や健康管理などからいろいろ考えていかなきゃならないというふうに考えておりますので、時間外を恒常的に実施することがいいかというと、決してそれは好ましいことでありませんので、そういった部分も含めまして事務事業を精査して適切に時間外手当を措置したところでございます。  以上でございます。 36 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯議長渡邉和豊君) これで総務費の質疑を終わります。  次に、第3款民生費、90ページから101ページまでの質疑を許します。  発言願います。 13番 吉川君。 38 ◯13番(吉川清里君) 96、97ページをお願いいたします。1目児童福祉総務費の12節委託料、放課後児童健全育成事業に5,918万円計上されておりますが、令和2年度と比較しますと減額となっております。来年度から放課後児童教室の保護者負担、保育料が上がるということで説明を受けておりますが、その際は、経費が上がることによって財政が大変になるということで、2分の1ずつ町財政と保護者のほうで負担をするということでの説明でしたが、これを見ますと予算では下がっているということになりますので、その減額になる理由をお願いいたします。 39 ◯議長渡邉和豊君) こども未来課長 大嶽君。 40 ◯こども未来課長(大嶽知之君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  96、97ページ、1目児童福祉費、12節委託料の放課後児童健全育成事業、こちらが令和2年度に比べて減額している理由でございますが、こちらにつきましては、議員、先ほど御指摘のとおり、来年度から放課後児童教室の保育料の値上げをさせていただくことになっております。そういった中で、総体的な需要費から保護者負担額を除いた額、これが今回減額になった理由になってございます。  以上でございます。 41 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。
    42 ◯13番(吉川清里君) 私たち議員が全協の場で受けた理由ですと、経費は増えるから、その増えた分を2分の1ずつ、概算ですけれども、保護者のほうと行政のほうの財政のほうで負担をし合うという形になると。今の説明だと「保護者の負担が増えた分、行政のほうの財政の支出が減る」と、町の財政を減らすために保護者の負担が増えたんじゃないかというような解釈も成り立ってしまうんですが、その点についてはいかがなんでしょうか。 43 ◯議長渡邉和豊君) こども未来課長 大嶽君。 44 ◯こども未来課長(大嶽知之君) 今回減額になったということでございますが、こちらの保育料の引上げをもし行わなかった場合でございますが、こちらの金額、町の負担がおよそ478万円余、本来増える予定でした。そういった中で保護者負担額を含めた中での積算を行った結果、減額になったという理由でございます。  以上でございます。 45 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 46 ◯13番(吉川清里君) どちらにしても保護者の負担が増えて町の予算のほうが額として減っているというのは確かでありますし、保護者負担が増額されなかった場合は478万円の増の予定であったということですが、そこの部分の費用の増額が、私としては財政のほうで吸収できなかったのかということがちょっと疑問には思います。  この放課後児童健全育成事業の委託をしているところですが、来年度、学童保育の支援員の人数に変わりがあるのかどうかを最後にお聞きいたします。 47 ◯議長渡邉和豊君) こども未来課長 大嶽君。 48 ◯こども未来課長(大嶽知之君) 来年度、放課後児童教室の支援員の人数でございますが、定員が令和2年度と3年度は変わりがありませんので支援員の数も変わりなく委託をお願いする予定になっております。  以上でございます。 49 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長渡邉和豊君) これで民生費の質疑を終わります。  次に、第4款衛生費、102ページから113ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 13番 吉川君。 51 ◯13番(吉川清里君) 104ページ、105ページをお願いいたします。3目健康づくり推進費の中で、12節委託料、業務等委託料の中に健幸コンシェルジュ養成支援業務があります。同じ目の中ですが、今度は18節負担金の中で健幸アンバサダー養成講座負担金というのがあります。今年度は健幸アンバサダー養成講座負担金のみでしたが、来年度は新たに健幸コンシェルジュ養成支援業務というのが委託料という形でのってきております。この健幸コンシェルジュと健幸アンバサダーはどう違うのか、それぞれの業務はどうなっているのか、お答えをお願いします。 52 ◯議長渡邉和豊君) 健幸づくり課長 名波君。 53 ◯健幸づくり課長(名波浩美君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  まず、健幸コンシェルジュにつきましてでございますが、これから指定いたします「健幸スポーツの駅」に常駐し、住民に対し健康状態やニーズに応じて最適なスポーツプログラムを紹介する人材でございます。また、健幸アンバサダーとは、人や都市の健康を達成するための健康の伝道師であり、健康無関心層を含めた地域の住民の方に身近な人から口コミで必要かつ正確な情報を広げていく役割を担っていただく方でございます。  以上でございます。 54 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 55 ◯13番(吉川清里君) 健幸コンシェルジュのほうはスポーツの駅に常駐するということで、スポーツの駅は民間団体でスポーツクラブ等をスポーツの駅とするというふうに施政方針にもありましたので委託料という形になると思いますが、人数はどれぐらいになる予定なのかをお聞きいたします。  それと、すみません、さっき聞き漏らしましたが、108、109ページをお願いします。6目の複合施設費です。まほろば館ですね、新しくできました複合施設に対する費目だというふうに解釈しますが、この10節需用費に光熱水費、消耗品費等あります。ところが、このまほろば館と、教育費になりますけども図書館費のほうにも同じように光熱水費が計上をされております。1つの建物に2系統で光熱水費の計算をしているということで、その辺どうなっているのか、説明をお願いいたします。 56 ◯議長渡邉和豊君) 健幸づくり課長 名波君。 57 ◯健幸づくり課長(名波浩美君) まず、健幸コンシェルジュの委託料でございますが、こちらは養成を支援していただくための委託料になっております。コンシェルジュはまほろば館や町のプール、町体育館や民間のスポーツ施設を予定しておりますので、現在、養成予定は16人でございます。  以上でございます。          (「暫時休憩をお願いします」と呼ぶ者あり) 58 ◯議長渡邉和豊君) 暫時休憩いたします。                                  午前09時50分休憩                                  ────────                                  午前09時51分再開 59 ◯議長渡邉和豊君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  健幸づくり課長 名波君。 60 ◯健幸づくり課長(名波浩美君) 貴重なお時間をありがとうございました。  複合施設におけます光熱水費は複合施設全体の光熱水費でございます。図書館費にございます光熱水費につきましては旧図書館の光熱水費でございます。  以上でございます。 61 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長渡邉和豊君) これで衛生費の質疑を終わります。  次に、第5款労働費、114ページから115ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長渡邉和豊君) これで労働費の質疑を終わります。  次に、第6款農林水産業費、116ページから119ページまでの質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長渡邉和豊君) これで農林水産業費の質疑を終わります。  次に、第7款商工費、120ページから123ページまでの質疑を許します。  発言願います。 5番 桐原君。 65 ◯5番(桐原直紀君) では、120、121ページの2目商工振興費の18節負補交なんですけど、産業創出支援事業100万円と計上されているんですが、令和2年分の実績をお伺いします。 66 ◯議長渡邉和豊君) 産業観光課長 前川君。 67 ◯産業観光課長(前川仁志君) 桐原議員の御質問にお答えいたします。産業創出支援事業の補助金につきまして令和2年度の実績ということでございますが、令和2年度につきましては当初で200万円を計上させていただきまして、その後2回補正をさせていただいております。