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平成30年第4回定例会(第2日) 本文 開催日: 2018-12-03

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  1. 清水町議会 2018-12-03
    平成30年第4回定例会(第2日) 本文 開催日: 2018-12-03


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前09時00分開議 ◯議長石垣雅雄君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人であります。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。       ──────────────────────────── 2 ◯議長石垣雅雄君) 日程第1 議案第56号 清水下水道事業設置等に関する条例についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 3 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第56号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 5 ◯議長石垣雅雄君) 日程第2 議案第57号 清水職員給与に関する条例及び清水特別職職員給料等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言を願います。 12番 吉川君。 6 ◯12番(吉川清里君) 質問させていただきます。この条例は、提案理由の説明にもありましたように、人事院勧告に基づき民間との格差を埋めるために賞与を引き上げるという内容ですが、この議案内容ですが、人事院勧告のとおりの改定なのか、民間との格差がこれで縮まったというふうな認識をお持ちなのか、そして当町の職員ラスパイレス指数が改善されたのかどうかをお聞きいたします。
    7 ◯議長石垣雅雄君) 答弁願います。 総務課長 野田君。 8 ◯総務課長野田敏彦君) お答えいたします。今回の人事院勧告に基づく給与改定につきましては、国の人事院勧告どおりでございます。ただし、給料表の中で6級、4級、3級につきましては追加している部分がありますので、そちらについては独自で対応しております。またラスパイレス指数については、現在のところ新たなものでの算出はしておりません。  それから、民間との格差の是正はされるかということでございますが、この勧告自身民間企業との格差等に基づいて差を縮めるためのものでございますので近づくものと考えております。  以上でございます。 9 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 12番 吉川君。 10 ◯12番(吉川清里君) 人事院勧告どおり改定ということで、級によっては追加になっているものもあるということの答弁ですが、例えば長泉町では、この機会に日直手当を増額というような改定も行っていると聞いております。人事院勧告のとおりの改定プラスアルファ改定を行うことがさらに民間との格差を縮めることにもつながると、ラスパイレス指数についてはお答えがありませんでしたが、当町は今までも議会でも指摘をされておりましたが低いほうでしたので、これを改善するということで人事院勧告にプラスした改定を行うという方針は持たなかったのかどうかをお聞きいたします。 11 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 総務課長 野田君。 12 ◯総務課長野田敏彦君) 日直手当については、御指摘のとおり、今回改正等はしておりません。また、ラスパイレス指数については、国も同様に人事勧告に基づいて引き上げをされますので、私たちが上げても同じように上がりますので、その差が縮まることはないかもしれません。  また、独自の給与改定については昨年度プラス等をさせていただいております。その結果や、また4級等に引き上げる際の分も調整をしておりますので、急なラスパイ引き上げにはなりませんが、数年をかけてラスパイ近隣市町に追いつくような形になっていくかと考えております。  以上でございます。 13 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第57号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 16 ◯議長石垣雅雄君) 日程第3 議案第58号 清水道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 17 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第58号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 19 ◯議長石垣雅雄君) 日程第4 議案第59号 清水都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第59号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 22 ◯議長石垣雅雄君) 日程第5 議案第60号 清水下水道条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言願います。 12番 吉川君。 23 ◯12番(吉川清里君) この条例施行期日が来年10月1日からということになっております。来年の10月から施行するものをなぜ今上程するのか、その理由をお願いいたします。 24 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 都市計画課長 太田君。 25 ◯都市計画課長太田雅明君) 吉川議員の御質問お答えいたします。  まず、施行日が10月からということで、その理由ですが、11月の料金徴収分から施行するということで、この期間についてでございますけれども、町民に対して広く一般に周知する期間を設けるということの意味が一番の大きな理由でございまして、同時に施行される消費増税改定の時期に合わせたということも一方の理由となっております。  以上でございます。 26 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 12番 吉川君。 27 ◯12番(吉川清里君) 今の答弁では「町民への周知と来年10月に予定されております消費増税」という2つの理由ですが、下水道料金と、増税される予定ですけども、消費税との関係について具体的に教えていただけますか。 28 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 都市計画課長 太田君。 29 ◯都市計画課長太田雅明君) お答えいたします。消費増税適用考え方ですけれども、2カ月に一度の徴収になりますので、9月徴収分までは税率は8%を適用いたしまして11月徴収分から改正後の10%の消費税率適用すると、このように運用をいたします。  以上でございます。 30 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 12番 吉川君。 31 ◯12番(吉川清里君) そう考えますと、当然上水道のほうにも10%の消費税がかかってきますので、今後、沼津市の条例水道料金消費税分10%かかった分の引き上げとなると、それに伴って下水道も計算されますので、この条例引き上げプラスまた引き上げになるという形の解釈でいいのかどうか、確認をしたいと思います。  それともう一つですが、平成29年度の決算を見ますと下水道使用料が2億5,500万円余ということで、それに対して支出のほうで公債費が約5億円となっております。下水道会計では使用料の約2倍ぐらいを公債費として支出しているという状況ですが、この公債費の5億円というのが使用料を上げることによって減ってくるということが見込めるのかどうなのか。  以上の2点をお聞きいたします。 32 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 都市計画課長 太田君。 33 ◯都市計画課長太田雅明君) お答えいたします。水道料金につきましても消費増税適用がございますので沼津市の側で条例改正が見込まれると想定いたしますけれども、その議会上程時期等につきましては把握をしておりません。下水道につきましては、先んじて本議会にかけられておりまして、4月から料金改定沼津市側では下水道は行われるというふうに伺っております。  もう1点、後段の起債考え方でございますけれども、建設事業費補助金起債で半分ずつ充てるという事業の特性上、会計規模に比して起債が多くなるというのはやむを得ないと考えております。使用料で充てる起債との関係でございますが、起債償還利子に当たりますので、基本的には使用料を上げても起債の比率が下がるということはございませんし、特に国の指導で「10年で概成ということで未普及解消を図りなさい」ということですので、むしろ高比率の起債負担が今後もかかっていくというような現状で捉えております。  以上でございます。 34 ◯議長石垣雅雄君) 暫時休憩いたします。                                 午前09時12分休憩                                 ────────                                 午前09時13分再開 35 ◯議長石垣雅雄君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  もう一度答弁をお願いします。 都市計画課長 太田君。 36 ◯都市計画課長太田雅明君) 貴重なお時間を頂戴して申し訳ありませんでした。  端的に、お答えが足らなかったということで、使用料を値上げしたからといって起債が減るのかということについては、そういった相関関係はございません。  以上でございます。 37 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第60号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。  ここで、あらかじめお願いを申し上げます。  平成30年度の各補正予算の審議については、議事促進のため、なるべく所管の委員会において質疑をされますよう、所属する委員におかれましては御協力を願います。また、質疑及び答弁については該当するページを指定して御発言を願います。       ──────────────────────────── 40 ◯議長石垣雅雄君) 日程第6 議案第61号 平成30年度清水一般会計補正予算(第3回)についてを議題といたします。  質疑に入ります。  初めに、第2表、繰越明許費、第3表、債務負担行為補正、第4表、地方債補正及び歳入全般についての質疑を許します。  発言を願います。 14番 森野君。 41 ◯14番(森野善広君) それでは、11ページの債務負担行為補正について質問をいたします。  