1月までの実績でございますけれども、今把握してございますのは14件の補助金の申請が予定されておりまして、うち10件が既に交付済みとなっております。  以上です。 68 ◯議長渡邉和豊君) 5番 桐原君。 69 ◯5番(桐原直紀君) 14件の申請で10件の交付。これは、ある意味、このコロナの状況でも創業している人が出ているということで成果は上がってきていると見ていいと思うんですが、その上の12節委託料のところで創業支援窓口等運営業務費、こちらは1,450万円、令和2年分は1,600万で、今年度もこれだけ費用をかけていますのでしっかりと先々の税収増につなげていってもらいたいと思うんですが、これまでやってきての課題、どういう課題が出てきたのかと、改正点ですね、どういうふうにしていく予定なのか、伺います。 70 ◯議長渡邉和豊君) 産業観光課長 前川君。 71 ◯産業観光課長(前川仁志君) お答えいたします。委託のほうの創業支援窓口につきましてでございますが、今お話しいただきましたように、今年度、直近でも32人の方が相談に見えられ、延べ90回の相談を受けてございます。こういった形で実績としては非常に伸びているというふうに認識してございますが、この中で、例えば町外の方なんですけれども、町内で営業のみを行う場合ということも、当然相談に乗ったり、補助金の対象としてございます。  また、補助金のほうにつきましてでございますけれども、こういった町の相談を受けずに金融機関を通しまして計画を立てて創業いたしまして、補助金だけ町のほうに申請してくるというケースもございました。これにつきましても、従来は町の活気ですとか、活性化という効果を期待してございますので補助金の対象として取り扱ってきましたけれども、このようなコロナ禍にありまして、町の財政状況等を踏まえますと、さらなる支援の強化、税収確保、それから、先ほどちょっとお話もありましたけども、移住・定住といった観点もございますので、そこに制度を重点化いたしまして、それを課題というとあれですけれども、今後といたしましては、町の商工会もしくは町の認定する認定連携創業支援等事業者、これが一般社団法人ゆうすい未来機構になりますけれども、こういったところの相談を受けた上で、町に必ず住民登録もしくは法人登記をしてというところから補助金の対象にするというような形で今後改正をしていきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 72 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。 14番 森野君。 73 ◯14番(森野善広君) 同じく120、121ページの2目の商工振興費になります。12節の委託料でゆうすいポイント運営事業費というのが今年度は300万円予算計上されておりましたけれども、260万円に減額になっております。今年度の予算というのは、コロナ対策でゆうすいポイントを中学校3年までの児童生徒に配るという計画の以前の予算です。その計画の中で加入業者も相当増えています。にもかかわらず今年度の予算よりも減額というのは意味が分からない。普通ならばここで、加入業者が増えたわけでありますから増額するというのが当たり前だと思うんですけれども、減額という考え方について答弁願います。  それと、先ほど同僚議員の質問にもありましたけれども、12節の委託料の創業支援窓口運営業務、18節の負補交の一番下の産業創出支援事業、これも今年度と比べてそれぞれ減額になっております。合計で250万円の減額です。先ほどの課長の答弁だと「結構実績が上がっている」という答弁だったと思うんですが、こういうのは将来につながる事業でありますから、実績も上がっている中で、そういうことを考えればコロナで財政難だからと削れるという事業ではないというふうに私は思います。減額になっているのはなぜか、答弁願います。  それと、18節の負補交の清水町商工会費が560万円ということですが、今年度は2,630万円、この減額についても答弁願います。 74 ◯議長渡邉和豊君) 産業観光課長 前川君。 75 ◯産業観光課長(前川仁志君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目のゆうすいポイントの運営業務の委託料の減額でございます。こちらはなぜ減額になっているのかということでございますが、今御指摘ございましたように、加盟店等が増えてくる中で、いわゆる私どもから事務局の運営費として支出していた分が逆に減額になると。これは、仕組みといたしまして、加盟店が増えることによってポイントの流通量が増えますと、そこから事務局のほうが収入、手数料が取れます。それが増えたことによって、町から運営費として、今までポイントの集計ですとか、事務手数料、そういった部分を払っていた分が相殺されて委託のほうが減額になるという仕組みでございますので、特にそれ以外の部分につきましては従来どおりということで予算計上してございます。  それから、創業支援窓口運営業務の減額、産業創出支援補助金の減額、商工会の減額でございます。まず、創業支援窓口運営業務につきましても、先ほどお話しさせていただきましたとおり、実績というのが上がってございます。したがいまして、新年度におきましても今年度と同規模の積算を委託として考えてございます。ただし、その中で、こういったコロナ禍の中で、コロナに特化した相談業務でありますとか、情報収集、そういった委託分につきましては、別途、国からコロナの交付金というのが予定されてございます。そちらを活用して委託をしようという計画でございますので、当初予算とは別にまた予算を計上したいという予定がございますので、その分が差し引かれているということで御理解いただきたいと思います。  また、産業創出支援事業につきましても同様でございます。今年度も当初200万円で、その後状況に応じて補正ということで考えてございました。来年度につきましても、まずは100万円ということでございますけれども、今後の状況に応じてということで考えていることと、あと、こちらもコロナ対策で、コロナの中であえて創業するという中で、コロナの国の交付金を活用しながら支援できるメニューというのも今考えてございますので、そういったことも勘案しての予算計上でございます。  それから商工会、こちらは令和2年度までは建設金の補助金がございました。令和2年度までは2,000万円が建設金の補助金として支出してございましたが、それが令和3年度はございません。通常の補助金ということで減額となってございます。  以上です。 76 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 77 ◯14番(森野善広君) 1回目の答弁については理解いたしました。先ほどの創業支援と産業創出のほうは国からのコロナ対策を予定しているというふうな話でありますので、それの活用は期待するところでありますけれども、先ほどの歳入のところで質問をいたしました法人のコロナ禍における影響、税務課長の答弁では「自動車関連の部品会社の調査はしたけれどもそれ以外については調査の予定もない」というふうな話でありましたが、これは、先ほど言った産業の活性化やコロナ禍の中でどういうふうな影響を受けているかという対策をする上でもやる必要があるのではないかというふうに私は思います。商工費の中でそれはどのように考えているのか、答弁願います。 78 ◯議長渡邉和豊君) 産業観光課長 前川君。 79 ◯産業観光課長(前川仁志君) 御質問にお答えいたします。町内事業者に対しますコロナの影響の把握ということでございますが、今私どものほうで商工費のほうで考えてございますのは、先ほどの創業支援窓口の運営業務の中で町の創業、起業の支援を受けて実際に開業された方々のフォローアップといたしまして、そういった方が、アンケートでありますとか、情報交換の場を持ちながらコロナの中でどのような点で困っているかとか、どのような情報が必要なのか、そういったことは委託業務として考えているところでございます。  その他の既存の事業者につきましては、現状のところ予定はございませんので、また今後ちょっと検討してみたいと思っております。  以上です。 80 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 81 ◯14番(森野善広君) この間、今年度においても何度か補正予算を組んで支援策をやったところでありますけれども、それ自体は必要なことだし評価すべき問題だと思いますけど、そういう効果とか、影響、コロナ禍の問題の状況をつかまないと適切な支援もできにくいのではないかというふうに思いますので、ぜひその点を考えていただきたいと。調査ですね、要するに自動車の部品会社だけでなく、新しく創業したところのアンケート調査だけでなく、全体の事業者を、商工会と協力していいと思いますけれども、そういうことをやる必要があるんじゃないかということで考えますけど、その点、再度質問いたします。 82 ◯議長渡邉和豊君) 産業観光課長 前川君。 83 ◯産業観光課長(前川仁志君) 御質問にお答えいたします。今、議員御指摘のとおり、町内の事業者へのコロナの影響というのは、私どもで、今、県の制度融資の申請の窓口を担っておりまして、そういった中で申請書を見ますと、各事業者さんがどのような売上の減少を受けているのか、どのような影響を受けているか、どのようなことを困っているかというのは資料として見ているところでございます。業種につきましても多岐にわたる業種の申請をいただいておりますので、書類上では多くの情報をいただいておりますので、また、それを基にいたしまして、今お話しいただきましたように、商工会とも連携をして、また応援給付等をやってきた実績も踏まえながら、そういった状況を把握できるように努めてまいりたいと考えております。 84 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯議長渡邉和豊君) なければ、これで商工費の質疑を終わります。  次に、第8款土木費、124ページから135ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 14番 森野君。 86 ◯14番(森野善広君) すみません、131ページをお願いいたします。4項2目の公園費になりますけれども、その中の報償金というのが6万円計上されております。今年度は報酬という形で6万円でありますけれども、多分柿田川公園検討委員会の開催の報酬だと思うんですけれども、その点、それでいいかどうか、答弁願います。  それで、この柿田川公園検討委員会というのは、多分、6万円ですから年1回しか開かないというふうに思うのでありますけれども、これが検討委員会の報酬で、もし開く予定であれば予定しているテーマがあるのかどうか、あればその内容について答弁願います。  次に、132ページ、133ページ、24節積立金、柿田川基金積立金でありますけれども、これは駐車料金の一部を積み立てるというふうになっておりますが、今年度は670万円の積立ての予算で来年度は380万円と。以前、駐車料金の半分ぐらいを積立金として積み立てるという考えの説明があったような記憶があるんですけれども、これは大分減っておりますけれども、その理由について答弁願います。 87 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 88 ◯都市計画課長(太田雅明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  まず、柿田川公園検討委員会の委員報酬でございます。こちらは、御指摘のとおり、委員報酬の歳出科目の整理ということで全庁的にやっているものでございまして、いわゆる条例設置の委員報酬については1節の報酬から、それ以外については7節の報償金からということで、当該柿田川公園検討委員会は要綱設置で条例設置ではございませんので、7節の報償金から歳出を行うということになっておりまして、御指摘のとおり、開催は1回を予定しております。  開催のテーマはという御質問でございました。こちらは必要なテーマが発生したごとに開催するということでございますが、来年度予定されるテーマといたしましては、当面、柿田川公園のトイレ整備の完成においておおむね長期的な課題は解決したのですが、まだまだバリアフリーの問題ですとか、遊休地をどうするのかという問題等ございますので、そちらのさらなる中長期を見据えた整備の在り方はどうかということがテーマとなる予定でございます。  続きまして、柿田川基金積立金の前年比280万円余の減額の主な理由はということでございます。議員さんがおっしゃっていただいたように、まず、財源といたしましては駐車場収入から管理人の人件費とか、駐車券の発行業務とかの必要経費を除いた分を原資として積んでおくということで、使用使途は柿田川公園の整備の財源の一部に充てるということでございまして、直近の例では、駐車場の用地取得ですとか、先ほど申し上げた柿田川公園のトイレの整備費の一部に充てたわけでございますが、新年度減額している理由は、財政当局との折衝の中で、ハード整備ではありませんが、大きな委託費、具体的には樹木剪定でございますが、こちらの250万円の委託料をあらかじめこの基金から財源として充ててほしいということで、あらかじめ減額した積算ということになっているものでございます。  以上でございます。 89 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 90 ◯14番(森野善広君) まず、柿田川公園検討委員会でありますけれども、その都度ということでありますが、柿田川は清水町の宝ということが言われております。この柿田川公園検討委員会は柿田川公園の中だけでありますけれども、やはり柿田川と一体のものとしていろいろテーマがあるというふうに思うので、自然保護の関係とか、倒木の問題とか、あと清水小学校の教材園の外部からも入れるというふうな方向も出たわけでありますけれども、そうした問題等、結構継続してやらなければいけない重要な問題があると思うんです。そういう問題はやはり継続してやるということで、年1回でいいかどうかということも含めて私はこの報償費というのは少ないのではないかというふうに思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。  それと、積立金の減額でありますけれども、樹木の伐採に使うというふうなことですけども、これは一旦基金に入れてそこの基金から出すということで、来年度の予算の中にもこの基金から歳入のほうへ繰り入れてやっているということもあると思うんですよ。だから、そういう運用の仕方をするのが基金の性格からして妥当ではないかと思うんですけれど、その点はいかがでしょうか。 91 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 92 ◯都市計画課長(太田雅明君) 2回目の森野議員の御質問の1点目、柿田川検討委員会はもう少し回数増やして柿田川公園の整備のみならず自然保護等幅広く検討すべきではないかということでございます。  現在でも自然再生検討会ですとか、他のスキームもございますので、そうしたものと連携を取りながら、御指摘を踏まえまして、予算が許せば回数を増やすことも将来的な検討とさせていただきたいと思います。
     また、基金の運用の在り方でございます。御質疑のとおり、一旦基金に入れてそこから財源として捻出すればよいのではないかと。結果とすれば同じということなんでしょうけども、予算を組む姿勢といたしましては御指摘のほうが当局としては望ましいですけども、当面、コロナ禍の中の財政の中においてその所作として受け入れたというものと御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 93 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。 4番 山本君。 94 ◯4番(山本文博君) 131ページ、都市計画費、都市計画総務費の委託料、玉川卸団地線周辺まちづくり地権者合意形成支援等業務についてお伺いします。  100万円余の予算がついております。地権者合意形成ということでありますので、合意形成がある、ないという、そういう問題点はどういうふうに把握されているのかということと、合意形成をするに当たって、いかなる方法で年何回ぐらい地権者と話合いをするとか、そういう経過があるのかということをまずお尋ねします。 95 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 96 ◯都市計画課長(太田雅明君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  131ページの委託費の合意形成支援業務の中身はということでございます。本年度から引き続きですけれども、足かけ6年ぐらいたったでしょうか。事業の検討が進む中で地権者お一人お一人が自分ごととしてお考えいただくという機運が広まってまいりました。  その中で、いろんなお立場がございます。土地を活用して自由度を増したい方、営農を希望される方、静かな環境で住み続けたい方などなどいろんな課題が見えてまいりまして、それらに個別に対応するための支援業務として、何回どのようにというのはなかなか見えてまいりません、丁寧に、例えば訪問して個別に対応するとか、属性ごとにグループで集まっていただいて集会を開くですとか、賛成派と言ったらいいでしょうか、そうした方にはそういう勉強の機会を提供するとか、そうした臨機応変な支援業務ということで、枠で100万円という活用方法を考えております。  以上でございます。 97 ◯議長渡邉和豊君) 4番 山本君。 98 ◯4番(山本文博君) ただいまの答弁で、6年余に及ぶこの周辺まちづくりの話合いを進めてきたということで、先日、2月26日の文書で都市計画課長より地権者宛てに玉川卸団地線周辺まちづくり説明会という文書が私のところにも届きました。この文書について多くの方から御意見をいただきました。「もう参加する気はない」「当局は賛成する方の意見しか聞かない」「もう何を言っても無駄だ」という御意見が多数ありました。このやり方でずっと進めてきたと思います。私もずっとこういう文書をずっと拝見しております。  このやり方でいきますと、心ある方、賛成の方だけ役場に集まると思います。