この中で、平成31年度から34年度までの期間で9,500万円の限度額債務負担行為が設定されております。まず、清水小学校調理業務民間委託をするということでありますけれども、これまで「民間委託をしても安くなるものではない」ということが繰り返し言われておりましたが、人件費関係では民間委託によって年額どのぐらいの増加があるのか、答弁を願います。  それから、これも過去何回かお聞きしたことがありますけれども、直営から委託に切りかえる理由、これについてどういうメリットがあるということで切りかえるのか、答弁願います。  3点目は、学校給食食育の一環ということで食育基本法にも明記されているわけでありますけども、委託契約の中でこの食育の問題についてはどのようになっているのか。これから契約するわけでありますので、まだ契約書はできていないということであれば、実際に、現状では4カ所の小・中学校でやっているわけでありますので、多分それに倣って委託契約を行うと思いますので、現状食育がどのように契約されているのか。  以上の3点について、まずお聞きいたします。 42 ◯議長石垣雅雄君) 答弁を求めます。 教育総務課長 大野君。 43 ◯教育総務課長大野明彦君) ただいまの第3表、債務負担行為についてですが、清水小学校給食調理等の業務で3つの御質問をいただきまして、1つずつお答えいたします。  まず、1点目の民間委託によっての金額の差でございますけれども、平成30年度の当初予算におきましては、清水小学校給食調理員関係予算ですと約1,700万円となっております。今回、債務負担行為9,500万円となっておりますけれども、これは平成34年の7月までを予定しております。40カ月ございますので、それを1年分で換算いたしますと2,850万円と見込まれております。ですので、単純に比較をいたしますと1,150万円ほど増加となっておりますけれども、現在、直営でやっているのは正規の職員及び臨時職員の5人でやっております。また、委託のほうですと、とりあえず9人を予定しておりますので、そちらの人数増加による増加分も含んでございます。  2点目の委託をやることのメリットでございますけれども、以前も「なぜ委託するか」という形で御質問をいただきまして答弁してございますように、「安定した給食を提供するため」というものをまず第1点で考えてございます。給食を安定的に提供するためには必要となる調理員を安定的に配置させなきゃならないという中で、直営でやっておりますと、体調不良で調理に従事できない場合であるとか、突然退職された場合に残りの限られた調理員、場合によっては栄養士も加わってやらなければならない、また欠員が出た場合、そちらを補充するという形の事務も発生してございますので、そういったものを回避するために、安定した給食を提供するために委託するものでございます。  3点目の食育関係でございますけれども、学校における食育学校教育全体を通して行うこととなっておりまして、その中でも、やはり給食はそのウエートが高くなっていく等もございます。ただ、学校での食育ですけれども、栄養士栄養教諭を中心として行っております。そういった関係で、調理等委託の中そのものにつきましては特に食育については仕様としては含んでございません。  以上でございます。 44 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 14番 森野君。 45 ◯14番(森野善広君) 今年度よりも1,150万円も増えるということです。このことについては、また後で集中的にやりたいと思います。  委託にする理由ですけれども、「安定した給食を提供するため」ということで、課長のほうで、安定した給食を提供することの不安な要素を、病気とか、いろいろと述べられましたが、まず、安定した供給がこれまで直営の中でできなかったということはあったのかどうか、私の記憶では、そういう報告は議会にありませんでしたので、私が議員の間の23年間一度もなかったと思うんですが、それを確認したいと思います。  「安定した給食を供給するため」ということでありますけれども、民間は大丈夫なんですか、絶対に。公務員で直営であればあり得ないことが、民間の場合はありますよね、倒産です。ことしでも昨年でも、愛知県や京都府等で倒産した事例が上がっています。確率は少ないかもわかりませんが、民間にすれば安定した供給ができるというのは、これは間違いですよ。万が一でもそういうことが起これば、京都府や愛知県でも非常に大変な事態になっているんです。民間委託にするということはそういうリスクをはらんでいるということだと思いますので、この「安定した給食を供給するために」という理由理由にならないんじゃないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。  それと、今、「委託契約の中は調理契約だけ」と。一般的にそういう理解になると思いますが、「食育については特に盛り込まれていない」という答弁でありました。9月議会でも同僚議員から、学校給食食育の一環で感謝することが大切なんだというふうな話もありましたけども、やはりつくってくれている人がどういうふうに食育関係するか、これは非常に重要な問題だと思うんですよ。感謝する対象は、材料をつくってくれている人、さらにその食事をつくってくれている人も入るわけですよね。