反対の方は依然として参加しないと。役場に集まって会合された方は賛成だけの意見を述べて賛成の意見がまとまると、そういう話ではないのかなと。この反対の人の意見をどうやってまとめていくのかというのが合意形成だと思うんですが、やり方について、作戦といいますか、計画があれば教えていただきたいと思います。 99 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 100 ◯都市計画課長(太田雅明君) 山本議員の2回目の御質問については、繰り返しになりますけれども、多様な御意見それぞれに寄り添って個別具体に対応していく、それ以上でも以下でもありません。  1点申し上げさせていただきたいのは、賛成派だけの方が来て町は強引に土地区画整理事業を押しつけているような印象の発言があったやに私は取りましたけれども、決してそのようなことはございませんで、多様な御意見を伺ってまいるというような認識でございます。  以上でございます。 101 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。 14番 森野君。 102 ◯14番(森野善広君) 3回目になりますからよろしくお願いします。先ほどの同僚議員の続きですけども、これ、委託料で計上していますから、課長の最初の答弁だとまだどういうふうにやっていくか分からないような答弁でありましたけど、委託料で計上しているということは、委託先があって委託内容がなければ計上できないじゃないですか、だから、委託先はこれからですけど、委託する内容と委託先、こういう事業者に委託したいというのはなければこれは計上できないと思うので、その点は答弁もらいたいと思います。 103 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 104 ◯都市計画課長(太田雅明君) 森野議員からの関連質問ということでお答えさせていただきます。  私の答弁で「何もやることが決まっていない」というふうに受け取られたとしたらちょっと説明が足りなかったのかもしれませんけれども、それぞれの必要な情報提供をする上では非常に専門的な見地が必要となっております。ですので、土地区画整理士なり、そうしたコンサルティング業務ということで、例えば区画整理事業によらず事前に農地を交換する交換分合という仕組みがございますが、それの実現性があるのかとか、例えば先進事例から見るこの市場性を見て減歩率がどうなっていくのかとか、それぞれの個別具体の地権者の皆様に応じた必要な資料提供を支援していただく、そういうパッケージでの業務支援ということで考えております。  以上でございます。 105 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 106 ◯議長渡邉和豊君) これで土木費の質疑を終わります。  ここで暫時休憩いたします。  再開を10時35分といたします。                                  午前10時20分休憩                                  ────────                                  午前10時34分再開 107 ◯議長渡邉和豊君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、第9款消防費、136ページから141ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 108 ◯議長渡邉和豊君) これで消防費の質疑を終わります。  次に、第10款教育費、142ページから163ページまでの質疑を許します。  発言願います。 13番 吉川君。 109 ◯13番(吉川清里君) 教育費の来年度の新規事業ということでいただいた資料の中で、適応指導事業、不登校傾向を示す子供を対象に学校の外で適応指導事業を行うということと、それからもう一つ、通級指導教室、発達特性のある小学生の児童のうち、通常学級に籍を置きながら週一、二時間、特別な学習支援が受けられるという通級指導教室を始めますということで、この2つが新規事業ということで紹介をされておりますが、予算書の上でこの事業はどこに計上されているのかをまずお願いします。  それから、152、153ページをお願いします。4目幼稚園費の1節幼稚園総務費の中で、153ページの12節委託料で一番下に特別支援カウンセラー巡回訪問業務とありますが、これも来年度新しく計上されておりますが、この内容についてをお願いします。  それから、160、161ページをお願いします。4目学校給食費の中の12節委託料、学校給食調理業務委託ですが、今年度と比較をして500万円増えておりますが、この増えた理由をお願いいたします。 110 ◯議長渡邉和豊君) 教育総務課長 大野君。 111 ◯教育総務課長(大野明彦君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  まず1点目の新規事業でございます適応指導事業の関係、また通級教室の関係の予算の場所でございますけれども、適応指導事業につきましては事務局費になりますので、予算書といたしますと142ページ、143ページからになります。  主な予算の内容でございますけれども、適応指導に携わる会計年度任用職員の報酬、それと手当関係、あと消耗品と通勤手当の関係、また消耗品のほうに必要となる教材等の消耗品のほうを予算措置してございます。  次に、適応指導教室でございますけれども、こちらのほうの指導に携わる者は県費負担となりますけれども、町のほうで10款2項2目教育振興費、146ページ、147ページになりますけれども、こちらの消耗品のほうで一部教材等の消耗品のほうを予算づけしてございます。  引き続き学校給食費のほうについて御説明をさせていただきます。学校給食費のほう、調理業務のほうが499万円ほど増額となっておりますけれども、来年度、西小学校の給食調理のほうが、債務負担行為のほうでも予算のほうでお願いしてございますけれども、契約が更新となります。それに対して参考見積りを取りまして予算措置をしたところ、今までは入札で行って、入札差金の結果、契約額を予算額としておりましたけれども、来年度は入札を行うという関係で参考見積りを取ってそちらを参考に予算措置した関係で予算のほうが増えてございます。  以上でございます。 112 ◯議長渡邉和豊君) こども未来課長 大嶽君。 113 ◯こども未来課長(大嶽知之君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  153ページ、1目幼稚園総務費、12節委託料の特別支援カウンセラー巡回訪問業務でございますが、こちらにつきましては、町立幼稚園に通うお子さんの抱える問題に対応するためカウンセラーの方を各幼稚園に派遣をして問題解決を図っている業務でございます。従来ですと、この上になります7節報償費の中で、お二人、専門家の方を委託しておったわけなんですが、そのうちのお一人から所属する会社との契約に切り替えていただきたいということの中で、報償費から、お一人分、委託料にこれを切り替えたものでございまして、業務自体は従来から続いておりますが、契約の形態でこちらを振り替えたという状況でございます。  以上でございます。 114 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 115 ◯13番(吉川清里君) 適応指導事業と通級指導教室については目と節は分かりましたのでありがとうございます。  中身についてですが、適応指導事業については会計年度任用職員の人件費ということですが、不登校の生徒に対していろんな支援を行う、勉強も見るだろうし、もちろん生活面とかいろんなことでの支援を行うということで、やはり経験と知見のある、正直言って、できれば教育経験があるという人が望ましいというふうに思いますが、例えば定年後の教師、あるいはいろんな理由があって正規の教員ではないけども、今そういう仕事だったら就けるという教職経験のある者を就ける考えがあるのかどうなのかをお答え願います。  それから、もう1点、適応指導事業については校外ということで、場所はどこで行う予定なのかもお答えを願います。  それから、通級指導教室については消耗品等の予算計上ということですが、指導する教員は通常の校内の県職の教員が当たるのかどうかも答弁をお願いします。  それから、幼稚園のほうのカウンセラーについては、従来は報償金で計上していたのが委託料に変わったということで、事業自体は継続してやっているというようなお答えでしたが、幼稚園の中でも、発達になかなか難のあるお子さんとかがいてカウンセラーの方が回って相談を受けるというのは保護者にとっては非常に助かることだというふうに思います。  小学校、中学校でもカウンセラーが巡回しておりまして生徒や保護者、教員の相談に乗っておりますが、なかなか切り替わるとき、進学、進級するときの申し送りというか、その子に対しての、何に困っているのか、学校、幼稚園でどのように対応したらいいのかということがうまく申し送りされていないと、そこで結果的に不登校になったりとかということもあり得ますので、その辺の連携はどうなっているのかをお答え願います。  それから、学校給食についてですが、西小の契約が更新されるということで、入札はこれからだというふうに思いますけれども、今までは入札差金の結果で予算計上されていたということですが、入札の具合によっては、これから、子供の数は変わらない、あるいは減っている傾向も西小は特にありますけれども、委託料が上がってくるという可能性もあるのかどうなのか、それについてお答えを願います。 116 ◯議長渡邉和豊君) 教育総務課長 大野君。 117 ◯教育総務課長(大野明彦君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  まず1点目の適応教室の適応指導事業に携わる会計年度任用職員ですけれども、今、議員がおっしゃいましたとおり、教育に知見があって経験が豊かな方を今のところ想定して人材のほうの確保等を行っているところでございます。  次に、適応指導事業の場所ですけれども、学校外という形で、今のところまほろば館のほうを想定してございます。  次に、通級教室の関係でございますけれども、こちらのほうは県費の先生をお願いしているという形の中で、通常、ほかの市町ですと、ある学校に配置された先生のところにほかの学校の子供が移動したりという形ですけども、清水町の場合は、中心となる拠点校に先生の所属という形で配置いたしますけれども、実際、通級の指導を行う場合におきましては、その先生がそれぞれの学校を動いてできるだけ子供たちの負担がないような形で考えているところでございます。  給食費、調理業務の関係ですけれども、参考見積りという形で予算額のほうを積算してございます。また、今後入札の中で最終的な契約金額は決まるものと考えてございます。  以上でございます。 118 ◯議長渡邉和豊君) こども未来課長 大嶽君。 119 ◯こども未来課長(大嶽知之君) 幼稚園に通うお子さんの小学校への接続、特に問題を抱えるお子さんの接続をどうしているのかというところでございますが、先ほど御説明いたしました特別支援カウンセラー、こちらの方と、あと幼稚園で各園に配属しております特別支援コーディネーター、これらの職員が綿密に協議を重ねた中で、就学支援委員会を通じまして小学校の教員等とそういった情報交換を行って円滑な移行と、そういったところに今現在注力して取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 120 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 121 ◯13番(吉川清里君) それでは、最後の質問になりますが、この適応指導事業と通級指導教室、対象となる児童生徒はそれぞれ何人ぐらいを予定しているのかをお答え願います。  それから、学校給食について、入札はこれからですが、その入札の条件の中で、非常に学校給食は衛生には気をつけて調理をされておりますが、さらにコロナの感染ということも、調理師さんも含めて、消毒作業とかもあって今まで以上に大変になってくると思いますけども、仕様の中にそういうことも含まれているのかどうかも最後にお聞きをします。 122 ◯議長渡邉和豊君) 教育総務課長 大野君。 123 ◯教育総務課長(大野明彦君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  まず、適応指導事業の対象となる子供の人数でございますけれども、基本的に不登校、いわゆる完全不登校というわけではないですけれども、やはり自宅に引き籠もっている子が基本的な対象になるかと考えております。  そういったお子様を、学校ではないですけれども、いわゆる社会参加というか、そういった別の場所にという形で、具体的に何人というのまでは分からないんですけれども、今のところ不登校の関係で、清水町全体ですと大体2%程度というのが、例年、完全不登校という形でございます。その中のお子様と保護者の方と学校とで話を進めながら適応指導のほうを進めていきたいと考えております。  通級教室のほうでございますけれども、こちらのほうは、一応、最終的には保護者の方の意向と実際のお子様、あと学校の考え、またそれらを就学支援委員会のほうでも判断をいたしまして、その子にとってどの教育支援が一番適当かというのを考えて入級のほうの作業を進めております。今の段階で対象となる見込みの子供は、大体15人程度が見込まれております。  次に、給食調理の入札のほうですけれども、衛生管理のほうにつきましては国のほうから給食に対する仕様等が出てございます。そういった中で、コロナ感染については業者さんのほうもかなり気を遣っておりますので、そういった中をどこまで加えられるかは、また今後検討していきたいと考えております。  以上でございます。 124 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。 4番 山本君。 125 ◯4番(山本文博君) 民生文教委員ですけれども、人件費に関わることですのでここで質問させていただきます。  小学校においては146、147ページの教育振興費の報酬、職員手当、それから中学校費においては148ページ、149ページからの非常勤職員報酬、これについて今年度から来年度にかけてかなりの減額になっていますが、人員等どのくらいの変更があるのかをまずお伺いします。 126 ◯議長渡邉和豊君) 教育総務課長 大野君。 127 ◯教育総務課長(大野明彦君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  まず、146ページ、147ページ、10款2項2目教育振興費の報酬、会計年度任用職員の大きな減額の人数という形ですけれども、こちらのほうにつきましては、主な減額の要因といたしましては、小学校の低学年生活支援員の配置の基準の見直しによりまして昨年度予算と比べますと7人ほど減額していることによるものでございます。  次に、10款3項2目の教育振興費、148ページ、149ページでございますけれども、こちらにつきましては、人数につきましては基本的な差はないんですけれども、それぞれの単価であるとか、そういったものの関係で減額となってございます。  以上でございます。 128 ◯議長渡邉和豊君) 4番 山本君。 129 ◯4番(山本文博君) ただいまの御回答で、中学校においては人数は変わらない、小学校については7人の減ということになるということで、これは補助教員って考えたほうがいいんですかね、各クラスの。もしそうだとすると、今、1クラスに2人先生がいてくれるということで学力とか、生活指導とか、そういうことが保たれてきたのではないのかなと思うんですが、今後、この人数を減らすことによって、学力の低下から、学校生活におけるフォローから、今後起こるGIGAスクールへの指導、そして、SDGsで誰一人取り残さないということをメインに置いていることについて矛盾があるんじゃないか、御質問します。 130 ◯議長渡邉和豊君) 教育総務課長 大野君。 131 ◯教育総務課長(大野明彦君) 山本議員の御質問にお答えいたします。  会計年度任用職員として任用してございます低学年の生活支援員さんでございますけれども、あくまで生活支援員という形でございまして、特に学校の授業等に直接参加していることはございません。  今回の配置基準の見直しでございますけれども、先ほど吉川議員の御質問でもございましたけれども、適応指導事業であるとか、通級教室の開設等、新たな町としての教育支援を進めていく中で、全体の中で支援員の体制の配置基準のほうを見直したものでございます。そういった中で、直接その影響がどうかというよりも新たな効果のほうを考えて対応しているものでございます。  以上でございます。 132 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 133 ◯議長渡邉和豊君) なければ、これで教育費の質疑を終わります。  次に、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款予備費、164ページから169ページまでの質疑を許します。  発言願います。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 134 ◯議長渡邉和豊君) これで第11款災害復旧費から第13款予備費までの質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言願います。 14番 森野君。 135 ◯14番(森野善広君) 歳入歳出を通しての質問ですが、まず、コロナ禍の中で予算の見直しということで、各種団体への運営経費補助金の見直し、各種事業費補助金の見直しということが出されておりますけれども、その内訳について答弁願います。  それと、この見直しの中には入っていないんですが、公共施設等総合管理計画におきましては、2021年度は15億円の公共施設のマネジメント費用、維持管理や更新の費用を見込んでいます。ところが、この予算書の中では、180ページに節別の内訳が書かれておりますが、工事請負費の合計は3億1,500万円ということで、このうち土木費が2億円ですから、土木費を除けば1億円の工事請負費しか計上されておりません。