     調理員と子供のいろんな人間的な触れ合いというのは非常に大切だということも言われているわけです。センター方式よりも直営のほうがいいという意見が、費用はかかるけどもそういうことも言われているわけです。だから、調理員食育にかかわれないということでは、やはり給食が持つ食育の意義が、学校全体でやるということは調理員も入るということだと私は思いますけれども、これでは委託にした場合に不十分になる可能性があるんじゃないですか。  さらに、今給食民間委託は偽装請負の問題がいろいろ取り沙汰されております。要するに調理業務委託しているわけでありますから、例えば栄養士がもし何かのいろんな指示を出す場合、直接指示ができないんですね、偽装請負になりますから。会社を通してから上司からやらないといけない。栄養士調理員の上司ではありませんから細かな指示ができないという問題があります。しかし、実際はそんなことを言ってはおられませんのでいろんな指示を出すわけです。だから、調理員栄養士が一体となっていろんな食の基本である給食をつくり子供たちに提供するというふうな点では、民間委託の場合は大きな支障が出る可能性があるのではないかというふうに思います。だから、その委託契約の中に食育の問題が盛り込まれていない問題、偽装請負の問題も含めて、そういう指示や食育調理としての役割を果たせないということが民間委託になればあるのではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 46 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 教育総務課長 大野君。 47 ◯教育総務課長大野明彦君) まず、1点目の不安定な要素が含まれている中で今までできなかったことはないかということですけれども、今のところ調理員さんの積極的な対応によりまして給食が提供できなかったという事案はございませんけれども、人数的には少ない中で調理をされておりますので、かなり厳しい現状があったかと思われます。  2点目の、「絶対大丈夫か」という形で、今、委託の場合には倒産とかがあるということでございましたけれども、聞いた話ですと、直営でやっていたところですと人が確保できないという形で、逆に給食の提供ができなかったということも耳にしております。そういった中で、「どちらが絶対によいのか」という判断は断定的には難しいんですけれども、ただ、全般的に見て、総合的に見て、委託のほうで安定的にやっていきたいという判断をしたものでございます。  3点目の食育全般でございますけれども、委託をした場合の調理員さんとの触れ合いに関してのお話がございました。既に委託をしている学校ですが、「学校だより」の中で、委託業者の調理員さんですけれども、限られた人数の調理員がその学校全員のために給食を時間までに間に合うようにつくっていることだけじゃなくておいしく食べられるように工夫を凝らしてつくっているということ、それをまた毎日行っていることに対して、子供たちが感謝をして感謝のメッセージを調理員さんに渡したという形も「学校だより」にも載っておりましたので、そういった中で、民間委託をしたからといって議員がおっしゃるようなことの心配は保護者の方は感じていないんじゃないかと考えてございます。  以上でございます。 48 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 14番 森野君。 49 ◯14番(森野善広君) まず、この間、清水町では直営でも不安定な問題があったということはないということでありますけども、現場の調理員が非常に大変であったというのは私もこれまでも紹介しましたよ、自分の親戚の葬式にも行けなかった、休めなかったというふうなことも含めて。だけど、そういう体制の中で一生懸命頑張っている調理師やそれを助ける栄養士、それも教育の一環じゃないんですか。私は、何も頭数だけそろえて楽にすればいいということだけが教育の一環じゃないと思います。大変なのは問題だと思いますよ。その問題の解決の方法は人を入れればいいんです。  だから、安定した供給は、今までに支障があったならば、それを改善するために民間委託にするというのはわかりますけれども、そういうことは清水町ではなかったわけですから、その裏にはらんでいる問題はあると思いますよ、その問題を解決するにはほかにもいろいろ方法はあるわけです、人員を増やせばいいとか、いろんな形で効率を上げるとかありますから、そういうことで対応できるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。  それと、千葉県で職員組合の方が外部委託調理師さんの平均勤続年数を調べたら3年という結果が出たそうです。確かに、私も子ども会をやっていたときに、卒業式のときに花束を贈るということで担任の先生と調理師さんに贈りました。そういう点では、調理師さんに対しては特別な気持ちを抱くわけです。それは民間委託になっても同じだとは思いますけれども、教育を人と人との触れ合いとして考えた場合に、かわっていくのがいいのか、それとも同じ調理師さんが子供が1年生から入って6年までずっとそういう人間的な触れ合い、廊下ですれ違う、そういうことというのは直営にはかなわないんじゃないですか。そういう意味で、教育を頭数だけそろえればいいというふうに考えているんだったら私はこの民間委託は間違いだと思いますけれども、いかがでしょうか。 50 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 教育総務課長 大野君。 51 ◯教育総務課長大野明彦君) 今まで給食調理のほうを民間委託に進めてきたというものの最大の理由は、何回も御答弁させていただいておりますけれども、安全で安心した給食を安定的に提供するためというものでございます。  その中で、人を増やすという形の御提案が今ございましたけれども、直営でやっている場合ですと、休暇をとった場合、退職をされた場合、そういった問題を回避するために、安定した給食を提供するために委託をするということで御理解のほうをいただきたいと思います。  以上でございます。 