ということは、公共施設等総合管理計画で予定している15億円の支出はカットされているということになります。この点について答弁願います。  以上です。 136 ◯議長渡邉和豊君) 総務課長 中村君。 137 ◯総務課長(中村 誠君) 当初予算の編成に当たりまして議員勉強会の中で皆様にお配りした事業等の見直しという中で対象としましたのは、各種団体への補助ということでは、先ほど来森野議員からも御質問いただきました区運営等事業費やまちづくり推進費の補助金で清水町国際交流協会など、合計で15事業を、一方で、いわゆる事業費補助でございますけれども、これも民間保育施設の運営事業等、合計6事業ということで、合わせて24事業を対象にさせていただきました。  それから、もう一つの御質問の公共施設等総合管理計画に関わる件でございますけれども、現行の清水町公共管理施設総合管理計画では、分野別の公共建築物の将来負担コストの推計といたしまして、確かに、森野議員がおっしゃっているように、2021年度に15億円を見込んでおります。この計画につきましては、現在策定をして更新を進めているところでございます。  この中で示しているのは、本庁の公共施設等を耐用年数まで使用して同じ規模で更新した場合に必要となる経費について国が示す更新費試算ソフトに準拠した更新費用の試算機能を用いて試算を行ったものでありまして、この数値がただちに予算に反映されるものではないと考えております。したがいまして、現行の当該管理計画に示す15億円と推計したコストにつきましては、令和3年度の当初予算を編成する中で進めた経費の見直しの対象とはしてございません。  以上です。 138 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 139 ◯14番(森野善広君) 補助金等の見直しは15団体と6事業、合計で21事業ということでありますけれども、公共施設等の見込額は、これは国の算定で計算したもので必ずしもそのとおりやらなくてもいいような答弁でありましたけれども、1期の議員の方々は御存知ないと思いますけれども、この公共施設等総合管理計画というのは、平成27年、28年で、これから日本の経済は人口も減るし、当然歳入も減っていく、ところが高度成長時代に造った公共施設の更新の時期が来ていて、それをどんどん造り替えると費用がかかって日本の財政は立ち行かなくなる、そのために長寿命化やマネジメント、要するに日常管理をきちんとして考えていこうということで国が指示を出してつくられたものです。  清水町は東レ建設、職員が計算したのではなくて東レ建設に委託をして、お金で言えば家が1軒建つぐらいのお金をかけて東レ建設の建築の専門家が清水町の各公共施設を見て、維持管理にどの程度やれば長寿命化になるのかということでつくった計画です。先ほど言った2021年の15億円という公共施設へかかる費用についても、均等に出したわけじゃなくて、年度ごとに耐用年数や寿命を見ながら積み上げて、来年度に15億円を投資して公共施設にかけなければ長寿命化も含めたマネジメントができない、要するに将来大きな負担となってかかってくるというふうな計画だったんじゃないでしょうか。それで、合計で、今後30年間で公共施設については維持管理や更新に300億円の金額がかかる、道路やそういうインフラも含めれば450億円の金がかかると。それは、これから人口減や歳入減で立ち行かなくなるという前提の下でつくられた計画です。今回、コロナ禍という特殊な大きな問題が発生して状況はさらに悪化しているわけでありますけれども、何もコロナ禍だけではなく、今日の質問でも財政難という言葉がすごくたくさん出ましたけども、これは平成27年にこの計画をつくる時点から予定されていたことだったはずなんです。  そういうことでつくった計画なわけでありますから、2021年、来年度の予算の中では、やはり公共施設に15億円かけないと将来的に大きな負担になるという理解で私はしていました。この15億円の内訳も、教育施設に大体5億円、福祉の施設に大体5億円、計画の中には施設名は入っていませんから分かりませんけど、多分そういう額が分野別に計上されているということは、もう該当する施設は東レ建設のほうで指定していると思うんです。だから、そこの教育施設や福祉施設にかけなければマネジメントできない、維持管理できないという状況だと思うんですね。そういう計画じゃなかったんでしょうか。今の課長の答弁だと「そういう計画じゃないよ、マネジメントしてもしなくても、支出をして工事費かけなくてもいい」というふうな答弁でありました。認識が違うわけでありますけど、その点についてもう一度お聞きしたいと思います。  それと、先ほど言った各種団体への補助金の見直し、事業の補助金の見直しですが、私は、はっきり言って、先ほど言いましたよね、公共施設等総合管理計画をつくった時点から、将来、行財政は大変だというふうな見通しがあったわけです。だから、本当は財政調整基金というのは、こういうコロナ禍みたいな大きな問題で財政が大きく落ち込んだときに使う基金としてあるわけでありますけれども、今、基金が非常に少なくなっていると。これは過去の清水町の将来の財政状況の見通しが甘かったんじゃないかというふうに私は思うわけです。このことについては過去にも指摘させていただきましたけれども。  そういうことであれば、先ほど言った区とか、福祉団体に対する様々な補助金や補助事業の見直しは、これは住民に行政の甘さのしわ寄せをかぶせるものになってはいないかということなんです。だから、今いろんな見直しでどんどん削っていますけど、そういう前に、まずその見通しが甘かった責任をきちんと明確にする必要があるんじゃないかというふうに思いますけれども、その点はいかがでしょうか。 140 ◯議長渡邉和豊君) 総務課長 中村君。 141 ◯総務課長(中村 誠君) 先ほどの御質問に関しまして、森野議員から今回の事業の見直しも削減の対象としたかというようなことで私は取りましたものですからそういった答弁になって、もしその辺の本意が伝わらなかったなら、大変申し訳ありません、訂正させていただきたいと思います。  基本的には、公共施設の大規模改修、あるいは建て替えの方向性につきましては、各施設の所管課におきまして維持管理に係る経費等を費用対効果を踏まえながら最良なものになるよう常にこれは見直しを行っているところでございまして、これは毎年度の予算ヒアリング時の確認事項としております。また、その結果は予算に反映をしているところでございます。  今後も引き続き新たに策定されます公共施設等個別管理計画や子育て支援施設計画、個別の施設計画等の内容を踏まえまして公共施設の規模や機能の検討に併せまして様々な観点から議論を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 142 ◯議長渡邉和豊君) 町長 関君。               (町長 関 義弘君登壇) 143 ◯町長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。  過去の財政運営の見通しが甘かったのではないかという御指摘と行政の責任のしわ寄せを住民にかぶせているのではないかという御指摘だったと思いますが、財政運営の見通しにつきましては毎年度その時点で考え得る財政推計をさせていただいているところでありますけども、近年の財政規模については、私も少し背伸び感を感じているところであります。しかしながら、背伸びしてでもやらなければならないときもあるというふうに私も承知をしています。その評価も人により様々でありますので、見通しが甘いという評価は森野議員の評価であると受け止めさせていただきます。  また、住民にしわ寄せをかぶせているのではないかという御指摘につきましてですけども、当然、行政としては限られた財源を有効に活用していかなければなりませんので、それによりまして住民サービスの低下とならないようにこれからも努める、その努めることが行政の責任であるというふうに理解をしております。  以上でございます。 144 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 145 ◯14番(森野善広君) まず、公共施設等総合管理計画ですけれども、今の課長の答弁だと「各課のほうで管理をしている」というふうな答弁でありましたけれども、もちろんいろんな施設の管理は各課でやるわけでありますが、総合管理計画ですから、各課でそれぞれの管理じゃなくて総合的に全体の公共施設を管理しないと「今後大変なことになるよ、今後大きな負担になるよ」ということでつくった計画ですから、総合的に管理をするところはきちんと元締で、先ほど言いましたように、相当な金額をかけて、家1軒が建つぐらいのお金をかけてつくった計画ですから、建設会社に出して委託をしてつくった計画ですから、それはないがしろにしてほしくないです。こういう計画をつくっているのに責任は各課ですよみたいなことをやっていると、5年先、10年先、15年先、30年を見通してつくった計画ですから、必ず大きな問題として起こってくるんじゃないかというふうに思いますので、もう一度その点の見解をお聞きします。  以上です。 