52 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで繰越明許費債務負担行為補正地方債補正及び歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出全般についての質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで歳出全般についての質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般についての質疑を許します。  発言願います。14番 森野君。 55 ◯14番(森野善広君) それでは、先ほどの1,150万円増える問題について質問したいと思います。  平成22年度から南中学校を皮切りに民間委託が始まったわけでありますけれども、平成21年度と、ことし、30年度の学校給食費の項の金額を調べてみました。平成21年度は人件費関係で7,234万1,000円になっています。今年度、30年度の予算では人件費関係委託料を合計すると1億1,363万8,000円、57%増です。額で約4,000万円強の増加になっています。それに来年度の1,150万円を足すと、5,100万円以上のお金が直営のときよりも民間委託にしたほうが増えているんです。  先ほど私がずっと説明しましたけど、これまで特に問題はなかった、職員の頑張りで何とか乗り切ってきたと、そういう安定供給にたびたび問題があったのはともかくとして、今までなかったやつをここで5,100万円も増やす結果でそれを解決するというのはね、ほかにも方法があるんじゃないですか。各学校に2人ずつ10人配置したって3分の1ぐらいの金で職員を配置できるんじゃないですか。  だから、本当に民間委託が一番いい方法なのかと。5,100万円もあればもっとほかにいろいろ使えるじゃないですか。約60%の増加ですよ、人件費だけで。こんなことをやっていいんですか、本当に。見解を求めます。 56 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 教育総務課長 大野君。 57 ◯教育総務課長大野明彦君) 先ほどから御答弁してございますけれども、民間委託、こちらにつきましては安定した給食の提供というものでございます。今までにあったかなかったかということですけれども、かなり限られてやっている中で、それらを安定的にやるために委託をすることという形で御理解のほうをいただきたいと思います。  今回、清水小学校で比較しますと1,150万円ほど上がるという形で先ほど御答弁いたしましたけれども、こちらについては人数のほうも増えていくというものでございます。そちらの人数のほうが増えている分を加味いたしまして、先ほど直営でやっている分ですと約1,700万円という形で御答弁させていただきましたが、こちらの正規、臨時でちょっとそちらの中の単価の差はございますけれども、今5人でやっているものを9人にしますと、単純計算しますと約3,060万円ぐらい、委託のほうですと、1人当たりが、1年間で見ますと。  ちょっと暫時休憩をお願いします。 58 ◯議長石垣雅雄君) 暫時休憩します。                                 午前09時35分休憩                                 ────────                                 午前09時37分再開 59 ◯議長石垣雅雄君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  教育総務課長 大野君。 60 ◯教育総務課長大野明彦君) 貴重なお時間をいただき申し訳ございませんでした。ありがとうございました。  先ほど委託をすることによっての給食への支障という形ですけれども、調理員が急に休んだ場合、栄養士がそのときは現場に入らなきゃならないという形になりますと、逆に今度は栄養士が、その食育等、そういった時間を確保することができなくなってしまうといったさまざまな問題が発生してございます。  また、金額の関係ですけれども、その人数を全て正規職員のほうでやってしまいますと……。  以上です。 61 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。 14番 森野君。 62 ◯14番(森野善広君) 最後にしますけども、平成21年度の小学校の児童数は3,117名です。平成29年度は「施策の成果」で見ると2,702名なんですね。1割以上減っているんです。減っているのにこの人件費、これだけ増えているんですよ。全くおかしいじゃないですか。決定的に民間委託のほうが有利だと、安定供給が、今まで再三問題があったけれども、それが改善できるというのならともかく、今まで職員の頑張りでカバーしてきて問題にならなかったと。その問題の解決の方法でもいろいろあるわけですよ、民間委託じゃなくても。調理員を増やせばいいわけですから、それだって5,000万円も6,000万円もかからないんだから。人数が減っているのに6,000万円も金をつぎ込んでやるようなことでしょうか。  最後に、私は教育長に聞きます。食育を教育の一環としてそういうふうに考えた場合に、児童数が減っている中で、率にすれば70%以上増加ですよ、調理人件費関係が。安定供給の場合も、今、課長が病気で休んだ場合を言ったけども、万が一そういう問題が出た場合のケースと会社が倒産した場合の安定供給が壊れた場合のケースとでは被害の大きさが全然違うじゃないですか。もう何カ月もとまっちゃうんだから。  そういうことを考えた場合に、口実として安定供給は解決できるというふうなことにはならないわけですよ。