146 ◯議長渡邉和豊君) 企画課長 加藤君。 147 ◯企画課長加藤博樹君) 公共施設等総合管理計画の取りまとめをしておりますのは企画課ですので答弁させていただきます。  先ほど森野議員からお話がありましたとおり、公共施設等総合管理計画は平成27年、28年度に策定のほうをしました。また、国はその後、個別の施設について個別施設計画をつくるようにと。それが、当時平成32年度末、令和になりまして令和2年度末ということで期限が切られております。先ほど総務課長のほうからも御答弁いたしましたが、それで今個別施設計画のほうを、ここで出来上がるわけですけども、その策定につきましては自前で策定をしております。  そんな中で個別施設計画がここで完成いたしますので、併せて公共施設の総合管理計画、5年前につくったものを、時点修正等も踏まえて、また費用、経費の面も踏まえまして見直しのほうを行っておりまして、その中で総合管理計画のほうも、また以前とは中身が変わってくる、数字等が変わってくる部分がございます。  また、先ほど来2021年度のというお話がございました。今回、個別施設計画の策定に当たりましても、目安の費用がかかる年次等は考えておりますが、それについては社会情勢の変化や町として緊急的に対応が必要な状況も考えられますので、今後、目安とはしますけども少し流動的になるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 148 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第16号は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 151 ◯議長渡邉和豊君) 日程第2 議案第17号 令和3年度清水町土地取得特別会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  190ページから195ページまでの歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 152 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 153 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第17号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 154 ◯議長渡邉和豊君) 日程第3 議案第18号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  初めに、歳入全般、204ページから217ページまでの質疑を許します。  それでは、発言を許します。 13番 吉川君。 155 ◯13番(吉川清里君) 204、205ページをお願いいたします。国民健康保険税、一般被保険者国民健康保険税の現年分について伺いますが、僅かながらではありますが現年課税分が昨年よりも金額が増えているという形になっています。一般会計のほうで個人町民税が落ち込んでいる、法人のほうも落ち込んでいるということで、コロナの影響もありまして非常に住民の所得が落ちているという状況になっているというふうに思います。  特に国民健康保険税は、自営業、あるいは協会けんぽに入れない非正規の方が特に一般被保険者は多いというふうに考えておりますが、景気の影響等をもろに受けて所得の減少も多いのではないかというふうにも予想しておりますが、国民健康保険税が令和2年度よりも上がるというふうに見込んでいる理由をお願いいたします。 156 ◯議長渡邉和豊君) 住民課長 長島君。 157 ◯住民課長(長島 聡君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  歳入において国民健康保険税が前年対比で増額となっている理由のお尋ねでございますが、当予算につきましては被保険者の令和元年分所得を基に積算をしております。そういった中で、主な要因といたしまして、低所得者に対する軽減措置の対象者が減少したことから、結果的に少額ながら前年対比で増額となったものと受け止めております。  また、被保険者の所得の昨今の状況でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により減収が見込まれてはいるものの令和2年分の個人所得の算定は現状ではなかなか難しく推測ができないことから、国、県においても保険関係におきましては従来と同様に見積もるものというふうに伺っております。  以上でございます。 158 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 159 ◯13番(吉川清里君) 「計算上、令和元年度の所得で計算するからこういう形になります」というお答えですけれども、実際には令和2年に所得減が大きかったということはもう目に見えて分かっていますし、このままいけば、収納率0.91を見込んでおりますけれども、当然これを大きく割る可能性も出てきているわけですよね。私たちとしては国保税が高過ぎるということを再三指摘しておりますけれども、このままですと一緒に収納率も下がるということになりますし、お金があって払わないわけではなくて、本当にお金がない、生活するにもお金がないという自営業者もいらっしゃるわけです。そういうところで、収納率を上げるためにまた徴税に職員をと。ないところから絞ろうということにもなり、これは非常に酷なことになってしまうんですが、その辺はどう考えているのかをお答え願います。 160 ◯議長渡邉和豊君) 住民課長 長島君。 161 ◯住民課長(長島 聡君) 令和3年度の今後の国保税の調定額、総額でございますが、3年度の賦課決定をした際に当初予算と大きく乖離が生じたり、事情が生じれば、必要に応じて予算全般を見直しまして必要に応じて補正を行うべきものというふうに考えております。  なお、被保険者の生活状況はコロナ禍における中で大変厳しいものと私自身も受け止めておりますが、そういった中では、やはり被保険者の方における公平性、受益者負担の公平性という点からも考えまして、収納に対しましては引き続き収納率の向上に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 162 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯議長渡邉和豊君) これで歳入全般の質疑を終わります。  次に、歳出全般、218ページから239ページまでの質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 164 ◯議長渡邉和豊君) これで歳出全般の質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 166 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第18号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 167 ◯議長渡邉和豊君) 日程第4 議案第19号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  初めに、歳入全般、252ページから269ページまでの質疑を許します。  それでは、発言願います。 13番 吉川君。 168 ◯13番(吉川清里君) 256ページ、257ページをお願いします。3款2項国庫補助金で4目保険者機能強化推進交付金510万円余と、それから5目介護保険保険者努力支援交付金、これが、今年度はないんですが来年度は523万円、そして介護保険事業費補助金が、同様に82万5,000円計上されております。それぞれの交付金、補助金の性格と、それから、5目、6目についてはなぜ来年度新たに交付、補助されるようになったのか、その理由をお願いいたします。 169 ◯議長渡邉和豊君) 福祉介護課長 小松君。 170 ◯福祉介護課長(小松義和君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  256ページの2項の4、5、6それぞれの目なんですけれども、まず、保険者機能強化推進交付金、あと介護保険保険者努力支援交付金、この2つは同じ性質の補助金でございまして、高齢者の自立支援や重症化防止のための取組を行った場合の費用に関しまして国が設定しました評価指標がございます、その評価指標の達成状況によって、その点数によって交付される補助金でございます。5目の介護保険保険者努力支援交付金につきましては、今年度、令和2年度から新たに設置されたものでございまして、こちらは今年度補正予算で対応させていただいた補助金でございます。  6目の介護保険事業費補助金、こちらにつきましては、システム改修費、主に事務費系のシステム改修費に対しまして交付される補助金でございまして、例年では補正でいつも対応させていただいているんですけれども、もう事前に分かっている金額でございましたので、来年度につきましては当初予算に計上させていただいたものでございます。  以上でございます。