そういうことに対して、率でいけば、平成21年度と比べて7割以上増える、児童が減っているのに増える、額で5,100万円以上が、毎年毎年ですよ、新たな出費になっていると。こういう金の使い方ではなく、教育に使うのであればもっとほかに使うことがたくさんあるんじゃないですか。雨漏りだってようやく直りましたけども、今までは「金がないからできない」と言っていたんですよ。お金は4,000万円も5,000万円もあるわけですよ、毎年毎年。そういうお金の使い方、民間委託をするというお金の使い方に対して教育長の所見をお聞きします。  以上です。 63 ◯議長石垣雅雄君) 答弁求めます。 教育長 山下君。              (教育長 山下和之君登壇) 64 ◯教育長(山下和之君) 森野議員の御質問お答えします。  先ほど課長が答弁しましたことについて少し補足をさせていただきますが、議会や町のほうに学校給食で大きな事故の報告は確かにありませんでしたが、調理員が休んだりした場合、栄養士が入ったり、隣の学校から調理員をかりてきて調理をしたりということが実際に学校現場では行われておりました。そういう中で子供たちのために給食をつくっているわけですけども、人数が減ろうが、つくる業務は一緒でありますので、業務量はそんなに変わらないということでございます。繰り返しますが、安心・安全、継続的な、安定的な給食を提供するための民間委託だというふうに考えております。先進市町の事例を見ても、かなりそういう点では成果を上げているというふうに私は承知をしております。  それから、倒産のリスクということがありましたけども、そういうものがない業者を選定し事前に委託をお願いしているわけでございますので、確かに御指摘のように、リスクというのは常に考えなければいけませんが、現時点の委託内容や業務についてはその心配はないというふうに私は理解しております。  以上であります。 65 ◯議長石垣雅雄君) 答弁終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第61号は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 68 ◯議長石垣雅雄君) 日程第7 議案第62号 平成30年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般についての質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第62号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 71 ◯議長石垣雅雄君) 日程第8 議案第63号 平成30年度清水町介護保険事業特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般についての質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第63号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 74 ◯議長石垣雅雄君) 日程第9 議案第64号 平成30年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般についての質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第64号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 77 ◯議長石垣雅雄君) 日程第10 議案第65号 平成30年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般についての質疑を許します。  発言を願います。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第65号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 80 ◯議長石垣雅雄君) 日程第11 議案第66号 平成30年度清水町図書館・保健センター複合施設整備工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  質疑に入ります。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長石垣雅雄君) なければ、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯議長石垣雅雄君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第66号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  御苦労さまでございました。                                 午前09時48分散会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成30年12月3日                清水町議会議長     石 垣 雅 雄                ────────────────────────                署名議員(8番)    佐 野 俊 光                ────────────────────────                署名議員(9番)    原   喜久雄                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...