    171 ◯議長渡邉和豊君) 13番 吉川君。 172 ◯13番(吉川清里君) 6目についてはシステム改修ということで、4目、5目が性質としては同じ内容の交付金というお答えでしたが、評価指標ということで、国側が、平たく言えば清水町の介護保険事業を評価してその評価に応じて交付をする、交付金の多い少ないを決めるという性質の交付金であるというふうに解釈をしております。  この評価についてはプラスとマイナスがあるというふうに聞いております。介護保険の介護給付の適正化、つまり介護保険を卒業させ、卒業というか、介護保険を使わないで卒業という形になるとプラスの評価がされます。一方、介護保険の給付が多いと適正化をしていないということでマイナスの評価をされるということで、マイナス評価をされた自治体は交付金が削減されると。国のこうしたシステムがこの交付金の多い少ないに現れてくるというふうになっております。  高齢者の方が介護保険を使って介護を受けている方が、皆さん元気になって介護保険は必要ないという状態になればそれは非常にいいことなんですが、人間は年を取るもので、老化とともに身体の機能が衰える、あるいは認知症が進むということも、残念ながら一部では避けられないことがあります。それを遅らせる、あるいはいろんな症状があってもその人らしく老後を送ることができるようにするための介護保険であり、介護保険給付事業であるというふうに思います。  ただ、それが国のほうで査定をするような形でプラス、マイナスの評価をしてそれを交付金というお金という形で自治体に下ろすお金の多い少ないを決めるというのは、非常に私としては実態に合ってない、高齢者の老後の安心につながらないやり方だというふうに思いますが、この交付金について、行政のほうは、国が決めたことなのでとやかく言えないというあれはあると思いますけれども、この国の評価について、どのように報告をしているのか、それともそれは行政が査定をして上げているものではなくて国のほうで査定をして金額を決めてくるものなのか、ちょっとその辺のシステムについてお答えをお願いします。 173 ◯議長渡邉和豊君) 福祉介護課長 小松君。 174 ◯福祉介護課長(小松義和君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  査定について、国が査定するのか、それとも町が査定するのか、金額の決定の関係の御質問かと思いますけれども、町のほうとしましては、実績を国のほうへ報告いたしまして、それについて国のほうが査定を行いまして、そして国のほうで金額を決定して交付するというような形になりますので、町のほうとしては、報告をした段階では幾ら入ってくるかとかそういったものは一切分からないような状況でございます。ですので、今回の当初予算につきましても今年度と同じ金額を計上しております。  以上でございます。 175 ◯議長渡邉和豊君) これで歳入全般の質疑を終わります。  次に、歳出全般、270ページから291ページまでの質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 176 ◯議長渡邉和豊君) これで歳出全般の質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 178 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第19号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 179 ◯議長渡邉和豊君) 日程第5 議案第20号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  304ページから317ページまでの歳入歳出全般を通して質疑を許します。  それでは、発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 180 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第20号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 182 ◯議長渡邉和豊君) 日程第6 議案第21号 令和3年度清水町下水道事業会計予算についてを議題といたします。  質疑に入ります。  第1表企業債、予算に関する説明書及び予算明細書322ページから349ページまでの質疑を許します。  それでは、発言願います。 14番 森野君。 183 ◯14番(森野善広君) 340ページの下水道事業収益うち下水道使用料ですけども、今年度よりも900万円ほど減額になっています。接続戸数とか、使用水量とかは、319ページの総則のところを見ると前年度よりも増えているわけですね。排水戸数が8,400戸から8,600戸と。にもかかわらず使用料が減になっているその理由を説明願います。  それと、収納率はどの程度で見込んでいるのかも答弁願います。 184 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 185 ◯都市計画課長(太田雅明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  前年比下水道使用料収入の大きな減額の要因についてはということでございまして、そのように使用水量等は伸びておるんですけども、まず2点大きな要因がございまして、1点は当初見込みよりも思ったより有収水量、いわゆる有料の水道の使用量はそこまで伸びなかったということが大きく1点、あと、昨年度改定いたしました料金の改定効果、通年効果が現れますのでもう少し料金が伸びるのではないかと思いましたが、先ほど申したとおり、節水効果などの影響を勘案しそこまで伸びなかったと、いわゆる当初予算の見込みが甘かったということが原因であります。  続いて収納率でございます。こちらは、おかげさまでコロナ禍等の影響は大きく受けておりませんで、前年並みに推移をして微増程度で持ちこたえられるような現状でございまして、新年度においてもそのような傾向でございます。  収納率でございますが、令和元年度が87.5%、令和2年見込みで87.67%で0.17ポイントの増が見込めます。新年度においても87.7%程度の見込みということで見積もったものでございます。  以上でございます。 186 ◯議長渡邉和豊君) 14番 森野君。 187 ◯14番(森野善広君) 減額の違いは見込みの違いだということでしたけど、収納率の87%というのは、これはちょっと問題じゃないかというふうに思います。先ほど問題になった国保の収納率も91%ですから、さらに下水のほうは収納率が悪いと。この収納率について、「今年度と同じぐらいだから何とかいいじゃないか」みたいな答弁でしたけど、額、パーセントの数字自体についての見解を求めたいと思います。 188 ◯議長渡邉和豊君) 都市計画課長 太田君。 189 ◯都市計画課長(太田雅明君) 2回目の御質問ということで、企業会計導入時に御説明を申し上げましたが、こちらは従前の特別会計とか他の一般会計等々と違いまして出納整理期間がございますので、3月をまたいだ現年課税分というのは翌年度の収入となります。したがいまして、そのような80%台の推移となりますが、5月末までに入ったものを現年分として計算いたしますと、令和元年度は97.73%、令和2年見込みが97.90%、令和3年度の見込みは98%ということで、いずれも現状維持もしくは若干の増加ということで見込んでおるものでございますので御理解を賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 190 ◯議長渡邉和豊君) ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 191 ◯議長渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯議長渡邉和豊君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第21号は、総務建設委員会に付託することに決定をいたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  どなた様も御苦労さまでした。                                  午前11時31分散会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和3年3月4日                清水町議会議長     渡 邉 和 豊                ────────────────────────                署名議員(9番)    石 垣 雅 雄                ────────────────────────                署名議員(10番)    佐 野 俊 光                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...